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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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5月31日の記事

【種類よって米袋の識別を色分けする】
消費者が価格統制米と自由価格米の見分けを容易にするために、色別スティッカーを米袋に加えることを農業省が発表し、6月1日から実施します。統制米価格は全国一律です。
価格統制米
超級地方米 破砕米率 5%  RM 2.80/Kg 紫色、  
超級地方米 破砕米率 10%  RM 2.70/Kg 黄色、 
超級地方米 破砕米率 15%  RM 1.80/Kg  濃い青色
自由価格米
輸入超級白米  薄い青色、 特別米 オレンジ色、 Wangi 米 ピンク色、 

【マレーシア交響楽団の奉仕活動】
マレーシア交響楽団の教育と援助援助プログラムの一つとして、最近一部の楽団員がプトゥラジャヤの Sultan Alam Shah 中学校を訪れました。2時間ほど滞在中合奏団による演奏を通じて生徒や生徒たちに音楽の楽しみを魅せました。合奏団はCarmenからの曲 ,日本の曲 Sukiyaki などの外国の曲、地元曲 Rasa Sayangなどを演奏しました。生徒たちも合奏団に加わって演奏も行いました。

教育と援助援助プログラムではこれまで、クアラルンプールとスランゴール州の病院や老人施設や孤児院やリハビリセンターなどを訪問して人々に音楽を聞かせています。

(Intraasia注:なんの変哲もない良いニュース記事です、結構な活動だと思います。ただ私は一つ別の観点を書いておきます。交響楽団のこういう活動を受け入れてくれやすい都会だけでなく、クランタン州のような地方の学校を訪れて欲しいものですね。そしてそういう活動が果たして受け入れられるのか、興味あるところです。)

【アンワル元副首相とマハティール前首相のそれぞれのブロッグ】
マハティール前首相は今月1日に自身のブロッグを先月立ち上げました。それが1ヶ月間で100万ヒットを記録しました。「在職中にインターネット界の重要性を理解してはいたが、自分でブロッグを始めるとは思っても見なかった。」   www.chedet.com

野党連合Pakatan Rakyat を引っ張り、公正党の実質的指導者であるアンワル元副首相は、以前彼の秘書を勤めアンワルといっしょにUMNOを去り何年もの間アンワルの右腕といわれていた、Ezam 元公正党青年部長が、今週UMNOに復党した件に関して、自身のブロッグの中で触れました。「彼は公正党から昨年の党大会以前に去っていった。当然この総選挙の結果以前です。彼がUMNOに復党したのは彼自身の選択です。」 //anwaribrahim-blog.com

(Intraasia注:この復党劇はアブドゥラ首相がわざわざ登場してマスコミも写真入で報道しました)

【円とリンギット との両替率】
1万円を銀行で両替すると RM 303.7 を入手します。

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5月30日の記事

【公務員の定年延長実施で恩恵を受ける人の数】
先日政府が公務員の定年を56歳の誕生日から58歳の誕生日に引き下げる決定をして、6月から実行に移します。これによって今年7月から来年6月までに対象となる公務員は31000人ほどです。この人たちは定年延長を選ぶか退職するかの決定を自分で下します。「定年延長で対象となるのは31000人でも、公務員の募集が20万人分ほどあるので、新卒者の失業につながることはありません。」 と内閣府の副大臣は述べています

【サラワク州の海がめ産卵の島で奉仕活動できるプログラム】
サラワク州 クチンからそれほど遠くない Talang-Satang 国立公園にある Talang -Talang besar島は 海がめが産卵にやって来る島々の一つです。サラワク州森林公社の招待でマスコミの者たちがその島に一泊しました。オリーブヒメウミガメがちょうど砂浜に産卵しました。係りの者が丁寧に卵を掘り起こして孵化場に運びます。「2時間以内に運ばないと孵化の機会がなくなります。」 その夜他にもグリーン海がめ、など4匹が産卵に上陸しました

Talang-Satang 国立公園における海がめの平均的な孵化率はこの40年間で 68%とのことです。「全体の卵の68%が孵化し、この40年間ほどに 286万匹の孵化した子海がめを海に戻しました。」 しかしこのうちわずか 2859匹しか成長した海がめまでに生存しないと推定されます、この根拠は学者の説明する、1000匹の孵化から大人海がめに生き延びる率は1匹だというものです。「だからこそ保護は重要なのです。」と森林公社の係官。

海がめ保護の啓蒙と一般市民に参加のために、サラワク州森林公社はウメガメ養子プログラムを立ち上げました。これは5月から9月までの間に4日間Talang -Talang besar島に滞在して、海岸のパトロール、海がめの計測とタグを付ける、産卵したものを孵化場に運ぶなどの仕事を手助けします。参加は4日間ごと15回分にわけたどれか1つで、各回は最大6人の枠となっています。1人の参加費はRM1,000 で、食費宿泊費を含みます。その中には海がめ養子代 RM 200も含まれ、参加者は海がめにつけたタグの番号を参加時の終わりにもらいます。

【中央銀行が外貨借り入れ規則を緩和】
中央銀行 Bank Negara は、地元会社と個人が外貨で借り入れする規則を緩和すると発表しました。即実行に移すとのことです。
マレーシアの居住者または地元会社は、非銀行業である国外の親会社、同じグループ内に属する地元会社、さらに域内銀行から外貨を借り入れる際その額に制限はない
地元会社が企業グループとしての外貨借り入れ額の総額の枠であった RM1億の制限を撤廃する
マレーシア居住者(法人を含む)がマレーシア居住でないものからリンギット を借り入れる場合において
地元会社が非銀行業である国外の親会社から、マレーシアの実物部門での資金手当としてのリンギット借り入れ額に制限をつけない
個人居住者の場合、非銀行業である国外の会社またはマレーシア国内の個人から、マレーシア国内で使用するために最高RM100万まで借り入れできる
マレーシア居住者(法人を含む)がマレーシア居住でないものにリンギットを貸し出すことに関して
個人または会社は国外の非銀行業の会社または個人に、マレーシアの実物部門での活動の資金手当として額に制限なくリンギット を貸し出せます

マレーシア製造業連合はこの緩和を歓迎すると発表しました。CIMB銀行グループの最高責任者も、会社資金手当の効率を増すとして歓迎しています。

(Intraasia注:上記は抜粋なので、他にも似たような内容の緩和条項があります。金融専門的表現を散りばめたわかりにくい内容です)

【タイ深南部の日常的な襲撃事件の一つ】
(タイ深南部でこの数年続いている日常的な襲撃や爆弾破裂は一向に衰えていません)パッタニー県で武装反政府グループ容疑者が逮捕されて軍隊基地へ護送される途中で反抗して自動車が事故を起こし、2人の軍人が死亡、容疑者も怪我をしました。
ヤラー県では、結婚式のため行進していた一団を武装グループが襲いました。しかし婚姻グループの一部は武装しており反抗して、襲ったグループの1人を殺しました。タイ深南部の不穏状況は2004年以来、市民、警察軍隊、武装反抗派、ならず者、その他など合わせてすでに3000人を超える犠牲者を出しています。
 

5月29日の記事

【GDPの第1四半期の伸びは非常に好調でした】
今年第1四半期の国内総生産高の伸び率が 7.1%を記録しました。昨年同期は5.1%でした。 民間消費とと公共部門消費での2桁数の伸びに支えられ、さらに輸出も好調だったのが主因です。サービス部門が 8%、製造業が6.9%の伸びなどです。 外国からの純投資額はRM 17億でした。 消費者物価の上昇率は 2.6%でこれは昨年第4四半期の2.2%から上がっています。

(Intraasia注:日本の成長率からは考えられない高率ですが、経済規模が巨大でないうちは高成長できるともいえるかもしれません、でもそういう例が少ない中マレーシアは好調を維持しているということなんでしょう)。

【サバ州の大幅な人口増を巡って身分証明証の不正入手がまじめに語られる】
サバ州の州人口が2002年からのわずか6年間で33万人、12%も増えた結果を示しています。サバ州選出国会議員の質問に書式で答えた内閣府の返答では、2002年の273万人から2008年は306万に増加しました。「この異常な州人口の増え方はいわゆる Project IC の存在だと思わざるを得ません。他にきちんと説明できるものがない。」 とこの国会議員は述べる。「このProject IC 件で警察訴え報告が出されているのになぜ行動が取られていないのか?」

政府与党連合の1サバ州地元政党であるUpko の書記長は語る、「我が党が 王立委員会の設置を要求しているのは、この非常に特定したことを明らかにするためであり、それがいわゆる Project IC に隠された事実を明らかにすることになります。これが全ての違法移住者の問題の根源です 「聴聞のための王立委員会は選択ではなく、もはや必須です」

(Intraasia注:近い将来違法合法の外国人移住者がサバ州国民の数を上回りそうだという憂慮感は現実のものだそうです。サバ州はフィリピンとインドネシアに近接・隣接し、歴史的且つ民族的つながりから、マレーシアでもっとも外国人比率が高い州です。月末のサバ州収獲祭にあわせて、サバ州訪問するアブドゥラ首相がどんな解決策または懐柔策を発表するか注目されているとのことです)

【近い将来超高層建築物がクアラルンプールの空に加わる】
現在のクアラルンプールの空には Petronas ツインタワーとKLタワーの2つの高層建築がぞびえています。近い将来この2つに、新たに50階建て以上の高層建築がいくつか加わることになります。クアラルンプール市庁建築計画部長によれば、市庁はすでに数棟の超高層建築計画を承認しました。 まずPetronas ツインタワーの同敷地内に60階建てほどの建築物です、これはmandarin Oriental Hotel に隣接する形になるとのことです。 次いで Suria KLCC に近接する場所に、70階建てほどのF
our Seasons Centre KL が建設されます。 こちらは、ホテル、サービスコンドミニアム、豪華コンドミニアム、小売店舗からなる構成となります。

KL Sentral の敷地内に60階建ての建築物が計画されています。さらに(チャイナタウンに近接した)Merdekaスタジアムを見下ろす場所に 40階建てほどの建築物が基本的に承認されました。こちら政府の民営化プロジェクトの一環だと思われます。「高層建築プロジェクトはクアラルンプール市庁の高さ指針に従う必要があります。建物の高さは、土地の価値に関係しており、土地が高ければ高いほど建築物は高層となります。しかし我々はそれ以外の観点からも考する必要があります。」

【AirAsia の株価が最低値を記録した】
クアラルンプール証券取引所に上場している、格安航空 AirAsia の株価がこの2週間さらに下落しています。これは第1四半期の決算状況が昨年ほど思わしくないと見られていることからです。半年前の11月終わりには 株価RM 1.70 をつけていたのが、下がり続けて27日には RM 1.01 というこれまでの最低値をつけました。アナリストの1人は説明する、「燃料費高騰と期待を下回る乗客数、とりわけ東南アジア路線の結果です。」  別のアナリストは、「このところの路線拡大で、AirAsia の東南アジア路線での乗客充足率は72%だと推測される、これに比べて国内路線は80%近いです。」 

「かなりの外国の投資家がマレーシア株式を減らすことが起こっています。これは資金流動性のためかもしれません。」 「一方的売りからではなく、この見方がAirAsiaの場合に当てはまるのかもしれません」

(Intraasia注:AirAsia はその目覚しい拡大にも関わらず、株価は上場時から決して高くなっていません。RM 2前後、それがRM 1に落ちたということは、額面株価と同じではないですか)

5月28日の記事

【マレーシア語紙 Utusan をボイコットしよう】
(総合マレーシア語紙 は2種あり、Utsan Malaysia と Berita Harian です)この Utusan Malaysia とその日曜版である Mingguan Malaysia をボイコットしようと、野党連合Pakatan Rakyat のリーダーが呼びかけました。 公正党の総裁である Wan Azizah 女史は、同紙の偏向した調子と民族感情を煽る調子を批判して、「Utusan 紙はPakatan Rakyatの構成政党とその指導者を不公平に批判し悪者扱いしている。まるで選挙運動がまだ続いているかのように報道している。」 「Utusan 紙の無責任で不公平な態度のため、我我は同紙のボイコットを始めます。」 同女史の記者会見には行動党とPAS党の幹部も同席しました。

(Intraasia注:Utsan Malaysia新聞には UMNO の資本が入っているので、政府与党の立場を代弁するのはいわば当然ともいえるでしょう。英語紙The Star 新聞には馬華公会の資本が入っています。政府与党は公営テレビ局をいわば”運営”しているようなものだし、マスコミへの影響力がかなり強い特徴を有しています)

【ブロッグ、ウエッブサイトに対処したいと政府】
エネルギーー・水・コミュニケーション副大臣が国会で明らかにしました:マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会が、虚偽のまたはポルノまたはでたらめを伝えているとの非難に基ついて 22のウエッブサイトとブロッグを調査した、その結果報告書3種を司法長官(検察)室に提出した。「これらのほとんどは海外の掲載主を利用している。調査のための証拠を得る努力は行き止まりになてしまいます。よってこういうブロッグを法的措置は非常に難しい。」

一方、インターネット界の根拠なき非難に答えるために、政府はブロガーに対処するとしています。ナジブ副首相はアジアメディアサミットの会場で述べる、「黙っていることはもはや手段ではない。」 「与党連合政が新しいメディア手段を持つ必要があるのは明らかです。」「政府は通常メディアと新メディアに批判の大きな枠を与えています。しかし超えてはならない線があります。それは社会のより広い利益を台無しにするからです。」

【Proton社は長期計画で年産 100万台販売メーカーを目指す】
国産車メーカーProton 持ち株会社は、今年3月末で終わった第4四半期決算でRM 2億3千万の大きな黒字を記録しました。これは主要車種の車がよく売れた、合理化の成果、政府から補助を得ている研究開発のおかげだと分析されています。Proton社は第4四半期決算でRM 3200万の知的所有権を中国の自動車会社に売りました、そして政府から研究開発費 RM 2億弱を受けました。Proton 社は研究開発費にRM 5億を使いました。

この結果1年決算では RM 2億の黒字となります。前年の年間決算ではRM 5億9千万の赤字でした。総売上高でみれば、3月期年間決算で RM 56億を記録し、前年はRM 49億でした。 記者会見の場で、Proton 社経営陣は海外戦略を明らかにしました。この2016年までの計画では、高い成長の見込める東南アジア、中国、インド市場、中東を焦点を絞る、2010年までに販売高を倍増させることを目指すとしています。 3月の決算年では輸出した台数は 17000台にすぎませんでしたので、輸出面で大きな向上を見込んでいます。

Proton 社がこの1月発売した新Proton Saga はすでに予約55000台を記録する好調さで、注文してから入手までしばらく待つ必要があります。す。こういうこともあって、Proton車の国内シェアを上昇させ、3月末で30%になりました。

(Intraasia注:昨年までの数年間、提携相手が見つからず国内シェアは下がり続けと、暗いニュースばかりでしたが、一転して楽観将来性を語れるようになったようです)

【日本をほぼ同時期に訪問していたアブドゥラ首相とマハティール前首相が別々に帰国】
日本を訪問していたアブドゥラ首相は特別機で 27日夜 Subang空港軍隊飛行場に到着しました。支持者らが空港に詰め掛けて、帰国を歓迎しました。

(アブドゥラ首相と同時期日本を訪問していた)マハティール前首相は27日夕方、スバン空港着で帰国しました。空港にはケダー州の支持者らが集まって前首相夫妻を歓迎しました。声援に答えてマハティール前首相は自家用車のサンルーフからマイクでお礼の演説とアブドゥラ首相批判を行いました。

(Intraasia注:日経の会議とセミナーに別々に出席したようですが、2人はそれぞれ日本で何をしていたのでしょう。日本でどれくらい報道されたのでしょうか?それはとして、帰国も同日とは奇妙な一致ですね。スバン空港に到着ということはプライベートジェット利用なんでしょう)

5月27日の記事

【国境から50Km以内のガソリンスタンドでは隣国車両にガソリンを販売してはいけない】
いくつかの州ではガソリンスタンドで外国登録車両にガソリンとディーゼル油販売を禁止すると、国内取引と消費者省大臣が発表しました。この方策は国が燃料に対して多額に補助金を出して価格を抑えている現行システムの抜け穴を塞ぐ狙いとのことです。 この禁止対象ガソリンスタンドは、ケダー州、クランタン州、ペルリス州、ペラ州、ジョーホール州のKuali地区とジョーホールバルで、実施は今週の30日からです。 現在の規則では、外国車両に給油は20リットルまでとなっています。

「隣国の車が安いマレーシアのガソリンとディーゼルを給油しにきている。 この規則を適用するのは、国境から50Km ほど離れた地点までのガソリンスタンドです。」 「真に旅行するためにマレーシア入国する車両には適用しません。あらかじめタンクを一杯にして入国してください」 ジョーホルバルのガソリンスタンド主はこの通達に驚きを隠せません、国境近くにたくさんのガソリンスタンドが営業してシンガポール車両を宛てにしています。

(Intraasia注:果たしてこの通達がどの程度実施または遵守されるかみものですね)

【スナイ空港に隣接ショッピングセンターを建設するプロジェクト】
ジョーホール州の Senai 空港 に エアロショッピングセンタを建設するプロジェクトが起工されました。これは空港に隣接した独立した形の初のショッピングモールになります。総床面積 9290平米の内 3716平米が売り場になり、完成に1年半かかります。このプロジェクトにはSenai 空港会社がRM 7000万を投資します。同社の常務はかたる、「空港でショッピング、食事、娯楽は人気を得つつあります。空港は旅行者だけの場所ではないのです。良い例が、シンガポール空港の第3ターミナルです。」 「現在空港利用者は4000人から5000人です。」

(Intraasia注;Senai空港を利用したことはありますが、その位置の立地状況を知らないので、なんとも評せません。でも民間会社であるSenai 空港会社ですから、官製のプロジェクトとは違った展開を見せることでしょう)

【クアラルンプールシティー計画草案2020は基本前提ですでにミスを犯しているとの批判】

(この場でも既報しましたように)クアラルンプール市庁は今月、クアラルンプールシティー計画草案2020 を公表して、それに対する一般市民からの意見を受け付けています。今後のクアラルンプールの土地及びあらゆる建築物・施設開発の基本計画となるはずの、このクアラルンプールシティー計画草案2020 について、すでに各方面から批判が出ています。 

2005年のクアラルンプールの(推定)市民人口は162万です。市面積は242平方Km ですから、1ヘクタールあたりの人口密度は67人です(1平方KM あたりの人口密度は約 6700人)。この数字は、国家物理計画で定めた 所要人口密度 25人をすでに超えています。しかしクアラルンプールシティー計画草案2020 では、2020年までの人口増加を約60万人と見込んで、2020年人口を220万人に設定しています。つまり 人口密度が1ヘクタールあたり 95人に増えています。

ある建築家はこういった点を含めて批判して、「クアラルンプールシティー計画草案2020 には幾多のミス、不充分な情報、現行の開発計画と矛盾する部分があります。」 と述べる。地方自治体と環境を専門とする弁護士は 「クアラルンプールシティー計画草案2020 は本質的に欠陥がある。」と決め付ける。「国家物理計画は法的に首都を義務付けている青写真です。」 従って、草案は明らかに国家物理計画で定めた開発基本綱領と人口減少させるという点に沿っていません。これはクアラルンプール市庁の草案が国家計画と直接対立しているかのようです。

不動産とデベロッパー協会クアラルンプール支部の書記長は語る、「環境維持開発がクアラルンプールの環境を維持していく唯一の方法だと思います。クアラルンプールは大きな若返り化が必要です。そのためには工場や工業といった古い産業と古ビルは市外へ移転させなければなりません。そうすれば、市内にもっと居住場所ができます。」 「この草案には不備があるものの良い点もそれなりにあります。」

(Intraasia注: まずあらゆる利害関係が絡む市内開発ですから、計画だけでなく実施がきわめてたいへんなことはわかりますね。大都市の人口密度を大きく下げるようなことが本当にできるのか、みものですね。 ところで市人口が2005年で160万人となっていますが、住民登録制度のないマレーシアですから、あくまでも推定ですね。5年毎の国勢調査を基にしているはずです。違法・非法の外国人滞在者も多く、且つ昼間人口の大きな流入で、クアラルンプールは実際にはすでに 200万人以上の都市だといえます。)

【カンポンバル再開発を描く市の草案】
クアラルンプールシティー計画草案2020は4部冊からなり、その1部冊をカンポンバル地区専門にあてています。そのカンポンバル地区を中心とした選挙区で86年から2004年まで国会議員を務めたUMNO党員は語る、「カンポンバルが国際的になるには、古い規則から離れなければなりません。50年前には有効であったものは今日もう効果的ではないかもしれません。例えば、カンポンバルのマレー人保留地に不動産を所有するものはそれを外部の者と非マレー人には賃貸しないことという、古いおきてがあります。 ただ一体全体この地で不動産を賃借できるマレー人がどれくらいいるのでしょうか? カンポンバルは発展のために非マレー人にも開かれなければなりません。」  「政府はカンポンバル公社のようなものを設立することを計画しています。これが発展をずっと妨げている、カンポンバルの抱える歴史ある問題を解決してくれることを期待します。」 

この元議員は1990年から93年にかけて、カンポンバル再開発委員会の長でしたが、この委員会の使命が失敗した大きな原因は、土地の所有者が複数に渡っていること、土地の格差、時代遅れの法律にあったとしています。 「カンポンバルの土地においては、その地がどこにあろうと誰もが公正にパイの分け前にあずかる必要があります。」

(Intraasia注:クアラルンプール再開発の中で、一番困難なのがこのカンポンバルでしょう、だからこそ1冊をそれにあてている。マレー人の心の地区といわれる、カンポンバルは市の中心の一角に存在する、ユニークでしかし開発から取り残された古びたそして他民族を寄せ付けない地ですね、もっともインドネシア人は一杯住んでるようですが。これまでも再開発計画は進みませんでした、よってこの草案で描くような計画がそのまま進むかはかなり予想し難いことでしょう)

5月26日の記事

【たくさんの華人歌手が協力して録音した中国大震災支援の曲】
中国の四川省の大地震被災への援助活動の一つとして、マレーシア華人歌手が協力して、「地震が人の心を動かす」と題した支援活動主題曲を吹き込みました。マレーシア華人界の作曲家が作詞作曲と編曲したこの創作曲は中文ラジオ局 ”988“局で製作されました。台湾や香港で活躍する、有名マレーシア華人歌手の海外録音を含めて、マレーシア華人歌謡界の60人・組がわずか3日間で曲を吹き込んだり、ビデオを撮りました。

この援助活動曲吹き込みに参加したマレーシア華人歌手は、光良、戴ペニー、梁静茹、林宇中、張棟梁、温力銘、李吉漢、などです。海外組みでマレーシアにすぐ戻って来れない歌手は録音費用を自腹で払って録音しマレーシアに送ってきました。 この支援活動曲「地震が人の心を動かす」は 988局が流し、また国外の提携中文ラジオ局でも放送するとのことです。

(Intraasia注:まあいわば当然ともいえるでしょうが、華語新聞での四川省被災の報道は毎日大きく載せられています。ミャンマー被災よりずっと大きく詳細に伝えているようです。ということで、マレーシア華人歌手界が協力して製作録音した活動の記事です)

【マレーシア海域のサンゴ礁を調査する民間グループ】
世界の海のサンゴ礁を監視するプログラムとして、1996年に設立された非利益目的組織 ”サンゴ礁検査” にはボランティアのダイバー、海洋学者らが参加しています。マレーシアのグループがこのプログラムに加わったのは昨年からで、”マレーシアサンゴ礁検査” と呼びます。参加者が定期的に該当サンゴ礁を検査することが目的です、マレーシアの場合はまだほとんどの対象地が1回だけの検査なので包括的とはいえませんが、それでも多くのマレーシアのサンゴ礁がいかに影響を受けているかという驚く結果を示しています。

調べた21地点のいくつかでは、死んだサンゴ礁の割合が生きたサンゴ礁を上回りました。 (人気ある)Perhentian, Redang, Tenggol, Tioman の島だけを見ると、生きたサンゴ礁の率は総計で42%です。 藻がサンゴ礁に生えているところでは、不充分なし尿処理が起因することを示唆する富栄養汚染が進んでいました。 Perhentian ではサンゴ礁は非常にお粗末な状態で、生きたサンゴ礁の割合は34%に過ぎません。 Tioman が最も良い状態で生きたサンゴ礁は55%、 Tenggol は52%、Redang が50%でした。

調べたダイバーらは、指示計ともなる魚、無脊椎動物などの種類を観察し、碇による破壊、漁業活動、汚染などに注目しました。マレーシアサンゴ礁検査 が示しているのは、開発を進めていく圧力がこの4島のサンゴ礁に脅威を与えていることです。Perhentian, Tenggo に連立するリゾートがし尿処理による汚染を悪化させています。Redangではたくさんの観光客がサンゴ礁を足踏みつけている、 Tioman では種種の開発プロジェクトが海に影響を与え、沈殿がサンゴ礁に及んでいます。どの島も適切なゴミ廃棄がなされていません。

サンゴ礁を守る方策として、マレーシアサンゴ礁検査 は提案する; 雨水や海水をトイレ水に使用する、リサイクル用のゴミ箱を設置しゴミ廃棄回収を向上させる、し尿処理施設を向上させる、 訪問者に海洋公園は全ての地域に及び単に海洋センターの周囲だけの場所ではないことを教えるより良い標識にする、 大衆向けの啓蒙キャンペーンをもっと行う、リゾートに対して環境にやさしいクラス分けをつける、など。

奇妙なことに、漁業庁と自然資源と環境庁はこれまで一度たりとも、国のサンゴ礁に関する包括的な調査を行ったことがありません。こういった調査はもっぱらマレーシアネイチャーソサイエティのような民間組織と関心を持つ海洋学者に委ねられています。 しかし4000平方キロにものぼる国の沿岸と島々のサンゴ礁面積を考えれば、公的な援助が絶対に必要です。

昨年”マレーシアサンゴ礁検査”は、サンゴ礁監視のために15人のエコダイバートレーナーと58人のエコダイバーに訓練を提供しました。 ”マレーシアサンゴ礁検査”はそのいくつかの活動のために資金を提供してくれるパートナーを探しています。 これとは別に”マレーシアサンゴ礁検査”に協力するスポンサープログラムがあります:RM 1000からRM 2万までの4種の金額。  昨年”マレーシアサンゴ礁検査”が集めたのはRM6万でした。  ホームページ: www.reefcheck.org

(Intraasia注:有名なリゾート島に今なお宿泊施設の建設が止まず、旅行者は絶えず増えていきます。環境への影響よりもビジネス優先思考が島の属する州の政治家や経済人からロッジオーナー、小売業者まで強いように見えますから、しろうと推測でも島のサンゴ礁や海に悪影響が及ぶことがわかりますよね。10年後、20年後、こうした訪問客の絶えない離島の海域に広がるサンゴ礁はどうなっていくんでしょうか?環境省は決して強い権力を持った官庁ではないことはマレーシア政治を眺めていればわかることです。実力派政治家が座るポストではないことは明らかです)

5月25日の記事

【第6回アカデミーファンタジアの最終選抜ステージで優勝者が決まった】
(公開オーディション番組の中で最大の人気を誇る)アカデミーファンタジア 第6回の最終選出ステージが24日土曜日夜クアラルンプールのBukit Jalail で行われ衛星番組で生中継されました。今年初め募集に応募した6000人を振り落として、事前選抜として25人に減らされました。さらに3日間の審査で14人を残し、その彼ら彼女らを(番組名のいわれである)アカデミーに入校させました。生徒を訓練するアカデミーの校長は、2回目を務める Ramli M.S  であり、今回から番組の司会が替わりました。

(アカデミーに入校した生徒は合宿生活を続け毎週公開ステージ番組で視聴者と審査員に振り落とされて)昨晩の最終ステージには最後まで残った 5人:男性3人、女性2人がそれぞれ2曲を歌って競いました。優勝したのは、パートタイムの歌手だという 18歳の女性 Stacy です。彼女はマラッカ州にある一戸建て住居と自動車を含めた賞金総額約 RM73,000を手にしました。2位は32歳の男性 Mohd Idris, 3位は22歳の男性 Ahmad でした。 

(Intraasia注:人気抜群といわれるマレー歌謡主体のオーディション番組です、優勝すれば芸能界にデビューが保証されています)

【アブドゥラ首相夫人に創価学会翼下の大学から栄誉章が送られた 】
日本を訪問したアブドゥラ首相に同伴したアブドゥラ夫人(Jeanne)に対して、創価女子短期大学から、同大学の最高の名誉勲章である 最高栄誉章 が送られました。その理由は、マレーシアの女性発展に対する貢献に寄与したとのことです。授賞式の場にはアブドゥラ首相も参席しました。アブドゥラ首相は25日にマレーシアに帰国します。

(Intraasia注:創価学会はマレーシアにも組織と施設を持ち、宗教活動以外にも文化活動などでも活発に活動していますね。その催し事によく知られた政治家名が現れることも珍しくないと、これまでの数々のニュースから感じています。日本でと同じく創価学会の政教政策の反映なのでしょう)

【離婚率が高いといって憂慮する団体 】
マレーシ完全性研究所は、離婚の数と問題に面している世帯数が憂慮する段階にまで達していると主張する。同研究所が集めたデータでは、家庭内問題を抱えて届け出る世帯数が毎年 3000家庭に上っている。離婚数が結婚数に比べて多い、例えば2005年は結婚カップル数 163,000に対して離婚カップル数が 21,000でした。「この大きな数が心配です、これが家族システムの完全性を脅かしています。」 「整合性の問題は非常に重要なものなのです。これは政府機関や公的組織にとってだけでなく、一般的に家族とコミュニティーにとってもそうなのです。」

(Intraasia注:いろんな組織やグループはそれぞれ数字を持ち出してきて、主張を補強しようとします、それは当然のことで別におかしくはありません。ただマレーシアの離婚率が世界で極めて高いということはないはずですけどね。もちろん離婚増加を歓迎すること道義的にも好ましいことではないでしょうが、離婚を無理に抑える社会構造の方がより心配すべきであるはずだと思います)

【ペナン州本土側の海岸に建設する日本人向けコンドミニアム】

Raine & Honrne International Zaki + parners 会社のパートナーGehは、ペナン州の不動産を日本人向けに売り込む時期が熟していると自信を示しています。氏自身が立ち上げた、バタワースにあるコンドミニアムプロジェクトは Teluk Air Tawar コンドミニアム3棟です。この場所はバタワースの中心から新しくできた道路でわずか15分の海岸に面した所です。1棟72ユニットからなるこのコンドミニアムは、標準ユニットが3寝室 建坪面積 120平米で、全てのユニットがコーナーになる設計です(注:計算するとユニット単価平均 RM 40万位になります)。

ペナン島TanjungBunga に面して島がよく見える美しい景観と3つのゴルフ場が至近にあることが売り物であり、マレーシアに休暇で滞在するまたは第2の我が家プログラムで滞在する日本人がこのコンドミニアムの主対象だと、このデベロッパー氏は説明する。さらにバタワースの商業地区にも近く、Tesco, carefour などのハイパーマーケットもあります。

(Intraasia注:ほー、地図を見る限り良い場所ではないですか、バタワースから海峡橋とは反対方向に多少北上した海岸地ですね。景観はきっと良いことでしょう。 日本でこの広さと景観のコンドミニアムが RM 40万ほどで買えることはありないでしょうから、ペナン島ほどごちゃごはしてないという点を好む人には好適地かもしれませんね。いわゆる日本人向け情報は一切縁も用もないので目にしない私は、今日の地元紙の記事で始めてこのニュースを知りました。)

5月24日の記事

【マレーシアとシンガポールが争っていた岩礁にハーグ法廷が決着つけた】
マレーシアとシンガポール間のシンガポール海峡に引かれた領海の境目あたりに浮かぶ複数の岩礁の帰属を巡って、両国はオランダのハーグにある国際司法裁判所に提訴していました。判決前から両国はどのような決定にも従うと明言していましたので、28年間続いた岩礁を巡る領有権主張は収まることになります。 Batu Puteh 岩礁に関しては、裁判官 12対4 でシンガポール帰属となり、 ミドルロック岩礁に関しては 15対1でマレーシア領有と決まりました。
判決に対して、マレーシア外務大臣は両者とも勝ちだと語り、シンガポール側は判決に満足だとしています。

これらの岩礁のある場所は、ジョーホール州東北端の地から約 7.7海里離れており、シンガポール東端から25海里離れています。この2つの岩礁はごく近くにあります。Batu Puteh 岩礁には以前からシンガポール建設の灯台が稼動しています。

(Intraasia注:地図を見ると、マレーシアにはるかに近いのですが、領海や島はそういう点だけから判断されないということですね。これらの岩礁は距離からいったら、一番近いのがマレーシア、次いでインドネシアのBintan島です、)

【女子中学生の制服はセクシーである、発言への反論と学校の決める規則】
マレーシア全国イスラム教生徒協会の副議長が、公立学校の女生徒が義務着用している制服( baju kurung という種類です)が”セクシー”過ぎるので、見直すべきだと発表しました。(たちまち)反論が沸き起こり、マスコミがそれを報じています。 副議長の発言は次のようなものです、「女生徒の白いブラウスは透けすぎるので、男からの注目を集める。男はその制服を見たい見たくないに関わらず、それに引き付けられるのです。」 「(こういった制服を着用することが)強姦や婚前性交渉を招いている。」 「イスラム教に従い、社会悪から防ぐために女生徒とは身体を隠さなければ成りません。」

女性援助組織の議長は反論する、「女性の服装についての誤った思い込みを見直す必要があります、決して制服方針を見直す必要はないのです。」 「統計が示しているのは、老いも若きも、たとえTudung 姿でも性的被害者になっています、強姦が服装のせいだというのは全く無責任な発言です。」  生徒や教師の間からも、この副議長の発言に反対があがっています。

教育省の副長官はこの件で説明する、「もし女生徒のbaju kurung が透けているまたは透けていそうな場合は、学校当局はその女生徒が制服の下にキャミソールのようなものを着用すべきどうかを決めることができます。そうすれば彼女たちのブラは白いブラウスを通して見えなくなります。現在各学校の校長にその決定権があります。baju kurungが透けすぎていれば、学校はその女生徒にキャミソール着用を命令できます。」 「こうしたことは省が最近見直している制服規定に考慮してあります。」
新聞社が少し調べたところでは、女生徒のキャミソール着用を義務つけている学校はごく少数でした。

(Intraasia注:保守的なイスラム主義者からのこの種の発言は一向に減りません。そしていろんなムスリム団体の幹部にはこういった思想の持ち主が多いこともわかります。その都度ムスリム界から批判が出ています。今回のニュースはマレーラジオ局でも数回放送してましたので、社会ニュースになているのは確かでしょう。私を含めて多くの人とは違って、マレーシア中学校の女生徒の制服をセクシーだと捉える人が世の中いるということも事実でしょう。それは個人の見方ですから、そう思いたければそれでいいでしょう。 いつもマレーシアの論議を聞いていて私がいまひとつ腑に落ちないことがあります:こういう保守的イスラム教の思考に対して、女性の服装の捉え方はその人のジェンダー観であり、仕方のないことである。しかし個人の服装も表現も思想も自由であるべきだから、その種の旧守イスラム主義者的観点は受け入れられない、という視点がほとんど現れないことです。今回も、baju kurungはセクシーではない、という対象に対する反論が主たるように感じますね)

【クアラルンプール市庁に抗議する住民や小販売人】
クアラルンプール市庁建物前と一部内部で、クアラルンプール市庁の処置・対処策などにに抗議する3つの抗議集会がそれぞれ違った時間の午前中に行われました。抗議グループには野党陣営 Pakatan Rakyat のクアラルンプール選出の国会議員数人が加わりました。

Kampung baru 週末マーケットをJalan raja Muda Musa で商売する小販売人が、市庁から立ち退き命令を受けたことに対して、抗議の集会を市庁で行いました。代表者は週末マーケットには200人ほどの商売人がおり、観光客にも人気あり、違法販売者とされるのは間違いだと訴える。「開発には反対しないが、我々を違法者とみなすのはおかしい。」

Taman Desa Setapak地区の小商人・販売人のグループ200人は、市幹部の口約束に反して市庁の部隊が5月21日にやって来て強圧的に撤去活動を行ったと抗議しました。やって来た連邦直轄領副大臣と抗議グループ及び国会議員との間で激しい口論となりました。

別のグループである、Kampung Abdullah Hukum の人たち30人は近くの独立広場で集会したあと、クアラルンプール市庁に来て抗議を伝えました。市庁が約束したように、その地区の住民 130世帯にアパートを提供すべきだと訴えました。約束されたにも関わらず現在状況が不透明になっているとのことです。

(Intraasia注:議会が存在しない、クアラルンプール連邦直轄市です。市庁に対する批判と不満は積年山となってマスコミなどにも表明されきました。今回の総選挙でクアラルンプール国会選挙区11区の内10区が野党連合側が勝利したこともあって、市民や野党陣営のクアラルンプール市庁とそれを管轄する連邦直轄領省に対する批判は高まっています。 )

【円とリンギット との両替率】
1万円を銀行で両替えすると RM 304.2 入手します。

5月23日の記事

【アブドゥラ首相が日本を訪問】
アブドゥラ首相が3日間の日本訪問のため、22日夜東京に着きました。福田首相に会ったり、日経国際フォーラムに参加するとのことです。

(Intraasia注:別に秘密でもなんでもないでしょうが、事前にマスコミ発表されてないので、あれと思いました。3日間と言っても実質は1日半ぐらいでしょう)

【マハティール前首相も日本を訪問している】
日経フォーラムに参加するため、東京を訪れたマハティール前首相はマレーシアのメディアに語りました、「UMNO が私をもう関係ないと考えることはできます。それはUMNOの葬式であり私のそれではない。今日与党連合はアブドゥラ首相によって不安定化され、総選挙で勝利を導くことができなかった。全ては彼のせいです。」 「私は別の道を与党連合の議員に提案しています、それは危険性がよりない方法です。野党連合に加わるのではなく、自分たち自身でグループをつくりなさいということです。」

(Intraasia注:マハティール前首相はもちろんフォーラム側から招かれたから、同時期に日本を訪問しているはずです。益々彼のアブドゥラ首相批判は強烈になっています。事情を知らない日本のマスコミがどう伝えるのか知りませんが、発言集だけではマレーシアの状況はつかめません。マハティール前首相が何を言おうと、今尚権力機構であるUMNOをおいそれと去ることを、多くの党員が選ぶとはとても思えませんね。UMNOは単なる政党以上の存在だからです)

【新規住宅供給と販売統計から】
マレーシア査定と不動産サービス庁の統計からです。2007年第4四半期に全国のデベロッパーが売り出した新住居は 6636ユニットでした。これは第3四半期の10536ユニットに比べて大きな減少です。 売り出された総ユニットの内第4四半期中に売れたのが22% でした。州別にみれば、スランゴール州が最多で2044ユニット、次いでジョーホール州1802ユニット、クアラルンプール 983ユニットです。

住居の売り出し価格帯を見ると、一番多いのが RM 25万以上の価格帯で全体の40%を占めます。RM15万ー20万の価格帯が21%を占めます。ただ購買者の観点から言えば、RM 20万-25万の住居は 61%の売れ行き率ですのでこの価格帯が一番需要が多いことです。
以前からの全国での売れ残り住居ユニット数は、多少減って第4四半期時点で 3万ユニット弱です。加えて、建設中でまだ売れてない住居ユニット数が57000 ほどあります。

(Intraasia注:この統計には低所得者用の共同住宅は含まれていないように思えます。マレーシアにおける住居販売方式は、建設する前に売り出す方式なので、上記のような統計数字となります。この数字から考えると、中流階層にはRM 20万-25万の住居が一番好まれるようですね)

【改正が求められている野生動物保護法】
野生動物保護法1972年 にはたくさんんの不備が蔓延しています。一例をあげます:虎を獲ったします、逮捕されます。一方虎の骨からできた酒や塗り薬を販売します、でも罰せられません。それは野生動物保護法が 保護動物の派生物に関して定義してないからです。 別の例です: 一般的な思い込みと違って、象は完全に保護されている動物ではありません。法では、”大型狩猟動物”として分類されており、仮にですが野生動物保護庁から許可を得たら狩猟できるのです。まだ例はあります:この保護法の下では、魚と植物と両生類はまったく全く保護対象になっていません。 

このように野生動物保護法の不備の例はまだまだあります。わが国の野生動物が激減しているのも無理ありません。多くの動物種が野生動物保護法のおかげで生存していますが、この法律はある場合によっては時代の流れに沿っていません。現代 野生動物はその生息地を奪われ、密猟され、商業取引の対象となっている中、この法律には大改正の必要が迫っています。

マレーシアネイチャーソサイエティーの理事は野生動物保護法について述べる、「洗練された野生動物犯罪とその犯罪グループに対処するためには、この35年を過ぎた法律は施行された当時に狙いとしたことをもう達成できないことは明らかです。時代遅れで抜け道だらけです。」  野生動物保護に対する豊富な知識と経験にも関わらず、しばらく前に模索された野生動物保護に関わる法案にはおいて、野生動物保護団体は当事者になっていません。それにも関わらず、マレーシアネイチャーソサイエティー、世界自然保護基金、野生動物保護ソサイエティーなどは一緒になって、野生動物保護法の重要な不備があることを追求してきました。団体は国に提案を何回も提出してきました。

保護動物の派生品に関して法律が対処できないことについて。法が明記しているのは完全保護動物の部分だけです。このことが、野生動物保護庁が保護動物の派生品を含んで伝統民間薬の販売を規制できない点になっています。さらにたとえその製品に、保護動物の含有物をうたっているとしても、その証明をしなければならないのは起訴する側にあります。

驚くべきことに、野生動物保護と国立公園庁(正式名)が発行した、保護動物に対する狩猟、飼育、取引、剥製、罠捕獲に関する免許発行数が毎年増えているのです: 2003年 23432枚、2005年 31120枚、 2006年 33733枚。 狩猟免許の発行を止めることは野生動物保護と国立公園庁にとって難しいことです、それは免許証代が同庁の主要な収入の一部だからです、2006年にはRM 288万を得ています。

(Intraasia注:収入RM 288万なんて国家の支出から見たら微小な額です、いろんな開発建設費は億の単位ですからね。開発建設費のごく一部を野生動物保護庁のような機関にまわせばいいのに、と思うのは自然な感想のはずです。しかし動物保護や森林保護は直接的な国庫収入や企業収入に結びつかない、よっていつも後回しになりがちというお馴染みのパターンですね)

5月22日の記事

【ペナン島とのフェリー便はいつも赤字】
ペナンの本土側バタワースと島のジョージタウンを結ぶフェリー便はこの4年間でRM 5000万の赤字を出しています。しかしペナン州新政府が、経済省はこの運行を停止することはないと、明らかにしました。経済省は、ペナンフェリー便運行をしているペナン港湾会社を所有しています。「州政府はフェリーサービスを向上させます。連邦政府がカタマラン船を承認すれば、それをこの航路に用います。」 経済省の第二大臣は、フェリー運行の決定は連邦政府だけにあると、先に言明しています。」

現在この区間を運行しているフェリーは6隻あり、その他2隻がメンテナンス中です。 6隻のフェリーで1日120便運行、1回の便にRM772 かかるとのことです。乗客が一杯になっても RM350の赤字になると、運行会社の説明です。フェリー便を利用する1日の平均車両は、4000台の自動車、5500機のバイク、500台のトラック、そして乗客数が6、000人です。「2007年フェリー便利用の車の台数は11万台、一方ペナン大橋利用の車台数は124万台でした。」 現在ペナン大橋は拡張工事をしています。

(Intraasia注:自動車の利用台数から比べれば、海峡橋にかなうわけありません。でも住民や旅行者の立場にたてば、あのフェリー便は貴重なサービスです。ずっと続けるべきでしょう。数年前まで60セント、今は80セント? という運賃は値上げまたは帰路便の無料制をやめても仕方ないでしょう。バスに乗ったって1リンギット近くかかるからです。クアラルンプール圏からみれば、ペナン公共交通はまだまだ安いのは事実です、ただしタクシーを除く)

【インドネシア大使館が将来プトゥラジャヤに移転する】

インドネシア大使館はプトゥラジャヤの第4区に新大使館を建設すると発表しました。大使館用の土地 1.2ヘクタールを購入する件で、 Putrajaya 公社とインドネシア政府の間で覚書が交わされました。価格RM3500万とのことです。 大使館書記は、クアラルンプールのTunRazak 道路にある現大使館の混雑を解消できるとしています、「少なくとも200万人のインドネシア人労働者がマレーシアで働いています、このほかに200万人のインドネシア人訪問者、さらに20万人のインドネシア人永住者、5千人のエクスパトリエイト、3万人の学生、が加わります。この多くの人数にサービス提供することで、いかに大使館が忙しいか想像してください。 インドネシアにとって最大で最も忙しい大使館です。 新大使館ができれば、現在の建物は出入国関係に特化することでしょう。」 と書記官は語る。

(Intraasia 注:そうです、インドネシア人の滞在者数はマレーシア人口の1割以上を占めますから、その人たちが求める大使館のもろもろサービス需要はすごいものがあるはずです。インドネシア大使館の前を通るたびに外まで人がはみ出している光景を見ます。問題はプトゥラジャヤの遠さと公共交通の不便さです、数多くプトゥラジャヤを訪れている私には、その広々として近代的なつくりのプトウらラジャヤの良さも認めますが、なにせ自家用車のないものにとって、政府役所や大使館を探していくのはかなりの時間と汗が必要なことがよくわかりますので、将来インドネシア大使館の利用者は時間的によりたいへんになるでしょうね)

【クアラルンプールシティー計画草案2020の意見聴聞会の議長に草案起草関係者の1人が指名された】
クアラルンプールシティー計画草案2020 を先週公表し、同時に市民からの意見を受け付けています。市庁は一般意見聴聞委員会を組織し、クアラルンプール市長がその長に、クアラルンプールシティー計画草案2020 を作るために市庁が雇った主要コンサルタントの1人を指名しました。この人物は建築家で、市庁の諮問委員会のメンバーでもあり、彼の会社は市庁に雇われました。 そこで市民の一部から、一般意見聴聞委員会の正当性に疑問が出ています。 委員会が発表されると、市民からその構成に疑問が出て、委員会は解散されるべきだとの意見が出ました。

新聞社がこの人物に接触したところ、彼は利益の衝突はないと説明しています。「我々は専門家としての知識を持ち寄り、市民からの意見を聞く義務を受けます。指名を受託する前に市長にあってはっきりさせなければなりません。」 クアラルンプール選出議員の1人は、「この委員会は市庁、議員、非政府組織、専門家、消費者グループなどから構成される公聴会にすべきです。」と語る。

こうした批判に、市長は委員会の構成を変える用意があると、翌日述べました。

(Intraasia注:草案を起草した主要な人物が、市民からの意見聴聞会の議長として意見提案を聞いて判断するという、その発想のおかしさに、市民から疑問が出るのは当然でしょう。 政府の任命で市長となったクアラルンプール市長のこれまでの数々の行政には、数々の疑問符が付けられている中、またひとつ増えたというところですね)

【弁護士と裁判官の電話会話ビデオ事件に関する報告書に基づいて検察が調査を始めることになった】
弁護士と裁判官の電話会話ビデオ事件に関する王立審問委員会報告書が一般に公開され、政府は検察長官に対応が委ねていました。そこで、その報告書の内容に関して、検察庁としての調査を全面的に行うように指示を出しました。関係省庁はこれによって調査を始めなさいということです。反汚職庁、警察などが調査をするために時間がかかることを、一般市民は理解してほしいと、長官は語る。

5月21日の記事

【UMNO党国会議員はマハティール前首相の呼びかけに答えず】
マハティール前首相がUMNOを離党するにあたって、党所属の国会議員に離党を呼びかけましたが、UMNO 国会議員はほとんど全員アブドゥラ首相とその指導に支持を表明して、離党していません。UMNOの議員は国会内での短い会合の後、この決定をしました。 準総裁のMuhyddin は、「離党しても何も解決しません。」 ラフィダ前通産省は、「マハティール前首相は党に不忠誠です。」 別の準総裁Ali  Rustan は、「野党陣営が利するだけです。」

党情報部の長で実力者の一人 M. Taib は、「UMNO党創始者は自ら党を去った。初代首相と3代目は死亡した時は、党を離れていた。それぞれ前指導者が党を離れた時、多くの党員は党に残って当時の指導者を支持したという皮肉さがあります。党員は党に残って党を強化してください。」

マハティール前首相の息子でケダー州選出の国会議員は、党に残ってアブドゥラ首相の退陣を呼びかけていくと、その離党しない気持ちを説明しました。

(Intraasia注:マハティール前首相の1人芝居に終わるような様相が強いようです。それにしても引退すれば時の政権は自分の意のままにはならないのは当たり前だという捉え方につながらないところが、マハティール前首相の悲劇ですね。そしてそういう党と政治構造を生み出した個人崇拝傾向を強く残すUMNO の長年のあり方は、今後も消えそうにないことが、アブドゥラ首相とマハティール前首相の確執からも見て取れます)

【マレーシア独自のインターネットオークションサイトは eBay よりも人気がある】
マレーシア人がマレーシア人用に製作して10年近く前に始まったインターネットオークションサイト Lelong.com は疑いなくマレーシアで最大のオークションの場です。毎月の訪問者は100万人を数えます。運営会社の Interbase Resources は言う、「取引者は増えています。取引者の80%は35歳以下です。」 Lelong.com の利用者が驚くのは今でも利用料が無料ということです。登録費もないし、販売コミッションもかかりません。「これがセールスポイントの一つです。その代わりにサイトに広告を載せて稼ぎまた、販売品を目立たせたい利用者にだけ小額の費用をもらっています。」 

Lelong.com はeBay Malaysia が参入した後もその人気は揺るぎませんでした。Interbase Resources は言う、「我々の成功は利用者の信頼感にあります。だから繰り返し利用者がいるのです。我々はセキュリティーのことを決して緩めていません。販売者はすべてきちんとして承認過程を経る必要があります。」

Lelong.com サイト内に利用者は自分のショップを設置できます、費用は年間RM 168です。現在800ショップがあるとのことです。Lelong.com のユニークところは、利用者登録はマレーシア人及びマレーシアに住む外国人に限っているところです。これは不正の管理に役立っています。

(Intraasia注:私はオークションそのものを一度も使ったことがないので、使い勝手などを評することはできません。www.lelong.com.my が人気あるという風評はもう何年も伝えられている、確かな証拠なんでしょう)

【サバ州のピグミー象は人間が持ち込んだようだ】
ボルネオ島、とりわけサバ州には普通のアジア象より小型なピグミー象が生息しています。その数約1000頭と推定されています。衛星追跡によれば、ピグミー象は低地を好みます。その体型は普通のアジア象と多少違います、科学者は長い間、このピグミー象はなぜボルネオ島の他の地域に見られないのか不思議に思っていました。
ピグミー象に関する最新の研究でわかったこと: 
ピグミー象がボルネオ島に長い年月に渡って生息していた考古学的証拠がない
一般に象は昔の支配者・王族がアジア各地へ贈り物として送られていった
数世紀前にフィリピン南端のスルー諸島のスルタンが象をボルネオ島に送り込んだ
このことから、昔から地元民が言い伝えていた、ボルネオ島のピグミー象は数世紀前にスルーのスルタンが偶然持ち込んでジャングルに放置された、スルー象の子孫かもしれません。スルー象はジャワ象の一種です。ジャワ島では西欧人が到来して以後絶滅してしまいました。 世界自然保護基金によれば、2003年のDNA試験によってピグミー象がスマトラ象及びアジア大陸の象と別種であることを示しています。

(Intraasia 注:なるほど、という科学者の推測なんですね。古代に象が海を渡ってボルネオ島にやってくるわけないし・・・・、人間が他所から連れてきて、それが生殖した可能性が高いということのようです。)

5月20日の記事

【マハティール前首相がUMNO を離党】
マハティール前首相がアロースターで行ったフォーラム集会と記者会見で、UMNO を離党すると述べました。その中で党が生き延びていくために”壊疽(えそ)を取り除く、となぞらえて、この劇的な行動に加わるようにとUMNO党員に訴えました。 マハティール前首相はこの数年アブドゥラ総裁兼首相を批判し最近は公然と打倒を呼びかけていました。今回の離党声明は、アブドゥラ首相をその職から追い落とすための、最後の手だと見られます。

「他の党には参加しません。アブドゥラ総裁兼首相が辞職すれば、UMNOに復党します。」 彼は議員を含めた党員に対して、集団で辞職してアブドゥラ首相への不信任を示すようにと訴えました。「我々がUMNOを愛すれば、党を再生するために党を解剖しなければならない。」 
マハティール前首相は自分のブロッグページで述べる、「現在のUMNOはアブドゥラ首相、その家族、及び民族と宗教と国家の利益にならない活動と政策を支えるためにだけに存在する。」 「選挙民と与党連合の支持者が伝えようとしたメッセージをアブドゥラ首相が理解できないことは不幸です。彼はそれでも勝ったと言っている、5州が野党連合に取られたにもかかわらず。」

(Intraasia注:これは大ニュースです。マハティール前首相のアブドゥラ首相批判はもはや個人攻撃の域に達しているとある評論家は書いてます。確かに部外者から見れば、ますます個人攻撃が強まっているという感想を抱きます。前政権担当者としての彼の政策が次々にアブドゥラ首相によって覆されたのは事実です。しかし引退を翻して今や全力活動かと思えるほどマスコミに登場するマハティール前首相の老醜を感じる国民もいることでしょう。マレー政界の常で党指導部翼賛と個人崇拝が非常に強い、なぜこれほどまでに個人崇拝を前面にたてなければならないのかというほどです、よっていくらマハティール前首相が批判しようと現UMNO指導部がおいそれと揺らぐものではないのは、この数年の状況が証明しています。一方でこの翼賛と崇拝風潮を強化したのが、在職中のマハティール前首相であったのも事実なのです)

【ガソリン、ディーゼル油の補助金を見直す検討】
原油価格が1バーレルUS$120 近い現在、今年マレーシア政府が燃料関係につぎ込む補助金額は RM450億にもなると見られています。国家5カ年計画で予定されていた金額よりRM50億も増えます。その内 ガソリン、ディーゼル、天然ガスに対する補助金はRM 180億になります。 政府はガソリンに関しては補助金の方法を2種類に変えるように検討しているようです、つまり低所消費者層、及び産業界とりわけ公共交通機関、漁業のような対象とする方面にに補助が渡るようにです。

現在の補助金システムは浪費、及びタイ人とシンガポール人がその安い値段で購入でき、さらに不届きな商人によって近隣国にその安い燃料が密輸されるという漏洩を奨励していることになります。 ある例をあげれば、漁民に対するディーゼル油への補助金です。監督官庁のデータが明らかにしているように、漁民へのディーゼル油の販売が増加してもそれに釣りあった漁獲高が上がってないのです、これが示唆するのはディーゼル油の密輸出の存在です。 加えて、反汚職庁はサバ州での月1800万リットルにも及ぶ補助金付きディーゼル油の不正疑惑を調査しています。 「市場価格と補助金付き価格の差が大きいので、こういう漏洩はさらに広範囲に且つ大きくなるでしょう」とエコノミストは予測する。

主要消費品値段のアセアン各国比較品目 単位当りのリンギット換算マレーシア インドネシア タイフィリピン シンガポール   砂糖 RM /Kg1.45 2.32 1.84 2.92 3.28  小麦粉 RM /Kg1.35 1.90 2.10 2.10 2.30  食用油 RM /Kg 3.30 3.61 4.76 4.27 6.80  ディーゼル油 RM /リットル1.58 1.68 2.19 2.50 3.15   普通ガソリン(Ron 92) RM /リットル1.88 2.27 2.41 2.64 3.67
マレーシア国内取引と消費者省調べ  2008年2月

(Intraasia注:ブログの場合、表形式にならないので、見にくくて申し訳ないです。 ガソリン、ディーゼルが近隣国に比べてかなり安いため横流し・密輸活動の存在はもう長年の公然の秘密です。こういうことは島国では輸送が難しいのでまず起こらないでしょう。それにしてもサバ州のこの種の活動は巨大ですね! 以前から思うのは、なぜ漁民に市価の50%ほども安いディーゼル油の供給が必要なのか理解に苦しむところです。魚民だけが燃料費高騰の影響をまともに受けるのではないのに。)

【下水処理会社 IndahWater の広告から】
心の安寧のためにささやかな価格を払いましょう
もしお宅のトイレが1日か2日使えなかったら、きっとたちまち下水処理設備の価値を評価されることでしょう。私たちの下水処理サービスを10年以上に渡って受けながらも、下水処理料金に疑問を投げつけるお客様がまだいらっしゃるのです。

下水処理サービス料金: 民間建物 の場合は月当たりRM 8、 個別の浄化槽のある民間建物の場合は月当たりRM 6 、低所得向け居住建物の場合は月当たり RM 2
以上の下水処理サービス料金は6ヶ月ごとに郵便で請求書を送っています。

商業施設の下水処理サービス料金は毎月請求書を送ります。料金はその不動産の年間評価額からなる基本料金と100立方メートルを超える平均的水道使用量に基づく追加料金から構成されます。年間評価額とは不動産評価税のことではなく、建物の推定年間賃貸料と定義しています。

産業施設の下水処理サービス料は人数を基準にして課しますが、最低料金は公共下水処理場につながっている場合は毎月RM25で、独自の下水処理タンクを持つ場合は毎月RM20です。
www.iwk.com.my

5月19日の記事

【違法滞在になればパスポートを捨てて強制送還されるほうが良い】
インドネシア人違法滞在・労働者の中には、自力で違法に出国してインドネシア帰国するよりも、収容所送りになって強制送還される方を好む人たちがいます。こういう労働者は合法労働滞在期限が切れると各自のパスポートを捨ててしまいます、違法の小船に乗ってマラッカ海峡などを渡って密かに帰国するのは危険が伴い且つ費用もかかるので、パスポートを捨ててしまい当局に見つかって強制送還されるほうが安全だと考えるようです。

「マレーシア滞在が超過したらパスポートを捨てるのが最善です。当局に捕まって荷物なく帰国するのでも構わない。将来またマレーシアに戻ってくるからです、その時は別の名前で新しいパスポートを作って来ます。」 とあるインドネシア人労働者は記者に語る。

(Intraasia注;ここまで割り切って且つ決心していれば、いくら違法労働者取締りを強化しても効果はしれてますね、なにせインドネシア人を始めととして外国人労働者需要は無限といえるほどあるからです。需要も供給も十分ある、この現実を前にしてマレーシアの外国人労働依存構造が変化するきざしは全く感じられません)

【海外留学奨学金を巡る成績優秀学生からの苦情】
マレーシア人学生に与える奨学金の支給決定を行う 公共サービス庁は、SPM試験で好成績をあげた奨学金申請全員に海外留学用の奨学金を支給するわけにはいかないと、説明しています。「もっとも一般的な誤解は、好成績だから奨学金を必ず得られるというものです。多くの優秀な学生は奨学金受領のための限られた数を突破しなければならないのです。」 とサービス庁の長官は説明する。公共サービス庁の提供する海外留学奨学金枠は、2008年は2000人分です、それに対して15200人が応募し、内7253人が面接に呼ばれました。 2007年は1800人枠でした。また国内の高等教育機関進学用の奨学金の枠は2007年が7855人で、2008年が10,000人です。

公共サービス庁の定める、海外留学奨学金の選抜規定: 学業成績 20%。面接 10%、親の社会経済背景 10%、課外活動 10%、 その他条件: 19歳以下、家庭の月収 RM 1500以下、理科系専攻に優先、など

(Intraasia注:マレーシア特有といえるでしょう、この種の学生の奨学金選抜に関する非ブミプトラからの苦情が頻繁にニュースになることです。SPM試験の優秀成績者が政党や新聞社に、奨学金授与選抜から漏れたと不満を寄せるためです。かなりの数になるので、ニュースになるわけです。しかし上記にもあるように成績100%が選抜基準ではないそうですね、どういうわけか合計しても50%にしかなりませんけど)

【クアラルンプール -シンガポール間にまた1社豪華バス運行会社が参入】

豪華バス会社Odyssey Prestige Coaches 会社は、ビジネスコンサルタント業である2人のマレー人兄弟が設立した会社です。この2人にとって、クアラルンプール-シンガポール間はまだ十分にバスサービスが提供されていないと考えています、「まだ発展の余地があります、とりわけ一流のサービスを提供するバスはです。飛行機で飛ぶのではなく、バスでこの区間を往来したい人にとって、真のビジネスクラスサービスが欠けています」 全体を眺めると、クアラルンプール-シンガポール間は毎日1200人から1500人がバス便を利用している、そこで年率 5-10%の伸びがありますと、この経営者は見ています。

そこで2人は同社を設立して、クアラルンプール-シンガポール間の豪華バス運行を昨年11月に開始しました。資金は主にSME銀行とBank Muamalatからの借り入れ及び個人投資家からで、これまでにRM500万がこの事業に投資されました。現在5台のバスがこの区間を運行しています。運賃はピークデーが片道RM 95、通常日がRM80です。 車両は24人乗りでゆったりしており、車内サービスは食事付き、音楽とビデオ提供、さらにWiFi 利用のインターネット接続もできます。

Odyssey バスは現在Mont Kiara から発着していますが、乗車降車場所の追加としてKLCCなども計画しています。シンガポール側の発着場所はCopthorne Hotel です。 同社は近い将来ペナンやハジャイなどへの便運行も開始したいと希望しています。

(Intraasia注:クアラルンプール-シンガポール間の豪華バスはすでに業界の有力バス会社数社が運行しています。さらに1社が加わったわけですか、それもバス業を初めて行う会社というのが目新しいです。運賃 RM 95 でも飛行機よりバスを好む人は少なくないでしょうから、需要はあるのでしょうね?)

5月18日の記事

【弁護士の裁判人事介入ビデオ報告を巡る政府の対応】
弁護士と裁判官の電話会話ビデオ事件に関する王立審問委員会報告書が来週一般に公開される前に、主要新聞各紙はその内容を報道しました。これに対して、内閣府の高官が新聞社を対象にした警察訴え届けを出しました。 アブドゥラ首相はこれを釈明する、「メディアによる一般公共的な起訴も迫害もごめん願いたい。こういう風に根拠のない推測することで不公平になってしまう。市民とマスコミはそれぞれ自身による調査をすべきではない。検察長官の報告を待ちなさい。」

「新聞の載せた報告書内容記事は、政府発表する、しないを決定する前に行ったことで、これを不適当であると、内閣府が考えたからです。」 報告書は公的機密だと分類されていないので、メディアがこれを報じたことは公的機密法に違反してないというメディア側の主張に、「メディアはそう主張する。別の方面は反対のことも言えます」 と首相はいなしました。

(Intraasia注:このビデオ事件報告書の結果、単にに司法界と政界だけでなくマスコミと一般市民を巻き込んで、かなり複雑な様相を呈していくことでしょう)

【マハティール前首相とアブドゥラ首相とアンワル元副首相の三つ巴の権力争い】
内閣が、弁護士と裁判官の電話会話ビデオ事件に関する王立審問委員会報告書に基づいて、マハティール前首相ら6人への対応を検察長官にゆだねたことで、マハティール前首相は語る、「私を裁判所で起訴することは、私は裁判官が行った数多くのことを説明できる機会を持つことになる。(検察側の調査が)起訴ケースなしで終わらないことを願う。(現職時代)私の所にロビー活動にやってきた裁判官について私は明らかにしたい。」 

ジョーホール州の草の根UMNO党員らが催した集会でマハティール前首相は語る、「多く人が大臣になりたい、副大臣になりたいと私にロビー活動をした。しかし指名は私自身の判断に基づいて行った。 ビデオ事件は、アンワル元副首相の策略だ。(アンワルが起こしたマハティール前首相に対する名誉毀損裁判のマハティール前首相側弁護士である)彼を資格なしとして退ける策略に過ぎない。」

【サバ州与党連合議員の政府に対する本音発言が続く】
(与党連合barisan nasional に属するサバ州国会議員が最近口々に、政府のサバ州に対する扱いに大きな不満を国会を含めて各所で公然と表明しています。サバ州与党議員が大挙して野党連合に鞍替えするのではないかとの噂が一向に止みません)サバ州とサラワク州議員が不満を訴える中には、両州のインフラが半島部に比べて非常に劣る点もあります。 サラワク州では、電気が供給されているのは町部で 65%にすぎず、郡部では自家発電でなんとか 40%ぐらいを確保しています。サバ州では、指導供給があるのは65%ぐらい、サラワク州にいたっては30%に過ぎません。

(Intraasia注:総選挙の結果、野党連合との議席差がぐっと少なくなった現在、政党の鞍替えは政府与党、とりわけUMNOに大打撃を与えます。そこでこのサバ州議員の動向が大きな注目を集めています)

【追突強盗の手口】
数時間前に盗んだばかりのHonda車で故意に走行中の自動車に接触して、その車が損傷を確かめるべき停車したところを襲う悪者グループが、たまた現場を通ったパトロールカーに遭遇しました。グループの2人は車で逃走しましたが、走って逃げた3人を警察は追い、内1人は射殺、1人は撃たれてけがをし、1人を逮捕しました。犯行に使ったマレー刀を押収しました。

ことの始まりは、夜10時ごろペタリンジャヤ郊外の道路で親子2人が乗っていたToyota 車にわざと追突し、マレー刀で脅して車自体を強盗しよとしました。被害者は抵抗したものの逃げようとしたところへ、たまたまパトカーが来たのです。

(Intraassia注:賊が銃を持っていなくても警察に抵抗すれば容赦なく撃たれます。まあこれもこの種の凶器を使った犯罪の多い土地柄仕方ないと言えるかもしれません。夜間交通量の少ない場所で、わざと軽く追突して停車したところを凶器で脅して車を乗っ取る手口はよくあると以前から報道されています。運転しているのが女性だと安心して車を点検したら、同乗していた男たちに脅されたという手口もあるようで、強奪されそうな良い車に乗っている人は夜間ちょっとおかしな状況で追突されたら、その場で交渉せずに即警察署まで走ってから交渉しましょうというのが、防衛策です。)

【営業停止命令を無視して運行するバス会社 】

大手バス会社 Syarikat Konsortium Bas Ekspres は道路交通庁から1ヶ月の運行停止処分を受けたにも関わらず、まだ運行をしているようです。PuduRayaバスターミナルから少なくとも2台のKonsortiumバスが、Taiping、Ipoh 方面へ出発した光景が目撃されました。 商業車両免許授与庁の長官は、道路交通庁に対して営業停止違反したバス車両を差し押さえるように指示を出した、と語りました。道路交通庁は、ジョーホール州、マラッカ州などで同社のバス3台を差し押さえたとのことです。

全マレーシアバス運営者協会の議長は、「Syarikat Konsortium Bas Ekspresは我々のメンバーでない。ただ乗客を可哀想に思う。」

(Intraasia注:どのバス会社もその車両を極めて目立つように会社色彩に塗りバスブランド名を大書してますので、こっそりと発車することなど不可能です。交通庁が取り締まりを厳しくするしかないでしょう。切符をすでに買ってしまった乗客がそのバスで出発したいのは当然ですね。払い戻しなどの手続も公正にしない限り乗客が苦しみます)

5月17日の記事

【Konsortium バスを1ヶ月の運行停止処分】
大手バス会社 Syarikat Konsortium Bas Ekspres に対して、道路交通庁が1ヶ月の運行停止処分を発表しました。同社のこれまでの運行歴がひどいとの理由によって、5月15日から6月16日まで、同社の全バス車両 232輌は運行をできないことになります。 商業車両免許授与庁が調査を行いこの決定を下しました。 Syarikat Konsortium の多くのバスが事故に関わっている、との調査結果です。

「道路交通庁の係官が全国 36箇所のバスターミナルに滞在して運行停止処分を守られます。道路交通庁は停止処分を守らなかったバス1輌をPudu rayaで、2輌をイポーで差し押さえました」 と道路交通庁の幹部は語る。 Puduraya では(このことを知らない)数百人の Syarikat Konsortium バス切符を持った乗客が立ち往生しました。

(Intraasia注:transnasional. Plusliner/nice とこの会社からなる長距離バス大手3社の内、Syarikat Konsortium Bas Ekspresはその寄り合い世帯性格のゆえかどうか知りませんが、いろんな面で劣るバスであると以前から私は観察していました。同社は切符をバスターミナルに居ついている”ダフ屋”に販売させるような商売方式は大手として止めるべきであり、安全運行をもっと徹底させなければなりません。事故が起こって被害を受けるのは乗客なのです)

【裁判官人事介入ビデオ事件の報告書を公表する】
(5月10日に載せた「弁護士の裁判官人事介入ビデオの報告書が国王に提出された」の部分を参照してください。王立審問委員会が調査の報告書をまとめて、9日に国王に提出し、さらに報告書1部はアブドゥラ首相にも提出されました。)
内閣はこのビデオ事件の王立審問委員会報告書に関して、報告書の中で述べられているマハティール前首相ら6人に対する申し立てを調査すべきであると、閣議決定しました。その他5人は、当の弁護士 Lingam、前連邦裁判所長官、元連邦裁判所長官、前アブドゥラ内閣の観光大臣で現在UMNO党書記長(幹事長)、Berjayaグループのオーナー、です。 

検察庁長官はこの報告書をよく読んでから調査に入る事に関して声明を出しますと、述べました。内閣の法務担当大臣は、「報告書の提案事項は全て、その性格として諮問であるので、我々はまた別の調査をしなければならない。」 また内閣は、この報告書の内容を一般に公表し、販売することに内閣は同意して、20日から法務庁で販売します。 報告書は2889ページからなり、RM 500以上します。 報告書の中で委員会は、この弁護士はその親しい友である現在UMNO党書記長(幹事長)、Berjayaグループのオーナーの協力の下、裁判所高官の人事に積極的に関与している、とりわけ前連邦裁判所長官の場合の任命である、そういった経過の中でマハティール前首相も巻き込んでいる、と述べています。

(Intraasia注:ことの内容もしかり、そしてこのビデオ事件を暴露したのがアンワル元副首相ということから極めて政治的できごとになっています。UMNO党書記長はアブドゥラ首相自身が選挙後任命した人物です。今後どうなるかまだわかりませんね)

【AirAsia の拡張方針は変えません】
AirAsiaグループの長距離格安航空会社であるAirAsia Xは オーストラリアのPerthへの飛行を11月2日から始める、それにちなんで5000座席の運賃無料を提供すると発表しました。 パースまでの片道運賃は燃料追加費を含んで、平均RM400ぐらいになるとのことです。2007年11月に初路線を開始したAirAsia X として3番目の飛行地です、オーストラリア2箇所と中国1箇所。

AirAsia グループの最高経営責任者は、「来年日本への飛行を始めます、そこで AirAsia Xの社長といっしょに7月に日本へ行き、細部を詰めます。飛行地として名古屋を含めて3箇所を考えています。」

彼は主張する、「マレーシア航空の赤字国内路線に政府が補助を出しているのを止めるべきです。AirAsia のシンガポール路線へのフライトを増やせるように許可して欲しい」 アナリストの中には、世界の石油高騰のためAirAsia は手持ち現金不足になるのではという見方を示していることに関して、「現金不足になりません。アナリストの観測はAirAsia 発足以来反対方向にあります。」

一方運輸大臣は、「マレーシア航空のゼロ運賃キャンペーンに、政府補助金は全く使われていません。AirAsia グループ経営者の批判は間違っている。政府は両社の価格競争に介入しません」と明らかにしました。

(Intraasia注:AirAsia Xの発足前から日本への路線を開設したいという彼の希望は何回も報道されています。しかしAirAsia Xの注文した飛行機が届かないなどの点もあって、路線はまだ3路線だけです。今年中に英国へも飛ばすようですから、日本へのフライトが来年は実現することを期待しています。最初から日本路線が3箇所になることはありえないでしょうから、最終的に3箇所という案なのでしょう)

【".my" ドメイン名が使えるようになった】
アジア太平洋で、インタネットの登録プロバイダーでアドレス登録サービスを行っている Mynic 会社が、マレーシアで ”.my ”だけを付けた登録ができるサービスを開始しました。 これまでの "co.my" に加えてこのアドレスを登録できます。3月に開始して以来すでに 1万の ”.my ”だけドメイン名が登録され、その内90%が企業、10%が個人です。”.my ”だけドメイン名を登録できるのは、マレーシア人とマレーシア登録法人だけです。サイト: www.mynic.net.my
”.my ”だけのドメイン名登録料は、少し高くRM120です。co.my の場合はRM80です。

【バトミントン大会の男子は決勝進出ならず】
ジャカルタでバドミントンのトーマス杯・ユーバー杯 が開催されています。男子部の準決勝ではマレーシアと中国対戦して、惜しくも2対3 で負け、決勝進出はなりませんでした。

(Intraasia注:大きな期待を背負った男子チームでしたが決勝前に敗れました。それにしても中国は男女とも決勝進出で、何につけても中国は強いですね)

【円とリンギットとの両替率】
1万円を銀行で両替すると RM 306.4 入手します。

5月16日の記事

【クアラルンプールシティー計画草案2020 が公表された】
クアラルンプール市庁は、(待ち望まれていた)クアラルンプールシティー計画草案2020 を公表し、同時に市内各地で市民へ概要を示すための展示ブースを設けました。5月15日から6月30日まで、市民はそこに用意された(数ページの)アンケート・意見用紙に書き込むことができます。展示場所:クアラルンプール市庁メインロビー、Berjaya Times Square 地階、 KLCC駅、 Wangsa maju のCarrefourストア、 Kepong のJaya jusco, など市内8箇所。

計画草案の全貌は4部からなる書籍になって一般発売されます、ただし第3部を除く: その内第1部と2部がそれぞれRM120(マレーシア語版)、英語版はRM 150、第4部がRM 50

クアラルンプールシティー計画草案2020 は、2004年11月に規定発表されたクアラルンプール構造計画2020年 に基づいて、具体案化された計画です。構造計画2020年は2020年までのクアラルンプール全体の開発青写真を描いたものです。

発表された15日は、多くの市民地域団体やNGOや会社、協会などが市庁を訪れて、概要書を購入しました。いくつかの地域住民団体はそれぞれの地域が開発過剰または知らぬ間に開発予定地になっていると、批判の声を上げています。

(Intraasia注:今後当分この草案計画を巡って、いろんな議論が起こってくることは間違いない状況です。クアラルンプールに市議会がないので、これらの草案は市庁が独自に作成したものです。従って日ごろから市庁の地域や団体に相談せず市庁独自に計画するあり方に不満や批判を持つ人たちからすでに多くの反発が表明されているようです)

【Mara ジュニア理科学校の非ブミプトラ生徒枠】

「国内の Mara ジュニア理科カレッジ には26251人の生徒が学んでいます。その内3094人が非ブミプトラ生徒です。Mara ジュニア理科カレッジは10%枠を非ブミプトラ生徒に割り当てています。」 と企業家と共同発展省大臣が国会で明らかにしました。「今年非ブミプトラ生徒からの応募は334人で、内172人の入学を認めました。

「 Mara ジュニア理科カレッジは小学校6年次の全国試験UPSR で5A の成績を取った生徒を入学させますが、親の所得が月RM600以下の生徒も入学させます。」
こういった貧しい家庭の生徒は RM270の年間授業料を免除され学用品を支給されます。 「Mara ジュニア理科カレッジはその使命である、田舎に住む貧しく勉強のできる家庭の生徒に教育機会を与えることを続けていきます」 現行の40校に加えてさらに16校が建設されるとのことです。

(Intraasia注:Mara とはマレー人発展公社のこのとです。呼び名はジュニアカレッジでも中学校ですね。その目的にあるようにブミプトラの豊かでない生徒を助ける目的のようですが、ただ全員がブミプトラ生徒というありかたは、多民族国家としてあまりよくない学校生活になりかねませんから、本来はもっと非ブミプトラ生徒が混じっていたほうがいいはずです。目立たないニュースですが、こういうことはマレーシア学制の重要な点です)

【AirAsia がマレーシア航空に強い反発を示す】
マレーシア航空は、5月5日始めた国内路線の一定割合を運賃ゼロ化するキャンペーンに引き続いて、東南アジア路線と2つの中国との間路線でもごく安運賃キャンペーンを始めます。国内ゼロ運賃で提供する100万座席の内、これまでに15万座席が売れたとのことです。 これに加えて、5月21日から6月3日まで東南アジア路線でもごく安の100万座席を提供します、尚その買った切符で飛行する期間は7月1日から12月14日までで、変更類は一切認められません。

一方格安航空 AirAsiaグループの最高経営責任者が マレーシア航空経営陣を批判しています。「マレーシア航空は公正で健全な競争をするべきです。AirAsiaが路線を持っていない、例えばロンドン路線、シドニー路線でなぜマレーシア航空は格安切符を提供しなのだろうか?」 さらに、マレーシア航空はその国際路線向けに受けている国からの補助金を使って国内路線の運賃ゼロ化キャンペーンを行っているという非難が出ているので、マレーシア航空社長はその非難を公式に否定すべきであると、マレーシア航空に疑問をつけました、「社長はまだ公式に否定していない、補助金を援用してキャンペンをしてはいけません。」

「民間航空が政府系航空会社に対抗していくのは難しいが、平等な競争土壌が公正に且つ均衡のとれたものにしていきます。マレーシア航空はなぜAirAsia が飛ばしている路線だけに極安運賃を集中させているのでしょうか? 今回の両社間の競争はばかげています。本来は外国の航空会社宛てに競争すべきです」  マレーシア航空幹部は、政府補助金が極安運賃キャンペーンに使われているとの非難を否定しました。

(Intraasia注:国家資本を後ろ盾にして通常サービスをする航空会社が、民間の格安サービス航空のビジネス領域を侵犯してきたと、AirAsia は強く反発しているわけです。主たる対象はAirAsia 路線であり、日本路線などはもちろん対象外なのは事実ですね。)

5月15日の記事

【新国内旅行キャンペーンを打ち出した観光省】
観光省は2008年と09年用の新しい国内旅行キャンペーンである”Zoom Malaysia” を開始するセレモニーをアブドゥラ首相を招いて行いました。「(世界から観光客を呼び込むために)マレーシア人はそれぞれの役割を果たしましょう。これは観光省だけの仕事ではありません 。街や海岸や村々をきれいに保ちましょう」 とアブドゥラ首相は演説する。

(Intraasia注:これまでの ”Cuti Cuti Malaysia" に替わるキャンペーンなのかな? 国内観光地にもっと目を向けようという意味があるようです。それにしても、8月末まで延長された「マレーシア訪問年」キャンペーンは一体どこへいったのでしょうね)

【ジョーホールバルの図書館の未返却本対策】
ジョーホールバルの Sultan Ismail 公立図書館では、貸し出し冊数は増えてこれまでに 6471冊です。しかしこれまでに返却されたのはわずか40冊だけです。図書館の係りによれば、「2000人ほどが借りた本 6400冊がまだ返却されてません、古くは1999年にまで遡ります。非常にがっかりしています。未返却本の費用は RM32万になります。 」 今月初めに打ち出した返却キャンペーンの結果でも20冊戻っただけです。借りた人が返却するのを奨励する策として、図書館は6月1日までに返却すればどんなに遅れた返却本であろうと罰金は課しません。」

図書館の規則では、1人が借りられるのは3冊まで、 借りた本が紛失したらRM 15払うことになっています。ジョーホールバル市庁幹部は、借りた人の自己勝手を批判します。「彼らが常識を考えることを期待したい。もし返さなければ対策を取りたい。」 20年前にオープンした同図書館は蔵書44万冊、登録メンバー 62000人です。

(Intraasia注:下手な記事で、未返却本がいつを基点としたのかはっきり書いてありません。1999年なのか20年前なのか? それにしてもそんなに前の未返却本の借主に今頃対策を取っても遅いと思いますけどね)

【ペトロナス交響楽団の団員の大多数は高給取り外国人】

国会で行動党書記長の議員(ペナン州首相でもある)が演説し、その中で Petronasを批判しました、「Petronas はそのペトロナス交響楽団の団員の給料に月RM 350万も払っている。そんなに多額の金は貧者のために使うべきです。楽団員の 95%は外国人であり、その月給はRM 16000から 28000 もします。加えて有給休暇が2ヶ月です。さらに指揮者はRM 13万の月給で、そのアシスタントがRM 5万です。 ペトロナス交響楽団が10年前に設立されて以来、これまでに楽団員の人件費にRM 5億を払ってきた。」

(Intraasia注:ペトロナス交響楽団の広告を見るたびに思うのは、観客ってどれぐらいいるのかなということです。どう考えてもマレーシアで広範囲に支持されているとは思えないオーケストラ音楽ですね。ごくごく一部のオーケストラファンのためになぜそんな高費用を支払い続けているのかという素朴な疑問を感じます。 外国人楽団員数人ならわかるけど、95%じゃそれはもうマレーシアの交響楽団ではないです。マレーシア人のオーケストラにして公演すべきであり、それがマレーシアに根付かなくても仕方のなことでしょう。そういう国がもあっても別に文化的に劣ったことではないということです)

【小売業界は好調でした】
小売業界の伸びは堅調で、2007年は対前年比 12.8% を記録しました。これは1992年以来の最高の伸び率で、2007年のマレーシア訪問年と公務員の賃上げが大きく貢献したと見られています。 販売高の伸び率は全国的なチェーンストアの方が小規模な店舗より高かった。
2007年の部門別の対前年伸び率: デパート兼スーパーマーケット 8.1%、 デパート 10.0%、 ファッションとアクセサリー専門店 12.4%、 その他専門店 15.6%

(Intraasia注:12%とは大きな伸びですね。クアラルンプール圏では大ショッピングセンターが好調に営業しており、郊外には大スーパーが少しづつ増えていますから、こういう数字もなるほどと思えますね)

【バドミントンの大会で日本とマレーシアが対戦】
ジャカルタでバドミントンのトーマス杯・ユーバー杯 が開催されています。男子部の準準決勝ではマレーシアと日本が14日に対戦して、マレーシアが3対0で日本に圧勝しました。女子部で、マレーシアは韓国に3対1で敗れ、準決勝進出ならずでした。

5月14日の記事

【Petronas が支払う巨額なロイヤリティー】
(準国営の石油会社である)Petronas が連邦政府(国)及び3州(トレンガヌ州、サバ州、サラワク州)に支払ったロイヤリティーの代金は、2004年から2007年でRM 268億になります。その内国がRM134億、トレンガヌ州がRM73億、サバ州がRM12億、サラワク州がRM 48億でした、と国会で大臣が答弁しました、「3州に支払うロイヤリティーの額はその州でのPetronas の生産高に基づき、連邦政府に支払う方程式の半分となっています。 政府はPetronas ロイヤリティー率などの見直しは考えていません」

「マレーシアが石油とガスの面で純輸入国になるのは2014年でしょう。現在の石油産出方式を基にすれば、マレーシアの石油とコンデンセートの産出は22年間続けられ、天然ガスは39年間産出できます。」

(Intraasia注:ということは20年後にはロイヤリティーがなくなる、または10年くらい先にはロイヤリティーは減りだしていくということなんでしょう。国庫の大収入源ですから、それまでに国家収入構造を変える必要があるということですね)

【バドミントンの大会で日本とマレーシアが対戦】
ジャカルタでバドミントンのトーマス杯・ユーバー杯 が開催されています。女子の部でマレーシア選手陣は日本選手陣を3対0 で破って、準準決勝に進出しました。ユーバー杯で日本に圧勝したのは初めてです。男子部の準準決勝ではマレーシアと日本が14日に対戦します。シングルスが3試合でダブルスが2試合です。

【クアラルンプール無線メトロポリタンプロジェクト】
クアラルンプール無線メトロポリタンプロジェクトの開始式がクアラルンプール市庁で行われました。このプロジェクトでは、今後2年間でクアラルンプール市全体でスピード 512Kbs の無線ブロードバンド接続サービスが無料で利用できるようにします。ある特定の場所、店内ということではなく、市全域でのサービスであり、世界でも数少ない例となります。この無線ブロードバンドは、WiMAX 2.3 Ghz 技術に基づいており、このプロジェクトに関わるのは、クアラルンプール市庁、マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会、Synapse Technology 会社、Packet One network 会社です。

プロジェクトは2つの部分に分かれており、市の無線ブロードバンド化はPacket One network 会社が行い、もう1方は Synapse Technology 会社が運営するクアラルンプール市庁提供の諸情報ポルタルサイトを開始すること;www.kul.com.my    

 プロジェクトの第1段階では1500箇所の WiFi 地点を今年末までに設置する。これは主として商業地区、クアラルンプール市庁のコミュニティーセンター、オフィス地区などです。とりわけ中心部の商業ビジネス地区、KLCC一帯で、その一帯だけで200箇所を設置します。 その後来年末までに2000箇所のWiFi 地点を追加します。 予算はRM 6000万で、その内クアラルンプール市庁はRM500万を拠出し、Packet One network 会社がRM5000万を出します。

マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会が想定する、首都圏全体の9割の世帯を 2010年までにブロードバンド化するという計画があります。
設置の終わったWiFi 地点では、Wieless@KL ( www.wirelesskl.com) に接続して利用者登録すれば、無料で無線ブルードバンドサービスを利用できるとのことです。

(Intraasia注:中心部のごく特定地区ではすでに利用できるとのことです、無線WiFi 機能を備えたノートパソコンをお持ちの方は機会があればお試しください。計画通りに2年間でクアラルンプール市全体が無線ブロードバンド化できたら、それはまことに結構なことですね。)

 【KLIAの格安航空ターミナルでも違法客引きと白タクが横行 】
クアラルンプール国際空港格安航空ターミナル(LCCTと略称)でも、白タク・バンと違法客引き屋が横行しており、LCCTで営業している認可タクシーの運転手が大きな不満を表明しています。
タクシー運転手は当局に数多くの苦情を寄せたが、なんの行動もとられていないと訴える。ある運転手によれば、違法タクシー・バンの運行者は家族連れやグループを好む、彼らはバンを有しているので適わない、と語る。 白タク・バンと違法客引き屋の料金に引き寄せられる利用者側にも問題がある、と別の運転手。「商業車両登録庁に登録されていない車両がなぜどうどうと商売しているのか、当局は何をしているのだろうか?その一方で我々認可タクシーは客待ちで数時間も待っているのに。」

(Intraasia注:クアラルンプール国際空港開港以来のいつ終わるともしれない、白タク・バンと違法客引き屋の横行はLCCTでも同じということですね。メインターミナルでは空港タクシーの数が足らないとよく言われてますが、LCCTではタクシーはいつも余っているそうです。LCCTの客がどんどん増えているので、客引き商売は金稼ぎの好場所と捉えているのでしょう)

5月13日の記事

【緊急コメ対策を発表】
内閣のインフレに関する委員会において決めた、米価の高騰を抑えるための5つの対処策を直ちに実行していく、さらに50万トンの米を輸入するために補助金として少なくともRM 7億2千万の予算を使う、とアブドゥラ首相が述べました。5つの対処策とは:
超級地方米15%(破砕米15%含有)えお引き続き 価格統制米扱いにして、1Kg当り RM 1.65- 1.80 の価格に抑える
超級地方米5%(破砕米5%含有)の価格を 1Kg RM 2.80、 超級地方米10%(破砕米10%含有)の価格をRM 2.70 に6月1日から固定する
タイ米を含めて輸入米の価格は全国で変動させる
各州の間での、コメの移動を段階的に認めていく
生産者米価の保証価格を トン当たりRM650 からRM 750に引き上げる

世界的米の値上がりは、マレーシアの生産者米価と消費者米価に大きな圧力となっている、とアブドゥラ首相は認めて、「2種の超級米は政府統制価格米ではないので、民間精米業者はこれの生産を好む、そこでなんらかの管理を設けるものです。 この2種の米はぐっと上がってしまった、結果として統制米が足らなくなっている。」 国内取引と消費者省大臣は、「現在米不足は起こってないが、備蓄を十分にするために輸入します

(Intraasia注:私を含めて我々下層大衆にとって米の値上げは文字通り食生活に直結しますから、大衆米の価格が上がらないようにとにかく先手を打てほしいものです。それはとして、マレーシアの生産者米価ってほんと安いですね、1kg 約20円ですよ! 米に異常にこだわる日本の超高米価にあきれるとともに、この安さには農民に同情を感じます、もちろん多少の補助金を得るとはいうもののです)

【Peroduaの新モデルに日本から輸入モデル車が登場】
(今や第1国産車メーカーProton 社をシェアの面で上回る)第2国産車メーカー Perodua は軽自動車と小型車中心のメーカーです。売れ筋の大衆価格車種である Myvi, Viva を持っています。このたび新発売する新車種 Nautica は日本製の車です。これまでの車種であった 1300cc のKembara の後続車として 1500ccエンジンで登場します。4輪駆動車 Nauticaはもっとゆったりとしており、パワーがあり、いろんな特徴が付いています。 

Nauticaをトヨタの Rush と並べてみると、まるで双生児車かのように思えてくることでしょう。実質的に、Rush もNautica もそのルーツは ダイハツのTerios にあります。ただ今年初め発売になったRush はロングホイール車であり、Nautica はショートホイール車なのです。 kembara 車はダイハツの初代 Terios を原モデルにした車でした。よってNautica は現在のTeriosをモデルとしています。 Rush はインドネシアで生産されている7人乗り車で、Nautica はPerodua が初めて日本から完成車輸入する5人乗り車です。 よって価格はPerodua 社の中で最高価格となり、RM 89,900です。 kembara 車はRM60,000ほどでした。
Peroduaの社長は、Nautica は特定層の客向けであり、月販売100台から200台を期待すると述べています。

(Intraasia注:Perodua 社にダイハツが外国最大株主として資本参加しています。私は自動車マニアではないので、車種の詳しいことなどは全く知りません。日本で販売されてない東南アジア製日本車は他にも何種かありますよ)

【銀行の広告から】
3ヶ月定期預金 年利 3.85% 、 1ヶ月定期預金 年利 3.65%
UOB 銀行の定期預金でより多くの利息を得ましょう。 このためには定期預金に最低預け入れ額として RM 1万を、普通口座に RM2千を預け入れしてください。
この特別定期利率は6月18日の預け入れまで有効です。

【劇場芸術に対する授賞】
毎年行われる第6回 Boh Cameronian 芸術賞の授賞式が開催され、ミュージカル P. Ramlee が最も多くの受賞しました。P. Ramleeミュージカルは劇場部門で最優秀監督賞、最優秀男優、マレーシア語脚本賞など6つの賞を得て、その監督はこれで3年連続の受賞です。 このBoh Cameronian 芸術賞は、マレーシアの舞台芸術の高揚を目指しています。

(Intraasia注:こういう舞台芸術は映画や大衆音楽に比べれば、まだまだ特定層に限られているのではないでしょうか? クアラルンプール以外にまずこの種の舞台が公演されたり、または商業的になりたたないのも事実でしょうから)

【公共住宅の家賃例】
クアラルンプールにあるクアラルンプール市庁管轄下の公共住宅(PPP) は約15000世帯分です。その月額賃貸料はRM 124 です。

5月12日の記事

【AirAsia のマレーシア航空対抗キャンペーン】
マレーシア航空が2週間売り出しで国内路線ゼロ運賃宣伝を始めたことを受けて、格安航空AirAsia はゼロ運賃より安いキャンペーンを12日から開始しました。今回の切符販売の目玉は、ゼロ運賃に加えて燃料追加代を国内路線の場合RM 5 割り引くというものです。この切符を提供する枚数は100万枚で、売り出し期間は5月12日から16日、その切符で飛行できる期間は6月10日から来年4月30日までです。

今回の特別運賃では、半島内での飛行は燃料追加費がRM16、 半島部とサバ州サラワク州間ではRM 43です。 このキャンペーン期間中の燃料費と空港税を含めた運賃は、例えばKLIA-クアラトレンガヌ がRM 17となり、KLIA -コタキナバル間は RM44 となります。

AirAsia グループの最高責任者は語る、「我々格安航空は旅行者が求めることを知っています。他に格安航空ビジネスを知っているところはない。」  AirAsia は来年1月から飛行する国際便格安キャンペーン用切符販売を今週開始します。一方マレーシア航空は、アセアン路線でのゼロ運賃キャンペーンを来週開始します。 マレーシア航空は常に一定割合の座席は売れ残ることから、その飛行便の座席の30% をゼロ運賃化して販売する方針とのことです。

AirAsia の広告文句から
燃料費追加代の割り引きは最高 40%、空港税の割引は最高33%。 ただしこの特別運賃は学校休暇時期、祝日時期には全てのフライトに適用されなことがあります。

(Intraasia 注:なお全ての特別割引は両航空会社ともインターネット購買限定ですよ。 さすがAirAsia ですね、マレーシア航空より安い合計運賃を提示しているわけです。クアラトレンガヌ RM 17というのは確かに安い、ただ空港までのバス代往復を加えれば、時間を無視してまだ長距離バスの方が安いとはいえます。しかしサバ州コタキナバルまで もしRM 44の切符が首尾よく入手できたら、それはもうめちゃ安で、もうこんな機会はなさそうですね。もし行かない時は切符を捨てる気持ちで私も買いたくなりました。)

【IT多国籍企業が集まるサイバージャヤ】
IBM はアセアン地域連絡センターを Cyberjaya市に設立しました。このセンターはIBMマレーシアが販売前後の技術サービスを世界中の顧客に提供するためです。このセンターではタガログ語、日本語、韓国語、タイ語など9言語での多言語サービスを提供します。 これによってアセアン地域の12000のIBMシステム顧客へのサポート、その他地域の20の顧客へのサポートができます。 「このセンターは重要な地点としてマレーシアIBMの役割を強調しています」 と同社幹部は説明する。

マレーシアは、IBM が世界の多数のセンターを統合化した後アジア太平洋地域で5箇所にある連絡センターの1つです。「IBM マレーシアを、共有サービスとアウトソースの目的地として魅力あるところにしようと力を注ぎます。」 「技術力が欠ければ、マレーシアが共有サービスとアウトソーシング分野における主要地から転落することになるでしょう。」 マレーシア政府の大臣はアセアン地域連絡センターのオープン式に招かれて語る、「マレーシア政府は国として、共有サービスとアウトソーシング産業の発展を支持します。」

(Intraasia注:時々Cyberjaya へ行くので、IBMの立派で大きな建物にも気がつきました。DELL は以前から、アセアンなのかアジア太平洋なのか知りませんが、地域統括センターのような施設をCyberjaya においています、他にもいくつかの有名な多国籍IT企業が地域サービスまたは開発センターのような施設を置いてますね。外国人のIT技術者の雇用が盛んです。 IT分野でのサービスと開発は今やもう、その対象国の中で行われているのではなく、遠く離れた他国で盛んに行われていることがかなり普通になっている現状を示す例なんでしょう。近い将来日本への顧客サービスを日本国内から行わなくてもよい、または行わない企業または部門が増えるのでしょうかね)

【食料輸入高の方が多いマレーシア】
マレーシアは食品輸出高より食品輸入高が7割多い、純輸入国となりました。マレーシア工業開発庁の統計によれば、2007年の11ヶ月間で食品輸入高はRM 213億、食品輸出高は RM 125億でした。
主たる輸入品を見ますと、穀物類がRM 45億、乳製品と卵がRM 22億、砂糖蜂蜜などが RM 16億、野菜がRM 14億、魚貝類がRM 11億です。

先日まで何年か農業大臣を務めていた現通産大臣はマレーシア農業について、「多くの農民は年配者で、教育に欠けている。土地の小規模所有に構造的問題を最初から抱えています。いかにその小規模土地を合併させて広くさせ、もっと商業的に見合うようにさせるかです。 農産物の収獲向上のためにマレーシアがどんな技術をいかに適用させるかを検討していく緊要性があります。」 と語る。

(Intraasia注:土地は十分あるし、もっと幅広く農業が盛んであってもよさそうに感じますが、オイルパーム椰子農園に代表されるプランテーション産業の占める割合の大きさが目立つ農業分野です)

5月11日の記事

【公務員の定年延長をアブドゥラ首相が発表】
公務員の定年を現在の56歳の誕生日から58歳の誕生日に延長すると、アブドゥラ首相が 公務員間の労働者の日の集い で演説し、その中で発表しました。これは今年7月1日から実施に移され、対象者は56歳以降58歳まで働くか否かの選択ができます。「定年延長が新卒の雇用に影響は与えません。」

同演説の中で首相はまた、年金受領者の年金計算における基準年計算を、「最高勤続年数で現行の25年から30年に変更する、これに基づいた支給は2009年1月から実施する。」 と明らかにしました。

公務員の唯一の組合である Ceupacs は、アブドゥラ首相に感謝を表明しました。Ceupacs は長年公務員の定年年齢の引き延ばしや年金支給計算を実勤務年数にするといったことを要求してきました。

(Intraasia注:こういった政府の決定は、まるでアブドゥラ首相が1人で決めているかのような報道スタイルが一般的です。事前に一般国民にほとんど明らかにされていないし、また官僚機構や政府筋で検討されていても、というか当然そのはずでしょうが、それが発表されず、決定だけが突然首相発表となるのです。要するに公務員のことを思いやるアブドゥラ首相という印象を与える報道調子になりかねないといつも感じますね)

【マラヤ鉄道Komuter電車の抱えている問題】
クアラルンプールのSentul 地区には昔からマラヤ(マレー)鉄道の車庫があります。最近この車庫を”列車の墓場”かのように描写した記事がメディアに現れて、Komuter電車両が他車両の修理のために分解されたり、古金属と売られていっていると、書かれたとのことです。マラヤ鉄道会社の(KTMB)社長は説明する、「その車庫は修理用のためであり、そのために保管用の場所が必要です。また電車の修理用部品が入手できない場合は、現在使用されていない車両から取り外して使っています。これは普通のことです。」 

現場を訪れた運輸大臣は語る、「マレー鉄道の車両の修理とオーバーホールに遅れが出ています。修理契約会社が7月に仕上げて手渡すはずの15車両中の3輌だけを仕上げて配達するといっている、つまりまだ全車両仕上げてないのです。契約会社は修理の仕事を真剣に行うべきです。これは大衆の交通に影響を与えます。」 費用RM1億7千万のこの車両オーバーホール計画の遅れのために、社長は、KTM Komuter 電車の時刻表を改正することを示唆しました、「全時間帯を通じて20分おきの運行にすることを考えています。マラヤ鉄道はKomuter電車 33車両中、23車両しか使えないことになります、残り10輌は修理中か修理待ちの状態です。」

(Intraasia注;遅れる、来ない、エアコンやドアが機能しないなど悪評紛々のKomuter電車です。確かにその通りであり、高架電車に比べてその評価がずっと落ちるのは間違いありません。そもそも3種の異なる製造メーカーの車両を購入したことが間違いのもとでしたね、だから修理部品がないなどという事態にもなるのです。そして昔ながらのマレー鉄道全体の社風ですから、問題あってもそれがなかなか修正されない。 もっと便利で快適であるべき Komuter 電車が期待通りになるにはまだ時間がかかりますね)

【在マレーシアにミャンマー人グループが大使館前で抗議活動】
マレーシアに住む・働くミャンマー人の組織である、ビルマ民族共同行動 が、クアラルンプールにあるミャンマー大使館付近で抗議行動を行いました。この組織はミャンマーの少数民族である、カレン人、カチン人、シャン人、アラカン人、モン人など7つの民族から構成されています。赤い衣類を身につけた多くの参加者は、ミャンマー軍事政権の選挙投票続行の方針とサイクロン被害への対応に抗議の抗議の声をあげ、プラカードなどを掲げました。警察隊が出動して、集会の参加者を大使館から100m以内に近づけないようにしました。同組織は、その後代表者が大使館に覚書を手渡しました。

上の組織が解散した後、正午前になってまた別のミャンマー人政治グループが大使館付近に集まって抗議を行いました

【ジャカルタでのバドミントン大会にかけるマレーシアチーム】
バドミントンのトーマス杯とユーバー杯決勝ラウンドが11日から18日までジャカルタで開催されます。マレーシアは男女各10人の選手と、8人のコーチ、7人のトレーナーなど計35人の大きなチームを送りました。規定では男女の各チームは選手10人と役員ら5人までとなっているとのことで、それを超えると1人に付きUS50の過料が課されます。マレーシアは追加の5人分の過料を払うことになります。

(Intraasia注:スポーツの中でマレーシアが最も得意とする種目ですから、その意気込みなんでしょう)

5月10日の記事

【弁護士の裁判官人事介入ビデオの報告書が国王に提出された】
著名な弁護士が、2001年に携帯電話の会話の中で裁判所高官の人事に介入または指示している模様を、その場に居合わせた人物によって撮られました。そのビデオがいろんな経緯を経て、昨年アンワル元副首相が数回に渡って分けて一部関係者だけに公表しました。このためアブドゥラ首相は、この件に関する王立審問委員会を設置することを決め、元マラヤ最高判事を長とする5人の委員を任命しました。委員会は審問公聴会を1月と2月に開催し、マハティール前首相、アブドゥラ内閣の現職大臣、元連邦裁判所長官、Berjayaグループのオーナーなど要人を含めて、多くの証人を呼んで審問しました。

王立審問委員会が調査の報告書をまとめて、9日に国王に提出しました。また報告書1部はアブドゥラ首相にも提出されました。消息筋によれば、委員会は、ビデオは本物であり従って電話会話は事実であると判断し、電話の会話相手は昨年退職した前連邦裁判所長官であると判断したとのことです。

委員会の議長は、個人的見解であるとして、「報告書は一般に公開すべきである、しかしその判断はアブドゥラ首相が決めることです」と語りました。

(Intraasia注:この種の王立審問委員会は案件毎にこれまでにも数回設置されています、決して国会の下での審問委員会とならないところが、いかにもマレーシアらしい特徴ですね。これはマレーシア司法界の重大事件です)

【行動議長の発言に対して警察訴え届けが相次ぐ】
野党連合pakatan Rakyat 政権下にあるペラ州のスルタンが、州首相がイスラム教庁の長官を更迭したことを即撤回させて、イスラム教に関することは唯一スルタンに権限があるとあらためて周知させたことについて、行動党議長で国会議員のKarpal は、「州イスラム教庁の長官を更迭したことにペラ州スルタンは管轄権を持たない。ペラ州スルタンが州のイスラム教における長である特権に対して疑問を呈しているのではない。」 という立場を再度明らかにしました。

一方この議長に対する、警察訴え届けを提出した数が増えました。マレーシア青年会議がクアラルンプールの地区警察署に、ペナン州では州UMNO党青年部が地区の警察署が新たに出しました。マレーシア青年会議の議長は、「彼はスルタンの権限に疑問を感じてはいけない」 警察訴え届けをすでに出したのは、UMNO党書記長、与党連合の非大臣である国会議員全員の参加する議院クラブの会長(華人)、あるマレー人団体です。アブドゥラ首相が前日、訴え報告を出すように党書記長に指示したと語っています。

行動党書記長は、「首相は私を攻撃する前に、司法長官からアドバイスを得るべきです。私の声明がどうしてスルタンの権限を侵害することになるのか理解できない。首相に対しては、法的手段を取ることを辞さないと言っておきます。」

(Intraasia注:この種の思想や治安事項に関することでも警察訴え届けをだすことができ、それに基づいて警察は”犯罪かどうかを見極める捜査”にはいることになります)

【米供給不充分の原因はどこにあるか 】
国内の米輸入を一手に扱い且つ米供給の公社である Bernas は、最近の価格統制米の供給不足の原因を民間の精米業者だとしています、「彼らは国内米市場の55%を支配している、その業者が米値上がりを見込んで大きく減産したのです。このためにBermas が国内需要の100%近い供給の責任を負わされることになった。 Bernas が米不足の原因ではありません。 世界的な米値上がりにもかかわらず、Bernas は2007年4月以来輸入米の値上げをしていません。」

一方アブドゥラ首相は記者団の質問に答えて、「国内の米の供給を十分に保つために、タイから50万トンの米を緊急輸入することに同意した。国内備蓄は現在十分ではないかもしれない。そのうち輸入してもよいが今輸入したほうがより良い。」

(Intraasia注:米全てが足らないのではなく、いわゆる安い大衆米が不足ぎみまたは供給を減らしているかのようなニュースが流れています。高い米はまだそれなりに在庫があるようです。問題はマレーシアではすぐ買いだめに走る国民傾向を持つので、大衆米の十分な備蓄が必要だと思いますね。大衆食堂などで使われている大衆米が万一足らないようになったら、値段にすぐ響きます。そんな事態は起こって欲しくないです)

【司法に関わる興味深い数字】
国会で法務担当大臣が明らかにした数字です。裁判所で係属している裁判案件が実に100万件も滞積しており、改善策が急務です。内訳は、高等裁判所91,702件、下級裁判所1部 が125,944件、下級裁判所2部が777,703件です。

国会で別の担当大臣の答弁からです。反汚職庁が2003年から07年までに起訴した人数は、544人でした。その内、436人は反汚職法違反、67件は刑事起訴法違反が適用されました。 反汚職法違反の内329人が贈収賄容疑です: 警察官202人、地方自治体職員 21人、道路交通庁職員 12人、税関 11人イスラム教庁 9人、土地事務所 9人、などです。

【円とリンギットとの両替率】
1万円を銀行で両替すると RM 305.6 入手します。

5月9日の記事

【イスラム教に改宗した女性に再度改宗を認めた画期的シャリア判決】
年にマレーシアでイラン人男性と結婚した華人女性、39歳、が離婚したことでイスラム教からの離脱を求めて起こしていた裁判で、ペナン州のシャリア高等裁判所は、その女性の訴えを認める画期的な判決を下しました。屋台業を生業とするこの女性はイラン男性との結婚のために1998年に仏教徒からイスラム教に改宗しました(結婚は1999年)。しかしムスリムとのしての教えを実行していなかったとのことです。結婚後数ヶ月でそのイラン人はいなくなり、彼女はその後夫の行くへを知らないとしています。

裁判長は判決の中で、ペナン州イスラム教会議が改宗者をきちんとイスラム教の教えに導かなかった、改宗者の福祉を怠ったと、指摘しています。判決は、原告がすでにムスリムではないという訴えを認め、州イスラム教会議に対して、彼女のイスラム教改宗証明を破棄するように命じました。しかし、身分証明書にムスリムと記載されている件に関しては裁判所の管轄ではないので訴えは認められない、原告は国家登録庁と交渉するようにと判決しました。

(移動のためでしょう)現在はペルリス州のシャリア法廷判事である裁判官は、ペナン州で在職当時この件を担当しました。シャリア法廷市民法2004年が施行された2006年以降、生存イスラム教改宗者が元の宗教に戻ることを許す、初の判決となりました。

華人与党政党馬華公会の総裁はこの判決を歓迎して、「イスラム教に入信することは彼女の権利です、同様に元の宗教に改宗することも彼女の権利です。ペナンシャリア法廷のこの判決は他州の裁判所でも見習われるべきです。」 内閣の宗教担当大臣は語る、「連邦段階では、イスラム教改宗者がイスラム教を抜けることを禁じる法律はない。ヌグリスンビラン州だけが改宗者の再度改宗を禁じています。」 Sisters in Islam は、「この種の改宗者の改宗問題は長い間未解決であり、市民は裁判所と当局が関与してこの問題を解決すること望んでいた。我々の立場は、ひとたびある人がその宗教に留まりたくなければ、当局がそれを止めることに意味合いはないということです。この画期的判決はイスラム教の教えと連邦憲法にもかなっています。」  PAS党の副総裁は語る、「イスラム教から抜けることは禁じられています。ただしその人が強制されてイスラム教に改宗した場合だけは除きます。」

(Intraasia注:非ムスリムが婚姻のためにイスラム教に入信し離婚後また改宗したいという例はそれほど珍しくないことはこれまでも報道されてきたことです。しかし現実としてことは極めて極めて難しいと言われています。いうまでもなく、この判決に同感できない人たちも少なくないことでしょう)

 【マレーシアのハラル産業】
(イスラム教でムスリムが飲食してもさしつかえないという意味である)Halal 食品において、マレーシアは世界でトップスクラスの認証とそのシステムを有しているとのことで、推定US$ 5800億ともいわれる 世界のHalal食品産業のそれなりの市場シェアをしめられるかもしれません、これは国内のHalal 製造業者が海外市場に成功裏に売り込めればです。政府はその政府機関を通して、Halal 関連の展示会などを行って、主として国内の中小企業にそのビジネス機会を海外に延ばせるようにしています。

マレーシア対外交易発展公社が主催する、恒例の第5回マレーシア国際Halal展示会がクアラルンプールで行われており(7日から11日)、35カ国から108の出展社が参加しました。海外組みを含めて全部で 508の出展社がブースを占めました。
大きなビジネス機会の中で、マレーシアのHalal ロゴと認証を他国のそれと比べてどのように確立していくか、そしてマレーシアの認証は売り上げに貢献するのでしょうか? ほとんどが中小企業からなら国内のHala食品製造l業者は、マレーシアのHalal 認証は輸出に際して追加の利点となっていると、しています。

ある業者は語る、「中東と 前ソビエト連邦に属したイスラム教国家を別にして、ヨーロッパ、米国、オーストラリア、南米でのムスリム人口は散在しているので、そういったムスリム市場に到達するのは不可能です。」 「Halalロゴだけで商売が成功することにはなりません。製品の品質と各国の要求を満たすことが必要です」

(Intraasia注:マレーシアのHalal食品製造業者は決してマレー系会社だけではありません、多くの華人会社もHalal 食品製造に参入しています。むしろHalal 食品製造の中堅は華人企業の方が多いのではという印象を受けるぐらいです)

【クアラルンプール市庁の屋台・小販売人などに対する取締り結果】
クアラルンプール視聴は、大衆食堂や飲食屋台が(常態として行っている)歩道または道路肩に椅子テーブルを出して商売して交通通行妨害を起こしていることに対する一連の取締りを、今年初めから強めています。今年これまでに取り締まり部が接収した、椅子テーブルなどの備品は9541品にもなります。 これとは別に、屋台営業免許なく商売している小販売人に対する取り締まり作戦では、1800人ほどの無免許小販売人からその商品を接収しました。これには Masjid india 通り、Tuank Abdul Rahman 通り、Chow Kit 界隈などの無免許小販売人が対象になりました。その内、755人は違法外国人労働者でした。

クアラルンプール市庁が今年、1月から4月の間に、(横断してはいけない所を渡る)道路の危険横断者に対して課した罰金の総額は約RM 1万でした、同時期に処罰対象になった、勝手に駐車料をせびる違法行為を働いている男たち、通称 jaga kereta, を102人処罰しました。 道路交通妨害で、取り締まり部隊に撤去された自動車の数は、869台でした。 市長は語る、「(違法小販売人や交通妨害商売などに対する)取り締まりはまず私服の取締官が状況を調べ、ついで制服の係官チームを呼びます。」

(Intraasia注:クアラルンプールでは無免許の小販売人・屋台人は常時数割はいると推定されています、全体の数が1万人を超えますから、中途半端な数ではないことがおわかりでしょう。いわゆる屋台街だけではなく、街角とか駅前で、数時間だけテーブルの上に飲食品を並べたパートタイム屋台人も少なくありません、こういった人たちは特に無免許意識など最初からないでしょう、とにかく相当なる勝手に商売人がいるわけです。そしてマレーシアは依然として、そういう商売人であろうとなかろうと、買う人がそのことを基準にして選ぶことはないという証拠でもあります。 道路歩道に椅子テーブルを並べる商売方式は各地で非常に盛んです、これには利用者がそのスタイルを好むという面も貢献しています)

5月8日の記事

【扇動罪という言葉が中心になっているできごと】
マレーシアの有名なインターネットメディアである、Malaysia Kini の編集者、58歳が、その載せた記事に対して扇動罪で逮捕されました。彼は保釈金を納めることを拒否したので、SungaiBulohの刑務所に収容されました。彼の弁護士は、被疑者自身が保釈金収めを拒否していると明らかにしました。 この編集者は 2001年に国内治安法で1ヵ月半ほど拘留された経験があります。

一方ナジブ副首相はこの件に関連して述べる、「政府はブロッガーに対していつも寛大だ、彼らを取り締まる意向はありません。」 しかしと副首相はブロガーとインターネット利用者に警告します、「扇動、名誉毀損、侮辱に関した法律があります。サイバー世界で運営しているからといって国家の法律に準拠しなければならないということから免除されていることにはなりません。」  「我々は良いことと悪いことの間にきちんと線をひかねばならない。」 

行動党の議長がペラ州スルタンに関した発言した内容に関してマレー保守派などから強い反発が出ていることについて、ナジブ副首相は述べる、「彼を扇動罪で起訴するかどうかを、検察庁長官が検討することになります。」

(Intraasia注:マレーシア政府の本音が現れているとも言える、この種の事への対処策です)

【米作農家が生産者米価値上げを要求】
国内の農民約 28000人が、生産者米価をトン当たりRM 1,000に値上げするように政府に求めています。「米の市価が数倍にも値上がりしている現今、なぜ生産者米価は上げられないのだろうか? さらに肥料と農薬の値段が50%から100%上がったので生産者コストも上がりました。」 ケダー州の地域農家協会の議長は主張する。「 我々の主張である、トン当たりRM 650から1,000への値上げは理にかなっています。もし米作の状況が将来落ち着いたら、政府は値下げすることもできます。」

この議長によれば、米価を安く保つために政府が出している、生産者米価 トン当たりRM 204の補助金はこの10年変わっていないとのことです。議長は、農民と卸業者と、精米業者と消費者と政府が集まって会議を開くことを提案しました。

(Intraasia注:米の問題が世界的に表面化している現在、米自給率70%ほどのマレーシアでも米価と米供給に注目が集まっています。生産者米価が要求通りになったと仮定しても、1kg RM 1 ですよ。日本の生産者米価と比較してください)

【難民及び庇護を申請したミャンマー人の数の多さ】

国連難民に関する高等弁務官の外事官が明らかにした数字です。今年1月から3月までにマレーシアで、難民及び庇護を申請した外国人の数は、33カ国から合計39,000人になります。その内ミャンマー人が最大グループで 33,000 人を占め、次いでスリランカ人、イラク人です。アフリカからは計17人です。難民の内、4000人ほどは7歳未満、6000人ほどは7歳から17歳です。 男女比は全体の68%が男性です。 難民及び庇護を申請した外国人の大多数は、首都圏に住んでいます。

(Intraasia注:当新聞の記事からでも何回も載せましたように、ミャンマー人の難民・第3国への亡命希望者は実に多く日常的に目にしますよ。私の居住地区とその周辺はその集団居住地の一つであり、ミャンマー人労働者を含めて少なくとも数千人は住んでいるでしょう。ミャンマー人の難民・第3国への亡命希望者の特徴は、上記の記事にもあるように、子供と女性が多いことです。我がアパートだけでも数十人のミャンマー人子供と若い女性が住んでいます。これほどたくさんいるにも関わらず、ミャンマー人難民はほとんどが第3国への出国を希望しているそうで、マレーシアに定住希望は少ないというのが現実のようです。サイクロンで大被害を出したミャンマーから脱出したい人の数は減りそうにないでしょうね)

【マレーシアの被災民援助団体の2人がミャンマーに出発した】
マレーシア独自の被災者救援団体である Mercy Malaysia がサイクロン大被害を受けたミャンマーに入国してもよいとの許可を、クアラルンプールのミャンマー大使館から得たと、議長が明らかにしました。Mercy Malaysia の2人が医薬品などを持ってすでにミャンマーに向けて出発しました。「今後は飛行機の貨物でもっと援助物質を送るように準備中です。」

【サラワク州プナン族のロングハウスが火災に遭い1000人が住む場所を失った】
サラワク州中部の奥地 Ulu kapit 地方の Puan Bah に集中して住む プナン族のロングハウスが火災に遭い、1000人ほどのペナン族が住む場所を失いました。Belaga地方の警察幹部は語る、「何人かの被災者がジャングルを下って Belaga の町まで翌日やって来たことで、ようやく火災のことを知った。」 プナン族の居住地からBelaga の町までは材木伐採道路と川を下って、8時間もかかります。

「関係官庁からお救援チームを組織して派遣します。」 「しかし居住地までの物質輸送は非常に困難です。川を航行するボートは朝1便だけです。その後材木切り出し道が Puan Bah まであるが、険しい道を走行できる車がありません。 救援チームは現地で1泊しなければなりません。」  Puan Bah はBealaga町の80km奥地になりますとのことです。

ペナン族全国協会の幹部は説明する、「火災で300家族以上が被災した。一番必要なのは食料、衣類、毛布です。  Puan Bah にある4つのロングハウスの内3つが燃えた」 プナン族はサラワク州の極少数先住民族です。

(Intraasia注:新聞は最初 Penan族として書いていましたので、私はそれようのコメントを書きました。しかし2日後新聞の記載が Puana族に変わっていましたので、この「新聞の記事から」 に載せた私のコメントを一部削除します。なぜなら、木材産業資本とサラワク州州政府に反抗しているグループとして知られた Penan 族と この Punan族は違うはずですから。 それにしてもこの話からも想像がつくように、いかにサラワク州奥地がたいへんな場所かがわかります。熱帯ジャングルを文字通り走破しなければたどりつけない地に生きる、この種の行動に慣れた人でさえ、一番近くのサラワク州の小さな町に着くまで8時間以上もかかるという事実に、あらためて半島部とサラワク州の違いの大きさを知ります)

5月7日の記事

【マレーシア人宇宙飛行士を”作った”費用】
昨年ロシアの宇宙船の飛行士にマレーシア人が乗船した件に関して、国会で科学技術省大臣が明らかにしました。このマレーシア人宇宙飛行士、マレーシア語でAngkasawan , プログラムにおいて、マレーシアが負担したのは宇宙飛行士選出過程、訓練、物質運送、研究費などの関連費用の合計 RM3900万です、その内 省がRM 1680万、政府関連組織が2220万との内訳です。 ロシア政府が負担した宇宙船飛行士プログラムの費用はRM7580万でした。このプログラムは、マレーシア政府がロシアから、Sukhoi Su-30 MKM戦闘機を18機購入する総額RM 3億4千万 の購入契約に基づいて、ロシア政府が提供する合意となっていました。

「従って、このプログラムのために政府は税金を何百万リンギットも使ったというのは間違いです。」と大臣は主張する。 「マレーシア人宇宙飛行士プログラム第2期つまり2人目飛行士を宇宙船に送り込むことに関しては、予算の状況次第です。省はまたプログラムに関して費用効果の分析も行います。」

(Intraasia注:この種のことは、どの国であろうと極めて愛国主義高揚に結びついており、とりわけ自前で宇宙船を飛ばせない国は、宇宙飛行士を英雄視させるような扱いをしますね。マレーシアの場合もまさにその前例と同じでした。宇宙飛行士を他国の宇宙船に乗せてもらうことが宇宙開発に結びつくという、論理までも駆使して、昨年盛んに報道され賞賛されました。さすがに2人目も送り込むべきなのかという段階になって慎重論もでてきたようです。尚マレーシアは兵器をいくつかの国から調達しています、戦闘機はロシア、潜水艦はフランス、戦車はポーランドというようにです)

【初の国会中継の視聴者29万人の意味】
初めて今期から始まった、国会論戦を公共放送RTM が中継する試行は、初日の混乱中継で一時は即廃止論が首相を含めた政府部内からも出ましたが、その後中継続行となっています。30分間だけ中継するというこの番組は、先週は視聴者29万人弱を記録したと、情報省大臣が明らかにしました。「平日の朝のRTM 局の番組の視聴者は普通10万人を切ります。(それに比べて)非常に多くの国民からの興味が論戦中継に見られます。」 「夜の番組でハイライトを放送する部分では、視聴者は30万人を超える強い興味を示しています。」 
大臣は中継時間を多少長くする提案を内閣に出すとのことです。

(Intraasia注:退屈なテレビ局の代名詞みたいな RTM局という風評は、この数字からもわかりますね。国民の1%である 25,6万人の視聴者もないことになります。29万人が強い興味を示す例かどうか別にして、未だに国会の中継はふさわしくないと公言している少なからずの政治家の存在は、情報を常に当局が管理したいマレーシア支配層の意識を映しだすものですね)

【パキスタンの銀行に巨額投資するMayBank 】
(マレーシア最大銀行である)Maybank は、パキスタンの主要銀行であるMCB Bak の株式を20% をRM 29億で買収する提案をしました。これは積極的な海外投資戦略の現れです。パキスタン銀行への投資は2段階になる計画ですMay bank はこの2ヶ月内に2件の海外銀行投資を決めました:3月後半にベトナムの AnBinh Bank の株式15%をRM 4億で購入する申し入れ、 3月末にインドネシアの PT Bank International Indonesia を100%買収、RM86億にもなる、する申し入れです。 3銀行への総投資額はRM120億に上ります。

こういった方針に批判的なアナリストの中には、インドネシア銀行買収費用対その銀行収益比率はパキスタン銀行投資費用対その銀行収益比率に見合っているのだろうか、といった見方を示すものもいます、さらにパキスタンのリスク比率は高いと捉えています。 Maybank の最高経営責任者は、「MCB Bak はパキスタンの全国的に定評ある銀行である、外国で訓練を受けた経営陣の銀行です。」 と主張しています。 「maybank はさらにタイの銀行への投資も考慮しています。」

マレーシア第2の銀行である Bumiputra-Commerce持ち株会社は、今年3月に中国のYingkou 銀行会社の株式19.9をRM 1億5千万で購入すると発表しました。さらに同銀行グループは、タイ、ベトナム、インドの銀行への投資を狙っているとのことです。

マレーシアの大銀行数行の海外投資熱は盛んですが、収益の圧倒的大部分はマレーシア国内からです。2007年度決算において、海外収益は maybank の税引き前利益の15%にしかすぎません、Bumiputra-Commerce持ち株会社の場合は19%、Public Bank の場合は15%になります。海外の銀行への投資と買収はかっこよく写るが、リスクのある高価な負担にもなりかねません。

(Intraasia注:しろうと考えにみても、数ヶ月間に3件の別々の国の銀行投資で総額が120億というのはかなり思い切った海外進出ですね。しかもパキスタンというのは誰でもリスク高し、事実または偏見は問わないとして、と捉えるのではないでしょうか)

【AirAsia の対抗広告から】
(マレーシア航空の打ち出した国内路線 ゼロ運賃セールスに対抗して格安航空 AirAsia が新しいセールス広告を載せています)
ゼロ運賃よりも安い
賢い消費者は違いがわかります。計算機を使って計算してください。計算機はうそをつきません。
AirAsia の場合: 空港税 + 燃料費追加 + 保険 + 運営費 RM 44.5、 宣伝運賃 RM 15、 預け荷物代 RM 3、  合計 RM 62.5
ゼロ運賃航空会社の場合:空港税 + 燃料費追加 + 保険 + 運営費 RM 76.0、 宣伝運賃 RM 0、 預け荷物代 RM 0、 合計 RM 76.0

わが社はトップを行く格安航空です、そして最も低い料金を保証します。www.airasia.com にログインしてご自分でお確かめください

(Intraasia注: 上記の例は半島部内路線の例です。この形式の広告の方が通常の運賃ゼロ または運賃 RM 9.99 スタイルよりもはるかに良いですし、今後はこういう本当の負担合計料金表示制にしてほしいですね。いずれにしろ、負担合計料金ではやはり AirAsia がマレーシア航空よりも安いのですな)

5月6日の記事

【マレー人組織の決議によって非マレー人の権利が侵されることはない】
マレー人の非政府団体の集合組織である、 Kongress Peumuafakatan Malaysia がつい週末末ジョーホールバルで開催した大会で、マレー人特権の保持を決議しました。これは最近の世の流れからマレー人特権が侵食されているとの捉え方をその組織が表現したものである、とUMNO準総裁が述べました。「政府とUMNO は状況に留意しなければならない、事柄を軽く見てはいけない。彼らはマレー特権にために政府はあまり努力してないと感じてます。」 「しかし非マレー人は脅威にさらされていると思ってはいけません。どの民族の権利も奪われるようなことはありません」 

(Itraasia注:総選挙の結果、2つの相反する流れが顕著になった、表面に現れてきました。その一つがこの記事にもあるような、いわゆるマレー特権が侵食されていると感じたマレー民族主義者の行動です。同様な例はマレー特権と密接な関係にあるスルタンの政治面での積極的な権力行使であり、ペラ州スルタンの介入を批判した行動党議長に対して、ペラ州UMNO青年部は警察に訴え報告を出しました。深マレー民族意識を軽視できないのはUMNOとして当然であり、それはこの準総裁の発言にも見えています)

【ある銀行エコノミストの為替解説】
リンギットは対米ドル為替で、4月23日に1997年10月以来の最高値である RM 3.131 をつけました。この通貨上昇に貢献した大きな要因を2つ上げれば:
シンガポール当局がシンガポールドル高を容認する発言をして、シンガポールドルが4月中旬最高値の S$1.3504となった。  
もう一つは、中国人民元が4月初旬に対米ドル 7を割って以来その当りのレートを保っている。
マレーシアの為替率方針にはシンガポールと中国のそれを映しているという、一般的な捉え方があります、つまり主要貿易相手の通貨バスケットに対して”管理されたフロート” です。歴史的に見て、リンギットはシンガポールドルに密接に追従してきました。このところは中国人民元の後を追っているかのようです。

東南アジアの中央銀行は、景気低迷とインフレ圧力に対して公定歩合上げよりも通貨切り上げの戦略を用いることが非常に期待されています。いずれにしろ、昨年来のリンギット高は、その主たる要因は米ドルの低迷にあります。

【マレーシアの石油備蓄と政府補助金】
国内取引と消費者省大臣は、激減している国家の石油備蓄を監視しています。数字から言えば、憂慮すべきことです。推測すれば、現在のマレーシア人の石油消費傾向が続けば、推計30億バーレルの石油備蓄が10年で枯渇してしまうであろう、と大臣は語る。「私の計算では国民1人当りの石油備蓄は106バーレル、ブルネイは2007バーレルある。時間は我々に味方していない。石油備蓄なしには、以前から続いている Petronas からの巨大な石油関連の税とロイヤリティーなどを政府は得られないことになる。 Petronas からの収入は、政府補助金 RM430億の多くの部分を占めている。このおかげで消費者はガソリン、砂糖、小麦粉、などの必需品の価格を安価に保つことができているのです。」 

「人は物価の上昇に不満を語っている。しかし同時に人は消費に関して経済的ではない。我々は補助金依存の思考で暮らしている、全ての補助金が永久に続くかのように。」 燃料類への補助金は実にRM330億も占めます、これは政府の取る食料安全政策を脅かすものです。「食料安全を守るようにとの強い圧力があります。」例えば、マレーシア消費者協会連合は、燃料への補助金をなくすように求めています。

(Intraasia注:この間この場でも書きましたように、マレーシアの国庫収入の半分ぐらいは石油関連が占めています。埋蔵量の少ない国としてはこれはいかにも高すぎますよね、近い将来、上記の大臣発言のように石油収入が激減したら、国家財政に大きな影響を与えます。 所得税を納めているのが300万人強しかいない、相続税自体がない、不動産所得への課税を大幅に緩和したなど、マレーシアは直接税依存率の低い国です、つまり格差の是正が非常に難しいことを示しています。一方巨大な補助金を出して、ガソリンや必需食品の価格を抑えています。石油依存を減らさざるを得なくなる10年後、20年後どうなるかですな。)

【無線ブロードバンド WiMAX 規格を巡る遅れの原因 】
無線ブロードバンドの新方式である、WiMAX の2.3GHz 領域用製品の規格に対する認証が期待された以上に遅れることになります。このためマレーシアがこのWiMAXを用いて進めることになっている無線ブロードバンド化に影響を与えます。 米国にある WiMAX の規格組織による認証は早くて2009年末になるであろうと、これらの機器の製造社である Nokia Siemens は明らかにしました。

WiMAX を利用して国民の25%にブロードバンドサービスを2008年末までに提供するという政府方針によって、免許を得たマレーシアの4社に遅れをもたらすことになりそうです。これらの会社が、未認証の規格のままでサービスを開始すれば、いろんなネットワーク運営に妥協せざる得ないことになります。認証なし規格で進めていけば、将来のWiMAXサービスに支障をもたらします。 WiMAX の規格組織による認証が遅れている原因は、2.5 GHz 帯を使用する予定の米国にあるとのことです。 「米国のWiMaxサービス開始で何万個もの 2.5GHz仕様製品の規格に関係します。それに比べたら(市場の小さな)マレーシアの 2.3GHz 仕様製品はどれくらいの数になるのでしょうか?」 とNokia Siemens の幹部は説明します。「2.3GHz 仕様製品の規格認証は相当遅れます。さらに認証期間だけでも半年は必要です。」

マレーシアの監督統括機関である、コミュニケーションとマルチメディアマレーシア委員会にとって、解決策は帯域を変えることでしょう。しかしその変更は、国内のWiMAXサービスプロバイダーに問題を引き起こします。 なぜなら2.5GHz帯域はすでに別の7社に免許を与えたからです、さらに 2.3GHz帯域の免許を得た4社は、昨年半ばからすでに投資を行っているはずだからです。

(Intraasia注: WiMAX という言葉がマレーシアの IT ニュースにしきりに登場していますが、なるほどこういう事情があるわけですね。でも業界内部は別にして、一般にこういう事情が知らされたのはごくごく最近のことですね。それまでこんなニュースは目にしませんでした)

5月5日の記事

【女性の1人旅行に家族の同意を義務つけるとの提案に批判】
マレーシア女性が麻薬組織に麻薬の運び屋として雇われてその任務中に各国で当局に逮捕されて拘留されたり懲役を受けている例が、世界中で119例もあると政府当局が明らかにしたことを受けて、外務大臣が内閣にマレーシア人女性の保護策を提案しました: 1人で海外へ出かける女性にはその家族の同意を義務つけるというものです。 この種の事件に関わる女性は21歳から27歳の女性が多数を占めています。

これに対して、女性・家族・コミュニティー発展省大臣が、提案は女性の権利を侵害するものである、正しい方法とは言えないと、反対を表明しました。「なぜ若い女性が麻薬組織に騙されて運び屋になるかを理解すること、その背景を調べることが決定的に重要です。」 「外務大臣とこの件で話し合います。」 非政府組織の”女性援助組織” の議長は主張する、「この提案は決定することにおいて女性を弱い立場で無能力者に思わせてします、女性の平等なる権利を侵害するものです。 」 Sisters in islam グループはこの提案は女性を守るのに押し付けがましい方法であると評しました、「なぜ女性が狙われる? もし政府が喚起を呼び起こさせたいのであれば、若者に教え、皆を教育すべきです、女性だけを対象にすべきではない。」

(Intraasia注:マレー政治家や宗教指導者の放つこの種の発言と観点には時々受け入れがたいものがあります。外務大臣は比較的リベラルな立場の人物との風評があるにも関わらず、女性を捉える視点には、この種の伝統観点が隠せないようです。個人というより、一部のマレーシア社会に根強く存在する”男性女性制の認識” 観に基づくものでしょう。リベラルな女性組織が反発するのはもっともでしょう)

【スバン空港第3ターミナルを本格改造する】

クアラルンプール郊外のスバン空港(正式名はSultan Abdul Aziz Shah 空港)の第3ターミナルを改装することが決定しました。(第3ターミナルは、商業航空会社としては以前から Berjaya Air だけが使用しており、半年弱ほど前に、FireFly 航空がそれに加わりました)現在第3ターミナルは散々な状態で、ちゃんとした掲示板やなどもありません。ビル入り口の通路には自動車が好き勝手に駐車しています。わずかの飲食店がターミナルビル内で営業しています。 

私家ジェット機センターを設立した会社で、さらにターミナルの改修に責任を持つ会社 SkyPark に寄れば、RM 3500万をかけるターミナル改修工事は5月開始9月完成の予定です。「空港は休まないのでターミナルを閉鎖できません。」 改修では中2階、小売店ブロック、チェックインカウンター、玄関、出発ホールなど多方面を改造し、各階を拡張します。 同社は第3ターミナルビル以外に、別予算、RM1億2千万ほど、で自家用飛行機用に飛行機メンテナンスと修理ハンガーをいくつか建設します。ハンガー47mX47mの広さです。

このスバン空港第3ターミナル改造工事は、2015年までに航空産業を東南アジアの主要地にしたいという政府の目標に沿ったものです。マレーシア空港ビル会社によれば、「スバン空港の施設は大変優れている。ボーイング747が離発着できる空港は多くないのに、スバン空港はできる。十分に使われていません。」 「(ターミナルの所有会社で運営もする)マレーシア空港会社の本社がスバン空港第2ターミナルからKLIAに移転する計画もあるので、その後そこを新たに利用することもできるでしょう。」

スバン空港第3ターミナルの利用者数は、2008年末までに50万人、2009年は100万人になると期待されています。「ターミナル3 が民間ジェット機センターになるチャンスは高いと思う。」 とSkyPark 幹部は語る。

(Intraasia注:KILA が運行を始めたことで、スバン空港は第3ターミナルだけの利用となりました。1年ぐらいAirAsiaの本拠地だったのでにぎやかでしたが、その後Berjaya Air だけとなり、まことに寂れた感じのターミナル時期が長く続いていました。AirAsia がスバン空港を格安ターミナルにすべきだと訴えたのですが、政府は却下して、スバン空港の利用法をあれこれ試行しました。でも結局成功せず。こうして昨年また空港の再利用となる FireFlyに利用を認めました。 二転三転した末のターミナル改修ですね。マレーシアも首都圏 2空港の方針をとるということですね)

【マレーシア航空の国内路線の運賃ゼロ切符の売り出し】
マレーシア航空は、期間限定の国内路線運賃ゼロの特別セールスを発表しました。格安運賃切符の購買はホームページ: www.malaysiaairlines.com を通して購入する必要があり、発売期間は5月5日から19日までの2週間だけの限定期間です。その切符で飛行できる期間は6月10日から12月4日までです。購買者は燃料追加費、保険料、空港税などは支払う必要があり、日程変更と取り消しは認められていません。この結果、半島部 -サバ州またはサラワク州間の路線の合計片道費用はRM 122.4 になり、半島部内だけでの飛行は合計片道 RM 81になるとのことです。

マレーシア航空の社長の説明によれば、どの飛行機も座席数の30%をこの特別切符に割り当てるとのことです。マレーシア航空は近々、アセアン路線にも低運賃売り出し期間を設けるとの事です。

(Intraasia注:マレーシア航空のオンライン購買はAirAsa に比べてどうも重たく使いにくいとの印象があります。今朝も試しにやってみましたが、スムーズに進みませんでした。それはともかく安い航空券に文句はありません、結構なことです。しかし AriAsia もマレーシア航空とその子会社も、もうその誇大広告スタイルはやめるべきですね。運賃ゼロでも燃料費などが100リンギット前後もかかるのであり、利用者にとって燃料追加費は運賃と同じことなのです。合計いくらかかるか、それが最大の関心であり、費用の内訳などどうでもいいのです)

『マレーシア消費者協会連盟の国民苦情センター』
電話:03-7877 9000, 電子メール: darshan@nccc.org.my または nccc@nccc.org.my   ホームページ:www.nccc.org.my

5月4日の記事

【マラヤ鉄道(マレー鉄道)の南下線で脱線転覆事故】
バタワース 07時発KL Sentral駅経由シンガポール行きの Ekspres Rakyat 号が、ヌグリスンビラン州のSeremban - Rembau 区間で15時半ごろ脱線転覆事故を起こしました。12台の客車を連結した列車の機関車と客車1台が完全に脱線転覆し、さらに2台の客車も大きく脱線し、線路に沿って流れている川に続く急な土手に飛び出しました。sらに残りの数台も脱線しました。この事故で機関車の運転士が死亡、乗客210人中の12人が怪我をして病院に収容されました。内6人はシンガポール人との事です。

その他乗客は、マレー鉄道の斡旋したバスで、40Km 離れたTampin駅まで輸送されてから、別の列車で目的地に向かいました。現場を訪れたマラヤ鉄道社長は、事故原因についてはまだわからないとして、「十分な究明調査を行います。運転士は20年の経験を持つベテランでした。」 「現場を片付けるには24時以上はかかるでしょう。」事故現場は低地になっており、最近の雨で冠水に見舞われていました。

この事故でクアラルンプール以南を走行する列車全てに影響が出て、一部の列車運行を休止し、その他はバスで一部区間を振り替え輸送しました。例えば、シンガポール -クアラルンプール路線では、Tampin- Seremban をバス輸送です。

(Intraasia注:いくつかの新聞は第1面全て使って大きく報道しています。マラヤ鉄道での小さな脱線事故は毎年数件は発生しているので全然珍しいことではありません、転覆事故は数年に1回は間違いなく起こっているので、稀なできごととは言えません。日本だって鉄道事故は起きているという捉え方する方もいらっしゃるでしょう、しかし日本の鉄道の運送距離&本数に比したら数千分の1にも満たないであろう、私鉄を加えたら数万分の1ぐらいであろうマレー鉄道ですから、事故率はかなり高いのです。皆さんに是非読んでいただきたいのは、当サイト「今週のマレーシア」の第210回で書いた『度重なる脱線事故を起こしているマレー鉄道の紹介されかたを考える』というコラムです。)

【第15回マレーシア音楽産業賞の授賞式が行われた】
(マレーシア音楽界で最も権威あるといわれる)第15回マレーシア音楽産業賞の授賞式が土曜日夜クアラルンプールのPWTCで開催されました。今年はマレー男性歌手の Faizal Tahir が最も多く4つの賞を受賞し、その中でデビューアルバム Aku Muszik kamu がベストアルバム賞、さらに最優秀新人賞などを得ました。次いで多く受賞したのは、Siti nurhaliza で3つです:女性最優秀ボーカル賞など。

【寄宿制学校】
全国に54校ある寄宿制学校の内で、非ブミプトラ枠を定めているのは、 Mara junior College だけで、10%枠を設けています。 教育大臣は改めて語る、「政府翼下の寄宿学校における非ブミプトラ生徒の枠を広げる必要はありません。全ての人たちを満足させることはできません。」

(Intraasia注:寄宿制学校は圧倒的にブミプトラつまりここではマレー人が占めると言われてます。この種の既得権益を変えることは難しいという例の一つですね)

【パナソニックスポーツセンターが政府に寄付される】

スランゴール州州都シャーラムにある Panasonic Sports センターは、国内で最もよく手入れされ維持されているスポーツ競技場だと見なされています。この競技場は従業員のためにスポーツ及びレクレーション施設を提供するという目的でマレーシアの松下グループが1991年に工費RM3400万で建設した施設です。 昨年マレーシアの前身の独立50周年でしたので、それを記念して善意の態度として、松下グループはこのスポーツ施設をマレーシア政府に寄付することを決めました。昨年日本の松下グループの幹部が当時のスポーチ大臣と会談して意見を求めました。政府に譲るに際して、松下グループは一定の条件、従業員の使用に優先権を与えるなど、をつけたとのことです。

Panasonic Sports センターはサッカー場が2面取れ、オリンピックサイズのプールもあり、室内競技場は種種の球技に使用できます、室内だけで1000席近い座席が取れます。屋外は1100座席です。室内競技場は、娯楽ショーや結婚披露宴などにも長年使われてきました。Panasonic Sports センターは首都圏の学校の利用も盛んです。13人の専属職員がセンターを管理維持しています。 スポーツ大臣はこの譲渡に関して公式発表を近く行うとのことです。

(Intraasia注:一度も内部に足を踏み入れたことはありませんが、私がマレーシアに来た当時に完成した施設なので、近くから眺めただけですがその立派で大きな施設に感心したことを覚えています。その後今に至るまでシャーラムのよく知られた施設です。ほー、その施設が政府に寄付されるのですね)

【最低賃金法の設定はできないとアブドゥラ首相】
マレーシア労働組合会議が以前から要求していた、最低賃金法の設定に関して、アブドゥラ首相は受け入れられないと述べました。「政府が労働者のことを考えていないということではなく、最低賃金によってインフレを起こさせたくないからです。政府は経済運営に責任をもって行動しなければなりません」 労働組合会議は、月給最低額RM900 とRM300の生活手当を要求しています。

マレーシア労働組合会議は、国内唯一の労働連合体であり、官民の労働組合 240組合から構成されており、組合員数は50万人を超えるとのことです。会議の議長は反論する、「下層の大衆は苦しんでいる、そして必需品は値上がりしている。」

(Intraasia注:食料品の値上がりは、この場でも何回も書いているように、まさにひしひしと感じます。)

【マンガ売れ筋番付 】
クアラルンプールのSuriaショッピングセンター内にある Kinokuniya 書店で Manga ベストセラーリスト -4月27日の週
1.バンパイアー ナイト 第4巻、2.ハナキミ 第23巻、3.ウオールフラワー 第15巻、 4.ユビサキ ミルクティー 第7巻、5.月の物語(意訳)第10巻、6位以下省略

(Intraasia注:上記は英語版の売れ行きリストなので、本当のトップ10を算出するには華語版、さらにマレーシア語版もあればそれも、を加える必要がありますね。でも統計は簡単にはいかないでしょうね。こういう題名だけで内容がわかる方もいらっしゃることでしょう)

5月3日の記事

【公判中のモンゴル人女性の裁判に関連した、インタネットメディアの記事を巡るできごと
政治評論家が付き合っていたモンゴル人女性を連れ出させせて爆弾殺人した疑いで、警察特殊部隊に属していた警官2人とその政治評論家が逮捕され、昨年始まった裁判はまだ続行中です。(この政治評論家は以前から、ナジブ副首相の周囲にいる1人だと言われていたそうです)。 ナジブ副首相は事件発覚当時から、モンゴル人女性とは全く面識がないと明らかにしていました。

先月終わりごろ、(マレーシアで定評ある)インターネットメディアのMalaysia Kini が、その編集者の記事の中で、ナジブ副首相夫妻がこのモンゴル人女性殺人事件になんらかの関わりあるかのような噂を示唆したとのことです。ナジブ副首相の秘書は、この記事は警察の調べと裁判に不備があるとの印象を与えると、発言しました、「この事件はその政治評論家と警察官2人の個人的仕業です。」 「この事件がマレーシアが潜水艦をヨーロッパから購入したことに関係しているという言いがかりは、全く根拠のないうそです。」

翌日の2日に、このMalaysia Kini の編集者は記事の内容に関して、警察庁の連邦商業犯罪部に呼ばれて事情聴取を受けました。彼は、コミュニケーションとマルチメディア法違反及び扇動罪違反で調べられているとのことです。 警察庁長官は語る、「彼の記事は誤解に結びつきかねないから、調べています」 警察はこの編集者の家を訪れて、コンピュータ2台を押収しました。 事情聴取後彼は語る、「私は2001年以来扇動罪違反で調べられるのがこれで4回目です」

【ペラ州スルタン宮が州首相に命令を出す】
野党連合Pakatan Rakyat が州政権を獲得したペラ州では、ごく最近ペラ州イスラム教庁の理事長を解任しました。 ところが、その数日後の2日に、ペラ州のスルタンの息子(皇子)が州首相を王宮に呼び出して、その理事長を直ちに復職させるように命令を伝えました。皇子はスルタンの大名として、且つペラ州マレー人慣習と宗教会議の議長としてこの行動を行いました。

その後スルタン宮が発表した声明によれば皇子は次のように州首相に伝えました、「ペラ州のイスラム教に関すること、すなわちイスラム教の組織や官庁を含めて、はスルタンの管轄下にある。よって、州首相は、イスラム教に関する行政を行う官吏と職員の任命や移動に関してはスルタンまたは皇子の同意を得る義務がある。とりわけ重要な職位にある者の移動に関しては尚更です。 その理事長は3年前にスルタンの同意を受けて宗教会議の書記に就いた。 スルタンの同意を得ずに行う行為は、全てスルタンへの不敬と見なされます。 こういったスルタン宮と州首相の相互尊重関係はこれまでの州政権との間であったので、いつもこのことは尊重されなければならない。」

解任されたペラ州イスラム教庁の理事長は、その日復職を連絡する、携帯電話メッセージを受け取ったことを明らかにしました。しかし彼は、州事務局からの正式文書を受けるまでコメントしないと述べました。

(Intraasia注:各州において、その州のスルタンがイスラム教の守護者であることは憲法にも定めてあることのようですが、実際の事柄においてどこまでスルタンが権力を持ち、それを実行するかはかなりあいまいになされてきたような感じを持ちます。さらに州によって多少の違いがあるのも事実でしょう。しかし今回の総選挙結果で如実に示されたのは、州首相任命はスルタンにあるという、トレンガヌ州、ペルリス州の例です。そしてこのペラ州のできごとによって、マレーシアにおける、というよりスルタンの存在しないボルネオ島部以外の半島部におけるスルタン制の伝統的影響の強さが改めて認識されたわけです)

【クアラルンプール市庁管理の駐車メーター稼動時間を延長する】
クアラルンプール市庁は、市内の公営駐車場所における自動車駐車に対して、”駐車料金前払いして提示する”方式を6月から取り入れる予定です。これはクアラルンプールの抱える駐車場所不足と違法カージョッキー者に対処するための一つです。市長は語る、「度重なる取り締まりでも違法なカージョッキー、客の車を公共の場所に勝手に駐車させるサービス、はなくならない。公営駐車場所の駐車メーター料金は、中心部で時間当たり60セント、それ以外の場所では時間50セントにすぎないのに、違法カージョッキー者は高額を要求しています。」 ということで、6月から市庁は駐車メーターの使用時間を22時半までに延長します。

クアラルンプール市内の駐車メーター付き区画は現在 9000台分あります、これを6月の新システム導入によって合計3万台分に増やす予定です。駐車メータの料金回収などに、現在7つの業者が市庁の委託を受けています。加えて郊外のメーターなし駐車場では15の業者が委託を受けています。

(Intraasia注:クアラルンプール圏に長年はびこっているのが、通称 Jaga kereta と呼ばれる男たちが勝手に駐車料金を徴収する慣行です。駐車メーターがあろうとなかろうと、道路端に停めた車の持ち主から、”駐車代”をせびる行為ですね。安くて1リンギット、上は5リンギットぐらいまであるようです。買い物、飯食い、お茶飲み、用事で道路に駐車する人は毎日十万人を超すでしょうから、その何割りか、つまりすごい金が違法駐車勝手に徴収者に手渡されているわけです。市庁の駐車メーター延長作戦がどれくらい効果でますかな)

【ATM の24時間稼動】
国内7つの銀行がATM(現金自動引出し機)の24時間稼動を始めました。 銀行間の引き出し機能を管理しているMEPS会社が発表したもので、7つの銀行は:Affin Bank, Alliance Bank, AmBank, Bank Rakyat, CIMB Bank, Hong Leng Bank, RHB Bank
銀行間共通引出しシステム MEPS に加盟しているPublicBank、Maybank などその他の銀行は今年末までに24時間稼動になるとのことです。

(Intraasia注:24時間になったからといって夜中に現金を引き出すのは、場所と状況をよく見極めてから行うのがマレーシアの常識です)

【円とリンギットとの両替率】
1万円を銀行で両替すると RM 298.1 を入手します

5月2日の記事

【外国人労働者に商いを譲る小販売人の存在】
クアラルンプール市庁の小販売人担当部は昨年、屋台人など小販売人の営業許可証473人分を取り消し処分にしました。この理由は外国人労働者にその許可証を譲ったからです。クアラルンプール市の条例によって、屋台小売人は外国人労働者を雇うことさえも禁止されています。 手続として違反を見つかった者には、けん責書を発行し14日以内に外国人雇用を止めることとなっています。

さらに市庁幹部は、チャイナタウンの屋台小販売人に関して、「合計61通のけん責書を発行した。その全てが市庁に協力しますとの書面返事を返した。市庁はこの件を見守っていきます。プドゥ市場とスラヤン市場でも同じように外国人労働者雇用の問題を抱えています。」

(Intraasia注:この外国人労働者に屋台を全てまかせる、外国人労働者を雇う、違法慣行はいつ果てるともしれない、根深い問題です。単に取り締まりだけでは事は片付かないほど、小販売人間に広まっており473人などというのは氷山の一角に過ぎません。なぜか? それはチャイナタウンであれ、市場いちば であれ、外国人労働者の労働力なしに商売ができない段階にあるからです。つまり全ての違法労働者を取り締まったら、その日から市場は機能しなくなるでしょう。よってこれは市場関係者だけのできごとではなく、外国人労働者依存構造の一つです。旅行者には見分けつかないでしょうが、チャイナタウンの屋台商いに現場で関わっているのはもはや外国人労働者とよそ者マレーシア人が圧倒的多数なのです)

【サバ州の収獲祭月間の始まり】
サバ州最大の祝祭である Pesta Kaamataan が5月30日と31日にありますので、州首相とカダザンドゥスン族の長でもある州副首相を筆頭に伝統的儀式で幕開けを行いました。これによって1ヶ月に及ぶサバ州収穫祭の開始となりました。

【マハティール前首相が自身のサイトを立ち上げた】
マハティール前首相がついにブロッガーの仲間入りしました。自分が昔使っていたペンネームを付けたサイト名 www.chedet.com を5月1日に立ち上げ、最初の書き込みは裁判官の任命に関するものです。その後1日にで1万人の閲覧者があったとのことです。サイトのプロフィールには、Dr. Mahathir Mohamad と大書してあり、サイトの目的は自身の意見発表である、興味ある人はマスコミを含めてそれを引用またはコピーしても構わないと書いてあります。

(Intraasia注:この記事を先ほど読んだばかりで、私はまだ見ていません)

【40コンテナもの廃プラスチックの密輸入】
スランゴール州ポートクランの税関が、一般からの内報によって40コンテナにも及ぶ廃プラスチックの密輸入を摘発しました。税関への申告では、12メートルコンテナの積荷は単ポリマープラスチックの容器となっていましたが、コンテナの検査の結果、廃プラスチックだとわかりました。廃プラスチックの輸入は、通産省の事前許可を得なければなりません。今回の40コンテナの廃プラスチックは重さ910トン、価格RM 280万になります。

税関によれば、廃品の密輸はこれで3件目となり、これまでの2件は古紙を密輸出しようとしたとのことです。

(Intraasia注: 大型コンテナで40本 というのはすごい量ですね。しろうと考えでも、送り側と受け側でかなり計画された且つ初めてとはとても思えない密輸入ですね)

【恒例のDurex 性的満足世界調査におけるマレーシア人】
コンドームメーカーDurexが毎年世界各国で行っている、昨年の性的満足世界調査の結果が公表されました。性生活の諸面を質問事項にして調査対象26カ国、26000人に対して行われ、内マレーシア人は1026人です。この結果によれば:

マレーシア人の5人に4人は毎週セックスをしている、その際オルガニズムに達するのは44に過ぎない。その内男性は62%満足し、女性は25%だけとのことです。 世界でオルガニズムに達するのが最も低い国民は、中国と香港で24%、次いで日本人の27%です、高いほうはイタリア人、スペイン人、メキシコ人などです。

【映画広告から-写真付き】
日本でシネマ観客数トップになった恋物語映画です: 恋空
字幕はマレーシア語、英語、華語、 映画を観てよい分類は ”13歳以下は親といっしょに”
ただいま公開中: クアラルンプール圏、ペナン、ジョーホールバルの合計4館のシネプレックスの名前が載っています

(Intraasia注:現代日本映画は全く観ないので知りません、当地のマスコミに載る映画紹介記事や映画欄から拾っているだけです。面白いことに、数日前にこの場で紹介した「口裂け女」の方は全国ほとんどのシネマで公開されています、恐怖映画は恋物語を凌駕する? さらに大シネプレックス2館では「怪談」が上映中です。この3つの映画を見たことある方、意見を書いてくださいね)




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