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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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7月31日の記事

【今年上半期の新車販売台数統計】
マレーシア自動車産業協会は、今年の国内販売台数予測51万台の到達は可能だろうと見ています。今年上半期の販売台数は昨年同期比25%増の 278000台でした。「上半期の伸びは非常に堅調だったので年間予測も達成できます。」 上半期総販売倍台数の9割が乗用車、1割が商業車でした。
マレーシア自動車産業協会発表の08年上半期メーカー別販売台数
【順位 台数、 シェア】 1位:Perodua 83589  30.1%、  2位: Proton  72597   26.2%、 3位: Toyota 53129  19.1%、  4位:Honda  16766  6.0%、  5位:Nissan  14925  5.4%、 6位: Naza  2.%、  7位:Inkom  1.4%、 8位: Mitusbishi  1.2%,  9位:Dauhatsu  1.0%、 10位:Suzuki  0.9%、 

(Intraasia注:半年で28万台弱の規模ですね。国産車2社が1,2位を占めるのは当然ですが、日本車は強いですね。韓国車もよく見かけますが、販売台数では日本車にはるかに適わないということでしょう。尚これは新車の新規登録数ですから、1万台ぐらいは多分あるだろう、平行輸入や中古車輸入の数は含まれていませんね)

【ウイルス性熱病 Chikungunya 病の発生増加】
今年はウイルス性熱病である Chikungunya 病の発生がずっと増加しています。保健省によれば昨年1年間で発生は100件に満たなかったのに、今年は7月末までにすでに631件の疑わしい病状中で136人が陽性反応と診断されました。発生場所数は20箇所で、ジョーホール州、マラッカ州、ヌグリスンビラン州、ペラ州に渡っています。15人が熱と関節痛でこれまで入院しました、「これは異常に多い状態です。ネッタイシマカの繁殖指数が高くなっているからでしょう。」

デング熱とChikungunya 病 はネッタイシマカが媒介します。保健省幹部は語る、「それでも我々は増加しているデング熱の発生のほうがより心配です。」 Chikungunya 病の場合、保健省の家庭訪問検査の際見つかった場合が多いとのことです。「Chikungunya 病は出血と死亡にはつながりません。」 一度Chikungunya 病にかかると免疫ができるとのことです。 保健省のサイト : www.moh.gov.my

(Intraasia注:このところ数回報道されたので、今回初めて目にした病名のChikungunya 病という病気ですが症状はデング熱に似ているような印象をもちます)

【ガソリンスタンドでのセルフ給油を全国的に広める】
(ガソリンスタンドでの給油のセルフサービス制はすでにしばらく前からクアラルンプールなどで実施されています)これを8月1日から全国的に適用することになります。マレーシアガソリンスタンド協会は政府のこの決定を歓迎して、消費者にスタンドでの外国人労働者依存を減らすことに協力を呼びかけています。「先に店内で料金を払ってから給油してください。 ガソリンスタンドでの外国人労働者依存を減らすのは政府の方針に沿ったものです。」 「ガソリンスタンドでの給油係りは、身障者、高齢者、妊婦が給油するのを手助けするために得られます、」 「非喫煙場所、給油中のエンジン停止、携帯電話の使用禁止、ガソリン運びには認可容器の利用、を実施するようにします。」

(Intraasia注:ガソリンスタンドでも多数の外国人労働者が働いています、彼らの労働許可が期限切れとなっても更新しないと政府は既に発表しており、よって今後も1年以上に渡って現在いる外国人労働者はガソリンスタンドで働けるわけです。しかし新規の雇用はできないということです。ガソリン給油などセルフでできる典型ですから、とっくに全国的に行うべきだったのですが、ようやく決定されたというわけです。給油中のエンジン停止、携帯電話の使用禁止が守られる可能性はゼロですね、この種のことへの社会的合意がまったく確立されてないからです)

【購入された警察装備品は低水準品に満ちている】
警察庁物流部のRM 1億に及ぶ不正購入に関して組織された警察内の特別委員会の捜査の中で、多くの不審点が明らかになっています。物流部長官は語る、「例えば新警察官の訓練靴は基準を満たしていない、交通警官のブーツは防水になっていない、ショックだったのは機動隊と国連からチモールへ監視部隊と派遣された者たちの使用した靴が釘防止靴でないことです。」 「防弾チョッキや対暴徒用ヘルメットなどは十分に安全試験されていないので、使用停止にします。」

「委員会のとりあえずの調査が進むにつれてたくさんのぞっとする詳細が明らかになってきた。 これまでの調査では、警察官だけでなく、通常の職員、不届きな供給業者が関わっています。」

【アンワル関連のニュース】
アンワルに男色行為を強要されたとして警察訴え届けを出した、マレー人若者を検査した、民間病院は公式声明を発表しました。同病院の医師は確かにその若者を検査したが、男色行為の訴えを調べるためにしたのではない、医師はその若者に政府病院の専門医に診てもらうように忠告した、という内容です。

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7月30日の記事

【警察庁物流部のRM 1億に及ぶ不正購入に関する捜査が開始された】
警察庁の部門である物流部で不正な供給を行おうとしたことが発見されました。これは警察庁に納める装備物品、総額リンギット 1億以上、に関するものです。警察長官は調査のために特別委員会を発足させ、同時に物流部の警察官 少なくとも12人を直ちに配転させました。これには最高級職位の警官も1人含まれています。警察庁はこの件をすでに反汚職庁に報告した。反汚職庁の係官が関係者を呼んで捜査しています。」  同件に関して、内部通報者が物流部の購入に関わる内情を書いた書状を、内国保安省長官、内務省大臣、警察長官、反汚職庁長官、に送ったとのことです。

(Intraasia注:警察庁のその足元における巨額の不正供給・購買を捜査するということのようです、やれやれというニュースですな)

【中央銀行の利率維持決定を巡る状況】
中央銀行Bank Negaraは(公定歩合ではないが、公定歩合的な)利率を 3.5%のままでまだしばらく維持することを先週決めました。これは材料の高騰に重圧を受けている製造業者とデベロッパーにとって一時的救済になります。よってこの決定にほとんど批判または懐疑がないことは不思議ではありません。 Bank negaa の金融政策委員会はその声明で、「今後12ヶ月間で高インフレと低成長という2つの危険の可能性が高まったが、現在の関心は高い失業率を伴うであろう基礎経済停滞を防ぐことです。」

エコノミストは上がるインフレを重要な基本的問題と捉えますが、失業率のレベルも経済にとって非常に基本的なことです。Bank Negara は、来年の下半期にインフレは収まるであろうと期待しています、それはエコノミストの統一見解でもあります。

中央銀行Bank Negaraの 利率据え置き決定は、2つの長引く影響を生みました:株式市場が好感して反応とリンギット の下げです。 Assembankers のエコノミストは言う、「東南アジアの他の中央銀行がインフレ対策に利率を上げるだろうというときに、マレーシアはこの動きの外にあると見られています。」 「でもリンギット はまだこの3,4ヶ月間に取引された範囲にあります。」

利率維持は、借り入れている企業にとってだけでなく、住宅ローンを受けている住宅購買者にもほっとするものでした。この10年に及ぶ資金繰りの容易さのおかげで、多くのマレーシア人が住宅を買えるようになり、不動産市場の復活を呼び込みました。しかしそれも、利率が上がるであろうという恐れから、良い時期はもうすぐ終わるだろうという心配があります。最近銀行の中に、13ヶ月定期で利率をごくわずか上げて 3.88%にしたところがあります。それでも昨年の被雇用者福祉基金の配当率5.6% より魅力的ではありません。

1997年98年の不景気に起きた10%を超える貸し出し金利h起こりそうにありませんが、利率のちょっとした上昇でさえとりわけ住宅産業と建設産業に影響を及ぼすことになるでしょう。ガソリン類の建設資材の高騰で、建設業界の自信は一般に損なわれています。多くの購入希望者はジレンマに落ちています:状況が落ち着くまで先延ばしようか、それとも住宅価格は下がらないので今買っておこうか、というものです。 利率維持決定は自動車産業、不動産業界にも大いに好感されました。

【アンワル男色行為の真偽を判断する診断書を巡って】
アンワルに男色行為を強要されたとして警察訴え届けを出した、マレー人若者は6月28日に私立病院で診断を受けていました。この診断書がインターネット新聞に漏洩したことに関して、保健省長官は語る、「診断書は詳細は権威のない者または機関にはなんであれ公表されてないし、することもない。」 としてインターネット新聞の報道にコメントしませんでした。「民間保健と施設法によって、患者の医療記録の秘密を確実にする手段を怠った、私立病院に対して処置を取ります。」 
保健省は、若者の診断に関しては、クアラルンプール病院の診断書を基にしますと、しています。

一方アンワルは記者会見で語る、「(インターネット新聞で診断書内容が報道されたことで)私の汚名がこれでそそがれた。警察が診断書を公表しないのは、私を罠に落とそうという魂胆を示しているだけです。警察はこの件に関する捜査を直ちに中止しなさい。」

内務大臣は、政府はアンワルをおとしめようとして男色行為の件に関わっているという非難を完全否定し、「政府がこの種のことを作り出るのは極めて理不尽なことです。警察を非常に注意深く用心してやっているというように責めてはいけない、それはこの件が非常に有名な人物に絡んでいるからです。」

7月29日の記事

【インターネット新聞がアンワルを訴えた若者が受けた医療診断書の内容を報道】
アンワル元副首相に同性愛行為を行為を強要されたとして、警察訴え報告を出し現在警察保護下にある、元アンワル助手のマレー人若者に対して、民間のPursawi 病院の医師が検査をしました。ところがこの医療診断書が漏れてインターネット新聞 Malaysia Kini がその内容を報じています。検査は6月28日に行われ、その医師は訴えたその若者の肛門にはなんら行為の跡が認められない、としています。

いかにしてこの医療診断書が漏れたのかはわかりません。保健大臣は、マレーシア医学協会はこの件を調査すべきだとしています。「私は保健長官に調査するように指示を出しました。」 この病院関係者はまもなく声明を出すとしています。一方このニュースを載せた、インターネット新聞 Malaysia Kini の編集者は、「この若者はアンワルに男色行為を強要されていない。警察はすでにこの同じ診断書入手しています。だから警察も知っています。検査をしたその医師は現在身を隠している、その理由は警察が、医療診断書においてアンワルが同性愛行為を強要したかのように改ざんするようにその医師に求めているからです。」 公正党の書記長は主張する、「医療診断書は、我々が信じていたことを確認しているようだ。アンワルに対する非難は政治的に動機付けられたものです。」

【シンガポールで行われたサテ大食い競争の日本人勝者】
シンガポール新聞を引用した外電報道記事
シンガポールで行われたメイジャーリーグ食い競争で、有名な日本人大食家、30歳、が米国人大食家、24歳、を破りました。彼は 5.4kgのサテを12分間で食べ、賞金相当額 S$3,000を獲得しました。米国人の相手は4.1Kgでした。 プロ的大食家の大会であるメイジャーリーグ食い競争は年間80回ほど行われ、その1つとしてアジアで初めて開催されました。この日本人は米国でのホットドッグ大食い競争で6年連続優勝した伝説的人物です。 

(Intraasia注:5.4kgのサテを12分間で食べたという事実に驚愕します。なおコメントしたいのはそんなことではありません。サテといえば、マレーシア、多少劣ってインドネシアの大衆的肉食品といって間違いないでしょう。マレーシアでは、サテといえばスランゴール州の kajang と言われるくらいその地の有名食であり、半島部なら至る所で売られている、マレー大衆食です。しかし残念ながら、この種の米国主催?のコンテストはシンガポールを選んだようです。なぜ? 西欧人や日本人から受けの上手い、そして英語崇拝国家のシンガポールはハリウッド・音楽芸能からテレビ番組の取材まで常に、マレーシアやインドネシアを凌駕しています。番組観客はそんなサテの本当の事情はどうでもいいことであり、よって記憶に残るのはシンガポールでのサテ食いで日本人が勝ったということだけでしょう。こうしてマスコミと観光宣伝面で、シンガポールは常にマレーシアを寄せ付けません、マレーシアサイトとしてまことに残念なことです・・・・)

【ペナンの違法ホステス取り締まりで逮捕された女性の過半数は中国女性】
ペナン州の警察は、違法状態で働いている外国人女性の取り締まり活動において、逮捕者の数が今年1月から 600人になると明らかにしました。今月だけで逮捕された120人の女性の国籍は中国、インドネシア、タイ、ベトナム、ミャンマー です。ジョージタウン警察の幹部は言う、「600人を逮捕し、その過半数は中国女性です。毎日カラオケやナイトクラブを取り締まるように部下に指示している。我々は雇っている方もにも対処します」

(Intraasia注:中国女性は華人客層に好まれるのはよくわかります。90年代に比べて中国人のマレーシア入国が非常に容易になったことから、中国人ホステスの出現が一挙に増えたわけです。ペナンは華人の比が一番高い州です。クアラルンプール華人地区に住む私には極めてよくわかる事情であり、そしてごく普通の光景として中国女性はあちらこちらにいるのです。この種の女性はどんな場所であれ働くことは法律上できないのは明明のことなのに、それを無視して雇っている雇用者の店側の罰則が極めて取るにたらないことであることが、違法ホステスが全然減らない原因ですね)

【野党連合Pakatan Rakyat 内でのあつれき】
野党連合Pakatan Rakyat を構成する3党の中で、行動党がPAS党を批判しています。これは総選挙直後から数回に渡って、UMNO党指導者とPAS党指導者間で秘密裏に話し合いがもたれたことが公表されたからです。「 行動党と公正党はこの件について全く知らされていなかった、この話し合いは背信の行為です。こういう話し合いはPakatan Rakyatの精神から外れます。」 「マレーシア人を統一するために非民族的政策に向かって努力していく替わりに、PAS党はマレー人を統一することに努力していくことを選んだ。」 と行動党の議長は批判します。

(Intraasia注:方やイスラム教国家の樹立を目指すPAS党、方や非宗教国家と多民族性を主柱に掲げる行動党、という通常では相容れない両党が、Pakatan Rakyatの構成政党でもあることから、今後も意見の相違は縮小しそうにありません)

7月28日の記事

【格安長距離航空 AirAsia X の日本就航に暗雲】
(格安長距離航空 AirAsia X は2009年の日本就航の計画を明らかにして、日本の発着空港の選定にとりかかっていました)しかし同社の最高経営責任者は外電AFPに語りました。「私としてはむしろ韓国、中東、インドへ飛ばしたい。こういった日本以外の他国はマレーシア旅行者を惹き付けようとして競争しています。」 「日本のビザを得るためにマレーシア人はクアラルンプールにある大使館へ2度足を運ばなければならない。それであってもその申請者がビザが確実に発行してもらえるかはわからない。」

最近オーストラリア基盤のアジア太平洋航空センターが、日本の厳しいビザシステムは現実にはAirAsia X の2009年の日本就航を不可能にしてます、アジア地区の格安航空ハブとして魅力あるものにするにはビザ規制を取り除く必要がある、と表明したとのことです。 AirAsia Xの最高経営責任者は言う、「今月初め日本を訪れた時、空港運営社は、Qantasなどの通常航空会社の減便を補填するために、AirAsia X を熱心に受け入れる意向を示した。」 

(Intraasia注:間接報道ながら、AirAsia X の就航を期待している人はIntraasiaを含めて少なくないはずですから、非常にがっかりするニュースです。せっかく空港選びの投票まで実施しているのに・・・。確かに日本の東南アジア国民に対するビザ規制はゆるやかではないといえましょう。ただAirAsia X の乗客の多数派は日本人だと推定されますけど、シンガポール、タイ、ベトナムより人気の劣るマレーシア向けでいつも飛行便が一杯になるかといえばそれもちょっと難しいかもしれません。どこへ新たに就航させるかは、AirAsia経営陣のある程度の嗜好もあるはずですが、マハティール前首相のような親日者がAirAsia経営陣にはいないのは確かです。何か良い解決法はないものでしょうかね、このまま日本就航が立ち消えではまことに残念です)

【トレンガヌ州公用車 Proton PerdanaV6 車メンテ修理をめぐる疑惑】
トレンガヌ州が州評議会員用に購入して使用していた公用車 Proton PerdanaV6 車のメンテナンスと修理費用が異常に高額であったことが公表されました。それを受けて反汚職庁が捜査に乗り出していました。州と契約していた3つの自動車修理業者のオーナー3人を逮捕し、Proton PerdanaV6 車 8台を差し押さえました。 一方Proton社はこの件で、交換に使われた部品に中古品または非純正部品が使われていたことを明らかにしました。さらに同社はトレンガヌ州にある公認せービスセンターの1つを停止処分にしました。これは非純正部品の使用、過剰請求、記録せずに修理などがその理由です。Proton社社長は反汚職庁に協力するとしています。

公用車 Proton PerdanaV6 車の例えば2007年の修理記録を見ると、Proton公認サービス店に持ち込まれた台数 25台、総費用 RM 33,000、 非公認サービス店に持ち込まれた台数 42台、総費用 稟議31万となっています。逮捕されたサービス業者 3社の合計修理メンテナンス費用は2004年から合計 RM 100万にもなります。

【クランタン州で起きた女装コンテストに当局の取り締まり 】
クランタン州の??地方のリゾートのホールで夜間、女装コンテストが開かれました。それに対して州イスラム教庁は取締りを行い、参加者中の16人を逮捕しました。3名は川に飛び込んで逃延びたとのことです。20代の16人は庁に連れて行き拘留されました。庁の責任者は言う、「こういったことはイスラム教に反することで不良行為です。彼らは男性なのですから。」

(Intraasia 注:??の地名が、主要地ではなくその華語名なのでマレーシア語名がわかりません。)

【インドネシア人ダンドゥット歌手のKLコンサートも土壇場で取り消された】

インドネシア歌謡界の有名な女性ダンドゥット歌手 Inul daratista は、27日にクアラルンプール郊外のBukit Jalil スタジアムでコンサートを行う予定でしたが、土壇場でクアラルンプール嗜好は”国家安全”を理由に許可を取り消しました。 Inul のコンサートは最初ジョーホールバルで今月行われる予定だったのが、これも土壇場で許可が得られず取り消されていました。

主催者のIMS Prima 会社の社長は、市庁の取り消しは皆を非常に失望させたと語る。「Inul のコンサートは続けて2つもキャンセルされた。ジョーホールバルですでにRM 30万の損失です。全損害はRM 80万にもなります。」 「我々は、市庁のいう”国家安全”の理由からコンサート中止の指示を受け入れます。」  コンサート前からPAS党青年部はInul の公演に強い反対を訴えていました。

(Intraasia注:ムスリムの関わるこの種の芸能にさらに許容範囲が狭まっているということなんでしょう)

【天然ガスを給ガスできるスタンドを増やす】
(準国営といえる)Petronas翼下のグループ会社は今会計年度でRM 5億を投資して 50箇所のガソリンスタンドを増設する計画です。現在Petronas は国内の天然ガスを給ガスできるガソリンスタンドの全てにあたる82箇所を運営しており、これを100箇所にする計画もあります。

【おことわり】
27日は家を留守にしましたので、記事の掲載はできませんでした。

7月26日の記事

【トレンガヌ州の公用車ベンツ購入をめぐるあつれき】
与党連合政府下にある、トレンガヌ州州政府が州評議会の評議員(州首相の任命する理事のこと)用の公用車として、最近メルセデスベンツ E200 型 を14台購入しました、総額RM 343万。このため各方面から批判が出ていました。アブドゥラ内閣はこれに関して、州の評議員用の公用車は国産車 Proton Perdana に限るとの決定をしました。それを踏まえて、相談のためにアブドゥラ首相とナジブ副首相を訪問したトレンガヌ州州首相の3者間の協議により、州政府はその14台を保有することはかまわない、しかしそれを利用するのは州を訪問する外国からのVIP客用に限る、ということになりました。

トレンガヌ州政府は2004年に購入して公用車として使っていたProton Perdana はメンテナンス費用が高くつくとの理由で、ベンツ車を新たに購入していました。州首相は自身用としてベンツE-240 型を注文したとの噂を否定しました。 「州政府が贅沢に金を使っているわけではない、Proton Perdana を替えるというのは2年間に渡って考慮した後の決定です。」 

別の報道では、前トレンガヌ州首相の公用車Proton Perdana は2004年から今年までで、メンテナンス修理費にRM 23万もかかったとのことです。別の州幹部の公用車Proton PerdanaもRM 17万という高メンテナンス費用だった。

一方トレンガヌ州首相は訴える、「反汚汚職庁は私だけを追うのではなく、前州政府下で行われた、2つのプロジェクト:モンスーンカップとイスラム教文化公園を調査すべきです。私はもっと明らかにしていきます。(2つに汚職の根があるかは)反汚職庁が調べることです。」  モンスーンカップは州翼下の会社が2005年から主催し高価な賞金を提供する国際ヨット競技で、金の浪費であり庶民に恩恵がないとの批判があります。イスラム教文化公園は政府の進める東海岸回廊プロジェクトの一環として建設されました。

(Intraasia注:州民の経済力からいえば最も下位にある州の一つがトレンガヌ州です。しかし産出する石油権益が州には入ります。はっきりいって公の金で豪華車を買いたいということでしょう、しかし批判する政府トップ層が認める下で前州政府ははるかな巨額で2つの事業を行ってきたという事実もあります。)

【アンワルの戦略ともいうべき外国での報道】
アンワル元副首相を男色行為を強要した容疑で逮捕起訴した件に対して、米国政府関係者と議会筋、及び国際的に名の売れた西欧人から批判が出ていることについて、アブドゥラ首相は反論します、「マレーシア政府は常に自国の法律に基づいて対処します。アンワルの件に言及する各国は、マレーシアの独立性に敬意を払って欲しい。」

木曜日に米国国務大臣は、アンワルの件は国内問題ではないとしてアンワル逮捕を批判的に言及しました。金曜日には元カナダ首相、元世界銀行総裁、元国際通貨基金専務理事が共同で、マレーシアはアンワルへの起訴を取り下げるべきだと発表しました。

アンワルが警察の留置所で1夜を過ごした際、彼をひどく扱ったという非難に対して、その際の監視カメラの録画を公表するという噂に関しては、それは警察の決めることだとして、アブドゥラ首相はコメントを拒否しました。

(Intraasia注:アンワルは世界の元有名指導者らと個人的なつながりが豊富だといわれており、そんなことから西欧のマスコミは彼の逮捕劇をある程度伝えたそうですね?)

【クアラルンプールにやって来る地方のシングル男女用の中短期滞在ホステル】

国内各地からクアラルンプールにやって来る青年層の暫定的宿泊施設として、クアラルンプール市庁はホステルを擁しています。設立されてすでに10年過ぎましたが、あまり知られていません。男性用施設 Urban Beliaビルはチェラス地区にあり、404ユニット、賃貸料は1人あたり月RM60から140です。 女性用はいくつかの地区の公営アパートにあり、計172ユニットです、 1人あたり月RM 50から70です。これとは別の女性用ホステル umum Sa;amh Beliawanis はチェラス地区にあり、賃貸料はRM 120です。 これらのホステルに宿泊できる条件は、40歳以下の単身者で、最長3年間まで滞在できます。

【円とリンギット との両替率】
1万円を銀行で両替すると RM 299.7 を入手します。

【ペナンで世界遺産指定を祝う行事】

ペナン州は、ユネスコがジョージタウンの歴史地区を世界遺産地に載せると決定したことを受け、25日から27日までの3日間、記念行事を開催しました。27日にはペナン州元首が、世界遺産地に指定の公式発表式をEsplanade で行います。25日は州首相と州幹部とメディアがいっしょに遺産地区の中心部を歩きました。さらに内外の観光客もこの一行に加わりました。この地区には、キリスト教の教会、ヒンズー寺院、アチェ式モスク、インド式モスク、観音寺院、道教寺院がごく近接して建っています。

(Intraasia注:現代ではマレーシア国内どこであれこの種の各宗教の施設がごく近接して建てることは不可能です、数世紀にも昔だからできたわけです。その意味で確かに遺産だといえますよね)

7月25日の記事

【マレーシアは、米国がこれ以上アンワルに関するコメントをしないように望みます】
シンガポールで行われたアセアン大臣級会議に付随して、米国、ロシア、中国、韓国、日本など16カ国の大臣級が参加していろんな題材を話し合うアセアン地域フォーラムも行われました。その際各国の外務大臣間でも会談が行われました。マレーシア外務大臣は、米国のライス国務長官と会談しました。その席でマレーシア大臣は次のように語ったと明らかにしました、「アンワルに対する捜査はどのような政治的動機からでもないことを伝えた。マレーシアには広く認められた刑法の体系がある事実を話しました。」

一方ライス国務長官は会談前に、アンワルを捜査するときは法律に厳しく基づき、隠し立てしないようにとマレーシアに呼びかける談話を発表しました「米国は法律的事件に関しては言及しまた声を上げ続けていきます、これにはアンワルの場合も含みます。米国は長年政治的だと見なされることにも発言してきたし、今後もそうします。米国は人権に関しては、いつも声を上げていきます、しかしそれマレーシアに経緯を払う精神の下で行います。」

マレーシア外務大臣は、「彼女がそのような談話を行ったことは知りませんでした。国務長官との会談では、今月マレーシアが米国宛に送った書簡の内容を説明した。」

(Intraasia注:マレーシアが少々抗議しようと、米国はそんなことに聞く耳は持たないということのようですね。マレーシアにとって第1の貿易相手は米国です、所詮強腰に出れないのは誰もが知っていることでしょう)

【ペラ州州政府は環境影響評価報告書を提出してない大プロジェクトを差し止め】
ペラ州州政府は、前州政府下で発表された、大プロジェクトの実行を一時的に差し止めると発表しました。その理由は、これらのプロジェクトのデベロッパー側がまだ環境影響評価報告書を提出していないことです。ペラ環境庁の理事によれば、この停止する大プロジェクトには、Tanjung Piandangの石油精製プロジェクト、RM 240億といわれる半島部横断石油パイプラインプロジェクト、さらに イポーに近い場所でのBlair 大学建設、Banding 島のホテル建設などがあります。「どのプロジェクトも報告書を我々の所に提出していません」 「 環境影響評価報告書が提出されれば、その不備さから90%は却下されています。」  世の中には、プロジェクトを不当に差し止めていると批判するものがいるが、その理由を明らかにしておくと、理事は説明します。

(Intraasia注:国の発展のためにはやみくもに開発という時期は、もうマレーシアは終えたということを為政者と産業界は自覚すべき時ではないでしょうか)

【新聞の投書欄から】
先日のニュースに、タクシー運転手に補助金を出すというのがありました、しかしその方法は間違いだと思います。なぜタクシー運転手に補助金をあげる必要があるのでしょうか? タクシー運転手は、他の職種例えば、日雇い労働者、庭の掃除人、清掃労働者、事務所の使い走り、ガードマンなどよりも暮らし向きの良い人たちなのです、そういう運転手になぜ公の金をあげるのでしょうか? 

ある仕組みがおかしければ、その仕組みを正し、その根本に行かねばなりません。まずタクシー免許がなぜ大きな会社に発行されているかが理解できません。タクシー運転手がタクシー免許を保有することがなぜできないのでしょうか? 運転手が会社から車を借りて日額RM 40を払わなければならないこの仕組みは、タクシー運転手を殺していることになっています。タクシー運転手を車のオーナー運転手にすべきであり、免許を得た会社のために働く運転手にしてはいけません。

第2に、タクシー運賃がいまだになぜ初乗りRM 2というばかげた低料金なのでしょうか? バンコクだって初乗りRM 換算で3.5です。 料金をむちゃくちゃ安く設定することで、間接的に運転手が客選びすることを強制しています。第3に、タクシー用のガソリン補助金は資源の節約を奨励することに貢献しません。ガソリン代がタクシー運転手にとって安いことになります。 最後に、タクシー運転手に補助金としてRM 576のお金(計算根拠:月720リットルX 80セント)を渡せば、生産性を下げることにつながります。タクシー運転手の中にはそれをもらって働かない人が出てくるでしょう。

ある華人同郷団体の議長の投書より抜粋

(Intraasia注:まことに正論ですね。燃料費の負担において、不満を持ち困っている業界に補助金を出して当面それを軽減するというマレーシアのおかしな一連の政策は、補助金総額が国家予算に占める大きな比率となって公の資金の使い道が浪費となっています。タクシー運転手の問題はまさに、その際たるものですね、タクシー業界の仕組み改正と運賃改定をしない限り、いつまでたってもタクシーサービスの向上はありえないでしょう)

7月24日の記事

【消費者物価指数の上昇率は27年来の最高】
6月の消費者物価指数の対前年同月比上昇率は 7.7% でした。これは5月の上昇率の倍で、この27年間で最高の月間上昇率となります。主たる原因は6月始めのガソリン類の値上げです。食品類で特に値上がりしたのは、トマト、鶏卵、ビーフン、乾麺、にんじんなどでした。「値段を抑えるために我々にできることはあまりありません。統制価格品が狙った消費者層に届くように配分システムを微調整する必要があります。」 と国内取引と消費者省大臣。

7月は電気料金値上がりもあったので、同様に高上昇率を記録するだろうと見られています。消費者物価の今年上半期の上昇率は3.7%でした。その中で、食品と非アルコール飲料は6.1%の上昇、交通費4%などでした。 消費者物価の調査対象品目は5年に2回見なそおすとのことで、前回は2005年でした。「市場の実情を写すように見直しを早急にしなければならない。」

(Intraasia注:物価指数の基になる品々が統制価格品をかなり含んでいるといった実情を薄める効果もあるようで、今年上半期の上昇が3.7%にすぎないなんて、とても実情感覚から離れています。屋台大衆食堂は軒並みに数十セント上げてます、これだけ見ても10%近いのだ。)

【サラワク州にさらに水力発電所を12箇所も建設するプロジェクトの背景】

サラワク州では州内各地で合計12箇所もの水力発電ダム建設プロジェクトが計画されています。この12箇所の発電能力と、現在まだ進行している、2400MWのバクン巨大水力発電ダムを加えると、2020年には総電力能力が 7,000MW にもなります。これは特に電力不足とはなっていない現在のサラワク州発電能力 933MW の7倍以上にもなります。

この水力発電計画は、昨年10月中国で行われた中国とアセアンのフォーラムにおいて、マレーシアにおける中国発電所というプレゼンテーションの中で公表されました。これはインターネットでも得られるとのことです。これらの水力発電プロジェクトは、中国の会社が設計、建設、管理するとなっています。 12箇所の内、Marum ダムは今年に建設開始することになっており、サラワク州エネルギー会議と中国の三峡プロジェクト会社の間で覚書がすでに結ばれています。

こうした計画に環境保護団体などは反対を表明し、ダム自体の必要性を問うています。エネルギー・水力・コミュニケーション省の副大臣は、ダムは必要だと主張しています。サラワク州州政府は、電力多量消費のアルミ精錬産業を拡張させる計画があり、アルミ精錬工場の1つの建設許可を地元企業にすでに出したとのことです。こうしたプロジェクトに興味を示しているのは、中国の企業、オーストラリアの企業、日本の企業などがあります。

環境技術と発展マレーシアのためのセンターは訴える、「300MWwo超える様な大きなダムは再生可能なエネルギーとして不要です。連邦政府がサラワク州政府に対して、これらのプロジェクトをあまりにも熱心に推進しないようにアドバイスすることを期待します。」

(Intraasia注:サラワク州は半島部全体よりやや狭い程度の超広大な面積、国連開発プログラムが言う27種の先住民族と45種の言語・方言から構成される多数民族・部族からなる複合社会、都市部に住む人口比の低さ、州首相が20数年在任などといったことから、市民運動的意識が育ちにくい社会ですから、トップダウン式に物事が決まってしまうのでしょうね。バクンダムだけでなく中国の建設関連企業は着々とそして大きな存在となるべく基盤をすでにマレーシアに築いた例です。ペナン新海峡橋の建設も中国企業です。ところで45種という数ですが、サラワク州の最大先住民族はダヤック族です、その下部分類として Iban, Bidayuh, orang Ulu などに分かれます、つまり45種もの全く違った民族ということではありません)

【州警察長官に史上初となる女性警官が就任】
警察の最高級職位の一つに就いている56歳の女性警官が、パハン州の警察組織の最高位に就任しました。女性警官が州警察の長官職に就いたのはマレーシア警察史上初のことです。

【国内旅行キャンペーンとして Zoom! Mlaysia 】

観光省は、これまで長く用いられてきた国内旅行キャンペーン Cuti-Cuti Malaysia に替わる、新しい国内旅行キャンペーンとして Zoom! Mlaysia  を最近打ち出しました。サイト http://travelmalaysiaguide.com/zoom-malaysi/ はホリデー旅行者にマレーシアを売り込もうとしています。最新の旅行ニュース、プロモーション、ホテルパッケージなどを紹介しています。

(Intraasia注:個人の運営サイトのようですが、観光省の宣伝もその中でしてますね)

7月23日の記事

【サラワク州がマレーシア成立に参加した45周年記念祭】
サラワク州は1963年9月にマレーシア成立に加わわりました。これを記念する州を上げての45周年祭をクチンのスタジアムで開始しました。2500名ほどの演者が、1万人ほどの参加者を迎えてショーを催しました、この45周年祭のロゴと歌も披露され、これから1年ほども続きます。ショーには、Akademi Fantasia の優勝者らも参加し、クライマックスは花火が打ち上げられました。今後各郡などで、様々な行事が行われるとのことです。

(Intraasia注;半島部ではマレーシアが成立した1963年を記念する行事はほどんと祝われません、いつもマラヤ連邦が独立した1957年に焦点が絞られています。その年にマレーシアが独立したのではありませんよ、マレーシアという国ができたのは1963年です)

【マレーシアの東南アジア新興4カ国への投資状況】
ベトナム
ベトナムへ投資する、海外からの直接投資額トップ10国家にマレーシアはこの5年間入っています。マレーシアの主たる分野は、不動産と製造業です。調査会社によれば、323プロジェクト、総額US$18億です、ただしこれに加えて、BerjayaグループとGamudaグループの巨大投資計画があります。

カンボジア
カンボジアへ投資する、海外からの直接投資主要国家の一つがマレーシアで、投資額はUS$200億とのことです。カンボジアで操業するマレーシアの会社数は200を超え、内90社はマレーシア所有で、残りは合弁会社です。投資分野は、銀行、森林伐採、木製品、繊維衣料、運輸、運送、プランテーション、建設、教育、電力、石油分野など多種業です。 尚カンボジアの電力価格は東南アジアで最も高くつくとのことで、これが弱点の1つとしています。

ミャンマー
2007年におけるミャンマーへの外国からの直接投資の9割ほどが石油ガス分野といわれています。マレーシアは、ミャンマーへの直接投資主要国家の中で4番目に位置し、総額US$6億です。その主たる分野は不動産と石油ガスと製造業です。ミャンマーにとって、不動産投資の最大国家がマレーシアになります。

ラオス
1992年以降2007年までに、ラオスが認可したマレーシアからの投資プロジェクトは60件あります。推定総額はUS$6億です。主たる分野は農業、衣料、ホテルレストラン、教育分野です。最近ラオスが認めたマレーシア会社の関わるプロジェクトに、総額US$1億の水力発電開発があります。

(Intraasia注:こういった投資額の数字がどれくらい正確か、疑わしい面を感じます、とりわけカンボジアへの投資額が巨額すぎないでしょうか。あくまでも申請なり予定投資額で、実質投資額は違うのではないかと推測します。一方マレーシアはラオスを除く3カ国から労働者をたくさん受け入れています)

【TM Net の音楽ダウンロードサービスが打ち切られる】
(国内市場の寡占プロバイダーである)TM Net はそのウエッブサイト Bluehyppo が提供している音楽ダウンロードサービスを7月一杯で打ち切る予定です。このサービスは2006年9月に始まったのですが、音楽業界筋によれば、最近ではダウンロードは月に40曲ぐらいしかないとのことです。こういうサービスのビジネス成功には月万曲のダウンロードが必要ですと。

TM Net の場合、国内外のアーティストの曲を1曲RM 3 でダウンロードしており、これまでに約10万回あったとのことです。Sony BMG の社長はこれを説明して、TM Net の音楽ダウンロードサービスの最大の障害は、多くの人に知られていないことです、2年近くたっても音楽ファンはこれを知らないのです、と語る。 マレーシア音楽産業協会の議長は、常にマーケッティングしていかなければ成功しないと、と語る。「国内のもう一つの音楽ダウンロードサービス Guamuzik は常に多くの宣伝活動を行っています。」 

(Intraasia注:開始は華々しかったことを覚えています。 まあ金を払って音楽ダウンロードをしたことも、する気もないので関係ないですけど、マレーシア人音楽ファンの間ではどれくらいこの種のサービスが普及しているのでしょうか?)

【ペナンの歴史的地区における道路標識多言語表示に関して】
ペナン州政府は、ユネスコの世界遺産地に指定されたようなジョージタウンの歴史的地区の通りの道路標識を、多言語表示することを計画しています。州政府幹部は説明する、「表示する複数言語はその地区の文化的背景を基にします。州政府は基本的に多言語表示に同意しました。マレーシア語、英語、華語、タミール語、多分アラビア語も使用します。」 「連邦政府もこれに同意しています。」 ごく最近、ペナン州では野党になる民政党の党員がいくつかの通りの道路名に華語を加える標識を立て、州政府に挑戦しました。

州首相は、道路標識多言語表示の必要性を空港の多言語放送になぞられえています。一方地元UMNO の責任者は主張する、「地方自治体と政府官庁の支庁は唯一国語のマレーシア語だけで表示するべきです。マレー人が道路標識のジャウイ語表示しないと妥協しているのであれば、他民族もそうすべきです。」

(Intraasia注:これを論じるとコラムになるぐらい長くなるのでやめておきます)

7月22日の記事

【アブドゥラ首相とPAS指導者グループ間で話し合いがもたらす波紋】
UMNO とPAS 間で最高指導部レベルでの話し合いが3回も行われたことが明らかにされたことで、両党の上層部からそれぞれ反応が表明されています。最初の話し合いは総選挙が終わって間もない時期であり、PAS側は副総裁が率いています。PAS党の話合い推進派は、PASも参加する野党連合 Pakatan Rakyat の指導者アンワルのスタイル、及び同じ構成政党である(華人主流でイスラム主義に反対する) 民主行動党の存在に違和感を感じているとのことです。

PAS党の最高指導者の1人でクランタン州州首相のNik Aziz は、(同党内の総裁らが推進する)この話し合いを停止することを望む、草の根層は話し合いに動揺していると、述べました、「この話し合いから何かが実現するとは期待できない。PAS とUMNOはそれぞれ違ったイデオロギーを持っているからです、つまりUMNO はマレー民族主義、PAS はイスラム主義です。」 「アブドゥラ首相とPAS党トップ層3人との間で行われた、イスラム教とマレー人に関する話し合いは、政党間の話し合いというより個人間でのそれです。」 クランタン州州首相のNik Aziz は、弱体化し党内問題から何かを必要とするUMNOの罠に陥らないように、PAS党は注意深くあらねばならないと、警告を語りました。

UMNOの3人いる準総裁の1人は、話し合いを歓迎すると語りました。「両党間に政治的と基本信念に違いがあろうとも、マレー人の権利が侵食されることはあってはならない。」 内閣府の大臣は述べる、「マレー人はマレーシアの最大民族として、マレーシア人であることにおいて指導していかねばなりません。」 情報大臣も話合いを支持する発言をしました。ナジブ副首相はこの件を知ってはいるが、話し合いには関わっていないとのことです。

野党連合 Pakatan Rakyatの構成党内にも、アブドゥラ首相が直接関わっているというこのニュースは衝撃でした。

(Intraasia注:UMNO とPASの支持層はかなり重なっています。しかし中核支持層は極めて熱烈な党支持者ですから、時に両党の支持者間でのあつれきはニュースになってきました。総選挙後、手回しよくアブドゥラ首相が話し合いの場にいたというのは、ほとんどの人にとってかなり意外なニュースだったはずです。)

【官民合同の マレーシア不動産法人を設立する】
マレーシアの不動産業界と官界は官民合同の法人組織 マレーシア不動産法人 を近く立ち上げます。この組織の下で、マレーシア不動産を国際的に売り込んでいきます。対象国として、英国、日本、中東がすでにあがっており、今年遅くには宣伝活動が行われるでしょう。政府の下にある経済計画部から10月には マレーシア不動産法人に予算RM 2500万が下りるとのことです。

業界団体のFIABCI の議長は訴える、「シンガポール、バンコク、プーケットなどに比べて、クアラルンプールは国際的不動産投資を受ける率はごく少ない。マレーシアの投資受け入れ条件が他国に比べて優れているにも関わらずです。多くの土地は、自由所有でき、外国人はユニット価格RM 25万以上の住居不動産ならいくらでも買えるのです。さらに(最近)不動産利得税が撤廃されました。 マレーシアは第2の我が家プログラムはまだ外国でよく知られていない。」 

「マレーシア不動産法人の目的は、外国人・法人の投資子コミュニティーにマレーシア不動産の魅力を知らしめていくことです。」 不動産と住宅デベロッパー協会の議長も主張する、「マレーシアの不動産プロジェクトは品質が良いものがあります、しかし国際市場に名が売れていない。現在進展中の開発の中には、外国人の高級嗜好者向けに合致しているものがたくさんあります。」

(Intraasia注:高級不動産デベロッパー主体の観点ですね。インフレが進もうと経済成長鈍化しようと、最高級不動産の購買層は全く影響を受けないと言われており、例えばKLCC界隈の最高級不動産開発は真っ盛りです。こういうクラスの不動産は外国の富裕層にも魅力なので、その海外への売込みを官民合同で行おうということなんでしょう。まあ、確かに日本円で数千万円も払ったら、すごい豪邸が買えますし、1千万円相当のコンドミニアムならプール付き、ユニット床面積100平米で3寝室、複数バスルームぐらいは確実でしょうから、お買い得と思います。そのうち日本で宣伝活動するようですから、興味ある方はお忘れになきように)

【有名ダンドゥット歌手 Inul のコンサートはクアラルンプールで 】
ジョーホールバルで19日行われるコンサートに出演することになっていが当局の許可を得られずキャンセルとなった、インドネシア歌謡界の有名な女性ダンドゥット歌手 Inul daratista は、27日にクアラルンプール郊外のBukit Jalil スタジアムで行われるコンサートに登場する予定です。「私はそれに失望してません。マレーシアでのコンサートをあきらめません。」 と彼女は語る。「インドネシアで私のコンサー取り消しはよくあります。マレーシアでの2回のコンサート(2005年と2007年)では、私は条件と規則全てを遵守しました。」

ジョーホールバルの時このキャンセルの件が彼女に非常にストレスを与えていたようで、記者会見を終えたとき失神しそうになりました。「コンサートのための準備をすごくしていました。でも替わりのコンサート場所がマレーシアにはあることになりました。」 ジョーホールバルのコンサート切符はBukit Jalil スタジアムのコンサートにも使えると、主催者は説明しています。

(Intraasia注:ムスリムの歌手、とりわけ女性歌手はその衣装と振る舞いに”倫理”を要求されますから、こういうできごとが時として起こるわけです。Inul が出演できるということは、かなり抑えた調子で歌うということなんでしょうね。 調べたことはありませんから単なる推測です、多分YouTube などでInul の姿が見られるかもしれません、なぜ彼女は両国でこうも問題視されるのかご存じない方は試されるのもいいかもしれません)

皆で投票: AirAsia-X の日本での発着空港選び

格安航空 AirAsia 翼下の長距離国際航空会社 AirAsia-X は昨年発足し、早ければ来年中には日本就航を予定しているそうです。しかし発着空港はまだ選択兼交渉過程にあり、決定していません。
そこで読者の皆さんからの声として、最もお勧めである日本での発着空港を投票の形で選んでみようと思いつきました。 FC2の無料投票レンタルを利用して、「AirAsia-X の日本での発着空港はどこが最適でしょうか?」 を7月20日から開始しました(この部分をクリックしてください)、是非皆さんも投票にご参加ください。

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7月21日の記事

【国境検問所での出入国カードを再導入します】
外国人が国境検問所で記入し提出する、入出国カードを 8月15日から再導入することになりました。これを説明して内務大臣は語る、「警察は、外国人の情報とたどった記録の間に食い違いがある、入国カードがあったほうがよい、としています。入出国カードの規則は全国すべての検問所で適用します。」

入出国カードの記入提出義務は今年1月20日から停止されていました。「これは単にテスト期間だったのです。訪問者の内かなりの数の人が記録されることなく、入国するまたは出国してしまいます」

(Intraasia注:世界多くの国でも、外国人に対してはこの出入国カードは義務となっていますよね、ですから再導入は別におかしなことはないですね。ただ唐突に今年初めかな、廃止されたのを奇妙に思いました。 密入国出国を最初から狙っている者は別にして、理論的に国境検問所で全てパスポートの内容をコンピューター登録されるわけですから、入出国カードがなくてもその入出国者の記録は残るはずです、おかしな言い分です。尚国境近辺に住むタイ人とサバ州サラワク州のインドネシア人とブルネイ人は国境通行証明書だけで、確かマレーシア内5Kmまでは行き来できます)

【食品・料理を宅配する業者】
ガソリン類の値上げ以来、食品・料理を宅配するサービスの需要が増えたとのことです。 Room Service Delivries 会社は上級クラスのレストラン料理を家庭や事務所に1時間以内に配達しており、ビジネスが20%増えたと語っています。「109のレストランからそこで供される同じ料理を配達します。最低注文はRM 20からでプラス配達料がかかります。」 

マクドナルドは2007年12月以来24時間宅配を取り入れました。「マクドナルドは最小注文がありません。お客は配達料はRM 3を払えば、好きなものを注文して配達してもらえます」 一方、スランゴール州のSri Petaling ,Subang jaya などを対象に料理配達業をする業者は言う、「ビジネスに特に変わりはありません。8人の従業員が料理して配達に関わっています。バイク4台と車1台を使っています。」

【ある論調:自由の基準の違いの大きさ 】

先週、サラワク州クチンから比較的近い Santubong にある サラワク文化村で3日間に渡って開催された、毎年恒例の 熱帯雨林世界音楽祭での光景
例えば、アフリカからやって来た部族音楽グループのドラム音楽に合わせて、マレーシア人の若い女性がビキニのトップとホットパンツ姿で踊り楽しむことが、許されると思いですか? また例えば、政府所有地の施設内でビールやサラワク州地酒Tuak を飲みながら楽しむことが、許されると思いですか?

そう、まさにそれがサラワク文化村の世界音楽祭で起こったことです。 これと同じようなことが、半島部の政府所有地にある観光施設で起こりえることを想像できますか?自由の基準の違いがまことに面白いです。

(Intraasia注:サラワク州ならではのできごとでしょう。クアラルンプールの人気あるクラブやパブ内では普通のできごとでも、公有施設でこの種のイベントが許容されることは、100% ありないですね。それが半島部とサラワク州、サバ州間における目に見える倫理基準の違いの一つと言えます、ただし政治的自由面はどこも変わりありませんね)

【UMNO とPAS 間で最高指導部レベルでの話し合いが行われた】
マレー与党のUMNO とイスラム教政党PAS の間での最高指導部レベルでの話し合いが行われていることを、両党の指導者が明らかにしました。アブドゥラ首相は、3回会って話し合った、と述べましが、詳細は拒みました。PAS 党総裁もこの最高指導部レベルでの話し合いが行われていることを確認する声明を発表しました。

(Intraasia注:マレー政治界に大きな波紋を起こすできごとです)

【マレーシアの発電能力】
マレーシアの電力供給源を調べた、2005年の調査によれば:
天然ガス発電 62.3%、 石炭発電 28.1%、 水力発電 6.7%、その他2.9% でした。

マレーシア原子力庁の副長官は主張する、「原子力発電を行うなら、その決定を早くしなければなりません、原子力発電所の完成には15年から20年かかるからです。」 同庁はマレーシアにも原発が2020年には必要になるだろうと推測しています。

7月20日の記事

【中東圏からの観光客にメガセールカーニバルへの貢献を期待します】
7月5日から9月1日までは全国一斉に メガセールカーニバルが行われています。観光省はこの時期中東圏からの旅行者に大いに期待して、ツーリズムマレーシアの幹部は語る。「アラブ旅行者のシーズンです。我我は中東圏から 30万人の旅行者を期待しています。」 臨時便として、ジェッダから32便、イランから20便、クエートから16便などが予定されています。 「アラブ圏旅行者はマレーシアを好みます。」

昨年同時期にマレーシア訪問した中東からの旅行者は24.5万人でした。統計から、平均滞在は8泊で、RM 6000を使用したとなっています。 一方マレーシア小売商協会の議長は主張する、「アラブ圏観光客の恩恵はある特定のショッピングセンターに限られる。よって今年のメガセールの最初の週末は昨年と変わりありませんでした。」 「集会による警察の交通規制で、市民は大渋滞を嫌がります。これのため週末客層が店店にやって来るのに貢献しませんでした。」

【ジョーホールバルにまた大きなショッピングセンターがオープン】
ジョーホールバルのDanga Bay 海岸プロジェクトのデベロッパーと密接な関係を持つ Danga Bay City Mall 会社は、10年ほど閉鎖されていたショッピングセンターの改修工事を進めています。改名したショッピングセンター Danga Bay City Mall はこの8月末にオープンする予定です。同社はこのショッピングセンターを2005年に買収して、RM 1億をかけて改修を進めており、ジョーホールバルの一級のショッピングセンターになることを目指します。場所はJalan Tun Abdul Razak にあり、総建坪9万平米で、内テナント用面積がその半分です。「ショッピングセンターに通じる道路を良くしました。」 と同社。主テナントに metrojaya を予定しており、ショッピングセンターに隣接して、ホテルとサービスコンドミニアムを建設する計画です。

(Intraasia注:シンガポール人及びシンガポールから日帰りでやって来る外国人観光客に過大に依存するジョーホールバルビジネスですから、このショッピングセンターも同様とのことです)

【雇われ殺し者が1回の襲撃で30発も発射した事件】
クアラルンプールのチェラス地区で、両替商を営むと同時にペタリンジャヤでパブを経営する男性が雇われ殺し屋に襲われました。事件が起きたのは午後2時ごろで、自宅を車で出たところ、2台のプロトン車に行方をさえぎられました。そして複数の殺し屋が彼の車に向けて、30発以上の銃弾を撃ちました。車は近くの店に突っ込み、一味は逃走しました。その男性は首と胃に銃弾を受け、重体です。「これは明らかに強盗ではなく、殺すための事件です」 と警察。まだ逮捕者は出ていません。

(Intraasia注: 強盗銃撃事件や殺し屋の発砲事件報道は全然珍しくありません。しかし一度に30発も発射する事件は珍しいはずです、犯人グループはよっぽど射撃が下手なのか、それとも銃撃マニアなのでは?)

【バイク事故死者の増加】
バイクの新規登録が増えています、この6ヶ月間で昨年同期間に比べて30%も増加しました。このため、交通事故の増加につながると、道路安全庁の長官は予想します。「バイクの利用者が増えている。昨年1年間のバイク新規登録は40万台でした。 バイク乗りとその相乗りの事故死者数は今年上半期で 1728人でした、これは昨年同期より211人の増加です。」 「バイク乗りがきちんとヘルメットをつけていれば昨年だけで 2000人の命は助かったでしょう。」 

7月19日の記事

【アブドゥラ首相がアンワルの身の安全を保証すると語った】
アブドゥラ首相はアンワルに関わる件に関して語る、「アンワルに対して政治的陰謀があるなんて、誰も信じないで欲しい。国際的にそういう捉え方をすることが起こっても私には止めようがない。人々が我々を非難しているのは正しくない。」 首相はアンワルに対する同性愛事件の捜査がプロフェッショナルに行われることの保証を語りました、そしてアンワルの妻とアンワルの右腕人物が首相に会ったとき、「(彼の身の安全について)私は保証できます。」 と伝えたとのことです。

「アンワルがDNAサンプルを新たに当局に提供することが必要です。98年当時のものは既に古くなっている。」とアブドゥラ首相。

一方警察副長官は、警察はDNA検査を改ざんしてしまうというアンワルのいいがかりは全く根拠のないものであると、強く反発しました。

【タクシー運転手も補助金ガソリンを給油できるようになる】

ガソリン車輛使用のタクシー運転手及びハイヤー運転手、全国で 4万人は、補助金付きガソリンの給油を受けられるようになります。国内取引と消費者省大臣の発表によれば、21日以後対象運転手は省の本部または全国の支庁に申込書を提出する必要があります。そして運転手は頬金付きディーゼルを買うことのできる、”Fleetカード”のと同じようなカードを受領することになります。 補助金付きガソリンの価格はリットル当たりRM 1.92で、1ヶ月 720リットルまで購入できます。

「政府が6月にガソリン類を値上げして以来、ガソリン車輛使用のタクシー運転手及びハイヤー運転手は運賃値上げができないことから苦境に陥っていた。」と大臣。この補助金だけで政府の補助金総額は年間RM 2億7千万になるとのことです。

(Intraasia 注:補助金付きガソリンとディーゼルはかなり広範囲な対象者です、漁民、トラック業者、運送業者、スクールバス、バス、そしてタクシーなど。こういう補助金政策は密輸を奨励することになることを、これまでの長年の施行歴が証明していますね。クアラルンプール圏のタクシーがこの補助金ガソリンを給油できるようになったからといって、きちんとメーター制に従うなんてことは全く期待できません。小手先の解決より、タクシー運賃を3倍から4倍にすべきです)

【クランタン州のある道教寺院での華人向けコンサートに地元当局から覆えとの指令】

クランタン州のPasir Mas にある小さな道教寺院で、道教神の生誕祝祭の一つとしてコンサートが2晩に渡って行われました。15日の夜観客の中にムスリム男女も混じっていたことから、そのことが地区の評議会員に報告されました。そこで評議会は翌水曜日に係官を派遣して、主催者に会場を覆うように伝えました。これはムスリムが寺の外から会場内の様子を覗けないようにするため、観客は非ムスリムだけに限るためです。このイベントは道教の団体によって主催されて、アウトドアコミュニティーコンサートもその中で行われました。

与党華人政党MCA の準総裁は語る、「この種のイベントはこれまでいろんな寺院でたくさん行われており、当局による行動はなかった。」 今回のイベントでは主催者は地元当局からの許可は得ていましたが、ムスリムが女性演者の公演を目にすることがあったという点で許可事項に違反しており、さらに女性出演者のなかにはセクシー衣装者もいたと、地元自治体評議会は判断しています。議長は語る、「屋外イベントでは女性出演者は禁じると明示しています。寺院境内で行われたが、戸外なので他者が目にできたのです。自治体の許可は全ての者が尊重すべきです。」

(Intraasia注:クランタン州とトレンガヌ州ならではのことでしょうが、他宗教のイベントであってもこの種の規則を適用させるという、この種の極めて保守的な観点を取る人たちの勢力が強いことの証の一つとも言えるでしょう。これもまたマレーシアの一面です、例えて言えば、クアラルンプールやペナンだけを見てマレーシアを捉えるのは、コインの表面の半分しか見てないことになります、残り表半分と裏面はかなり違うのです。)

【インドネシアの有名ダンドゥット歌手のジョーホールバルコンサート登場は許可されず】

ジョーホールバルで19日行われるコンサートにインドネシア歌謡界の有名な女性ダンドゥット歌手 Inul daratista が出演することになっていました。しかし地区評議会がコンサート許可を取り消したので、ショーはキャンセルされました。ジョーホールバル地区評議会は、主催者からの申請を却下したことを確認し、その他政府官庁もコンサート開催を支持しませんでした、「他官庁にも計るのは普通のことです。全ての官庁が反対しました。そこで評議会も申請を却下しました。

(Intraasia注:膨大なインドネシア人がマレーシアで住み働いていることから、Inul の歌や番組録音はVCDなどを通じて昔から広範囲に出回っており、且つマレーシアムスリムの中にも多少ファンはいることでしょう。しかしその歌う姿のセクシーさ、衣装ではない、からインドネシアでも論議を呼んでいる歌手との風評もあります。よってインドネシアよりはるかにこの種の判断が厳しい、マレーシアの地で彼女のコンサート登場が実現するのはなかなか難しいことでしょうね、その歌うスタイルをぐっと抑えれば可能性はあるかもしれませんが)

【円とリンギット との両替率】
1万円を銀行で両替すると RM 300.1 を入手します。

7月18日の記事

【保釈されたアンワルの訴えと警察トップの主張】
1日間拘留されたあと、17日午前アンワルは釈放されました。保釈期間は8月18日までです。自宅で記者会見を行ったアンワルは訴える、「(元助手の若者が同性愛行為を強要されたと警察訴え届けを出した)その警察訴え届けのコピーを何度も欲しいと言っているのに、なぜ警察はそれを私や弁護士に渡さないのか?その理由は、私がつい提供したばかりの調書に合わせるように、警察はどんどん改ざんし続けていけるようにするためでしょうか? 私は5時間に渡って調書を取られた。もし警察が今私に訴え届けをくれたとしても、それが元元の届けであるかどうかをどうして知りようか?」

「警察は私を本格的な悪人を留める留置室に入れた。セメント床の上に寝ざるをえなかった。私が重度の背中の痛みに悩んでいることは知られたことです。午前1時に妻がタオルを差し入れたので、それを床に敷いた。背中の痛みがひどく、私の家庭医師が痛み止めを打ってくれた。なぜこんな目に遭うのか。」 「病院での検査時、DNA検査用に血液採取は拒否した。検査の仕組みにを信用してないし、警察がそのDNAを使って私に対する証拠を捏造する恐れがあるからです。」 アンワルは、10年前に同じようなことをやられた、と主張する。

一方警察庁副長官は記者会見を行いました。アンワルが選ぶ外国人のDNA専門家をマレーシアに呼んで捜査に協力してもらうことも選択にある、としています。さらに副長官は語る、「裁判所の許可を得て、アンワルから強制的にDNA採取をおこなうことも考慮している。」 なぜアンワルを性急に逮捕したかの質問に、「アンワルが当日の午後2時までに出頭しないという確証があったからです。」

別の場所でナジブ副首相は記者会見した語る、「警察はアンワルをある程度の礼儀を持って取り扱わなければならない。警察は手続と必要な手順を踏むべきです。我々は透明にしておかねばならない。」

【モンゴル女性殺人事件のもう一つの裁判が始まる】
マレーシアの有名なインターネット新聞 Malaysia Kini の編集者が先般法定宣言書を発表して、その内容は、モンゴル女性殺人事件のその女性とナジブ副首相は面識があった、その妻はモンゴル女性殺人現場にいた、といったことだそうです。この編集者は刑事上の名誉毀損で逮捕され、その後釈放され、17日裁判所に一連の容疑で起訴されました。「抗弁に答えることを拒否します。」 などと答えて、裁判所傍聴者や弁護士を驚かせました。

(Intraasia 注:以前アンワルと親しかったそうなよく知られた人物が主人公となっている、殺人事件そのものではないまた別の裁判です。対象がナジブ副首相も巻き込むという極めて政治的な行動です。ますます複雑怪奇な展開を見せている、モンゴル女性殺人事件です)

【ケダー州スルタン】
ケダー州スルタンは1958年7月に即位して50周年になったので、それを記念してケダー州アロースターでは盛大に行進、式典などが行われました。式典には州首相を始め州政府幹部、議員などが出席しました。またこれに先んじて、スルタンは叙位 72人を発表しました。これにはナジブ副首相、控訴裁判所長官、陸軍長官、警察庁副長官などが含まれています。

式典の式場で、ランカウイ島の名前を「ランカウイ、ケダー州の宝石」 と改名することをスルタンは同意を与えました。「ランカウイとケダー州を結ぶフェリー便のターミナルを州政府が向上させ、国際基準にたっするように期待します。」  改名したランカウイの正式名は、これまで用いられてきた、"Langkawi Geopark " の替わりにとして、さらに公式式典や州の公文書にも用いられます

【インターネットメディアを利用して歌手人気を上げている華人女性歌手
小さなインディ音楽レーベルの Prodigee Media はとりわけニューメディアを利用しています。同社所属の歌手はわずか2人で、その1人が華人女性歌手 Karen Kong です。彼女の名は英語主体層にはまだ知られてないようですが、彼女はインターネットの Friendster 上に17万人近いオンラインフレンドを持っています。同社社長は語る、ニューメディアの効果的な利用で所属の2人の歌手は業界で生き延びるだけではなく、大変競争力を持つようになっている、と。

同社が見出した当時大学生だったKaren Kongは、卒業時である 2007年2月に初のアルバム Mulakan を発売しました。このアルバムは全曲マレーシア語です。彼女はFriendster に広報写真やデモテープを発表し、これがたいへん人気となりました。こうして彼女はFriendster 上で大人気となり、今ではFriendster で最もオンラインフレンドが多い人だとのことです。 昨年Friendster 上で行ったコンサートは、今年のマレーシアメディア賞の際、最優秀デジタル広告キャンペーン賞を受賞しました。 Karen Kong はもうすぐ台湾で新アルバムを発売する予定で、これによってアジア華語圏市場を狙います。

(Intraasia注:Karen Kong は最近、大きなイベントの際に載っている名前ですね。マレーシア語アルバムのせいでしょう、マレー人主体のイベントなどに呼ばれているような印象の記事を目にします。華人歌手としては初ではないけどかなりユニークな存在ともいえます)

7月17日の記事

【アンワルを逮捕】
野党連合Pakatan Rakyat 及び公正党の指導者である、アンワル元副首相がクアラルンプールの自宅近くで正午過ぎに逮捕され、クアラルンプール市警察本部に連行されました。アンワルはそれに先立つ午前中、Puturajaya で反汚職庁による調書取りを終えていました。逮捕後の夜、アンワルはクアラルンプール病院に連れて行かれ、健康診断を受けさせられたのですが、アンワルの弁護士によれば、アンワルはDNA検査の強要を拒否したとのことです。

弁護士によれば、逮捕理由は刑法の条項にある、わいせつ行為を強要した罪とのことで、逮捕状は示されませんでした。弁護士は語る、「警察はアンワルを24時間拘留でき、その後裁判所に行って最長14日間の拘留を申請できます。」

クアラルンプール市警察本部でアンワルに面会した後、公正党総裁でアンワルの妻は今回の逮捕を、「また同じことを体験しているかのようです。私は心配です。」 と語りました。1998年アンワルは職権乱用、汚職、男色行為などの罪状で逮捕され拘留されました(その後しばらく街頭での騒乱が時々起こりました)。

行動党の書記長でペナン州州首相は、この逮捕劇を強く批判します、「アンワルが法に従ってそして捜査に協力するとしているのに、逮捕が本当に必要なのだろうか?」 PAS党の書記長も逮捕を批判して、「逮捕をまったく予想してなかった。」 アンワルの支持者らは市警察本部の外に夜遅くまで集まっていました。警察は解散しなければ逮捕すると警告しました。その後公正党の幹部らの説得で集団は解散しました。

(Intraasia注:17日朝のラジオによれば、17日朝彼は保釈されたとのことです。今後の展開はどうなるのでしょうか、98年時のように多くの支持者による街頭行動に結びつくかもしれない?当然現時点では誰にもわかりませんね)

【逮捕されたImigresen の長官と副長官の職務を解除した】
収賄の疑いで先週 Imigresen の長官と副長官が反汚職庁に逮捕されました。長官は14日に5日間の拘留期限後に保釈金RM 15万を払って釈放されましたが、副長官はさらに2日拘留されることを裁判所が認めました。一方この2人はもはやImigresen の長官と副長官の職にはない、と内閣書記長官が明らかにしました、「2人を公共サービス庁の配下に移管しました、2人はもはやImigresen の職務を行いません。現在代理の長官と副長官を選出中です。」

(Intraasia注:最重要官庁の1つであるImigresen のトップ2人が汚職で逮捕という前代未聞のできごとです。判決ではないとはいえ、逮捕された時点でこういう高位職者を職務解除するのは当然でしょう)

【8月8日婚姻登録にこだわる華人カップル】
(華人にとって縁起の良い8が重なる)2008年8月8日に結婚登録する予定の華人カップルで予約は一杯だと、イポーの中国精武体育会が明らかにしています。中国精武体育会という名の華人団体は、「すでに63組のカップルから予約を受け付けた。それでもまだ予約したいとカップルからの問い合わせが続いています。8月8日の婚姻登録申し込みはこの14年間で最高となる数です。」  同団体の副議長は言う、「8の重なるリズムの良さと縁起の良さからです。」  同団体はさらにこの日の後にやって来る、9月14日の中秋節の日に婚姻登録する受付を始めたとのことです。

(Intraasia注:マレーシア国民は国民登録庁の事務所で結婚登録をする必要があります、そうしなければ法的に認知されません。ごく一部の団体は、その登録官の職務を代行できることを国民登録庁から認められています、それがこの中国精武体育会のような組織です。クアラルンプールだと天后宮に本部を置く団体ですね。ですから華人はそういう所へ行っても婚姻登録できます。華人界の縁起担ぎは非常に盛んなので、縁起の良い日の集団結婚登録はよく話題になりますね。 )

【Petronas が国家に納める税の占める割合の高さ】
国策石油会社のPetronas の社長は主張する、「マレーシアは石油と天然ガスからの収入に依存しすぎです。限りのある資源に大きく依存するのは国として危険です。」 Petronas は国庫に対してRM 676億も納めています。これは国家収入の44%にもなります。」 

(Intraasia注:どういう意図であれ、あまり公表されない数字にびっくりしました。前々から石油ガス収入の依存度の高さは言われていましたけど、これほど高いとは。いつかコラムでこの件を書いてみたいと思います)

7月16日の記事

【アンワルを巡るできごと】
元副首相アンワルは、調書を取られるためにクアラルンプール市警察本部に16日午後出頭することに同意しました。彼は予定されていた14日に出頭しませんでしたので、今回も出頭しなければ警察は逮捕状を実行する準備をしている模様です。 アンワルの弁護士はアンワル邸で語る、「もし彼が逮捕されたらに備えて、我々7,8人の弁護団が用意されています。裁判所に連行された時点で直ちに保釈請求をします」

それに先立ってアンワルは、15日夜クアラルンプールの国立言語と出版庁の講堂で行われた政府の情報大臣との対面討論会に出ました。ガソリン類の値上げに題材を絞ったこの討論会では大臣は政府側の立場を説明し、アンワルは野党連合Pakatan Rakyatが政権を取ったら翌日にガソリンの値下げを行うとの公約の根拠を語りました。この模様は民放と衛星放送で生放送されました。

(Intraasia注:今晩帰宅する時、モノレールの車窓から市警察本部の外路上にたくさんのアンワル支持者らしきと警察部隊が集まっている光景が見えました。さらに街で売られている華語紙夜報の第1面には、「アンワル逮捕される」 との見出しが躍っていました。17日朝刊を見るまでなんともいえませんが、まさか彼が拘留されることはないでしょう・・・。それとも政府はアンワルとその中核支持層と全面対決も辞さないつもりなのだろうか?)

【PAS党指導部間で食い違い表面化】
野党連合Pakatan Rakyatの構成政党である、PAS とマレー与党UMNOとの間でマレー民族とイスラム教に関して話し合いをもつ動きが両党の一部から出ています。しかしこれを巡って、PAS党最高指導者2人:党総裁とクランタン州首相でもある党精神的指導者 の間で食い違いがこの数週間表面化しています。 党精神的指導者Nik Aziz は現時点でのUMNOとの話し合いに強く反対しています、一方党総裁は党新聞で話し合いの用意あることを述べています。

(Intraasia注:ほとんどの読者には興味のないことでしょうが、マレー人界に3流ある中の一方の旗頭であるPAS党は、多分にイスラム教主義者の党です、それゆえにマレー政治に重みがあるわけですから、ここに少しだけ掲載しておきます)

【ペナン島でオフィス用のビルを建設するプロジェクトは近い将来なさそう】
ペナン州では現在25万平米ものオフィス用床面積が過剰状態で、床面積に対するテナント入居率は74%です、これは2005年の72%よりも多少よくなっています。ジョージタウンにおけるオフィス用に建てたオフィス床面積は昨年末で100万平米でした。その多くの部分はこの10年から15年の間に建てられたビルです。 有名な国際的不動産会社である、Henry Butcher malaysia の取締役は説明する、「こういう不動産の多くは、情報技術インフラの不充分さから、メンテナンスの悪さから需要が低いです。建設費高騰の折、デベロッパーはオフィスビルを建設するのを控えるでしょう。」

「商業ビルの床面積平米あたりの売値は約RM 2750 -3300です、原価などを考えるとこれはデベロッパーの望む30%利益に至らない数字です。現在のオフィス用ビルのオフィス賃貸料は床面積1平米当たりRM 16.5 - 27.5です。モダンでIT設備の揃ったオフィス用ビルなら賃貸料は平米 RM 30はします。」

【官製の青年向けサイバーセンター】
全国各地に、(官製の)青年グループ活動組織である Rakan Muda があります。その Rakan Muda 活動用ビルが全国で16箇所にあり、その全てにサイバーセンターを設置することを、政府は開始しました。青年の間におけるインターネット格差を縮めたいとの目的です。 青年とスポーツ省はそのために、各サイバーセンターにRM 35000の予算を割り当てます。

最近ジョーホール州Pontian 地方の村に、国内初のサイバーセンターがオープンして、青年とスポーツ省副大臣が演説しました。「以前から親たちから、子供がインターネットカフェでゲームなどに熱中して金と時間を浪費しているとの訴えが絶えません。子供たちがパソコンを使いインタネットに親しむのは価値あることだが、それを監視する必要があります。 そこでRakan Muda 青年サイバープログラムに基づいて、政府が設置するサイバーセンターでは(正と負の)正の面だけを持ちます。若者が学習と社会生活を送っていくに必要な知識を提供するのが、政府の目的です。」

(Intraasia注: インターネットカフェという名前に似合わず、実際はインターネットパソコンだけを並べた店が圧倒的多数を占め、そのほとんはゲームする客層が主体です。都市部であれ郡部であれ、この種の店は乱立しており、よく社会問題になっています。つまり学生青年層からの利用人気が非常に高いことを示しています。こういう現実の中、官製組織であるRakan Muda の活動としてのサイバーセンターがどれくらいの利用となるか、みものですね。一切ゲーム類を提供せず、いわば監視された環境下へどれくらいの学生若者が寄って来るのでしょうね)

7月15日の記事

【アンワルを軸に国会とクアラルンプール市内外の主要道で混乱が発生】
国会で先週、野党陣営Pakatan Rakyat を代表して公正党総裁が提出した首相に対する不信任動議を、国会議長が取り上げませんでした。14日に議長に再考を要請しましたが、議長は依然として動議を許しませんでした。そこで野党陣営の議員全員が正午に議場から退出しました。

15日朝、クアラルンプール市内の主要道路と郊外から市内に入る主要道路では、警察の道路障害または検問設置によって大交通渋滞が発生しました。アブドゥラ首相は弁明する、「集会が開催されるということであったから、警察が市内至るところで道路障害を設置したのは正しいことです。警察は治安を保ち公共の安寧を保つ役割を果たしているだけです」  国会外で野党陣営の支持者が行うとされていた集会は全く行われませんでした。

元助手の同性愛強要訴えに関して、アンワルは警察から事情聴取のために15日にクアラルンプールの市警察本部に出頭するように要求されていました。彼は一端は出頭に同意したと弁護士を通じて警察に通知したとのことですが、アンワルはとうとう警察署に姿を見せませんでした。アンワルの弁護士は、出頭せよとの通知は、いやがらせと脅しの一種だとしています。

【二酸化硫黄の残存したロンガン】
クランタン州保健庁によれば、果物のロンガンについて6月24日から7月7日までサンプル数 374点を検査したところ、二酸化硫黄の許容された含有量である果物 1kg 当たり30mgを超えていたロンガンが 23サンプル数ありました。長官は説明する、「保健庁は許容含有量を超えたロンガンを頻繁に発見します。こういうロンガンは拒否し、輸入を禁止すべきです。」 

二酸化硫黄はロンガンの色とつやを保つためとカビの発生を防ぐためにごく普通に用いられているとのことです。長官は消費者にアドバイスします、「ロンガンを剥いて食べる時に皮を噛まないように。食べる前によく洗って表皮についている二酸化硫黄を減らしましょう。」

(Intraasia注:このロンガンはどうやらタイ製のようですが、マレーシアでも果物、食品の消毒または長持ち用にこの種の健康に害を及ぼす薬品を過剰に使う傾向があることは、ニュースによくなります。当サイトでも何回も載せています。生産者、販売者、消費者全てにこういう保健規則面を厳格に守る意識の欠如があるため、この種の悪癖は一向に減ってないようです)

【元公務員で恩給を受領する人たち】
2007年時点でマレーシア国民の 7%ほど、180万人が60歳以上の高齢者です。ガソリン類の価格値上げによって、その波及は様々な面に及び、多くの人に影響を与えています。政府はいろんな手段で経済的負担を軽減しようとしています、そうした手助けが必要な層の1つが高齢者です。

高齢者180万人中の30万人強が、政府恩給を支給されています、民間雇用者だったものは、被雇用者福祉基金の支給を受けたり、預金で、不動産収入で、小商売、子供からの資金提供などで生活しています。 元公務員の恩給受領者は、勤務時の給料の約5割を支給されて、現在の経済状況に対応しています。公務員勤務時に事務職や補助職であった人たちは、当時基本給でRM 300から600 であったので、現在大変苦境にあると、ある定年退職した教師は訴える、「恩給は従って、月RM 150-300にしか過ぎません。これでは生きていくには不充分です。」 

今年5月政府は、恩給の支給金額計算の期間を25年から30年に引き上げると発表して、多くの人を喜ばせました。この改定計算法は、2009年1月から実施される予定です。これによって恩給の支給額が増えます。しかしガソリン類値上げのニュースはこれを帳消しにするものでした。

【パームオイル業界から徴収予定の超過利得税の使い道】
パームオイルの世界的高騰を受けて、(世界第2位の生産国であるマレーシアは)政府はパームオイル業界に超過利得税を課することを先日決定しました。これによて今後1年間で政府に入る税収はRM 23億になると推定しています。半島部のパームオイル業界からRM 15億で、ボルネオ島部から8億です。 計算の根拠は、パーム年産1700万トン、トン当たりR平均価格RM 3500 です。RM 23億の徴収予定中の RM 19億は統制価格品目である市販食用パームオイルへの補助金として、マレーシアパームオイル会議に支払われる予定です。これはマレーシアの一般家庭での月間使用量 7万トンを元にしています。 残りのRM 4億は他の食品への政府補助金に当てる予定とのこと。

(Intraasia注:パームオイル業界から徴収した超過税の8割ほどをまた広義のパームオイル業界に戻すわけですね。統制価格の必需消費物品が少なからずある、マレーシアらしい政策といえるかもしれません)

7月14日の記事

【関係者以外は国家議事堂に一切近寄らせない】
アンワル元副首相が率いる公正党PKR が14日に集会を行う計画に対して、「治安に脅威がある」との理由で、政府は対抗策として、国会議事堂に通じる全ての道路で道路検問を13日から行っていました。「治安に関することは国会の委員会の管轄の下にあるが、結果としては同じです。」 と内閣府の大臣は擁護論を述べる。

アンワルは、この国会議事堂に続く全ての道路で13日から検問を行うことを批判して、「議長は首相と内閣に対する緊急動議に関する決定をまだしていない。どうして人々が国会を訪問して目撃することを許さないのか?」  すでに12日午後からクアラルンプール市内に通じる郊外の主要地点では警察の監視が強まっていたとのことです。

(Intraasia注:いつもながらことですね、この種の単なる政治集会に対して、政府警察は過剰なる道路検問と封鎖を行って、その結果市民に嫌気を起こさせる方策を取っていますね。クアラルンプール市内から遠く離れた郊外の地点でさえ14日朝は検問強化していたようで、交通通渋滞が倍加したと聞きました)

【マラッカの歴史的地区は生きている遺産です】
先週、ペナンのジョージタウンの歴史的地区とマラッカの歴史的地区がユネスコの世界遺産に指定されることになりました。マラッカの遺産、青雲寺の理事会の1人は主張する、「世界遺産という名を維持するのは、受けたところがどう維持していくか、規則を施行していくかの能力によります。」 「単に建物だけではありません。生きている遺産でもあるのです。それはマラッカの幅広い文化とその市民です。これは複合なのです- 単に食事、クバヤ衣装、踊りではありません。我我がどんな人間であるか、どのように暮らしているかです。」  彼女はHeeren通りと Jonker 通りの古い商売人の例をあげます、「この古くからの商売、つまり鍛冶屋、華人向け慰霊葬儀屋、は利益のでない商売です、しかしこういう商売は街に彩を与えています。だから外国人旅行者が見たいと思うのです。例えば、葬儀屋で葬儀があれば、観光客はショーとして設けられたのではなく本物を見られるということで喜びます。」 

しかしとその理事は言う、「こういった商売は儲からないので死につつあるのです。この数年、この地区には土産屋が次々と増えました、そういう店ではほとんどどこも同じような品を売っています。観光客が全ての店で買い物すると期待できますか? とにかく売られている品々の多くは外国製です。観光産業の基本経済原則がここでは適用されないのです、儲かるのはそういう品々を輸出している国であり、マレーシアやマラッカではありません。」 「マラッカ州政府が、こういう古い商売人たちに援助を与えることでその商売を維持させることができます、そして若い人にいろんな技術を取得するように奨励することです。」 「免許授与も大切な方法です、当局は特別な免許を与えて、他のものが同じ商売で儲けられないようにさせます。別の方法として、そういう古い商売人の住む不動産評価税などを軽減する道もあります。」 「私たちは遺産を守っていくように助けていく必要があります。」

(Intraasia注:世界遺産指定で、両地区の観光面に期待が高まっているような論調を読みます。それは結構なことですが、土産物商売屋が繁盛する形での”世界遺産”興隆にはなって欲しくありませんね)

【今年も盛況だった熱帯雨林世界音楽祭】
サラワク州クチンから比較的近い Santubong にある サラワク文化村で3日間に渡って開催された、毎年恒例の 熱帯雨林世界音楽祭には今年も多くの観衆が詰め掛けました。11日の初日には7000人ほどの観客が集まり、翌12日のコンサートは切符が9000人分売れました。しかしさらに入場しようとした数百人は会場の収容能力を超えたとのことで、入場できませんでした。 主催者側は3日間で24000人ほどの観客が訪れたと推測しています。 出演した音楽家は、マレーシア以外にポーランド、ギネア、パレスチニア、日本、トリニダードトバゴなどからです。

(Intraasia注:毎年どんどん盛んになっていくと言われている熱帯雨林コンサートです、半数の観客が外国人だそうです)

7月13日の記事

【Imigresen副長官も逮捕された汚職事件】
反汚職庁は(出入国を管理する官庁である)Imigresen の汚職を捜査しており、引き続き逮捕があり、新たに13人を逮捕しました。この中にはImigresen副長官、54歳、が含まれています。彼は同じく逮捕された親戚の者1人といっしょに裁判所に連れて来られ、裁判所は5日間の拘留を認めました。反汚職庁は捜査の中で、13人から合計RM 15万を押収したとのことです。

これらの容疑者は、マレーシア訪問して滞在している外国人、とりわけ中国人、の社会訪問ビザの更新に多額の手数料を取っている秘密グループに関係していると見られています。反汚職庁はこういった行為を国家治安への脅威と称しています、「秘密グループは組織の下部からトップまで接触している。この事件には一般市民、外国人、政府官僚、秘密グループが関わっている。今後も逮捕があるでしょう。」 違法滞在・活動で逮捕される外国人の中に、社会訪問ビザで滞在する中国女性の数が急増したことを受けて、反汚職庁は5ヶ月ほど秘密グループを監視していたもようです。

これらの女性は社会ビザの規則に違反して、酒飲食店などの施設で働いていました。この秘密グループは1人の社会ビザ更新、1ヶ月から6ヶ月、に対して、RM 1500から6000を要求していたそうです。尚Imigresen での社会ビザ更新料はRM 100 だけです。Imigresenの中級官僚は秘密グループの斡旋する社会訪問ビザ更新1人当たり RM 500-700を受け取り、トップ官僚は月に代理業者毎に RM 1万から2万を得ていたとのことです。

(Intraasia注;この捜査逮捕劇が示すように、Imigresen にはいかに腐った官僚がはびこっているかがわかりますね。 この記事にある、中国女性の暗躍は当サイトでは何回も載せ且つ私自身も書いてきたことです。Intraasiaは古い華人地区に住み、文字通り身近にこの中国女性の暗躍とそれを支える華人中年老年男性らの日常行動をこの数年見てきたからです。この種の中国女性が労働許可証を得ることは不可能なのに、なぜ長期滞在または出入国を繰り返せられるのかは、容易に推測できます。彼女たちはマレーシア語が1言もわからないので、Imigresen ヘ行って社会訪問ビザの申請さえできないでしょう。よってそれを支える華人の組織があるわけです、そういう組織が中国から常時女性を補給していますね。 厳しいはずのImigresen 規則がなぜこうも簡単に曲げられて適用されるかです。マレーシア社会の一般的基礎知識があれば、かなり推測できることです。)

【マレーシアインド人会議党の変わらぬあり方】
与党連合の構成政党であるマレーシアインド人会議(MIC)党が、クアラルンプールで定期党大会を1日だけ開催しました。大会後の記者会見で党総裁は語る、「MICの要請によって、インド人コミュニティーのために4年間でRM 1億2千万を予算支出することを、政府は決めました。年間RM 3千万となるこの予算割り当てにおいて、母子家庭や青年発展プログラムなど煮使います。」

大会演説の中で総裁は代議員に挑戦する発言を行いました、「私に対する不信任案を提議したり、可決したら、私は党から去ります。(大会前に行われた前夜祭宴会の際、少なからずの代議員が会場を去ったので)あれは非常に私に打撃でした。」 大会は何事もなく円滑に進み、閉会しました。 総裁に一時は追いやられた、元副総裁は演説で、「党員はそれぞれの違いを忘れて党を強化するために働きましょう」 と述べました。

(Intraasia注:3月の総選挙で国会議員の当選がわずか3人となり、一方野党陣営から当選したインド人議員は10人を越えます。このため長年MIC が主張してきたプロパガンダである、”マレーシアインド人界を代表する唯一の党MIC” は名実ともに意味をなさなくなりました。20何年も党を牛耳る総裁は国会議員落選後も辞職せず、この党大会でも明らかなその独善スタイルを今後も続けていくようです。)

【ムスリム夫婦が養子を取ったときの父親名問題】
つい最近、ムスリム夫婦が子供を養子として取った場合、その子供の身分証明証において養父を父親として記載することは今後は一切認めないと、内務省が指令を出しました。これに関してある養子を取った市民は、この結果は単に違法な赤ん坊養子取りを奨励することにつながる、と言っています。「養子手続といった面倒くさい手続を避けて、違法に赤ん坊を買うことになるでしょう。」 

これまでは国民登録庁長官の特権で、養子にされた子供の身分証に養父の名前を bin /binti なしに載せることを認めていました。 ムスリムの養父母は養子にした子供の出生証明書の両親名を変更するためには2年間待つ必要があるとのことです。 「この新規則が施行されれば、子供が証明書において、その父親名が巨大姉妹と違うことから、実父母でないと直ちにしってしまうでしょう。」 イスラム教団体の相談役は説明する、「養子を取ろうとする両親は、子供の父親名にその名が記されることを期待します。だからそういった父親が養子を取ることに怖気づくのは当然でしょう。」

(Intraasia注:マレー社会が養子という存在を当たり前の形として受け入れないという、伝統的社会通念を維持していることから、この養子父親名の問題は簡単ではないようですね。だから上記であるように、こっそりと赤ん坊を誰かから買って自分たちの子供として登録すればいいという解決策になってしまいます。法律上の定めを決めても、それが現実として機能するためには、社会通念自体が変化する必要があるという例ですね。)

【日本の漫画誌主催の競技会でマレーシア人女性が入賞】
講談社が主催した第2回モーニング国際マンガ競技会で、2位にマレーシア人が入賞しました。1位は台湾人です。2位入賞者はクアラルンプール出身の17歳の学生で、Puppet Eyes という題名のマンガを描きました、「初めての参加で入賞してたいへんうれしい。丸1ヶ月かけて描きました。」  モーニング 2 のホームページ e-morning.jp の英語ページに入賞者の作品の一部が掲載されているとのことです。

7月12日の記事

【Imigresen長官が収賄で逮捕された】
(出入国を管理する官庁である)Imigresen のトップである長官が、収賄の疑いで反汚職庁に逮捕されました。数日間に渡った反汚職庁の逮捕活動によって、長官以外に2人のビジネスマンを含めた6人、30代から60代、が首都圏各地で逮捕されました。逮捕の際、Imigresen 長官の自宅でRM 10万以上、さらに6人から合計RM 40万ほどを押収しました。

Imigresen 長官は、労働許可証発行と更新にからんた取引で使い走りの者からRM 6万を受け取った直後に逮捕されたとのことです。消息筋によれば、Imgresenに強いコネを持った優遇グループが、許可証の発行と更新で優遇措置を得ているという訴えがあったことから、反汚職庁は数週間この7人を見張っていたとのことです。反汚職庁の捜査部長は、「外国人労働者の労働許可証に関わる容疑で7人を取り調べています。」と語る。事前調査によって捜査の必要があると判断して、特別チームを組織しました。

この優遇グループは、(許可証を持つ労働者の必要な雇用者や雇用代理業者に対して)外国人労働者1人当たりの費用として RM 300-350を要求していたとのことです。捜査によって、この優遇グループの扱う労働者とりわけ中国人、が更新許可を得ていたとのことで、ビジネスマンは Imigresen に強いコネを持っているとのことです。逮捕された7人について裁判所は、それぞれ4,5日間の拘留を認めました

(Intraasia注:マレーシアはその膨大な数の外国人労働者と外国人訪問者収入の依存の比較的高いことから、Imigresen が極めて重要で且つ権限を持った官庁です。よって汚職の種が尽きない部署であることは誰もが知っていることです。だからこそ職務意識と倫理観が求められるわけです。トップ自らが収賄していては話しになりませんね。この種の腐りきった官僚と、金で全てを片付けようとする実業家を少しでも減らして欲しいものです)

【クアラルンプール圏のRapid KLバス電車の利用者が多少増えた】
クアラルンプール圏(及びペナンも)のバスと高架電車網を運営する Rapid KL の暫定調査によれば、先月のガソリン類の値上げ以後、公共交通機関の利用者が多少増えました。Rapid KLバスでは、1日平均利用者数は 7%増加して39万2千人、 Rapid KL高架電車(LRT)の1日平均利用者数は4%増加して32万6千人です。Rapid KLは今後も観察して、必要な対策を取るとしています。

LRTのKelana Jaya 路線に新車両が配置されるのは2009年です。バス車輛は4年前に比べて、30%増えて、クアラルンプールの980箇所の住宅地をサービス範囲にいれています。 Rapid KL の電話 03-7625 6999 (月曜から金曜)   www.rapidkl.com.my

(Intraasia注:Rapid KLの親会社は政府資本会社ですから、Metro bus のような民間バスとは違います。民間バスもかなりの路線を持っているのですが、統計はないようですね。クアラルンプール圏 大雑把に500万人、を考えればまだまだ利用率は低いといえます。 7%程度の増加は利用者の大きな増加とはいえませんが、公共交通網をより整備していくためには、少しづつ継続して増えたほうがいいでしょう)

【円とリンギットとの両替率】
1万円を銀行で両替するとRM 299.3 入手します。

【ペナンの華人大衆食堂もコピの値段を上げた】
ペナンの華人大衆食堂(通称コーヒーショップ)では1杯のコピの値段を10セントから30セント上げました。華人大衆食堂主の団体である、福州茶店オーナー協会はこれを説明する、「コーヒー豆などの卸商から値上げを言われたので選択はないのです。豆の値段が25%も上がりました。」 この結果、華人大衆食堂では7月から Kopi-O が70セントから 80セント、90セントに、Kopi は90セントからRM 1.2ぐらいになっています。

ペナン州本土側のSebrang Perai 茶店運営者協会も説明する、「良質のコーヒー豆の卸がKg あたりRM 8に急増した。」 あるコーヒー豆製造業者は運送費などをカバーするためにコーヒーひき豆の値段を30%上げたと語りました。

(Intraasia注:ペナンより物価の高いクアラルンプールではとっくに以前から Kopi をRM 1で飲むことは難しくなっていました。10セント、20セントという小幅ながら、数年おきに上がっており、私は気軽にコピー、テーを飲む機会をぐっと減らさざるをえなくなりましたね)

7月11日の記事

【アブドゥラ首相がナジブ副首相を正式に後継者指名】
UMNO党の最高幹部会議を終えた後で、アブドゥラ首相とナジブ副首相の2人が出席した場で、アブドゥラ首相がナジブ副首相にUMNO党総裁を移譲するのは2010年6月であると発表しました。このためこの12月に行われるUMNO党大会では、アブドゥラ首相兼総裁は党総裁の職に再度立候補する、ナジブ副首相は現職の党副総裁に立候補することになると語りました。

「私は彼の友情と協力を評価します、我々は党と政府で共同していきます。」 「私は後継者としてナジブ副首相を選びます、彼ならやってくれると確信するからです。」「ナジブ副首相に十分な時間を与えて、2013年には行わなければ成らない総選挙の十分な準備をしてもらいます。」 とアブドゥラ首相は語る。 ナジブ副首相は語る、「アブドゥラ首相がその職を去る決定するのは容易いことではない、しかし彼は国民の観点を取り入れて進んでそうするのです、私は非常に感動しました。」

一方党準総裁 3人中の1人で且つ通産大臣のムヒディンは語る、「2010年半ばという時期は長すぎると感じる人もいます。委譲までの期間が長すぎると、状況はあまり説得力あるものとはならないと考える人もいます。党員の中には、指導者は党員自身が決めたほうがよいと考える人たちがいます。」 ムヒディン通産大臣は日本に向けて、投資呼び込みのための訪問に発ちます。

(Intraasia注:2年も先の総裁委譲、よって首相の座も委譲ということです、を公式に表明したニュースとして、各紙大きく掲げています。これまでの推測を公式に確認したアブドゥラ首相の発言ですが、2年というのはかなり先なので、異論を感じる政治家もいるという例が、実力者ムヒディン通産大臣の微妙な発言に見えます。総裁選挙に誰が立候補してもいいと口では言ってますが、現実としてそういう形にならないのは現状で堅いので、両者は今後2年間は政権を一緒に維持するということのようです)

【安ホテルがカップルの性行為を盗撮して秘密VCD製作グループに売っている】
スランゴール州クランのいくつかの安ホテルでは、ホテル利用客の性行為を盗み撮りしてそれを違法VCD複製販売グループに売っていると、あるマレーシア語紙が報じました。同紙の記者が偽装してホテルオーナーに接触したところ、オーナーはホテル内のいくつかの部屋には隠しカメラが仕掛けられていることを示して、適当なカップルを選んで撮ると述べました。その多くは10代カップルや学生カップルです。撮った映像は違法VCD複製販売グループに売られて、アダルトVCD/DVD版となります。オーナーは、盗み取り映像1本にRM 1000から3000を得ているとのことです。

こうして売られる違法VCDはペタリンジャヤなどの店で売られていることが確認され、そのVCDタイトルに Asia Bagus第 1巻から第27巻とついています。店のオーナーは記者に説明するに、国内各地で盗撮されたカップルの性映像を売っている、とのことです。 こうしたアダルトVCDは1枚RM 10-18で売られています。

この報道に対して、クランの警察は、「この盗撮にに関しては(犯罪を届け出る)警察届けはまったく受けていない。新聞の報道は初耳です。部屋に隠しカメラをつけるのは違法なので警察は調査を始めます。アダルト版VCDを製作し販売するのは、これまた別の違法行為です。警察は新聞記者からも話を聞きます。」

【外国人労働者の外国送金額は税務署の税徴収総額より多い】
国内の外国人労働者がそれぞれの自国に送金した額は、昨年だけでRM 172億になると、ある新聞は報じました。統計庁によれば、この数字は銀行を通して送金された額であり、実際の総合計額はもっと多いと推定されています。その理由は、違法滞在の外国人労働者の中には自国に持ち帰る者が多い、または友人知人によって運ばれる、ことがあるからです。 尚昨年2007年に、内国税収入庁(いわゆる税務署)が徴収した所得税総額は、外国送金額全体より少ないRM 120億でした。

今年第1四半期の外国送金額は昨年同期より多少増えて、RM 45億でした。

(Intraasia注:クアラルンプールのSilang通り界隈からセントラルマーケットに至る地区は外国人労働者向け店舗が昔から集中しています。ますますそれが顕著となり、ついにはこの地区の一等地に、外国人労働者向けの外国送金会社の店舗開設がこの1,2年増えました。外国人労働者向け産業はまこと興隆しています)

7月10日の記事

【世界遺産指定で不動産価格が期待される両地区】
ペナン島ジョージタウンの歴史的地区とマラッカ市の歴史的地区が、ユネスコの世界遺産リストに加えられることが決まったことで、両地区にある建物のオーナーは不動産価値が上がることを期待しています。歴史的遺産に指定されれば、建物の改築などに厳しい規則が適用されますが、両地区の不動産オーナー約1000人は、不動産額の上昇を期待します。マラッカの不動産評価会社によれば、歴知的地区のJonker 通りとHeeren通りの不動産価格はこの15年間に一定して上がってきたとのことです、「大きさにもよるが、15年前にRM 20万で取引された物件が今ではRM 80万から100万で取引されます。1平方フィート当りの価格は今ではRM 200です。」 「世界遺産指定によって当該地の不動産はたちまち20%から30%上がるでしょう。」

マラッカ遺産信託基金の議長は説明する、「ユネスコの厳しい条件に沿ったマラッカ市の規則はあっても、不動産所有者が改築することを全面的に禁止する法律はありません。マラッカが必要なことは、訓練をつんだ保存建築士と係官をもっと雇って、法の実施と取締りを行うことです。」 マラッカの世界遺産地は2つの地区からなる合計214ヘクタールの広さでマラッカ川が境界になっています。1つの地区は16世紀のポルガル遺跡やオランダ統治期の建物がある地区、もう1つは600ほどの建物から成る住宅商業地区です。

ペナンジョージタウンの、20世紀前半建築の建物は、国内外のデベロッパーからの購買が予想されてるので、価格上昇が期待されます。ペナン不動産住宅と開発協会の議長は語る、「大きさと状況によるが、物件がRM 80万から100万することもあるでしょう。デベロッパーの購買熱が高まって、価格が50%-100% 上がることが期待されます。」

(Intraasia注:なるほどというか当然というか、世界遺産施設は全て観光につながるわけですから、それが不動産ビジネスにつながっても不思議ではないということですな)

【マレーシア航空、名古屋路線と福岡路線の存続に暗雲】
国会で運輸大臣が答弁で語りました、「(政府資本の入った)マレーシア航空は赤字を生んでいる路線を停止する必要があります。」 「そういった不採算路線は、クアラルンプール発路線では、マンチェスター間、ウイーン間、チューリッヒ間、福岡間、名古屋間、 カルカッタ間、インドネシアのポンティアナック間、カイロ間、及び中国の2つの目的地などです。さらに クチン-パース/シドニー路線、 ランカウイ-ロンドン路線、 ペナン -ロンドン路線です。」

(Intraasia注:こういった路線開始の場合は期待と賛辞が混じっていたことを覚えています。ランカウイ-ロンドン路線が成功するなんてとても思えないのに、こういう路線を開設させようという人たちがいたのでしょう。10日の注書きの後、11日に届いたメールで読者から福岡間、名古屋間はすでに運行停止されているとの指摘を受けました。そこで早速 注を訂正しました。参考にした新聞の記事自体の誤りですが、私もマレーシア航空のサイトでチェックせずそのまま信じて掲載したわけです。このような記事の間違いに対する指摘には、多いに感謝しています)

【アンワルが元助手をシャリア法に基づいて訴えた】
男色行為を強要したと、元助手の23歳のマレー人若者から警察に訴え届けをだされた、アンワル元副首相は、連邦領シャリア刑事法の条項を適用して、うその訴えをしたとの内容で、その若者を連邦領イスラム教庁宛てに正式に訴えました。 そのシャリア法には、あるムスリムが4人の目撃者なく別のムスリムを訴えた時は、訴えた者は罰せられると定めてあるとのことです。 これの訴え対象になるのは、未婚性交渉、同性愛行為、不倫、近親相姦、獣姦です。

アンワルは、自身と家族の名前を晴らすためにも、シャリア法に基づいた訴え届けを提出したと記者団に語りました、「彼の言いがかりは屈辱的なものです。それはムスリムが私と私の性格に攻撃をしてくるように仕向けようとする試みです。このいいがかりは捏造であり、明らかに政治的動機に基づいている。」

【途上国8カ国サミットでのアブドゥラ首相の演説から】
クアラルンプールで開催された第6回発展途上国8カ国サミットは終わりました。その際アブドゥラ首相は演説の中で、「主要石油産出国家は石油の産出と価格の相互関連問題を解決する上で重要な役割を果たすと、マレーシアは捉えています。 (このサミットに集まった8カ国)我々は結果を目的とした主導権を選ばなければなりません。現在抱える問題の下で、8カ国は再生利用可能なエネルギー分野の事業とHalal 食品分野のより発展に優先を与えることを願うことになるでしょう。」と述べました。

(Intraasia注:マレーシアもその一員であるイスラム諸国会議は、中東主要産油国のほとんどがイスラム国であるのに、石油高騰対してなんら効果的な発言も行動もしてないように見えます、石油高騰が世界の投機筋の陰謀が大きな原因であったとしてもです。やはりこの発展途上国8カ国サミットでも、こういった石油高騰問題の背景にある中東産油国の役割を突くことはできなかったようですね)

【ムスリム養子の父親名は実父】
子供のムスリムが養子となった場合、その養父を身分証明証に父親として記載することは今後は一切認めないと、内務省が指令を出しました。 これまでは 子供の名 + (bin/bintiなしに) 養父 として、国民登録庁の長官の特別許可があれば認められていました。 今後は全てのムスリム養子は実父の名前を使わなければなりません。この指令は2000年の Fatwa会議の結果を厳密に実施するためです。

(Intraasia注:マレーシア人の命名法に関しては、以前の「今週のマレーシア」第117回で解説しています。これだけ詳細に日本語で解説した文章はまずないと思いますから、ご覧くださいね)

7月9日の記事

【途上国8カ国サミットで、イランの核エネルギー利用に賛成を示す】
クアラルンプールで開催された第6回発展途上国8カ国サミットでは、その宣言の中で、代替エネルギーの開発への努力を再確認しています、それは核エネルギーの平和利用も含まれます。議長国マレーシアとして、アブドゥラ首相は述べました、「我々グループはメンバー国イランの核エネルギー利用に関して、平和目的である限り反対しません。」 「我々メンバー国がこれからすぐにでも核エネルギー開発に向かうということではありません。開発できるエネルギーとして、それを列挙しただけです。」

(Intraasia注:ほとんどイスラム国からなる8カ国ですね、マレーシアを発展途上国と位置づけるのがふさわしいのかは別にして、始めから予想されたようにイランに反対を示すようなことはしませんでしたね)

【クアラルンプールタクシーのメーター制度崩壊】
(クアラルンプールのタクシーが過剰料金を請求することはごく日常のことです)クアラルンプールタクシーの黒色地点といわれる10箇所を新聞記者が調べました。今や無法に近い状態を示しています。この理由は政府がガソリン類の値上げを発表して以後悪化したこともあって、まさに自由競争状況です。メーターを使用しないタクシーは益々増えており、それぞれ好き勝手な運賃を提示します。

クアラルンプールのタクシー待ち黒丸地点: KLCC, チャイナタウン、KL Sentral、 プドゥラヤ一帯、Mid valleyショッピングセンター、 Jalan P Ramlee, Desa Seri hartamas, Heritage 街、 ブキットビンタン界隈、Bangsar

ブキットビンタン街のKL Plaza タクシースタンドで、あるタクシー運転手は語る、「もはやメーター制度は存在しない。」 多くの乗客の集まる、いろんなタクシースタンドでは運転手側が”支配”しています。それぞれのタクシースタンドではぞれぞれ支配するグループが違い、そのリーダーはきちんとした身なりが多い。ブキットビンタン街のあるタクシースタンドのリーダーは説明する、「私は規則に従っています。燃料を上げれば波及効果で全てが上がる。天然ガスは安いということは言ってはいけません。今や我我運転手側が独自の規則を作り、それが機能しています。タクシー運転手が乗客を騙すという話はナンセンスです。我々はRM 50とか60を要求しません。RM 30がまでで交渉もできます。」   

ブキットビンタン街 Pavillion 前のタクシースタンドである運転手は、KLCCまでRM 15だと言いました。他のブキットビンタン街のタクシースダンとではKLCC までRM 25から30と言われたので、それまでの最低でした。 我我はタクシーを止めて、Pavillionのスカイブリッジ利用して、KL会議場の地下を通ってKLCCまで徒歩10分で到達しました

KLCC のSuriaショッピングセンター前の道路では一連のタクシー運転手が獲物を求めて客引きしています。私(記者)がKLSentral へ行きたいというとRM 25だと言われました。彼ら運転手は決して乱暴ではありません、その反対でした。記者と知ると、彼らは口々に苦境を訴えてきました。

こういった状況下で、クアラルンプールであくどいタクシー運転手仲間に占領される場所が増えています。かつてはKLCC,チャイナタウン、プドゥラヤ界隈でしたが、今ではもうどこのショッピングセンターもタクシー仕切り人がその場を仕切るようになっています。半年前にタクシー運転手になったばかりの男は説明する、「そういう運転手グループの掟に従わないと、私の車のウインドガラスを割ってしまうぞと脅されます。もしLot10前のスタンドで客待ちするなら、その場所の掟に従え、メーターを使うなと言われた。」 タクシースタンドが運転手グループの仕切り人によって仕切られているのは、Berjaya Times Square, Lot10, KL Plaza, Pavillion などです。それに加わるのが、KL Sentral 駅前です。その場にはタクシークーポンを売るキオスクがありますが、客は客引きタクシーにひっぱられます。 「我々には手出しできません」 とキオスクを運営する会社のマネージャーは語る、「わが社の係員2人は運転手らに叩きのめされた。」 タクシークーポンを買えば、運賃は心配ないが数十分はタクシーを待たなければならないでしょう。 KL Sentral では悪徳タクシーグループが独自にカウンターを設置して高い値段を提示しています、なんと領収書もあるのです。

タクシー免許を授与し管理する、商業車輛免許授与庁の長官は言う、「違反行為タクシーに対しては厳罰で対処する。」 しかし取り締まり官不足でいかんともしがたい状況です。商業車輛免許授与庁の無料電話 1-800-88-9600 には毎日数百の苦情が寄せられ、その多くはタクシー関連だそうです。 しかし苦情を寄せても、問題解決にはほとんどなりません。よって悪徳タクシーは日々より大胆になっていきます。

首都圏タクシー運営者協会の議長は不満を語る、「状況がどうであれ運転手がいつも非難される。」 別のタクシー運営協会の議長も不満を語る、「この12年間でシンガポールではタクシー運賃を3回改定した。当地では未だに当局の認可を待っている状態です」

 一部のタクシーが燃料にしている天然ガスは安価であるから値上げは影響ないというという主張はもはやなんの役に立たず、運転手は大して違いはないと主張します。 ただし車輛用の天然ガス供給をしている Petronas は天然ガス価格は変わっていない、ガスの成分が以前より豊富になった、そこで重さが多少増えた、結果として燃料走行距離効率が増したと説明しています。一方タクシー運転手側は、走行距離効率は以前と変わってないと反論しています。 さらに天然ガスを提供するガソリンスタンドの少なさから、時間待ちの長さを訴えています。

(Intraasia注:当サイトではバスとタクシーの話題は数多く載せ且つ論じてきました。とにかくはっきりいえるのは、複数ある監督官庁のタクシー行政の失敗が第1原因、根本的且つ長期的視野でタクシー法律を向上できない政治家の失政が第2原因、多くの悪徳タクシー運転手を常に抱えるマレーシア社会自体の問題が第3原因、タクシーをバス替わりにしたい市民の意識間違いが第4原因、 依然として不充分な公共バス網のおかげが第5原因、タクシー会社と運転手間の契約の仕組みが第6原因です。 
この記事でもわかるのは、先の燃料上げでもうクアラルンプールタクシーの順法精神はないものねだりになったようです。メーターを使わないタクシー運転手が多数派という事実が如実に物語る、メーター制度の崩壊、この時代初乗りRM 2などという超低運賃は現実無視であり、それを知りながら口で物価を引き上げたくない政治家の保身、非効率で取り締まり力に欠ける官庁など、タクシーに関する不満を書けばきりがありません。 当面の解決には、初乗りを最低でも RM 7、8に上げるか、一切自由運賃制にすべきでしょう。 タクシーはバスと違うんだ、高くても乗りたい人が乗るという仕組みを作り上げることです。 バス網の充実に当局はもっと力を入れて、低所得者層の足の確保が大事です。タクシーは高いけどきちんとした車輛とサービスというあり方を目指すべきです)

【スルースルタンの授与する称号を買おうという人たち】
フィリピンのスルー列島にあるスルタン領のスルタンが授与する”Datuk”称号を、秘密グループがクアラルンプールとジョーホールバルでこの4年斡旋しようとしているとのことです。このスルタン制の代言人を務める人物がマレーシア語紙に語る、「秘密グループは”Datuk”称号を欲しがる者たちにRM 2万から10万を要求しています。しかしスルー領のスルタンはその称号を売るためのエージェントも個人も任命していません。こういうグループはスルースルタンの名を借りて単に金儲けしているだけです。」「グループに騙された者は警察に訴え報告を出せるように情報を提供してください。」

(Intraasia注;こういう事件の基底にあるのは、封建制の残存を残すマレーシアではこの種の称号がいかに価値あるものかを示しています、だから金でこっそり買おうという者がなくならないということですね)

7月8日の記事

【ユネスコの世界遺産に指定が決まった国内2箇所】
パリ基盤の世界遺産会議がカナダで行った会議で、マレーシアが2004年から申請していた2箇所を世界遺産に加えることを認めました。これによってジョージタウンとマラッカのそれぞれの歴史的地区がユネスコの世界遺産の地リストに載せられることになります。

ジョージタウンの歴史的地区: Lebuh Acheh モスク、観音寺、聖ジョージ教会、Convent Light 通り、Sri Mariammanヒンズー寺院、リトルインディア街、Cornwallis 砦跡、市庁舎、波止場、beach 通りの商業地区、Esplanade, クーコンシ、などです

マラッカ市の歴知的地区:聖ポール丘、17世紀のオランダ庁舎(Stadhuys), jonker 通り、 Tukang besi 通り、Kampung Morten, マラッカ川など

【半島部南部方面バスターミナル建設計画を進める】
クアラルンプール郊外のBandar Tasik Selatan 地区に、総合交通ターミナルを建設する計画を進めていくと、運輸副大臣が国会で明らかにしました。予算RM 5億7千万で建設するバスターミナルは2010年竣工の予定です。 バスターミナルは現在のPudurayaの代替となり、半島部南部方面とを結ぶ路線を用となります。Bandar Tasik Selatanには現在高架電車駅、KTMコミューター駅、ERL空港電車駅が隣り合っています。 最初この計画が持ち出されたのは90年後半でした(しかし10年ぐらい眠っていました)が、昨年遅く建設作業が始まりました。 総合交通ターミナルが完成すれば、日に通勤客10万人の利用を計画しています。

副大臣の明らかにした、その他の公共交通プロジェクト: マレー鉄道 Seremban - gemas 区間複線電化 予算RM 34億で2012年完成、 マレー鉄道 Ipoh - Padang Besar 区間複線電化 予算RM 124億 2013年完成、 マレー鉄道 Sentul - Batu Cave 2009年完成

(Intraasia注:10年ぐらい止まっていた?放棄されていた?このプロジェクトを今回は本当に進めていくのでしょうか。 経済の先行き不透明化で大プロジェクトの遅れもありえる現状況で、こういった鉄道プロジェクトがどれくらい当初計画通り進行するかは、保証はないとおもいます。プドゥラヤの機能をBandar Tasik Selatan 地区に持ってくるには、単にバスターミナルを造るだけでは不充分で、利用者の足を確保しなければなりません。なにせプドゥラヤはマレーシアで最も忙しいバスターミナルですからね。ときどき通ってもこれまで気がつかなかったので、高架電車の窓から注意して見たら、Bandar Tasik Selatan 駅から少し離れた場所では基礎工事が始まっていました。)

【ランカウイフェリーの安全規則上の不充分点
マレーシア海事取締り庁の調べによれば、半島部とランカウイ島間を運行するフェリー便に、安全面でいくつかの弱点があります。取り締まり部の長は例えばとして指摘する、「座席の下または頭上の荷物棚にある救命ジャケットを取り出すのに2分もかかる。 乗客の荷物とカバンを収納するきちんとした場所がなくて、非常口前に山積みにされている、これは緊急時に危険となります。」 「あるフェリー便はきちんとした乗客名簿を備えていない。同庁の調査時にそのフェリー便は33名の乗客名簿を示したが、実際には106名が乗っていました。」 「海洋庁と共同で今後も調査をします、とりわけ学校休暇時期や週末です。」

(Intraasia注:そう、ランカウイ行きフェリーには荷物置き場がないまたは非常に不充分だと記憶しています。膝上に乗る程度のカバンしか持たない私はいつもそれらの大きな荷物とカバンが置き場からはみ出して床とか出入り口を塞いでいることを覚えています。 しょせん、乗り物におけるこの種のことは事故が起こらないと変わらないものです。誰がその貧乏くじをひくかですね)

【ペナン州への予算割り当てを減らした連邦政府】
2006年-2010年の国家中期経済計画の見直しがごく最近発表されました。それによると、連邦政府がペナン州に配分する予算が一挙に80%近くも削減された、とペナン州州首相が不満を述べています。「2006年時点で、中期経済計画下の配分は全RM 2000億中のRM 61億でした、約3%です。 ところが見直しで、RM 47億も削減されたのです。全体額がRM 2300億に増えたにも関わらず。これは全体の0.6%にしか過ぎません。 これは野党連合Pakatan Rakyat の州政権下のペナン州民を罰するものです。」

7月7日の記事

【野党連合系のガソリン値上げ反対集会に多数の参加者】
スランゴール州スバンジャヤの競技場で、「ガソリン類の値上げに反対する100万人集会」 が行われ、多くの人が参集しました。この集会は、Pakatan Rakyat 陣営の組織が主催したもので、正午前から深夜までという長丁場の集会になり、時には新年を祝う大型パーティーのような雰囲気もあり、平穏りな集会となりました。各党領袖の演説だけでなく、余興のイベントなども催しました。正午の時点で主催者は参加者7千名としています。

参加者の身につけた赤いTシャツで会場は埋まり、演説に呼応して、Barisan nisional は政権を退けなどといった叫ぶ声が上がりました。会場外では、赤いTシャツ、政治演説のCD, 服、旗、「ガソリン類の値上げに反対する100万人集会」グッズを売る屋台が30軒ほど営業しており、繁盛していました。 集会には、スランゴール州政府幹部、公正党国会議員らも参加しました。

(この集会に参加しないようにと政府は市民に呼びかけていました)警察はこの集会に大きな関心を払っており、警察庁長官ら最高幹部が地元警察署に現れて視察しました。

(Intraasia注:新聞によってこの集会の扱い方にはかなりの差があることがわかります。1面に大きく写真を掲げた華語紙もあれば、内部で余り目立たなく報じている英語紙もあります。)

【警察長官と検察長官を許さないと演説するアンワル】
土曜日夜ペナン州で行われた、「アンワルと民衆の大集会」でアンワル元副首相は演説し、その中で彼は訴える、「今回の男色行為強要という件で、もし政府が本当だという証拠を握っているなら、裁判で私に挑戦してきなさい。私は恐れてなどいません。徹底して戦います」 「 (現警察庁長官と現検察庁長官が98年のアンワルを追放逮捕したいわゆる男色行為疑惑事件で果たした役割に対して)私は今年3月の総選挙前にこの2人を許しました。しかしまた今回私の関わる男色行為をでっち上げているので、もう2度とこの2人を許すことはない。」 この夜の集会には3万人が集まり、ペナン州首相で行動党書記長、公正党総裁らペナン州国会議員らが演説しました。

【D-8 サミットがクアラルンプールで開かれます】
第6回発展途上国8カ国首脳会議が8日からクアラルンプールで開催されますので、参加国首脳がすでに到着しています。バングラデシュ、イラン、トルコ、エジプト。インドネシア、ナイジェリア、パキスタン、マレーシアから構成され、今回からマレーシアが議長国として2年務めます。マレーシア外務大臣は語る、「イランの核開発を含めて、首脳陣は自由に議論します。」 加盟国間での経済協力を強化するために、10年計画を認めることになります。加盟国間での相互貿易高は現在5%にすぎないので、これを2018年までに15%-20%に増やす計画です。

(Intraasia注:日本で先進国サミットが開かれるのと時期をほぼ同じにしてのこの全く別種のサミットですけど、その一致は意識的?それとも偶然? 世界のマスコミの注目度はいかほどだろうか? 日本で報道されてますか? といってマレーシアの一般大衆でこれに興味を持つ人がどれくらいるか、探すのが難しいでしょう。この8カ国の顔ぶれを見てすぐ感じたのは、なぜ中南米スペイン語圏とアフリカフランス語圏からの参加がないの? ということです。8カ国の5カ国までが英連邦の加盟国です。発展途上国サミットというには偏りすぎた構成ですな。ここにも英語言語植民地意識の抜けきらなさを私は感じます)

【華人歌手が権威ある台湾の音楽賞を受賞】
世界の華語音楽圏で栄誉ある賞といわれる、台湾の第19回ゴールデンメロディー賞授賞式において、マレーシア華人歌手の Gary 曹格 が最優秀男性華語歌手賞を受賞しました。このゴールデンメロディー賞において、マレーシア華人歌手が最優秀歌手に選ばれたのは初めてのことです。28歳の彼は、香港の有名歌手 Eason 陳を破って受賞しました。この受賞に貢献したアルバムは、 Super Sunshine で5万枚の売り上げとのことです。

(Intraasia注;マレーシアの有名華人歌手はほとんど海外基盤で活躍するようになり、Gary 曹格も台湾基盤で活動しているようです。ゴールデンメロディー賞では華語歌手、台湾福建語歌手、台湾客家語歌手という3つの範囲から選んでいますね。マレーシア華人歌手は全員華語歌手として活動しているわけです。香港で活動しているマレーシア華人の場合は、テレビ・映画が主体になっています)

7月6日の記事

【建設業界からの訴え】
建築雇用者協会の事務局長は、建設資材高騰について語る、「昨年終わりに比べて、建設費用が 20%から30%も上がっている。建設業界には ツナミ が襲っている。暗いトンネルに入った業界の光が見えません。鉄資材だけ値上がりしているのではありません。燃料費の値上げが建設資材の値上がりに含まれていきます。」 「協会は政府が長期経済計画下にあるいくつかのプロジェクトの遅らせることで、業界を助けるようにと呼掛けています。 政府はさらに現在進行中のプロジェクトの竣工時期を延ばす必要があります。」

不動産と住宅デベロッパー協会の議長は語る、「間違いなく景気後退が起きています、とりわけ新開発プロジェクト面です。こういった流れは今年初めから起きている。インフレの圧力が続けば、不況はすぐやってきます。」

【ナジブ副首相は、言いがかりは政治的陰謀だと一蹴】
ナジブ副首相は、法定宣言を出した私立探偵が宣言を撤回して新たに別の法廷宣言を行ったことに関して、ナジブ副首相は語る、「そのことについては何も知りません。私は既に強い否定をしており、、そういったいいがかりは事実を求める種のことではないからです。それは大衆の見方に影響を与える政治的陰謀です。」 「この件で法的賠償を求めるつもりはありません。」 「その私立探偵の反応をみれば、彼はその発言になんら信頼性がないことを示しています。」

問題の私立探偵は、妻と子供ともども金曜日以来雲隠れしてしまいました。彼の甥が、一家と連絡が取れなくなってしまったという、警察届けを出しました。警察庁副長官は語る、「我々も彼と連絡を取りたいと思っている。行方がわからない。」

【マラヤ鉄道のシンガポール駅内のテナント賃貸を巡る汚職】
マラヤ鉄道の部長級の人物、53歳、が反汚職庁に逮捕束されました。その容疑は、マレー鉄道のシンガポールにある、Tanjugn Pagar 駅におけるテナント賃貸契約において、業者にS$5万を要求したことのようです。 Tanjugn Pagar 駅では10軒を超える店が営業しています。発端はシンガポール人が3年の賃借契約の更新に関してマラヤ鉄道職員が金を要求していると訴えたことからです。要求された金は、更新を確実にするための保証になると言われたのことで、そのシンガポール人はS$5万を手渡しました。その後さらにその職員からS$1万を要求されたとのことです。

Tanjugn Pagar 駅はマレーシアとシンガポールとの間の協定によって、シンガポール政府がマラヤ鉄道にその土地と線路用地を999年間のリース貸し出しをしています。マラヤ鉄道は、Tanjugn Pagar 駅内の場所を月額RM 1万から2万で賃貸しています。 これまでの調べでは、その職員は数年に渡ってこの種の金を受けていた模様です。 反汚職庁の直通電話は 1-800-88-6000

(Intraasia注:この種の汚職をどんどん告発して欲しいものです。金を出す奴が口を開かない限り、まず明るみにでませんからね)

【警察と軍隊の合同訓練計画に反対の声】
(治安目的で)警察が軍隊との合同訓練を行うと発表したことに対して、いくつかの非政府団体から反対が表明されています。21の民間組織が共同で声明を発表し、その中で、「軍隊を配置することはマレーシアの治安状況に関して、国民と外国の双方に間違ったメッセージを送ることになります。軍隊を用いることは、マレーシアがすでにまたはすぐにでも危険状況にあるといった間違った印象を与えかねません。」 と主張しています。

マレーシアニュース批評

マレーシアのトップ政治家が主人公の政治ドラマが進行中

「新聞の記事から」をよくお読みの読者なら、すでにお気づきのことでしょう。この数ヶ月とりわけ3月上旬の総選挙以後、マレーシアの政治状況がかなり変化しました。それはマレーシア人一般の意識の変化を映したものであり、社会変化の現れの一部であるとも言えるでしょう。 この数ヶ月の大きなまたは耳目を集めているできごとを順不同であげてみましょう。

有名な弁護士が裁判所トップの人事に介入している様子を示すビデオが、野党連合の指導者であるアンワル元副首相によって世にだされ(撮ったのは当時はアンワルとまったく関係も縁もない別人)、その結果王立聴聞委員会が組織されました。その結果、マハティール前首相、歴代の連邦裁判所長官数名、現アブドゥラ内閣の官房長官、マレーシア有数の大企業グループの総帥などの実名が登場しました。司法界でこの20年間で最大の暴露といえるでしょう(真偽は十分には明らかになっていません)。この後堰を切ったかのように司法界の暴露が続きます。最近ではマハティール前首相がその在職当時、高級判事を脅すような言質をしたと、当時の高裁判事が訴えるできごともありました、マハティール前首相はもちろん反駁して否定しています。

アブドゥラ首相を強く批判していたマハティール前首相がなんとUMNO党を離党してしまいました。しかし有力者は誰1人として彼に追随しませんでした。政界へのマハティール前首相の影響力の薄れを如実に示すことですが、彼は大衆に人気あることは変わりません。 アブドゥラ首相退陣圧力は単にマハティール前首相からだけでなく、党内からも強いことは、彼の指導力の衰えから非常に明白になっています。与党連合に属するサバ州サラワク州国会議員から、以前では絶対に公言できないようなサバ州サラワク州自治意識の強大化を示す発言が続々出現しました。

与党連合からの寝返りを主張する、アンワル元副首相の政治的作戦が非常に功を奏して、アンワルは次期首相候補とまで言われるようになりました。とりわけ外国マスコミがこの風潮に乗っているようです。野党連合は押せ押せムードです。

2006年に起こったモンゴル人若い女性の爆殺事件は、その首謀者がナジブ副首相のブレーンの1人であるということもあって公判開始前から世の注目を浴び、延々と裁判は続きました。しかし俄然注目が変わった形になったのは、マレーシアで有名なインタ^ーネット新聞の編集者が、法定宣言内で、ナジブ副首相の妻が爆殺の現場にいたと書いた頃からでしょう。彼は治安犯罪的な意味合いで逮捕され、起訴されました。

その間もアブドゥラ首相とマハティール前首相の確執は激化する一方です。マハティール前首相と宿敵関係にあるアンワル元副首相は時にアブドゥラ内閣批判、時にマハティール前首相批判と政治的プロパガンダを振りまいていました。

6月末にはアンワルに対して、助手を務めていた若者男性が同性愛行為を強要されたとする、警察訴え報告を出しました。驚愕の事実か? それとも1998年の同性愛事件のようなアンワルの政敵陣営による陰謀か? というできごとの開始となりました。当然現時点では今後の見通しはわかりません。ナジブ副首相がその後日、その若者が相談に彼の家に来たというさりげない事実を漏らしました。なぜ一介の若者がナジブ副首相にそんな簡単に面会できるのかという疑問がわきますが、マスコミは書いていません。そしてアンワルが身の危険をさけるために突然トルコ大使館にこもるというできごとがあり、今後の予断は許せません。政府はこの事件の扱いを一歩間違えると、社会的騒乱にもなりかえないことを心配しているようです(それを示すのが警察と軍隊の合同訓練というさりげないニュースです)。

今週後半今度はアンワル側が、驚愕の疑惑を明らかにしました。それが7月4日と5日の「新聞の記事から」に載せた、ナジブ副首相はモンゴル女性を知っていた、関係を持っていたというものです。現時点でそれが事実なのか、単なる捏造なのか、多少の事実はあっても誇大ないいがかりなのか、誰にもわかりません。アンワルは、さらに1998年の件で、現警察長官と現検察長官を警察訴え報告対象にしました。つまり両人は権力横暴を行ったという内容です。

その翌日アンワル側の暴露者が、内容を全く取り消す法定宣言を発表しました。その背景として彼は脅迫されたからという推測も出ています。

まさに、舞台やテレビドラマをはるかにしのぐ筋の政治ドラマです。登場人物が前現首相、現元副首相、連邦裁判所長官数人、高裁判事、有名な弁護士、大企業オーナー、現警察長官と現検察長官、現職内閣閣僚、その他有名政治家など、というこれ以上に社会を揺るがす登場人物リストはありえない状態です。単なる汚職ではなく、ムスリム社会では致命傷である同性愛行為、警察官が手を下した爆発殺人事件、司法トップ汚職といった重大な疑惑です。加えて現前首相の確執、 といったようにマレーシア史に残る出来事になることは間違いありません。 新聞が使っていた、「やるか、やられるか」 という強烈な権力闘争の面が多分に感じられます。ドラマは現在進行中で今後も続きます。 一体全体どうなるのというというのが、一般大衆の思いでしょう。90年代前半以来、マレーシア事象を細かく追ってきたIntraasia も驚くできごとの表面化です。果たしてどう展開していくか、ドラマを見る気分です。

7月5日の記事

【法定宣言は撤回できない】
(4日の記事で掲載した、モンゴル人殺人事件での証人である)私立探偵は、その法定宣言(1日付け)の内容をほとんど打ち消す内容の別の法定宣言(4日付け)を発表しました。このわずか1日後の宣言では、1日付けの宣言は不正確で事実ではないとしています。つまりナジブ副首相がこの殺されたモンゴル人女性と関係があったという部分も否定されています。 この4日付けの法定宣言は全く別の弁護士の下で作製されたようで、その中で「脅迫の下で1日付けの宣言は肯定するように無理強いされた」 としています。記者会見で、その本人は全く発言しませんでした。

判事や弁護士など司法界の中から、宣誓の下で作製される法定宣言の内容は撤去することはできないとの説明が出ています。法定宣言を肯定することは、裁判での証拠を提示することにあたるとのことです。「通常の証拠に関する定めでは、人はそれを取り下げることはできません。特別な強い理由が新たな法定宣言に含まれていない限り、その者は偽証を犯すことになります。」 「その私立探偵は前の法定宣言を単に撤回できません。彼に対して、第三者が警察訴え報告を出すことができ、彼は偽証罪に面することになります。」

一方最初の1日付けの法定宣言を準備した際の弁護士は語る、「その私立探偵は脅迫されて宣言を撤回したと信じます。最初の宣言には1ヵ月半の期間に何回も彼にあった上で、彼が自主的に肯定したものです。 彼が第2の法定宣言に自由意志で署名したことに大いに疑いを持っています。」

警察はこの両方の法定宣言を捜査するとしています。警察庁副長官は、「警察はこれに関して完全なる調査を実施します。」

(Intraasia注:現在起こっている政治ドラマに匹敵するような舞台ドラマはない、と新聞である批評人が書いてます。まことにそうです。トップ政治家に直接関わる疑惑?陰謀?単なるデマ?が次々と現れてきて、話題は当分尽きないようです)

【ディーゼル高騰を理由にランカウイフェリーが大幅減便】
ランカウイと本土側間を運行するフェリー業者が、フェリー便を大幅に削減しています。 4社の共同会社であるFerryline Ventures は日の便を14便から8便に減らしました。その他2社も同じように削減しています。その理由をこの数ヶ月間の大幅なディーゼル油の値上がりだとしています。「リットルあたり RM 2だったのが今ではRM 3.80もする」 「当局に運賃値上げを訴えています:Kala Kedah ルートがRM 30、 Kuala Perlis ルートがRM 23です」 「我々が補助金付きディーゼルを買えるように当局が認めてくれれば、こんな減便に至ることはありません。」

【マンホールの蓋盗みの対抗策】
クアラルンプールでは鋳鉄製のマンホール蓋が何年にも渡って盗まれ続けています。盗まれた鋳鉄は古金蔵商に売れることから、麻薬常習者を中心とした盗人の盗難は一向に減りません。クアラルンプール市庁には大きな金額的損失になっています。それは近いうちに終わりになるかもしれません。それは鋳鉄製マンホール蓋の代替として、プレキャスト圧縮コンクリートスラブという物質を用いることになり、すでに市内の一部の地域で合計1000枚ほどが設置されました。プレキャスト圧縮コンクリートスラブの大きさは60cmm x 40cm で重さ 28Kg、コストは1枚RM 300です。

「2007年だけでクアラルンプール市内で1600枚の鋳鉄製のマンホール蓋が盗まれ、損害はRM 40万を超えます。今年上半期で盗難は1015枚、損失RM 32万です。プレキャスト圧縮コンクリートスラブの最良点は古金属商が買わないことです」 と市長は説明する。クアラルンプール市庁は、鋳鉄製の代替として、強化ファイバープラスチック製の蓋を用いていましたが、「使用後しばらくすると損傷することがわかりました。」

(Intraasia注:この場でも何回も取り上げたマンホールカバー盗みのひどさは手に負えませんね。そして歩道にあちこちある蓋無しの地下溝の存在は危険につながっています。強化ファイバープラスチック蓋はよく見かけますが、強度が不足なわけですか。 何でもいいから、あの何百箇所もあるであろう蓋無しマンホールに早く蓋をつけてほしいものです)

【円とリンギットとの両替率】
1万円を銀行で両替するとRM 302.2 入手します。

7月4日の記事

【今度はナジブ副首相の疑惑をアンワル側が暴露】
2006年に起きたモンゴル人の若い女性殺害事件の長い公判は先日終わりました。被告は殺害した容疑の警察特殊部隊の2隊員と殺害を計画した著名な政治研究所の所長です。この所長はナジブ副首相と親しい間柄といわれています。公正党の主催した記者会見で、その所長が殺人事件当時雇っていた私立探偵が法定宣言の形で発表しました: 当時どの所長が探偵に明らかにしたところでは、ナジブ副首相は殺されたモンゴル女性と性的関係を持ったことがある、国防大臣でもあるナジブ副首相がまとめたヨーロッパから潜水艦を購入する契約をそのモンゴル女性が手助けしたので彼女はUS$50万のコミッションを要求した、パリでナジブ副首相と所長と女性はいっしょに食事した、などといった内容です。

裁判前の警察の調書の段階で、その私立探偵は一連の話を警察に話したが、これらの部分を調書から省いてしまったと、私立探偵は語る。記者会見の席で、アンワル元副首相は、この疑惑に関して王立聴聞委員会が設置されるべきだと訴えました。

一方ナジブ副首相は、モンゴル女性を知っていないし会ったこともないとこれまでの完全否定を繰り返しました。このいがかりは、同性愛強要行為で警察訴え報告をだされたアンワルの必死の試みであると、述べました。「私は何も心配してません。なぜなら事実がよく知られているからです。

またアンワルから男色行為を強要されたとして、訴え報告を出した若者に関して、ナジブ副首相は自宅?公邸?に訪ねてきたその男に会ったとことを明らかにしました。「何の陰謀でもありません。その若者が私のところにやって来て、男色されたと私に明らかにしたのです。私は彼に自分で決断するようにいいました。」

(Intraasia注:この1ヶ月は次から次へと暴露話?陰謀? 作り話?などがマスコミの第一面を飾っています。その話の中心人物はまさにマレーシアの政界、警察、司法のトップクラスが多いのです。一体どうなってるのというところです。)

【マレーシア語またはマレー語能力の低下を嘆く人たち】
半島部マレー人学生連合の事務局長はマレー人子弟のマレー語能力に失望感を語っています。「マレー人はマレー語を使えるが、実践をしないということから日々自由に使えるという面では失格です。憂慮されることは、マレー語と英語をごちゃまぜにしているいくばくかの指導者に若い世代が追随してしまっていることです。この理由は、若い世代が、そういう指導者の行動を普通のことだとみなして追随するからです。」 「そういう人たちを叱責するにふさわしい時ではないかもしれないが、まさに国家の問題になっており、直ちに対処される必要があります。」

西マレーシアマレー人教師協会の議長は主張する、「教師を絶えず悩ませる問題は生徒がマレーシア語の作文をきちんと書けない時です。マレーシア語の科目としての地位はますます低下している、そして生徒が理科目と数学を英語媒介で学習するための負担で低下がより増して、従って状況をさらに悪化させています。生徒は意識的ではないあり方で、マレーシア語科目を周辺に追いやっています。それは理数2科目に注意を払わなければならないという理由からです。」

(Intraasia注:多分にマレー民族主義的な立場からのマレーシア語またはマレー語の現状を憂慮する訴えで、マレーシア語紙らしい報道です。この人たちとまったく違う言語相対主義観に立ち、言語民族主義的主張に反する立場の私ですが、結果としては同じような心配になりますね。)

【クアラルンプール証券取引所がトラブルで1日市場取引できず 】
クアラルンプール証券取引所(Bursa Malaysia) がコンピューターシステムのトラブルで丸一日取引がまったくできず、市場を休みました。これまで2000年に午前場がトラブルのため閉鎖されたことはあっても、午後場までも市場閉鎖されたことは、史上初の失態です。アブドゥラ首相は、二度とこういうことを繰り返さないようにと、記者会見でBursa Malaysia を批判しました。

【マレーシア航空の広告から】
毎日が低料金  -クアラルンプール発エコノミー片道料金
最低 RM 9から: ジャカルタ、 ジョグジャカルタ、 バンコク、 プーケット、ホーチミンシティー、
最低 RM 99から:バリ
最低 RM  39から:シンガポール
国内線
最低 RM 9から:ジョーホールバル、コタバル、ペナン、 クアラトレンガヌ、
最低 RM 59から: クチン、ミリ、

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運賃のみで、その他費用、税金などは一切含まず

7月3日の記事

【警察と軍隊の合同訓練】
「もし国内の治安が乱れたら、社会秩序を維持するために、警察を補助するために軍隊の協力をえます。 しかしこれは内務大臣と国防大臣に相談をしてから行います。」と警察庁長官が記者団に語りました。 警察上級カレッジにおいて、警察と軍隊の初の共同訓練が開始されて、それを見守るために長官が出席しました。「警察と軍隊の双方が国内の安寧を常に守ることがその責務です。」 「この訓練は警察と軍隊の協力関係を強化します。 この合同訓練の理由の一つは、治安部隊が面している最近の状況に備えるためです。」

三軍隊の統合幕僚の長は説明する、「より良い協力を強めるために、国家治安が危険に落ちたというシナリオの下で、訓練は2段階に渡って行います。」

(Intraasia注:さりげないニュースですが、非常に示唆的な内容です。これまでこの種の合同訓練ニュースはめったにないこと、またはほとんど公表されてないからです。現今の不安定になりかねない状況を読んだ政府の決定がこの背景にあるのでしょうか? 憶測はせずにニュースだけをここに書いておきます)

【反汚職庁がアンワルの警察届けを捜査します】
元副首相アンワルが出した警察訴え届けに基づいて、反汚職庁は十分に調査すると、反汚職庁長官は語る。(98年アンワルが男色行為の容疑で逮捕された当時、現警察庁長官と現検察長官の行為が職権乱用に当たるという、ケイサツ訴え届出です) 「これは非常に社会的注目を浴びているケースであることは承知しています。現警察庁長官と現検察長官から陳述を取ります。」
職権乱用に関する捜査は反汚職庁にあると、長官はこの捜査を行う背景を説明しました、「捜査は先入観を持ちません。」

【ペナンの企業突然工場閉鎖】
ペナンのPrai 地区にある無線玩具メーカー Nikko Elektronics 会社はそのPrai工場を閉鎖しました。このため950人の従業員が解雇されました。 どうしゃは法律で定めた、1ヶ月間の事前通告を与えていなかったとのことですが、クアラルンプール上場企業である同社は 株式市場にはその旨を日曜日に伝えていたとのことです。ペナン州政府下の機関である InvestPenagnの長は語る、「州政府に関する限り、解雇された従業員の福祉を守るようにする対策に関心を払っています。労働庁と連絡を取って従業員の状況を知る報告書をまとめます。 州は同社の社長に連絡を取って、友好的な解決策を取ろうとしています。」

工場閉鎖発表後、ペナン州にある外国企業: Canon, Intel, Motorola, Ssony  などがInvestPeang  と労働庁に各種求人の申し入れをしました。さらに雇用代理業者からも連絡がありました。労働庁は解雇された労働者に対して、「早急に庁に登録するように」と訴えています。 

さらに Nikko Elektronics 会社はマレーシア人個人オーナーが株式の99%を所有しており、日本のNikko はわずか1%しか所有してない、とInvestPenagnの長は説明します。

(Intraasia注:最初の第1報とは違う調子の感じですね、一報では日系企業のような書き方でした。)

【スクールバス業者が超古車輛使用を許可して欲しい】
車歴30年以上のスクールバスを使用することを許可すべきであると、スクールバス運営者協会は主張して、監督官庁に訴えています。現在の規則では車歴30年以上のスクールバスは道路交通不可です。協会の議長は訴える、「現在使用されているスクールバスの半分は車歴20年から30年です。30年以上の車を許可してくれれば、バス運転側の負担の軽減になります。」

(Intraasia 注:スクールバスの多くは見ただけで古い車両だとわかりますね)

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