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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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2月1日の為替レート

【円対リンギットの為替レート(外為相場)】
1万円をある大手銀行で両替すると RM 349.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 382.2 を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 291.4 を入手します。

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テーマ : 海外ニュース - ジャンル : ニュース

8月30日のマレーシア記事

Selamat Hari Raya Aidilfitri (スラマット ハリラヤアイディルフィトゥリ)
ハリラヤ初日です。

【サバ州は州内のサメ漁を禁止する意向】
サバ州はサメ漁を検討しています。州政府漁業省大臣は語る、「法律を年末までに承認してサメ漁を一律に禁止したい。サメは主としてそのひれをスープに使うために獲られるのです。」 「この法はサバ州における全てのサメ漁を禁止するようにしたい。旅行者はサバ州の豊かな海洋ライフを見るために来ます。だからサバ州がそのサメを保護するおは経済的に納得できることです。 昨年サバ州を訪れたダイバー42000人中3分の2は外国人でした。これはサバ州にRM 1億9千万の収入をもたらしました。」

「この25年間にサバ州のサメの80%が消えた。今では4つの海域でしか見られない」  野生動物の取引を監視する国際ネットワークのTraffic が今年初め、マレーシアは世界で10番目に多いサメ漁の国だとしています。

(Intraasia注:ふかひれスープは中国料理で定番ですから、獲られたサメは国内消費だけでなくもちろん国外にも輸出されています。広い海域を持つサバ州では爆弾漁法とか毒物漁法という違法漁、さらにウミガメ漁も行われていることはこれまで度々報道されています。漁をするのはサバ州漁民に限らずフィリピンやインドネシアなど近隣国の漁民です。しかし現実として長年こういう漁が続いており且つそれを一掃できないという現実がある以上、法律を作っても施行の面で簡単ではないことは明白です。禁止すれば密猟や密取引が増えることは、確実でしょう。現実は容易ではないということが推測できます)

【上半期の外国からの直接投資申請額は好調であった】
マレーシア工業開発庁MIDAが認可した、2011年上半期の外国からの投資申請額はRM 213億でした。昨年同期の認可額はRM 121億でした。2010年1年間ではRM 293億でした。通産大臣は今年の外国からの直接投資額が昨年より増えることに確信を示しました。

今年7ヶ月間で認可された製造業プロジェクトは514件、総額RM 317億です。この内半分 RM 158億が外国からの投資です。 外国からの投資申請の内訳を見ると、電子電気分野がRM 72億、 金属製品分野がRM 24億、 食品加工分野 RM 18億、 化学分野 RM 10億、 運輸関連装置 RM 9億、などです。

【日本首相になる新党首選出を伝える記事】

野田氏が民主党党首に当選したことを、中国社科院の日本研究院研究員が分析しています、「野田が当選したのは3つの理由があります。1つ目は多くの若い民主党議員は小沢鳩山をずっと支持してきた海江田が勝てば小沢が海江田を通じて復帰してしまうことになると心配し、これでは今後の民主党にとってよくない。 2つ目は、前原は少し前に献金問題で辞任している。第3は野田が比較的穏当である、極端に走らず各方面に利をもたらすだろう。」

(Intraasia注:これは華語紙ダントツにNo1 である星洲日報が日本首相に就くことになる新党首が民主党内選挙で決まったことを伝える記事の一部です。 全体的に外報通信社の配信記事を複数載せていますが、親中国姿勢の目立つ星洲日報は、わざわざ中国の日本研究者の見方も載せていますな。星洲日報社内には日本留学者のような日本語の読める記者もいるはずなのに。)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 382.7 入手します。

(Intraasia注:外為市場が数日間休みですからこのレートが続きます。8月はずっと日本円にとってかなりの好レートでしたね)

8月21日のマレーシア記事

【違法外国人労働者の合法化キャンペーン期間が延長】
(8月13日の『何回目かの違法外国人労働者の合法化キャンペーン』 で説明した)違法非法滞在の外国人労働者を期間限定で合法化するキャンペーンは8月31日まで延長されました。8月19日時点での最新統計が管轄の内務省を驚かせています。それはキャンペーンに呼応して登録した違法非法の外国人労働者の方が合法外国人労働者の数より多いからです。

208万8千人がこれまで登録しました。その内半数を超える113万5千人が違法非法の外国人労働者でした。 延長されたのは、7月13日に始まったこれまでキャンペーン期間は21日で終わることになっていましたが、その日までに多くの違法外国人労働者が登録にやって来ないだろうという憂慮点があったからです。
内務大臣は語る、「このキャンペーンを軽く観てはいけない、このあまりにも多い違法外国人労働者の存在は国の治安を弱体化させる恐れがある。違法外国人労働者が合法外国人労働者より多いのは心配だ。でも我々は効果的に対応していきます」 「マレーシアをテロリストは人身売買シンジケートの安全地とか通過地とされるようなことを許しません。」

キャンペーンに伴ってマレーシア入国する外国人も入国審査場所で生体測定の特徴を登録することも実施されています。こちらは今後もずっと続けられます。

この期間延長に対して多くの雇用者は賛成していません。マレーシア農業産品協会理事は言う、「最終期限をいくら延ばしても、自主的に登録しに来ない違法外国人労働者はいます、彼らは恐れているのですから。」 マレーシア雇用者連合の専務理事も同様に語る、「2回も最終期限を延ばしたのはごまかしです。違法外国人労働者には十分な期間を与えたはずです。」 

(Intraasia 注:別に今更驚くべきことでもない違法外国人労働者の多さです。イントラアジアの住む地区を見ただけでも、実に様々な職種で外国人労働者が働いています。許可されるはずのない屋台商売類や店の販売手伝いなど、さらに労働者の大半が外国人労働者という零細工場がたくさんあります。
ところで生体測定の特徴とは要するに両人差し指の指紋登録が主体でしょう。LCCターミナルでもこれが行われており、イントラアジアも先日マレーシアに戻った際に採取されました。出国する時にも指紋検査機に指を載せて本人確認しますし、2回目以降も検査機で登録済みの人物かを確定させるというありかたです。パスポートの人物名とは違う替え玉やパスポート変更による場合でも、同一人物かを検出できるということでしょう。ただ指紋の判定率は実効面からは100%ではないという専門家の言も聞いたことがありますけどね)

【マレーシアの各空港で国際線空港利用料が値上げされる】
(マレーシアの空港のほとんど全部を管理運営する)マレーシア空港持ち株会社は最近空港利用の料金を値上げする決定を発表しました。これによって国際旅客の払う空港利用料を28% ほど9月15日から値上げします。航空機着陸料は30% と駐機料は64% 来年1月から少しづつ3年間かけて上げていきます。

この結果国際線旅客が払う空港利用料は次の空港で現行のRM 51からRM 65になります:クアラルンプール国際空港(KLIA)のメインターミナル、 スバン空港、ペナン空港、ランカウイ空港、コタキナバル空港ターミナル1、クチン空港、
空港利用料がRM 25からRM 32になるのは、KLIA のLCCターミナル及びコタキナバル空港のターミナル2です。

一方国内線旅客が払う空港利用料は変わらない見込みです: LCCターミナルだけがRM 6でその他空港はRM 9

ところで興味深いことに、マレーシア空港持ち株会社は国際旅客の空港利用料としてすでにRM 65を得ています、内訳は旅客からRM 51に加えて政府の補助がRM 14 あります。これは持ち株会社と政府の間で5年毎に利用料を値上げできる合意があるからです。現行の料金になったのは2002年からです。ただLCCターミナルで値上げは新たな収入となります。
なお新利用料金が実際に適用されるのは、9月15日以降に予約を入れた分からとなります。

8月13日のマレーシア記事

【現在、餓鬼祭の季節】
今年の7月31日から8月28日までは旧暦(中国歴)の7月にあたりますから、華人コミュニティーにとって餓鬼祭の季節です。そこで8月14日が旧暦7月の真ん中15日にあたり、餓鬼祭を祝う日になります。華人地区では、先祖の霊をなだめるために家庭の戸外に食物を供えて線香を燃やす光景がよく見られます。 道教徒にとっては、餓鬼祭の季節は中元節としても知られています。

先祖慰霊と燃やし行為は以前は家庭や小さなグループ毎に小規模にで行われていたが、最近では大きなグループを作って集団でやることが増えていると、こうした方面の専門家は語る。

(Intraasia注:マレーシア華人の中には往々にして先祖供養と仏教信仰と道教信仰を混交している人も少なくありませんので、どこまでが仏教概念でどこからが道教概念かがわかりづらい。 日本仏教の中元供養とかなり様相が違います。餓鬼祭の儀式では、食物を供えた祭壇を設け、紙製でこしらえた先祖ゆかりの品々、時には紙製のお金も含まれる、が燃やされ、巨大な線香が燃やされます)

【政府官庁の建物では冷房温度は24度C以下には下げないように】
政府官庁の全国の建物において冷房の設定温度は最低で摂氏24度にしてそれ以下に下げないようにとの通知が、ごく最近エネルギーとグリーン技術と水省大臣から出されました。これは電気使用を節約するためです。

マレーシア技術(工科)大学の博士は自身の研究の結果を基に説明する、「マレーシアの気候下では24度Cが快適な温度です、この温度は暑くも寒くもない。クアラルンプールの政府官庁のオフィスで調べた、質問を配布して得たところ24度から25度Cが最良の温度だとわかった。」

(Intraasia注:一般にマレーシアでは民間も官庁も建物の冷房設定温度をかなり低めにしています。ですから涼しすぎると感じる場合がよくあります、オフィスで長袖を着用している人は多い、ムスリム女性は当然として他民族でも同様ですね。長距離バスやマレー鉄道などで車内が寒いぐらいになっているのは、こういう一般慣行があるからです)

【何回目かの違法外国人労働者の合法化キャンペーン】
マレーシア国内に滞在する違法非法の外国人労働者に対する恩赦キャンペーンが実施中です。違法非法滞在の外国人労働者が期間中に自主的に当局認定の外国人労働者斡旋業者に出頭して外国人労働者として登録すれば、罪は問わないというものです。

内務省の幹部の明らかにした数字では、これまでに出頭して登録した違法非法外国人労働者の人数は、合法的に外国人労働者として入国した者88万人を含めては180万になりました。幹部は訴える、「州当局、政府官庁、自治体各レベル、コミュニティーのそれぞれの指導者は、それぞれの場にいる違法外国人労働者に対して出頭して登録するように、説得してください。 優先することは、違法者が出頭しても逮捕されないことを確信させることです。そして今回のキャンペーンが最後の恩赦運動であり、その後政府は大規模な違法外国人労働者取り締まりを11月に行います。」 

恩赦キャンペーン期間が8月21日まで延長されました。出頭した違法外国人労働者は生体測定の特徴が登録される仕組みです。
これまでに登録した違法外国人労働者の国籍を多い順にみると、インドネシア、バングラデシュ、ミャンマー、インド、ネパール、フィリピン、カンボジア、パキスタン、ベトナム、タイ、スリランカ、中国です。

(Intraasia注:これまで数年おきに、何回も行われてきた違法外国人労働者を合法化するキャンペンです。その都度これが最後だと公言されています。しかし違法外国人労働者は決してなくならない。国内多方面で需要があるからです。違法合法の外国人労働者はマレーシア労働人口の4人に1人ぐらいになります。彼らなくては国は機能しません。)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 382.9 入手します。

8月12日のマレーシア記事

【クアラルンプール圏の新都市交通プロジェクト MRT】
(クアラルンプール圏に新しい電車路線を建設する新公共交通プロジェクトの内容が今年発表されました、新電車路線は My Rapid Transit (MRT) と呼称され、 Sg Buloh からKajang までの51kmになるそうです。なお一部は地下鉄となります。全線完成は今のところ2016年の予定だそうです)

MRTプロジェクトの実施していくうえで、政府は500から600箇所の民有地を収容していくことになります。その内250箇所ほどがクアラルンプールになります。一方プロジェクトで必要となる土地の7割から8割は国有地に属します。MRT 路線が地下鉄となる 9.5kmほどの区間の地上対象地にクアラルンプールのチャイナタウンの一部が入るとのことです。 

このMRTプロジェクトは政府の計画するプロジェクトの中で最も予算のかかる最大プロジェクトになります。MRTは計画上 27の高架駅と 7つの地下駅が建設されます。MRTプロジェクトは土地収用法の適用を受け、その法では、政府がある土地の下にトンネルを掘れば、その地上の土地を収用しなければならないと定めてあります、つまり地主は土地を明け渡すことになります。

チャイナタウンの収容対象地の地主テナント主らを集めた説明会で、プロジェクト施行会社である(政府系資本の会社)Prasaranaの幹部は説明しました、「土地収用を防ぐことは無理です。「これは政府の行う都市部再生計画の一部なのです。」「政府はチャイナタウンを破壊するのではなく、ある部分を再生するだけです。」

【チャイナタウンで古くから商いをしてきた人たちの声】
チャイナタウンを貫く2本の道路の1つJalan Sultan (もう1本はJalan Petaling )の一部が土地収用の対象になります。収容対象地に立つ建物のテナント・オーナーたちは、最近土地と鉱山庁からの係官に突然訪問されたことに驚きました。 テナント・オーナーたちは係官から土地収用法に基づいた書式を渡され、そして9月初めに土地事務所と賠償について会合があると通知されました。

彼らは、MRTの路線は地下を走るのになぜ 30ほどの建物が収容されるのか理解できません。そこで彼らは路線の位置を少し調整して、近くのJalan Balai Polis にずらすようにと当局に要求しています。Jalan Balai Polisの空き地には2箇所の駐車場が現在あります。

18世紀後期に中国からの移民が到着した当時、(当時の)華僑が集中することで作り上げた歴史的地区です。地元選出国会議員(野党連合に属する)は言う、「政府が公共交通を向上させることは歓迎する、しかしそれは地域のコミュニティーが犠牲になってはならない。MRTの線路は地下30m を走ることになり、地上のショップハウスはこれを妨げないはずだ。当局はクアラルンプール市庁でプロジェクトが公開されたときこの収容の件を地区の商売人らになぜ通知しなかったのだろう?」 「チャイナタウンの一群の建物は歴史的遺産と捉えるべきであり、政府はそれを保存すべきです。」

収容対象地の建物の中には、よく知られた点心レストランや安宿”楽安”などがあります、いずれも80年前後の歴史を持っています。

(Intraasia注:これは、行政と華人コミュニティーの間に発生する問題の典型的な例です。行政機構の意思決定層には華人がごく少ない、行政機構にオープンさが欠けていること、官僚的思考、これらがあいまっていつもながらの問題を起こしています。それとは別に、チャイナタウンは果たして保存に価するかどうかですね。イントラアジアが記憶にある1980年後期のチャイナタウンに比べても、現在のそれは建物を含めた街並みが非常に変化している、。1990年代半ばから10年以上続いた海賊版VCDや偽ブランド商売がチャイナタウンを圧倒したことで、チャイナタウンの性格はかなり変わった。古いショップハウスが残り、いまでも中国季節商品は盛んに売られますけど、全く関係ない品やビジネスも盛んです。第一チャイナタウンに住んでいる華人はたいへん少なくなったようだ、オーナーの華人らは他所から通ってビジネスをしている)

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