【雨後の竹の子のごとく増えた手足つぼマッサージ店】 ペタリンジャヤとクアラルンプールでは手足のつぼマッサージ店がこの数年非常に増えました。とりわけ最近手足のつぼマッサージ店は雨後の竹の子のごとく増えています、その典型はkepong地区と Kota Kotadamansara 地区です。驚く事実はこういった手足のつぼマッサージ店の多くが提供している”特別サービス”にあるのです。
手足のつぼマッサージ店の多くは 11時ごろから翌朝4時ごろまで営業しています。 Kota Kotadamansara 地区では手足のつぼマッサージ店は新しいビジネス中心地にまで進出しています。新聞社の女性記者が、怪しげな手足のつぼマッサージ店を訪れてマッサージを受けたいと言ったら、丁寧に断られました。女性客には向いていないとの理由でした。
【食糧援助がようやくプナン族に届いた】 サラワク州奥地に住む少数先住民族のプナン族の内、long Lidem Long Kajang, long Abit 地方に暮らす人たちが食料不足に面しています。Bintul から林道を12時間以上走行してたどり着く僻地です。そこで食料援助努力が行われていましたが、奥地の林道などでは川に架かった橋の撤去などもあって、運搬に支障を来たしていました。 最終的に3日間の苦労の末、種種の品からなる10トンの食料品が、この僻地の民 1500人ほどに届けられました。 四輪駆動車6台、材木運搬用トラックなどが使われました。
【ナショナルデーの祝祭式典は国会議事堂敷地内で行う】 今年のナショナルデー(独立記念日)の式典は、国会議事堂の敷地内で開催することになりました。これは(1957年のマラヤ連邦)独立以来初めてのことです。これを発表した情報・コミュニケーション・文化大臣は語る、「式典は(例年より)規模小さく行います。国会議事堂の敷地内で開催する理由の一つは、インフルエンザA型(H1N1)の感染を防ぐためです。 多くの親や教育者や教育省も子供たちに公共祝祭イベントに参加しないようにと勧めています。」 「開催場所を (先に発表されていた) Bukit Jalil 国立競技場から 国会敷地内に変更したのはラマダン月であることを考慮したからです。従って祝典は穏やかな規模です。敷地の狭さから、重要なプログラムだけを行います。一般国民はこのことを理解してくれるでしょう。 国民は祝典をテレビで楽しめます。」
今年はパレードが行われません。祝典参加者の7千人が Bank Negara 前のロータリーから国会議事堂敷地まで、独立精神を込めて行進することになります。 祝典の開始は午前8時で、ナジブ首相ら政府首脳とマハティール元首相、アブドゥラ前首相らが出席します。 国王の挨拶、 一つのマレーシア精神を現した歌の披露、独立宣誓の表明などが予定されています。空軍のジェット機が上空で航空ショーを行います。「 マレーシア国民が国旗を掲げるように奨励します。」
【トンカットアリがインフルエンザA型(H1N1)ウイルスを遠ざけることに役立つ、とうそぶく人たちがいる】 マレー民間伝統ハーブ薬の Tongkat Ali が人の免疫システムを高めると風潮している、街頭の販売人がいるとのことで、巷にはそれを信じる人もいるそうです。そうしてTongkat Ali の販売に貢献させようとしています。 ジョーホール州の保健委員会の議長である医師は言う、「そうした主張を信じないようにしてください。Tongkat Ali は人がインフルエンザA型(H1N1)ウイルスにかからないように役立つことはありません。 Tongkat Ali は男性の性機能を高めるはずと推定されているだけですから。」
【ヒンズー教徒の祝祭】 国内のヒンズー教徒は23日 その神の1つ Ganesha (象の形の神)の生誕を記念する Vinyagar Sathurthi を祝いました。クアラルンプール郊外のkampung Sungai Kayu Ara にあるSri Maha Mariamman 寺院を朝出発した信者の行進は、長さ80Km にも及ぶ国内最長の行進になりました。ヒンズー教神を飾った運搬車 213台 を連ねて信者は行進し、バトゥ洞窟などを経由して元の寺院に戻りました
【子供の人身売買の存在を訴える非政府組織】 マレーシアにおける児童の人身売買に関して、非政府組織 Rumah NurSalam の相談役がメディアフォーラムで証言する、「2007年に反人身売買法が施行されてから、自動人身売買に関連して逮捕された15人件の内で、1人として起訴されたものがいません。Imigresenや海洋当局や税関や警察の係官は、年若い被害者に対応する訓練を受けていません。被害者の中には通常の違法入国者として扱かわれて本国送還されている場合もありますます。」
【ブキットビンタン街の中心交差点が ”シブヤ交差点”方式を取り入れた】 クアラルンプールのブキットビンタン街にあるショッピングビル Lot 10 が改装工事を始めました。まず10月には新しい外見がお目見えします。そのLot 10前に位置する交差点、つまりJalan Bukit Bintang と Jalan Sultan Ismail が交差する 、がマレーシア版 ”シブヤ 交差点” になりました。これは日本の有名なスクランブル交差点にヒントをえたものです。スクランブル交差点ではどの方向の道路も赤信号となって車はしばらく停止します、その間に歩行者が交差点を横断できます。
Lot 10 の経営陣がクアラルンプール市庁に、シブヤ交差点方式を提案しました。そして最近承認されたことで、交差点の信号機に変更が加えられ、対角線横断が取り入れられました。 経営陣の1人は説明する、「シブヤ交差点方式はより歩行者と買い物客に優しいのです。交差点での自動車停止時間は実際の渋谷ほど長くはありません、16秒ほどです。」
「これまではファンションはハブであったLot 10を、若者と都会人にアピールする全く違ったイメージに変えます。Lot 10は1990年に完成して、今年で19周年です。多くのブランドを持ち込んだ最初のショッピングセンターだと人は覚えています。その後何年もたつうちにブキットビンタン街のダイナミックさは変化しました。より多くの観光客が訪れてきます。そこで変化する時が来たのです。」 「これまで駐車場であった屋上も大きく変わり、街の中の森の概念を取り入れます。 バンサにあって閉鎖された Actor Studio がLot 10 にオープンします。」 「地下には27のレストランがテナント入居します。 Isetan もスーパーマーケットのスタイルを変更します」 などと経営陣の1人は今後の改装のトピックスを説明する。
【Utusan Malaysia 紙が華語紙を反批判したとのこと】 マレーシア語紙Utsan Malaysia は、(マレーシア語出版社の)Burita Publishingの 編集局長が情報省に対して華語新聞を監視するようにとの発言を引用して主張する、華語紙はその性格として熱狂的民族主義の記事を掲載している、と。 その人物は主張する、「Utusan Malaysia がマレー民族の権利のために戦っていることで民族差別的な新聞であると、決め付けるのは公正ではない。いうまでもなく、Utusan Malaysia はマレー人の権利に向かって戦っています、なぜならマレー人の所有する新聞だからです。問題は華語新聞も同じことをしているのではないか、ということです。 情報省は華語新聞の内容をマレーシア語か英語に訳する努力をすべきです。」
乗客全体でTouch n GO カードの使用率は約10%です。 乗客のカード使用率を高め、もっと効果的にするべく、Papid KL はTouch n GO 用の新しい自動改札機械を導入します。KelanaJaya 線 23駅あるうち10駅は利用者数が多いので、新機械を設置することに決め、これまでに 46機がすでに設置されました。「この自動改札機は100%マレーシア製です。」 「自動改札機の1分間の通過可能人数は40人です、従来型では30人-35人でした。
( Intraasia 注:あの自動改札機はむしろ、改札装置を取り付けた機と呼んだほうがふさわしい。Touch n GOカードの反応が鈍いのか読み取り機能が悪いのか、ミスタッチが時々起こります、さらに悪いことにいくら残金あるかの表示が見えない位置にある改札機もあります。改良して欲しいなと、前々から思っていました)
【ペナン島の古いインド人村の立ち退きを巡る交渉はまた延期された】 ペナン島で最も古いインド人入植地といわれる、インド人村 Kampung Buah Pala の土地売却と立ち退きを巡って、立ち退き拒否または条件を付けて抵抗している村人、土地を前州政府時代に購入したデベロッパー、現州政府、村人の支持者グループが互いに主張しあってこの数ヶ月もめています。
【11階から落ちたベトナム人女性容疑者は助かった】 ペナン島ジョージタウンの River 通りにある、アパートを警察が夜間手入れを行いました。その際売春活動をしていたと見られるベトナム人女性3人が逃れようとして11階から落ちました。その内の1人、25歳はゴミ箱の上に墜落してペナン病院に収容されました、各所を骨折したものの容態は安定しているとのことです。 警察はアパート外壁を伝わって逃れようとして30メートル下に墜落死亡した2人の女性の持ち物からセックス興奮剤を見つけました。
【ポートクラン自由貿易区域プロジェクトの大きな疑惑を明らかにした調査書】 (この数ヶ月政界と社会で問題となっている)ポートクラン自由貿易区域プロジェクトの巨大赤字と乱脈経理の実態を法的且つ経理的観点から調査していた、特別調査班の「ポートクラン自由貿易区域特別調査報告書」370ページ、が運輸大臣とポートクラン委員会の議長にそれぞれ手渡されました。その報告書の中で明らかにされている中で例えば、ポートクラン自由貿易区域の主デベロッパーである Kuala Dimensi会社が過剰に請求していたか、根拠なく請求したか、不正を行った可能性もある、ことがわかりました。
Kuala Demensi会社を保有する持ち株会社の実質的所有者であり、この2つの会社の最高経営責任者を務める人物(華人)は、サラワク州のBarisan Nasional(与党連合)側地元華人政党の幹部であり且つサラワク州選出国会議員です。 この2つの会社の副最高経営責任者を務める人物(マレー人)は、半島部のUMNO支部幹部です。
Barisan Nasional(与党連合)側の馬華公會(MCA)の幹部は言う、「我々は法律によって治められており、民族や宗教を基にした感情によってではないのです。シャリア法はムスリムだけに適用される。非ムスリムは独自の民法と刑法があります。よって非ムスリムはなんら制限なくアルコール類を買えると定めてあります。」
これに対して州内の華人界からは強い批判の声がでています。Barisan Nasional(与党連合)側の州馬華公會(MCA)幹部は反論する、「州PAS党代表がそういったアルコール類販売一切禁止を提案する権利はない。自民族ばかりのことを考え他の民族の権利を考慮していません。スランゴール州の非ムスリムはPAS党の提案に必ずや反対するでしょう。」 Barisan Nasional(与党連合)側のインド人会議党の青年部は言う、「PAS党が極端主義を実践していることを、彼の発言は示している。」