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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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1月31日のマレーシア記事

【違法タバコの売り上げ比率が急増している】
違法なタバコの売り上げが伸びています。タバコ会社、消費者団体、非政府組織はもっと厳しい法律と取り締まり処置を求めています。マレーシア税関当局が2009年に押収した違法タバコ額はRM 6400万でした。しかし違法タバコの取引額は年間 RM 10億と推定されており、結果として未払いの税金はRM 15億になるとのことです。

マレーシア消費者協会は保健省に提案しています、「夜市の屋台ような定まった店舗の無い者がタバコを売っているのは違法タバコの販売の手段ともなり、禁止すべきです。」 マレーシアタバコ会議の議長は言う、「(タバコ対策に)タイヤシンガポールはもっと良い支援法があります」 

British American Tobacco マレーシア会社がまとめたマレーシアにおける違法タバコの比率
2004年: 14.4%、 2005年: 17.6%、 2006年: 21%、 2007年: 23.8%、 2008年10月から12月:27.5%、 2009年6月から8月: 38.7%

高級タバコ20本入りの値段比較
シンガポール RM 27.6、 マレーシア RM 9.3、 タイ RM 4.6、 インドネシア RM 3.7、 ベトナム RM 2.7、 フィリピン RM 2.3 

マレーシアで売られている、違法なタバコは最も安いもので 20本いりRM 2.5 からあります。合法なタバコの最低価格は 20本いり RM 6.4と決められています。

違法タバコを扱う犯罪組織は洗練されたネットワークを持っており、容易に密輸を行っています。 日本国際タバコ会社の幹部は言う、「 マレーシアで違法タバコが増えている理由の1つは過剰なタバコ税です。加えてマレーシアの罰則は非常に軽微であることが、違法タバコの存在にさらに加担しています。」 マレーシア税関の副長官は言う、「密輸タバコ組織が誰であるかを知っていますし、どこでそういう違法タバコがよく売れるかも知っています。」

密輸、非法タバコについて詳しい消息筋は次のように説明します。
マレーシアに入ってくる密輸タバコ、非法タバコの多くは、ドバイ、フィリピン、ミャンマー、中国製です。普通こういった密輸・非法タバコはまずシンガポールかタイの自由貿易区に送られて、そこから最終目的地に送られます。その自由貿易区ではタバコはちゃんとタバコと申請される、且つ両国の市場へ持ち込まれないので、当局にとって問題は発生しません。そこでそのタバコを扱う怪しげな運送取り扱い会社(乙中)が 船会社のコンテナ部分を借り切り、それを使ってタバコをマレーシアに運びます。その運送取り扱い会社は荷物の名目をタバコから変えてしまいます。つまり低関税品なり非関税品という名目です。 

税関は原産地証明を要求しないとのことです。積荷目録上は適正になされているため、税関当局は輸入許可を出します。マレーシアに送られるタバコが到着するのは自由貿易港のどれかです: ポートクラン、バタワースコンテナ港、クアンタン港、タンジュンプルパス港、パシールグダン港など。 一度貨物船が接岸すると、そのタバコを詰めたコンテナは紙製品とか機械部品として申告されます。そしてトラックに積まれて、各地の店へと向かうのです。 さらにこの種の非法タバコは港の保安員や税官吏がこっそりと持ち出すこともあります。 マレーシアの港から運び出されるコンテナは監査されていません。

こうした方法でマレーシアに持ち込まれるタバコはタバコ葉だけで製造された密輸タバコと偽造タバコです。一方インドネシアの kretek タバコはボートを使って直接マレーシアの海岸に密輸されます。kretek タバコはタバコ葉以外のクローブなどを含有しています。主要タバコ会社はこういった活動を知っています。タバコ会社は、偽造タバコとKretek タバコ を真に気にしています、なぜなら彼らの市場を食ってしまうからです。
以上消息筋の話を基に構成。

マレーシアのタバコ値段は東南アジアではシンガポールに次いで高い。シンガポールでは違法タバコの率を18%に抑えているとのことです。 マレーシアで違法タバコを吸っていても特に罰せられることになりません。

世界的巨大タバコ会社のBritish American Tobacco のマレーシア会社は主張する、「こういった違法なタバコの取引額はRM 10億にも達する。この半年で30%も増えた。」 2004年から2009年の間に、合法な高級タバコと違法タバコの価格差はRM 4.3から RM 6.3に増えました。 タバコ会社は半島部とボルネオ島部でそれぞれ、ゴミに出されたタバコの箱を調査しています。 半島部のサンプルは3千箱で、ボルネオでは4千箱を集めました。 

一方マレーシアでのタバコ製造会社は国庫への良き納税者です。2008年政府は RM 30億を集め、2009年はRM 31億を徴収しました。

【広告媒体の番付と大広告主】
2009年の広告支出額に関する調査を、調査会社のNielsen Co Malaysiaが発表しました。
2009年の総広告支出額は対前年比 7.4%増のRM 66億2千万でした。広告を載せる媒体別に分けると:
1位 新聞 RM 34億(2.6%増)、 2位 テレビ(衛星TVは含まず) RM 24億 (13.2%増)、 3位 ラジオ RM 3億6千万(24%増)、 4位 雑誌 RM 1億4千万(マイナス11%)、5位 屋外広告 RM 1億1千万 (17%増) 以下 店舗販売場所、インターネット、映画  

企業別支出額 トップ 10
1位 Procter & Gamble RM 1億9千万、 2位 Unilever RM 1億7千万、 3位 Celcom RM 1億1500万、 4位 Galxo SmithKline RM 1億1千万、 5位 Nestle RM 1億、 6位Telekom Malaysia RM 9400万、 7位 保健省 RM 9000万、 8位 Maxis RM 9000万、 9位 DiGi RM 8700万、 10位 KFC RM 6800万

( Intraasia 注: 携帯電話会社が3社入っていますね)

【国防大学】
国防大学で代理国王出席の下で、閲覧式が行われました。 381名の学生に見習士官の任命状が渡されました。前身が陸軍士官学校である国防大学は2006年に大学に昇格し、現在悪性1857人が在籍しています。卒業後 8割が国軍に入るとのことです。

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1月30日のマレーシア記事

【ナジブ首相がバトゥ洞窟ヒンヅー教寺院を前夜祭時に訪問】
ヒンヅー教の祝祭タイプサムの前夜、クアラルンプール郊外にあるバトゥ洞窟寺院にはすでに何万人もの信者が押しかけています。その現場をナジブ首相が夜間訪れて、集まった信者らに演説しました、「互いの宗教に敬意を示すことは基本的な美徳であるだけでなく、我々はそれを守りとおしていかねばなりません。これはイスラム教の主たる原則の1つでもあります。」
現職首相がタイプサム時にバトゥ洞窟寺院を訪れたのは20年ぶりとのことです。

( Intraasia 注:つい先日インドを公式訪問した際、タミール人の故郷であるタミールナド州をマレーシア首相として始めて訪問したナジブ首相です。そしてタイプサム時に合わせて、タミールヒンズー教徒にとって非常に象徴的なバトゥ洞窟寺院も訪れたわけです)

【ジョーホール州スルタンを侮辱した容疑で逮捕された被告の裁判開始】

ジョーホール州スルタンが死去した際、自分のブログにスルタンを侮辱した書き込みをした容疑で警察に逮捕され拘留されていた被告、マレー人 29歳、がヌグリスンビラン州の下級裁判所に起訴されました。ネットワーク機能・サービスを不適切に利用したことでコミュニケーションとマルチメディア法違反になり、被告はジョーホール州スルタン家と人々の感情を害する意図であったと、起訴状は述べています。 有罪となれば、RM 5万以下の罰金か懲役1年未満に処せられます。

検察側は保釈金をRM 1万にするように要求しました。被告の弁護士は言う、「被告は自主的に警察に出頭したし、発言はうそぶいたことからなされたものです。保釈金を下げてください。」 裁判官は保釈金をRM 5千に設定し、裁判を3月末から再開すると決定しました。

( Intraasia 注:被告がどのような言を書き込んだかはまったく新聞には載っていないし、その内容さえも全くわかりません。侮辱したとだけ新聞には書いてあります)

【外国人ら10人を治安法で逮捕したのは先制措置である】
警察は国内治安法を適用して外国人9人を含む10人をつい数日前に逮捕しました。ナジブ首相はこの件に関して語る、「これは国内外のテロに対処する先制処置です。もし国内でテロが起これば、マレーシアのイメージが非常に悪くなる、もし国外でテロが起こされれば、テロの中継国だと批判されてしまいます。」 マレーシアがテロリストのハブだとの言いがかりを首相は一蹴しました。

【クチンに水上タクシーを導入したい】
サラワク州クチンに水上タクシーを導入する計画があります。州の大臣は言う、「この水上タクシーは公共交通の一環としてまた観光商品の一つにもなります。」 水上タクシーのルートはサラワク川の 新Satok 市場と ボルネオ会議センターとの間で、20分の距離になりそうです。「今年7月までに3台の水上タクシーを運行させたい。」 「現行の伝統的ボートは約10艘あり、サラワク川で村村の間を結んでいます、これは今後も維持していきます。」

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI】
1万円を銀行で両替するとRM 375.7 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1259 で市場を終えました。

1月29日のマレーシア記事

【バレンタインデーはムスリムのためにあるのではない 】
バレンタインデーの日にカップルが公園を間違った目的で利用しないように、スランゴール州の公園は十分灯りを点けておく、ことになりそうです。スランゴール州イスラム教庁の長官は言う、「バレンタインでーにはイスラム教庁の係官が州内の安ホテルやショッピングセンターや公園を見回って、ムスリムカップルが適切に振舞いようにさせます。 (バレンタインデーに合わせているゆるカップル向け食事を提供する)キャンドルライドディナーのレストラン店も監視します。 こういったことは一般にホテルでの性行為に結びつきます」

「未婚のムスリムカップルが密室内にいっしょにいれば、それはカルワット行為で起訴されます。ムスリムは、バレンタインデーはムスリムのためにあるのではないことを理解しなければなりません。」 長官は、子供たちがその日家庭にいるようにさせなさいと、親たちに訴えます。 州内のいくつかの高等教育機関で、女学生はバレンタインデーの日はボーイフレンドに真の愛を表明するためにパンティーを身に着けないようにという動きがあることに関して、長官は言う、「ムスリム学生がそういうイスラム教の教えに背く祝祭に参加することは許しません。」

【タイプサム前の風景】
タイプサム祝祭の近づいた、クアラルンプール郊外のバトゥ洞窟ヒンヅー教寺院では、信者の参拝にいささか問題が起きています。去年までは信者は川辺から Jalan batu Cave を歩いてバトゥ洞窟寺院境内に入ることができましたが、今年からは700mほど遠回りしなければなりません。それは新しいKTM コミューター線路ができたからです。信者の中にはすでに線路を横切っている者があります。 遠回りになったことに不満を語る信者もあります、「非常に不便になった。大きなKavandi を運ぶ信者にはたいへんです。」

( Intraasia 注:マラヤ鉄道はKomuter 電車をバトゥ洞窟駅まで延長させる工事をずっと前から行っています。もうすぐ完成するといわれています)

【マレーシアムスリムレストラン協会は25000人分の求人を提供する】
マレーシアムスリムレストラン協会はまもなく2万5千人分の求人を全国展開する予定です。協会の議長は語る、「マレーシア人は我々のレストランで働きだがらない。そこで協会はマレーシア人向けの刺激策と職計画を考えています。レストラン業界で働いているのは合法外国人労働者のわずか2%だけです(この部分は新聞が訂正を出したので、当サイトも訂正しておきます)。」 マレーシアムスリムレストラン協会は全国に2千のメンバーがいるとのことです。

( Intraasia 注:全国で2千人のメンバーじゃ、かなり組織率は低いということでしょう。ショップハウスの小さなムスリムレストランなどは多分加盟してなさそうですね)

【出生数、死亡者数、】
2009年に国内で出生した赤ん坊の数は 516,645人でした。2008年より 2万人ほど増えました。 州の中で最多はスランゴール州で、80,110人、次いでサバ州が 60,190人、ジョーホール州が58,597人、でした。2008年の数字をみると、76,032人、ジョーホール州 58,517人、 サバ州 51,773人でした。

2009年に国内で死亡した人の数は、129,922人でした。2008年より 6500人ほど多い数です。死亡者数最大の州はスランゴール州で 16,494人、ジョーホール州 15,749人、ペラ州 15,467人です。以上 国民登録庁が記録している数字です。

統計庁が発表する数字に基づくと、2007年の人口は 2717万人でした。2008年は 2773万人に増え、2009年は 2831万人に達したと推定されます。 

( Intraasia 注:人口規模から考えて年間 50万人を超える出生数はやはり多いなと感じます。日本が少ないのは知られたことですが、どれくらいなんでしょうか?)

1月28日のマレーシア記事

【またぞろ出てきた違法外国人労働者に対する全国取り締まり再考慮の要望】
(先日政府は、違法外国人労働者に対する全国的な大規模な取締りを2月15日から行うと表明しています)内務大臣は語る、「多くの雇用者がこの取締りを心配していることを知っています。我々がこの取り締まりの開始日を発表したとき、多くの雇用者が進んで情報提供しにきて、違法外国人労働者の存在と汚職があることを認めています。雇用者側が問題に巻き込まれたくなければ、一緒に行動することでこの違法外国人労働者問題を克服すべく我々に協力しなさい。我々は罰するのが目的ではなく、違法外国人労働者を雇用することを抑えるために何かをしなければならない。」

実業界から2月15日からの大規模取締りの期日を遅らせるようにとの要望が出ています、ちょうど旧正月時期だからです。与党の馬華公會(MCA)の副総裁も、この時期は商売のピーク時期である、雇用者側に問題を残すと、語っていました。 現在国内に合法な外国人労働者は180万人います、そしてその数と同じくらいの違法な外国人労働者が国内にいると、Imigresen は見ています。

( Intraasia 注:ほんと、マレーシアの違法外国人労働者対策はふらつきばかりです、何年かに1回大規模取締りを宣言したり、数年に1回は違法外国人労働者が進んで帰国すれば何らとがめないという恩赦措置を行ってきました。違法外国人労働者は逮捕されれば拘留所へ送られて、本国送還です。しかし雇用者側に実刑が下されたような事例は皆無に近いといわれています。要するに、捕まって損を見るのは違法外国人労働者のみなのです。だから雇いたい者は一向に減らない、違法外国人労働者を雇う理由を堂々とあげているわけです。90年代は労働人口の5人に1人は違法合法の外国人労働者と言われてましたが、今では4人に1人は違法合法の外国人労働者となったのです。この状況がどれくらい大きな比率か、日本の場合に当てはめて考えてみると、実感できると思いますよ)

【国際テロ組織に絡んだ容疑者10人を治安法によって逮捕】

国内治安法を適用して、国際テロ組織と関係がある(と当局がみなしている)外国人9人とマレーシア人1人の計10人が逮捕されました。内務大臣は語る、「逮捕された者たちは、複数の国際的機関から指名手配されています、この逮捕は反テロリズム機関の国際協力の成果です。」 大臣は逮捕に関して、いつどこでといった情報、彼らはどういう組織に関与しているのかといった情報を全く明らかにしませんでした。「10人はわが国の安全に危険を及ぼすから逮捕したのです。彼らがマレーシア内でまたは外で何を企んでいたか、といったことは問題ではありません。彼らがマレーシア国内にいることが脅威なのです。」 逮捕された者たちはマレーシアに短期間いただけとのことです。

( Intraasia 注:マレーシアで最も強力な法律が国内治安法です。国は容疑者を裁判所に起訴する必要はなく、つまり立証しなくても長期間拘留できます)

【マレーシアで初の電子ブック販売書店】
中国やマレーシアといった、デジタル製品の違法コピーが盛んな国では、オンライン電子ブックの Kindleを買ったり、 Amazon.com の電子ブックをダウンロードできません。マレーシアは新しい Kindle2 が配送される国に含まれていません。

マレーシアにようやく電子ブックが入ってきました。(国内で最大手の書店チェーンで 28店舗を持つ)MPH 書店が電子ブック読み取り機をマレーシアで初めて販売開始しました。その読み取り機は中国製の Hanlin です。この利点は Adobe の ePub を含めていろんな種のファイル形式を読めるということです。11月に100台ほど仕入れて、これまでに40台ほど売れたと、MPH 書店の幹部は語る。「マレーシア市場はごく小さい、だからこの分野で世界の大手はマレーシアにやって来ないという強い見方があります。読み取り機メーカーの内、米国の会社は全くマレーシアに興味がありません。そこでアジアのメーカーと話をするのが容易でした。」
マレーシアのKinokuniya 書店は電子ブック販売を考慮中とのことです

【自動車販売会社の広告から】
最大30%の値引きです。ショールームでご覧ください。
Toyota Wish 1.8 : RM 93,888,  Honda Stream (absolute) :RM 108,888,  Toyota Estima 2.4 :RM 203,888,  Nissan Dualis :RM 151,888,  Toyota Mark-X :RM 163,888,  Mercdes Benz 200K (EL) :RM 273,888,  BMW M5 :RM 383,888
いずれも条件あり、数に限定
値引きは2月6日までです
NAZA WORLD

( Intraasia 注:Naza は純民間ブミプトラ資本としては最大手の、自動車組み立て製造や販売及び他業種に進出している会社です。)

1月27日のマレーシア記事

【麻薬取引で逮捕された日本人女性の裁判は高等裁判所に移管された】
2009年10月末にKLIA(空港)で覚せい剤の塩酸メタンフェタミン(ヒロポン)を運び込んだ容疑で逮捕され、その後拘留中の日本人女性、35歳、がスランゴール州Sepang の下級裁判所で起訴されました。「被告は 3.5kgの覚せい剤を持っていたと、化学検査報告書に書かれています。有罪なら即死刑です」 と被告の弁護士は語る。 麻薬取引の罪は有罪即死刑判決なので、この件を高等裁判所に移管するようにとの検察側の要求を、下級裁判所の裁判官は認めました。死刑に関わる裁判は高等裁判所に係属します。 

化学検査報告書によれば、塩酸メタンフェタミン(ヒロポン)の量は当初言われた4.7kgではなく、3.5kgとなっています。「被告は高等裁判所の法廷で抗弁に立ちますが、裁判開始日はまだ決定していません。」 覚せい剤は被告のカバン内に特別にこしらえた場所に隠されていたとのことです。

( Intraasia 注:当サイトで何回も説明してますように、ごく少量の麻薬保持は有罪でも死刑にはなりませんが、一定量以上の麻薬を保持していると取引と見なされ、別にこの被告に限らず、有罪即死刑判決なのです。要するに有期懲役という判決にはなりません。金に釣られたであろう愚かなこの種の人間がマレーシア人、外国人を問わず一向に減っていませんね。)

【ある性的犯罪者への判決】
15歳の継娘を強姦した罪及びその娘に性的いたずらをした罪で起訴された52歳の肉体労働者に対して、クアンタンの下級裁判所は合計39年の懲役と鞭打ち刑 20回の判決を下しました。 被告は2008年に開拓農業地にある家で継娘を強姦したことで、16年の懲役と10回の鞭打ち刑に処し、2008年の別の時期に強姦したことで 18年の懲役と10回の鞭打ち刑に処しました。さらに彼女を性的にいたずらしたことに対しては5年の懲役です。 ただ懲役刑は同時に施行されます(つまり懲役期間は結果として18年 になる)。

【トレンガヌ州で大規模な蝦水産養殖プロジェクトがスタートする】
トレンガヌ州の州都クアラトレンガヌから北へ車で45分ほど離れたSetiu  は典型的な風景の田舎です。海に面し、penarik 地方の一角です。その自然環境のため、東海岸回廊経済地域プランではSetiu をエコツーリズムの可能性があると認めています。 しかしその広い1000ヘクタールもある森林地が 集中蝦水産養殖パークプロジェクトの第1段階のために伐採されることになりました。詳細環境影響評価 はすでに昨年9月に環境庁が承認しています。このプロジェクトを実行するのは、政府の投資会社である Khazana 持ち株会社の子会社であり、先に景気刺激予算としてRM 100億の割り当てを受けました。

この地域は環境に敏感な地域第1地域に指定されているため、環境保護者らはこのプロジェクト認可されたことに困惑しています。プロジェクトによって森林だけでなく、淡水のブラックタイガー蝦や川カメらの生息にも影響が出ます。集中蝦水産養殖パークプロジェクトではトンネルを掘って、海水を引き込む計画です。排水時に塩分を高く含んだ水が川に流れ込むことで、川の生態系に影響を及ぼしてしまうと、批判者は心配しています。世界自然保護基金は環境影響評価の精度を疑問視しています。

( Intraasia 注:また一つ環境保護者たちと地元民らに懐疑を十分起こさせる開発志向のプロジェクトのようですね。 Setiu の位置は www.dromoz.com/directory/place/?id=1087 で確認してください)

【格安航空 AirAsia の広告から 】
インドへの新規路線を6つ開設します。 全て込みの料金 最低RM 199から
(現行を含めた)飛行地
ニューデリー 毎日、 ムンバイ 週4便、 ハイデラバード 毎日、 バンガロー 毎日、 チェナイ 毎日、 コチ 毎日、 Trivandrun 毎日、 Trichy 毎日

( Intraasia 注:インド路線を一挙に増やす、積極策ですね。ところでエアアジアはいつのまにか、クレッジトカード利用料を徴収するようになったことに気がつきました。いくらかかるか、書いてないところが姑息な手段といえますな)

1月26日のマレーシア記事

違法ながらも長年操業している小・零細工場の変わらない状況】
クアラルンプールに近接した郊外の古い地区である Sungai Buloh にある Kampung baru Seri Sungai Buloh には免許のない零細と小規模工場がたくさん操業しています。土地は農業地として分類されており、そういう工場の地主は暫定土地占拠許可証代として土地登記事務所には年間RM 100を払うのみです。工場は面積 929平米から2787平米の間であり、地代として 平方フィートあたりRM 0.50払っています。従って暫定土地占拠許可証を持つ地主は毎月RM 5千から1万5千を得ていることになります。 Kampung baru Seri Sungai Buloh の工場用地の10%はこういう暫定土地占拠許可証を持つ地主に属するとのことです。

この地には1970年代から違法工場が増えだしました。その地は農業地にも関わらずです。しかし政府官庁はなんら止め出しをしませんでした。地元人は 官庁役人の間での汚職のせいだと信じています。 土地主と暫定土地占拠許可証の持ち主は決して農業地を工業地に分類換えしようとしません。工業地にすれば許可代などがあがるからです。 状況は悪化してきました、それは基本的なインフラが悪いからです。多くの家具工場は汚染や冠水やゴミを我慢しなければなりません。 無秩序に建っている工場は在庫や材料で埋まっており、また労働力の65%は外国人労働者です。

マレーシアは家具の輸出で世界で10番目であり、スランゴール州はその中で家具メーカーとして最大規模であり、約40%を占めます。でもなんと家具工場の8割が違法工場なのです。

( Intraasia 注:ほんとこの種の長年状況が変わらない問題が多いです。存在自体違法なのに数十年もビジネスをしている、屋台商売であれ、零細工場であれ、開拓農業あれ、この例がよくあるのです。違法が当たり前すぎてあきらめなのか、誰かが後ろで守っているためてだしできないのか、知りませんけど。そしてお決まりの三D現場には外国人労働者が多数派であるという現実です。 外国人労働者なくしては操業自体ができないという現状のした、施設や福利厚生に金を使わないからマレーシア人労働者は働こうとしない、工場側はマレーシア人が働かないから外国人労働者が必須だと言う、いつもの理由説明ですね。)

【マレーシア産のゴム製品の輸出は好調】
マレーシア産のゴム製品の輸出額はこの10年で倍になりました。2009年のゴム製品輸出額はRM 105億でした。 そのうちゴム手袋がRM 71億を占めると推定されます。マレーシアゴム輸出振興会は、今年の輸出額をRM 110億になるだろうとみています。「今年の見通しはかなりよくなります。」

( Intraasia 注:数十年前のマレーシアは生ゴム産出国として知られていましたよね。今では生ゴム産出2大国ではありませんが、それでもゴム産出は一定してあります。ゴム手袋生産と輸出では世界一のはずです)

【華人実業家を対象に暗躍する紅包ギャング団 】
旧正月が近づくに従って、紅包(ang pow) ギャング団が暗躍を強めており、実業界から金をゆすったり、慈善と偽って金を稼いでいます。もう何年も暗躍しているある紅包(ang pow) ギャンググループは、慈善団体であると自称してマレーシア政府のロゴを使っています。ペナン州バタワースの実業界の多くがこのグループに騙されているとのことです。このグループは正規の慈善団体であるとの書類を持ち、寄付した者に領収書を渡しています。その団体が慈善団体として登録されており、1枚の張り紙をRM 20で販売し、紅包用の小袋を売っているのです。

華語紙はその社説で、こういったことは新手の金ゆすり方策であると書いています。 こういったグループはこれまでには、実業家に物を送りつけて多額の 紅包 を得ていました。実業家がもし紅包を渡さなければ、脅しとして銃弾を送りつけるのです。

( Intraasia 注:紅包とは華人界のお年玉のことです。どこの世界にもヤクザグループが根強く暗躍している一つの例ですね)

【グリーンホテル賞の受賞は高級ホテルばかり】
ASEANグリーンホテル賞2010年にマレーシアのホテル界から新たに 5軒が選ばれました: The Andaman Langkawi, Shangri-la Tanjung Aru Resort & Spa, Mines Wellness Hotel,Shangri-La Rasa Ria Resort , Renaissance Kuala Lumpur Hotel 。 ASEANグリーンホテル賞 2008年を受けて今回もその地位を維持するマレーシアのホテルが5軒ありますので、ASEANグリーンホテル賞の地位にあるホテルは計10軒ということになります。

ASEANグリーンホテル水準はアセアンを世界的水準を持った旅行地としていくために欠かせない手段です。 ブルネイで開催されたアセアン観光フォーラム2010年において、アセアン10カ国から 合計155のホテルが賞を受けました。

またブルネイとマレーシアとインドネシアとフィリピンの4カ国の観光大臣がいっしょに、 1つの旅行目的地としての ”赤道アジア”ブランドとロゴのお披露目式を行いました。

( Intraasia 注:グリーンホテルは高級ホテル・リゾートに限るということなのかな。 まあ、こんな高料金ホテルだけが”グリーン”なホテルだと思いませんけどね)

1月25日のマレーシア記事

【デング熱の発生が増えている】
今年になって3週間でデング熱による死者はすでに11人になりました。これまでのデング熱発生件数は全国で 3000件が報告されています。保健省の全国デング熱扱い室がまとめた数字では、スランゴール州が最多で 1370件の報告を受けています。次いでサラワク州 645件、クアラルンプールプラスプトゥラジャヤで 246件、ジョーホール州で166件などです。 死者もスランゴール州が最多で7名です。全国でデング熱発生集中地区は31箇所あり、内スランゴール州に20箇所です。

保健省は昨年11月にデング熱警告を全国に向けてすでに出しています。保健省の副長官は言う、「噴霧剤の散布はあくまでも暫定的なものです。蚊を培養する場所がある限り、新成虫がすぐ出てきて感染を続けていくのです。」 「先週検査した場所の数は 7万8千箇所ほどです、そのうち約2%の場所が蚊を培養していました。」

( Intraasia 注:いつも書きますように、デング熱感染は決して関係ない他人事ではありませんね。発生源の多さと感染者の多さから、インフルエンザA型(H1N1)よりよっぽどかかりやすいともいますね)

【バトゥ洞窟では早々とヒンヅー教信者が儀式を奉じに現われている】

ヒンヅー教の祝祭であるタイプサムは今月30日です。タイプサム時には100万人前後もの信者とさらに観光客で大混雑する クアラルンプール郊外のバトゥ洞窟ヒンヅー教寺院では、早々と宗教儀式を奉じる信者が現われています。 洞窟の272段の石段を登る信者らは、タイプサム時の混雑を避けるためと語る。信者はミルクポットを頭に載せたり、カバディを持ちながら石段をあがります。 べトゥ洞窟の麓には巨大なヒンズー神のMuruga 像が建っています。

クアラルンプールでは29日の夜、チャイナタウンにあるヒンヅー教寺院から Chariot (宗教的山車)が出発してバトゥ洞窟寺院に翌朝到着することで、タイプサムの正式開始となります。

【インターネット上でのジョーホール州前スルタンを誹謗する書き込みを捜査する】
先週末ジョーホール州ではスルタンが死去して、皇子がスルタンの地位につきました。インターネット上に前スルタンを誹謗する(と当局が判断する)書き込みが現われたことで、州警察は特別チームを組んで捜査することにしました。州警察トップに寄れば、この件に関して市民から25件の警察訴え報告とすでに出されたとのことです。「そういう書き込みをした者たちを見つけ出して法の下で対処します。誰であれ州スルタンを誹謗することを許しません。この件はコミュニケーションとマルチメディア法違反及び扇動罪違反になります。」

( Intraasia 注:マレーシアにおいて各州のスルタン及びスルタン制に関しては、タイの王及び王政に対する扱いと同じようであり、あらゆる批判や不敬行為は即治安当局が関与することになります)

【バドミントンのマレーシアオープンで好成績】
クアラルンプールで開催されたバドミントンスーパーシリーズ 2010年のマレーシアオープンにおいて、男子シングルでは世界ランキング1位のマレーシア人李選手が優勝しました。男子ダブルスではこれまたマレーシアペアの2人(華人)が優勝しました。  李選手はバドミントンスーパーシリーズでの優勝回数はこれで6回目です。

( Intraasia 注:バドミントンがマレーシアの国民的競技ゆえに李選手は大変よく知られています。各言語紙共に、バドミントンの試合はスポーツニュースとして大きな扱いです)

【ケイリン競技でマレーシア人選として初のワールドカップ総合優勝】
中国で開催された自転車競技のワールドカップで、ケイリン競技においてマレーシア選手 Azizul が金メダルを獲得し、これは彼にとって3個目の金メダルとのことです。最後の決勝ではそれまでのケイリン総合チャンピオン、ドイツ人、を破りました。決勝にはもう1人のマレーシア人選手も出場しました。Azizul 選手は11月のメルボルンのワールドカップでは2位でした。 これまで獲得した得点の結果、彼がケイリン競技での総合優勝者と判定されました。 

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おことわり

1月23日と24日は家を留守にしましたので、記事の掲載はできませんでした。

1月22日のマレーシア記事

【サラワク州でオイルパームの農園地をイバン族に戻すようにとの判決】
サラワク州で先住民族イバン族のロングハウス住民が、オイルパーム樹農園を相手に土地取戻しを訴えていた裁判で、クチンの高等裁判所は原告の訴えを認める判決を出しました。原告側は2001年にBintul 地方のオイルパーム会社と州政府を含む4者に対して、その問題地には先住民族慣習権があることと認めるようにと、裁判に訴えていました。裁判所はこの土地、広さ214ヘクタール、に慣習権を認め、1996年に発効された暫定リースは無効である、被告の会社はその地から立ち退いて土地をイバン族に返すようにと、判決しました。

( Intraasia 注:サラワク州では先住民族に土地に関してこの慣習権利が認められています。もちろん無条件ではないから、それがいかに適用されるかですね。事実は、あくことない開発志向で、森林が伐採されたり、パーム樹農園に転化されたり、さらにダム建設で立ち退きを余儀なくされたりしているわけです)

【コミューター電車をスペインから買うのは止めた】
昨年近郊電車KTM Komuter では使用できる電車と気動車がはなはだしく不足していたことから、マラヤ鉄道は8組のディーゼル車輛をスペインから購入することを決め、財務省に申請しました。財務省はそれを承認し、予算を割り当てました。「しかし供給会社側が2009年後半までに配達するという約束を守ることができなかったので、マラヤ鉄道は購入を取り消しました。財務省にも通知しました。」 と運輸大臣は説明しました。

「新車輌は配達に2年もかかります。選択肢の1つとしてリースまたは中古を買うことがあります。車輛の寿命は15年です。 当初買うためについた予算は、その後の追加予算と合わせて新電車車輛を購入するために使います。」

( Intraasia 注:そうか、スペインから買うことになっていた電車は取りやめたわけですね。まあその方が良かったのでは。Komuterは電車路線なのにディーゼル車を新たに取り入れるおかしさと、コミューター車輛にまたまた別の車輛が混じる、非効率さを防げたからです。なにはともあれ、電車のメンテナンスをしっかり速く行うことですね))

【インドネシア人住み込みメイド】
現在国内で合法的に雇われている、家庭内住み込みメイドは約28万人です。その内 インドネシア人が90%以上を占めます。残りの内、フィリピン人が15000人、タイ人、ミャンマー人、カンボジア人、ベトナム人、がそれぞれ1000人から2000人です。

マレーシアに送り込まれるメイド1人に対してインドネシア代理業者がRM 5千から6千ほど料金を課しており、最終的にこれはマレーシア側の雇用主が負担しています。マレーシア外国人メイド代理業者協会はインドネシア側の協会と協議を行い、この料金を15%ほど減らしてくれるように提案するとのことです。「現在一時凍結されれいる、インドネシア人メイドのマレーシア雇い入れが撤廃されるでしょう。」 と協会の議長。「現在われわれ業者が雇用家庭に求める料金はRM 7千から8千ですが、実質我々の手に残るのはRM 1千から2千です。この中からメイドの健康診断や人頭税を払います。」

メイド代理業者が雇用家庭に請求する手数料金
1990年代中頃 RM  2400、 2000年初期 RM 3800、 2000年代中頃 RM 4500、 2008年から RM 8000

両国間で交わされた最後の覚え書きでは、インドネシア人メイドは 年齢21歳以上で45歳までとなっています(しかしメイドの年齢詐称が相次いでいるのは事実です)

両国間で締結予定の新しいインドネシア人メイドに関する覚書
月給最低 RM 550、週休を与える、 メイドに銀行口座を開設させる、パスポートを取り上げないなどの条項があります。

マレーシア外国人メイド代理業者協会はメイドの供給元に関して、内務省と話し合いを持つことを計画しています。そこでメイド国として、ラオス、東チモール、バングラデシュを加えることを提案します

( Intraasia 注:裕福な家庭の中には複数のメイドを雇っているところもあります。メイドを雇用する上で、雇用前の必要経費と費用を除けば毎月の費用はRM 500,600程度のことから、需要は増えることはあっても減ることはない様相です。供給が需要に追いつかない状況です。そもそもなぜメイドがそれほど必要なのかの、国民的議論はなされず、これまで雇ってきたから今後も必要だとの論理ですね。 一体全体ラオス人メイドとどうやってコミュニケーションをとるつもりだろう、ラオ語を話せるマレーシア側のエージェントなどあるわけないので、雇われるほうも雇用契約の意味がよくわからない。エージェントはごく少数のタイ語話者を使って代替説明させるでしょうが、それでも雇用先の家庭では会話がまず成り立たない。 )

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI】
1万円を銀行で両替するとRM 364.0 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1308 で市場を終えました。

1月21日のマレーシア記事

【昨年の消費者物価上昇率 0.6% だけ? 】
2009年の消費者物価指数の上昇は 0.6%だけでした、しかしながら消費者はいろんな物、とりわけ食料品が値上がりしたと不満を述べています。12月分だけを見ると、対前年同月比で 1.1%の上昇でした。「雨季が終わりかけているので、これからは物価指数の上昇が下がることを期待している。でも輸入品に関しては我我が管理できません」と国内取引省大臣。
品目の中で上がった物の代表は、アルコール飲料 4.1%、住宅電気水道ガスなど 1.4%、その他品とサービス 3.8% です。

( Intraasia 注:物価上昇の感覚はとてもこの数字とは違います。 大衆食堂などで食事する、エンゲル係数の高い者にとって食費の値上げは切実であり、0.6%なんて低率でないのは明白です。1割程度の値上げの店は珍しくないし、スーパーでも必需品がその程度上がっていますからね。消費者物価って、ほんと実態を映しませんな)

【砂採掘に関わる汚職で34人が逮捕された】
反汚職委員会は、砂採掘に関しての汚職容疑と性的もてなしの容疑で全国の5州で合計34人を逮捕しました。この砂採掘に関する汚職に関して、反汚職委員会には昨年4月以来410件の情報が寄せられていたとのことです。「我々が追っている賄賂の合計はRM 28万になります。1人あたりRM 500から5万がそれぞれ支払われていたもようです。さらに3人は性的もてなしを受けていた。」と委員会の副長官です。

34人の内訳は、高級役人を含めて役人が24人、2人の政治家秘書、3人のビジネスマン、5人の一般市民で、スランゴール州、クアラルンプール、ペラ州、パハン州、ジョーホール州に及んでいる模様です。副長官に寄れば、逮捕は未だ続くとのことです。 賄賂の目的は、「砂採掘の許可を認めるまたは早めるため、さらに違法な砂採掘への取締りを逃れるためである。」 逮捕者の中には,調書の後釈放された者もいます。「この逮捕によって、隣国へ砂を密輸している犯罪グループを潰したと思う。」 しかし副長官は詳しいことを明らかにしませんでした。

( Intraasia 注:各地の河川地での砂採掘は昔から度々ニュースにされてきた件ですね。どこまでが違法でというあいまいさだけでなく、明らかな違法採掘も堂々となされてきたこともよく報道されています)

【マルチメディア開発公社が主催したマンガコンクール】

日本マンガの人気を下敷きに、国策会社であるマルチメディア開発公社が初の試みとして、全国マンガコンクールを開催しました。18歳以上の部門、十代の部門など3部門に合わせて150人の応募者がありました。審査委員長は応募作品の質に満足したとしています。マルチメディア開発公社は国のマルチメディアスーパー回廊プロジェクトを統括する会社であり、同社と民間の2社がこのコンテストを共催しました。

【マレーシア製作の旧正月用新年歌を収めた華語アルバムと福建語アルバム】
旧正月が近づいて、クアラルンプールにある20年の社歴を持つ 中文レコードの”銀城プロダクション”が 2種類の中国正月歌アルバムを発売しました。アルバムではいろんな歌手が歌う新年歌を収めています。 華語アルバム ”歓歓喜喜過新年” は19トラックで地元歌手8人が主によく知られた伝統新年華語曲を歌っているので、八大巨星 と銘打っています。VCDにはマラッカで撮影したビデオが収めてあります。 VCD+CD で価格RM 23.9

一方福建語アルバム”歓喜来拝年” は15人の歌手が歌う40曲の福建語新年歌が収まっています。CD版とVCD版もある。CD2枚版価格 RM 19.9。 VCDの映像は半島部の複数地区で10日間かけて撮影したとのことです

このアルバムのプロデューサーは業界で知られた、20年の経験を持つ客家人です。ジョーホール州Muar出身の彼は華語曲、福建語曲、客家語曲の分野でトップ作曲家として知られています。今回彼は福建語アルバム用に 7の新曲を作りました。「福建語アルバムは完全に福建語だけの世界で唯一の新年アルバムです。」

( Intraasia 注:マレーシア華人界は漢語に属する種種の言語が母語である話者から構成されているので、新年時以外に華語アルバムだけでなく福建語アルバムも、さらにごく少ないけど客家語アルバムも以前から発売されています。客家人や海南人はその母語に加えて、もっと広範囲に使われる他の同族言語、つまり華語、福建語、広東語などを育つ過程で取得するのが普通です。ラジオではまずかからない福建語新年アルバムは聞いてみたいなあと思います、でもRM 20もするので無理ですな。)

1月20日のマレーシア記事

【トレンガヌ州警察官の不祥事】
トレンガヌ州警察では麻薬使用に自身が関与した警官の数が増えています。2008年は7人でしたが、2009年はこの数が倍増しました。昨年警察官の間での麻薬使用は最も深刻な違反だと捉えられています。下位階級の警官 13人が麻薬使用に絡んで取調べを受けています。起訴されて有罪となれば免職となります。トレンガヌ州警察のトップに寄れば、このうち8人は警察内調査のために一時停職処分中です。

またトレンガヌ州公務員で麻薬使用に関わった疑いで67人が州警察麻薬部によって調査を受けています。そのうち12人は軍人です。2008年の麻薬違反であげられた州公務員は59人でした。

【ミリの足マッサージ店を取り締まれば中国女性とインドネシア女性ばかり】
サラワク州ミリで、何軒かの足マッサージ店を深夜から未明にかけて警察が取り締まり、多くの外国人マッサージ女性を逮捕しました。マッサージ師の名目である女性たちはヌード姿で客の男性は裸でした。これらの外国人マッサージ女性は20代の中国人とインドネシア人から構成されており、客の足だけでなく”最も敏感の部分”のマッサージをしたり、セックスを提供していたとのことです。 この種の店では1時間の料金はRM 150から200 ほどです。 この取締りでは、ある店は40人ほどが拘留されたとのことです。また別の店では中年のマネージャーも拘束しました。

女性の出身地は中国大陸、インドネシアのカリマンタンからです。「彼女たちはマッサージ師としてのパスでマレーシアに入国した、しかしある筋によってセックスサービスに利用されていた。」と消息筋は説明する。ミリの一部地区は足マッサージ店が連立して赤線地区といわれています。 路上や大衆食堂では中国女性が露出した姿で客引きしてします。週末にはブルネイからたくさんの人がやって来ます。中国女性は足マッサージだえでなく、モーテルやパブやカラオケ店でも徘徊しています。

( Intraasia 注:いつもながら、全く不公正な取締りですね。客は注意程度で終わって別に逮捕されるわけでなく、店の経営者もほとんど起訴されないからです。供給つまり中国女性はいくらでも入ってくる、需要つまり店と客側も同様に厳しく対処しない限り、所詮いたちごっこですね。そして自分の国で遊べないブルネイ人の存在ですな)

【エコーツーリズムのためにオランウータンを半島部につれてきたい 】
エコツーリズムのためにサバ州のオランウータンを半島部に移すという考えには反対であると、サバ州観光文化環境大臣が語っています、「オランウータンをその生息地から移動させるというのは危険だけでなく、サバ州民もその代表的動物の移住に反対しています。オランウータンは本来の生息地にあるべきです」 サラワク州出身の観光省の副大臣がこの考えを最近明らかにしました、その中でナジブ首相が何匹かのオランウータンを半島部に移住させる考えを伝えたとのことです。

【ナジブ首相はインドを公式訪問 】
(マレーシアインド人の多数派はタミール人であり、その人たちの父祖世代の出身地はインドタミールナドゥ州です)ナジブ首相はインドへの公式訪問を開始しました。その一環として、首相はタミールナドゥ州を、マレーシア首相として初の公式訪問します。首相一行は数人の大臣を含む公民の政治家やビジネスマンからなる200人の代表団で、訪問中にインドとマレーシアの会社間で13の覚書が結ばれることになっています。

( Intraasia 注:ナジブ首相はその前の数日間はサウジアラビアを訪問していました。アラブ資本を呼び込もうということですね)

1月19日のマレーシア記事

【ペナン島でのドラゴンボート水難事故】
ペナン島のジョージタウンのSwettenham 波止場からそれほど離れていないMacallum通り Ghautの沖で(本土側に面している西海峡部分)、先週末中学生チームが練習中のドランゴンボートが波のために転覆して、5人の生徒と1人の教師が水死した事故が起きました。事故発生後わかったことに、この中学生チームのボートは当局から練習の許可を得ていませんでした。この事故発生の要因の中で、安全策がいくつも欠けていたことがわかりました。15人の生徒と3人のコーチの中で救命ジャケットを着用していたのは3人だけでした、しかもこのチームは救命ジャケットを着用する習慣がまったくありませんでした。水死した教師は救命ジャケットを着けていましたが、そのジャケットがボートにひっかかかったためと見られています。もう1人の生徒も着用していましたが、ボートのちょうど下側になってしまった模様です。

海洋庁は、この海峡部分での水上スポーツは、航行の船の多さや強い海流のため不向きであるとすでに表明していました。ペナンドラゴンボート協会の副議長は、「海峡のあのあたりで水上スポーツは決して許されるべきではなかった。あそこは不向きだというのは常識です。多くの地元漁民が水上スポーツに反対してます、海流が予測できないということからです」

2009年のペナンドラゴンボート大会は事故地点から1kmほど離れた場所で開催されたことから、その開催を決めた州観光委員会の責任者を批判する声もでています。以前ドラゴンボート大会は Teluk Bahang ダム池で開催されていました。

アセアン-中国自由貿易地域協定についてマレーシアは基本的に実施の方針】
今年1月初めから実効に入った、アセアン-中国自由貿易地域協定に関して、一部の国やいくつかの業界から、この協定が地元産業を弱めてしまうとの懸念が表明されています。マレーシア通産省の副大臣は言う、「確かにいろんな方面からの懸念があります。しかし協定はまだ始まったばかりであり、何らかの微調整期間は必要でしょう。」マレーシア政府はこの協定を実施していく決意を表明しています。

この協定によって、中国産の9000品目以上がアセアン主要6カ国に無関税で輸入されることになり、中国はアセアンからの7000品目以上の関税を減らすことになっています。先週インドネシアが、(国内産業保護のため)ある程度の関税品目を維持する要求を提出しました。

【マレーシアの家具産業 】
マレーシアの家具産業は毎年伸びており、この3月始めにクアラルンプールで開催される マレーシア国際家具展示会 2010年では商談額US$7億を超すことを期待していると、 展示会会社の会長は語る、「1つの会場では間に合わず、PWTC, Matrade展示場など3箇所に分かれ、2万人の参加者を見込んでいる」

通産省の長官によれば、マレーシア家具の輸出額は2009年9ヶ月間でも増えた、日本向けは8.9%増の RM 5億6900万、英国向けは6.1%増のRM 4億3千万、しかしながら伝統市場である 米国、中国、インド、オーストラリア向け輸出はかなり減ったとのことです。「マレーシア家具は引き続き、中国、ベトナム、インドネシアと厳しい競争をしています。」

( Intraasia 注:以前から日本はマレーシア家具の主要買い入れ国の1つですね)

1月18日のマレーシア記事

【密輸爆竹 7トンが押収された】
トレンガヌ州 Kemaman 地方の路上で州税関当局が、7トンの密輸爆竹を摘発しました。「密報によって密輸グループを追っていた。深夜3時ごろ検問した密輸トラックの運転手は逃げてしまったが、市場価格RM 21万にもなる爆竹を押収しました。」 と税関トップは語る。 彼によれば、近隣国から密輸したこの爆竹は旧正月向けにクアラルンプールとクアンタンに供給するはずだっただろう、とのことで、トラックはスランゴール州登録番号です。 トレンガヌ州税関は先週別の摘発で、2台の密輸トラックを差し押さえたとのことです。

( Intraasia 注:密輸ほどいい商売はない、ということでタイ、インドネシアからタバコやアルコール飲料、食品、季節物などが密輸され、マレーシアからは安いガソリンやディーゼル、禁輸動物、違法VCDなどが密輸されていきます。犯罪グループにとって商売の種はほんと尽きませんね。)

【有名少年の名をブランド名に付けた健康サプリメント】
スランゴール州Gombak にある民家を保健省の薬品部門が訪れて、市価 RM 60万になる健康サプリメント を押収しました。このサプリメントは 数学天才少年としてもてはやされている少年の名 Adi Putra ブランドです。「研究所での検査の結果、これらサプリメントはステロイドを含有しており、ラベルに印刷されているような伝統薬品ではない。ステロイドは骨を退化させたり、高血圧にさせたりの悪影響を起こします」 と保健省幹部。

この摘発では他にも6種のサプリメントも押収したので、含有物を検査することになります。「これらのサプリメントを保健省は認証していません。もう何ヶ月も市場にでまわっていたと見られる。」 この摘発時に少年とその家族は家を留守にしていました。

( Intraasia 注:路上の屋台から商店街の店、さらにはショッピングセンターの店舗でも、たくさんの健康サプリメントや滋養強制剤などが並んでいます。見ただけでいかにも怪しげな品もあれば、立派な包装の品もあります。しかしいつも感じるのは、どの程度検査されている、または本当に検査を受けている品なのだろうか、という疑問ですね)

【長距離バスの運転手は長時間労働で低賃金】
長距離バス運転手のSyed, 40歳、はクアラルンプール -ジョーホールバル間を運転しています。彼は毎月平均して 21日間働きRM 2500 得ます。彼は言う、バス会社は運転手のために被雇用者福祉基金 EPF と労災である Socso の納付金を納めていません、それは運転者は全員契約労働者だからです。 運転手は被雇用者の権利を訴えても会社は常に拒否してきたとのことです。

この給与金額を得るために、彼は1勤務でクアラルンプール -ジョーホールバル間を1往復します、つまりバスを16時間も運転することになります。さらにこの時間に加えて、夜はバス車両内で眠ります。

別の運転手 Baharom, 40歳、はクアラルンプール -ケダー州Sungai Petani 路線を運転しています。彼が得るのは1往復でRM 60のみです。 1台のバスに3人の運転手が割り当てられ、1つの行程ではいつも2人の運転手が乗っていることになっています。運転手の固定給はRM 300、彼の1ヶ月の稼ぎはRM 1200から1500です。

運輸労働者組合の書記長は言う、「運転手はその基本給の低さから、バス運行の行路を何回も走らざるを得ない。EPF と労災である Socsoの雇用者負担分を減らすために、雇う運転手の数を少なくしようとしている」  一方全国バス運行業者協会の議長は語る、「運転手に固定給を与えずに、行路ベースの賃金を払うのは、固定給だと運転手が仕事をサボってしまうからです。」

( Intraasia 注:EPF と労災保険である Socsoも収めないというのは、会社としての社会責任を回避した、あくどいあり方ですね

1月17日のマレーシア記事

【自然界の虎を保護する会議に向けて】
今年の干支は寅ですが、自然界における虎の生息数は激減しています。もし何も手を打たなければ、次の寅年には自然界に虎がいなくなってしまうかもしれません。1世紀前には野生の虎は10万匹が生息していました。 1980年代には2万匹に減り、現在では3千数百匹に過ぎません。 今月末に、虎の生息する国13カ国から環境大臣などがタイに集まって会議を開きます。

「この会議は高レベルでの約束を決め、虎の将来を確実にする行動のための政治的過程の一環としてです。これが9月にロシアで行われる虎サミットにつながります。」と世界自然保護基金の拡大メコン川プログラムがメディアに送ったメールに書かれています。 アジアとロシアの極東地域における虎保護プログラムは、開発が虎の生息地を奪っていくことと、虎の身体部分に強い需要があることから、勝ち目のない戦いです。

世界自然保護基金によれば13カ国とは:ブータン、中国、バングラデシュ、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、タイ、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、ネパール、ロシアです。 マレーシアは環境副大臣が出席するとのことです。harimau と呼ばれるマレー虎はマレーシアに特有の種の虎で、現在少なくとも500匹ほどと推定されています。

( Intraasia 注:最も凶悪な生物である人間が、野生動物の減少と時には滅亡に多いに責任ある例ですな。)

【オランウータン保護運動側からの主張 】
フランスの非政府組織の長でサバ州野生動物庁と協力して働く、サバ州基盤の野生動物学者は主張する 「サバ州で行ったオランウータンの遺伝子調査によれば、生息数はこの数十年で50%から90%減っています。この理由は。狩猟、オランウータンをペットにする事などですが、最大の理由は森林が刈り取られて農地に変換されてしまうことです。」 「森林が失われていることは間違いなく生物学的多様性の減少であり、だから全ての関係者が協力する必要があります。」 「解決を求めて、保護反対派も保護賛成派も手を合わせる必要がある。」

「サバ州のオイルパーム樹の農園面積は1万4千平方キロに及びます、オイルパーム樹農園は海抜500メートル以下の低地に開発される必要がある。こういう低地はかつてはオランウータンなど野生動物の生息地だったのです。 サバ州の低Kinabatangan 地方で1000匹のオランウータンが棲んでいるが、そういう生息地はばらばらに散らばっている、その生息地をオイルパーム樹農園が囲んでいます。」 「そういうオランウータンの巣は農園開発によって主たる森林から引き離され、非常に孤立した状態です。 オイルパーム農園内にそういった巣があるはオランウータンが新環境にを受け入れているということを意味するのではない。この状況では彼らは生き延びられません。」

米国の非政府組織 World Grown は、オイルパームプランテーション農園がオランウータンの生息数に危険を及ぼしていることを見落としている、とこの学者らオランウータン保護運動家らが批判をしています。

( Intraasia 注:オイルパーム農園業界と森林伐採業界にとって、オランウータンは何の利益も生み出さない存在だという、わかりきった理由ですね)

【パームオイル原油生産大国 】
パーム原油生産量:2008年 1770万トン、 2009年見込み 1760万トン
パーム原油輸出量:2008年 1540万トン、 2009年見込み 1580万トン
パーム原油平均トン当たり価格:2008年 RIM 2777、 2009年見込み RM 2200、

こうした数字を基にして推測すると、2010年のパーム原油輸出高は RM 650億ぐらいになりそうです。

( Intraasia 注:パーム原油は世界1のインドネシアと第2位のマレーシアが世界市場の90%以上を産出し且つ輸出市場を占めています)

「医師養成の大学とカレッジの数 」
現在国内には 25の高等教育機関で医師を養成しています。 そのうち 10校が国立大学で、残りが私立大学または私立の大学カレッジです。華人政党が中心になって創設した Utar が今年2010年からこの医師(養成)学部に加わることになり、5月に新入生を受け入れます。5年間の学費はRM 25万という、他の私立に較べてかなり低額になっています。

私立病院・医院医師協会連合の医師はその批評記事で書く、「毎年4000人もの医学部卒業者が世に出るわけだ。しかし病院で研修医として訓練できる場が不足しています。多くの患者を見ることが不足してしまう、これは次の段階に進む基本的な訓練として欠かせないことなのにです。」

( Intraasia 注:90年代は国内に医学部のある大学は一桁校数でした(そのはず)。当時の3倍ぐらいになったわけですごい急増ですね。しかもマレーシアは国費留学金支給または私費留学で4桁数の医学部留学生を送り出しています)

1月16日のマレーシア記事

【中国ミカンの季節】
(旧正月が近づいて、ショッピングセンタや店舗では中国ミカンが既に並んでいます)
中国と東南アジア諸国連合の間で今年1月1日から、アセアン-中国自由貿易地域協定が発効しましたので、今年の中国ミカンは昨年ほど急激な値上がりはないものと期待されています。 マレーシア食料品輸出入協会の議長は言う、「これまでのミカン輸入関税である 5%が撤廃されたからです。ゼロ関税は運送費や包装費の値上がりなどを帳消しにします。 現在市場にはたくさん在庫がありますので、今の内にお買い求めください。間際になると値上がりしがちですから。」

輸入業者は、旧正月後にミカンが売れ残ることを防ぐために量を減らしているとのことです。 クアラルンプール果物卸し協会の議長によれば、中国からのミカン用コンテナ1本の値段はUS$1500 ぐらいです、去年はUS$1200でした。「この差はリンギットでいえばRM 1,000ぐらいです、ミカンの箱を昨年よりRM 2 ほど見栄えよくしているわけです」 「市場は未だ静かです、月末に活気が出てくるでしょう」 人気あるミカンは福建省の 永春地方からのミカンです。

( Intraasia 注:21世紀になって中国ミカンの箱包装がぐっと見栄え且つ質がよくなり、化粧箱と呼べますね。昔はいわゆるミカン箱入りのミカンが圧倒的に多かったものです。 一般に 「ローカム」 と呼ばれるミカンが人気ですが、あのタイプでも種があったり酸っぱくて、正直言ってあまり美味しいとはいえません、毎日食べてる中国フジリンゴの方がよっぽど美味しいです。でもこう思うのはIntraasia だけのようで、華人はミカンを縁起物としてみるので、そうは捉えませんね)

【 "Allah" を巡るサバ州サラワク州と半島部との大きな違い】
カトリック教会の団体が機関紙で、キリスト教の神の意味で "Allah" を使うことに関して、主としてムスリム界から反発を含めた反響がでている折、内閣府の法務担当大臣(マレー人)が提案しています。 「サバ州とサラワク州ではカダザン人やイバン人のキリスト教徒が昔から、神の意味で "Allah" を使ってきたことを知っています。サバ州とサラワク州のムスリムはことに慣習として慣れています。しかし半島部では違います。半島部ではキリスト教徒が神の意で"Allah" を使ってはなりません、それは半島部のムスリムには受け入れていないからです。」 と大臣は半島部で暮らしている、サバ州サラワク州出身者に意見を伝えす。「我々は互いに尊重しあわなければなりません。」 「聖書を半島部で使うときには、"Allah" という単語を替える必要があります。 (半島部で)マレーシア語で ミサを開いてもかまいませんが、"Allah" を ”Tuhan”に替えて使いなさい。」 「半島部では常に、"Allah" はイスラム教の神なのです。」

「キリスト教の聖書をマレーシア語に訳すことを禁止する法律はない、(人々がそうすることを)法的に憲法上は違反しているとは思わない。」

( Intraasia 注:少なくとも半島部では聖書をマレーシア語に訳したものを出版販売することはできないはずです。半島部の教会がマレーシア語でミサするなんてことは考えられないでしょう。 数日前に読んだ識者の説明によると、その昔聖書のマレーシア語訳は禁止されていたので、サバ州サラワク州ではすぐ隣のインドネシアからインドネシア語訳の聖書を取り入れていた。インドネシア語訳では 神の意味で"Allah" を使っていたため、サラワク州とサバ州で使われるようになった、と書いてありました。なるほど。 マレーシアを構成している、半島部(旧マラヤ連邦)とサラワク州サバ州の間には、この種の文化と歴史的違いがあるのは厳然たる事実です。 イスラム教が極めて底流にある半島部では、"Allah" の使用はとても解決策にはつながらないでしょうね)

【全公務員中に占める華人の割合は 6%に過ぎない 】
国内の全公務員数 約120万人の内で、2009年9月時点で華人の数は72,875人の過ぎません、これはたった6%になるだけだ、と政府の事務局長官は語る。「この数年の政府の積極的な華人リクルート活動にもかかわらず、この数は5年前より増えていない。地方の華人団体の協力を得ているが、応募はかんばしくない」 2005年には華人公務員は 85,204人でした、2000年には 78,345人でした。

( Intraasia 注:公務員に関して地方自治体が独自に給与体系を持つことはないので即国家公務員給与体系1本ということになります。この10年の国人口の増加にも関わらず、華人公務員は増えていない、つまり実質は減っているわけですね。誰の実感でも公務員はマレー人が圧倒的に多いことになります。人口の25%を占める華人界からの公務員がこれほど少ないことは、国のあり方から言ってもあまり良くないですね。しかしマレー人優位な公務員社会へ入っていこうとする華人がごく少ないのは、単に給与だけの問題ではないでしょうから、このアンバランスはこの先も解消されないでしょうね)

【ブルネイ人はサラワク州ミリがお好き】
ブルネイからマレーシアへ入国した訪問者は昨年 106万人を記録しました。ブルネイ人にとって陸路サラワク州かサバ州を訪れるのは大変人気で、サラワク州の都市ミリへ12月だけで 12万7千人が訪れたとのことです。

( Intraasia 注:娯楽面では退屈なブルネイですから、多くのブルネイ人やブルネイの外国人がサラワク、とりわけ都市ミリを訪れるのはわかるような気がしますね)

【円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI】
1万円を銀行で両替するとRM 360.4 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1298 で市場を終えました。

1月15日のマレーシア記事

【ペナンのバス Rapid Penang の現況】
ペナン州の公共バスである、Rapid Penang は2007年7月から運行を開始しました。「当時 33路線を運行し、1日の乗客数は 38,000人しか過ぎなかった、ペナンでは公共交通選択は 8%だけでした」と、運輸大臣はジョージタウンで語る。「その後公共交通機関の利用率は上がって15%になり、現在 38路線で1日の乗客数 65,0000人になりました。」「来年末までに公共交通機関利用率を 25%にあげる目標を Rapid penang が達成できるように期待していると、お伝えします。」
Rapid Penangは今年の第1四半期には保有バス台数が350輌になることもあって、通勤者のバス待ち時間を5分間に短縮したいとしているとのことです。

Rapid Penang と商業車両検査機関であるPuspakom との間で覚書が締結されました。これによってRapid Penang がPuspakom に車両検査用の場所を提供することになります。

( Intraasia 注:路線あたり平均して1710人の乗客数になるわけです。日に14時間運行として時間当たり122人か、ジョージタウンという都市と近郊の町の規模を考えると、これぐらいが期待値なんでしょうかね?それとももう少し増えてしかるべきだろうか? 判断の難しいところですね)

【自動車を中古業者に売った際の所有権移転を扱うシステムを準備中】

道路交通庁は、自動車所有者がその車を中古自動車業者に売却した際の、所有権移転に関するシステムを構築している最終段階です。庁の幹部によれば、いくつかの問題を解決してから、実際にこのシステムを取り入れますとのことです。「 方針と我が庁の資金計画とコンピュータ能力面に関して連邦政府からの承認を待っています」

このシステムは売却された自動車の所有権を暫定的に移転するためであり、 e-tukar Milik Sementara システム(所有の暫定移転電子システム)と名づけられています。

( Intraasia 注:そう、これは昔からのおかしな慣行です。ローン支払い中ではないつまり銀行に所有権がない、そういう自動車を中古車業者に売っても、業者は所有権を移転しないのです。その中古車が売れた時点で購入者に所有権を移す手続を行いますが、その移転手続が迅速ではないことから、購買者が違反などを起こした際に、違反通知が前所有者宛てに送られてしまいます、決して珍しくないできごとです。 Intraasia は90年初期に新車で買ったプロトンサガを2年後中古業者に売ったことがあります。金は車と引き換えに入手したものの、数か月間ぐらいはこのことが心配でした。業者は決して業者名で車を登録しません。この悪慣習を改めるシステムが、ようやく実施される陽の目を見そうだということです。問題視されながら20年近くも年月がかかることがまことに不思議ですな)

【ランカウイ島の外国人訪問者数】

2009年の1月から9までの間にランカウイ島を訪れた旅行者中、外国人は80万人ほどとのことです。 また海洋庁の発表に基づくと、ランカウイ島のKuah波止場へ渡る際、Kuala Perlisからのフェリー便を利用した人の数は、2009年1年間で170万人でした。 利用者が最多の月は12月で30万人でした。 片道料金は大人RM 18となっています。

( Intraasia 注:ランカウイ訪問の外国人旅行者は、すると年間100万人ぐらいということなんでしょう。直線距離でいえば、大して離れていないタイのプーケットにはとても及ばない人数のように思えます。)

【所得法人税】
所得法人税を扱う国税庁は、2009年の税収達成見込み額を RM 860億になると発表しました。12月21日時点でRM 851億を達成しています。2009年度の見込み額は2008年度よりRM 27億減っています。

( Intraasia 注:マレーシアの国家財政は、所得法人税に匹敵するほど石油ガス関連からの収入が多いのです。.209年3月時の会計年度では、Petronas が政府に納めた合計はRM 740億にのぼっています。内RM 678億が国庫に入り、RM 62億が石油を産出する各州へロイヤリティーとして納められました。)

【 Intraasia からのお知らせ】
最新の「今週のマレーシア」では、外国人旅行者のマレーシア訪問者数を題材にしたコラム 【外国人と日本人のマレーシア訪問者数を分析する】を書きました。この10数年の細かな訪問者数統計を基にしてあれこれ分析し、さらに日本人訪問者数を論じた一文です。マレーシアに興味をお持ちの皆さんに是非読んでいっしょに考えていただきたいな、とこの場で宣伝しておきます。

1月14日のマレーシア記事

【タミール人の祝祭 Ponggal 】
14日はタミール人の収獲祭である Ponggal です。クアラルンプールのBrickfileds にあるインド人街では前日まで土器製ポット、砂糖きび、ミルクなどがたくさん並べられて、買い物客を呼び込んでいました。これらの容器と材料によって 収獲祭に必須のChakkarai Ponggal と呼ばれるミルク米を炊くのです。
ヒンヅー教教徒であれキリスト教徒であれ、タミール人にとってPonggal が新しい年の初めとして祝われるのですと、インド人政党の幹部は説明する。

( Intraasia 注:Ponggal はどの州でも祝日ではありません)

【サラワク州の新しい巨大プロジェクトは再生可能エネルギーの名目と矛盾するとの批判】
サラワク州の再生可能エネルギー回廊地区で、マレーシアの官企業体と中国の国家企業連合による合弁事業の形で巨大プロジェクトの契約が結ばれ、これに絡んでサラワク州政府は州内の鉱山と石炭埋蔵開発を再生可能エネルギーに分類しなおしました。 このため環境グループから批判が出ています。ボルネオ資源研究所は主張する、「石炭採掘が一体全体どうして再生可能エネルギーの開発になるのか、州は説明すべきです。州政府は石炭採掘をこのプロジェクトの1つに含めてしまった。この種の環境に影響あるプロジェクトを再生可能エネルギープロジェクトに分類してしまうことに反対します。非常に誤解を招くからです。石炭は再生できません。」

再生可能エネルギーは、太陽光、風、雨、波、地熱、から得られるエネルギーで、使う度合いと同じ度合いで自然に補充されると定義されています。「石炭採掘はもっとも環境に影響ある、汚染する活動です。石炭での火力発電は炭酸ガスを大量に吐き出すのです。」

このプロジェクトでは中国国家配管網企業が主となって、3つの水力発電ダムを建設する以外に、州中部のKapit地方に属する地区で4億トンの石炭採掘も考慮していると、報道されています。ボルネオ資源研究所の所長は言う、「この石炭採掘は氷山の一角です。サラワク州には10億トンの石炭が埋蔵されており、いろんな鉱山活動がおこなわれている。とりわけ Mukah -Balingain 地方です。 Mukah 地方の石炭工場は完成に近づいています。 しかし環境影響評価やその他社会への影響評価が行われているとは全く聞いていません。」

全国環境団体のSahabat alam Malaysia の幹部は言う、「サラワク州の再生可能エネルギー回廊地区が石炭採掘と天然ガス採掘とダム建設が主たる事業であれば、それは偽物となります。 連邦政府と州政府は投資の内容とプロジェクトの正当性を公表すべきです。」

( Intraasia 注:これほど巨大プロジェクトながら、細かい内容は公表されていません。始めに開発ありきのサラワク州政府と環境など眼中にあるとは思えない中国企業体の推進するプロジェクトならではの特徴かもしれませんな。)

【サラワク州で計画されている、数多くの巨大水力発電ダムと大きなアルミ精錬工場プロジェクト】
サラワク州ではこのプロジェクト発表より前に、州中部の海岸に近い Similajau に年間70万トン製造のアルミ精錬工場建設プロジェクトが発表されていました。このプロジェクトは、サラワク州首相一族が支配する Cahaya MataSarawak 会社とオーストラリアの巨大企業 RioTinto Alcan との合弁企業が請け負うことになっています。ただ昨年の世界的経済不況でプロジェクトの発進が遅れています。

サラワク州東部の奥地に建設する計画が明らかになっている大規模水力発電ダム
Baram 地区 1000メガワット、 Murum地区 944メガワット、Metjawah 地区 300メガワット、 Linau地区 290メガワット、Baleh地区 1400メガワット
2400メガワットのBakun ダムはすでに完成間近です。

( Intraasia 注:本当にこれらのダムが全部建設されるかどうかは、まだ確定はしてないはずですが、それにしてもすごい開発計画の嵐ですね。実現したらものすごい余剰電力になってしまいます、だからそのためにアルミ精錬工場を作るということのようです。サラワク州という政治風土ならではの経緯と言えるでしょう)

【人気マレー人DJ がしばしば他局に移るマレーラジオ放送界】
マレーラジオ界の人気DJ の2人が新興ラジオ局 Suria FM に1月18日から参加すると発表されました。2人は1998年に(Astrro翼下の)ERA 局でDJ を始め、ずっと同局の番組DJ をしていましたが、その後相次いで同系列の Sinar FM に移りました。 Linda Onn(女性)はつい先週までSinar局 でDJ番組を持っており、Halim Othman (男性)は2008年にDJ を止めてテレビ番組の司会をしていました。 彼は Suriaから3週間前に話があったと語る。

Suria 局の放送責任者は、2人のDJを獲得できたことでマレーラジオ界のトップ2局である EAR局 とHOT局と互角の勝負ができるだろうと、期待を語る。

( Intraasia 注:家にいる間は例外なくラジオをかけて、マレー局と中文局を半々ぐらいに聞いている Intraasia には2人ともお馴染みのDJ です、確かにとりわけLindaは人気あるDJですね。それにしてもマレーシアのラジオ局はDJ が頻繁に他局へ移っていきます、というか人気DJ はほとんどが契約DJなので、こういう風にライバル局間を移り歩くことができるのでしょう。ラジオ局はどこも小規模または極小規模なので、いわゆる局アナのように自社員としてDJ を養成し雇用している例は少ないと思われます。どちらかというと中文ラジオの方が多少その傾向が強いように思えますが、中文ラジオ界でもライバル局に DJが移っていきますね。ラジオ局の小規模さから、番組の幅広さが制限されることになり、DJ のおしゃべりと曲をかけることが圧倒的に多くを占めます、アーティスト以外のゲストが登場することは、どこの局でも珍しいでしょう。)

1月13日のマレーシア記事

【マレーシア政府系企業と中国の国家企業連合体との間で契約されたサラワク州での巨大プロジェクト】
サラワク州の再生可能エネルギー回廊地区、Mukah 地方とBintulu地方に挟まれた地方、 における巨大プロジェクトを行う契約が、マレーシア側と中国の共同企業体との間で結ばれました。マレーシア側は政府所有である 1Malaysia 開発会社、中国側は 中国国家配管網企業で、契約式にはナジブ首相も出席しました。

このエネルギー集約プロジェクトは総価値 RM 385億を生み出す予定の合弁事業になります。 サラワク州州副首相は語る、「このプロジェクトの建設過程では多くの労働者が必要です、とりわけ土地の開墾、道路建設、インフラ建設においてはです。 我々にはプロジェクトの中間管理層に就く人的資源はあるが、建設過程を担う人的資源を十分には見つけられないでしょう。 サラワク州人が上級職に就くことは期待しているが、初期の段階では多くの外国人労働者を雇わなければならないでしょう。」

副首相に寄れば、「この巨大プロジェクトは波及効果産業を生み出し、それによって全体の規模がさらに数倍に広がることを期待しています。 サラワク州はたくさんのサラワク州人を海外へ技術訓練のために送り出すことになるかもしれない。」 サラワク州の再生可能エネルギー回廊地区はエネルギー開発プロジェクトを予定した地区であり、電力多消費のアルミ精錬や製鉄産業を起こす計画です。具体的にはアルミ精錬工場と3箇所の水力発電ダムですが、詳細はまだ明らかにされていません。

マレーシアの投資会社は説明する、「このプロジェクトが実際に立ち上がれば、国内で最大規模の投資になるでしょう。これがサラワク州内での新たな興味を刺激して、地元の建設業に職を生み出すことになります。

( Intraasia 注:サラワク州の州面積の巨大さからプロジェクトは今回も巨大になるようです。典型的なまずはじめに開発ありきというスタイルです。環境や少数民族の移住などの問題はその後で論じられますね。バクンプロジェクトが数回頓挫しかかったように、契約したから全てが順調に終わる保証はないでしょう。中国がこの種の巨大なプロジェクトの主たる施主としてまた登場してきた点に注目しましょう)

【マレーシアに入国したインド国籍インド人 39000人が出国していない】
Imigresen の出入国記録によれば、いわゆる観光ビザでマレーシアに入国したインド国籍のインド人の内、39000人もがビザ期間満了になっても出国していません、つまり行方がわかりません。ナジブ首相は Imigresen が2009年6月にまとめた報告書に基づいてこのことを明らかにしました、「これはマレーシアにとって憂慮することです。だから Imigresen はインド国籍インド人に 到着時ビザ発行を認めることに消極的なのです、到着時ビザが悪用されているからです、これは取り分けChennai から来るインド人です。彼らが現在どこにいるかわかりません、国内のインドレストランで働いているかもしれない・・・・」 これはインドから来たジャーナリストとのインタービューでの発言です。ナジブ首相は今週インドを訪問します。

インド国籍のインド人対象に到着時ビザ発行を認めたのが2006年ですが、その後2008年に発行停止となりました。 「我々はインド国籍インド人がマレーシアをツーリストとして訪問して欲しい。マレーシアはリベラルですから、ヒンズー教僧侶やインド理髪店従業員が働きに来ることを認めています。 到着時ビザ発行を再度認めるかもしれないが、 Chennai からの人たちには認めません。不法滞在に関わるのは Chennai からのインド人です。」

( Intraasia 注:2009年のインド人ツーリスト入国者は59万人であり、増加傾向を保っています。日本人のそれよりも20万人も多い数です。中国人もインド国籍インド人もこの種の不法滞在者が無視できない程度に混じっているという、厳然とした事実がありますね。尚 マレーシアのインド人の多数派はタミール人であり、Chennai はタミール民族の州の都です。)

【華語教育組織側の主張】
政府の第9次中期経済計画(2006年から2009年)において、国が各小学校に支出する予算はRM 48億ほどになる。しかしその95%は国民小学校に回されていると、華語教育組織は政府に不満を語る。

2006年の各小学校の全国生徒総数(全体に対する生徒割合)
国民小学校 230万人(75%)、 国民型華語小学校 63万6千人(21%)、 国民型タミール語小学校 10万人(3%)
このように華語小学校の生徒数は21%を占めるが、予算割り当ては全体の3%前後しか受けていません、とマレーシアの華語教育を司る華語教育組織の董教総は主張する。

全国の独立中華中学校 61校への入学希望者が増えています。このため学生総数は2008年 58212人でした、2009年は60481人です。 クアラルンプールの有名独立中華中学は(定員のために) 3桁数の入学希望者を受け入れることができませんでした。

( Intraasia 注:董教総は独立中華中学校に全面的に参画するだけでなく、国民型華語小学校にも多いに関与しています。華語小学校の生徒数は国民小学校の生徒数に比べてかなりの比率であることがおわかりでしょう。 この小中学校のありかたはマレーシアならではの特徴といえます。とてもこの場では書ききれません、詳しくは「今週のマレーシア」の以前のコラムで数万字を費やして説明しました)

1月12日のマレーシア記事

【クアラルンプール圏の公共バス網向上の1つとして】
クアラルンプール圏の公共交通、とりわけバス網の向上策の1つとして、まず2種類のバス運行方式が導入され: Bus Expressway Transit とBus Rapid Transit、加えてバスレーンを拡張します。

Bus Expressway Transit(BET): 郊外にある人口集中地区と市内中心部間を行する際、あまりこんでいない高速道路を使うことで、所要時間を大幅に減らす。朝と夕方の通勤時は20分間隔ぐらいの運行にする。
1月12日から運航開始
BET 1: Kota damansara - Pasar Seni (JalanSultanMohamed)  Penchala Kerinchi Link 経由
BET 2: Bandar Sunga iLong - Pasar Seni (JalanSultanMohamed) Grand Saga ハイウエー経由
後日運航開始
Subang Mewah路線, Sri Muda 路線

Bus Rapid Transit:郊外の3地区からクアラルンプール中心部へ向かう道路に、コンクリートで遮断を設けてバス専用の車線にする。路線総距離は50kmほどの予定。
バスレーンの設置: 遮断を設けないバス用区間を5つ設置する。

クアラルンプール圏で何らかのバス路線を運行しているバス会社は 13社あります。内公営の Rapid KL が半数を占め、710台の車両を擁しています。2年以内にさらに400台を購入するとのことです。 標識や屋根のない多くのバス停の改良も計画に上っています。

( Intraasia 注:マレーシアのバスレーンはほとんど効果がない、なぜならバイクと自家用車の侵入が常態だからです。BETのような郊外からのバス便の効率を高めることも結構ですが、市内のバス運行の効率も高めないと片手落ちです。)

【大麻所持で懲役プラス鞭打ち刑の例】
2008年11月にクアラルンプールの路上で 大麻 228gを持っていたことで逮捕された、タクシー運転手 33歳に対する裁判で、高裁判事は 懲役10年且つ鞭打ち刑10回の判決を行いました。被告は最初麻薬取引の罪で起訴されましたが、その後麻薬所持に起訴事実が変更され、彼は車のシートに大麻を隠し持っていたことを認めました。 被告の弁護人は、被告は反省していると、寛大な刑を求めていました。

( Intraasia 注:ニュースを読んでいると時々あることがわかるのですが、少量の麻薬の場合取引き罪が所持罪に変更され、被告は有罪を認めることです。取引罪は有罪即死刑ですが、所持罪は懲役だけで終わるからでしょう。大麻所持 200gちょっとで10年プラス鞭打ち10回 という厳しい刑は日本では考えられないでしょうね)

【3人は警察に射殺され、1人が逃亡した強盗団】
ペラ州で夜7時ごろ4人組強盗団が、警察の特別捜査隊に検問を受けて逃走しようとし、その際発砲したので警察部隊が逆襲して3名が射殺されたと、州警察のトップが発表しました。残る1名は森の中に逃走したので、警察が追跡中です。 この4人組は半島部北部やジョーホール州で13件の強盗事件を起こしていたと見られています。「彼らは悪質で住宅地の住民を恐怖に落としていた。」 この強盗団の持ち物には拳銃1丁、刀3ふり、携帯電話6個、現金RM 1400などがありました。

( Intraasia 注:いつもながらこの種の強盗団は凶悪で、武器をかならず持っているようです。警察の対応はこれもいつもながら、少しでも反抗すれば射殺ですね)

【携帯電話通話サービスに参入した  Tune Talk 】
携帯電話通話サービス業界に5ヶ月前に新参入した Tune Talk はこれまでに40万人の利用者を得たとのことです。同社の経営責任者は言う、「この早い伸びは、Tune Talkでは国内のどの電話宛ての通話に一律 分あたり22セントと取り入れたことが大きいでしょう。さらに国際通話も他社より 1割から3割安い。」 「バングラデシュ、ベトナムなどの外国人労働者の間で人気が高い。」   Tune Talk はCelcomのインフラを借りて独自の局番で運営されています。 www.tunetalk.com

1月11日のマレーシア記事

【欲にくらんだ3千人の投資者を騙した投資企画会社 
有機肥料を作るためのミミズの養殖プロジェクトに投資すれば、年率100%を超える利益が出ると約束した、企画に全国から3千人が参加したとのことです。これを企画した会社が意識的にRM 1万ほどの賃貸料を払わずないことで先週商売を閉めてしまいました。 そこで半島部北部州に住む200人ほどの投資者が、ケダー州Kulim にあるこの会社前で平穏に抗議集会をおこないました。

ある投資者は言う、「毎月RM 833の儲けを確約してくれたので、8月にRM 5千を投資した。約束通り銀行に振込みがなかったので、会社を訪ねたら、問題が起きているが利益は近く振り込むと言われた。しかし未だに受けていない。」 別の投資者は仲間を募って RM 50万を投資した、その後自分の分は3割だけ取り返したが、まったく取り返せなかった友人もいる,と語る。

この企画会社の代理としてミミズ養殖をおこなう会社の代表は言う、「わが社の会社便箋が投資金を集めるために使われたので、警察訴え報告を出します。」 企画会社の投資企画に参加した人の投資額はRM 3000万になると見られます。

( Intraasia 注:この種のニュースを読んで、同情などほとんど感じませんね。100パーセント以上もの儲けが約束されること自体、おかしいと思わない欲のくらんだ奴らが単に騙されただけですからね。 騙す奴も騙される奴も所詮同じ穴のむじなですな)

【キリスト教会への放火事件後の進展】
カトリック団体の機関紙 Herald が神の意で"Allah " を使うことは連邦憲法に合致していると判断したことから起きているムスリム界の一部からの反発で、3件の放火または放火未遂以外にも、キリスト教会への嫌がらせ行為が各地で4件ほど発生しています。内務大臣は語る、「この数日一部の者たちがこの事件を利用して UMNO党や政府を我々が黒幕だなどという言う言いがかりで非難している。全く根拠のないことです。 我々は状況を監視しています。」

ムスリムの非政府組織の中で130グループが、ボランティアを募って地域の教会を1日2回ほど見回りにでかけるとしています、「我々は クリスチャンの友たちが危険に晒されて欲しくない。」

【Akademi Fantasia の人気は予選オーディション参加者の多さでわかる】
(公開オーディション番組としてトップの人気を維持してきた)Akademi Fantasia は今年で8シーズン目に入りますが、人気は衰えていないようです。先週土曜日クアラルンプールのBukitJalil国立競技場での予選オーディションには1000人の参加者が集まりました。  Akademi Fantasia を製作放送する衛星放送ASTRO の幹部はAkademi Fantasia の人気を確信しています。 今後の予選オーディションは 1月中旬にジョーホールバルとペナンで、1月22日から3日間コタキナバルとクチンで、というように開催され、月末に再度クアラルンプールでも開かれます。

【よく知られた Juala Lagu賞が発表された】
(歌手ではなく国内の歌自体を選ぶ賞として権威ある) 第24回 Juala Lagu  がクアラルンプールで開催され TV3 で生放送されました。今年のJuala lagu(歌の賞)に選ばれたのは、Aizat が歌う Pergi です。作詞 Amran Omar, 作曲 Pete Teo で、賞金 RM 35000を獲得しました。 2位は Dan Sebenarnya 、 作詞と作曲は シンガーソングライターの Yuna です。 3位は Faizal Tahir 歌う Bencinta 、作曲 Audi Mok 作詞はFaizal です。 ベストボーカルはBalack 歌う Aku Rindu Sayang Kamu です、作詩作曲は Yuzai 。

( Intraasia 注:曲 Aku Rindu Sayang Kamu 「君の愛が欲しい、 君が恋しい」 といったような意味ですが、この4つの単語はマレー歌謡で最も使われるトップ10の単語ではないだろうか。それほどごくありふれた単語です。果たして、マレー人カップルの間では現実にこういう言葉を発するのだろうか?)

【広告から】
(クアラルンプールのブキットビンタン街で初期から存在していた高級ショッピングビルの KL Plaza はしばらく前から大幅な改造工事に入っています)
新しい小売の拠点がクアラルンプールの黄金地帯の真ん中に生まれます- Fahrenheit 88 です。 以前はKL Plaza と呼ばれていたビルは、今クールでヒップなハブに生まれ変わります。
オーナー会社: Makna Mujur 会社、 テナントの小売店舗計画者: Kuala Lumpur Pavilion 会社、 目標オープン期日:2010年8月8日

( Intraasia 注: 現在大規模なビル全体の改造工事をしている旧KL Plazaです。変てこな名前「華氏 88度」 の高級ショッピングビルに変わるんですね)

1月10日のマレーシア記事

【昨年の外国人訪問者数は2350万人でした】
昨年2009年の外国人旅行者のマレーシア訪問者数は2350万人でした、と公式発表されました。当初年間訪問者数の目標は1900万人でした。ナジブ首相の言葉が旅行産業の式典で代読されました、「旅行産業はこれによってRM 510億を稼いだことになります。 今年旅行産業用に政府が支出する予算は RM 9億です。」

( Intraasia 注:マレーシアの当局と旅行産業は、この数字に非常にこだわっており、いつもこの訪問者数が大きく扱われます。総数の半分はシンガポール人ですけどね。 旅行者の定義を書いておきましょう:旅行者とは、 1泊以上1年未満の訪問者で、レジャー、ビジネス打ち合わせ、会議参加などを目的とし、商売や労働を目的としない訪問者のこと)

【ハイウエーの検問で6人のサンダル履き長距離バス運転手が見つかった】

南北縦断ハイウエーのジョーホール州内の箇所で長距離バスとトラックを対象に交通取り締まりを行った、警察の部隊によれば、6人に罰金切符を切りました。「13台の長距離バスと5台のトラックを停めて検査しました、違反切符の多くはスピードの出し過ぎと不適切な履物の理由です。 サンダル履きの運転手は事故を起こしかねず非常に危険です。サンダル履きでは十分な足の抑えが効きません。」 6人のバス運転手がサンダル履きのために違反金RM 150を言い渡されました。「バス運転手はきちんとした服装をすべきです。」

( Intraasia 注:Intraasiaもサンダル履きの運転手をみたことがあります。こんなことは規則で強調するまでもないはずであり、要はバス運転手のモラルということですね。 サンダル履きは通勤するマレー女性に特に目立ちますね、自家用車運転時でも履いている例が少なくないのではないだろうか)

【”1つのマレーシア医院”には医師が勤務しない】
ナジブ首相の唱える ” 1つのマレーシア” 標語に従って、”1つのマレーシア医院” が全国に50軒開設されます。  1番目の”1つのマレーシア医院” がクアラルンプールのLembah Pantai に、2番目の医院が ペタリンジャヤの Lembah Subang に先週オープンしました。 ”1つのマレーシア医院”での料金は統一されており、国民がRM 1、その内公務員は無料、外国人はRM 15となります。診療時間は10時から22時までで、(公務員である) 医務補佐員、看護婦、医療補助者が勤務します。

”1つのマレーシア医院”は、低所得者階層が集中して居住している地区に設置され、 医院には基本的な装備品が用意されます。 保健省の幹部に寄れば、勤務する者は最低5年の職務経験者になるとのことで、シフト勤務になります。医務補佐官が扱えない範囲は近くの政府病院か医院に回されます。

一方この”1つのマレーシア医院”に対して、マレーシア医学協会の議長は評する、「”1つのマレーシア医院”は急いで設置されることになった。医療はもっと計画を適正に練ったものにすべきです。一番の憂慮点は、医師が勤務しないことです。」  「”1つのマレーシア医院”は一般開業医に大して影響を与えません。もし医師が”1つのマレーシア医院”に勤務すれば、別に問題はないのですが。」 保健省の幹部は、”1つのマレーシア医院”が医師を勤務させることができればいいのだが、(公務の)医師が不足しているのです、と説明する。

新聞で医療記事を書いているある医師は主張する、「政府病院と政府医院(klinik Kesihatan) に通う患者は、貧困層と公務員と 医療費に金をかけたくない者が多数を占めるでしょう。 ”1つのマレーシア医院”の目的は、医務補佐官と看護婦が限定された病気に対応することですから、特に強く反対する理由はない。」

( Intraasia 注: ”1つのマレーシア医院”には医師は勤務しないのですか。 このことはこれまでほとんど公言されませんでしたので、知らない人が多いはずです。国は主として低所得者層と公務員向けには、政府医院(klinik Kesihatan)を全国に開設しています、そこでは私立と違って料金の上限が設定されています。 加えてこの”1つのマレーシア医院”を新規に設置するわけですけど、医師が勤務しないとはね)

【ゲンティンハイランドで福建語歌謡大会

ゲンティンハイランドで第3回世界ビン南語曲創作合唱大会が開催されました。主催は中国の福建省の対外文化交流協会、中国音楽家協会、衛星放送Astro などの共催です。 世界の7つのチャンネルで生中継されました。優勝したのはマレーシア人女性歌手で、賞金RM 15000を得ました。第1回、第2回ともマレーシア人歌手が優勝しています。

( Intraasia 注:ビンは門構えに虫と書きます。ビン南語とは、一般呼称として福建語と呼ばれる言語のことです。中国福建省、台湾が本場であり、東南アジア華人社会では、シンガポール、ペナン、半島部南部などで福建語が主たる華人話し言葉となっています。 マレーシア華人界でも話者数はかなり多いのですが、中文ラジオ、中文テレビでは使われない言語です。福建語曲のリズムはなんとなく日本の演歌に似ている部分もありますよ)

1月9日のマレーシア記事

【クアラルンプール圏の3箇所で、キリスト教会に対する放火行為が起きた】
(高等裁判所が、カトリック団体の機関紙 Herald が神の意で"Allah " を使うことは連邦憲法に合致していると判断したことに対して、ムスリム界の中から反発が出ていました) クアラルンプール圏の3箇所でキリスト教会が放火される事件が起きました:ペタリンジャヤで2箇所とクアラルンプールで1箇所。 1つは大きな被害にはならず、2箇所は放火失敗でした。

 この放火に対して、警察庁長官は、「よく練られた放火ではない、感情的な仕業であろう。犯罪の手口はそれぞれ違う。」 長官は全てのキリスト教会に、脅迫や破壊行為や疑わしい人物を警察に届けるようにと、訴えました。「人々はある方面がまきちらしている、デマSMSメッセージに惑わされないように。 私もこの種のSMSを受け取ったので、捜査します。」

政府首脳はいずれも放火を糾弾する声明を出しました。「この国の調和を乱すことになるので、放火を糾弾します。法と事実に基づいて犯人に対処します。 以前にも語ったように、どんな問題が起ころうとも、正しい道筋と手段で解決しなければなりません。当局はつぼみのうちに問題を摘み取らねばなりません。」 「放火行為をする者たちは、我々家族、コミュニティー、を代表する者ではない。 暴力は決して受け入れられない表現手段です。」「我々は常に責任ある立場です。UMNOやその他の者を非難してはいけません。」

Pakatan Rakyat(野党連合)の指導者であるアンワル元副首相は語る、「この放火は悪質です、こういう行為はイスラム教の教えにそむくものです。どの立場の人も冷静になるように。」 同じく野党連合側の行動党の相談役、華人はいう、「全ての政党指導者はこの放火に対して、同じ立場を取りましょう。」

内務大臣は記者会見で言う、「政府は放火事件を重大視しています。治安を乱すどんなグループに対しても決して妥協はしません。"Allah "のことは非常に敏感なので注意をもって扱う必要があります。」

( Intraasia 注:数日前から政府指導者と警察トップは、人々に冷静になるようにという談話を繰り返していました。きっと公安情報でなんらかの動きを掴んでいたからでしょう。ということで Inraasiaは多分なんらかの過激行動があるだろうなと思っていたら、やはり起きましたね。この種の行動に出るのはごくごく小数の不穏分子であり、ムスリム界の主流は不満はあってもこんなことはしないものです。 ところで数日前にコメントしましたように、マレーシアの国教はイスラム教です、このことに多少でも挑戦すると”見なされる”ことは結局どちら側にとっても問題の種となるということです)

【マレー語ケダー州方言が台詞を占める映画を製作】
マレー語ケダー州方言が台詞をしめるマレー映画が撮影されます。この映画を撮るのは ケダー州出身のOsman Ali監督で、Tayangan Unggul & Nuansa会社の製作です。映画は Cun というタイトルのロマンチックコメディー調になります。主演は人気ある女優のmaya Karin です。

( Intraasia 注:多くのマレー映画がロマンティックコメディー調なので、それ自体はめずらしくありません。北部州方言主体のマレー映画はこれまでにもありましたが、ケダー州方言ばかりの台詞と言うのは初めてなんでしょう。 ただ主演のMaya は他州の出身者ですね。 北部と東海岸のマレー語はマレーシア語とはかなり発音が違う、加えて独自の語彙もあるので、標準マレー語的な役割を持つマレーシア語を習う、話す外国人には壁になります。映画自体にはあまり期待しないけど、公開されたら観てみたいものです。マレー語とマレーシア語は区別する必要がありますよ)

【円とリンギット との両替率、 】

1万円を銀行で両替するとRM 353.0 入手します。

1月8日のマレーシア記事

【カソリック団体機関紙の"Allah "使用に反対するムスリムグループ】
高等裁判所が、カトリック団体の機関紙 Herald が神の意で"Allah " を使うことは連邦憲法に合致していると判断したことに対して、内務省はすでに控訴手続を行いました。そしてこの判断を一時指し止めすることになりました。

(ムスリム界から裁判所の判断に不満が出ていることに関して)ナジブ首相は語る、「ムスリムはモスク内で行う限り、金曜日の礼拝後抗議行動を行うことは許されます。そういう反対の立場のムスリムがモスクに集まることを禁止できません、その行動が外部に影響をおよばさない限りです。大切なことはモスク内に留まることです。」 「この判断に対する抗議は許されます、ムスリムグループは"Allah " 問題で意見を表明するのは許されるからです。」

内務省はすでに、いくつかのクアラルンプール市内のモスク、例えばカンポンバルモスクやクアラルンプールモスクなどで、ムスリムグループが抗議活動を行うことに関して警察許可を出しました。 警察庁長官は、「警察は状況を監視しています。ことを悪化させるようなことはしてはいけません。 (モスク外での)集会は平和的なものであれ、警察は許可証を発行していません。」

【観光省副大臣にサラワク州のビダユ族が任命された】
先日観光省副大臣が辞任し、空き席になっていました。ナジブ首相は(サラワク州首相の同意の下)サラワク州国会議員をこの職に任命しました。新副大臣はビダユ族でダヤックビダユ全国協会の議長を務めています。ビダユ族は2008年以来初めて連邦政府の内閣に含められたことになるため、ビダユ族は喜んでいます。ビダユ族はサラワク州先住民族の1つとして8%を占め、約19万人の人口です。主としてbau, Serian, lundu 地方に住んでいます。
新任の観光省副大臣は、辞任したサラワク州国家議員(州首相の息子)と同じ、サラワク州だけにある政党PBBに属しています。

( Intraasia 注:たいへんマレーシアらしいです、内閣の構成には民族別配慮もこのように非常に重要なのです)

【 ”1つのマレーシア医院”】
ナジブ首相の唱える ” 1つのマレーシア” 標語に従って、”1つのマレーシア医院” が全国に50軒開設されます。 「この施設は市民のためになるものであり、民族種に関係なく誰でも安価な治療を得られるようにするものです。」と首相は語る。  1番目の”1つのマレーシア医院” がクアラルンプールのLembah Pantai にオープンし、ナジブ首相が式典に参加しました。また2番目の医院が ペタリンジャヤの Lembah Subang にオープンしました。 低所得層向けを対象にした”1つのマレーシア医院” 計画は2010年予算で承認され、予算RM 1000万で設置されます。

( Intraasia 注:クアラルンプールのような都会では医院は至るところに数多くあります、24時間オープンの医院も珍しくありません。よって誰でも初期医療にかかれるかのような印象を持ちますが、実際は幾分違います。公立医院の数はぐっと少なく私立医院が圧倒的に多いことから、民間医院での医療費は低所得層には決して軽い負担ではないからです。マレーシアには公共保険制度は存在しません。 従って、国民なら1回RM 10で抑えられている公立医院に低所得階層の患者が集まることになり、混雑するという結果を生むことになります。)

【タイ深南部】
タイ深南部のヤラー県で、道路際に仕掛けた爆弾で治安部隊の1人が死亡し、1人が怪我をしました。別の場所である、タイ首相の訪問予定地近くでも爆弾が炸裂しましたが、死者はありませんでした。さらにパッタニー県でも爆発がありました。 6日にはナラティワット県で公務員1人を含めた3人が射殺され、一方武装グループの1人が治安部隊との銃撃で殺されました。 タイ首相はパッタニー県とヤラー県を結ぶ新しい道路の開通に主要な役割を果たしました。現在の道路はしばしば道路際爆弾が仕掛られています。

( Intraasia 注:というように、タイ深南部の不穏状況は何ら変わっていません。 パッタニー県とヤラー県を結ぶ道路は、Intraasia が深南部へ行くといつも使う道路です、どのあたりに新道路ができたんだろう)

1月7日のマレーシア記事

【格安航空同士が初の提携】
(マレーシアの航空会社である) AirAsia とQantas Airway が保有する Jetstar が提携することを発表しました。この提携によって費用削減効果は 年間 オーストラリア$2億から3億になるとのことです。提携契約締結から実際に費用削減効果が出るまでには、16ヶ月ほどかかります、しかし削減金額はその後毎年達成できるであろうとのことです。費用削減が直ちにできるのは、燃料購入、メンテナンス、スペアパーツ、アジア各地における地上での取り扱い面においてです。

世界で初の格安航空同士の提携となった交渉は1年かかりました。Qantas航空の幹部は言う、「格安航空の購買力を使って航空機製造会社に対して、次世代狭ボディー航空機を格安航空界向けに設計するように影響を与えられる。」 

( Intraasia 注:Jetstar の路線ってAirAsia グループに比べたらはるかに少ないはずですよね。 コスト削減のような専門的なことは外部の者にはわかりませんね。 それはとして両社が株式を持ち合うということではないそうです)

【空軍戦闘機エンジンの盗難事件に関して2人が起訴された】

2007年終わりごろマレーシア空軍のF-5E 戦闘機のエンジン 2機がクアラルンプールのSungai Besi 基地倉庫から盗難されて海外売却された件で、空軍の下士官、42歳 と民間会社の取締役1人、37歳が、下級裁判所で起訴されました。2人とも刑法の条項違反で起訴され、2人は起訴事実を否認し、裁判にすることを要求しました。裁判所は被疑者の身内や傍聴者で混雑しました。

検察側は被告それぞれの保釈金をRM 20万にするように裁判所に要求しましたが、弁護側は高額すぎると反発しました。最終的に裁判所はRM 15万に決めました。 裁判は2月初めから始まります。

( Intraasia 注:盗難が発覚したのが2008年で、さらに公表されたのが2009年後半という奇妙な経過の事件です。巷ではそんな階級の下の者だけでクレーンで運ぶ必要あるという戦闘機エンジンを盗難して売りさばくことができるのか、という疑問が出ているそうです。 軍隊の戦闘機のエンジンが盗難売却されるという前代未聞の事件なのですが、起訴で一件落着とはとてもいきそうに思えませんね)

【20kgのヤギを飲み込んだ巨大蛇を捕獲】
ケダー州のBukit KayuHitam の開発移住者村で長さ 8m、重さ150kgものニシキヘビが捕獲されました。村でヤギを飼っている人がそのヤギ小屋近くの溝にこの蛇を見つけたので、民間防衛隊3人と村人15人が1時間かかって蛇を捕獲しました。蛇は体重20kgのヤギを飲み込んでいました。 ヤギ小屋の持ち主は、この3ヶ月で10匹のヤギがいなくなったので、盗まれたのかと思っていたが、どうやらこの蛇の仕業だとわかったと、語る。

捕獲された蛇は民間防衛隊の基地に運ばれていきましたが、その後死にました。捕獲の際に、棍棒で殴られたことと、飲み込んだヤギの角が内臓を傷つけたのが原因と見られています。 民間防衛隊の人たちはそのニシキヘビの大きさにびっくりしたと語り、村人の話の種にもなっています。 蛇のあまりの重さに捕獲し運ぶのが大変でした、とのことです。

( Intraasia 注:山村らしいできごとですけど、都会人ならこんな巨大な蛇と間近に遭遇したら凍りついてしまうでしょうね。それにしても体重20kgものヤギを飲み込んでしまうんだ、掲載されている写真を見て納得です。)

1月6日のマレーシア記事

【KLIAで働いている外国人労働者はきちんと調査してから仕事に就かせるべきだ】
KLIA空港とマレーシア航空の貨物取り扱い倉庫では、合計1000人の外国人労働者が働いています。 これに関して、マレーシア航空労働組合は2007年以来たびたび、外国人労働者の数を減らすようにと、政府に申し入れてきたが、なんら行動が行われていないと主張する。「同時のナジブ首相はKLIAで運営している荷物会社に対して、外国人労働者を減らすようにと語ったが、何もおきていません。」

労組の書記長は言う、「KLIAでは荷物・手荷物の仕分けと運びのあらゆる段階で外国人労働者 700人が関わっている。300人ほどの外国人労働者は貨物倉庫を含めて、貨物取り扱いの運営に関与している。この両分野は高リスクな分野です。 荷物配送会社はそういった外国人労働者の背景を十分に調査すべきです。とりわけその自国で犯罪歴がないかどうかです。こららの会社は雇っている外国人労働者の背景を警察と IMigresen に提供してから、その外国人労働者が働けるようにすべきです。」

【マレーシア製モノレールをインドへ輸出】
KLモノレールを製造している Scomi グループは、初の国外運行用としてモノレール車両をインドへ向けて輸出しました。 この車両はMumbai モノレールプロジェクトに使用されます。この総額RM 18億のプロジェクトにおいて、 Scomiグループは2008年11月に契約を結び、4両編成の15本を提供することになっています。最初に送り出された車両はテスト走行などに使用されるとのことです。
Scomi グループはクアラルンプールにある工場で受注したモノレール車両を製造中です。

【建設労働者の行動で人気あるRajah Brooke 蝶の生息地が破壊された】
ペラ州 Ulu Geroh にある 100年の歴史を持つGopeng 管路はかつて丘陵地から錫鉱山に水を運んでいました。その後1985年に錫鉱山が停止してからは残されたままになっていました。  管路のある地はその岩塩の水に引かれて Rajah Brooke 蝶が集まってくる生息地になっており、19のオランアスリ村の人たちがエコツーリズムを行う場にもなっていました。オランアスリはガイドとして年間1500人から2000人ほどのツーリストをその蝶やラフレッシアの生息地であるジャングルへ案内したり、キャメロンハイランドへのトレッキング案内をしていました。この蝶の集まる場所は、州の野生動物と国立公園庁が保護地に指定しています。

しかし先月終わりごろ、建設業者の労働者がくず鉄用に売る為に管路を取り去ってしまい、その地の自然が壊され泥まみれになってしまいました、「このため蝶の生息地が破壊され、蝶は二度とその地にやって来ません。別の地を作り出すことはできません、自然を再現することはできないからです。」 とエコツーリズムと自然保護の友グループの議長は語る。

( Intraasia 注:いつもながらオランアスリの人たちへの配慮のなさが示されるできごとですね。)

【クアラルンプール市庁は市民からの苦情を一括して受けるコールセンターを開設した】
クアラルンプール市庁は市民からの苦情を一括して受け付けるコールセンターを 市庁第二ビルに今年から開設しました。コールセンターは24時間稼動させ、マレーシア語と英語に対応します。また華語とタミール語でも今後対応していく予定です。通話料金無料電話の番号: 1-800-88-3255

オープン式で市長は語る、「訓練を受けた21人の職員がこのセンターに勤務して、統合一般大衆苦情監視システム  i-SPAAA を通して苦情を受け対処します。コールセンターでは苦情電話を受け付けると同時に分析のために録音します。 このシステムによって、苦情を通報した人はその対応状況を知ることもできます。」 

市庁は受けた苦情を3日以内に処理することを目指します。このシステムはクアラルンプール市庁がよく発生する苦情に対して統合的に分析することに役立ち、その根本問題を特定し解決策を提示することに役立ちます。

( Intraasia 注:クアラルンプール市民として、Intraasiaもこのセンターに期待したいです。あれこれ不満点がありますからね)

1月5日のマレーシア記事

【ダム建設プロジェクトでまたサラワク州プナン族が移住させられるかもしれない】
(サラワク州奥地の熱帯ジャングルに住む先住少数民族のプナン族は、また水力発電ダム建設のために移住させられることになりそうです)
今回は Murum地方に建設予定の工費RM 30億の水力発電ダム建設プロジェクトが具体化したことで、州政府はその地に住む Murumプナン族約2000人を Sungai Asap 再定住地に移住させることを計画しています。Belaga地方にあるSungai Asap 再定住地には、バクン水力発電プロジェクトのために移住させられた他の地のプナン族など15000人が現在すでに住んでいます。

しかしMurum 渓谷の8箇所に分かれて住む Murumプナン族はこの提案書を拒否しました。州政府立案のこの提案ではSungai Asap 再定住地を拡張して新たにロングハウスを建設することも含まれています。プナン族が拒否したことは、政府官庁やサラワク州大学の研究者を通じて知らされました。Murumプナン族は移住するのであれば、これまで先祖伝来の地方内でのみ受け入れるとのことです。「Murumプナン族は全てがSungai Asap再定住地への移住をしないとしています。再定住地は仕事もないし、農業にも不向きであると主張しています。 バクンプロジェクトのために何年か前に移住させられた人たちは、不充分な補償やその他の問題に面しています。Murumプナン族は同じような運命になりたくないのです。」 と研究者の報告には書かれています。

「Murumプナン族が望むのは、彼らが落ち着けると感じ、狩猟,魚捕獲、農業を通じて日々暮らしていける地に移住するということです。さらにMurumプナン族は州政府が移住地ではちゃんとした且つ上水と電気供給の備わったロングハウスを州政府の負担で建てることを要求しています。さらに学校や医院が近くにあることも要求点です。」

( Intraasia 注:サラワク州奥地に水力発電ダムを建設すれば、必ずや少数多数の違いはあっても先住民族が移住を余儀なくされるかのようです。その最も影響を受けるいわば代表が、先住民族中の少数派であるプナン族になってしまう、それはプナン族の先祖伝来の生活地とスタイルが奥地だからなんでしょう。プナン族に関わるニュースは、材木企業やプランテーション企業が彼らの生活地ジャングルを伐採してしまう、ダム建設プロジェクトで強制的に移住させられる、というものばかりですね)

【マレー鉄道のKmuter用新型電車に関して】
マラヤ鉄道(マレー鉄道)がKomuter電車用に最近配達を受けた新型電車車両に関して、運輸大臣は語る、「新型電車が総合的なメンテナンス方式に基づくことを政府は期待しています。さらに現在使用中の電車車両は改装が必要です。」 マラヤ鉄道の線路に関して大臣は、「世界の鉄道の標準に比べて、線路が狭軌ですからマラヤ鉄道の電車が時速250km以上で走行するようなことは無理です。

マラヤ鉄道会長は語る、「Komuter電車用の新型電車車両の38編成の調達には、今後3ヶ月から6ヶ月以内に公開入札を行います。 マラヤ鉄道は2012年までに6輌編成の新型電車を購入したい、その総予算はRM 20億になるでしょう。国際入札の調達先国家は日本、中国、欧州といったところです。 マラヤ鉄道は長期間待つ余裕がないので、新型電車のマレーシアへの配達は18ヶ月から24ヶ月を期待しています。」

中国が最近運行開始した磁気浮上列車に関してマレーシアでも建設をという考えが一部で報道されたことに関して、会長は言う 「中国の磁気浮上列車はまだ初期段階です。私としては第2世代のそれを待ちたい。」

( Intraasia 注: 12月16日の記事で中距離路線用の新型電車輌のことを載せました。その時点で、運転車を含んだ6輌電車を1編成とし、韓国から全部で5編成の総購入価格はRM 2億4千万です、と書いてあります。 計算すると 1編成がRM 5千万ぐらいですから、 Komuter が38編成での予算がRM 20億ということは大体同じぐらいの価格なんですね。Komuter 路線では現在、確か3カ国で製造の電車輌がそれぞれ編成を成しています。もし入札で成功すれば、中距離路線用に日本製の電車輌が登場する可能性もあるわけですな。 中国の磁気浮上列車をマレーシアにも建設したいという提案があるって?中国はこれまでに超高速列車製造運行の経験がごく短いのに、いつもながら親中国者の発想にはあきれますね)

【WiMax無線ブロードバンドビジネスで先行するP1会社に米国の大企業が投資】
マレーシアで WiMax 方式無線ブロードバンドを導入し拡張することにおいて政府当局から免許を得た4社中、P1社が他の3社を圧倒して先行しています。P1社(Pacekt One Network ) はWiMax サービスを2008年8月に開始し、注目すべき成長をしてきました。2009年台1四半期には25000人のユーザーを獲得し、第2四半期は25000人、第3期は36000人というようにです。この速い伸びのためにこの2ヶ月は技術問題が多少起きましたので、2009年末のユーザー総数目標20万人には多少足らないかもしれません。

PI 社はソフトウエアを使った第4世代 WiMax サービスを展開しており、Green Packet社はこのP1社の親会社です。
この Green Packet社に対して、米国の巨大企業 The Capital グループがその子会社を通じて約5%の株式を取得しました。The Capital グループはGreen Packet社のWiMaxビジネスに価値を見出したと思う、と業界筋は説明する。

( Intraasia 注:P1社は広告をいろんなメディアで打ちまくり、且つショッピングセンターなどで積極的にユーザー獲得を進めています。マレーシアのブロードバンドは大きく分けて3種です。まず最大の利用者を持つ、Telekom の2番目が携帯各社が提供する携帯電話によるブロードバンド、3番目がこのWiMax です。今後高速ブロードバンドが登場しますが、まだ月日がかなりかかりそうです)

円とリンギット との両替率、 株価指数 FBM KLCI
1万円を銀行で両替するとRM 364.0 入手します。
クアラルンプール証券取引所の FBM KL株価指数は 1275で市場を終えました。

1月4日のマレーシア記事

【スランゴール州はスーパーなどでビニール袋を使わない土曜日キャンペーンを開始した】
スランゴール州は、スーパーなどでの ”土曜日はビニール袋を使わない日”を1月初めから実施する計画だと、12月20日に発表していました。そこで1月2日はその最初の日となりましたが、静かな広報のせいもあって多くの消費者が戸惑いました。ある消費者はSubang jaya のハイパーマーケットへ行ったが、ビニール袋を使わない日を知らせるお知らせは目に付かなかった、と語る。

有名なスーパーGiant は、"ビニール袋を使わない日" は1月9日から実施するとしています。ビニール袋は1枚20セントで販売するとののことです。 セブンイレブンは1月9日からビニール袋を使わない日を開始するとのことです。

【カトリック団体のAllah 使用許可判決に政府首脳が対処を表明】
高等裁判所が、カトリック団体の機関紙 Herald が神の意で"Allah " を使うことは連邦憲法に合致していると判断したことに対して、内務省は控訴準備をしています。内務大臣は語る、「この問題の敏感な反応は承知している。内務省はできるだけ早く控訴します。控訴判決が出るまで、人々は冷静であるように、我々多民族社会の安寧を乱さないようにと訴えます。」 「この裁判所の判断がムスリムを感情的にしてしまい、そして各方面からいろんな意見を呼ぶのではないかと、憂慮しています。我々はこの非常に感情的に敏感な問題に対処している、非常に注意深くあらねばならないことを、皆に念を押しておきたい。」

「省はあらゆる反応を検討したうえで、ムスリムの特権と権利が他者から挑戦されないように、連邦憲法の条項と現行規定を見直すかどうかを、決めます。」

ナジブ首相は、国民はこの件で冷静になるようにと訴えています。「ムスリムはでも行動などしない、陳情行動をしないようにして欲しい。この問題は賢く対処しなければなりません。政府はムスリムの気持ちをたいへんわかっています。我々は冷静にならねばなりません。」 「この問題は国王が同意すれば、次のスルタン会議で話しあわれるでしょう。」 

PAS党指導者であるクランタン州首相は判決を批判して、「(クリスチャンに)"Allah" の使用を認めるべきではない、それはムスリムの間に混乱をもたらすことでしょう。」

( Intraasia 注:昨日のコメントに書きましたように、これは極めて重い事柄です。首相や内務大臣の発言に見て取れます。さらに今後どう対処していくかも、内務大臣の2番目の引用発言から推測されます。 野党のPASも判決に反対でしょうから、この件はムスリム政党の与野党の枠を超えたところで扱われることでしょう)

【マッサージ店は特別サービスで客を引き付ける】
クアラルンプール圏のマッサージ店は(加熱する)競争に勝つために、特別サービスを始めていると、大衆紙は暴露しています。 マッサージ師が裸でサービスする、このB2B と呼ばれるサービスを提供している店は少なくとも10店はあるとのことです。 マッサージ師の多くは外国女性、つまり中国人とタイ人であるそうで、彼女たちはマッサージのことなど全然知らないと、ある客は語る。店の価格表に掲げてなく、受付でこの B2Bサービスがあることを知らされる、と。

( Intraasia 注:足のマッサージなどと掲げたマッサージ店があちこちに目立つ以上、しょせんこの種のビジネスでは外国女性を雇うことはみえみえですね)

【路上の屋台でオープンに豚肉が売られているという不満を伝える記事】
ペナン州 Paya Terbang では路上の屋台で豚肉がまるでオープンであるかのように売られています。Paya Terbang市場の中心通りにあるその場所はPaya Terbangモスクからわずか100メートル離れているだけで、すでに30年ほど商売しています。 その通りでは約10軒ほどの豚肉販売屋台が午前4時から正午まで商売しています。その一帯の屋台店は営業免許がないところが多いと見られています。あるムスリム住人は、なぜ自治体取締りがないのかと、不満を記者に語る。

1月3日のマレーシア記事

【カソリック団体の"Allah " という単語を巡った裁判判決に関して】
(マレーシアのキリスト教団体の一つが、しばらく前にその機関紙の中で、"Allah " という単語を使ったことに関して、イスラム教組織やムスリムグループなどから批判が出て、政府とイスラム教当局は、"Allah "という単語をキリスト教機関紙の中で使用することを禁止しました。)
その後そのカソリック団体側が裁判に訴え、大晦日で高等裁判所の裁判官(非ムスリム)は、カソリック団体の機関紙がキリスト教徒に教えをことに限定している限り、"Allah " を使うことは連邦憲法に合致していると判断しました。

この判決に対して、内閣府のイスラム教担当大臣は(この判決に不満なムスリム界の一部に)冷静になるように訴えながら語る、「ムスリムと(ムスリム)非政府組織は辛抱強くそしてこの問題が法的過程によって解決されるのを待ちなさい。私は非政府組織と会って、その訴えを聞いてそらに議論をしていきます。」 

マハティール元首相は、「この判決は厳格な条件を当てはめなければならない。 この件を許すことにどのような正当化を与えようと、マレーシアのムスリムの怒りを解くことにはならないだろう。」 「他の宗教における”神”はマレー語またはアラビア語では"Tuhan ”と訳されているからであり、決して"Allah " ではないからです。 "Allah " はイスラム教における神に特定されています。 このことを理解している人であれば、"Allah " ではなく "Tuhan" を使うことでしょう。 」 「サバ州とサラワク州がマレーシアという国に参画する以前に、"Allah " という単語が使われていたことはわかります。そしてその使用を止めることは難しいことはわかる。 しかしながら半島部では、そういう使用のあり方はこれまでに聞いたことがない。」 「"Allah " がその種の使われ方をすれば、ムスリムの間に怒りを呼びかねないことが心配です。」

政権党のUMNOの事務局長もムスリムに対して平静を保つように訴えました。「政府はこの判決に従わなければなりません。我々ができるのは、関係当局が判決に控訴することです。辛抱してください。」

( Intraasia 注:このニュースはマレーシアの国情をよーく理解しないと、重要さが見えてきません。単なる宗教における単語使用の選択といった軽いできごとでは決してありません、あえてトップニュースにしない配慮も感じられます。マレーシアの国教はイスラム教である、これを受け入れざるを得ない国民である以上、"Allah " という単語を使う重みを尊重すべきでしょう。何故にそのカソリック団体はそのことにこだわるのかな。 この種の極めて敏感な宗教関連ごとをこの場で評することには多いに限界があります。)

【プドゥラヤバスターミナルは変貌中 】
クアラルンプールで最も忙しい、つまりマレーシアで最も忙しいバスターミナルである PuduRaya はすでに築30年を超えます。このターミナルビルを大改造するための予算RM 3100万の内、RM 2500万を国が補助します。ビル改造中長期計画には、既に終わった外壁塗り替え、バス会社の販売所を4階に移す、トイレと待合室の新設と向上、エアコンシステムの改良、ビル内照明の向上、飲食店を4階に移す、などがあります。

連邦直轄領省はPudu Rayaの変貌において、切符ダフ屋対策のために、道路交通庁や商業車両免許授与庁と連絡しあっていくとしています。 都市開発庁(UDA)持ち株会社が PuduRayaホテルの運営を引き継ぐことになり、ターミナルビルを利用するタクシーに15分間の待ち時間を認める意向です。 国立体育館側の道路 Hang Jebat に長距離バスの待機所を設けます、さらに Jalan Galloway にも待機所を設けるそうです。

( Intraasia 注:90年代初期の耐えられないほど暑くて臭くて暗いPuduRaya は、その後カタツムリの歩みほどのゆっくりさで良くなって来ましたが、とりわけこの1, 2年の改良は確かに賞賛に値します。ビル内1階は明るく快適といえるほどになりました。中2階の広い待合室は涼しいです。残る最大の問題は内外ではびこる切符ダフ屋の存在です。警備が強まって最近は目立ちませんが、いつ復活するかでしょう。プドゥラヤはまだ改良中であり、今後も少しづつ向上させていく計画です。

2010年中には中長距離バスの南部方面が Bandar Tasik Selatan駅横に移転します。「マレーシアみんなの写真アルバム」 に年末に撮った南部方面バスターミナルの写真を載せましたよ。さらに北部方面バスも2年以内には移転するでしょう。こうしてPudu Raya は市内近郊バスターミナルに変身する計画です。隣のPlaza Rakyatビル建設がほぼ放棄されたことで10数年も遅れが出た、Pudurayaがようやく現実に変わりつつあります)

【マラッカ州でよく知られた海鮮料理店の並ぶ場所 】

マラッカの町から南下するために、Ujong Pasir から Padang Temuへ向かう道路を走り、最後のPadang Temu 右折して数キロ走ります。波止場に出る直前に大きな看板が立ています。この波止場はBesar島へ向かうボート乗り場です。この波止場横に大衆食堂店が並んでいます。この場所( Medan IKan bakar) では魚、貝、蟹、蝦などの海産物料理が売り物です。たいていは炭火焼であり、他にはotka-otak , nasi lemak なども知られています。 夕方6時ごろから深夜まで営業、値段は都市部の価格を予想してください。

(Intraasia 注:この波止場のあるあたりは、確か地名ではUmbai というはずです。この波止場の焼き魚類は結構知られているようです。ただ夜だけに自家用車がないと訪れることが非常に難しいです。さらに南下すればジョーホール州のMuar です、ハイウエーを利用せずにマラッカ海峡に面したこの一般道路はバス便も運行しています)

1月2日のマレーシア記事

【砂糖補助金を廃止すべきだと、消費者団体】
価格統制品である砂糖の価格が1日から20セント上げて KgあたりRM 1.65にすると政府が発表し、実施が始まりました。サバ州とサラワク州ではRM 1.75です。これにもかかわらず、砂糖への補助金は年間RM 10億になる見込みです。

消費者組合はこの動きを歓迎し、さらに踏み込んで欲しいとしています。ペナン消費者協会は、「補助金をなくすことが砂糖の高騰につながり、結果として消費者が砂糖消費を減らすことになる。 補助金RM 10億もの金はもっと別のことに使ったほうがいい。砂糖消費に関して消費者と取引者を教育すべきです」 と主張しています。「RM 10億は政府に大きな負担です。砂糖は人々の消費物として真に必要ではありません。」

保健省は今月12日に、国内の飲食製造業界から60社の代表と会合を持ち、砂糖含有量を減らすように要望する意向です。

( Intraasia 注:大衆食堂や屋台でテー、コピーを淹れる様子を見ていればおわかりのように、なぜあんなにたくさんの甘いコンデンスミルクを入れるのと思います。少なからずの客が クランマニス 甘さ控えて、と言いますよね。砂糖補助金などまさに余計なことです。 飲み物の基本は甘くしないことにする、甘いテーが飲みたければ、タンバマニス 甘くして と言って余分に20セント払う方式に変わっていくべきですね。甘党のIntraasia は長年マレーシアの飲食品は不必要に甘すぎると強く感じてきました。)

【KLCCに近接したライブ演奏クラブ街の店店が営業免許を取り上げられた】
(クアラルンプールのKLCCに近接した P.Ramlee 通りは生バンドクラブ街として知られています) その内よく知られた5軒のクラブ: Beach Clu, Thai Club, Aloha, Poppy garden, Rum Jungle  の営業免許をクアラルンプール市庁が大晦日に取り上げました。 この措置によって1日からクラブでは生バンド演奏とDJ 活動が禁じられました。5軒中3軒の店を持つオーナーは語る、「クラブ街に近接した場所にあるホテルとサービスアパートからクラブが騒音を起こしているとの苦情によって、市庁は営業免許を取り上げると、12月11日に警告を受けた。その後我々は音量を下げました。我々の営業免許は見直されているようだ、P.Ramlee 通りの人口構成が商業街から住居街に変わったからだと思う。」 「90年代中頃ほとんど住居ビルがなかったころの音量で営業はもう二度とできないでしょう。」

このオーナーは連邦直轄領大臣が営業免許復活に手を貸してくれることを期待する、生バンドはこのビジネスの屋台骨だからです、と語る。

( Intraasia 注:P.Ramlee 通り とSultan Ismail 通りの一部はこの種のライブクラブが建ち並んでおり、毎晩多くの客を集めていることでしょう。そうでなければ、あれほど地価の高い場所で派手で大きな店舗が連立しかつ何年も営業し続けていくことは不可能ですからね。あの辺りのライブクラブは、クアラルンプールなどの非中心部にあるナイトクラブ・ディスコクラブと違ってより西欧スタイルに傾斜しているとIntraasia は捉えています)

【マレーシアの会議展示会の総面積は十分か、不充分か】
マレーシアの展示会場の総面積は 46000平米ほどであると、マレーシア展示会議場組織者と供給者協会の議長は説明する、「これはシンガポールの展示会場の総面積の37%に過ぎません。 展示会場の総面積でマレーシアは他国に比べても低位である。香港は 38万9千平米、バンコクは21万平米です。」 最近 NazaグループがクアラルンプールのJalanDuta にあるMatrade の政府土地に新たに 9万平米の展示場を建設する案を発表して論議を呼んでいます、この規模は国内で最大のものになります。

一方不動産鑑定と不動産代理店・コンサルタント協会の議長は主張する、「現在の展示場でもすでに十分利用されていない。例えば Matrade展示場です」 クアラルンプールの主要な展示場は、KLCC展示場の1万平米弱、PWTCの2万3千平米、Matradeの1万3千などがあります。 「マレーシアのこの分野での問題はマーケッティングが足りないことです。タイ、シンガポールに遅れを取っています。」  ある業界人はいう、PutraJayaの会議展示場はその最先端デザインにも関わらず利用度が非常に低いです。」

家具業界の展示を請け負う会社は主張する、「家具展示会は非常に広範囲な面積を必要とするので、クアラルンプール圏では十分な展示会場がない。2010年の展示会では3つの会場に分かれて行わざるをえません。」

( Intraasia 注:時々いろんな展示会に足を運ぶ者としていえば、そんな巨大な展示場ができても使われるのは1年に何回あるのとも思いますね)

1月1日のマレーシア記事


謹賀賀新年   本年もこの「マレーシアの新聞の記事から」ブログをよろしくお願いします


【ペナンでの大晦日イベントの1つとして】
新年到来を祝うイベントとコンサートにために大晦日の夜ペナン島のEsplanade に集まった大勢の人たちの内の、少なくとも12000人が踊ったと推測されます。幼児から老年までが10分間インストラクターの指示に合わせて踊りました。これはギネスブックの世界記録を破ろうという目的のためであり、組織者側は、「これは成功でした。ビデオを英国に送って人数を確認してもらいます。」と語る。

( Intraasia 注:ギネスブックに載せてもらおうと、マレーシアでもよくいろんな試みが行われていますね。その種の記録などどうでもいいことばかりに思えますが、まあ平和なことですな)

【Imigresen 職員が関わる複数の汚職裁判 】
クアラルンプールの下級裁判所でImigresen の職員が汚職の罪で起訴されました。
暫定労働許可証を認める現場責任者である33歳の女性職員が、民間会社からの2つの贈賄を受けたというものです。1つは2006年5月に自分と母親と娘のシンガポール行きの切符をもらったこと、もう1つは2006年8月にSonyホームシアターシステム 1ユニットを受け取ったというものです。被告は無罪を主張しました。

別の法廷では、Imigresen の上級職員、35歳の女性、が起訴されました。こちらは2006年5月に市内にある上記の会社事務所でRM 18000の小切手を受け取ったいうものです。これはPerodua車の頭金としてです。被告は無罪を主張しました。

また別の下級裁判所では、民間会社のマネージャー、25歳、がImigresen 副長官から16人の中国籍人の特別パスを得てあげる見返りとして、2008年3月と5月に別の男性からRM 2万を受け取ったという案件で起訴されました。このマネージャーも無罪を主張しました。

ジョーホールバルの裁判所では、Imigresenの職員、25歳男性、がバングラデシュ人5人の入国パスを更新してやるとの見返りでRM 2000を受け取ったとの理由で起訴されました。被告はもうすぐ結婚するからといって保釈金の低額を訴えました。裁判所はRM 8000 に決定しました。

( Intraasia 注:賄賂の額とそれに関わった人たちの年齢などに注目してください。起訴状に寄ればですが、特別に高位の職責者でもない者が決してすごい金額ではない賄賂を受けているわけです、 よってごく例外的なできごとには感じづらいですね。)

【放棄された Plaza Rakyat建設プロジェクトはいつよみがえるか】
クアラルンプールの中心部にある PuduRaya バスターミナルに隣接した場所は長年放棄された建設現場です。この放棄された Plaza Rakyat建設プロジェクトをよみがえらせるべくて、 政府ははデベロッパーと交渉してきましたが、交渉は進展せずまた最終期限も過ぎたので、政府は交渉を中止しました。連邦直轄領省大臣に寄れば、交渉中止後、法的経過としてさらに3ヶ月から6ヶ月かかるとしています。「デベロッパー側は法的権利をなんらか要求するかもしれません。この期間が過ぎて初めて、政府はプロジェクトにあらたな入札を行うことになります。」

Plaza Rakyat建設プロジェクトは民間化プロジェクトであり、新デベロッパーは資産だけでなく負債も引き継がなければなりません。このプロジェクトは90年代半ばに開始されましたが、まもなく放棄されたことで、クアラルンプールの目障りな場所としてずっとそのままになっています。

( Intraasia 注:あの超一等地で放棄された姿を15年ほどもさらしています。 高架電車駅だけ先にできたおかげで、乗客は狭く不便な臨時通路を10年以上も歩いているわけです。なぜ政府はもっと早く解決に向けて乗り出さなかったのか不思議です。仮に同じようなことが空港で起きたら、10数年も傍観し続けることはありえないでしょう。)

【エアアジアグループの乗客数】
AirAsia はこの12月の売り上げは非常に好調である、と経営最高責任者は語りました。12月30日時点でAirAsia グループ(タイ AirAsiaとインドネシアAirAsiaを含めた)2009年の乗客数は 2400万人に達しています。エアアジアの営業コストは世界の航空業界でもっとも低いといわれています。

( Intraasia 注:日本航空は破産に追い込まれそうだという外電が載っています。低コスト化はエアアジアを見習うべきですな)

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