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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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12月31日のマレーシア記事

【ペナンの世界遺産地区を守れというNGOの主張は多数派の支持を得られていない】
ユネスコの世界遺産地にも指定された、ペナン州ジョージタウンの一画である歴史的地区では、現在 70棟ほどの建物が修理または修復中です。「しかしその内の80%は当局から何の許可も得ておらず、遺産指針に沿ったものではない。」 と NGO組織である文化遺産諮問グループが主張しています。「我々はこの点を州首相に指摘した。 ペナン自治体の検査部は修復ビルに対して、指針に沿ってない通知書を出し続けています。 取締官が行動するときになったら、もう遅いと言うでしょう。我々は遺産を失っているのです。」

「ビルの所有者はあらゆる建物規則を破り、指針には一瞥もしません。州首相は、この件では政治的絡みが多すぎて行動はとりません。だから我々はマスコミに訴えます。我が組織は法的な権限を持っていません」

( Intraasia 注:そもそもジョージタウンの一画が本当に世界遺産に値するのか、ということを含めて、ユネスコの指定申請に消極的な人たちがあったのは事実のようです。一部の遺産保護グループが主張しているのとは違って、本当に遺産指定を評価している人たちは多くない、無関心、金儲けにつながらない、などという反応があることが、これまでのいろんな報道でわかります。 圧倒的多数の住民とビルオーナーが遺産価値を認めているといえないからこそ、勝手に改造したり、ツバメ養殖の巣にしたりするのです。 NGOグループの、我々が遺産を守るんだという 自負も結構だけど、世論を得ようとしてもできない、限界もあるように思えますね)

【花火打ち上げに加わるペナンのショッピングセンター】

大晦日のペナンでは多くの人が集まって新年到来を祝う、 Esolanade, Gurney Drive, Queens Bay Mall, Auto-city Juru には十分な警察官、自衛警団員を配置する意向です。さらには機動隊も待機させます。
ペナン州のショッピングセンターでは大晦日の深夜花火を打ち上げるところがいくつかあります。その内 Queens bay Mall は10分間の音楽付き花火です、Sunway Carnival Mall も花火打ち上げに加わります。Gurney Plaza は2千個の風船を放つとのことです。

【高架電車 Kelana jaya 路線に4輌編成車が3本だけ登場】
クアラルンプール圏を走行する高架電車 Kelana jaya 路線に新しく 4輌編成の 電車が3本登場しました。1編成の乗客定員は800人となっており、混んだ状態では1000人弱の収容とのことです。高架電車 Kelana jaya 路線は現在 35本の電車が日に17万人を運んでいます。 親会社である SPNB(経済省翼下の会社)によれば、35本の4輌編成電車がすでに注文されています、総額RM 15億です。 今後少しづつマレーシアに配達され、終わるのは2011年4月とのことです。現行の2輌編成車は今後も使われますが、改良されるとのことです。

4輌編成電車はカナダのBombardier Tranportation 社の無人運転車輌です。カナダで設計され、組み立てはメキシコとマレーシアで行われ、マレーシア分は約35%を占めます。新型車両の特長には、車椅子の人も乗車できる、耳の不自由者用に音の出るライトが装備され、緊急用に跳ね上がり窓になっています。新車両は技術が向上しており、乗り心地のよさを感じるでしょう、遅延などが減るでしょうと、SPNB社は語る

高架電車のAmpng 路線はまだ余裕が30%ほどあるので、新型車両にはなりません。

【タイ深南部では終わりの見えない爆弾テロが続く】
タイ深南部では、不穏化の糸口になった2004年1月のできごと6周年を前にして、警備を強めています。 しかしパッタニー県の道路では治安部隊名の乗った走行中のトラックが何者かに狙われて爆弾が炸裂し、大破して2名が死亡、3名が重体となりました。 最近タイ政府は深南部でのバイクと自動車全てにバーコード登録することを決めて実施しています。

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI】
1万円を銀行で両替するとRM 367.9 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1271 で市場を終えました。

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12月30日のマレーシア記事

【大晦日のイベント準備が行われている】
クアラルンプールの独立広場では大晦日の夜、 ”Ambang 2010” とテーマした大晦日コンサート兼新年カウントダウンの催しが行われます。主催は AmBank グループでクアラルンプール市庁の後援です。同銀行はこれが5回目の開催だそうです。出演するアーティストは Ella, Search, Bunkface, Hujan などです。クアラルンプール市庁オーケストラ楽団が演奏し、市庁のダンス一座が踊ります。他に子供グループのタミール歌謡やダンスも披露されます。 新年を期して花火が打ち上げられます。 このイベントの模様は公営のTV2 で中継予定です。

尚市内の高架電車とモノレールは終発を遅らせて運行します。
大晦日夜の新年カウンとダウンイベントが行われる場所の例:ペタリンジャヤのMtiara Damansara、I Utama ショッピングセンター、 Puchong の IOI Boulvard, シャーラムの i-Cityなど 。ブキットビンタン街のスンガイワンでは地元だけでなく台湾や香港の歌手を含めた華人歌手ら中心の無料コンサートが開かれます、もちろんブキットビンタンとスルタンイスマイル通りの交差点を中心にして、その一帯は車両通行止めになり、(例年の大騒ぎ)路上パーティーが発生するでしょう。

( Intraasia 注:昨年の大晦日は確かイスラム教の祝日にあたったため、大晦日のはでなイベントは大幅に縮小されましたね。今年は例年通り、クアラルンプール圏では人々がたくさん集まる主要場所で、それぞれ大晦日のイベントまたは路上パーティーが行われ、花火も数箇所で打ち上げられるようです。独立広場はその場所柄かなり公的な雰囲気を持ったイベントです。新聞がクアラルンプール圏版なので他都市の情報が載ってないことをご了承ください )

【全国レベルでのクリスマスオープンハウス】
全国レベルでのクリスマスオープンハウスが、コタキナバルで開催されました。夕方サバ州元首がイベントの開始を告げ、ナジブ首相、州首相も出席しました。

長距離バス運転手の給料と勤務時間】
南北縦断ハイウエーで深夜のダブルデッカー長距離バスが事故を起こして、乗客10人が死亡した事故は既報の通りです。 全マレーシアバス運営者協会と運輸労働者組合は主張する、運転手は十分に給料をもらっていない、受ける訓練が不充分であり、過剰労働です、と。 トラック運送の運転手の場合、月にRM 4千から5千稼ぎますが、経験5年のバス運転手の場合は 手当を含んで月RM 2千から3千の稼ぎです。低い給料のため長時間労働をしがちですと、組合書記長は説明する、「組合組織を認めるバス会社で働く運転手 約4千人に対して非組合加入の運転手は2千人ほどいると推測しています。」

【ハイウエー走行するダブルデッカーバスへの疑問】
ダブルデッカー車両の長距離バスが増えていることに関して、マレーシア消費者組合連合は疑問を呈しています。連合は主張する、「マレーシア道路安全研究所はダブルデッカー車両でハイウエーを走行する安全性を調査すべきです。」 マレーシア道路安全研究所は、バス業界と政府は安全と健康と環境規範に準拠させるという政治的意欲がないと批判します。 

連合の事務局長は言う、「我々は業界の自主規制に頼ることはできません。2006年以来毎年注目すべき事故が起きて人命が失われているからです。」 「運転手は訓練をほとんど受けず、収入増を求めて残業する。そのため乗客の安全がなおざりにされている。」 ダブルデッカーは市内外の短距離に用いられるべきであり、ハイウエーの長距離走行には不向きだという主張もあります。

( Intraasia 注:ダブルデッカーの上部は見晴らしいいことには誰でも同意するでしょう、ただちょっと揺れやすいとも感じます。素人目にはハイウエー走行の際なんとなく不安定に見えますけど、実際はどうなんでしょう?科学的に検査したデータは当然あるはずですよね。Intraasia はしいてダブルデッカーに乗りたいとは思いません、選択があれば普通車両の方を選びますね)

12月29日のマレーシア記事

【コタキナバルの有名な海岸が藻類に襲われている】
コタキナバル中心部に近接したTanjung Aru 海岸は景観もよく訪問者に人気あります。長さ3kmほどのこの海岸がこのところ藻類がたくさん流れ着いて悪臭をはなっています。原因は店舗やレストランや家庭から出されたそのまま汚水といろんな廃液が海に流されたためであろうと推測されています。州首相はコタキナバル市庁に藻類の原因調査を命じました。「その後軽減措置を取って問題解決しなさい。」 市の労働者が海岸へ動員されて掃除を行っています。

Tanjung Aru 海岸は大晦日の夜たくさんの人が海に入って新年の到来を祝う場所でもあるとのことです。

【マラッカの歴史的地区内でアマツバメの巣養殖】

アマツバメの巣養殖業として、マラッカ州ツバメの巣商業組合に登録している業者は約100あります。 その内17の業者は、ユネスコの世界遺産にも指定された歴史的地区の建物で養殖しています。歴史的地区での養殖は今年12月末で許可を取り下げることになっていましたが、州はこの期限の延長を認めました。州の遺産担当委員会が指針を作るまで待つとのことです。「アマツバメの巣養殖は農業省と獣医庁によって規制されています。」 と州幹部は説明する。

マラッカ市市長は語る、「遺産指定地区内で建物をツバメの巣養殖に改造したいという申請にはもう新たな許可は出しません。」マラッカ州ツバメの巣商業組合は語る、「遺跡地区で現在業を営んでいる者には引き続き許可をして欲しい。これはマラッカ市のツバメの数の維持にもなります。アマツバメはマラッカ市にとっては数百年間風物詩だったのです」  マレーシア地元産のアマツバメの巣は1kg RM 1500から5000で取引されているとのことです。

( Intraasia 注:以前から批判してきたように、住宅商業地区の建物をツバメの巣養殖用に改造してしまうのです。ツバメを呼び込む録音のうるささと糞などは極めて迷惑なことです。しかしこの種の経済人の圧力でいろんな市が市内での養殖を認めていますね、。イポーしかり、コタバルしかし、マラッカしかり、ジョージタウンしかりです。金儲けなれば無理が通って道理が引っ込む典型ですな)

【19歳の時行った麻薬取引で死刑判決が下された】
2003年9月、当時19歳であった男性が 大麻622gを取引した罪で逮捕されました。28日シャーラム^高等裁判所でその判決があり、裁判官は死刑を判決しました。「当時被告は21歳未満であったが、麻薬取引の刑は有罪即死刑となっているので、こう判決せざるをえません。」と裁判官は語る。「被告に関する福祉事務所の報告はそれによって被告の刑を免除できないが、被告が恩赦を得る助けにはなる」 とのことです。

報告書では、被告は逮捕時持っていた袋の中身は知らないと主張しており、被告は麻薬摂取者ではないと書いています。裁判官は説明する、「控訴手続がもうないという状態になるまで、刑の執行は行いません。」

【公共集合住宅の分譲 】
国の公共住宅プロジェクト (PPR)とクアラルンプール市庁の公共住宅プロジェクト(DBKL PPR)の下で建設された、公共住宅の分譲価格を最高RM 35000に抑えると、連邦直轄領省長官が明らかにしました。両方の公共住宅の内、合わせて 44000ユニットほどが分譲されます:内訳は国の PPRが 20地域のある計 3万ユニット弱、 クアラルンプール市庁のPPRが 17地域にある計 14000ユニット強です。 クアラルンプール市庁住宅は ユニット価格RM 21,500から35,000の間で販売されます。 優先権は現在賃貸して住んでいる、世帯所得がRM 2500を超えない居住者にあります。 PPR住宅を買うつもりのない居住者が追い出されることはないとのことです。

( Intraasia 注:PPR住宅とはいわば、低所得層向けの中層ビル都営・県営住宅みたいなものです。分譲価格から行ってかなりお徳だと思いますね)

12月28日のマレーシア記事

【タバコの小売最低価格を新年から実施する】
タバコ価格が1月1日から改定されます。 20本入りで一番安いブランドが1箱 RM 6.40となります。 現在20本入りの平均的なブランドではRM 9.30ですが、最安ブランドではRM 4.80 で買えます。保健省は、喫煙者を抑える狙いでタバコ制限法に従って、タバコ小売の最低価格を 1本 RM 0.32に設定しました(よって20本入りがRM 6.40となる)。

保健省大臣はさらに規則に関して説明する、「タバコは”割引き”とか”特別価格とか”特別提供”とか”限定販売”などといった文句では売っていけません。つまり通常の価格より安くなるような示唆を含んだ言葉は使えません。」 「この2つの規則は、子供や青年層にタバコを吸わせない、低所得層がタバコをより入手しにくくするといったことにおいて、欠かせないことです。」  マレーシアが自身で調査した数字に寄れば、タバコの10%値上げは喫煙者の 3.8%減少に結びつくとなっています。

マレーシア消費者組合連合の事務局長は語る、「政府のこの決定は3年遅れだが、歓迎します。しかしながら規則はあるのですが、取締りの欠如に不安がある。」 「禁煙場所で吸っている者がいるし、公官庁では禁煙なのに灰皿が置いてある所があります。」 「タバコ密輸に取り締まり官庁は妥協すべきではありません。」

( Intraasia 注:マレーシアは他の物価に比して、比較的タバコ値段の高い国です。日本はその逆ですな。密輸タバコの流通が盛んであるため、上記のような発言がありますね)

【半島部南部からもマレーシア男性を引き付けるタイ国境の歓楽街】
南部縦断ハイウエーの北端にある、ケダー州北部のBukit kayu Hitam 国境検問所に相対したタイ側の国境検問所はサダオにあります。タイ側検問所を過ぎた一画にある飲食歓楽街は近年益々発展してマレーシア男性を引きつけています。 この一画は男性天国になっており、今やミニハジャイ と見なされています。この種のマレーシア男性の狙いは、RM 200から300を支払って1名のタイ女性をいわば1日妻にすることです。 現在サダオの歓楽街で得られる女性は3種あり、タイ人、ミャンマーか雲南女性、中国女性です。ただ訪問者により好まれるのはその安価さもあってタイ女性です。 中国女性は比較的高くてRM 400から600です。

多くのマレーシア男性が週末や休暇時期に車に乗ってこのサダオの歓楽街を訪れます。半島部中部と南部の男性、未婚である既婚であるに関わらず、もやってきます。ある南部州から来た男性は語る、「多くの既婚男性が数ヶ月に1回仲間を誘って10時間以上もかけて北上してこの地にやって来ます。」

マレーシア側国境検問所とタイ側国境検問所の間(数百メートルある)の間にはマレーシアの免税買い物ビルがあり、さらにゴルフコースもあります。そこでマレーシア人はパスポート検査を受けることなくその施設を訪れることができます。そこでそれを利用してタイ側にまで入ってしまう者もいます。タイ側検問所では車客は降りて入国手続することになっていますが、検問所前は狭く混雑しており且つタイ側官憲の検査態度の緩慢さもあって、それをせずにサダオへ行ってしまうマレーシア人が少なからずいます。しかしこれは違法にタイへの入国となります。 あるマレーシア人男性はタイ官憲に逮捕されて5日間拘束され、罰金RM 3000を支払ったとのことです。

サダオがマレーシア男性に好まれる理由

・(歓楽都市としてマレーシア人に人気の)ハジャイよりマレーシアにもっと近い
・パスポート検査を受けずに入国できてしまう、よってパスポートに証拠が残らない
・マレーシアの携帯電話がローミングでなくそのままで使える、旅行代理店のお世話にならなくても行動できる
・全体に安価である
・商業施設は一半にマレーシア通貨を受け取る
・数カ国出身の女性を選択できる

マレーシア男性は金を払って伴うことができる女性を得ると、24時間の皇帝になった気分になれます。ある男性は夜飛行機でクアラルンプールを発ち、アロースターに着きタクシーで深夜12時ごろ国境に着きました。彼の過ごすメニューはタイマッサージを受け、理髪店という名目の酒場で女を紹介してもらいます。女性はタイ人だけでなく、ミャンマー、ベトナムからも来ています、簡単な福建語会話さえできます、と彼は話す。 「女性連れ出し料金は一様にRM 250から350であり、その女性の身体美と国籍と好みで決まります。 一度女性を選べば、その女性は24時間の臨時妻です、部屋連れ帰る、食事や買い物に連れて行きます。満足すれば、チップとしてRM 100ほど渡します。」

( Intraasia 注:この記事の精度はどの程度か判断は難しいですが、おおよそはこんなところじゃないかなと思います。タイ側国境の歓楽町は他にはスンガイゴロク、べトンもありますが、サダオが一番派手で訪問者が多いですね。何よりも南北ハイウエーに直結しているという交通利便があるからです。要するに半島部の町ではまずできない、女遊びが中流階層人にも十分払える程度の費用でできるということであり、電話しても国内通話なので家人に怪しまれないなどの利点があるということなんでしょう。 一度この種の遊びに取り付かれると足を洗うのは大変ですな。タイで狂うのは別にマレーシア男性だけでなく、バンコクやプーケットなどでは、自分の年の半分以下である若いタイ女性を連れ歩いている西欧男性は5万といますからね。タイと25年ほどの付き合いがあり、タイ語を話しタイ文字が読めるIntraasia にはなんら珍しい話しではありませんが、こういった方面だけを強調するタイ紹介は好きではありません。タイにはそういう一面も確かにある、しかしそれが全てではないということです) 

【インドネシアメイドをホステスに誘い込むならず者グループ】
ペナン州 Bukit Mertajam にあるメイド斡旋所では、その所属のインドネシア人メイド、20歳から32歳、がこの1ヶ月の間に10人以上も失踪しました。そこでならず者の秘密グループがきれいな女をナイトクラブでのホステス活動に誘い込んでいるのではないだろうかとの疑いが出ています。失踪した中にはホステス稼業に移ったものもいるようであり、また拒んだため連れ去られて強制された女もいるようです。メイド斡旋所は言う、「メイドを顧客の家に送ってから、彼女たちはいなくなってしまった。女性を説得している者がようだ」

( Intraasia 注:Intraasia の地元では毎晩数十人の違法滞在・活動の中国女が集まる場所がありますが、この種の背後には女を連れてきたり泊まらせたりするルートができているわけです。それを操るのがならず者組織ですね。供給源は減らない、需要は必ずある、よって女を操るビジネスは常に興隆しているという世の公理がありますな)

12月27日のマレーシア記事

【深夜の長距離バス事故で乗客10人が死亡】
深夜の半島部南北縦断ハイウエーでまた長距離バスが事故を起こし、乗客10人が死亡し、3人が怪我をしました。Sani Express 会社のバスはダブルデッカー車両を使用しており、夜9時にスランゴール州クランを出発して48人の乗客を乗せてペルリス州へ向かっていました。tapah 休憩所を出てしばらくした午前1時ごろペラ州内の区間で運転を誤まり道路分離帯に激突し、下部座席に乗っていた10人が死亡したものです。38歳の運転手は居眠りしていたと、警察に供述しました。次の休憩所で交替の運転手に替わるつもりだったとのことです。

Sani Express 会社の責任者は、このバスは運行して3ヶ月の車両で整備は十分、良い状態であったと語る。バスに取り付けられたGPS装置は、バスは大してスピードを出していなかったとのことです。「警察などの調査には十分に協力します。」 運転手2人は捜査のために拘留されました。

( Intraasia 注:深夜バスの事故はこれまで数多く起こっていることは、このページでも載せてきたとおりです。この数年実にダブルデッカーが増えましたね。転倒すれば上部座席はより危険に感じますけど、今回は転倒せず車両下部が大破したもようです。まあ、近年書いてますように、深夜バスは昼間バスが選べない場合を除いてできれば避けたほうがいいかもしれませんね)

【深夜繁華街の店を取り締まれば、マレー芸能人もいる】
クアラルンプールのブキットビンタン街のショッピングセンターの8階で営業しているナイトクラブを、クリスマスイブの深夜警察などが手入れを行いました。この店は半年ほども営業免許無しで営業していたことがわかりました。取り締まり部隊は店内にいた337人、内111人は女性、に対して薬物発見の尿検査を行いました。内21名が陽性反応を示し、これは危険毒物法に接触します。これらの陽性者や警官にバリ増減を吐いたカップルなどが拘留されてクアラルンプール市警察本部に連れて行かれました。

また客の中に3人のよく知られたマレー芸能人がいました、40代の2人は尿検査で陰性でしたのでそのまま放免されましたが、28歳のテレビのホストも務める相当なる有名芸能人は尿検査を拒否したので、拘留されて警察本部に連れて行かれました。

( Intraasia 注:これは華語紙の報道ですが、その芸能人の名前を書いていません。 この種の芸能人の表の顔と実際の行動には、どこの国でも多分そうでしょうけど、大きな違いがあるということを、こういうニュースを読むたびに感じますね。)

戦闘機エンジン窃盗に米国政府も関心を払っている】
マレーシア空軍の戦闘機エンジン盗難売却事件に関して、米国政府も関心を持っています。情報によれば、米国は駐マレーシア大使館を通じて正式に、この事件の調査報告を求める要求を行いました。こういった物を盗むのは容易ことではない、従って保安上の問題が絡んでいるので詳細な調査が必要だと、米国側は表明しているとのことです。

【シネプレックスは増え続けてきた】

マレーシアで初めてシネプレックスを営業開始したのは、オーストラリア資本の Tanjung Golden Village 会社が 1Utamaショッピングセンターに開いたシネプレックスです。その後にシネプレックスに参入した Golden Screen Cinemas がやがて追い抜き、今でもマレーシア最大のシネマ興行会社です。 全国で合計23シネプレックス、 178スクリーン(シネプレックス内の映画を観るホール)を運営しています。 内最大のシネプレックスはクアラルンプールのMidvalley にあるシネプレックスで 18スクリーンあります。

切符代はシネプレックスノ場所によって違います、例えばコタキナバルやクアンタンではRM 9、 Midvalley ではRM 11、Pavilion ではRM 12です。 Midvalley に隣接したThe garden にオープンしたハイクラスシネプレックス の中の(飛行機のファーストクラスにあたる)ゴールドクラスホールの切符代は RM 60、(ビジネスクラスに当たる)プレミアホールの切符代はRM 20です。

( Intraasia 注:大の映画ファンである Intraasia は100% 90年代中頃までは映画館、その後はシネプレックスで映画を観ます。こうしてマレーシアで実に多くの映画を観てきました。自分で見るために 映画VCDなどは1枚たりとも買ったことはありません。さらに今週のマレーシアではいくつかの映画コラムを書いてきました。よっていくつかのシネプレックスはお馴染みの場所です。2000年以降シネプレックスは非常に人気が出ており、週末はKLCCやMidvalley などでは切符を買うだけで長蛇の列になります。平日は多少安い料金 のRM 7から9ぐらいのところが多いはずです)

12月26日のマレーシア記事

【ペナン州ではイブの夜路上で青少年らが傍若無人に振舞う】
クリスマスイブの路上のドンちゃん騒ぎの際、エアロ状のスプレーの使用禁止を警察は通告していましたが、無視して使用しようとする者たちがいました。警備陣は青少年グループの持っているエアロ状のスプレーを没収した際、多くの不満の声が上がりました。

群集内の青少年たちは自動車を阻止して、車体をゆすったり、エアロ状のスプレーを車に吹きかけたりしていました。深夜過ぎになると、警備の警察及び自衛警団 と群集の間は一発触発の状態になりました。仲間が乱暴振る舞いのため自衛警団に連れ去られたことを不満に思った青少年群集は理性を失って暴力行為に走り出したと、自衛警団の者たちは語る。10数人の青少年は乱暴に振舞いながら他人の車上部に乗ったりして現場は混乱しました。 記者の中には不幸にも殴られた者がでました。 乱暴行為の青少年グループは警備陣に罵詈雑言を吐き、カメラマンに写真を撮るなと叫んでいました。 その晩警備陣は 7名の青少年を逮捕しました。

【望まない妊娠 】
婚姻関係ではない妊娠が増えています。国民登録庁の記録によれば、2000年から2008年までの9年間で、出生届けを出した赤ん坊の内で 257000人が父親名のない登録でした。つまりそれぞれの出生登録証に父親名が記載されないことになります。これを計算すれば、日平均78人の赤ん坊が婚姻関係の外で生まれていたことになります。

捨て子のケースも増えているようです。社会福祉庁が保護した捨て子の数は2000年から2004年までに 315人でした、警察届出は平均して年間100人の捨て子があるとのことです。 2006年の場合、15歳未満の妊娠は0.15% でした。

緊急避妊法は多くの場合若い人たちに知られていません。この緊急法はとりわけ未婚の若者に適切なのです。そういう若者はしばしば資力がなく、しばしば避妊手段を得られません、なぜなら文化と慣習上の守護人の存在です。

全国人口と健康調査2004年の結果によれば、 既婚女性の25%はもうそれ以上の妊娠を望まないと答えましたが、それでもどんな方法の避妊法も使ってないとのことです、その理由は副作用の心配または現代避妊法には不満足であるということです。

( Intraasia 注:保守的社会の壁は21世紀になっても極めて厚いマレーシアです。 どんなに社会的規制を強めようと、その網から漏れる場合は出てくる。その漏れたケースを保守的層が容認しないことから、裏道をさぐる方法が暗躍するわけです。)

【マレーシアのセブンイレブン店舗 】
7-Eleven Malaysiaは現在 国内に約1100店舗あります。来年はさらに100店舗増やす計画です。同社の幹部は言う、「フランチャイズ希望者から1300件の申し込みがありましたが、わが社が選んだのは76件でした。今後3年間はフランチャイズ店舗は50%の率にしたい。」

マレーシアで最大のコンビにである 7-Eleven Malaysiaは元軍人がメンバーである団体と合意書を結びました。これによって元軍人が少なくとも100人ほどセブンイレブン店舗で働けるようになり、フランチャイズ経営者になれる機会も生まれます。「7-Eleven Malaysiaは100% マレーシア人の経営する組織です。」 元軍人がメンバーである団体は、2010年までにメンバー50人がコンビニ経営者になることを目指しているとのことです。同団体は候補者に経済的援助も与えます

12月25日のマレーシア記事

【映画検閲委員会に初めて55歳以下の委員が任命された】
映画検閲委員会の検閲委員に、初めて55歳以下の人が含められることになります。新しく委員に任命されたのは16人で、その内4人は民間から選ばれました: 最年少は31歳の幼稚園教諭、53歳の講師、銀行の部長 46歳、脚本家60歳。 これまで委員は、官職を退職した公務員出身者ばかりでした。

委員を任命する立場の内務省の長官は言う、「いろんな背景と年齢の人を今回の検閲委員会に含めたのは、映画界の自主規定を奨励することに役立つでしょう。まず新しい検閲指針を定めることになります」 この新指針は来年早期になりそうで、マレーシア映画界の許されることと許されないことを指針に織り込みます。「脚本家、監督などはこれを制作上の指針として使えます。そうすれば我々は検閲自体が最小限にできます。」

さらに検閲委員会のアドバイスする立場の6人の準委員も任命されました:マレーシア脚本家協会の会長、映画監督協会の議長、映画労働者組合の議長、などです。 映画検閲委員会の議長は語る、「検閲を職業としてしている者は決して面白いことではないのです。委員会は年間 3万本の映画と広告物を審査するからです。これは国家奉仕の一種です。検閲委員は現在の職を辞めてこれにかかりきりになります」  専門に検閲する委員の場合は、月額RM 4750得るとのことです。

( Intraasia 注:昔から大のシネマで観る映画ファンのIntraasia ですが、検閲に変化あるなどとは全然期待していません。 所詮個々の検閲委員の判断による部分はごくわずかであり、国家統治思想、宗教、大衆の自由の捉え方を下敷きにして検閲されているからです)

【戦闘機エンジン盗難事件のためでなく別の理由で41人を解雇したと空軍】
マレーシア空軍のクアラルンプール基地の倉庫に保管されることになっていた F-5E 戦闘機のエンジン 4機、総額RM 5千万、は現在アルゼンチンにあるとのことです。戦闘機エンジンは最初ポートクランから第3国へ輸出されたのことです。
マレーシア空軍は声明を出しました、「空軍の軍人41名、准将1人を含む、を解雇したが、その理由は無能力さと職務遂行のお粗末さからです。この解雇はエンジン盗難が発見される以前に決めてあったことです。」として解雇の理由は盗難案件ではないとしています。

司法長官が警察に対して、このエンジン盗難事件を更なる捜査をするように指示したと、警察長官が明らかにしました、「我々は引き続き捜査して、調査書を更新してから司法長官に提出します。」 

( Intraasia 注:軍隊の戦闘機のエンジンが盗まれるなんて、由々しきこと以外の何ものでもないはずです、実際に紛失したのは2007年後半なんですね。そんな前のことが今頃になって大騒ぎになること自体、おかしなことだと誰でも思うでしょう。依然としてすっきりしない事件捜査発表状況ですな)

【今年のPMR試験結果】
中学3年生が全国統一で受ける試験 PMRの結果が教育省から発表されました。 今年の成績は、試験全体での合格率が63.6% なので、前年より微増です。全科目Aを取った生徒の率は 5.9%でした。 受験生の総数は 44万3千人でした。

( Intraasia 注:中途半端な3年生という段階でも全国試験を行うところは、パーパーテスト偏重国家らしいところです。小学校1年に入学したのが55万人前後のはずですから、この段階ですでに10万人ぐらいが学業成績という面においては”落伍”しているようです)

【マハティール元首相の評伝が輸入指し止めになっている件】
オーストラリアのジャーナリストが(国外での出版物として)書いたマハティール元首相の評伝 "Malaysian Maverick " が内務省のコーラン出版と文章部によって輸入が保留されています。内務省長官は、「その評伝はまだ内容を検査中なので保留しています。」と語る。

一方マハティール元首相は述べています、「その評伝は(マレーシアでも)販売されるようにして欲しい。私を保護するようなことは望まない。」 この評伝はマハティール元首相の業績を評価する一方、RM 1000億の損失の責任もあると書いているとのことです。

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI】
1万円を銀行で両替するとRM 369.0 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1264 で市場を終えました。

( Intraasia 注:25日は祝日なので、これが今週の終値です)

12月24日のマレーシア記事

【全ての入出国者に適用される、新しい通貨申告規則が新年から施行されます】
マレーシア入出国時に義務となる、新しい通貨申告の規則を中央銀行 Bak Negara が発表しました。実施は2010年1月1日からです。
マレーシアに入国する/から出国する訪問者は入手国地点において、現金、旅行者小切手や持参人払い小切手など譲渡可能な無記名証券がその種類に関わらず(合計が) US$10,000を超える場合は、 税関所定書式 22号を用いて申告しなければなりません。この書式は全ての国境検問所の窓口で得られるようになります、とのこと。

訪問者は申告漏れや虚偽の申告をしてこの規則に違反すると、罰金最高RM 100万または1年を超えない懲役、またはその両方に処せられます。今回の新規則は反マネーロンダリングと反テロリズム金融法に基づいており、国家金融行動委員会の特別提言にも合致していると、中央銀行は説明しています。「これはマネーロンダリングとテロリズム金融と戦う世界的な努力にも沿ったものです。 カナダ、英国、オーストラリア、日本、シンガポールなどはすでにこの申告規則を施行しています。」

( Intraasia 注:米ドル1万以上もの金額を持参しても、ちゃんと申告しておけばいいのであり、隠す必要はないはずですね。この記事では、現金や小切手がそれぞれ米ドル相当1万を超す場合なのか、それとも合計した場合なのかという点が明記されていません。こういう記事はその点をきちんと書かなければならないのに、まこと歯がゆく感じます。ここでは常識的に合計金額であろう、と推定しておきます)

【クチンで 築160年の歴史的なショップハウス群が火事で破壊された】
サラワク州クチンで 歴史的価値ある19世紀建築のショップハウスの6棟が火事で破壊されてしまいました。 サラワク州博物館の幹部によれば、「Gambier通りにあるこれらのショップハウスは1839年に中国人移民者によって建てられたもので、重要なものです。それらの建築様式はペナン州やマラッカ州の歴史的建造物に酷似しており、インド中国様式に強い類似点を持っています。当局がもう何年も前に勧めたのですが、これらのショップハウスのオーナーたちは歴史的建造物であることに興味を示さないので、ショップハウスは歴史的建造物とは認定されていません。」 このショップハウスの近くにある、現在サラワク州観光ビルとなっている元裁判所、タワーは歴史的建造物として認定されています。

Gambier通りはクチンの旧市街にあり、カレー粉、スパイス、たまねぎ、ナッツなどインド輸入の品を売る、マレーシアインド人ムスリムの店舗が固まっていることで知られています。至近距離にある人気あった市場、1820年建設、はクチン波止場クチン美化プロジェクトの一環として今年初め撤去されました。

【不動産利得税は取得5年以内の場合のみ】

2010年度予算案で発表された不動産利得税に関して、ナジブ首相が言明しました、「不動産を取得して5年未満に売却した場合だけに、この不動産利得税を適用する。税率は 5%です。」 これは全国の華人団体の上部組織である華総 及びビジネス界からの要求を受け入れたものです。華総の会合に招待されたナジブ首相はさらに語る、「政府は来年不動産部門での強い成長を期待していることも、この利得税修正の要因です。」

( Intraasia 注:不動産に対する税が非常に緩いマレーシアでさらに緩くする処置ですね。5年を少しでも超えて売却すれば巨額の利益に全く税がかからないという、富裕者優先税思想の典型ですな。相続税の存在しないマレーシアでは、このように富のストックがほとんど是正されないという、開発途上国の典型的特長を持っています)

【100万リンギット相当の酒ビールの密輸が摘発された】
ペナン州税関当局はRM 100万相当の密輸酒類とビールを押収しました。犯罪グループがこのクリスマスと年末時期に売ることを狙っていたとみられ、輸入コンテナの申告上の名目はインドからのターメリック植物となっていました。州税関長官によれば、一般からの通報によってバタワースのコンテナターミナルでこの2つのコンテナを差し押さえたとのことです。 1100木箱のビールと酒類の未申告税額はRM 130万になります。Henessy, Johnie Walker Blue label, Bacardi などの酒が入っていました。
「犯罪グループは輸入先住所としてスランゴール州のGombakにある会社の住所を無断で使っていた、」 

( Intraasia 注:密輸した酒は当然どこかのクラブなどに密卸しされていくのでしょう。この種の犯罪組織のネットワークの広さを感じますね)

【寄宿生の申請者数と選ばれた数】
1月から始まる新学年度に向けて、寄宿舎のある学校の寄宿生に応募した生徒の数は全国で95000人もありました。この中から 6600人が寄宿生に選ばれました。教育省の長官は語る、「詳細は省のホームページに掲載します」 「応募者で落ちたものは再申請を1月12日までに求めることはできます。しかし空き席の数は1月11日以降でないとわかりません。」

( Intraasia 注:この6600人という数字は、新たに寄宿舎に入る生徒の数だと思います。現在続けて寄宿しているものの数は含まれないはずです。全国で寄宿生のかずが6600人ではなんとなく少なすぎるからです。こういう点がはっきりしない記事です。)

12月23日のマレーシア記事

【クリスマスイブと大晦日に路上で騒ぐ者たちに警告】
この何年かクリスマスイブと大晦日に大都市で盛んになっている、路上のドンちゃん騒ぎを起こす者たちに警察が警告しています。「エアロ状のスプレーを歩行者や車に吹き付けたり、車のボンネットに飛び乗ったりする者は破壊行為によって逮捕します。ぞういう違反行為者には全力で対処します。」 とペナン州ジョージタウン警察の幹部は語る。 警官、自衛警団、など500人が騒ぎの起こりそうな街頭に繰り出される予定です。「ガーニードライブ、Esplanade のような人気地は私服警官も派遣します。」

この数年のこの両日は、Gurney Drive, esplanade,Penang 通りなどでは非常に騒々しくなっています。路上パーティーに繰り出した人たちの中では、けんかしたり破壊行為で逮捕されるものもでています。さらにエアロ状スプレーを許可なく売っている物売りも逮捕されています。 ペナン自治体の幹部は語る、「自治体には路上パーティーの際屋台を設置したいとの届けはなんら受けていません。 この両日に路上で金儲けする者たちは、無免許行為として逮捕します。」

( Intraasia 注:常に警察力に頼るのは好きではないですが、仕方ないですね。傍若無人な行為が非常に目立つクリスマスイブと大晦日の路上パーティーだからです。さらに汚し破壊する行為に加担して金儲けしている奴らもいます。 )

【現行スクールバスには車歴30年以上も認めます】
商業車両免許授与庁は、スクールバスの耐用年数を30年に延長すると、発表しました。これは2010年1月から適用されます。スクールバス運営業者から陳情を受けていたもので、「スクールバスの運行に差支えが出ないようにするためです。 ただし新たにスクールバスに登録するまたは代替として登録する車両に関しては、車歴20年以上は認められません」

マレーシアスクールバス運営業者協会によれば、現在使用しているスクールバスの35%は車歴 30年以上の車なので、新しく購入するためには理解ある期間を容認して欲しいと、申し入れています、

【戦闘機エンジン盗難事件は警察にまかせている】
マレーシア空軍のクアラルンプール基地の倉庫に保管されることになっていた F-5E 戦闘機のエンジン 4機が、総額RM 5千万、2008年後半に盗まれて国外に売却された事件に関して、防衛大臣は語る、「これまでの調査では低い位の下士官が直接関わっていた。高位の仕官が関わっているとは示唆されていないが、もしなんらかの関与があれば、対処します。」 エンジンだけでなくそのメンテナンス記録帳も紛失していました。 「新しいエンジンであれば1機RM 5千万するが、盗まれたものは中古です。

「我々は警察の捜査を信用しています。警察はプロフェッショナルに行うと信じています。防衛省はこの件で内部調査を行ったので、裁判が行われる際にはそれが明らかにされるでしょう。内部調査では関与者を特定しました。この事件は警察にまかしています。」

( Intraasia 注:マレーシアはある省に関する何が起ころうと、その担当大臣は辞職しませんから、この件も例外ではありません。尚盗難が起こった当時の防衛大臣は現ナジブ首相が務めていました)

【ハラル 肉骨茶という名称は認められません】
バクテ(肉骨茶)をムスリムも食べて構わないようにして Halal バクテとしたとしても、それはイスラム法の下では依然として 非法名名前です、とイスラム教発展庁(JAKIM)の副長官が述べています。「Jakaim の定めた基準からバクテに対して Halal 証明を出すことはありえません。Halal 肉骨茶の申請をする人はいるかもしれませんが、Jakimはそれを認証しません。なぜなら バクテはイスラム法の下の生活スタイルと実践に合致していないからです。 仮にHlala 証明を発行したら、ムスリムが 肉骨茶を Halal だと誤解してしまわないかと心配です」 「私が関係者に勧めるのは、 Halal 肉骨茶ではない 名前の使用です。」

最近クアラルンプールで開催された、マレーシアレストランと料理展示会で、Halal 肉骨茶が登場しました。 この料理の材料は鶏肉、魚、野菜で、豚肉は使っていません。 ムスリム消費者協会の書記長も Halal 肉骨茶に批判的です、「この名称を使うことはムスリムの豚肉嫌いをゆっくりと薄めてしまうのではと心配です。」

( Intraasia 注:いわば、羊の乳を牛乳と呼ぶ、チーズを使わずに代替品を使って焼いてピザと呼ぶ、スパゲティの替わりにうどんを使って同じように料理したのにスパゲティーと呼ぶ、といったことと同じですね。肉骨茶 は豚肉がその命であり、それ以外のものを使って料理したらそれは肉骨茶ではありません。鶏骨茶というのがあってもそれは似て非なるものです。 ある料理のバラエティはいくらでもできるでしょうが、ある料理の命である物を他のものに替えたらそれは別種の料理だと思いますね。所詮 肉骨茶はムスリムが食べられないものなのです。創作は結構なことですから、その創作料理に別名をつければと思います。)

12月22日のマレーシア記事

【公共の建築物の崩れと欠陥が続発しているトレンガヌ州 】
トレンガヌ州の(ケニール湖に近接した町) Kuala Berenang で建設中の中長距離バス兼タクシー発着場の屋根が崩れ落ちました。この屋根は長さ150メートル、幅27メートルでガラス製なので、何百枚もの板ガラスが割れてしまいました。この事故で工事に携わっていた15人労働者中の4人が怪我をしました。4人中3人はバングラデシュ人です。この発着場は工費RM 420万をかけて去年の3月から建設にかかり、来年2月にはオープンの予定です。現場の監督官は、「この事故はお粗末な職人技術に起因するかもしれない」 と推測します。

トレンガヌ州では公共の新しい建物での崩れ事故が今年続発しています。今年6月発生したクアラトレンガヌにある州立スタジアム事故では、工費RM 3億でわずか築1年でしたが、屋根全体の半分ほど、300メートル、が崩れ落ちてしまいました。屋根を支える鉄柱が不安定であったのが原因のようです。 その後工費RM 1億2千万で建設したクアラトレンガヌ空港を州当局が検査したところ、築1年のターミナルの屋根に欠陥が見つかりました。 Batu Burok にある水泳総合センターを州当局が7月に使用停止処分にしました。築1年にもかかわらず、危険だとわかったからです。公共土木当局はこの水泳センターは建築基準に合致していないと明らかにしました。

( Intraasia 注:トレンガヌ州はこの雨季でも各地でながびく水害を受けています。一見立派に見える建物が実は欠陥であるというのは、そのインフラの悪さと根は同じなんでしょう。 目に付かない所にかけるべき金と労力が欠けていることを示していると思いますね。ここにも外国人労働者の存在があります。いろんな現場で働く外国人労働者の存在は今や都市圏と巨大工事現場だけではないことを如実に示しています。)

【高等教育での外国人留学生増加のために】
マレーシアでの高等教育機関の入学時期(新入生受け入れ月)は一般に 6月と7月です。これは多くの他国より多少早く、それが外国人学生の増加を阻んでいるとのことです。高等教育大臣は言う、「この時期多くの外国人高校生は未だ最終試験の結果を受けていない。」 「来週この問題で教育省と協議します。」

高等教育省の長官は語る、「もしOKが出たならば、大学の新入学時期を 8月か9月にします。これは北半球の国々の状況を反映したものです。」 一方教育省の長官は言う、「これがすぐ実施されることはないでしょう。」

( Intraasia 注:外国人留学生の便宜のために、国内の大学・カレッジの入学時期を変えたいという主張ですな)

【医療ツーリズムをもっと奨励するために】
マレーシア人医師の外国人配偶者に労働できるパス(許可)を自動的に与えることにすると、ナジブ首相が明らかにしました。これはマレーシア人医師、外国人配偶者医師がマレーシアの病院で働くことを奨励するためです。「外国人配偶者の専門に従って、それぞれのマレーシアの職業専門団体に登録することを前提に、その配偶者にパスを与えます。」「これはマレーシアに世界的クラスの医療ツーリズム産業を根付かせるための一つです。」

「医療ツーリズムを奨励するために、マレーシアで緊急医療治療を受けるめに到着時ビザ発給式で入国する外国人には、その後いわゆる社会訪問ビザ に替えることが許されます。患者は民間病院の推薦の下にそういうことができます。」 

( Intraasia 注:医療ツーリズムは国内の国民向け医療をいわば犠牲にしかねないという、消費者団体などの主張があります。公的保険制度のない国ですから、国立医療施設を低額に抑えていることで、低所得者層が利用できるわけです。しかしただでさえ人手不足である国立医療施設の人員を医療ツーリズムの中心である高級民間病院に引っ張りかねない、ことになるからです。それでも民間病院経営会社や一部政界は経済効果を期待して医療ツーリズムをしきりに奨励していますね)

【2009年時点での上水道平均料金 】
州名: 家庭用料金/立法メートル、 工業用料金/立法メートル、
ペナン州: RM 0.31, 0.94、  ケダー州: 0.53, 1.20、  ペラ州: 0.67, 1.40、  スランゴール州: 0.72, 1.91、  マラッカ州: 0.72, 1.40、  ジョーホール州: 0.90, 2.93、  サラワク州: 0.56, 1.19、 トレンガヌ州: 0.52, 1.15

12月21日のマレーシア記事

【外国人労働者に依存しているサバ州パームオイル産業】
マレーシアパームオイル協会の議長はメディアに語る、「パームオイル産業に従事する60万人の内、半分を占めるのが外国人労働者です、もし外国人労働者が30% 減ってしまえば、パームオイルの輸出高が年間RM 100億も減ってしまうでしょう。」 最近のマレーシアにおける報道で、サバ州のパームオイル産業では外国人労働者としてのインドネシア人が多数帰国している、その理由はサバ州で得る賃金がインドネシアでのそれと対して変わらないから、というものがありました。

プランテーション農園産業と商品作物省大臣はサバ州のパームオイル産業における労働力不足に関して語る、「本当の外国人労働者だけがマレーシアで働くことを許されます。サバ州でプランテーション農園が外国人労働者を雇用することは問題ありません。違法外国人労働者を雇ってはいけません。」 「 いかにマレーシア人をプランテーション農園で働くようにさせるにはどうしたらいいか、我々は考えていきたい。」

( Intraasia 注:マレーシアのプランテーション農園が外国人労働者に多いに依存していることは今に始まったことではありません。国境のすぐ隣から外国人労働者を得られるサバ州とサラワク州でこの種の産業に外国人労働者が取り分け多いことは容易に推測が付きますね。 もうマレーシア人は農園で一般労働者として働かないのです)

【クレジットカード加入者にサービス税を課す】
政府は来年からクレジットカードにサービス税を課すことを決め、経済省第二大臣がこれを確認したことで、これまでの推測に終止符を打ちました。
マレーシア発行のクレジットカードを新規に発行される者は、来年からサービス税RM 50を前もって払う必要があります。現在既にカードを保有している者は、そのカードの発効日の周年日にサービス税が課金されます。 

経済大臣を兼務するナジブ首相が先にこのことを表明していました。カード本体に追加できる補充カードのサービス税はRM 25とのことです。クレジットカード発行銀行は中央銀行からの公式通知を待っています。 マレーシアで発行されているクレジットカードは1100万枚になります。

( Intraasia 注:ショッピングセンターや展示会で、訪問者にむやみやたりにカード加入を勧めるあり方がこの何年も目だっていました。ほとんど全員若いアルバイトを使ってただやみくもにカード加入を勧めるスタイルなので、いつも迷惑に思っていました。これでこのばかげたセールス方式が減ることでしょう。しかし年間サービス税RM 50を払わなければならなくなるのだ)

【クリスマスシーズンにちなんで南北高速道路で通行料金割引を増やす】
半島部南北縦断ハイウエーとクアラルンプール圏のElite ハイウエーでは非ピーク時間帯にクリスマスシーズンの割引を行います。 
対象は一般自動車であるクラス 1
期日:12月 22日、23日、24日、28日、29日、30日
時間帯:午前0時から午前7時までの間に出口料金所を利用すること

通常のこの時間帯の割引である10% に加えてさらに10%割引となります。ハイウエーの幹部は言う、「交通量をピーク時間から非ピーク時間に移すという、ハイウエー会社の優待プログラムに基づいています。 例を上げると、クアラルンプールの料金所である Sungai Buloh から入って南下してジョーホール州のSukdai 料金所で下りれば、割引後はRM 33.6に過ぎません。通常時間帯であればRM 41.30 なのです。」

【クアラルンプールの中長距離バスターミナル新設計画 】
ナジブ内閣の掲げる主要政策の一つに、政府変容計画があり、その中の公共交通政策に関して運輸大臣が説明する。
クアラルンプール中心部に入ってくる中長距離バスの数をぐっと減らすために、総合バスターミナルを市の郊外に3箇所建設します。 
半島部南部方面行きバス用に Bandar Tasik Selatan にすでに建設中です、
東海岸方面行きバス用に Gombak に建設して2010年末までに稼動させたい。
北部方面行きバス用にはSungai Buloh が候補地にあがっています。
南部方面と東海岸方面の中長距離バス 合計750台がクアラルンプール市内へ入ってくる必要がなくなります。

( Intraasia 注:Bandar Tasik Selatanターミナルは高架鉄道駅兼空港電車駅である Bandar Tasik Selatan駅の脇に建設中ですね。 Gombak ターミナルは高架電車駅のGombak駅辺りに建設するみたいです。Sungai Bulohにもしターミナルができたら、市内から到達する足がかなり不便になってしまいます。)

12月20日のマレーシア記事

【マレーシア空軍機のエンジンが4機盗まれて国外へ売られた】
マレーシア空軍のクアラルンプール基地の倉庫に保管されることになっていた F-5E 戦闘機のエンジン 4機が、総額RM 5千万、2008年後半に紛失しました。その後警察の捜査が入り今年それを終え、軍人1人を含む4人を拘留しました。エンジンのメンテナンス記録によれば、そのエンジンの紛失が今年1月発覚しました。内部が絡んだ犯行と見られ、盗まれたエンジンの買い手は欧州の某国から来ました( Intraasia 注:ある華語紙はこのように載せています)。 このエンジンの状態は良好であり、バタワースの基地からクアラルンプールの基地に移動中に盗まれたものと思われます。

国防省はこの盗難事件に関して今年初め警察の協力を求め、警察は18人を捜査し最終的に4人を容疑者として拘留しました。国防大臣に寄れば、盗まれたエンジンは南アフリカに基盤を持つ会社に売られたとのことです( Intraasia 注:一方ある英語紙はこのように載せています)。その会社が代理店を使ってエンジンをマレーシア国外に持ち出したとのことです。「当時国防大臣であった現ナジブ首相はこの盗難のことを知らされており、捜査の進捗の報告を時々受けていました。」

国防大臣は語る、「国防省は、在庫と資産の移動手順がちゃんと管理されていくように、監視していきます。 この窃盗に関わった軍人をきびしく処分します。」

【CD/VCD/DVD 類の違法コピー版に対する取り組み】
国内取引と消費者省の取り締まり部隊は2004年から2008年までに、市場価格 RM 3億を超える違法コピー CD/VCD/DVD 類を押収しました。
2004年  取り締まった件数 4390件、 押収した相当金額 RM 5900万
2005年  取り締まった件数 3812件、 押収した相当金額 RM 1億
2006年  取り締まった件数 3792件、 押収した相当金額 RM 1億2千万
2007年  取り締まった件数 2720件、 押収した相当金額 RM 5500万
2008年  取り締まった件数 1942件、 押収した相当金額 RM 2000万

この数年で違法コピー業者は減ったか地下に潜ってしまったので、取締りがより困難になったと、取り締まり部門の長は説明する。 2009年の場合9月までに違法コピー屋で逮捕されたのは 177人に過ぎない、昨年は1年間で532人でした、と。

政府は来年著作権法を改正する意向を先日示しました。 そこでは違法コピー版を所有している者は、それが個人使用のためであれ、起訴されることになるという内容だそうです。 驚くことではないのは、関連業界からはこの動きを歓迎する声がでていることです。マレーシア音楽産業界は この10年間で売り上げが大きく減りました。1990年代後半は年間RM 2億の総売り上げがあったのですが、現在では年間 RM 8000万程度になっています。例えばKRUグループのCEOは主張する、「(消費者を取り締まり対象にするというのは)公平なことです。マレーシア人消費者はその内容が違法だと知りながら、それでもそれを消費するからです。」  マレーシア映画製作者協会の議長は主張する、「違法コピー製品は市場に全くあるべきではない。」

【Pakatan Rakyat(野党連合)が初の3党共同の連合大会を開催 】
Pakatan Rakyat(野党連合)を構成する3党:人民公正党、民主行動党、PAS党 が一同に集まって、第1回 Pakatan Rakyat(野党連合)大会をスランゴール州シャーラムで開催しました。各党それぞれ500名の代議員が出席し、共同政策構想を紹介しました。憲法と民主精神の尊重、公正な民主的経済、 多様なあり方を認めて国民の間で団結、などを強調し、透明で純粋な民主政治、経済効率を高め、持続させ公正にする、 公正な社会を作る、州と中央の関係における、4つの主要政綱を掲げました。 

人民公正党相談役でPakatan Rakyat(野党連合)の指導者であるアンワル元副首相、及び各党代表が演説しました。ハディアワンPAS党総裁はメディアを批判して、「マスコミはPakatan Rakyat(野党連合)を平等に扱う報道をしていない。PAS党は引き続きPakatan Rakyat(野党連合)に参加して、共同で強い組織を作っていきます」 行動党の書記長でペナン州州首相は、「Pakatan Rakyat(野党連合)は一致団結して強大な組織を作っています、次の総選挙でBarisan Nasional(与党連合)を破って政権を取ります。」 

アンワル元副首相は演説する、「我々は狭小なそれぞれの民族権益路線を廃止しなければなりません。我々は 一つの民族国家 を強調します。Pakatan Rakyat(野党連合)が政権を取れば、Barisan Nasional(与党連合)側のような政治路線は取りません。」

( Intraasia 注:華語新聞は他言語紙に比べて野党陣営のニュースを多少数多くまたは大きめに扱いますね。)

12月19日のマレーシア記事

【Komuter 58編成中、33編成は故障して稼動できないと答えたマラヤ鉄道】
ナジブ内閣の掲げる主要政策の一つに、政府変容計画があります。この実施と評価は主に今年9月設置された 実績推進とマネジメント部の肩にかかっています。その部の議長は首相府の大臣です、そしてその部のCEOは、マレーシア航空の経営を立て直した前経営最高責任者であった人物です。彼は政府首脳によってこの職に抜擢されました。

この政府変容計画の中に、クアラルンプール圏の公共交通網利用者の割合を2012年には25%に高めるというのもあります。実績推進とマネジメント部のCEOは新聞社のインタビューに答えます。

「物事を進めるためにはまず詳細を知らなければなりません。例えばKomuter 電車のことを調べたら、収容能力以上に運行しているので電車の数を増やす必要があるとわかりました。 我々がマラヤ鉄道に尋ねたら、全部で58編成のKomuter 電車があるとのことでした。しかし運行に使っているのはたった25編成だけで、33編成は故障中だとの返答でした。これじゃ問題が起きてあたりまえです。どうして 33編成もが故障中なんでしょう。 理由はメンテナンス費用が不充分でした、マラヤ鉄道は赤字なのでメンテナンスに回す費用がないとのことでした。マラヤ鉄道は赤字ゆえに政府から補助金を得ていません。 これはまるで鶏と卵の話みたいです。 そこで国は故障電車のいくつかを新車と交換する意向です。ただ新車が届くのは2012年になってからです。期日がかかるのです。」

「マラヤ鉄道は運営にも収容能力がないという問題を抱えています。乗客を十分に扱えません。我々は問題点を特定しました。サービスレベルが不満足なので、Komuterの運賃をあげるわけにはいきません。そこで新車を購入してサービスを向上させます。」

( Intraasia 注:政府の重要な職責に抜擢された人物が驚くこの事実です。 これまでのマラヤ鉄道の経営陣だけでなく監督官庁の運輸省にもかなりの責任があるはずの、Komuter問題です。高架電車とモノレールに比べて格段に運行精度が低いことはもう数えきれないほど批判されてきました。仮にいうなれば Intraasia もKomuterを通勤手段には使いたくないと思いますね、それほど運行精度が悪いからです。のどかな旧時代のマラヤ鉄道の古き体質を残している、マラヤ鉄道が都市部での効率と迅速さ第一の現代的運行形態に対応できないことが、その背景にあります。一方高架電車は90年中頃新たに設立されたので、民間から公営に直接経営体が変わりましたが、旧時代の体質はもとからなかったということです)

【ランカウイ島のKua 波止場で混雑が起きている原因を糾弾する側と擁護する側 】
半島部北部海事庁が最近施行に入った新指針が、ランカウイ島のKua波止場の混雑を引き起こしています。新指針によって、従来の出発と到着ターミナルを国内方面部と国外方面部に分けました。このため、違法客引き屋が乗客に接触できないようにと通路の1つが閉鎖されました。さらにターミナルでの望ましからずできごとを抑えるのに役立つようにするためです。

「フェリーターミナルでは連日混雑が起きています、この結果そこに隣接した免税ビルに障害を起こしています。 この学校休み時期と休暇時期に導入されたため、事態を悪化させている。当局は新指針を実施する時期を間違えており、フェリー乗客だけでなく観光バスやタクシー業者が望むことに鈍感です。」 とマレーシア旅行観光代理店協会のケダー州支部議長は主張する、「波止場は非常に混んでおり、とりわけ午後に観光客を車から降ろすことが難しい。」

海事庁は反論して、「これはImigresen と税関の忠告に従っており、乗客の流れをよくするためです。これまでに波止場でのお粗末な状況に対する苦情がありました。」 「隣接した免税ショッピングビルの業者が混雑を起こしている。彼らは免税場所につながる通路を閉鎖してしまう。」 Kuaのフェリーターミナルは、乗客が出発到着の際必ず隣接した免税ショッピングビルを通り抜けるように作られています。一方に免税ショッピングビルの業者側は混雑の原因は海事庁側にあると反論しています。

( Intraasia 注:Kuaの波止場の違法客引きは以前はうるさく感じていました。それは到着する手続前の一画ににまで入り込んできて各種客引きなどするからです。本来は入り込めない場所なのにです。 数年ランカウイを訪れていないので、その後どう変わったのか知りませんが、相変わらず問題はでているようですね。業者が商売熱心なのは結構ですが、利用者への迷惑行為にまでなっているようすが浮かんできます。KLIA空港のターミナルでは、本来は広い通路だったのにその真ん中に各種店ができてしまい、通行を妨害している部分がたくさんありますね。これと根は同じですね、ビジネスという名の行為が利用者に迷惑や不便を起こしているということでしょう。)

【ホームステイプログラム提供村に華人”新村”を加えるアイディア】
(観光省の認可によってカンポンにおけるホームステイプログラムに参加しているのは、マレー村がほとんどです、サバ州とサラワク州は先住民族の村もある) 観光大臣、華人政党の女性、はこのホームステイプログラムを華人の村である、いわゆる”新村”にも広げることを明らかにしました。まずその1号として、パハン州のRaub にある Sungai Chetang カンポンが候補となっています。ただしホームステイプログラムに参加するかは、村人が外国人が村に宿泊することを受け入れるかにかかっています。その他家屋の清潔度や環境を良く維持することも条件になります。

「村人は地方自治体労働者の清掃だけに頼ることはできません。」 と大臣は言う。 観光省のホームステイプログラムに参加しているのは、全国で130カンポン、合計3600世帯です。記録によれば、参加世帯は今年10ヶ月間でRM 1万を稼いだとのことです。

( Intraasia 注:全部の参加世帯に全て滞在者があるなんてことは起き得ないので、この記事の書き方がおかしいですね。それはとして、華人地区である”新村”が果たしてホームステイ村として成功するかみものですね。”新村”とは、マラヤ共産党の華人社会への影響力を遮断させるために、政府が1950年代60年代に華人を強制疎開させて鉄条網で囲い込んで人工的に作った開発村がその発生のいわれです。全国で500あまり?だたかな、この”新村”が作られました。その後強制措置が解除されても、多くの華人がその新村に残ったことで、現在もその村や地区名に華語で”何々新村”とついています。 例えばクアラルンプールのAmpnag 地区にある”新村”は良く知られた村です。今では名前に”新村”を残していても決して行政上の村ではなく、地区という場合もかなりあります。)

【第25回東南アジアスポーツ大会が閉幕】
ラオスで開かれていた第25回東南アジアスポーツ大会が閉幕しました。獲得合計メダル数でマレーシアは4位でした。1位はタイ、2位はベトナム、3位はインドネシアです。

12月18日のマレーシア記事

【クアラルンプール圏の公共交通網を向上させる計画 】
政府が唱えている”国家重要成果分野の首唱”の下で、クアラルンプール圏における公共交通部門において2012年には日平均利用者数を60万人に高めたいと明らかにしました。現在の公共交通網利用者数は日に約 24万人です。 これはクアラルンプール圏の総人口の推定 10%から12%と推定されます。「これを25%に引き揚げて、日に60万人の利用者にしたい。」と運輸大臣は語る。

運輸省は公共交通に関する主要な問題に5つの戦略に基づいて総合的に対処していくとしています: 公共交通の最大能力に対する障害を除く、人を引き付ける方法で需要を呼び起こす、クアラルンプール中心部で重重量車の走行を減らす、長い目で規制を改良する、将来の需要をこなしていく
来年末までには地上公共交通庁を設置して運営を始めていくとのことです。「現在は各官庁、計12がそれぞれの分野で公共交通に関与しているので、この面で1つの指令機関を設けて、公共交通システムを調整していきます。」

公共交通を利用するようにすることで増えるはずの36万人分の交通手段に関して大臣は説明する、「 我々の分析では、36万人中の58%が電車であり、42%がバスとなるでしょう。この寄与分を見ると、Komuter 電車が 95000人分、高架電車が 95000人です(残りはモノレールということかな)。」 最も混雑する Kelana Jaya路線の高架電車では、今月末には4輌編成を一部導入する予定です。」
高架電車 2路線をそれぞれ延長する建設案: Kelana Jya から Subang Jayaまで、及び USJから PutraHeightsまで、に関して、「利用者の92%が賛成している。」

2012年までに新たに 850輌のバスを増やす
急行バス専用区間を道路に設ける、2011年に1区間、2012年に2区間
KelanaJaya 路線で編成を4輌連結にしていく: 2010年には26編成となり、 2011年には 35編成を追加 (記事が不明瞭、これは合計という意味ではないかなあ?)
Ampang 路線では 新しい14編成を走らせる
Komuter電車では改装が終わった 15編成が2011年には走行する
Komuter電車の運転間隔を 7分半に短縮する
モノレールの乗客収容能力を2012年には倍増させる
2010年に Touch n Go カード利用者に対して割引を導入する

( Intraasia 注:マレーシアの都市部における公共交通政策に根本的に欠ける思想、つまり政治が踏み込もうとしない点は、自家用車を規制しようとする意思がないことです。高架電車を多少延長したぐらいで、十分に自家用車が減るわけありません。 クアラルンプール中心地区、半径10kmほど、はもう1日中渋滞しており、それがバス網の運営をものすごく非効率にしています。ほとんど全てのバス網は中心部へ集まる放射線の運行です。よって郊外の A地点から 同じ郊外だけど90度離れた位置にあるC地点へ行くには、まず中心部へ到達し、乗り換えなければなりません。半径10kmほどの中心地区ではすごく長いバス車中時間と待ち時間を余儀なくされるわけです。クアラルンプール圏で長年あらゆるといえるぐらい種類多くバスを利用してきたIntraasia はこのことに相当熟知しています。東京のように網の目状に地下鉄や電車網を作ることのありえないクアラルンプールで一番必要なことは、バスをもっと効果的に走行させることです。そのためにはバス優先思想を強制的に導入し、バイクも入り込めないようなバス専用路線帯の設定ですね、2011年にたった1区間だけ作るなんて小手先としかいいようがありませんな。政治と官僚は高架電車の建設費用の1千分の1ぐらいの費用でできることをやろうとしないのです)

【東南アジアスポーツ大会のサッカーでマレーシアが優勝】

ラオスで開催中の第25回東南アジアスポーツ大会のサッカーにおいて、マレーシアは決勝でベトナムを1対0で破りました。 マレーシアサッカーにとって、これは20年ぶりのことです。その試合は公営放送のTV2で中継されました。

【大麻316g を取引した罪で死刑判決が下る】
ジョーホールバルの高等裁判所は、22歳のマレーシア人男性に対して麻薬取引の罪で死刑判決を下しました。工場労働者の被告は2008年5月に州内のKota Tinggi にある工場の部屋で大麻 316g を取引したというものです。 これは危険薬法違反になり、有罪即死刑となります。 判決を聞いたとき、被告は静かでしたが、家族はすすり泣きました。 被告は同時に、16グラムの大麻と 3グラムの覚せい剤ヒロポンを所持していたとのことで、こちらの罪に対しては3ヶ月の懲役です。

【マラッカのJusco 店はガス爆発事故でオープン延期 】
マラッカ州のBachang に新規オープンする直前の Aeon グループのJusco ショッピングセンターで起きた、地上階の食堂センターのガス爆発事故の結果、同店はオープンを延期しています。消防による調査では大きなガス漏れが発生したことがわかり、中央液化ガス供給システムに関する建設会社とコンサルタントを直ちに仕事停止にしました。調査完了にはまだ2週間かかるとのことです。人的被害では、1人死亡し、6人が重体、8人が重傷を負い、6人が軽症でした。

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI 】
1万円を銀行で両替するとRM 375.3 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1267 で市場を終えました。

( Intraasia 注:18日は祝日なので、これが今週の終値です)

12月17日のマレーシア記事

【国連気象変動会議でのマレーシア首脳の立場
デンマークで開かれている国連の気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)に出席するため、ナジブ首相がコペンハーゲンに到着しました。首相は語る、「この会議では法的に拘束される合意に達するべきです。少なくとも各国元首が裏書した政治宣言を出すべきです。先進国は特定期間内に一定の炭酸ガス排出削減を約束すべきであり、途上国はそれぞれの責任を自主的に行うべきです。」 

( Intraasia 注:マレーシア国内で政界でも経済界でも社会全体でも、この会議に絡んで炭酸ガス排出削減や温暖化対策の論議は全くといっていいほど、1面ニュースで扱われる程度にはなっていませんし、多分これからもならないでしょう。 ということで政府首脳が他国を出し抜くぐらい積極的に国際舞台で訴えていくなんてことは考えられません。 昔からこの種の環境問題に消極的な国民性を写したものといえるでしょう。 現在のマレーシアの状況をみれば、中国が反対するような決議にマレーシアが加わるようなことはまず難しいですね。マレーシアは先進国一般に批判的立場は取っていますが、インドや中国という大炭酸ガス排出国に対しては声を上げようとしませんからね)

【シンガポール人のマレーシア入国のより容易化を進めたい】
マレーシアに毎月少なくとも4回は入国するシンガポール人で、これまでジョーホール州の 国境検問所における ”マレーシア自動通関手続きシステム”利用を申し込んだ人は500人ほどいます。このシステムを利用できるようになると、マレーシア入国手続が数秒で終わるとのことです。 ジョーホールバルにある国境検問所ビルを訪れた、観光大臣は語る、「もっと多くのシンガポール人にこのシステムを利用して欲しい。 旅行代理店にはシンガポールでこのシステムを説明するセミナーをシンガポールで開くようにと指示しました。」  大臣はジョーホールバルにある国境検問所で、さらにシンガポール人を引き付けるために、老人や子供のための設備を設けるといったことを含めたサービス向上を求めました。交通渋滞の問題も関係当局は目を向けるべきですと、大臣は語る。

シンガポール人のマレーシア入国は、今年10ヶ月間で累計1050万人になります。また大臣は、英語もマレーシア語もよくわからない旅行者のために国境検問所に通訳を置くようにと、マレーシア観光旅行業協会に要望しました。

国境から50km以内のガソリンスタンドで、外国ナンバープレートの自動車は給油は20リットルまでという規則が最近施行されました。しかしこの規則からシンガポールナンバーの車には適用しないことになりました(タイ、インドネシアナンバーには適用するということ)。

( Intraasia 注:タイとの一番忙しい国境検問所であるBukit Kayu Hitam などに比べれば、ジョーホール州の陸路検問所はかなり整っています。もちろん利用者数がはるかに多いので時間帯による混雑は仕方ないでしょう。 マレーシア批判と悪口を言いながらもシンガポール人はやはりマレーシアに来るのです、所詮狭い島国に住むシンガポール人が陸路行ける地はマレーシアしかないのです。 マレーシアとりわけジョーホール州はすごくシンガポール人をもてなしていると思いますよ。 シンガポール人依存はもうこれくらいにしておいたらと思いますけど、まだまだ足りないようです。 上記の通訳の件、シンガポールからバスなどでやって来る中国人旅行者のことが念頭にありますね)
 
【クランタン州スルタン家で弟皇子が兄皇子を高裁に訴えた】
つい先週コタバルのシャリア法廷で、インドネシアに逃げ帰ったインドネシア人妻を訴えた裁判で勝訴したクランタン州のスルタンの息子(皇子)が、今度は全く別の件で実兄の皇子を訴えています。 スルタン継承第1位である長男皇子、40歳、が9月に、この3男皇子、31歳、をスルタン継承委員会のメンバーから取り除きました。3男皇子はこれを無効だとして、クアラルンプール高等裁判所に訴訟を起こしました。 原告側の訴えでは、州憲法によって、州スルタンだけがスルタン継承委員会のメンバーを決定できることになっている。」

州スルタンは重病のため今年5月からシンガポールの病院に入院しています。その後5月末に長男皇子が摂政に任命されました。一方長男皇子側の弁護士は、摂政が継承委員会のメンバーに関して絶対的決定権があると、主張しています。

( Intraasia 注:長男はオックスフォード大学卒、3男はロンドンのウエストミンスター大学卒と経歴に書いてあります。 いつもながら封建的君主スタイルを維持しているクランタン州スルタン家ですね)

【東南アジアスポーツ大会のサッカーでマレーシアは決勝に進んだ】
ラオスで開催中の第25回東南アジアスポーツ大会のサッカーにおいて、マレーシアは準決勝でラオスを破りました。その試合は公営放送のTV2 で生中継され、視聴率は良かったとのことです。 17日の決勝戦はベトナムと対戦します。この試合もTV2 で生中継されます。尚この大会でのサッカーは、2001年から参加選手は23歳以下の参加選手となっています。

12月16日のマレーシア記事

【マレー鉄道の新型電車車輛が韓国から届いて、お披露目式が開かれた】
(マレー鉄道のクアラルンプール -イポー間はすでに複線電化工事が終わっています) マレー鉄道はこの区間にジーゼル機関車が旧来の車輛を牽引するシャトル運行を昨年から始めています。クアラルンプールからイポーまで約3時間かかります。 そして2010年4月からは新型の電車車輛を使用して快速列車(ETS)を運行する予定です。

この新型電車車輛の1編成はすでに韓国からマレー鉄道に届いています。そこで15日に運輸大臣出席でこの列車お披露目式がクアラルンプール駅で行われました。最高速度 120km で、クアラルンプール-イポー間は2時間程度で走行する予定です。 1編成は6輌から成り、残り 4編成は来年早い時期にマレーシアに届く予定です。 新電車車輛は座席がゆったりとしており、運賃は現在よりも多少上がるだろうとのことです。

運輸大臣は演説する、「クアラルンプール -イポー間の新電車の運行による、月間乗客数は1万から2万人を見込んでいます。現在のディーゼル機関車牽引列車における月間総乗客数は 5万人ほどです。 運転車を含んだ6輌電車を1編成とし、全部で5編成の総購入価格はRM 2億4千万です。」

( Intraasia 注: 当日の朝この新型電車を見にクアラルンプール駅へ行ってきました。大臣が来るとのことで駅舎内では式典の用意がしてあり、大勢の駅員が駅にいました。ただし一般人はほとんど見かけませんでした。なんら規制はなかったので、プラットフォームに入り込んで、停車展示してある新型電車を見学しました。たしかにピッカピカの韓国製の新車で、外見は現在のKomuter に似ていますが、内部はずっと向上していますね。撮った写真を「みんなのマレーシア写真アルバム」に掲載しましたのでご覧ください。最高時速は120kmだという記事と140km だという記事があります。まあ、どちらでもいいけどね。)

【マレーシア人の英国不法滞在は減っていない、ビザ免除待遇に暗雲】
英国に滞在期限切れなどで不法滞在・労働しているマレーシア人は推定 2万人とみられます。 これに関して、駐英国マレーシア副大使は語る、「英国内務省の最近の発表によれば、不法滞在者の数が危険レベルに達している。」 今年初めマレーシアは英国入国のビザ不要待遇を何とか維持しましたが、そのときの不法滞在者の数と同じくらいか、いくらか増えたであろうとのことです。「 この傾向が進めば、英国はマレーシア人入国者にビザ取得を義務とすることでしょう。」

今年2月、駐マレーシア英国大使は警告しました、「マレーシアのビザ免除待遇は時に見直すことが条件となっています。マレーシアがビザ免除待遇を維持するには、違法滞在者問題に対処することを直ちに行うことです。問題解決には1年間だけあります。」 「英国当局は今年10ヶ月間で500人のマレーシア人を本国送還したが、この数はマレーシア人の英国入国数に比べたら微々たるものです。」

( Intraasia 注:植民地として1世紀半以上も支配されながら、英語崇拝し英国大好きなマレーシア人です。旅行に留学にと英国行きは大人気です。この点では米国大好きな日本人と似た意識構造だといえますな、米中露印などの大国が好きではない Intraasia には不可解なことです。まあ、ビザ免除が取り下げられても、マレーシア人の英国好きが減少することはありえないでしょう。)

【マレーシアのエコノミー・格安ホテル業界は外国資本の参入に反対】
2011年までにはエコノミー・格安ホテルの株式を外国人が取得することを許可するという、政府の決定に対して、マレーシア格安・エコノミーホテル協会が反対を表明しています。協会の議長は主張する、「我われ業界はこのところ客の入りがよくなっています。経済停滞期には格安・エコノミーホテルは旅行者の選択になります、しかしオーナーは現状に甘えず施設を向上させなければなりません。最近観光省から政府の決定を知らされた」

「マレーシアの格安・エコノミーホテルが改良しなければ、多くのホテルが外国資本のそれにサービス面で負けてしまうでしょう。これは外国の大スーパーが参入して小規模な店がつぶれた、小売業界で起きたことです。同じようなことが格安・エコノミーホテル業界でも起きかねません。」 現在国内には、6000軒の格安・エコノミーホテルがあり、12000人を雇用しているとのことです。

( Intraasia 注:エコノミー・格安ホテルという範疇はまこと恣意的です。Intraasia からみたらビジネスクラスのホテルでもこの範疇に入ったり、裕福旅行者から見れば安い宿にしかすぎないホテルもこの範疇に入りますからね。 いわゆる旅社やバックパーカー宿はオーナーの捉え方次第で、この範疇に入るか入らないかでしょう。)

【ペナン州のDell 工場で自主退職を実施する】
ペナン州の Bukit Minya に工場を持つDell コンピュータは、従業員700人に対して自主的退社プログラムを実施すると発表しました。Dell 社幹部は、南北アメリカ向けのノートパソコンを製造する部門を他所に移すからとのことで、同工場は今後東南アジアとオーストラリア向けのノートPC,ディスクトップ、サーバーを製造することになります。 この700人には、製造要員から経営レベルの従業員を含むとのことで、1月から6月までの期間を設定します。一方「Dell Malaysiaは購買や会計などの部門では引き続き雇用していきます。」 と語る。

Dell Malaysiaは1995年以来操業しており、現在4500人の従業員を擁しています。ペナン州以外にはスランゴール州のCyberjaya に会社があります。

12月15日のマレーシア記事

【Jusco の新規オープン直前店舗でガス爆発 】
マラッカ州の Jusco Bachang 店舗でオープンを間近に控えてガス爆発が起きました。。爆発事故でテナントのコーヒーショップの現場管轄者、25歳、が死亡し、16人が怪我をしました、内7人が重傷とのことです。この店舗はAEON グループのマレーシアで最大店舗となりますが、17日の予定であるオープンを延期する可能性がでています。

午後1時ごろ爆発が起きたのは地上階にある食堂センターとみられ、当時従業員やテナントの人たちがオープン準備で忙しくしていました。爆発で壁に2mの幅の穴があき、半径25mの範囲にいろなものが飛び散りました。消防隊がすぐ駆けつけ、負傷者を救助しました。消防署の指揮官は、爆発はガス漏れが原因であろうと見ています。ガスは中央液化ガスシステムから配管されており、現場でガス使用などのテストをしていました。 

【赤ん坊を雇った外国人女性に産ませて、子供なし夫婦に密売していたグループ】
赤ん坊を雇った女性に産ませて、子供のない夫婦に売っていた犯罪グループが、警察庁本部のチームに摘発されました。 このグループは50歳の女性が首謀者格で、自分の夫と親戚を仲間に入れて、5年以上活動していたとのことで、逮捕された15人の内9人がこの女性の親戚・身内です。この犯罪グループは雇った女性に生ませた赤ん坊を生ませており、その赤ん坊を秘密に買いに来たカップルも2組が逮捕されました。 またこのグループの下にいた 5人の赤子が救助されました。 警察は、犯罪グループのボスと見られる医師を追っています。この医師はクランに医院を開いており、そこで出産が行われたもようです。

警察に寄れば、「雇われた女性は、インドネシア人とフィリピン人とベトナム人です。 赤ん坊は1人あたり RM 15000から2万で売られていました、値段はその顔つきと健康状態で差があった。 雇われ外国人母は1回に付きRM 5000を約束されていたが、赤ん坊が水準以下だとの理由でRM 2000程度しか払われなかった。」 「子供を生ませる男としてマレーシア人、とりわけオランアスリが犯罪グループによって雇われていた。 警察は雇われ外国人女性はもっと数多いと見ています。」

この犯罪グループはスランゴール州の Banting, Kajang, Klang を根城に暗躍し、人々の口伝えで買い手が現れていたとのことです。密報によって捜査が始まりました。「買い手を説得させるために、医師の手助けで出生証明書などを発行していた。」 警察は国民登録庁の内部に協力者がいる可能性を否定していません。

【マレーシアのF1チームがドライバー紹介セレモニー】
マレーシアのフォミュラ1レーシングチーム である Lotus F1 Racing チームは、2010年シーズンの所属ドライバーの発表セレモニーをクアラルンプールで開催しました。(Lotus はProton 社がオーナーです)。2人の正規ドライバーは前Toyota所属のベテランイタリア人ともう1人は前 McLaren 所属のフィンランド人ドライバーです。控えのドライバーとして マレーシア人の Fairuz と契約しました。Lotus F1 Racing チームは来シーズン初登場する 5つのチームの1つです。
控えドライバーであるマレーシア人、27歳は、GP2 の経験があり、A1レースのマレーシアドライバーを1年務めました。

独立中華中学校の記念式に出席したナジブ首相】
ナジブ首相はクアラルンプールにある独立中華中学校の創立90年式典に招かれて演説しました。「政府は教育法を改正して、現在ある全国で 60校の独立中華中学校の存在を保証しています。 この意味はBarisan Nasional(与党連合)はリベラルだということです。 華人が自由にその母語での学校を持てることから、マレーシアはユニークなのです。」 ナジブ首相はマレー人に華語を学ぶように呼びかけました。

同席した馬華公會(MCA)の総裁は語る、「非華人の政治指導者はほとんど独立中華学校を訪問しないので、もっと訪問して欲しい。彼らは独立中華中学校をほとんど知りません。」

( Intraasia 注:現職の首相が独立中華中学校を訪れるのは稀有のことです。 独立中華中学校は名前の通り、政府の補助を一切受けていない、受けられない学校です。華人界の子供の10人中人が国民型華語小学校へ通います。そしてそこを終えた華人子供10人中の1人だけが独立中華中学校へ進学します。つまり華人界全体からみたらぐっと少数派なのですが、独立中華中学校は華人経済界や中文アカデミー界から根強い支持を得ています。華語新聞だけが独立中華中学校の話題やニュースを報道するので、華語新聞を読まない人にはほとんどわからない存在といえます。よってマレー人にはまことにわからないのは当然でしょう。逆に華人界からみれば、ムスリムの一部が通う(イスラム教)宗教中学校も同じようなことでしょう。)

12月14日のマレーシア記事

【クランタン州王子とそのインドネシア人妻との間で起きているスキャンダルに関する1つの裁判】
(クランタン州のスルタンの息子(王子)がそのインドネシア人妻、18歳、に暴行した、していないというスキャンダルは今年両国で話題になりました。その後そのインドネシア人妻はインドネシアに逃げ帰り、離婚する、させないの争いになっています)
王子はその妻をコタバルのシャリア高等裁判所に訴えて裁判が行われていました。インドネシアにいるその妻は全くマレーシアに来ることなく裁判に出席しませんでした。裁判長は、妻は夫である王子の所に戻りなさい、そして夫から借りた金RM 120万を返還すること、と判決しました。この判決は王子が裁判所で1月3日に所定の宣誓をしてから施行されます。

判決では、インドネシア人妻はその宣誓から14日以内に戻る必要があり、借りた金は30日以内に返すこととなっています。「私は証人を含めて原告である王子の証言に満足しています。」 と裁判長。 「もし彼女が夫の所に戻らなければ、それは不忠誠であり強情ということです。」 「その金は王子が妻に提供した贈り物という論議は受け入れません」 判決の際、王子は出廷しましたが、被告の妻及びその弁護士は誰も出廷しませんでした。 裁判長は言う、「妻がインドネシアへ逃げ帰って、インドネシアメディアで夫を非難したのはイスラム教を冒涜するものです。王子はクランタン州のスルタン宮では妻を待遇良く扱っていました。 妻が王子を誹謗する理由がない」

( Intraasia 注:マレーシアでいわば一方的に行われたこの種の裁判を、一度も出廷しなかった妻やインドネシアマスコミ側がそのまま受け入れる可能性はないでしょうから、インドネシアのマスコミなどはまたこの件を多いに話題にすることでしょう。マレーシアではスルタン宮に関することなので当然ながら極めて抑えた調子の報道だといえます)

【東南アジアスポーツ大会の途中経過】
ラオスで開催中の第25回東南アジアスポーツ大会で、女子バドミントン試合において、マレーシアチームはインドネシアチームを破って優勝しました。これは34年ぶりとのことです。18日に終わる大会で、これまでマレーシア選手陣は20の金メダルを獲得しています。トップはタイの29個です。

( Intraasia 注:一体どれくらいの国民が今スポーツ大会に興味を持っているのだろう。今日のテレビ欄を見ると民放テレビ局はもちろん公営のTV1と TV2 も中継放送はありません。新聞に載せている競技写真を見ると、観客席はどれもがらがらですね。 他の東南アジア国でこの大会を中継放送している国はあるのだろうか? と思えてきます。)

【日本企業の絡む経済ニュースから】
Petronas と日本石油探索会社(日本語へ訳したので実名称は違うかもしれない)は、イラクのGhara油田を共同開発するために 総額 US$700億の投資をすることになります。イラクの石油大臣は この2社が契約を取ったと明らかにしました。 この油田開発ではマレーシア側Petronas が60%、日本側が 40%の比率です。Ghara油田は8億6千万バーレルの埋蔵とのことです。

電解亜鉛メッキの鉄線コイルの製造会社である、Nippon EGalve Steel 会社は現在年産12万トンの生産能力があります。これはマレーシアにおける電解亜鉛メッキの鉄線コイル需要の3分の2にあたります。  ペナン州Prai 工業団地にある同社工場は今後半年でこれを年産18万トンにまで増加させる予定です。 電解亜鉛メッキの鉄線コイルは高付加価値製品であり、電子電気産業と自動車産業などから需要があります。

日本の2社 新日鉄と商社のハンワが Nippon EGalve Steel 会社の株の計 25%を今月取得したことで、同社は生産増強に向かいます。Nippon EGalve Steel 社を保有する マレーシアのTatt Giap グループの見込みではマレーシアにおける需要は来年50%増えそうとのことです。

【故Yasmin 監督の問題作が公開される】
今年急死した Yasmin Ahmad 監督の作品である Muallaf が今月下旬からマレーシアのシネプレックスで公開されます。この作品は東京での国際映画祭でも賞をえた作品です。

( Intraasia 注:作品内容がイスラム教に直接関わる題材を扱っているため、国内での上映がなかなか難しいといわれていた作品であり、製作された昨年は公開されませんでした。公開をあきらめた?かのような監督の発言も当時ありましたね)

【お知らせ】
デンマークで地球温暖化対策の国連会議が開催されていますね。世界中から集まった国々がそれぞれどれほど自国の利益を抑えられるかが、地球の温暖化を抑える鍵であり、それに尽きると思います。ということで、Intraasiaはこの重要な国連会議の題材に合わせて、マレーシアの気象変化と炭酸ガス発生源と言われるパームオイル産業論議に関するコラムを 「今週のマレーシア」で掲載しました。 どうぞホームページを開いてお読みください。

12月13日のマレーシア記事

【ジョーホールバルのImigresen でパスポート検査受けずに出国した、シンガポールへの通勤者】
ジョーホールバルの出入国税関総合ビルで、13人のマレーシア人と1人のシンガポール人が無断でマレーシアを出国したとの違反行為で当局に拘置されました。この拘束された者たち、2人の女性を含む、は主張する、「(シンガポールへ通勤するため)朝6時半ごろバイクで Imigresen ブースを通り抜けようとした時、ブースに係官はおらず、遮断機も上がっていた。」 

IMigresen 係官は彼らがブースで止まらなかったことは、彼らの間違った行動だと言い、彼らは出入国税関の拘束所へ連れて行かれ、男女別々に拘置されました。このうちマレーシア人13人は釈放されてから記者会見で主張する、「翌日釈放されたが、未だ拘束されていた妊娠中の妻が心配だった。」妊娠5週間のこの女性はその後流産したとのことです。

別のマレーシア人は言う、「ブースに係官がいないのはこれまでにもあった。我々が通り過ぎる時、パスポートを見ようとしない係官もいる。新聞読んだりタバコ吸ったりしている係官もいます。」 地元州議会議員は Imigesen はこの件を調査するようにと訴える。

( Intraasia 注:そういう怠けた勤務態度の役人にもちろん第一の問題があるはずです。しかしながら、マレーシアにはこの種の役人がいることは、マレーシア人のみならずしばしば利用する外国人なら知っていることです。 どんな国であれパスポート検査を受けずに出国すれば問題になるのは当然です。たとえそれが役人の怠け態度からであってもです。 東南アジアを旅行する時、もしある国境でそこの係官のちょっとだけなら出国してもいい 、入国しても構わないとか、金を出せばビザなくして入国させてやると言う言葉を信用したら、その後は取り返しのつかないことになるでしょう。 その種の甘いことばやいい加減な態度を決して信用しないことが必須です。待たされようと、嫌がらせされようと、正規手続を経て入出国する、これが鉄則です。)

【愛国精神を植えつけるための、国家機関の講習を巡る論争】

国民対象に、とりわけ公務員や海外留学奨学金を受けた学生には受講必修となっている、愛国意識を植え付けるための”国家講習”を司っている政府組織事務局 (biro tatanegara) の構成内容を政府は見直す意向であると、ナジブ首相が明らかにしました。これは講習内容が現在の必要性に合致しているようにするためです。「事務局の者たちといっしょに内容を見てみましょう、そうして政府が決定できるようになります。
政府組織事務局 は1981年以来内閣府の下にあり、2009年度の予算はRM 7400万とのことです。

Pakatan Rakyat(野党連合)が州政府を握る、スランゴール州とペナン州とクランタン州は、政府組織事務局が行う講習ではなく、独自の講習を実施することを決めました。
この講習に関して世の中には、Barisan Nasional(与党連合)側による教化過程であるという批判や、民族差別主義に凝り固まっているという批判もあります。さらに講習見直しを明言したナジブ内閣の1人である首相府大臣と講習を擁護するマハティール元首相との間で公然とした口論が起きました。

首相は言う、「この論争が長引いて欲しくない。どんな講習であれ、停滞したものではいけない。時と共に変化すべきです。」 「たとえ変更があったとしてもそれは政府が事務局が過去に行ったことを否定したことを意味するのではありません。」

( Intraasia 注: 相変わらずマハティール元首相は政府や与党の各種政策に意見を表明しており、与党内からも、野党からも、さらに各民族の間に論議を時として起こしていますね。ところでマレーシアではこの種の組織やその催しにおける特徴は、マレー民族と他民族という観点も絡んでくることです)

【衛星放送Astro の経営戦略】
衛星放送Astro を受信契約している世帯数は現在 290万で、これは全世帯に対する比率で 48%とのことです。Astro はマレーシアで初となる高解像度放送 Astro B.yond を開始したばかりです。同社は 最終的に100万世帯からの契約を目指しており、今後1年半ぐらいの間にその半分を獲得したいと表明しました。

産業報告によれば、今年マレーシアで売れたテレビ受像機の 59%はすでに高解像度受信機であり、売り上げは伸びているので、Astro受信者の内120万世帯は既に高解像度テレビを保有していると、Asttro は見ています。

12月12日のマレーシア記事

【麻薬取引で死刑判決を受けた例と麻薬所持で懲役判決となった例】
41歳の元自転車競技選手がジョーホール州の高等裁判所でいわゆる麻薬法の違反によって、死刑を宣告されました。起訴事実では、彼は2006年4月にマラッカ州にある高速道路料金所での検問で自家用車の後部座席に 大麻を約4500g保持していました。裁判官は、「検察側は合理的疑いなく起訴事実を証明した。 被告はこの判決に不満があれば控訴できます。」と語る。

ペナン州の高等裁判所で裁判を受けていた、37歳の大衆食堂従業員は検察側が適用する罪を 麻薬所持に変更したため、かろうじて死刑求刑を免れました。この被告は2007年6月ペナン州の路上で捜査を受け、車内から見つかった 340gのケタミンと 23gのヒロポンを取引していた罪で起訴されました、この場合有罪即死刑となります。しかし裁判が開かれた際、検察側は別の罪である 2件の麻薬所持を適用する起訴状に変更しました。 被告は起訴事実を認めたので有罪となりました。

被告が逮捕された際、妻名義の車内には妻も乗っていました。裁判長は、被告に対して、妻を困難な状況を置いてはいけない、こうした犯罪を二度と起こさないようにと、訓告を述べました。検察は5年の刑を求刑しました。 裁判長は 1件の有罪に付き3年の判決を宣告しました。ただ刑は同時に施行されます(従って実質3年の懲役)。また2件目の有罪に関しては、鞭打ち刑3回が加わります。

( Intraasia 注:麻薬の種類によって決められた量の違いはあるようですが、少量の麻薬が見つかった場合は、この記事のように麻薬所持罪になります。何を持って少量というかは警察、検察の捉えかたでしょう。 その少量の範囲を超えると麻薬取引をしていたと見なされて、その罪で起訴されます。この場合は有罪即死刑となります。よって自分の使用だけの微量所持であれば有罪でも死刑にはなりませんが、麻薬売人ではなく単なる運び屋でも量が多ければ、麻薬取引の罪で死刑を求刑されることになります。マレーシアの死刑判決は確実に実行される刑罰です。)

【300人もの女性にタクシー運転免許証を割り当てます】
商業車輛免許授与庁は、クアラルンプール圏において新しく3000人の運転手個人にタクシー免許を発行すると、明らかにしました。「今回はその内の300人分を女性に割り当てます。」と長官は語る。これは7月に到達したナジブ首相の就任100日を記念する一環の一つですとのこと。「もっと女性運転手がタクシー業界に進出して欲しい」 タクシー運転手個人割り当て免許に申請できるのは、60歳以下の国民で、タクシー運転経験5年以上の人に優先があります。

( Intraasia 注:自家用車の女性運転はごく日常風景ですが、配送、配達、運送といった業務車輛の運転をする女性はごくごく珍しいマレーシアです。従って300人もの女性タクシー運転手がクアラルンプール圏に登場するにはどれほど年月がかかるのだろう)

【ペナン州政府はもっと監視カメラを設置したい】
ペナン州ではこれまでに街頭の監視カメラが人気ある場所に 31機設置されています、これを合計 198機に増やす意向です。ただしこれは連邦政府から予算を得ることが前提です。州政府はすでに昨年住宅と地方自治体省に48機分の予算を申請しましたが、まだ予算を受けていません、「この分の設置場所はすでに決めています。」 「州政府は、内務大臣が約束した 150機分を待っています。」

数ヶ月前内務大臣は、クアラルンプール圏、ジョーホール州、スランゴール州、ペナン州に合計1万5千機の監視カメラを設置する計画だと述べたとのことです。 ペナン州がすでに設置した31機のカメラでは300m離れた場所まで監視できます。「州政府がカメラを借りている形だが、そういったことにかかる費用は高い、1機当たり毎月RM 3千かかります。カメラの映像をジョージタウンの警察署、Komtarなどで24時間監視されています。」

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI 】
1万円を銀行で両替するとRM 378.9 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1260 で市場を終えました。

12月11日のマレーシア記事

【ようやく起訴が始まったポートクラン自由貿易区域巨大スキャンダル】
スランゴール州のポートクランに運輸省指導下に建設した、ポートクラン自由貿易区域 はその不採算性と非常なる過少利用のために現運輸大臣が調査解明を指示したことに端を発して論議を呼び且つこの半年以上政治問題化しています。ポートクラン自由貿易区域プロジェクトは、開発費用が当初のRM 20億が実際にはRM 46億にも脹れてしまいました。国会の公共会計委員会は当時の運輸大臣も捜査すべきだと、勧告しました。

ポートクラン自由貿易区域を管理する、ポートクラン委員会の当時の事務長(女性、2001年から2008年まで勤務)とこの開発を元請けした建設会社の幹部と建築士の計3人が、下級裁判所で起訴されました。罪状はRM 3億8千万に相当する背任罪と不正行為です。司法長官は来週早々にも4人目を起訴し、この件はまだ始まったばかりです、と語りました。3人は罪状を否認し、裁判は1月中旬及び2月から始まります。3人はいずれも保釈金によって保釈されました。

( Intraasia 注:近年最大の汚職疑獄事件ですが、どの程度まで明らかにされるかみものです。起訴された人たちはいずれも豊かであり、保釈金など簡単に払っていますね)

【サラワク州奥地を訪れた内務大臣は身分証明書未発行問題を片付けたいと語る】
(サラワク州奥地に住む少数民族の中には、出生証明書がなくて身分証明書を発行してもらえない人たちがたくさんいます。とりわけプナン族にはこういうケースが多いとのことです) 内務大臣がその奥地の Long Kevok をヘリコプターで訪れました。Long Kevok はミリから8時間も車でかかる奥地で、プナン族800人が暮らしています。内務大臣として初めてその地を訪れた内務大臣は、29人のプナン族に身分証明証を手渡しました。

大臣は言う、「連邦政府と州政府は特別対策チームを編成して、身分証明書や出生証明書のない奥地の村に住む民を特定します。我々はこの問題を早急に解決しなければならない、そうでないと50年以上も引きずってしまう。 奥地の民を特定化する際は運搬上の問題に面します。半島部ではこんな問題は起こってきません。ですから、Petronas といくつかの木材会社を引き込んで、政府の特別チームの活動を助けてもらいます。」

一方サラワク州州政府内閣の1人は外国の非政府組織を批判する、「彼らはサラワク州の慣習的土地権利に絡んだ問題をはやし立てて、少数民族の間に政府への敵意をひき起こしている。さらに州政府を悪いイメージに仕立てている。」 「政府はプナン族などの少数民族を発展の主な流れに入れようとするプログラムを行ってきました。」

( Intraasia 注:サラワク州奥地がいかに僻地かであるかという地理的面と、少数民族が代々現代的規範化で暮らしてこなかったという面の2つから、この基本的人権問題が起きてきました。身分証明書がないということは、国民でないということであり、あらゆる公的サービスが受けられません。もちろん出国もできない。 プナン族のような狩猟採取を生活とした民族や奥地の少数民族を、現代経済原理に基づく流れに入れること自体が彼らの抵抗を受けているのであり、且つそれは彼らの生活圏を犯すことにもなるという捉え方を、サラワク州の支配勢力は全く認めないので、外国NGOとのあつれきはいつまで経っても終わりません)

【ムヒディン副首相の大阪訪問で更なるマレーシア投資を明らかにした企業】

ムヒディン副首相は日本訪問を終えました。訪問地の大阪で副首相は企業界の幹部と会合を行いました。 (最も古くからマレーシアに投資している大企業の1つでもある)Pnaasonic はこれまでの投資額はRM 100億を超えるとのことで、今後もさらに投資していくとのことです。これにはLCDテレビ、LCDカメラが含まれ、来年はその生産量を倍にする計画とのことです。Pnasonic幹部に寄れば、「マレーシアで44年操業しており、マレーシア政府から非常に良い支援を受けています。」 同社グループはマレーシアで18000人を雇用しており、内4000人は外国人労働者です。

( Intraasia 注:今回の副首相訪問で発表された最大の投資ニュースは、その前から決まっていたでしょうけど、Tokuyama によるサラワク州での太陽電池材料の製造工場プロジェクトでした。このプロジェクトはかなりの巨額投資ですね。)

【有名スーパーの小中学校制服販売セールスの広告から】
小学校男生徒用
1セット(白の半そでシャツ、濃紺の長パンツ、靴下3足、生徒靴1足) RM 47 - 57
小学校非ムスリム女生徒用
1セット(白の半そでブラウス、濃紺の長エプロンドレス、靴下3足、生徒靴1足) RM 36 - 44
中学校男生徒用
1セット(白の半そでシャツ、緑色の長パンツ、靴下3足、生徒靴1足) RM 65 - 79
中学校非ムスリム女生徒用
1セット(白の半そでブラウス、青色の長エプロンドレス、靴下3足、生徒靴1足) RM 54 - 64
中学校ムスリム女生徒用
1セット(バジュクルン上部、トゥドゥン、青色のクルン下部、靴下3足、生徒用1足) RM 80 -100

( Intraasia 注:年度末の学校休み期間中には、恒例の学校用品セールスがあちこちで開かれます。公立学校は全国共通の制服です、それはマレーシアの風景としてごくお馴染みですね。 ムスリム女生徒は全て長袖になり、トゥドゥン着用となります。)

12月10日のマレーシア記事

【国策会社 Petronas が国家に納める巨額の税金や配当金は多少減る見込み】
Petronas が政府に支払う石油関連の支払いは、2010年3月の会計年度決算時において、今年の決算時より 14%から19%減って RM 600億から640億になる見込みです。これは世界的な原油価格の低迷があったことからです。 「(政府に支払う内訳は)石油税はRM 190億、配当金支払い RM 300億になるでしょう」 と国内の投資銀行は報告書で書いています。 209年3月時の会計年度では、Petronas が政府に納めた合計はRM 740億にのぼっています。内RM 678億が国庫に入り、RM 62億が石油を産出する各州へロイヤリティーとして納められました。マレーシアの国家歳入において最大の割合を占めるのが Petronas が国庫に納める石油ガス産出に関するお金です: 2009年の推定国家歳入額 RM 1620億。 尚2010年度は歳入の減少が予測されています。

10月に発表された2009年/10年経済報告書では、現会計年度における石油税は RM 270億になる見込みです、これは前年の原油価格 平均バーレル当たりUS$103を基準にしています。 今年の平均バーレル価格は US$65 を予測しています。

( Intraasia 注:石油を輸入している一方、マレーシアは石油とガスの産出国であり、その貢献は国家財政にまこと多大なのです。これを詳しく分析したコラムを第535回でで書きましたよ。)

【外国ナンバープレート車には給油量制限する】
(タイ、インドネシアなど)外国ナンバープレートをつけた自動車が給油する際、1回最大 20リットルに抑えることにすると、国内取引と消費者省大臣が述べました。この指令はマレーシア国境から50km以内にあるガソリンスタンドに適用され、近く実施される予定です。省はケダー州、クランタン州、ジョーホール州、サバ州、サラワク州のガソリンスタンド宛の指示書を準備しています。 国境の検問所では外国自動車がタンクに20リットル以上入ってないことを確認するようにとの要請を出しました。

「これは益々増える、ガソリンとディーゼル油の密輸を抑えるためです。マレーシアの燃料は補助金によって、シンガポール、タイ、インドネシアのそれよりも安く抑えられているからです。 RON95ガソリンはリットルあたり RM 1.80 ですが、シンガポールでは換算してRM 4.31, タイでは RM4.01、インドネシアではRM 2.26です。」 「外国人が安い燃料費を享受するのは不公平です。」 「20リットルを超えて給油させるガソリンスタンドには省から処罰の対象になります。」 2008年に似たような規制が発表されたのですが、業者からの反発でまもなく取り下げられた前歴があります。

( Intraasia 注:まあ、国境検問所で全外国車輛に対するタンクの検査をしない限り、この種の規制は十分に効果は得られないでしょうね。果たしてそんなことができるかですな。さらに業者はどんな客であれ喜んでたくさん給油したいと願っています。 根源は不必要に、タイよりも安い!、自動車用ガソリン価格を低価格に抑えている自家用車優遇政策にあるのです。ガソリンにつぎ込まれている膨大な補助金を公共交通に投入するべきですね)

【副首相の日本訪問の締めくくり】
投資誘致任務のため日本を訪問した、ムヒディン副首相が2番目の都市大阪で企業人とのセミナーに出席した後、マレーシア記者団に語りました。 「日本における困難な状況の中で、日本企業にって最良の解決策は日本の外にチャンスを探すことです。マレーシアがそれを提供できることもあるでしょう。」 「長年に日本で操業してきたたくさんの会社が今や大きな問題に面している。日本の企業と積極的な関係を続けていくことが必要です。マレーシアの投資者は日本を対象として見てもいいかもしれない。(日本の)会社の中には倒産に面しているところもあるが、再興の可能性も持っている。日本には可能性があります、もし我々に余裕があれば、技術をもった会社を買収できるのです。」 

「マレーシア工業開発庁には案件を探るように頼んでおいた。とりわけ日本の投資がもっとやって来るためにはマレーシアがオファーすべきことを奨励することです。日本における実際の状況を探るためのチームを派遣するためも含めて、もっと深い情報が必要です。」

「これまでの日本側との会合で、マレーシアは日本からの新たな投資RM 5億8500万を確保できそうだ。これは早ければ来年第1四半期に始まるでしょう。大きなプロジェクトは、オーディオビジュアル製品、電子電気部品の分野です。 長期的観点で見れば、RM 26億になります。」

( Intraasia 注:そう、マレーシアの大企業、中堅会社が日本へ進出してもおかしくないと思います。中国の企業は日本へ進出しているではないですか。)

衛星放送Astro への加入世帯の多さ】
(マレーシアで唯一の)衛星放送運営会社である Astro は現在(法人契約でなく)住居での契約者数は290万人を有しています。この住居での契約者向けに、次世代サービスである 高解像度テレビ放送を 12月11日から開始します。 Astro はこのサービスの開始費用としてRM 2億かかるとのことです。 この高解像放送を見ることのできるチャンネルはまだ限られた数とのことです。 視聴者はさらに高解像度テレビ受信機が必要です。

( Intraasia 注:Astro は衛星テレビだけでなく複数の有力FMラジオ局を保有していますので、マレーシアのテレビ、ラジオ界に持つ影響力は多大なものがあります。それにしてもマレーシア家庭はAstro 衛星テレビへの加入率が高いです、50%近いのでは。 Intraasia はもちろん衛星テレビ受信に加入していませんが、Asrtro 翼下のラジオ局はいつも聞いてますよ)

12月9日のマレーシア記事

【今回はラオスが開催地の東南アジアスポーツ大会】
第25回東南アジアスポーツ大会が、ラオスのビエンチャンで9日から公式に始まります。この大会にはアセアン加盟の10カ国に加えて東チモールも参加しています。マレーシア選手団長はラオス国立大学に設けられた選手村を訪れて、ホステルの住居状況に満足を表明しました。ただ欠点はエアコンが装備されていないことです。「選手と役員から不満は出ていません。ホステルの部屋の広さは北京オリンピックのそれより広い。Halal食を含めて食事も素晴らしい。」 

一方メディアセンターでは、食品安全のガイドブックが配布されています、そこでは屋台では食事しないように、生の食品と野菜は食べないようにと書かれています。

開会式は9日国立スタジアムで開催されます。ラオス国民からの興味は高いとのことで、入場券は1千枚程度しか残っていません。マレーシア選手団は347人ですが、まだラオスに到着してない選手が多く開会式に参加するのは半分以下です。

( Intraasia 注:2年に1回メンバー国が持ち回りで開催する東南アジアで最大の国際スポーツ大会です。ラオスはその国家財政とインフラなどの事情から今回が初めての開催です。スポーツ大会が巨大になればなるほど弱小国家はその種の大会を開催できなくなりますね。東南アジアでもその中での所得格差はトップのシンガポールに比べたら、ラオス、カンボジア、ミャンマーは10分の1, 2ぐらいでしょう。よって財政とインフラの格差は極めて大きいわけです。そんな中でラオスで今回開催されることは意義多いと思います。 当サイトの読者であれば、Intraasia がこの2年ほどラオスを数度訪れて、興味を示して書いていることをご存知の方もいらっしゃるでしょう。ですから、この大学も数回行ったことがあり、中には入れませんが、外から見る限りマレーシアの国立大学に比べてたいへん素朴な建物です。)

【クアラルンプール市庁の2010年度予算】

クアラルンプール市長は2010年度のクアラルンプール市庁の予算を発表しました。市長は、今回の予算では市庁の行政コストの削減も織り込んであると語ります。
予算総額 RM 21億、
内 行政用支出が RM 11億: 職員給与 32%、サービスと設備費 60%など。
内開発用支出がRM 10億: 低予算住宅用 23%、 市庁の与える補助金 33%など

収入源の最大である、不動産評価税は2010年度も税率を変えず15年固定であり、不動産評価税の収入額は RM 7億5千万。建設など許可などの収入額はRM 1億1千万、連邦政府から得る 5カ年計画配分収入 RM 2億4千万、など

【野菜が高騰している】
雨季の雨による影響で、このところ野菜が非常に高騰しています。「さらに中国とインドからの不充分な供給もたまねぎやキャベツやニンニクのような輸入野菜の高騰の一因に加わっています。 セロリ、トマト、オニオン、ニンニクなどは値段が倍になっています。ペナン州野菜卸売り業者協会に寄れば、ペナンではその野菜の80%をキャメロンハイランドから得ています、「例えば卸し値のトマトが倍の 1kg RM 3になっている。」 

キャメロンハイランドの野菜栽培協会の事務局長は言う、「この数週間かなり値上がりした野菜も今週は30%ほど下落した。」 雨季が一応終わる12月末ごろになれば、状況は好転すると期待されています。

( Intraasia 注:野菜は経済食の選択おかずで毎日食べてますから、野菜の高騰はほんと迷惑ですな。たまにしか買わないトマトが先週倍値になっているのを見て買う気が失せましたね)

【Fuku Kitaruは出走体制が整っています】
Kranji 競馬場で朝の練習で前回の勝者である Fuku Kitaru は走りは目を奪われました。Fuku Kitaru はこれまでの5選で2勝、3位が3回あり、金を稼いでいます。先月この馬は芝コース 1200mで勝ちましたので、この日曜日の3歳馬ハンディ戦 1200mでは良い成績を期待されます。

出走馬の練習を評するページに載っている競馬名を抜粋
Hear M,  Look At Me,  Kanegura, What a Cat,  Big Momoko,  Casino Royale,  Poweful leader,  Drunken hero,  Happiness Come,  Kin Keseki,  Formula One Racer,  My Day,  Hanauma Bay,  See Me win,  Investment Bank,

(別の競馬記事)ペナン競馬場は クリスマス休日中に州元首ゴールド杯レース週間を開催します。この誉れ高いレース週間中には 11のレースが行われ総合計賞金はRM 400万です。 中でも27日のメインレースはもちろん州元首ゴールド杯レース 賞金RM 100万 です。 ペナンでの由緒あるレースイベントなので、多くのファンが詰め掛けると期待されています。さらに日本血統馬飼育者協会とオーストラリア競馬界のVIPゲストもペナン競馬場に現れる予定です

( Intraasia 注:珍しく競馬ページで目が止まりました。大きな活字で Fuku Kitaru と書いてあるからです。マレーシア・シンガポール巡回競馬は毎週その4競馬場中の1つで開催されていますので、その情報記事ですね。 名前につられて競馬の名前をいくつか抜き出しました。愉快な名前もあるし、日本語の単語を使った名前もあるんですね。 由緒あるメインレースの賞金がRM 100万というのは、日本と比べて思ったより高額なのか、それともやはり低額なのでしょうか?)

12月8日のマレーシア記事

【副首相の東京での発言、日本の対マレーシア投資認可額は去年より増えた】
ムヒディン副首相は7日から日本を訪れています。そこで副首相は語る、「日本のマレーシアへの(新規)投資承認は、今年9月までに 45プロジェクト、総額 US 18億7千万です。これは2008年1年間に承認した 60プロジェクト、総額US$16億を上回ります。従って(今年の)対マレーシア投資では日本が最大の国となります。」 「これまでに製造業分野で日本が投資して実施したプロジェクト数は 2260、累計総額US$149億です。」

日本の企業人との会談の後、副首相はマレーシア人記者に語る、「 会談の結果、マレーシアに対して RM 50億近い投資の可能性がある。その内来年実現しそうなプロジェクトの総額はRM 17億です。」 「日本はこれまでも常にマレーシアへの外国から投資と技術の重要な源でした。」 この会談はマレーシア工業開発庁、 東京三菱銀行、アセアン日本センターが共催しました。

2008年のマレーシアの日本との総貿易高はUS$411億でした、内輸出額はUS$216億です。主たる日本への輸出品目は、液化天然ガス、電子電気製品、木材製品、化学品、光学と科学的機器です。

( Intraasia 注:この記事は、いかにも国営通信社 Bernama が伝えるニューススタイルですな。日本の対マレーシア投資はとりたてて減っているわけではない、貿易額が目だって減っているわけではない。依然としてマレーシアにとって主要貿易相手国4カ国の1つです。それにも関わらず、マレーシアにおける日本への注目度は相対的に間違いなく下がっています。中国のマレーシアへの投資とマレーシアの対中国貿易が飛躍的に増えたことを受けてマレーシアマスコミの中国への注目度が飛躍的に高まったからですね。今年ナジブ首相が中国を訪問したことに代表されるように、政治面でも中国との関係強化に力を注いでいます。)

(別の記事で)副首相は演説で強調する、「マレーシアが今や焦点を合わせているのは、高技術、資本集中、高付加価値、知識基盤、技術中心の操業、デザイン発展や研究と開発といった、質の良い投資です。電気電子、情報コミュニケーション技術、機械装置のような優先分野にこのことが適用されます。マレーシア政府は引き続きビジネスと投資にやさしくあり続けます、マレーシア全州への投資を支持します。」 「予期せぬ世界的な経済危機が発生しないことを前提に、マレーシア経済は2010年は4%から5%の成長を見込んでいます。」

【タイを訪問しているナジブ首相は深南部も訪れる日程】
ナジブ首相は何人かの閣僚を連れて、タイとの(毎年の)定期協議のために8日夜バンコクに到着し3日間のタイ訪問を始めました。9日にはタイ首相といっしょにタイ深南部を訪問し、両国境を視察、イスラム教学校を訪問、県都で会食などの日程が組まれています。 タイ首相は深南部問題で、マレーシアのような第3者の仲介を要する必要はないと述べています

一方深南部のナラティワット県では、県都の市場でバイクに仕掛けられた爆弾が炸裂して2人が死亡し、9人が怪我をしました。この場所は9日タイ首相とナジブ首相が昼食を行う予定のホテルから1kmほど離れているだけです。10Kgほどの爆弾は(いつものように)携帯電話の信号で起爆されたと、警察は説明する。

これとは別に隣のパッターニー県では何者かに襲われたイスラム教指導者1人が射殺され、4人が怪我をしました。タイ治安情報筋は、両国首脳の訪問前後または訪問時に、武装反抗勢力からの攻撃がある兆候がでていると、語っています。

( Intraasia 注:これまでに双方合わせて4千人近い死者を出している深南部の不穏化は根深く、両国首相が訪れたぐらいで解決の糸口が見えるとはとても思えませんけどね。南部を牙城とするタイの政権党民主党とその首相ですから、建前は別として、これはよくわかっていることのはずでしょう)

【8周年を迎えた AirAsia 】
AirAsia は設立以来8周年を迎えました。それを記念して、(空港税以外)の全て混み運賃 国内線運賃RM 8から、国際線運賃RM 25からの特別セールスを8日から開始します。飛行期間は2009年7月から10月です。CEOによれば、2010年の中ごろ、ソウル路線がオープンします。 www.airasia.com は毎月2000万人の訪問者があり、そのブログは世界の航空会社の中で2番目に人気ある航空会社ブログだとのことです。「AirAsia はインターネットでの追随者を非常に多く持っています。」 同社のfacebookは10万人のファンがいるとのことです。

( Intraasia 注:8年前中古飛行機1機で運行開始するとの目立たないニュースを読んで以来、AirAsiaに興味を持ってきたIntraasia です。 それはとして日本就航は未だに見えてきませんなあ。ソウルに先を越されたようです。)

12月7日のマレーシア記事

【道路交通庁の違反切符を早期に納めると割引が受けられる】
道路交通庁は交通違反切符を発行された違反者が、ただちに違反金を納めれば割り引くとの方針を発表しました。 発行日から15日以内に納めれば、30%の割引、16日から30日以内に納めれば、15% の割引にするとのことです。30日を超えたら割引はなくなります。

道路交通庁は、この違反切符早期納付者への割引方針は即実施されているとのことです。尚交通警察が発行した違反切符にはこの割引処置は適用されません。

( Intraasia 注:警察は1,2年ごとぐらいの割合で、交通違反切符の違反金未納者への半額割引なんて、ふざけた処置を実施してきました。長期に渡って納めない人が得するこの処置の不可思議さに比べたら、この早期納付割引は理にかなっていますな)

【エコ分野などへの投資誘致を目的に、副首相が日本を訪問】
7日からムヒディン副首相が日本を訪問します。これは副首相としては初の訪問であり、投資誘致の任務で計4日間東京と大阪を訪れます。 副首相の訪問に先立って、駐東京のマレーシア大使がマスコミに語りました、「先進国として日本は精力的にグリーン技術を研究し開発しています、自動車産業ではハイブリッド車と電気自動車が生産されている。グリーン技術に関すれば、すでにマレーシアに投資している企業がその活動範囲を多様化する機会にもなります。 マレーシアが強調するのはこういった分野でしょう、よって日本企業はその投資を多角化できる可能性を見出せるでしょう。」

昨年は通産大臣として日本を訪問したムヒディン副首相には、通産省やマレーシア工業開発庁の役人が同行します。副首相は日本の核企業のトップら21人と会うことになっています。 日本はマレーシアにとって(引き続き)製造業分野での主要な外国投資を行う国であり、今年は10月までに46のプロジェクトが認可され、投資申請認可額はRM 65億になります。2008年の日本の投資申請認可額はRM 56億、認可数 63プロジェクトでした。日本との貿易額は、2008年はRM 1367億で、2007年のそれより16%増えました。

「今回の訪問の目的は両国間の外交的関係の強化であり、両国間貿易と経済のきずなを強めることなどです。マレーシアが日本から追加の投資を期待しているのは、グリーン技術、電子電気産業、自動車産業などの分野です。

( Intraasia 注:日本のマスコミがこの訪問をニュースに取り上げるとはとても思えませんから、この場に載せて書いておきます。マレーシアはもう労働集約型の産業は歓迎しないし、且つマレーシアにそういう会社を設立するメリットもないでしょう。投資先としてのベトナムやインドネシアとは違った分野にマレーシアの利点があるはずです。日本の得意な細かなエコ技術やエコ製品で進出する機会だと思いますね。 さらにマレーシアは広い意味での情報技術産業の進出に大きな特典を与えていますので、この分野も考慮できるのではないでしょうか?例えばコールセンターもこの範疇に入っていますね。多額投資する大企業のトップと会うのも確かにいいけど、日本の優れた中小企業の注意を引く、に情報を与える方策の面で、マレーシア当局はもっと努力して欲しいものです)

【タイの刑務所で受刑しているマレーシア人の数】
在タイ国のマレーシア大使が明らかにしたところでは、現在タイの刑務所に収容されているマレーシア国民は500人ほどいます。その内約半分がバンコクにある10箇所の刑務所におり、 残り半分がタイ南部の8箇所の刑務所にいます。 裁判を受けた受刑者の多くはクレジットカードにまつわる犯罪のためとのことで、「偽カードを使ってタイで買い物してマレーシアに持ち込んで売る、それが奴ら犯罪グループの方法です。」 と大使。

マレーシア国民がタイでよく起こす犯罪は、この偽造カード使用以外に麻薬関連、殺人、窃盗、違法入出国などです。 「マレーシア国民とタイ国民は通常のパスポート携帯での入国許可以外に、少数の両国民にはそれぞれ相手国の国境から 25km以内の行動には国境通行証だけで行き来が許されています。 記録から言えるのは、わが国の国境での違反者には ミャンマー人、バングラデシュ人、中国人、アフリカ人がいます。」と大使は語る。

( Intraasia 注:国境通行証は国境近辺に住むそれぞれの国民だけに発行されるはずで、圧倒的多数のマレーシア人とタイ人はパスポートを携帯する必要があります)

【ペナン島の巨大観音像の竣工披露宴】
ペナン島の極楽寺 に新たに建設した、巨大な観音像とその展示建物(八角亭という華語名)の公式オープン式が行われ、13000人ほどが参加しました。その内3千人ほどは中国やタイなど外国仏教界の代表を含めた仏教僧らで、またペナン州地元政界からも与野党の華人政党幹部が招待されて出席しました。観音像を納める建物は高さ 82メートルにもなり、16本の石柱は中国から輸入した花崗岩製です。極楽寺は創立して118年とのことです。

内閣府の華人大臣は、政府は寺の基金にRM 100万を供与すると発表しました。観音像とその展示建物(八角亭)の建設にはRM 7000万ほど要したとのことで、民間の資金でまかなわれました。 

( Intraasia 注:写真を見るとまこと巨大な像とその展示パゴダです。 こういう巨大な仏教施設の完成は単に宗教上だけでなく政治的なメッセージも込められていますね)

12月6日のマレーシア記事

【障害者の登録上の分類において、新しく2つの範疇を取り入れた】
マレーシアでは障害者登録のために使われている現行の障害者範疇は、多重障害、目が不自由、耳が不自由、身体障害、学習困難 に分けられています。 これらに加えて新しく2つの範疇を新設したと、女性・家族・コムイニケーション省大臣が発表しました: 話すことが不自由、 精神障害

新設したこの2つの障害範疇は、政府官庁、非政府組織、障害者自身からの意見を基にしたとのことです。 「話すことが不自由の範疇に入る障害者とは、話すことが困難で他人と触れあう際コミュニケーションを妨げることになってしまう人たちです、例えば失声症 や構音障害。 精神障害の範疇は、精神の病気に悩む人です、例えば統合失調症、気分障害、慢性的な器質性精神障害、 少なくとも2年間の精神病治療を受けている。

政府は2010年度予算で、障害者用にRM 2億2400万を割り当てたと、大臣は語る。同省は来年は障害者のために職の創設と、障害者が建物に出入りできるようにする、というこの2点に焦点を絞るということです。

( Intraasia 注:障害者というマレーシア語の一般的な単語は orang kurang upaya ですが、そのあまりにも直接的な表現 ”能力に欠ける、不足する人” には、どうも馴染めませんね。)

【マレーシア人用料金と外国人用料金】
観光用施設の中には、マレーシア人価格と外国人価格の2段階に分かれているところが少なくありません。これは運営側が外国人用に高くしているということではなく、マレーシア人に割り引いているということです。

クアラルンプール市内の主だった場所をダブルデッカーバス周回する KL HoHo バスでは外国人大人RM 38ですが、マレーシア人大人はRM 19です。しかしながら3年経っても外国人乗客比率は95%のままだそうです。

クアラルンプールのバードパークの運営会社に寄れば、外国人用入園料の相当の割合が外国人を連れてきた旅行代理店、多少分がタクシー運転手に渡るとのことです。マレーシア人入園者は大部分が自分でやってくるのでコミッションが節約できるという説明です。バードバークに寄れば、入園者の比率では外国人とマレーシア人半々ぐらいです。

クアラルンプール郊外にある動物園ズーヌガラでは入園者の70%がマレーシア人です。「我々は何の補助金も受けていません。入園料で80%の運営費をまかなっています。」 とのことです、ズーヌガラは最近値上げしました。「他国動物園に比べて我が園は安いのです。」 掲示されている入園料 外国人大人 RM 35、子供RM 18、マレーシア人大人 RM 25、 子供RM 9.  

( Intraasia 注:ベトナムやインドネシアならいざしらず、中進国マレーシアはもう2段階料金制は止めて欲しいですな。 高価な自家用車で乗り付けて入園していく人たちが、外国人料金より安いというのは納得できませんね)

【ペナンに縁があるスマトラの富裕階層】
ペナンの高級住宅デベロッパーにとって、この世界的景気停滞期においては北スマトラの大都市の富裕層が替りの市場になっています。インドネシアとの共同ビジネス協議会の幹部がペナン州不動産業界の幹部は言う、「スマトラの富裕層からペナンの高級住居に対して需要がある。スマトラの大都市の中小企業オーナーたちの中には、換算して月RM 2万から3万を稼いでいるのは珍しくない。そういった企業家の多くの割合がパームオイル業とツバメの巣取引業に関わっています。これらの産業はそれほど景気後退の影響を受けなかったのです。 メダンは人口400万人の大都市です。」 

ペナン州のデベロッパーと共有サービス会社 など6社が来年3月メダンで開かれるペナン展示会に参加するとのことです。その場ではRM 50万を超える高級住居不動産を紹介するとのことです。 一般にペナンの不動産はメダンでの反応は良いとのことで、それは少なからずの裕福メダン住民が子供たちの教育地としてペナンを捉えているからです。「ペナン基盤の共有サービス会社が新しく市場を広げていく可能性があるのは、メダンとバンダアチェです。 この2都市には先進的なITインフラを備えた共有サービス施設はほとんどありません」

( Intraasia 注:ペナンは地理的にスマトラに近いのです。大都市メダンで得られないものをペナンに求める富裕層が昔から存在しているため、今度はメダンに進出して行こうという事なんでしょうか。実際スマトラの富裕層は医療や子供の高等教育地としてペナンを捉えていることが時々解説記事に載ります。 )

12月5日のマレーシア記事

【当時の Imigresen 長官が収賄で起訴された裁判が行われている】
出入国管理の庁であるImigresen の前長官に対する汚職裁判が下級裁判所で行われています。 昨年6,7月当時の長官職に就いていたこの人物は、4400人弱のバングラデシュ人外国人労働者の入国許可を急いでくれるようにというビジネスマンからの賄賂 RM 6万を受け取った疑いで昨年8月起訴されました。彼はこの金を自宅で受け取ったとのことです。

この4400人弱のバングラデシュ人に関しては複数の雇用者、建設業や製造業やレストラン業、から入国許可申請がImigresen に出されていました。この際マスターリストファイルは、当時の内務大臣と当時のImigresen長官がアクセスできるコンピューターから打ち出されたものです。 Imgresenの前外国人労働者部門トップは裁判でリストに関して証言しました。彼によれば、当時の長官による24時間以内の許可に従って入国許可証を発行した責任者であったとのことです

( Intraasia 注:もうしばらく前にこの長官が逮捕されニュースがありましたね。Imigresen の長官がこういうことをやっておれば、なにおかいわんやです。 まだ下級裁判所ですから、こういう裁判は長期裁判間違いないでしょう。金や地位ある人物を起訴すると長期裁判になると相場が決まっているかのようですな)

【SPM 試験科目数を巡って】
中学校5年次の終わりに受ける、全国統一試験SPM における受験科目数について、来年から1人の生徒が受験できる数を10科目に制限すると、今年6月に政府が決定しました。これに対して、インド人界を中心にもっと増やして欲しいとの要求が出ていました。 教育大臣でもあるムヒディン副首相は語る、「各方面からの要求を受け入れて、12科目まで受験できるようにします。しかし試験結果に反映されるのは当初の10科目だけです。内閣は生徒が追加の2科目を受験できるようにと決めました。しかしSPMの成績はあくまでも10科目に基づきます。 教育省長官が詳細を発表します。」

インド人政党や華人政党から受験科目増加の要求が出されていた理由は、生徒が10科目以外にタミール語または華語科目加えてその言語での文学科目を受験できるようにという理由からです。   SPM 受験における10科目には、核科目である マレーシア語、英語、イスラム教学習または倫理科目、歴史、数学、理科、が含まれます。

( Intraasia 注:これは極めてマレーシア的なニュースです。多言語社会であるゆえに、試験の中で最も重要である SPM で非マレー人生徒がその民族言語科目を選ばないようになってしまうという危惧が、この科目数増加の要求の背景にあります。 これまで生徒は好きなだけ科目を受けられるということから、その弊害が取りざたされていました)

【偽札グループの4人中3人はマレーシア留学中のアフリカ人】
クアラルンプール警察はAnpamg地区でサービスアパートを捜査して4人のアフリカ人を逮捕しました。26歳から44歳までで、内3人はマレーシアのカレッジ留学生です。この4人はRM 50偽札を540枚所持しており、さらに模造ピストル 3丁、トヨタ車なども押収されました。 現時点での捜査に寄れば、この4人は昨年初期からマレーシアに入国して豪華なコンドミニアムに滞在していたとのことです。車のオーナーと見られるパキスタン人を警察は捜しています。

逮捕された者はアフリカを基盤にした偽札作りグループのメンバーだと推測されます。 クアラルンプール市警察の長は語る、「今年だけで119人のアフリカ人を種種の容疑で逮捕した、その内 62人は(留学身分の)学生です。」

( Intraasia 注:カレッジだけで3桁数もあれば、所詮官庁の目は届きませんから、中には留学生という名の他の目的滞在者が数多くいても不思議ではありませんよね。 )

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI】

1万円を銀行で両替するとRM 378.0 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1270 で市場を終えました。

12月4日のマレーシア記事

【英国で同性結婚した、マレーシアへ送還されるかもしれないマレー男性の話題】
(最近マスコミで話題になっているニュースとして)マレー人性転換者、34歳、が少し前に英国で英国人男性、30歳、と民事婚をしましたが、このマレー人男性は英国滞在延長許可が英国当局によって拒否されたので、マレーシアへ送還される可能性がでています。(ムスリムの性転換を認めないマレーシアですから、マレーシア人の海外における行為とはいえ同性婚は問題視されています)

マレーシア語紙は、シャリア法弁護士協会の副議長の解説を載せました、「英国で登記されたのであれば、そのことに対しての罰は受けません、しかしもし同性婚姻がマレーシアの地で登録されたら、イスラム教への侮辱と見なされます。シャリア法で有罪となれば、最高3年の懲役か罰金RM 5000またはその両方に処せられます。 さらに彼がマレーシアに戻った際,女装をしておればそれに関しても罰せられます。」

性転換者にとって性意識の転換は容易であっても、身分証明書類で男性から女性へ変更することはほぼ不可能です。マレーシアの性転換者たちは話題になっているこのマレー男性を支持して語る、「私たちが望むのは他の人たちのように普通に暮らすことです。」 別の性転換者は言う、「4年間 身分証明書類における性転換を申請しようと努力しました。しかしもうあきらめました。マレーシアでそうするのは無理です。」

【水害の被害は止まない】
降り続く雨で被害を出している東海岸州はさらに被害が拡大しています。パハン州でもいくつかの地域で被害がでています。気象庁はクランタン州とトレンガヌ州にさらなる雨季の大雨が降り続くとの警告を発しました。

ところで、水の被害を出しているのは東海岸だけではありません。断続的に降った大雨で、3日はクアラルンプールの中心部でも一時的な冠水に見舞われた主要道路がでました。クアラルンプール-スレンバンハイウエーのクアラルンプール中心部に入る区間、また連邦ハイウエーの一部でも冠水しました。このため市内は至るところで大渋滞となりました。

( Intraasia 注:新聞を見て、我が地区を走る主要道も冠水したことを知りました。3日は午後から出かけたのですが、モノレールに乗ったので我が道路の冠水には気が付きませんでした。 3日は午前中6時間ほど降り続いたし、4日の朝もまた降っています。 大都市もこういう大雨には弱く、軽い冠水はしょっちゅう発生します)

【麻薬常習使用者はコンドームを使おうとしない】
世界エイズの日を記念した全国会議で、社会活動家で前マレーシアエイズ協会の議長でもある Marina女史は演説しました、「麻薬常習使用者の90%はコンドームを使用しようとしない。これは エイズ/HIV 患者の増加要因の1つとして心配しています。いくつかのNGO団体がコンドームを無料提供しているにも関わらず、麻薬使用者はそれを使おうとしない。 24時間オープンのコンビニが棚に並べずにコンドームを販売することを認めるべきです、いくつかの州政府はこれに反対しています。」

マレーシアエイズ協会の副議長は言う、「無料でコンドームを配るというのは、NGOがフリーセックスを奨励しているということではありません。 」

( Intraasia 注:コンドームの広告とどうどうと売ることはフリーセックスを奨励するものだとの見方が、保守的な層の間には極めて根強いものがありますね)

【スーパーマーケットの広告から】
60種類の食品は”補助金”付き (注:政府が補助金を出していると言う意味ではなく、要するに安いという意味でしょう)
種無しスイカ(赤色)  1kg当たり RM 0.89、  韓国産富有柿 Mサイズ  1個 RM 0.99、 オーストラリア産 ベイビーオレンジ 1袋約1kg RM 4.99

( Intraasia 注:柿の韓国産と日本産に味に違いはあるのだろうか? マレーシアで柿を買ったことがないので私は知りません)

12月3日のマレーシア記事

【トレンガヌ州では雨被害で多くの民は不便に苦しみ避難者も多い、一方国際ヨットレースが始まった】
東海岸州では降り続く雨による冠水と浸水の被害が続いているおり、クランタン州では死亡者がでました。7歳の男児が深く流れの速い溝に落ちて1時間半後に発見されましたがすでに死亡していました、これで死亡者は5人目です。トレンガヌ州では居つくかの道路が通行止めになり各郡での避難者がまた増えて、1500人弱が避難所に避難しています。

東海岸州では強い雨が4日まで続くであろうと、気象庁は予報しています。さらに沖では週末まで強い波と風が起きると警告しています、このため沿岸部では上がる水位によって被害を受けやすくなります。

最近完成したクアラトレンガヌ とクランタン州のグアムサンを結ぶ道路で、何箇所かで重大な道路陥没が起きています。このため建設の質に疑問が呈されています。選挙区内のこの道路が数箇所陥没した、州議会議員は主張する、「建設に何らかの不正がなかったかを反汚職委員会は調査すべきです。」 「Kuala Berang -Gua Musang 区間は本当に心配だ。11月24日に大きな陥没ができた。 さらに他の地点でも陥没が起きている。誰でも知っているように、この地区は冠水のある地区です、それに耐える対策をなぜとってないのだろうか?」

クアラトレンガヌ とクランタン州のグアムサンを結ぶ道路は、いずれはその先のイポーまで建設延長される計画です。

一方クアラトレンガヌのPulau Doyong を波止場として河口から沖で行われる国際ヨットレースの Monsoon Cup 2009年が開始となりました。降り続く雨のため、競技艇はより手腕を問われることになります。

( Intraasia 注:東海岸州は断続的に被害に見舞われ続けていますね。避難民は帰宅してまた避難なんて状況なのでしょう。 一方数年前からこの時期に開催されている国際ヨットレースのために、地元ホテルは客の入りが良くなって喜んでいるそうです。 浸水冠水に悩む一般民衆とはかけ離れた一握りの富裕スポーツ層のためのレースに対する批判は以前からあるようですが、あまり報道されませんね)

【KLIA Ekspres の切符が日本の旅行代理店で買えるようになりました】
KLIA空港とクアラルンプール市内をノンストップで結ぶ電車 KLIA Ekspres の切符が、世界中で購入できるようになりました。これは、世界で採用されている航空券発券システムである Amadeus に 電車運行会社が参加したからです。 そのため航空券購入時に KLIA Ekspres の切符も買えるわけです。購入した切符は、エージェントなり購入者に電子メールを経由して PDF フォーマットで送られます。 「KLIA Ekspres の切符は世界の10万の代理店で予約購入できます。」

( Intraasia 注:ということなので、日本人旅行者も代理店で買えるということですね。とはいうものの、指定席じゃないこともあって、KLIA空港駅で乗車直前に買うのはなんら面倒ではないと思いますけど)

【マレーシアから出て行った国民の数】
国会での議論で外務省副大臣が明らかにした数字です。 2008年3月から2009年8月までの1年半の間に、(旅行やビジネス旅を除いて)マレーシアから出て行った国民の数は 30万4千人になります。その理由はより良い教育を受けるため、職業機会を得るため、ビジネスを発展させるため、です。 また2007年1年間で他国に移住したマレーシア国民は14万人弱になります。 これらの数字は、マレーシアの外国にある公館に届けられた数に基づきます。
オーストラリアまたは英国へ移住していった人数はより多いとのことです。

( Intraasia 注:相変わらず、マレーシア人の英語国である英国とオーストラリア好きは変わりませんね。1年半の間の30万人が出て行ったといっても、その全員がマレーシア国籍を放棄することではなく一部でしょうが、かなりの数がそのまま他国に定住してしまうであろうという推測がつきます。人口2千7または800万人の国で、幾分高い数字のように思えますね。)

【国際原子力エネルギー機関の投票でイラン支持にまわったマレーシア】
イランはウラニウム濃縮工場をさらに10箇所建設する計画とみられています。 国際原子力エネルギー機関が行った、機関がイランの原子力開発を査察するという動議に関する投票で、珍しくロシアが西側諸国に同調しました。さらに中国も。 そこでイランの大統領はロシアを批判しました。この投票には国際原子力エネルギー機関の参加国である35カ国が投票し25カ国が賛成しました。 反対投票したのはわずか 3カ国: マレーシア、ベネズエラ、キューバです。この動議ではイランに濃縮工場の建設中止を呼びかけています。

( Intraasia 注: ほー、マレーシアはこの問題でイラン支持派なんだ、と驚きました。この種の地味なニュースは国内ニュースにもならないので、ほとんど話題になりませんね)

12月2日のマレーシア記事

【微生物を使って環境に優しく美化を進める、とペラ州 】
ペラ州は実効微生物を使って川をきれいにしゴミを減らす方策を取り入れることになりました。州理事会の担当理事によれば、大衆の間における有効微生物の使用を促すために、州政府の各部門から成る作業部会を設けました。「州の灌漑と排水庁はすでにこの有効微生物を使用して川の美化に役立てており、イポー市庁は市内などの清掃に導入します。獣医庁は養豚場に使えないかと研究中です。」

「次の段階は、州民を教育し、州民に微生物の使用を広報するためのキャンペーンを開始することです。」 この理事に寄れば、”bokashi " と呼ばれる有効微生物は汚染物を分解する機能があり、日本から輸入した特別容器を使って家庭で簡単に作れます、このバケツを使った自作の簡易容器はRM 50 とのことです。 キャンペーンを1月に開始し、作業部会はこの有効微生物 ”bokashi " をKinta川と Perak 川のレクリエーション地に使用する予定です。

( Intraasia 注:なるほど、日本から輸入する安価なエコ製品で、ペラ州の環境を良くしようということなんでしょう。写真も載っています。本当に有効であるならばこういう製品をどんどん輸入して各地で使うのも良さそうですね。 日本のエコメーカーは日本で成功している安価なアイディア製品を東南アジアで試してみるのもいいではないでしょうか)

【砂糖補助金を減らすまたは廃止するという提案】
(砂糖は価格統制品の1つとして、政府が補助金を出して安価に抑えています)マレーシア国民の間で砂糖消費量を減らすために、補助金を出さなくすることを、政府は検討しています。国内取引と消費者省大臣は言う、「いろんなグループが補助金を抑えるようにという提案していることをよく考慮して、この件を閣議に持ち出すことも考えます。我々は砂糖への補助金を減らすまたは廃止するかを検討しています。現行の補助金は多いと、我々は認識しています」 

今年政府が砂糖に出している補助金の総額はRM 7億2千万になり、これによって 1kg RM 1.45に抑えています。「砂糖への補助金をなくせば、1kg RM 2.45になるでしょう。 砂糖に補助金を出しているのはマレーシアだけだということも考えなければなりません。 政府は国民に砂糖摂取を減らして健康な生活スタイルにするようにと奨励しています」

ペナン消費者協会の議長は、砂糖補助金を止めるように主張しています、また他の消費者協会も同様な意見です。マレーシア糖尿病協会の会長で医師は、この動きを歓迎して、「(補助金廃止)は全体的な国民の健康の向上につながります。 このことは、国民に自分たちがどのくらい砂糖を摂取しているかをまず考えるようになります。砂糖補助金がなくなれば、マレーシア国民の健康面で目に見える変化は1年から2年の間に起こってくるでしょう。食料製造者も使う砂糖のを減らすことになるでしょう。」

( Intraasia 注:砂糖に補助金なんて無駄としかいえません。1kg RM 1.45なんて安すぎるのは言うまでもありません。だからTeh-Oや手作り菓子類をめちゃ甘な味にしてしまう。練乳を使うテータレも同様に甘すぎる。パンであれ菓子類であれ不必要な甘さを省くためには、砂糖含有を減らすことでしょう。不必要に安い砂糖の値段が高くなれば、製造者も使う量を減らすことになるという、明確な経済原理ですね)

【唯一現存する、観光用にした錫しゅんせつ機と工場が水没の危機にある
ペラ州のTanjung Tualong にある錫しゅんせつ機とその工場は、現存する唯一のものです。1983年まで使われていてその後放棄されていたものを、地元の会社が観光見物用に(多少整えて)2008年1月から一般に有料公開しました。その際ペラ州政府はRM 50万を支出しました。 池に浮かぶその工場は船尾の右側が18度ほど傾いてしまい、6ヶ月以内には沈没の危機にあるとのことです。

州理事の1人は言う、「運営する会社はしゅんせつ機を救うために何もわかってない。」 「これは水の中に浮かべておくもので、本来は観光用ではない。 砂の上に置くのでは無理です、砂はその重さに耐えられないのです。 修理費用が何百万もかかるかもしれないので、状況を良く調べることが緊要です。その会社は問題を自分たちで検討しなさい。専門家を呼んで提案を聞き、詳細な報告書を作りなさい。」

運営会社の主要株主は、州政府には既に報告書を提出して、提案していると主張していますが、州事務局長は否定しています。

( Intraasia 注: 旅行ページの【西海岸側にあるペラ州とイポーの案内】ページの項目では、以前その現地を訪れて撮った写真付きでこのしゅんせつ工場を紹介していますので、ご覧ください。)

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