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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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6月30日の記事

【密輸されたであろうオランウータンの赤ん坊3匹が動物園などから没収された】
ペラ州のタイピンにあるタイピン動物園を野生動物と国立公園庁が取り締まり、オランウータンの赤ん坊 2匹が没収されました。この取締りの発端は、スランゴール州クランのダチョウの個人飼育者を取り締まったことで、その際オランウータンの赤ん坊 1匹が没収されました。野生動物と国立公園庁は密輸入されたと思われる5匹の残りである、2匹の赤ん坊オランウータンを追跡しています。

庁の副長官は説明する、「動物園のオランウータンは全てマイクロチップが埋め込んであるが、この3匹にはチップがない。従ってこれらの5匹が怪しい出自であると推測できます。さらにこれらのオランウータンには公式文書がありません。」マレーシアの法律では、オランウータンは完全保護動物であり、危機に面した動物に関する国際取引条約でも取引が禁止されています。 野生動物と国立公園庁の特別許可得ることによってだけオランウータンを飼うことができます。

2005年にマレーシアの動物園で、インドネシアから密輸した10匹を超えるオランウータンの存在が見つかるというスキャンダルが起こりました。そこで野生動物と国立公園庁は国内の動物園や民間施設で飼われている全匹のオランウータンをリストに掲載して、密取引の防止に向けた対策を取りました。オランウータンはボルネオ島とスマトラ島だけに生息しています。

タイピン動物園から没収された2匹のDNAサンプルを摂取して、その出自を探る調査をしているところです。没収された3匹は野生動物と国立公園庁の施設で暫定的に保護しています。

( Intraasia 注:動物園がこんなことしていいの、と思いますな。でも前科があるからなあ)

【クランバスターミナル外で横行している違法なバス運行】
(クアラルンプールのチャイナタウン脇、高架電車 Pasar Seni 駅斜め対面にある、古い古い)Klang バスターミナルでは、規則を遵守したバス会社が経済的に苦しんでいます。規則を守らないバス会社の運転手はKlang バスターミナル脇の道路に停車して通行を妨害しながら乗客をさらっていくからです。 バスターミナル内から発着する CityLiner バス, Ceria バス, 及びRapid KL の一部路線バスは乗客をさらわれてしまっています、ターミナルではプラットフォーム利用代として1レーン当たり月RM 4000 が課されます。「規則に従っている会社が毎月損失を出すという、まことに士気をくじかされることです。規則を無視している会社が富を得ているのです。」とターミナル発着のバス会社の者は語る。

「ターミナル横から発車しようと試みたが、規則無視のバスの運転手から乱暴に妨害された。わが社の運転手は脅され、ウインドガラスが何回も割られた。」「当局は今年4回取締りを行ったが、こういった違法行為をやめさせることには至っていないし、問題を減少にさえなっていない。」 「ひどいことに、違法行為バス会社の黒幕は彼らが占拠している公道の一角に他の小バス会社の車が停車するしょば代として、10日間でRM 4000を要求している。その道路の一画は、クアラルンプール交通警察署のすぐ近くにあるのです。」

(この場でも報じた)バス運転手に1日RM 700でバス車輛と運行許可を貸し出すあり方が横行している中、そうした運転手は市内の道路を乱暴に走行して他の道路利用者も危険に陥れています。 元道路交通庁の長官は語る、「このバス車輛と免許のリース方式は関連法に反した違法です。私が長官当時この問題に気づいており、情報を収集していました。」

(Intraasia注:小さなバスターミナルですが、クラン方面へ行く唯一のターミナルです。そこで大小のバス会社がこの界隈から発着しています。違法行為があまりにも堂々と日常化し、それが違法なのか常態なのか、わからないのがクアラルンプール圏のバス運行につきものですね。この記事が載った数日後クランバスターミナルを訪れたら、いつも見かける横暴バス車輛がいませんでした。当局が注目している間はおとなしくしているということなんでしょう。こういう状態がどれくらい続くかですね)

【フィリピン人メイドの給料をさらに上げたい】
住み込みメイドの月給において現在、インドネシア人メイドはRM 500-600 ですが、フィリピン人メイドはRM 800-1200 を支払われています。どころがクアラルンプールのフィリピン大使館が、マニラの労働当局が先に決めたようにフィリピン人メイドはUS400つまりRM 1400 支払われなければならないと、声明しました。フィリピン政府はこの最低賃金を施行されるべきだとのことです。

外国人メイド代理業者マレーシア協会は、このフィリピン側の要求を非現実的だと表現しています、「フィリピン人メイドはRM 800-1000の範囲であるべきだ。この件で解決が見られなければ、協会は大使館に協議を呼びかけます。」

【ツーリズムマレーシアは今後ソーシャルネットワーク網を利用して宣伝する】
(マレーシア観光を推進する当局である)Tourism Malaysia はインターネット宣伝を推進して観光客を増やすために、ソーシャルネットワーク網である、face book, Friendster, Twitter, などを今後積極的に利用していくとのことです。Tourism Malaysia の代理長官は語る、「ツーリズムマレーシアはすでにウエッブTVがあるし、yahoo, MSN, Google でバナー広告を出しています。」

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6月29日の記事

【スポーツニュース 2題: バドミントンとマラソン】
ジョーホールバルで開催された、バドミントンのマレーシアオープングランプリで、男子シングルでマレーシア人 李選手が中国の若手選手を破って優勝しました。彼は世界ランキング1位で、先週のインドネシアオープンでも優勝しています。 また男子ダブルでは、マレーシア人組がこれまた優勝しました。

初開催のクアラルンプールマラソンで、オープン参加の男子部門は1位から3位までケニアの選手が独占しました。2時間17分の1位の選手は語る、「これは私の初マラソンなので驚きました。コースは大変易しい、でもちょっと暑くて湿度が高い。」 彼は優勝賞金US$2000 を獲得しました。オープン参加女性部門でも1位は2時間40分のケニア選手でした。

マレーシア人に限った部門で優勝した男子選手のタイムは2時間31分、女子は3時間16分でした。 5km、10km などの短い距離を含めて、この大会に参加した人の数は12500人でした。

( Intraasia 注:多分この種のニュースは日本のスポーツ紙にさえ載らないでしょうから、お伝えします。マレーシアの数少ない得意種目のバドミントンで、オリンピック唯一メダル選手であるのがこの男子選手です。女子選手はいつも奮いませんね。 マレーシア各地で行われる種種のマラソン大会ではいつも”出稼ぎ”ケニヤ選手陣がトップを占めています。よってこの大会でも最初からマレーシア人選手は別部門に割り振られています。同一部門ではケニア人選手にはとても敵わないからですね)

【理数科目の英語媒介教育に関する野党指導者の発言】
小中学校で2003年から実施されている、理数科目の英語媒介教育に関して、Pakatan Rakyat(野党連合)のリーダーアンワル元副首相は記者会見で主張する、「英語媒介教育を止めて、マレーシア語媒介に戻すべきです。マレーシア語を最高の言語の地位に戻して、国民小学校では理数科教育の言語にし、国民型小学校ではマレーシア語の利用を高めます。 この問題はもう実に長い間議論になっている。現在の方針はマレーシア語が国語であることを裏切る政策です。」

「英語を取得することは重要なので、英語の使用と理解を高めるための建設的なステップが必要なことには同意します。しかしどのようにするかは教育者にまかせましょう。 これには、SPM試験で英語科目を必須科目にして合格することを義務つけないようにすることもあります。必須科目にすれば多くの生徒、とりわけ田舎の生徒がSPM試験で修了とならなでしょう。」

( Intraasia 注:理数科目の英語媒介は各民族の中に賛否両論を生んでおり、且つ与野党陣営内でもそれぞれ意見が両論に分かれています。英語新聞はほとんど毎日ぐらい英語媒介擁護の投書や記事を載せていますね。英語を必須にするような社会に持って行こう、マレーシアはそういう社会であるべきだと考える勢力は、だから英語科目を必須合格科目にするべきであるとしきりに主張しています。アンワル元副首相が英語媒介に反対でもPakatan Rakyat(野党連合)側がその意見で統一されることにはならないでしょう)

【タイ深南部に自治権を認めるべきだと主張する、自称NGOグループ】
タイ深南部における人権侵害を終わらせようと、アセアン諸国の非政府組織が手を組んで、タイ首相宛てに公開書簡を送る意向です。その書簡ではタイ深南部で軍隊と警察による人権侵害が行われているので、タイ政府はそれを調べるべきだとしています。

イスラム教学者のアジア会議事務局の事務長によれば、これまでにマレーシア、インドネシア、タイ、フィリピンから300のNGO組織がこの書簡に署名をしたとのことです。「宗教基盤NGO及び非宗教基盤NGO 合わせて1000の署名を期待している。さらにキリスト教基盤のNGOと仏教基盤のNGOからも署名を期待しています。 タイ深南部の不穏化によって2004年4月以来2009年3月までに ムスリム死者 1869人、仏教徒死者 1431人、合計3300人の被害を生み出した、と国際危機グループが発表しています。 

事務長は主張する、「2004年に起きた、パタニー県のモスク襲撃で32人が殺され、ナラティーワット県タクバイで85人のムスリムが殺された、そして最近のモスク襲撃で11人が殺された、これらはムスリム武闘派を誘発させて報復することを狙ったものだ。それがまた報復の殺人を巻き起こした。我々は書簡をタイ首相にじかに手渡したいと計画している。そういかなければクアラルンプールのタイ大使館に送ります。」 書簡の内容では、タイ政府は1902年以来争いが続く深南部に自治権を認めるようにと呼びかけています。 事務長は主張する、「タイ軍部のプロパガンダである、ムスリム武闘派がモスク襲撃に絡んでいるというのはばかげている。」

( Intraasia 注:この主張は幅広いNGOというより、親タイムスリム勢力の要求ですね。どの国でも小さな島1つの帰属でさえ延々と争っています。深南部3県の自治地域化を認めるように要求したことをタイ政府や圧倒的大多数のタイ国民が認めるわけは絶対にないし、同じようなことをマレーシア、インドネシア、フィリピンでやればそれぞれの政府と国民が反発しますね。タイ軍部を批判することは理解しますが、領土の状況を大きく変えるようなことを要求することは、問題の解決に結びつきませんね。)

【カンボジアの火力発電所建設にマレーシア企業が参加】
カンボジアのシアヌークビルに建設する火力発電所プロジェクトにマレーシア企業のLeader Universal が投資することになります。「この件で現在銀行と交渉中であり、年末までに決着をつける。早く建設を開始したい。」と、同社社長は語る。同社はカンボジアの企業と合弁企業を設立しその株式の80%を所有し、100メガワットの火力発電所建設をするとのことで、2012年の完成目標です。 投資額はUS$1億5千万ほどです。

( Intraasia 注:マレーシアはカンボジアにかなり進出と投資をしている国です。私は何年か前にシアヌークビルを訪れた時、そこからプノンペンまで路線を持っているマレーシア企業の路線バスを利用しました。)

6月28日の記事

【歯科医対国民の人口比を下げたい】
歯科医1人当たりの国民人口を現在の1:8000 を2017年までに1:4000 に向上させることを、保健省が計画しています。保健大臣によれば、先進国では 1:2000 だそうです。 「マレーシアは昨年末時点で、歯科医の数は3410人で、50%弱が公立医療機関に従事しています。 歯科医内の専門分野医師は241人になります、この数を保健省は増やしたい。」

「歯科医と歯科専門医の不足は、なり手がいないということではなく、大学での歯科医課程の定員数の少ないことが原因です。マレーシアの大学が学士卒業後の訓練課程の人数を増やすことが必要です。 歯科医の供給は国内11の歯学部と外国の医大の歯学部卒者です。現在のところ毎年の新規歯科医増加数は250人ほどです。これが2015年ごろには 685人に増える予定です。」

(Intraasia注:小さな町へ行くと歯科医の看板が非常に少ないことに気がつきます。歯科医以上に眼科、耳鼻科といった専門医院はまずありません。都会でも気に入った歯科医に出会うことはかなり時間がかかることを、体験上知っています)

【インフルエンザA型(H1N1)感染の現状 -保健省の発表】
これまでに感染が確認された人数(マレーシア訪問と在住の外国人を含む): 112人、その内16人が国内での感染です
現在治療中: 40、 回復して退院した人数: 65人 ( 合計が112にならないのはどうして?)
家庭で隔離して様子見中の人数:340人
それ以外に現時点で33人が研究所が感染かどうかの検査をしているところです

【メイド代理業者協会の言い分】
インドネシア人メイド供給が両国間で問題になっている折、外国人メイド代理業者マレーシア協会の事務局長は新聞社の質問に答えて語る。
「政府が代理業者に清掃業者としても営業できるように認めてくれれば、パートタイムメイドは機能する方策です。 メイドは我我の管轄下にマレーシアにやってきて滞在する、そして我々が彼女たちを訓練します。多くの家庭は掃除人としてメイドを求めています、住み込みのフルタイムである必要はありません。派遣のパートタイムメイドであれば、約 RM 40で4時間働く。1家庭あたり週2回と仮定すれば、月RM 320 の費用です。」

「マレーシア政府はメイド供給として新たに4カ国、ラオス、ベトナム、インド、ネパールを認めました。残念ながらネパールはその女性がメイドとしてマレーシアで働くことを認めていません、ラオスも同様に認めていません。インド側はメイドの給料をRM 1400で要求しています。 我が協会は、ミャンマーを供給先として認めてくれるように、マレーシア政府に訴えています。ミャンマー政府は認めてくれると期待しています。ただ我々はミャンマー男性はすでにマレーシアで外国人労働者としてたくさん働いていいることを知っておく必要があります。 ごく少数のベトナム人メイド、カンボジア人メイド、スリランカ人メイドがいますが、依然として大多数はインドネシア人メイドに頼っているのです。 」

( Intraasia 注:メイドを雇いたい家庭の中で、単なる掃除だけするメイドを求めている家庭は少数のはずです。代理業協会がそんな現実を知らないはずがない。 ラオスやカンボジアやネパール人メイドとどうやってコミュニケーションをとるつもりか?仮にこういう国籍のメイドが増えれば、また新たな問題の発生につながるだけでしょう。メイド依存そのものを改める方策を少しづつ取るべきなのに)

外国人メイド代理業者マレーシア協会の事務局長はさらに言う、「中国が別の選択として見込めます。中国のいくつかの省からマレーシアにメイドを送り込む引き合いがあります。中流の上家庭から中国人メイドの要望があります。しかし女性団体からの、中国人メイドの導入は社会問題を引き起こすという心配は理解できます。しかし中国人メイドを否定してしまうのは選択ではありません。中国人メイドを雇えば、メイド不足を緩和できます。」

( Intraasia 注:中国人メイドの導入には、馬華公會(MCA)の女性部が率先して強く反対しています。 社会訪問パスで入国して種種の非法活動をしている、中国人女性の拠点の一つが我が地区ですから、ごく身近にかつ日常的にこの状況を知っているIntraasiaは、華人系女性団体の中国人メイド導入に対する強い反対は非常によく理解できます。もし中国人メイドが家庭に住み込んだら、間違いなく何割かの華人家庭で問題が発生することでしょう。)

 【毎週載るアニメ・マンガページに宛てた投書から 】
アニメで話される日本語は砕けた調子です。私は日本語教室に通いました、その多くはアニメとマンガと日本ドラマをもっと理解したいという希望で来た人たちでした。最初10人いた生徒がだんだんと減っていきました。コースに残ったのは私を入れて3人だけでした。言語を習う時、言語の基本と文法を習わなければなりません。しかしこれが退屈だという人がいるのです。

ある製品が支払う金に見合わないという苦情は消費者の権利ではないでしょうか? アニメの翻訳者はやった字幕付けがひどい程度だと知ることがあるのでしょうか?

オリジナルのアニメが高品質できちんと訳されていれば、多少高くてもオリジナル料金を払うことをいとわない、という私の意見に多くのファンは賛成すると思います。

( Intraasia 注:街の雑誌スタンドから本屋まで、日本マンガの翻訳本が数々並んでいます。華語、マレーシア語、英語版と3種あります。その翻訳の質を疑う理由を私は知っていますが、大多数の読者は細かいことなど気にせずに読んでいるはずです。 ところで、言語学習は最初は退屈です、しかし中級以上に進むためにはその壁を越さねばならないのです。アニメとマンガを楽しむためのための日本語講座でも開いたら、受講者はあるかもしれませんね。退屈なことを我慢できない受講者に妥協して、文法や基本を大幅に省いた、中級には進めない日本語講座ですな)

6月27日の記事

【ナイトクラブの客として麻薬陽性反応を示した客中に5人の警官がいた】
クアラルンプールのJalan Kepongにあるナイトクラブを、警察庁本庁の麻薬取り締まり局のチームが午前3時ごろ取り締まりました。地元警察署の署長が説明するには、「(麻薬接種を検査するための)尿検査したクラブ客306人中、女性27人を含む70人が、クタミン、メタフェタミン、アンフェタミンに対する陽性反応を示した。床には麻薬と思われる包みがあちこちに捨てられていた。このナイトクラブは5週間ほど営業している。」

客の中に15人の非番の警察官がいました。この警官はクアラルンプールとスランゴール州のいくつかの署に所属する警官です。尿検査で陽性を示した警官が5人おり、その内1人は警部です。署長は言う、「警察はなんら偏向していません。法を破る者には偏見なく対処します。」 陽性となて拘留されたものは、麻薬法1952年によって取り調べを受けます、この法律では罰金RM 5000以下または懲役2年以下またはその両方に処すと定めてあります。

( Intraasia 注:15人もの警官がそんな時間にいるとはまさにたまり場ですね。警官の圧倒的大多数はムスリムですけど。警察上層部は、警察組織には厄介者がいくらかいる、とよく語っています。ナイトクラブやカラオケなどの取締りで警官が客中に含まれていた事例が頻繁にあることはニュース記事からわかります、さらに尿検査陽性反応を示した例も時々伝えられます。この種の取り締まりは地元の見回り警らチームでなく警察本庁の部隊が行うからこそ、効果が高いのでしょう。5人の警官がその後どうなるか、新聞は報じて欲しいものです)

【インフルエンザA型(H1N1)様子見のための家庭隔離者を有給病休扱いにしなさい】
インフルエンザA型(H1N1)感染の疑いのために自宅で様子みする者には、1週間の病気休暇を与える、と政府が決定しました。この病気休暇を得るには、政府病院または医院の診断書が必要であり、それには自宅で1週間の隔離が必要だと記入される必要があります。この診断書を雇用者に渡すことで、被雇用者は有休の病気休暇を得ます。これを説明した人的資源省大臣は語る、「この方針は雇用法に沿ったものです。」

【ペナン州での自動車登録番号における高額な入札金額】
ペナン州の道路交通庁は、新車登録ナンバープレートの番号を得るための入札で多額の収入を得ていることを明らかにしています。ペナン州だけで年間RM 400万の収入があるとのことで、これは国内でクアラルンプール、スランゴール州、ジョーホール州に次ぎます。ペナン州での最近の高額落札は 番号PJF 1 にRM 42000 でした。これは大衆車が1台買える値段です。 PJF 2がRM23200、 PJF3 がRM 18000で落札されました。州でのこれまでの最高落札額は PHM 1 のRM 73000でした。

8は華人のラッキー番号です。ただプレート番号の 1桁8はRM 18600、2桁88はRM 8100 で落札されたとのことです。道路交通庁の説明では、入札金額の30%の保証金が必要です。 落札できなければ、もちろん戻ります。

(Intraasia注:縁起担ぎ以上に、権力と金力を他人に見せびらかしたい人間はたくさんいるということです。その典型が自家用車のクラスとそのナンバープレートなのです)

【マイケルジャクソンの曲ばかりがかかった日】
マイケルジャクソンが急死したことを受けて、26日ラジオ各局は放送の中で夜まで彼の曲をたくさんかけました。

( Intraasia 注:昨日はダイヤルを華語局にあわせてもマレーシア語局にあわせても、マイケルジャクソンの局と話題が聞こえてきました)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 363.6 を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1075 で市場を終えました。

6月26日の記事

「インドネシア政府はメイドのマレーシア送り出しを一時停止させる】
インドネシアは住み込みメイドとしてマレーシアで雇用されることを一時禁止すると声明しました。ジャカルタでこれを発表したインドネシア人的資源省大臣は、マレーシアがインドネシア人メイドの保護を確立するまで、この禁止処置は続くと語りました。大臣は来月マレーシアを訪れて話し合うとのことです。声明にはまた、インドネシア人メイドには自分のパスポートを保持する権利があると、要求しています。

一方マレーシア人的資源省は、インドネシアからの公的通知の到着を待つってから、なんらかの発表を行うとしています。外国人メイドのマレーシア協会はその議長が語る、「まだ公的通知を受けていない。本当に禁止であれば、不幸なことだ。これはマレーシア人だけに影響あるのではなく、ここで働きたいインドネシア人にも影響があります。 インドネシア政府がそのメイド代理業者に対して、メイドとしてインドネシア人をマレーシアに送らないように指示するのは密接な隣国同士として正しいことではない。」 「我々は友好的にことを解決するべきです。」

マレーシアで合法的に働くインドネシア人メイドは30万人を越えると見られており、毎月新たに3千人ほどのインドネシア人がメイドとしてマレーシアにやって来ます。そのほとんどは専門の代理業者によって送り込まれてきます。 インドネシアの当局宛てに、インドネシア人メイドがひどい扱いを受けた、給料未払い、過剰に働かせている、虐待を受けたなどといった苦情を、毎月150件ほど寄せているとのことです。

(Intraasia注:最近またまた起きたメイド虐待事件の結果、インドネシア側は7月のインドネシ大統領選挙もあって、自国民の受ける扱いに対して毅然とし対応を取る必要があるという解説もでています。まあそれは事実でしょう、しかしそういううがった見方を前面に出して、だからインドネシア側は高圧的だとマレーシア人家庭の封建的感覚を免罪する発想に立つことは、メイドにまつわる長年の問題を全く解決することになりません。そもそもメイド雇用するマレーシア人家庭で本当に住み込みメイドの必要な家庭がどれくらいあるのか? 恐らく数割に過ぎないでしょう。多数派は安いから、楽賃だからメイドを雇うという発想ですね。こういう反論に必ず出てくるのが、インドネシア人メイドは仕事で稼ぐためにマレーシアに来るのだから、マレーシア雇用者側はインドネシア人を助けていることにもなる、という恩着せ論です。要するに、すべてを正当化したいメイド雇用家庭とメイド代理業者の発想ですな。メイドが逃亡する恐れがあるからパスポートをメイド自身に所持させないという慣行は、その時代遅れの召使い扱い意識を典型的に感じます、そんなに信用できないメイドをなぜ雇うのだろう?)

【サラワク州の森林開発にまつわる一つの現象】
サラワク州のMiri から遠くない Kuala Baram地方では州内移住プログラムが行われています。この地方に州内に住んでいた6000人ほどの非法居住者を移転させたプログラムです。この地方は10年程前にはまたく森林地でしたが移転させられた人たちが家を建てるように、これまでにすでに1000へクタールの森林が伐採されました。そこでこれまで森林に生息していた動物が人々の対象になっています。森林がぐっと減ったので動物は人間との接触が増え、狩猟はずっと容易になりました。

ある住民は、保護されたサルを買うこともできる、多くの人がサル等を飼っていると言っています。近くの森でサル等を捕まえたり撃ち殺す人がいることを知っていると語る。赤ん坊サルはRM 200ぐらいで買うこともできる、と別の住民。「捕まえたサルが弱っておれば、殺され、料理となります。」

【Petronas が国家財政に寄与する割合の高さ】
国策会社Petronas は2009年3月期の1年決算を公表しました。この期の利益はRM 525億で対前期比で 14%の減少でした。
Petronas が国家歳入と州政府に収めている税金や配当金の総額は、2009年3月期はRM 740億に達しました、対前期比で20%の増額です。 RM 740億中の678億が国庫へ、62億が関係州政府にロイヤリティーとして収められました。 2007年3月期 RM 523億、2006年3月期 RM 477億です。
決算期でなく暦年ベースで比べると、Petronas が国家歳入に寄与する率は2008年が36.8%、2009年が44.9%にもなります。 

( Intraasia 注:少し前の「今週のマレーシア」でこの件を取り上げました。ほとんどの方はマレーシア国庫がこれほど石油ガスの貢献度が高いことはご存知ないでしょう。一部のエコノミストはこの高さを問題にしていますが、公論として石油依存度の高さを問う論調は目にしません。埋蔵量が減る10年後20年後この依存は大きな問題になるでしょうね)

【中国人観光客をさらに引き付けるためにと、訴える華語紙】
華語紙南洋商報は社説で、中国の西部の都市 Xian, Chengdu とクアラルンプール間の空路を再開すべきだと、書く。「中国人観光客の大多数は、東部と南部からマレーシアにやって来ています。中国西部に住む多くのムスリム中国人ことを我々は軽視しています。マレーシアがまだ掴んでいない市場として彼らは大きな可能性がありあます。」 「中国人観光客をひきつける面でマレーシアは、日本や韓国や米国やカナダやヨーロッパやオーストラリアと競っています。アジアではマレーシアに強い競争相手はシンガポール、インドネシア、ミャンマー、ラオス、カンボジア、タイ、ベトナムです。こういった国は戦略を強化してビザ申請過程を強化、運輸力を高めています。」

( Intraasia 注:喫茶ツイッターに閑古鳥の鳴かない日はあっても、中国人旅行者の話題がない日がないほど、ひんぱんに中国人旅行者及びその引き付け策が話題になります。昨年すでに100万人近い中国人がマレーシアを訪れた、どこまで増やせば満足するのか、と思いますね。 この社説ではミャンマーやラオスがマレーシアの競争相手の一つだそうですが、よくこんなむちゃくちゃなことを言えるなあ。外国空路自体が極端に少ないラオスが100万人もの中国人をどうやって引き付けられるのだ! 雲南あたりで国境を接しているから陸路はあるでしょう、しかしそんな数はたかが知れていますね)

6月25日の記事

「マレーシア 皆で投票」を実施しています。 
http://www.big.or.jp/~aochan/klhomeiamge/maidtouhyou.htm をクリックして <あなたなら家庭内住み込みメイドを雇いますか?> 投票ページを開いて参加してくださいね。

【エアアジアが航空料金の管理費徴収を廃止した】
格安航空AirAsia はこれまで一貫して航空券運賃に加えてきた、管理費を廃止することを発表しました。これによって年間に最大RM 4億の収入減になるとのことですが、その分は乗客数の増加と関連ビジネスでまかなうとしています。最高経営責任者は言う、「運賃を減らすことが唯一乗客を増やすことになる、より競争力を増すことにつながると考えます。他にも収入を得る方法があります。」 「主要な航空会社として管理費を廃止するのは初の会社です。これによって乗客が払うのは航空座席料金と空港税の2つだけです。」 これまで管理費はRM 22から 43まで課されていました。

AirAsia は2009年の第1四半期の決算でRM 2億の黒字を記録しました、同時に収入も増加しました。「我々はインフルエンザA型(H1N1)の影響はけていません。来週にはこれまで使っているボーイング 737の16機は飛ぶのを止める予定です。新しい A320 機で燃料費を節約できます。」 「AirAsia グループは2009年の乗客数を2000万人と見込んでいます。」 「KLIAの格安ターミナルにおける飛行機乗客の払う空港税は、国内便用にRM 6、これは納得できる、しかし国際便には最高でRM 51も払っているのは高すぎる、RM 10にすべきです。」

AirAsia の広告から
行き先の例: 片道運賃 + 空港税 = 運賃と空港税を含んだ込み料金 
ランカウイやコタバルなど半島部各都市: 0 + 6 = RM 6 
クチンなどボルネオ島部: 20 + 6 = RM 26
ジョグジャカルタ: 50 + 25 = RM 75
香港: 75 + 25 = RM 100
台北: 100 + 25 = RM 125
ロンドン: 500 + 25 = RM 525

条件:購入時期 6月25日から28日、 飛行時期 10月10日から2010年4月30日

( Intraasia 注:ずっと前から当サイト主張していたように、管理費を別途徴収するのはまことにおかしい。乗客にとって名目は何であれ払う切符代計が唯一の関心ですからね。どの航空会社もこんな悪慣行は止めるべきです。 空港税は全く別物ですね、国際便の空港税は高すぎる、まこと同感です。 香港までRM 100は激安だなあ)

【インフルエンザA型(H1N1)のために家庭で様子見する場合、給料はいかに】
人的資源省大臣は言う、「医師の診断書を得てインフルエンザA型(H1N1)のために家庭隔離する人は、有給休暇処置を受けます。」 マレーシア雇用者連合の専務理事は言う、「出張として感染国へ行って帰国した後、隔離処置を受ける被雇用者の場合は、完全なる給料を払われるべきです。これは雇用者被雇用者の双方に公平であるべきです。 しかしながら被雇用者が個人的旅行のあと隔離措置になった場合は、会社は無給休暇をその者に与えることになります。被雇用者がその有休分を消化できる選択もあるべきです」
保健省長官は言う、「民間に対して、政府がこの件で指針を出すことはしません。」

公務員組合のCuepacs の議長は主張する、「インフルエンザA型(H1N1)のために家庭隔離を受ける教師や公務員は、給料カットや有給休暇消化となることはありません。家庭で隔離するように指示されたからこそ、完全なる給料を支払われ、有休も減らされません。もし学校が1週間の休校になっても、給料削減はおかしいことです。教師は働きたくないということではないのです。」

【裁判所にやって来た、強盗犯の妻は男だった】
クアラルンプールの下級裁判所の裁判で、強盗罪で起訴された夫の保釈を申請しに来た妻が、実は男であることがわかり、裁判長が驚きました。この”妻”はパンジャビスーツに身を包み、長い髪です。しかしながら身分証明証MyKad の記載名は Rajendran となっているので、裁判長がいくつか質問しました。「いつ性転換したのか?」と尋ねると、この”妻”は、「昨年です。Mykadの男性名を変更する手続中です。」 と答えました。

被疑者男性、39歳、はクアラルンプールのプドゥラヤロータリーに面したMaybank本社前の通り(Jalan Tun Perak) で、夜10時半頃バングラデシュ人男性からRM 700奪った容疑です。もう一人の被疑者は同時間同場所で別のバングラデシュ人からパスポートとRM 500を奪った容疑です。この2人は別の容疑である、盗難タクシー車を保持していた容疑でも起訴されました。2人は有罪を認めず、裁判を主張しました。裁判所は各自に保証金RM 5000と保証人1人の条件で保釈を認めました。裁判は7月末に始まります。

( Intraasia 注:市内中心部にあるあの場所はしょっちゅう外国人労働者が徘徊したり集まっている場所ですね、夜10時半とはいえ多くの人がまだ歩いたりバス待ちしている時間でしょう。そんな場所でも強盗は起こるという例ですね。)

6月24日の記事

【KLSentral 駅にあるマレーシア航空総合航空券サービスセンター】
マレーシア航空は、KLSentral駅内にある、航空券総合サービスセンターを最近向上させました。27のカウンターに60人の職員が3交代制で勤務しているとのことで、マレーシア航空に関する全てのサービスと子会社のFirefly の発券を扱います。サービスセンターの営業時間は毎日 4時半から24時までです。「より多くのお客がKLSentral駅内にある、航空券総合サービスセンターを利用するようになっています。そこで設備などを向上させました」 とマレーシア航空幹部は説明しています。

顧客サービス向上のために、航空券一括サービスセンターは首都圏に2箇所設けることを計画しました:クアラルンプール市内の人向けにはKLSentral駅内のセンター、クアラルンプール郊外の人向けにスバン空港内のセンターです。 今年5月に設置されたスバン空港内のサービスセンターは毎日7時から19時までの営業です。 クアラルンプール市内の元マレーシア航空本社ビルにあった航空券販売オフィスは2008年12月をもって閉鎖されました。

(Intrraasia注:たまたま KL Sentral駅へ行ったので様子を見てきました。確かにカウンター数が増えたことはいいことですね。この航空券一括サービスセンターの隣はマレーシア航空のチェックインカウンターです。ERL空港電車空港利用するマレーシア航空乗客はそこでチェックイン手続ができるという施設で、何年も前からあります。変化があります、この事前チェックイン施設を利用するには、空港電車切符を入り口で提示しないとチェックインカウンターの一画へ入れないように方式を改め、この一画の周囲には柵が設けてあります。きちんと規則を施行するという良い方針ですね)、

【クアラルンプールのインターネットカフェの違法行為を取り締まる】
クアラルンプールのインターネットカフェで横行しているギャンブル活動を抑えこむために、連邦直轄領省は行動を始める意向です。副大臣は主張する、「省の観察によればクアラルンプールの多くのインターネットカフェはギャンブルのような違法活動を行っている。クアラルンプール市庁が発行するインターネットカフェ営業免許店を抜き打ち検査すれば、免許条件に違反しています。」

(Intraasia注:マレーシアのインターネットカフェは基本的に遊技場です。これは前身であるゲーセンの歴史を引きずっているからです。マレーシアのゲームセンターは単なる遊技場ではなく、違法なギャンブル機を備えて賭け行為が盛んでしたし、現在でも続いています。従って、少なからずのインターネットカフェがギャンブルを客に提供するのは、自然な成り行きといえます。この問題はもう長い間各新聞で頻繁に問題視されてきており、連邦直轄領省が取締りを言ったぐらいで消滅する問題ではありません。もっと深いところに根があります。我が地区にあるゲーセンはどうどうと2桁数のギャンブル機を店に並べています。地元警察署まで直線でわずか1kmです)

【保健省長官からのお知らせ】
保健省長官は訴える、「米国、英国、オーストラリア、フィリピンを訪問した生徒は、マレーシア帰国後7日間自宅で自主的に隔離行動を取ってください。最近の輸入感染ケースの多くは、この4カ国からの帰国者が関わっています。もしその間に症状が出たら直ちに治療を受けてください。」

「入国者が記入する健康調査申告書を係官がきちんとチェックしてないという苦情があるので、現在のあり方を改めて、申告書が状況の監視に役立つようにさせたい。」と長官。 国内でインフルエンザA型(H1N1)感染と確認された者は68人に増えました。その内9人は国内感染の結果です。

【テーマパーク KidZania Kuala Lumpur 】
政府の投資機関である Khazanah Nasinal と政府系会社であるBOusteadHoldingは共同で、テーマパーク KidZania Kuala Lumpur を建設する計画です。場所はペタリンジャヤのMutiaraDamansara で The Curve の対面になり、広さ5500平米、完成は2012年の予定です。KidZania Kuala Lumpurは世界クラスの教育と娯楽のテーマパークだとのことで、年間50万人の利用者を期待しています。

KidZania のジャカルタは入場料子供US$12 ,大人 $9、 東京は 子供US$15 ,大人 $10なので、これを参考にKidZania Kuala Lumpur の入場料を決めますと、創始者は語る。メキシコで発祥したKidZania は3番目に東京に建築しました。ジャカルタは2007年にオープン、今年3月には大阪にもオープンしました。今後も世界各地で建設を進めていく予定です。

(Intraasia注:ふーん、すでに日本に2箇所もあるテーマパークなんですか。まあIntraasia が知るわけないです。読者の中には子供を連れて遊びに行ったよという方もういらっしゃるかもしれませんね)

【タイ鉄道組合のストでランカウイ急行が折り返し運転】
タイ鉄道(タイ国鉄)の組合ストライキで、月曜日からマレー鉄道の運行するランカウイ急行に影響が出ています。国境のPadang besar 駅までの運行になっています。(つまりタイ鉄道に乗り入れている) PadangBesar - ハジャイ区間は運休です。 もう1本影響が出ているのは、バンコク - バタワース間を運行する国際急行です。タイ鉄道の運行であるこの列車は(当然)運休しています。(復旧見込みはすべてタイ鉄道次第なので)マレー鉄道側は、タイ国鉄当局からの連絡を待っています。

(マレー鉄道とタイ国鉄の線路・施設を借りて外国資本が独自に運行している)不定期運行の Eastern & Oriental 急行には影響は出ていません。今月は運行予定はなく、次便は7月の11日だからです。

(Intraasia注:バンコク-バタワース 国際急行列車をマレー鉄道の旅と呼ぶようなでたらめ情報には気をつけましょう。マレー鉄道列車がタイ国鉄の線路を走行するのはハジャイまでです。) 

6月23日の記事

【インフルエンザA型(H1N1)感染者がじわじわと増えている】
インフルエンザA型(H1N1)の国内感染者の増加によって、2番目の学校、ペタリンジャヤの小学校、が休校措置になりました。 国内感染はこれで7人目で、マレーシアにおける感染者合計数は58人になりました。保健大臣は、国内感染による感染者の出た学校だけを閉鎖しますと語りました。「生徒は家庭待機中に塾などに出かけないようにしなさい。」 また大臣は、オーストラリアと米国とフィリピンを訪れた家庭の生徒は、マレーシア帰国後1週間家庭で様子見してから通学するようにと、呼びかけました。

サラワク州ではクチンの大学生がインフルエンザA型(H1N1)患者と確認されたので、州初の感染者となりました。

【連合政府に関する話し合いは行わない】
Pakatan Rakyat(野党連合)側の公正党、PAS党、行動党が党指導者会談を行って意見の統一を図り、共同発表を出しました。これによってPakatan Rakyat(野党連合)側はBarisan Nasional(与党連合)側のUMNOと連合政府を樹立させるような話し合いは行わないことを確認しました。

アンワル元副首相は語る、「国益に関しては、Pakatan Rakyat(野党連合)はUMNOやBarisan Nasional(与党連合)側と話し合いは喜んで行います。しかし連合政府に関しては拒否することを再度明らかにしておきます。国益とは、経済、教育の品質、司法、ポートクラン自由貿易区域スキャンダル、警察権力乱用などです。」 PAS総裁は、UMNOとの連合政府交渉は行わないと語りました。UMNOがこの件で話し合うあり方は、PAS党をPakatan Rakyat(野党連合)側から離反させようかとしているようだ。」

(Intraasia注:全党で連合政府を成立させるなんて、非現実的で非健全なことが成功するわけないですね。この話し合いの要は、UMNOとPASによるマレー連合政府を夢想することなのです。よって馬華公會(MCA)さえこの話し合いに反対を表明していました、)

【世銀の今年の経済成長率予測は マイナス4.4% 
世界銀行は、最近発表した報告書の中で改定した世界と主要国の経済成長率予測を明らかにしました。
マレーシア: 2009年予想成長率 - 4.4%、 2010年予想成長率 2.2%
インドネシア:2009年予想成長率 3.5% 、 2010年予想成長率 5%
日本:2009年予想成長率 - 6.8% 、 2010年予想成長率 1.0%
中国: 2009年予想成長率 7.2% 、 2010年予想成長率 7.7%
米国: 2009年予想成長率 -3.0% 、 2010年予想成長率 1.8%

(Intraasia注:マレーシアの成長率を今年初め頃、国内のほとんどのリサーチ機関もゼロ成長ぐいらいに予測していました、政府はプラスマイナス1%という予測でした。大きなマイナスを予測していたのはたしか1研究所ぐらいしかなかったと記憶してます。予測が甘いのか、何かに遠慮しているのか知りませんけど、機関やエコノミストの予測がピッタリ当たることはあまりないかもしれませんね。それはとして、どうして日本はこうも数字が悪いのかと思いました。)

【Yahoo! Mobile をマレーシアでも展開 】
Yahoo はパソコンからではなく高度自動機能電話からのアクセスを好む利用者をひきつけるために、アジア太平洋地域でのモバイル基盤を拡大しようとしています。そこでYahoo! Mobile が最近マレーシア、シンガポール、オ-ストラリアなどで利用できるようになりました。Yahoo! Mobile は世界17国で、現在400種のモバイル機器で利用できるとのことです。最初にこのサービスを米国、ドイツ、インド、インドネシアなどで開始して、今回利用できる国々を広げました。

6月22日の記事

【外国人労働者のもたらす感染病】
外国人労働者がもたらす病気を心配する声があります。政府から外国人労働者に対する健康診断を統括することを委託されている会社Fomema があり、外国人労働者には健康診断を義務つけています。 この際6種の病気が、必須検査の対象になっています:結核、肝炎、性病、エイズ・HIv感染、マラリア、ハンセン病

病気持ちということで労働許可証が認められなかった外国人労働者の総数 37500人-Fomema による2008年の統計
結核 10517人、肝炎 8594人、性病 2392人、エイズ・HIV682人感染 、マラリア 74人、ハンセン病 10人、妊娠 2110人、 覚せい剤陽性反応 1194人、その他

結核やハンセン病はマレーシアでは20年ほど前にほとんどなくなりました。しかしながらまた発生が復活したことで、この原因は何百万人もいる合法違法の外国人労働者に寄るものだと考えられています。 2008年に国内で確認された結核感染者数は 16325人(マレーシア人 14275人、外国人 2050人)もあり、これは17000人を数えるデング熱患者に次ぐものです。ハンセン病の場合は 152人(マレーシア人 99人、外国人53人)でした。 保健省はこの2種の病気を含めて、27種の病気を追っています。

保健大臣は語る、「我々が心配するのは、100万人をはるかに超えると推定される違法外国人労働者の間における感染病です。これは隠れた感染原因となります

【イスラム教発展庁長官の語るマレーシアのイスラム教】
ムスリム女性を啓蒙するグループ Sistaers in Islam がイスラム教当局やムスリム保守派から批判されている折、(国のイスラム教機関である)イスラム教発展庁の長官は語る、「Sistaers in Islam がイスラム教学者や州イスラム教当局との話し合いを持とうと思えば、ムスリムコミュニティーの福祉と権利に関する活動に関しては反対はないでしょう。 しかしながらSistaers in Islam に対して、イスラム教学者の国籍に関わらず、イスラム教学者に対してもっと親愛的な態度を取るようにと、アドバイスします。」 「各州のイスラム教当局はムスリム非政府組織と喜んで協力していくと私は思う。 Sistaers in Islam は私(長官)がこの職に就いた2007年7月からこれまでに接触してきたことは一度もない。」

「社会における男女性に関しては注意深く検討されなければならない、なぜならイスラム教の観点からは男性と女性の間に平等と不平等があるからです。我々は法律と文化の観点からこれを眺めなければならない、それはいくつかのイスラム教学派があるからです。 ある学派に基づいた法律を基盤としていくつかの国々の実践を尊重することが大切です。マレーシアはShafie学派に従った法律に基づいています。 複数の学派の法律を取り入れると混乱につながります。」

PAS党総裁が支持している、もしSistaers in Islamの発言と行動がイスラム教に反していれば、そのグループを禁止するという件に関して長官は言う、「禁止するというのは法的権力です。つまり内務省の権限です。内務省はいろんな観点を考慮すると思います。」

(Intraasia注:注意深く選ばれた言葉の間に言わんとすることが明確に感じられる発言です。マレーシアのイスラム教当局としてマレーシアのイスラム教理解と実践はどこに限界を設けているかということがわかりますね。)

【マレーシアでもインフルエンザA型(H1N1)による学校休校】
インフルエンザA型(H1N1)の国内感染が2人の生徒に確認された、クアラルンプールの華語小学校は今週一杯学校閉鎖になります。これはマレーシアで初の学校閉鎖です。チャイナタウンにつながる道路界隈にあるこの小学校は合計3人の生徒が感染しており、国家安全委員会が休校に同意しました。この学校のほかにも、シャーラムの学校とペタリンジャヤの学校が休校になる可能性がでています。

【差別語 keling を巡って】

マレーシア語の"keling" という単語を巡って、以前からインド人ムスリム界から反発がでています。この単語は、インド人にとって軽侮的で屈辱を与え侮蔑的であるという理由からです。そこでスランゴール州及びクアラルンプールのインド人ムスリム団体が、(国立国語研究所にあたる) Dewan Bahasa dan Pustaka 編纂のマレーシア語辞典 Kamus Dewan を相手取って、辞書から"keling" という単語を除くようにと要求してきました。この団体が起こした訴えを、最近クアラルンプールの高裁は退けました。 

識者の中には、「黒人を差別する言葉である niger はほとんどの辞書に収容されている。これは単語の歴史と使用における社会的概念を示している。辞書は知識を与えるものである。政治的に正しい正しくないという立場をとるのではない。」 「そういう差別単語は、侮辱的な言葉であるという注意を与えて、それを使うのがタブーであることを人が知るようにさせるべきです。しかし単語自体を除くべきではない」

訴訟を起こしているインド人ムスリム団体の代表は指摘する、「Kamus Dewan の第3版には kurang halus (無礼な)という注書きあったが、最新である第4版では消えてしまった。」 上記の識者は言う、「kurang halus (無礼な)では不充分であり、侮辱的、屈辱的と注書きすべきである。」

(Intraasia注;差別語は使うべきではないのは当然であり、無意識に使っている人にはそういう知識を与えることも必要ですよね。マレーシアで最も権威ある Kamus Dewan のような大部な辞書から差別語そのものを除くことは辞書本来の目的から外れます。知識なく、何気なく keling人という表現をしている、非インド系マレーシア人がいるのは事実です)

6月21日の記事

【小学校の生徒にインフルエンザA型(H1N1)感染者発生】
インフルエンザA型(H1N1)のマレーシアにおける感染者数が42人になりました。新しく確認された6人の患者の中には、クアラルンプールの華語小学校の女生徒がいます。この少女は最近家族でオーストラリア旅行してきたばかりです。この生徒の級友46人は家庭で隔離して様子見となりました。関係者の間では、クアラルンプールでも学校閉鎖しなければならなく可能性を心配する声もあります。保健大臣はいう、「もし国内の学校で感染したケースが出てこれば、学校閉鎖の可能性もでてきます。」

【香港芸能界を追われた人気俳優歌手がマレーシアにブティックを共同でオープン】
カナダ華人ながら香港映画と香港歌謡界でデビューして人気俳優歌手となった、陳冠希 がクアラルンプールのバンサにパートナーの華人ビジネスマン及びマレーシア華人と共同でブティック店を開店しました。開店式のためにが来マレーシアした彼を見ようと、多くのファンが集まり、マスコミも駆けつけました。陳冠希が撮りだめした女友達の有名芸能人のヌード写真などが昨年初め香港でインターネット上に漏れたことから、彼は香港芸能界から身を引いています。

現場はファンの歓声などで多いに盛り上がりました。彼は記者会見で自身の芸能活動再開見通しや今後のビジネスへの希望を語りました。バンサの店は香港以外で初の出店とのことです。

(Intraasia注:問題を起こして香港芸能界を追われたとはいえ、依然として人気ある香港俳優はマレーシアでもこのように華語紙、英語紙で記事になります。マスコミの話題になった者が勝ちということですな。マレーシアで公開される大多数の香港映画を観てきたIntraasiaですから、彼の出演作も何本も見てますけど、なぜこうもファンがキャーキャーするのかと思いますね)

【日本製美容化粧品類をインターネット上で販売する華語サイト】
女性用美用品、化粧品、アクセサリー品、身体矯正用品などをマレーシア国民対象にウエッブで販売している華語サイト www.buy99.us/ の主催者である、マレーシア華人女性は言う、「販売している品のほとんどは日本、台湾、韓国製品です。ただ美容按摩などのプラスチック製品は中国から輸入です。台湾製品は 台湾の「女人我最大」に依存しているので品質は保証できます。一般に日本と台湾品は比較的客の信頼が大きい。」

「私たちのサイトの特徴の1つは、日本製品を替わりに購入してあげるというサービスです。サイトの広告をみて欲しい物を連絡してもらうだけでいいのです。その品の製品の情報だけを要求されてもいいです。マレーシア人客は日本文の説明に心配する必要はありません、日本留学生が説明文を翻訳しているからです。品質は保証しますから、客は十分安心して使ってください。我々が実際に使って試しています。」

この女性は4年前に ebay.com.my で始めたビジネスが好調で、3年前に独自サイトでオープンしたものだそうです。ウエッブサイトだけでなく、クアラルンプールで開かれる夜店に露店を出しています。毎週火曜と毎週木曜、それぞれ別の夜店街で開いている、露店でウエッブ注文品を受け取ることもできるし、新たに購入もできるとのことです。「RM200以上の購買は送料無料です。」

(Intraasia注:華語新聞の記事ですし、内容から考えてほぼ華人だけが対象ですね。サイトを見たら、日本製品の案内が一杯載っており、日本語の広告そのままも結構ある。Intraasia はこの種の製品自体にはまったく疎いのですが華語新聞の広告やドラッグストアの品ぞろえから、日本品の需要があることは推測できます。夜店も兼ねているとは賢い商売だなと思いました。支払いはマレーシアのいくつかの銀行が指定されています。 何であれインターネット上で数個程度は売れるでしょうが、それでは商売になりませんから、こういう需要と供給をうまく捉えたあり方に感心します)

【タイ深南部では標的になっている学校教師】
タイ深南部で不穏化が表明化した2004年初めから5年以上経っています。襲撃または爆弾テロによってこれまでに(ムスリム、仏教徒を問わず市民、農民、役人、警官、軍人、僧侶など)合計 3500人以上が殺されており、その中で学校教師の数が115人を数え、教師のけが人は100人を超えます。さらに小中学校の200校ほどもが大小の焼き討ちにあっています。人権団体は言う、「この辟易する傾向のなかで、分離武闘主義グループはますます教師への攻撃を増やしている。教師を政府当局のシンボルであり、仏教文化のシンボルと捉えているからです。深南部で働く、何百人もの教師が転出を願い出ています。教師への攻撃は市民への攻撃を禁じた国際法に反するばかりではなく、子供の基本的権利たる教育を脅かすものです。」

この5月に始まった新学期になってからだけでも5人の教師が殺されています。

(Intraasia注:深南部での異常な光景の1つに、小中学校の校門や出入り口周りに土嚢が積まれたり、小銃を手にした兵士が警備に立っている光景を時々見かけることです。これは万が一の用心という段階を超えて、確実にどこかの学校で起るであろう、放火を防ぐためでしょう。)


6月20日の記事

【空港滑走路延長のためにコタバル郊外の競馬場が移転予定】
サバ州のTanjung Aruには築100年を数える競馬場があります。この広さ4.2ヘクタールの競馬場では1898年以来 毎週小型馬のレースが開催されています。 コタキナバル国際空港では 滑走路を現在の3000メートルから3800メートルに拡張する計画があり、この競馬場のある場所がそのために最適だと見られています。そこで競馬場を移転するように州政府から要求されています。

コタキナバル国際空港は総額RM 14億の改良拡張工事の最中であり、現在進捗率は86%とのことです。州幹部は言う、「遅延しているのは滑走路の延長です。すべてが今年末までに片付くことを期待しています。競馬場の移転には補助を出します」 競馬場は1980年別の場所に一時移ったことがあったかが、競馬への反応が悪くて、また現在の場所に戻ったとのことです。

(Intraasia注:小型馬とはいえサバ州で競馬があるとは知りませんでした。かなり小規模のように思われます、一度見てみたいものです。半島部で開催されている、シンガポール・マレーシア巡回競馬シリーズとは全く違いますね。)

【近い将来マレーシアはオーストラリアから天然ガスを輸入する】
国策会社Petronas はオーストラリアの2つの会社と契約を結びました、これによって2014年から20年間オーストラリアから液化天然ガスを少なくとも200万トン輸入する計画です。

業界アナリストは説明する、トレンガヌ州とクランタン州沖で新たに開発される天然ガスは全て輸出に回される、そこで半島部では天然ガスが不足することになるでしょう。経済が回復してえねるぎー需要が増えれば、半島部におけるガス供給が問題になります。」 サラワク州とサバ州で産出されるガスも輸出に回されるとのことです。
2007年の国際統計によれば、マレーシアは世界で第9番目の天然ガス輸出国です。インドネシアがほぼ同量で第8位です。

(Intraasia注:マレーシア産天然ガスの主たる購入国は日本ですよ。現在産出する半分ぐらいの量を輸出にまわしているそうです、そこで近い将来は足りない分を輸入でまかなうということになるようです)

【ナシカンダールの有名店】

ナシカンダールはインド風ミックスライスで、多くのファンを持ちます。
(ナシカンダールの本場といえる)ペナンには有名なナシカンダール店がいくつかあります: Nasi Kandar Line Clear  ペナン通りにある、Odeon映画館の対面、 Shariff Nasi Kandar  マレーシア理科大の近く、  Nasi kandar Kampung Melayu  政界のVIPも好むという、代々家族に引き継がれたナシカンダール店、 Old Merlin Nasi Kandar  
Nasi Kandar Pelita は全国に21店舗を持つ、最大のナシカンダール店チェーンです。 その本店はペナン州 Prai のTaman Chai Leng にあります。
クアラルンプールの有名店
Restoran Nasi Kandar Pulau Pinang Haji Ibramsha: Jalan Tuank Abdul Rahman にある Coliseum から至近です、数十年前にオープンした当時の味を保っているとのこと
Nasi Kandar Kubu bin Abdul : 335 Jalan Tuank Abdul Rahman,  Tunes HOtel の斜め対面

(Intraasia 注:Nasi kandar は確かに美味しいですけど、肉類を入れて選ぶと結構高くなってしまいますね)

【マレーシアに戻った元マラヤ共産党員の数】
マラヤ共産党は1989年12月にマレーシア政府との和平協定締結で解党しました。国会で野党の質問に答えて内務大臣が明らかにしたところでは、マレーシアに帰国することを申請して認められた元マラヤ共産党員はこれまでの合計で338人です。マレーシア政府が申請を却下した元党員は93人いました。申請を取り下げた党員もいたとのことです。「国家治安の面と彼らの安全のためから、マレーシアに戻った元党員の身元を明らかにすることはしません。戻った際の公表もありませんでした。」

帰国申請者は、個人の履歴と書類を政府に提出し、面接を受ける必要があるとのことです。「政府は元党員のマレーシア帰国を強制はしていません。多くは(マレーシア国境に接した)タイのBetong 郊外の村に居住しています。」

(Intraasia注:「今週のマレーシア」の第340回で、その地を訪問したコラムを掲載していますよ)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 360.3 を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1059 で市場を終えました。

6月19日の記事

【空港での健康調査申告書提出を義務化する】
インフルエンザA型(H1N1)の広がりを抑える方策として、今後マレーシアに入国する外国人及び帰国するマレーシア人は、出入国地点で健康調査申告書に記入して提出することが義務付けられます。この数ヶ月間は、この健康調査申告書は、自主的に記入提出することになっていました。しかし今後は、「義務つけます。用紙は数言語で印刷されています。従わない者には罰金、懲役が科されます。」

国内の関係官庁から構成される、インフルエンザA型(H1N1)に関する会議が初めて開かれ、その場でこの申告書義務化を含めて10の対策が決められました。「早急に立法化した後この決定を施行します。保健省が発表します」 10の対策の例: 高リスクの人たちに通常のインフルエンザ予防注射を接種する、 米国とオーストラリアとマニラからの入国者に特別の注意を払う、交通機関会社は高リスクの人たちにマスクを提供すること、 公立と私立の病院は12歳以下の子供の(診療以外での)来院を抑えるようにする、住宅と地方自治体省は現行法を使って公共トイレの清潔さを確保する、 などです。

(Intraasia注:申告書に記入された内容の信頼性は問わないとして、この種の書類はできるだけ多言語で印刷すべきです。その国の国語、マレーシアならマレーシア語、と英語だけではあきらかに不充分です。その国を訪問するトップ10カ国の訪問者の母国語で印刷するぐらいのきめ細かさが必要ですね。税関書類も本来はこうするべきでしょう)

【インフルエンザA型(H1N1)がジョーホール州観光業に及ぼす影響
マレーシアにおけるインフルエンザA型(H1N1)感染確定者の数が4人増えて、27人になりました、内11人が外国人です。 尚27人中の12人はすでに完治しています。感染者に接触したことから、現在様子見のための検疫を受けている人の数は160人です。現在まだ完治していない感染者15人は各地のインフルエンザA型(H1N1)用病院に収容されています。以上保健省長官の発表からです。

マレーシア旅行ガイド協議会の議長は語る、「日本人旅行者の90%がジョーホール州への訪問を取り消しているので、ジョーホール州の旅行産業も影響を受けている。こういった日本人旅行者はインフルエンザA型(H1N1)心配から飛行機に乗ることを恐れて、旅行自体を取り消しています。」 他にも韓国人とインドネシア人旅行者も旅行プランを取り消しているとのことです。 ジョーホール州観光部門委員会の議長は、協議会議長の発言に同意を示しています、「外国人旅行者のジョーホール州訪問が減っています。我々は保健省と緊密に協力しています。 マレーシアの旅行業者は国内旅行を奨励するように呼びかけます。」

(Intraasia注:本当に日本人旅行者の外国旅行が減っているのですか? 心配なので最初から国外旅行そのものをやめるというなら理屈にあっています。しかしシンガポールまで旅行しておきながら、ジョーホール州へは心配で行かないということであれば、奇妙な理屈だ。だってシンガポールの方が感染者は多くでている。そもそもIntraasia は、観光バスに乗って半日程度ジョーホール州を訪問するこの種の”おまけ”訪問はどうも好かないなあ。ちゃんとマレーシアに滞在して欲しいですな) 

【製造業売り上げまたま減少】
統計庁の発表では、4月の国内製造業売り上げ高 RM 359億は対前年同月比で、26%減少しました。これは6ヶ月連続の減少です。4月の製造業売上高で減少に寄与した業界は、石油精製、コンピュータ関連製品、鉄スチール製品、電子バルブチューブ業などです。 4月時点で製造業に従事している被雇用者の数は94万4千人です。これは1年前から比べると7万8千人減りました。

(Intraasia注:19日の記事でクアラルンプール証券取引所の新指数に製造業界が含まれない可能性を指摘しましたよね。製造業は多くの雇用を抱えながらもマレーシアが東南アジアのトップ製造拠点としての地位をすでに失っている事実を示す点でもありますね)

【PAS党内の論争さらに高まる]
PAS党内では、党長老で精神的指導者であるクランタン州州首相が、UMNO党との連合政府樹立話し合い推進グループを強烈に批判しています。(これまで表だってこの反対論を公表することのなかった幹部陣ですが)、PAS党所属の国会議員23人中の10人が連名で、党精神的指導者を支持する声明を出して記者会見しました。その中で、PASも構成党となっている、Pakatan Rakyat(野党連合)側の友党である 公正党と民主党との関係強化を強化し、UMNO党との協力関係試行を拒否しています。
民主党と公正党は、PAS党内の大きな方針違いが起こすPakatan Rakyat(野党連合)内での影響を抑え込もうとしています。

(Intraasia注:Pakatan Rakyat(野党連合)側はここでPAS党が割れたらたいへんというところです)

【ジョーホール州とシンガポールの第3海峡橋建設案にスルタンが反対】
シンガポールのチャンギ地区とジョーホール州東南端を結ぶ、海峡橋の建設計画が先日のリークワンユー元首相の訪問時にも肯定的に話しあわれました。
ところが、ジョーホール州州議会の開会時の州スルタンの息子が開会演説の中で、この建設案にスルタンが反対していることを述べました。スルタンは理由を述べず計画そのものに反対とのことです。

(Intraasia注:この件を第1面で大きく扱っている新聞もあります。スルタン権力の強大さから考えると、この第3の橋建設案は消えるのでしょうね)

6月18日の記事

【インフルエンザA型(H1N1)で初の国内感染】
国内で感染したインフルエンザA型(H1N1)感染者の存在が初めて確認されました。マラヤ大学医療センターを訪れたこの17歳の女性は外国へ出かけておらず、国内で12番目の感染者に接触したことで感染したことがわかりました。これでマレーシアで確認されたインフルエンザA型(H1N1)感染者は23人となりました。

保健省長官は語る、「感染者が全面的に協力して接触した人々に関する十分な情報を提供してくれることが必須です。それが唯一国内での感染発生を防ぐ方策だからです。」 24時間以内に感染者リストに加わったのは4人で、その1人はごく最近オーストラリアを訪問した学生です。この学生は他の感染確認者と同じ、14日着のArAsia-X機に乗っていました。

【PAS党指導者が党副総裁を公開批判】
PAS党の長老理事会の主席で党精神指導者の称号を持つ、Nik Aziz クランタン州州首相は先日の党大会前から、党内の一部が推進しようとしている UMNO党との連合政府樹立に向けての話し合いに強く反発しています。そこでNik Aziz党精神指導者は、率先にした推進者の党副総裁に対して、記者会見で強い批判を行いました、「副総裁は党を辞めてUMNOに入党しなさい。それがみなのためになる。連合政府交渉は彼の考えであり、党の方針ではない。まったくくだらないことだ。彼はPAS党に大きな問題を起こしている。」 「(連合政府推進交渉を語るものは)皆UMNOの操り人形だ。PAS党が割れていることにUMNOは喜んでいるのだ。」

Pakatan Rakyat(野党連合)のリーダーであるアンワル元副首相は、PAS党指導部の意見の違いは穏便に解決されることを望むとしています。民主党相談役は、UMNOがPAS党とPakatan Rakyat(野党連合)側を分裂させようとしていると、批判しました。

(Intraasia注:マレーシア語紙と英語紙ではトップニュースで大きく載せています。PAS党の牙城であるクランタン州の州首相を長年務めるNik AzizはPAS党の顔であり、マレーシア人一般にたいへんよく知られた人物です)

【新株式指数では金融株が最大構成比を占める予定】
クアラルンプール証券取引所では、株価指数の構成内容を7月から大幅に改定した新指標に変更します。新指標では金融企業が最大比重を得ます、次いで電力株、ギャンブル株、電信通信株、というようになり、これで全比重の 85%を占めることになります。全企業株の中で最大比重企業はCIMB銀行持ち株会社です。マレーシア建設業界の2大企業は指数から漏れます。

(Intraasia注:マレーシアの株式市場ではもともと大変影の薄い製造会社が1社も新指数構成企業に入らないことは確実のようです。雇用者数ではそれなりの雇用割合を占めるはずですけど。株価指数に経済状況を映す役割を期待するのは過剰期待だと思えてきます)

【住み込みメイドに週休を付与に関する論議】
政府は家庭内住み込みメイドに週休を与えることを義務化する意向を表明したことに関して、いくつかの非政府組織は賞賛の談話を出しています。よく知られたグループであるTenaganita は人的資源省を誉めました。独立した委員会でる、人権委員会の議長は言う、「政府はこの週休を与えることでは誠実です。」

 クアラルンプールのインドネシア大使館の幹部は言う、「インドネシア人メイドは週休を得る権利がある。これは他国では当然となっています。これはマレーシアのイメージの向上にもつながります。」 同大使館の書記官もいう、「インドネシア人メイドは現行の慣習では働き始めて6ヶ月間は給料をもらえない。これを改めて最初の月からある程度の給料を受け取れるようにすべきだ。我々はマレーシア側と雇用条件などを話し合うことが必要です」

華語紙が記事の中で家庭内住み込みメイドを2年間雇用する場合の総費用を試算しています。 なおメイドの 90%はインドネシア人といわれています。

当初マレーシア側メイド代理業者とインドネシア側メイド代理業者に払う手数料 及び保証金としてのメイドの月給5ヶ月分: RM 8000
メイドの食べる毎月の飲食費 RM 400 X 24ヶ月 =RM 9600
毎月の給料 RM 550 X 19ヶ月分(24月-5月) = RM 10450
メイドの医療費 RM 250
メイドにかかる雑費 RM 500
メイドのインドネシアへの帰国航空券などの費用 RM1500

総費用額 RM 30,300

統計に載った合法住み込みメイドの人数は23万人です(加えて違法なメイドがその数割から半数はいると考えるのが一般的です)。華語新聞の読者からの反応によれば、メイド雇用家庭の多くは、週休制や1日の労働時間に限度を設ける方針に反対を表明しているとのことです。

(Intraasia注:メイド代理業協会は、メイドに週休を与えると彼女たちが一斉にショッピングセンターなどに繰り出して混雑する、などといったむちゃくちゃな反対論を述べています。 メイドにも一般労働者並の権利と保護を与えるという意識がこれっぽちもないことがわかりますな。)

久しぶりに「マレーシア 皆で投票」を実施します。 
http://www.big.or.jp/~aochan/klhomeiamge/maidtouhyou.htm をクリックして <あなたなら家庭内住み込みメイドを雇いますか?> 投票ページを開いて参加してくださいね。

6月17日の記事

【大刀を振りかざした強盗団が1時間あまりで6軒を襲った】
クアラルンプールに隣接したプチョン地区で同一グループによる6件の連続強盗がありました。大刀を振りかざした7人組が朝5時半に最初のレストランを襲い、その後続けざまに4軒のレストランと1軒のホテルを襲いました。このホテルは営業初日だったとのことです。地元警察署には11人の被害者から届けが出されました。賊は被害者の現金、携帯電話、宝石類など総額推定RM 9000を奪ったとのことです。警察はホテルの監視カメラに捉えられた映像から犯人を追っています。賊は車とバイクを使っていました。

(Intraasia注; プチョンは本来は古い地区ですが、この15年ほどの急激な発展で拡大し且つ人口が急増しました。警察力が人口と町の拡大についていけないといわれています。華語新聞はこの一連の事件を監視カメラ映像写真を加えて第1面で大きく報道しています。大事件ではないけど、市民の身体財産に直接危害を起こすこの種の犯罪は身近に起こる可能性がありますね。プチョン地区のような郊外発展地区のショップ街には小型の割安ホテルが何軒もできています。この種の割安ホテルは場所柄、観光でクアラルンプールを訪れるような外国人旅行者層にまず縁がないでしょうが、ホテルの増え方を見ると需要はかなりあるようです)

【家庭住み込みメイドに週休を与えることになりそう】

人的資源省大臣の発表によれば、政府は家庭内住み込みメイドに週休を与えることを、義務化する意向です。雇用法の改正にこのことを組み込んで今年末までにこれを実施したいとのことです。メイドの週休制を義務化させることでの主要点:雇用契約に週休制、月給、雇用場所などを織り込む、 雇用家庭がこれに従わない場合は罰金最高RM 1万、 メイドに週休を含めて規定通り雇用されているかを調べる抜き打ち検査を労働事務所が行う、これには男女の係官が従事する。

「現行の雇用法では家庭メイドに関してだけは省かれています。現在規制を起案中であり、完成してから司法長官部に送ります。」 と大臣は語る、「メイドの休日を何曜日にするかは雇用者側が決めることになります。メイドと雇用者が同意すれば、特定の週は週休がないことも可能です。その代替分をお金でメイドに払います。」 メイド虐待などが起こっていることに関して、「メイドには、必要時に連絡できる大使館、官庁などの電話番号が載ったガイドブックを与えます。」

外国人メイド代理業者マレーシア協会の議長は言う、「政府のこの方針は基本的には良いことだが、実施前にもっと網羅的な調査が必要です。長所と短所を検討する必要がある、プラス面よりもマイナス面がありそうです。仮に国内30万人のメイドが一斉に休暇を取ったらどうなるでしょうか?」

(Intraasia注:協会は当然この種の反応でしょう、しょせん彼らに基本的労働権意識など最初からない。メイドが本当に必要な家庭がどのくらいの割合を占めるだろうか、半分もないと思います。ありとあらゆることをさせてメイド給料月RM 500-600 じゃ、マレーシア中流家庭には安いものです。ですから雇いたい希望家庭は一杯います。子供の学校送迎ぐらいメイドにさせるのではなく自分でやるのが親の義務だろうと思いますけど、そう考えない親もめずらしくありません。フィリピン人メイドだけは伝統的に週休制を享受していますが、インドネシア人メイドなどにはその権利がありません。政府の決定は結構なことですね。ガイドブックは必そのメイドの出身国語で印刷するという、基本的なことが必要です。例えばカンボジア人、ベトナム人メイドに英語またはマレーシア語の説明文では意味が通じないのは明白です)、

【マレーシアが人身売買国ブラックリストに載っているって?】
米国国務省は最近公表した年次報告である、国務省報告2009年の中で、人身売買を行っている国のブラックリストに再度マレーシアを載せました。これは強制労働、買春、軍事懲役などのための人身売買に戦うために、173カ国に於ける対策を分析したものだとしています。今回新たにアフリカ6カ国を人身売買のブラックリストに加えました:チャド、ニジェール、ジンバブエ、スワジランドなど。

このブラックリストにはサウジアラビア、クエート、キューバ、フィジー、ミャンマー、北朝鮮、スーダンなども載っています。このリストに載った国は制裁措置を受ける恐れがあります。人身売買報告では書く、「人身売買を根絶させるための最低水準にマレーシアは十分適合していない、さらにマレーシアはそのための大きな努力をしていない。」 2007年ブラックリストに載せられたマレーシアは、昨年度の報告書では”監視リスト”に格上げされていました。

(Intraasia注:マレーシア当局はいうまでもなく、この種の報告書を一蹴するでしょう。報告書にどの程度の信頼性があるかは疑わしいところですが、といって全ていい加減ともいえないでしょう。マレーシアでの人身売買は少なくともニュースになるような例はまずありませんし、社会にそんな根があるとは感じられません。もちろん例外的な事例はあるでしょう)

【クアラトレンガヌ - シンガポール区間の飛行便】
マレーシア航空の子会社であるFirefly は7月半ばから クアラトレンガヌ - シンガポール区間の運行を開始します。これによって州内観光産業に弾みがつくと、トレンガヌ州は期待しています。フライトは週3日運行され、片道 RM 120 ほどです。このために、トレンガヌ州政府は空港の乗客税と着陸代を免除する意向です。Firefly は現在トレンガヌ州へはスバン空港から のフライトを飛ばしています。

(Intraasia注:トレンガヌ州の離島への訪問者にシンガポール人が多いので、この新路線の需要はありそうですね)

【雨量の少なかったサラワク州では川が干上がった奥地もある】
雨量の少なさから、生活に必須な川の水が干上がっている場所が、サラワク州奥地に出ています。奥地に住むロングハウスの先住民族住民らは川や井戸水に頼っています。
気象庁によれば、5月の平均雨量が、サラワク州では200mmから80mmに落ちた、サバ州では200mから150mmに落ちたとのことです。

6月16日の記事

【各国消費者による市場信頼感調査で今年上半期は低下したマレーシア 】
マスターカードが年2回世界各国で行っている、世界消費者の信頼指針調査 の最新結果が発表されました。マスターカードはこの調査を1993年以来実施しており、東南アジアでは最も総合的で長期に渡って行われている調査です。この調査では、各国の消費者の市場での今後6ヶ月間に対する一般的な期待感を調べます。指数がゼロは最も悲観的で、指数100 が最も楽観的を意味します。50が中間点です。

世界21カ国 9200人の消費者対象に行った最新調査結果では、マレーシアの消費者は 2009年上半期に関して指数 27.8 でした。これは1998年の下半期に次ぐ低指数です。 2008年上半期 36.9、 下半期 35.9.
参考までに、日本の消費者は 2009年上半期に関して指数 21.5 でした。 2008年上半期 29.0、 下半期 17.2.
シンガポールの消費者は 2009年上半期に関して指数 31.2 でした。 2008年上半期 87.3、 下半期 62.3.

(Intraasia注:マレーシアの場合、昨年よりも今年上半期の方が景気が悪くなったの、まあ妥当な傾向ではないでしょうか。それにしても、日本の消費者はこのところ悲観的な傾向が高いといことなんですね。)

【両国が領海を主張し合う海域は外交交渉で扱いたい】
6月10日の記事で載せた、マレーシアとインドネシアの間で領海に関する論争に関して、マレーシア外相が、インドネシアのマスコミはこの件を煽っていると批判しています。「この件は来月に迫った大統領選挙に絡んでいると思う。インドネシア政府はこの領海侵犯問題でまだ公式に抗議書を送ってきていません。」 この領域に関してAmbalt という単語さえインドネシアメディアが作り出しており、マレーシアの海洋当局はスラウエシ海という呼称を使っています。

大臣は言う、「この領海主張問題は外交チャンネルで取り上げます。インドネシア側が領海侵犯したことに関して、マレーシア側は2007年以来 13の抗議書を送りました。」「外務省は、マレーシアの沿岸警備隊や海軍に対して論争下にある領海に入らないように指示をだしました。」

この海域は、サバ州最東南端のタワウの沖の海域、インドネシア側からいえば東カリマンタンの最北東端部にある島 Tarakan 沖の海域です。セレベス海に属するこの海域の一部を両国がそれぞれ自国の領海だと主張しており、この海域はインドネシア語の呼称であるAmbalat 論争と呼ばれています。両国が領海と主張する海域は石油とガスが豊富に埋蔵しているとのことです。

【マレーシアのモノレール会社、今度はブラジルを狙う】
Scomi グループはクアラルンプールのモノレールを運行しており、そのモノレール車輛を製造している Scomi Engineering は、ブラジルがモノレール運行するプロジェクト、総額US$600億、の第1段階に入札する計画です。「ブラジルの会社と組んでモノレールを設計し製造します。第1段階ではサンパウロに45kmの路線を建設し、2013年の完成です。」 とScomi の社長は語る。同社社長によれば、プロジェクト契約の可能性は高いとのことで、「それを実行する能力があり、期限通り竣工できます。」

 Scomi グループの新工場はスランゴール州ラワンにあります。 Scomi グループはインドのMumbai で別のモノレールプロジェクトの経験があります。 ブラジルでの共同プロジェクトでは同社は45%の株式を得る意向です。入札は7月逃行われ、結果は9月にはわかるとのことです。

(Intraasia注:クアラルンプールのモノレール建設計画は90年代当時、日本企業との合弁プロジェクトでした。それが途中で挫折し、その後しばらくしてからマレーシア企業独自でこのプロジェクトを完成させました、当時は別会社名。そのことが功を奏して、Scomi は今や海外進出に積極的です)

【マレーシアの電力発電は天然ガスと石炭の依存率が高い】
2007年末における総電力時は 108000 ギガワット時、 その発電の源を分類:
ガス 62.6%、 石炭 28.4%、 水力 5.5%、 ディーゼル油 2.4%、 その他残り

2007年末における電力消費分野
家庭用 83.2%、 商業用 15.7%、 工業用 0.4% 残りその他

【イラン人学生らが大統領選結果不満の座り込み】
イランの大統領選挙結果に不満なイラン人学生ら700人ほどが、クアラルンプールにある国連ビルの前でシュウカイヲ行い、大統領選の結果に抗議を表明する覚書を国連職員に手渡しました。この後学生らは国連ビル前を立ち去らず、警察の警告を無視しました。そこで警察は催涙弾などを発射したところ、最終的に集会参加者は解散しました。けが人も逮捕者も出ませんでした。

(Intraasia注:今年クアラルンプールで開催された2種類の展示会で、国内ブース以外に設けられた国際ブースの中で、イランの起業家や小企業が多数を占めていることに驚きました。去年までこれほどイランのブースが多く展示されていなかったからです。イランがマレーシアに積極的に投資または貿易を求めていることを感じました。マレーシア留学のイラン人学生は、中東諸国の中で多数派だそうです。こうしたことから在マレーシアイラン人は結構いるということですね)

6月15日の記事

【スランゴール州の全自治体に共通のアルコール飲料販売規則を起案中】
スランゴール州政府は、州内の全自治体(12自治体)に対して、アルコール飲料販売に関する規制を一時取り下げるように指示しました。州政府はその特別委員会によって現在、州内での統一したアルコール飲料販売に関する規制・規定を草案中なので、それが完成するまで、各自治体は政府からアルコール販売の免許を得た店に対する規制を適用しないようにということです。

自治体の中には、コンビニでのムスリムと子供へのアルコール販売の規則を独自に設定したところもあります。「店は財務省からアルコール販売免許を得ているにもかかわらず、自治体の規制を受けるのは混乱します。そういう店からの苦情を受けています。」 と州理事は言う。「さらに消費者は、州内の自治体によって規則が違うことに混乱しています。そこで州政府は2ヶ月以内にこの問題を解決することにしました。」 

しかしアルコール飲料販売に関する規定の草案は、大衆意見の違いから容易ではないと、州理事は語る。「ムスリム多数派地区ではアルコールは売られるべきではないという大衆感情もあります。明らかに州政府はアルコール飲料をムスリムに売られないようにする方策を見つけなければなりません。」 「違反した販売者と購買者に対しての罰を含めた、厳しい取締りをこの規定に盛り込みます。」

スランゴール州におけるアルコール飲料販売の問題は昨年からおきていました。州都のシャーラム市では、コンビニにおける含有量5%以下のアルコール販売に対して、多くの市民から年少者に売られているとの苦情が出ていました。そこで市評議会はコンビにではアルコール飲料を売らないようにという方針を打ち出しました。 アルコール含有5%を越える飲料販売については、国の出先機関である郡事務所がホテル、レストラン、クラブ、パブなどに対して免許を与えています。市自治体にその権限はありません。一方含有量5%以下のアルコール販売に関しては、免許は必要なく、税関の同意だけが必要です。このことが、コンビニや食品雑貨店で含有量5%以下のアルコール販売がなされている現状につながっているとのことです。 シャーラム市の住民の90%はムスリム人口とのことです。

【ムスリム女性グループ批判を展開するPAS総裁】
PASが先日の党大会で、行動するムスリム女性グループ Sisters in Islam を禁止すべきだととの党大会決議を行ったことに対して、国内 42の組織・グループなどが決議を取り下げるべきといった共同声明を出しました。 この動きに対して、ロンドンで開かれたマレーシア人海外フォーラムでPAS党総裁 Hadi は反批判する、「Sisters in Islam の専門知識と信用性を疑います。あのグループがイスラム教法を論じる権利はない。 Sisters in Islam はイスラム教分野の専門家ではないのにイスラム教法に関する問題に関わっている、そのグループの禁止を求めるのは政党の民主的権利である。」

またPAS党内からも批判のある、UMNO党と連合政府を組織する話し合いを持つという方針に関して、総裁は語る、「連合政府を組織するということには2つの局面があり、民主的改革ともう一つは民主党と公正党の参加ということです。マスコミはこの件を捻じ曲げて報道している。連合政府構想は単にUMNO党だけを相手にするのではなく、Pakatan Rakyat(野党連合)とBarisan Nasional(与党連合)の全党が関わることです。」 この件で批判を強めている民主党指導人と話し合うと、ハディ総裁は語る。

(Intraasia注:Sisters in Islamを批判する人たちは別にPAS党だけに限らないでしょう。一方PAS党の決議に批判を表明しているのはムスリム界からも非ムスリム界からもあります。)

【リークアンユ元シンガポール首相はクランタン州も訪問】
PAS党の精神的指導者で長年クランタン州首相を務める NikAzizは改めて、PAS党指導部の推す UMNOとの話し合いを進める路線に反対を表明しました。「私のその種の話し合いに決して同意しない。UMNOと行うことは全て止めるようにと党指導部にアドバイスしました。人は間違いを起こすものです、だから党指導者も同じです。」 

マレーシアを数十年ぶりに訪れていたリークワンユ(李光耀)元シンガポール首相は最終日に、コタバルを訪問してクランタン州首相と会いました。リー元首相にはシンガポール経済大臣ら数人の政府首脳がずっと同行していました。NikAziz州首相は、彼の訪問を歓迎して語る、「リークワンユは新聞で読んだことが事実かどうかを自分の目で見るためにクランタン州にやってきました。彼はクランタン州では人々が調和して生活していると誉めていた」

(Intraasia:李光耀が訪問した各地では州首相が彼と会談し、国レベルではナジブ首相を初め政府トップと一連の会談をしました。さらに与野党トップとも会い、彼がシンガポールを今でも引っ張っているとの印象を与え続けましたね。おまけにPAS党機関紙は表紙で、李光耀と党トップとの会談写真まで掲載していました。)

6月14日の記事

【インフルエンザ感染国から長期休みで一時帰国するマレーシア人学生】
欧州と米国では夏休み、オーストラリアでは冬休みが始まることから、それぞれの国へ留学しているマレーシア人学生が一時帰国する時期になりました。インフルエンザA型(H1N1) の感染者が世界で増えている中、マレーシア保健当局は空港での検査を強めることにしました。保健省長官はマレーシア人学生に訴える、「症状が出ている学生はマレーシア帰国を延期するようにしてください。旅立つ前に治療して回復すべきです。

マレーシア人学生が2万人ほど滞在しているオーストラリアはインフルエンザA型(H1N1)は米国以外でもっとも感染が広がっている国です、とりわけ感染者の多いビクトリア州にはマレーシア人学生が5800人もいます。彼らは今月末の冬休み開始とともに帰国する予定です。「感染国からすでに帰国したマレーシア人は7日間以内に症状を感じたら直ちに医療機関に行って下さい。」

マレーシア保健当局がこれまでに確認した、マレーシア人のインフルエンザA型(H1N1)感染者は12人となりました。12人目はオーストラリア旅行から今週半ば帰国した医学生です。「学生はKLIA空港では症状がでていませんでした。」と保健長官。

(Intraasia注:タイではすでに100人を超し、シンガポールでは30人近い感染者だそうで、マレーシアはそれに比べればずっと少ないですが、じわじわと感染者が増えていますね。絶えず人間が飛行機などで移動している以上、確実に防ぐような方策はありえませんよね。)

【KRU Studioが英語台詞主体のマレー題材映画を製作】
マレーシア映画としては大きな予算で製作予定の the Chronicles of Merong Mahawangsa の撮影が始まりました。その直前に、製作の KRU Studioは主役陣営を発表しました。ヒーロー役には英国生まれの男性です。マレーシア人配役に混じって他にも外国人俳優が数人います。 この映画はマレー伝承物語を基盤にしたもので、台詞の70%は英語にして、国際水準を満たす作品にすると、KRU代表は語る。30%の政府は古式マレー語になります。 監督はKRU のYusry が務めるこの映画予算はRM 800万です。8月には撮影は終わるとのことです。

(Intraasia注:制作費RM 500万を超えることが珍しいマレーシア映画ですから、大予算ですね。英語主体映画はマレー題材映画としては珍しいことです)

【この1週間特に悪化しているタイ深南部】
このところ襲撃が続く、タイ深南部でまた複数個所で襲撃と爆弾テロが起こりました。ヤラー県では、射殺と見られる30代の男女の死体が道路端で発見されました。ナラティワット県では、女性2人が何者かの運転するバイク?車?から撃たれて1人が死亡、1人が怪我をしました。その後犯人グループは学生グループ近くへ爆弾を投げたとのことで、6人が怪我をしました。

さらに正午前にはナラティワット県からヤラー県へ向かう人たちを乗せたミニバスに対して、バイクの2人組が手榴弾を投げつけました。この襲撃で50代の女性が死亡し、13人が怪我をしました。 ナラティワット県ではその前夜、バイクに乗っていたある村の村長の妻が射殺されました、同乗していた20代の娘も怪我をしました。ヤラー県の村では10代のムスリムが自家で射殺されました。

13日、政府の副首相や陸軍司令官が深南部を訪れて、今週初め起きたナラティワット県のモスク襲撃事件の捜査を急がせています。タイ治安部隊は、モスク襲撃を治安部隊が行ったとい噂を拒否しています。「最後には犯人グループを逮捕します。」と副首相は村人に語りました。 タイ治安部隊は、武闘派グループがムスリムを襲撃しておきながらその責任を治安部隊に押し付け、両陣営の憎しみ感情を増そうとしていると、時々武闘派グループを責めています。

(Intraasia注:魑魅魍魎としてわからない事実が少なからずあることでしょう。それにしても一般ミニバスまで襲われるとは・・・、深南部で私はそのミニバスに時々乗るのです。知る限りこれまでバスへの直接攻撃はなかったはずです。)

【公正党の党大会でアンワルの発言】
Pakatan Rakyat(野党連合)の公正党は臨時党大会を開催し、執行部が提案した党綱領の大幅な改正を賛成多数で承認しました。改正点は、次回の執行部役員選挙から、党員全員での選挙、総裁任期を3期に限定、青年部の年齢を40歳から35歳にに下げるなどです。

実質的な指導者である、相談役のアンワル元副首相は記者会見の中で、元マラヤ共産党書記長 陳平のマレーシア復帰申請問題に触れました。彼は言う、「人道的見地から、陳平は恩赦されてマレーシア帰国を許されるべきです。マレーシアが中国の友人であるなら、なぜ陳平と平和を結べないのか? インドネシアは元共産党員を社会復帰させた。マレーシア政府もそうするべきです。我々は共産党のテロ活動には反対するし、その思想を支持などしない。(すでにずっと以前に帰国を許された)マレー人幹部2人の帰国を許した以上、なぜ陳平はだめなのか?」

一方通産省副大臣、マハティール元首相の息子、はアンワルを批判して言う、「陳平はテロ活動の指導者であった。マラヤ共産党は無実のマラヤ人を多く殺した、そして中国共産党の指示の下ではそうしなかった。だからマラヤ共産党を中国共産党と比べるのはおかしい。」

(Intraasia注:その昔マラヤ連邦時代、マラヤ共産党は一時かなりの勢力を持っていました。しかし70年代以降はじりびんとなり、1989年マレーシア政府とタイのハジャイで和平協定を結び、マラヤ共産党は解党しました。かなりの数の元党員がマレーシアに帰国したけど、その道を選ばなかった元マラヤ共産党員は、タイ政府の計らいでBetong 郊外の村にそれ以後住んでいます。その指導者陳平はこの数年マレーシアで晩年をすごしたいと帰国申請をしていますが、マレーシア政府は認めません。これが最近ニュースになっています。50年代60年代の世界の共産主義運動の中で、マラヤ共産党は結局亡命党になりました。その指導者であった陳平は、何をいまさらマレーシア帰国など言うのか、と奇妙に思いますね。 政治の世界はどこもご都合主義であり、その昔中国共産党はマラヤ共産党を支援した、しかしその後見限りました。巨大中国との関係を考えれば、今ではマレーシア政府は中国の機嫌を損ねるようなことは一切言いません。カンボジア大虐殺のクメールルージュを支援した中国共産党の過去を問おうという世界各国のトップ政治家はいませんね、どの国も中国との経済関係を失いたくないからですな)

6月13日の記事

【伝統的市場が抱える大きな問題】
クアラルンプールのプドゥ市場は野外の露店または市場内区画で営業している小商売人が1,600名もいるとのことで、マレーシア最大の伝統的市場です。クアラルンプール市長といっしょに市場を訪れた連邦直轄領大臣は、記者会見でプドゥ市場施設などの全面的な向上を語りました。30分間ほどの2人の市場見学には、市庁の取り締まり部、地元小商売人組合幹部、UMNO党地区代表、馬華公會(MCA)党地元幹部などが同行しました。

市場改善案には、市場内の道路の舗装、水施設の改善、豚肉売り屋台の整頓、排水設備の清潔化などが含まれます。 「多くの小商売人が外国人労働者の雇用を願っているが、外国人労働者は社会問題でもあり、まず規則を守ることです。」 そこで大臣は、地元小商売人組合がSelayan 地区の小商売人組合のように、共同事業体を設置して、内務省に外国人労働者雇用の申請を行うとの提案に支持を語りました。「マレーシア人はこうした市場仕事に就こうとしない。Selayang市場の小商売人は必ず外国人労働者雇用を申請する必要がある。プドゥ市場でも多くの外国人労働者を使っている。だから組合はこういう方策を考えるべきです。」 「小商売人の多くは既に歳を取っているけど、彼らの子供たちはその商売を次ごうとしない。」

小商売人の免許に関して、組合の幹部が以前訴えており、市庁に覚書を送りました、「免許の取得者が死亡したり老いて引退した場合、それを身内に移すことが難しい。そこで取締りの際、露店営業者がその名前で免許を持ってないということで罰金を受ける。」 この件に関して、大臣は「免許所有権移転の便宜を考えるが、小商売人はその免許が外国人労働者に渡らないことを証明しなければなりません。」 プドゥ市場の小商売人の30%は無免許または自身の名前での免許なく商売していると推定されます。」

スランゴール州クランの中通り市場では市場外側の歩道などに外国人労働者が露店商売進出していることで、本来のマレーシア人小商売人が商売に大きな影響を受けていると、苦情を訴えています。売り上げが30%から70%も減っていると訴え、彼らは語る、「一般に市場内外の商売時間は午前3時から7時ごろまでなのに、外国人労働者の商売店は正午頃まで開けている、外国人労働者店は拡大して今やミニ市場ともなっている。そういう外国人労働者店の者はバングラデシュ人とインドネシア人に限らなくなっており、中国人やインド人も混じっている、」 とのこと。彼らは低コストで安く売る方式だそうです。

マレーシア人小商売人はクラン市庁の取り締まり行動は不充分だ、功を奏していないと批判しています。市場内区画でさえ、外国人労働者の営業する区画が10にもなると、商売人らは訴える。「外国人労働者は区画を持つマレーシア人オーナーから借りてそこで商売している。」 「市場外で商売している外国人労働者露店は祭日でも商売を止めない。」 「外国人労働者露店の商売時間は我々よりずっと長い。これでは公正な競争にもならない。」

(Intraasia注:プドゥ市場は私には馴染みの市場で、市場周辺にまでいろんな物売り露店がごちゃごちゃ集まっており、一番の中心である屋外式市場は昼頃まで混雑しています。舗装がひどいので雨後は足が泥で汚れるなどということを気にしていてはとてもこういう市場で買い物はできません。外国人労働者なしにやっていけないことは一目でわかります。マレーシア人が働かないのは仕事環境がひどく重労働ですから、根本的解決策はないでしょう。子供が商売を継がないのはわかります。商売免許を貸し出すのはマレーシア全国いろんな小商売で見られることですね、こういう思考方法が減らない限り、外国人労働者の露店は減るわけないです。この種の外国人労働者はマレーシアの慣習や規則など知ったこっちゃないという態度ですからね)

【ヘイズがやって来た】
インドネシアのスマトラでは燃え盛る地点が増えています。スランゴール州では泥炭が地下で燃えている地点が増えました。こうしたことから、乾いた季節であるマレーシアの大気状況は悪化しています。 12日夕、スランゴール州のポートクラン、シャーラム、クアラルンプール郊外のチェラス地区では大気汚染指数が不健康段階となりました。

スランゴール州消防庁の長官によれば、Banting, Johan Setia など3箇所で泥炭が燃えているとのことで、「地上では燃えていないが地下で燃えています。プランテーション農園労働者と農家が野畑を燃やす行動にでた無責任行動がこの原因です。」

【タイ深南部でさらに続く襲撃で仏教僧が射殺された】
タイ深南部のヤラー県で60歳の仏教層が朝の托鉢時に路上で射殺され、もう一人の僧が怪我をしました。自動小銃を使った2人組が犯行を行ったとのことです。警察は、先日ナラティワット県で起きたモスク襲撃に続いて、タイ仏教徒とタイムスリムの間での衝突に火をつけようとするものではないかと推測しています。

モスク襲撃によって、村人中に、政府側がこの襲撃や他所での襲撃・爆発の背景にあるのではという噂が広まっているとのことです。政府側は関与を否定し、3県での警備を強めています。 3県の仏教徒の中には、一部の治安部隊の協力を得て、ムスリム武闘派と戦う村民グループを組織している者がいると言われています。

(Intraasia注:タイ深南部の陰惨さは武器を持たない人たちまでが襲撃されている、狙われているということです、仏教徒、ムスリムの区別なくです。)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 353.2 を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1090 で市場を終えました。

6月12日の記事

【大気汚染指数の上昇】
乾いた天気が続き、人間の経済活動が起こすスモッグが悪化し、各地で大気汚染指数の指数が上昇しました。スランゴール州のポートクランが今シーズン初の”非健康”段階まで指数上昇した地方となりました:指数122。 他にはタンジュンマリムがかなり 非健康段階に近づきました。 ”非健康”段階の指数値は 100-200 と定められています。
スマトラでは森林などの燃え盛る地点が100箇所に達しているとのことです。マレーシア国内ではサバ州とサラワク州で燃え盛る地点が観測されています

【統計庁の工業指数から】
工業生産指数: 対前年比 マイナス11.4%、対前月比 マイナス0.3%
この指数の低下要因は次の3つです:
鉱業指数: 対前年比 マイナス2.9%、 対前月比 マイナス5.8%
製造業指数: 対前年比 マイナス15.7%、 対前月比 1.5%
電気指数 :対前年比 マイナス2.9%、 対前月比 8.8%

【ジョーホールバルImigresenビルでは白タク活動が盛ん】
ジョーホールバルではすでに新しい出入国管理税関総合ビルがオープンしています、そこで不愉快な存在としてずっと起きているのが、違法な白タク(kereta sapu) とその客引きの横行です。彼らは総合ビルの歩道と道路に陣取って乗客、とりわけ外国人客、を誘っています。違法白タク業者の示す料金は、市内の近距離でRM 20-30です。

ジョーホールバルタクシー協会の議長は言う、「違法白タクは我々合法タクシーに影響を与えています。当局がこの迷惑な存在を厳しく取り締まることを期待しています。取締り当局は、単に私服の取締官だけの活動や定期見回りだけにだけに頼らるべきではない。我が協会は進んで情報を提供します。」 ある運転手は訴える、「客がビルを出てくるや否や、10人ほどの白タクが取り囲んで客引きしている。さらに白タクはLarkinバスターミナルでも客引きしている。」 「大抵のタクシー運転手はこのことを公に話すのは心配がります、なぜなら復讐が怖いからです。」

道路交通庁の取りまり部門の長は、出入国管理税関総合ビルにおける白タク活動の存在を認めて言う、「今年1月から5人を逮捕しました。私服取締官がビルには駐留しています。」

(Intraasia注:空港、バスターミナル、公共場所における白タクとその客引きの堂々とした活動は、マレーシアのガンですね。当局の対応は生ぬるく、いつまで経っても根絶できないことは、私が知るだけでも20年近く続いているという事実が物語っています。この種のならず者活動を根絶する決め手は、強力な法律と断固とした取締り活動が必須のはずです。官庁と政治家の強い意欲があればできるのに、と思います。なにせマレーシアの治安関連法は極めて強力ですからね)

【シンガポール元首相リークワンユーとマハティール元首相の威信の張り合いは今も続く
シンガポール建国以来長年首相を務めで現在でも内閣に相談役大臣として影響力を行使している、リークワンユーが、数十年ぶりという8日間に渡るマレーシア訪問をしています。すでにナジブ首相を初め、馬華公會(MCA)首脳陣、さらには野党指導者とも会見しています。

この件でマハティール元首相は記者団の質問に答える、「彼が私に会おうという理由がわからない。私は何ら影響力もないただの人です。」 リークワンユー元首相が野党指導者と会った件に関して、マハティール元首相は言う、「彼は十分な経験を持つ人物です。マレーシアの政治家は何も知らない、だからシンガポールから学ばなければならない。シンガポールはたくさんの金を投資している。」

(Intraasia注:シンガポールが1963年のマレーシア成立に加わり、1965年のマレーシアからの分離独立する道を選んだ、その人物がリークワンユーです。その後80年代から90年代にかけてマレーシアとシンガポールの国家威信と指導者個人の威信をそれぞれ背にして張り合ったのが、マハティール元首相とリークワンユーです。今回李クワンユーがマレーシア訪問していることはそれなりにニュースになっており、果たして両者の会談はあるのだろうかと思っていました。どうやら会うことはなさそうですね。 マハティール元首相の極めて皮肉を込めた発言の意図がお分かりのことと思います。)

【第3の海峡橋の建設の可能性高まる】
数日前リークワンユー元首相と会談したナジブ首相は、ジョーホール州とシンガポール間に架ける第3の海峡橋に関して、仮に建設するとなれば両国で費用を負担することになると明らかにしました。「いつ建設を始めるかは実行可能性調査を待ってからです。シンガポール側はリークワンユー発言を通して第3の橋に興味を示しました。」

6月11日の記事

【デング熱患者の死亡の3分の2は助かったはずだ】
保健省の長官はデング熱に関して訴える、「デング熱の症状に陥ったと思われる患者は、政府病院へいかずにまず民間の医院へ行きます。しかしながらそういう患者のケースは保健省にデング熱の疑いがある患者として届けられないことが多い。民間の医院からデング熱疑いの症例報告率を85%と期待しているけど、実際は9%しか届出がない。政府病院ではデング熱患者を緊急病棟へ収容して、最初の24時間を特別チームが監視します。もし症状がひどくなれば、集中治療室へ移します。」

長官は言う、「デング熱死亡者の3分の2は、もし患者が早い時期にデング熱であることと判断されて、直ちに治療をえたならば助かったでしょう。」

メッカへの巡礼に参加するマレーシア国民に対して、保健省長官は、脳膜炎ワクチンは ”halal" で且つ安全であることを保証する。「保健省翼下の機関で用いるワクチンは全て Halal です。豚の酵素は全く含まれていません。マレーシア語紙が主張しているようなことはありません。」」

【バス車輛を個人に貸し出すバス会社】
クアラルンプールとペタリンジャヤのバス運転手を眺めると、その多くが乱暴で、乗客と他の道路利用者の安全に無頓着であることが観察されます。この問題はバスの停車の仕方でさらに悪化します、とりわけクアラルンプール中心部の Jalan tun h. S. lee, Jalan Silang, Lebuh Pudu がひどく交通を妨害しています。状況はよくなるようには見えません。

こういった状況を作り出している要因に次のようなことがあります; バス運転手の中にバス車輛と運行免許をリース借りして営業している者がいることで、そういった運転手はリース代として日にRM 700を払っています。業界筋によれば、忙しい区間を運行するバスであれば、運転手は日にRM 2000の水揚げがあるとのことです。ですから、高い日当たりリース代もカバーできます。

別の要因としてです、こういうバスが忙しい通りを我が物顔に通行して乗客を1人でも多く乗せようと大声で叫んでいますが、これは運転手に12%と車掌に10%のコミッションが支払われるからです。  

こういった状況を眺めると、かつての悪名高いミニバスとあくどいタクシー運転手に似ています。当時ミニバスが起こしていた終わりのない悩みがまた沸き起こっています。終わりなき問題には例えば:利益の出ない路線を運行しようとしないこと、道順を変えてしまうこと、乗客を詰め込みすぎること、乱暴運転などです。
決められた停留所で乗客を乗降させない、いろんな場所ではクラクションを鳴らしまくる、ラッシュアワー時だけに車を走らせる、といったことは都市交通全体の流れを妨げるものです。 ある特定のバス会社の運転手の中には、(そのこと自体違法行為である)外国人がいるという観察もあります。バス運転手は商業車輛運転免許が必要です。

以前から大衆から苦情の指を指される一番の対象である、あるバス会社は、堂々とそのバス車輛を貸し出しています。新聞社の質問に答えて、そのバス会社の責任者は、ある種のフランチャイズシステムによって個人にバス事業をリースしているとのことです。「そのフランチャイズ権の価格はバス1台当たり RM 65,000のロイヤリティーが必要である。加えて1日当たり 貸し賃としてRM 260かかります。この額は簡単に払えます、なぜなら平均的な区間でも日の水揚げはRM 700あるからです。運転手と車掌にはコミッションとして 10%程度を支払われています」

首都圏の大衆交通の向上を求める協会の相談役は言う、「このいわゆるバスリース仕組みはひどい状況からよりひどい状況になっています。基本的にこれはタクシー運転手がその免許と車を他人に貸し出すのと基本的に似ています。これは規則違反であり、商業車両免許授与庁は厳しく対処すべきなのに、そうはなっていない。」 商業車両免許授与庁の長官は、このリース方式は違法であると言明しました。「彼らが何と呼ぼうと、バス車輛を貸し出すのは各種の規則と法に違反します。」 「わが庁はそういう不正行為は知っており、監視しています。しかしながらこれまでに我々がつかんでいるのは非難のことばと推測だけです。容疑者はずる賢くて証拠を残さない。」 「我が庁が証拠を握ったら取り締まりに入ることを保証します。」

一方、公共企業体である RapidKLバスの責任者は、「バスは時刻表に従って運行されるべきであり、乗客の多寡によって運行すべきではない。」「バス運行を悪化させている首都圏の交通状況に対抗するために、バスレーンを施行すべきです。」

(Intraasia注:ここで言及されているバス会社はいうまでもなく、M バスのことでしょう。クアラルンプール圏の数ある民間バス会社の中で最大手であり同時に上記で描写された行為を一番ひどく行っているバスですね。そもそも切符売り上げつまりバス乗客数に比例するコミッションを払うようなバスの運行スタイルが間違いの基です。タクシーじゃあるまいし。すべてはこのために、満席にならない限りいつまで経っても発車しない、バス停に居座りついてrapid KLバスを妨害する、クラクションで客呼び込む、乱暴運転などなどを生んでいます。バス車輛を個人にリースするというのは、路線数の少ない零細・小長距離バス会社がそのバス車輛と運行免許を個人にリースするあり方に同じですね。こんなことやられたら、バスのあるべき運行などできるわけありません。何度も書くように、クアラルンプール圏のバス運行改善には強い政治意欲と官僚機構のえこひいきない朝から晩までの強い取りしまりが必須です。)

【節水の呼びかけ】
数日前自然資源と環境省は国民に対して、今後3ヶ月乾いた暑い日が続くことに備えなさいと述べています。
排水と灌漑庁の幹部は水不足がクアラルンプールとスランゴール州ではより深刻なることを警告しています。幹部は言う、「消費者が水を無駄使いするようなことをしなければ、給水制限のような劇的処置を取る必要はないのです。」 水無駄使いを抑えなければ、クアラルンプール圏では給水制限に入る可能性もでています。

クアラルンプール圏の水がめの1つである Tasik Subang ダムは現在 87%の貯水量です。上水供給の当局会社は、乾いた日が続いても首都圏のダムは5.4ヶ月もつとしています。 

【Sisters in IslamなどがPAS党を批判する声明】
PAS党が先週の党大会で、ムスリム女性グループ Sisters in Islam の禁止を呼びかける大会決議を行いました。これを批判する側からいくつかの声明などが出されています。Sisters in Islam自身が、42のグループと279人の個人と共同で声明を出して、PAS党に決議を撤回するように求めています。「改めて明確にすれば、PAS党の人たちがその意見を表明する権利があることは認めるが、Sisters in Islamを禁止することを呼びかけるというのには完全に反対します。基本原則として、ある組織をその見方ゆえに禁止してしまうことは起きてはならないことです。意見の違いは尊重されるべきです。」

(Intraasia注:PAS党だけが特異でなく、マレーシア社会に広くあるのが、ある観点、あるグループを警察力、法律で禁止にしろという意見・態度が珍しくないことです。よって政党、宗教人、保守的政治家やグループはそういう大衆の中にもある感情を反映している面もあります。)

6月10日の記事

【サバ州東部と東カリマンタン沖の海域で両国が領海主張】
少し前からマレーシアとインドネシアの間で領海に関する論争が起こっています。場所は、サバ州最東南端、町で言えばタワウの沖の海域、インドネシア側からいえば東カリマンタンの最北東端部にある島 Tarakan 沖の海域です。セレベス海に属するこの海域の一部を両国がそれぞれ自国の領海だと主張しており、この海域はインドネシア語の呼称であるAmbalat 論争と呼ばれています。両国が領海と主張する海域は石油とガスが豊富に埋蔵しているとのことです。 

両国がそれぞれ主張する領海の探索のための契約を別々の石油企業に与えました。インドネシア側は1999年と2004年に外国企業に与え、マレーシア側は2005年にPetronas がShell に与えました。このため両国の戦艦が2005年に出会うことになりました。

現在インドネシアでは大統領選挙に向けて各陣営が激しく選挙運動を行っている現状を鑑みて、マレーシア側は、候補者グループがこの件を煽るようなことをせずに、この問題に火がつかないことを願っています。マレーシア国防相は言う、「Ambalat の件がさらに深刻になるとは思っていません。両国間には強い絆があるので、兄弟精神でこの問題を両国の下級レベルから解決していきましょう。」

最近このAmbalat海域をマレーシア軍艦が航行したと、インドネシア側は訴えています。マレーシアは両国の軍艦はこの紛争海域での航海を控えるべきだと、提案しました。

(Intraasia注:華語紙は第1面で大きくこの問題を扱っています。インドネシアでは政治勢力とマスコミが結構取り上げているようで、選挙が済むまでは解決の話し合いさえ難しい状況かのようです。石油とガスの絡む領海紛争は世界どこの国国でも、どちらかが先に黙って手を引くような例はないのではないでしょうか)

【ホームステイ運営家庭に義務つけたいこと】
サバ州を訪れた観光大臣は語る、「ホームステイ運営者は、そのホームステイ先の家に住んでいる必要があります、その家を観光客に賃貸してはいけません、これがホームステイの概念です。ホームステイ運営者は泊り客と交流し、彼らに最低1曲の地元歌と地元踊りを教える必要があります。そしてその地の食事を提供します、そうして泊り客が本当のマレーシア体験できるようにします。」 「観光省はホームステイ運営者が規則に従うように監視していきます。」

さらに大臣はサバ州のホームステイに関して、「Walaitoku, Misompuru, Misowalai の3箇所はたいへん成功しているホームステイ先です。」 「休職中の大学卒者でツアーガイドに興味ある者に対して、人的資源省と協力して外国語取得の援助をする案を、現在練っています。」 

(Intraasia注:ホームステイプログラムのために張り切るのは結構だけど、運営家庭の皆が皆歌踊りが得意なわけではないですから、そういうことを強制するのはやめるべきですな。まあ地元料理が必須なことはわかります。)

【近づく中長距離バスの運賃値上げの本質】
中長距離バスの運賃を値上げする件で、管轄する内閣府の大臣は説明する「後日政府が認可する予定の値上げ幅は、燃料費追加代をわずかに上回る程度です。」 昨年のハリラヤ時期に、中長距離バス会社が1ヶ月間だけ 30%の燃料追加代を上乗せすることを政府は認めました。ところが政府は期間延長を認めたので、その後追加代の徴収は現在まで引き続き行われています。

「30%の追加代徴収が撤廃されなかったので、それ以上の値上げは認めません。」 「次の運賃値上げはこれよりわずかに上回るぐらいです。例えば現行の運賃 クアラルンプール-スレンバン間はRM 6、 これがRM 6.2ぐらいになる程度です。」 「現在商業車輛免許授与庁が値上げ事項を最終的に詰めています。」 大臣は強調する、「タクシーとバスの運転手に外国人を雇用することはできません。違反者には罰金RM 300を課します。」

(Intraasia注:いつも批判しているように、マレーシアのバス・タクシー行政の長期展望の欠如といきあたりばったり措置は、この燃料追加代の1件でもよくわかります。追加代という名目であれそれは運賃なのです。よってクアラルンプール-ペナン間はとっくにRM 30を超えるようになっています。 バス会社が8,9月間も行ってきたことを、追認するというのがこの値上げの本質ですね)

【タイ深南部のモスク襲撃に関して、タイ軍は関与を否定、一方村人は軍の関与を言う】
[タイ深南部] ブログ村キーワード
タイ深南部のナラティワット県の小さなモスクが何者かのグループに襲撃されて無差別銃撃で11人が死亡、12人が怪我した事件に関して、モスク近くにいた住民は語る、「銃撃は5分ぐらい続いた。犯行グループは皆黒衣装でマスク姿で顔を隠しており、行動は非常にプロ的に見えた。」 事件のあった村のムスリムタイ人村民は1000人ほどがモスクに集まって祈りを捧げた後、死亡した村民を共同墓地に葬りました。

村民らは反抗は治安部隊の一部が行ったものだと批判しています。ムスリム武装反抗派はモスクを襲撃するようなことはしないと、その理由を語る。一方タイ軍司令官は深南部に急遽入り、記者段に語りました、「この残虐な行為に関して反抗派が我々当局側に責任を押し付けようとしている。彼らは犯行後、当局側に偽の声明を送っている。彼らは村人を恐怖感で混乱させたいのだ。」 

6月9日の記事

【刑務所の受刑者の 40%は外国人】
国内の全ての刑務所に収容されている受刑者 37242人中 40%強つまり 15279人強が外国人です。マレーシアは刑務所法を改正して、国内の刑務所の外国人受刑者がそれぞれの自国で刑期を終えられるようにする意向です、同時に外国で受刑しているマレーシア人がマレーシア国内の刑務所で刑期を終えられるようにします。現在受刑者交換プログラムを考案中です。」と内務大臣は説明します。「これによって刑務所の混雑緩和にも役立ちます。」

政府は新たに国内に16箇所の刑務所を建設する計画を承認しました。これによって18000人分の収容者能力が増えます。現在の全刑務所合計の収容能力は32000人とのことです。

(Intraasia注:全体の4割という数字は、やはり多いなあという感じますね)

【タイ首相がマレーシア訪問で協議したこと】
マレーシアを初の公式訪問(日帰り)したタイのアビシット首相はナジブ首相と会談しました。今年タイで開催される予定の両国首脳陣会議の際、両首相が、(どの県かわかりませんが)南部の県にある宗教学校を訪れることに合意しました。「我々は庶民レベルに降りて人々と話し、正しいメッセージが人々に伝わるようにします。」とナジブ首相は共同記者会見の席で語る。「マレーシアはタイ深南部の状況が好転するだろうと楽観的に見ています。しかしマレーシア側は、タイ政府の招請によってタイ側が問題解決を図れるように手助けするだけです。」 

マレーシアはケダー州からタイのソンクラー県までの石油パイプライン架設計画を提案しています。これに関して、タイ側は担当官庁で検討されています。 「BukitKayhita地方のKota perdana からのSKS開発プロジェクトはタイ側で検討中です。」とナジブ首相。 報道によれば、中東からの石油をケダ州海岸から50km離れたKota Perdana の精製所まで送り、精製した石油をタイ側の西海岸ソンクラーまでパイプラインで送るというものだそうです。

(Intraasia注:首相が南部の宗教学校を訪問したぐらいで状況の好転に結びつくことはありえないと思いますけどね。南部といっても広くナコンシタマラートもプーケットも南部なのです)

【タイ深南部でモスク襲撃】 
[タイ深南部] ブログ村キーワード
タイ深南部3県の1つナラティワット県で、(当局によって)武闘反抗派と推定されるグループ約 5人にモスクが襲撃されて、11人が死亡、12人が怪我をしました。警察によれば、Cho-I rong郡のモスクで起きたこの事件は夕方のお祈りの時間中のことで、モスク内にいた50人ほどのムスリムに対して、銃が無差別に発射されたとのことです。最近ではもっとも血なまぐさい事件となりました。

タイ軍スポークスマンによれば、警察とは違った情報で、襲撃グループは2手に分かれていたとのことです。「襲撃者がどういう者かまだわかっていない。 モスクを襲撃してその責めをタイ治安部隊になげつけようとしていることは明らかだ。」 「彼らは、襲撃者は当局側の者だとしようとしている。ムスリムがモスクを襲撃するなんてことはないだろうから。しかしタイ軍がこんなことをやるのは不可能です。」

この事件とは別に、ナラティワット県でタイ軍隊兵士が1人爆弾で死亡し、ゴム採取の農民が1人射殺されています。さらに同県では日曜日に、爆弾で2人が殺され、建物が破壊されました。 

つい3日ほど前、タイ首相は軍の首脳陣と深南部における今後の対応を協議したばかりでした。深南部での不穏かは既に5年以上を経過し、これまでに3500人以上が殺されています。 首相に就く前は非常事態布告を批判していた、民主党籍のアビシット首相は深南部に布告していた、軍隊に大きな統治権を認める非常事態措置をさらに3ヶ月延長することを4月に決めています。人権団体などは非常事態布告を批判しています。

(Intraasia注:襲撃グループがどちら側のものか、まだ確定はできないようです、いずれにしろまこと血なまぐさいことです。Cho-I rong郡は深南部でもとりわけ赤色地区ではなかったかな、これまでにも何回も襲撃爆弾が起こっているはずです。私の記憶にあるのは、ごくありふれた田舎町とゴム林の続く風景です。険しい山岳地帯でゲリラ側に地形が有利なんてことはありません。合計して万を超えるであろう軍隊と警察と自警団が深南部にはりついています。それでも襲撃と爆弾テロは止まない。)

【SPM試験の必須修了科目に英語を含めるべき、含めるべきではない】
中学校5年次の全国統一試験 SPM において、SPM 修了の必須科目に英語科目が含まれていないことを教育大臣が話題にしたことで、論議になっています。マレーシア語は必須科目です。 

理数科目の英語媒介教育を廃止する運動の議長は主張する、「生徒がSPMで受験した科目で英語以外は全部Aをとった、それなのにSPM修了とならないのでは、これは英語植民地化の犠牲となってしまう。 政府は全ての生徒、とりわけ郡部の生徒が英語ができるようにすべく英語の教え方を見直す必要があります。」

6月8日の記事

【サバ州の違法外国人労働者を合法化するために人頭税を半分にする】
内務省は、外国人労働者に課している人頭税において、サバ州では7月1日から10月末まで半分に減額することを決めました。この措置はサバ州の雇用者がその違法外国人労働者を登録しやすいようにするためです。「この減額期間が終わってから、国はサバ州の違法外国人労働者に対して厳しく対応していきます。」と内務大臣は語る。

「内務省の外国人労働者対策委員会のまとめた数字では、サバ州では違法と登録済の外国人労働者及びその家族の数を61万人としています。」 その数字とは別に、昨年8月から10月までの合法化キャンペーン期間中に31万人違法外国人労働者が登録されました。次いで Imigresen は雇用者に対して、この登録した労働者を5月までに人頭税を払い且つ外国人労働者に労働許可証を得ることで合法化するように指示しました。 しかしながら、5月半ばの時点で、労働許可証を得た外国人労働者はわずか4万8千人に過ぎません。 雇用者からの苦情で多いのは、人頭税が高いということです、例えば人頭税年間1人あたり RM 1,000を超える分野もあります。

(Intraasia注:サバ州人口は二百数十万人です、その人口の中にすでに数割の元外国人系マレーシア人と合法滞在外国人が含まれています。さらにこの記事で言及されている100万人近い外国人労働者及び家族の存在、 要するにサバ州の実態は違法合法外国人の数はマレーシア人の数にかなり近いということですね。マレーシアでこれほど外国人比率が高い州はありません。サバ州という存在自体が歴史的にフィリピンのスルー海諸島及びインドネシアのカリマンタンと人的に密接な関係にあった、つまり昔は緩い緩い国境であったわけです。その歴史的民族的つながりから人的締め出しは不可能であり、同時にサバ州民と企業は外国人労働者に非常なる依存しているという実態があります。労働人口に絞れば、恐らく外国人の比率の方が高いのではないだろうか。 よっていくら取り締まりを強化するといっても所詮それは限界があり、長続きしないでしょうね。 )

【Sisters in Islamを禁止にすべきだ、という PAS党大会決議】
PAS党大会は日曜日に閉会しました。PASが裁決した大会決議の中には、NGOであるムスリム女性グループ Sisters in Islam を禁止すべきだというのもあります。その内容は、Sisters in Islamの活動は危険でありムスリム界に混乱を招く、そこでSisters in Islamの活動がイスラム教の教えに背くと判断されれば、国家Fatawa会議はSisters in Islamを 禁止(haram) と宣言すべきである。

PAS党中央委員18名中の唯一の女性委員がこの決議に反対しました、「党はNGO団体を孤立化させてはいけない。のし疑わしいことがあれば調査すべきであり、禁止すべきではない。」 決議の中でSisters in Islamについて言う、「ムスリム、とりわけ若い層及び非イスラム教的教育を受けた人たち、がSisters in Islamの主張を容易に受け入れてしまうことに、我々は関心を払っている。」

Sisters in Islamは1988年にムスリム女性活動家が組織したグループで、1993年に非政府組織として登録されました。ムスリム女性の平等権などについて積極的に発言し、法改正なども主張してきました。シャリア法に関する無料相談も活動の1つです。

一方Sisters in IslamはこのPAS党の決議に強く反発しています。「決議は退化的であり、反民主的です。 連邦憲法に定められた表現の自由権利に反する。PAS党の決議は我々に対して不寛容で偏見がある。」 「彼らは宗教の名前で人々を黙らせるために何でもします。」

【最近の大きな建築事故に対する専門家の主張】
最近2つの大きな建築物倒壊事故がありました。1件は、先月ペタリンジャヤの有名な元Jaya ショッピングセンターの取り壊し作業中に建物が突然全壊して、外国人労働者が7名死亡しました。もう1件は、今月初め、クアラトレンガヌで築1年という州スタジアムの屋根が数百メートルに渡って崩れ落ちました。

マレーシア建築研究所の議長は主張する、「現在国内には、高層建築物を取り壊す際における基本的な基準がありません。政府はこの点を考慮して、取り壊し基準を施行すべきです。」 マレーシアコンサルタントエンジニア協会の議長は語る、「建設産業に関わる法律を見直す必要がある。我々はこの事故から学んでエンジニア登録法などを改正すべきです。国内には十分な規則がありますが、当局はそれがきちんと施行されるようにしなければならない。」 

公共政策研究センターの議長は言う、「建築の基準は結構です。しかしそういう基準を厳守することがお粗末なのです。」 「えこひいいき、汚職、漏洩などが起これば、最良の基準を持ちながら、最悪の行為を持つことになる。」

(Intraasia注:元ショッピングセンター取り壊し事故は、請け負った会社が自治体の許可がでる前にどんどん進めていたと報道されました。スタジアム建設は屋根を含めて予算が当初の計画よりも大幅に増え、工事はスポーツ大会に間に合わせるべく急いだとのことです。どちらの事故も、請け負った企業や設計技師の責任が今後どう追及されていくかにかかっているはずです。間違いを起こした企業と主たる責任者の責任をきちんと問う前例を作り出さない限り、掛け声だ実態が伴わない現状が変わらないのではないでしょうか)

6月7日の記事

【イスラム教学者が党指導陣の半数以上を占めることになったPAS党】
イスラム教政党PAS の党大会で指導部・役員選挙が行われ、副総裁にはイスラム教学者である現職が他の候補者2名を退けて三選されました。3名からなる準総裁選挙では、これもイスラム教学者である候補者がトップ当選しました。他の2名はイスラム教学者出身ではない党幹部で1人は前青年部長です。総裁職は対立候補がなく、無競争でイスラム教学者の現職が引き続き総裁を務めます。これで党トップは保守的なイスラム教学者が全て占める結果となりました。

党内保守層は、党内で多数派とまではなっていません。彼らはPakatan Rakyat(野党連合)側の公正党と行動党を強い同盟者として推進する動きに不満を隠せません。
このイスラム教学者を推す強い潮流は党中央委員18名を選ぶ選挙でも如実に見られました。 委員に当選した半数はイスラム教学者か保守層です。18人中には、前ペラ州首相も含まれ、女性はクアラルンプール選出の国会議員が1人だけです。

代議員の発言の中で、ペラ州選出とペナン選出の代議員はそれぞれ演説して取材の記者陣も批判の対象にしました、「大会を取材するマスコミにも党の服装規定を適用すべきだ。女性記者は頭髪を覆うべきです。女性記者が男性記者と自由に入り混じって取材するのは許せない。これはイスラム教の教えに反する。」 今回の党大会には内外の記者 350名が取材に訪れており、これまでの最多です。

(Intraasia注:勢力が半島部全体に拡大したPAS党に対する興味が増した証明ともいえる、多くの取材陣だったようです。PAS党の総裁は暗黙の取り決めでイスラム教学者が就くことになっています。PAS党の全員が超保守主義者ではありませんが、この代議員にみられるように彼らの理想とするイスラム教至上主義者も少なからずいることがわかります。この種の至上主義者と非ムスリムが共存してやっていくのは楽ではありませんね)

【米国大統領に対する小グループインタビューに参加したマレーシア人女性記者の体験】
米国のオバマ大統領が最近エジプトのカイロで演説し、その中でイスラム教世界に向けてメッセージを送ったニュースは世界に伝えられました。その取材に訪れた世界のジャーナリストの中から選ばれた、イスラム教圏?のジャーナリストからなる小グループとのインタビューに、オバマ大統領が出席しました。 このジャーナリスト7人中の1人が、マレーシア英語紙の女性記者です。 彼女はその記事の中で書く:

私(女性記者)がマレーシアからですと自己紹介したら、大統領の口から "Apa Khabar (お元気ですか)”という言葉が発せられたことにちょっと驚きました。彼が子供時代に3年ほどジャカルタで過ごしたことからまだ多少インドネシア語を覚えていることは、私は知っていました。私がマレーシア語で、大統領はまだ言葉を覚えているのですねと伝えたら、彼は答えました、" Lupa banyak, Bicara sedikit (たくさん忘れてしまった、話すのはちょっとだけです)”。 

インタビューの中でインドネシアの(有名な雑誌)Tempo の編集者がいつ頃インドネシアを訪問しますかと尋ねました。大統領は答えました、「アジア訪問の一環として、まもなくインドネシアも訪問します。ジャカルタをまた見てみたい、それに nasi gorengと bakso を食べてみたい。」 そして彼は他のジャーナリストに、ジャカルタでの子供自体に食べていた特別なインドネシア食がることを説明しました。
こういったちょっとした気取らないことが、彼の魅力に加わるのです。

(Intraasia注:インドネシアではすでにオバマ人気が高いとマスコミは伝えています。彼がジャカルタを訪問すれば、その人気は頂点に達することでしょう。彼は人を魅了する術に優れていると評されていますが、この記者の記事はそれを物語る1件かもしれません。なおマレーシア語では bicara の替わりに bercakap と言うのが一般的です。それにつけても思うのは、日本のトップ政治家は現在過去共になぜああも外国音痴なんでしょうかね。英語が話せる、話せないということではありませんよ、誤解なきように。親韓国派とか親米派とかいう首相は過去にもいましたけど、それは日本びいきの政治家や経済人と親しいということだけであり、例えば米国に通じていることにはなりません。ごくたまに外遊するけど、駆け足で且つ何ら深みなく何にもわかっちゃいない、この種の首相ばかり生んできましたね。日本と最も縁の深いアジアの国、どこでもいい、を知る首相が出てほしいものですな)

【マレーラジオ界の人気女性DJ が結婚】
マレーラジオ局界のトップ局であるERA の人気DJである Nana が、Hitz FMラジオ局のマネージャーと結婚儀式 Akad nikah を実家のあるジョーホール州 Muarで行いました。夫なる男性はサラワク州出身の34歳です。花嫁、26歳、は両親への感謝として新車ベンツを送りました。 彼女は花婿に贈り物としてRM 1万のギターを送り、花婿は結納金としてRM 21000を送りました。

(Intraasia注:以前 ERA局をよく聞いていたので、この人気DJ はお馴染みの声です。DJも人気が高まると、このように一般紙が記事にするくらいの芸能人並ですから、贈り物の気前の良さをみると稼ぎもいいということなんでしょうね。皮肉ではなく、彼女は確かに面白いDJです)

6月6日の記事

【PAS党総裁の演説】
PAS党の第55回党大会本会議が、シャーラムの室内スタジアムで始まりました。開会演説でハディアワン総裁は演説する、「Pakatan Rakyat(野党連合)の仲間政党である、公正党と行動との協力関係を強める。 UMNO 党的なイスラム教のあり方は間違っている。彼らはイスラム教精神を忘れ、マレースルタンがイスラム教守護者であることをあまり尊重していない。 小中学校で理数科目を英語媒介にして授業するあり方に反対、UMNOがジャウイ〔語)教育を軽視していることを批判。我が党はいろんな思想を持った人や無宗教の党員を受け入れます、しかしながらそういう人たちはPAS党の政治と文化とスタイルを理解する必要がある。 PAS党支持者クラブの地位をあげます、そして華人界の一部からの支持に感謝します。」

ところがハディアワン総裁は記者会見の席上で、演説内容とは趣の違う、Pakatan Rakyat(野党連合)とBarisan Nasional(与党連合)が協力して成立させる連合政府の概念をあらためて語りました。「これは小異の上で大同につくことで、政治を安定化させ国民を団結させていくことになる。この概念を明らかにするまえに、諸政党には通知した、彼らは一般的には同意しました」 「PAS党が先陣となって多民族国家マレーシアをひっぱて行く用意がある。」

しかし行動党の相談役は語る、「Pakatan Rakyat(野党連合)の会議の中で、連合政府のことは一度ももちだされたことはない。」

ベテラン政治記者は書く、「今回のPAS党大会はこれまでのそれと大きく異なる。PAS支持者は、党が次に政権党になることを疑いません。党はPutrajayaに党ビルを建設することを提案しています。」 「党大会の議題は非常に明瞭です、つまり多数派マレー人に向かって有名なマレー作家2人もPAS党側にあるということを伝えています。」 「今回の大会会場、シャーラムの体育館、は時の変化を示しています。かつてはクアラルンプール郊外のカンポンを感じさせるTaman Melewar の党本部における狭さに窮した大会はもはや過去のものです。」

(Intraasia注:PAS党内部には、UMNO党との連合反対派と賛成派があるとマスコミは分析しています。 支持基盤が同じような公正党が敵わないのはPAS党支持層の堅さと組織力だと言われています。PAS党本部は数年前にクアラルンプール中心部のRajaLaut通りのビルに移転しました。10年ぐらい前党大会を見に行った時、その頃の党本部はまさに郊外のカンポンの一角にありました、これも大きな変化ですね。)

【中国の著名大学の学士・学位を認証しよう】

中国訪問中のナジブ首相は、中国著名大学の学位などを認証することを早急に考慮するようにとの指示を、高等教育省に指示しました。「マレーシアに詳しい中国人学生が増すます増えていることを鑑み、著名大学の学位を認めることを考えるべきです。」と首相は記者会見で述べました。 高等教育省大臣によれば、中国が望むのはアル特定の学部・学科だけでなく、その大学全体を認証することです。

(Intraasia注:いかにも華語新聞らしく、このニュースをトップにもってきています。こういうことをトップニュースにしたい意向をよく感じる編集方針ですね)

【クアラルンプールの新バスターミナル建設】
(5月22日の記事で載せた)半島部南部方面バスターミナルとして計画されている Bandar Tasik Selatan ターミナルを拡張して、北部方面と東海岸方面へのバス便も扱う総合バスターミナルにする案を考慮すると述べた、大臣が今度は自身でそのBandar Tasik Selatan ターミナル予定地を訪れました。「私が提案したことは現実的ではないと感じました。「この計画している新ターミナルはプドゥラヤの混雑を解消するために作られるのです。もし北部方面と東海岸方面へのバス便もこの新ターミナルを基地とすれば、クアラルンプール内外のハイウエーを使ってここまで来なければならない。それがこの地を混雑させることにつながってしまう。」

現在のところ、北部方面バスは Selayang が、東海岸方面のバス便はGombak が考慮されています。20ヘクタールの地に建設が始まっている6階建て総合Bandar Tasik Selatan ターミナルは 、工費RM 5億7千万で Maju HOlding が建設し、2010年11月の完成予定です。現在の進捗率は35%とのことです。Bandar Tasik Selatanには、高架電車、KTMKomuter、空港電車の駅が隣接しており、さらに2つのハイウエーが近接しています。

総合Bandar Tasik Selatan ターミナルの青写真
発車ターミナルと到着ターミナルを分ける、 バス100台分の停車用場所、身障者に優しい思想を取り入れる、4階をフードコートにする、

「ターミナルは最新式の施設を持ちます、ですからきちんと維持する必要があります、Pudurayaのようになってはいけません。」と連邦特別領省大臣は言う。「政府は間違いなく維持用の費用をいくらか補助します。」

(Intraasia注: 22日の記事の注で、私はこの大臣の思いつきを批判しました。現場もよく知らずにいい加減な提案をしていることを強く感じたからです。その通りになりましたね。Bandar Tasik Selatan ターミナルに3方面のバスターミナルを持ってくること自体が不適切です。そこで北部方面バスは Selayangという案ですけど、Selayang は交通便があまりよくない、電車路線のない地です。なぜそんな場所に忙しい北部方面バスターミナルを移転するのか? バス利用者の苦しみを全然わかってない奴らの考えに憤慨します。Selayangの唯一の利点は南北ハイウエーにあまり遠くないということだけです。バス利用者の大多数は非自家用車族です。そういう人たちがクアラルンプール中心部とを行き来する際の足が不便になってしまう。ミニバス時代から現在まで、乗り合いバスから中長距離バスまで、バス事情に通じ、且つ5千回を超える乗車回数を持つ Intraasia をコンサルタントにしろ、と真面目に訴えたいですなあ。)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 356.3 を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1075 で市場を終えました。

6月5日の記事

【マレーシアと中国間の貿易では両国通貨を使ってはとの提案
中国を訪問中のナジブ首相は胡国家主席と会談しました。
3日の温首相との会談後の記者会見でナジブ首相は、両国間の貿易においては両国の通貨を用いるべきではないかとの考えを明らかにしました。多くの国家が米ドルを貿易決済に用いないことを考慮しているとのことに関してナジブ首相は、「我々が心配しているのは、米国の赤字の増大で米国財務省は益々札を増刷していることです」と語りました。

マレーシア中国ビジネスセミナーの会場で首相は演説する、「アジアの主要国と東南アジアの主要国家間でより大きな経済的統合化の方向に向かっていくことでしょう。投資機会が広い範囲で得られると思う。中国がマレーシアに投資する3つの主要分野をあげれば、グリーン技術、エネルギー、資源基盤の工業とインフラプロジェクト、です。 例を上げれば、ペナンの第2海峡橋建設、サワラクの Bakunダム開発、マレー鉄道の電化複線化、などです。」
主として中国の企業とマレーシア企業の間で結ばれた16の覚書の締結式をナジブ首相が見守りました。

【ジョーホール州西南部沖でまた遭難した密入出国ボート】
ジョーホール州西南部の海岸沖で4日午前5時ごろ、2艘のファイバーグラス製ボートが荒波のために別々の場所で沈没しました。マレーシア沿岸警備庁によれば、ボートに乗っていたと見られるインドネシア人密入出国者 合計32人中、1人が死亡、9名が行方不明、そして近くを航行していた商業船によって 22名が救助されました。救助活動は5日朝再開の予定です。

救助された22人中、16名は Tanjung Piai 沖で沈んだボートから午前11時前で、もう6名はTanung Pelepas 沖で沈んだボートから午前9時半ごろです。救助されたインドネシア人は尋問のために警察に引き渡されます。「ボートの船長も拘束しました。」 と警察幹部は語る。これまでの調べでは、2艘のボートはインドネシア スマトラ島の属島にある Tanjung Balai へ向かっていました。「ボートは人間密輸グループに属するとみています。彼らは監視強化のために、航路を変えたのでしょう。」

(Intraasia注:ジョーホール州西南部とスマトラ島の間はマラッカ海峡がごく狭くなっているため、より容易に渡れるわけです。昔からこの種の組織が行っているボートによる密入出国は周知の事実だといわれています。どれくらい多くのインドネシア人がこうして密入出国してきたのだろうか?そしてその内の何パーセントが遭難して海の藻屑となって消えてしまったのだろうか?これは冷厳な現実ですね。西南端にある小さな港町Kukup からスマトラ島属島を結ぶフェリーボートが出ています。そういうフェリーの方が安くて安全なのに、それでも少なからずのインドネシア人はこういった危険な運び屋のボートに乗るわけです。kukup については当サイトのジョーホール州ページで載せていますよ。)

【4月の輸出高も大きな減少】
今年4月の輸出高は対前年同月比で 26.3%の減少でした。輸入額の減少は 22.4%でした。貿易総額はRM 748億で、これは1年前より24.6%の減少です。
輸出額の減少に貢献しているのは、工業製品の輸出減少、さらに国際原油価格の下落もあります(マレーシアは石油輸出国)。

月別で見ると4月の輸出額は3月より 5.6%減りました。輸出の41%を電子電気製品が占めており、パームオイルが7.3%、原油は3.5%、天然ガス 4.7%です。輸入を見ると、全体の68%が 中間製品です。以上統計庁の統計から。

【PAS党の党大会始まる】
Pakatan Rakyat(野党連合)側のイスラム政党PASは党大会を始めました。まず青年部の執行部の選挙が行われ、新青年部長にはヨルダンで高等教育を受けた保守的といわれるイスラム教学者を選出しました。青年部の大会は、連邦政府はマレーシア経済におけるムスリムのあるべき割合である30%を保護すべきだとの決議を採択しました。

(Intraasia注:服装は独特な白いローブをまとい、ひげをたくわえ、頭にはターバン姿というのが、典型的なPAS党幹部の姿ですね。いわゆる都会の繁華街で見かけるマレー人のイメージとは違います。PAS党はマレー界で第2の勢力を持ち、今では決して単に東海岸政党ではありません)

6月4日の記事

【ナジブ首相と中国首相の会見】
国交開始35周年を記念して、中国を公式訪問中のナジブ首相は中国首相と会見しました。
北京外語大学を訪れて名誉学位を受領したナジブ首相は語る、「中国が世界経済で超大国化するという一部の観測は、根拠のないことである。なぜなら中国文明は常に友好精神に基づいているからです。我々は友人として始まった、そしてマレー世界と中国世界間の有効は新しいことではない。それは明の時代に開始された。当時のZheng Ho 将軍が35000人の兵隊と3百隻の船でマラッカを訪れました。」

(Intraasia注:ナジブ首相訪中記事はいうまでもなくトップ記事です。ところで偶然重なった、20周年だという天安門事件について、マレーシアのマスコミは多少なりとも独自記事を載せているのでしょうかね?)

【生産者米価の急落に農民が憤慨】
スランゴール州のSabak Bernam 地方は国内稲作の中心地の1つです。そのSabak Bernam 地方では現在収獲の季節です。ところが生産者米価がこの数日急落したことで、農家が憤慨しています。ある農民は訴える、「100Kgあたり RM 140が突然 RM 130に下落して驚いています。 どうして我々の生産者米価が Tanjung Karang やSawah Sempadan より低いのか?」 と仲間の農民150名が Sekinchan で抗議を行いました。

Tanjung Karang地方での稲集収獲は5月に始まってそのときの価格は100kgあたり RM 140だったとのことです。今月初めに(国内で米を一手に扱う国策会社)Bernas と米卸御者と間で会合があった、この後米価が下がったと、農民は主張する。「この新価格によって、農民はそれぞれ1.2ヘクタールの水田当たり RM 1000を失ってしまう。我々は今年の2期作目の準備もしなければならないのだ。」

先月農業大臣と農民間の会合があった際、大臣は生産者米価に変更はないと言明していたと、農民は訴える。「市場で米の値段が下がっているわけではないので、Bernasが生産者米価を下げる理由がない。 我々は管理されない米市場を望みます。自由に売買したい。現在のシステムには不満です。収獲した米を他の州に送ることでさえ許可が要るのです。」

(Intraasia注:マレーシアの米自給率は7割前後なので輸入米が多い。国内産はタイ米などに比べて割高と言われています。それでも100kg あたり RM 140です。米価を考えると、つくづく日本の米価の高さに驚きますね。あそこまで米の味にこだわれば高くなるのも無理もないでしょうけど)

【家庭内暴力は個人的問題ではない】
クランタン州スルタンの息子と結婚した 17歳のインドネシア人女性が、身体的にも精神的にも性的にも虐待を受けたと主張していることについて、変化を求める女性センターペナン は大きな関心を持っています。我がグループは、その女性が訴えを起こすのであればマレーシア外務省は手助けするということを、喜ぶものであり、我々は彼女が訴えを出すだけでなく警察訴え報告書を出すことを多いに勧めます。家庭内暴力は犯罪行為です。家庭内暴力法1994年の下で、身体的怪我を与えたまたは与えるべく脅す、人を監禁する、財産を破壊する、その人が法的に拒否することを無理じいさせる、ということは家庭内暴力です。

こういった行為を行ったと判定されれば、刑法に基づいて処罰されます。家庭内暴力はこの何年か増加しています。2007年に3756件が全国の警察に届けられました。しかしこの数は氷山の一角だと思われます。多くの人はこの家庭内暴力法律のことを知りません、この法律は被害者をさらになる暴力から守ることに役立ちます。
以上 変化を求める女性センターペナン の投書抜粋

一方クランタン州スルタン宮は公式声明を出しました。「現時点までこの件は男性とその妻間での個人的危機だと見なしています。これは法律に沿って解決されるべきです。」  スルタン宮の係官は、スルタンの息子の友人が発言したことはすべて、スルタン宮とは関係ない個人的見解です、と釈明しました。 この係官は、シンガポールのホテルでこのインドネシア女性は脱出したのではなく、母親とスルタン宮の話し合いで立ち去った、とインドネシア女性がインドネシアでの記者会見で述べた内容を否定しました。

6月3日の記事

【クアラトレンガヌの新しい州スタジアムの屋根が倒壊】
州都クアラトレンガヌの近郊 Gong Badak 、空港の近く、に2008年に建設された、州スタジアムの屋根が大きく瓦解しました。5万人収容のこの州スタジアムは2008年の国民スポーツ大会Sukumaに間に合わせるべく工費RM 3億もかけて急いで建設された施設で、築1年足らずです。スタジアムの東西に分かれた屋根のうち、メイン入場口のある方の屋根、長さ300m、が全壊しました。事故が起きたのは朝9時ごろで、轟音とともに突然崩れました、スタジアムオフィスの職員や清掃などの労働者19人にはけが人は出ませんでした。

現場を訪れた公共土木省大臣は省の部門が調査に入ることを指示した後、語る、「調査の結果が出る前に、屋根を建設した会社を含めて誰彼を非難するのは早急のことです。スタジアム自体はまだ保障期間中なので、建設した会社が再建築費用を負担します。」  ムヒディアン副首相は語る、新しい建築物がこんな形で倒壊したときは、専門職人の倫理が問われます。」 トレンガヌ州州首相は、独立した立場の人から構成される委員会を作って調査すると語りました。 この屋根を建築したのは韓国の会社です。「まだその会社からなんの連絡も受けていない。」 「屋根部分の工費はRM 3800万でした。公開入札でその仕事を建設会社に与えました。」

公共政策研究センターの議長は訴える、「こういった事故がおきてもふしぎではない。この屋根瓦解はお粗末なデザインと建築のせいです。ほとんど競争のない入札過程に原因がある。」

一方反汚職委員会の係官が現場を訪れました。1人の係官に寄れば、韓国企業に契約が与えられたことに関する調査から入る、とのことです。「賄賂と不正運営の要素があったかを我々は調査していきます。」

(Intraasia注:写真を見るとその倒壊の大きさに驚きます。スタジアムの片側の屋根が全壊しているのです、数十メートルではなく数百メートルという規模です。たった築1年の屋根が瓦解したのに、建設した会社に責任ないなんてことはありえませんよね)

【タクシーとバスの運賃値上げが迫っている】
タクシーとバスの運賃が早ければ来月にも値上げされます。値上げ率は30%から50%になるとのことです。 内閣府の大臣がタクシー業界の代表らと懇談会を持ちました。「運賃値上げとなるのは、タクシーと乗り合いバスと中長距離バスとスクールバスです。 タクシーの初乗りは現行のRM 2からRM 3になるでしょう。さらに距離と時間の追加料金を計算する値も上げます。」 バス業界筋は30%の値上げと予測しています。 大臣はこの値上げ提案の件を内閣に持ち出すとしていますが、実際のことは今月中に決まるものとみられます。

(Intraasia注:真の公共交通手段とはいえないタクシー運賃はもっと上げるべきであり、自家用車抑制の鍵であるバス料金を上げるというのは、公共交通網のより発展に逆行する方針ですね。)

【チキンライスショップ】
マレーシアの成功飲食チェーン企業である、The Chicken Ricee Shop は2000年の創業です。マレーシアのケンタッキーフライドチキンで長年取締役を務めていたマレーシア人女性が、ファミリーレストランの概念の下独立創業した会社です。現在では50店舗に増えています。1店舗の平均投資額はRM 40万から70万だと、創業者で社長は説明する。 同チェーンの「昨年の売上高はRM 5500万で、2007年より20%増加しました。The Chicken Ricee Shopでは、一番のメニューであるチキンライスのほかにも、25種ほどの料理メニューを備えています。

(Intraasia注:マレーシアの国民食の一つともいえる、チキンライスは一般に大衆食堂、露店での販売が主流です。それを冷房化したきれいな店舗で提供するというスタイルで成功したレストランチェーンのようです。ショッピングセンター内でテナント営業してるのを見かけます。)

【中国の経済強大化は脅威ではない】
ナジブ首相が4日間の公式訪問として中国に到着しました。一方マレーシア国内でアジアパシフィック会議の演説でムヒディン副首相は語る、「私が思うに、中国が時々描写されるほど強大にまたは脅威をもたらす国にはなりそうにない。大国同士の間にある不安感が増していることを、マレーシアは憂慮しています。大国は軍事費を増加し、同盟の軍事協力を強化しています。」

(Intraasia注:いくら外交辞令とはいえ、中国が言われるほど強大な国ではないとはね。マレーシア与党指導者陣は、華人政治家はいうまでもなく、中国の機嫌をそこねないような言葉を選んで演説していますな)

6月2日の記事

【クアラルンプールのチャイナタウンで外国人労働者雇用禁止を施行開始】
クアラルンプールのチャイナタウン(ペタリン通り界隈)の露店・屋台業者、総数700人ほど、は外国人労働者を雇ったり、彼らに店の営業を代行させてはいけないという、クアラルンプール市庁の規則が6月1日から施行されました。初日の1日、市庁、Imigresen、民間防衛隊、警察などいくつかの公的機関の係官約100人が、ペタリン通り界隈をパトロールしました。市庁幹部は説明する、「市条例によって、免許を受けた露店・屋台業者だけが商売できます。さらにその営業場所を他人に貸し出すことは禁止されています。市長名による書面の許可なく、むやみに店番人を雇うことはできません。 外国人労働者が免許なく商売している、社会滞在パスで働いているとたくさんの苦情をこれまで受けてきた。」

この日の取り締まり活動を察して、数日間は店を開けない露店業者もある、または外国人労働者を一時的にマレーシア人に交代させた店もあるとの情報を、見回り活動の係官部隊は得ました。

この日の活動で26枚の警告書が違反業者に発行されました。「店番人・手伝い人は2人だけに限る、その顔写真が登録済であり、店に飾られていること。昼間の露店業者23箇所と夜間露店業者13箇所が依然として外国人労働者を使っていた。市条例で外国人労働者は雇用できません。」 と市長幹部。

(Intraasia注:100人もの混載部隊を毎日チャイナタウンに派遣することは不可能ですから、問題はこういう部隊が見回り活動から消えた時ですね。数日間だけの様子を見て判断すると大間違いという例はいくらでもあります。1ヵ月後2ヵ月後のチャイナタウンがどうなっているかに興味あります)

【クランタン州スルタンの息子と結婚したインドネシア人モデルの逃走劇】
インドネシアでよく知られたモデルで社交界の華だったというインドネシア人女性Manohara、17歳、はクランタン州スルタンの息子、31歳、と昨年結婚してコタバルに住んでいました。彼女は夫に虐待されているという話がインドネシアにいる母親からインドネシアマスコミにもたらされて、母親はしばしばテレビなどに出てこのことを訴えていたとのことで、しばらく前インドネシアのマスコミではこのことが多いに話題になっていました。

その彼女の話題が再度インドネシアのマスコミをにぎわせているとのことです。日曜日にシンガポールに心臓病で入院中のスルタンを見舞った、スルタン息子夫婦はシンガポールのホテルに泊まりました。そのインドネシア女性はホテルから逃げ出そうとした際スルタン王宮関係者に妨害されたけど、シンガポール当局が監視カメラでこれを見て逃げるのを助けたとのことです。また報道によれば、彼女は脱出にシンガポールの米国大使館の手助けを得たとのことで、ホテルの地上階で母親に会いました。インドネシアの新聞は、その後インドネシアのジャワ島の自宅に戻った2人の写真を掲げています。

このインドネシア女性の母親は、スルタンの息子を訴えるとしており、またマレーシア当局とインドネシア当局は虐待の事実を隠そうとしていたと非難しています。「娘は肉体的にいじめられていた。胸にひどいかみそり傷がいくつかあります。娘は既に離婚を申し立てています。」 と彼女は外国通信社に語りました。インドネシア人女性Manoharaはインドネシアに戻った際の記者会見で、母親が訴えていた件を、正しいと確認しました。この女性はシンガポール滞在時にこっそりとシンガポール警察に電話して、逃げるのを手助けしてくれと頼んだと、語っています。

マレーシアのムヒディン副首相は記者団に語る、「マレーシア政府はこの件に関わりたくない。これはどちらかといえば個人的なできごとです。」 クランタンスルタン一族からはなんの発言もありません。このインドネシア女性の弁護士は、虐待の訴えの証として、医師の検査を受けると、しています。

(Intraasia注:先月インドネシアのスラウエシにいたとき、インドネシアのテレビがこの件をかなり大きく且つ頻繁に報道していました。事前知識のなかった私はどうしてクランタン州の話題ばかり出てくるのかと不思議に思ったものです。マレーシアに戻って新聞を見たら、小さな扱いで載っていました。マレーシア語タブロイド紙は知りませんが、マレーシアの主要新聞はこの件を積極的に扱わなかった様子を感じました。今朝の朝刊の記事も、大部分は伝聞またはインドネシアからの引用記事であり、積極的な調子の記事ではありません。マレーシアにおいて、スルタン一族の内部事情はいわばタブーですから、マレーシアマスコミのこの件での報道調子はある意味では当然でしょう。しかしインドネシアマスコミは、他国のそんなタブーは気にする必要ないので、どんどん報道しているという図式ですね)

【悪名高い高利貸しグループを指名手配】
(返済の遅れた借金者を動物のようにチェーンでつない2ヶ月間も監禁していた件のように)高利貸し業者のあくどい行為がまたまた脚光あびたことを受けて、スランゴール州警察は、悪名高い高利貸しグループ K9 Enterprizeの経営陣4人を含めた6人を逮捕するために、指名手配用の顔写真をマスコミに提供しました。この指名手配に先立って、警察は24時間以内に自首するように公開で呼びかけていましたが、誰も出頭しませんでした。

州警察長官はグループ K9 Enterprizeについて語る、「非常に良く組織されたグループで、本部をあちらこちらにおいている、それぞれの構成員に役割を決めている。先に逮捕した2人の供述から証拠物などを押収しました。このグループは2006年以来活動しており、日の借金回収金はRM 4万ほどだ。」 「他にも監禁事件があるかもしれない。市民からの通報を期待します。」

警察庁長官は、「国境検問所にはすでに情報を流して、指名手配人の出国をチェックします。我々は彼らを逮捕しますので、行方を知るものからの通報をお願いします。」

市民からの様々な苦情や相談の手助けをしていることで、全国的且つ民族を横断して有名な、 馬華公会の一般サービスと苦情部によれば、高利貸しに悩む相談事を昨年1月からの通算した件数は870件になり、その80%の原因は常習賭け事が原因であるとのことです。苦情部の長は言う、「こうした賭け事常習者は被害者でなく不履行者です。彼らが債務返済できなくなることで家族が高利貸しから迷惑を受けるのです。賭け事常習者を被害者と呼ぶのを止めよう。家族が被害者なのです。」

【所得税未納者42000人が出国禁止処分になっている】
内国収入庁(税務庁)は所得税未納者を出国禁止扱いにしています。長官は語る、「まだ 42000人が出国禁止です。当初7万人をこの処分にしたが、未納金RM 500以下の者を除外したので、この数になりました。」

6月1日の記事

【アセアン+韓国の記念サミット】
ナジブ首相はアセアン(10カ国)+韓国の記念サミットに出席するために韓国のリゾート島 Jeju に到着しました。韓国がアセアンの対話パートナーになって20周年を記念するサミットです。北朝鮮の地下核実験などを踏まえて、東アジアの安全保証も大きなトピックスになると見られています。

ナジブ首相にはマレーシア大企業のトップ: Proton 社、Naza グループ、Berjaya グループなどの経営トップまたはオーナー、が同行しています。Berjaya グループはJeju島にUS$26億をつぎ込んでリゾート開発しています。74ヘクタールのリゾートはまもなく完成予定とのことで、これはマレーシア企業として韓国における1つのプロジェクトとしては最大開発投資額になります。

【パプアニューギニアで昔から活動している最大木材会社はマレーシア企業】
パプアニューギニアの都市部で最近華人?中国人?商売店がパプアニューギニア人によって襲われ暴動となったニュースは世界で報道されました。さらにニッケル鉱山工場の建設が、パプアニューギニア人と中国人労働者との間の争いで、停止しました。 パプアニューギニアには小さなエキスパトリエイトコミュニティーがあり、オーストラリア人、ニュージーランド人、マレーシア人、シンガポール人、台湾人らから構成されています。鉱物資源の豊かなパプアニューギニアは犯罪率が高く、人口の85%は貧しい村での生活です。外国人、マレーシア人やシンガポール人も含んで、への地元人からの敵意はずっと前からあります。この状況は最近の食品値上げなどで悪化しました、これには華人?中国人?店が原因だと非難されています。

マレーシアに関していうと、単独としては最大の木材会社である Rimbuan Hijau は、長い間パプアニューギニアにとって痛みであり恩恵でもあります。同社の社主はサラワク州出身の企業家です。Rimbuan Hijau は、パプアニューギニアで1976年以来最大の製材工場を営んでおり、推定年間売上高 US$10億です。同社はさらにパプアニューギニアでスーパーマーケットを持ち、国内最大の新聞である英語紙を発行しています。このサラワク州出身の企業家はいくつかの国で華語新聞を所有発行しています、その核の1つがマレーシアの星洲日報です。

Rimbuan Hijau は人権侵害、先住民族の権利を軽視、政治汚職、環境破壊などについて批判されています。世界銀行が表明しているところでは、パプアニューギニアの森林伐採の70%は違法であると。これはマレーシアのイメージにはよくありません。同社に抗議しているのは Greenpeace, Rainforest Action Network です。Rimbuan Hijau はGreenpeaceをその報告書のために名誉毀損で訴えるとしていますが、Greenpeaceは拒否しています。

Rimbuan Hijau に対して最近、パプアニューギニア最高裁が同社の主張する79万ヘクタールの伐採地での営業権を退ける判断を下しました。ある研究は主張する、パプアニューギニアの森林は2027年までに無駄な伐採のために半減するであろうと。 地元労働者への搾取、外から来た者が商売地元人を凌駕している、森林の破壊といった一連の問題が同国の困難な前途を示しています。 600の島からなるパプアニューギニアは、多くの未開発の森林を持つ地球上の少ない地です、しかし欲張りな外国勢力が汚職にまみれた役人の手助けでこの国をレイプしている。

(Intraasia注:外国におけるマレーシア企業の活動及びマレーシアの大新聞 星洲日報の所有者でもある企業家の名前に間接的に触れて書いた、マレーシアの主要なメディアでは非常に珍しい告発調の記事ですね。もちろん新聞社として同記事を裏書はしないでしょうけど、こういう記者がいることはうれしい驚きです。星洲日報に関しては、中国に顔を向けたそのあり方を当サイトのコラムで数年前に描きましたよ。)

【Komtar 横にモダンな屋根付き飲食施設通りを建設中】
ペナン島の有名な建築物である65階建ての Komtar  は新しい魅力を取りもどそうと、現在 Komtar Walk を建築中です。Komtar Walk はJalan Dr. Lim Chwee Leong に沿った長さ155m の場所です。この場に飲食施設ハブ を設けます。Komtar Walk は一方で penang Road につながることになり、もう一方ではPrangin Mall につながります。Komtar Walk には舞台、水を使った施設、タクシースタンドなども建築します。

デベロッパーの会社 Pacific Hyper market Store に寄れば、Komtar Walk はKomtarのメイン入り口になるべき概念でデザインされているとのことです。Komtar Walk は戸外の概念の下、軽量の屋根が作られ、入り口部分では地上15mの高さになります。同社は言う、「アジア料理から西洋料理まで多種を提供できるカフェ、レストラン、さらにパブとバーも加えて、19のテナントを選択することを保証します。」 工費RM 1000万のこのプロジェクトは7月には完成予定です。

(Intraasia注:写真とイメージ図から判断すると、クアラルンプール圏の高級ショッピングセンター脇に作られたオープンエアー式の高級飲食施設を、この屋根付き通りに展開させようということのように、思えます。決して伝統的な露店街ではありません。都市が発展していくと、こういうデザインが人気を呼ぶのでしょうな)

【Barisan Nasional(与党連合)が最初からあきらめたペナン州の州議会補欠選挙】
ペナン州のPenanti州議会選挙区では4月に、Pakatan Rakyat(野党連合)側の公正党の議員兼州副首相が辞任しました。補欠選挙が行われ、31日に投票が行われました。公正党の候補者が圧倒的多数で当選しました。 この補選ではBarisan Nasional(与党連合)が、この選挙は公正党の党内事情を下に行われることになったので金の無駄使いだという理由を付けて、選挙に候補者を擁立しませんでした。そこで無所属3人と公正党の候補者だけの選挙となり、投票率は通常よりぐっと低い 46%であり、投票者数は7100人だけでした。これは公正党指導層が期待した投票率と当選得票数にも達しませんでした。

当選した人物(マレー人)は州の副首相に任命されることになります。元ペナン州公正党女性部の長が無所属で立候補し、賄賂金を申しいれられたなどという公正党を強く非難する選挙を展開したので、マスコミは彼女の訴えを大きく報じました。

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