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11月24日のマレーシア記事

【国産メーカーPerodua社初の多目的用途車発表 】
国産車メーカー Perodua が(待たれていた)多目的用途車の新車発表会を、ムヒディン副首相の出席で行いました。 2年をかけて開発した同社初の国産多目的用途車となる Alza は1500ccエンジンには6種あります。価格はRM 56000から 70000の間です。発表前にすでに3500台の予約が入ったとのことです。目標は月販売4千台です。同社社長は、2010年にはマレーシアでの国内自動車販売の30%を多目的用途車が占めることになるであろうと、予測する。

【リハビリしたオランウータンの活動を監視するため、発振器を埋め込んだ】
サバ州の野生動物庁はオランウータンのリハビリプログラムで画期的なことに成功しました。野生に戻すオランウータンの行動を監視するために、50セントコインサイズの電波発信器を首付近に埋め込むこんだのです。「 この何年かリハビリしたオランウータンをジャングルに戻したが、その後の行動を監視する術がなかった。首輪型の電波発振器ではオランウータンは簡単に外してしまうからです。」 

そこでオーストラリアの大学教授が開発した発振器を Sepilok オランウータンリハビリセンターのオランウータン 3匹に取り付けて試験を行いました。教授らはマレーシアに来る前に、フランスでオランウータンに取り付けて、害あるかどうかを調べたとのことです。「動物レンジャーらは3匹のオランウータンの行動を近密に監視することで、受信機の使用法を学びました」  この電波発振器は磁石を使うことで手術なく、スイッチを入れたり切ったりできるとのことです。

【マラッカ海峡でも起きたインドネシアフェリーの沈没事故】
マラッカ海峡のシンガポールに近い海域でインドネシアのフェリーボートが、Batam 島を出港した後 Karimun 島付近で嵐の中で沈没する海難事故が起きました。これは海難事故が絶えないインドネシアで最近では最悪の事故です。 船は147トンで乗り組員を含めた定員は273人です。現時点で公式被害上は 死者29人、救出された者245人です。 しかし地元警察は 400人以上が乗っていたと推測しています。救出された乗客は訴える、「350人は乗っていた、切符を所持していない少なくとも50人がデッキの上に座っているのを私は見た。単に天候が荒れたということではない。フェリーは安全規則を破っていたので腹立たしい。」 別の乗客も過剰に混んでおり、荷物で一杯であったと証言する。

一方船長は過剰に乗客を乗せて混んでいたわけでなく、突然の嵐のせいですと、反論する、「船は30分も経たずに沈没した。皆がパニックに陥った。」 Karium島に駐在する海軍指揮官は言う、「乗客名簿と死亡したり救助された人数に食い違いがあるため、詰め込みすぎの可能性がある。」 海が荒れているため海軍の救助ダイバーが沈没フェリーに近づくことを拒んでいます。

( Intraasia 注:ジョーホール州にごく近い海域でしょう。州南端のKukup にはこういったインドネシアのスマトラの群島との間を就航しているフェリーがあります。いつもながらインドネシアのフェリーに乗るのはリスクを感じますね。今年訪れたマナドでも屋根の上まで乗客を一杯に乗せたフェリーが港に入ってくるのを見ました。なんとなく危ないのはわかっている、けどいつもそうやって運行しているので、ある地へ行くには乗らざるをえない、というのが現実といえます。)

【ボルネオで国境を挟んで自然なペア活動がある】
(ボルネオ島のインドネシアである西カリマンタン州とマレーシアのサラワク州は国境で隣り合っています)インドネシアに非常に詳しいマレーシア人評論家は書く: サラワク州のクチンと西カリマンタンの州都である大都市 ポンティアナックの間にはダイナミックなペア活動がある。これは両方に益をもたらしている。ジャカルタでよく聞かれる反マレーシア感情はそこではほとんど影響を持たない。 

ポンティアナックから毎日12便ほどのバスがクチンに向けて走行しています。8時間走行の運賃は RP 17万またはRM 65です。この路線は定期路線であり、利用者が多い。 私(このマレー人評論家)が話をしたポンティアナックの中流家庭の誰もが子供をクチンにあるカレッジで学ばせているまたは過去に学ばせたことがあった、これは第2の都市 Singkawan でも同じです。 加えて多くの中流人がクチンの病院で検診を受けに行きます。

(皮肉なことに)ポンティアナックからカリマンタンの他の大都市 Palangkaraya, Banjamasin, Samarinda へはバス路線がないのです。現実にカリマンタンを横断するような陸路便はないのです。とりわけ雨季は不可能です。加えてコレラの都市間に飛行便もないので、すべてがジャカルタ経由です。ジャワ人とマドリーズ人に加えて、華人とダヤック族とマレー人のコミュニティーが昔から商業地域に存在している、人口50万を超えるポンティアナックでは、マレーシアナンバーの自動車とバスを見かけます。それにはクチンのカレッジと病院の広告も載っています。 本ティアナクのスーパーで売られている砂糖の多くはマレーシアから密輸されたものと推測されます。

( Intraasia 注:カリマンタンがスマトラと似ているのは、マレーシアにごく近接していながら、交易や親族関係を持つ人などを除いて、半島部の一般人の興味を引き起こさない地域ですね。旅行地としてもごく興味薄い低位にあります。マレーシアよりも広いカリマンタンは今後の大きな可能性を持っているはずです。しかしマレーシアから飛んでいる飛行機はない)

11月23日のマレーシア記事

【浸水被害の避難者収容所が足りないクランタン州 】
東海岸州では冠水と浸水による被害が悪化しており、新たにトレンガヌ州では1000人以上、クランタン州では600人以上が先週末避難しました。クランタン州では避難民を収容する施設が足らず、(その昔使われていた)マレー鉄道のRantau Panjang駅を暫定的に避難者収容所にして、約100人を収容しました。 クアラトレンガヌでは避難者の数は日曜日の時点で5千人を超えています。 トレンガヌ州で避難者の多いのは、HuluTerengganu郡、Kemaman郡、Setiu郡です。 コタバルとクアラトレンガヌを結ぶ幹線道路は軽車輛は通行止めになっています。 Berang川、Kemaman川、Marang川はいずれも危険水位を越えています。

コタバルでは Sungai Golok 川と Sungi kelantn川はどちらも危険水位を超えたため 、日曜夜には500家族以上が避難しました。 州当局によれば、PasirMas郡が最大の避難者を出しています。 Rantau Panjang地方は1メートルの浸水下にあります、国境の軍隊はボートを使って避難民を避難させました。犠牲者は出ていないとのことです。 マラヤ鉄道の東海岸線は運行を中止しています。

( Intraasia 注:貨物駅としか使われていないはずの Rantau Panjang駅の写真が載っています。カバンやマットを持って避難者は文字通り軒下にまで寝転んでいます。設備の整った避難センターなんてのはありません。毎年繰り返される、雨季の東海岸両州でのできごとですが、住民はあきらめなのか、運命として受け入れているのか、この仕打ちに暴動を起こしたような例を知りません。クアラルンプール中心部の高層ビル郡と豪華なショッピングセンターで楽しむ人々の姿とは対極にあるかのような光景であり、そして比較にならないほどの格差ですね。)

【州議会議員秘書死亡事件に関して、タイの有名な女性法医病理学者も加わって、2回目の検死が行われた】
今年7月スランゴール州の反汚職委員会の入居したビルで、民主行動党所属州議会議員の秘書役を務める若い男性が深夜の尋問を受けた後、翌朝階下で死体となって発見された事件がありました。死体解剖も受けましたましたが、上階から飛び降り自殺したと判断されて、華人墓地に埋葬されました。しかし遺族を含めて各方面から自殺説に疑問が起こされており、調査委員会の検視官が再度の検死を命じました。

そこで墓を掘り起こして病院に運んで再度検死解剖を行いました。病理学者が行いました、さらにスランゴール州政府の委託でタイの有名な女性法医病理学者、
反汚職委員会の委託で英国の有名な法医病理学者、最初の検死を行ったマレーシア人医師が見守りました。 遺族も病院に駆けつけました。 死者側の弁護士は語る、「大切なことは完全に検死することです、疑いがもたれる事は全て対処していくことです。」

【パーティー麻薬の使用者が増えている】
パーティ麻薬と呼ばれるアンフェタミンタイプの合成麻薬及び クタミンの使用者が増えています。この種の麻薬は市場では syab, ice, yaba, WY などと呼ばれています。版麻薬庁がまとめた記録によれば、国内の麻薬使用者中の初心者における麻薬種類を見ると、アンフェタミンタイプの合成麻薬の使用者が少しづつ増加しています:全体に対して 2007年は6679人中 16.7%、 2008年は5939人中 24.2%、2009年9月までで1560人中 25.8%です。 パーティー麻薬の使用者の全員が中毒を示さないので、実際の使用者はもっと多いのです。 

【旧マラヤ共産党と和平締結から20周年が近づく】
1989年12月初め、タイの仲介で南タイのハジャイで、マレーシア政府と(タイ領土内に後退していた)マラヤ共産党との間で和平交渉が締結されました。これによって30年近く政府と闘争を続けていたマラヤ共産党は解党しました。 和平交渉妥結20周年を控えて、マレーシアの新聞がマラヤ共産党の元書記長として党を率いた(マレーシア人の間で悪名高い) 陳平(Chin Peng) にバンコクでインタビューを行いました。

彼は旧マラヤ共産党の行動で殺された被害者と家族に対して、初めて陳謝を表明することばを発しました、「もし党員がその当時意図的に無実の市民を殺したのであれば、私は謝ります。その家族にも謝ります。 しかしながらマレーシア政府との戦争において傍観者と非傍観者を識別できないのです。」 「マレーシアの大衆が過去に関して私を許すとは思っていません。」 「それは戦争でした。人は我々が市民を殺したという。共産党員も治安部隊に殺されたのです。」

( Intraasia 注:1980年代のマラヤ共産党はすでにタイ領内に撤退しており、実質的に当時のマレーシア政府に脅威であったわけではありません。長引く闘争で弱体化し、その昔援助を得ていた中国もとっくに手を引き、最終的にマレーシア政府と和解という形で解党しました。 1989年秋から始まった東欧崩壊の兆しが高まる中、世界的ニュースはヨーロッパに目が向いていたのであり、マレー半島でのこの和解は、マレーシアを除いて、注目を浴びる世界的ニュースにならなかったはずです)

11月22日のマレーシア記事

【水の被害の第2波が出ている】
雨季シーズンの下、トレンガヌ州とクランタン州を冠水浸水の第2波が襲いました。このためたくさんの人が避難センターなどに避難し、多くの道路が通行止めとなりました。気象庁はその警告レベルを一番高い、赤レベルに引き揚げました。雨は週半ばまで続くものと予想されています。 例えばクランタン州のKuala Krai 地方では200人以上が自宅から避難しました。 州内を流れる大きな川である Sungai Golok はTanah Merah などで危険水位を超えています。 Sungai Kelantan川もGua Musang などで危険水位に近づいています。

コタバルにあるカレッジの学生と講師ら150人が、Besut 地方の森林レクリエーション公園でキャンプしていたのですが、近くの川の堤防決壊によってキャンプ場が浸水していまいました。全ての逃げ道が冠水して立ち往生しているとのことです。 水が引いたらすぐに救援隊を送ると、Busut警察のトップは語る。

( Intraasia 注:いやあ、東海岸州は大雨で苦しんでいますね。 Kuala Krai 地方なんて毎年冠水浸水のニュースに出てきますね。もっとも子供たちが浸水した場所で喜んで遊んでいる光景も同時に紹介される風物詩みたいなものです)

【トレンガヌ州のコレラ発生の原因】
2つのクラッカー工場でクラッカーを製造するための材料である魚が腐っいてコレラ菌に汚染されていたのが、トレンガヌ州でのコレラ発生の原因だと、保健大臣が明らかにしました。ビブリオコレラ菌が検査で陽性を示しました。 近隣国から購入した魚がトレンガヌ州に持ち込まれたようであり、その魚がクアラトレンガヌとMarang に供給されたと、大臣。 他の卸し市場の鶏と氷工場のサンプル検査でもコレラ菌が検出されました。 2つのクラッカー工場、11の氷工場を含めた20の施設に閉鎖命令が出されました。 85人が新たに病院に収容され、これまでの合計 621人になりました。 21日時点でまだ482人が入院しています。

サバ州でもコレラが発生しています。 サバ州 Semporna でコレラ発生のニュースがでましたが、状況は押さえ込んだと、州内閣の幹部は語る。 魚市場で最初に祖発生したと見られています。 18人がコレラ症状で入院しているとのことです。

( Intraasia 注:トレンガヌ州は各地で冠水浸水被害が起こり、加えて多人数がコレラに感染、ということですか。 )

【ギャンブル関連税より税収が少ない不動産取引利得税】
国会での財務副大臣の答弁からです。 昨年国庫に収められたギャンブル関連の税金 RM 23億700万の内訳です。ゲンティングループ(ハイランド)からRM 9億5千万、以下はいずれもロッテリーと4Dくじ販売会社で Sports Toto から RM 5億、 Magnum からRM 4億、 Pan malaysia Pool からRM 2億7千万、 Pan Malaysia racing からRM 1億4千万。 

ロッテリート4Dくじの売り出しは毎週3回行われ、加えて特別くじ売出しが年間 72回もあるとのことで、これでは多すぎるとの野党議員の質問に、政府は回数削減を考慮すると副大臣は述べました。 また昨年はタバコ税と酒税による国庫収入は RM 44億でした。 不動産売買利益税から RM 5億です。

( Intraasia 注:当サイトで時々説明していますように、不動産売買が相当盛にもかかわらず不動産売買利益税がいかに少ないかがわかりますね。取引における課税対象がさらに緩められ、率も低いということです。)

11月21日のマレーシア記事

【マレーシア国旗を掲げたベトナム漁船をサバ州沖海洋保護海域で拿捕した】
先週末サバ州沖である Sugud 島海洋保護海域、広さ 46000ヘクタール、でマレーシア沿岸警備庁がマレーシア国旗を掲げたベトナムトロール漁船を拿捕しました。この漁船が干物状態のサメとアカエイを積んでいたからです。さらに沿岸警備庁の取り締まり船はその漁船の長さ3.5kmの刺し網の中に多くの危機に面した海洋生物、その多くはすでに死んでいた、を見つけました。しかしながらまだ生きていた6匹の海がめ、2匹のサメなどを解放して海に戻しました。

このベトナム漁船には9人のベトナム人が乗り込んでおり、船内からはマレーシアの会社にリースされたことを示す書類が見つかり、それにはサバ州の西海域だけで漁をできるとなっています。 サバ州の釣り人協会議長は言う、「有名な海がめ島海洋公園に近接した海域でこの漁船が見つかったのは、その漁民はカメなどの海洋生物を狙っていたことを示すものです。さらに彼らはサメのひれを狙っていたこともわかる。」 「当局はこの漁船の許可証を取り上げるべきだ。」

( Intraasia 注:海がめの密漁はいくつかの国の漁船が行っているそうで、こういう拿捕も氷山の一角なんでしょうね。それにしてもここにも見られるのがマレーシアでお馴染みのアリババ商売ともいえる、漁許可証を他国の漁船に貸し出す、あり方ですな)

【技術分野で技術者が不足しているという主張】
ペナン州技術向上センターの所長は主張する、「マレーシアは業界の需要に見合った十分な技術者を生み出していない。」 「教育省のデータを基にすると、国立と私立の大学で昨年卒業した工学部門での学士卒業生は13700人でした。多国籍企業と国内企業からの需要を考えれば、これでは明らかに不充分です。」

ペナン州では自由工業地区と追う業団地には760社が存在し、内20社はデザインと開発に関わる多国籍企業です。今後数年間に経済が向上すれば、それぞれの会社は少なくとも50人の技術者の雇用が必要でしょう。つまりデザインと開発分野だけで1000人が要るのです。」 「工業技術強化プログラムをを今年2月取り入れてから、我がセンターは 638人の新規工学系卒業生を訓練しました。政府は他の州でも同じようなプログラムを実施すべきです。」

ペナン州鋳物と工学産業協会の議長は言う、「技術者不足のおかげでペナン州の賃金上昇はクアラルンプールのそれより上回っている。 工学部系の新規卒業生はペナンでは月給RM 2200−2500もらいますが、クアラルンプールではRM 1500−2000です。一般技術者の場合でもペナン州の方がクアラルンプールより高い。」 「外国人技術者の移入を政府は緩和して欲しい。」

【AirAsia の直近の決算は好調であった】
格安航空 AirAsia は9月末で終った四半期の決算で、RM 7億4千万の収入であり、昨年同期のRM 7億より増えました、この結果 四半期の純利益はRM 1億3千万でした。内営業利益はRM 3400万。 これは前年同期の RM 8200万の赤字と対照的です。 AirAsia のこの四半期の乗客数は19%伸びて、360万人でした。平均運賃はRM 142です。

今年9ヶ月間を見ると、 AirAsia の純利益はRM 4億7千万に増えており、内営業利益はRM 3億2千万です。また総収入はRM 23億です。  AirAsia グループの総負債は9月末時点でRM 72億となっています。

【自転車のトラック世界選手権でマレーシア選手2人が好成績】
オーストラリアで自転車競技のトラック世界選手権が行われています。 ケイリン競技の決勝でマレーシア男子選手が2位と3位に入るという快挙を遂げました。

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI 】
1万円を銀行で両替するとRM 375.7 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1274 で市場を終えました。

11月20日のマレーシア記事

【トレンガヌ州のコレラ発生の件】
トレンガヌ州ではコレラの発生が続いています。「現在のコレラ発生は、通常コレラ治療に使う抗生剤に耐性をもったあたらしい特性のために発生しています。患者を治療することはできるが、吐きや下痢からの強い脱水症状の人は早急に近くの医院へ行ってください」 と保健大臣は語る。 「11月11日のコレラ発生確認から174人が確定された。原因は食物、とりわけ角氷が疑われています。」 コレラ感染が確認された者はされた全員病院に入院させ、トレンガヌ州の病院はこれまでに33人の患者を退院させたとのことです。 「トレンガヌ州のコレラ発生は最近の冠水浸水のせいではなく、さらに避難センターでは起こっていません。」

【中学校生徒の統一試験の季節】
(小中学校の学制の間に全国統一試験が4つも行われるマレーシアは)中学校5年次に受けるSPM 試験は11月18日に始まって延々と12月16日まで続き、46万5千人が受験します。中学校6年次で受けるSTPM試験も同時に始まり、12月10日まで続き、5万6千人が受験します。

51万8千人が受験した小学校6年生が既に受験した UPSR試験の結果は19日に発表されました。

【昇給者の割合が昨年より減少した】
マレーシア雇用者連合が実施した給与調査において、回答した212社中 非幹部従業員に昇給を与えたのは 58%だけでした。昨年の調査では 83%でした。 幹部社員への昇給は52%でした、昨年は 80%でした。連合の副議長に寄れば、この傾向は経済低迷に合致しているとしています。「きちっとした昇給構造は既に過去のことです。現在の昇給は生産性にリンクしているのです。 この調査は加盟社対象に5月にオンラインで行われ9月までに返答を得ました。

昇給の率面では非幹部社員は平均  5.2%, 幹部社員は 5.36%です。 昨年よりやや下がっています。 また労働法に関して、「現在の労働関連法は1950年代に制定されたもので、非常に時代遅れです。 もっと進歩的で労働法が必要です。これではビジネスに良くない。」

【公開映画案内から】
クアラルンプールのブキットビンタン街にある豪華ショッピングセンター Pavillon のシネプレックス
アニメ映画: アストロボーイ、 ドラエモン ノビタと緑惑星の巨大伝説人物 (広東語版)、 惑星 51
マレー映画: 映画 シナリオ エピソード2 ビーチボーイズ、 Pisau Cukur
タイ映画: racing Phoenix 2, Phobia
ハリウッド映画: クリスマスキャロル、 マイケルジャクソンの This is it, 2012年

( Intraasia 注:明日から小中学校の年度休みにはいります。そんなこともあって子供向きの映画も公開されていますね。 アストロボーイ、ドラエモンという2つの日本原作が公開です、もっとも鉄腕アトムとはかなり違いもあるそうですけど。マレーシアで日本マンガは多いに人気ですけど、昔からある漫画キャラクターではドラエモン以外はまず知られてないはずですから、アストロボーイがどれほど受けるだろう? 尚子供向けアニメで広東語版はクアラルンプールでは時々あります。タイ映画はこの数年よく公開されますが、恐怖映画と格闘映画に限定されています)

【華人与党政党の内紛が長引いている】
Barisan Nasional(与党連合)の華人政党馬華公會(MCA)では今年内紛が続いており、これまでの総裁派と副総裁派が一致団結案で手を組んだのですが、しばらく前から1人の準総裁(政府の保健大臣も務める)とそのグループが主流派に対して反旗を掲げており、臨時党大会の開催を主張しています。(これまで静観していた)ナジブ首相が初めてこの両派の指導者と会うことを明らかにしました。

( Intraasia 注:華語マスコミではずっと大きなニュースとなっています)

11月19日のマレーシア記事

【公共住宅 PPR の修繕管理費を値下げする】
大衆住宅計画において建設された(低所得者層向けの)公共アパート、通称 PPR住宅、における、1戸(各世帯)が負担する毎月の修繕管理費を 現行のRM 60から45に減額すると、連邦特別領大臣が発表しました。首相との懇談でこの決定に至ったとのことで、首相は低所得者層のマイホーム取得計画を進めるために、政府の補助を増やすことに同意しました。

「20万人から購入の申請書を受けているが、売却できるユニットは44000ユニットしかありません。だから買えることになった人はこの機会を上手に利用して欲しい。 売却するPPR住宅の価格は最低RM 35,000からです。 実際のコストはRM 10万もするのですが。」 と大臣は語る。 

( Intraasia 注:昔から言われていることに、クアラルンプールのPPR住宅には衛星放送のアンテナや自家用車所有者も全然珍しくないということから、真の低所得者層だけが住んでいるわけではないことは明らかでしょう。といっても裕福な典型的中流層が住むことはないでしょうけど。 断言はしませんが確か、販売にまわされるこのPPR住宅は築何年もたった比較的古い住宅じゃなかったかな。購入希望者はそこに住んでいる住人が中心のはずです)

【前ペルリス州イスラム教法官の逮捕後、起訴となった】
ペルリス州の(各州に1人だけいる)イスラム教法務官(mufti )を昨年まで務めた人物、38歳、が、今月初めスランゴール州のAmpang にある家でイスラム教に関する講話をスランゴール州イスラム教当局の認証なく起こったことで、州イスラム教当局に逮捕されました。そこで現在はマレーシア理科大の講師を務める彼は18日に州内にあるシャリア下級法廷に起訴されました。もし有罪となれば、スランゴール州イスラム教管理法の条項に基づいて 最高罰金RM 2000または2年以下の懲役に処せられます。

シャリア検察側はこの裁判をシャーラムのシャリア高裁に移行することを申請したと明らかにしました。この逮捕に関して彼が影響力を持つ人物である事もあってメディアが大きく扱かったことも、高裁への移行を申請する理由ですと、検察官は説明する。一方、被疑者の前mufti の弁護士はこれに反対しています。 下級シャリア法廷の裁判官は、高裁移行を却下しました。「移行は裁判を遅らせ、被疑者に偏見を抱かせるものです」 裁判官は保証金RM 3000、裁判開始を1月5日と決定しました。

( Intraasia 注:ある方面にはかなり知られた人物が逮捕されたこの件は、マスコミの注目を浴びたそうです。いわゆるリベラルな立場を取るムスリムやその団体は逮捕を糾弾したとのことですが、保守的ムスリム層または主流であるイスラム教官庁は、この若い前mufti のイスラム教の捉え方を強く批判する立場だそうです。流れとしては主流が厳然と支配するマレーシアイスラム教界はゆるがないというのが、外部者の観察ですね)

【南スラウエシにある先祖の地での式典に招待訪問したナジブ首相】

ナジブ首相はインドネシアのスラウエシ島南部の中心都市マカッサルを夫妻で1日の公式訪問しました。今回の訪問は今年首相に就いて2回目になり、南スラウエシの Gowa 州政府の賓客として招かれました。Gowa 州政府(統治組織)は689周年を迎えたとのことです。

ナジブ首相はGowa の第19代王であるスルタンの子孫にあたります。南スラウエシの主要民族である Bugis 族の歓迎式典が南スラウエシ知事公邸で行われ、首相夫妻は Gowa の特別衣装を身につけました。ナジブ首相は語る、「自分のルーツに帰ってきた気がする。マカッサルでは家にいるような気分だ。」 その後一行は市内の公園で行われた祝典に出席しました。

マレーシアの中にはナジブ首相の先祖が南スラウエシのブギス族であることを知って否定的に見る向きがあるのではとの質問に、「私はこのことで弁明的にはなりません。これは私の家系であり、誇りに思う。」 「ブギス王族の直系の子孫であり、私の先祖は18世紀にパハン州に移民してきた。 」 ナジブ首相は現在パハン州の 第11代Orang Kaya Shahbandar です。これは10代であった父親の第2代首相 Tub Razak から引き継いだものです。

ナジブ首相は語る、「マレーシアはマカッサルとその地方を共同で米作地帯に開発することに興味を持っており、これは両者にとって益あることです。食料安保は大変重要だからです。 これは最近マレーシアを訪れたインドネシア大統領にもこのことを話しました。」

( Intraasia 注:興味深いことです。政治家の個人的先祖背景は知りませんので、私は初耳ですし、多くの国民も知らなかったことでしょう。マハティール元首相も先祖はマレー半島出身の民族ではありませんね。 実際マレー人のなかには、先祖がマレー半島の本来の土着民族ではない人は相当な割合になるはずです。ルーツをたどれば、インドネシアのジャワ人系、ミナンカバウ系、ブギス系、など、広義のマレーインドネシア界からの移民の末裔だという人たちが珍しくないということです。)

11月18日のマレーシア記事

【KLIA の新格安航空専用ターミナル建設プロジェクトの進捗状況】
国会で運輸副大臣が答弁したところでは、「 KLIA(空港)の格安航空専用ターミナルの新築プロジェクトは、現在多少予定より遅れている、18日ほどです。しかし我々はまだ設計段階であり、進捗度は 13.5%です。 工費RM 20億をかける新格安航空用ターミナルの完成は2011年末です。そのターミナルの能力は年間3000万人の利用者を扱えます。」 「 AirAsia の乗客数は2015年までには年間1500万に達すると予想されています。 新格安ターミナル工事に加えて、滑走路建設、駐機場の拡張、管制塔の建設、 さらにホテルや小売店舗などの施設も加わります。」

この格安航空専用ターミナルの新築プロジェクトでは、メインターミナルとの連絡手段として現在の空港電車ERL を2km延長することになります。

( Intraasia 注:現在の格安航空専用ターミナルはメインターミナルの真裏のような位置にありますが、道路が回り道になるためバス、自動車による距離はかなりあります。新しく建てる格安航空専用ターミナルはメインターミナルから離れているがしかし横並びというような位置になるんだろうと、理解しています。あと2年待ちましょう)

【失業率と外国人訪問者数】
マレーシアの今年第2四半期の失業率は統計庁の発表で 3.6%です。つまりマレーシアは完全雇用状態にあります。経済学者は失業率が4%以下の状態を完全雇用状態と定義しています。」 と人的資源省副大臣は国会で答弁しました。 今年第1四半期の失業率は 4%でした。

今年10月までの時点で、マレーシアを訪れた外国人訪問者数の累計は 1945万人になりました。これは昨年同期の累計 1814万人を上回っています。

( Intraasia 注:マレーシアで労働事務所の果たす役割は日本のハローワークよりずっと狭いものです。雇用保険はないし、労働事務所を通じない雇用の方がはるかに多いのが実態ですね。失業の定義と取り方も各国によって違いがあるはずです)

【アイディラダ祝日の日にち確定を告げる宣告】
支配者の印章の守護者が情報省を通じて発表しました、「国王の命によって、及びマレースルタンの同意を得て、ヒジュラ歴(イスラム教歴) 1430年のZulhiijah 月は太陽暦の2009年11月18日に始まると、ここに宣告します。そこでマレーシアにおける Zulhiijah の10日である Aidiladah (ハリラヤハジの祝祭日)が11月27日金曜日となります。

( Intraasia 注:という権威付けを持って、ハリラヤハジ祝日が公式に27日となりました。マレーシアの全ての2009年カレンダーは印刷時からこの日にちになっていますけどね。こういったことはマレー統治慣習とイスラム教に全て基づくということですね)

【ホテルの広告から】
My Hotel @ Sentral の11月18日オープンを祝します
オープン記念料金 部屋代1泊 RM 98ネット、ただし11月30日までに限定
住所 1 Jalan Tun Sambanthan4. Brickfileds
www.myhotels.com.my

( Intraasia 注:KL Sentral駅前の一帯をブリックフィールドといいます。駅前のあのいつも混んでいる大通りが Tun Sambamthan なので、そのこのホテルの住所は枝道路のようです。 Kl Sentral 一帯にはすでにコンドミニアムも建っており、さらに建設中ですね、昔ながらの安ホテルと数少ないエコノミークラスホテルしかなったのですが、徐々にエコノミークラスホテルが増えてきた感じです。写真から判断するとこのホテルも新たなエコノミークラスホテルと思われます)

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