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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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3月31日のマレーシア記事

【ジョーホール州の小さな村のモスクに潜んでいた密入国の外国人グループ】
ジョーホール州のコタティンギ地方にある Kampung Punggai のモスクを一般からの通報によって警察が調べたところ、不審な外国人がモスク内にいたので拘束しました。14人のアフガニスタン人と3人のパキスタン人と5人のスリランカ人です。内アフガニスタン人はいずれも身分を証明するものを持っていませんでした。警察はまたその後Sungai Rengit 地区で2人のスリランカ人を拘束しました。

この24人の外国人はマレーシアに到着したばかりのようであり、第三国への出国を待っていたものと推測されます。地元警察の長は語る、「彼らがどうやってマレーシアに着いたかはわからないし、はっきりした動機もまだ知らない。人間取引禁止法に基いて捜査を進めます。一般からの通報に感謝します。」

この地方では今年2月初めにも似たような出来事がありました。アフガニスタン人とイラク人を含んだ一群の者たちが乗ったボートが Telok Semayong 沖の海で沈んでおぼれました。彼らは故国を逃れるために何千ドルもの金を払っていたと思われます。
彼らはインドネシアのバタム島へ密かに渡るためにマレーシアをトランジット地点としていた、最終的な目的地はオーストラリアだと言われています。

(Intraasia注:文字通り危険を冒してやって来て他国へ渡っていく亡命希望者のニュースはこれまでにもありました。それを斡旋する国際ネットワークがあるということであり、マレーシアもその中の1箇所ということですね。ただアフガニスタン人とイラク人はマレーシアにそれぞれのコミュニティーはないから明らかに他国へ渡る通過地点なんでしょう。バタム島はジョーホール州の海岸からもうすらと見える島です)

【サイバーカフェの取り締まり】
ジョージタウンのバトゥフェリンギ地区にあるサイバーカフェ 4軒を金曜日夕方警察が捜査して、合計49台のコンピューターを押収しました。
3人の客と店で働いていた4人、20歳から50歳、 が拘束されました。私服警官がそれぞれの店に客を装って20分ほど店にいた後で、取り締まり活動に入りました。何人かの客は見知らぬ顔がやってきたので、逃げてしまいました。これらの店はこれまでに少なくとも4回は捜査を受けていました。

(Intraasia注:マレーシアのサイバーカフェ・インターネットカフェの相当なる割合はギャンブル機を置いて違法商売を行っています。そういう店では、名目はサイバーカフェ・インターネットカフェでも実際は特定層相手のギャンブル場を兼ねたりまたギャンブル場そのものと言えます。秘密の部屋や秘密の入り口を作る、常連客や紹介客だけをそういう場所に通すといった工夫を凝らしています。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 366.0 入手します。
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3月30日のマレーシア記事

 【マレーシアはミャンマー人の住み込みメイドを考慮する】
ナジブ首相は今週半ば2日間ミャンマーを訪問してミャンマー大統領と会談しました。その中で首相はミャンマー政府に、マレーシアが(外国人労働者を対象として)実施している 6P生化学プログラムに従ってミャンマー国民25万人が登録したことを伝えました。

ナジブ首相は語る、「マレーシアはミャンマー人が家庭内住み込みメイドとして働く機会を与えることを考えましょう。ミャンマー人は行儀が良いからです。」 「この件は引き続き話し合いが必要です。(ミャンマー側の)条件などをまだ知りません、マレーシアが受け入れられそうな条件であれば、必ずや考慮します。」 「もしミャンマー人がマレーシア生活に文化的に適応できれば、メイドに関するミャンマーの提案を進めていくのは難しくないでしょう。」
「この件は人的資源省が扱うことになります。」 とナジブ首相は訪問を終える際にマレーシア人記者団に語りました。

ミャンマー側は自国民が住み込みメイドとして雇われることに対しては厳しい方針を取っているとのことであり、現実にミャンマー人メイドの数はごく少数です。

(Intraasia注:インドネシア側が住み込みメイドのマレーシア送り込みで条件を付けていることで、送り込み解禁が未だに解決していないようです。そこでマレーシア国内のメイドが欲しい層は、不満を表明し他国からのメイド供給の可能性をすでに語っています。ミャンマー人メイドの話題はこうした現状を反映したものでしょう。住み込みメイド欲しい層は、言葉や文化の壁を決定的な障害とは見なしません、とにかく安価でよく働くメイドが欲しいのです。メイドを雇い主の店などで働かせることも公然と行われてますからね。)

【街路灯コントロールパネルや電線の盗難で道路が闇となる】

公共物の盗難や破壊行為が街路灯のパネルに及んだことで、コタキナバル市の道路が暗くなりました。このためコタキナバル市庁はこの出来事に怒っています。コタキナバル市内にあるサバ州電気会社の変電所では街路灯コントロールパネルと電線の盗難が頻繁に起こっています。

コタキナバル市庁はサバ州電気会社と警察に対して、破壊と盗難を防いでくれるように申し入れています。この2週間で5個所もが盗難や破壊にあいました。
変電所から街路灯コントロールパネルと電線が盗まれると、対象地区での道路で暗闇を起こすだけでなく、コタキナバル市庁とサバ州電気会社に経済的損失も与えます。

短期的解決策としては、コタキナバル市庁はサバ州電気会社と警察の3者で、電線などの盗難をなくすために市内の共同パトロールを行うのとことです。また市庁と警察は市内の全ての金属古物商を調査するとしています。

(Intraasia注:半島部でも昔からたびたびこの種の盗難が発生してきました。電線や電話線、マンホールの蓋という金属物は盗難者がこっそりと廃品業者に売れることからお金になるからです)

3月29日のマレーシア記事

【AirAsia グループの最高経営責任者の発言】
AirAsia グループの最高経営責任者は語る、「我々は北アジアでの航空ビジネスを狙ってきました。さらにアセアン諸国でもう2カ国(合弁会社の)設立をしようと動いています。北アジアで次の可能性あるのは韓国です、また日本は次に(エアアジアグループ会社が)飛行を開始させるので日本にもだんだん迫っています。私は明日から3日間東京に行きます、東京では旅行をより低コストにするために低コストターミナルが建設されます。」
「アセアン諸国であと2カ国増やす国は今後6カ月から8ヶ月以内に発表したい。話し合いはすでにずっと進んでいる状態です。」

フィリピンエアアジア (AirAsia)のこの日初フライトを開始しました。同社は当初 Airbus A320 を2機保有しています。
エアアジアの全日空との合弁会社は今年が終わる前に東京から一番機を飛ばします。「アセアンは発展している市場です。エアアジア (AirAsia)の接続がより強化されます。可能性は非常に大きいのです。ほとんどの人はまだ我々のビジョンを知りません」

AirAsia グループの最高経営責任者は、タイエアアジアのタイでの新規上場を今年5月、インドネシアエアアジアのインドネシアでの新規上場を今年10月に行うことを期待しています、さらにAirAsia X を今年中に新規上場させる望みは失っていないと語る。「AirAsia X を上場させれば、今年は3社も上場になる。」

(Intraasia注:いつもながら彼の発言は強気であり、事業拡大論調です、それを裏付けるのはこの10年の驚異的な拡大実績ですけどね。ということで、エアアジア (AirAsia)の拡大路線はまだまだ当分続くことを期待しましょう。クアラルンプールが東南アジア一の低コスト航空ハブである地位をより強めて欲しいところです)

【Google マップにマレーシア語版が加わった】
Google Malaysia は今日からGoogle マップに3つの主だった強化点を加えました。これによって道路利用者は道路選びがより計画的にできるようになり、リアルタイムの情報が得られます。3つの強化点は交通とトランジットの各層、及びマレーシア語です。そうです、Google マップはマレーシア語で利用できるようになりました。

Google Malaysi のマネージャーが発表会場で説明したところによれば、地図に交通層を載せると、道路が混んでいるか空いているかが色分けでわかるとのことです。赤色なら渋滞、黄色ではのろのろ走行です。
「交通とトランジットの情報はいろんなところから得ています、関係官庁、民間の情報提供者などです。

Google マップのマレーシア語版は長いこと登場が期待されていました

(Intraasia注:道路の交通情報を専門に扱う機関はないので、高速道路会社や関係官庁などがそれぞれ別々に情報収集しているはずです。また主要道以外の道路における交通情報収集は集約的になされていないので、どこまでGoogle マップの色分けが正確に情報を現すのだろう、どこまで広範囲に道路をカバーできるだろうかと、この記事を見て思いました)





3月28日のマレーシア記事

【有権者は選挙投票のために登録する必要がある】
(選挙を管理する)選挙委員会は有権者の登録をこの1年ほど実施しています。この登録システムでは登録は毎日行われ、選挙人名簿の更新は3ヶ月毎に行われます。

委員会の議長によれば、平均して四半期に20万人から25万人の新規登録申請、投票所への住所の変更を扱います。2011年末の時点で、全国における選挙登録者の数は12,595,268人でした。まだ国民有権者数の3割つまり300万人ほどが登録していません。」
「2012年2月時点で、21歳に達した有権者の数は15,683,808人です。」

「新しい有権者登録または投票所住所の変更は、コンピュータ化されたどの郵便局、選挙委員会の出張所や全国本部や州本部でも行えます。」
議長の説明では、「4月1日前までに登録した有権者は、第13回総選挙が6月以降に行われた場合に投票できる権利を得ます。」

(Intraasia注:マレーシアは各自治体に住所登録するという仕組み自体が存在しません、そこで有権者は選挙に投票する機会をえるべく一定期間に上記のような場所で登録するまたは住所変更する手続きが必要です。登録しなければ有権者でも投票する機会がもらえません。登録した住所に基づいてその投票所だけで投票できることになります。)

【マレーシア航空はAirAsia X の乗客を無料で運んでいるわけではない】
マレーシア航空は AirAsia X と便宜を提供する協定を結びました、この協定ではマレーシア航空の余分な座席を利用し、追加収入にもなるように、AirAsia X の乗客がマレーシア航空を利用できるようになります。

AirAsia X は既に今年1月の発表でインドのムンバイとニューデリー,及びロンドン、パリへのフライトを廃止することを決めており、そのことでAirAsia Xの切符を持った乗客に座席の便宜をはかることになります、これはマレーシア航空が結んだ株式持合い合意に基くものです。

「AirAsia X は協定に基いてその乗客に便宜をはかってくれるようにとマレーシア航空の協力を要求してきました」、とマレーシア航空は説明している。「要求に基いてマレーシア航空はこれまでにも臨時的に他の航空会社の乗客に便宜を提供してきました、それにはAirAsia Xの乗客も含まれます、これは航空業界の慣行です。」

AirAsia X との便宜を提供する協定を正当化するために、マレーシア航空は説明する:余分な座席を埋めることに役立ち、収入にもなります。 支払いは先に行われるので経済的なリスクはありません。
マレーシア航空のこの説明は、マレーシア航空はAirAsia X 乗客をほぼ無料で運んでいるのでレーシア航空は損失を被っていると非難があった後に行われました。
一方AirAsia X はこの非難を一蹴して、「その乗客をマレーシア航空に再予約することでは商業レートの料金を払うことで合意がなされています。」

(Intraasia 注:マレーシア航空とAirAsia X のそれぞれの持ち株会社間で交わされた、一部株式スワップ合意に対して、批判勢力からの批判が絶えない例ですね)

【読者の皆さんへ】
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3月27日のマレーシア記事

【ガソリン代への補助金額をさらに増やした政府】
(マレーシアは長年ガソリンにも国からの補助金を出して、低価格に抑えています)
世界の石油価格が高騰していることで、政府はガソリンへの補助金額を3月に 10セント増額しました。この結果普通ガソリンである RON95 の1リットルに占める補助金額はRM 1.03になります。RON95 の小売価格はRM 1.90 のままで据え置くと、国内取引・協同組合・消費者省大臣が述べました。

ナジブ首相は2月に、国際石油価格が上昇しても普通ガソリンである RON95の価格は変えないと約束していました。

今年の年初に政府は、砂糖価格への補助金を1kgあたり 20セントから54セントに増額しました。この件は先週ニュースで報道されるまで、多くの人は知りませんでした。
ある新聞は社説で書く:短期的に甘い補助金とみられるものは長期的には苦い効果となって現れることを、我々は認識すべきです。健康の面からいえば、砂糖価格を低く抑えておくのは国民が砂糖消費を少なくすることにはつながりません。
補助金が多くなればなるほど、もっと深刻になる、この問題はマレーシア人の補助金精神構造です。

国内取引・協同組合・消費者省大臣はこのジレンマにあるように思われる。大臣は砂糖補助金の増額発表に伴って、砂糖消費を減らすように訴えました、「この補助金は他の品物に使うこともできるのです。」

昨年10月に発表された2012年度予算案では、今年1年間の補助金総額はRM 332億にもなります。これは前年予算における RM328億から増えました。
2012年度予算案での補助金プログラムでは、基本食料品に対してはRM 23億が割り当てられており、ガソリンにはRM 170億を割り当てています。

マレーシアの補助金プログラムは欠点があることを忘れてはいけない、それは消費者全て、つまり豊かな者にも貧しい者にも利をもたらしているからです。
大きなコンドミニアムに住んで豪華な車に乗っている者でも砂糖や米やガソリンRON95 には同じ料金を払います。補助金プログラムはそもそも国民の低所得層を助けるためのものです。

マレーシア人を補助金精神構造から解き放つことは容易ではない。、大きな政治的コストを伴います。

(Intraasia注:マレーシアのガソリン価格はタイよりもずっと安い。いくら産油国だから石油関連の国庫収入が巨額を占めるとはいえ、小売価格の半分近くも補助金が占めるのは愚かと言えます。ベンツに乗る人が1リットルRM 1.90という安価なガソリン代を享受しています。 ディーゼル油も補助金付であり、さらに漁民向けディーゼル油には補助金を上乗せしてさらに安くしている。そのためディーゼル油を横流しして金を儲ける例が昔から数多く報道されている。隣り合った国の消費物に明らかな価格差があると、それは密輸につながります。
マレーシア社会では補助金は必ず悪用されるという経験則から、ガソリンや米や砂糖や小麦粉などに購入層毎に価格差を設けてもきちんと機能しないですね。それはとして、総選挙間近で多くのことが非常に選挙向けとなっている、政治家の考えることは東南アジアも日本も基本的に同じということですな)

【ジョーホール州のIskandar Malaysia からアラブ投資者はとっくに去っていった】

ジョーホール州南部に政府と州が設けて経済開発特区としている、Iskandar Malaysia (広さ8889エーカー)に対して、当初アラブ圏から多額の投資があり主たる投資者でした。この部分の土地は(2230エーカー)は Medini 開発と呼ばれていましたが、現在ではアラブ圏はもう投資に絡んでおらず、(彼らが取得した)土地の80%は東アジアの国国など他国の投資者に売られてしまった。

Iskandar Investment Bhd の最高経営責任者は言う、「アラブ人がこの土地を開発したいと思わないのであれば、我々としてはこの大プロジェクトを何もせずにしておくことはできない。そこで我々はこの Iskandar Malaysia の地に他の投資者である中国、韓国、日本の投資者を参加させようとしました。」

5年前にアブダビのMubadala Development CoはMedini Iskandar Malaysia 2230エーカーの土地への主たる投資者であり、共同開発を歌っていました。その後Medini Iskandar Malaysiaは眠ってしまった。そこでIskandar Investment Bhd はシンガポールや東アジアからの投資者を呼び込みました。

Iskandar Investment Bhd は国の投資機関であるKhazanah Nasional Bhdが60%を持ち、 20% を被雇用者福祉基金、さらに20%を Kumpulan Prasarana Rakyat Johorが保有しています。

(Intraasia注:統括会社 Iskandar Investment Bhd は民間色の全くない公社といってもいいでしょう。いうまでもなく Iskandar Malaysiaは非常なる公的プロジェクトです。当時あれほどはやされたアラブ投資家はとっくに去って行ったわけです。関係者はとっくに知っていたことでしょうが、今頃になってこんな形で公に発表したということみたいです。なぜか知りませんが、随分とアラブ圏に気をつかっているようですな)

3月26日のマレーシア記事

【華語教育界の抗議大会】
国民型華語小学校で長年の教師不足状態にあることなどに関して、華語教育界をあげて抗議大会 “325華教救亡運動”が25日にクアラルンプールで行われました。

この抗議大会を主催した、マレーシアの華語教育を担う、華語小学校の理事会と華人教員らの合同組織である董教總は声明の中で述べる:
我々が既に2010年に要求しているのは、小学校低学年のマレーシア語科目では教師は華語とマレーシア語の両言語の資格を持っていること、小学校高学年では専門の教師が教えるということです。華語小学校ではどんな科目を教えようと、華語の資格を備えていることが必要である。

董教總の議長は言う、「華語小学校で先生が不足しているというのはもうずっと以前からのことです。国民小学校では全ての教師がマレーシア語の資格を持っているように、華語小学校でも同じであるべきです。」 「当局は華語の資格を持たない英語とマレーシア語の教師を華語小学校に送り込んできている。」

董教總が政府に要求していることには次のこともあります:華語小学校で教える教師において、SPM試験で華語の合格水準に満たなかった教師を排除する、 これまで3年以上英語とマレーシア語科目を教えていた華語教師に特別の会話コースを提供する。

この集会に招かれて出席した教育省副大臣(与党馬華公会の幹部)は大会出席者から多くの野次などを浴びながら訴える、「だからこそ内閣は小委員会を組織しました。私は引き続き批判の声に耳を傾けます。この問題があるグループによって政治化されていることが残念です。」 「タイムスケジュールに基いて2013年、2014年と専門訓練を受けた華語教師が大学を卒業して数が増えます。これがいわゆる行動計画です。

この抗議大会には、野党連合側の構成政党である、民主行動党の幹部やPAS党の幹部も招待されて出席しました。

(Intraasia注:マレーシア華語教育の総本山といえる董教總は、一貫して政府の教育政策に批判的であり、かつてマハティール元首相が彼らをウルトラ何々と呼んだぐらいです。マレーシア独特の、小学校段階では民族語で教育することを認めるという制度の中で、華人界はその経済力と人口の多さもあってインド人界をはるかに凌駕する熱心さで、華語教育にこだわっています。国民型華語小学校で華語のできないマレー人教師などが教えていること、資格を持った華人専門教師が足らないことなどの問題は、これまで綿綿と華語紙が伝えています。ムスリム界の固有の問題はマレーシア語紙を読まないとよくわからないように、華語教育界の諸面は華語紙をみないとわかりません。)

【マレーシアと韓国の経済関係】
マレーシア韓国間の貿易総額は2011年がUS$ 1670億でした。この額はこれまでの最高であり、対前年比 6.7%の増加です。
マレーシアからみて韓国は輸出額で6番目に多い国です、韓国からみてマレーシアはアセアン諸国の中で3番目に貿易取引高の多い国です。ちなみに1位はシンガポールで2位はインドネシア。

韓国は2011年に貿易総額でUS$1兆 を超えた世界で9番目の国になりました、そこで韓国企業はアセアンへの進出をより展開しています。
マレーシア工業開発庁の統計では、2011年にマレーシアへ(投資すると約束した)投資額において、韓国は2番目に多い投資国となります。その内容は10のプロジェクトからなり、(投資約束の)合計額は US$170億です。2010年のそれよりはるかに増えました。投資分野は、グリーン技術、リチウムイオンバッテリー、太陽光発電、生化学などが主たる投資分野です。

(Intraasia注:電気製品や携帯電話に韓国製品が溢れているように韓国経済の強さは目に見える形で入り込んでいます。加えて近年はK-Pops と韓国ドラマの流行で韓国の存在感は大きくなっています)

【清明節が近づいて】
年に一度の清明節(今年は4月4日とのこと)が近づいたので、華人コミュニティーでは週末に先祖の墓地を訪れて掃除などを行いました。通常清明節の前後10日間が清明祭に当てられます。マラッカ州で華人墓地として最大である日落洞華人義山では25日の日曜は朝から人々でにぎわいました。

(Intraasia注:清明節は日本人社会のお彼岸と当たらずとも遠からずだと、理解しています)

3月25日のマレーシア記事

【高齢者介護と世話に関するナジブ首相の政策】
高齢者、身障者、シングルマザー向けに、政府は今年RM 14億を割り当てたと、スレンバンでの対話集会でナジブ首相は演説する。

「高齢者 13万5千人の扶助としてRM 4億7千万です、そこでは高齢者は月額RM 300をもらえます。こういったことは快適セイフティーネットを強化する政府政策の一部です。」 「マレーシアは、西欧諸国のような福祉政策を実施することはできません。西欧諸国は現在経済的挑戦に面しています。このことから、その道を選ぶことはできません、しかしマレーシア民衆福祉プログラムを通して我々の社会的セイフティーネットを強めていきます。このログラムでは家庭扶助プログラム、高齢者サービス部などを通して扶助が行われます。」
 「政府は高齢者向けにいろんな援助方策を取りますが、最大の寄与は子どもたちからのものであるべきです。」

「高齢者の面倒を見る、扶助するといったことは、政府だけが背負うものではあってはなりません、その代わりは、責任を負うべき彼らの子どもたちなのです。子どもとして、両親への愛と感謝は必須であり、妥協してはいけない。老人の面倒をみることは我々が社会に植えつけなければならないことです。両親を老人ホームへ送ってはいけません。たとえそれが避けられないときでも、最低限子どもと過ごす方策を探すべきだ。」

「2010年時点で、マレーシア人口の7.5%つまり210万人が60才以上でした。2020年にはこの数字が9.5%、 320万人に増えることになります。」

(Intraasia注:短い発言の中に、福祉政策に関するナジブ首相の根本思考が見事に現れています。こういう捉え方は、彼特有のものではなく、マレーシア社会とりわけムスリム社会、及び華人やインド人の伝統的社会・人生観にある捉え方を反映したものでもあるといえるでしょう。親は子どもを持つべきであり夫婦の選択ではない、そしていずれは子どもが親を支えるあり方を必然のものとみなすことで、その範疇から外れることを異端視する捉え方は強いですね。)

【消費者物価の上昇】

消費者物価指数において2月の指数が対前年同月比で 2.2%上昇しました。1月は2.7%上昇でした。
中央銀行Bank Negara は基準となる翌日物政策金利を、2011年5月から3%のままで維持しています、また今年の国内総生産高の伸び率予測を、5%-6%から4%-5%に下方修正しました。

(Intraasia注:マレーシアはゆるやかなインフレーションが続いている国です)

【ペナン州の無料シャトルバス】

ペナン州政府は昨年、ペナン島と本土側の間を運行するシャトルバス運行を始めました。この無料シャトルバスの主たる目的は、本土側に住む工場労働者に島側のBayan Lepas自由工業地区にある工場まで通勤してもらうことです。

このバス運行を廃止することを考えているという州幹部の発言が大きく報道されました。無料シャトルバスは対象とする工場労働者から期待したほど利用をみていないと、州政府は捉えています。現在日に400人ほどだとの事です、これは州政府が期待した数の半分です。 州幹部によれば8月までに800人に達しなければ、打ち切るとのことです、州政府はこのサービスに年間RM 192万を支出しています。

(Intraasia注:ペナン州の公共バスの中心であるRapid Penanag バスは以前は本土側と島側を結ぶ便の運行をしていました、しかし現在でもしているのかどうかはっきりしません。Rapid Penanag のパンフレットやサイトには運行しているような文字も見えるが、この種の情報は更新が極めて遅いからそのまま信用はできない。Rapid Penanag バスの複数職員に聞くと、もう運行していないと言っていた。90年代の昔イントラアジアが調べた限り、本土側と島側を結ぶバス運行はごく少なかったし、利用者も少なかったといえるので、需要はあまり強くはないともいえそうです)



3月24日のマレーシア記事

【またベトナム人女性が救出された】
警察は、人売買の被害者と見られるベトナム人女性8人を、ククアラルンプール郊外のバトゥ洞窟地区にあるショップハウスから救出しました。

ベトナム女性はマレーシアでの仕事はウエートレスであると思い込まされて2ヶ月前にマレーシアに着きました、しかし彼女たちは売春を強制されました。女性は3つの選択を突きつけられました:売春、ホステス、マレーシア人男性と結婚。
連邦警察の反売春・ギャンブル・秘密結社部門の長は説明する、「警察の部隊がバトゥ洞窟地区のTaman Sunwayのショップハウスを深夜1時ごろ捜査したら、その女性たちが閉じ込められていた。 警察は秘密組織の一味と見られるベトナム人女性1人とマレーシア人3人を逮捕した。パスポート12冊、結婚登録の書類、その他金銭も押収した。」 「ベトナム女性は17歳から35歳まで、警察は安全な場所にかくまいました。」

女性らはマレーシアに連れて来られた費用などを秘密組織に返済するべく、3つの選択の1つを選ばされたとのことです。「女性がマレーシア人との結婚を承諾すれば、秘密組織がベトナムにいる夫の死亡を偽造して、マレーシアで結婚できるように手はずを整えた。秘密組織はこの結婚に関してRM 13000から20000の範囲で2人に請求していた。」 と警察の長は説明します。

(Intraasia注:ベトナム人女性がだまされて被害に遭っている件はこのところ複数件報道されています。別にベトナム人女性に限りませんが、マレーシア男性からの”需要”は常にあるので、外国女性を連れてきて違法に働かせる悪徳ビジネスは昔から絶えません。ただ事はそれほど単純ではないはずです。携帯電話が極めて発達した現代では、この種の情報は外国人コミュニティーにも容易に伝わっているはずであり、うまい話に釣られてくる女性が少なくないという見方もできます。東南アジア各国間にある大きな経済格差によって、送り出す側と受け入れる側の供給と需要は増えこそすれなくなることはない。 )

【サラワク州政府に対する外国からの言論攻撃には事実と数字で反撃します】

サラワク州が水力発電ダムの建設とオイルパーム樹農園の拡張に励んでいることを頓挫させようという外国からの言論攻撃がますます強まっている事に対して、サラワク州政府は反撃の用意があります。州政府の担当部門大臣は言う、「州政府は事実と数字を挙げて反撃します。州政府はダムとオイルパーム農園開発をしながら環境を維持する能力を持っていることをこの数字と事実が示している。」

サラワク州政府を非難し続けるヨーロッパの政府や非政府団体に反対を示しながら、大臣は言う、「サラワク州は実際ヨーロッパよりもずっとグリーンなのです。彼らはサラワク州を強く批判している。州が森林を破壊している、オランウータンを殺し先住民族の土地を奪っているといった間違った像を描いて、我々を非難する。そういった非難は事実に基いていない。現実を反映していない。」
「バクンダムを建設したとき、その地方のほとんど全ての植物相と動物相を保護できたと、州は誇っています。さらに州政府はもうすぐ100万ヘクタール森林を完全保護地に指定します。サラワク州面積 1240万ヘクタールの内、永久森林地は600万ヘクタールになる予定です。マングローブ湿地帯も海岸も保護地として法で保護しているのです。」

「ヨーロッパの国でこういった自然資源を残している国はいったいいくつありますか? ロンドンからパリまで列車で行くとき、窓の両側に目にするのはすでに開発された土地ばかりです。先進国は攻撃的に我々を批判する、スイスやオランダのような先進国は、その国土面積の10%以下しか森林がありません。」 「野生動物を虐待したり森林とエコシステムに悪影響を及ぼす違法活動に関することに、州政府はいつも一生懸命対処しようとしています。」

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 365.0 入手します。

3月23日のマレーシア記事

【中央銀行の国際準備高は十分ある】
中央銀行Bank Negara は国際準備高が3月15日時点で RM 4270億(US$1348億)になったと発表しました。
この準備高は輸入 9.7ヶ月分の資金手当てするに十分であり、短期海外債務の 4.1倍にあたると、中央銀行は説明しています。
国際準備高の主たる構成は、外貨による US$1210億、国際通貨基金の準備金 US$ 8億、特別引出権 US$20億、金 US$ 18億などです

【ペナン島のクラブを手入れして外国女性16人を逮捕】
ペナン島で警察が ペナン通りにあるカラオケ店を売買春活動の疑いで夜8時ごろ取り締まったときに、店内にいた外国女性は大慌てになりました。16人の女性は裏口から逃げ出そうとしましたが、警察に拘束されました。容疑をかけられている彼女たちは年齢20歳から40歳まで、ベトナム人1人を除いて15人はいずれも中国人でした。

この取締りには、店の用心棒と見られる男2人の裏をかいた警察官の行動が貢献しました。警察は店に突入する前に男2人を逮捕して店内に警鐘を伝えることを防ぎ、その2人に先導させて店に入りました。男は違法にトランシーバーを持っており、警察の行動を妨害したとのことです。

店の従業員7人と客10人は警察に同行されて調書を取られました。警察によれば、この店は20日までに営業免許が失効しており、女性はいずれも(観光入国の)社会訪問パスで働いていました。

(Intraasia注:飲み屋やクラブでの違法な外国人女性の雇用とそれにまつわる売春活動、それを取り締まりる活動のニュースです、年間何十回もニュースになります。いくら取り締まってもマレーシア人男性からの需要の強さと労働力供給ルートの太さから撲滅は不可能ですね。中国、ベトナム、タイ、インドネシアといった国の女性が主たる供給源です。客は罰せられなのはいつものことですな)

【クアラルンプール市内に設けた有料公衆トイレ】
クアラルンプール市庁が設けた、20セントコイン投入式の(モダンな)有料公衆トイレが市内には20箇所あります。クアラルンプール市庁は、このコイン式を含めて市内44箇所の有料公衆トイレの維持掃除に年間RM 100万以上を支出しています。クアラルンプール市庁は広義の廃棄物処理費用として年間RM 1億6千万を支出しています。

そこでクアラルンプール市庁は、公衆トイレの清掃と維持を来月から清掃・環境美化会社の Alam Flora Sdn Bhdに委託することにしました。これによって、清掃・環境美化会社 Alam Flora Sdn Bhd が住宅と地方自治体省翼下の公社に対して直接責任を持つことになります

Alam Flora Sdn Bhdはこれ以外にも、クアラルンプール市庁から複数の業務委託を受けています:以前から委託されているゴミ回収、道路清掃、排水溝清掃、最近委託契約した雑草駆除
Alam Flora Sdn Bhdの経営責任者は語る、「清掃を標準化しよいサービスを提供することで公衆トイレを維持していきます。」 「わが社にとって大きな挑戦となる仕事は、ブキットビンタン街やインビ地区のような商業地区をきれいに保つことです。こういう地区には外国人労働者が集中して住んでいます。彼らはゴミを溝に捨てたり、アパートの外に捨ててしまいます。さらに屋台商売人はゴミを溝に捨て、通りをイスとテーブルで占拠してしまう。」

(Intraasia注:コイン投入式のモダンな有料公衆トイレは路上に登場してまだ10年も経っていないのに、壊されたり維持サービスの悪さで閉まっていることの方が多い。さらに運営上夜間は閉じています。1箇所設置するのにRM 40万もかかったそうで、無駄使いの最たる例です。トイレの金属部品や電子部品が盗まれるのが閉まっている理由の1つだそうですが、そんなことは初めから推測ができたはずです。クアラルンプール市内の路上にあんなモダンで贅沢な公衆トイレは不要だし不適ですね。贅沢にすればするほど、夜間トイレ番がいなくなった時に盗みと破壊の対象になるからです)

3月22日のマレーシア記事

【2011年度SPM試験の結果が発表された】
中学校5年生が年度末に受ける全国統一試験 SPM 2011年の結果が発表されました。2011年の試験を受けた生徒数は46万8千人です。

教育省の長官によれば、2011年の結果はこの5年間で最良でした。「主要5科目:English, History, Mathematics, Islamic Studies 、 Moral Studies(倫理)において、都市部生徒の方が郡部生徒より、成績が良かった。しかし理科目だけは郡部生徒の方が都市部生徒を上回った。」 と長官。

教育省は、SPM試験における受験生の成績評価法を3年前に現行の方式に変更しました、そこで生徒は科目毎に良い方から A+, A, A-, B+, B, C+, C, D, E 、 G という評価を付けられます。今回受験した科目で全てA+ を得た生徒は559人でした。

また教育省長官は、受験生の属する中学校に対して付ける評価においても、今回は向上したと語りました。
中学校毎に受ける評価は4段階あります:優秀、良、 一応満足、満足とはいかないが可能性はある
全国の中学校 2208校をこれによって分類すると、優秀が80校、、良が400校、 一応満足が1679校、満足とはいかないが可能性はあるが49校とのことです。

SPM試験では受験生が受験する科目数に上限があり、12科目です。この内必須となる主要6科目はマレーシア語、英語、イスラム教学習または倫理学習、歴史、数学、理科です。その他は選択科目となります。
教育省長官によれば、今回2011年の試験で新たに選択科目に9科目が加わった、それはカダザンドゥスン語、音楽、ビジュアルアート、デザイン、観光とレクリエーション、ダンス、劇場などです。

(Intraasia注:マレーシア学制で最も重要といえるSPM試験です、高等教育を受けない人には一生評価が付いて回るほどです。上記のように、成績評価基準によって段階分けされ、しかも中学校にも評価がつきます。 マレーシアはペーパー試験を過大に評価する国ですから、付いた段階への生徒と親の喜怒哀楽もかなりのもとなる。例年各紙は、とりわけ華語紙は好成績の生徒らを大きく載せます)

【マレー鉄道北部線での複線電化工事の進捗状況】
マレー鉄道の北部線であるイポー - パダンブサール間 329kmの複線電化工事が進行中です。

運輸大臣によれば、この内ペラ州内の路線部分は90%終わっており、予定より半年ほど早い、とのことです。
マレー半島のペラ州、ペナン州、ケダー州、ペルリス州を縦断するマレー鉄道北部路線における複線電化プロジェクトは、総工費がRM 10億を超えます。このプロジェクトに伴って、線路を立体的に越える高架道路陸橋を新たに65箇所で建設します。

(Intraasia注:半島部のマレー鉄道西海岸側では北部路線も南部路線も複線電化工事が進行中です、完成すれば鉄道での半島横断の所要時間がぐっと短縮されますね)





3月21日のマレーシア記事

【銀行で多額の金を引き出した後で強盗に襲われる事例】
ヌグリスンビラン州では警察調べによると、銀行から多額の金を引き出した後に強盗に遭った件数が昨年は26件ありました、被害に遭った総額はRM 80万にもなります。

州警察のトップは捜査に基いて説明する: 被害者の全員が現金を引き出した銀行内にいるときに既に強盗から目を付けられていた。強盗団は2つの手口を使う。1つは被害者の車のフロントガラスを割ってしまう、または被害者の車のタイヤをパンクさせてしまうのです、その結果被害者は車を止めざるを得ず、そこで強盗に遭うことになる。

「全体の内の24件は、被害者は交差点かまたは交通信号のある地点で被害に遭っている。強盗団は被害者を追跡し、フロントガラスを割って金を奪う。多くの場合、被害者は金を助手席に置いています。 残りの2件は、被害者は車がパンクさせられたため車を止めてタイヤを調べる場所で被害に遭っています。」

州警察トップはさらに、「今年はこれまでに4件の被害が発生している、内3件がフロントガラスを割られ、1件がタイヤをパンクさせられた。普通強盗団は客を装った仲間を銀行内に張らせておいて、多額の金を引きおろす客を見つけます。」
市民は多額のお金を1人で引き出さないように、またはガードマン会社のサービスを利用することも考えるべきです、と警察の長はアドバイスしています。

(Intraasia注:旅行者も多額の金を両替する、引き出すような場合は、1人は避ける、尾行を警戒する、暗くなってからは避ける、などの工夫が必要です。1回で両替するのではなく、複数回に分けるというのもいいでしょう。自分の行動は誰かに見られていると自覚すべきですね)

【MRT プロジェクトの地下区間建設の契約を取ったマレーシア企業連合】

クアラルンプール圏に新たに建設する電車路線(Sungai Buloh-Kajang)  My Rapid Transit (MRT) プロジェクトでは7つの地下駅からなる 9.5km の地下区間があります。プロジェクトの統括会社 Mass Rapid Transit Corp Sdn Bhd はこの地下区間を建設する会社を発表しました。

この契約を取ったのは、MMC Corp Bhd と Gamuda Bhdの合弁会社である  MMC-Gamuda Joint Venture Sdn Bhdです、地下区間建設は総額RM 300億にもなるMRTプロジェクトの大きな部分を占めるRM 82億の契約になります。Mass Rapid Transit Corp Sdn Bhd はその声明の中で、地下区間のプランと建設において両社が最も競争力ある入札価格を示した、ナジブ首相が議長を務める調達委員会で決定された、としています。

MMC-Gamuda Joint Venture会社は地下区間建設を入札できる資格を持った5つの企業の中の1つでした。その他の4社とは、 Hyundai-Gadang-Chengal Jaya 合弁会社、 Taisei Corp, Sinohydro Group Ltd、 China Railway Group Ltd でした。 これらの5社は、2011年10月の入札開始に伴って入札に参加しました。最終審査段階で、MMC-Gamuda 連合が技術的必要条件を満たし、2番目に低い入札価格よりさらに3.4%低い入札価格であったとのことです。

地下区間の建設は今年開始で2017年6月の完成という計画になっています。「MMC-Gamuda 連合が契約を獲得したというのは、期待されていた範囲のことで驚きではない。」 と地元のリサーチ会社は述べています。

(Intraasia注:MRTプロジェクトはクアラルンプール圏における近年最大の公共プロジェクトですから、しばしばニュースとなります。地下区間建設の入札に日本企業、韓国企業、中国企業も参加したのですね。 10年ぐらい前に建設されたマレーシア初となるクアラルンプールの本格的地下道路兼水路である SMARTトンネルを建設したのは、マレーシア企業であるこのMMC-Gamuda 連合でした。ですから、建設ノウハウは持っていることでしょう。なお現行のLRT 電車にも地下区間はあるので、初の地下電車区間ということにはなりません。)

3月20日のマレーシア記事

【マレー保留地を守れとスランゴール州スルタン】
スランゴール州スルタンは、マレー保留地が不適当な個人または会社の手に落ちることがないように守っていかなければならないと、マレー人界に向けて訴えました。

「そういう中で、関係する全ての者は憲法の条項を遵守しなければなりません。」 「どんな人たちであれ、マレー保留地をマレー人に属さない個人または会社に移転しようとする無責任な行為をして欲しくない。 土地はスランゴール州の主たる資産です。」 「だから、州政府は責任を持って州の土地が賢明に且つ正直に運営されるようにしなければなりません。森林保護地、集水域、貯水池といった公共地を守らなければなりません。」 「こういった土地への侵犯はしてはいけない、そして開発プロジェクトは許可してはいけません。」

「州首相と土地取引に関わる全ての州政府の者たちは、マレー保留地が保護されその登記が移転されないように、常に用心深くあらねばなりません。私はスランゴール州イスラム教の長として、州政府がムスリムの生活を向上させることに真剣に気を配るように求めます。ムスリムコミュニティーの発展のためには、教育と経済発展が優先されます。」
「スランゴール州の多数派としてムスリムの進歩は州と州民に対してプラスの影響を与えることでしょう。」 とスルタンはスランゴール州の州議会会期の開始にあたって演説しました。

(Intraasia注:スルタンはその州の単なる象徴ではなく、実権も有しています。とりわけイスラム教の長であることはマレー社会の伝統だと認識されています。マレー半島部の土地はマレー保留地と非マレー保留地つまり自由保有地に分かれます。 マレー保留地を非マレー人及び非マレー会社・団体が保有することはできませんし、禁止されています。スルタンはこのことに念を押しているわけです。マレー保留地を非マレー系に賃貸することは条件付で認められています。こういったことはマレーシアの根本原則なので、法律の改正で変更されるようなことにはなりません)

【マレーシアの原発建設計画案廃止を訴える華人団体の長】

政府が2010年に基本案として同意したことに、2基の原子力発電所の建設計画案があります。計画案では、1基目の発電所が2021年に発電を始める、2基目は2022年に発電を開始するというものになっているとのこと。

この件に関して、華人社会の各団体の上部組織にあたる華総の会長は次のように主張する、「民衆の意見を尊重して、政府は計画案の廃止をすべきです。この案は10年後の計画ではありますが、政府は建設地点に関して何ら発表をしていません。そこで私は政府に計画を見直し、そして計画の中止を訴えます。 」 「マレーシアは自然資源が豊富な国です。水力も風力も太陽光発電もある、さらに産油国でもある。これらを発電力に使えます。マレーシアは日本の痛恨の事態を参考にすべきです。原発事故以後、広範囲に農民と民衆に被害が出たのです。」

(Intraasia注:原子力発電に関して、マレーシアも他の複数東南アジア国と同様に興味を示しており、計画は一応あるようですが、具体案はまだきちんと公表されていないし、とりわけ選挙も近づいているので、政府に当面その意向はなさそうです。華総は華人界における、非政治的な団体や組織の上部団体という位置づけです)

3月19日のマレーシア記事

【華人界で支えるTAR カレッジと大学】
(もっぱら華人界だけで設立し運営した来た)TAR Callege (拉曼学院)と UTAR  (拉曼大学)では今期の卒業式が行われました。
来賓として参加した与党華人政党の馬華公会(MCA)党の総裁は語る、「調査によれば、TAR Callege と Universiti Tunk Abdul Rahman の卒業生は、卒業後6ヶ月間以内の就職率はほぼ100%である、これは国立大学生のそれよりもずっと高い。」 「馬華公会(MCA)党は今後もこの両校を教育の中心として発展させ水準を維持していくことに努力していきます。」

TAR Callege と Universiti Tunk Abdul Rahmanの卒業生は累計で 18万5千人になるとのことです。
Universiti Tunk Abdul Rahman の学長は、「今年で創立10周年になります。今3月の卒業生を含めて、UTAR大学は2万6千人を超す卒業生を送り出しました。学生数は2002年の創立時の411人から現在では19000人ほどです。学部も9学部に増え、キャンパスも4箇所にあります。」

(Intraasia注: TAR とはTunk Abdul Rahman の略です。つまり初代首相ラーマンの名前を取っています。 1969年に創立されたTAR Callege (拉曼学院)の主キャンパスはクアラルンプールのSetapak にあり、 (拉曼大学) Universiti Tunk Abdul Rahman のキャンパスはPetaling Jayaや Sungai Long などにある。学生は当然華人が大多数のようですが、全員ではない。華人界の資金力と国家主導的教育とは多少違ったスタイルでの教育熱心さを示す事象ともいえるでしょう)

【インドネシア側が突きつけたメイド雇用条件に反発するマレーシア側】
(インドネシアがマレーシアに送り出す家庭内住み込みメイドの解禁が決まってからも、インドネシア側は送り出しをたびたび延期してまだマレーシアに到着していません。ごく最近インドネシア側が、メイドは何でもするのではなく1つの仕事だけをする、月の給料はRM 700にする、という条件をマレーシア側の同意なく発表したことで、マレーシア側の反発が出て、それを各紙が報道しています)
マレーシア外国人メイド雇用代理業者協会の議長は言う、「マレーシア人家庭は月RM 700という条件は飲むだろうが、1つの仕事しかやらないというのは受け入れられない。」

ナジブ首相は談話の中で、この件は昨年終わりごろインドネシア大統領と協議し合意した内容と違っていると、驚きを語りました。「追加の条件はなかったというのが私の理解です。」

マレーシア外国人メイド雇用代理業者協会の幹部は、インドネシア人メイドが4月にマレーシアに到着するということにはならないだろう、と語る。「他国からメイドを雇うべきでしょう、インドネシア人メイドを巡る問題では、代理業者だけでなく、雇いたい家庭も影響を受けている。」

(Intraasia注: 報道によれば、住み込みメイドは、料理だけ、掃除など家事だけ、病人や老齢者の介護だけ、といった単一の仕事だけするという条件だそうです。マレーシアの家庭や業者からは不満や批判が噴出していることが報道からわかります。いつもながら、住み込みメイドをできるだけ不要とする社会に移行するのではなく、そんなメイドなら要らない、他国から雇った方がいいという反応が主ですね。安く使える住み込みメイドは手放したくないということです)

3月17日のマレーシア記事

【飲食業者に Halal 認定証と Halal ロゴの掲示を義務つける】
今年7月1日から飲食業者はイスラム教発展庁(通称 Jakim) が発行する Halal 認定証と Halal ロゴを店に掲げることが義務付けられます。そこでそれを怠ると、罰金または懲役に処せられることになります。

イスラム教発展庁(通称 Jakim) のHalal 部門の長は、国内取引・共同組合・消費者省の協力を得て、全国で監視することになるだろうと、語りました。「3月末から飲食業者を1軒1軒回って、Halal 認定証を取得しなければならない事を教育していきます。halal ロゴを掲げるだけではだめです。」

Halal 認定証と Halal ロゴは、イスラム教発展庁(通称 Jakim) と連邦直轄領イスラム教庁が発行するものだけが認定されたものです。 

(Intraasia注:非ムスリム対象の店や屋台はこれには関係ないです、ただしそういう店はムスリムを客としてはいけないということです)

【国外で働くマレーシア人】
マレーシア通産大臣はその寄稿文で次のように書く:
世界銀行の調査では、海外で働くマレーシア人は100万人を超える。 その内訳比率は、オーストラリアに約 12%、ブルネイに約 8%、米国に約 8%、英国に約8%、カナダに約3%、そして(最大は)シンガポールに約 46% となる。

【Bangkok Airways の広告】
ノンストップの毎日フライトの新しい路線 クアラルンプール -コサムイ島 を2012年4月1日から開始します。

クアラルンプール -コサムイ島:8時25分発 9時5分着
コサムイ島 - クアラルンプール:17時55分発 20時25分着
Bangkok Airways のクアラルンプールオフィス 電話: 03-21480829

(Intraasia注: 珍しくタイの航空会社がマレーシアに進出してきました。 マレーシアからコサムイへ飛ばしているのはこれまでマレーシアの航空会社だけです。毎日フライトがあるほど乗客がいるのかな)

【J-POP とK-POP で構成されたニューアルバムを出すというマレー女性歌手】
まだ新人の女性歌手 Fiffi Natasya 、18歳、は2010年末にシングル曲 " Kawaii " を発売しています。彼女のファンからは好評に受け止められました。
日本と韓国のポップダンス音楽に非常に通じた作曲家兼プロデューサーのNick の下で、Fiffi Natasya はアルバムを出します、このアルバムは日本と韓国のダンス音楽からなる10曲で構成され、ほぼ完成しているとのことです。

「女優として私は同年代の女性のように普通に見られています。でも舞台で私が歌っているときは、人からは私を日本と韓国のポップスタートして見て欲しいなと思っています。」

(Intraasia注 :このヤング歌手を紹介する写真とマレーシア語記事は 写真と文 をクリックしてください。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 359.0 入手します。

(Intraasia注:為替レートの変化はまこと早く幅が大きいですね。 3ヶ月のぐらいの間にすでに10%ほど円安になりました)





3月16日のマレーシア記事

【マレーシア航空とAirAsia 間での持ち株スワップ合意に反対を続けるマレーシア航空労組】
(昨年8月突然発表されたAirAsia の持ち株会社とマレーシア航空の持ち株会社、つまり国の投資機関、の間で両航空会社持ち株を一部スワップする合意に関して、マレーシア航空労働組合は反対活動をしています)
この反対活動の一環として、マレーシア航空労働組合は覚え書きを国会議員に来週配布するとしています。労組はすでにナジブ首相らに送っています。

我々は与野党の国会議員にこの問題に関する進行状況を知らせたい。この問題を政治的なものにはしたくない。現在マレーシア航空で何が起こっているかを皆に知ってもらいたいのです。」 と労組委員長。 「持ち株の一部スワップはAirAsia側により有利になる、労組はこの合意を廃棄するよう要求する。」

一方運輸大臣は、省は両社合意に関して変更の報告は何ら受け取っていないと語りました。

(Intraasia注:合意が破棄されるかもしれないという噂も出ているとの報道がありました。もちろんマレーシア航空は噂を一蹴しました)

【マレーシアで撮影する映画に奨励金を出す】
情報・コミュニケーション・文化省は、マレーシアで撮影する映画に対して今年から30%の奨励金を出すとしています。

マレーシアで撮影した、製作費が少なくとも RM 500万の外国映画の場合は、奨励金がもらえる資格があります。一方マレーシア国産映画の場合は製作費が少なくとも RM 250万という条件です。

「これによって外国映画がマレーシアで撮影するのを奨励し、国産映画の振興を進めます。」 「映画プロダクションの支出額を関与する当局が監査してから、奨励金を出すことになります。」 と情報・コミュニケーション・文化省は国産映画に関する催しの場で語る。 「アニメーションやドキュメンタリーのような創造的製作品は、省のRM 1億2千万の助成金を受けることもできます。」  「創造的産業基金が助成する基金の成果で、国家映画発展公社が国産映画とテレビ番組を国際市場で販売した額が、2010年のRM600万から2011年のRM 9300万にぐっと増えました。」

(Intraasia注:時々目にする、書いてる記者も内容がよくわかってない記事なのでいま一つ不明瞭で説明不足な記事です。それはこういう場に取材に行き、大臣の話しだけをメモして記事にしているからでしょう、そして大臣発言を説明できるだけの情報と知識がないので、こういう記事に成ってしまいます。それはとして、日本の映画やテレビのプロダクションはマレーシアでどれぐらいロケしているのだろうか)

【マラッカにまた別の大観覧車ができる】

マラッカ州では、州政府と民間会社が高さ62mの大観覧車 Eye-On Malaysia を合弁で所有運営していましたが、法的争いの結果ベルギーのオーナーが奪い返したので2010年に運営を終えました。そして観覧車施設はすでに取り外されました。

そこで州政府によれば、新たに中国製の高さ88m の大観覧車 Malaysia Eye が建設されます。マラッカ州首相は語る、「今年6月初めまでには州内のPulau Melaka に大観覧車を設置して運営を始めたい。予算RM 4000万のこの事業に、州政府は関与はしません、事業はKAJ Development 会社が行います。」 「中国製品の全てが品質が劣るということではありません。今回は品質良く安全であることを確実にします」

マラッカ州政府は、2010年10月から運行開始した1.6kmの中国製モノレール路線で故障が続出したことで批判を浴びていました。

(Intraasia注:大観覧車は州政府が設置しなくても、州政府の意向と承認が背後にあるのは当然でしょう。マラッカのモノレール故障続発の件は当新聞の記事からでも載せましたね、それに懲りずまた中国製の大きな機械を購入するということのようです。それはとして中国の積極的な売り込み活動? ビジネスコネクションの強さ?を感じさせるニュースです。)


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3月15日のマレーシア記事

【マレー歌謡界のべテラントップ歌手4人のコンサート】
マレー歌謡界を代表するベテラン歌手の4人が一緒に出演するコンサート The Legendary Concert 2012 - Dulu, Kini, Dan Selamanya が5月6月に全国の5箇所で行われます。 www.legendary.my

4人の歌手は、Zainal Abidin, Jamal Abdillah, Amy Search そして女性の Sheila Majid です。開催地は5月にコタキナバルから始まって、ペナン島、ジョーホールバル、6月に入ってクチン、最後がクアラルンプールです。 こういう(大物歌手4人が揃っての)コンサートは初めての試みであり、最初Zainal Abidin がアイディアを出したとのことで、各人のスケジュール調整などから、準備に2年間かかりました。

(Intraasia注:いずれも20数年以上のキャリアのある有名な歌手で、40歳代と50歳代のはずです。Sheila Majid は多分日本人の間にもファンがいることでしょう。 Dulu, Kini, Dan Selamanya とは、過去、現在、そして末永くという意味です)

【マレーシアに逆進出した若いマレーシア人企業家】
NAND フラッシュコントローラーなどの分野で最大手である 台湾企業 Phison Electronics はペナン州に進出して生産工場の建設を決めました。マレーシア側のパートナー企業Silterra の主要株主は政府投資機関の Khazanah Nasional です。 Phison Electronics は、同社の最高経営責任者であるスランゴール州出身のマレーシア華人が2000年に台湾で起業して創立した会社です。そしてUSB ペンドライブを発明して名を上げました。

またジョージタウンの記者会見場で Phison Electronicsの最高経営責任者は初のマレーシア進出地としてペナン州を選んだ理由の1つとして福建語と華語をあげました。「台湾から来る技術者たちは中国語と ビンナン語(福建語の別名)が主体なので、クアラルンプール圏よりペナン方が適している。ペナンの華人コミュニティーは華語とビンナン語(福建語の別名)を話すからです。」

(Intraasia注:マレーシア人が他国で企業で大成功してマレーシアに逆進出する例として、脚光を浴びていますね。 ところでペナン州は唯一華人が多数派の州であり、福建語が華人界で伝統的に広範囲に使われています。台湾の台語は言語学的にいえばビンナン語であり、中国本土の福建省の地名を取った福建語と同種です、シンガポール華人界でも福建語は最大の漢語グループです。シンガポール福建語とペナン福建語は基にした中国福建省の移民の出身地が違うので、わずかに差があるということです。)

【パームオイル価格の上昇は最高値に向かいそう】
パームオイルの価格が今年の最高値を記録しそうです。これは調理油の供給がこの30年間で最低レベルに落ちているからです。
マレーシア金融派生商品市場における、パームオイル価格はトン当たりRM 3390をつけました。このため専門家 10人対象の調査では、最高値RM 3500をつけるだろうというものです。

(Intraasia注:マレーシアは世界第2位のパームオイル生産国です)

3月14日のマレーシア記事

【工学系学生対象の日本留学奨学金】
Yayasan Pelajaran MARA (YPM) は国際協力機構(JICA) からの借款と協力を受けて、マレーシア高等教育貸与基金プロジェクトの下で、工学系学生対象に奨学金を提供しています。奨学金は保証人なしで毎年80人ほどのマレーシア人学生に与えられます。

この奨学金を得るには、SPM試験後に申請し、認められると、Universiti Selangor で3年間学びます、その後日本の大学で2年間学習を続けることで、学士として卒業できます。毎年申請者は3500人ほどあるとのことです。

元々マハティール元首相のルックイースト政策に端を発しますが、この高等教育貸与基金プロジェクトでは今年第5陣の学生を日本へ送り出します。

(Intraasia注: MARA はマレー人基金ですから、この奨学金の対象者はブミプトラに限られるということです。MARA から現在では年80人ほどが日本の大学留学しているんですね。公費留学の方式はこれ以外にもありますから、この人数だけということではありません)

【政府による広告から】
犯罪統計
ここでの犯罪の定義: 財産犯罪と暴力犯罪に分かれる。財産犯罪とは窃盗、引ったくり、自動車盗難、空き巣などをいう、暴力犯罪とは強盗、暴行、強姦、殺人などをいう。
2009年 177,520件 から2011年は 157,891件となり、11%減少した。

路上犯罪統計
ここでの路上犯罪の定義:引ったくり、 銃器を用いない強盗、銃器を用いない集団強盗 をいう。
2009年 38,030件から 2011年 15,101件となり、 40%減少した。

【マレーシア当局が認定した中国の高等教育機関の数】
マレーシア高等教育省は、中国にある 146の高等教育機関の学歴を認定すると、発表しました。これは2011年に両国間で締結された相互認定合意に基づくものです。
「これらの教育機関を2011年4月以降に卒業した学生の学歴を認定します。」 現在2500人ほどのマレーシア人学生が中国で学んでいるとのことです。

一方マレーシア政府は、中国政府側が認定するためのマレーシアの高等教育機関 55校からなるリストを中国に渡しました。
マレーシア学歴エージェンシーの責任者によれば、中国のこれらの教育機関をマレーシアで認定はしたが、そこを終えた学生は履修した専門課程がマレーシアで自動的に認定されるとは思うべきではない、と述べています。

(Intraasia注:華語紙はこれをトップニュースに掲げています)

3月13日のマレーシア記事

【大きなスキャンダルとなっている会社会長の妻は女性・家族・コミュニティー省大臣】
Naisonal feedlot Corporation 会社の会長を務める男性が、次の2つの背任行為と2つの会社法違反でクアラルンプールの下級裁判所に起訴され、被告は無罪を主張し裁判を要求しました。

・国家子牛肥育場公団基金からRM 100万ほどを流用して、2009年に自分たちの経営する上記の会社用にコンドミニアム 2ユニットをた起訴容疑
・株主総会の承認を経ずに、会社取締役の立場を利用して上記の違反行為を行った容疑
・国家子牛肥育場公団基金からRM 4千万を、2009年に自分たちの経営する上記の会社に宛てて違法に振り込んだ容疑
・株主総会の承認を経ずに、会社取締役の立場を利用して上記の違反行為を行った容疑

被告男性、64歳、はNaisonal Feedlot Corporation 会社のオーナーであり、3人の子供たちもその会社の取締役の要職にあります。
裁判長は一括した裁判にすることに同意し、被告を保釈金RM 50万で保釈することを認めました。

(Intraasia注:しばらく前から大きなスキャンダルになっていた問題であり、野党側などから与党側に対しても批判が出ていました。この被告の妻はUMNO女性部長というトップ政治家であり、ナジブ内閣の家族女性コミュニティー省の大臣だからです。 このためきわめて政治的スキャンダルとなっている。前日この女性大臣は4月に大臣職を退く旨を記者会見で公言しましたた)

【マレー踊りを教える教室】
(伝統マレー踊り中で最も知られた) Joget を教える教室がクアラルンプールのTaman tun Dr Ismail にあります。この教室Havana Estudio ではJoget 以外にもInang, Zapin のマレーダンスを教えています。 Zapin はアラビアの影響を受けた踊りで、結婚式などで披露されます。

マラヤ大学でも講義をしているダンス教師は語る、「Joget の動きは見たほど簡単ではありません、実際にやってみると難しいのです、なぜなら我々は西欧ダンスに慣れ親しんでいるので、ステップを使うときに体重を移動しがちでです。」 

教室のオーナーは主張する、「ヒップホップなど現代ダンスを教える所は数多い。この伝統マレー踊りを教えることで、伝統を活き活きさせたい。マレー踊りに興味ある者には、大変良い機会です。」

(Intraasia注:クアラルンプールにはマレー踊りなどを専門に教えて踊り手を育てる公的機関がありますが、一般人にはあまり関係ない。マレー人コミュニティーではマレー踊りを教える組織などがあって習っている子供や若者はいるが、一般人相手に商業的教室でマレー踊りを教える所はごく少ないはずです。良い試みですね)




3月12日のマレーシア記事

【サバ州先住民族のための裁判所】
サバ州の先住民族(ブミプトラの範疇)おいて、子供たちが(adat と呼ばれる)慣習法に従わずに結婚することに不満を持つ親は先住民族裁判所に子供たちを召喚することができる、とサバ州先住民族の権利と慣習に関するセミナーで、カダザンドゥスン文化協会の事務局長は説明する。「国民登録庁に婚姻を登録することは法律上の義務であるが、慣習法を忘れるべきではない。」 「親と子の間でのこういった論争は先住民族裁判所に持ち出すことができます、その審判に不満であれば先住民族控訴裁判所に控訴できます。」

「慣習法に関してよくわからない人は先住民族裁判所にアドバイスを求めることができます」  またカダザンドゥスン族の指導者でもあるサバ州副首相は言う、「サバ州のブミプトラコミュニティーは先住民族裁判所システムのことを知っておくべきです先住民族がとりわけ伝統的な慣習に関する問題を解決する道が先住民族裁判所です。」

【香港トップスターの妻はマレーシア女性】
香港芸能界で長年トップスターの地位にある劉徳華は妻がマレーシア人です。2人の間で初の子供となる出産が今年5月にも予定されていることで、華語メディアの報道は熱を帯びています)
劉徳華は生まれてくる子供のためにもマレーシアでの永住権を取りたいといった旨の報道があったとのことです。 
こういう報道に関して、マレーシア内務称の長官は語る、「もし彼が永住権を申請すれば大いに歓迎します。事は簡単です、マレーシア人と結婚した外国人は一般に永住権を申請できるからです。 他に新しいパスである Rresidence Pass にも申請できます、これは5年毎の更新です。」

(Intraasia注:歌手としてはもちろん俳優としてトップの座を位置している劉徳華はマレーシアでも人気が高い。イントラアジアも彼の出演する香港映画をこれまでに数十本は観ているはずです。スターの近況などどうでもいいのですが、新聞にはいろいろと載りますから目に入りますね。永住権は理論的には申請できても認められるまでが長い道のりです)

【自治体評議会の評議員の任期 】
野党連合Pakatan Rakyat が州政権を握るスランゴール州では、州内各自治体における2012/13年期自治体評議会の評議員の任命を続けています。州幹部によれば、州内の全ての評議員290人あまりの任期を、これまでの1年任期から今回は2年任期にするとのことです

Pakatan Rakyat が州政権を握るまで、Barisan Nasional 側は州自治体評議員の任期を2年としていましたが、2008年にPakatan Rakyat が州政権を握ってからは1年任期に変更しました

3月11日のマレーシア記事

【マレーシア-インドネシアの民衆間のつながり向上のために】
インドネシアを訪問中の情報・コミュニケション・文化大臣は、両国の国民間のつながりを強めるプログラムを展開する基金を設立する提案しました。

「両国政府の後援の下で設立することになるこのYayasan Ikatan Rakyat Malaysia-Indonesia 基金では、研究、言語発展、創造的産業発展プログラムに焦点をあてます。さらに学生とライターのためにいろな文化交流プログラムを設定するでしょう。」と大臣はインドネシア大学のキャンパスで語る。」

(Intraasia注:民族的と言語的近接さにも関わらず、そしてイスラム教関連事、外国人労働者雇用関連では大いに密接な関係を持ちながらも、両国間に公的な共同運営事業・体はなさそうです。だからこそこういう基金の設立が提案されたのでしょう)

【ペナン第2海峡橋とジョーホール州の連絡高速道路の通行料に関して】
ペナン島と本土側を結ぶために、建設中のペナン第2海峡橋は現時点で73%の進捗率だと、ペナン第2海峡橋建設を進める会社の社長が明らかにしました。橋を架けるための292本の基礎建設が終わりました。橋の全長24kmとなるペナン第2海峡橋の竣工予定は2013年9月です。

またオープンした場合の通行料金に関して、「RM 7に設定した。現行の海峡橋の通行料がRM 7のままなので、第2海峡橋も同料金にせざるを得ません。」

ジョーホールバルからCauseway を使ってシンガポールへ自動車で行く場合、東部分散リンク道路以外を使って国境検査税関複合ビル内に至ると、通行料金が片道RM 6.2かかることになりそうです。南北高速道路とジョーホールバルの国境検査税関複合ビルをつなぐ長さ8kmの東部分散リンク道路は完成間近です。現在の通行料よりはるかに高い設定です。

ジョーホール州を訪問したナジブ首相は、そこでこの東部分散リンク道路を利用しない入出国者には通行料を課さないと、言明しました。現在の通行料よりはるかに

(Intraasia注:総選挙前なので、次から次と料金緩和策のニュースが発表されますな。今週は公務員給与制度の見直しも発表されたことですし・・・。ところでペナン第2海峡橋の建設を請け負っているのは中国企業です)

【インターネット無線接続の第4世代サービスを提供するYTL】
インターネット無線接続サービスを展開している YTL Communicatos は、その第4世代ブロードバンド接続”YES" が得られる面積は、半島部の人口集中地の70%に広がったとのことです。同社がビジネスを始めてから15ヶ月経った現時点で、サービス契約者は30万を超えました、86%の利用者は満足していると、同社の最高経営責任者は語る。同社は国内で最速のモバイルインターネットサービスだと主張しています。

第4世代ブロードバンド接続”YES" では最近後払い契約も始めました。料金はRM 48からRM 168までの種種のパッケージです。同社の最高経営責任者に寄れば、今年末までに50万人の新規契約者を得たいとの事。「契約者数100万人ほどで会社業績として赤字にならずとんとんになる。」

(Intraasia注:YTL はマレーシアの最も有名な大企業グループの1つです)

3月10日のマレーシア記事

【スランゴール州の各自治体評議会】
野党連合Pakatan Rakyat が州政権を握るスランゴール州では、このことろ州内各自治体での 2012/13年期自治体評議会の評議員の選出が続いています。

Selayang 自治体(注:市とも訳せないことはないがスラヤン郡とする方がふさわしい、郡の中にいくつかの町や村があるから)でも、州政府指導層による任命によって再任を含む 21名の評議員の名簿が発表されました。内訳は人民公正党推薦が8名、民主行動党推薦が3名、PAS党推薦が5名、非政府グループから4名、その他1人です。さらに3名が任命されることになっています。

(Intraasia注:地方自治体に議会はありません、従って議員選挙もありません。その役割を果たすのが各自治体評議会であり、州政府指導陣がその評議員を任命します。その際州政府で野党になる側の人たちを任命することはありません、つまり州政府を構成する与党各党への割り当てに基づいて評議員が任命され、スランゴール州では非政府グループの代表を数名だけ評議員に加えています。非政府グループを加える、加えないは州によって異なり、規定ではありません。
政権連合であるBarisan Nasional が州政権を握るジョーホール州では当然Barisan Nasional 推薦だけによる各自治体評議員になります。自治体の種類にはPerbandaran、それより規模の大きい Bandaran などの区別がありますが、詳しいことは省略します)

【マレーシア航空が注文したスーパージャンボ機】
マレーシア航空はAirbus社の新型ジャンボ機である A380 を6月に1機受け取ります、次いで8月に1機受け取ります。マレーシア航空は2003年にこのA380 の注文を出しており、受け取りがかなり遅れています。6機注文した最後の6機目が配達されるのは来年の2月です。

A380 はクアラルンプール -ロンドン路線に投入して7月から運行する予定です。2番目にA380 を投入する路線はクアラルンプール -シドニーです。
マレーシア航空幹部は語る、「我々は2012年を転換年としているので、A380 はマレーシア航空の旗艦機になるでしょう。」 A380の受け取りに伴って、マレーシア航空は高級旅行面に強調を置いて宣伝する新しいキャンペーンを開始する計画です。

(Intraasia注;2011年度で巨額の赤字を記録したマレーシア航空はブランドを再生させて立ち直ることを計画しているそうです)

【サメのヒレを獲る行為を旅行者は見ている】
サバ州のダイビング地であるシパダン島に近い、マブール島の海岸では村人が捕獲したサメのヒレを切り取ることが続いています。サメの死骸は海に投げ込まれます。こうした光景がシパダン島やマブール島でダイビングする旅行者のカメラに撮られており、地元の非政府グループなどが憂慮しています。

ある環境グループは訴える、「サバ州政府が計画しているサメの捕獲全面禁止の前に、この一帯の海をサメ保護区に指定して欲しい。」 サバ州 Semporna にある保護グループは、この1年は2,3日に1回はサメのヒレ切り取りを見ている、と語る。「平均して1日に50匹以上の死んだサメを目にしている。実際に切りとられる数はもっと多いことでしょう。」
環境グループの長は訴える、「サメの数が減っている。今行動しなければならない。サメ保護海域については世界のサメ保護グループから12000の支持があった」 「シパダンの国際的イメージにとって良くない。」

(Intraasia注:サメだけでなくウミガメを獲るというのもこれまでも度々報道されてきたことです。他国などに需要があり金になるから人々は獲るのであり、単に禁止したって密漁がなくならないことは、これまでの歴史が示している。遠く離れた利害関係のない者たちが何を言おうと地元の人たちは獲るのを止めないでしょう。マレーシアマスコミの最大の弱点は獲る側の意見を書かないことであり、記事自体が獲る側を最初から無視している。 その地に暮らす人々を巻き込む形で地道な環境保護や動物保護の意識向上がなされてこなかったし今もなされていないでしょう、だからこの種の問題は陸上でも海上でも起こっているのです。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 361.0 入手します。

3月9日のマレーシア記事

【さらに数日は続く豪雨】
(7日夕方から夜にクアラルンプール圏はかなりの豪雨に見舞われ、各地で浸水と川の氾濫が起きました)
気象庁は予報で注意を呼びかけています: 今後数日間は半島部西海岸及びパハン州とクランタン州の内陸部で豪雨、強風と雷雨の発生があるとの予報を出しました。さらにスランゴール州に向けて、雷雨注意報と豪雨警報を発しています。

クアラルンプール各地で7日に記録した雨量は20mmから160mmでした。気象庁は、「低地に住む人たちは浸水やがけ崩れに気をつけるように」と注意を発しています。
豪雨による雨量増大で、2箇所の浄水処理場に川の水が流れ込んでしまい、35000人ほどの住人に数日間上水が提供できなくなりました。

ムヒディン副首相は語る、「このような豪雨が続くとクアラルンプール内外では現行の排水迂回措置と排水処理能力ではもう対処できない。見直しが必要です。我々は問題解決策を見つけなければならない。」 「スランゴール州政府とも協議して、クアラルンプール圏における最良の浸水軽減策を考え出す必要がある。」

(Intraasia注:7日はずっと降っていました。この1週間ほどほとんど毎日雨が降っており、各地で浸水などの被害がかなり起きていることをニュースは伝えています。低地でなくても排水溝は溢れ、道路は浸水しゴミが氾濫するので、影響は非常に広範囲に起きます)

【マレーシアの映画興行市場】
マレーシアの映画興行市場は2大興行会社:Golden Screen Cinemas とTGV Cinemas 、及びより小さな2つの興行会社 : Lotus Five Star Cinemas と MBO Cinemas が握っています。

第1位の Golden Screen Cinemas は合計で192の上映スクリーンつまり上映ホールを擁しており、第2位の TGV Cinemas は124の上映スクリーンつまり上映ホールがあります(16箇所のシネプレックス)。
Lotus Five Star Cinemaはインド基盤の会社とマレーシアインド人企業グループLotus の合弁会社であり、主としてインド映画の上映をしている.

マレーシアの有名な大実業家がこのTGV Cinemas ビジネスを保有支配しており、最近それを売りに出すという観測が流れています。

【携帯電話網Maxis の新プリペイドプラン】
携帯電話ネットワーク運営会社のMaxis はプリペードサービス (Hotlink というブランド名)で新しいプラン BAGUS を発売開始しました。

利用者数1400万人と主張する同社の宣伝文句によれば、新プラン BAGUSは最も低料金なオールインワンのプリペード方式です:音声通話、SMS, インターネット接続、国際電話、ローミングがセットになってRM 5です。
さらにRM 5を追加すると Bagus 5 パスになり、その場合はMaxim 利用者同士の通話は1分間12セント、SMSは1回1セント、 他の携帯ネットワークへの通話は1分間18セントです。 
新プラン BAGUSではインターネット接続用のパスも購入でき、1日パスはデータ量100MBでRM 2、 1週間パスはデータ量100MBでRM 8です。

【タイ深南部でまた仕掛け爆弾】
タイ深南部3県の1つナラティワット県で、道路際に仕掛けた爆弾のために4人の兵士が死亡し、1人が重体です。(深南部に展開する軍隊の)兵士は2台の車に分乗して、仏教祭事の護衛をしていました。兵士らは武装抵抗グループに射殺されたとみられるムスリム村人を家族のもとに送った後で、この仕掛け爆弾に遭いました。

これとは別に警察発表によれば、深南部の村で農園で働いていたムスリム農民が2人組みの何者かに射殺され、その妻も重体です。

(Intraasia注:イントラアジアホームページの古くからの読者であればご存知のように、イントラアジアはタイ深南部に関して数多く伝え、書いてきました。25年ほど前に初めて深南部を訪れて以来、回数多く歩き回り現在でもほぼ毎年足を踏み入れている、研究者を除けば恐らく唯一の日本人でしょう。昨年ヤラー県、パタニー県の田舎と都市を訪れた時,5,6 年前に最大だった緊張感はかなり和らいできたことを感じました。それでも爆弾や襲撃は時々起こっているようですし、治安部隊の姿をあちらこちらに見かけます。しょせん軍隊の存在だけではこの問題は解決しないですね)





3月8日のマレーシア記事

【企業の上級職に占める女性の割合】
(8日は国際女性の日とのことです)
企業社会において上級職に就いている女性の割合を、Grant Thornton が国際ビジネスリポートで明らかにしています。

マレーシアの場合 2010年の30%から2011年は28%に落ちましたが、依然として高い国に属しています。最高はロシアの48%です。 タイとフィリピンが39%です。マレーシアで女性が上級幹部職に就いている割合が高いのは、人的資源面の取締り役において20%、最高財務責任者で10%、財務面での取締役で 9%です。最高業務執行責任者で 8%、ジェネラルマネージャーで8% です。
一方取締り役に女性の以内企業は21%でした。

(Intraasia注:Bernama の配信ニュースです。このGrant Thorntonという 会社が一体全体どれくらいのサンプルをどのように調査したのかまったくわかりません、さらにこういう調査がどれほど信頼性を持つのかいつも少なからずの疑問を持ちます。それはとして、親族会社を除いて、女性が上級職に就いているのを見るのは、役所と一般企業でも珍しいことではないといえます。でもトップに女性はごく少ない印象を持ちます)

【 STPM 試験の結果】
中学校6年次の終わりに受ける全国統一試験 STPM2011年の結果が発表されました。
受験する科目は5科目も許されますが、受験した約5万人中大多数は4科目を受験しました。この理由は高等教育省が定める要項では、マレーシアの国立大学に入学するのに必要な科目数は4科目だからです。

6年次では理科系科目は英語で教育を受けます。STPM試験では受験生は英語で答える、マレーシア語で答えるの選択ができます、98%の生徒は英語で答えました。

(Intraasia注:全部ではないが主として国内の公立大学に入学する意向の生徒が受験するSTPM です。ですから中学校5年次を終えて、6年次に進むのは1割程度です。つまり5年次を終えてそのままなんらかの高等教育へ進む生徒は多い。

【違反車両のレッカー移動】
(いくつかの都市では駐車違反車をレッカー車で移動させる取締りが以前から行われています)
ペタリンジャヤ市警察の長は説明する、「車をレッカー移動させられたほとんどの人は警察を責めるが、実際に違反車を移動させるのはそれぞれの自治体の部門です。」 「たとえ自治体と共同取締りを行う際でも、地方自治体当局が違反車をレッカー移動させます。」

違反車両のレッカー移動は、道路交通法や自治体の条例の該当項目に違反したことを理由に、道路交通法によって移動させる権限が当局に付与されています。クアラルンプール市庁(DBKLという略称)は、2011年にこれまで最高の 8265台をレッカー移動させ、罰金総額RM 1500万を課しました。 クアラルンプール市庁はレッカー車を30台有しており、今年は2月末までに1218台を移動させました。 平均して1日に45台をレッカー移動させます。

レッカー移動された車のリストは3日後に警察に提供されます。また3ヶ月経っても引き取り手が現われない車は、競売に処せられます。クアラルンプールでレッカー移動された車は全てJinjang 地区のクアラルンプール市庁屋外車庫に留め置かれます。毎日40人ぐらいの人が引き取りに来るとのことです。

(クアラルンプールに隣接する)スランゴール州ペタリンジャヤ市は2009年以来レッカー移動を取り入れています。2011年にレッカー移動された車は4045台で、今年2ヶ月間で536台です。駐車違反金は14日以内に収める必要があります。レッカー移動されたオーナーが、kelana jaya にある車留め置き場から車を取り戻すためには、まず自動車登録証の写し、身分証明書の写し、罰金支払い領収書を本庁担当部署へ提出する必要がある。

ペタリンジャヤ市でレッカー移動された際の費用は、移動料がRM 150、罰金がRM 150、車庫での留め置き料1日当たりRM 10となります。クアラルンプール市庁の場合は、移動料はRM 50、留め置き料は日にRM 5となります。

(Intraasia注:好き勝手に駐車している車が多すぎるのでどんどんやって欲しいものです。 引き取り書類と手続に自治体によって違いがあることがわかります)

【ダイハツ子会社の新工場】
ダイハツ自動車はヌグリスンビラン州のBandar Seri Sendayan に工場を建設して電子自動変速装置を製造する計画です。11ヘクタールの土地に建設される工費RM 2億2千万の工場は今月から建設がはじまり、製造は11月に開始する予定とのこと。

この電子自動変速装置は、ダイハツが出資と技術提供をしている Perodua 社の車種に使用されます。このためPerodua社とダイハツの子会社間で売買契約書が結ばれました。工場を建設する Sendayan TechValley 工業団地にガス配管を延長してくれるようにと、州政府は Gas Malaysia と交渉中とのことです。

3月7日のマレーシア記事

【ペナン州で無料WiFi 接続地点設置が進められている 】
ペナン州州政府は(州内でのインターネット利用を奨励するために) 無料WiFi 接続地点を増やすプロジェクトを進めています。このため州政府との請負契約の下で、RedTone 会社はWiFi 接続用のホットスポット 1500箇所の設置を行っており、今年4月には終わる見込みです。 

RedTone 会社グループの最高経営責任者は、我々は(個人・家庭向けではなく)企業向けのインターネット用インフラ建設のための技術力と能力を備えていると、語る。RedTone はTelekom Malaysia のために、これまでに(全国で)3000箇所以上のホットスポットを設置し、また4500の商業ビルやホテル向けにネットワーク設備を設けたとのことです。 「WiFi 接続は遅いという一般的捉え方がある、しかし接続インフラを適正に建設すれば、データ輸送量を維持できます、スピードが遅いというのは問題とはならない。」

(Intraasia注: ノートPCやスマートフォンを持っている方はペナン州で無料WiFi 接続を試してみましょう。1500ケ所というのはどれくらいのカバー率になるのだろう? RedToneはこの分野でよく知られた会社です)

【 Lynas は残留物をマレーシア国外に送り出す予定】
パハン州クアンタンの近郊町 Gebeng にオーストラリア企業 Lynas Corp が希少金属精製工場を建設することに関して、反対運動が引き続いています。
Lynas Corp は、その工場から出る希少金属精製残留物がマレーシア国内の適当な地で見つからなければ、どこか他の地へ送り出すことを引き受ける旨の書簡を送りました。「マレーシア政府は工場からは放射性残留物が発生しないことに満足はしていますが、政府はLynas に対して人の住む地から遠く離れた永久処理施設の規定を作る保証し計画するように求めた。このことは国際原子力機関が勧めていることです。」

「Lynas はすでに残留物をマレーシア国外に送り出すことを表明しています。」 と通産大臣はパハン州州首相との共同声明の中で説明する。「政府はLynasの工場建設を監査するために独立した監視委員会を設置します。
工場はまだ運営を始めていないので、政府は放射線レベルを分析する専門家を政府はまだ指名していません。」 「西オーストラリア州の大臣が、希少金属からの放射線レベルはごく低いと確認しています。」

Lynas のマレーシア法人会社は、オーストラリアで産出された希少金属を精製するGebeng 工場での暫定運転免許をマレーシア政府から最近得ました。Gebeng はクアンタンから車で30分ほどの距離です。

(Intraasia注:反対運動の高まりで、政府は残留物の国外搬出も考えていることがわかります。それはとして、オーストラリア産の希少金属をマレーシアで精製する理由、さらに残留物を国外に送り出さざるを得なくなるだろう事情を考えると、なぜわざわざマレーシアでこういう工場を建設するのだろう?)

【 KTM Komuter に中国製電車編成が加わる】

KTM Komuter 電車に、今週末から6輌編成が 4列車登場します。マレー鉄道KTNB の責任者の明らかにするところによれば、現行の3輌編成では 1列車で400人の定員乗客数が新編成では 1,000に増えることから、Komuter サービスに直ちに向上が期待されます。新型電車には、音声案内とLCD画面通知が備わっており、車内空間が広くなっています。また各車両に3台の監視カメラが付いていますので、運転手席から監視できます

新型車輛は中国の電車製造会社製で、1列車編成がRM 5千万します、KTMB は38編成を注文しており、総額でRM 18億9千万になります。残りの34編成は6月までに順次Komuter路線に導入されるとのこと。 そうなれば、10分間隔の運行が可能になる計画です。 朝夕の通勤時間帯にKomuter を利用する乗客数は日に7万人ほど、その他時間帯が28000人ほどです。

政府はKomuter電車サービス向上のためにRM 20億を割り当てています。残りのRM 1億1千万は新型自動改札機を5月に導入することになっています。

(Intraasia注:LRT とモノレールに比べて、そのお粗末なサービスに長年利用者からの批判が絶えません。ほんと、時刻表が意味をなさない運行で、誰もが不満を持つKomuterです。最大の欠点はメンテナンスが十分になされないことと、KTM 駅員の我関せず態度です。いくら新型車両が届いてもメンテナンスをきちんとしなければ、数年後には同じ現象に陥ることでしょう。それにしても今度は中国製か・・・・・・・・)

3月6日のマレーシア記事

【高架鉄道LRT は路線延長プロジェクトが進行中】
クアラルンプール及び近郊都市に乗り入れている高架鉄道 LRTでは路線延長プロジェクトが進行しています。
LRT の路線が35km延長されるこのプロジェクトでは、Ampang 路線では10の駅を増設、Kelana Jaya 路線では12の駅を増設します。これによって現在1日の利用者数30万人に 50万人が加わることになる予定です。

総建設費RM 70億のこのプロジェクトの竣工は2014年末の計画です。完成時には、Ampang 路線とKelana Jaya 路線が新設される Putra Heights 駅でつながることになります。

(Intraasia注:新たに建設するMRT電車路線とこのLRT路線延長が完成すれば、クアラルンプール圏の電車網はそれなりに充実することになります。電車面ではバンコクよりずっと便利になるといえるでしょう。 とにかく両電車プロジェクトが順調に進展していくことを期待しましょう)

【1人あたりの国民所得】
ナジブ内閣で国家経済政策などを担当する大臣(非国家議員)の説明から:
マレーシアは国家の目標として、2020年には高所得国家になることを掲げています。1人あたりの国民所得で高所得という定義は世界的に認められている、世界銀行の定めた取り組み法と定義を使っている。 (1人当たり国民所得)高所得の目安であるUS$15,000 は、為替レート RM 3.2=US$1で計算すればRM 48,000となる。現在のレートは RM 3=US$1 なので、RM 45,000となる。

2009年の時点で、マレーシアの1人当たり国民所得はRM 23,850 (US$6,670)でした。まだまだ道のりは長いといえます。
2010年は RM 26,174 (US$7,985) 、そして2011年末の1人あたりの国民所得は RM 29,000を超えました、米ドルに換算すればUS$9,400です。1970年に国民1人あたりの所得がRM 1,070 (US$347)であったことをみれば、これは大きな進歩です。

今年4月に政府は(ナジブ内閣の掲げる)経済転換プログラムの2011年に関する報告書を発表します。その前に、この2年間における所得の伸びが示すのは、我々は国家としての目標を達したということです。

(Intraasia注:1人あたりの国民所得は各国比較として統計数字を競う面ではわかりやすくても、ほとんど生活実態を示しません。2011年のRM 29000という数字を取れば、月RM 2400ちょっと、この額はマレーシアでは耐乏することなく普通に暮らせる数字です。しかしこの額を外貨に換算すると、例えば2011年のおおよその円レート27円で換算したら107万円、つまり月9万円ですね。この額は日本ではかなり不充分な額でしょう。物価などを考慮しない1人あたりの国民所得は実態を示さないのです)

【 KL-シンガポール間に高速鉄道は実現するか】
クアラルンプールとシンガポール間を結ぶ高速鉄道に関して、実現可能性調査を行っているところです。
消息筋によれば、陸上公共運輸の委員会が昨年12月に、実現可能性調査を実施する入札を発表し、コンサルタントの任命が近く発表されるそうです。

高速鉄道の提起は民間からではなく、(政府の翼下にある)実績運営と実施研究部門からとのことです。「実現可能性調査では商業面と技術面を含めた詳細な評価をします、さらに線路のルートも検討します。その後にプロジェクトを実施するかが決定されます。」
高速鉄道では標準軌を使用し時速250kmで走行する、そうなればクアラルンプール -シンガポール間が90分で結ばれる、との見方もあります。

中国の中国鉄道会社がマレーシア陸上公共運輸委員会に提案を出したという報道がありましたが、陸上公共運輸の委員会はそれを否定しました。一方この高速鉄道の話題は世界の主要な関連企業の興味を引いているとのことです。 韓国のPosco はすでにマレーシアに出先を設け、地元企業と共同でプロジェクトへの入札を目指しているようです。 米国の General Electric は列車を売りたいようです。ドイツのSiemens も興味を示しています。

(Intraasia 注:日本のJR 陣営 がどうかは何の言及もありません。ところで高速鉄道が台湾や韓国で成功したからマレーシアでも必ず成功するとはいえないでしょう、途中駅での他の交通便がないこともあります。超巨額な建設費用を東海岸、都市圏などでの公共輸送インフラに回すべきでしょう。 仮に建設するとなれば、シンガポールとの輸送面での利便性をさらに強化していくことになります、それはマレーシアの国益に合うのだろうか?)




3月5日のマレーシア記事

【悪徳商法に引き込まれないように】
高利益をえさに違法な企画に投資を呼び込む悪徳ビジネスが増えています。この3年間で違法な悪徳ビジネが稼いだ総額は、少なくともRM 6億になります。
(会社登記などを管轄する機関である)マレーシア会社委員会の統計によると、この違法な利益ビジネスの数は 2009年に120、2010年に151、2011年は150ありました。

マレーシア会社委員会の理事は説明する、「利益ビジネスは株式や債務証書ではないもので投資する形をとります。 投資に参加した人はその見返りにお金や収益の形で特定の利益がもらえる、ということです。一般的な手口は、人々を信じ込ませて運営者がすべてを握るビジネス活動に1回限りの投資をさせてしまいます。」 

「他の手口として、しばしば買い戻し保証付きとして信じ込ませた投資者にビジネスを起こさせるのがあります。そういう際にはビジネス企業の際、訓練代や施設品を運営会社から買わせます。」 何年か前は農業とその産品がこの悪徳商法でよくありました。最近の例では、イワツバメの巣、アロワナ魚、パームオイル、アガール樹木、などの産品、ホリデーホーム、アイスクリーム器、浄水販売機など、及び金 があります。

この種の違法な利益ビジネスはマレーシアでは2006年からありますが、2008年から盛んになったと理事は語る。尚一部の利益ビジネスは法に定める下で合法なのもあります。「合法なビジネスは法に定める規則に従ってマレーシア会社委員会に登録します。そのため、ある利益ビジネスが合法かどうかを、マレーシア会社委員会に問い合わせてください。」 現時点で合法なこの種のビジネスは 173あるとのことです。

(Intraasia注:マレーシアに住んでいるまたは住む予定の日本人も注意しましょう)

【最低賃金制に関して雇用者団体と労働組合団体のそれぞれの言い分】
最低賃金制の導入に見通しが出てきたことで、関係団体はそれぞれ立場を明らかにしています。
これまで一律導入に反対してきた、マレーシア雇用者連盟は政府の決定を受け入れるとしています。しかし専務理事は、マハティール元首相が最低賃金制のマイナス面を語ったことに同感を示して次のように言う、「導入によって賃金が上がるのがあまり劇的にならないことを期待している、少しづつ上がるように願っている。」 また雇用者連盟の副議長は言う、「最低賃金制が一度導入されたら、雇用者は手当や奨励金をなくすかもしれない。」 「基本給が低い分野も多いが、各種の手当を与えている。基本給がRM 600ぐらいでも、労働者の手取りがRM 1000を超える分野もある。」

一方(労働界の統一組織である)マレーシア労働組合会議は、導入される最低賃金は、少なくとも月 RM 900であるべきだ、と主張しています。会議の議長は、「このRM 900は基本給であるべきであり、手当などを含むべきではない。最低賃金額は2年に1回見直すべきです。」 「RM 900未満であったら、政府の掲げる高所得国家になるという目標の意味がない。」 「これ以下は貧困世帯と国が定めている月間所得額は半島部でRM 720、サバ州でRM 780、サラワク州でRM 760であるから、最低賃金額はこれを上回らなければならない。」

【セクシーダンスを催していたクラブを取締り、外国人女性15人を逮捕】
クアラルンプールのKepong地区にあるクラブを深夜2時過ぎに警察が取締り活動を行い、 セクシーなダンスをしていた外国人女性15人を逮捕しました。以前密かにポールダンスを催していたという店側は、店内の舞台からポールダンス用ポールを取り払っていましたが、警察はこのクラブがセクシー踊りを密かに披露しているとの情報に基づいて1週間ほど内偵を進めていました。時期が熟したとして取締り部隊が一斉に飛び込んで捜査したところ、女性たちは肌も露な衣装でダンスや客の相手をしていました。

逮捕された15人はいずれも観光査証でマレーシア入国して違法に店で働いており、内訳は20歳から35歳までの タイ人14人とベトナム人1人でした、さらにママさんであるマレーシア華人女性1人も逮捕されました。 警察幹部は、情報によれば外国人女性らは売春行為もしていたと見ています。客との交渉がまとまれば地元にある安宿へ出かけていたようです。 女性らは全員地元のクポン警察に連行されました、また店の客50人ほどの男性は警察の職務質問を受けたあと帰宅を許されました。

(Intraasia注: 華語新聞はこの種の取締りを他言語紙よりよく報道します。この種のできごとは昔から一向に減っていないようで、モグラ叩きのようなものですな)

3月4日のマレーシア記事

【政府機関である マレーシア不動産会社】
政府の肝いりで2008年に発足した政府機関である マレーシア不動産会社 Malaysia Property Inc は2つの核となる理念を持ちます:マレーシア不動産への関心を国際的に創り出すこと、 外国の投資者などとマレーシア不動産業界間に関係を打ち立てること

マレーシア不動産会社 Malaysia Property Inc の扱う範疇は住居と商業不動産だけではなく、あらゆる種類の不動産投資に及びます、そして外国からの直接投資に大いに関係します。 Malaysia Property Inc の最高経営責任者はそれを説明して、「Malaysia Property Inc は3つの政府機関の延長といえます。3つとは国家貿易促進機関であるMatrade, 通産省、工業開発庁Mida です。

最高経営責任者は語る、「マレーシア不動産を買う外国人の数は少ない。全不動産売買額に占める外国人への販売学派 2%に過ぎない。シンガポールでは30%も占めるが。」   「マレーシア不動産への関心を持つ国として、主にシンガポール、日本、韓国、インドネシア、インド、サウジアラビア、カタールに期待します。」

【コタキナバルで流行るピンポンマッサージ】
当局はいわゆる男性機能向上マッサージサービスには難色を示して、こういうマッサージの話題に巻き込まれないようにしています。
コタキナバルではこういうマッサージは"urut batin" または "rawatan batin" として知られており、性器マッサージ以外の何ものでもありません。そこでこのマッサージ ”ピンポンマッサージ” という呼び名でも半島部に広がっていると言われています。 こういう”ピンポンマッサージ” に行きつけの人たちは性的機能を高めると主張しているようです。

いわゆる機能向上治療では、女性マッサージ師が客に要求する値段は30分でRM 50ほどです。
サバ州伝統と補完的医薬協会の議長は語る、「コタキナバルでこの種のサービスを提供するマッサージ店に関して多くの手紙や電子メールが届いています。店側はこれは性機能の治療だと主張している。我々に関する限り、"urut batin" は悪用の一種です。」 協会はこの件を保健省のサバ州庁舎の担当部に伝えました。

サバ州警察の長は、不道徳な行為を商売にしている者たちには取締りを行う、と語る、「地方自治体は店の営業免許に定めた規則をきちんと守らせるべく、その役割を果たさなければならない。」 

(Intraasia注: urut はマッサージのことであり、 batin とは秘密のとか神秘的なという意味です。その名称がすでになんとなく”いかがわしさ”を暗示していますね。 東南アジアが長いイントラアジアから見れば、別に珍しいマッサージではないですな、いくつもの国では以前からこういったマッサージという名目のビジネスがあると言えます。その国や地方や民族言語によって呼称が違い、多少やり方が違うくらいでしょう。2000年前後頃以降クアラルンプールの繁華街などでは種種のマッサージ店が雨後の竹の子のごとく増えた、そして今でもかなり目に付く。 店前に女性を置いてうるさく客呼び込みをしている商売スタイルが純粋な医術マッサージと思う人は少ないのではないだろうか。)

【観光省のショッピングセンターネット人気投票でトップとなった Sunway Pyramid 】

マレーシア観光省が音頭とって行った ”1 Malaysia 年度末セールス” に絡めて、マレーシア観光省は国内のショッピングセンターを対象としたインターネット人気投票を行いました。投票期間は2011年11月21日から2012年1月2日までで、ショッピングと高層ビル運営マレーシア協会が共催しました。

結果は総投票 約5千票の半分ほどを得た、スランゴール州Subang Jaya にある Sunway Pyramid が 全国 320のショッピングセンターの中から第1位に輝きました。

(Intraasia注: 5千という数はなんか少なく感じますが、まあこの種の投票に絶対的な公正評価は無理でしょう。それはともかく Sunway Pyramid が人気あるショッピングセンターであることには多くの人が同意するでしょう。)

3月3日のマレーシア記事

【 MRT プロジェクトの地下区間工事で影響の出るチャイナタウンの建物】
(クアラルンプールを中心として郊外に延びる新しい電車路線 My Rapid Transit (MRT) の建設に絡んで、チャイナタウンでもその地下を MRT路線が走る計画となっています。地下区間となる複数の地区では地上の建築物所有者と MRTの開発運営会社MRT Corporation の間で合意書を結ぶことになっており、MRT側は早急な締結を訴えていました。一方いくつかの建物はチャイナタウンの歴史を伝える建物だとして、オーナーや支援団体が地下区間の一部路線変更を要求したり、工事によって建物に影響が及ばない保証を要求していました。
こうした経緯から、地上である Jalan Sultan 通りのいくつかの建物オーナーとの交渉が長引いていました。)

MRT Corporationが用意した合意書の内容: 双方が合意すればMRT側は対象土地区画を取得しない、現在ある建物は取り壊さない、 地下工事で影響受けるため対象となる建物は半年間立ち入り禁止にすること、土地権利書に建物直下に地下トンネルがあることを認める記述で裏書すること、など。

開発運営会社MRT Corporationが発表したところでは、対象となる6つの区画のオーナーと合意書を今週半ばに締結したとのことです。MRT Corporationの最高経営責任者は、これは双方合意への第一歩ですと歓迎しました、「地下トンネル工事中不便を強いられたり、損失した場合は賠償します。」

(Intraasia注:チャイナタウンはこの20年ほどだけ見ても大きく変わった。民間開発によってチャイナタウンという名前には似ても似つかない建物姿や店が続出し、古い建物はすでにいくつも壊された。出店のオーナーは華人でも売り子には外国人労働者が一杯いる。ところがこのMRTプロジェクトになって急に大きな声でチャイナタウンの保存を叫んでいる人たちがいる。奇妙な現象です。相手が公的プロジェクトだからか? )

【ケダー州州政権を握るPAS党は内紛で揺れている】

(国政レベルでの野党連合Pakatan Rakyat が州政権を握るケダー州ではPAS党が州首相の座及び州評議会員の多数を占めています。州首相が昨年心臓病で休養したことも遭って、しばらく前からケダー州PAS内ではあつれき?権力紛争?が起きており、州首相を他のPAS党員に替えようという側と退陣を拒む州首相らの間でもめごとが続いています)
ごく最近州首相は州評議会員の刷新任命を行いました、しかし州首相批判派であるそれまでの評議会員の2人は、再任を辞退するとして儀式の場に現われませんでした。

ケダー州PAS内の紛争を収めるために、PASの全国指導部は州都アロースターに3日夜集合して緊急会合を開きます。党内紛争は野党連合Pakatan Rakyat が引き続き州政権を維持していくことに暗雲を投げかけています。そこでこれは紛争収拾のための党指導部の最後の機会だとみられています。PAS党準総裁は言う、「ケダー州内紛争はもはや州内だけのことではないので、党指導部が率先します。」

(Intraasia注:どんな党にも党内対立はあるわけで、PASも例外ではないです。去年遅くか今年初め、スランゴール州PAS党では州トップが意見などの違いから解任され、党を追われました。このようにPASでは党内あつれきがこの何年か目立っています)

【訪問できるジョーホール州のワニ保護区】
ジョーホール州 Tanjung Langsat 港近くに 河口 ワニ保護区、広さ3.2ヘクタール、が設定されたのは2009年2月のことでした。オープンした当時は112匹でしたが、現在ではこの保護区に144匹のワニがいます。
この地一帯のマングローブ樹林が 海水でも生きる budaya tembaga ワニ種にとって自然の棲家とのことです、そのためにこの種のワニは河口ワニと呼ばれます。保護区のマネージャーによれば、「この保護区はマレーシアの他のワニ園とは違います。主たる目的な訪問者にワニの知識を与えることです。 ここにはワニ用に作った12の池があり、年齢と大きさによってそれぞれの池に入れてあります。」

河口 ワニ保護区をそのオープン以来訪問した人の数は45000人ほどになります。「ワニ保護区では訪問者が近接してワニを観察できるほか、budaya tembaga ワニ種の養殖も行っています。この種のワニはその肉と皮のために捕獲されるため、自然界では減っています。」

河口 ワニ保護区(Estuarine Crocodile Sanctuary) : www.sarangbudaya.com.my   毎日9時から17時までオープン

(Intraasia注:Tanjung Langsat 港はジョーホールバルから東へ50km弱の地点にあるそうです、対岸はシンガポールです)

3月2日のマレーシア記事

【最低賃金制はいつ、どのように実施となるか】
政府は最低賃金制の実施に関して今月中に発表する予定です。人的資源省大臣よれば、最低賃金制に関しては、雇用者団体と被雇用者団体と政府の3者からなる会議で決定がなされたとのことです、「最低賃金制で例外扱いとなるのは、1つか2つの下位分野になるでしょう。これらの決定は政府だけでしたのではありません」

「仮に例外なく適用したら、20万ほどの零細雇用者は事業を止めざるを得なくなる、彼らは高賃金に耐えられないからです。」「零細企業とは、製造業では5人までの従業員を雇う企業、非製造業では10人までの従業員を雇う企業のことです。」
人的資源省は最低賃金制として月額RM 800から1,000を提案しています。

(Intraasia注:長年雇用者団体は最低賃金制に反対してきました。そこで果たして実施案がどのようになるか、そして何時から実施されるか興味あるところです。現実として都会で月収RM 1千以下は、ローンなしの自家保有者以外は相当厳しい暮らしになります)

【特定の自動車登録ナンバープレート番号には大きな人気がある】
(マレーシアでは自動車の登録ナンバープレートの記号・番号の内、人気ある記号・番号は入札で落とされます)
この4月末に登録が始まると、自動車ナンバープレート番号の入札価格で最高額が出そうです。その記号・番号は WWW です。運輸大臣が明らかにしたところでは、すでに多くの問い合わせが当局に来ているとのことです。WWW に対する関心が非常に高いので、入札の最高価格が生まれそうだと、大臣は語る、「WW W は World Wide Web の省略系にも解されるからです。」

これまでの最高入札価格は2010年に生まれた登録番号 MCA1 のRM 30万100でした。それまではトレンガヌ州での登録番号TAY1 のRM 24万でした。WWW については、クアラルンプールにある連邦直轄領道路交通庁で5月14日まで入札が行われるだろうとのことです。

自動車の登録ナンバープレート番号は4種に区分されています;数字の1から10までがプレミアクラスで、最低入札価格はRM 1万、次いで魅力的クラスで最低入札価格はRM 2千です。大衆クラスと通常クラスはRM 300と定めています。

(Intraasia注:W が付くのは、クアラルンプールでの登録を示します。2番目と3番目ABCがだんだん変化していきます。RM 30万だせばトヨタCamry が買えますね。プレート番号はその車の所有者の金力と権力を明示する手段の一つです)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 361.0 入手します。

(Intraasia注:つい今年の1月頃は4.0近かったのに、今月初めはすでに 3.6にまで下がりましたね)

3月1日のマレーシア記事

【マハティール元首相が在職時に当時のイスラエル首相に宛てて出した手紙が公表された】
マハティール元首相が在職に当時のイスラエル首相宛てに出した(マレーシアの公文書となる)手紙3通を、政府が公表しました。
外務大臣はこのことを説明する: パレスチナの人民が闘争とパレスチナ人に関してマレーシア政府は一貫した立場をもたないという、一部の人たちが訴えている非難を退けるために、この3通の手紙を公表した。この手紙では、イスラエルのパレスチナにへの無法行為に対してマレーシア政府が確固とした立場を取っていることを明瞭に示している。

外務大臣の声明における3通の手紙とは、マハティール元首相が1993年、1997年、1999年にそれぞれ当時のイスラエル首相宛てに出した手紙です。
ナジブ首相は2月下旬に既に、政府はこれらの手紙を公表するつもりだと言明していました。

外務大臣の声明: マレーシアは政策として、長年一貫してパレスチナ人民の闘争をそして独立したパレスチナ国を設立することを公的に支持してきた。手紙の内容は、イスラエルの無法行為に対する強く原則的な立場を反映している。マハティール元首相は当時、イスラエルを支持するなどとはこれらの手紙では決して表明していません。

(Intraasia注:少し前から話題になっていたことです。マハティール元首相自身が公表したいと語っていました。イスラム教を国教とするマレーシアの政府指導者がイスラエルを多少でも支持するような言や姿勢をとることはありえないでしょう)

【米国人女性歌手のコンサートが中止されたできごと】
米国人歌手の Erykah Badu は29日夜にクアラルンプール中心部にある KLCC会議展示場のホールでコンサートを開くことになっていました。しかし直前に英語紙トップのTThe Star が掲載した彼女の記事と写真において、肌に彫られた入れ墨の中にアラビア語の Allah の文字があることが露見しました。このため、彼女のコンサートは急遽中止されました。

コンサート主催者の地元会社は中止を確認し、切符を買ったファンに陳謝しました。「コンサートの許可は昨年12月に得ました。新聞に写真が載るまで何ら問題は起きなかった。」 なお肌に入れ墨のある彼女の写真は、Badu マレーシアにおけるレコード会社Universal Music が配布したものとのことです。

コンサート中止を指示した情報・コミュニケーション・文化省の大臣は語る、「コンサートの中止を提言した。もしコンサートが開かれたら、警察によれば社会的騒動になりかねない可能性があったことでしょう。イスラム教の敏感な点から問題に発展したかもしれない。」 「Baduの肌に彫られたアラビア語の文字とそれを隠していないことは、イスラム教への冒涜であり、重大なことです。」 コンサート中止の決定はナジブ内閣の支持も得ていました。

一方写真を掲載したThe Star は紙面でムスリムに対して陳謝を繰り返し、写真掲載の紙面を担当した編集責任者2人を即時且つ無期限停職の措置を取りました。

(Intraasia注:Erykah Badu というのがどういう歌手か全く知りません。ただこの種の宗教事に無知であり且つアメリカ思考と行動が世界のどこでも許されると思い込んでいる、典型的な米国人であることは間違いないでしょう。良い悪いではなく、アメリカ思考と行動は決して世界の基準ではないということであり、マレーシアのムスリム界はイスラム教関連では決して妥協はしないという例ですね)

【マレーシア航空は2011年決算で歴史的な巨額赤字を記録】
マレーシア航空は、2011年12月末に終わる2011年度決算を発表しました。純損失額がRM 25億にもなるというショッキングな内容であり、同社歴史で最大の損失額です。売り上げ高は対前年比 2%増えましたが、支出増大のため巨額の赤字になりました。2010年の決算ではRM 2億3千万の黒字でした

マレーシア航空の最高経営責任者は語る、「マレーシア航空は危機です。」 マレーシア航空株1株あたり、RM 0.75 の損失になります。

【Proton 社も赤字決算だった】
国産自動車会社Proton の持ち株会社は2011年12月末に終わる2011年度第3四半期決算で、純損失RM 8800万を記録しました。売上高も前期より減ってRM 14億でした。
これで2011年度の9ヶ月間の決算状況は純損失RM 6800万になります。売り上げ高も落ちてRM 59億です。Proton 社は昨年決定したように DRB-Hicom グループ翼下に入ることになっています。

(Intraasia注:厳しい状況と見通しは前々から情報として明らかにされていたマレーシア航空とプロトン社です。それにしてもマレーシア航空の赤字は尋常ではない額です。マレーシア航空は立ち直るのかなと思いますね。)



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