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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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5月31日の記事

【ナジブ首相の中国公式訪問を前にして】
1974年5月末に当時の Razak首相が歴史的な中国を訪問を行い、マレーシアと中国間の国交を樹立しました。アセアン諸国内で中国との正式な外交関係を開始したのはマレーシアが最初の国となりました。国交樹立35周年を記念して、6月初めにナジブ首相が中国を公式訪問します。ナジブ首相は第2代首相 Razak の長男です。

ラザク首相と中国の周恩来首相の間で交わされた共同宣言では、通商のことが記されていませんでした。しかし今回のナジブ首相訪中では、通商が最重要課題になります。研究者は指摘する、「ラザク首相の訪中と国交開始は当時のマレーシアの政治況にも結びついていた、1974年に予定されていた総選挙でマレーシア華人からの大きな支持を期待していた、そして総選挙で与党連合は大勝した。ラザク首相は、米国、ソ連、中国からの等距離関係を保とうと考えた。」

両国間の通商は、中国の開放政策の導入と共に、1980年代に入って拡大に向かいました。マハティール元首相も大きな役割を果たしました、彼は1995年に、「中国は軍事的脅威ではない。」 と演説しました。

1989年の天安門事件で、西欧諸国は中国政府を批判しました。一方マレーシアの通産大臣は天安門事件以後最初に中国訪問した、外国の首脳陣の1人です。「当時のマレーシアの姿勢は、事件での学生弾圧は中国の国内問題である。」というものでしたと、研究者は語る。

現在中国はマレーシアにとって4番目の通商相手であり、2008年の貿易高はRM 400億になりました。

(Intraasia注:ナジブ首相の中国公式訪問を前にして、すでに新聞には、華語紙だけでなく、大きく期待する記事が出ています。中国人旅行者をさらに増やそうというのはしばらく前からの政府の方針ですし、中国の資本導入で港湾などの開発を進めようと、馬華公会の党首は語っています。)

【ゴム手袋では世界のトップ生産・輸出国です】

マレーシアはニトリルゴム手袋と天然ゴム手袋の両品種で、世界最大の生産国且つ輸出国です。ゴム手袋輸出市場の 60%をマレーシアが占め、2位はタイの25%です。 1990年代初期には 200社ほどあったのですが、合併などを経て現在国内には約40社のゴム手袋メーカーがあります、その内少なくとも5社は国内及び国際の品質基準認定を受けており、その製品の世界市場に進出する上でより良い立場を持っています。マレーシア産は、世界のニトリルゴム手袋市場で約半分を供給しており、世界の天然ゴム手袋市場の約60%ほどを占めています。

マレーシアのゴム製品(手袋、履物、工業ゴムなど全て)の総輸出高: 2007年 RM 104億、2008年 RM 112億
マレーシア製ゴム手袋(手術用と非手術用)の主要輸出先 -2008年の総額はRM 69億
輸出高の多い順: 1位 米国 総額RM 26億、 2位 ドイツ、 3位 英国、4位 日本 総額RM 3億5千万、5位 フランス

マレーシアのゴム手袋主要5社: Top Glove, Kossan, Hartlega, Supermax, Advent

マレーシアゴム手袋製造者協会によれば、マレーシア産の80%はOEM 再販企業に売られています、つまりOEM製品比率は80%にもなります。協会はマレーシア企業に自社ブランドを発展させるように奨励しています。

(Intraasia注:Sars のような世界的流行病が発生すると、ゴム手袋はさらに輸出好調になるそうで、インフルエンザA型の流行が広がれば、同じように増加が期待されているそうです。日本もマレーシア製ゴム手袋をたくさん輸入しているようですね、)

【元保健省長官が医学部と医師について答える】

国内の国立大学医学部の年間定員数(新入生の数)は2008年で930人に過ぎません。

質問:マレーシア政府が認証している、外国大学医学部に留学することの長所と欠点はなんでしょうか?
答え:医学を学ぶ最良の道は、国内大学の医学部です、それはマレーシアの環境に合わせてコースが組まれているからです。外国大学部の医学部卒はその外国の地における教育経験を学生に得られるようになっており、そこで医師となることもできるでしょう。

質問:政府がマレーシア人学生を外国へ留学に送るためにより多くの金を費やす理由は何ですか?
答え:それには政府自身の理由があります。経済的にみれば、これはたかつきます。ただ種種の優れた外国大学を卒業した幅広さを持つのは、国のためにもなります。

(Intraasia注:一般新聞に外国の大学医学部へ留学を斡旋する広告が頻繁に載ります。それほど医師になりたい層の間では医学部留学は当たり前の現象です。ただしその広告される留学先は、インド、インドネシア、ロシア、ウクライナ、さらにはルーマニア、ポーランドなどといった非英語国ながら、英語で講義する事を特記した大学医学部なのです。講義と教科書は英語であっても患者は英語を話しませんけどね、というのが素朴な疑問ですな)

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5月30日の記事

【サバ州とサラワク州ではそれぞれ州最大の収獲祭祝日】
(5月末はサバ州で最大の祝祭 Tadau Kaamatan 、6月初めはサラワク州で最大の祝祭 Gawai Dayak です。いずれもその州の最大先住民族が中心となって祝う収獲祭であり、州の休日です)

「とりわけ(サバ州の)カダザンドゥスン族が中心となる Tadau Kaamatanは5月の1ヶ月間祝われてきて、今週末はその頂点になります。この何年か、この祝祭がサバ州以外の地でも広がり祝われることを見てきました。 隣のサラワク州ではそのGawai Dayak について同じようなことがいえます。」 とナジブ首相は自分のブログに書きました。さらに首相はマレーシア国民に対して、自身の唱えるスローガン 1Malaysia(一つのマレーシア)の精神でさらに何が達成できるかをじっくり考えてみようと、呼びかけました。「両州の祝祭に参加したいが、私は韓国でのアセアン+韓国サミットに出席しなければならない、その後は中国を公式訪問しますので、参加できません」

【ポートクラン自由貿区域プロジェクトの監査報告書を巡るいきさつ】
反汚職委員会はポートクラン自由貿区域プロジェクトに関する1次調査を終えて、内部の別の部署にリポートを送付したとのことです。委員会はその調査内容を、ポートクラン当局から受け取ったPriceWaterhouse Coopersによる監査報告書のコピーの内容と付け合せるとしています。ポートクラン当局の議長は、「我々自身で調査を進めることはできません。そこで捜査を反汚職委員会にゆだねることが最良です。」

ポートクラン自由貿区域プロジェクトの監査報告書が一般公開されたことを受けて、(判断を下したであろう)ナジブ首相と 馬華公会の総裁でもある運輸大臣を誉める声もでています。例えば、ペナン華人商工会議所の議長は、報告書の完全なる公開は汚職と贈賄を防ぐことにつながる、と語る。華人政党馬華公会は、公表を支持するとし、さらに政府官庁はその運営と管理でもっと厳しくなるべきだと主張しています。 野党の民主党のスランゴール州支部も公表を好感した表明を行いました。

(Intraasia注:かなり影響を与えるであろう報告書という印象を与えたマスコミの事前観測があったため、本当に公表されるだろうかと、多分多くの人は思っていたはずです。何十億RM もの金が絡む大きな疑惑になるかもしれません、または政治風向きが変わってならないかもしれません)

【シーク人コミュニティー】
マレーシアインド人界の少数派であるシーク人に関して、シーク人研究者がセミナーで発表する、「最初にペナンにやって来たシーク人は警察関係であるというのは、俗説です。インドのパンジャビ地方の軍人で、1848年の第2次パンジャビ戦争の後で当時の英国植民地政府に捕らえられた人たちです。ペナン島とシンガポール島が当時のインド人受刑者、刑期7年を超えるもの、の流刑地となっていました」

「英国によって雇われたシーク人が警察官として香港に送られた最初は1867年でした。その後1890年代までに、英領マラヤの各地でシーク人が警察として雇われました。ペナンは多くのシーク人の渡航地でした。」  シーク人の全国協会のペナン支部副議長は語る、「マラヤにおける最初のシーク寺院はペナンに建てられた、 Jalan Gundara のシーク寺院は築100年を超えます。

(Intraasia注:先祖がパンジャビ地方出身で且つシーク教徒であるシーク人はユニークなコミュニティーですね。シーク人の中で弁護士、医師、警察官に就く人の割合が高いことが知られています。)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 358.5 を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1044 で市場を終えました。

5月29日の記事

【ついに公表されたポートクラン自由貿区域プロジェクトの監査報告書】
スランゴール州ポートクランの ポートクラン自由貿区域プロジェクトはその開発費用が倍増化したこと、入居企業の少なさ、などからこの数年問題視されてきました。企業会計監査の専門である PriceWaterhouse Coopers に監査を依頼して、そこが監査報告書を作成しました。(運輸大臣自身が率先して、一般に公表するという意思表明したあとも月日が経つ中で曲折をへてようやく)28日に一般に公表されました。 報告書は公表に先立って、内閣で討議されたとのことです。
運輸大臣は、Port Klang 当局に対して、反汚職委員会と公共会計委員会にそれぞれこの報告書1冊を届けるようにと指示を出しました。

PriceWaterhouse Coopersはその報告書の中で書く、「ポートクラン自由貿区域プロジェクトの主要な目的は、ポートクランを全国の貨物センター且つ東南アジアでの物運送のハブに変換させることでした。しかしながら、非常なるプロジェクト費用、統括の弱さ、プロジェクト運営のまずさのために、このプロジェクトの実行可能性を弱体化させてしまいました。
2012年に破産する可能性があるので、ポートクラン当局が、財務省のソフト借款であるRM 46億を再構築する迅速な行動をとることが不可欠です。従って政府はポートクラン自由貿区域プロジェクトを実行可能なベンチャーに転ずるための断固として努力が必要となります。」

ポートクラン自由貿区域プロジェクトはの当初の費用はRM 19億でしたが、それがRM 35億に増え、さらに利子などを加えた総費用はRM 75億になりそうです。報告書の中で指摘された点のなかからいくつかを取り上げると:
ポートクラン当局は司法長官のアドバイスを求めなかった、また財務省の規則に従わなかった点がある
ポートクラン自由貿区域プロジェクトを、基本計画書が最終化される以前に、Kuala Gimensi 会社に開発契約を与えた
ポートクラン自由貿区域プロジェクトでは現在テナント率は14%に過ぎない、これでは収入が全く足りない
ポートクラン自由貿区域会社はその設立以来、欠損を続けている

(Intraasia注:またしても発生した、膨大な金をつぎ込みながら赤字に苦しんでいる大規模事業ですね。 理事長や理事には何人もの与党華人政治家がその職に就いて来ましたね。今後反汚職委員会などがどのように調査を進めていくのでしょうか)

【SPM試験の受験科目数制限】
中学校5年次の終わりに受験する、全国統一試験 SPM において、これまで受験する生徒は科目数に制限がありませんでした。昨年の受験生は45万人でした。教育省は来年度からこの科目数を最大 10に制限すると、教育相でもあるムヒディン副首相が発表しました。「何科目でも受験する方式は止めます。多数派である90%の生徒は10科目以下です。この件を能率化します、このことはまた奨学金授与を決める際にも容易になります。」 「親は子供をたくさんの塾に通わせる必要もなくなります。」
試験結果の評価システムも現行の 1A,B,C という方式を変更して、A+, A, A- にするとのことです。

(Intraasia注:いつも書きますように、ペーパー試験過剰評価且つ依存国家ですから、とりわけ最重要のSPM は毎年試験前後そして終わってからも話題を呼びます。生徒の統一試験の結果が発表されると優良者、優良学校を各紙が写真付きで載せてきました。10数科目でAだけを取った生徒を持ち上げ、このばかげた風潮を後押ししてきたマスコミ、その筆頭は華語紙、果たして報道姿勢をかえられるのだろうか?)

【未返済の客3人をチェーンでつないで2ヶ月間監禁していた高利貸し一味】
一般にAh Longと呼ばれる町の高利貸し業者から金を借りて返済できなかった者3人が、クアラルンプール郊外のSriKembangan にある軽工業兼住宅地の建物内に監禁されていた事件が発覚しました。この3人の男性は別々の借金の未返済のために高利貸し業者一味に強制的に連れ去られて、入居者の居ない建物内のトイレ兼檻に2ヶ月間監禁されていました。借金額はRM 1500から4000の範囲でした。その監禁方法は、手足と首をチェーンでつなぎ、わずかに水とパンだけを与えていたという、非人道的扱いでした。被害者はさらに暴行を受けていました。

警察は主犯グループに属すると見られる3人を逮捕しました、さらに一味がいるとみて捜査を続けています。この事件報道を知ったナジブ首相も、高利貸し業者一味の非人道ぶりにショックを隠せない発言を行いました。

(Intraasia注:掲載された写真をみると、その残酷さがわかります。動物園の檻の動物よりひどい扱いですね。高利貸しの引き起こす社会問題はずっと前からあり、この種の残酷劇は枚挙に尽きない感じです。)

5月28日の記事

【第1四半期の経済成長率は予測を上回る減少率】
中央銀行Bank Negara の総裁が今年第1四半期の経済成長率を明らかにしました。対前年同期比で マイナス6.2% でした。これまで多くのエコノミストの予測ではマイナス3.5%ほどでした。総裁は言う、「景気下降は予想より大きかった。今後の予測も弱含みです。第2四半期の成長は多分に外部要因に基づきます。しかし今年の下半期はよくなるでしょう。」

(Intraasia注:今年初め頃から政府や官庁筋は例えマイナス成長となっても小さな程度だと、言ってきました。その発言とは多少違う現実の数字ですね)

【未認定または偽のHalal マークを付けた非ムスリム経営レストラン】
Halalマークを付けた非ムスリム経営のレストランの中に、偽Halal マークがあることを、マレーシア語紙が暴露しました。偽Halal マークはRM 5000で買えるそうです。これはムスリム客を引き寄せようという策略です。Halal 食品に関してイスラム教発展庁が定めた規則や手順に従えない、問題を抱えた非ムスリム経営のHalalレストランの間では、こういったHalalマークは多いに需要があります 。 これまでの調査では、国内のレストラン施設のなかで、イスラム教発展庁が認証していない Halal マークを付けている数が 約5万軒あります。
Halal 産業発展公社によれば、いくつかのレストランが未認証のHalalマークを付けているとの理由で調査を受けています。

(Intraasi注:自動車車検、身分証明書、卒業証明書、ビジネス免許、タクシー運行免許、某国のビザなど多種多様な書類に偽物が横行していますから、Halal マークがその例外になるのは難しいと思いますね。今週のマレーシア 第536回「ハラル(Halal)飲食品の定義とそのお話」 で詳しく説明しています。ご覧ください)

【タイ深南部でまた爆弾と放火】
5年以上不穏化が続く、タイ深南部 3県の1つヤラー県で明らかに同時発を狙ったと思われる一連の爆弾、手榴弾、放火が未明に起きました。反政府武装ムスリムグループの反抗だと見られています。 まずヤラー市内中心部にあるホテル前で4時ごろ小さな爆発が起こりました、駐車中の車と窓ガラスの被害で終わりました。 その付近に2つの手榴弾が投げ込まれ、自動車展示場前の看板になど当たって破裂しました。 さらに別の場所で、2つの倉庫と家具店に放火がありました。一連の犯行で死傷者はでていません。

(Intraasia注:小さな襲撃と爆弾はしょっちゅう起きている様で、その中でたまにこうして中程度の外電記事になります。ヤラー市内中心部のホテルというのはごく限られた数しかないので、10数年来の我が常宿ホテルの可能性もあります。深南部、とりわけ一番馴染みあるヤラー市でこの種の犯行が報道されると、かなり気になります。)

【Google マップマレーシアが始まった】
Google はマレーシアに合わせた版である Google Map Malaysia を最近開始しました。Google Mapで既に以前からマレーシア地図は載っていました、今回の版では米国の地図と同じ機能が大体利用できるようになりました。新しい機能には、映画探しも備わっています。 klue.com.my 提供のイベントの一覧、iproperty.com.my 提供の住居購入者用の不動産のリストもあります。 

Google Map では種種のサービスを加えるためにそれぞれ分野でのプロバイダーと協力してきました。この新しい版では検索ができ、ビジネスリストでは利用者が掲載された電話番号にかけることもできます。Google Map Malaysia多くの機能が使えますが、使えない機能も多少あり、公共交通乗り換え情報、交通情報です。 ビジネス面でGoogle は企業がGoogle Map で自社を宣伝するように準備してきました。現在 マレーシアの会社10万社がリストに載っています。Google Map Malaysiaはボルネオ島部もカバーしています、ただし小さな町は依然としてカバーしていません。

5月27日の記事

【今年の経済成長率を下方修正する】
中央銀行が先日、マレーシアの今年の経済成長率予測を下方修正すると述べたことに関して、第2財務大臣は語る、「政府は現在までの予測である プラスまたはマイナス1%の予測を修正して、明日にも発表します。ただ今年の成長率がマイナス 1%を多少上回ることは間違いありません」 「RM 670億の経済刺激策は影響は経済に効果をもたらしています。来年は明るくなると確信しています。」

【マレーシアマイセカンドホーム参加者の住居購入率は低い】

よく知られた不動産及び不動産調査会社のHenru Butche Malaysia がセミナーの席上で明らかにした数字です。 2002年から2008年までにマレーシアマイセカンドホームプログラムに参加した人 11738人のなかでこの期間中に住居を購入した人は 510人だけでした、その購入総額はRM 4億です。同社の社長は言う、「もし参加者が皆住居購入すれば、年間1676の住居が売れるはずです、そうればRM 11億になります。」

さらに語る、「全国不動産情報センターの調査によれば、2003年から2008年までに全国で販売された住居の総ユニット数 756000 の内で、外国人が購入者の場合は 0.62%にすぎません。外国人に最も人気良い不動産は 価格帯がRM 25万から50万のものです。 」 この情報センターが調査した州は、スランゴール州、ペナン州、ケダー州、ジョーホール州、サバ州、クアラルンプールなどの7州でした。 マレーシアマイセカンドホームプログラム参加者の住居購入者で多いのは、中国人、英国人、日本人です。

「外国からの不動産投資家に、マレーシアの不動産は他国の不動産より価値ある、不動産の価値が安定していると信じさせることが、現在の課題です。外国人不動産投資家は馴染みあるところに投資しがちです。2008年のマレーシアの受け入れた外国人訪問者数は2200万人です。 その0.01%の人に不動産に投資するように説得できれば、2200 の住居が売れるのです。」 「マレーシアマイセカンドホームの目指すところとして、マレーシアの競争力をますために、不動産業界はマレーシア不動産 Inc の国際展示会に参加すべきです。」 マレーシア不動産 Inc は国際不動産投資の目的地としてマレーシアの不動産を売り込み且つブランド化するために政府のイニシアチブで設立されました。その主たる対象国は、シンガポール、韓国、英国、日本、香港、インドネシアです。

【マレーシア人の離婚原因において義母が占める要因が高い】
以下はマレーシアにおける離婚原因を調査した報告書 ”マレーシアコミュニティーと家族研究” に基づくデータです。調査組織は国家人口と家族発展庁、調査年は2004年です。

離婚の3大要因は 性格の不一致(42%)、配偶者の母親、不貞(12%)。他に比較的大きな要因は無責任。
インド人界においては、離婚の第一要因は、配偶者の母親です、つまり義母からの干渉がインド人の離婚の第1原因です、とのこと。第2は不貞です。
マレー人界においては、第1は?、 第2は不貞と一夫多妻を容認できないこと、
華人界においては、他民族に比べて不貞の要因は低い。
離婚の発生しやすいのは25歳以下と40歳以上。

(Intraasia注;下手な記事です、わかりやすく各民族の3つの離婚要因を列記すればいいのに、ごく一部を抜き出して触れているだけであり、この調査の全体像も細部もよくわかりません)

【北朝鮮の核開発実験に関するナジブ首相の発言】
北朝鮮の核開発に関するナジブ首相の発言。「地下で核の装置を爆発させるのは不適切な行為と見なします。そういった行為は東アジアに不安定化をもたらしかねないからです。核実権は行うべきではなかった。この問題は6カ国間での協議及び国連安保理事会での協議を通して解決されることを望みます。」

(Intraasia注:とりたてて主要な発言とはいえないような報道調子ですね)

【マレー鉄道が寝台料金を上げると発表】
マラヤ鉄道(KTMB)は寝台料金を6月半ばに値上げすることを発表しました。政府はすでに値上げを承認したとのことです。社長は語る、「1991年以来値上げしてないので、費用の増加に対応するものです。これによってマラヤ鉄道が利益をえるものではありません。」

5月26日の記事

【パハン州からスランゴール州への水移送トンネル建設は6月初め開始】
パハン州からスランゴール州へ水を移送するプロジェクトの一環として計画されている、水移送トンネル、長さ44km、の建設が6月初めから開始されます。総工費RM 40億のこの連邦プロジェクトは、2025年までのスランゴール州とクアラルンプールとプトゥラジャヤの水需要に対応するためのものです。トンネル建設はプロジェクトの最も重要な要素で、完成に5年かかると、プロジェクトの理事は、トンネル建設調印式で語る。プロジェクト完成後、水の移送において、スランゴール州はパハン州に年間RM 8000万の水代を支払います。

このプロジェクトは 4社:割合は JIM Corp が20%, UEM Builders が20%, Shimizu Corp が30%, Nishimatu Construction が30% に授与されました。このプロジェクト資金の多くは日本国際協力銀行を通じて借款され(日本のODAとして)ます。 「Nishimatu Construction が仕事をきちんとこなすと政府は信じているので、一般大衆からの疑問は起こってこないはずだ。」 西松建設 は日本での政治的疑惑に絡んだといわれており、2004年にシンガポールで100mの電車トンネル崩壊の責任があるといわれています。

(Intraasia注:5月6日の記事で、この件を詳しく載せました)

【マラッカ河口のスマトラ行きフェリー波止場】
マラッカ州のマラッカ川が海に流れ出る河口に位置する出入国管理兼税関検閲建物は、木造の波止場建物内にあります。この波止場からはスマトラ行きのフェリ-ボートが発着しています。 この出入国管理兼税関検閲建物を新造するプロジェクト、総額RM 3500万、は20%ほど進捗した状態ですでに2年ほど停止しています。 プロジェクト復活のために、州首相は連邦政府の援助をあおぐことにすると語りました、「公共土木省がプロジェクトの再入札を早急に行い新しい建設会社を指名することを期待しています。出入国管理兼税関検閲ビルの完成は、マラッカ観光に必須です。現在の建物状況はマラッカ州のイメージを損ねています。」

総額RM 3億2千万のマラッカ川美化プロジェクトの一環として、出入国管理兼税関検閲ビル建設は2007年2月に始まりましたが、建設資材の高騰などで停止してしまいました。

(Intraasia注:マラッカを訪れる多くの外国人観光客の一体どれほどがこのフェリー波止場のことを知っているのであろうか? 遊覧船乗り場とは違いますよ。船がスマトラとの間を毎日運行しており大多数の乗客はインドネシア人です、その内外国人労働者が占める割合が高そうです。利用者の多さにも関わらず建物は古く小さく非冷房で、まともな待合所さえもない。ランカウイの立派な波止場施設とは対照的なありさまです)

【妊娠中絶の費用】
生殖の権利を擁護する運動の組織によれば、マレーシアにおける妊娠中絶の割合は西欧諸国のそれより高くはないが、発展諸国のそれと同じようなものであるとのことです。アセアン諸国内で最高の国はベトナムで、3つの妊娠につき1回の妊娠中絶であると、この組織の議長である医師は語る。民間の複数の医院が無作為に調査したところでは、マレーシアでの妊娠中絶は 5回の妊娠につき1回とでています。

「マレーシアの公立病院で妊娠中絶が認められていないのは残念です。このことで多くの女性は中絶を遅らせ、闇市場での中絶が盛んになることを奨励してしまうことになる。従って多くの私立病院では中絶費用に高い費用を課している。中にはRM 2000から3000 を要求する病院もある、またRM 200から300の料金のところもある。」

【KLIA空港バスの切符販売カウンターの場所】
KLIA(空港)とクアラルンプールのKL Sentral 駅間を運行している Airport Coach バスは最近の大臣との会見の結果、KLIAでの切符販売カウンターを リムジンタクシーカウンターが営業している同じフロア、Block C に移動することになりそうです。大臣は、「バスにもタクシーと同様の客を得る公正な機会を提供します。」
Airport Coach バスはKLSentral 駅ではカウンターを設置させてもらえず、バン車内で切符を売っていると、不満と伝えました。

(Intraasia注:マレーシアの公共交通行政の一貫性のなさはいやというほど感じてます。空港バスの件はその1つであり、タクシー業者の”腕力”強さばかりが目立ちます。お世辞にも正確さとサービスが良いとは言えなかったKLIA空港バスは次第にそのサービス網が縮小され今では1路線だけです。且つ当初空港内の3箇所に切符カウンタがあったのに、今では発着場所にある1箇所だけですね。発着場所のカウンターは残し、昔のように到着ロビーのタクシーカウンターの隣でも切符を販売すべきです、はっきり目だつ看板を掲げてです。クアラルンプールと空港間をRM 10で乗れるのは、バスだけなのです。KLIA電車のtransit で1回下車する乗り換え法を利用しても、これほど安くはなりません)

5月25日の記事

【外国人労働者に対する入門コースのあり方に関する主張】
マレーシア雇用者連合は、外国人労働者に対する”入門コース”をその外国人労働者の自国で行うのでなく、マレーシアで行うようにと要望しています。連合の専務理事は言う、「この入門コースは外国人労働者にマレーシアに馴染む手助けにするためですが、マレーシアの慣習を知らない訓練提供者自身によってコースが開催されるかもしれない。我が連合はこの件を最近行った人的資源省との会議で取り上げました。そこで省の決定を見直すように申し入れました。」

最近人的資源省大臣が、外国人労働者と住み込みメイドがビザ申請する際に入門コースを義務つけることを、無期限に延期すると明らかにしました。この紹介コースは、10カ国の外国人労働者に対して、5月初めから義務付けられることになっていました。10カ国には、インドネシア、ベトナム、カンボジア、フィリピン、スリランカなどです。

連合の専務理事はさらに主張する、「入門コースはインドネシア人と南部タイ人に対しては不要です。彼らの多くはすでに(マレー)言葉や慣習を知っていますから。連合は雇用する会社自身が外国人労働者にコースを提供するようにしたい。会社は既にそういったコース内容を教えることができる訓練官を要しているかもしれないし、コースは1月から3ヶ月かけて週末に開催できます」 「会社はこのコースの費用を直接払うことにはなっていないが、コース費用は最終的に外国人労働者に負担させることになるでしょう。」 

「こういったコースは外国人労働者、とりわけメイドがやって来ることにおいて障害になるでしょう。」 「入門コースは外国人労働者がマレーシアに着いた後で行うのが良いです。この方が、言葉や慣習のレッスンを彼らにとってもっと実感をもてます。」

(Intraasia注:外国人労働者依存社会のマレーシアですから、まず現実的になるべきです。つまり外国人労働者は必要且つどんどんやって来る。外国人労働者の起こす問題、雇用者側の彼らへ待遇問題など、常に社会問題化しています。入門コースは外国人労働者がマレーシアに到着して、公的機関が数日間行うべきですね。会社自身が十分提供できるとは、いかにも雇用者連合らしい発想ですな。クメール語やネパール語やベトナム語の通訳が一体マレーシア全国に何人いるのか?皆無に近いです。こういう現実のした、仮に当局の行うコースでさえ十分に意思疎通ができないのは目に見えていますね。でもやらないよりやったほうがいいのは当然です、もちろんマレーシアでやるべきです。)

【度々改正されてきたマレーシアマイセカンドホームプログラム】
マレーシアマイセカンドホームプログラムを扱う認定代理業者は全国に 200社あります。マレーシアマイセカンドホームプログラムはこれまでも時々修正されてきました。今年2月のプログラムの規定変更は、認定代理業者から好意的に捉えられています。 認定代理業者の協会の議長は言う、「プログラムは以前のシルバーヘアープログラムが現在名に変更されて以来、大きく向上しました。観光省はこのプログラムの重要性を十分に知っています、経済成長に寄与し、何十億リンギットの金をもたらします。」 「多少の不満はあるものの、プログラムから益をこうむるものの多くは進捗に満足しています 。協会は政府、観光省のトップと緊密な関係を持っています。」

このプログラムへの参加者は通算12000人ほどです。「観光省は最近、お好みの訪問地として、また引退後の生活地としてマレーシアを売り込もうと、急激に乗り出しています、とりわけ中国と日本においてです。さらに省はカナダのようなその他の国でも展示会などを通じてマレーシアマイセカンドホームを売り込もうとしています。」 現在観光大臣は英国で観光呼び込み活動をしています。英国人のこれまでのマレーシアマイセカンドホームへの参加者は1500人ほど、これを1万人に増やしたいとの目標です。

「外国人は不動産を所有できますし、その不動産を売り払っても不動産利得税を払う必要はありません。」 と議長は語る。入国規定の緩和や観光省など官庁の売り込み努力で、今年のプログラム参加者は増えるだろうと、議長は見ています。

ある認定代理業者は語る、「マレーシアマイセカンドホームはマレーシアを世界に売り込むにぴったりの企画です。引退してマレーシアにやって来る外国人とマレーシアで働きたい外国人、とりわけ高い自己価値を持った人たち、を区別する必要がある。この2つのグループは全く違った意図を持ったグループです。マレーシアマイセカンドホームがこの2つを1つの範疇に入れてしまうと、我我代理業者を含めて皆を困惑させます。さらにプログラムが悪用されかねません。」

(Intraasia注:マレーシアマイセカンドホームの狙いは外国人にゆったりと優雅な老後生活を送ってもらい、そのことでマレーシアで金を使わせようというものですから、対象は裕福層の外国人であり、そのためにいろんな特典、まさに優遇措置です、が与えられます。今年のプログラム改正で種種の条件付で働くことも認めることになりましたが、プログラムの趣旨に合わないことだと感じます。この記事でも言及されていますね。)

【自動車保険の直接購買による割引に反対する代理店協会】
自動車保険の販売において今年7月初めから、顧客つまり保険を購買する者が保険会社から直接購入する場合、最初の年は5%の割引、2年目は10%の割引が得られることになります。これに関して、保険代理業者から、多くの顧客が直接購買するようになるのではとの心配が出ているが、それは非常なる推測で保証されたことではない、マレーシア一般保険協会が公式声明を出しました。「自動車のオーナーが代理業者に違和感なくそのサービスを評価する限り、保険代理業者は引き続き利用されます、」

自動車保険では、保険代理業者の利用率は全体の60% を占めます。協会は言う、「7月からの新方針は、直接購買者を益するものです。若い消費者は非常に移動性が高く、情報技術を知っていることも我々は知っておくべきです。」

一方マレーシア一般保険代理店協会は会議を開いて、割引を伴うこの新方針に反対を表明しました。「我々は署名運動を行い、中央銀行との話し合いも待ちます。この新方針は実施されて欲しくない。代理店の収入減に結びつきます。 フルタイムで働いている、2万の保険代理業者の下で働いている多くの者が職を失うことになりかねない。」

5月24日の記事

【スリランカ政府を支持するマレーシア】
(スリランカでは、タミール人組織 Tmail Tiger が島内の北部で分離独立することを掲げた軍事反抗を長年繰り広げてきました。ごく最近スリランカ政府は、このTigerを壊滅させることに成功しました。この内乱鎮圧の最終過程で、タミール政府・軍が多くのタミール人市民を巻き添えにした人権侵犯を犯したという非難が、西欧諸国の一部から強く出ています。)

この西欧からの問責に対して、スリランカ政府は無効にしようとしています。国連人権のためのコミッショナーは問責の声に答えて、戦争犯罪になるかもしれないこの件に関する独立して調査することに、同意を表明しました。西欧からのこうした動きに反発したスリランカ政府は、国連の人権委員会に宛てて、国家内の事柄には非干渉、その国の独立性と領土保全を尊重、という原則を決議草案を提出しました。 一方 西欧の中では、スリランカに関する特別会議を開くことを起案しています。

この決議草案に賛成するに12カ国にマレーシアも加わりました。その他国は、インド、パキスタン、ボリビア、キューバ、エジプト、インドネシア、フィリピン、ニカラグア、サウジアラビア、中国などです。スリランカ大統領は、西欧の言う、スリランカ政府とタミールTiger が犯した戦争犯罪の論を一蹴しています。国連の推定では、この内乱で26年間に8万人から10万人死んだとしています。

(Intraasia注:Tamil タイガーは数え切れないほどの回数の自爆テロで多数派シンハリ民族のスリランカ人を殺しました。国内で少数民族のまたは宗教徒の分離運動の目がある、またはそれを経験した国々がなんとなく目だつこの12カ国ですね。そういう国ではない、マレーシアがスリランカ側を支持している大きな理由はなんでしょうか? )

【マレーシアインド人政党から、スリランカ政府支持に反対の声】
一方マレーシアインド人与党政党 MIC の党首は主張する、「マレーシア政府がスリランカ支持を取り下げるように切望します。スリランカにおけるタミール人、推定140万人の心情を考慮して欲しい。スリランカにおける戦争犯罪人を裁く裁判所が組織されるべきです。スリランカ軍隊はその代償を払うべきだ。」

スリランカ政府は、内乱の結果生まれたスリランカ人の難民への援助にマレーシアが送ったUS10万ドルに感謝を表明しました。他国または国際援助団体を戦闘地区内にほとんど受け入れてないスリランカは、例外的にマレーシアの医療援助グループを認めていました。同医療グループは避難キャンプ内でクリニックを設営しました。

(Intraasia注:マレーシアインド人界の多数派はタミール人です。といってマレーシアインド人党が、タミールTigerを支持していたなんてことは、公式にはないです)

【行動党本部を家宅捜査した警察】
Pakatan Rakyat(野党連合)の行動党の本部、ペタリンジャヤにある、を警察が家宅捜査して、コンピュータ1台とDVD19枚を押収しました。12人の私服警官による捜査理由は、2日前にスランゴール州内で行われた、ペラ州州議会に関する無届の不眠集会に対するものです。この集会では行動党員ら16人が逮捕されています。 現場の責任者によれば、この捜査は印刷出版法に基づいて行われたとのことです。この捜査を聞いて駆けつけた、同党国会議員兼弁護士は反発する、「警察は捜査令状なく行ったので、これは正しくない。これは明白な私有不動産内への違法な侵入です。この件に対して、警察訴え届けを出します。」  行動党書記長でペナン州首相はいう、「恥ずべきことだ。警察は犯罪者に対して行動すべきであり、選挙で選ばれた者相手にすべきではない。」

(Intraasia注:治安関係者の中には、極めて強行的な発想と行動する勢力があることを示す一例ですね)

【クアラスランゴールの蛍減少に関して】
スランゴール州のKuala Selangor は蛍鑑賞地としてよく知られており、たくさんの外国人観光客もひきつけてきました。しかしこのところ蛍生息数の減少がしきりに報道されています。

マレーシア自然協会の専務理事は説明する、「Kuala Selangor川の水質の変化及び蛍と川の生命連鎖が均衡を失ったことが原因です。berembang の樹、カタツムリ、蛍幼虫、河流といったものは生命連鎖を構成している。この生息地域が破壊されて、蛍幼虫が危機に面しています。 蛍の棲む川の淡水率が減少して塩分が増えた。これは川の水質変化の警報です。」

マレーシア海洋科学協会会長は語る、「蛍幼虫は雨後の夜間に活動します。炎天下では泥の中に隠れています。よって我々の観察では蛍幼虫は相対的に減っています。政府はまずスランゴール川一帯のマングローブ林地を大量に買い上げて、蛍幼虫の住処が破壊されることを防ぐべきです。次に、国内大学の研究者と学生を日本へ送って、その経験を聞き、自分たちで蛍幼虫を繁殖させることを学ぶようにします。そして天候が悪化したりまたは環境が汚染された下でも、蛍幼虫が絶滅しないようにするのです。」

5月23日の記事

【ペラ州州首相の正当性を巡る裁判】
ペラ州では州議会議員の鞍替えの結果、州政権がBarisan Nasional(与党連合)側に移行しました。このことで、州首相や州義会議長の職を巡って任命、罷免、選出、辞任などの争いが両陣営間で起こり、訴訟合戦にもなっています。 

(スルタンの指示という形で)州首相職を除かれた、Pakatan Rakyat(野党連合)側の前州首相が起こしていた訴訟で、控訴裁判所は、Barisan Nasional(与党連合)側の現州首相が正式な州首相であると判定しました。1審にあたるクアラルンプール高裁の判定では、Pakatan Rakyat(野党連合)側の前州首相に職への復帰を認める判断を示していました。そこでBarisan Nasional(与党連合)側が控訴していました。

Pakatan Rakyat(野党連合)側の前州首相は、来週早々にも(国の最高司法機関である)連邦裁判所に上訴するとしています。「民衆が誰が州首相になるかを決める権利を与えられるべきです、裁判所が決めるべきではない。」 とこれまでの、州議会を解散すべきだという主張を繰り返しました。

ナジブ首相はこの判定に満足を示して、「州議会を解散するかの決定権は州スルタンに属することを、裁判所は再確認しています。現ペラ州政府が正当な州政府です。」

【ナジブ首相とシンガポール首相との会見で第3の橋の話題】
シンガポールを初の公式訪問したナジブ首相は、シンガポール首相との会見の中で、ジョーホール州とシンガポール間に架ける新しい海峡橋の件を提案しました。この第3の橋案は、ジョーホール州東岸のPengerangと Desaru地区から シンガポールに架かるものです。「人と物とサービスの動きに対応するのが目的です。東岸側はあまり発展してないので大きな可能性があるからです。プロジェクトのためにはまず適切な研究を行いましょう。」 シンガポール首相はこれに対して、好意的に応じてシンガポール側はこの件を話し合っていくことに同意しました。

(Intraasia注:まだまだ10年近い単位の年月がかかる話のように思えます)

【クアラルンプール -シンガポール路線にFirefly も参入する】
つい最近までクアラルンプール -シンガポール空路はマレーシア航空とシンガポール航空が独占していました。それが自由化された今では、格安航空のAirAsai, Tiger Airways, Jetstar Asia、さらにシンガポール航空の子会社であるSilk Air がこの路線に参入しています。非常に限られた便数として、Japan Arlines, Sri Lanka, ASirlines,AirFrance もこの路線に参加しています。自由化以後、この路線の往復運賃はそれまでのRM 840から 最低運賃 RM 200以下にまで下がりました。

マレーシア航空の子会社である Firefly がこの路線に7月から参入します。「運賃はすでに十分安くなっている。我社の参入が他社に影響を与えるとは思わない。」 とFirefly。 同社の有利な点は、唯一スバン空港から発着することです。業界関係者の中には、この有利さからFirefly はある一定のシェアを取れると見る者もいます。最初は日に3便から開始s、次いで4便に増やすとのことです。

(Intraasia注:Firefly は当初の東海岸路線を減らして他の発着地に変更したり増やしています。今度は有数の人気区間であるシンガポール路線に目を向けているということですね)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 366.0 を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1045で市場を終えました。

5月22日の記事

【プドゥラヤバスターミナルを巡る管轄大臣の発言】
内閣府の大臣が第2財務大臣らとともに、クアラルンプールのPudurayaバスターミナルなどを見学し、その後バス運行業者との懇談も行いました。この大臣の管轄下に商業車輛免許授与庁もあります。

見学後大臣の発表したところによれば、3つの点が実施されます:プドゥラヤバスターミナルの改装向上のために直ちにRM 3000万の予算を回します、タクシー運行許可発行を一時凍結する、バスターミナル内外での切符売りダフ屋の取締りを強化する。

クアラルンプールの中長距離バスターミナルの長期的解決策として、半島部南下バスのターミナルとして計画されている Bandar Tasik Selatan ターミナルを拡張して、北部方面と東海岸方面へのバス便も扱う総合バスターミナルにする案を考慮するとのことです。現在のPudurayaターミナルはクアラルンプール市内外バスのターミナルに変換し、且つ3段階で改装工事を行う: 現在地上階にあるバス会社切符販売ブースを1階に移す、食堂街を全て4階に移す、身障者に優しくする、

内閣府大臣と民間バス会社の人たちとの懇談で、RapidKLバスは国の補助を受けているので民間バス会社は同じレベルでは競争できないと、バス会社側は苦情を伝えました。大臣は民間バス会社側がRapidKLから路線を譲ってもらう可能性を示唆しました。 大臣は新規タクシー運行許可の一時凍結を決めました、「バスとタクシーの運転手は国が経営する経営する教習所で訓練を受けて、もっと職業意識をますべきです、ちょうど日本やドイツのように。」

バスターミナル内外で目に付く切符売りダフ屋については、「取締官を1日中派遣して取りしまらせる、捕まった者はただちに許可証を取り上げます。」

(Intraasia注:若い頃はともかく近年自分でカウンターで並んで切符を買ったり、バス車輛に揺られて乗り回ることがほとんどないであろう、この種の大臣のその場的発想の改善策にはいつも失望しますな。Rapid KL は公共バスであるからこそ、民間バス会社のように乗客が一杯になるまで発車しないという悪慣習をしないわけです。路線をmetroバスに渡したら、90年代と同じことになりますね。 大都市のバスターミナルを全て一元化するのは、一見便利に見えるけど事実は違います。Bandar Tasik Selatan 電車駅では一挙に増大する乗客をさばききれませんし、1日千台を超えるバスが1箇所のバスターミナルに集まるのは、道路混雑を耐え難いものにします。バンコクは方面毎に3箇所に分かれています。クアラルンプールも方面毎に現在のように3箇所または2箇所にするのが、結局は賢い長距離バスターミナルのあり方です。)

【検閲委員会の委員をもっと増やすべきだとの主張】
(映画公開に先立って検閲する)国家検閲委員会はわずか3人の委員だけによって運営されています) 「たった3人の委員が2600万人の国民を代表して映画をみて、これこれの映画は大衆が見てはいけないと抑え付けることは正しいのでしょうか?」 有名な芸能人で、現在は指名されて上院議員を務める Jin Shamsuddin は主張する。「検閲委員会はもっと委員を増やすべきです: 知識人や宗教人も含めるべきです。」 彼はまた語る、「ゴシップ報道を禁止すべきです。そういったものは混乱を招くだけです。」

【マレーシアのココア栽培とココア豆挽き産業】
国内でのココアのプランテーション農園業は1990年代以来落ち込んでしまいました。それはオイルパームの大量な植林のためです。1992年に国内のココア植え付け面積は42万ヘクタールでした、それが現在はわずか20万へクタールに減ってしまったのです。このため、植え付け面積とココア農園の回復を呼びかける声が起きました、主としてペラ州、クランタン州、パハン州、サバ州においてです。

面白いことに、作付面積は減ったのですが、ココア豆挽き能力は1990年の8万トンから2008年は36万トンに増えました。マレーシアは現在ではアジアで最大のココア豆挽きと加工のハブです。生産量では5番目です。

大規模プランテーション企業はココア作付けに興味を示しません、ココア作付けは小規模者にかかっています。その小規模者が国内の80%を抑えています。小規模農園家の興味を引き起こすために、政府は奨励策を取り入れています。 これによって小規模農園者の間ではゆっくりとしかし確実に復活が起きており、2006年以来年間2千ヘクタールの増加をみています。

マレーシアココア会議は、2009年の作付面積が25万ヘクタールに達する、ココア豆の生産量が32000トンになると期待しています。2008年にはマレーシアに輸入されたココア豆の量は42万トンになると推定されています。これが示すのは、地元産でのココア豆生産とココア豆挽き活動には大きな乖離があることです。
2008年のココア輸出額はRM 33億で、その多くはココアバターでした。マレーシアの輸出先は米国、ヨーロッパと日本です。

5月21日の記事

【ジョーホール州の新行政州都はシンガポール軍隊の射撃場から至近距離】
ジョーホール州の Nusajaya に位置す新行政州都であるKota iskandar はジョーホール海峡を挟んだシンガポールのLimChuKang道路からIkmほど離れているだけです。その道路近くにはシンガポール軍隊が使用している射撃場があります。距離2kmにすぎない射撃場の爆発音などがマレーシア側でも聞こえます。最近 Kota iskandarの州ビルに移転してきた公務員は、流れ弾の心配を語ります。

地元出身の州議会議員は、新州都が Kota iskandarに移転する前にすでに、この件を州議会で取り上げたのとことです。「この2日間状況は悪い。シンガポール軍の飛行機は低空飛行しており、この地の住民には迷惑です。たくさんの苦情を受けています。」  外交筋によれば、シンガポールとマレーシア側の間で射撃場に関しての公式話し合いは行われていないとのことです。「 Kota iskandarを建設する以前から射撃場はあった。シンガポール側を説得するのは容易ではないでしょう。」

(Intraasia注:狭い狭い海峡のむこうはシンガポールという地理位置にあるジョーホール州です。この地はなんでも太平洋戦争初期に旧日本軍が上陸した場所だそうです)

【インフルエンザA型(H1N1) 患者は経過良好、様子見の220人にはなんら症候なし】

保健省の長官が明らかにしました。インフルエンザA型(H1N1) に感染した2人の男女学生は隔離されていますが、順調に回復しており、21日と22日にそれぞれ退院予定です。この2人が乗った飛行機の乗客及び乗り組員の合計222人は現在家庭で様子見をしています、全員健康であるとのことです。「20日朝の時点でインフルエンザA型(H1N1) 感染確定者は依然として2人だけです。マレーシアで感染したという例は出ていません。」

【Astro衛星放送加入世帯の多さ】
マレーシアの衛星放送Astro All Asia Netwaork は加入視聴者の増加を期待しており、チャンネル数をさらに増やす計画です。Astro放送への昨年の新規加入者数は37万人でした。現在の加入者数は 265万人を数えます、これはマレーシア全世帯数の 45%にあたるとのことです。 Astroの視聴率は依然として増加しており、同社は今年放送向上にRM 1100億を投入するとのことです。

Astro放送は新しいTVパッケージ Mustika Pack を発表しました、3つのチャンネルのパッケージで月額RM 13です。この中の1つである B4Uチャンネルはマレーシア語字幕のボリウッド映画と音楽を見ることができるようになり、より人気を得ることになるでしょうと、同社社長は語る。

(Intraasia注: Astro 加入世帯はそんなに多いのですか、要するに通常の無料チャンネルだけでは満足できないということなんでしょう。 確かにあのアンテナの立っている家々、アパートはまことに多いと感じます。 Intraasia は若いときからまったくの非テレビ人間(反テレビではない)なので、衛星放送を見たいなどという気持ちにはさらさらなりませんが、ごくたまに食堂や友人宅で眺めていると、その瞬間だけはなるほど人気あるのはわかるような気がします)

【不道徳行為の取締りを当局に訴える】
クアンタン郊外にあるTeluk Cempedak 海岸とTeluk tongkang 海岸では、巨石の間の隙間でセックスしているカップルがおり、このことが訪問者や近所の住民に怒りを生んでいます。ある人は、不道徳にふるまっているカップルによく出会う、と言う。彼は海岸をジョギング中に巨石の間でセックスしているカップルを見かけたので、携帯で映像を7分間分を撮った、これを当局に示すつもりだと。 
この両海岸は以前から、10代の青年たちの行為を覗き見する者たちの好みの地だそうです。

前ボーイフレンドが撮ったヌード写真とセックスビデオを、インターネットに載せると脅されていると、27歳のサラワク州女性がMiriの警察に警察訴え報告を出しました。その女性によれば、別れ賃をよこせとの男の要求を断ったら、このように脅されたとのことです。2人の関係は大学時代から始まり、男は現在半島部で働いているとのことです。

(Intraasia注:いつも見て調べてるわけではないので断定はしませんが、タブロイド版の大衆紙はこのような性できごとを載せることがよくあるようです。またマレーシアではすぐこの種のことを、犯罪とはならないことまたは犯罪に至っていない段階で、当局、警察に訴えて、行動を取るように要求することが珍しくないですね。)

5月20日の記事

【チャイナタウンから外国人労働者一掃を前にして】
クアラルンプールのペタリン通り界隈、通称チャイナタウン、の露店屋台商売人は、クアラルンプール市庁の指示によって、雇っている外国人労働者を5月末までにゼロにしなければなりません。マレーシア人は長時間労働となるこういう環境では働かないというのが、最たる言い訳です。 クアラルンプール露店と小商売人協会は、マレーシア人がこういう商売で働くようにという雇用キャンペーンを始めました。「我々はシフト制を取り入れます。」

通称チャイナタウンの労働力の70%は今や外国人労働者だと言われています。協会の議長によれば、外国人労働者は月RM 1500から2000ほど支払われていると。露店屋台商売人はクアラルンプール市庁の指示に反発を隠せません、「マレーシア人を雇うのは容易ではない。」

クアラルンプール市庁が、今後外国人労働者を一掃すると明らかにしている対象の市場
ペタリン通り界隈、チャイナタウン:   露店小商売人数 773人  推定外国人労働者の数  2000人
Jalan Raja Bot (チョーキット地区):  露店小商売人数 1348人  推定外国人労働者の数  3000人
プドゥ市場 : 露店小商売人数 932人  推定外国人労働者の数  2500人
スラヤン市場: 露店小商売人数 864人  推定外国人労働者の数  2000人

(Intraasia注: これは古典的な雇用と労働力の関係です。つまり安くて且つ要求の少ない労働力を使える以上、現在の労働環境と賃金を上げなくてもよい、ということです。マレーシア人を雇えば、12時間以上の労働時間を減らし、且つ被雇用者福祉基金や交通費などを支給するという当然の労働条件が必要になります。そんなことしなくても長時間働くことをいとわず、余分な雇用経費のかからない外国人労働者がいくらでもいる、という図式です。露店小商売人は80年代と同じ思考方式で、雇用し儲けようとしているから、経済発展した現マレーシア社会でマレーシア人が働かないのは当然ですね。外国人労働者に依存した社会を享受しているマレーシアの典型面がこのチャイナタウン問題の根にあります)

【夜間長距離バスがまた事故】
夜間の長距離バスがまた事故を起こし、2名が死亡し、7名が負傷しました。このバスは21名の乗客を乗せてクアンタンを出発してトレンガヌ州に向かって走行していました。バスは運転を誤って対向車線に侵入したものと思われ、その際トラックと衝突しました。この事故でトラックの運転手と乗客が即死しました

これとは関係なく、警察庁本部の交通警察部門の長官が、交通暴漢 に対する刑を懲役必須にすべきだと述べました。「スピード超過や乱暴運転で人を危険にさらす、交通暴漢には懲役刑を必須にすべきだとの提案を、すでに運輸大臣に提出した。重い刑罰がこの種の交通暴漢に心配感を与えるようにするためです。」 現在、乱暴運転に対する罰則は5年を超えない懲役またはRM 5千から1万の罰金となっていますが、「ほとんどのその種の違反者は有罪となっても罰金を払うだけで終わっています。それでは軽すぎると思う」

(Intraasia注:まこと交通違反行為に対する罰則が軽すぎ同時に思い罰を求める社会意識が低すぎますね。だからバイクを始めとして危険な違反行為が日常茶飯事化しており、結果として死傷に結びついているわけです。 危険運転などして捕まった者を免停措置にすると生活に困るから、免停にすべきでないという世論が堂々とまかり通っています。)

【現金輸送車の被害はRM 800万だった】
クアラルンプールのCheras地区の路上で、警備会社の現金輸送車がハイジャックされて現金が強奪された事件で、 その正確な金額はわかりました、当初推定額の倍であるRM 800万でした。警察は内部関与の犯行の可能性も含めて捜査しています。警備会社の4人は4日間の拘置処置を受けています。

【ドラゴンボート大会をプトゥラジャヤで開催する】
Putrajayaで、マレーシア最大となるドラゴンボート競技大会が6月5日-7日に開催されます。これまでのところ、マレーシアチーム 30組、外国人チーム20組、合計1500人が参加を登録しました。外国人チーム:中国、シンガポール、ベトナム、インドネシア、英国、日本、タイ、フィリピン

「外国人訪問者とマレーシア人訪問者がプトゥラジャヤを訪れて、スリルに溢れたレースを見て欲しいと思っています。さらにこの競技大会は美しい景色をもったプトゥラジャヤを優れた観光地として外国人に紹介する機会でもあります。」とイベント主催会社はいう。この競技大会はPutrajaya市庁、観光省、ペナンドラゴンボート協会などの後援です。

(Intraasia注:ドラゴンボート大会は例年ペナンで開催されるのでよく知られています。今度はプトゥラジャヤでも開くということのようです。広い人造池がありますから、そこが会場なんでしょう)

【スランゴール州の公式オンラインテレビ兼ポルタル】
Pakatan Rakyat(野党連合)側であるスランゴール州政府はスランゴール州の公式ポルタル兼オンラインテレビ www.tvselangor.com/を立ち上げ、その開始式を州首相らの出席で行いました。また昨年から発行している公式州新聞 Selangor Kini のオンライン版 www.selangorkini.com を公式に立ち上げました。

州政府は各地方自治体の機密文書を解除することも考慮しており、州理事の1人は、州の公式文書で機密扱いを解除されたもの、されないものをはっきりリスト化していくと語っています。州首相は、このオンラインTVポルタルが偏向しているかどうかは、市民が容易にわかることだと、主張しています。

(Intraasia注: 州の広報テレビという体裁ですね。このページを開いて、TVの部分をクリックすると自動的にオンラインビデオが始まりますので、興味ある方はどうぞ)

5月19日の記事

【インド人界にまた政党ができた】
禁止団体に昨年指定された、ヒンズー教徒の権利行動の力グループ(Hindraf) の元幹部らが中心になって、また1つ新しいインド人政党である Malaysia Makkal Sakthi 党を設立し、社会団体登記庁はこれを認めたとのことです。同党創立者らは、インド人コミュニティーの期待に答えるべく、与野党に属せず中立の立場で行くと語っています。

Makkal Sakthi(民衆の力) 運動とHidraf が昨年の総選挙で多いに応援した人々たちからのインド人コミュニティーへの支持不足が、今回新党設立の1つの要因でもあると、創立者らは言う。「我々はPakatan Rakyat(野党連合)ともBarisan Nasional(与党連合)側とも話し合う用意がある。」

(Intraasia注:インド人下層大衆に急速に広がったといわれる影響力のあったHindraf が禁止され、その後曲折を経て今回の独自党創立という経過になったわけです。これでまたインド人界にインド人主体の党が増えました。与党陣営に3党、野党陣営では 行動党、公正党にインド人支持者・党員がかなりいます。人口の8%弱にすぎないインド人界は、インドの政界風景を反映してか否か、マレーシアでも群党化している歴史を繰り返していますね)

【LCCターミナル発のタクシー料金の値上げを考慮する】
KLIA(空港)の格安航空用 LCCターミナルはクアラルンプールからの距離では10Km以上 メインターミナウより遠いのですが現状では、空港タクシー運賃は多少安くなっています: クアラルンプール中心部までエコノミータクシーの場合 KLIA メインターミナル発 RM 67、 LCC ターミナル発 RM 61

商業車輛免許授与庁はこのタクシー運賃を近く見直すとのことです。庁の長官はいう、「格安航空用ターミナルだから多少安いという設定です。」 この件を発表した内閣府の大臣は語る、「ターミナルから出発するタクシーの免許の新規発行は、需要が増えるまで凍結します。タクシー運転手は、日に目的地まで3回走行していくことがほとんどできない、これでは毎日の必要経費をまかなえないと訴えている」 現在LCCターミナルに登録したタクシーは1512人とのことです。

(Intraasia注:ターミナル建物前のタクシーが停車して客を載せる通路・場所へ一般車輛が頻繁に入ってきます、しかも停車していることも珍しくない。メインターミナルでもLCCターミナルでも現象は同じです。 こういった自家用車族を甘やかす態度と思考がマレーシアの空港の自家用車・タクシー・白タクの入り混じった状況をより困難にしています。タクシー通路・場所にはどんな乗用車も認めないといった毅然とした態度が取れないため、しょせんいつまで経ってもタクシー乗車問題は解決できませんな。バス乗客は少し歩いてターミナルを出入りする、自家用車族もそうすべきなのだ。マレーシアの自家用車族の傲慢な態度と思考が変わることはないので、要は空港当局と取り締まり当局がどこまで毅然とし且つ一貫した態度を取れるかですね)

【現金輸送車のRM 400万が強盗された】
クアラルンプールのCheras地区の路上で、現金輸送車がハイジャックされて推定現金RM 400万ほどが盗まれました。事件は夜7時ごろ、ショッピングセンター前の道路に警備会社の車が停まり、あるテナントのその日の売り上げを集金するのを待っていました。突然覆面姿の男3人が現れて、警備車内外の4人の警備員をピストルで脅し、警備車が乗りさらわれました。その後安全装置の付いた警備車は1kmほどで走行できなくなったとのことで、まもなく警察がその車を発見しました。

強盗グループは警備車内の現金を持ちさられたようですが、警察は詳しいことを発表していません。警察幹部は、その警備会社の警備員4人を調査のために一時拘留しています。

(Intraasia注:これまでの警備会社の現金輸送車の強盗、襲撃事件では、警備員が強盗を手引きしている例が珍しくないことが報道からわかります。もちろん、今回の事件はまだ詳細がわかっていませんので、できごとの報道だけという形です)

【タイで本格的展開のCIMB 銀行グループ】
マレーシアのトップ銀行の1つである CIMB は(かつてのBank Thai を買収して名称替えした) CIMB Thai 銀行の新ロゴとブランドをタイで正式に開始しました。これはCIMB Thai を本格的にCIMB グループに統合化させるものです。

(Intraasia注:Bank Thai はタイでトップグループではないもののそれなりの支店を持つ銀行だったはずです。それが今やマレーシアの街でお馴染みのCIMB ロゴの銀行になったわけですね。CIMB はインドネシアでも現地銀行を買収しました、先日スラウエシの都市ではCIMB ロゴの銀行の前を何回も歩きましたから、インドネシア各地に支店があることでしょう。ラオスのヴィエンチャンにはCIMBの現地法人銀行があり、そのロゴを目にした時にはちょっと驚きました。IntraasiaはCIMB 口座を持っていますから、将来この3カ国で自口座から引き出せるようになったらいいですなあ)

【Akademia Fantasia 第7期が終了 】
(視聴者参加のスター誕生番組の中で最も人気あると言われる) Akademia Fantasia 第7期 の優勝者が先週末決定しました。1万人以上の観衆が集まった、Bukit Jalail スタジアムで行われた公開番組の中で、サラワク州出身 19歳男子のHafiz が優勝しました。 彼はこの日の得票の46%を獲得しました。
Akademia Fantasia 第7期の視聴者からの総得票SMS の数は6期より45%も増加したとのことです

5月18日の記事

【サバ州政府の民間病院建設と運営計画に反対の声】
サバ州政府は先ごろ、州政府が1軒の民間病院建設と経営に関わる計画を表明しました。その計画では、州政府翼下の会社が放棄されたビルの場所に RM 1億の病院を建設します。サバ州の有名なQueen Elizabeth 病院の病床数不足の問題を解消するというものです。一方、連邦政府は州政府の発表に先立って、サバ州医療センターをRM 2億4千万で買収することを決めました。この病院はもともと1986年に州政府が始めたものですが、1997年に民営化しました。その後この病院はDamai地区に新しい病院ビルを建設しました。

州政府のこの計画に対して、サバ州の野党の幹部は批判する、「州政府はその資源を公共保健システムの向上に仕向けるべきです。州政府は民間セクターと競争するビジネスを行うべきではない。」 「過去州政府は私立病院経営に関わったという過ちを繰り返すべきではない。 放棄されたビルを改造するというのは賢いことではない、そのビルは商業ビルとして建設されており、病院に適していない。」

(Intraasia注:マレーシアでは州政府が経営するような病院はありません。公立病院は実質的にはすべて国立です。サバ州がわざわざ自前の病院を建設運営という案は、多くの州で州政府ビジネスの効率面がしばしば疑われている事実がある以上、なんとなく反対論に耳をかしたくなりますね)

【インフルエンザ2人目の患者の及ぼす影響】
インフルエンザA型(H1N1) の感染者として確定された2人目の女子学生が、13日に LCCターミナルからペナンまでAirAsia 便に搭乗していました。そこで保健省はこの便の乗客101人に対して、自宅で隔離生活するようにと、指示を出しました。その飛行機の搭乗員はすでに勤務を離れて隔離状態に入っています。保健省によれば、インフルエンザの疑いありケースはこれまでに102人が報告されていると明らかにしました。

米国帰りの男子学生がマレーシア人初のインフルエンザA型(H1N1) 感染確定者となったので、彼の乗ってきた米国発マレーシア行きの便の乗客95人と15人の搭乗員は検疫状態に置かれています。まだ行方のわからない同機の乗客は24人います。

【ジャパンスーパーGT の前宣伝活動】
日本の自動車レースである Japan Super GT がSepang のサーキットで6月19日から21日まで開催されます。Sepang 国際サーキットでのレースは2002年からSuper GTの公式レースの一つとなっています。Sepang 国際サーキットの経営責任者は言う、「Super GT はマレーシア人観客が最も好むレースの1つです。日本の外で行われる唯一のJapan Super GTの場として誇りをもって開催します。アジアの中でマレーシアを売り込んでいく大きな方法です。 色彩豊かな日本レース車をサーキットで見るだけでなく、レースクイーンはいつももう一つのアトラクションです。」

レース入場料金は、主グランドスタンドがRM 100です、家族割引切符 4人用はRM 250.7歳以下の子供は無料入場できます。 レース宣伝活動として 20台の日本のスーパーカーが首都圏で特別展示を行い、いくつかの人気場所を訪れます。「スーパーカーの写真を撮るだけでも構いませんから、会場を訪れる皆さんを歓迎します。」 宣伝活動は17日から始まりました。

(Intraasia注:アルバイトやパートタイムを求人するマレーシアのサイトを先日たまたま見たら、Japan Super GT宣伝活動に携わる若い女性を募集しています。条件に "pretty" と書かれていました)

【公開中のマレーシア製映画の広告から】
「Sell Out!」   一部爆笑愛情血#歌舞劇 
製作・脚本・監督 Yeo Joon Han,    主演: Jerica Lai,  Peter Davis

昨年のベニス国際映画祭出品作、マレーシアコメディー

(Intraasia注:これまでの商業マレーシア映画とは違った、マレーシア社会を皮肉な調子で描く面もあるコメディー映画で、多少ミュージカル調にもなっています。いうまでもなく低予算映画で、英語、華語、広東語の台詞でマレーシア人だけの出演だそうです。Intraasia は気に入りましたので、ご覧になる機会があればどうぞ、と推薦しておきます。#は日本漢字にない字です)

5月17日の記事

【麻薬常習者に注射器を交換するプログラム】
17日は国際エイズ記念日です。 保健省によれば、マレーシアにおける人免疫不全ウイルス(HIV)感染はもっぱら麻薬注射使用による感染です。1986年から2008年末までに報告された感染者数の71%は 麻薬注射利用者です。 エイズ感染の広がりを防止する戦いの中でより害を減らす方策として、政府・保健省は注射器交換プログラムを取り入れました。まず3州で試験的に開始しており、来年には各州の最低1箇所で注射交換できるようになりそうです。

このプログラムは、マレーシアエイズ協会の翼下にある非政府組織の協力の下、政府保健クリニックを通じて波及させていきます。現在このプログラムに参加している保健クリニックは7箇所で、今年末までにさらに12箇所が加わる予定です。

2006年から5年間でRM 1億の国家HIV対策支出を政府は認めました、その中からこの注射器交換プログラムに、RM 4300万が使われます。2008年12月時点で、12230人の麻薬注射利用者がNGO下でこのプログラムに登録しています。加えて253人が保健クリニック下に登録しています。来年には15000人を登録させるのが目標です。マレーシアエイズ協会の会長は語る、「麻薬常習者のもっと多くの人にこれが届くようにするのは大きな挑戦です。目標は麻薬常習者の6割です。」 「注射器交換プログラムは今でも社会から否定的に捉えられています。」

【2人目のインフルエンザ感染者】
インフルエンザA型(H1N1) の確定感染者に2人目のマレーシア人がでました。最初の確定感染者となった米国帰りの男性学生と同じグループである女子学生で、彼女はその米国発のマレーシア航空機に乗っていました。早速ペナン病院に収容されました。

【プルフンティアン島での夜間秘密ビーチパーティーを自治体が急襲】
半島部東海岸のプルフンティアン島の人目につかない海岸で夜間秘密裏に行われていたビーチパーティーを、トレンガヌ州Besut自治体の取り締まり部隊が急襲しました。このためパーティー参加者の10代若者200人ほどは一斉に逃げました。取り締まり部隊は現場から、RM 9万相当のアルコール飲料、スピーカー、音響装置、向精神薬などを押収しました。このパーティー参加者は外国人を含めて Facebook を通じて集まったとのことで、自治体側は地元人からの情報によって、現場へスピードボートで急行しました。

その後自治体側は警察訴え報告を出しました。推測するに、パーティー主催者はこれまで ポートディクソン、ランカウイ、などで同じようなパーティーを開いていたとみています。このパーティー事件に憤慨したトレンガヌ州政府は、今後島でそのようなパーティーに関する密報を集める情報グループを組織するとしています。「今後そんな不道徳なパーティーが開かれることを察知したら、ホテル側や村人は直ちに我々に警告してくれるようになります。」 「そういうパーティー参加者で捕まる者に対しては、外国人であろうとマレーシア人であろうと、一切容赦はしません。」

【ジョーホール州東南端とシンガポールを結ぶ新しいフェリー航路が始まった】

ジョーホール州東南端からシンガポールとを結ぶ新しいフェリー路線が5月16日に開通しました。 Tanjong Pengelih 波止場総合ビル兼公共マリナ とシンガポールのTanah Merah フェリーターミナルをフェリーボートが運航を始めました。

(以前は小さな船着場であった)Tanjong Pengelih では工費RM 3900万をかけた改造増築工事が昨年終わって、波止場施設が完成し、税関・Imigresen 施設も整っています。 (ずっと昔から運行されている)Tanjong Pengelih -シンガポールChangi Village 間を結ぶボート運航において、乗客数が2007年の47778人から 2008年は48689人に増えました。

Tanjong Pengelih の波止場 -Tanah Merah フェリーターミナル間の新運行路開通式に出席した運輸大臣は語る、「このフェリー航路は旅行者をもっと呼び込むことになるでしょう。」 「この新航路は、比較的近くにある Tanjung Belungkorフェリーターミナルのフェリー運行ビジネスに影響を与えるのではなく、さらなる経済活動を呼び込むことでしょう。 新しくなったTanjong Pengelih の波止場が(従来の小さな)ボート運行だけに使われているべきではない」  大臣はさらに、ジョーホールバルにある国際フェリーターミナルからシンガポールのTanah Merah フェリーターミナルへの便も始める意向を語りました。

(Intraasia注:国境超えの好きなIntraasia はすでに10年近く前に、ジョーホール州とシンガポールを結ぶ全ての海路便と小波止場を現地訪問・乗船して、当サイトの「隣国との国境の超え方と情報」ページで詳細に載せていますよ、ご覧ください。この新聞記事によれば、Tanjong Pengelih の波止場がずいぶんと立派な波止場に生まれ変わったようです。Tanjong Pengelih はかなり不便な場所にあり、私が取材した当時は田舎バス便が数少なく運行していただけでした。もちろんタクシーはあります。恐らく基本は変わってないでしょうね、なぜならマレーシアはバス便をより便利にするという方策に出ようとしないからです)

5月16日の記事

【初のインフルエンザA型に感染したマレーシア人が確認された】
インフルエンザA型(H1N1) の確定感染者に初めてマレーシア人が加わりました。この人は13日に米国からマレーシアに戻った21歳の男性学生で、14日にSungai Buloh病院に収容され、15日にそのウイルスに感染したことが確認されました。現在隔離病棟に収容されています。彼の家族5人はその自家で隔離様子見を受けており、1週間続きます。

彼の乗ってきた米国発ストックホルム経由のマレーシア航空 91便に搭乗していたパイロット2人と乗客2人だけはすでに病院に観察収容されています。保健省は、同便に乗っていた乗客全員に対して、専用受け付け電話に連絡取るように訴えています。「クアラルンプールが単なる経由地という人もいるでしょうから、全ての乗客がまだマレーシアにいるということにはならないが、我が省は世界保健機構に報告します。」 「乗客は検査が受けられるように連絡してほしい、症状が出てから連絡するようなことはしないで。」 「感染した学生はKLIA到着時に症状を出していなかった可能性がある、乗客が空港の体温感知装置に感知されなかっただろう。しかしそれだからといって感染してないということにはならない」

【KTMコミューターは混雑緩和のためにディーゼル機関車輛を走らせる】
KTM コミューター電車でのラッシュアワー時混雑軽減のため、マラヤ鉄道は暫定的解決策を始めました。現在使われていないコミュータ車輛をディーゼル機関車に引かせて走らせています。マラヤ鉄道社長は、これは新しい電車輛が到着するまでの短期的対策だとしています、「この暫定電車は5月6日から シャーラム -KKLSentral区間で始めました。その後 Rawang - Seremban 区間でも取り入れました。今月末までにさらにこのタイプの電車編成を3つ加えます。新車輛または改装車輛は8月に配達される着予定です。」  今年これまでのコミューター電車乗客数は10万人近くになっています。」

(Intraasia注:編成と車輛が足らないと随分前から言われているコミュータ電車です。 確かに不足しているんでしょう、ただ乗客の電車乗り方にも改良余地ですな。日本の電車通勤スタイルを期待するのはよくありませんけど、観察すると、真ん中辺りは混雑してない、もっと全体に詰めれば詰められる、整然と上下車していない、などを感じますね)

【マレーシアも加わった広大な海域の海洋生物保護】
インドネシアのスラウエシ島の北部主要都市Manado で、地域の海洋生物を守るための ”サンゴ礁三角地帯の主導”と題した国際会議が行われました。この会議の内、6カ国首脳が出席したサミットの場にナジブ首相も出席しました。6カ国:主催国インドネシア、マレーシア、フィリピン、パプアニューギニア、ソロモンアイランド、ティモールレステ。ナジブ首相は語る、「マレーシアの占める部分は広くはないが、海洋資源を守る、維持する、利用するためにこの地域で行われるプログラムを支持します。マレーシアはさらにインドネシアにこの主導の事務局を置く提案に賛成します。」

このサンゴ礁三角地帯はこれらの国々の海域からなり、面積570万平方キロで、大洋のアマゾンとも呼ばれるとのことです。この三角地帯の中でマレーシアの占める海洋面積は38000平方キロです。 ”サンゴ礁三角地帯の主導”の活動のために、マレーシアはUS$100万を拠出すると、ナジブ首相は会議で明らかにしました。さらに ”サンゴ礁三角地帯の主導”はアジア開発銀行と世界環境機関から合計 US2500万を受けるとのことです。 他の5カ国もU$100万から500万を拠出することを約束しました。

「マレーシアはこの主導プログラムによって、例えば海草と真珠の養殖、エコツーリズムといった代替の経済活動を創出することで益を得ることを期待しています。」とナジブ首相。

(Intraasia注:国家規模からいえば100万米ドルなんてたいした金額ではないように思えます。援助なしには国家経済が成り立たないであろう、ソロモンアイランド、ティモールレステが多くの予算をこの種の活動に出せるとは誰も思わないでしょう。こんな広大な海洋の保護監視活動は簡単ではないでしょうし、現実としてこの海域における日常活動、漁業や観光活動から海洋資源をどのようにして守っていくのだろうという素朴な疑問が沸きますね。 たまたま先月Manado 訪れた際、空港内外にこの会議の垂れ幕などがいくつか飾ってありましたが、街にはなんらそれらしきお知らせがなかったので、まさか首脳陣が出席するとは思いませんでした)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 363.0 入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1014で市場を終えました。

5月15日の記事

【ペラ州政治混乱に対するナジブ首相発言】
ペラ州の政治状況が混迷している折、ナジブ首相はPakatan Rakyat(野党連合)側と話し合う可能性を示唆する談話を語りました、「我我は、Pakatan Rakyat(野党連合)側がなんらかの前提条件をつけなければ、彼らと話し合うのはやぶさかではない。ペラ州議会選挙を恐れているわけではない。しかしこの選挙を宣言するのはペラ州スルタンの専有権限です」 
Pakatan Rakyat(野党連合)側の指導者 アンワル元副首相はナジブ首相と会談する用意があると語っています。

【密出国ボート代は1人 RM 300】
ジョーホール州東部の最南端にあるPengrang の沖でのボート沈没事故に関して、ジョーホール州警察のトップは語る、「違法活動グループによってPengrangが密入出国に使われているので、専門チームを組織して捜査したい。 Pengrang からはインドネシアのBintan島または Batam 島までわずか20分もあれば着いてしまうから、使われているのであろう。我々はこの種の違法活動グループを捕まえます。」

マレーシア水上警察の幹部は語る、「何人かの生存者はバタム島に泳ぎ着いたと、インドネシア当局から知らされた。しかしその数は知りません。」 「密運び人グループはボートに乗る者1人当たりRM 300を要求している。彼らは夜間出航している。我々はいくつかの当地の密運びグループをすでに特定しているので、取締りを行います。」 マレーシア当局は生存者捜索を終えました。

(Intraasia注:ジョーホールバルの国際ターミナル波止場からちゃんとしたフェリーボートがバタム島との間を毎日運航しています。1人RM 100もしないはずです。しかし違法に密入密出国したい者はRM 300で島に行けてしまうんですね。インドネシア人であればそこはインドネシア領、よってパスポートに入国印なくてもなんら関係ありませんからね。こういうボート活動している人間って大して罪意識なくやっていることでしょう、単に人を運んで割りよく稼いでいるだけだという観念でしょうな)

【Rapid Peangバス車内でWiFi サービスを試験提供】

ペナン州内で運行する Rapid Peangバスは、テストとしてWiFi サービスをバス内で提供する無料サービスを始めました。 このサービスが利用できるのは Weld Quay発の2ルートの2輌です:101番 バトゥフェリンギ行き、 401A  空港経由Balik Plau行き。  インターネット接続 3.5ギガビットのこのサービスは3ヶ月間続けて、乗客からの反応を調べます。その反応が良かった場合は、他のRapid Peangバスにもサービスを広げる予定です。

「新車両が200台今年末までに順次到着するので、このサービスを取り入れます。」 とRapid PeangバスのCEOは語る、「比較的長い距離のバスを選び、旅行者にも無料WiFi が利用できるようにしました。 大きなステッカーを車内に貼って、無料サービスを知らせています。」

(Intraasia注: まあ、あっても悪いサービスではないけど、必要だとは全然思いません。前提としてWifi可能ノートパソコンが必要であり、且つ座る必要がある。バス座席は極めて限られています。果たして何パーセントの乗客が利用するのでしょうね。 401A  空港経由バスで使えるとのことですから、運よければその車輛にあたるかもしれません。もっともペナン空港でRapid Peangバスを利用する外国人旅行者の極小さをまず指摘しておきます。現状では旅行者の大多数はバスの存在も知らないでしょう。) 

【マレーシア航空の広告から 】
週末特別セールス  5月16日と17日のみ
表示料金は空港税、保険代、運営費などその他全てを含んだ料金です。マレーシア航空ホームページ www.malaysiaairlines.comでインターネット購入できる最低料金の場合。

クアラルンプール発 国内または シンガポール/ブルネイ 行き 片道料金
飛行時期 2009年6月17日から12月31日まで
RM 9  +  機内食、預け荷物20kg + 国内 RM 37 またはシンガポール/ブルネイ RM 91
飛行時期 2010年1月1日から3月31日まで
RM 0 +  機内食、預け荷物20kg + 国内 RM 37 またはシンガポール/ブルネイ RM 91

クアラルンプール発アセアン各国行   飛行時期は 2009年6月17日から10月31日まで
メダン RM 199、 プーケット/バンコク/ ジャカルタ RM 200、 ジョグジャカルタ RM 220、 ホーチミンシティー RM 249、 バリ RM 250

(Intraasia注:日本でこの種の広告スタイルはこれとは恐らく違うでしょうけど、マレーシアではこの方面に興味ある方ならごくお馴染みのマレーシアの航空会社各社の広告スタイルです。90年代は代理店に電話したりして多少でも安い料金を探したものですが、今やインターネットで手軽に、そして期日と曜日次第では当時よりぐっと安い料金で買えるようになったわけです。 )

5月14日の記事

【ジョーホール州東南端沖でまた発生した違法な人運びボートの沈没】
ジョーホール州東部の最南端にある)Pengrang の沖で、繊維ガラス製のボートが沈没して30人ほどが行方不明・水死となりました。ボートに乗っていたのは、マレーシアから密出国しようとしていたインドネシア人ばかりと見られています。 マレーシア当局は海と空から捜索を続けており、これまでに6人の溺死体を回収しました:女性3人と子供3人。 

この沖の海域では4月末に同じように(密出国しようとしたと推測される)パキスタン人一家6人がボート転覆のため水死しています。水上警察の幹部寄れば、今回のボートは 同じく最南端にある Sungai Rengitを出て、インドネシアのBatam島に向かっていたとのことです。「波が荒いことに加えて、ボートは過剰に人を乗せていたと思われる。さらに溺死体が見つかるでしょう」 いくつかの携帯電話、出生証明書、パスポートなども発見されました。

マレーシア沿岸警備隊の指揮官は言う、「ボートは Lima 島沖 3海里付近で沈んだであろう。 2機の船外エンジン付きの繊維ガラス製のボートをマレーシア海軍が見つけて、Pengrang 波止場まで引っ張って来た。」 ただこのボートがその沈んだボートかの確認はまだとれていません。 最初生存者という男がこの沈没を火曜日夜警察に知らせてマレーシア当局は捜索にはいったのですが、死体が見つからず、悪ふざけと思ったとのことです。

(Intraasia注:ジョーホール州東部の最南端辺りへ行くとビンタン島が見えます。見えるからといって大丈夫とはならないことは、この種の事故が証明していることでしょう。夜間小さなボートで見つからないようにこっそり出航すること自体、危険を伴いますよね、ボート船頭の言葉を信用して乗った、自ら選んだ密出国しなければならない事情にあったということを考えても、彼らインドネシア人の危険に対する意識の違いを大きく感じます。 最新コラムで書いた、4月後半のスラウエシの旅で私はマナド波止場でしばし眺めていました。もうこれ以上隙間のないほど人を乗せた小さな船が波止場にちょうど着きました。1時間半ぐらい離れた沖の島との間を航行している船だそうです。たとえ救命具があったとしても乗客に行き渡らないのは目に見えています。積めるだけ積んで航行するごく普通の慣行だと私は知っています。その島へ行きたいなと考えていた私は、その日午後島への便はもうなかったので乗らなかったのですが、こういった危ない船に乗るのは正直いって気が進みません。しかし自分で高価なチャーター料を払わない限り、満員船に乗るしか手がないのも事実です。こういう現場を見慣れた者として、この種の日常に慣らされたインドネシア人下層大衆の、水難危険に対する意識の違いをまざまざと感じる時です)

【ペナンヒルのケーブルカー改修プロジェクトは連邦政府が行うプロジェクトである】
ペナン島のペナン丘の麓から山頂まで運行されているケーブルカー施設を改修するプロジェクトが明らかになったことに関して、ペナン遺産基金などNGOがペナン州州政府を批判する調子の談話を先ごろ発表しました。これに対して、ペナン州首相は反駁する、「改修プロジェクトは連邦政府が行うプロジェクトです。州政府が責任をもてないことに責められるゆえんはない。ケーブルカー改修プロジェクトに関する入札期間を引き伸ばして欲しいという州の要求を連邦政府は拒否しました。連邦政府の行う入札は既に終わりました。とにかく改修工事が数ヶ月以内に始まることを期待しています。」

改修工事では車輛、線路、ケーブル、山頂駅、中腹駅などが含まれます。「問題は改修後、車輛が直接山頂まで行くのか、それとも現行のように中腹で乗り換えるのかということです。ケーブルは1,2年ごとに修理する必要がある。」  「Pakatan Rakyat(野党連合)側の州政府になってから、ケーブルカー設備にRM 60万を費やしました。関与する人たちとNGOは観光省か公共土木省に意見を伝えてください。 連邦政府は遺産要素は維持すると語っています。」

ペナン遺産基金は、この改修プロジェクトはペナンの重要な遺産を変えてしまうものだ、不必要で無責任だと批判していました。

【マレーシアで拘留されているフィリピン人容疑者の引渡しをフィリピンが求めている】
2000年にサバ州シパダン島で外国人旅行者11人を含むリゾート従業員ら21人が、フィリピンのムスリム武装反抗グループに拉致される事件が起きました。その後身代金を払って人質は解放されました。 (これとは直接関係なく)その後マレーシア国内でフィリピン人4人が別々に当局にいくつかの違反要件で逮捕され、拘留されています。つい最近フィリピンは4人のフィリピン人は 拉致事件に関与していたとして、マレーシア当局に引渡しを要望したとのことです。 問題のフィリピン人容疑者はフィリピンでは起訴されています。

【プドゥラヤ周辺で深夜到着の1人旅行者を狙っていたならず者グループ】
夜間中長距離バスでクアラルンプールに到着する、深夜の1人旅行者、とりわけ外国人、を狙ったならず者グループが警察に逮捕されました。警察幹部は言う、「グループがその旅行者が街を知らないと判断すると、サービスを提供すると獲物に近寄っていく。1人はタクシー運転手を装い、その後あらかじめ決めた地点でもう1人がその車を停めて乗り込む。そして人気のない場所へ車を持って行き、被害者を殴り、強奪します。」 

このグループは女性1人を含むマレーシア人5人組とのことで、すでに今年Puduraya一帯で30件の強奪に関わっていたと警察はみています。このうち20代と50代の2人が逮捕され、残り3人を追っています。 犯人グループは赤白タクシー車輛 HB 6571及び HWC 4394 を使っています。 
情報をお持ちの方は、警察の友 電話 03-2115 9999 または警察署に通報してください。

(Intraasia注:東南アジアの大都市にはこの種のあくどい奴等が獲物を待っています。バンコク、ホーチミンシティー、ジャカルタ、クアラルンプールなど多かれ少なかれいると思っていた方がいいでしょう。時にはタクシー運転手、時には客引き、時には強奪スリ、時には偽警官を装い、獲物に寄っていきます。 頼みもしないのに、よって来る、声をかけてくるやつにろくなやつはいませんね。よく知らない大きな都市に夜遅く着くのはできるだけ止めるべきです。そうせざるをえない場合は決して口車に乗らない、自分1人だけになるような状況を避けましょう。)

5月13日の記事

【ペラ州政界混迷また1つ】
混迷するペラ州政界の不安定状況の下でまたままた変化がありました。11日にクアラルンプール高裁が下した、Pakatan Rakyat(野党連合)側州首相が正当なる州首相であるという判断に対して、Barisan Nasional(与党連合)側が起こした訴えにおいて、12日控訴裁判所がその(一時)執行停止を認めました。 高裁判断によって3ヶ月ぶりに再度州首相職に就いたPakatan Rakyat(野党連合)側議員はその日の夕方州首相事務所を去りました。11日夕方州首相事務所を明け渡したばかりの、Barisan Nasional(与党連合)側の議員が、控訴裁判の開始を待つ形で、再度州首相職に就きます。

マレーシア弁護士協会の副議長は、Barisan Nasional(与党連合)側の州首相は暫定州首相であり、州議会の緊急召集はするべきではないと、語る。「弁護士協会は、裁判官の決定ではなく、ペラ州有権者の声で最終的に決めるべきだという、以前からの立場を維持します。」

Pakatan Rakyat(野党連合)側の前州首相は主張する、「控訴裁判所の決定は誰が正当なる州首相かに疑問を呈することになった。この決定はペラ州を半身不随の状態にしている。州政府が誰であるかを決めるのは裁判所でなく州民であるべきです。」 行動党の相談役である国会議員は語る、「ナジブ首相は民衆の信頼を得たければ、ペラ州の政治混乱を長引かせておくべきではない。」

(Intraasia注:これだけ混迷しているのですから常識的に考えれば、議会解散で州民の選択に任せるのが良さそうに思えるのですが、Barisan Nasional(与党連合)側は拒否していますね。)

【安全要項に従っているバス会社のリストを公表するという声明】
マレーシア道路安全研究所は近く、道路安全庁の安全、保健、環境行動基準に合致した、バス会社を網羅したリストを公表すると明らかにしました。研究所の所長は説明する、「バスの事故件数は昨年、2007年に比べて36%減少しました。これは22のバス会社が行動基準に従ったからです。」 「国内187のバス会社全部がこの安全要項に従うまでに5年間はかかるでしょう。なお安全要項は(現在)必要条件とはなっていません。」 「このリストを公表すれば、利用者は安全要項に従っているバス会社とそうではない会社を区別できるようになるでしょう。」

(Intraasia注:どの程度明確に記されたリストが公表されるのか、楽しみですな)

【クアラルンプール国際空港への到着者数は前年比でほとんど減っていない】

世界的景気の低迷にも関わらず、マレーシアの飛行便到着者数にあまり変化は起きていません。マレーシア空港会社によれば、KLIA(空港と) LCCターミナルの合計到着者数において今年第1四半期は870万人で、これは対前年同期比で 0.6%だけの減少です。その内、格安航空用のLCCターミナルに到着した人の数は380万人で、31%の増加です。一方KLIA のメインターミナルは490万人です。 

(Intraasia注:記事の書き方が下手なのか、空港当局の発表が意識的なのか知りませんが、要するに LCC ターミナルへの大幅増加でこの合計数字を保っているということですね。いかに格安航空の利用者数が好調かということでしょう)

【華人若者層に対象を絞った携帯電話パッケージ会社】
携帯電話業界にまた新しい会社が参入しました。 モバイル仮想ネットワーク業者として参入した XOX Com社は独自の通話帯領域もネットワークインフラも所有していません。その代わり同社は Celcom からそれらをリースしています。 同社はCelcomのネットワーク上で、同社の顧客向けに独自の携帯電話サービスに活用していきます。そこでXOX Com社は 010プリペードパッケージを発売開始しました。

同社の主対象層は 華人青年層、13歳から28歳、であり、その層に受け入れられる料金体系とのことです。プリペードパッケージの料金体系は、通話が最低 分当たり20セント、文字通信が7セントで、第3世代通信のデータ通信料金は 10KBあたり 10セントです。スタートパッケージはRM 8.8 です。同社は力を入れる内容として、華語での風水、携帯ゲームなどとしています。「年末までに20万人の利用者を見込む。」とのことです。 www.xox.com.my

(Intraasia注:4社ある携帯各社に加えて、特定市場向けに小企業が参入したということなんでしょう。 すると携帯の番号は 010- なのだろうか?) 

5月12日の記事

【高裁がPakatan Rakyat(野党連合)側の州首相が正当なペラ州州首相であると宣言】
(ペラ州議会は2月初めに3人の州議会議員の陣営替えによって、州議会多数派がPakatan Rakyat(野党連合)側からBarisan Nasional(与党連合)側に僅差で移行し、州首相はペラ州スルタンの任命によってBarisan Nasional(与党連合)側の州首相に交代しました。そこでこの数ヶ月間両陣営の間で激しい争いが起きています。

州首相職を剥奪された形のPakatan Rakyat(野党連合)側のPAS党州議員である前州首相は、これを無効であるとして裁判に訴えていました。クアラルンプールの高等裁判所は11日前州首相に対して、その職を明け渡したわけではないという宣言救済措置を認め、前州首相が引き続き州首相職にあると宣言しました。高裁はさらに、Barisan Nasional(与党連合)側が推すUMNO党議員である州首相は州首相職に就く権利を持たないと、宣言措置を行いました。

裁判官は判決の中で述べる、「Pakatan Rakyat(野党連合)州首相はペラ州スルタンに州議会の解散を進言した、しかしながら州議会は解散されず、議会の決議もなかった、州議会の州首相に対する不信任動議もなされなかった、さらに州首相自身辞任していない。」 
高裁はさらに、Pakatan Rakyat(野党連合)側の直前州首相またはその代理人が州首相の責任と権限と義務を遂行することを防ぐという、差し止め命令も認めました。

一方、Barisan Nasional(与党連合)側が据えて州首相職にあった、直前州首相はイポーで話す、「高裁の決定を広い心で受け入れます、次の手段として法的措置に訴えます。両陣営の支持者には冷静であるようにと訴えます。」 ナジブ首相は、Barisan Nasional(与党連合)は高裁の判断に対して控訴すると語り、州民に対して冷静になるようにと訴えました。「新たに州議会選挙をするというのは、スルタンの決定権限です。すぐにスルタンに会う予定はありません。」

正式な州首相と裁判所に判断された、前州首相は、スルタン宮宛てに早急に手紙を出してスルタンとの会見を得、そこで州議会の解散を提案するとしています。

ペラ州警察は夕方機動隊を派遣して州事務局のある建物を立ち入り禁止にしました。州警察トップ幹部は、「違法な集まりが州事務局周辺で行われないようにします。」

(Intraasia注:マレーシアという国は分類すれば立憲君主制ですが、権力なき君主制では全然ありません。君主すなわち各州のスルタン権力は単なる儀式上だけではなく、宗教面はいうまでもなく政治的任命権も有しているということから、法律憲法の解釈と施行において、政治勢力の間で違いが出ていることが、今回の政治劇の背景にあります)

【工業生産指数は3月も下落した】
工業生産指数において、3月は対前年比 14.4%の減少でした。2月は14.6%の減少です。3月の指数低下の要因は、製造業 -19.%、電気 -8.9%などです。今年第1四半期を昨年同期と比べると、16.3%の減少です。製造業の減少要因として、電子電気分野で -36.9%、 木材製品・家具・紙製品分野で -25%、石油・化学・ゴムプラスチック分野で -10%です。以上統計庁の発表から。

【禁止されたHindraf を今後どうするか】
国内治安法で拘留されていた、ヒンズー教徒の権利行動の力グループ(Hindraf) の指導者5人がこれで全て釈放されたことで、権利行動の力グループ(Hindraf)は政府は禁止団体に指定した決定を見直すべきだと主張しています。内務大臣は、「彼らが内務省に見直しを求めるのであれば、その要求を出しなさい。私は考慮をします。しかし現時点ではその禁止指定は以前と同じです。」

(Intraasia注:インド人大衆にかなりの影響力を持っているといわれる、政党ではないインド人自身の運動体 Hindraf と政府の対応が関心を集めているようです)

【Rapid Peang バスが身障者に優しいバス車輛を多数導入する計画】
Rapid Peang バスは身障者に優しいバス車輛を導入していきます。すでにスエーデン製の原型 2台が州内路線を走行しており、今後段階的に増やしていくと、Rapid Peangの経営責任者は語る。この原型車には、シートベルト、特別なブザー、油圧作動システムが装備されています。油圧作動システムで車輛を多少低くし、車椅子の乗車を助けます。また理科大が運転手らに対して、身障乗客の手助け方法を訓練したとのことです。「 身障者コミュニティー向けに、こういったバスが利用できることを知らせるキャンペーンを来月行います。」 

「スエーデン製の新型車は軽量です、現行車輛の中国製より価格面で2倍もします。」 「クアラルンプール圏のRapid KLバスでは身障者に優しい車輛は30台だけです。」 と経営責任者は語る。 Rapid Peang バスは現在州内に150台を運行しており、内110台がペナン島、40台が本土側です。将来バス車輛 200台が身障者に優しいバスになるとのことです。

ペナン島自治体がRapid Peang バスをリースしてジョージタウン市内だけでシャトル運行している、無料バスサービスに関しては、利用者の反応は好評とのことです、「日に平均して1500人が利用しています頻度を増してほしいというリクエストが強いです。」 同社はペナン州政府に対して、Sungai Nibong に車庫兼運営ビルを建設する提案をしています。

(Intraasia注:ペナン州のバス網はRapid Peang バスで大きく向上したように思えます。降車乗車口の広い低床の車輛によって車椅子の乗車も容易になるということのようです。)

5月11日の記事

【21人を出産したペラ州の華人妻の一家】
ペラ州Grik 地方のKanpung Kuala Rui に住む華人夫妻が国内で最もたくさんの子供を持つ家族といえます。ペラ州馬華公會(MCA)は母の日にちなんで、最も子沢山母親賞をこの女性、49歳、に授与しました。この母親は16歳で結婚後してから2002年までに18人の子供を育ててきました。夫は地元の木材工場で働いています。全部で21人出産した内、2人を他人に養子としてあげ、1人は間もなく死亡したとこことです。

自分の子供を育てるのは卒業して、今は孫の面倒を見ていますと、彼女は語る。孫とその親はこの夫妻と同じ家に住んでいます、そこでこの夫妻の家族は依然として拡大しています。

【マラッカ州で発生している髄(脳)膜炎】
マラッカ州にある 道路交通庁アカデミーで、訓練生の間に髄(脳)膜炎が発生しており、病院に収容された人数が20人に増えました。これまでに449人の訓練生とスタッフが検疫を受けており、そのうち93人が隔離されています。保健大臣は、この発生はインフルエンザA型とはまったく関係ない、と発表しました。このアカデミーで髄(脳)膜炎発生が確認されたのは5月7日でした。

【強盗容疑の一味5人全員は射殺された】
スランゴール州Sungai Bloh地区にある  Sungai Bloh 病院の裏手に簡易式で建てられた家を警察の部隊が急襲しました。この簡易家には強盗団が隠れているとの一般通報に基づいて警察が行動したもので、警察は降伏を呼びかけました。しかし賊は銃を一発発射し、刀で反抗してきたので、5人全員が射殺されました。 この一味は20件以上の強盗に関わっていたと警察は見ています。

【ダヤックという民族呼称を巡る発言】
サラワク州の最大先住民族であるイバン族中心としたグループ民族呼称として、Dayak という単語が使われています。 この呼称に関して、サラワク州出身である田舎と地域発展省副大臣は主張する、「 Dayak という言葉は1820年代に当時の植民地主義者らが、州内の26の非ムスリム民族・部族を総称するために使ったことに由来しており、我々は使うべきではない。この単語には文明化してない、洗練されていない、低クラスといった負の含意を持っているので、使用をやめるべきだ。実際、州内の非ムスリムコミュニティーの指導者陣の中から数年前に、政府はこの単語を使わないようにと提案した者もいます。この提案には民衆と指導者の間に暗黙の支持があると思う。だから私は再度政府に対して、Dayak という単語の使用を止めるようにと呼びかけます。」 彼はサラワク州Dayak 全国労働組合の支部の会議で語りました。

「サラワク州の先住民族は州人口の半数以上を占めるのに、それぞれの部族グループとして認識されていません。例えば公的な書式をとれば、その民族記入欄には”マレー人” ”華人” インド人” ”その他”となっています。いわゆるDayak がサラワク州で最大グループであり、国の中でも有数のグループであるにも関わらずです。こういう書式はもっと機転を利かし且つ正確に Iban, Bidayu, Kayan, Kenyah, Kelabit などとすべきだと思う。」 「半島部で働いているDayak コミュニティーが国の投資信託債権を買おうとしたり、低所得者向け住宅に申請したときに、拒否された話を聞きます、それは半島部の人の中にはDayak コミュニティーがブミプトラであることを知らない者がいるからです。」

(Intraasia注:80年代に日本でたくさん読んだ東南アジア関係の書籍の中で、著名な研究者の書籍でDayak 、海ダヤック、陸ダヤックといった呼称は差別的意味合いを持っていると解説されていたことをよく覚えています。ところが現実にサラワク州の先住民族のグループの中には自ら Dayak という呼称を使っている例が珍しくないことをマレーシアで知り、不思議に思っていました。どうやら彼らコミュニティーの中にも単語の捉え方にかなり差があることがこの副大臣の発言からもわかります。 植民地時代の差別呼称は一般に変えるべきでしょう、ただしそれが別の意味を持てばまた別です。民族の呼称は単なる単語ではなく、アイデンティティーもあります。例えば、マレーシア華人を”中国人”と呼ぶようなことは止めるべきです、せめて当サイトご覧になる皆さんにはお願いしておきます。マレーシア華語書記に置いて、中国人とは中国大陸の人間を指し、厳然と区別しています)

【AirAsia の広告から】
100万席の無料座席   お客様が費用をお払いになれば、当社は無料で運びます

全て込み料金制を導入しました
クアラルンプールからの片道料金(運営費と空港税を含む) 最低RM 28.5 からの行き先
アロースター、 ビントゥル、ジョーホールバル、クチン、コタバル、コタキナバル、ラブアン、ランカウイ、ミリ、ペナン、サンダカン、シブ、タワウ、 トレンガヌ
インターネット(www.airasia.com) で購入する時期:5月11日-15日、 飛行する時期:2010年1月5日-4月30日

(Intraasia注:この宣伝の趣旨は、空港税と運営費は払ってもらうが運賃はただということで、つまり半年以上先の飛行時期の切符を今買っておけば、このように超格安で買えるという宣伝です。国際便はまだのようですが、国内便の来年は込み込み料金制にしたわけですね、利用者にとってはその方が良いに決まっています。サバ州とサラワク州までこの最低料金で飛べれば確かに非常に安いです。行けなければ捨てる気持ちで買っておくのも手かもしれませんよ、Intraasiaは時々そうしてます。 )

5月10日の記事

【マレーシアの貿易の現状】
マレーシアの輸出額において3月も対前年比 15.6%減少し、これで6ヶ月連続減少を記録しました。ただ3月の輸出額は2月のそれより10% 増額しており、通産省は減少は少なくなる方向にあるとみています。 3月の輸入額は対前年比 29%の減少です。 輸出入額の差し引きを見ると、これで137ヶ月間連続の輸出超過です。 3月の総輸出輸入合計は 21.6%減少となります。
今年の第1四半期を見ると、 輸出額は20%減少で RM 1214億、輸入額は29%減少で RM 888億でした。

【公務員数と納税者数】
人口2700万人の国マレーシアで公務員の数は 115万人を数え、比率は4.2% になります。東南アジアで公務員の対人口比が高い国です。 例えば、タイは2.0%、 インドネシアで 1.8%、シンガポール 1.5%です。 マレーシアの公務員を維持する費用は RM 410億にもなります。これはまことに巨額です。

マレーシアで所得税を納めている人の数は 114万人過ぎませんから、公務員の数の多さがわかります。被雇用者人口は1050万人、その内 640万人が所得確定申告リストに載っていますが、実際に所得税を納めているのは 114万人だけなのです。

公務員を維持する費用の増加がおおきな問題の一方、 公務員のサービスもまたその公共サービスの実行度の非効率さに付きまとわれています。

(Intraasia注:公務員の多さを論じた記事の一部です。確かに多くの人が公務員の働き振りをよく言いませんね。ところで所得税納付者の少なさは当サイトでも数回書いたことです。なぜこうも少ないのか? 露店商売や自営業者、被雇用でない農漁民の納税率はいかほどに?といったデータは見たことがありません。所得納税者が少ないということは直接税歳入の少なさを意味し、それは間接税に頼る構造になってしまいます、間接税は常に貧困者により負担となりますよね。ここにマレーシアにおける富の格差拡大が生まれる原因の一つがあります)

【サラワク州からブルネイに電力を供給するプロジェクト】
サラワク州とブルネイの間で電力を供給するという初の協定が結ばれました。初めて国境を越えて電力を供給するという、この協定はブルネイの首都でマレーシアとブルネイ間で結ばれました。これによって、今後数年の間にインフラが建設された後、サラワク州から 400メガワットの電力が供給されます。第1段階としてミリからブルネイまで電力ケーブルが2012年までに架設されます。

【Puduraya 一帯の慢性混雑を解消する方策をあげた大臣】
Pudu Raya一帯の慢性交通混雑状況を軽減する方策を考慮していると、連邦直轄領大臣は語る。「バスとタクシーと乗客の待合場所を設ける、といった3つの戦略的ステップがあります。6月中頃には結果が出ると期待している。さらに オンラインでの切符発行です、この提案を商業車輛免許授与庁に出します。庁がバス会社と協議してオンライン切符発行サービスを早急に導入することを期待します。オンライン切符発行となれば、全国休暇時期の混雑はぐっと減ります」  「切符売りダフ屋と違法の切符販売ブースを禁止するといった対策は既に取っている。 PuduRayaの改装はすでに計画に上っており、工事は3ヶ月から6ヶ月以内に開始する。」

(Intraasia注: ダフ屋の横行するプドゥラヤでカウンター前に自分で並んで切符を買ったことがないと思われる、現実を知ってるのかなという大臣の思いつきとしかいえませんな。 切符のオンライン化はTransnasonal, Plus liner といったごくごく大手の数社だけしか導入していない。中堅会社が導入するという話はこれまでもいくつかあったが、未だにきちんと機能していないし、消えてしまった話もある。10台以下のバスで運行しているような小規模バス会社が金のかかるオンライン化などまず考えられない。
中小バス会社の切符はダフ屋の手を経て販売される場合も多く、且つ乗客が一杯に近くにならないと出発しないというのは常態であるし、さらに運転手同士で結託して乗客を乗せあうとか、運転手がバス運行を請け負っているなどの悪慣行が横行している。 1ヶ月や2ヶ月で多くのバス会社にオンライン化させるなどという不可能な方策を考えるのではなく、ダフ屋に頼る切符販売方式をいかに辞めさせるかといった、具体的な対策を取ってほしいものです。PuduRayaの外で発車するバスを禁止する、ターミナルに入らないダブルデッカー車輛は別の場所に移すといった、当面の対策も取れるはずです)

5月9日の記事

【犯罪取り締まり史上最大額となるシャブ麻薬を押収】
パハン州の Rompin 地方の道路で早朝、一般警察官が通常の道路検問していたとき、ジョーホール州番号プレートのトラックを停めました。積荷を開けるように指示したら、そのトラックに乗っていた2人内の1人が辛子スプレーを警官に吹き付けて逃げました。逃げ込んだパーム樹農園で1人だけは逮捕できました。

積荷から 480包みとなった合成麻薬であるシャブが発見されました。重量合計978kg 、市場価値RM 2億5千万と警察はみています。これは史上最高額の押収シャブとのことです。 継続捜査によて、ジョーホール州で1人を逮捕しました。さらに4輪駆動車に乗った別の2人も逮捕しました。この2人を逮捕した際、男たちはその平警官にRM 50万もの賄賂を渡して逮捕を逃れようとしましたが、功を奏しませんでした。

当初の捜査では、この麻薬グループは国際組織とつながりがあり、麻薬を南シナ海から運び込んでいるとのことです。「供給は近隣国からなされ、ジョーホール州で再包装されていると見ている。」 と警察庁本部の麻薬部のトップは説明し、一般平警官の俊敏さを褒める。 逮捕された4人は麻薬法を適用され、有罪は即死刑となります。逃げた1人は指名手配されています。

パハン州警察長官は、RM 50万の賄賂金を受け取らなかった平警官を褒め称える。「その警官は贈賄を訴える報告書を出して適切な行動をしました。大きな犯罪摘発に平警官が役割を果たしたことを誇りに思う」

(Intraasia注:それにしても1トンもの麻薬を積んで堂々トラック輸送しているわけですね。こんな多量を輸送するのは中南米のどこかだと思ってました。麻薬組織の自信とネットワークの広さは、いくら摘発しても根絶できない事実を映し出していますね。)

【シンガポール指名手配の武装ムスリムグループのリーダーをジョーホール州で逮捕】

Jemaah Islamiah というムスリム武装反抗グループのシンガポールでのリーダーといわれる男、48歳は、昨年2月シンガポールの拘留所トイレから脱走して以来、行方不明でした(これはシンガポールで大きなニュースになりました)。シンガポール当局から報奨金 S$100万で指名手配していました。 ところが、彼はこの4月初めに、ジョーホール州 Skudai地方の人里離れたカンポンの家で寝ているところを、マレーシア当局に逮捕されました。当局はその後国内治安法を適用して拘留しています。内務大臣はこのことを確認しましたが、具体的な逮捕日を明らかにしませんでした。「彼は何かを企んでいたので、そこで逮捕した。」

消息筋によれば、彼は拘留所を脱走したあと、1kmほど海を泳いでジョーホール州に渡ったとのことです。「マレーシア警察は情報面でシンガポール警察とインドネシア警察と協力しています。」 警察庁長官は言う、「シンガポールとインドネシアとマレーシアの警察はこの何年も情報を交換しているので、こういう逮捕が可能です。現在まだこの男の活動とネットワークを捜査中です。」 マレーシア警察の(治安を専門とする)特別部がこの件で3月以来関わっていたようです。

Jemaah Islamiahグループは Al-Qaeda となんらかのつながりがある、インドネシアで複数の爆弾テロを行ったと、東南アジアの治安当局はみています。今回逮捕された人物は、シンガポールで何かを企んでいるとの理由から2006年にインドネシアで逮捕されました。

(Intraasia注:この種のニュースはすべて当局筋の話を基に新聞が載せているので、一体全体どこまで事実であり、どこからが当局の思惑なのかわかりませんね。テログループを実態以上に大きく見せかけて世論を作り上げているのか、またはテログループは事実としてそのとおり極悪ということもありえるでしょう。 いずれにしろマレーシアでもシンガポールでも逮捕された者たちが発言の機会なく拘留しているわけですから、マスコミ報道はそういうことを前提に読むべきだと思います)

【国内治安法で拘留されている13人を釈放する】
国内治安法で拘留中の13人を数日以内に ペラ州にある拘留所から釈放すると、内務大臣が発表しました。13人中6人がマレーシア人で、5人がフィリピン人、2人がインドネシア人です。 6人の中には、ヒンズー教徒の権利行動の力グループ(Hindraf) の指導者3人が含まれています。 マレーシアインド人の下層大衆から支持者を集めたといわれる、ヒンズー教徒の権利行動の力グループ(Hindraf) は禁止団体に指定されており、5人の指導者が治安法で2007年に逮捕され拘留されました。先日その2人だけが先に釈放されています。

外国人の7人に関してはそれぞれの大使館と協力して書類類をそろえた後、彼らを自国に送還するとのことです。ナジブ首相は言う、「警察は拘留者を釈放するときが来たと思ったのです。私が首相職に就いたとき、13人の釈放を示唆しています。」

(Intraasia注:これで全員が釈放されたわけでなく、まだ拘留中の人数はいるはずです。外国人が治安法対象になることも珍しくない例ですね)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】

1万円を銀行で両替すると RM 349.6 入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1026で市場を終えました。これは今年の最高値です。

5月8日の記事

【マレーシア政治史上最も混乱した議会となったペラ州州議会】
ペラ州議会は3人の州議会議員の寝返りによって、Pakatan Rakyat(野党連合)側からBarisan Nasional(与党連合)側に州政権が移行したことで、この数ヶ月間両陣営の間で激しい争いが起きています。

再開した州議会の初日、議場で両陣営は激しい口論、叫びあいを展開し、そしてもみあいも起こりました。州首相がPakatan Rakyat(野党連合)側の議長を辞任させる動議を提出し、可決されたことで、議長は議場係りと警官によって議場外へ強制的に退出させられました。Barisan Nasional(与党連合)側の議長を選出したBarisan Nasional(与党連合)側側は混乱の中でいくつかの動議を出して、新議長の下で可決されました。

議場のある建物外では、警察が立ち入り禁止と集会禁止を宣言しました。Pakatan Rakyat(野党連合)側の指導陣や支持者が議場のある建物に入ろうとして警察ともみあいになり逮捕者もでました。裁判所は州書記局ビルから半径500m以内での集会を禁止しました。 この一連のことで Pakatan Rakyat(野党連合)の支持者など合計69人が逮捕され、内10人は国会議員または州議会議員です。いずれも事情聴取後釈放されています。

(Intraasia注:各紙第1面で大きく報道し、最悪の混乱と見出しをつけています。といっても、台湾や香港や韓国の国会の乱闘光景の写真に比べれば、混乱程度は低段階といえるでしょう。 いつもながら、圧倒的警察力の存在であり、且つ警察自体が状況を取り仕切っていることが伝わってきますね)

【クアラルンプールのチャイナタウンの露店商売人に最後通牒】
クアラルンプールのペタリン通り界隈に広がるチャイナタウンの露店小売商売人に対して、違法外国人労働者を雇ったり、彼らに店をまかせたりすることを今月末までに止めなさい、という最後通牒を出しました。露店小売商売人はこの指示を守らなければ、商売免許を取り上げられることになります。

来月に入ってから、クアラルンプール市庁、内務省、Imigresen、警察が共同してチャイナタウンの大規模な取締りを開始します。この取締りでは、違法外国人労働者を捕まえ、商売が法に沿って行われるようにするのが目的です。 クアラルンプール市長は語る、「チャイナタウンは旅行者も含めた人気ある地なのでまず最初の対象地になります。次いで多くの違法外国人労働者を使っている、チョーキット界隈、Pudu市場、Selayang市場、クアラルンプール卸し市場 を対象とします。 クアラルンプール露店と小商売人協会もチャイナタウンの商売人 773人の通知書を出した。その通知書では、引き続き違法外国人労働者を使っていけばクアラルンプール市庁が免許を取りあげると知らせています。」 「その協会からも支持を受けているので、クアラルンプール市庁は予定通り取締りを行います。」

市長は言う、「露店小売商売人らは、安い労働力だから違法外国人労働者を使っている。違法外国人労働者は社会問題を起こしている。優先権をマレーシア人労働者に与えるべきです。今後この種の取り締まり活動は毅然として且つ定期的に行って、外国人労働者の数を抑えます。とりわけ数の多いミャンマー、バングラデシュ、インドネシアからの外国人労働者の数が増えて、地方自治体に憂慮を引き起こしている。自治体はたくさんの苦情を、市民、旅行者から受けています。よくある苦情には、違法外国人労働者が既存の商売人の商売を奪ってしまう、安全と衛生度に欠けるというものがあります。」

「例えばSelayang市場がそのよい例です。地元商売人から、増え続けるミャンマー人商売人の存在がいらつきを引き起こしています。市庁は、Selayang市場に永続的な出張所を設けてビジネス活動を監視する予定です。」 「我々は残酷だと非難されたくない、しかし同時に市民からの信頼も勝ち取らなければなりません。」

ペタリン通り界隈の露店小売商売人はこのクアラルンプール市庁の動きに不満です。ある商売人は語る、「外国人労働者は長時間労働を気にせず金を稼ぎたい、我々は彼らが必要だ。」 協会の議長によれば、外国人労働者は露店で働くことで月にRM 1500から2000を稼ぎ、長時間労働をいとわないのです。「クアラルンプールのチャイナタウンとしてのイメージを維持し保存していけるようにしなければならない。」

(Intraasia注:チャイナタウンにおけるこの数年の外国人労働者の増加は異常ですね、単に店番をしているだけでなく、店そのものを運営している。その多くはマレーシア人商売人が雇って任せていることがその前提にあります、つまり表向きは合法商売です。中には無免許で商売している外国人労働者ももちろんいるはずです。とにかくあの種の業種で外国人労働者を雇うことは認められていません、よって外国人が合法滞在者であろうと、そこで働いていおれば違法という事です。それなのに、あれほど大々的に且つ数多く姿を見るのです、チャイナタウンという名称自体ちゃんちゃら可笑しい。 理由として、マレーシア人が露店などで働こうとしないという、言い訳です。しかし80年代と同じスタイルと思考法で商売しようとすること自体がナンセンスですね。21世紀の現在もうそういうスタイルではマレーシア人を引き付けられない、経済発展にも関わらず構造改革せずにすぐ外国人労働者に依存する思考がマレーシア社会に行き渡っている典型例です。Intraasia はチャイナタウンになんら同情など覚えません。違法外国人労働者を取り締まるだけでなく、姑息な手段を使っている小商売人らに教訓を与えるべきですね)

【ランカウイ島に救急船が常駐することになった】
ランカウイ島に救急船が到着して今後常駐します。この救急船には最新の医療装置が積まれており、看護人が患者に付き添っていける部屋もついています。「島民が以前からこの種の船を要求していた、政府がその願いをかなえました。」と保健大臣は語る。「これまで病人は通常のフェリーかフェリーをチャーターして本土側まで移送されていた。昨年省がこれに使った費用はRM 50万でした。 この新救急船によって費用を抑えることができます。」 こうしたフェリーを使って本土側に送られた島の患者は2007年 154人、2008年 142人でした。

運輸大臣によれば、救急船が置かれているのは、 スランゴール州PortKelang,ジョーホール州 Mersing, ティオマン島、ペラ州 パンコール島、トレンガヌ州 クアラトレンガヌ、 そしてラブアン島 です。

【プリペード固定電話網を展開する会社】
Paycomm 会社は Time DotCom会社から固定電話線サービス部門の会社を買収しました。買収金額RM 830万のこの交渉で、Paycomm 会社はTimedotComの資産と負債を得たことになり、これには固定電話網、国内26箇所の支店、600人の職員も含まれます。 新会社はPaycomm Network 会社と命名され、新しいプリペード固定電話サービスを打ち出す予定です。

当初は既存のプリペード固定電話 3万を全国に割り当て、年末までに10万人から15万人のプリペード固定電話利用者を獲得したいとのことです。利用者は RM 5から100までの料金をプリペードできるようになります。

(Intraasia注:固定電話はTelekom が圧倒的に国内を支配しているので、大して影響は与えないでしょう。でもプリペードというのは安心できる方策ですね。)

5月7日の記事

【クアラスランゴールの蛍生息が危機に面している】
クアラスランゴール地方のKampung Kuantan, Kampung Bukit Belimbing は蛍鑑賞で有名です。
スランゴール州政府翼下にある観光・消費者・環境委員会の議長は、そのクアラスランゴールの蛍鑑賞地について話す、「もし蛍保護の対策がなんら取られなければ、今年末までに蛍は消えてしまうでしょう。」 スランゴール州政府は、スランゴール川沿岸にある蛍保護地における全ての開発を止めるようにという、命令を6日に出しました。

「旅行者が訪れるこの2つの蛍鑑賞村では、蛍生息数の減少が非常に顕著な段階であり、すでに半分になっている。2つの村の蛍生息に重要な地を7箇所を特定しました、4箇所の蛍生息地はすでに消えてしまっています。」 「川岸の森林を大量に伐採し、不適正な開発が、この蛍減少の主たる原因です。さらに川に沿った場所の何箇所かがオイルパーム農園に転化されてしまています。川のすぐ近くで営業している工場や大衆レストランの要因も一つです。」 「スランゴール川に沿った土地の合計38ヘクタールが伐採されてしまった。寿命3ヶ月に過ぎない蛍はこうした汚染された河川状況では生息していけません。」

スランゴール川に沿って河川敷はなく、川に沿った地は個人に売られているとのことです。州政府は、川に沿った長さ20km の土地を緩衝地として法定化する意向です。川に沿った地の地主をこれまでに52人見つけており、州はその土地をできるだけ早く買収したいとのことです。「州政府は重要な場所での蛍生息地を再構築させるために、サゴ椰子、マングローブ、ニパ椰子などの樹を植林し始めます。」

(Intraasia注:この新聞の記事でも今年すでに数回、クアラスランゴールの蛍減少の話題を載せています。貴重な観光資源とカンポン環境を壊してしまう行為はまこと残念です。 何がこういう状況を生んでいるか? それは郷土の環境を守っていこうとしない住民の意識にあります。クアラスランゴールの全員が蛍鑑賞活動で利益を得ることはありえない、当然です。よって蛍活動に関係ない、興味ない地主らはその土地をよそ者に売ったり、貸したり、もっと儲かるオイルパーム農園に転換したりする、という構図でしょう。しょせん蛍鑑賞は大きな利益を出す活動にはなりえない、しかしだからといって郷土の地を伐採し開発してしまうという行為にかくも安易に走る住民がいるわけですね。 自分の関与する物であれ、他人の関与するものであれ環境を保護することは大切だという意識の欠如がこの問題の根にあります)

【スンガイプタニの安ホテルの特別サービス】
ケダー州 Sungai Petani の安ホテルの中には、セックス行為を求める未結婚のマレー人カップルに部屋を提供するホテルがあるとのことです。部屋代は2時間でRM 30、一晩がRM 50です。 このことを明らかにした、ケダー州イスラム教庁の取り締まり部門の幹部によれば、こういった安ホテルはしばしば疑わしそうには思えない場所で営業しており、そして外国人労働者にフロントをまかせています。 

「こういったホテルを取り締まったとき、この種の外国人労働者はマレーシア語をよく話せないので、取締官の仕事を遅らせようとする、ホテル側の策略だと思う。この策略は、部屋にいるそのカップルが逃れられるようにという時間稼ぎにもなると思われる。」 「この種のホテルはその営業を広告しておらず、電話番号の書いた名刺だけを配布している。」

(Intraasia注:ずっと以前に、コラム「今週のマレーシア」でマレーシアのラブホテルもどきのことを書きました。ラブホテルという存在が認められないマレーシアでは、この種のもどきホテルとして営業しています。スンガイプタニに以前立ち寄った時、安ホテルの何軒かは昼間時間料金を掲げていました。この種のホテルに数時間程度の休憩で滞在する、一般客はいないはずですけどね。 クアラルンプールでも昼間時間料金を掲げている、安ホテルは珍しくありません。裕福な客はどうどうと高級ホテルにチェックインし、下層大衆はこの種の安ホテルを探す、ということですな、所詮ホテルとラブホテルの境界はあいまいですからね)

(クランタン州北部にある観光地でもある Gunung Stong(山)の高い場所には7層といわれる滝があります)クランタン州政府は、このGunung Stong(山)一帯の土地1000ヘクタールを地元企業の Maxson会社がオイルパーム農園に転換することを認める決定を行いました。州の経済委員会の議長は、認可した土地の正確な場所を明らかにしようとせずまたその土地が木材伐採の可能性があるかについても答えませんでした。「その土地が森林地であるかどうかは公表しません、とにかくオイルパーム農園用に認めたのです。」 と議長は記者団に語る。

【クランタン州ストン山地の一部の開発を認めた州政府】
Gunung Stong(山)は観光客によく知られた地であり、クランタン州における観光地の宝の1つといわれています。世界自然保護基金マレーシアは、クランタン州森林局と協力してGunung Stong(山)公園の運営プラン練っています。 森林地帯の面積は22000ヘクタールに及び、この山はマレーシアで最も標高の高い位置にある Jelawang滝 を擁しています。この地一帯は象、虎など野生動物にとっても貴重な生息地でもあります。クランタン川にとって重要な貯水面積を持っており、洪水と旱魃の着せに大きな役割を果たしています。

(Intraasia注:Gunung Stong(山)一帯が有名な観光地だとはとてもいえないはずで、この種の表現は新聞の造作ですな。それはとして、有名、有名でない関わらず、貴重な自然山地であることにかわりなく、こういう自然環境を人工的なパームオイル農園に転換すれば、自然生態系が壊れるのは素人でも推測つきますよね。正確な場所さえ公表しないという、この種の官と政治の傲慢な態度はマレーシアでよく見かけることであり、州民のこういうことへの関心が低いことを示しています。 Gunung Stong(山)とその滝は10年ほど前にIntraasia がガイドブックの中で紹介しました、当サイトでも載せていますよ。景色よく、環境良い地なのですが、いかんせん旅行地としての受け入れ体制がお粗末でした。後年その場所を訪れた読者の報告でもあまり変わっていなかったようです)

5月6日の記事

【日本の会社の必要性を問う -パハン州からスランゴール州への水移送プロジェクト】
パハン州 - スランゴール州水トンネルプロジェクトは日系建設会社の存在が圧倒的です、このことが日系建設会社の必要性及び日本政府からの多額の円借款(長期低利貸し付け)を問う疑問を呼び起こしています。この州間で行われる水移送プロジェクト全体は、その費用総額が RM 80億以上だと推定されています。その内の約半分が日本国際協力銀行を通じて低金利でマレーシア政府に借款供与されます。 

円借款(長期低利貸し付け)は金利約 1%であり、業界では条件付だと理解されています。その条件とは、このプロジェクトの相当量は日系建設会社に割り当てるということです。 従って、水移送トンネルの主建設会社は共同事業体の形を取り、そこでは日系建設会社である 清水建設と西松建設がそれぞれ30% の株式を取ります、つまり合計60%、一方(マレーシアの)IJM会社と UEM建設会社は各20%で合計40%の株式を取ります。

政府はトンネル建設への入札に 3つの共同事業体会社だけに事前資格を与えたと、理解されています。その3社は全て日系建設会社です。清水建設主導の共同事業体が最低額入札で獲得しました。これは公開入札ではありません、なぜならプロジェクトは日系建設会社が指定されているからです。 業界は、日系建設会社が水移送プロジェクトの構成要素でもある、パハン州のKelauダム、総額RM 30億、の建設にも入札するだろうと見ています。なぜならそれも日本国際協力銀行からの低利円借款によって資金提供されるからです。

産業界筋では、金融業界が非常に流動性に富んでいる時に円借款が必要であるかを問うています。 この状況は、借款が論じられた1998年のアジア経済危機時の流動性がなかったのとは違います。アナリストは円金融を低利借款と表現しています。しかしながらこれは、政府を円の為替率において不利な動きにさらしてしまいます。その上さらに、借款は低利かもしれませんが、建設費用は高くなるかもしれません、なぜなら主たる仕事は、能力あるマレーシア建設会社による公開入札ではなく日系共同事業体によって占有的に入札されるからです。しかしアナリストはまた、政府の景気刺激策のために多額の金融手当の必要性も指摘しています。

Kenaga会社の調査部門の長は、この借款は非常に長期間のものになるであろうから、外国からの直接投資に類似したものになるであろう、と語る。さらに言う、「清水建設はトンネル掘り機械を所有している、一方、もし日系会社が関わらなければマレーシアの建設会社はその機械を買わなければならないでしょう。マレーシア会社がこれまで経験したことのない難しい仕事です。 日本の装置と専門知識のために、日本人は必要なのです。」
業界筋が言うに、円借款はアジア経済危機当時に政府間で合意されたものであり、「現時点でそれを要らないというのは、親善を損なうことになるでしょう。」

スランゴール州に作られる水処理施設はマレーシア国内で金融手当が行われ、日系建設会社が関わることはないと理解されています。この施設はまた水移送プロジェクトのかなりの要素となるもので、その費用はRM 40億を上回ると推定されています。

プロジェクト契約授与に関わる様々な見方にも関わらず、アナリストたちは、水移送トンネル契約授与が新内閣の指標となることを期待しています、つまり経済刺激策と第9次経済計画(5年間)の下で新内閣が建設仕事の授与を速める現われとなることを期待しています。

特に、もしパハン州からの水移送の施設がきちんと建設されないことになれば、スランゴール州では数年後には水不足に面することになるでしょう。水移送トンネルの建設はその危険を防ぐステップの1つなのです。

プロジェクト概略図: Kelauダム建設 RM 30億、水移送トンネル RM 13億、水処理施設 RM 40億。 水移送トンネルだけがすでに入札された。

(Intraasia注: The Star 紙の経済ページで大きく掲載された署名記事の全訳です。このプロジェクトは数年前から時々ニュースになっており、当新聞の記事でも数回触れていますよ。今回の記事はその見出しがかなり”刺激的”だったので、全訳しておきました。よく読むと最後になるほど見出しとはちょっと違う感じの論調になっていますね。
さて問題はいわゆるひも付きODA のあり方に帰することでしょう。Intraasiaが知る限り日本では80年代からすでにこの問題がよく論じられていたはずです。日本のODAだから日本企業に多少恩恵を与えることが考慮されるのは妥当であると思います。それは100%無償融資ではないからであり、有償援助であれば、援助する他の国々でもそれぞれ自国企業への優遇扱いを考えることでしょう。しかし 21世紀になってもかつてのあからさまな日系企業優先措置のあり方をもう止めるべきでしょう。つまり程度の問題といえます。マレーシアは国益の観点から円借款を選んだ、日本も国益として円借款を供与する、そのとき、そのあり方をどこまで公平らしく見せるか、それがこの種の問題の取り上げられ方につながるでしょう。
書いた記者の疑問提示は多いに結構だと思います。ついでにこの記者には、サラワク州の水力発電プロジェクトに多いに絡んでいる中国企業と州政府のあり方にも切り込んで欲しいものです。)

【洗練された日本人男女をマレーシア旅行に呼び込みたい】
観光省は、日本の洗練された、都会的な事務職の女性と男性をマレーシアに呼び込んで時間を過ごしてもらいたいと望んでいます。観光大臣(女性)は言う、「こういう洗練されたOL に向けた主たる魅力はショッピングでしょう。男性にはゴルフパッケージとダイビングパッケージを売り込みます。 西欧諸国へ買い物に出かけている洗練されたOLにマレーシアに来てもらいたい。わが国の利点は免税ショッピングです。」

大臣は最近日本と中国を訪問しました、「観光省はまた学生層と年金生活・定年退職者層も狙っています。学生にはホームステイプログラムを通してマレーシア文化の幅広さを体験してもらいたい。日本政府は学生に費用10万円以下で海外旅行することを奨励しています。マレーシア人学生がこういった小旅行に参加して両国人の間で文化交流プログラムを奨励するように、我が省は取り計らっていきます。」 「定年退職・年金生活者層には芸術・音楽・文化・エコ旅行を主とするようなパッケージとなります。年金生活の方々は低シーズンに来れば長く滞在できます。 年金額が月20万を得ている方には、マレーシアマイセカンドホームプログラムへの参加を勧めます。」 

昨年の日本人のマレーシア訪問者数は43万人、中国人のそれは95万人でした。来年の上海エキスポでは、観光省はマレーシアパビリオンを設置する意向です。

(Intraasia注:洗練された、都会的なOLの皆さんをマレーシア観光省は歓迎するということですな。高級ホテルに泊まってどんどんブランド物を買って、高級レストランで食事してください、というお誘いです。大臣は日本人向けパッケージの組み方をあまり知らないようで、現在ではダイビングもゴルフも日本女性の間では盛んなのです、だから男性に特定するのはよくありませんね。学生向けのホームステイ参加は多いに賛成ですが、ホームステイは極めて単民族的な体験です。なぜなら半島部ならほとんどがマレーカンポンだからです。ホームステイで幅広いマレーシア多民族経験は難しいはずですけど。年金生活者の方は、確かに低シーズンに来て長居するのが良いと、大臣の発言に同感です。 Intraasia はゴルフもダイビングもショッピングもしませんし、豊かな年金生活者でもないから、観光省の呼び込み対象にはならないようですなあ)

【マラッカ空港に新ターミナル完成】
マラッカの空港に新しいターミナルが完成して、州首相が出席してオープン式を行いました。新ターミナル建設と滑走路延長の総額RM 1億3千万のプロジェクトは2007年から始まっていました。ただ滑走路に関してはまだ全長1800mの使用ができません、9月までには使用可能になる予定です。そうなれば Fireflyがシンガポールとの路線を始めるとのことです。

(Intraasia注;あまり知られていないマラッカ空港はこれまで発着数がごく少なかくいわば典型的地方空港といえました。私はずっと昔スマトラから空路マラッカ空港に戻ったことがあります。新ターミナルと滑走路延長で本格的国際便を飛ばせるようになるようです)

【公共苦情受け付け委員会のホームページ】
公共苦情受け付け委員会が、ホームページのアドレスを変えたとお知らせしています。: www.pcb.gov.my
この委員会は内閣府の翼下にある機関です。 電話番号: 03-8888 4356/ 4745/ 7236

5月5日の記事

【大量の麻薬摘発取り締まり成功 2件】
パハン州 Rompin近くの街道で検問したトラックから900kgもの麻薬と思われる品が見つかりました。 翌日警察庁長官がこの件について、品はシャブだと明言しました。「この麻薬の市場価値を新聞はRM 2億から10億としているが、我々はまだ確定していない。ただ推定すれば、RM 10億にはなりえない。」 警察はこの麻薬の源を捜査中です。このトラック積載の麻薬発見の際、容疑者3人が逮捕されています。

(上記とはまったく別の事件)ペナン州本土側のホテルの1室を密報に基づいて捜査した税関庁が、8.3kgのヘロインを押収しました。この麻薬は2個のカバン内の衣服の下に隠されていたとのことで、市場価値はRM 190万になると見られます。 この際30歳の男性が逮捕され、1週間の拘留中です。「彼は危険麻薬法によって起訴され、有罪となれば死刑です。」と税関庁の幹部。

【株式市場とパーム原油市場では好調が続いている】

クアラルンプール証券取引所の株価指数が(心理的基準点である)1000 を超えました。この株式市場での強含みの様相から、6週連続で上昇となりそうです。

クアラルンプールの金融派生市場で、パーム原油の先物市場で基準となる7月契約物の価格が、トン当たりRM 2700 をつけました。これはこの9ヶ月間で最高値です。 スポット価格の5月物は RM 2800を超える価格を付けています。パーム原油で世界の豆乳市場と密接に関わっており、世界の主要豆乳製造国家からの供給が減るとの心配感が出ていました。

(Intraasia注:この種の指数は経済実感と離れて変動しがちですよね)

【サラワク州の河川で豪華クルーズが始まる】
サラワク州で2番目に長い川 Baram 川でクルーズが開始されます。このRajang 川 クルーズ を催行するのは、ミャンマー基盤の会社 Irrawaddy Flotilla 会社で、7月1日から開始予定です: www.pandaw.com   クルーズでは川周辺の観光地を訪れ8泊9日 の日程で、参加費用は1人当たりRM 1万 です。すでに欧州とアメリカの旅行者から大きな反響を得ているとのことです。

サラワク州観光委員会は、これまでいろんな方面からBaram 川クルーズを始める問い合わせを受けていると、委員会の長は語る。「第2の川クルーズを始めたいとの話は、Irrawaddy Flotilla 会社がクルーズ開始を決めた後に出てきました。」 

(Intraasia注:ミャンマーで長い川のクルーズが行われていることは知っています。その会社がこのクルーズの発案兼催行者なんでしょうか? RM 1万という高価さゆえにこういう豪華で希少な旅行を求める人たちに魅力を与えることでしょう。 それはとして、 サラワク州という自然に恵まれた広大な地で新しい旅行スタイルを開発する計画は非常に良いですね。 この種のリバークルーズが土地の人々にも恩恵を与えるのであれば、その成功を期待しますし、こういうクルーズに参加してみたいものですね)

【マレーシアの豚肉は安全です】
国内の豚がA型インフルエンザ(H1N1)ウイルスに感染していることはない、と獣医庁が強調しています。それゆえに、豚の国内移動になんら制限を発していないとのことです。

保健省の長官は言う、「KLIA空港に着いた国際便の内、42便 4400人ほどを検査した。その後の様子見として病院に隔離された人たちも全て問題なく退院しました。わが国にA型インフルエンザ(H1N1)が到達したという確認はありません。」 

ペナン空港は来週体温検査装置をもう1台増やすとのことです。ペナン州はすでに2台を所有していますが、1台は壊れており、空港では1台だけが機能しています。

5月4日の記事

【クアラルンプール独立広場一帯で大きな暴走族取り締まり活動】
クアラルンプールの中心部にある独立広場一帯で、当局のおおがかりな暴走族取締り活動が深夜2時ごろ行われました。取締り活動には警察、道路交通庁、クアラルンプール市庁から200人以上の係官が参加し、まず独立広場につながる全ての道路を封鎖しました。その後取り締まりに入りました。この活動で警察は500人ほどの暴走行為者、マレーシア語でMat Rempit と呼ばれている、を検挙しました。 また道路交通庁は115台のバイクと4台の車を差し押さえました。

道路交通庁の取り締まり部長は説明する、「これらの車輛は道路税が未納か、または違法の改造されています。また運転免許を持っていない者もいます。警察が違法暴走行為者に対処措置をとり、道路交通庁が車輛の改造面などに対処措置を取ります。」 「差し押さえた車輛の持ち主は、車輛の検査が済み次第48時間後に交通庁の役所ヘ行って、その車輛を引き取ることができます。」 

警察によれば、検挙された者たちの間には少なからずの未成年者が混じっていたとのことで、その親たちまたは車輛所有者に罰金が科されます。「ほとんどの暴走行為者はバイクの排気装置を改造している。」 

(Intraasia注:都市部各地で発生している 暴走行為者Mat Rempit 問題は長年の社会問題となっています。クアラルンプール中心部でも集団暴走行為が休日前夜などに行われているそうで、取り締まりは初めてのことではありませんが、こういう規模の大きな取締りは珍しい。 集団で無謀危険行為を行ている、これらの集団に被害を受けている人は少なくないでしょう)

【ペナンの小売施設の状況】

ペナン州では、小売施設のテナント充足率が1年前より 3%下落して、67%になっています。一方オフィス施設のテナント充足率は 2008年とほとんど変わらず 75%を維持しています。調査をした有名な不動産会社の発表によれば、古いショッピングセンターではテナントが埋まらない率が高くなっている、とのことです。さらに「この数年オープンした新しいショッピングセンターでも十分にテナントを埋められないところがある」。

ペナン州の主なショッピングセンターの例、地上階のテナント用床面積 1平米辺りの月間賃貸料
Prangin Mall: RM 71 -308,  Plaza Gurney :RM 143 - 319,  Bukit Jambul: RM 44 - 143,  BM Plaza: RM 38 - 93,   Megamall Penang: RM 22 - 66

成績の悪いショッピングセンターは、テナントを引き付けるために賃貸料を 5%-30%割引しなければならなくなるでしょう、と同社。「全国での小売売り上げ総額は今年は3%増の予測です。」 「ペナンの人気あるショッピングセンターは大きな減少はないでしょう。」

【国内の豚に予防接種する案を検討中】
獣医庁は、国内170万匹の豚にインフルエンザ予防接種する案を実施する意向です。このための費用はRM 1000万ほど要するとのことで、長官はこの1週間以内に決定すると語りました。「予防接種は豚がインフルエンザにかかることを予防するものであり、A型インフルエンザ(H1N1)タイプではない。豚がA型インフルエンザ(H1N1)ウイルスに罹るのを防げません、しかしウイルスの変異が起こる危険性を減らすことになります。  豚を殺すのは費用がかかり、適切な方式ではない」

【ドリフト運転技術を教える教習所】
自動車のドリフト運転術を取得したいと思うマレーシア人は今や、安全な環境できちんとした監視下で習えるようになりました。 Sync Optima Drift Academy がそれです。ドリフト運転の基本を習うには1レッスン当たりRM 180の費用と、自家用車とスペアタイヤがあればいいのです。6年前にこの技術を取得したという、同アカデミーのチーフ指導員は語る、「実際にそれほど難しいことではありません。」 同アカデミーは先月オープンしました。彼の妻も指導員です。「習う人は自分の車を持ち込むように勧めます。」

5月3日の記事

【バイク乗りは認定ヘルメットを着用するように】
道路交通庁の統計では、2008年にオートバイ利用者が交通事故死した人数は3898人でした、その58%が頭部の損傷原因です。 運輸省と他の関連官庁の共催で子供のための安全ヘルメット着用キャンペーンが開始されました。このキャンペーンでは通学時に親のバイクで学校へ行く子供を 全国から500人選んで、交通規則や正しいヘルメット着用を教えたりします。

運輸大臣はその演説の中で訴える、「オートバイ乗りと同乗者が Sirim認定運転ヘルメットを着用することが大切です。これが一度事故にあったときの怪我または死亡の率を下げることになります。」( Sirim は国家の基準水準認定機関です)  このキャンペーンに参加した子供たちには、活動の終わりにSirim認定ヘルメットが提供されます。

道路交通庁長官は言う、「学校当局とPTA は年齢不充分な子供たちがバイクに乗ることを認めないようにと、その親たちを説得すべきです。」

(Intraasia注:都市部の外れや田舎では中学生ぐらいがバイクに乗っている光景を見かけます。その頻度はタイほど頻繁ではないとはいえ、事故発生の下地になりますね。さらにこれがどこでも見かけるのが、ごく簡単なヘルメットを今でも着用している人たちがいることですね。なんのためのヘルメットか?)

【音楽産業賞2009年はまたSiti Nurhalizaが最多受賞】
第16回音楽産業賞2009年 (AIM 2009) の授賞式がクアラルンプールで行われ、民放局で生中継されました。
女性歌手第1人者のSiti Nurhaliza は4つの賞を取りました: アルバム Letera Timur がベストアルバム賞でこれで彼女は5回目です。曲Di Kayangan Kita でベストボーカル賞でこれは9回目です。あと2つはベスト民族アルバム賞とベスト音楽アレンジ賞

マレー女性歌手Misha Omar はその曲 Nafas Cinta が年度ベスト曲賞に輝きました。彼女はその他2つの賞:ベスト民族ポップ曲賞とベストポップアルバム賞を獲得しました。 ベスト男性ボーカル賞は新登場の Azizat が得ました。 前Too Phat の1人Malique はベストヒップホップアルバム賞とベストマレーシアの英語アルバム賞を獲得。 ベストロックアルバム賞はバンド Hujanに与えられました。

(Intraasia注:Nafas Cinta はラジオでよくかかりました。いい曲ですね、ベスト曲にふさわしいと思いますね)

【総体的なデータ保護法はまだない】
マレーシアにはデータ保護に関する特定の法律はありません。2002年に法案としてデータ保護法が立案されましたが、どういうわけか法になりませんでした。マレーシア弁護士協会の人権委員会の委員は語る、「規則性のないごちゃまぜの立法があります。しかしデータ保護への総体的な枠を提供していません。データ保護面を全て範囲に捉えた1つの法律はマレーシアにありません。」 

またマラヤ大学の教授は問う、「保護が断片的な法律に見られるとしても、それがどれほど十分だろうか?」 金融機関の不届きな従業員がどのデータを誰かに売った場合、どんな法律によってその者が第3者にデータ販売を防げるであろうか? 人権委員会の委員は言う、「それは違法にさえなりません。銀行と金融機関法の範囲にさえなりません。」

【A型インフルエンザ(H1N1)感染者と同じ飛行機に乗っていたマレーシア人】
香港でA型インフルエンザ(H1N1) 感染者と認定されたメキシコ人が乗った同じ飛行機にマレーシア人女性が乗っていました。香港当局からこの情報がもたらされました。マレーシア保健省の長官によれば、「この女性はマレーシアの自宅で7日間の自宅検疫をしています、この女性の家族は何の症状も示していません。我が省は毎日観察しています、土曜日で2日目です。」 長官はその家庭の住所は明らかにしませんでした。

【マンガのベストセラーリスト】
KLCC Suria内 Kinokuniya 書店調べ 4月最終週
1位 Vampire knight 第6巻、 2位  Nana 第16巻、 3位 Skip Beat 第18巻、 4位 D.Gray-man 第10巻、 5位 La Corda D'Oro 第10巻

(Intraasia注:1つもわかりませんが全て日本マンガのはずです)

5月2日の記事

【今年の音楽産業賞ではロック界からの候補が目立つ】
(マレーシア音楽界で最も権威ある)第16回音楽産業賞2009年 (AIM 2009) の授賞式が2日クアラルンプールのPWTCで開催されます。全部で25の部門賞が授与されます、今年の特徴としてその内の半分ほどにロック界から歌手・グループまたは曲が候補にノミネートされています、例えば ベストアルバムカバー、 ベスト新人アーティスト、ベストマレーシアの英語アルバム、ベスト音楽ヴィデオなどの部門です。 ロックグループ名を挙げれば: Butterfingers, Estranged, Hujan, The Times, Nrocinu, Meet Uncle Hussain, Deja Voodoo Spells, Pop Schuvit, Kristal, Altered Frequency

音楽界の観測者は今年はロック分野の当たり年だと予測していました。 今回はロックグループの新人である NrocinuからベテランのButterfingersまで混じっており、興味ある戦いといえます。

今年の第16回音楽産業賞で最も数多く受賞部門候補となっているのは、(マレー歌謡界の第1人者である)Siti Nurhaliza で、最新アルバム Lentera Timur を持つ彼女は5つの部門で7つの候補にノミネートされています。その他実力者歌手で候補になっているのは、Misha Omar, Rshmonu,Estranged,前TooPhatドゥオ の1人である JoeFlizzow などです。

絶え間なく批判はあるものの、音楽産業賞の授賞式はマレーシア音楽界が毎年期待していることは事実なのです。多くの主流派歌手にとって音楽産業賞に参加することは意欲を起こすことにもなります。各賞は音楽産業賞審査委員会が音楽水準に基づいて授与します、ファンの携帯電話による文字投票はありません。

(Intraasia注:ロックグループとなると半分くらいしか名前を聞いたことがありません、どの程度大衆人気があるのだろう?)

【外国人労働者に対する人頭税倍増を当分は実施しない】
外国人労働者に対する人頭税を現行の年間RM 1800から 3600に倍増するという方針が打ち出されていましたが、レストラン業界を筆頭に対象業界から強い反対の声が出ていました。内閣は人頭税倍増加の実施を暫定的に遅らすことを決めたと、人的資源省大臣が明らかにしました。「この経済状況かでは人頭税増加は適切な時期ではないと判断しました。」

さっそく各方面から歓迎の声が出ています。レストラン業者の団体は言う、「遅延決定はまことに歓迎する動きです。」一方マレーシア労働組合会議の議長は、「この実施遅延決定には困惑させるものです。人頭税の増加の理由は、雇用者側に外国人労働者の雇用を抑えさせるためであるはずです。」 

(Intraasia注:半分くらいは予想された動きですね。事ほど左様に、外国人労働者に対する政策はゆれ続けています。つまり少しでも雇用を抑える方向に政策を発表しても、すぐ業界の強い反対で修正したり実施停止したりします。外国人労働者の雇用がその場その場の需要だけに基づいて決められているため、いつまでたっても国としての根本的な外国人労働者政策が打ち出せないところです)

【豚インフルエンザの呼称をWHO の勧告に従って変更する】
世界保健機構が豚インフルエンザの呼称を A型インフルエンザ(H1N1) とすることを決めたことを受けて、マレーシアもそれに従うことになりました。
クアラルンプール国際空港ではメインターミナルと、LCCターミナルにそれぞれ体温感知装置が設置されました。 この装置で検査を受けるのは、インフルエンザ発生国からの飛行便の乗客に限定されます。1日は16便 800人ほどが検査を受けました。 乗客は発生国に行ったかどうか、健康状態などに答える健康質問表を記入することになっています。

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