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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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8月31日のマレーシア記事

Selamat Hari Merdeka (スラマット ハリムルデカ) 
1957年のこの日マラヤ連邦が独立したことを記念する祝祭日、華語では国慶日と書く。マレーシアが成立したのは6年後の1963年9月16日です。

【違法滞在の中国人は3ヶ月の恩赦期間内に中国へ帰りなさい】
違法外国人労働者の登録合法化キャンペーン(生体特徴などを登録する6P計画と呼ばれている)は8月31日で終了します。
 Imigresenの長官は説明する、「中国はもともとマレーシアが認めている外国人労働者供給国に含まれていない、つまり中国はこの期間中に登録して合法化される外国人労働者出身国の1つではない、よって滞在期限を超過した中国人は登録したからといって合法滞在に切り替わるわけではない。登録合法化キャンペーンに登録した違法滞在の中国人には3ヶ月間の恩赦期間が与えられます、よって彼ら中国人はこの3ヶ月以内に中国に帰らなければなりません。そうしない者は逮捕して法律によって罰せられます。」

8月28日までに登録合法化キャンペーンに登録した違法滞在の中国人は3千人弱でした。合法の中国人労働者は6千人です。長官は語る、「中国人は学生と専門職の身分で滞在許可を得ている者を除いて、普通の労働のためにマレーシアに超過滞在することは認められていません。」 
キャンペーンでは、バングラデシュ、ベトナム、ミャンマー、タイ、カンボジア、ネパール、インド、インドネシア、パキスタン、スリランカ、ラオスなど15カ国の違法外国人労働者が合法化できる定めになっていますが、中国人違法労働者はこの対象から外れています。

(Intraasia注:中国人の違法滞在者で目立つのは女性です。中国女性は各地の華人地区に居ついて非法活動に従事してます。華人社会の中にはこの種の中国人を気にしない雰囲気があり、非法中国人にとって居やすいといえます。イントラアジアの地元もその一つです)

【ナジブ首相提唱の理念 1つのマレーシア】
2009年4月に就任したナジブ首相は一連の施政方針を発表した中に、”1つのマレーシア”という主要理念兼スローガンを提唱しました。その後この理念・スローガンに沿った計画やプロジェクトが官界だけでなく民間でも続々生まれました。その例です:
1つのマレーシア移動診療所、
1つのマレーシア診療所: 診療費 1回はRM 1だけ、全国に50箇所設置する予算措置をした
1つのマレーシア民衆食事メニュー: 朝食1回分 RM 2、昼食1回分 RM 4 で食べられるメニュー
1つのマレーシア住居計画: 建築価格 RM 15万から30万、3寝室の住居
1つのマレーシア民衆福利計画: 対象50万人が毎月RM 100から450の福祉援助を得られる
1つのマレーシア青年基金
1つのマレーシア退職者貯蓄計画
1つのマレーシア民衆商店: コンビニスタイルで安価に商品を提供する

名称に1つのマレーシアを使った民間団体登録の例:
1つのマレーシア芸人協会
1つのマレーシアウミガメ愛好会
1つのマレーシア国際獅子会
1つのマレーシア麻薬使用防止協会

【家庭内住み込みメイドの費用】
新聞社がまとめたメイドにかかる国籍別費用比較
インドネシア人:支払う賃金 月RM 600、 賃金を含めて実際にかかる毎月のメイド費用 RM 800-1000
フィリピン人:支払う賃金 月RM 800 - 1200、 賃金を含めて実際にかかる毎月のメイド費用 RM 1100-1600
カンボジア人:支払う賃金 月RM 600 - 650、 賃金を含めて実際にかかる毎月のメイド費用 RM 800-1050
ベトナム人:支払う賃金 月RM 800 -1000、 賃金を含めて実際にかかる毎月のメイド費用 RM 1050-1400

賃金を含めて実際にかかる毎月のメイド費用には、斡旋業者にあらかじめ払う費用2年分を24ヶ月間で割った額を含めている

(Intraasia注:費用をご覧ください。毎月千リンギット前後で、雇用世帯のことならなんでもさせられる住み込みメイドが雇えるわけです。世帯収入RM 5,6千以上の中流なら負担できるからこそ、需要が常にあります。メイドは家事だけでなく病人老人の介護も買い物も子供の送り迎えもするのです、しかも朝から晩まで。数は少ないが華語を話す華人系カンボジア人またはベトナム人でない限りカンボジア人メイドやベトナム人メイドと雇用する家庭の間できちんとしたコミュニケーションなど取れるわけない、それでもマレーシア人中流世帯は外国人メイドを雇うのです、安くて便利だから。日本人のように介護者は十分なコミュニケーションできる言語能力を備えているべきといったようなことをマレーシア人雇用者は要求しません。)

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8月30日のマレーシア記事

Selamat Hari Raya Aidilfitri (スラマット ハリラヤアイディルフィトゥリ)
ハリラヤ初日です。

【サバ州は州内のサメ漁を禁止する意向】
サバ州はサメ漁を検討しています。州政府漁業省大臣は語る、「法律を年末までに承認してサメ漁を一律に禁止したい。サメは主としてそのひれをスープに使うために獲られるのです。」 「この法はサバ州における全てのサメ漁を禁止するようにしたい。旅行者はサバ州の豊かな海洋ライフを見るために来ます。だからサバ州がそのサメを保護するおは経済的に納得できることです。 昨年サバ州を訪れたダイバー42000人中3分の2は外国人でした。これはサバ州にRM 1億9千万の収入をもたらしました。」

「この25年間にサバ州のサメの80%が消えた。今では4つの海域でしか見られない」  野生動物の取引を監視する国際ネットワークのTraffic が今年初め、マレーシアは世界で10番目に多いサメ漁の国だとしています。

(Intraasia注:ふかひれスープは中国料理で定番ですから、獲られたサメは国内消費だけでなくもちろん国外にも輸出されています。広い海域を持つサバ州では爆弾漁法とか毒物漁法という違法漁、さらにウミガメ漁も行われていることはこれまで度々報道されています。漁をするのはサバ州漁民に限らずフィリピンやインドネシアなど近隣国の漁民です。しかし現実として長年こういう漁が続いており且つそれを一掃できないという現実がある以上、法律を作っても施行の面で簡単ではないことは明白です。禁止すれば密猟や密取引が増えることは、確実でしょう。現実は容易ではないということが推測できます)

【上半期の外国からの直接投資申請額は好調であった】
マレーシア工業開発庁MIDAが認可した、2011年上半期の外国からの投資申請額はRM 213億でした。昨年同期の認可額はRM 121億でした。2010年1年間ではRM 293億でした。通産大臣は今年の外国からの直接投資額が昨年より増えることに確信を示しました。

今年7ヶ月間で認可された製造業プロジェクトは514件、総額RM 317億です。この内半分 RM 158億が外国からの投資です。 外国からの投資申請の内訳を見ると、電子電気分野がRM 72億、 金属製品分野がRM 24億、 食品加工分野 RM 18億、 化学分野 RM 10億、 運輸関連装置 RM 9億、などです。

【日本首相になる新党首選出を伝える記事】

野田氏が民主党党首に当選したことを、中国社科院の日本研究院研究員が分析しています、「野田が当選したのは3つの理由があります。1つ目は多くの若い民主党議員は小沢鳩山をずっと支持してきた海江田が勝てば小沢が海江田を通じて復帰してしまうことになると心配し、これでは今後の民主党にとってよくない。 2つ目は、前原は少し前に献金問題で辞任している。第3は野田が比較的穏当である、極端に走らず各方面に利をもたらすだろう。」

(Intraasia注:これは華語紙ダントツにNo1 である星洲日報が日本首相に就くことになる新党首が民主党内選挙で決まったことを伝える記事の一部です。 全体的に外報通信社の配信記事を複数載せていますが、親中国姿勢の目立つ星洲日報は、わざわざ中国の日本研究者の見方も載せていますな。星洲日報社内には日本留学者のような日本語の読める記者もいるはずなのに。)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 382.7 入手します。

(Intraasia注:外為市場が数日間休みですからこのレートが続きます。8月はずっと日本円にとってかなりの好レートでしたね)

8月29日のマレーシア記事

【7ヶ月間の新車登録台数 34万5千台】
道路交通庁JPJ に今年7ヶ月間に登録された新車と新バイクの台数は合計71万7千台でした。内訳は 乗用車が34万5千台、バイク32万9千台、貨物自動車 2万3千台、残りはバス、タクシーやその他の範疇の車になります。

(Intraasia注:東南アジアの新車販売台数を示す統計を見ると、インドネシア、タイ、マレーシアがそれほど違わない台数でトップ3国となっています。ただ人口規模で言えばインドネシアは2億を超え、タイは7千万人弱、マレーシアは3千万人にも満たないのですから、実質的にはマレーシアが一番と言えます)

【家庭内住み込みメイドをめぐる話題】
家庭内住み込みメイドの供給が減って、雇用者である世帯からの需要が強くなっています。そのため雇用者がメイド雇用斡旋業者に前もって支払わなければならない支払い金が値上がりしています。マレーシア外国人メイド斡旋業者協会の幹部は語る、「外国のメイド斡旋業者が法外な料金を要求していることがマレーシアの業者にその料金を上げる要因になっている。」

新聞社が(いくつもの)メイド斡旋業者に尋ねたところ、フィリピン人メイドの場合は、雇用者が前もって払う支払い金の合計はRM 11400でした、内訳:人頭税、許可証料、健康診断、文書作成、マニラからKLまでの航空券などで RM 2500 + 代理業者手数料 RM 4900 + メイドの給料4ヶ月分 RM 4000.  これは2年前に比べて50%も上がっているとのことです。

ある代理業者はフィリピン人メイドの場合RM 12000を、別の業者はカンボジア人メイドの場合RM 11900を要求しています。 マレーシア外国人メイド斡旋業者協会の幹部は主張する、「カンボジアのメイド代理業者は法外な手数料を要求している。」
必死に探す世帯雇用者の中には、違法な代理業者に頼る人たちもいます。 こうした違法業者は安い手数料などを約束するのですが、メイドがすぐに蒸発してしまうことも起こっています。

マレーシアメイド雇用者協会の議長は語る、「インドネシア政府がインドネシア人メイドのマレーシアへの送り出し禁止を解けば、高費用は解消するでしょう。通常の供給に戻れば、手数料はこれまで公表されたRM 4511に戻るでしょう。」

在マレーシアのインドネシア大使館の書記官は語る、「インドネシア経済は発展しており、いろんな仕事が生まれている。マレーシアで働く合法外国人労働者としてのインドネシア人は減っており、50万人を切った。ごく少数のマレーシア人雇用者がインドネシア人メイドをひどい扱いしているが、このことがインドネシア人労働者中に負のイメージを生み出している。」

(Intraasia注:住み込みメイドで最も市場価値が高いのがフィリピン人です。 数では圧倒的にインドネシア人が多い。それはとして、家庭内住み込みメイドは雇用者被雇用者関係ではなく主従関係である前時代的システムに依存する、だからこそマレーシア人は誰も住み込みメイドなぞにならない、住み込みはすべからく外国人労働者の役割となる。働く世帯の負担を軽減する国策を真剣に取らずに住み込みメイドに頼る社会の仕組みを改めるべきですな)

お知らせ
今日でイスラム歴のラマダン月は終わります、30日と31日はハリラヤ(祝祭日)です。

8月28日のマレーシア記事

【都市部の世帯の月平均生活費】
統計庁のまとめた数字によれば、都市部に住む世帯の毎月の平均生活費はRM 2500 (2010年の価格で)です。 全国の世帯の追う負債は国内総生産高の76%を占めます、その内住宅ローン、自動車ローン、クレジットカード支払いが主たるものです。 統計で示されていることは、 全世帯の55% (約330万世帯)が 月収RM 3千未満です。
最近政府は月収RM 3千以下の世帯を援助する方針を発表しました。

(Intraasia注:現実としてマレーシア世帯の半分は月収RM 3千以下なのです、都市部の華やかで豊かな一面だけに目を取られるとこの現実がみえないことになります。マレーシア世帯は子供がまだまだ多いため家族数は日本よりずっと多く、単身世帯はずっと少ない。 それでも貧困層を除いてRM 3千以下でそれなりに暮らしていけるということです。)

【プドゥラヤが Pudu Sentral  と改呼称された】
RM 52万をかけた大改造工事後の今年4月に再オープンしたPuduraya バスターミナルをナジブ首相が訪れました。その際首相はプドゥラヤの改呼称を発表し、今後Pudu Sentral と呼ばれることになりました。首相は語る、「自身のTwitter でプドゥラヤ訪問を告げたら、新しくなったプドゥラヤをそれにふさわしく改名したらという書き込みがあった。プドゥラヤ経営陣と話した後で、私はPudu Sentral という名前にすることに決めました。」

ナジブ首相は首相就任後まもなくして2009年4月に築35年のプドゥラヤを訪ね、それが契機でその後の大改造工事に発展しました。

(Intraasia注:マレーシアで知らない人のないほど知られたバスターミナルプドゥラヤは去年から1年ほどかけた大工事で内外が大きく変わりました。同時に乱暴で迷惑な客引きやダフ屋を一掃させました。以前のプドゥラヤを良く知るイントラアジアはその変化を多いに評価するものであり、利用者は誰でも新プドゥラヤに喜んでいるはずです。新しい名称 Sentral は近年好まれる名称です。KL Sentral, Melaka Sentral, JB Sentral があります。 新バスターミナルの情報はホームページの『クアラルンプールの交通機関案内編』項目で詳細に載せていますよ)

【マレーシア航空が恐らく取るであろう新路線につきつける疑問】
マレーシア航空は近く任命するはずの新CEOの新経営陣の下で、プレミアム航空の方向に転化すると、一般には予想されています。
CIMB銀行調査会社は主張する、「マレーシア航空の新経営陣は大きな戦略的間違いを起こすのではないかと思う。シンガポールのチャンギ空港とシンガポール航空は完全サービスを提供する航空会社のハブであり、今後も他を寄せ付けないでしょう。 クアラルンプール国際空港はチャンギ空港とバンコク空港に及ばない2位のハブのままです。」

「クアラルンプール国際空港KLIAはチャンギ空港が持つような国際線接続網に欠ける。英国航空とオーストラリアのカンタス航空はチャンギ空港とバンコク空港に就航しているがKLIAには就航していない。大手航空会社が就航していないことは、マレーシア航空がプレミアム航空化する点で非常に困難な点になります。」 
マレーシア航空の新経営陣も業界アナリストラに、完全サービス提供航空のハブとしてKLIAが国際線コネクションに欠けるのが基本的な問題だと認めています。

(イントラアジア注:先日KLIAに立ち寄って内部の変化を観察してきました。LCCターミナルが非常ににぎわっているためメインターミナルは以前より静かになったという印象を持ちました。メインターミナルとLCCターミナルをあわせた利用客数ではチャンギ空港やバンコク空港にだいたい並ぶのですが、メインターミナルだけだとかなり少ない。今月立ち寄ったバンコク空港はその巨大さにも関わらずいつものように人の往来の賑わいを感じました。KLIA には米国系航空会社がゼロであり、ヨーロッパの大航空である Lufthansa も就航していません。一方アラブ系会社はかなり就航してますが。 ということで、ここでの調査会社の主張にかなり納得を感じる感想を持ちます)

8月27日のマレーシア記事

【今年第2四半期のマレーシアが認可した投資認可額で日本が最大国】
マレーシア工業開発庁MIDAが公表した数字です。MIDAが認可した2011年上半期の投資申請額はRM 286億でした。第2四半期の認可額、RM 164億、は昨年同期比120%もの増加を示しました。
CIMB投資会社は説明する、「国内の直接投資は成長を引っ張っておりさらに外国からの投資者の興味もひきつけている。」

その内、第2四半期の外国からの投資認可額は62% つまりRM 102億を占めました、これは4期続けての増加です。この期間の主要投資国は 日本、米国、オランダ、中国、台湾、シンガポールで、最大国である日本はRM 31億の投資認可額です。 全体的に電子電気産業への投資認可が大きい、次いで化学、石油精製、運輸機械となります。

今年のマレーシアへの直接投資額は好状況の下 RM 250億から300億になるものと予測されています。 国連のある会議では、世界的な投資流れの中で2011年から2013年における投資流入トップ20カ国の1つにマレーシアを上げています。

(Intraasia注;この円高時期を利用するという投資傾向は当然あるでしょうね。もはやマレーシアは労働力集中産業向きの国ではなくなりましたが、東南アジアの生産や販売の拠点として利ある地なのです)

【ペナン州が李シンジエを観光大使に任命】
ペナン州州政府は映画女優で歌も歌う華人スターの李心吉(リーシンジエ、 吉の左にさんずいが付く中国漢字です)をペナン州観光大使に任命しました。ケダー州出身の彼女は以前から台湾次いで香港を基盤にして映画に出演・主演してきました。いくつかの映画賞も獲得しマレーシア以外にもファン層が広がっています。

彼女はこれから撮影する映画 ”A+偵探” で、「ペナンでも撮影するように(夫である)監督に勧める、彼もこの地が好きです」と語りました。

(Intraasia:彼女は2本のマレーシア華語映画にも出演しています、 夜・明 と 初恋紅豆氷 だそうです。)

【ブミプトラ建設業者への割り当てはRM 80億】
ブミプトラの課題第5回会議に出席したナジブ首相は、クアラルンプール圏の新電車網を建設する巨大プロジェクト MRTにおいて、ブミプトラ建設業者には特別にRM 80億を割り当てることになると、語りました。MRTプロジェクトの総額は現在RM 200億と計画されています。ブミプトラ建設業者への割り当てでは、土木インフラ工事、電力工事、中央統制供給システム、地下鉄工事などに関わることになります。

(Intraasia注:政権の中枢UMNO はいわゆるブミプトラ政策の一つとしてこういう面でのブミプトラ企業の後押しをしています)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 380.9 入手します。

8月26日のマレーシア記事

【MRTプロジェクトの1割をインド人建設業者にという主張】
クアラルンプール圏の新電車網を建設する巨大プロジェクト MRTに関して、政権与党の一つであるマレーシア人度人会議(MIC)は主張する、「政府はこのMRTプロジェクトでその30%をブミプトラ建設業者に割り当てることを決めた、であればインド人コミュニティーの建設業者にもある程度の割合を割り当てることが適切でしょう。」 ということからMIC 党はインド人業者にプロジェクト仕事の 10%を回ように主張しました。

(Intraasia注;いろんな公共プロジェクトではブミプトラ業者への一定比率割り当てが慣行です。ブミプトラ業者は概して零細か小規模なので、自由競争や自由入札によって規模の大きな建設業者が仕事を占めないような配慮がされています、極めて政治的な判断ですね。マレーシアインド人は建設業界ではごく少ない比重のはずです)

【違法外国人労働者の合法化登録の期限が迫る
違法非法滞在の外国人労働者を期間限定で合法化するキャンペーンでこれまでに登録した人数が 223万人となりました。最終期限は8月31日です。内務大臣は語る、「この生体特徴の登録を含めたキャンペーンは国の将来世代の安全を守るために詳しい調査を終えてから実施しました。」 登録するつもりの違法外国人労働者は、内務省認定の代理業者のカウンターでも登録できます

(Intraasia注;外国人労働者がたくさん集まって来る地区では、代理業者が路上や店先に机を出して登録業務を行っているのを見かけます。というようにかしこまった雰囲気はありません)

【政府は中国籍のウイグル人を送還した】
マレーシアは中国籍のウイグル人11人を先週中国に送還しました。いくつかの外国の人権グループがこの送還に対して、マレーシアを非難しています。
彼らは人身売買に関わっていたとのことで、さらに「中国政府も彼らを指名手配していた」と大臣は説明する。  マレーシアを基盤にした中国の人身売買組織が2年ほど活動していたとの報道が先にありました。

【殺された日本人から11万リンギットがなくなっていた】
クアラルンプールに隣接したAmpang 町のホテルで強盗によって殺された日本人被害者から RM 11万がなくなっていました。スランゴール州の警察幹部は、「他に盗まれた物は見つけていない、他の証拠を探しています。」と記者会見で語りました。「3人を逮捕したことでこの事件が早急に解決することでしょう。」

【アフリカでマレーシア向け貨物の中に1000本以上の象牙が見つかった】
野生動物取引監視ネットワークの東南アジア地域の上級職員は説明する、「最新の象取引情報システムではマレーシアを心配国にあげています。マレーシアはこの情報システムの分析においてアフリカ象牙のトランジット地点として次第に存在を増している、なぜならマレーシアの港湾を通過する密輸出貨物が増えているからです。」

AFP外報によると、タンザニアの港でマレーシア向けの象牙1000本状が当局によって差し押さえられました。これらの象牙はアンチョビーを詰めたコンテナの中に隠されていたとのことです。その上級職員に寄れば 「これは500匹以上の象の殺戮を意味する」とのことです。「 マレーシアがこの象牙の最終目的地とは思えない。」

8月25日のマレーシア記事

【旅行に来た日本人宝石商が殺された事件】
クアラルンプール近郊のホテルでマレーシアを訪れていた日本人男性が殺された件で、外国人3人が警察に逮捕されました。消息筋に寄れば、密告があったとのことで、被疑者3人はクアラルンプールのTaman Kosasの家で逮捕され、7日間拘留されます。警察は現在被疑者がパスポートを所持しているかなど調べています。
事件は22日にホテル従業員が発見したとき、部屋内で殺された被害者とその友人が縛られてました。友人の方は軽い怪我でした。ビジネス目的でマレーシアにきたという宝石商の2人は殴られた後、強盗されたとみられます。

(Intraasia注;記事にある住所を見ると、クアラルンプールに隣接したAmpang 町にあるホテルのようです、よく知られたアンパン通りから入ったあたりですね。)

【ナイトクラブのポールダンサーは違法外国人女性】
クアラルンプール郊外の町Puchong にあるナイトクラブを、監視と情報に基づいて深夜警察の専門チームが捜査しました。その結果何人かのポールダンサーらを逮捕しました。このナイトクラブでダンサーとして働いている 5人のベトナム女性と2人のフィリピン女性は正式な労働許可証を持っていませんでした。

警察幹部に寄れば、このナイトクラブはポールダンスのために人気が良いとのことで、今年1月からすでに数回捜査を受けていました。ナイトクラブはその看板を架け替えていました。

(Intraasia 注:ポールダンスで労働許可がでるはずがない。彼女たちもいわゆる違法外国人労働者の部類です。 クアラルンプール内、郊外と隣接地区にはかなりの数のナイトクラブやパブやカラオケが営業しています。もちろんマレー人多数地区ではありません。この種の酒供与風俗産業は決して廃れませんな、いくら規制されても数は減りませんね。捜査と逮捕のニュースは華語新聞では日常的に載っているほどです)

【MRTプロジェクトで収容して取り壊される予定の古い建物群は保存されることになった】
(『クアラルンプール圏の新都市交通プロジェクト MRTでチャイナタウンのチャイナタウンを貫く2本の道路の1つJalan Sultan の一部が土地収用の対象になるという』という8月12日に載せた記事の続報)
政権与党連合に属する華人政党馬華公會(MCA)の総裁が陸公共交通委員会と話し合いを持った結果、収容してして取り壊されると伝えられていた建物群は、取り壊されなく保存されることになりました。総裁は語る、「チャイナタウンのアイデンティティを維持するために必要であり、さらにこの地はクアラルンプールにおける旅行業と歴史的象徴として重要な地です。」 地元商店と商売オーナーのグループ代表の1人は言う、「この結果は嬉しい。収容して取り壊さないという取り決めを保証する公的な手紙が欲しいです。」

(Intraasia注:この記事は馬華公會(MCA)が多数派株主である英語紙が伝えています。馬華公會(MCA)総裁がチャイナタウンの一部の古いビル取り壊しを救ったという描き方がぷんぷんする記事ですな。ちなみに同じくこの問題に関わっている地元国会議員は、野党連合の1つ民主行動党の所属です。こういう背景を知って読む必要がある記事といえます)


イントラアジアからのアドバイス
「新聞の記事から」では数年間に渡るマレーシアの様々な話題・ニュースの蓄積があります。検索する場合は、当ブログの左欄にある【ブログ内検索】機能をお使いください。

8月24日のマレーシア記事

【国内で販売するコーランには全て内務省のホログラムを付けなさい】
イスラム教の聖典クルアーン(コーラン)はホログラム張り紙の付いたものの買い求めなさいと、内務省がムスリムにアドバイスしています。このホログラムは内務省によって8月1日から導入したもので、シリアル番号機能などハイテクな安全機能が込められており、ホログラムの付いたコーランには間違いがないことを保証しています。

内務省幹部は説明する、「マレーシア出版、外国出版に関わらず、多くのクルアーンは正確です、ただそれらは内務省の許可なく販売されている。将来何らかの問題が起きないかと心配しています。クルアーンの全文は内務省のクルアーン印刷管理と免許部の承認を得てから、印刷し出版し販売することができます。」
そこで印刷会社と出版社に対して、その対象クルアーンにホログラム貼紙を貼るために猶予期間を10月まで与えることが発表されました。

【航空機燃料の高騰が影響を与えた第二四半期決算】
マレーシアの航空会社であるマレーシア航空とエアアジアは最近の決算期で航空機燃料の高騰の影響を受けた結果を示しました。
2011年6月に終わる今年第二四半期の決算は RM 5億2600万の損失でした。売り上げ自体はRM 34億と多少増えたのですが、営業収支が大きな赤字を記録したからです。
マレーシア航空は今年2011年下半期でも赤字見通しになることを公表しました。マレーシア航空の子会社 firefly は今年上半期かなりの赤字を出しました。

一方エアアジアの今年第二四半期の決算はRM 1億400万の黒字でしたが、これは前年同期比47%減になります。同時期にエアアジアの売り上げは増えてRM 10億でした。
エアアジアの航空機の乗客充足率は前年より上がって81% です。またグループの3社とも乗客一人当たりの付属収入が対前年比で増加しました:マレーシアエアアジア RM 50、タイエアアジア 405バーツ、インドネシアエアアジア 13万4千ルピア。
今年第2四半期決算において、グループ会社のタイエアアジアは3億8千万バーツの黒字、インドネシア AirAsia も417億ルピアの黒字を記録しました。 グループCEOは今年下半期の見通しを好調だと観ています。「今後の予約は非常に好調に入っています。我々は営業コストを業界で最低を維持していきます。」

(Intraasia注:イントラアジアは全くこの付属を払わないこともあって、一人当たりの付属収入の額に興味がわきますね。乗客層がエアアジア初期の節約飛行にもっぱら目を向けた乗客層が今では上方への拡大で、非節約第一層に多いに広がっている証拠です。付属収入とは、航空券と空港利用料以外の 座席選び料や機内預け荷物料や機内サービス料などの副収入のことのはずです。)

【中国茶の湯、中国歌劇など趣味のコース開催】
オリエンタル芸術文化協会は9月から新コースを開催します。書道、中国歌劇、中国文化のコースは英語で行うとのことです。歌劇は4週間です。花鳥水墨画、茶の湯、盆栽などのコースもあります
オリエンタル芸術文化協会は2010年に設立され、クアラルンプールのJalan Klang Lama にあります。 www.efoacc.org/ に詳しい情報が載っています。

8月23日のマレーシア記事

【マレー鉄道東海岸線で象との衝突事故】
マレー鉄道の東海岸線で夜行急行列車がクランタン州Kuala Krai 郡で親子象に衝突しました。トゥンパット発シンガポール行きの列車の運転手は非常ブレーキをかけたのですが、間に合わず線路を渡っていた象に追突しました。この事故で象は2匹とも死に、列車は6時間もの遅れを出しました。小象は機関車の下に巻き込まれ700mほど走り、そのため機関車は損傷しました。300人ほどの乗客に怪我などはありませんでした。

(Intraasia注:Kuala Krai 郡あたりの線路はいかにもジャングルといえる地帯を走っています。クランタン州の線路で列車が象に追突した事故はこれまでに、イントラアジアの記憶にある限り、1,2回おきていますね)

【フライドドリアンクエ】
最近行われたクチンでのフードフェスティバルで、ドリアンを油で揚げたフライドドリアンクエ(kueh とはマレーシア語でお菓子の意味)が、大人気を呼びました。このフライドドリアンクエを売る出店屋台は開店前から長い列ができました。販売価格は1個RM 3で、多くのドリアン好きから好評を博したとのことで、この好評話がさらに客を引き寄せました。

このドリアンはクアラルンプールから持ち込んだ Musang king 種のドリアンです。出店の者は語る、「初めてクチンに出店したが、あまりに多くの人が買い求めたのでびっくりしている。平均して20個ほど買っていきます。」

(Intraasia注:マレーシア人はドリアン大好きです。そのドリアンを使ったアイスクリームもありますが、揚げドリアンは、多くの人はまだ知らないことでしょう。写真を見るとピサンゴレンによく似ていますね。でも1個3リンギットはかなり高いお菓子ですな)

【ブリックフィールド地区のバスタクシーレーン設置は延期された】
クアラルンプールのBrickfields 地区の中心道路にバス・タクシーレーンを設ける計画は8月21日から実施される予定でしたが、今年のデーパーバリ祝祭の後に延期されることになりました。これはブリックフィールドの地元民らの反対があったため、連邦直轄領大臣が実施延期を発表しました。大臣は説明する、「延期されたことで、クアラルンプール市庁はブリックフィールドリトルインディアの商店街(バス・タクシーレーンを設ける道路に連なっている)に52区画の駐車枠を設置する工事を完成させる時間が十分あります。」 この駐車枠は商店街前にある駐車枠の替わりになるものです。

このバスタクシーレーンは、非常に忙しい道路であるJalan Tun Sambanthan に設けられます。現在もう一つの主要道路 Jalan Sultan Abdul Samad が非常に混雑していることから、「Jalan Tun Sambanthan にBangsar &Seputeh方向にバスタクシーレーンを設けることで、Jalan Sultan Abdul Samadの混雑が緩和するでしょう。これはまた、地区の住民や学校に通う生徒や身体不自由者らの安全にもつながります」 これらの人たちから、現在施行されている主要道路の一方通行システムに異議が以前から出ていました。

(Intraasia注:通りの名前を知らない方でも、KLモノレール駅とKLSentral 駅の間を走るものすごく忙しい道路といえば、わかる方も多いことでしょう。以前は両方向道路だったのですが、たしか去年から一方通行になり、そのためその裏の道路も反対方向の一通道路になった。ブリックフィールドはインド人街で商店が連なりさらに学校が多い、またバンサ方面への通行路なので朝から晩までかなりの交通混雑になっています。両方向通路であれ、一通であれ効果的な自動車規制がない限り混雑は緩和しないでしょう。バスタクシーレーンの設置は結構なことです。しかしマレーシアでは常にバスタクシーレーンに反対する声が高い。)





8月22日のマレーシア記事

【ギャンブル運営のサイバーカフェを襲った強盗】
スランゴール州ペタリンジャヤにあるサイバーカフェを襲った2人組の強盗が、居合わせた私服警官と撃ち合いになり、強盗1人が射殺されました。もう1人は傷つきながらも逃走用の車で逃げましたが、1時間後に逮捕されました。ただその車の運転手は捕まっていません。

このサーバーカフェは違法なオンラインギャンブルの巣窟だと見なされており、これまでに5回当局と警察の捜査を受けていました。強盗は朝7時前にこのカフェを襲いピストルを抜いて従業員に金を要求したとのことです。

(Intraasia 注:マレーシアの新聞を読んでいれば、この種の事件で犯人側が射殺されたニュースは全然珍しくありません。このニュースも小さなべた記事です。ゲンティンハイランドを例外として、ギャンブルが禁止されているマレーシアではギャング組織があやつるギャンブル業は昔から盛んです、強い需要があるからです。名ばかりのサイバーカフェやゲーセンでこの種のオンラインギャンブルやギャンブル機が運営されていることは公然の秘密です)

【ハリラヤ歌謡を集めたアルバムの紹介】
このハリラヤ祝祭時期に合わせて、よく知られたたくさんのマレー語ハリラヤ歌謡曲を選曲した CD 2枚組みアルバムが Warner Music Malaysia から発売されています。タイトルは Satu Syawal Satu Malaysia , 価格はRM 21.90。 緑色の背景色に黄色のデザインです。

このアルバムでは、(有名歌手が歌う)よく知られた1960年代から2000年までのハリラヤ歌謡 34曲を収録しています。主な曲と歌手(カッコ内)をあげます:
Satu Hari di HariRaya (M. Nasir), Selamat HariRaya (Ahmad Jais), Dari Jauh ku Pohon Pohon Maaf (Sudirman), Suasana Hari Raya (Sharifh Aini), Selamat HariRaya (Saloma), Dendang Perantu (P.Ramlee), Mejelang Hari raya (DJ Dave), Halaman Asmara (Ziana Zain & Awie), Salam Aidilfitri ( Jamal Abdilah), Indahnya Beraya Di Desa (Azlina Aziz), salam dunia (M. Nasir), その他

(Intraasia注:アルバム紹介記事です、たくさんの有名なハリラヤ曲が収められているそうなので、手っ取り早くまとめて聴いてみるには最適でしょう。 タイトルのSyawal とはイスラム歴の第10番目の月です、つまり第9番目の月ラマダーンが終わってハリラヤを祝う月です。Satu Malaysia はナジブ首相が打ち出している国家テーマまたは目標であり、一つのマレーシアという意味です。)

【東南アジアの首都にある空港比較】
発着する航空会社の数:クアラルンプール 60社、 シンガポール 68社、 バンコク 94社、 ジャカルタ 37社
国際線と国内線の就航地の数:クアラルンプール 124、 シンガポール 112、 バンコク 122、 ジャカルタ 61
2010年の利用旅客者数:クアラルンプール 3410万人、 シンガポール 4200万人、 バンコク 4280万人、 ジャカルタ 4440万人
以上 OAG 2011年7月のデータより

8月21日のマレーシア記事

【違法外国人労働者の合法化キャンペーン期間が延長】
(8月13日の『何回目かの違法外国人労働者の合法化キャンペーン』 で説明した)違法非法滞在の外国人労働者を期間限定で合法化するキャンペーンは8月31日まで延長されました。8月19日時点での最新統計が管轄の内務省を驚かせています。それはキャンペーンに呼応して登録した違法非法の外国人労働者の方が合法外国人労働者の数より多いからです。

208万8千人がこれまで登録しました。その内半数を超える113万5千人が違法非法の外国人労働者でした。 延長されたのは、7月13日に始まったこれまでキャンペーン期間は21日で終わることになっていましたが、その日までに多くの違法外国人労働者が登録にやって来ないだろうという憂慮点があったからです。
内務大臣は語る、「このキャンペーンを軽く観てはいけない、このあまりにも多い違法外国人労働者の存在は国の治安を弱体化させる恐れがある。違法外国人労働者が合法外国人労働者より多いのは心配だ。でも我々は効果的に対応していきます」 「マレーシアをテロリストは人身売買シンジケートの安全地とか通過地とされるようなことを許しません。」

キャンペーンに伴ってマレーシア入国する外国人も入国審査場所で生体測定の特徴を登録することも実施されています。こちらは今後もずっと続けられます。

この期間延長に対して多くの雇用者は賛成していません。マレーシア農業産品協会理事は言う、「最終期限をいくら延ばしても、自主的に登録しに来ない違法外国人労働者はいます、彼らは恐れているのですから。」 マレーシア雇用者連合の専務理事も同様に語る、「2回も最終期限を延ばしたのはごまかしです。違法外国人労働者には十分な期間を与えたはずです。」 

(Intraasia 注:別に今更驚くべきことでもない違法外国人労働者の多さです。イントラアジアの住む地区を見ただけでも、実に様々な職種で外国人労働者が働いています。許可されるはずのない屋台商売類や店の販売手伝いなど、さらに労働者の大半が外国人労働者という零細工場がたくさんあります。
ところで生体測定の特徴とは要するに両人差し指の指紋登録が主体でしょう。LCCターミナルでもこれが行われており、イントラアジアも先日マレーシアに戻った際に採取されました。出国する時にも指紋検査機に指を載せて本人確認しますし、2回目以降も検査機で登録済みの人物かを確定させるというありかたです。パスポートの人物名とは違う替え玉やパスポート変更による場合でも、同一人物かを検出できるということでしょう。ただ指紋の判定率は実効面からは100%ではないという専門家の言も聞いたことがありますけどね)

【マレーシアの各空港で国際線空港利用料が値上げされる】
(マレーシアの空港のほとんど全部を管理運営する)マレーシア空港持ち株会社は最近空港利用の料金を値上げする決定を発表しました。これによって国際旅客の払う空港利用料を28% ほど9月15日から値上げします。航空機着陸料は30% と駐機料は64% 来年1月から少しづつ3年間かけて上げていきます。

この結果国際線旅客が払う空港利用料は次の空港で現行のRM 51からRM 65になります:クアラルンプール国際空港(KLIA)のメインターミナル、 スバン空港、ペナン空港、ランカウイ空港、コタキナバル空港ターミナル1、クチン空港、
空港利用料がRM 25からRM 32になるのは、KLIA のLCCターミナル及びコタキナバル空港のターミナル2です。

一方国内線旅客が払う空港利用料は変わらない見込みです: LCCターミナルだけがRM 6でその他空港はRM 9

ところで興味深いことに、マレーシア空港持ち株会社は国際旅客の空港利用料としてすでにRM 65を得ています、内訳は旅客からRM 51に加えて政府の補助がRM 14 あります。これは持ち株会社と政府の間で5年毎に利用料を値上げできる合意があるからです。現行の料金になったのは2002年からです。ただLCCターミナルで値上げは新たな収入となります。
なお新利用料金が実際に適用されるのは、9月15日以降に予約を入れた分からとなります。

8月20日のマレーシア記事

【クランタン空港の改良工事】
クランタン空港は2010年半ばから予算RM 4500万をかけて改良工事を進めていました。空港を視察した運右大臣は語る、「改良工事はほぼ終わりました。9月9日には改良工事分が機能できるようになります。」 この工事では、いくつかの施設を改良し、滑走路が1980メートルから2400メートルに延長されました。これによってAirbus 320機などが離着陸できるようになります。「施設が向上したことで、クランタン空港は東南アジアからの国際便の発着の準備ができています。シンガポールやタイ南部からの直行便が飛ばせるといったように。」

 現在はマレーシア航空、エアアジア、Firefly がクアラルンプールとの間にそれぞれ5便から10便のフライトを運行しています。

【ある麻薬法違反による死刑判決の例】
2004年1月にジョーホール州にある小さな町で麻薬 154g を取引した罪で逮捕された38歳の男性が、ジョーホール州の高等裁判所で死刑の判決を受けました。この判決以前に高裁は被告を無実と判決しましたが、検察側が控訴し、控訴裁判所が高裁に裁判差し戻しを命じていました。 有罪であれば即死刑となる麻薬法39条に違反した罪に対して、被告は反論するように控訴裁判所から命ぜられていました。判決で被告は103gのヘロインと51gのモノアセチルモルフィンを取引したとのことです。

彼はすでにジョーホールバルで49gの麻薬を取引した罪で2008年7月に高等裁判所によって死刑判決を受けていました。この判決はその後連邦裁判所も支持しています。

(Intraasia注:これまでにも何回も書きましたように、ある一定上の量の麻薬を所持していると取引目的と見なされます。もちろん取引自体はいうまでもありません、麻薬取引は有罪即死刑です。どこまでが微量といえるかは判断がわかれるでしょうが、微量所持は違反であっても死刑判決にはなりません)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 384.2 入手します。
シンガポールドル$1 を銀行で両替すると RM 2.42入手します。

8月13日のマレーシア記事

【現在、餓鬼祭の季節】
今年の7月31日から8月28日までは旧暦(中国歴)の7月にあたりますから、華人コミュニティーにとって餓鬼祭の季節です。そこで8月14日が旧暦7月の真ん中15日にあたり、餓鬼祭を祝う日になります。華人地区では、先祖の霊をなだめるために家庭の戸外に食物を供えて線香を燃やす光景がよく見られます。 道教徒にとっては、餓鬼祭の季節は中元節としても知られています。

先祖慰霊と燃やし行為は以前は家庭や小さなグループ毎に小規模にで行われていたが、最近では大きなグループを作って集団でやることが増えていると、こうした方面の専門家は語る。

(Intraasia注:マレーシア華人の中には往々にして先祖供養と仏教信仰と道教信仰を混交している人も少なくありませんので、どこまでが仏教概念でどこからが道教概念かがわかりづらい。 日本仏教の中元供養とかなり様相が違います。餓鬼祭の儀式では、食物を供えた祭壇を設け、紙製でこしらえた先祖ゆかりの品々、時には紙製のお金も含まれる、が燃やされ、巨大な線香が燃やされます)

【政府官庁の建物では冷房温度は24度C以下には下げないように】
政府官庁の全国の建物において冷房の設定温度は最低で摂氏24度にしてそれ以下に下げないようにとの通知が、ごく最近エネルギーとグリーン技術と水省大臣から出されました。これは電気使用を節約するためです。

マレーシア技術(工科)大学の博士は自身の研究の結果を基に説明する、「マレーシアの気候下では24度Cが快適な温度です、この温度は暑くも寒くもない。クアラルンプールの政府官庁のオフィスで調べた、質問を配布して得たところ24度から25度Cが最良の温度だとわかった。」

(Intraasia注:一般にマレーシアでは民間も官庁も建物の冷房設定温度をかなり低めにしています。ですから涼しすぎると感じる場合がよくあります、オフィスで長袖を着用している人は多い、ムスリム女性は当然として他民族でも同様ですね。長距離バスやマレー鉄道などで車内が寒いぐらいになっているのは、こういう一般慣行があるからです)

【何回目かの違法外国人労働者の合法化キャンペーン】
マレーシア国内に滞在する違法非法の外国人労働者に対する恩赦キャンペーンが実施中です。違法非法滞在の外国人労働者が期間中に自主的に当局認定の外国人労働者斡旋業者に出頭して外国人労働者として登録すれば、罪は問わないというものです。

内務省の幹部の明らかにした数字では、これまでに出頭して登録した違法非法外国人労働者の人数は、合法的に外国人労働者として入国した者88万人を含めては180万になりました。幹部は訴える、「州当局、政府官庁、自治体各レベル、コミュニティーのそれぞれの指導者は、それぞれの場にいる違法外国人労働者に対して出頭して登録するように、説得してください。 優先することは、違法者が出頭しても逮捕されないことを確信させることです。そして今回のキャンペーンが最後の恩赦運動であり、その後政府は大規模な違法外国人労働者取り締まりを11月に行います。」 

恩赦キャンペーン期間が8月21日まで延長されました。出頭した違法外国人労働者は生体測定の特徴が登録される仕組みです。
これまでに登録した違法外国人労働者の国籍を多い順にみると、インドネシア、バングラデシュ、ミャンマー、インド、ネパール、フィリピン、カンボジア、パキスタン、ベトナム、タイ、スリランカ、中国です。

(Intraasia注:これまで数年おきに、何回も行われてきた違法外国人労働者を合法化するキャンペンです。その都度これが最後だと公言されています。しかし違法外国人労働者は決してなくならない。国内多方面で需要があるからです。違法合法の外国人労働者はマレーシア労働人口の4人に1人ぐらいになります。彼らなくては国は機能しません。)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 382.9 入手します。

8月12日のマレーシア記事

【クアラルンプール圏の新都市交通プロジェクト MRT】
(クアラルンプール圏に新しい電車路線を建設する新公共交通プロジェクトの内容が今年発表されました、新電車路線は My Rapid Transit (MRT) と呼称され、 Sg Buloh からKajang までの51kmになるそうです。なお一部は地下鉄となります。全線完成は今のところ2016年の予定だそうです)

MRTプロジェクトの実施していくうえで、政府は500から600箇所の民有地を収容していくことになります。その内250箇所ほどがクアラルンプールになります。一方プロジェクトで必要となる土地の7割から8割は国有地に属します。MRT 路線が地下鉄となる 9.5kmほどの区間の地上対象地にクアラルンプールのチャイナタウンの一部が入るとのことです。 

このMRTプロジェクトは政府の計画するプロジェクトの中で最も予算のかかる最大プロジェクトになります。MRTは計画上 27の高架駅と 7つの地下駅が建設されます。MRTプロジェクトは土地収用法の適用を受け、その法では、政府がある土地の下にトンネルを掘れば、その地上の土地を収用しなければならないと定めてあります、つまり地主は土地を明け渡すことになります。

チャイナタウンの収容対象地の地主テナント主らを集めた説明会で、プロジェクト施行会社である(政府系資本の会社)Prasaranaの幹部は説明しました、「土地収用を防ぐことは無理です。「これは政府の行う都市部再生計画の一部なのです。」「政府はチャイナタウンを破壊するのではなく、ある部分を再生するだけです。」

【チャイナタウンで古くから商いをしてきた人たちの声】
チャイナタウンを貫く2本の道路の1つJalan Sultan (もう1本はJalan Petaling )の一部が土地収用の対象になります。収容対象地に立つ建物のテナント・オーナーたちは、最近土地と鉱山庁からの係官に突然訪問されたことに驚きました。 テナント・オーナーたちは係官から土地収用法に基づいた書式を渡され、そして9月初めに土地事務所と賠償について会合があると通知されました。

彼らは、MRTの路線は地下を走るのになぜ 30ほどの建物が収容されるのか理解できません。そこで彼らは路線の位置を少し調整して、近くのJalan Balai Polis にずらすようにと当局に要求しています。Jalan Balai Polisの空き地には2箇所の駐車場が現在あります。

18世紀後期に中国からの移民が到着した当時、(当時の)華僑が集中することで作り上げた歴史的地区です。地元選出国会議員(野党連合に属する)は言う、「政府が公共交通を向上させることは歓迎する、しかしそれは地域のコミュニティーが犠牲になってはならない。MRTの線路は地下30m を走ることになり、地上のショップハウスはこれを妨げないはずだ。当局はクアラルンプール市庁でプロジェクトが公開されたときこの収容の件を地区の商売人らになぜ通知しなかったのだろう?」 「チャイナタウンの一群の建物は歴史的遺産と捉えるべきであり、政府はそれを保存すべきです。」

収容対象地の建物の中には、よく知られた点心レストランや安宿”楽安”などがあります、いずれも80年前後の歴史を持っています。

(Intraasia注:これは、行政と華人コミュニティーの間に発生する問題の典型的な例です。行政機構の意思決定層には華人がごく少ない、行政機構にオープンさが欠けていること、官僚的思考、これらがあいまっていつもながらの問題を起こしています。それとは別に、チャイナタウンは果たして保存に価するかどうかですね。イントラアジアが記憶にある1980年後期のチャイナタウンに比べても、現在のそれは建物を含めた街並みが非常に変化している、。1990年代半ばから10年以上続いた海賊版VCDや偽ブランド商売がチャイナタウンを圧倒したことで、チャイナタウンの性格はかなり変わった。古いショップハウスが残り、いまでも中国季節商品は盛んに売られますけど、全く関係ない品やビジネスも盛んです。第一チャイナタウンに住んでいる華人はたいへん少なくなったようだ、オーナーの華人らは他所から通ってビジネスをしている)

8月11日のマレーシア記事

【プランテーション農園労働者の最低賃金】
マレーシア農業産品製造者連合はプランテーション農園労働者の最低賃金を10%ほど来月から引き上げることになります。このことで、協会に参加している会員企業の最低賃金が月RM 650、プラス手当などRM 200 計RM 850 になります。マレーシア農業産品製造者連合はRM 200に関しては 被雇用者基金EPFなどに収める納付金の計算から除外できるように、人的資源省と交渉中だとのことです。9月には交渉が終わることを期待するとしています。

マレーシア農業産品製造者連合に参加している企業で働いているプランテーション農園労働者 15万7千人がこの最低賃金引き上げの恩恵をえます。前回の賃上げは2007年でした。

マレーシア農業産品製造者連合の議長は主張する、「プランテーション産業の労働者には住宅、通勤交通、家族を含めた医療を無料で提供している、これらはRM 450に等しい額です。」 「賃上げによって農産物コストを倍増させます。」  「この賃上げと手当の改善によってマレーシア人がプランテーション産業で働いてくることで外国人労働者依存度を減らすようになれることを我々は期待しています。」 全国のプランテーション農園の40%は外国人労働者であろうと、マレーシア農業産品製造者連合は推定しています。

(Intraasia注:低賃金労働の典型の1つと見なされているプランテーション農園労働です。人里離れた場所にあることが多いため、集団で居住する必要がある、そのために住宅などの施設を企業は提供している。低賃金、重労働、都市部から離れた血などの理由で、昔から従事している労働者を除いて新たにプランテーション農園で働くマレーシア人はまず少ない。よって常に外国人労働者に依存せざるをえないという構造です)

【バス乗客は運転手に圧力をかけないように】
道路交通庁JPJ の長官はバス運転手を集めた会合で述べる: 目的地に早く着くためにスピードを出すようにとの圧力を感じる中長距離バス運転手が多い、この乗客からの圧力が大きな心配点です。乗客は乗ったバスの運転手に圧力をかけないように。いつ着くのかといつも尋ねる者がいる。

長官はまた語る、「中長距離バスの乗客中には、最終バスターミナルに着く前に目的地への路線上にあるバス停留所で降ろしてくれるように、運転手に頼むものがいます。バス会社は陸公共交通委員会に対して、特定の場所で乗客を降ろしてもよい許可を申請すべきです。」

バスの関わる交通事故が増えています。2009年は8679件でしたが 2010年は9096件に増えました。「バス会社と乗客は道路交通の安全のために協力して政府に協力しましょう。」 「高速道路の一般利用者は緊急レーンを走行したり、そこに停止したりしないように。 半島部南北縦断道路で起きた事故の内、緊急レーンに起因するのは2005年から2010年半ばまでに 198人の死亡者がありました。」 
このハリラヤシーズンに、クアラルンプールのバスターミナルでは出発する中長距離バスを道路交通庁の係官が2回調べるとの発表が少し前にありました。

(Intraasia注:いろんなバス運転すがいますからね、かなり飛ばす、携帯電話で話しながら運転する、個人的に荷物を自分のバスに積んで物運びのこづかい稼ぎする、などなど。乗客が本来の下車場所でない所で降りる典型地は、南北ハイウエーのスンガイブシ料金所です。南部から北上してきたバスがクアラルンプール到着前に必ず通過するこの料金所は昔から、たくさんのバスで乗客が降ろしてもらっています。もちろん乗客が運転手に頼むからです)

8月10日のマレーシア記事

【エアアジアとマレーシア航空が協力協定に調印、 互いに株式を持ち合うことになる】
Intraasia 注:記事の内容を理解していただくために、まず固有名詞の短い解説を加えておきます。
Khazanah Nasional Bhd : 政府翼下の投資機関、なお形態は会社組織です。 Khazanah Nasional は数ある国営、準国営企業に投資・出資しており、そういう企業の経営に対して政府の影響力を及ぼしたり、コントロールしている。
Tun Air Sdn Bhd : AirAsia 発足以来の エアアジアグループの持ち株会社。創業者であるグループCEOと副CEOらがTun Air の主たる株主。
Firefly :マレーシア航空が設立した低コスト航空会社(LCC)。 路線はマレーシア国内及びタイとインドネシアへの路線、ただし国際路線はごく少ない。

以下は複数の記事から抜粋したものです。

マレーシア航空とエアアジアは画期的な交渉において調印をしました。これによってマレーシアの航空業界を再形成することになります。両航空会社はこれまでのライバル競争を減らす一方、航空機購入、整備、地上サービス、貨物サービス、飲食提供、乗務員らの訓練の面で費用を削減することを計画しています。

この交渉決着の結果、エアアジアCEOと副CEOがマレーシア航空の取締役に加わります。両社が持ち株の一部を交換し合うことで、Tun Air Sdn Bhdはマレーシア航空の株式の20.5%を取得します。 一方マレーシア航空の最大株主(交換前は 69%を保有)であるKhazanah Nasional Bhd  は49%を保有することで今後も依然として最大株主のままです。この株式持合い交渉を先週末の株価で概算するとRM 20億になります、 マレーシア航空株価 RM 1.60、 AirAsia 株価 RM 3.95.

「両航空会社は距離感を持ってそれぞれ別の会社であり続けます、取締役会も別個です。両社はそれぞれの核となる競争力に焦点を定めていきます。この決着は強力な連携です。」 「マレーシア航空の救済ではありません」 とKhazanah Nasional Bhd の社長は語る。

今回の交渉に関して、消費者とアナリスト・識者からは賛否が混じった反応が出ています。
両社の株主にはそれぞれ新株引受権証券が無料で発行されます。エアアジア株主は10株に付き1株のマレーシア航空新株引受権証券、マレーシア航空株主は30株に付き1株のエアアジア新株引受権証券です。

両社は包括的な協力枠組みに調印したのでこれは正式契約の成立となりますが、時間枠は設定されていません。正式契約の期間は5年であり、その後5年間延長する協定更新のオプションが定めてあります。マレーシア航空は社長が辞任し取締役 7人が取締役会から去りました。そしてマレーシア航空取締役会にはエアアジアグループの2人に加えて新たに外部から4人が(非執行役員に)就任しました。

この協力劇の全体的コンセプトはマレーシア航空を救済することであり、その航空ビジネスを真のプレミアム航空会社にするべく再編成することです、つまりシンガポール航空や Emirates 航空のようにです。ターボジェット機を使用しているFirefly は東南アジア内を運行する通常航空になるでしょう。エアアジアとエアアジアX は短距離、中距離、長距離路線で引き続き低コスト航空であり続けます。

今回の交渉で得するのはマレーシア航空だと観る見方が多い中で、より大きな利益者はエアアジアだという見方もあります。協力関係によって、エアアジアはもっと利益の多い路線に就航できる、Firefly が通常航空に転化することで国内の低コスト航空面で競争がなくなるなどの利点が見込めます。エアアジアCEOは語る、「これは成長なのであり、合併ではありません。マレーシアの一般大衆が心配する理由は何もありません」

この協力協定は、独占防止の分析調査が十分に行われた後で初めて発効します。両社はこの点をクアラルンプール証券取引所に対して別々に通知しました。マレーシアで来年1月から施行される、競争法では競争に反する合意を禁止し、独占的な企業の不正行為を禁じています。

この連携協定における構想では、マレーシア航空は十分なるサービスを提供するプレミアム航空会社になることに焦点を合わせる、エアアジアは東南アジアの低コスト航空会社であり続け、エアアジア Xは中長距離の低コスト航空会社であり続けるということです、これは独占禁止法による適正な調査を済ませることが条件です。 エアアジアCEOは語る、「エアアジアはこれまで常に航空運賃を下げてきたし今後も航空運賃を下げ続けていきます。毎年エアアジアの運賃は下がっています。我々は競争力を持ち続けなければならない、桁外れに高いような価格をつけることはありません。」 


東南アジア諸国連合(アセアン)空の自由化協定の発効は2015年です。そこで域内の航空会社は積極的に成長を進めており、それぞれのLCCを設立しています。エアアジアCEOは言う、「我々が注文した航空機は全て必要であり、注文を減らすことはない。成長が鍵です、とりわけアセアン空の自由化なのです。」

マレーシアの Maybank投資銀行はその報告書で書いている: 厳しい現実としてFirefly の運行が停止されるかもしれない、なぜならFirefly はエアアジアの市場を侵食しており、とりわけ半島部とボルネオ島部間のフライトでエアアジアの利益を奪っているからです。 マレーシア航空グループ(MAS, Firefly, MasWing) とエアアジアグループ(AirAsia, Thailand AirAsia, Indonesia AirAsia, AirAsia X) をあわせた運行能力の70%ぐらいが重なった路線で展開されている。
そこでMaybank投資銀行は言う:両航空会社は市場の需要にあった収容能力に再編成することで、年間RM 10億ぐらいもの金をコスト削減できるであろう。

マレーシア航空はCEO(社長)が辞任して不在となりましたが、新CEOの任命の時間枠は設定されていません。

(Intraasia注:近い将来マレーシア航空の国際便の編成とあり方になんらかの変化が出てくることでしょう。そして国際ルートの拡張で困難に面しているエアアジア Xは新ルート開拓に光明が開けたのかもしれないですね)

【イスラム教庁の協会取り締まり行動を支持するPAS党青年部】
(先週の水曜日夜スランゴール州イスラム庁がDamansar Utama にあるキリスト教会で行われていた集まりを”取り締まり”をしたことは、社会、政治、宗教界で依然として問題視しています) 野党連合に属するイスラム教政党PAS の青年部は、スランゴール州イスラム庁の取り締まり行動を支持する声明を発表しました。「 基本的にスランゴール州イスラム庁の役割はイスラム教の神聖さを守ることです。その行動を疑うべきではない、支持するべきです。」

スランゴール州イスラム庁はキリスト教会での集まりに参加した12人のムスリムに庁の調査に協力するようにとの召喚状を出すと明らかにしました。「我が庁は彼らに宛ててすでに手紙を出し電話した、しかし1人としてやって来なかった。彼らの弁護士が制止しているようだ。」  これとは別に、マレー人の権利を主張する組織Perkasaはこの件に関して警察に訴えを提出して、捜査を呼びかけました。

(Intraasia注:ムスリム界の保守勢力やマレー民族主義勢力はまこと強いのです。取締りを招いたできごとの如何に関わらず、他宗教徒・施設がムスリムになんらかの影響を及ぼすようなことまたは及ぼしかねないことに対して決して妥協などしない、むしろ攻めて行くというあり方です)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 387.2 入手します。

(Intraasia 注: 一連の円高が続いている中でもとりわけ良いレートです。こんな良いレートはいつまで続くのだろうか)

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8月9日のマレーシア記事

【世界先住民族の国際記念日がサバ州で祝われる】
世界先住民族の国際記念日、8月9日にあたる、をサバ州のPenampang で祝います。この記念日を含めた全国レベルでの記念日祝祭のために、半島部からオランアスリコミュニティー、サラワク州からはDayakコミュニティー、サバ州からはKadazan Dusun Murut コミュニティーからぞれぞれ代表がPenampang にあるカダザンドゥスン文化協会の施設に先週土曜日から集まっています。

マレーシアではマレーシア先住民族ネットワークなどの主催で世界先住民族の国際記念日をサバ州とサラワク州で1年交替で祝っています。今年のテーマは経済分野と森林管理面における先住民族の女性と若者の寄与に関してです。
国の独立した人権委員会である Suhakam は昨日現地でフォーラムを行いました。Suhakam は現在マレーシアで初となる、先住民族の土地に関する国家レベルでの調査を行っており、政策決定レベルに参加する権利について行動しています。

(Intraasia 注:小さな記事ですが、イントラアジアは見落とさずにここに載せておきます。与野党を問わず半島部の政党は先住民族に関しては決して大きな課題にしたことがありません。支配政党UMNOはブミプトラという定義を前面に押し出しながらも先住民族をブミプトラ内の非マレー人という分類にすることでマレー民族との違いを際立たせています。半島部の人たちは先住民族という捉え方でなく、ブミプトラ非マレー人という捉え方をしています、それが公的にまたは一般的に使われる分類方法でもあります。日本のいくつかのマレーシア本の中で、マレーシア人をブミプトラと中国人とインド人に分けるという分類を使っている著者がいることにあきれます。 こんな分類の仕方ではマレーシアの姿が見えてこない、いまだに華人を中国系とか中国人と呼ぶ時代感覚の鈍さと、マレーシア社会と政治におけるブミプトラの捉え方を知らない人たちですな)

【ラマダーン時期に値上がりするクッキーや食料品】
ラマダン時期に開かれるラマダーンバザールで食料品と調理品の価格が急上昇している、政府はこれを規制すべきだと多くの消費者が苦情を訴えています。自分の選挙区でブカプアサ(その日の断食明け)の時間に無料の粥を一般向けに配りながら、国内取引と消費者省大臣はそのことは知っていると認めながら語る、「高い食料品に消費者は満足しないが、消費者は賢く金を使い、できる範囲で消費すべきです。 政府が価格調査を行うのは、小麦粉、砂糖、調理油、チキンなど価格統制品についてだけです。調理済み品や完成食料品は価格統制品のリストには入れません。」

消費者の間からラマダン時期にクッキーや食料品の値段が上がると苦情をだしていますが、大臣は説明する、「政府が調理済み品や完成食料品の上限価格を設けるというのは不公平になります、製造者と業者によってそれらの原価に大きな違いがあるからです。調理油とココナツ葉十分供給があります」

このラマダン時期の需要急増のために、インドネシアからココナツが600万個輸入されました。調理油も供給量で1割り増しです。

(Intraasia注:ラマダーンバザールでよく見かけるクッキー詰め合わせは確かに値が高い、祝祭時期の嗜好品だからあんなに高くても売れるのでしょう。断食時期だから食料消費が減るなんとことはなく、通常時と違った大衆食やちょっと高めの食料品が良く売れるようです、例えば輸入ナツメヤシなど。家庭ではハリラヤ準備料理も盛んに行われる、だから調理油の消費も高まる。ラマダンからハリラヤにかけての時期ムスリムは消費・購買力を増やします。次の記事がまさにそれを示しています)

【ハリラヤ前に公務員に半月ボーナス支給】
政府は、ハリラヤ前の8月中頃に公務員に対してボーナス 0.5ヶ月分の支給を決めました。(月給の少ないクラスの)公務員の受け取る最低額はRM 500です。恩恵を受けるのは全公務員 130万人弱です。また公務員退職者である年金受給者にも、特別支給としてRM 500を出すことを政府は決めました。恩恵を受けるのは59万人になります。
このための予算措置にはRM 20億と見積もられます。

(Intraasia注:公務員の85%ぐらいはマレー人、つまりムスリムです)

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8月8日のマレーシア記事

【天然ゴム産出高でマレーシアは第3位】
世界の天然ゴム産出高が今年は昨年比 4.9%増の 995万トンになるだろうと、天然ゴム生産国連合が推定しています。「供給増、石油価格の高騰、バーツやルピアやリンギット が外為市場で強含みであることのおかげで、天然ゴム価格は堅調です、ただ短期的な観測では米国とユーロ圏の負債問題で不確実性で陰っています。

天然ゴム生産国連合の9カ国が世界の天然ゴム産出の92%を占めています。2010年の産出高を多い順で示します:
タイ 325万トン、 インドネシア 274万トン、 マレーシア 94万トン弱、 インド 85万トン、 ベトナム 75.5万トン、 中国 66.6万トン、スリランカ 15万トン、以下 フィリピンとカンボジア

天然ゴム生産国連合の説明によると、現在生ゴムを産出しているゴムの樹の大部分は1980年代に植林されたものです、従ってこれらのゴムの樹を2012年から18年の間に根こそぎ引き抜く必要があります。ただ前年の産出面積に対するその年のゴムの樹引き抜き率が5%を超えることはまずないとのことです。

(Intraasia注:かつて世界のトップ産出国であったマレーシアは依然として3位にあるのですね。ただタイとインドネシアにかなり引き離され、インドに追い上げられています。マレーシアはオイルパーム樹農園の拡大に励んできたため、ゴム樹面積は減りました、近い将来半減するようなことはないでしょうが増えることもないでしょうね)

大クアラルンプール圏戦略的開発プロジェクトの対象地であるインビ地区】
(公的なプロジェクトである)大クアラルンプール圏戦略的開発プロジェクトの下で、1 Malaysia 開発会社が クアラルンプール中心部の一画である Imbi 地区の土地30ヘクタールを取得することになります。取得対象地には現在 ブキットビンタン市場、Pasarakyat, フードコート、空き地駐車場などがあり、他にJalan Barat, Jalan Davis の一部の土地も含まれています。

(市場名と違ってブキットビンタン街にあるわけではない)ブキットビンタン市場はこの地に30年ほど存在し約200人の商売人が商いをしています。現在地の近くに代替地を手当して、そこに新たに市場を建てることになるようです。市場商い人の多くは移転を了承しています。 地元国会議員の説明によれば、大クアラルンプール圏戦略的開発プロジェクトは20年間にRM 260億の投資を計画しています。

(Intraasia注;クアラルンプール中心部には数少ない未開発または低開発地区があります。例えば旧プドゥ刑務所跡地、そこはすでにプロジェクトが決定した。ブキットビンタン地区に近接し食と猥雑さで知られたImbi 地区には高層建築はありません。Imbi地区にはこの10年ほど何千人もの数のミャンマー人が集中しています。失敗したバスターミナル兼市場のPasarakyat を含めて、この地が大きく変化するわけですね。その昔 KLCCの地に競馬場があったように、10年後、20年後には現在の姿が思い浮かばないほど変化することでしょう。イントラアジアにとって非常に馴染みある地区です。)

8月7日のマレーシア記事

【スランゴール州イスラム庁の教会捜査のできごとを巡って】
数日前の水曜日夜スランゴール州イスラム庁がDamansar Utama にあるキリスト教会で行われていた集まりを”取り締まり”をしたことに関して、社会各層と政界と宗教界では論議が引き続いています。 この件についてスランゴール州スルタンに接見すると、スランゴール州州首相は述べています。スランゴール州イスラム庁は、「逮捕者はでていない。何人かのムスリムがキリスト教会でのあつまりに参加しているという報告があったので、我々は単に捜査しただけです。この件を問題視しないで欲しい。この”取り締まり”はムスリムを守るためにしたのです。」

一方2種のマレーシア語紙が、キリスト教組織が貧しいムスリムに対してキリスト教に宗教換えするように食べ物や現金を配っていると報じたとのことです。マレーシアキリスト教会会議はこのマレーシア語紙の報道に反発して、マレーシア語紙はその証拠を示すべきだと発表しました。「マレーシアのキリスト教会は非倫理的な手段で宗教を受け入れるように強制すべきではないという方針を遵守しています。」

(Intraasia注:真相はまだわかりません、多分全部が明るみに出されることはないでしょうが。政府与党陣営の中からも批判がでています、ただスランゴール州イスラム庁の行為に関してムスリム界が一致して一つの意見にまとまることはないでしょう。それほどこういうことはマレーシアでは敏感なことなのです。非イスラム教の宗教施設がムスリムの貧者に、またはイスラム教施設が他宗教徒の貧者に手を差し伸べることは、その宗教施設内で行えば即問題になる、よってそういうことは通常は行われないのであり、すべきでないということがわかります。)

【エアアジアとマレーシア航空が株式の一部を持ち合うことになるというニュース】
エアアジアとマレーシア航空がそれぞれの持ち株の一部を交換し合うという驚くべきことになるようです。
消息筋に寄れば、マレーシア航空を救済するために、マレーシア航空の株式の 69%を保有する政府直属の投資機関Khazanah Nasional はエアアジアグループCEOとの交渉を1年ほど進めており、その交渉が最近決着した模様です。
交渉の決着によって政府投資機関Khazanah Nasional はエアアジア株の17%ぐらいを持つことになるようです。

両社の現在の株価市場総額を比べると、RM 110億のエアアジアはRM 53億のマレーシア航空の倍になります。また今年第1四半期決算ではマレーシア航空はRM 2億4千万の赤字でしたが、エアアジアはRM 1億7千万の黒字でした。アナリストによる予想では、マレーシア航空は2011年を通じて赤字になるだろうとのこと、一方エアアジアは2010年はRM 15億の大きな黒字を記録しています。

消息筋に寄れば、この交渉の結果エアアジアグループCEO(創立者の1人)がマレーシア航空の最大の株主になるであろうとのことです。この交渉を知る者の間では交渉の進展の早さに驚いているそうです。エアアジアグループの持ち株会社Tun Air Bhd におけるそのCEOと創立パートナーの持ち株比率は26% です。

(Intraasia 注;マレーシア航空はエアアジアが発足した頃はその弱小さから問題視していなかったのですが、その後どんどん客層を奪われてしまい、ついには規模までもが逆転してしまった。この7,8年両社のライバル競争は激しいものでした。しかしナショナルキャリアのマレーシア航空は何度目かの赤字脱却に苦しんでおり、政府筋の意向でエアアジアとの交渉に入ったのでしょうね。)

8月6日のマレーシア記事

【トレンガヌ州クママン群にあるグリーンウミガメの産卵保護地】
トレンガヌ州の(最南部にある)Kemaman 群の Ma' Daerah ウミガメの聖域は2007年に法律で定められ、23ヘクタールの広さがあります。世界自然保護基金マレーシアのトレンガヌ州ウミガメ保護チームは説明する、「このウミガメの聖域は周りを石油化学精製工場と町に囲まれているにもかかわらず、半島部で最もグリーンウミガメの産卵上陸が最も多い場所だというユニークさがあります。ここでは年平均にして200から400のグリーンウミガメの産卵があり、平均 80%が孵化します。トレンガヌ州政府はこのウミガメ聖域を法定することで支持してくれました、今やこういう場所をもっと広げる時です。」

自然保護基金と海洋庁とBPマレーシアは協力して、現在のウミガメ聖域地の面積を広げるべく提案しています。その提案地には、この海岸に沿ったBukit Labohan Kecil と Besar も含まれています。

【マレーシアブランドの紅茶Sabah Tea】
マレーシアの茶のブランドは100以上もありますが、そのほとんどが地方ブランドです。その中で Sabah Teaは地方ブランドから全国ブランドに成功裏に脱却した良い例です。Sabah Teaはマレーシアで Lipton とBoh Tea に次ぐ 3番目に大きな家庭消費茶のナショナルブランドになる大望を持っています。 1980年代と90年代はSabah Tea は半島部では知られていませんでした。実際Sabah Teaブランドを持つ会社 Yee Lee Corp は1997年にサバ州の830ヘクタールの茶プランテーション農園を州政府から買い取って、それを再活性化させました。 そして同社が半島部に市場進出したのは2007年のことです。そして現在ではSabah Tea 売り上げの半分は半島部から得ています。

Sabah Teaの売り物の一つは、殺虫剤を使用していないということです。同社の茶プランテーション農園は土地の30%だけを使用しています。Sabah Teaは包装した紅茶には殺虫剤が全く混じらないように、他所産の紅茶葉をブレンドしていません。

Yee Lee Corp会社によれば、Sabah Teaはこの3年、2ケタ台の伸びを記録しており、今後は年率20%の増加を目標としています。そうすれば2015年には3番目の全国ブランドになることができるでしょう。

Sabah Teaが飲食産業分野で占める割合はわずかです、Sabah Teaの売り上げの半分はティーバッグからです。Yee Lee Corp 会社はSabah Teaの宣伝に大きな広告費をかけており、リサーチ会社によれば、今年上半期では茶広告分野で3番目の大広告主になります。

(Intraasia注:イントラアジアは食品類の展示会に長年足を運んでいるので、90年代からSabah Teaブランドを知っていました、でもそのブランドが半島部のスーパーに少しづつ並ぶようになったのはこの5、6年ぐらいのことではないでしょうか。マレーシアブランド茶として、Sabah Teaを応援します)

8月5日のマレーシア記事

【クアラルンプールとシンガポール間に新たに高速鉄道を建設する提案に関する調査】
クアラルンプール - シンガポール間を結ぶ新しい高速鉄道に関する実行可能性を探る前段階調査が、ここ数週間以内に始まる予定です。政府翼下にある 業績管理と引渡部門( Pemandu という略称)の幹部がこのことを明らかにしました、「この前段階調査の結果に基づいて、政府が主要駅をどこに設置するかを決定することになります。しかしこのプロジェクトの計画をもっと詳細なものにするためにはさらにきめ細かい調査が必要です。」

陸上公共交通委員会はクアラルンプール圏の新しい都市交通電車網及びこのKL-Sin 間の新高速鉄道の実現を総合的に監督する機関です。この公通委員会は今年3月に、政府がこれら一連のプロジェクト調査するためのコンサルタントとして Mckinsey 会社を指名したことを公表しました。KL-Sin を1時間半で結ぶ新高速鉄道の建設費用は、推定でRM 80億から140億と見積もられています。

専門家筋は、これらのプロジェクトにおいて政府が直面する最も大きい困難なことは、必要な資金をどう資金繰りするかであるとしています。さらに高速鉄道について観測筋は、政府の財政をだらだらと引きずっていくことになるだろうから、新規に建設するよりも現在のマレー鉄道の路線とインフラを強化するのがより良い選択かもしれないと見ています。

(Intraasia注;巨額な建設費用をかけて全く新たに新鉄道を建設するよりもマレー鉄道の現在の南部路線をもっと改良工事するほうがはるかに現実的で経済的ですね。急ぐ客は格安航空を利用するだろうし、クアラルンプール駅以外はその駅からの電車路線がないため途中駅の利用は現在と同じく限られる、つまり一挙に何倍にも利用者が増えることは期待できないシンガポールとクアラルンプール間に新鉄道など不要です。巨額な建設資金は他の交通インフラ向上に使うべきですな)

8月4日のマレーシア記事

【ペナン州の最大民族グループはまた華人となる】
(2010年に全国一斉に 「2010年人口分布と人口学的特性調査」 が実施されました)統計庁の発表した最新の報告書によれば、人口約150万人のペナン州では、最大民族グループを華人が占め 全体の42.9%、67万人です、次いでマレー人が 40.7%、 63万6千人です。3番目がインド人で 9.8%、15万5千人。残りは 非マレーのブミプトラで 6.6%です。

(2009年の別の調査では)マレー人人口が華人人口をわずか 0.1%ほど上回っていましたので、華人が再度ペナン州の最大民族グループに戻ったわけです。これはマレー人人口が2009年に比べて1万8千人ほど減ったからです。なおペナン州の2010年人口が2009年より1%減となっています。 
2010年州人口において、年齢別分布では、25歳から29歳 が最多で15万1千人です。  華人が最多グループに戻ったことについて、ペナン州では職の機会が多いこと及び州での出産の増加が主要因の1つだろう、一方マレー人は他州へ移転したことがマレー人の減少につながった、という見方があります。

(Intraasa 注: 伝統的に全国の州の中で華人人口比が一番高いのがペナン州です。州ではない連邦直轄領のクアラルンプールも華人が最大グループです。ペナン州では昔から華人が最大グループゆえ、州首相が全国で唯一華人であり続けています。一方マレーシア全国でマレー人の出生率は華人よりずっと高く、マレー人人口比が華人人口比に迫ってきました。ペナン州は日系企業も含めて内外の製造業が盛んな州ですから、確かに雇用機会が多いことになります。)

【スランゴール州森林庁は個人所有下のマングローブ湿地に手出しができない】
スランゴール州森林局の幹部は説明する; スランゴール州の沿岸部である Sabak Bernam から Sepangに至る地方ではマングローブ樹林湿地が広がっており、その95%が個人所有地にある。 森林局が監督するのは、森林保護地である土地だけであり、それ以外はそれぞれの地にある土地事務所が管理することになっている。地主は所有地のマングローブを伐採したり燃やすべきではない、しかし地主がそうしたからといって森林局が手出しする権限はありません。マングローブ湿地のような自然資源が個人の手に渡ったのは残念なことです、マングローブ湿地は開発するのではなく保護されるべきです。万が一津波が沿岸部を襲ったら、マングローブ湿地は防護柵になります。マングローブ湿地は漁民が魚を養殖するのに役立ちます。

(Intraasia注;多くの州でこの種の問題がありそうですね。)

【円対リンギットの為替率】
1万円を銀行で両替すると RM 380.0 入手します。
1米ドルを銀行で両替すると RM 2.939 になります

(Intraasia注:米ドルの下落で 米ドルは対リンギット とで 3を割り続けています。そのため円高の最近ではなんと 3.8 という好レートになりました)

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