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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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1月29日のマレーシア記事

【ペナンSentral プロジェクトは発足しても工事が4年以上進んでいない】
ペナン州本土側の公共交通総合ターミナルとなる、Penang Sentral プロジェクトにおいて、政府は新たに入札を行うべきだと消費者団体が主張しています。
Penang Sentral プロジェクトは、2007年に当時のアブドラ首相が出席してくわ入れ式を行ってからすでに4年以上も経ったのだから、新しい入札をすべきだと、ペナン州消費者保護協会の議長は主張する。「指名された建設業者がこのメガプロジェクトの工事を進められないのであれば、政府は公開入札で再度入札を行うべきです。」 

「クアラルンプールのKL Sentral に似たこのプロジェクトを政府は発表した、これは半島部北部の総合的な交通拡散システムとして機能することになるはずです。悲しいことに、総工費RM 27億となるプロジェクトでの実際の工事は未だに始まっていない、例外はRM 1千万をかけて作った暫定バスターミナルと屋台センターだけだ。」  「暫定バスターミナルは時々混乱する、付近の狭いJalan Pantai (通り)は日々渋滞している。 暫定バスターミナルには建設業者はバス利用者を送迎するためにきちんとした屋根付き車線を設けるべきだ。」

政府与党連合の地元組織幹部は言う、「このプロジェクトはペナン州本土側スブランプライ の経済発展を促進させる上で大きな促進として欠かせない。本土側スブランプライでの運行を12月までに増やすことを Rapid Penang は約束した、しかし暫定バスターミナルには十分な余地がないことから、渋滞を悪化させかねないので、これは不可能かも知れない。」
「プロジェクトの建設業者は、身障者を含む利用者の安全に十分なる注意を払うこと、バスターミナルでは利用者に必要な施設を提供する、必要がある」

ペナン州公共土木・運輸委員会の議長は説明する、「指名された建設業者は未だプロジェクトの計画許可申請をスブランプライ自治体に提出していない。」 「自治体がプロジェクトの計画許可と建築プランを急がせることおいて、我が委員会は手助けします。」

2011年11月に半島部北部回廊実施官庁の最高責任者が述べたところでは、このRM 31億の総開発プロジェクトは、3段階に分けて実施され、完成は2020年になるとのことです。
「Penang Sentral 総合ターミナルは1日に18万人の利用者を取り扱えるようになる。」

このプロジェクトのデベロッパーはMalaysian Resources Corporation Berhad (MRCB) であり、Pelaburan Hartanah Bumiputera Berhad と協力して広さ12.8ヘクタールの土地に建設します。両社はPenang Sentral Sdn Bhd と呼ぶ合弁会社を設立しました。この会社が交通ターミナルの開発を実際に行うことになっています。Penang Sentral 総合ターミナルの開発、設計、建設、完成、メンテナンスなどを実施、運営していくための会社として、MRCB Selborn Corporation Sdn Bhd が指名されました。

(Intraasia 注: MRCB はよく知られ且つ経験豊富であろうマレーシアの大企業グループです。このグループ会社が実施責任を与えられながら、なぜこんなにもプロジェクト開始が遅れているのでしょうか。4年はいかにも長すぎる。マレーシアで建設プロジェクトの遅れや放棄は珍しくありませんが、入札過程に問題があったのか、入札自体がきちんとなされなかったのでしょうね。暫定バスターミナルは、イントラアジアが昨年後半バタワースを訪れた際に取材して、ホームページで詳しく載せています。確かに十分広く快適とはいえないが、それまで使われていた旧青空バス発着場と橋の下にあった切符売り場よりかなり向上したなと思いました。
ところでバスを利用する際にバスターミナル横まで自家用車やバイクで乗り付けること自体を規制すべきなのです。マレーシア人は少しでも歩くことを省こうとするから、こういう行動になる。議論の出発点自体がおかしいのだ)

【バトゥ洞窟でのタイプサム祝祭に合わせて商売する出店用の区画に関して】
(今年のタイプサム祝祭は2月7日です。非常に多くのヒンズー教徒がその日をピークとして2月初旬にバトゥ洞窟ヒンズー寺院とその付属施設を訪れます)
バトゥ洞窟ヒンズー寺院敷地の外側一帯で、タイプサム期間中、たくさんの出店が商売をします。バトゥ洞窟ヒンズー寺院がある、スランゴール州Selayang自治体は、出店の出店許可料を25%値上げすることにします。今年はテント形式の出店でも同じです。値上げの理由は、場所のメンテナンスと掃除費用に多くの費用がかかるので、これを少しでも軽減するためだとのことです。

1出店区画あたりの新しい出店(でみせ)許可料は、理髪出店(でみせ)の場合がRM 250、 飲食などの商売出店(でみせ)がRM 200になります。Selayang自治体は今年のタイプサム祝祭のために、650の出店区画を設定しました、その場所はJalan Kenneison Brothers 通りから Jalan Batu Caves 通り、つまりミドルリング第2環状線の降り口前までになります 。

この臨時出店許可のための申請書が 1月31日朝9時半から、当局のコミュニティーホールで販売されます。そして区画の登録と投票が同日行われます。申請には身分証明書のコピーが必要です。
この臨時許可証によって、出店商売人は2月5日から8日まで指定地区で商売ができることになる。 バトゥ洞窟に至る道路は期間中自動車通行止めです。
飲食などの商売用出店区画は、1人の商売人に付き2つまでと制限されます、これは転売を防ぐためです。去年は許可証の申請に何千人もの申請者が集まって混乱したとのことです。

今年のタイプサムには信者と観光客からなる訪問者 150万人が期待されています。

(Intraasia 注: ハリラヤ時、デーパーバリ時と同様にタイプサム時も、この種の出店の許可証の数とその選出法、及び料金が問題になります。とにかく出店を出したい商売人及び臨時商売人が許可証の数をはるかに上回るからです。4日間でかなりの儲けになるのでしょう、競争率はかなり高いのです、さらに規則違反の許可証転売も問題になります)




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テーマ : マレーシア - ジャンル : 海外情報

1月28日のマレーシア記事

【クアラルンプールのKLCCとブキットビンタン街を結ぶエアコン付き空中歩道が公式オープン】
クアラルンプール中心部にある (KL随一の観光と商業の2大中心地)であるKLCC地区とブキットビンタン街地区を結ぶ、空中歩道が完成したので、ナジブ首相が出席して公式オープン式及び渡り式を行いました。

全長562メートル、幅5メートル、全空調付きのこの空中歩道を歩けば、市民は簡単且つ快適に2つの地区間を移動できます。空中歩道は忙しい通りである Jalan Pinang, Jalan Perak 、Jalan Raja Chlan の上空に建設されており、両方の出入り口及び主だった地点には階段とエスカレーターが設置されています。

KLCC地区とブキットビンタン街地区を結ぶ歩道整備は 1173メートルあり、建設は段階に分けて行っています、KL展示会議場から ImpianaKLCCホテル、そしてPavillion とブキットビンタン通りまでとなる。空中歩道はその主たる区間です。 
KLCC展示会議場の地階からSuria ショッピングセンターを結んでいるトンネル部分につながる地下歩道がもう1つの部分です。このことで、Raja Chulan モノレール駅から KLCC のLRT 駅まで、空調付き歩道を歩くことがきるようになりました。

これらの歩道類の建設プロジェクトには(国策石油企業)Pegtronas が RM 1億を拠出しました、これは社会貢献の一環とのことです。このプロジェクトはPetronas子会社が、クアラルンプール市庁と協力して行いました。

(Intraasia 注:建設プロジェクトが完成してしばらくしてから大物政治家を読んで公式オープン式を行う、それをマスコミが写真付きで報じるのがマレーシアの常態です。さてこの空調付き空中歩道に対して、イントラアジアは以前皮肉りました。だって地方や東海岸の都市部など浸水被害に見舞われることの多い地からみたら、贅の限りを尽くした歩道ですからね。たかが1.7kmほどの歩道整備と空中歩道建設にこれほど金をかけるのですから。もちろん観光客やこの地で働くオフィス人は喜ぶことでしょう、イントラアジアも使います。しかしそれにしても贅沢すぎる歩道ですな。 みんなのマレーシア写真アルバム www.zorg.com/group/malaysia-album に建設中の写真を載せてあります)

【アンワル元副首相が外国有名紙のインタビューでイスラエルについて語る】

野党陣営の指導者であるアンワル元副首相は、Wall Street Journal アジア版編集者のインタービューに答えて、彼はイスラエルの安全を守る全ての努力を支持するとは言ったが、(もし野党連合が政権を取れば)彼はイスラエルと外交関係を開くだろうとまでは言わないところで止めた。
同紙は書く、「マレーシアは 常にイスラエルと外交関係を樹立することを一貫して避けてきた、ただ両国の民間会社の間で限定的な商業関係だけがあります。」

アンワル元副首相はマレーシアの男色行為に関する法律は時代遅れであるので、改正することもありえると語る、「人々をその性的指向に基いて攻撃したり、逮捕するのは私の仕事ではない。」 「最近マレーシアのマスコミが報じている、私(アンワルのこと)がゲイ同士の結婚を支持しているというのは間違いです、私は男と女の結婚の高潔を信じている。」

(Intraasia 注:国教をイスラム教とするマレーシアですから、反イスラエルアラブ諸国支持は国策です。ただエジプトがイスラエルと国交を結んだ例があるように、将来例外的に国交がありえることは可能性としてあるでしょう、現実としてはまず難しいが)

1月27日のマレーシア記事

【税関当局の徴収額が史上最高を記録した】
税関当局が2011年に徴収した税金の総額は RM 304億でした、これは税関史上で最高の税徴収額です。
税関長官によれば、これまでの最高徴収額は2008年のRM 286億でした。「我々はこれを誇りに思う。政府のためにもっと税収入を目指し、政府が引き続き国家建設を進められるようにしたい。」 

税関長官によれば、(税種別で)税徴収に寄与した額の多かったトップ5は、国内物品税 RM 84億、 国内売上税 RM 50億、サービス税 RM 49億、 輸入売上税 RM 35億、 輸入物品税 RM 31億。

品目別で徴収額の多かったトップ5は、 自動車 RM 106億、 タバコ RM 34億、原油 RM 20億、酒類 RM 16億、通信機器 RM 12億。
「2011年に税関当局の取り締まり部門が差し押さえた、密輸品と禁制品の総額はRM 5億2千万でした、これは納税しなければならない額 RM 4億7千万を逃がさなかったことになる。」

(Intraasia 注:差押え額はあまり多いとは言えませんね。国内で販売されるタバコの4本に1本、だったかな?は密輸品または偽ブランド品と言われ、ビールも数割が密輸されていると推定されていることなど、密輸額が相当あると考えるのが妥当だからです。とはいえ、隣国と陸続きであり且つ近海から小さなボートでも容易に越境できる地理、民族的につながりのある人たちが国境を挟んで住んでいること、汚職、こうした要因から取締りの難しさも考慮しなければなりません)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 386.0 入手します。
US$100 を銀行で両替すると RM 298.2 入手します。

(Intraasia 注:円がこの何ヶ月間ずっと 4.0前後にあったので、不思議なもので 3.86だと少し円が下がった気分になります。でもそれ以前はこれぐらいか3.7ぐらいが普通だったのです。米ドルに対してリンギットは強含み傾向が変わらず続いているので、3.0 を割っていますね)

1月26日のマレーシア記事

【航空当局のイポー高層建築禁止に見直しを要求するペラ州政府】
ペラ州州政府は、民間航空庁がイポー市における高層建築物の建築を禁止していることに対して、それを見直すようにと申しいれています、禁止が発展を妨げていると州首相は語る。

「1950年代以来施行されている庁の規制は、イポーを現代的な都市に発展させるという政府の努力の障害になっている。州政府は民間航空庁がこの禁止を見直すように強く望みます。そうすればイポーを、高層ビルのような誰もが認める目だった建物を持った都市にできるのです。空港に近くに高層建築物を建ててはならないことはわかります。でもこの規則をイポー周辺の市街地に適用すべきではない。」

州首相は民間航空庁が州政府とこの件を話し合うことを期待するとしています。「Sultan Azlan Shah空港は航空交通がある地域だけに適用すべきであり、イポー市全体に適用すべきではない。こういう見直しはできるのです、今では新しい技術もあることだし。  イポー市に高層建築物は建てられないと結論付けるのは受け入れ難い。」

(Intraasia 注:イポーはクアラルンプールから中途半端な距離にあるため、空港があっても航空便が頻繁に飛来するようなことにはならない。マレーシア航空もAirAsia もクアラルンプール −イポー便を飛ばしたが長続きしなかった。イポー空港は確か現在でもスマトラ島への便があるが、マレーシア国内へ飛ぶ便はもはやないはずだ。自動車やバスでクアラルンプール空港まで行けば豊富な便の種類と数があるから、わざわざイポー経由にしない。  確かにイポーには高層建築がないですね。マラッカとペナン島に比べて観光都市として魅惑度に欠けるために外国人観光客が訪れることは少ない。それでもペラ州は空港を維持している。)

【民家に侵入して猫を飲み込んだ後、穴から出られなくなったニシキヘビ】

ヌグリスンビラン州の Rasah 町で猫を飲み込んだニシキヘビが穴から抜け出せなくなりました。民家に侵入したこの蛇は重さ30kgもあり、その家の主人は猫が蛇に飲み込まれる状況を見て驚きました。

通報で民間防衛庁のチームが駆けつけると、蛇は家周囲の穴に挟まっていました、チームは3時間ほどかけてその蛇を穴から救い出しました。チームの長は語る、「この蛇は大変大きく、大人も殺しかねない」
ニシキヘビはその後、州の野生動物と公園庁に手渡されました

(Intraasia 注:巨大な蛇が民家や農家などに侵入する事件はたびたび報道されます。そういう時、消防署を呼んで署員が取り押さえて野生動物と公園庁、または動物園に渡すことが多いようですが、このように民間防衛庁もその任務jにあたるようですね。保護動物である蛇を殺すことはまずないはずです。)




1月25日のマレーシア記事

【米軍収容所に収容されている2人の送還をマレーシア政府が米国に要求した】
ガンタナモ湾にある米軍の収容所に、2人のマレーシア国民が2006年以来拘束されており、この2人はまもなく米国において軍事法廷で起訴されるだろうとみられます。これはマレーシア警察筋から得た情報です。同情報によれば、マレーシア政府が、2人をマレーシアで収容するべく送還を求める要求を、米国に出したとのことです、しかしまだ決定はなされていません。ガンタナモ湾にある米軍の収容所は2002年に開所し、10年後の現在でも170人ほどが拘束されています。

この2人のマレー人は、2003年タイで、(テロ容疑者としてよく知られていた)Hambali といしょにタイ当局に逮捕されました。米国はこの3人をアルカーイダ組織の上部構成員だとみなしています。1人はKajang 出身の36歳、もう1人はMuar 出身の35歳です。米国は逮捕した彼らを2006年にガンタナモ湾にある米軍の収容所に移送しました。
この1人は、マレーシア政府が禁止し取り締まったムスリムグループKumpulan Militan Malaysiaの構成員であり、彼が親しかった仲間は現在インドネシアで懲役を受けているとのことです。当時(東南アジアで知られた)Jemaah Islamiyah 組織の幹部が開いていたプチョン地区にある集まりに、この彼は地元カレッジを卒業後参加していたとのこと。


Hambali の斡旋でこの2人は2001年パキスタンでアルカーイダの幹部に会いました。その後2人はアフガニスタンでオサマビンラーデンにも会ったとのことです。
その後Hambali ら3人は隠れるためにタイへ移動しました、そして情報をつかんだタイ当局に逮捕されたとのことです。

マレーシア警察は言う、「アルカーイダ組織のメンバーであったマレーシア人で、マレーシアの国内治安法で逮捕された者の多くは更生してその後釈放された。しかし不幸にも警察の手を逃れた者の中には、インドネシアで警察に射殺された者も出た。」

(Intraasia 注:はるか昔から治安当局は一部の”逸脱した”マレー人・ムスリムグループの動向を絶えず監視していますので、これまで数多くのマレー人・ムスリムグループが逮捕または拘留または禁止されてきました。”逸脱”とは武装反抗を企てるようなグループだけでなく、マレーシアで公認された教えから外れたという意味もありますから、平和な小グループ、例えばスーフィズムのような、の方がむしろ多いかもしれません。Jemaah Islamiyahやアルカーイダにつながるような人物の逮捕追跡は大きなニュースとなって注目を浴びますが、新聞の片隅に小さく載るような目立たないグループの場合が少なくないのです)

【日本の貿易赤字転落を伝える記事】
日本の2011年の貿易収支は30年来で初の赤字を記録しました、これは3月の巨大地震の後遺症で燃料の輸入高が増え、世界景気が成長で鈍り、円高が輸出に影響を与えたからです。巨額の公共負債を国内貯蓄で資金供給する力を損なう恐れがあります。

貿易統計は日本の世界市場における競争力が侵食されているという大きな流れを強調するものです、そして原子力を失っていることのためにますます燃料輸入に依存している。

JPMorgan in Japan. JP Morgan日本の証券調査部の長は語る、「日本は純債権国に終わりを告げた。日本は貯蓄がなくなりつつある」 「この意味は日本はその赤字を補うために世界の貯蓄に頼るようになる、そして円が弱体化するかまたは利率が上がることになる」

(Intraasia 注:マレーシアのマスコミは世界の多くの国と同じで、世界的大通信社の配信記事を載せています、経済ニュースや政治ニュースはとりわけその通信社配信記事の率が90%以上でしょう。この記事はReuters 配信を載せたマレーシアマスコミ記事の一部です。Reuters が正鵠を得ている、得ていない云々ということではなく、マレーシアを含めて世界の大多数ははこういう形でニュースを読んでいるということです。日本の新聞やNHKが報じる内容を目にするわけではないことを承知しておきましょう)

1月24日のマレーシア記事

【ジョーホール州の交通事故最多死者数地区はバトゥパハット】
ジョーホール州の(自治体区分における)バトゥパハット地方は、2011年州内で交通事故死亡率が一番高い地方となりました。同地方の交通事故死者数が192人もあったからです。州の交通安全協会によれば、2010年に比べて死者が15人増えました。協会幹部は言う、「酒を飲んだら乗るな、スピード制限を守りなさい。」

ジョーホール州全体の交通事故死者数は、2011年が1073人、2010年が1075人でした。死者の60%を占めるのがバイク乗りです。
州内を走る道路のうち、13の道路が高リスクであると分類されています。例えば南北縦断ハイウエーがバトゥパハット地方を走る区間(km76−km80)の北上路線側です。

(Intraasia 注:新聞の記事からではこれまで数多く交通事故関連の記事を載せてきました。現在でも3千万人に満たない人口の下、年間6千人弱の交通事故死者数のはずです。 要するに10年前20年前とあまり変わっていないということです。マレーシアは道路インフラを建設することは熱心であり、大変向上しました、しかし交通マナー面は国民に浸透した運動になっていない、従って交通事故と死者数が多いに減ったということになっていません。都会でも地方でも飲酒運転は非常に多い、夜間娯楽地区のパブやディスコ付近に一杯車やバイクが停まっていることを見ただけでも、明らかです)

【性的自由はマレーシアに不適当である】

女性・家族・コミュニティー発展省副大臣を務める華人女性の上院議員は主張する、「マレーシアは異常な性行為のようなことを普通の行為であると認めるといった性的自由を許しません。マレーシアには異なる宗教徒が実践する固有の伝統と文化があるからです。 私たちは、”性的な独立性”フェスティバルに対して下した政府の禁止命令を取り下げるようにと訴える”人権ウオッチ”グループの主張を認めることはできません。」

「他の民族は異なる伝統と文化を持つかもしれないが、マレーシアにはマレーシアのそれがある。」 「”人権ウオッチ”グループは他国に国際法に従うようにと押し付けるべきではない」
「ゲイとレスビアンによる異常性行為はマレーシアでは不適当です。他の国でそういう人たちが行う権利は尊重しますが。」 「我が省は国民が健康的な生活を取り入れるように奨励しています、どんな家族も幸福で繁栄して欲しい。」

(Intraasia 注:これはイスラム教界の指導者やイスラム政党の幹部、マレー人保守層がしょっちゅう口にする、たいへんお馴染みの論理です。この女性副大臣は華人ながら同じような調子で語っているのは、その職責ゆえか、それとも自身の信念なのでしょう。もっとも華人が4分の3を占めるシンガポールでも、確か数年ぐらい前までは国がオーラルセックスをやってはいけないことに定めていましたよね。 
いずれにしろ、上記の論理を説く人たちは、性行為の基準や同性愛者への捉え方は時代と男女のあり方、及び民衆の性への捉え方によってかなり変わるし、変わってきたという歴史的且つ普遍的事実を認めないので、しょせん水掛け論になります。 まあ、マレーシアで同性愛者のみならずヘテロ及びバイセクシャルな人たちの性的自由化が公的に、宗教的に認められる可能性はないです。マレーシアと対比すればそういうことにかなり寛容といえるのはタイとなるでしょう。しかしタイの寛容さは男性観点・立場を基準にしたものであることも強調しておきます)

1月22日のマレーシア記事

【2011年の自動車販売総台数】
マレーシア自動車協会は、2011年の国内自動車販売総台数を発表しました。2011年は 60万123台でした。

(Intraasia 注:東南アジア国でインドネシアとタイの方が販売台数は多いですが、国民人口がそれぞれ2億,7千万人に満たない人口を考えれば、人口3千万人弱のマレーシアが実質的にはこの両国よりずっと自動車の売れ行きは良いことになります)

【英雄ハントゥアは実在か、物語上の人物か】
マレーシア人に Hang Tuaのことを尋ねれば、恐らく誰もが実存の英雄だと考えていることでしょう。Hang Tua はマラッカスルタン王国の歴史、とりわけマレーシア通史の分離不可分な一面です。

一方、 Hang Tuahの民族性と出自に関しては常に疑問が呈されてきたようです、彼はスルタン王に対して忠誠であり勇気を持った真の英雄だとの、一般的捉え方もあるようです。
歴史学の名誉教授Khoo Kay Khimが先週厄介な問題を引き起こしました、それは、Hang Li Po皇女, Hang Tuah 、 Hang Jebat についての歴史の書記記録はない、彼らのことを書いた歴史本は単なる神話だと表明したからです。

突然このことは、主要メディアとウエブの社会ネットワーク上の両方で熱い話題になりました。多くのマレーシア人が論議を始めました。
Hang Tuah,とその4人の仲間 Hang Jebat, Hang Lekiu, Hang Kasturi 、 Hang Lekir は15世紀のマラッカスルタン王国に仕えたと言われています。また、Hang Li Po皇女は中国から来た女性でスルタンの第5妻であったと。
Hang Tuahはまた、(いわばマレーシアの記紀ともいえる神話歴史書である)Sejarah Melayu と Hikayat Hang Tuah 書で言及されています。

以前の学校の教科書には、Hang Tuahとその仲間は卓越した扱いを与えられていた、しかし現在の中学校1年の教科書では、彼は提督( Laksamana)で勇敢な戦士としてだけ記述されています。Hang Li Po皇女の名及び他の4人仲間戦士の名は載っていません。

Hang Tuahの信憑性をマレーシア人が疑うのは痛ましいことだと、嘆くツイッター利用者のあるマレー人は書く。
マラッカイスラムカレッジ大学の副学長は、名誉教授Khoo Kay Khimの論に反発しています、Hang TuahはSejarah Melayuのなかでたくさん言及されているのだ、と。

Hang Tuahは有名なマレー映画の中でも主演となっています、例えば 1957年 P. Ramleeの主演映画、 2004 年の映画 Puteri Gunung LedangではM. Nasirが演じました。
Khoo教授が実際に語っているのは、「Hang Tuahへの見方は大衆の受け取り方に影響を受けており、事実に基いたことではない」 ということです。

別の歴史家 Ranjit 博士は言う、「 Sejarah Melayuには神話もあるが、有益な歴史資料であると見なされている」 しかし「Hang Li Po皇女の存在は疑う。」
Sejarah Melayu には20種以上もの異本があるとのことです。

有識者の1人は言う、「Hang Tuahがやったことは長い間マレー民話の一部になってきた。最近になって学者らがそれに疑いを突きつけるようになった。」

(イントラアジア注:多くの国で歴史教科書の内容は、為政者・支配者の意向を多かれ少なかれ反映したものになりがちなことは、日本の例でもわかります。教科書内容の決定過程がオープンにされていないマレーシアですから、この種の人物や出来事に対する扱いに学問的疑問が突きつけられても不思議ではありません。要はそういう論議を許すかであり、禁止する方向に行くと良くない。 義経伝説と同じで、映画やドラマでもてはやされれば、事実とは無関係に民衆の想像に浮かぶことになる。 マレー英雄も同じことでしょう。
Hang Tua はもちろんHang Jebat, Hang Lekiu, Hang Kasturi 、 Hang Lekirらの名前も各地で道路名に付けられています。 事実云々でなく、マレー民話神話として彼らを扱いたいという為政者の意図がよくわかります。 )

【ナジブ首相のマレーシア自賛】

ナジブ首相はマレーシアを自賛する、「マレーシアは生活水準と生活に必要な快適さの面で国として最良のパッケージを提供しています。ある面では他国の方が良いということはあるでしょうが、全体としてなら、マレーシアの方が利点がある。一括としてみると、マレーシアは金額に見合う価値がある。」

(イントラアジア注:ナジブ首相の自賛ですが、実際マレーシアはいわばお買い得な国だと言えます。シンガポールとタイにはさまれ且つイスラム教という一般印象から、日本人にとって観光面でも注目度でも両国に適いませんが、その実全体としての良さはもっと認識されてしかるべきですな)



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