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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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7月31日の記事

【ラマダン月の祝祭をどうすべきか、悩むショッピングセンター】
今年の独立記念日8月31日はラマダン期間中です。そこでその日を含めた独立記念月間のセールス活動をどのようにすべきかとの指示を、まだ情報・文化省から受けていないと、クアラルンプール圏の複数の主要ショッピングセンターが明らかにしています。省から受けている唯一の指示は、断食月なので規模を縮小しなさいということだけだそうで、それ以上の指針、してよいこととしていけないこと、を受けていません。 ショッピングセンター側は、省からのはっきりした指針なしでは決定は難しい、と語っています。

ブキットビンタン街のSungai Wang Plazaは言う、「例年行っている記念日前夜のカウンタダウンパーティーは行わないでしょう。何をしてもよいかわからないので、前夜祭のアーティストを予約することもできません。急に指示が出てそういう行為はいけないとなったら、アーティスト予約金が無駄になってしまう。」 Gentingハイランドも、今年は前夜祭コンサートは行わないとしています、ただ花火は打ち上げます。

クアラルンプール市庁も、情報省からの明確な指示が出ていないとしています。情報省の係官は、ラマダン月の祝祭に関してまだ会議を行ってないので、まだなにも決まっていないと明らかにしました。

【賄賂に対する大学生の捉え方に憂慮を感じる】

マレーシア国民大学が行った賄賂に関する調査において、インタビューした学生の内、権力ある地位に就き機会があれば喜んで賄賂を受け取る、と答えた学生が35%にも達したとのことです。 さらに、ビジネス機会獲得のために賄賂提供を気にしないと答えた学生が15%、 自分たちに対する取締りなどを避けるために賄賂を払うと答えた学生が 24%もいました。

「これは警告すべきことです。汚職に対する間違った概念が大学生の心に入り込んでいます。」 とクランタン州事務局長がセミナーで憂慮感を示しました。ただこの調査の、サンプル数は明らかにされていません。

( Intraasia 注:学生に限らず、普通の市民の間にもちょっとした官庁の取り締まりや申請に対して金で片付けるまたは迅速化させる思考があることは珍しいことではありません。この種の賄賂の拡大生産の根は単に政治家上層部と高級官僚だけにあるのではない証拠ですね)

【ペナンヒルでケーブルカーが突然停電して混乱を呼んだ】
ペナン島のペナンヒル で運行されているケーブルカーが3時間運行停止となりました。この原因は頂上駅で不慮の停電が発生したためで、その後中間駅では変圧器が壊れてしまい、さらに事態を悪くしました。この事故のため、頂上駅にいた観光客ら300人ほどをジープで途中まで輸送し、さらにバスで麓駅まで降ろしました。また中間駅にいた人は、徒歩で麓駅まで降りました。このできごとに対して、怒りを顕にした人が多くでました。 ケーブルカーの乗客によれば、「線路の途中で急に止まってしまい、ドアが開いてしまった。我々は怖くてうろたえました。坂はものすごく急です。緊急時に対応する適切なバックアップシステムがあるべきです。」

【高級車輸入に関わる脱税と偽造文書行為に対する判決】
高級車の輸入会社でマネージャー職に就いているいる英国人が、輸入関税の脱税を含む 32の起訴案件で有罪となり、罰金RM 42万、懲役 26日を判じられました。6台の高級車輸入の件では総額RM 180万の脱税、偽造した税関職員のゴム印20個を所有していた、などの罪状です。またこの会社の経営者も脱税と偽造税関書類の保持の罪で、罰金RM 30万と6日の懲役を判じられました。 違反行為は2003年に行われていました。

( Intraasia 注:いつも感じるのは、マレーシアでは商業犯罪の罪が、窃盗などに比べて軽いなあということです。所得税などの脱税の罪が軽すぎる、今回の例もそう感じます。この種の金持ち人間にとって少々の罰金など大して影響ないのではないだろうか)

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7月30日の記事

【秘書不審死事件を調査する審問公聴会が延期された】
スランゴール州州理事の秘書、華人男性、が反汚職委員会の事情聴取を受けた後、反汚職委員会州本部のあるビルの14階から5階に墜落して?死亡した事件に関して、政府は特別な審問公聴会を設定することをすでに決めています。シャーラムの下級裁判所で15日間に渡って行われる、この審問公聴会には、反汚職委員会の役人28人を含め77人に招集状が送られました。

その審問公聴会の初日は 29日の予定でしたが、死亡した秘書の衣服に付着していたDNA は正体不明な男性である、との事実指摘が被害者の家族側弁護士から提出されたことを受けて、初日開催を8月5日に急遽変更しました。 早朝から多くのマスコミ陣と被害者の支持者グループが会場の裁判所に詰め掛けました。

警察は死亡した秘書と接触あった者すべてから綿棒によるDNP採取を行っているとのことです。

【病院と医院は肺炎の人に特に注意を払うように】
病院と医院はインフルエンザA型(H1N1)によって引き起こされる肺炎に大きな注意を払うようにと、国家流行病準備プラン委員会が勧告しています。委員会はこれを含めて8つの提案を行いました、「医者は検査サンプル取りを看護師に任せているが、自分でやりなさい。」と保健省長官は語る。「インフルエンザA型(H1N1)による死者が4人に達したことで、医師はもっと注意を払うように。 肺炎の重い人は、インフルエンザA型(H1N1)ウイルス検査をされるべきです、糖尿病患者や慢性気管支炎など脆弱なグループの人には肺炎を呼び起こしやすいからです。」

いくつかの提案:
重い肺炎者の場合、喉の綿棒サンプルを採取する、インフルエンザA型(H1N1)の軽い人は自宅で療養、しかし肺炎の症状の人は監視すべきです。21の私立病院に反ウイルス薬を提供した
保健省の統計では、インフルエンザA型(H1N1)患者は1266人なり、死者は4人出ています。

【女流映画監督のYasmin はテレビコマーシャルでユニークな映像を製作していた】

今週脳卒中のため急死した、女流映画監督のYasmin Ahamd, 51歳、は映画製作・監督に乗り出す前、そしてその後もずっとテレビコマーシャルを製作・撮影していました。彼女のテレビコマーシャルの中でよく知られているのは、Petronas が国の主たる祝祭用に放送するコマーシャルシリーズです。コマーシャルと言っても決してブランドを強調しないものであり、暖かく心を打つ調子で知られていました。

また彼女が製作したテレビ放送での大衆向けの広報用CMでよく知られ且つある方面から反発を呼んだものに、高架電車車中で身障者・高齢者などに席を譲ることを訴えたCM があります。それは席を譲らなかった男性がマレー男性であったことを捉えて、それはマレー人を否定的に捉えているという、彼女が決して意図しなかった非難でした。

Yasmin Ahamd監督の映画作品
唯一テレビ放送映画として撮影した Rabun (2003年)、 Sepet ( 2004年)、 Gubra (2006年) , Mukhsin (2006年) , Mualaf (2008年) これはマレーシアの劇場では未公開, Talentime (2009年)

Yasmin Ahamd監督は晩年外国で映画製作に乗り出し初めました: 日本とマレーシアの共同制作映画 Wasurenagusa ,  シンガポール製作の Go Thaddeus!
しかし残念ながら、映画ファンはこの2つの映画製作の成果を見ることができなくなりました。もし製作されていたら、彼女の国際キャリアをさらに高めたことでしょう。

【中国の特別使節がマレーシア政府を訪問してウイグル族問題を説明した】
中国外務省から派遣された特別使者がマレーシア政府を訪問して、中国の新jiang 自治区で起こった騒動に関して釈明しました。特別使者がマレーシア外務相に語ったところによれば、騒動は外国組織によって引き起こされたのであり、宗教的要因は全く関係していないとのことです。外務相は語る、「中国政府は騒動を止める為に必要な対策を取った。現在の状況は安全なものになっているとのことです。」 「この特別使者の訪問は重要です。現在まで我々が得る情報は電子と印刷メディアだけからのものなので、これは歓迎することです。」 「マレーシア政府の意図は、中国の国内問題に介入しないことです、しかし騒動が宗教要因である可能性に関しての憂慮感は示しました。」

( Intraasia 注:ミャンマー問題に対する例をあげるまでもなく、マレーシアはこの種の人権問題には口を出さない国です、さらに中国は非常に大事な貿易相手でありマレーシアへの投資国ですから、ことがムスリムに関することでも極めて穏やかな反応ですな)

7月29日の記事

【インフルエンザA型(H1N1)国内感染者で初の死亡例】
インフルエンザA型(H1N1)にマレーシア国内で感染した患者が初めて死亡することが起きました。この人は42歳男性でひどい肺炎になったとのことで10日間の治療にもかかわらず、マレーシアにおける死亡者の3番目となりました。1番目と2番目の人は、国外で感染した患者でした。「3人はいずれも病院で死亡した。治療が始まったのが非常に遅くなってからだとわかった。これが心配です。」 と保健大臣はかたり、医院や病院に対してインフルエンザA型(H1N1)に関してもっと警戒するようにとの指示を出しました。「インフルエンザA型(H1N1)みたいな症状の場合は病院へ行きなさい。そして感染が確認されたらTamiful で治療するように。」

マレーシアにおける、インフルエンザA型(H1N1)感染の確認者数は 1219人となりました。その内訳は、53%が国内感染で 47%が国外感染です。

【身障者雇用枠 1%を満たしている官庁は福祉庁だけ】
各官庁には身障者を雇用する比率として 1%の枠が設定されていますが、実際にその枠を満たしている官庁は福祉庁だけです。福祉庁の身障者雇用率は 1.8%です。「その他の官庁は1%湧くを達成していないので、雇用を増やす必要がある。」と人的資源省副大臣は語る。「 我が省は、身障者雇用 1%枠を民間にも適用すべきだと、政府に提案する予定です。」

人的資源省は今年、身障者 7482人に仕事を見つけてあげたとのことで、その内788人が目の不自由者です。「人的資源省に職探しを登録している身体障害者の数は 10699人なので、これは約70%にあたります。」

【マレーシア人の砂糖摂取量は多過ぎる】
2005年の調査では、マレーシア人は1人1日当たり ティースプーン 26匙の糖分を摂取していました。70年代にはマレーシア人の砂糖摂取は 1日17匙でした。ペナン消費者協会は、現在ではさらに砂糖消費が増えているだろうとしています。また同協会によれば、マレーシアは今年の時点で世界で8番目に糖分消費の多い国だとのことです。 「マレーシアは肥満と体重超過の大人の比率がアジアで最も高い 54%にもなります。」 「我が消費者協会は、政府は食品企業と協力してその製品中に糖分を避けるようにすべきだと訴えます。」 「製造企業は製品成分表示において、糖分含有をグラフ的に表示するように、糖分含有の高さを色別にするように。」

( Intraasia 注:言われるまでもなく、マレーシア人の糖分摂取は多いと日ごろ感じます。テータレ、ジュース類などに感じる甘さは、ほとんどが大甘ですからね)

【マレーシア航空のアセアンパス 周遊切符】
マレーシア航空は新しい商品である Asean Pass を6月から発売開始しました。このパスは事前支払い制の4枚のバウチャーから構成され、アセアン諸国内で4フライトまでできる仕組みです。 Asean Pass エコノミー料金はUS$229 です。 これまでに総額 RM 120万分のパスが販売されたとのことです。

( Intraasia 注:マレーシア航空路線を使ってアセアン内の4箇所を飛べるということでしょう。細かい条件は知りません)

【アジア最大カジノ企業 Genting 】
アジアで最大のカジノ会社である、マレーシア企業のGenting Bhd は、米国ラスベガスで最大のカジノ会社 MGM Mirage の株 3.2%を先月購入しました。これによって市場観測筋から、Genting はMGM Mirageがマカオで展開しているビジネスを買いあげるのではないかとの憶測が出ています。カジノ界で有数の健全な企業決算を持ち、手持ち現金US$20億があるGenting  は米国でのカジノ株を取得する好位置にもあります。

「Genting がマレーシアとシンガポールでこれ以上伸びていく可能性は限られている一方、十分な資金がある。どこかの株を購入する好機かもしれない。しかしながらその見返りはマレーシアほどよくはない、なぜならマレーシアではGenting がカジノ独占会社だからです。」とアナリストは分析する。Genting  はその収益の70%をマレーシア市場で得ています、そして同社は非中核ビジネスである、パーム農園業、不動産、発電業を売却しようとしています。同社はまたアジア最大のクルーズ会社Star Cruises も所有運営しています。

Genting 社の幹部はロンドンでの投資家向けの場で、Genting は世界の3大カジノ企業を目指すと語りました。同社の株は今年 85%値上がりしています。Genting  はマカオでも橋頭堡を確保しようとしています。同社グループのGenting Singapore はシンガポールで2つ目のカジノリゾートを建設中であり、来年早期には営業開始となる予定です。

7月28日の記事

【ナジブ内閣の6つの主要公約】
先にナジブ内閣が掲げた6つの国家主要成果分野の旗印の下、これらの短期目標をナジブ首相が発表しました。

・犯罪率を下げる: 引ったくりにような路上犯罪を2010年末までに20% 減少させる、路上犯罪の裁判を迅速にするために特別法廷を設置する、など。
・汚職と戦う:全ての政府プロジェクトにおいて公開または制限付き入札を取り入れる、など
・手ごろな値段で質の良い教育をより受けやすくする: 幼稚園教育を政府教育システムの一環とする、2012年までに一般生徒が小学校4年になったら読み書き計算できるようにする、など
・貧困層の生活水準を上げる:来年1月から福祉現金手当類は毎月月初に払うようにする、 2012年までに4000人の女性起業家を育成する、など
・田舎のインフラを向上させる:サバ州とサラワク州で総延長1500kmの道路を建設する、サバ州とサラワク州で2012年末までに上水道の得られる範囲を90%にまで、電気の得られる範囲を95%まで拡大する、など
・公共交通を向上させる: 公共交通利用者数を現在の16%から 2012年末には25%に増やす、など

【マレーシア国民の医療保険加入率は15%に過ぎない】
中央銀行の調査によれば、マレーシア国民でなんらかの医療保険をかけている人の割合は15%です。その内の84%は45歳以下です。マレーシア一般保険協会の統計では、医療保険被保険者の納める保険料の総額は2007年で RM 4億8500万です。この額は国内の一般保険市場の総額の5%にしか過ぎません。

Great eastern 生命保険の副社長は言う、「多くの被雇用者は、会社が医療費補助または医療団体保険をかけているので大丈夫だと捉えているけど、そのカバー範囲は限られたものであり、年齢も50歳代後半までなのが普通です。さらに被雇用者の家族は会社の医療費補助などの対象に含まれていません。」 しかしながら、医療保険分野の伸びはこの数年15%ほどであり、希望が持てると語る。

保険会社 Takaful Malaysiaの総支配人は言う、「子供がデング熱の疑いで一般的な私立病院に入院し検査をなどを受けた場合、その費用はRM 2千から3千になります。主な手術に費用はRM 10万を超えます。」

( Intraasia 注:公的な健康保険制度のないマレーシアでは、国立病院と国立医院がその替りともいうべき低費用を提供しています。反面それゆえに且つ医師と専門医不足で混雑は免れません。一方私立病院は都市部には数あり便利ですがその費用の高さで低所得者層にはまったく用がありません。こうしたことから民間の医療保険に加入したほうがいいのは当然ですが、普及率はまだまだ低いという現状ですね。去年いくつかの民間保険会社にあたって聞いた限り、50歳代半ばを過ぎると医療保険に加入ができない年齢制限をしています。このあたりは多いに改善の予知があるところですね)

【ヤスミン映画監督の死去】
(Sepet 独自の題材と作風でマレー映画を製作してきた)女流映画監督 Yasmin Ahmad が突然死去しました。

( Intraasia 注:死去は数日前のことだと思われます。従来のマレー映画にはない観点の映画はマレー映画主流からは好まれなかったようですが、映画自体はそんなところに価値があるわけではありませんね、)

【AirAsia X はソウルとシドニー路線開始を遅らせる】
格安航空AirAsia Xはソウルとシドニー路線の開始を遅らせることを明らかにしました。 その理由は、政府がその路線認可を遅らせることを決めたことだと、同社のCEOは説明する。「AirAsia とマレーシア空港会社の間でもめている、RM 6500万の空港着陸料の件が片付いていないので、それをまず解決することが先だとのことです。」 AirAsia X はこの9月11月12月にそれぞれ1機 A330 機の配達を受けることになっています。

( Intraasia 注:日本路線はどうなったのでしょうか?最近ニュースになりませんなあ)

【写真付き販売広告から】
日本から輸入した品質の良い中古自転車
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( Intraasia 注:日本ではものすごい多量の中古自転車が発生していることを知って、ずっと以前 Intraasia もこの日本の中古自転車販売を考えたことがあります。もちろん資本がないので単に頭の中だけで終わったのですが、ひょっとしたらある程度の市場はあるかもしれませんね。その場合は、クアラルンプールで自転車走行は交通事情から危なすぎるのでどうも向いているようには思えません。地方の町、村といったところの住民が対象ではないでしょうか。 マレーシアよりも他の東南アジア諸国での需要があると思います)

【円とリンギット との両替率、 】

1万円を銀行で両替すると RM 366.8 を入手します。 

【おことわり】
7月23日から27日まで家を留守にしましたので、その期間中の記事は掲載できませんでした。

7月22日の記事

【今年の独立記念日はパレードがない】
今年の8月31日の独立記念日の全国レベルの式典は、クアラルンプール郊外にあるBukit Jalil 国立競技場で開催すると、政府から発表されました。この開催場所は初めてのことです。 今回のテーマは、「1つのマレーシア、民衆第一、成果が重要」 です。今年の独立記念日はラマダン月のさなかに祝われ、例年より規模を縮小するとのことで、パレードと花飾りの行進は行われません。

( Intraasia 注:Bukit Jalil は高架電車の駅があり交通便はまあ便利といえます。ここのスタジアムと体育館では公的な催しと民間のコンサートやイベントが頻繁に開かれています。)

【秘書不審死事件の捜査と婚約者の声】
スランゴール州州理事の秘書、華人男性、が反汚職委員会の事情聴取を受けた後、そのビルの14階から5階に墜落して?死亡した事件に関して、独立した権限を持つ王立委員会を設置して真相解明すべきだという声が高まっています。弁護士協会、NGOである透明性国際機構も設立を要求しており、Pakatan Rakyat(野党連合)とBarisan Nasional(与党連合)の両陣営の議員からも設置賛成の声があります。 サラワク州選出のエネルギー・グリーン技術・水大臣(華人)は語る、「単に警察だけの捜査ではその捜査結果に人々は疑いを持つことでしょう。」
Pakatan Rakyat(野党連合)側の行動党、PAS党、公正党のそれぞれの青年部は共同で、王立委員会設置を求める覚書をナジブ首相宛てに提出しました。

この秘書と死亡した週に婚姻登録するはずであった、婚約者女性で妊娠中、28歳の学校教師、は記者の質問に答えて、「彼とは冥界婚 をしたい。ただこのことはまだ両親に正式に話をしてません。私の両親はこのことを華語紙の記事で知ることでしょう。現在みんなの精神状態は不安定です。そこでみんなの精神が落ち着く頃に、双方の家にこの冥界婚の話を正式に持ち出します。双方の感情を尊重しなければなりません。もし反対されれば冥界婚は行わないでしょう。」

マレーシア道教総会の議長は説明する、「道教の観点から言えば、死者の魂が回帰する夜の計算は、死亡した日を起点とする必要があります。死亡日を含めて7日目です。習俗によって死者の魂が回帰する日には、家族は死者の好きだった食品を準備します。その晩は皆は早く寝て、魂の回帰を妨げないようにします」

( Intraasia 注:華人の道教徒の間では、結婚するはずだった若い2人が共に死亡してしまった後、家族がこの冥婚(冥界婚姻)を行う場合がまれにあることが、華語紙を読んでいるとわかります。ということで、この女性の冥婚発言は唐突とはいえないでしょう。ただ片方だけの死亡での例が珍しいのかどうかは知りません。この思想は仏教とは関係ありません)

【指名手配トップのマレーシア人テロリストはマレーシアに潜伏していない】

ジャカルタで起きた5星ホテルに対する爆弾テロの指導者と言われている、両国からもう長い間指名手配されているマレーシア人Noordin はマレーシアには潜伏していないと、内務大臣は語る、「彼が真の黒幕という証拠はない。我々は彼のマレーシアにおける追随者を監視している。最近3人を国内治安法で拘束したのは、マレーシアの情報機関はよくやっているという証拠です。」

【ペナン州でのヘイズ空は来月まで続くだろうとの予測】
ペナン州民はここしばらくヘイズの空に我慢しなければならないようです。環境庁は来月までヘイズ空は続くであろうと予測しています。 しかしながら、22日との23日は午後雨天になるのでヘイズは消えるだろうと、気象庁は予報しています。

インドネシアスマトラ島の燃え盛る地点は現時点で446箇所あります(従って多量の煙を発生させている)。マレーシアの半島部での燃える地点数はパハン州で1箇所、ペラ州で2箇所あります。視界はバタワースで17時ごろ4km、バヤンルパスで6kmでした。

( Intraasia 注:マラッカ海峡の向こうにあるスマトラまでの距離をみれば、ペナン島はクアラルンプールよりさらにスマトラに近い。いずれにしろヘイズ空はもうすっかり毎年の”風物詩”ですな)

【Penan族の抵抗】
(サラワク州奥地に住む、先住民族の少数派Penan 族は、企業の行うジャングル開発と伐採に長年反抗してきました)ミリから300km以上離れた、州北部の奥地である UluBaram地区とLong Paloh地区でまた最近Penan族が材木切り出しに反発して、伐採用の機械を積み込んだまたは切った材木を運ぶ大型トラックの通行する森林道路で、道路封鎖に出ていると、地元警察に連絡が入ったとのことです。奥地の村から数十人のPenan族が繰り出して封鎖に参加しています。

マレーシア環境団体の現地の係官はPenan族の言葉を伝える、「Penan族の慣習土地権利が材木伐採会社に侵略されている、彼らの日々の食料源と水源が破壊されているために、この手段を取るしか方法がない。」

( Intraasia 注:数万人にしかいないPenan族は、その慣習権の侵害に対してもっとも抵抗する民族として知られていますね。半島部からの支援はまず聞きません)

【消費者物価指数】
銀行や研究所のエコノミスらの予想では、6月の消費者物価指数は年率換算で マイナス 1.2%-1.6%の範囲となりそうです。しかし8月に予定されている各種公共交通の運賃値上げでこの分は帳消しになりそうです。 5月は 2.4%の上昇でした。

「 お知らせ 」
23日より5日間家を留守にしますので、期間中は更新ができなくなります。

7月21日の記事

【恐怖、迷信、伝統信仰などがテーマの映画と出版物に対するイスラム教発展庁の新たな指針】
マレーシアイスラム教発展庁(Jakim) は、イスラム教の教えに反する間違った伝統的要素、迷信、恐怖、神話に焦点を当てた(マレー)映画などの取り締まりに着手することを表明しました。この種の映画、ドラマ、出版物はムスリムの信仰(adidah) に反すると見られてきました、さらにイスラム教当局が出している指針に違反していると捉えられてきました。

イスラム教発展庁の研究部の長は語る、「年末までにはこういったものを製作する全てのプロジューサーと発行者をセミナーに呼び出して、注意喚起として指針を提示しします。」 「彼らがそれが間違いであると知っておれば、製作はしないだろうと思う。彼らはイスラム教を知っている、しかし我々はかれらに注意を喚起しなければならない。」 

イスラム教発展庁はモスクでの説教の中でこのことを強調していくとのことです。「メディア管理部を通じてイスラム教発展庁には、たくさんの苦情を受けています。そこでは映画と出版物、とりわけウエッブを通じた出版、に関する苦情です。」 「迷信、恐怖、神話などのテーマはイスラム教思想によって禁止されており、イスラム教基盤の出版基準に違反しています。」 「こうした違反の映画と出版記事を定期的に監視しています。イスラム教発展庁はアドバイスを発したり、その関係者に手紙を書いて放映や出版を取りやめるように要請しています。」

イスラム教発展庁はこの種のテーマで製作する映画や出版の関係者に対して、イスラム教発展庁またはイスラム教権威者・機関にあらかじめ諮るようにと奨励しています。メディア管理に関わる政府官庁にとって参照物となる2種の指針を、イスラム教発展庁は持っています。「製作者と脚本家は宗教、民族、国の経済に貢献するような物語を奨励していくようにと、我々は勧めています。」

一方マレーシア映画製作者の間から、イスラム教の教えに反する間違った伝統的要素、迷信、恐怖、神話をテーマにした映画に対して、新しい指針が出たのかを明確にして欲しいと要求が出ています。 Pontianak harum Sundal Malam 1、Waris Jari Hantu  などの人気映画の監督である Shuhami は語る、「イスラム教発展庁によるこの指針がどういうことかよくわからない。どうしてこういうことが突然施行されるのか? 普通は、情報省が新しい指針について通知してきますが、この最新の件に関しては省は何も言って来ない。このような決め事は自由裁量でなされるべきではない、多くの人と産業に影響を与えるからです。」 「方針の変更は総体的であり、国内と外国の双方の映画に適用されるべきです。」

マレーシアでは検閲委員会が、ある映画を禁止するかどうかの決定権を持っています。 近く公開予定のマレー映画の監督は主張する、「マレーシアの恐怖映画は、例えばタイ映画に比べたら、穏やかな程度です。」 国家映画発展公社の幹部は言う、「イスラム教発展庁は映画製作者に口頭での指針を伝えているかもしれない。ただ最終的には検閲委員会が決定することです」

( Intraasia 注:基本的にマレーシアのイスラム教は宗教に基づく規制と制限を国家及び宗教当局の規則や指針として施行していますから、映画や出版に対するそれも同じですね。まあ、ムスリム界の決めることですから批評はしないとして、それにしてもマレーシア観客はなぜこうも恐怖映画が好きなんでしょうね? 製作されるマレー映画に占める恐怖映画の率は3分の1を上回るだろうし、輸入される外国映画にも恐怖映画の率が大変高いのです)

【モノレールで1億人目の乗客を記録】
KLモノレールの乗客が開通以来1億人を記録しました。記念式で1億人目乗客となったマレー女性には Sony 40インチLCDテレビを記念として提供しました、1億1人目の乗客もSony LCDテレビをもらいました。

( Intraasia 注:モノレールで乗客1億人とはちょっと意外な多さに感じました。でも合計していけばそれぐらいになるのかな)

【国産初の軽自動車 Kancil生産が終わった】

第2国産車メーカー Perodua は上半期でほぼ目標に近い 77000台を販売しました。このため年間販売台数 158000台はかなり可能とのことです。
Perodua 社は(その代名詞的存在であった)軽自動車 Kancil 車種の生産を20日を持って終え、記念式を行いました。 Kancil は1994年以来15年間に渡って総計 72万台を生産しました。 売れ行き最高時の2002年には月産7700台を売ったとのことですが、最近ではつき500台程度でした。
現在の同社の最売れ行き車種は Myvi であり、同社の販売台数の約半数を占めます。次いで Viva 車種です。20日に Kancil の後継者となる、最新の低価格 Vivaモデルが発表され、売価RM 25,300 からです。

( Intraasia 注:ダイハツとの共同で開発されたそうな Kancil は手軽な価格の軽自動車の代名詞的存在でしたね)

【クランタン州スルタン家の王子が”逃亡した”インドネシア人妻を訴えた】

クランタン州スルタン家の王子、31歳はインドネシア人の元モデル女性17歳、と2008年8月結婚しましたが、その女性が王子に身体的且つ性的に陵辱されたとして、5月末にインドネシアに”逃亡”しました。その後その女性と彼女の母親はインドネシアマスコミを通して王子側を非難しており、王子側は非難を一切否定しています。 王子はクアラルンプールの高裁に、妻とその母親を被告にした賠償額RM 1億の名誉毀損訴訟を弁護士を通じて起こしました。 これより前の7月初めに、王子は別の裁判所に、妻は貸した金 RM 100万を返却してないという訴訟も起こしています。

7月20日の記事

【秘書不審死事件の捜査と集会と弔問】
(Pakatan Rakyat(野党連合)側が州政権を握る)スランゴール州州理事の秘書、華人男性、が反汚職委員会の事情聴取を受けた後、反汚職委員会州本部のあるビルの14階から5階に墜落して?死亡した事件に関する捜査を、警察は進めています。警察は反汚職委員会の州本部を訪れて、係官に対して事情聴取を行い、本部から書類や監視カメラの記録を押収しました。 なお検死の結果、死亡原因は高所からの墜落とわかりました。 反汚職委員会の州長官は、「我々自身が捜査取締り機関なので、捜査がどんなことかは知っている、警察に全面的に協力します。」

Pakatan Rakyat(野党連合)はKelana jayaのスタジアムで、この秘書を追悼する集会を開催し、何千人もの支持者らが参加しました。 集会では、不審死の原因を探るために、(独立した機構である)王立委員会の設立を要求に掲げました。Pakatan Rakyat(野党連合)の指導者らが演説しました。 死亡した秘書の実家があるマラッカ州では20日葬儀が行われますので、多くの人の参加が見込まれています。 死亡が発見されたその日に、本来は婚姻登録するはずだった婚約者女性は、死んだ彼を2ヶ月の胎児の父親として登録したいと語りました。

Barisan Nasional(与党連合)側の馬華公會(MCA)は党総裁らが、秘書の実家を弔問に訪れました。党総裁は、「ナジブ内閣に就いている馬華公會(MCA)の閣僚全員が王立委員会の設置を要求します。」 「党は死亡者の家族に手を差し伸べます。」 またナジブ首相の華人政治秘書もその実家を弔問しました。

( Intraasia 注:被害者が行動党の華人政治秘書であったこともあって、政治問題化させるなという声はとっくに吹き飛んでいます。さらに華人界からの不信感の高まりを反映して、ライバル政党である馬華公會(MCA)からも、不審死解明への主張が強く出され、被害者家族を訪問することまでしています。いうまでもなく華語紙はこの件をより大きく詳細に載せています)

【パーム原油のバイオディーゼル生産は低調】
バイオディーゼルの生産が今年初めからぐっと減っています。これは世界景気の停滞から需要が減ったこと、原料になるパーム原油の価格が原油の価格よりもずっと上回った状態であるからです。原油の世界市場ではバーレル当たりUS$60つまりトン当たりUS$440 で取引されている一方、パーム原油はトン当たりRM 2100、つまりUS$590弱で取引されています。

マレーシアのある研究者は語る、「理想的なパーム原油価格ではありません。パーム原油は原油価格より下回るべきです。」 「バイオディーゼル製造での低マージンを考慮すれば、パーム原油がUS$100も高い値で取引されているのです。 原油とパーム原油の価格変動性の大きさから、バイオディーゼル市場の見通しは曇ったままです。」 別のアナリストは指摘する、「マレーシアにはバイオディーゼル製造家が少ない。」 2008年10月末時点で、政府が許可したパーム原油混入のバイオディーゼル製造業免許は91社あります。しかしながら現実に製造している工場は10社にすぎません、合計生産能力は年産 150万トン。

昨年は外部環境の良さから、バイオディーゼル生産は2007年の13万トンから2008年は17万トンに増えました。バイオディーゼル界は、政府のさらなるバイオディーゼル奨励策を期待しています。政府の決めた B5バイオディーゼルは、5%のパーム原油を含有します。「単にB5ディーゼル プログラムに制限せずに、もっと広範囲な分野で広げての使用増加を願っています。」 ど業界の声。

【サイバーショップで盛んな違法ギャンブル】
スランゴール州のSubangJaya, Puchong, Serdang を行政翼下に治めるスバンジャヤ自治体の取り締まり部隊は、違法なギャンブル行為を提供しているサイバーショップの取締りを、今年半年間で230回行いました。その結果モニター 3467台、パソコン本体 3329台、マザーボード 498個を押収しました。取り締まり部の長は言う、「統計の数は実態を示していない。同じ店を何回も取り締まったことがあるからです。 この種の店は秘密グループが取り仕切っている。押収されても彼らは直ちに別のパソコンを設置してしまう。」 ある店では取締りの2日後にはもう通常に商売開始していたとのことです。

取締りの活動の中で、店側が取りつけた監視カメラを押収することもあります。こういう監視カメラは店内の様子を監視するだけでなく、外から取締官が急襲するのを監視するのにも使われています。スバンジャヤ自治体は違反店から物品を押収する以外に、最大罰金RM 1,000を課すことができます。しかし自治体の取り締まりはここまでです。「店のオーナーを追跡するのは難しい。彼らはショップハウス街で店舗を借りているだけだからです。」 「さらに押収したパソコンなどを引き取りに誰も来ません。」

違法なギャンブル行為を提供することは社会問題も生んでいます。「運営業者が賭け常連客に金を貸していることもある。借りる金が小さくてもその利息は大きいのです。多くの常連客は低所得者層だと我々は見ています。」 マレーシア人だけでなく、外国人労働者も客層になっています。

同じスランゴール州にある、ペタリンジャヤ自治体ではサイバーショップに対する取締りを今年217回行いました。そして173店を一時封鎖し、120店に罰金を課しました。自治体の広報係りは語る、「そういう店は監視カメラで入店者を限定している。どの地区でもあることだが、ギャンブルの流行がある。しかしそれを特定するのは容易ではない。」 ペタリンジャヤ自治体では合法なサイバーショップが100軒以上あります、一方違法店は200店舗を超えるとのことです。

【よく知られたゲイクラブが取り締まられた】
クアラルンプールのJalan Yap Kwan Seng にある、ゲイコミュニティーの間で有名なラウンジが警察の取締りを受けました。この店は23時以降はディスコになるとのことで、警察が踏み込んだ01時半の時、500人以上の客で一杯でした。その内9割以上は男性客でした。麻薬検査で陽性反応を示した、28人の男性と4人の女性が危険薬品法違反で警察に拘留されました。「床にはEramin 5の錠剤がたくさんばら撒かれていました。客が捨てたものです。」

【英国サッカーチームのマレーシア訪問】
英国プレミアリーグサッカーの人気チーム Manchester United が親善試合のためにマレーシアを訪問中です。試合は先週末に既に終わったのですが、追加の試合が20日に行われることになりました。これは同チームが次の訪問先インドネシアを、ジャカルタの爆弾テロのために中止したことで、マレーシア滞在を予定より長くしたからです。

( Intraasia 注:確かにマレーシア人の間では英国サッカーの人気は高いです。傍観者には不思議に思えてくるほどです)

7月19日の記事

【出入国管理庁係官が人身売買に関わっている、と書かれた米国国務省報告に反論】
米国国務省がまとめ先日公表した、2009年人身売買報告書のなかで、マレーシアの評価を下げて第3クラス: ひどい違反国 に分類しました。 その中で、マレーシア政府は労働力取引における違反者を調査、起訴、罰する努力が欠けている、と評しています。そしてマレーシア政府は、強制労働のリクルートや搾取にもっと厳しい犯罪罰を科すべきである、外国人労働者のような弱い立場のグループにおける人身売買の被害者を発見するための前向きなて手続を普及させるべきである、と提言しています。さらに人身売買に関わる公務員を起訴する努力をもっとすべきだとも書いています。

マレーシアは内務省の翼下に反人身売買委員会を設けました。内務省長官は主張する、「人身売買防止法は見せ掛けではありません。政府は人身売買の対策に真剣です。毎月会議を行っています。4つの小委員会が我我に報告をしています。」 「この国務省報告に反論する日数として50日間あります。そこで我々はこの非難に答えるための特別委員会があります。」 なぜ人身売買屋とりわけ公務員を起訴するのになぜそんなに日数がかかるのかの質問に、長官は答える、「法の施行面からそれを考慮しています。」

検察長官室の幹部に寄れば、人身売買に関して Imigresen の10人の役人が調査を受けているとのことです。国務省報告の中には、「タイ-マレーシア国境ではImigresen 係官が難民を1人当たりUS$200 で人身売買屋に売っている。被害者はさらに労働力としてまたは買春力として売られていく。 警察とImigresen 当局は捜査をしているが、誰1人として逮捕されていないし起訴もされていない。」

元Imigresen 長官でもあったその長官は主張する、「IMigresen の係官がミャンマー難民であるロヒンガ人をタイ国境あたりで売るなんてことは不可能である。マレーシアはミャンマーと国境を接していない。IMigresen が難民を逮捕したら、そのことの報告がでるはずだが、これまでにはない」

【無料のマレーシアGPS地図 は有料地図を凌駕している】
GPS(衛星利用測位システム) を利用して、マレーシアGPS地図作りに励んでいる、インターネットグループが2つあります: Malsingmaps と MySgFreeMaps 
それぞれグループは金銭的見返りはなくても、そのGPS地図に載せるデータを熱心に集めています。地図を描くことは難しいことではありませんが、めんどうくさく時間のかかることです。

Malsingmaps と mySgFreeMapsはそれぞれ国内の都市と町を全て収めました。地域によってはどちらか片方が詳しいときもあります。 この2つの無料GPS地図は有料のGPS地図の水準を凌駕しているので、有料GPS地図の売れ行きはよくありません。「有料版は値が高く、良いものが無料で入手できるから生き残りが難しいでしょう。」 「マレーシアでは GPS地図が人気を持ち始めました。」と グループの代表者の1人は語る。 

Malsingmaps はGPA地図分野で世界的な装置会社 Garmin と契約を結び、その装置に収められた地図に加えてもらえることになりました。「Malsingmaps はコミュニティー地図作りの例として他国でも言及されています。」
Malsingmaps: www.malsingmaps.com,   MySgFreeMaps: www.malfreemaps.com

【初めての全国マンガコンテストを開始する】
初めてとなる全国マンガコンテストの開始が先週告げられました。これはマレーシアに若いマンガ描きの才能を発掘しマンガ文化を植えつけることを狙いとして、(国策会社である)マルチメディア発展公社と Intrepid と Liquid Media Communications が共同で主催します。「マンガとアニメの人気は世界的になっています。このコンテストはマンガ描きに新しい場を提供します。」 と主催者の1人は語る。 日本で行われた2007年国際マンガ競技会で 2位になったマレーシア人漫画家が審査員に参加します。 この全国マンガコンテストは毎年開催され、マレーシア人のマンガ才能を何年か後には世界に知らしめたいとのことです。

全国マンガコンテストは3つのクラスに分かれています。小学生クラス、 中学生クラス、アマチュアオープン、 各クラスとも1等は賞金RM 3000
条件はストーリーマンガであ長さは12ページまで、マレーシア語または華語または英語
www.mymanga.com.my

( Intraasia 注:ほー、通称MDCと呼ばれるマルチメディア発展公社もスポンサーの1つになるわけですな。マンガ熱は昔からあったけど、描く人が増えたということでしょう)

【首都圏では大気汚染指数が上がった】
クアラルンプール圏の大気の状態が悪化しました。環境庁の発表によれば、観測地点 48箇所中40箇所で大気汚染指数が 中程度 の指数(51- 100)を記録しました。

( Intraasia 注:中程度だと感覚的に空がすこしもやっているなあというところです。 クアラルンプールでは日曜19日はさらにヘイズ模様になっており、遠方はかなりぼやけています)

7月18日の記事

【反汚職委員会による事情聴取後に不審死した事件の波紋】
反汚職委員会の事情聴取を受けた、スランゴール州州議会議員兼州理事の政治秘書(30歳男性)が、その反汚職委員会が入居しているビルの5階で墜落死していた事件は大きな波紋を起こしています。

秘書の属する行動党などPakatan Rakyat(野党連合)側の党員や支持者、NGOの人たち300人以上が、州都シャーラム中心部にある、反汚職委員会の入居しているビル前で抗議集会を行いました。その後警備の機動隊ともみ合いとなって混乱し、解散命令に従わなかった7人が逮捕されました。その中にはスランゴール州の国会議員と州議会議員も含まれています。

ナジブ首相はこの秘書死亡事件に関して、警察は徹底したそしてプロ意識に徹した捜査をするようにと指示を語り、また皆は憶測したり声明をだして困惑させないようにして欲しいと語りました。 ムヒディン副首相は、関係各方面は人たちは落ちつくように、警察の捜査を待とうと訴えました。内務大臣は、警察は捜査において隠し立てしないようにと指示し、個人的に見守っていくと語りました。

Pakatan Rakyat(野党連合)とBarisan Nasional(与党連合)の両陣営から、この秘書死亡事件に関しては(独立した権限を持つ)王立委員会を設置して調査するようにとの声が出ています。秘書の属する行動党指導者は主張する、「この事件はマレーシアに透明性と正義があるかを判断する厳しい試験だ。」 馬華公會(MCA)の幹部は、「反汚職委員会はこの暗雲を取り除いて、市民の信頼を取りもどさなければならない。市民は知る権利がある、なぜ拘留されたその秘書に対する尋問が午前3時にまで及んだのか?」

反汚職委員会の総裁は主張する、「反汚職委員会はこの死亡に関して責任はない。尋問が終わった後は彼は我々の拘留下にはなく、(委員会のオフィスから)出て行った。」 同時期に尋問受けた別の自治体理事は、「午前6時ごろ反汚職委員会の食品室で彼の姿を見かけた」 と明らかにしました。

死亡した秘書の家族は今週末彼の結婚儀式を楽しみにしていました。しかし急遽葬式の準備をしなければなくなりました。婚約者の女性と彼はその日婚姻登録することになっていました。

( Intraasia 注:昨日のマレーシア語紙には、5階の屋外部分に横たわっているこの秘書の死体写真を掲載していました。明らかに14階から墜落した?落とされた?ことを示唆している写真でした)

【違法複製の映画DVDをニュージーランド宛にインターネット販売して捕まった】
無断で複製した最新映画などの違法DVD をニュージーランド人相手にインターネット販売していた、ペナン州の男性が国内取引と消費者省の取り締まり係官によって自宅で逮捕されました。調べによれば、この男性はニュージーランド人客専門に、違法DVD1枚あたり RM 47からRM 70で売っていました。彼は以前ニュージーランドに留学していてその地との連絡を持っていました。取締官の推測では、彼は違法DVD販売を通じて良い稼ぎをしており、毎月RM 14000ぐらいは収入を得ていたとのことです。

「客には常時電子メールを送って、1900タイトルもの映画を宣伝していた。」 「DVDをアルミフォイルに包んでクーリエリサービスで発送して、検知を逃れていた。」 と足り締まり官は説明する。ニュージーランド側の映画協会から省に通報があったことから、捜査をしました。

( Intraasia 注:アルミフォイルに包んで検知器を逃れるのか! マレーシアでの違法複製DVD 売買価の10倍前後で売ってこんなに儲けていたんですね。世の中にはここまで派手にやらないけど、ほそぼそと海外へ違法DVD類を売っている人がきっとまだいるんだろうなと思えてきます。なにせ利益率は非常にいいからね)

【クアラルンプールにある低所得者層向けの公共住宅の売却価格を発表】
低所得者層向けに建設された、クアラルンプールにある公共住宅 44000戸に現在住んでいる人対象に、その住宅を売却する方針を先に政府が明らかにしました。この売却価格を 1戸均一にRM 35,000にすると、住宅と地方自治体大臣が発表しました。「この価格は原価よりRM 2万安いです。 住宅と地方自治体省翼下にあるのは、22箇所の住宅地における29,000戸なので、この数を売却します。クアラルンプール市庁翼下の住宅は対象になりません。

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI】
1万円を銀行で両替すると RM 374.6 を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1120 で市場を終えました。

7月17日の記事

【公共交通機関の運賃が8月から値上がりします】
中長距離バス運賃: 平均30%、基本計算が 6.5セント / Km から8.5セント / kmに上がる
首都圏及びジョーホールバルのタクシー運賃: 初乗り1km、3分間まで RM 3、 以後115メートル毎に 10セント または 21秒毎に 10セント、 
ペナン州のタクシー運賃: 初乗り1km、3分間まで RM 4、 以後115メートル毎に 10セント または 21秒毎に 10セント、
クアラルンプール及び近郊の乗り合いバス運賃: ゾーン毎に25セントから70セントの範囲で値上げ
スクールバス:基本距離と追加距離の計算で料金が増加

この値上げを発表した、内閣府の担当大臣は語る、「値上げ幅は適正な範囲です。 すでに値上げのことは報道されていたので、市民は驚かないでしょう。内閣はすでに6月中旬に値上げに同意していました。」 前回のバス、タクシーなどの値上げは2005年でした。

公共交通網の向上のために取り入れる方策として、身体障害者と高齢者に25%の割引、サバ州とサラワク州での運賃を統一化、GPSシステムを車輛に取り付ける、非冷房車輛を2010年までになくす、などが明らかにされました。

一方全マレーシアバス運営者協会は語る、「長距離バスの運賃はすでに燃料費追加の形で昨年9月から暫定的に値上げされているので、今回の大臣発表はそれを正式化しただけのものです。我われに関する限りなんら新しいニュースではありません。」 「協会は数多く政府機関に覚書を提出したが、政府はなんらバス会社の面している問題を実際に把握してないように見える。 首都圏以外の田舎で住民にバスサービスを提供しているバス会社には補助金が必要なのです。都市部のバスの運賃を上げるだけでは不充分です、田舎のバスは収益が悪いのです。」

( Intraasia 注:マレーシアの公共交通政策は大臣が交代すればその意向で変わったりするという短期的な観点だけでなく、自家用車利用をいかに減らすかという根本的な思想が欠けている為、いつも運賃値上げの口実で終わってしまいます。 いくら道路を作っても自家用車の増加に対応できないという当たり前の事実を直視せずに、一時的な対応策に終始していますね。ガソリンと通行料を大幅に値上げし、その分を公共交通機関への補助と整備に使うべきです)

【反汚職委員会の取調べを受けた後、死亡した政治秘書】
反汚職委員会がスランゴール州の交付金の使途を巡って不正があるのではないかとの疑いで、7人の州議会議員や州理事を事情聴取しました。その事情聴取を受けた州議会議員兼州理事の政治秘書、30歳男性、が、翌日昼頃スランゴール州反汚職委員会が入居しているビルの5階で死亡していることが発見されました。反汚職委員会は14階にあります。反汚職委員会の幹部は、彼は証人として事情聴取を受けたあと午前4時前に解放されたと語りました。

スランゴール州警察はこの死亡事件に関して完全な捜査を行う、隠しだけはしないと語りました。州議会議員とこの秘書が属する政党 行動党の幹部はこの死亡事故に驚きを表明しました。行動党書記長は語る、「その秘書は反汚職委員会の拘留下にあったゆえに、委員会は全面的な責任を負うべきです。」 死亡した秘書は婚約者との婚姻登録を17日に行う予定だったとのことです。

この事件とは全く関係ないことで、反汚職委員会が今年上半期に、捜査開始した件数は533件あります。その内起訴することにした件数が 254件あり、その中ですでに裁判所に訴えたのが104件です。

【サラワク州奥地でのオイルプランテーション農園開発のもたらす先住民族への影響】
サラワク州中部にあるSarikei 地方の2つの郡にまたがる広さ2万ヘクタールにも及びオイルパームプランテーション農園開発プロジェクトが、その地の住民に不安感を起こしています。ミリから約 600kmほど離れた奥地にあるこの Julau 郡とMaradong 郡で影響を受ける先住民族は 100を超えるロングハウスの人たちで、住民数は1万人ほどになります。 プロジェクトはサラワク州土地管理と開発公社が、半島部の大プランテーション企業と共同開発します。このプロジェクトは先週調印されたとのことです。

このプロジェクトに反対する住民たちは、サラワク州先住民族土地権利組織(Tahabas) に助力を求めました。 Tahabas の書記長は語る、「影響を受ける土地の先住民族はその土地を州政府に収用されてしまう瀬戸際にあります。州公社と民間企業の共同プロジェクト下で、州公社は10%の株を引き受け、企業が60%の株を取り、土地地主が30%を取ります。」 「住民らには事前になんの相談もありませんでした。彼らはこのプロジェクト自体を受け入れません、それは先住民族の慣習権を失ってしまうと心配しているからです。 プロジェクト契約下で、その企業は土地を60年リースすることになり、配当金を地主に払い、プランテーションで働くことを選んだ住民には日当たりRM 15支払います。この条件は不公平です。先住民族が十分な見返りを得るという保証はありません。月収はRM 330ほどにしかならない。貧困レベル以下です」

( Intraasia 注:これまでにも起こってきた、この種の開発がもたらす先住民族の不満と抗議の声は、半島部にはまこと届きませんね。まこと半島部では政治問題にならない、もちろん大衆の関心にないからです。)

【スランゴール州の貧困世帯数】
スランゴール州政府の当該委員会の議長が明らかにした数字では、州内の貧困世帯の数は 1522世帯、合計 13990人になります。「月間世帯収入RM 1500以下では貧困世帯と見なします。州政府は貧困家庭の情報を集めており、それによって援助するようにします。貧困家庭を民族別に分けると、マレー人が73%、華人が5.5%、インド人が20.4%、その他 1.1%です。」

( Intraasia 注:この数字は興味深い事実がわかります。貧困世帯の内訳を見ると、インド人がその人口比をずっと上回る率であり、一方華人はその人口比をはるかに下回る数字ということです。)

7月16日の記事

【警察は麻薬一味の資産 RM 2240万を没収した】
この5月に警察が行った国内最大のシャブ麻薬の取締り活動によって、これまでに差し押さえた麻薬グループの資産はRM 2240万にもなります。逮捕された合計17人に属する銀行口座 RM 460万、8戸の住宅と店舗ハウス RM 790万、 16区画の土地 RM 950万、自動車 RM 44万、現金 RM 66万 という内訳です。警察庁の麻薬取り締まり部の幹部は言う、「いずれも麻薬取引に絡んで得た資産です。」

当初の捜査では、この一味はその他の一般的なビジネスも行っていました。一味の所有である魚池は麻薬を隠す場所に使われていました。「一味は麻薬で稼いだ金を一般ビジネスに回すことで、マネーロンダリングしていた。」 「警察は危険毒品法に従って彼らの全ての資産を差し押さえました。1988年以来この危険毒品法を適用して、一つの取締りで差し押さえた額としては最大額になります」

事件の発端は5月初めに1トン近くにもなり麻薬とその材料を積んだトラックを、ペナン警察が押収したことです。この合成麻薬の推定市場価格はRM 2億5000万にもなります。麻薬一味が国際的なネットワークにつながっていたこともわかりました。

この件とはまったく別に、ペナン島のBayan Lepas にある高級コンドミニアムを捜査した警察は、57kgのヘロイン、150kgのカフェインなど推定市場額RM 350万を押収しました。警察はこのコンドミニアムのユニットは麻薬の中継地として使われていたとみています。また同ユニット内ではヘロイン調剤も行われていました。現時点では容疑者を追っており、逮捕者は出ていません。

( Intraasia 注:とにかく麻薬商売は非常に儲かるということだけはわかりますね)

【新デザインのRM 50紙幣が登場】
中央銀行は新しいデザインのRM 50紙幣を発行しました。新デザイン札には偽造を防ぐために各種の特徴が含めてあります。「新デザインRM 50紙幣は、現在の各額面紙幣のデザインを変更していく 4回に渡るシリーズの最初です。」 「現行デザインの紙幣も当分通用させて、両デザイン紙幣が併用されることになりますが、その併用期間の具体的な長さは設定していません。現行デザイン紙幣はゆっくりと次第に消えていくことになります。」

( Intraasia 注:説明だけではよくわからないので実際の紙幣を手にしないと具体的な違いを認識できませんが、写真で見ると裏の図案はかなり違います。現行紙幣が長期間併用されることは間違いないので慌てる理由はありませんね。RM 10、RM 5がデザイン変更されるのは確実ですが、残る1つはRM 100紙幣かな?)

【Imigresenへの申請に自称代理人を利用しないようにと大臣が訴える】
出入国管理庁Imigresen を翼下に持つ内務省の大臣は警告する、「労働許可証の取得、永住権やマレーシア国籍獲得を容易にしてやるという誘い文句で、会社や個人の申請者に話を持ちかけている、自称代理業者に関する報告を受け取った。そういう自称代理人は今後内務省のブラックリストに載せます、発行した許可証も取り上げます。」この種の自称代理業者は、申請と取得が早くなると話をもちかけて、手数料 RM 5千から1万を取っているとのことです。 

「この種の代理人が絡むケースで一番多いのは、外国人労働者の労働許可証の場合です。他には永住権、国籍、出生証明書などの取得です。」 「今後こういう不届きな連中が金を儲けることを許しません。 私は今後個人的に申請の件を監視していきます。」 として大臣は申請者に対して、自分で行うように、その種の代理人を利用しないようにとアドバイスしています。

( Intraasia 注:まことにそうです。マレーシアの官庁事にはこの種のコネがあるから手続や承認を早く確実にできると誘う人間が徘徊していますし、そういう代理人を利用することを好む人・会社が少なからずいます。この種のことを好んだ日系企業の例も知っています。こういう不透明で賄賂の絡む行為にすがればすがるほど、全体のシステムが金で動くことになっていきますね)

【注目のアンワル 2回目の男色行為裁判が始まった】
アンワル元副首相を被告とした、いわゆる2回目の男色行為裁判が、クアラルンプールの高等裁判所で始まりました。アンワル元副首相の弁護団中でこれまで筆頭弁護士を務めていた人物が病気のために弁護団から降りました。裁判長はアンワル側のこれを理由にした開始遅延要求を退けて公判を開始しました。
被告としてのアンワル元副首相は3月に無実を主張しており、公判となった次第です。

【ドリアンの最盛期です 】
ペタリンジャヤのSS2地区の地元警察署裏の一角では、ドリアン売り臨時店が軒を並べて、多くのドリアンファンを集めています。各店はいろんな種と等級のドリアンを並べており、1人RM 9 で通常のドリアン食べ放題が楽しめます。 もっと等級の高い D24ドリアンの食べ放題なら1人当たりRM 15です。 多くの客がこの食べ放題を味わっています。 毎日500個のドリアンを各地から仕入れるというある店舗主は言う、「傾向として等級の高い値の高いドリアンを求める人が増えています。」

( Intraasia 注:ペタリンジャヤのSS2は大衆レストランと露店屋台街が多いことで知られた人気の地です。そこで今ドリアンフィーバーが起こっているようです)

7月15日の記事

【政府がインフルエンザA型(H1N1)用ワクチンを発注している】
政府は現在インフルエンザA型(H1N1)用のワクチンを国際企業に注文しているところだと、保健大臣があきらかにしました。このワクチンは今年年末までには入手できるとのことで、まず保健関連で働いている人たち、警官、出入国係官など20万人分にあてます。「このインフルエンザA型(H1N1)はしばらく続くことはわかります。 深刻な大発生に備えてワクチンが必要です。」
国内で確認されたインフルエンザA型(H1N1)感染者数は 804人になりました。内すでに666人は完治しています。

【永住権とマレーシア国籍取得の条件明確化を訴えるマレーシア人配偶者たち】
マレーシア人の外国人配偶者は、永住権とマレーシア国籍取得に関する申請の必要条件を明確に且つ隠し事のない指針としてくれるように、政府に要望しています。マレーシア人の外国人配偶者らは訴える、「現在は申請に関して適切な方針と手続がない。」 外国人配偶者を支持するグループの代表は主張する、「役人によって言うことが違い、規定が一定していません。」 「我我のグループの中には、永住権または国籍取得をあきらめて、家族と一緒に他国へ行ってしまうものがいます。」 

馬華公會(MCA)の国籍問題対策委員会の長は、「我々の所にはこの4月から2000件の苦情が届いています。そのうち70%はマレーシアで生まれたけど国籍を得られていない人です、そういった人の両親は読み書きできなかったり、田舎に住んでいる人です。他の苦情は、外国人配偶者または片親がマレーシア人である子供からのものです。 この片親がマレーシア人の子供の国籍に関しては、憲法に明確にマレーシア人として登録すると書かれているので、その子供からの申請を拒否する理由がないはずだ。」 同対策委員会は、この問題をまとめて近々内務省などに宛てて、覚書を送る予定です「政府は明確な指針を打ち出して、資格ある人たちの申請を1ヶ月以内に認めるべきです。」

【警察庁長官がタクシン元首相の滞在を否定】
タイ元首相タクシンがマレーシアに滞在していることはないと、マレーシア警察庁長官が言明し、タイの新聞が報道したという話を否定しました。「特別警官を送ってタクシンを保護しているようなことはありえない。」

ペナンのボートタクシー企画の実現性】
ペナン州に来年末までに水上タクシーを導入することが検討されています。ペナン港湾委員会によれば、この計画はすでにナジブ首相も承認したとのことです。 このプロジェクトを発案したペナン港湾委員会は、島側とSeberangPrai(本土側)を結ぶことになるこのボートタクシーは、全部で10箇所ほどに寄ります: Butterworth, Nibong Tebal, Teluk Bahan, Tanjung Bunga, Weld Quay, Batu Maung など

ペナン港湾委員会は、島側のある地点から本土側のある地点までの所要時間がぐっと縮めることができます、海峡橋を渡ったりフェリーボートに乗る必要がないからです、と主張する。「この水上タクシーは雇用機会の創出にもなるし、観光業にも好影響をもたらします。」 このプロジェクトは半島北部回廊実施庁の下で行われるでしょうとのことです。「連邦政府はこのプロジェクト用にRM 5000万を割り当てました。」 「依頼したコンサルタントが今後3,4ヶ月かけて調査します。」

( Intraasia 注:まだ青写真だけのプロジェクトなので、どの程度実施される確率があるのかわかりません。スピードボートで島側と本土側の複数地点を周航するというアイディアはいいですよね。観光手段にもなります、)

【バドミントンのトップ男子選手に 100Plus からスポンサー契約】

バドミントン世界ランキング第1位である、李男子選手はマレーシアでのスポーツスターの地位にふさわしく、彼のスポンサーになる企業がまた増えました。スポーツドリンクメーカーの 100Plus は李選手をそのブランドイメージ者として広告に登場させる契約を結びました。 2年契約で契約料はRM 50万とのことです。この契約はこれまで彼が得たスポンサー契約の中でも最大級のものになります。「100Plusのブランドイメージ者になれたことに、スポンサーとバドミントン協会からの支持に感謝します。」 「成功したバドミントン選手になるのは報いあることです」として彼は年少者にバドミントンを選ぶように勧めています。

李男子選手のスポンサーには Yonex, Proton, Maxisがあります。彼はさらにUNICEF マレーシアの善意の大使も務めています。

( Intraasia 注:100Plusはマレーシアの人気ドリンクです。 サッカーリーグはありますが、マレーシアサッカーの弱小性のため一般企業の広告に登場するような選手はまずいません。そこでマレーシアが世界のスポーツで強い部類に入る2種目、バドミントンはこの男子選手、スカッシュでは女性選手が、マレーシアスポーツ界の両トップ選手となって広告にも登場しています)

7月14日の記事

【国内多くの地方で火災になりやすい状態です】
13日午前中から正午にかけてクアラルンプール圏ではヘイズ状況になりました、これはインドネシアのスマトラ島の88箇所で発生している山林火災・燃やしによってもたらされたものです。 「大気汚染指数は低いままでした、それはヘイズが起こったのは短い時間だったからです」 と環境庁は説明する、。 スマトラからマレー半島に向かっての大気が流されていたとのことです。

気象庁の発表では、国内のかなりの多くの地方で火災になりやすい状態です:スランゴール州以南の半島南部、パハン州の多部分、東海岸州の沿岸地方など、サラワク州では西部一帯、サバ州では東部一帯です。 気象庁は、戸外での燃やし行為をしないようにと警告しています。「火災がたちまち広がる状態です。」 「厳しい取締りと一般市民自身の強い関心が必要です。」 マレーシア消防と救助庁は、スランゴール州の4箇所で地面と地中での泥炭火災が起こっていると明らかにしました。泥炭層の火災は乾いた気候の下での主要な危険要因です、その火災は消火が困難で、いつまでも燃えています。地下でも酸素がある限りも燃えます。泥炭の火災は多量の煙と一酸化炭素を発生させます。

( Intraasia 注:数時間で終わったとはいえ、かなりの見通しの悪さになりました。さらに焦げ臭さも感じたのです。マラッカ海峡を渡ってものすごい量の煙を含んだ大気がマレー半島に流されてきたと言うことでしょう)

【iPhone でジャウイ文字への変換ができるようになる】
Appleコンピュータの iPhone は最新のOS 3.0 が発表されたことで、より多くのソフトウエアデベロッパーがソフト開発に参加することになりました。その中でマレーシアで唯一ののソフトデベロッパー Mmurasu Systems はモバイルジャウィの開発に取り組んでいます。このソフトではマレーシア語文字(英アルファベットと同じ)をジャウイ文字(アラビア文字と同じ)に翻訳する機能があります。

「iPHONE 利用者が"apa khabr" とキー入力してスペースバーを押せばジャウイに変換します 」と同社の社長は説明する。このアプリケーションを使えば、電子メールやSMS通信をジャウイ文字で行えるとのことです。「利用者がマレーシア語文字で書いた内容をアップロードしたものを、ジャウイ文字で表示するプラットフォームも開発中です。」  モバイルジャウイ は3ヵ月後ぐらいに市場に出せる予定とのことです。

(Intraasia注:ムスリムは小学校からイスラム教教育の中でジャウイ文字を習います。日本語の変換機能から比べれば、ジャウイ変換は簡単な機能ですね。同音異義語が限りなく多い日本語はひらがな・ローマ字から漢字を選択しなければならないという手間が必ずかかるのに比べて、マレーシア語アルファベット組み合わせをほぼ機械的にジャウイ文字に変換するだけですからね。 マレーシアの携帯でジャウイ文字は読めますが、ジャウイ入力できるのだろうか? あるとしたら、携帯の文字盤にジャウイは皆無なので多分ソフトキーボード方式でしょう。ジャウイ文字つまりアラビア文字は50個ぐらいあるだけであり、文字そのものを覚えることは全然難しくありません。)

【AirAsia の航空機購入と受け取り計画】
AirAsia は 2007年12月にAirbus 社の A320-200型を175機発注しました。注文機の配達は順次2014年まで行われます。2010年と2011年はそれぞれ24機づつの配達予定です。 AitAsiaの経営最高責任者は、このA320-200型の2010年配達分中、8機を後送りする計画だ、2011年も同様にするかもしれないと、明らかにしました。「来年は所有機を全て 320型にすることにします。リースしているB737型をリース元に返却します。」 2009年分の14機中5機はすでに受け取りました。

2009年6月時点でAirAsia が所有するA320型は61機であり、その内タイAirAsia とインドネシアAirAsia が使用している分は13機です。 加えてB737型を16機使用しています。経営最高責任者は航空機購入の資金繰りに問題があるので配達を遅らせるという論を、否定しました。「どんな航空会社も(この経済状況の)影響を受けている。わが社のキャッシュフローは健全です。」

【サバ州サラワク州で起きている先住民族の慣習的権利のある土地をめぐる争点】
ボルネオ島部では、マレーシアのプランテーション農園企業はまずます先住民族の慣習的権利のある土地を開発しようと狙っています。サバ州政府もサラワク州政府もあまり利用されていない先住民族の慣習的権利のある土地を大規模なオイルパーム農園に転換しようと積極的です。先住民族の慣習的権利のある土地の内、オイルパーム農園化に適している土地が、サバ州には100万ヘクタール、サラワク州には150万ヘクタールあると見られています。 先週マレーシアの最大企業である SimeDarby はサラワク州の先住民族の慣習的権利のある土地にRM 1億を投資してオイルパーム農園化する計画を発表しました。同社は今後5年間にサバ州とサラワク州でそれぞれ5万ヘクタールの土地を開発する計画です。

すでに先住民族の慣習的権利のある土地で共同開発を始めている他のいくつかのプランテーション企業グループもあります。ばら色の展望があるにも関わらず、先住民族の慣習的権利のある土地についてはたくさんの賛否両論を呼ぶ事柄が依然としてあります。サラワク州ではイバン族がその先住民族の慣習的権利のある土地を材木企業とプランテーション企業に取られてしまう心配をあげています。中には違法に取られたと訴えるグループもあります。 現時点までに先住民族の慣習的権利のある土地を侵犯したと当局と受益企業を訴える、約200件の訴訟が出ています。増える争点は、イバン族の先住民族の慣習的権利のある土地所有者と当局及び受益企業の間に発生しています。受益企業とは伐採権利とプランテーション農園用の権利を得た企業です。

( Intraasia 注:サラワク州で特に起こっているこの争点は、マレーシア国内ではほとんど国政の争点にはならず、もっぱら西欧の環境NGOとヨーロッパ連合によってずっと問題しされてきましたね。マレーシア政府と企業は、環境団体の思想の押しつけ、先進国が発展途上国の発展を妨げる横暴だと批判しています。しかし現実に名もなき少数民族の村民らが開発によって転住しなければならなくなることも事実です。たとえ賠償金を得たとしてもです)

7月13日の記事

【バイク乗りの免許取得費用軽減を賞賛する官僚トップ】
道路交通庁が発行しているバイク免許B2 は昨年の時点で600万人ですが、バイク自体の登録数は840万台です。 長官は言う、「これはバイク免許を取るために費用が高いので、多くのバイク乗り、とりわけ郡部のバイク乗りは免許無しでバイクに乗っている。彼らが無免許の理由を挙げると、免許を取るための費用が高いということです。」

「バイク免許B2 取得費用を現在のRM 500-700 から9月以降はRM 211に減らすというナジブ首相の発表は、田舎に住む人たちが免許を取るのに助かることでしょう。」 「費用を減らすというのは、自動車学校での学科授業と実技訓練の費用をRM 400からRM 166に減らすことと B2仮免許の費用をRM 20からRM 2に減らすことが含まれます。授業料を減らしても、免許取得に必要な訓練時間数は維持します。例えば仮免許者には8時間実技と試験前の2時間は必要です。」 

( Intraasia 注:取ってつけたような理屈ですな。免許取得費用が高いから無免許で乗るという思考と態度そのものを問題にすべきなのに。バイク乗りには無免許者と無保険者が全体の数割を占めるだろうと、昔から言われていることです。)

【ジョーホール州は Silat sendengを州の格闘技に指定した】
ジョーホール州は州の公式格闘技として、マレー格闘技である Silat sendeng( シラット センデンと発音)を指定すると発表しました。州首相はジョーホール州とマラッカ州から集まった1000人ほどのSilat愛好家を前に語る、「人々に自己防御と規律と健康な生活を推進するために、ジョーホール州に源を発するSilat sendengは州の公式格闘技にふさわしい。」 「州はその遺産基金を通じて、Silat sendengを奨励していきます。」 「郡の公務員は村人にSilat sendengグループを設立するように奨励しなさい。」 
ジョーホール州では踊りのZapin, 音楽器のghazal が代表的な州文化として知られています。

( Intraasia 注:マレーシラットは民族芸能文化でよく紹介されますね。ムエタイのような本格的格闘技という印象からはちょっと薄れます)

【世界の有名クルーズ船が今後ポートクランにも常時寄航する】
世界で2番目に大きなクルーズ運行社であるRoyal Caribbean International はその翼下のRoyal Caribbean Cruises Inc をはアジアでのクルーズ船運行は、これまで11月12月1月の3ヶ月間でしたが、今年11月から通年を通してクルーズ船を就航させると明らかにしました。同社の12隻の1隻、乗客2000人強、乗組員700人強、をアジアに配船します。寄港地はシンガポール、ポートクラン、香港などになります。

同社の社長は語る、「マレーシアには、ポートクランから乗船する人たちように 128キャビンを割り当てます。これは11月から始めます。残りの772キャビンはシンガポールからの乗船用です。マレーシアの需要が高ければ、増やすこともあります。」 「アジア人のクルーズ客の増加が期待されます。アジアの一番の訪問地は中国ですが、その気候から1年を通じての訪問地にはなりにくい」

( Intraasia 注:クルーズ船の写真が載っていたので、記事を読んでみました。どれほど豪華なのか、想像つきませんなあ)

 【手軽に素早く金儲けする商法の広がり】
警察庁の商業犯罪部門に昨年記録された件数は17311件で、これは2007年に比べて26%も増えました。多くの件は、法の灰色の領域で発生しており、厳しく規制されていない領域です。多くの商法は多重階層マーケティングを装っています、これは違法なマルチ商法と境界があやふやです。

中央銀行Bank Negara と証券取引き委員会は一般大衆に宛てて、保証金を取り、短期間に高リターンを約束するような投資プログラムには注意するようにと、呼びかけています。そういう投資プログラムに関しては、規制機関にインターネットや電話でまず問い合わせ、その会社が上場されている、承認されている、許可を得ているか、どうかを確かめてください、としています。

助けを得られるところ
保証金を取ることが許可されている会社の一覧表は Bank Negara の公式サイト www.bnm.gov.my に掲載されています。規制された活動を行うことの許可を得た仲介業者の一覧表は、www.sc.com.my に掲載されています。
中央銀行の顧客サービスセンター BNMTELELINK 電話 1-300-88-5465、 その事務所: BankNegara内 月曜から金曜の9時から17時まで
証券取引委員会の投資者苦情部: bukit kiara にあるSecurities Commission Mlaysia、  

消費者苦情仲裁委員会は説明します、「国内取引と消費者省翼下にある、当委員会は消費者の苦情と関連ごとだけを扱います。ある人があるプログラムに投資したとします、その場合は消費者法では保護されません。消費者法は物とサービスに関することだけであり、投資に関することは法律の範囲外です。」

7月12日の記事

【ナジブ首相の100日記念で発表された11の施策】
ナジブ首相がその職に就いて100日になりましたので、それを記念する集会がクアラルンプールのKLCC会議場で開催され多くの人が参加しました。その場でナジブ首相は11の施策を発表しました。

・ハイウエーを走行する車で、 Smart Tag またはTouch 'n Go カードを使用して月80回以上通行する車には9月1日から20%の割引を与える
・連邦直轄領(クアラルンプール)における市民住宅プログラム下で建設運営されている44000戸の低コスト住宅を、現在の居住者に売却する
・連邦直轄領(クアラルンプール)の露天商など小規模販売人に対して、(取得しなければならない)許可証料金を半額にする。現在は年RM 10-700 とのこと
・起業家向けの基金にRM 1億5千万を割り当てる、それとは別に若いインド人企業家向けにRM 1500万を割り当てる
・個人に与えるタクシー免許がこれまでに7000人に発行されたので、今後3ヶ月間で新たに 3000人に与える
・犯罪防止策を近日中に発表する
・出生登録の申請審査を迅速に行う、2005年以来 サバ州では36000人の申請中 92%を受け入れた、サラワク州では19000人の申請中 80%を受け入れた
・国籍を得るための申請ではたくさんの未処理があるのでこれを早める、34000人の申請中すでに46%は処理済
・田舎で電気水道などの基本的な公共サービスを受けられる率をさらに向上させる
・250cc以下のバイク免許(B2) を取得する際の費用を下げて9月初めから RM 211にする。現在は練習や試験に参加する費用がRM 500以上かかる。
・新しい信託基金 Amanah Saham 1 Mlaysia を設立して、その資本を少なくとも100億ユニットに設定。 18歳以上の人が投資できる。

( Intraasia 注:マレーシアの新聞は首相と政府支持を表す手段として、この種のことを大きく報道し、首相を賞賛する記事が目に付きます。まこと今回も同じですね)

【サラワク州で旅行者がオランウータン保護に参加できる新しいプログラムを開始】
サラワク州ではオランウータン保護の新しいプログラムを始めました。 サラワク州森林公社が設置したこの”心と心プログラム”では、参加者が Matang 野生動物センターと Smenggoh 野生動物保護センターで保護活動に実地に参加できることになります。森林公社の長官によれば、「このプログラムはオランウータンリハビリ活動を依りよく理解できるようになります。プログラムに参加すると、専門家から直接習う機会があります。」 

参加者は檻の掃除、食べ物の準備、調査活動の補助などを行います。 1日プログラムには3種あって、参加費用は1人当たり RM 350-450 です。この内40%がオランウータン保護基金に渡されます。 

サラワク州では3つの保護地域: Lanjak Entimau 保護区、 Batang Ai 国立公園、 Ulu Sebyau 国立公園、 に推定2000-2500匹のオランウータンが生息しています。1990年代から観測しており、生息数は安定しているとのことです。

【マンガファンの間で伸びているそうな Manga Dojinshi 】
(マレーシアで)アニメの集まりなどに参加すると、一連のグループが私費出版したマンガを売っている場面に出会います。こうしたアマチュア漫画家によって描かれ発行されたものを” doujinshi" と呼びます。日本ではこの” doujinshi"がものすごく盛んで、大会まであるくらいです。

こういったことはマレーシアでははるかに目立ちませんが、” doujinshi"はアニメの集まりでは大きな注目を浴びます。 8TV局のブログドラマでオンラインコミックを支える1人である、22歳のイラストレーターは主張する、「マレーシアで” doujinshi" はこの8年間伸びてきました。その理由は高まる日本マンガとアニメ人気やAnimax チャンネルやアニメイベントのおかげです」 大きなイベントである Comic Fiesta 2008 では130のブース中、80のグループが” doujinshi"を持っていました。

アマチュア” doujinshi"グループは一般に50部から100部を刷るとのことで、プロの漫画家は200部から300部を刷るとのことです。1部が60ページぐらいが多いと、ある” doujinshi"発行者。Comic Fiesta 2008 のブースマネージャーは語る、「” doujinshi"の値段は、白黒印刷でRM 5ぐらいからフルカラー印刷でRM 40ぐらいまでです。」

( Intraasia 注: www.comicfiesta.com/にコミックフィエスタの記事があります)

【サバ州のカダザン民族政党が半島部のオランアスリを党員に加えた】

サバ州のBarisan Nasional(与党連合)側政党の1つである、UPKO はサバ州先住民族のカダザンドゥスン族、ムルット族などを基盤にしています。 このUPKOが初めて半島部で支部を結成しました。場所はペラ州 で、ペラ州に住む半島部先住民族オランアスリ が2000人ほどこのUPKO ペラ支部に参加しました。党ペラ支部の下には、4地区支部ができました。

党総裁は言う、「UPKOは政府においてオランアスリの声をよりよく反映していくようにしていきます。」 「党名の一部である pasok momogun ということばは、カダザン語で土地の子 という意味です。我々とオランアスリが関係をもつのはなんら問題はありません。」  「オランアスリのようなコミュニティーは他の政党から漏れています。我々は党員を増やしたいが、他のBarisan Nasional(与党連合)政党の気分を害することはしたくない。」

( Intraasia 注:オランアスリの声はまことに弱いのは事実ですね。どの政党もマレー人か華人かインド人が中心になっており、オランアスリが真剣に対象になることはなかった。そこではるばるサバ州の地元政党がオランアスリに注目したということなんでしょうか)

7月11日の記事

【お粗末な天然ガスタンクを設置した危険な車が路上を走行している】
マレーシア水とエネルギー消費者協会は、天然ガス利用車に警告を発しています。 協会の調査によれば、何千人もの自家用車所有者が安物買いの銭失い根性のためいい加減な自動車修理屋や技術力のない整備士による天然ガスタンクの設置を行っている、ことがわかったとのことです。協会の事務局長は言う、「こういう自家用車所有者は安全面で妥協してしまい、安物の材料のタンクとお粗末な技術を選んでいるのです。彼らは二流の自動車修理屋へ行って未公認の修理工に天然ガスタンクの設置をさせています。ガスは非常に燃えやすいことから、漏れるゴムホースとお粗末に設置したガスタンクは衝突時に容易に爆発に結びつきます。」

「マレーシアには天然ガス車を監視する管轄権を有した機関がありません。ハイウエーでそういう車が衝突した場合の環境への影響と生命の損失を想像してください。 警察と道路交通庁は Sirim などの専門機関の協力を得て、天然ガス車の監視を監視すべきです。」

( Intraasia 注:ごく小さな記事ですけど見逃せない内容ですね。先日駐車していた天然ガス車が爆発した事件が起こりました)

【放棄された住居プロジェクトの数が151 もあるスランゴール州】

スランゴール州政府が、対策部隊も設けて州内の放棄された住宅建設プロジェクトとして確認した 151プロジェクトの内、まだ130プロジェクトが復活していません。州の住宅と建設管理委員会の議長は説明する、「放棄プロジェクト中のわずか8プロジェクトが復活して完成し、2710戸の住居が建設された。その他のプロジェクトが復活できないということはないので、我我はどうしたら一番いいかを研究している。」  復活したのはSelayang の110戸の商業建築、Subang の600戸のアパートなどです。

「放棄プロジェクトを復活できない主な理由は、デベロッパーも建設会社も見つからないからです。さらに例え見つかっても実行不可能という場合もあります。赤字になっているプロジェクトもあります。こうした放棄されたプロジェクトは10年から15年経過しています。当時の建設費用を現在の費用ではまかなえません。また建築計画が地方自治体から承認自体を受けていないもの、農業用地に建てかけられたのだが、デベロッパーが土地の分類を変更してないプロジェクトもあります。」

「我々は放棄プロジェクトに関与している 115のデベロッパーをブラックリストに加えました。そのリストは州の公式サイトにあるので、誰でも閲覧できます。そのリストにデベロッパーの取締役の名前も掲げる予定です。被害者が訴えることもできるようにです。」

( Intraasia 注:クアラルンプール圏を広範囲に回ってみると実に多くの放棄プロジェクトに出くわします。 スランゴール州だけで150もあるわけですね、加えてクアラルンプールにはどれくらいあるのだろうか? 不思議に思うのは、これほどたくさんの事例があるにもかかわらず、人々は今でもなんら建設の始まらない前に、プロジェクトの広告を見て展示用オフィスを訪れ、住居の購入契約を結ぶのです。一度銀行ローン契約を結べば、プロジェクトが遅延してもローンを受けた者は支払う義務が発生します。完成してから買えば、購入価格は1,2割は高くなるでしょうけど、全ての金をどぶに捨てるようなリスクはないのになあ。)

【父母のどちらかがマレーシア人であれば子供はマレーシア国籍にすべきだ】
「マレーシア人とその外国人配偶者がその婚姻をマレーシアで登録しないと、生まれた子供の出生証明書に”非マレーシア国民”と記載されてしまう。我々の観点は、父母のどちらかがマレーシア人であれば、その子供はマレーシアで生まれようが国外で生まれようがマレーシア国籍を得る権利がある、というものです。」 とBarisan Nasional(与党連合)に属する馬華公會(MCA)の女性部は主張します。

さらに国籍認証に二重基準があると訴えています。現在の法では、マレーシア人父親はその子供の出生地が国内外に関係なく子供にマレーシア国籍を与えることができますが、マレーシア国外でマレーシア人母親と外国人夫の間に生まれた子供に、マレーシア国籍を与えることができません。

最近内務省は、大きく滞っているマレーシア国籍申請に関して、審査過程を早めると言明しました。

【南北縦断ハイウエーの通行】
半島南北縦断ハイウエーにおいて、クアラルンプール からペナンまで、またはペナンからクアラルンプールまで走行する車輛は、13日から途中の料金所で通行証を受け取ったり料金を払う必要がなくなります。 これまではイポーの北料金所と南料金所で一旦停車する必要がありました。 このことによってイポー南とJelapang 間をノンストップで通行できます。

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 377. を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1067 で市場を終えました。
尚今週初めから株価指数の基準がかなり変更されました。それに従って指数の名称が FBM KLCI となりました。

( Intraasia 注:また対リンギットで円高に進んでいますね)

7月10日の記事

【マイケルジャクソンの違法複製アルバムCD/VCDに力を入れている海賊版業者】
最近当局が行った違法複製CD/VCD 取り締まり活動でわかったのは、国内の違法複製業者はマイケルジャクソンのアルバム複製の大量製作に力を注いでいることがわかりました。違法業者は、世界的なマイケルジャクソンブームを当て込んで絶好の好機だと捉えています。

警察の商業犯罪捜査部門の係官が明らかにしたところでは12人の係官がクアラルンプール郊外Pandang Indah にあるリンクハウスの1軒を急襲しました。そこで発見されたのはマイケルジャクソンの15種の違法複製アルバムなど 数千枚を含む、10万枚の違法複製CD/VCDでした。警察はこの家を1年近く見張っていたとのことです。家の4つの寝室を含めて家中は違法複製CD/VCDが溢れていました。一般市場で売買されている 違法複製CD/VCD価格 RM 7で計算すると、総額RM 70万を超えることになります。 この違法複製CD/VCDグループはマレーシア全土に卸していたと見られ、毎月の利益はRM 100万を越えるだろうと、警察は見ています。

警察の急襲の際、内部には1人の華人と2人のバングラデシュ人がいて、梱包などの仕事をしていました。彼らは版権法違反で逮捕されました。警察はこのグループの親分を追っています。

( Intraasia 注:郊外にたくさんある住宅地や軽工業団地の中には、テナントがあまり埋まってないところが数多くあります。この種の違法活動を行う場所には不足しませんし、そういうグループで働く人間にも不足しないことは明らかです。 違法複製CD/VCDの製造所も倉庫兼発送所もいろんな所に散らばっているはずですが、正体は隠しているので地道な観察をしないかぎりわかりません。その昔我がアパートにもその種の中継地兼発送所があったことを知っています。都心にさえこういう活動拠点がある例です。マイケルジャクソンが死去してすぐ、近所の非正規CD/VCD屋には彼の複製アルバムがRM 20で並んでいるのを見かけました。これを各国で裁いたらすごい売り上げになるでしょうから、業者はあの手この手で活動していることでしょう)

【マレーシア初の潜水艦がフランスを出港】
マレーシアが初めて購入した潜水艦が、マレーシア海軍乗組員35人の訓練地であったフランスのToulon のフランス海軍基地を出港しました。 フランスへのマレーシア大使は語る、「潜水艦がマレーシアへの処女航海に出たことで、使命を達成した感慨と誇りを非常に感じます。」 フランスとスペイン製の潜水艦は途中ジェッダ、ジブチなどに寄航し、マレーシアに到着します。最終的なマレーシアの基地はサバ州になります。
マレーシアの潜水艦購入は2002年に2艘の Scorpene 型購入を契約したことが始まりです。もう1艘は今年終わりごろに出港予定です。

( Intraasia 注:マレーシア軍はその装備を各国から購入しています。戦闘機はロシアから、戦車はポーランドから、潜水艦はフランスから、などです)

【Halal 証明の権限をイスラム教発展庁に戻す】
ムスリムが食してもよいことを認証する Halal 証明の運営と発行を、ハラル発展公社からイスラム教発展庁に戻すことが決まりました。これを発表した内閣府の大臣は、この政府指令はただちに実施しますと語りました。「政府はHalal 証明の運営・発行と東南アジアや世界でハラル市場を開発する仕事は、分けたほうがいいと判断しました。一般大衆からの Halal 証明産業におけるイスラム教発展庁の仕事に対する信頼を、この方針変更でさらに高めることになります。 イスラム教発展庁がハラル認証の法的過程に関わり、研究にもかかわります。」

【AirAsia がクーリエサービスを開始した】
格安航空AirAsia が Redbox と名づけたクーリエサービスを開始しました。社長は語る、「当初6ヶ月間はグループの収入に大きな貢献となるとは期待していません。しかしこの分野は大きな市場です。グループの補助収入を増す戦略の一環です」 「Redboxクーリエサービスは中小企業と個人が対象で、同様のサービス業者の半分のレートで提供します。」

Redbox は世界で初の低コストクーリエサービスとのことで、Google Map を利用します。AirAsia がその航空機を使って空港から空港へ運び、パートナー会社のDHL が引取りと配達サービスを行います。さらにAirAsia は Mail Boxs Etc とも協力して、利用者がその17店舗へ送る荷物を持ちこめるようにします。 両社との関係は純粋なるビジネス関係だとのことです。「我々は両社のインフラストラクチャーを利用できます。わが社の投資はごく少ないです」 「航空機の下部貨物室の11%をこのサービスに割り当てます。」 
Redboxクーリエサービスは、まず半島部とボルネオ島部の主要部で開始し、来年にはAirAsiaの全ネットワークに広げるとのことです

【リンギット が為替相場で下がっている】
通貨リンギット がこのところ対米ドル為替で下がっており、9日に2ヵ月半ぶりの最安値をつけました: US$1 = RM 3.563.
これは5月の工業生産高指数が対前年同月比で 11.1%落ちたこと、中央銀行はさらなる基準金利下げを示唆していることが、要因と見られます。またクアラルンプール株式市場の反映要因もあるとみる、エコノミストもいます

7月9日の記事

【数理科目の英語媒介教育を2012年から順次廃止する】
(2003年以来順次学年を上げながら施行されていた学校での理数科目の英語による教育(PPSMI と略称)は、賛否両論によって社会を2分して論議されてきました。教育省がこれを見直すまたは続行する考察に入ってから既に1,2年が過ぎており、いつ決定の発表があるのかと大きく注目されていました) 最終的にナジブ内閣に諮った後、教育大臣兼副首相が見直し決定を発表しました。「都市部の生徒と田舎部の生徒の間での格差が広がっているので、政策変更を決めました。」

現在全ての小学校と中学校の全学年で、理数科目は英語を媒介として教えられています。それを段階的に以前のマレーシア語及び民族語使用教育に変更します。

2012年の新学年度から、国民小学校ではマレーシア語で教える、 国民型華語小学校では唯一・華語で教える、国民型タミール語小学校ではタミール語で教える、
具体的には2012年にまず小学校の1年次と4年次、及び中学校の1年次と4年次において英語媒介教育を止める。(中学校では一律に理数科目もマレーシア語で教えることになる)
例外的に、2003年に第1陣として英語媒介教育になった当時の小学校1年生は、中学校の6年次が終わる2014年まで英語での理数教育を続ける(ただ実質的に大多数の生徒にとっては中学校5年が最終学年です)

一方生徒の英語力の向上のために、政府はいくつかの方策を段階的に取り入れます:

・合計14000人の教師を新たに雇用する、その内外国から1000人雇い、退職した教師600人を再雇用する。
・国民小学校の1年次から3年次対象に、英語科目の授業時間を90分増やして330分にする、4年次から6年次は週300分にする。
・国民型華語/タミール語小学校の1年次から3年次対象に、英語科目の授業時間を60分増やして120分にする、4年次から6年次は30分増やして週120分にする
・中学校の1年次から6年次は、英語科目を80分増やして週280分にする
・中学校6年次だけのマレーシア大学入学英語試験用の時間は、週400分にする
・大学入学前の予備教育であるマトリキュレーションの学生には、英語科目の時間数を週3時間から6時間にする
・英語科目の教育と学習で文法にもっと力を入れる

ムヒディン副首相兼教育大臣は、事前にマハティール元首相を自宅に訪ねて、政策変更の説明を行ったと明らかにしました。

( Intraasia 注:各紙どれも1面で載せている大きく重要なニュースです。マハティール元首相が残した最悪の政策の1つがこの理数科目英語媒介教育です、反対勢力を抑えて強引に2003年から実施に入りました。ある年から全ての学年で一斉に媒介言語を変更できませんから、順次進めたわけであり、同様に2012年からも順次学年を広げて元の方式に戻すわけです。2003年以来マレー人界からはマレーシア語で、華人界からは華語で、という強い反対論が常に主張されてきました。それが今回の政策変更に結びついたわけです。高等教育で理科系に進む者にとっては小学校から理数科目を英語で習ったほうが便利であるのは、マレーシアが英語に依存している現状から、事実でしょう。また英語崇拝者は、何であれ英語で習うこと、使うことを主張しています。一方高等教育に進まない生徒や家庭や周囲が英語環境にない生徒たちにとって、ただでさえ好き嫌いの激しい理数科目を英語で勉強するのは不利以外のなにものでもありません。 地方のマレーカンポンの言語環境は日本の一般的な単言語環境と同じです。そんな中で英語で理数科目を教えられたら、ついていけない生徒が続出するのは当たり前です。理数科目を英語で教えるのが国を発展させる鍵だと、英語エリート層と英語崇拝者はうそぶいてきました。詳しくは「今週のマレーシア」 第547回をお読みください)

【政府のこの発表に対して各界の反応】
Barisan Nasional(与党連合)側の馬華公會(MCA)は、歓迎を表明しました。「過去6年間理数科目の英語媒介教育のために授業についていけない多くの生徒が出ました。」 直前の教育大臣であったUMNO準総裁は、「大多数の国民は政府のこの新方針を理解してくれるでしょう。全ての人を同意させることはできません。」 インド人政党MIC の総裁は、政府の決定に同意すると語りました。

華語教育の中心である、董教総は政府のこの決定を歓迎しながらも、教育省が来年からではなくその施行を2012年からとしていることに失望を表明しました。「華語小学校は以前から英語だけでなく華語も併用して数理科目を教えている。だからただちに華語だけに切り替えられるので、2012年まで待つ必要はない。」
数理科目英語教育を廃止する連盟は、マレーシア各民族の勝利であると、声明しています。

( Intraasia 注:数理科目の華語教育を支持してきた華語紙は、当然のように詳細にこのニュースを報道しています。一方英語媒介を支持してきた英語紙トップのStarは、なんと第1面の半分以上をマイケルジャクソン追悼記念式の写真で埋めています。マレーシアにとってまるでマイケルジャクソンの方が言語媒介変更の重要度を上回るとでもいう編集です。英語媒介変更の影響を過小評価しようという、英語エリート思想に固まったこの種の編集幹部陣の本音が見えますな)

【華人視聴者の最も好む 民放テレビ局 ntv7 】
民放テレビ局 ntv7 は11周年を迎えました。ntv7チャンネルは華人の間では視聴率でトップを占めています:華人間の視聴率 23%、2番目は 8TV局の18%です。民放テレビ局 ntv7 はMedia Prima 社の100%子会社で、2008年の収入はRM 7500万でした。

同局の幹部は、「広東語、福建語、華語でそれぞれ製作された中文ドラマを取り揃えています。近年では自社製作のドラマもあります。マレーシア人はいつも香港のTVBドラマを最高位に捉えていますが、我が局はこの観点を変えようと質の高いドラマを制作しています。」 「Media Prima 社翼下にあるテレビ局で、TV3と TV9は引き続きマレー人視聴者に向けています、ntv7と TV8 は華人視聴者のより獲得を目指します。我が局の対象は華人家庭ですが、他民族からもよい反応があります。」 

( Intraasia 注:衛星放送ではない、マレーシアの民放テレビ界は、公営のRTM と民放からなりますが、その民放は全てMedia Prima 社翼下にあります。民放各社という言葉は存在しません)

【マレーシアの携帯会社の積極的な海外進出】
携帯電話網会社Axiata (以前の名称はCelcom) はカンボジアで同国第3の携帯会社 TMI Cambodiaを支配しています。カンボジアで第1の携帯会社 Mobitel を所有する 外国資本の Millicom のビジネス資産を Axiata が購入するという報道がありました。Axiataはしかし報道にはコメントしないとしています。

7月8日の記事

【ジョーホール州の国立病院 は医師が定員の半数しかいない】
ジョーホール州では州内にある11軒の国立病院では医師が不足しています。そこでその対策の1つとして、州政府と保健省は退職した医師と専門医を再雇用することを検討しています。別の対策には、契約ベースで外国人医師を雇うこと、代理医師として雇い”全額払う患者手当”を支給といった奨励策があります。

州の担当委員会の議長によれば、州内の国立病院では医師定員の42%しか埋まっていない、また77人の外国人医師をやとっている、とのことです。「高等教育省と公共サービス庁と協力して、新しい医学部卒を雇う努力をしています。医師不足は民間病院または地元大学へ移ってしまう医師が増えているからです。昨年退職した医師の内58人は民間病院へ移っていきました。」 「国立病院における良い結果をもたらさない職場環境もまた要因の1つです。」

( Intraasia 注:ジョーホール州に限らず、国立病院と国立医院における医師と専門医不足は常に強調されています。ジョーホール州のような都会型州でさえ外国人医師を雇い、定員の半数しか埋まっていないというのはかなりの不足と思われます。こういう現実がありながら、裕福な外国人をマレーシアに呼び込む医療ツーリズムが叫ばれています。医師と専門医は待遇と給料の良いそういう民間病院に移ってしまう、または独立開業してしまう。 医療ツーリズムは国内医療のある部分を犠牲にしているという批判論に同感しますな)

【原子力発電所を想定した核エネルギー政策を起草中】
マレーシアの核エネルギー政策の原案を現在起草中であり、3ヶ月ぐらいしたら発表できる、と科学技術革新大臣が述べました、「代替エネルギーとして核エネルギーが選択の1つです。しかしながらまず人的資源を育てるのに10年から15年かかります。」 今月初め大臣は韓国の原発と研究所を訪れています。 核研究は1985年以来マレーシアと韓国間での合意の一つになっているとのことです。「韓国は世界でもっとも精巧な技術を持っている。我我は喜んでマレーシアと知識を共有します。」と韓国の当該研究所の所長がクアラルンプールを訪問して述べました。

( Intraasia 注:しばらく前からたまに核エネルギーの話題が載ります。マレーシア政府は原子力発電に興味があるようで、この面では韓国と付き合いを始めていますね。まあ遅かれ早かれその開発に手を出すことでしょう。といっても10年単位の計画でしょうけど)

【世界遺産地指定を記念してペナン州休日を設ける 】
ペナン州はジョージタウンの一部がUNESCOの世界遺産地に指定されたことを記念して、来年から7月7日を州の休日にすることを決めました。世界遺産指定を祝う1ヶ月に渡る記念イベントを、ペナン州首相が式典で開始宣言しました、「州がこの世界遺産指定を保っていくことを示し、非政府組織などの助言を入れて、7月7日を週休日にします。」 州首相は連邦政府に対して、「マラッカ市とジョージタウンに配分した予算RM 5000万の内、ペナン州分を支出してください。政府はその約束したRM 2500万を支出してくれますように。」

【強姦父親に合計120年の懲役判決】
パハン州クアンタン近くのパーム農園などで、連邦土地開発公社のChini Timur地方入植民である52歳マレー男性が自身の15歳になる娘を強姦した罪で起訴され、下級裁判所は合計120年の懲役と鞭打ち50回の判決を下しました。この男は4人の妻を持ち、その娘を昨年少なくとも5回強姦したとのことです。 有罪となった男は、実際は懲役40年となります、それは合計120年のうち部分的年数が同時に施行されるからです。

【マラッカ海峡関係国の基金に日本から資金援助】
マラッカ海峡とシンガポール海峡の安全確保と環境保全のために、日本基金が US$250万を拠出して”航行に援助する基金”に贈りました。この”航行に援助する基金”は海峡国であるマレーシアとシンガポールとインドネシアの3カ国が運営しています。この基金を設立するために、日本基金は昨年もUS$135万を贈っています。 この贈呈式には3カ国の代表が出席して、クアラルンプールで行われました。

【AirAsiaの広告から】
ペナンから香港に週4便が直行、 管理手数料も燃料追加費もありません
ペナン-香港 全て込みの片道航空券価格 最低 RM 99から
インターネットで購入時期:7月7日から12日、 飛行時期:7月31日から2010年4月30日まで

( Intraasia 注:クアラルンプールからに続いてペナンからも香港便がまもなく開始されるわけですね。 上手に日を選べば、RM 100弱で香港まで飛べるということです。日本から香港乗り換えで来る手は果たして格安になるのかな?)

7月7日の記事

【前スランゴール州州首相の豪邸建設を問題視する】
前スランゴール州州首相(UMNO党所属)が再度脚光を浴びており、今回は彼の自宅です。州都シャーラムの Section 7にあるその住宅は1軒建て用地2区画を占めると思われる豪華な邸宅で、推定価格 RM 2400万だそうです。前スランゴール州州首相はその2区画の土地をそれぞれRM 290万とRM 90万で購入したと言われており、その後に邸宅を建設しました。さらに彼は邸宅の備品とバリから輸入の家具類にRM 2000万を使ったと言われています。 前スランゴール州州首相の豪邸の話題はまず、今年初旬のUMNO党大会時期にブログで表面化しました。

6日にスランゴール州議会議員と記者団がいっしょにこの邸宅を間近に見学しました。議員は前スランゴール州州首相がどうやってこの資金を手当したかの疑問を呈しました。邸宅の敷地はぐるっとたいへん背の高い塀で守られています、部分的には大理石が使われています。正面門は壮大です。議員、邸宅にはプールと遊び場があると語り、「前スランゴール州州首相はその州首相給料でいかにしてこんな豪邸を建設することができるのか?」 そして反汚職委員会がこの件を調査するように訴えました。さらに1区画を市場価格よりずっと低いRM 90万でどうして買えたのだろうと、疑問をあげました。「前スランゴール州州首相は州議会議員になる以前はSekinchan地方の歯科医であり、賃貸住宅に住んでいた。どうやってこんな邸宅を買える金を蓄えたのか?」

前スランゴール州州首相は州首相時代の費用支出に関して今年3月州の委員会に呼び出されました、しかし出席しませんでした。その後5月には州議会議員としての職を1年間停止となる処分を受けました。

一方前スランゴール州州首相は反論する、「私はこの州議会議員を告訴します。邸宅は銀行ローンを得て、RM 350万で買った。土地は買っていないし、建ててもいない。小さな改装をしただけだ。」

( Intraasia 注:いくつかの新聞が豪邸の写真を大きく掲げて報道しています。すごい豪邸の一言に尽きます。この前州首相は欧州米国などへの公務旅行時に家族とメイドまで連れて行った、ファーストクラスを使ったなどと暴露されていました。州政府の長を務めることで典型的な腐敗構造を利用したということでしょうか。しかしこういう例はこれまでに珍しくないのも事実です。マレー層にこういう行動を許す意識があることがわかります。この人物は支配政党の青年部幹部として強硬な民族主義を訴えて支持者を集めていましたね。所得把握の甘いマレーシアでは所得税法違反で起訴するような例がまずありません、政治家の資産公開もすべきでしょう)

【北朝鮮がマレーシア銀行を利用した報道をナジブ首相が否定】
北朝鮮がマレーシアの銀行に口座を開いて違法な武器取引を行っているという、未確認の米国発ニュースを韓国の通信社が報じました。しかしナジブ首相はこの報道をきっぱりと否定しました。

一方マレーシアを訪れた米国の代表は語る、「我々は北朝鮮の(他国の)銀行システムを利用する可能性に関する情報を、それが入手できるとき、マレーシアや他国と共有します。」 彼は北朝鮮のマレーシアの銀行経由に関する武器取引に触れずに、「マレーシアはこの問題で役割を果たす強い意思を示した。」 この代表は、中央銀行や首相府係官や外務省の係官と会談を持ちました。

( Intraasia 注:マレーシアと昔から外交関係のある北朝鮮です。ところでAP外電では、日本に脅威をもたらす向上した精度を持った新種のScudミサイルが先週末の一連の発射に含まれているかもしれない、なんて載っていますね)

【マレーシアとインドネシア間で住み込みメイドの問題を話し合う】
インドネシアの人的資源省大臣がマレーシアを訪れて担当大臣と会談して、インドネシア人住み込みメイドに関する問題を話し合いました。
雇用予定者がすでに代理業者を通じて支払ったメイドに関しては、マレーシアに来ることができる
メイドに週休を与える、その日は雇用者の同意を得る
メイド虐待を防ぐためにより保護策を講じる

今月半ば両国間で再度話し合いを持ち、いくつかの懸案事項を解決して、8月にはインドネシア人メイドの来マレーシアができるようにするとのことです

【ペナン州のビニール袋を使わない月曜日】
毎週月曜日は”ビニール袋を使わない日”運動を開始したペナン州で、6日がその第1回目でした。州内のスーパーマーケット、ミニマーケット、デパートなど300店舗が参加し、ビニール袋が必要な人には1枚20セントを課しました。多くの諸費者から肯定的な反応があったとのことです。州幹部によれば、その日のビニール袋の売り上げは、貧困に反対するキャンペーンに寄付されて、州内の貧困者対策に使われるとのことです。

7月6日の記事

【州議会補欠選挙直前に選挙区の生徒に制服とかばんを無償供与した教育省】
クランタン州では、Kuala Krai 地方を選挙区するPAS党州議会議員の死去によって、補欠選挙が14日に行われます。この Manek Urai 選挙区ではUMNO側もPAS側もすでに候補者を発表しました。

教育省はManek Urai 選挙区内にある小学校と宗教学校の生徒 6100人に、制服と学校カバンを無償で与えることなります。クランタン州のUMNO党トップは、この件をUMNO副総裁でもある副首相兼教育大臣から知らされたと語る。「これは地元民の負担を軽減します。 すでに300人が受け取りました。」 Kuala Kerai地方には 10の小学校と12の中学校、1つのアラビア語媒介宗教学校があります。

クランタン州のUMNO党トップは、公と民の雇用者は従業員が投票日に投票できるようにしなさい、と訴えています。6日には副首相がBarisan Nasional(与党連合)側の支持者1万人ほどを引き連れて、現地に入る予定です。

( Intraasia 注:圧倒的大多数の住民がマレー人でありしかも田舎であるということから、都会とはかなり違う有権者意識と状況だと言われています。Kuala Krai 地方は州の内陸部にあり、中心のKrai はこじんまりとした町です。アラビア語媒介の宗教学校か、下記の華文独立中学の対極にあるといえそうです。同じ国の中にこうも違った中等学校があるということです。それにしても選挙に際して、教育省が制服とカバンを無償提供するというのは、政府UMNO側のあからさまな選挙戦術ですなあ)

【華文独立中華中学校の生徒数が増えた】
全国に60校ある華文独立中華中学校における、今年の生徒総数が昨年より3.7% 増加して6万人となりました。華文独立中華中学校の理事会の全国組織である董総が調査した最新の統計から、華文独立中華中学校の歴史で初めて生徒数6万人の壁を超したことがわかりました。
2001年:53635人、 2002年:54048人、 2003年:52850人、 2004年:53005人、2005年:53402人、2006年:54755人、2007年;55818人、2008年:58212人、2009年:60481人
華文独立中華中学校は、ペルリス州、パハン州、トレンガヌ州を除く全国各州にあります。
多い州の校数と生徒数:  ジョーホール州 8校 18163人、 クアラルンプール 4校 10559人、 スランゴール州 4校 5316人、 サラワク州 14校 5367人、 サバ州 9校 6289人、ペラ州 9校 4892人

華人家庭が子供を華文独立中華中学校へ入学させる理由をあげると:
学校が質の良い教育を提供、 学業に打ち込む、校風がよく規律が高い、教師を尊重する風潮、華文独立中華中学校組織が実施する修了試験は世界の大学が広く認定している、マレーシア政府の実施するSPM試験なども同時に受験できる

( Intraasia 注:華文独立中華中学校のニュースは華語新聞だけが伝えます。他言語紙ではまず記事にされません、なぜか? 独立中学校は国の中等教育体系から外れた存在であり、その修了試験を教育省は認定していません。 国から補助が一切ない完全なる私立ですが、華人界からの支援が非常に強く、且つ華語教育の本山を自負する華語教師団体と理事会がその根幹にあります。こうしたことから華語新聞は頻繁に華文独立中華中学校の記事を載せています。華人で中学校に進学する生徒のざっと1割ぐらいが華文独立中華中学校に入学する計算になります)

【ペナンのインド人居住村立ち退きを巡る問題】
(1日の記事で紹介した)ペナン州インド人タミール人の州内で最も古い居住地区である Kampung Buah Pala を民間デベロッパーが再開発することで、村民は立ち退きを迫られています。村民はその2.6ヘクタールの土地は借地であり、州首相が主張しているような自由保有権の土地ではないと、反発しています。村民らは州土地登記文書を示して、「この文書に、この土地はKoperasi Pewgawai Kerajan Pulau Pinang Bhd に対して2107年までの99年間 賃貸しすると書かれている。」 「州首相は、土地が高価で買い戻せないと主張しているが、この土地は借地なのです。」 

村民はさらに、土地の移転に際して違反行為があったと訴えています。 しかし州首相は、前州政権が売った原価であるRM 320万では今ではとても買い戻せないと主張しています、「前州首相はナジブ首相内閣でこの問題を取り上げるべきだ。」 一方前州首相で現内閣の閣僚は、「前州政権や連邦政府を責めるのではなく、問題解決に力を注ぐべきだ。」と反論する。

( Intraasia 注:長年の抵抗政党であった行動党がペナン州政権を握った、当時はこのケースのような抑圧された少数派のために声を上げていたのに、今はデベロッパー側に顔向けて本気で村民の土地を守ろうとしないと、影響を受ける村民とヒンズー教徒の力運動グループは徹底抗戦をしています。問題の種を蒔いたのは確かに、前州政権ですけど、現在は州政府を握る行動党が解決せざるを得ない、非常に難しい立場です。マレーシアで初めて起こっている注目のケースです)

【都会の貧困層】
マレーシア国民大学の民族研究研究所の所長は、都市部の貧困層に関して語る、「貧困とみなす月収基準RM 590を政府は見直すべきだ。 」 福祉援助を申請するには、月収RM 720を超えないことの規則があります。しかしこの額は現在では非現実的です。「クアラルンプールでは生活費の高騰から貧困層基準ラインは見直すべきです、クアラルンプールで家族5人がRM 720で暮らすなんて不可能です。」

多くの都市部の貧困者は自営です:つまりタクシー運転手、道路掃除、メイド、ベイビーシッター、など。こういった職業は 被雇用者福祉基金やいわゆる労災保険が適用されず、医療保険がかけられていない。この人たちを守る社会ネットがない。

クアラルンプールで、主として低所得層向けに建てられたいわゆる市営住宅(PPR) に住む5人家族の世帯支出の試算 
家賃 RM 124、 光熱費と電話代 RM 100、食費 RM 600、 子供の学校教育関連費 RM 200、 交通費 RM 200、 医療と衣料費 RM 200、 月合計 RM 1424

( Intraasia 注:市営住宅なので住宅は非常に安いですね。民間ではとても無理です。5人家族で光熱費と電話代をこの範囲に収めるのはすごい節約が必要です。かなり節約する私でインターネット接続費を除けば100以内に抑えられます、しかし5人では難しいでしょう。ちょっと市内へ出かければ1人数リンギットは交通費がかかりますね。医療費と衣料費、専門医や私立病院へ1回かかるだけこのRM 200はなくなるでしょう。 食費は1日RM 20、5人家族でこれは厳しいのは言うまでもない。結論から言えば、クアラルンプールで5人家族が月RM 1400で暮らすのは、間違いなく相当大変です。)

【インフルエンザA型(H1N1)感染の現状】
インフルエンザA型(H1N1)感染者に関する、保健省長官の発表です。この1日の間に新規感染者数は33人あり(内9人が外国人)、その内12人が国内感染です。これによってマレーシアで確認された感染者数は359人となり、その内国内感染者数は67人です。現在まだ治療などを受けている感染者は102人です。ntv7 はその全プログラム中半分は中文プログラムです。くわえてマレーシア語、英語、華語でニュースを放送している唯一のチャンネルです。」

7月5日の記事

【ビニール袋がただではない日を始めたペナン州】
スーパーマーケットなどでのビニール袋使用を減らそう、替わりに再利用袋をもっと使おうという狙いから、ペナン州では ”ビニール袋を使わない日”運動を7月6日から開始します。対象は毎週月曜日で、ビニール袋が欲しい客には1枚当たり20セントを課します。この運動を取り入れるのは国内で初の州となります。Tescoハイパーマーケットでは再利用袋を1枚RM 1で売っており、擦り切れたら交換しますと、同店の幹部は語る。

AEON のJusco とMaxVlue 店では再利用できるグリーン袋をサイズによって1枚 RM 1から4.9の範囲で販売しています。全国の21の店舗で客に上げるビニール袋の枚数は毎月1000万枚になるとのことです。店ではバナー、ポスーター、店内放送などで客にお知らせを出しています。

( Intraasia 注:ペナン州のどのスーパーでもビニール袋1枚に20セントということでしょうか? 州1日だけとしてもマレーシアでは画期的ですね)

【医療費は益々上がっている】
盲腸手術費用は13年前は約RM 1800でしたが、現在ではRM 3000 かかります。これが示しているのは、医療費が毎年上がっていることであり、この率は一般物価より高いのです。 Frost &Sallivan Malaysia における医師の専門家は言う、マレーシアの医療費は年10%ほどの率で上がっている、と。「治療には4つの分類段階がある。2008年に民間病院で標準で基本段階の乳がん治療の場合、費用はRM 2万から3万でした。しかし最高段階の治療ではRM 10万を超えます。」

生命保険会社 AXA Affin がマレーシアを含めてアジア8カ国で実施した調査では、医療費の高騰はマレーシア人が引退したときの健康状態への信頼に影響を与えているとしています。健康状態を保てるとした被調査者は29%しかいませんでした。これは2007年より11%下がりました。 AXA Affin の調査責任者は言う、「医療には対する十分な蓄えがあるというマレーシア人はより少なくなっている。 自分の医療状況と蓄えに満足している人は2007年に71%でしたが、2009年は48%に下がりました。」
マレーシア人一般に私立医療施設を好みます。しかし費用が益々上がっており、患者を公立医療施設に向かわせるかもしれません。

( Intraasia 注:私立病院と私立専門医院の医療費はまことに高い。私を含めて低所得階層の人たちは、普通の町医者である一般医院を除いて、私立施設へ行くのは無理です。とてもその高額さは払えません。よって混雑が激しくすぐ診てもらえない且つ往々にして不便な場所にある国立病院へ行くしかない。これが公的な医療保険のないマレーシアの現実です、民間の入院保険はあるけど、制限が一杯付いており且つ被保険者の年齢を50代半ばまでと制限している保険会社が多数派のように思えます。こういう現実を知らずに旅行面ではないマレーシアを論じるのは片手落ちですね。)

【司法の現場で使われるマレーシア語の現状】
国内13000人の弁護士の内、その訴訟・弁護の際にマレーシア語を用いる率は、80%であると、弁護士協会のマレーシア語委員会の議長が明らかにしました。「文法面と英語法律用語をマレーシア語に翻訳するという面でマレーシア語を使うことが難しいと弁護士は感じているにもかかわらず、マレーシア語の使用がこの5年で増えました。法律用語を日常用語に訳すことは難しいです。しかし我々はマレーシア語が司法面での使用に適していることを確信しており、近い将来はマレーシア語だけの使用を目標にしています。」  

「法律用語における意味と文法と構文は日常用語と違います。しかし我々の熟度を高めるために、Dewan Bahasa dan Pustaka と協力して弁護士のためのマレーシア語コースを開きます。」 このコースは今年末に開催される予定とのことで、弁護士がマレーシア語を法廷で正しく明確に使えるように手助けしていくことになります。「 これによって法律に関することは全て英語であるべきだと考える、考える人たちの概念を変えることを期待する。 弁護士は法廷でマレーシア語を使うことを奨励されていますが、英語法律用語をマレーシア語に訳す面で困難を感じるときがあります。そういう時な英語で意味を説明せざるを得ない。Dewan Bahasa dan Pustakaの協力でこの問題を解決したい。」

( Intraasia 注:マレーシアが言語文化的に自立した国であるならば、当然国語マレーシア語を発展させなければならない。長き英国殖民地の歴史から、高等教育とりわけ医学や会計や法律面で未だに英語と英国圏に過剰に依存している現状を真に変えていくには、まず言語の使用から変えていく必要があります。そのためには新語造語を作り出す専門家の努力とそれを受け入れ使用する人々の意思が欠かせません。マレーシア語にはこの面がかなり不足しています。翻訳なんてあほらしい、英語でやればいいという、英語崇拝主義者が社会の中上層部を占めているからです。司法面でどの程度このマレーシア語化を達成できるかも将来のマレーシア語の地位に影響を与える要素ですね)

【今年の高等教育修了者にとって雇用市場は厳しい】
今年国内と外国で高等教育を終えたマレーシア人は25万人ほどと推定されます。今年の修了者は雇用市場に参入するのがたいへんです。高等教育省による修了者進路調べでは、修了後6ヶ月以内に雇用された人の割合は2008年は 55%でした、2007年は80%でした。
これに加えて、海外で雇用されていたマレーシア人が、世界不況のために帰国しています。マレーシア雇用者連合の専務理事は言う、「好況期には世界各国で雇用されているマレーシア人は70万人を超える。しかし今は多くが職を失って帰国している。」

7月4日の記事

【サラワク熱帯雨林世界音楽祭に参加するのはたいへん高くつく】
サラワク州観光会議が主催し、1998年から毎年開かれている、サラワク熱帯雨林世界音楽祭はマレーシアで開催される大きな音楽イベントで多くのファンをひきつけています。しかし運営者側が利益を吊り上げていることもあって、参加する費用がぐっと増えました。毎年参加している人でも行くのを止めることを検討しています。 音楽祭の会場である、 Damai はクチンから40kmほど離れています。Damai のホテルはどこも大きく部屋代を上げました。

州立である Permai Rainforest Resort はごく基本的な施設のホテルであり、最も安く州民に人気あります、この音楽祭期間中は部屋代を倍に上げました。このホテルではキャビンが3年前の音楽祭時期は1泊RM 200でしたが、去年はRM 558に値上がりし、今年は何とRM 825にまで上がりました。そこで多くのファンは滞在を止めることにしました。州立という面を考えれば、この大幅な値上げは驚きます。 熱帯雨林世界音楽祭の成功の恩恵を受けてきた中にはホテルもあります。

Damai Rainforest resort はごく基本的な2部屋からなるキャビンの料金を、今年は4泊でRM 3300に値上げました。昨年はRM 2332でした。1部屋キャビンのパッケージは昨年RM 1048だったのですが、今年はRM 2499です。 Damai Rainforest resort 会社は新聞社の質問に答えようとしません。

サラワク州観光会議は、参加者の費用をできるだけ抑えようとしてる、入場料は1日RM 90と適当な価格です、と主張しています。サラワク州経済開発公社は、Damai に複数の宿泊施設を擁しています: Permai Rainforest Resort以外に公共の土地にあるのは、Damai beach Resort, Damai Puri Resortです。これら5星ホテルは1泊当たりの部屋料金はRM 640です。 このあたりでは適度な価格の宿泊施設が不足しています。半島部からの参加者は4日間の宿泊費としてRM 1000は必要です、外国へ行ったほうが安いということになります。

( Intraasia 注:多分英語メディアが中心でしょう、この世界音楽祭はかなり高評価されているみたいですね。その点は別にしてこんな高価ではとても気楽に参加できないのは確かでしょう)

【ボリウッドミュージカルがやって来る】
インドのムンバイからボリウッドミュージカル劇団がマレーシア公演 ”ボリウッドの商人”を7月14日から26日まで行います。これは5年に渡る国際公演を行ってきた同劇団のアジアで初で唯一の公演です。 会場はクアラルンプールにある国立劇場 Istana Budaya で、入場料はRM 70-500 です。 www.ticketpro.com.my

【プドゥラヤバスターミナルの3段階に渡る改造工事】
クアラルンプールのプドゥラヤバスターミナルビルは築30年を超しています。このプドゥラヤバスターミナルは市内近郊バスに転換させるべく改良改装工事の計画が発表されています。ビルのオーナーであるUDAHoliding会社に寄れば、総工費RM 3100万の内政府がRM 2500万を拠出して、より良く快適な施設にする計画です。工事は短期中期長期に分かれた3段階に渡って行われます。

その短期改装は来年の11月に完成予定です。「短期的改良には、防火システムとPlaza Rakyatの高架鉄道駅までの歩道の設置、トイレの改良、待合場の向上などがあります。タクシーのクーポンシステムを導入します。」 「中期的改良では、エレベータ、切符カウンターの設置、4階をフードコートに改造するなどです。」 いずれ  HOtel Puduraya の運営をUDAHoliding会社が引き継ぐことにもなります。

( Intraasia 注:混雑とたちの悪い切符ダフ屋の存在で知られた、マレーシアで最大のバスターミナルが大きく変身する青写真はできたようです。あとはこれをどのように展開していくかです、次いできちんと運営していくことが必須ですね。 現在のプドゥラヤは90年前半のそれに比べれば、かなりモダンになり明るく排気装置も備わっています。それでも首都クアラルンプールの最大バスターミナルとしては不充分であり且つ客引きと違法行為が依然として横行しています。)

【クアラルンプール市庁の交通違反切符の記録を道路交通庁に送付する】
クアラルンプール市庁は道路交通に関して発行した罰金切符を、今後は道路交通庁に送付することにしました。取締り部の副長官が語るに、「最近プドゥラヤ周辺などで行った取締りにおいて、バス会社は市庁の罰金を気にしてないようだ、そこで我々は罰金記録を道路交通庁に送ることにする。バスの運行免許も取り消しになりかねません。」 この取締りでは57枚の違反切符が発行されました、それぞれRM 300の罰金になります。

クアラルンプール市庁は道路交通に関して発行した罰金切符は今年5ヶ月間で40万枚になります。 市庁はプドゥラヤターミナル横の歩道に柵を設けて、車の駐車などを防ぐことで道路渋滞の要因を減らしました。プドゥラヤに市庁の係官が9時から24時まで交代で見回りに駐在することを始めました。

( Intraasia 注:40万枚も発行された?この数字間違いじゃないでしょうね。ところで確かにプドゥラヤ周りのバスとタクシーの気まま停車は最近減っていますね。)

【ペナン訪問年のイベントは客が少なかった】
ペナン州訪問年 2010年-12年 キャンペーンの開始を告げる、ペナン州の1ヶ月に渡る祝祭が始まりました。その初日である7月1日夜ジョージタウンのEsplanade でイベントがあり、州文化会議やTemple of Fine arts などのメンバーがそれぞれ民族芸能を披露しました。用意した1000席の椅子は約40%しか埋まりませんでした。演説した州首相は、「ペナン空港経由でペナン州を訪れた外国人は、5月までに16万4千人になります。」 州政府は引き続きイベントを開催していくとのことです。

( Intraasia 注:来年の訪問年の名目ではいくらなんでも早すぎないの? と思いますな。)

【円とリンギット との両替率、 株価指数】
1万円を銀行で両替すると RM 363.2 を入手します。  
クアラルンプール証券取引所の KL株価指数は 1072 で市場を終えました。

7月3日の記事

【今年の外国からの直接投資額は半減する見込み】
(通産省の翼下にある)マレーシア工業開発庁が国際貿易と工業報告書2008年を発表する際に明らかにしたところでは、今年受ける外国からの直接投資は昨年の額 RM 461億の半分ほどに減る見込みです。今年5ヶ月間で庁が承認した、外国からの直接投資額はRM 42億に過ぎませんでした。

マレーシアにおける投資の状況 -マレーシア工業開発庁の統計
プロジェクトの承認数: 2008年919件、 2007年 949件
総投資額 :2008年 RM 628億、 2007年RM 599億
外国からの総投資額:2008年 RM 461億 (73.4%)、 2007年RM 334億(55.7%)
国内からの総投資額:2008年 RM 167億 (26.6%)、 2007年RM 266億(44.3%)

通産大臣は、「マレーシアは中期的に見れば引き続き投資をひきつけることになります。2009年は10の貿易と投資代表団が計画されています。 マレーシアは2010年までに関税を下げることを約束しており、これ輸出と投資を奨励することになるでしょう。」 魚やパームオイル製品や鉱物など2100品目で2010年1月までに関税ゼロ化が約束されています。「 米と米製品の関税は現行の40%を20%に減らすことになるでしょう。」

【英仏海峡を泳ぎ渡ろうとしたマレー少女は途中で挫折】
17歳のマレー少女が英仏海峡を泳いで横断に挑戦しました。困難な状況の中13時間弱の水泳の結果、海峡の中間地点あたりで横断をあきらめました。英仏海峡水泳と操船連合のメンバーは彼女を誉めて、「初めて冷たい水の海で泳ぎながら13時間も続いた。非常に意志が強い。」 

【サバ州鉄道の改良工事は遅延している】
サバ州立鉄道を改良するプロジェクトは当初昨年8月に終わるはずでしたが、技術的な問題で遅延しています。改良する134kmの線路において、とりわけbaufort- pangi 区間では線路を移す作業に技術的に支障が出ています。これは土地が十分でないことです。また petagas 地区でも線路架設に土地の問題がでています。

2005年11月に開始された改良工事では 60ポンドの線路を80ポンドの線路に変更します、80ポンド線路はマレー鉄道が使用しているものと同じです。さらに 10の駅を新設し、3つの駅を改良します。プロジェクトではさらに新しくディーゼル機関車を購入します:2機が客車用、2機が貨物用です。そしてマラヤ鉄道から改装した3台の客車も得ます。 こうした新規編成によって、乗客数を現行の1列車あたり100人から210人に増やせることになります。 現在工事のため Tanjung Aru - Papar 間は運休中で、Papar -Tenom 間だけで運行しています。

【ケニール湖の巨大魚に報奨金を出す州政府】
トレンガヌ州奥地にある Kenyir 湖の魚に懸賞金をかけることをトレンガヌ州が発表しました。州政府はKenyir 湖での魚釣り禁止を7月2日から8月15日まで解禁すると決めました。 魚種の Arapaima gigas を生きた状態で釣った人には報奨金RM 1万をあげますと、州首相。Kenyir 湖開発公団が釣り人に許可証を発行しますが、他種の魚は逃がすことが条件になります。

この巨大魚は外来種とのことで、Kenyir 湖の魚生態に悪影響を与えることが懸念されています。州政府は受け取ったArapaima gigas をクママン動物園に移す意向です。

【ケダー州の連合から脱退を表明した行動党のいい分】
ケダー州の州政府を構成する連合から、ケダー州行動党が脱退すると決めたことに関して、党の書記長でペナン州首相は説明する、「PAS党主体の州政府が行動党を考慮していないからだ。ケダー州と違ってペナン州では(少数党の)PASにも考慮を払っています。ケダー州のPakatan Rakyat(野党連合)が州民を平等に扱っていないことから、ケダー州行動党は問題を心配していた。」
Pakatan Rakyat(野党連合)側のその他の指導者陣は、急いでこのできごとを大きくしないような発言をしました。

7月2日の記事

【所得税の還付者数】
内国収入庁(いわゆる税務署のこと)は、今年の所得確定申告において、6月末時点で32万3千人に税金を還付した、総合計RM 31億になると、明らかにしました。2008年は税金還付を受けた人は55万9千人、2007年は40万人でした。 今年6月末時点で所得の確定申告を内国税務庁のサイトでインターネットを通して行ったウェッブ申告者は 152万人弱でした。この人数は2008年の115万により31%も増えました。

長官は語る、「電子申告は還付を早く受けられるはずです。 ウェッブ申告者の70%が還付を受けました。 450万人の納税対象の可能性を持った人たちの内で 75%-80%ぐらいが所得を申告しました。」 「還付を受けられるはずの人でまだ庁からの小切手を受け取ったいない人は、まもなく受け取るはずです。 また還付のためにさらに情報の必要なケースもあります。その場合は期間が長くかかるでしょう」

( Intraasia 注:おかしいなあ、これまでの情報や記事では最終的に税金を納めている人は100何十万人と報道されてきました。ということは申告した半分ぐらいの割合が還付を受けることで実質納税ゼロ、または申告はするが課税最低所得額未満なので税金納めなくてよい人たち、になると考えられますね。 ウエッブ申告は確かに便利ですね、Intraasia も昨年から利用しています。微額の還付も受けたけどとっくに使ってしまいました。 マレーシアの個人所得確定申告では、通常申告方式、ウエッブ申告方式に関わらずなんら証拠書類やレシート類を添付する必要はありません。つまり書式に記入するだけなのです。注意書きとして、証拠書類やレシート類は保存しておく義務があると書いてあります。よって申告審査のほとんどは、申告書式上だけにおいておこなわれるわけです)

【シンガポール -スバン空港路線が復活】
11年ぶりにスバン空港とシンガポール間の空路が再開しました。シンガポールを発った FireFly の1番機が1日 Subang 空港に着陸したことで、1998年以来の路線が復活したことになります。FireFlyは日に3便、今月半ばから4便に増やします。 スバン空港第3ターミナルは大きな改造が行われて、現在はSkypark Subang Terminal と名称変えしました。

またシンガポールの航空会社である Jet Star が シンガポール-ペナン間の路線を同社として初めてオープンしました。シンガポール-ペナン間の空路は、1週間に42便が現在飛んでいます。内14便を Silk Air が占め、次いで Malaysia Airlines, Air Asia などが運行しています。州首相は語る、「政府は来年3月までに週に84便まで増やすことを許可しています」

これとは別に、運輸大臣は格安航空AirAsia が日本、韓国、シドニーへの路線を開始することに関して、記者団に語る、「運輸省が許可する際に考慮する2,3に要因があります。これらはマレーシア航空が路線を持っている既存の空路です。現行の乗客の充足率、市場の可能性、どう発展させていくか、を考慮しなければならない、それから決定をいたします。最終的にはAirAsia がいつ開始するかを決めることになるでしょう。」  AirAsia は台北との路線を1日から開始しました。

( Intraasia 注:マレーシアって相変わらずシンガポールとの関係強化が好きな国ですな、といつもあきれます。タイ、インドネシア、ベトナムなど他の東南アジアとの関係をもっと強めればいいのにと、Intraasia はいつも思いますな。ところで、政府はまだ日本路線にOKを出していないのですか? 中国はいうまでもなく、台湾、香港まで飛んでいる AirAsia Xはいつになったら日本行きを開始するのだろう。早くしてほしいものです)

【マレーシアメガセールスカーニバル】
観光省の掛け声で年一度の全国的に行われる、マレーシアメガセールスカーニバルは今週11日にナジブ首相の妻がクアラルンプールのショッピングセンターでの式典に出席して開始されます。終わりは8月31日です。この開始式典には、観光省がオーストラリア、英国、中国、日本、イラン、サウジアラビア、韓国、シンガポールなどから54人のジャーナリストを招待しています。 

各州ではそれぞれメガセールスカーニバルの開始式典を行います: ペナン 8日、クランタン州 10日、サバ州 11日、ジョーホール州 18日、
期間中の毎週金曜と土曜日には、クアラルンプールのブキットビンタン街で、中東の音楽とパフォーマンスを行うとのことです: マレーシア、あなたのショッピングオアシス

【ケダー州でPakatan Rakyat(野党連合)州政府が崩壊か?】
Pakatan Rakyat(野党連合)側のPAS党主体の政府であるケダー州で、州都アロースター市内にある、違法な豚肉解体場を市当局が取り壊しました。この豚肉解体場は公の土地ですでに30年ほど活動していました。Pakatan Rakyat(野党連合)側の行動党はこの取り壊しに反発して言う、「州政府は市当局の取り壊しを停める権限がある。その間にケダー州豚肉取引業者協会が代替地を探す時間ができるのです。」 

この取り壊しが引き金になって、ケダー州行動党は連合州政府から脱退すると声明しました。「これはケダー州行動党の決定であり、最終的には全国本部が決めます。」 ケダー州議会に行動党は1議席保有しています。 「州政府はケダー州州民を平等に扱っていない。」

( Intraasia 注:華語紙は一面で大きくこの件を扱っています。豚肉は華人食生活に欠かせないこともあって、どこの州でも養豚場と豚肉解体場が多かれ少なかれ問題になってきました。要するに市当局が華人業者・団体の意向を無視して強硬に取り壊してしまったので、華人主体の政党である行動党は非常に怒りを表明したということのようです。)

7月1日の記事

【上場企業のブミプトラ資本比率30% 保持を放棄する】
(1971年に導入された新経済政策、その核がいわゆるブミプトラ政策、によって、クアラルンプール株式市場の上場企業は一般に、ブミプトラ資本が最低30%必要であるという規定が1971年以来あります。なお非上場会社の場合は適用されません)
ナジブ首相は政府の経済政策の刷新を発表する中で、このブミプトラ資本30% 条件をほぼ撤廃する方針を明らかにしました。「新しい経済モデルが必要です。外国投資委員会は実質的にはもう存在しなくなります、なぜなら委員会はその目的を達成できなかったからです。」 首相はさらに、ブミプトラのために戦略的投資を行うために民間資本ファンドである Ekutinas(Ekuiti Nasinal 会社) を設置することを発表しました。

・どんなマレーシア企業も株式市場に上場する場合は、新規株式公開の50%をブミプトラ投資家に提供するようにしなければならない。このブミプトラ用の比率を全株式の面から計算すると、総発行株の12.5%になります。(株式市場に出回る株式比率は総発行数の最低25%が必要である)
・資格を持った主要なファンド運営会社がマレーシアに法人を設立する場合、100%の自己資本つまり外国資本も認めます
・現在すでにある証券会社における外国資本株の最大割合を 49%から70%に引き上げる
・マレーシアの会社であれ外国の会社であれ合併と買収に関することで、今後は外国投資委員会の承認を得る必要はない
・株式市場に上場している会社に 30%のブミプトラ資本比率の維持をこれまで義務つけてきたが、これを撤廃する
・価値RM 2000万以上の不動産でブミプトラ所有、政府所有を減らす方向での不動産取引を除いた、その他不動産取引は全て外国投資委員会の承認を得る必要はない。

ナジブ首相の演説から
新しい経済モデルの必要性を説明して、「2つの理由からです。1つは、新経済政策の導入してから東南アジアと世界の経済環境が変化したこと。2つは、外国投資委員会は期待した結果を生まなかった、ブミプトラの資本参加率はこの19年間ほとんど変わっていない。」  「ブミプトラの資本参加率30%の義務付けに投資家は不満を持ってきた。これまで外国投資委員会が上場予定企業に対してブミプトラに30%を割り当てるようにしても、多くのブミプトラ保有者はすぐに株式を売ってしまっていた。我々は調査した。多くのブミプトラ資本が消えていました、1984年から2005年までの間に株式 540億をブミプトラに割り当てたが、その後現在までブミプトラに維持されているのはRM 20億に過ぎない。」 

「そこで外国投資委員会を廃止して、Ekuiti Nasinal 会社を設けます。この会社は可能性を持ったブミプトラ起業家が大きな起業家になるべく手助けすることに焦点を絞った民間のベンチャー資本です。」 「Ekuiti Nasinal 会社は当初資本 RM 5億で発足します。「 「この刷新した経済政策は平等な政策です。お互いに益を得る状況を生み出すという指針です。 ブミプトラが株式資本の30%を所有できるようにするという、全体的なマクロの目標は維持しています。」

関連事項
外国人が住居建築を購入できる物件の最低価格はRM 25万です。今後もこれを維持するとのことです。また商業建築物の場合、外国人が購入できる最低価格を2010年1月からRM 50万にするとのことです

( Intraasia 注:マレーシアがこの30数年間基本的政策としてきた、上場企業はブミプトラ資本30%という命題が、限りなく薄まるという、今後見逃せない影響を生み出すであろう政策変更です。他にも今回自由化または緩和化されたことによって、今後マレーシアの資本市場に変化が生まれてくることになるでしょう。)

【交通事故死者は増えている】
道路安全庁の統計では、去年交通事故で死亡した人の数は6527人でした、つまり1日当たり18人の死者です。2007年は6282人でした。
クアラルンプールに隣接するペタリンジャヤ市では21000件の交通事故届出で、死者は124人でした。事故の半分近くが 10の道路に集中しています。ダマンサラープチョンハイウエーが最多の事故場所で、全体の30%を占めますす、2番目が連邦ハイウエーで、20%です。

( Intraasia 注:人口2700万人の国で、この数はやはり多いと言えますね。道路デザインが悪いという、専門家の指摘もありますが、バイク、自動車、トラック、どれも強引な運転が目立つからこそ、この数になってしまいますね。)

【タイピン動物側のいい分】
野生動物と国立公園庁がタイピン動物園に飼われていた、出自不明のオランウータンの赤ん坊2匹を没収した件で、動物園長は、匿名の人がこの2匹を置いていった、我我は社会的責任としてこの2匹を引き取った、と語りました。

【ペナン州政府を非難する、インド人活動家グループ】
ペナン州インド人(タミール人)の州内で最も古い居住地区である Kampung Buah Pala を民間デベロッパーが再開発することが争点になっています。先月終わり、連邦裁判所が地主側に有利な判決を支持する決定をしましたので、村人300人ほどが強制立ち退きさせられることになっています。行動党書記長でもある州首相は、Kampong の立ち退きを支持しているわけではない、行動はデベロッパーが裁判所の決定に基づいて行うものだと、語りました。

一方インド人の非政党グループである、ヒンズー教徒の権利行動の力(Hindraf) は、Pakatan Rakyat(野党連合)側が握るペナン州政府は、その選挙公約に反してその再開発を黙認しており、積極的な反対行動を行っていないと批判しています。そこでHindraf のメンバーと20人ほどと村人30人ほどが、州行政ビルであるKomtarを訪れて、州首相宛てに抗議書を渡そうとしました。 州首相は反駁する、「Hindraf は州政府に、連邦裁判所の決定に反して行動するように要求している。これは州政府として行えない。Hindrafの無責任な行動を遺憾に思う。」

一方スランゴール州のペタリンジャヤにある行動党の本部をHindrafの活動家らが訪れて抗議を行いました。 国によって禁止団体に指定されている、ヒンズー教徒の権利行動の力(Hindraf) の議長は、行動党と公正党主体のペナン州政府に対して、州内のインド人のために力を尽くしていないと批判しています。Kampung Buah Palaはタミール人の遺産に値する村だと主張されており、2008年3月に村の土地が州から協同組合に移転された際に不正があったと訴えています。議長は言う、「村人は賠償を求めているのではなく、引き続きその村に住んで、先祖伝来の稼業を続けたいだけです。」

( Intraasia 注:都市部で再開発が計画されると、いつもその地に長年住んでいる居住民らから反対が出ます、これは当然でしょう。その対象民の少なからずがインド人であるのは、インド人の都市居住地がそういう周辺地や近郊地に偏りがちであるということを映しているともいえます。州政府を握るまでは、伝統的な反対政党であった行動党に、インド人下層大衆からの支持が強いといわれるHidraf が挑戦するというこれまでになかった、状況です)

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