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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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4月29日のマレーシア記事

【中国首相の訪問で結ばれた協定】
中国首相のマレーシア訪問でいくつかの覚え書きや協定が結ばれました。
主な協定
二国間貿易において(米ドルでなく)両国の通貨を用いる。 
互いに100名ずつからなる学生交換留学プログラムを来年から実施する。
中央銀行 Bank Negara の代表事務所を北京に設ける。
伝統漢方薬の卓越した研究拠点をマレーシアに設立する。

両国首相の共同記者会見で中国首相は述べる、「中国は、マレーシアのインフラ開発にさらに積極的に参加しマレーシアへの投資を増やす用意があります。マレーシアが中国でのビジネスを進めていくことを歓迎します。」

民間協定の例
有名なマレー人実業家とアラブ首長国連邦の実業家が率いる会社と中国のアルミ会社がUS$16億のアルミ精錬工場事業を合弁事業として行う覚え書き。このアルミ精錬工場はサラワク州バクン水力発電ダムから 180kmの場所に建設します。この合弁企業Smelter Asia が年産 37万トンのアルミ精錬工場を運営します。

【第2クアラルンプール国際空港建設計画】
クアラルンプール国際空港、KLIA, に新しく低コスト航空専用ターミナル、KLIA2、を建設する計画を進めている、マレーシア空港持ち株会社は、完成期日を明らかにしていません。「大臣は竣工期限が2010年10月だと語りましたが、我々にとって重要なことはきちんと建設することです。」 とマレーシア空港持ち株会の社長は述べる。また会長は、「KLIA2 は現在のKLIAより大きくなります。 KLIA は年間利用客扱い能力は2500万人までだが、KLIA2 は3千万人を見込んでいる。」

 KLIA2の建設費用はRM 20億と見られます。マレーシア空港持ち株会社はこの内KLIA2 のメインターミナル建設用としてRM 10億弱の契約を UEMグループとBina Puri グループの合弁事業に与えました。マレーシア空港持ち株会社はKLIA2 にアエロブリッジを作るのであれば、このことをもうすぐ公表するとのことです。

マレーシア空港持ち株会社は国内の空港で空港利用料を徴収しています。どの空港でも国際線利用客にはRM 51、国内線利用客にはRM 9です。ただLCCターミナルではこれより安価なそれぞれ RM 25 とRM 6 になります。「政府がこの料金を決めるが、空港会社として値上げしたい。」

( Intraasia 注:新しい低コスト空港用ターミナルは現在のLCCターミナルよりはるかに大きな、かなりの大ターミナルになるんですね。まああと2年ぐらい待ちましょうということです)

【番組 Imam Mudaの新シーズンが始まる】
(公開オーディション番組を真似た)番組 Imam Muda は昨年初めて衛星放送アストロのチェンネルで放送された時、多くの批判者や疑問を持った人が出ました。昨シーズンの優勝者と準優勝者の2人は、この番組のおかげでたいへん忙しい生活を送っています。2人はいろんな所から声のかかるイマーム及び訓話者となっています。

今シーズンのImam Muda 番組が29日から始まり、毎週金曜日放送で 10週間続きます。番組のチャンネル責任者は語る、「昨シーズンは外国メディアからも大きな関心を得ました。視聴者は330万人でした。」 「今シーズンのコンテストは1000人の応募者がり、予選を経て最終ラウンドに残った10人にはシンガポール人とブルネイ人も混じっています。様々な職業背景をもった人物です。」

この公開オーディションでは選抜された10人は、クアラルンプールのモスクの寄宿舎に3ヶ月間滞在し、いろんな授業や訓練を受けます。そして国立もモスクの前イマーム頭らの監督下に毎週試験が行われます。Imam Muda はアストロと連邦直轄領イスラム教関連庁の協力で製作されます。優勝者は スランゴール州にあるAl-Madinah 国際大学から奨学金、現金RM 3万、車、メッカへのハジ旅行などが提供されます。 

( Intraasia 注:Imam とはイスラム教の導師と訳されていることが多いようです。 ことがイスラム教に関することなので、権威ある庁の協力下で製作されるということですね。Muda とは若いという意味ですから、候補者は20代ばかりです。ちょっと斬新なアイディアの番組ですね)

【反汚職庁の昨年の成績】

反汚職庁の長官が反汚職庁の昨年の捜査結果を国会で明らかにしました。2010年 逮捕 944人、起訴にもちこんだ数 381人。 その内下級裁判所で有罪となった率は 71%でした。2009年 逮捕者 500人、起訴した数 174人、下級裁判所での有罪率 64%でした。 2010年逮捕の944人中の 414人は贈賄でした。また944人中の545人が一般人、293人が公務員、102人が民間企業人でした。

( Intraasia 注:反汚職庁は独立した捜査機構であり、警察とは違います)
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4月28日のマレーシア記事

【依然としてゴム生産大国であるマレーシア】
生ゴム生産とゴム輸出量でマレーシアは世界第3位です。このところの世界的なゴム価格の高騰でゴム生産農家は追い風になっており、ゴム生産面が6%以上増えることが期待されています。マレーシアゴム評議会によれば、生ゴム生産量は今年100万トンに達するでしょう。2010年は93万トンでした。「小規模ゴム農家はゴムの樹を現金引き出し機のように扱います。金が要るとき引出し機を使うようにゴム採取がいい金になると、樹から採取するのです。」

ゴム生産と輸出量で最大国はタイですが、タイの主要ゴムプランテーションのある南部地方で雨の被害が起きているので、世界のゴム供給が緊迫するのではといわれています。タイでは今年第2四半期の生産量が3万トン減るかもしれないとのことです。マレーシアのごく生産増は緊迫状況を緩和するかもしれません。

生ゴム生産の減少はタイヤ生産のコスト高につながります。ブリジストンは欧州でのタイヤ価格を7%上げると発表しました。マレーシアの生産量は世界供給の約1割を占めます、タイは3割です。マレーシアはゴムプランテーション面積を今後5年間に 年間3千ヘクタール増やす計画です。現在のゴムの樹植え付け面積は100万ヘクタールであり、内採取に使われているのが、65万ヘクタールです。昨年マレーシアは90万トンを輸出し、そのうち40%は中国向けでした。

( Intraasia 注:半世紀前ぐらいはマラヤは世界のゴム生産最大国でした。それほど話題にならないけど、今でもかなりの生産をしているということです、世界2位はインドネシアですね。ゴムの樹は地方道路を走るとよく目に入ります。ただ採取している様子はまず目にできません。パーム椰子農園でもゴム農園でもプランテーション内は立ち入り禁止です)

【ケンタッキーフライドチキンの店】
ケンタッキーフライドチキンの国内店舗数は現在515店あります。 KFC持ち株会社は今年新たに25店舗をオープンする計画だとしています。内10店はドライブスルー式の店です。通常の標準店舗は開設にRM 100万かかり、ドライブスルー店はRM 300万かかると、KFC持ち株会社の社長は語る。KFC持ち株会社はシンガポール、ブルネイにも店舗があり、インドにも少しあります。

ジョーホール州の投資会社であるJohor Corp はプランテーション企業であるKulim の株式 53%を所有しています。Kulim はQSR 会社の株式 57%を保有しており、そのQSR がKFC持ち株会社の株式 50%を保有しています。州投資会社の Johor Corp は8つの上場企業を含めて 280社の株式を保有しています。

( Intraasia 注:宗教的にどの民族も問題を起こさないのがチキンですね。ケンタッキーフライドチキンはマレーシア人の大好きなファーストフードですね。 Johor Corp はケンタッキーフライドチキンにもかなりの支配を及ぼしているわけですな)

【ムスリムの婚姻数と離婚申請数】
内閣府の副大臣が国会で明らかにした数字です。 2009年にムスリムの婚姻数は135,136組ありました、その年に起きたムスリムの離婚申請数は27116件でした。 離婚申請で最も多い州はスランゴール州で 4616件、ケダー州が2749件でした。副大臣が語るムスリム離婚の増加を抑える方策の1つは、イスラム開発庁が行う結婚前コースへの参加です。 イスラム開発庁の2日間の婚前前コースはカップルには十分だと、副大臣は語る。

( Intraasia 注:2009年時点でのマレーシア人口3千万人弱の6割をムスリムとしたとき、この数字はどうなんだろう)

4月27日のマレーシア記事

【中国首相のマレーシア訪問】
中国首相が27日からマレーシアを2日間公式訪問します、その後インドネシアも2日間公式訪問します。中国首相は訪問前に北京でマレーシアとインドネシア記者団に語る、中国首相がこの種のインタビューを受けるのは珍しいことです。 中国首相は語る「中国が最も困難だった時期に、東南アジア諸国連合(アセアン)の中で最初に中国と国交を開いた(1974年)のがマレーシアです。 20年前に中国との協議に入ることをアセアンに提案したのがマレーシアです。」

「中国から見て、マレーシアはアセアンの中で最大の貿易相手国です、中国の統計では2010年の二国間貿易高はUS$742億でした。」

「両国は相互に投資を増やす必要があります。マレーシアは多いに注目している(中国が行っている)現行の主要プロジェクトには、ペナン第二海峡橋の建設、サラワク州の製紙・パルプ工場プロジェクト、その他のインフラ開発における共同事業があります。」 「中国とインドネシア間の往復貿易高は2010年に前年比50%伸び、今年の第一四半期の貿易高はUS$120億を記録しています。」

記者団:中国とマレーシア間には、南シナ海の島とサンゴ礁を巡って、例えばLayang Layng島、あつれきがあります。それにも関わらず両国関係は安定して進んでいます。
中国首相「両国間の問題を多国間協議に持ち出すことに中国は反対です。」

( Intraasia 注:外交とその報道面で日本の存在はもはや中国に及ぶ術がありませんね。これはマレーシアに限らず他の東南アジアでも同じでしょう)

【国内出版書籍の書名数】
マレーシア国内で出版される書籍数は書名数で、現在年間 1万6千ほどです。これを年間 2万6千に増やしたいと、副首相は語りました。ユネスコの定める標準ではその国の人口の 0.1% を年間出版する書名数にしています。 

( Intraasia 注:マレーシア語書籍が学校書籍とある分野に偏在していることが出版数の少ない一つの理由であり、英語書籍ではどの分野であれ圧倒的に英米出版書籍が書店に並んでいます。華語書籍は中国台湾からの輸入が圧倒しています。タミール語書籍は市場そのものがない。ということでマレーシアの独自出版市場は相変わらず小さな市場です)

【リンギット の対円と対米ドルの為替率】
1万円を銀行で両替するとRM 361.4 入手し、100米ドルを両替するとRM 295.6 入手します。

( Intraasia 注:対米ドルでリンギット高、奇妙なことにまた円高局面ですね、360を超えている)

4月26日のマレーシア記事

【 " 1 Melayu 1 Bumi” という概念を巡る賛否両論】
(有力マレーシア語紙で且つ政権党UMNOが主要株主である)Utusan Malaysia が最近 " 1 Melayu 1 Bumi” という概念を提案していることに関して、(民族主義的で影響力を持った)マレー人権利グループであるPerkasa がこれを支持しています。 UMNO副総裁のムヒディン副首相は語る、「メディアがその主張を発表することを妨げられるべきではない、例えその主張に政党が同感しなくてもです。Utusan Malaysia はマレー人の声を代表し、国の独立と国家の建設に重要な役割を果たしました。賛成と反対がありますが、新聞が発表するのを止めてもいいということではない。Utusan Malaysiaをボイコットするのは効果がない。」

一方政府与党連合の主要政党である馬華公會(MCA) の総裁はUtusan Malaysiaの提案に反対して言う、「Utusan Malaysiaはマレー人全体の観点を代表しているわけではない。" 1 Melayu 1 Bumi” という概念はナジブ首相の1つのマレーシアという概念に合致しない。馬華公會(MCA)は1つのマレーシアという概念を支持する、それはマレーシアが多民族国家だからです。 」 馬華公會(MCA)はUtusan Malaysia のボイコットを呼びかけています。総裁はさらに語る、「Utusan Malaysia の発行部数20万部という数字はマレー人全体を代表していません。 馬華公會(MCA)が最大株主である英語紙のStar は華人界を代表しているわけでも、馬華公會(MCA)を代表しているわけでもない。」

Perkasaの書記長は馬華公會(MCA)本部を訪れて抗議の書を手渡しました。Perkasa 議長は" 1 Melayu 1 Bumi”運動を今週末立ち上げると語りました。

( Intraasia 注: 詳しい内容は知りませんが、" 1 Melayu 1 Bumi” という概念であればマレー人とブミプトラが同じことになってしまいます。ですからこれは単なる標語の問題ではありません。極めて根源的な捉え方に基づいていますので、馬華公會(MCA)は反対しているのでしょう。マレー人界にある民族主義色がたいへん強い勢力にはこういう思考が以前からありますね。先日PWTCのUMNO博物館を訪れた時、国民統計を示した掲示図に ブミプトラ 63%かな、華人何パーセント、インド人何パーセントという区分けが大きく書いてありました。ブミプトラに対する華人、インド人という区分け方は背景にこの思考があり、通常は使いません。通常はマレー人何パーセント、華人何パーセント、インド人何パーセント、(サバ州サラワク州の)ブミプトラ何パーセントといった分類法です。つまりブミプトラの最大グループがマレー人であっても、ブミプトラが即マレー人ではないので先住民族はあくまでも非マレー人系ブミプトラなのです。これはマレーシアという国の成り立ちと民族感情を考慮した時、こういう分類法に落ち着くからです。)

【ランカウイ島へのフェリー航路の一部が漁業の邪魔になっている】
ランカウイ島とクアラペルリス波止場を結ぶランカウイーフェリーの航路が、その付近の海で漁をする漁業活動に悪影響を及ぼしていると言われていることから、航路を変えることになるかもしれません。提案されている新しい航路は、現在の37kmの航路より 7km増えることになります。

特別委員会を組織して漁民、フェリー運航者、海洋庁、市民など関係するグループとの懇談を行うことになると、ペルリス州州評議会の1人は語る。現行のフェリー航路はこれまで40年ほど使われてきた、昔はこの航路のある海はいまほど混雑していなかったとのことです。「漁業の重要性を鑑みて、この問題を見ることになります。」 「新航路はフェリー運営者に燃料が余計にかかることになるので、フェリー業のこともよく考えなければならない。」

( Intraasia 注:ランカウイに渡るにはクアラケダーからよりもクアラペルリスからの方が時間的に短い。新ルートになれば同じくらいになるのでしょうか)

【違法タバコ天国】
マレーシアのタバコ市場は違法なタバコが充満していると、世界的な投資銀行 Goldman Sachs の最近の報告が明らかにしています。 マレーシアの違法タバコ規模は年間 90億本、つまり10本吸われるうちの4本は違法タバコです。これによって政府が税収入を失う額はRM 20億と推定されます。税関当局がこの数年押収した違法タバコつまり密輸タバコと偽造タバコ、は毎年17%ほど増えており、今年は押収額はRM 1億を越しそうです。 「押収額の多さにも関わらず、それは氷山の一角です。」と税関当局の首脳の1人。

マレーシアのタバコ販売価格は値上がり後、20本入りでRM 10が一般的です。 そのため安いタバコの需要が急増して、秘密組織が密輸したり、偽造タバコを製造しています。違法タバコの9割はアセアン諸国からマレーシアに入ってくるとのことです。
国内のタバコ販売店の中には、タバコ公定価格を下回って売っているところがあります。20本入り1箱の税金分が RM 5なのに、そういう安売りタバコは1箱RM 2.5から5で売られています。

( Intraasia 注:長い海岸線を持つマレーシアです、密輸を抑えられない現実がわかります。昔からタバコや酒の密輸は公然の秘密ですね。)

4月25日のマレーシア記事

【YTLグループが買ったニセコビレッジ】
(クアラルンプールのStar Hill, Lot 10 などのショッピングセンターも保有する、マレーシア有数の大企業である)YTL Corp グループは2010年12月期の半年決算で前年同期比13%増のRM 89億の売り上げ高を記録しました。同グループはマレーシア、シンガポール、インドネシア、オーストラリアに電力発電所と保有し、英国で水道と下水道サービス業を営んでいます。 マレーシアでは通信産業にも参入しています。

YTL Corp グループの不動産部門会社は2010年に北海道のニセコビレッジ、460ヘクタール、をUS$6600万 で購入しました。開発プロジェクトはシンガポールにある会社が行うとのことです

( Intraasia 注:すでに昨年から小さく報道されていましたが、YTL がニセコの土地付き不動産を買ったことをどれくらいの方がご存知かな。)

【中国の昆明からシンガポールまで高速鉄道を建設するというプロジェクトが始まる】
中国からの報報道によれば、中国の昆明からラオスのビエンチャンまでの高速鉄道工事が4月25日から開始されます。これは2020年には昆明から東南アジアを縦断してシンガポールまでの鉄道を開通させるという中国政府の計画の一部です。アジア鉄道網協定に従って、これは東南アジア鉄道網建設の一部を成し、線路はラオスからタイのバンコクに伸び、その後クアラルンプールにつながり、最終的にはシンガポールに至るものです。中国の昆明からシンガポールまで全長3900km、10時間で結ぶという計画です。

( Intraasia 注:東南アジアにおける中国の存在と影響は益々高まっているようであり、その一例がこの遠大な高速鉄道計画です。アイディアは以前からありましたけど、豊富な中国の資金と人的資源なくては東南アジア諸国だけではとても建設できないでしょう。 中国の隣にある小国ラオスへの中国の進出模様を、イントラアジアは2010年の今週のマレーシアで少し描写しました。中国の進出スタイルは欧米、日本のそれとは違って、付随した人的進出が多いに伴います。)

【対米ドルでリンギット高が続いている】
通貨リンギットが今年対米ドルで上昇しており、2月には13年来の最高値である US$1 = RM 3.029 をつけました。先週末はRM 3.01をつけており、エコノミストは今後も少しづつ上昇して RM 2.95から2.90 になるのではと予測しています。

【エアアジアの広告から】
セルフチェックインは自由にでき、簡単で、素早い
2011年5月1日から、クアラルンプールのLCCターミナルでは次の行き先便に関しては従来のチェックインカウンターを閉鎖します。
コタキナバル、クチン、サンダカン、ジョーホールバル、ランカウイ、ペナン、コタバル、シンガポールなど

( Intraasia 注:これだけではよくわからないのですが、預け荷物のある人はどうするのかな。荷物機内預け用のカウンターがあるのでしょう)

4月24日のマレーシア記事

【インドネシア人メイドのマレーシアへの再送り出しが近い】
マレーシアの家庭内住み込みメイドの最多供給国であるインドネシアは、2009年6月以来インドネシア人メイドのマレーシアへの送り出しを一時停止していました。これはインドネシア人メイドへの待遇と扱いに関するインドネシア国内での批判を考慮したものでした。昨年両国はこの件に関する同意書を交わして、メイドの扱いに関する条件の改正をおこなうことになりました。 両国からの共同対会議が設けられて、週休制、メイドのパスポートの取り扱い、メイド供給代理会社の手数料の一本化、逃亡するメイドの処置などについて検討しました。

マレーシアの人的資源省大臣寄れば、この6月にもインドネシア人メイドの新規雇用を再開できそうだと語りました。それは両国間での覚書の署名を5月末に行うからとのことです。 ただ再開後にマレーシアにやって来るインドネシア人メイドの人数には触れませんでした。

マレーシアは平均して年に5万人ぐらいの新規メイドが必要です。インドネシアが暫定的に送り出しを停止して以来、カンボジア、スリランカ、フィリピンから年間2万人から3万人の供給に減っていました。 マレー人は民族的近接さからとりわけインドネシア人メイドを好みます。

( Intraasia 注:家庭内メイドは単に炊事洗濯料理の家事をするだけではありせん。雇い主が営業する大衆飲食店の手伝い、子供の送り迎え、身体不自由な高齢者の介護、といったことをさせている家庭は珍しくありません。そのためにインドネシシア人メイドは一番使いやすいわけです。高齢者の介護に資格を必要とするような定めはないし、それを要求する土壌はありません)

【所得申告と所得税確定に関する質問と答え】

個人の2010年度所得及び所得税確定申告期限は4月末なので、これに関する新聞読者の質問と専門家の答えから。

質問:所得申告者はその両親のための医療費として所得控除が最高RM 5千まで認められることを、私は知っています。これには、私の両親の介護をするために雇った家庭内メイドの賃金も含まれますか?

答え:いいえ、両親の介護をするための家庭内メイドの賃金を所得控除に申請できるのは、2011度所得及び所得税確定申告においてです。

質問:両親のためにかかった医療費を控除申請できる場合の例として、税務庁のサイトには老人ホーム・養護施設での費用があげてあります。私の両親は年金暮らしので、祖父母の老人ホーム滞在費用を私が負担しています。この費用を控除申請できますか?

答え:できません。両親のために限定されます。

【海外で逮捕拘留されているマレーシア国民の半数近くが麻薬犯罪の罪】
外務大臣が明らかにした数字です。今年3月時点で、外国で逮捕拘留されているマレーシア人の数は 1880人で、その内の833人が麻薬に関する罪で逮捕されている。その性別内訳は男性 675人、女性 158人です。 民族別内訳は華人が501人、マレー人が222人、インド人が 98人、その他12人です。

4月23日のマレーシア記事

【マレーシア観光省は日本人旅行者数の2割減を見込んでいる】
観光大臣が語るところに寄れば、観光省は日本人のマレーシア訪問数者数が20%ほど減ると見込んでいます。「日本人旅行者はマレーシアにとって重要な市場です。2010年にマレーシアを訪れた日本人旅行者数は41万5千人でした。その1人あたり平均支出額は RM 2751です。

これとは別にボルネオ島部への旅行をオープン化する方策を観光省が探っています。「サバ州観光当局とマレーシア航空の間で直接フライトを設ける話し合いがもたれています。コタバルとコタキナバル間のフライトを週2便飛ばすことに関してです。」

(Intraasia注:大震災のために日本国外へ出かける海外旅行者が全体的に減ったのだろうか?海外からの日本訪問者数が減ったというニュースは聞きましたけど)

【オーストラリアの子会社が建設中の希少金属処理工場に対する反対運動】
(パハン州のクアンタン地方Gebeng に建設中の希少金属処理工場に対して、地元住民らから強い反対と抗議が続いており、しばしばニュースになっています。工場を運営するのはオーストラリア企業の子会社である Lynas Malaysia 会社です)
通産大臣が語ったところによれば、海外の専門家による安全性見直しが終わるまでは、この場を稼動させないことになります。「政府の任命する独立した委員会が工場の安全を終えるまで、Lynas社はオーストラリアから原料を輸入するための操業前免許を出しません。」

オーストラリアの Lynas Corporation は、工場が安全で健康被害を与えるものではないことを、委員会が確認してくれるだろうとしています。一方反対する地域のクアンタン住民らはこの建設プロジェクトが中止されることを期待しています。工場建設に反対する運動グループは言う、「我々の後世代のためにも工場建設は中止して欲しい。調査の結果はデータを付けて全て公表すべきです。

一方与党連合の馬華公會(MCA)のクアンタンの張は言う、「野党が(工場は危険という)噂を撒き散らしている。独立した委員会の決定は事実と法に基づくものになるでしょう。誰もがそれを受け入れて欲しい。」

マレーシアの原子力エネルギー免許授与審議会の長官は、委員会は国際原子力機構と連絡して、専門家の選出をしていることろだと明らかにし、「その委員会には国際的で専門家で独立しているという要件を備えた、5人から7人となるでしょう。」
Linas Malaysia社はマレーシア政府から2008年1月に、希少金属 酸化炭酸塩を処理する免許を条件付で得ています。

(Intraasia 注:この反対運動に福島原発の事故は心理的に多少ならずとも影響を与えたようです。投資を奨励したい政府・州政府側とたとえ安全だと言われようと環境や健康に被害を及ぼしかねない工場に反対する住民、という姿が浮かびますね)

4月22日のマレーシア記事

【ペナンヒルのケーブルカーが改良工事を経てオープンします】
ペナン島のペナンヒルのケーブルカーは、費用 RM 7300万をかけた大改良工事のため2010年2月から運休していました。 4月25日に再開通することになりました。オープン6日間だけはチャリティー運行のため特別運賃となり、5月1日から新しい通常運賃を適用します。
マレーシア人の運賃: 往復 RM 8、12歳以下の子供往復 RM 4、 55歳以上と学生は往復RM 4、片道運賃もあり RM 5、大人2人と子供2人の家族往復RM 18
外国人運賃: 往復 RM 30, 子供RM15   大人2人と子供2人の家族往復RM 70
旧運賃はマレーシア人と外国人の運賃に違いはありませんでした。 往復RM 4でした。

新しい運行時間は毎日 6時半から21時まで。 スイス製のケーブルカーは冷房付きのに2輌編成で、定員100人です。片道走行時間は途中乗り換えることなく 5分です。90年近い歴史のあった旧来のケーブルカーは中腹で乗り換えました。

( Intraasia 注:外国人料金のなんという高さ。 イントラアジアは30リンギット も払って乗る気には とてもなれませんが、この程度は気にしない人が多いのかもしれませんね)

【2010年住居不動産取引の興味深い内容】
全国不動産情報センターの調べによると、2010年の不動産取引全体 33万7千件の6割を住居不動産が占めました。住居不動産取引数は22万6千件で、2009年に比べて数で7%増えました。住居不動産の価格指数面では2009年の131.8から 2010年は140.7に上昇しました。この分野において国内で最高の価格レベルはクアラルンプールで RM 43万です、2番目がスランゴール州でRM 30万、3番目がサラワク州でRM 25万です。

RM 15万以下の大衆価格帯の住宅は需要が強く、住居不動産取引数全体の 57%を占めました。 価格帯RM 10万からRM 15万が取引数で最多であり、全体の17%です。次いで価格帯 RM 25万からRM 50万が 15% です。最高価格帯であるRM 50万以上は取引数 16800件でした。 

2010年に新規売り出しされた住宅数の 56%、 26774軒がテラスハウスでした。 新規住宅中、コンドミニアムとアパートが占める割合は14%でした。 住居不動産の供給過剰は前年降り多少増えて23000軒となりました。一番過剰な価格帯はRM 15万以下です。

マレーシア全体で不動産価格は今年10%から20%の範囲で上昇すると予測されていると、財務副大臣は語る。「物価上昇率は2010年は2.2%でした、今年2ヶ月間では2.4%でした。今年は去年よりも高くなるでしょう。多くの外国人がマレーシア不動産を買おうとしています。」 全国不動産情報センターはこれについて説明する、「外国人が不動産を買う場合外国投資委員会による承認が2009年6月から要らなくなったことで、マレーシアへの外国からの投資は魅力を増した。外国人が購入できる不動産はRM 50万を超える商業不動産か住居不動産ですから、高級価格帯での取引の増加が期待される。」

( Intraasia 注:価格帯RM 10万からRM 15万が取引数で最多であるというのは納得できます、RM 25万から50万が15%もあるというのは、中流層の豊かさ増大の証ですね。一般にマレーシアのテラスハウスはかなり広いですよ、)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 360.5 入手します。

4月21日のマレーシア記事

【中央銀行総裁職は女性】
中央銀行Bank negara の現総裁 Zeti 女史が再度総裁に任命されましたので、5月初めから5年の任期が始まります。彼女はマレーシアで初の女性の中央銀行総裁に2000年に任命され、2006年に任期5年で再任されています。このため Zeti 女史はマレーシア中央銀行史上で2番目に長期の総裁職になります。 銀行業界はこのニュースを肯定的に受け止めているとのことで、すでに再任が期待されていたとのことです。

( Intraasia 注:マレーシアで与党のトップ女性政治家を除いて、女性で最も力を持った仕事と職位でしょう。政治的野心のない有能な銀行総裁ということがよく伝わる女性ですね)

海外に住むマレーシア女性に生まれた子供もマレーシア国籍申請ができるようになった】
これまで海外でマレーシア人を親として生まれた場合、マレーシア国籍を得られるのは、これまではマレーシア人男性が父親の場合だけでした。去年6月に改正がなされた結果、海外に住むマレーシア人女性と外国人夫との間に生まれた子供も、マレーシア国籍取得の申請ができるようになりました。内務副大臣が国会で明らかにしたところでは、その後今年3月までに 88人の国籍申請がなされました。「この措置は永久的なもので、暫定的なものではありません」

こういう子供の国籍取得申請は外国のマレーシア大使館を通じて行われ、国民登録庁で審査されて最終決定する内務省に回されます。

( Intraasia 注:女性グループなどが長年この不平等を問題して訴えていました。ようやく実現したようですね)

【サラワク州の特徴を反映した州内閣】
サラワク州の州議会選挙で、これまで州与党連合の第2位の地位であった、州土着の華人基盤政党SUPP は大敗して、サラワク州の華人コミュニティーからの支持を失いました。半島部与党政党である馬華公會(MCA)の総裁は、華人の支持を失った以上この政党は州内閣に参画すべきではないと発言しています。

サラワク州の先住民族であるダヤック族の協会は、ダヤック族基盤の政党が州内閣の副首相を割り当てられるべきだと発言しました。サラワク州土着政党で州与党連合の一角を占めるダヤック族基盤政党のPRS は8議席で与党連合中で2番目に多い議席です。PRS党の党首は言う、「ダヤック族の支持がなかったら、州与党連合はさらに議席を減らしたことでしょう。」「副首相を誰にするかは、州首相の一存ですが、与党連合がダヤック族の意向を尊重することが大切です。」

サラワク州には2人の副首相がおり、これまでは州与党各政党のトップである華人とイバン人に割り振られていました。

( Intraasia 注:多民族州であるサバ州とサラワク州ではとりわけ州内の主要民族に州内閣のポストを割り振らなければなりません。半島部でも同様ですが、サラワク州の多民族性は際立つ)

4月20日のマレーシア記事

【麻薬関連犯罪で逮捕される人の数が依然として増えている】
内務省の副大臣が警察の統計に基づいて明らかにしたところによると、厳しい反麻薬関連の法規と取り締まりにもかかわらず麻薬関連犯罪で捕まる人は依然として増えています。いろんな麻薬関連の犯罪で逮捕された人数は、2009年で125,620人でした、2010年は157,756人に増えました。今年は3月までにすでに 逮捕者は42000人に達しています。

国家反麻薬庁の報告では、2010年に新たに麻薬患者だと 23642人を確認した、2009年では15763 人でした。 中でもクランタン州だけで2010年は麻薬患者の50%の増加があり、2868人を数えました。

【国民1人1人に電子メールアカウントを割り振る】
(ナジブ首相は就任以来 1Malaysia 概念を政策の中で進めています) ナジブ首相は政府と国民間で直接且つ確かなコミュニケーションを図るために、1 MY 電子メールプロジェクトを発表しました。 この計画の下で、18歳以上のマレーシア国民1人1人に電子メールアカウントを割り振って、政府から声明やお知らせを通知することになります。

このプロジェクトを開発するのは Tricubes Bhd (会社)でMicrosoft 社と共同で行います。同社が民間RM 5千万投資の先頭に立つことになり、プロジェクトでは政府の付加価値サービス提供面でワンストップセンターとしてのウエッブポルタルの開発も行います。 同社の社長は7月までにウエブサイトを立ち上げたいと語りました。、

( Intraasia 注:現時点ではあまりよくわかりませんね。老若男女のネット人口を考えれば、果たして何割の人が実際にそのメールアカウントを使うことになるのでしょうか)

4月19日のマレーシア記事

【中古車販売の新規則】
中古車デーラーと車を売りたい個人持ち主は、中古車を売る前にPuspakom から許可証明書を得なければならなくなります。この実施は6月1日からの予定です。国内取引と消費者省大臣は、関係法規の改正によって自動車を売る者は全て、Puspakom の工場に車を持ち込んで走行に問題ないことを調べる検査を受けなければなければならなくなると語りました。

クアラルンプール及びスランゴール州自動車ディーラーと信用販売協会は、この改正によって車が1回検査なのか2回検査なのかの明確な説明を求めていました。大臣寄れば、この改正は自動車の所有権移転時に道路交通庁が行う通常の検査に影響を及ぼさないとのことです。検査の費用は自動車を売るものが決めてくださいと。Puspakomが行う検査は18種の検査で、エンジン番号やシャーシ番号の検査も含まれます。

法改正では、許可証明書の提示を拒んだり、偽許可証明書を提示した場合は、罰金最高額RM 2万5千か懲役最高3年に処せられます。会社の場合は罰金額RM 10万です。しかしながらこの法律は、中古車を分割払い購入法で買う場合だけに適用されるのであり、現金購入の場合は適用されません。

( Intraasia 注:なんか間の抜けた法改正ですな。現金で買った中古車には売る前の検査義務がない。Puspakom はいわば半官営の車検場です)

【有名リクルート会社の大卒求職者調査から】
リクルート会社の中で最も有名であろう Jobstreet(.com) がマレーシア人大学卒業の求職者を対象に調査した結果です。大卒求職者・失業者の職がない三大原因がわかりました。 
2007年: 1 英語力が不十分、2 要求が高すぎる、3 コミュニケーション力が不足、4 仕事内容にあまり通じていない、5 態度が良くない
2009年: 1 給料福祉に対する要求が高すぎる、2 英語力が不充分、 3 すぐ転職してしまう、4 態度が良くない、5 コミュニケーション力が不足

Jobstreet(.com) のマレーシア地区担当者は語る:マレーシアの民間企業の9割は英語を媒介語にしているので雇用者は被雇用者の英語力に重きを置いている、これはコミュニケーション能力にあることです。 Jobstreet が東南アジア各国で150万人を調査した中に、英語力に関する項目があります。マレーシア大卒者の英語力はシンガポールとフィリピンに次ぐものです。ただ職業訓練を経たマネージャークラスの英語力の面では、マレーシア人はフィリピン人より上でシンガポール人より下です。

マレーシア人の国外への流出に関して担当者は言う: 国外で働くマレーシア人は70万人だけです、国内の労働人口は1100万人であり、求職者の9割はマレーシアで働くことを望んでいます。

( Intraasia 注:マレーシア人の英語力はシンガポールを別にして東南アジアでは群を抜いているはずです。これは華語紙の記事ですが、それでも英語紙には読者と識者の両方から英語力が劣った、不充分だという論が絶えることなく載っています。英語力があることがアイデンティティの1つである国民は少なくない、英語は国語でないけど国語以上の能力を期待する風潮の中で、英語力のさらなる引き上げ志向は終わりなき要求です。言語を市場価値だけで判断するこういう人たちに言語の相対性を説いても聞く耳をもちませんな)

【大震災被災者のためにマレーシア赤三日月に集まった募金額】
東日本大震災の被災者のために、マレーシア赤三日月社に(直接または間接に)集まった募金額がRM 400万に達しました。これを明らかにした事務局長は、「国民からの誠意ある支持を誇りに思います」と語る。赤三日月社のキャンペーンは3月14日に始まり、すでにUS$100万分は4月5日に日本の赤十字社に送られました。次の募金締め切り期日は6月30日です。

【所得税の確定申告期限が迫る】
個人の2010年度所得及び所得税確定申告期限は4月末です。内国収入庁(税務庁)にこれまでに届いた、ビジネス所得がない申告者の申告書数は70万通です。この範疇にあると見られる納税候補者数は234万人とのことです。税務庁の広報係りに寄れば、届いた申告書の内訳は、従来の紙製書式が57000で残り65万は電子申告です。2009年度に比べて、電子申告が大きく伸びています。

( Intraasia 注:イントラアジアも今週税務庁へ行って電子申告しました。もっとも2010年度は無所得なので税金は納める必要はないですな(笑)。確かに電子申告者が増えたと感じますね。夫婦の場合、分離申告か配偶者を被扶養者として1つの申告書で済ます方法が選択できます)

4月18日のマレーシア記事

【クアラルンプールの高級ホテルの統計から】
2010年時点におけるクアラルンプールにあるホテルの内で、3星から5星クラスのホテルが供給する部屋総数は 23,972 でした。このうち5星ホテルの部屋が焼く半数を占めます。 

クアラルンプールの5星ホテルの料金は東南アジアで最も低い部類に入ると、業界調査会社の幹部は語る。別の調査会社のサービス業に関する報告書では、最高級クラスのホテル料金が上がっていく可能性を示唆しています。 5星ホテルを主とした豪華クラスのホテル客室稼働率を見ると、2009年は58%でしたが、2010年は68%に向上しました。 このクラスの平均的客室あたりの売り上げは 2009年のRM 196から2010年はRM 224に増えました。

2011年の国家予算では、クアラルンプールのKLCC - ブキットビンタン界隈に屋根付き歩道を建設するプロジェクトに予算RM 5千万が割り当てられています。

【クレッジットカードとデビットカード】

中央銀行が定める最新のクレジットカードに関するガイドラインが実施に入ったことで、マレーシア銀行協会は、デビットカード全体の使用が増えるであろうと予測しています。「銀行はデビットカードの使用を奨励していくことになるでしょう。」 マレーシアでデビットカードが登場したのは2005年です。デビットカード市場は2010年でRM 100億でした。

新しいクレッジトカードガイドラインでは、カード保有を申請できる最低限必要な年間所得はRM2万4千です、これまではRM 1万8千でした。また年間所得がRM 3万6千以下の保有者はクレジットカードは2枚までに限られます。

カードあたりの年間平均利用額は2010年で、クレジットカードがRM 9338、デビットカードがわずか RM 140でした。2010年カード類に対して、サービス税が課されたので、発行数が減りました。

(Intraasia注:年間2万4千リンギットは月RM 2千ですから、都会ではそれほど良い給料とは言えません。単身者ならまあ問題ないけど、家族4人ぐらいの世帯では2千は低所得ですね。)

【独立中華中学の卒業生の海外留学傾向】
(華人界が独自に設立し運営している独立中華中学校は全国に60校ほどあります。独中と略称される6年制の中等教育学校は教育省翼下の公立学校でも私立学校でもないし、かといってインターナショナルスクールのような完全外的存在でもありません)

 マレーシアの華語教育の総本山的役割をしている董総 の統計によれば、2009年の独中の卒業生では6割がマレーシア国内で高等教育に進学し、4割が海外留学に進みました。海外留学組みの47%が台湾、26%がシンガポール、11%がオーストラリア、7.6%が中国、1.7%が日本、を選びました。

( Intraasia 注:独中は華語小学校での成績が良くないとなかなか入学できないといわれており、華語小学校卒業生徒の約1割が独中に進学します。ただし公的補助が全くない分独中は費用がかかります。独中の話題はほぼ華語しだけが伝えています。日本留学組はまさに極少数ですね)

4月17日のマレーシア記事

【サラワク州議会選挙はBarisan Nasional(与党連合)が引き続き3分の2を占めた】
サラワク州で第10回州議会選挙が行われ、即日開票の結果、州与党連合の陣営(Barisan Nasional)が引き続き3分の2多数を確保しました。しかし議席数は前回2006年の62議席から55議席に減らしました。野党側として半島部の野党連合である Pakatan Rakyat(民聯) 陣営は議席数を増やして、15議席得ました。それ以外には野党系無所属が1人当選しました。

与党陣営では、サラワク州政治の第1党である parti Pesaka Bumiputera Bersatu(砂土保党) が 55議席中35議席得ました。一方野党陣営で躍進したのは、華人主体政党のDAP(民主行動党)で 15議席中の12議席を得ました。そのためサラワク州土着の華人政党(砂人聯党)は大敗しました。Pakatan 側であるアンワル元副首相を抱く公正党は3議席を得ました。

サラワク州の有権者数は100万人弱です。

( Intraasia 注:サラワク州州議会選挙だけが、全国の統一選挙とはまったく別に年に行われています。サラワク州は伝統的にBarisan Nasional(与党連合)陣営がずっと州政権を維持しており、現州首相 Taib はなんと30年も州首相の座にあります。サラワク州はまた、与党の場合州独自の政党がほとんどであり、マレー人政権政党のUMNO と華人与党政党の馬華公會(MCA)が組織を持たない特色があります。なおインド人は極少数なので影響力がない。)

【ベトナムはさらに多くの労働者をマレーシアに送り出したい】
外国人労働者としてのベトナム人への需要が強いことから、ベトナムはさらに労働者をマレーシアに送り込む意向です。需要が高い分野は、製造業、建設業、農業、サービス業、家事補助、です。ベトナム当局によれば、ベトナム人外国人労働者を受け入れている国は、多い順に台湾、韓国、次いでマレーシアです。

ベトナムは今年だけで新たに87000人を外国に送り出す予定です。ベトナムの労働者送り出し会社は、マレーシアへの労働者送り出しにおいてはいくつものハードルがあると訴えているとのことです。 マレーシアが外国人労働者として初めてベトナム人を受け入れたのは2002年で、これまでに受け入れベトナム人労働者総数は19万人になります。

(Intraasia注:東南アジア内だけでも外国人労働者の送り出し国家と受け入れ国家がくっきりと分かれています。 マレーシアは、シンガポールへ働きに行くマレーシア人の数に比べれば、他国からの労働者受け入れ数が圧倒的に多い国です)

4月16日のマレーシア記事

【全く新しくなったプドゥラヤが約1年ぶりに再オープン】
約1年間閉鎖されていた、クアラルンプールのプドゥラヤバスターミナルなるがようやく再オープンしました。閉鎖中に予算RM 5千万をかけた大規模改造工事が行われ、工事の進展具合のためから数回再オープン期日が遅らされていました。プドゥラヤを保有するUDA 持ち株会社に寄れば、オープン時点で工事の進捗具合は98%だとのことです。昨年から暫定的にBukit Jalil 臨時バス発着場で発着していた北部方面行きの中長距離バスがプドゥラヤに戻ります、同時にプドゥラヤはクアラルンプール市内外行きバスの発着も行います。

( Intraasia 注:イントラアジアは早速力を注いで取材しました、ホームページの旅行ページにある 【クアラルンプールの新しい中長距離バスターミナル -完成してオープン-】項目をご覧ください。

【高級官吏には公用車として Proton Inspira を与える】

国産自動車会社Proton はその公高級車モデルである Perdana の生産を停止することになりました、しかしその期日はまだ明らかになっていません。 Proton社は 大衆車 Waja の後継モデルとして Inspira を昨年11月から生産しています。Inspira は三菱自動車のLancer の改良型車とのことです。

公務員の中で、国から Proton Perdana車を提供されて使うことができる職位にある高級官吏に対しては、替わりに Inspira 2000cc プレミアムモデルを提供することになりました。それより上席である 大臣、副大臣、州の評議会委員には Proton社の最高級車である Perdana Executive V6 提供されていますが、まだ代替車に関しては決まっていません。

( Intraasia 注:現在では Proton社の株式の43%を国の投資会社 Kazanah が保有しています、つまり準国有会社といえますね)

【経済転換プログラムで定めた2020年の目標】
政府が新しい経済政策である、新経済モデルの第1段階部分を明らかにしてすでに1年が過ぎました。その後内閣は201年10月に経済転換プログラムを発表しました。このプログラムでは目標を定めています: マレーシア経済の成長率を2011年から2020年まで年率 5%から6% に設定し、2020年までに国民総所得額ではRM1兆、国民1人あたりの所得ではUS$15,000 に引き上げます。2009年時点での水準は 国民総所得で RM 6650億で国民1人当たり所得は US$6700です。

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 355.9 入手します。

4月15日のマレーシア記事

【電話線泥棒の暗躍に対策チームを発足させたテレコム】
電話・コミュニケーションンケーション線が各地で盗まれ続けているため、Telekom Malaysia が対策チームを設けて、警察と共同で犯人を捕まえ、窃盗を減らすことにします。対策チームは国内での電話線窃盗に関わります。スランゴール州だけ被害額はRM 1000万を超すとのことで、全国ではRM 3400万の被害です。「とりわけスランゴール州でテレコムの電話線が盗まれるのが増えている。」 とテレコムの幹部。

電話線類が盗まれるのはテレコムだけでなく、その他公営会社もこの被害に遭っています。電話線窃盗が増えている要因の1つに銅の価格が上がっていることです。

( Intraasia 注:昔から道路や歩道にたくさんあるマンホールの蓋が頻繁に盗まれてきました。生きた電話線の窃盗も同じことで、要するに盗んだ金物を古物金物商に売って銭にするわけです。非合法にこの種の物を買う商売人がいる以上、窃盗はなくならないということです。組織だって行う場合も個人的にやる場合もあるようです。 屋外に張られている電話線が盗まれて困るのは消費者ですよね)

【サバ州の華人系土地生まれ人協会がブミプトラとしての認定を要求】

サバ州の華人系土地生まれ人協会は国民登録庁に対して、自分たちをブミプトラとして認めるようにとの要求をしています。サバ州先住民族の女性と非先住民男性の間に生まれた何千人もの子供を認定して法定化すべきだと、協会は主張する。サバ州先住民族であるカダザンドゥスン人コミュニティから派生した華人系その土地生まれをブミプトラとしての特権が享受できることが大切であるとの覚書を、その協会がサバ州の国民登録庁に提出しました。
サバ州の先住民族に関する州の条例には、先住民族は両親がサバ州の先住民族に属する人たちであると規定されています。

(Intraasia注:一般的に父親が先住民族で母親がサバ州の非先住民の場合なら、その子供はブミプトラとなるはずではないでしょうか。つまり男系重視の思想です。だからこそこの協会が要求しているのは、父母が逆のケースです。ところでこの種の文章を訳す時、とっくに中国人ではないその土地生まれの華人を中国系と訳すと実像がわからなくなります。サバ州のマレーシア華人の祖先は客家人を主たるグループとする元華僑であっても、現在の彼らはもはや”中国”系ではありません。)

4月14日のマレーシア記事

【マレーシアには新年がいくつもあります】
新年が始まりました。マレーシアインド人の最大グループであるタミール人はタミール歴の新年 Kara を14日に迎えました。同じインド系のマラヤリーズ人はその新年Vishuを15日に迎えます。またインド系のシーク教徒はその祝祭 Vaisakhi を13日に祝いました.マレーシアインド人の最小グループであるテルグ人はその新年 Ugadi を4月4日に祝いました。インド人であるが仏教徒のシンハラ人もその新年を14日に祝いました。

タイ人やマレーシアタイ人は13日から始まったソンクラーンを祝っています。ペナンのタイ仏教寺の外では信者らが水をかけあって祝っていました。

(マレーシアインド人はタミール人だけでなくいくつかのインド系民族から構成されています)

【MIDA の投資申請承認額と件数】

(工業面における外国・外国企業からのマレーシアへの投資などを一手に管轄・承認する官庁である)マレーシア工業開発庁MIDA は2010年の外国からの投資許可の総計を発表しました。製造業での投資承認件数は910件で総額 RM472億です。これは2009年より44%も増えています。MIDA が石油ガス分野に焦点を絞っているとのことで、巨大なガス石油会社とマレーシア投資を真剣に行いました、と長官は語る。

(Intraasia注;投資申請承認額と件数が実際にどれほど実現してきたかは、毎年ほとんど報道されませんね。もちろんMIDA内部では統計はあるでしょうが、承認発表記事ばかりが報道されるという印象です)

【震災被災者のために演歌の自作CDを売って募金したある華人】
ペナン州華人であるOngさん、38歳、は小さいときから日本文化が好きでした。大震災のニュースの後、彼は援助活動として8曲の日本演歌をCDに吹き込んで、500枚を売りました。売り上げの1万リンギット を小切手にして、ペナン州にある日本領事館に手渡しました。 ITコンサルタントをしており、カラオケ好きたという彼は、家々を廻って吹き込んだCD、1枚RM20、を売ったとのことです。

(Intraasia 注:これは英語紙の写真付き記事です。一方華語紙でダントツNo 1 である星洲日報の14日版では、丸々1ページ、日本の新聞と同サイズ、を東日本大震災と原発危機に費やしています。日本政府が16の地方を余震活動の活発な地域と発表したとの記事では、震源地がだんだんと南下して東京に近づいている、しかし逃げるのは困難だといった調子で外報を掲載しています。また中国政府の原発事故の長期的影響は見過ごせないといった発言を引用した記事を中程度で載せ、日本は近隣国に危機の重大性の説明を欠いている、と非難した中国官報筋の見解も載せています。このページではその他いくつ関連記事を載せていますが、それらを素直に読めばなんとなく”より危ない”という印象が得られるでしょう。華語紙は地図入りでよく載せますので、英語紙より視覚的にわかりやすいことがよくあります。ただいかにも星洲日報らしい記事の組立だといえます。当サイトでこれまでも指摘したように星洲日報は以前から親中国姿勢が目立ちますからね。原発事故に対してマレーシアの新聞は決して報道調子が同じではないという例として言及しておきます)

4月13日のマレーシア記事

【バクン発電ダムを州政府と連邦政府の合弁事業にという発言】
サラワク州で10数年かけて建設している、バクン水力発電プロジェクトは今後3ヶ月ほどすると、初の発電として300メガワットを発電する予定です。発電用ダムを現在所有しているのは財務省つまり国です。バクン水力発電はフル稼動したあかつきには、2400メガワットの発電になります、一時計画された余剰電力を海底ケーブルで半島部まで送電するという案はすでに廃案となりました。そこで連邦政府はダムの所有権を売却することに2010年同意したとのことで、サラワク州州政府はRM 70億で買い取ることを表明しています。 

サラワク州州首相はバクン水力発電ダムは連邦政府とサラワク州政府の合弁事業になると語りましたが、州政府の出資分については明らかにしませんでした。「ナジブ首相が確約してくれたところでは、バクンダム発電の全ての電力をサラワク州の産業に回せることになります。」

これとは別に サラワク州翼下のエネルギー開発公社が現在建設中のMurunダムプロジェクトは944メガワットの発電能力があり、2014年には発電できるとのことです。さらに複数のダムを州内に建設する計画だと州首相。

(Intraasia注;マハティール元首相時代に始まり、多くの先住民族を強制移住させたことで国際的にも注目を浴び、幾多の紆余曲折を経て建設されている巨大プロジェクトがバクンダムです。プロジェクト中断期間があるので長きに渡っています。目新しいことではないですが、サラワク州政府はひたすらダム開発にまい進していますね)

【大震災被災者のために毛布1万枚を集めて送る】
東日本大震災の被災者のために、マレーシアはこれまで1万枚の毛布を集めました。このためのキャンペンは3月18日から31日まで行われ、マレーシア航空、マレーシア航空貨物、マレーシア子供と青年の発展のためのアジア研究センター、SPSetiaグループなどが共同で行いました、1回目はすでに4月7日にマレーシアから発送され、2回目の発送は4月13日に行われ、残りは17日の発送予定です。全部で10トンの航空貨物になります。

【日本産の食品と農産物には放射能汚染なしの証明が必須】
日本からマレーシアに輸入される全ての食品と農産物に関して、放射能(の汚染がない)証明が付いていることを必須にする輸入条件がこの15日から実施されます。証明書のない物は輸入できません。保健省のサイト //fsq.moh.gov.my に詳しい情報が載っていると、科学技術大臣は説明しています。 また福島県、栃木県、群馬県、茨城県産の農産物のマレーシアへの輸入禁止は引き続き実施されています。

4月12日のマレーシア記事

【日本製食品のサンプルは検査の結果安全だと保健省】
日本製の食品サンプル 139個の放射線残量を検査した結果、いずれも許容量レベルであったと保健省が声明をだしました。「保健省は食品安全問題で妥協することはありません。 」 そして日本からの輸入食品の安全性に関して市民は心配する必要はないと、保健省は続ける。

日本からの輸入食品に関しては全て、4月15日から日本の管轄機関が放射線証明と検査証明を付けなければならないことになります。マレーシアの食品輸入者と日本の食品輸出者はこの規則を遵守することで、マレーシアへの輸入が拒否されないようにします。

【偽鶏卵騒動】
(ペナン島のPulau Tiks 地区の市場で売られていると噂されたことに端を発して、似せ鶏卵が各地で流通しているのではないかとこの1週間ほど社会問題になっていました)
その問題の鶏卵を獣医庁が検査して結果を発表しました。獣医庁長官は記者会見で説明する。「その卵は変形しており形が崩れているので、本来は売り物のはずではない」

長官の説明から: 一般に等級 AA, A, B, C, D の鶏卵が消費者に売られます。1個28セントに満たないぐらいの等級 E とF は通常ケーキやビスケット製造に使われる。 似せ卵を作るには本物卵よりずっと金がかかるので、マレーシアで売られていることはありえない。もし偽卵があったら私に1個サンプルをください。 似せ卵のサンプル提供者には報奨金を出します。 獣医庁の係官には全国で鶏卵のサンプルを集めて検査するように指示しています。輸入許可なく鶏卵を輸入するのは違法です。

今後鶏卵農家に対して、その産出卵に等級、消費期限などを印することを義務つけることになるかもしれないとのことです。 なお鶏卵は価格統制の食品物です。

これとは別にペナン州で得た鶏卵のサンプルをDNA検査したところ本物であったと、保健省大臣は語りました。一方ペナン州消費者共同組合は、Pulau Tiks 地区の市場で売られていた鶏卵のいくつかは偽卵であるとの主張を依然として下げていません。

(Intraasia注:マレーシアで、というより東南アジアでは鶏卵は冷蔵状態で販売されていませんし、輸送もされていません。ほとんどの市場、ロティチャナイ屋、食品雑貨屋の店先にはケースに入れた鶏卵がそのまま並べたり積んであります。冷蔵鶏卵として販売しているのは一部の有名スーパーぐらいでしょう。つまり鶏卵全体から見ればこれはごく一部です。卵を冷蔵しないのは東南アジア大衆世界の常識ですね。)

4月11日のマレーシア記事

【F1 マレーシアグランプリが終わって】
スパンサーキットで行われていた F1レースのPetronas Malaysia グランプリが10日に終わりました。サーキットの入場者数は3日間で10万5千人でした(内最終日は6万5千人)。
マレーシアにおけるF1レース開催権は2015年に契約が切れます。そこでナジブ首相は、契約を更新してその後もF1レースを開催していくかを、後日内閣で決めると語りました。(当時 F1レースのマレーシア開催を決めた人物である)マハティール元首相は、F1は世界の何百万人もの注目を集めるのでマレーシアはF1レースの開催を続行すべきだとしています。

(Intraasia注:マレーシアでのF1レースは単なるモーターレースではなく、政界トップを巻き込んだ準国家的行事であるため、報道ぶりも大きな扱いを受けます)

【マレーシア初のゲイ映画の顛末】

マレーシア映画史上初のゲイ映画が製作され、シネマで3月下旬に公開されました。しかし興行収入はたったRM 55万でした。映画の監督 khir Rahman は語る、「興行成績は私には重要ではない。我々は映画の権利をニューヨークの配給会社にUS$1000万で売りました。私の処女作が良い批評を得たのがうれしい。」

この映画 "... Dalam Botol" はRaja Azmi 製作で主演はArja Lee、性転換手術を受けたゲイ男性の物語です、公開時に多くの批判を呼び起こしました。主演のヌードシーンは検閲委員会によって削除されました。

(Intraasia注:マレーシアの土壌と表現の許容度はタイとはかなり違います。よって同性愛表現があるテレビ番組などはまずだめですし、映画もコメディー的な場面程度に終わっている、この映画は本格的に作られたということなんでしょう。まあ、別に観たいと思いませんけど)

【広告から】
Sumitomo Mitusi Banking Corporation Malaysia Berhad が2011年4月11日に発足いたします。

SMBC は1970年代中旬からマレーシアでビジネスをしてきました。この子会社を設立したことで、SMBCはマレーシアで全ての銀行業務を提供することができます。
SMBCはマレーシアは弊社のビジネスにとって重要な金融市場の1つだと捉えています。

住所:Vista Tower, The Intermar, 182 Jalan Tun Razak 50400 Kuala Lumpur

(Intraasia注:日本の3大メガバンクはいずれも現地法人銀行を持つことになりました。中小企業はマレーシアにもっと進出しませんか、とイントラアジアは呼びかけます。東南アジア諸国連合は域内自由貿易協定が発効しているので、マレーシアを基盤に他の東南アジア国への進出とビジネスは容易なのです。)

4月10日のマレーシア記事

【パームオイルはマレーシア経済に貢献度の高い商品作物の1つ】
2010年のパームオイルとパーム椰子基盤製品の輸出高は RM 628億でした。生ゴム・ゴム製品の輸出高はRM 337億でした。
このように農業分野はマレーシアの国内総生産高、雇用面、輸出高、税金面において何年にも渡って安定した重要な貢献をしています。パーム原油、ゴム、原油、液化天然ガスを主たる構成品としたいわゆる”商品・産物”は大雑把に言ってマレーシアの毎月輸出高の3割を占めています。

【価格統制品の現状】
マレーシアは補助金政策を長年取っている国です。
全ての価格統制品に国が出している補助金の総額をみると 2010年は RM162億にもなりました。

(Intraasia注:マレーシアのガソリン代が隣国に比べてずっと安いのはこの補助金のおかげなのです。)

4月9日のマレーシア記事

【マレー鉄道のシンガポール駅は7月1日にウッドランドに移転する】
昨年(2010年)5月シンガポールを訪れたナジブ首相とシンガポールのリー首相の間で、マラヤ鉄道のシンガポールにある Tanjung pagar 駅をシンガポール内で移転させるとの発表がなされました。このため Tanjung Pagar にあるTanjung pagar 駅は今年7月1日にWoodlands にある Pusat Pemeriksaan Kereta Api Woodlands に移転します(注:ウッドランド鉄道研究センターと仮訳しておきます)。

両首相はその際、マラヤ鉄道のTanjung pagar 駅と(ずっと以前から乗降駅としては使われてない)Bukit Timah 駅を 歴史的観点から保存することに同意しました。このために、(シンガポールの?)遺産・遺跡の世話をする会議がマラヤ鉄道Tanjung pagar駅を国民の遺産だと宣言しました。シンガポール政府はマラヤ鉄道の2つのシンガポール側の駅を永久に保存することになります。
これによって80年ほど使われてきたTanjung pagar 駅 は7月1日の移転に伴ってその鉄道駅としての機能を終えます。

( Intraasia 注:本来はマラヤ鉄道と呼ぶべきマレー鉄道のシンガポールにある駅の移転ニュースを昨年間接的に知りましたので、今日の新聞で確認できました。シンガポール側駅に関しては長年移転が噂されてきましたが、両国の様々な権益が絡んでいるため膠着した状態でした。でも思ったより早く決着が着いたわけですね。 乗り換えの便から言えば、すぐ近くにシンガポールのMRT電車駅があり、バス交通面でも本数の多いウッドランドの方がずっと便利ですね。イントラアジアはTanjung pagar駅に初めて降り立った1980年代中頃以降何回も利用してきたので、この移転ニュースにはある種の感慨があります)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 351.0 入手します。

(Intraasia注:この2週間ほど円安基調ですから、対リンギット でも安くなっています)


【クアラルンプールタワーを夜間赤色と白色で灯を点す】
高層塔建築の世界連盟が日本の東日本大震災被災者への連帯を表明するために、世界各国にあるメンバーの内 10座の高層塔がそれぞれ同じ色の灯をともす行事を行いました。ニューヨークのエンパイアーステイトビルディング、韓国の北タワー、カナダのオリンピックタワーなどに混じって、クアラルンプールのMenara Kuala Lumpur (KL タワー) もこの行事に参加しました。
高さ421m のKLタワーは4月一杯と5月4日まで、毎晩8時から深夜までその外壁と頭部を赤色、マスト部分を白色で灯を点します。

(Intraasia注:日の丸の色に合わせるということなんでしょう。そこで夜間我がアパートから眺めてみましたら、確かにマストは白色に展望台のある頭部は赤色になっていました)

kltower11apr.jpg

4月8日のマレーシア記事

【テレコムの光ファイバーインフラを利用するブロードバンドサービスを開始】
(マレーシア最大の携帯電話網会社である)Maxis は有線ブロードバンドインターネットサービスを開始しました。同社はこのサービスを Maxis Home Services と名づけており、接続スピード、ダウンロードデータ量と契約月額料金は3種類あります: 4Mbps で30GB - RM 128, 6 Mbpsで60GB - RM 158, 10 Mbps で100GB- RM 218
maxis.com.my/broadband

Maxis Home Servicesは主要都市部におけるインターネット利用者を客層に設定しているとのことです。サービス範囲はTelekom Malaysia が現在進めている光ファイバーネットワーク架設の進展次第です(注;昨年Maxis はTelekom Malaysia と合意を結んだことによって TM の光ファイバーインフラを利用できる、なお Maxis は同社の利用者向けにごく一部だけ独自に光ネットワークを架設するとのことです)。 Maxis は(同社が以前から提供している)無線ブロードバンド接続の利用者は付加価値サービスを享受していると、主張しています。

Telekom Malaysia は国内に光ネットワークを架設して Telekom Malaysiaの光ネットワークサービス Unifi ハイスピードブロードバンドサービスを広めていく計画を進めています。Unifi サービスの接続スピード、データダウンロード限度と月額料金: 5Mbps で60GB- RM 149, 10 Mbps で90GB - RM 199, 20 Mbps で120GB - RM 249

(Intraasia注: 光ネットワークはようやく開始されたばかりですから、大都市部から広がっていきますがそれでも利用できる地域はまだ限定されているはずです。ところでデータのダウンロード量というのは、ユーザーの立場でどうやって計るのでしょうか? 60GB と言われてもピンときませんよね。ダウンロード量に制限があるというのはいかにも不都合に感じます。 ADSL 及び光ネットワークでははるかに日本の方が安価であるといえます)

【2010年末での合法外国人労働者の人数】

内務大臣が国会で公表した数字です。2010年12月末時点における、Imigresen が発給した労働許可証PLKS を保持する合法外国人労働者の総数は182万人です。
外国人労働者が合法に働ける分野は6つだけです: 家庭内メイド、建設業、製造業、プランテーション農園、農業、サービス業
その内最大の雇用分野は 製造業で67万人、次いでプランテーション農園の26万6千人、 家庭内メイドは 24万7千人、最少はサービス業の16万5千人

2010年中における当局による違法非法外国人労働者の取りしまり活動は6千回あまり行われ、3万5千人を逮捕しました、その内違法外国人労働者を雇った雇用者は688人のみです。

( Intraasia 注:この数字はあくまでも合法外国人労働者の数であり、違法非法の外国人労働者についてはいうまでもなく正確な数はわかりません、しかし少なくとも合法の半数は常時いると推定されており、合法外国人労働者並みの人数だという推定もあります。実感としてサービス業にたった16万人とはいかにも少なく感じますね、外国人労働者はもうあらゆるところにおり、好むと好まざるに関わらずとっくにマレーシアの産業構造に深く組み込まれています。国民の労働人口は1100万人程度です。なお外国人労働者かどうかを見分けるにはかなりの知識と眼が必要ですので、旅行者は気づかないことがほとんどでしょう)

2011年4月7日のマレーシア記事

【Bandar Tasik Selatanに南部方面バスターミナルがオープンした】
(3つの電車路線が相互乗り換えできる Bandar Tasik Selatan 駅に隣接した場所に建設された、統合交通機関ターミナルつまり半島部南部方面バスターミナルが今年3月初旬にほぼ全面オープンしました)
国内第一の中長距離バス会社である Transnasional はこの新ターミナルオープンによって切符売り上げが3割減ったと不満を伝えています。それはTransnasional社が独自の切符オンライン販売方式を以前からとっているため、ターミナル内での切符カウンター位置が不利な場所に割り振られたからです、統合交通機関ターミナル下にあるバス切符カウンターとは離れているからです、と原因を語る。

(Intraasia 注:クアラルンプール国際空港LCCターミナルに着いてからクアラルンプールの我がアパートに向かう際、Bandar Tasik Selatan 駅で乗り換えました。その際新バスターミナルがオープンしたことを確認しました。ピカピカのターミナルの内部はゆったり、明るく、涼しくと、かつてのプドゥラヤとは全然比べ物にならない快適さです。いずれホームページに詳しく載せたいのですが、現時点ではこの印象だけを書いておきます。南部方面の中長距離バスはこの新ターミナルから発着ですよ。プドゥラヤはすでに閉鎖されて大規模改造工事中です)

【小学校での理科数学科目の英語媒介教育をめぐる論議】
(6、7年ほど前から小学校では数学と理科の2つの科目を英語を媒介言語にする政策に転換して現在にまで続いています。 この方針に対して当時から賛否両論が絶えません。この政策を取り入れるまで長年取っていた政策つまり、国民小学校ではマレーシア語で、華語小学校では華語で、タミール語小学校ではタミール語で両科目を教える政策に戻すべきだという勢力と、マレーシアが先進国入りしより発展するためには両科目は英語で教えるべきだという勢力が、互いに主張をし続けています )
ナジブ内閣は昨年7月、この小学校で数学と理科を英語で教える政策(通称 PPSMI という)を2012年から以前の政策に戻すと決定したと報道されました。

政府与党連合の主要政党である馬華公會(MCA)党の党首は語る、「両科目の英語媒介授業は引き続き許されるべきです、とりわけ都市部にある特定の小学校ではそうすべきです。英語教えることが十分できる教師に欠かない所では、どの言語で両科目を教えるかの選択を父母に与えるべきです。先進国入りするには両科目を英語で教えることが絶対に必要です。」

タミール語小学校の校長会議の議長は語る、「政策にはある程度の柔軟性をもたせるべきです。生徒が英語の用語を理解できなければ、教師はタミール語で説明できるようにすべきです。小学校で数学と理科を英語で教える政策(通称 PPSMI)では教師は英語だけで教えなければならないとなっているからです。」 

(Intraasia注: 当サイトで数多く伝え、解説してきたこの PPSMI 政策を転換するとナジブ内閣は昨年一応決めたそうですが、でも今に至ってそれを断固実施していくことはまだなさそうですし、この先まだまだ揺れは避けられないでしょう。マレーシア国内にある賛否両論は決して止みませんし、さらに政界と経済界のエリート層の多くの割合が高度の英語教育環境下にあった人たちだからです。ナジブ首相自身が英語教育と英国留学下で育ったエリートです。日本では小学校で英語科目を取り入れるそうですが、マレーシア初等中等教育における英語教育は英語科目があるだけでなく英語で教えるという形ですから、質的に違います。)

【クアラルンプールのモノレール駅とLRT駅の統合化について】
クアラルンプールのモノレール駅とLRT駅の統合化プロジェクトは昨年3月に始まり、まもなく終了すると、運輸大臣が語りました。この計画では3つの駅が関係し、Titiwangsa駅は今月末に完成予定、Masjid Jamek 駅の連絡地下通路は来月完成予定、あと1つはKLSentral駅で400mの通路が昨年完成したとのことです。

モノレールのKLSentral駅と KLSentral敷地内の新ビルとを結ぶ歩行者陸橋は今年10月に工事着手し、2012年7月に完成するとの発表です。

(Intraasia 注:イントラアジアが留守中に多少進展があった模様ですね)

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