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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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5月31日のマレーシア記事

【バクン水力発電量の4分の3はすでに購買者を確保した】
サラワク州の超巨大水力発電プロジェクトであるバクン水力発電は、その一定した発電能力の75%を固定利用者に売却できたと、Sarawak Energy Bhd が発表しました。

Bakun ダムがフル稼働する来年になると、一定発電量が 1771メガワットになる予定です、上流にある Murunダムは2014年には同様に 635メガワットになる予定です。 Murunダムは現時点で60%の完成との事です。

 (経済開発特区である)サラワク州再生可能エネルギー回廊に投資する企業が バクンプロジェクトから電力を購買することになります。サラワク州再生可能エネルギー回廊に初期に投資した企業である Tokuyama Malaysia はSarawak Energy Bhdの子会社と電力購買契約を締結しました。 10年間に渡って140メガワットの電力量を購入します。すでに長期間の電力購買契約を結んだ企業には、OM Malaysia, Press Metal , Asia Mineral などがある。Press Metal社のアルミ精錬の商業生産は来月開始します。

また別の巨大水力発電プロジェクトである Baram ダムに関して、サラワク州州首相は語る、「Baram 地方のコミュニティーリーダーらはダム開発を歓迎すると言っている」 ただ一部のリーダーらは反対しています。「最終的な決定は、社会環境影響評価の後に行います。」とSarawak Energy Bhd は述べている。 Baram ダムの発電能力は1000メガワットです。

(Intraasia 注:半島部全体に匹敵するほど広い面積を持つサラワク州ならではの巨大開発です。その多くが水力発電なので当然環境への影響はおき、移転させられる先住民族が少なからず出てくる。そこで内外とりわけ外国の環境や人権団体などはずっと批判してきました、しかし開発を進めるサラワク州政府は先進国の一部人たちの勝手な押し付け論理は受け入れない、調査は十分してから開発していると反論し続けてきました)

【 AirAsia の広告 Konnichiwa  Japan !】
全く新しい航空会社がもうすぐ飛び立ちます。
羽田空港、東京へ飛んで行き、そして私たちの新しい日本国内の行き先へ接続することができます: 成田空港から 札幌、福岡、沖縄へ

予約購入期間: 5月31日から6月3日まで、 飛行する期間: 2012年の8月28日から11月28日
・成田空港からの全て込みの片道運賃(運賃と燃油追加料と空港税)
福岡行き: RM 0.20から、 沖縄行き;RM 0.20から、 札幌行き; RM 0.20から
・クアラルンプール-羽田空港までの全て込みの片道運賃(運賃と燃油追加料と空港税)
: RM 399から、 2012年6月23日からは1週間に7便となります。

(Intraasia 注; エアアジアが主としてマレーシア人対象に出した全面広告です。ですから当然リンギット 表示です。 最低料金で提供されるのはいつも数が限定されているので、最低料金を得た人はかなり幸運な人でしょうが、RM 0.20から というのは十分に興味を抱かせる料金ですね。 エアアジアがビジネスを始めて 4, 5年間ぐらい、つまり2000年代の前半から中頃まではこの種のめちゃ安表示広告を頻発したものです。当時は全て込み表示ではなかったので、KL-ペナンまで運賃RM 1.99 といったものです、ただ空港税などを全て入れてもRM 20に至らないので、バスより安いという驚異的な料金でした。 ところでマレーシア人を含めて東京を訪れる外国人が羽田から成田までをどう上手に移動するかみものですな)

【AirAsia 本社をインドネシアへ移すことはありない】
AirAsia グループの最高経営責任者はエアアジアの本社はマレーシアから他国へ移すことはない、と改めて言明しました。先にAirAsia は東南アジア地区本部をインドネシアに設立しているが、それは巨大なインドネシア市場を開発するためであるということです。

「私はマレーシア人です。AirAsia は真のマレーシアブランドです。どうして本社を他国へ移せましょうか?」 「東南アジア地区本部をインドネシアに設立したのは純粋にビジネス上のことです。」 と最高経営責任者はエアアジア・ジャパンの開始に合わせて訪れた東京で語りました。成田空港を本拠地とするエアアジア・ジャパンはAirAsia が49%、全日空が51%を保有する合弁会社です。

「AirAsia は野心を持って拡大しています。次なる地域ハブとして、中国、韓国、ロシアを狙っています。」
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5月30日のマレーシア記事

【ペナン州の自治体は外国人労働者に清潔と衛生について訓話したい】
ペナン州本土側であるSeberang Prai 自治体は工場で働く外国人労働者らと話し合いを持って、彼らの住居地とその周囲における清潔さと衛生を大事にするようにと伝えることにします。
自治体評議会の議長は語る、「我が自治体には住民から数多くの苦情が寄せられており、それは外国人労働者が清潔さをないがしろにしていることです。とりわけ住宅に住んでいる外国人労働者です。」 

「Seberang Prai 自治体はマレーシア製造業者連合ペナン州支部と緊密に連絡を取って、スブランプライの工場を訪問し、清潔と衛生に関して一連の話し合いをもちます。」 「工場の休憩時間には衛生に関する展示とお話も開催します。」 「そこで我々の意をきちんと伝えてくれる説得力ある通訳が得られるよう工場の経営陣の協力をあおぎたい。外国人労働者はいくつもの国から来ており、民族的背景も違うからです。」

「Seberang Prai 自治体は、多くの工場がその外国人労働者のための適当な住居探しに困っていることも検討にいれます。」 「工場側は住宅地の家々を賃借したり買ったりして、それを外国人労働者の寄宿舎にしている。というのは本当の寄宿舎はまず得られないからです。」 「新しい工業計画には労働者の寄宿舎も含めるのが理想的です。」

「我々は住民には環境をきれいに保つようにいつも啓発しているが、外国人労働者にもそのめっサージを伝えるのを忘れてはいけません。」

(Intraasia 注:この30年の間に東南アジアを広範囲に訪れているイントラアアジアですから、彼らがそれぞれ自国で当然としていた清潔と衛生度を保つ意識の大きな違いはもちろん知っています、しかし住民として日常的に接する時、その違いの差が不満になるのです。この記事の内容は実感を伴ってよくわかりますな)

【マレーシア日本国際工科学院の正式オープン式】
(クアラルンプールのSemarak 通りに マレーシア工科大学のクアラルンプール国際キャンパスがあります。このキャンパス内に今年2月に、日本式大学教育を柱にして円借款で建設された高等教育機関 Malaysia - Japan International Institute of Technology の建物があります。当サイト・ブログの2月29日付けの記事を参照してください。仮称としてマレーシア日本国際工科学院としておきます)
6月1日にこのMalaysia - Japan International Institute of Technology の公式オープン式が、ナジブ首相の出席の下で行われます。

2010年にナジブ首相が東京を訪れた際、長い間懸案となっていたこの高等教育機関の設立プロジェクトの要請も行いました、その時の首相が鳩山氏であり、要請に同意をしました。そこで日本政府はMalaysia - Japan International Institute of Technology の公式オープンに代表出席者として元首相を派遣してきました。このプロジェクトを骨折った元駐マレーシア日本大使もマレーシアを訪れます。

この Malaysia - Japan International Institute of Technology のことを発案したのはマハティール元首相で、2001年のことでした。マレーシアに日本式の高等教育を紹介するというものでした。

 Malaysia - Japan International Institute of Technology は円借款RM 2億4800万で建設され、2011年9月に最初の学生96人が入学しました。現在は2つの課程があるとのことで、日本の24の大学がコンソーシアムを組んでこの高等教育機関を支えていきます。 将来的には、卒業したマレーシア人学生は日本へ実務研修を受けに送られることになるとのことです。

(Intraasia注: 日本の援助建設に関してはあまり細かに追わないイントラアジアですが、この学院に関しては、2月にキャンパス内にまで入って写真を撮りました。大学のある場所はそれほど便利とはいえないけど、クアラルンプール内にあるし、校舎も立派ですね。みんなのマレーシア写真アルバム をクリックしてご覧ください。 この学院の背景にあるのはやはりマハティール元首相のイニシアティブですね。ナジブ首相はその思考・行動スタイルから日本には大して興味を示さない政治家ですから、彼が今後似たようなことを発案するようなことはないでしょう)

【ペトロナスツインタワーの入場料金】
(クアラルンプールのKLCC地区にあるペトロナスツインタワーでは、一般訪問者が塔と塔をつなぐ展望ブリッジを訪れることができるうようにしています)
ペトロナスツインタワーへの入場料は従来と変わらず: 身分証明書 MyKad 保有者は RM 25、 外国人のようにMyKad を保有していない人はRM 12です。
一方 ペトロナスツインタワーのVisit Operations の金が改定されます。 6月1日からの新料金:身分証明書 MyKad 保有者は RM 60、 外国人のうようにMyKad を保有していない人はRM 80
オープン時間:月曜日を除く 週6日間 9時から21時まで。

5月29日のマレーシア記事

【国の負債総額について首相は約束する】
政府は常に、国の負債総額の上限を国内総生産高(GDP)の 55%を超えないようにしている、とナジブ首相が言明しました。

「これは国の財政を運営していく上での政府の慎重な戦略の一つです。さらなる成長を確実にするべく、国の財政赤字を減らすための手段をとっています。」 と”投資マレーシア会議”で財務大臣を兼務するナジブ首相は語る。「2011年の国の財政赤字は国内総生産高(GDP)の 4.8% でした。」

変化の早い資本市場で競争力と能力を築きあげるために、首相は5つのイニシアティブを発表しました、「このイニシアティブの下で、マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia)に新しい基金を設立させることにした。これには産業界の主な関係者から構成され、マレーシア市場における成長のギャップに取り組むことになる。とりわけ中小企業と市場の革新と才能持つ人たちを開発していくことに焦点をあてます。」

【豪華長距離バスの運行会社はバスターミナルではなく独自の運行基点を好む】
豪華な車輌を使用して長距離バス路線を運行しているバス会社の中には、クアラルンプール市内のそれぞれ特定の場所を運行基点にしている会社がいくつかあります。
Bandar Tasik Selatan地区に2011年に新規建設された、半島部南部方面中長距離バスターミナル TBS-BTSは以来1年半近く営業をしています。しかしこれらの高級長距離バスの路線運行会社は新しいバスターミナルへ移転しませんでした。

そこで公共陸上交通庁(SPAD)はこれらのバス運行会社に通知を送って、5日間以内にTBS-BTS ターミナルへ移転するように指示しました。
クアラルンプール-シンガポール運行しているAerolineバスの最高経営責任者は語る、「公共陸上交通庁(SPAD)がどうしてこういう包括的な指示を出したのか理解できない。我が社はクアラルンプールのアンパン通りにあるホテルを運行基点としてすでに10年以上運行しているのです。我が社のバス運行は通常の長距離バス会社とは違い、ニッチな人たちを対象としています。こういう人たちはバスターミナルへ行くことを好みません。」
Aerolineバスはさらに、 Bandar Utama 及び Banddar Sunway にあるショッピングセンターを運行基点とした路線も運行しています。

そのほかの豪華車輌バスでの長距離路線運行バス会社には、Five Stars, Firstcoach, Odyssey, Transtar、 Nice があり、各社がそれぞれの運行基点を持っています。そういう会社からの反応は、半島部南部方面中長距離バスターミナル TBS-BTSへの移転はしたくないというものでした。

(Intraasia注:こういう豪華車輌での長距離路線運行バス会社はシンガポール路線がその主たる路線であり、次いでペナン路線も加えている会社もある。 ニッチ客はバスターミナルを好まない、ホテルやショッピングセンター発が便利で良い、という理由もあげていますね。半島部南部方面中長距離バスターミナル TBS-BTSに関してはイントラアジアのホームページで詳細に載せていますよ)

付録:マレーシアマスコミに掲載された日本関係の外報記事の全文引用

この場に載せるのは相応しくないので、別の場所であるイントラアジアのゲストブックに載せました。
趣旨はそこにも書きましたように、「引用した記事内容にイントラアジアが大いに同感または読者にお勧めしたいから、このゲストブックに載せるのではありません。」  「こういう意図された内容で、記事組み立て調子で、外報記事が世界に配信されている、ということを日本人の皆さんに知っていただきたいからです。日本国内で報道される日本語記事がそのまま訳されて配信されることは極少ないのです。」  

ゲストブック兼 Intraasiaからのお知らせと雑記 をクリックしてください、別ページで開きます。

5月28日のマレーシア記事

【入出国カードを廃止する、しかし公式サイトには何のお知らせも出さない】
国境検問所で外国人が記入した入出国カード(様式 IMM.26) を提出することに関して、これまで多くの困惑が起きていましたが、政府はこの入出国カード(様式 IMM.26) を来月から廃止することを決めました。これについて歓迎の声が出ています。

シンガポールとの国境であるCauseway と第2海峡橋ではこのところ入出国カードの在庫切れがでていました。このためジョーホールバルにあるシンガポール領事館には多くの問い合わせが届きました。「マレーシアに入国するシンガポール人と外国人は様式 IMM.26に記入するように言われる時とそうしなくてもよいと言われる時もある、そこで困惑が起きて我々のところに問い合わしてきます。」 と領事館員。

内務省は先週発表した声明で、出入国管理庁(Imigresen) が生体測定記録システムを導入したことで入出国カード(様式 IMM.26) はもう必要なくなる、と言明しました。このシステムでは、国家実施記録システムNERS を使って外国人のデータを記録します。
この国家実施記録システムNERSは2011年7月に導入されました、これはマレーシア入国の外国人旅行者のデータを記録するという観光省が必要とする要件を満たしています。

(Intraasia 注:イントラアジアはこの件をホームページで何回か書き、その中で背景を推測し不満も表明しました。 Imigresen の上部官庁である内務省は立派なホームページを運営しているのにこういう情報を流さない、空港の検問所ではお知らせすら掲示していない、といった昔ながらの体質が変わっていないことです。LCCターミナルでは昨年終わりごろからすでに入出国カード葉は庫切れという理由付けで使われていなかった、しかしある時は復活したかもしれない。全ては、情報を一般に公表せずに行う Imigresen の態度が外国人に困惑を生む根本原因です。Imigresen ページ //www.imi.gov.my を今見ましたが、この決定はやはり載っていませんなあ。)

【法改正でRela に起きる変化】
Rela と呼ばれる志願制自衛團(自警団)の改正法である Rela 2012年法案はすでに4月に国会で可決されたことを受けて、6月22日には法として施行されます。
新法における Rela の新しい規定では、Rela 隊員の権力乱用と偽のRela隊員を防ぐことを狙いにしています、隊員に登録できる年齢を 18歳以上に定め、任命期間を5年にしています。Rela隊員は逮捕権がなくなり、銃器を携帯することができなくなります。

Rela隊員を騙った者は有罪となれば 最高3年までの懲役に処せられる、または最大RM 5千の罰金、またはその両方です。Rela隊員でなくなった者は、14日以内に制服と証明書を返却する義務がある。現在はこの義務はありません。有罪となれば、上記と同じ罰則です。
5年間の隊員期間が終わると、権限を持った仕官がそれを更新するかを決めます。現在のRela隊員になれる年齢は男子が17歳で女子が16歳です。

2012年3月末時点における Rela 自衛團の隊員数は 2,924,065 人です。

副内務大臣は言う、「新法によって、偽のRela隊員が関わる犯罪をへらすことができる。」
(例えば) 2006年ペナン州で 偽のRela隊員の一群がRM 4700万相当のマイクロチップを倉庫から運び出した(当時大きな)事件が起こりました。

華人政党馬華公会の(有名な)公共苦情サービス部の長はRela 制服返還規定について語る、「制服を悪用しようとする者は、Rela制服など店舗やインターネット上で簡単に買うことができる。だからこの規定はあまり有効ではない。取り締まり官庁の制服、身の回り品、階級章まで販売しているショップは一杯ある。」 「この種の制服類を厳しく取り締まることをして、この問題は取り組むことができる。」

Rela (自衛團)長官は、「内務省がこの新法と関連法に関して公式の発表をすることになっている。」と言いました。

(Intraasia 注:マレーシアには軍隊でも警察組織でもない、治安維持組織があり、それが Rela 志願制自衛團です。隊員数をみればいかに多人数かがわかります、国民10人に1人となる。Rela はその出生由縁のせいでしょう、軍隊的なイメージを持っていますね。イントラアジアもこの種の制服が飾ってある店がいくつもあることを知っています)



5月27日のマレーシア記事

【公務員の6割は自分の住宅を買えないと組合】
(全国の公務員の労働組合である)Cuepacs が主張しています、公務員の約 60%、とりわけ月収RM 3千以下のクアラルンプール圏で働く公務員は、依然として自分の家を買うことができない。

組合の幹部は言う、「政府が問題解決に向けて構想を示さない限り、この問題はずっと長く続くことでしょう。例えば、住宅ローンの利率を1%以下に下げるとか収入を増やすといったことです。」 「公務員レベルの給料でできるのは、貧困者住宅プログラム(PPRT) 下にある低コスト住宅を賃借するか購入するぐらいだということは、否定できない。」 「組合は全国の自家を保有していない公務員を特定する行動にすでにかかっています。」

「公務員の給与と手当て体系を見直すための特別委員会の設置を政府は急ぐべきです。」 この委員会については3月にナジブ首相が発表していました。

(Intraasia注:マレーシアには国家公務員と地方公務員の区別はなく、公務員数は全国で110万人前後になります。組合は全国組織である Cuepacs が唯一のはずです。)

【KLのブキットビンタンのポルタルができた】
クアラルンプール中心部の有名地である ブキットビンタン街のインターネットポルタルができました。アドレスはwww.bukitbintang.com/en/

ポルタルを立ち上げた人は、ブキットビンタン街とKLCC地区でビジネスをしている人たちを世界と結び付けたい、と語る。「旅行者にはいろんな情報を提供し、ショッピングもでき、ホテルなどの予約もできるようになる。不動産を掲示することもします」
「このドメイン名を8年間保っていました、当時有名にしようとしましたが、成功しませんでした。フェイスブックのようなソーシャルメディアが人気を得ているので、立ち上げるならいまだと思った。」 「その他のインターネット上有力パートナーと協力していくことを考えています。」

(Intraasia 注:旅行者はこういうポルタルを上手に利用すれば大いに役立つのではないでしょうか。この種のポルタルは、質は問わないとして、個人の情報発信力ではとてもかなわない情報量ですな。 ブキットンビンタンは歩いていける距離なのでイントラアジアには大いに馴染みのある場所であり、長年その大きな変遷も見てきました。ところで、そのポルタルに出てくる Upin & Ipin というアニメはマレーシアのオリジナルアニメですよ。)

【マレーシア首相に就く民族に関して】
長年PAS党の精神的指導者でもあるクランタン州首相は州PAS党の指導者会議を開いた後の記者会見で言う、「わが国の首相には、ムスリムだけでなくどの民族の人でも成れます。仮に非マレー人が首相になってもかまわないが、マレーシアの国民の多数派はムスリムであるから、首相にムスリムが就くのは自然なことです。」

(Intraasia 注:クランタン州はPAS党が長年州政権を握っており、その中心にいるのが、マレーシア政界では極めて有名なこの人物です。 国民に占めるムスリムの割合は65%ぐらい。時に首相の出身民族の可能性が話題になりますが、非マレー人が就くというのは非現実的なことは誰だってわかっているはずです)

5月26日のマレーシア記事

【ペナン島での住宅デベロッパーに課す義務的条件】
ペナン島で土地 1エーカー(約0.4ヘクタールまたは4千平米) あたり78軒分の住宅を建築するデベロッパーは、その開発プロジェクトの 15%を 1軒の価格 RM 20から30万の住宅に割り当てなければならないことになりました。 これまでの義務割り当ては 10%でしたので5%増えたことになります。

ペナン自治体評議会の評議会会合が終わった後、1人の評議員が説明して、「これは、デベロッパーが建設する住宅数をより増やすことができることになり、従ってもっと取得しやすい住宅を建築するという州政府の構想から生まれたものです。」 「この比率で土地を開発するデベロッパーはさらに次のようにしなければなりません、その開発プロジェクトの 5%を1軒価格 RM 20万以下の住宅に割り当てる、また別の 5%を1軒価格 RM 30から50万RM の住宅に割り当てる、」

(Intraasia 注:長い間マレーシアの住宅デベロッパーに義務付けられいたのが、住宅開発の際 5% を低所得者層向けの低コスト住宅建設に回すという条件でした。当時低コスト住宅は確かRM 5万以下でした。近年この条件にかなり変更が加えられたようです。 このペナン自治体評議会の定めた規則はその流れにあるといえます)

【首都圏の電力消費量が増えている】

4月から続く乾いた暑い天候で、クアラルンプール圏での電力消費量がこの2週間多いに増えていると、電力会社Tenaga Nasional Berhad が明らかにしています。近年の傾向は5月に最大消費量に達するということです。 2010 年5月は 15,072 メガワット (MW)、2011年5月は15,476メガワット (MW)でした。増大する電力需要の背景には、これ以外に工場やビルや住宅の増加です。

【巨大クルーズ船用の桟橋とターミナルがあるポートクラン】

スランゴール州のポートクランにあるフェリーターミナルに世界最大のクルーズ船 Voyager of the Seas が初めて寄航しました。船にはクルーズ客 3千人が乗っており、その内70%はマレーシアを初めて訪れるという欧米人です。一部の乗客はクアラルンプールなどの観光に出かけます。
同クルーズ船は東南アジアクルーズの一環として、ポートクランに寄航しました。

(Intraasia注:KTMコミューター電車のポートクラン駅から至近にあるフェリー乗り場ではありません、クルーズ用桟橋はそこからはるか離れた地点にある)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 390.0 入手します。  
銀行で現金両替するレート:  US$ 100は RM 309.0 ;  S$ 100 は RM 242.8

(Intraasia注:円に対してだけでなく、米ドル、シンガポールドルに対してもリンギットは幾分安となった)

5月25日のマレーシア記事

【自動車ナンバープレート記号番号史上で最高額の落札結果となった WWW シリーズ】
(当サイトでも数回掲載した、社会的に話題を呼んでいた) クアラルンプール登録の自動車ナンバープレート記号番号における"WWW" シリーズの入札結果が陸上交通庁から発表されました。
(新しい記号シリーズである) WWW を付けた数字の1 に対する入札で落札された金額は、ナンバープレート登録史上最高となる RM 52万でした。

この落札金額は、2010年に "MAC 1" で落札された金額RM 30万100を上回ります。さらにWWW シリーズでは13種類の数字(13個のナンバープレート)に対する落札金額の合計がRM 100万を超えるという、これまでに例を見ない高額で終わりました、その内 3種類の番号はそれぞれがRM 30万で落札されました。入札の数が最も多かった組み合わせは WWW 333 で、84人から入札がありました、総入札数は 18243です。

運輸大臣によれば、WWWシリーズでの落札金額の合計はRM 1100万になるだろうとのことです。「WWW シリーズで登録される番号 9999種(1から9999)のなかで、入札があったのは4908種の番号です。」

(Intraasia 注:トヨタ車の高級車である Toyota Camry 2.5V 4ドアセダンが価格 RM 18万3千です、これと比較してください)

【エアアジアの2012年第1四半期決算は好調】
AirAsia Bhd の2012年第一四半期の財務結果が発表されました、この3月末締め四半期決算では、純利益はRM 1億7200万で対前年同期比で約 10%の伸びです。売上高は10.9%増えて RM 11億7千万でした、これには乗客数の増加が寄与しました。

同期の営業利益は4%増の RM 1億6790万でした。 乗客数は12%の増加、平均運賃は昨年の RM 164から RM 177に増えました。
乗客1人あたりの付随収入は前年と変わらずRM 40、座席利用率も前年と変わらず 80%です。
乗客総数は 542万人から606万に増え、利用できる座席km あたりの収入 16.92セント、利用できる座席km あたりの費用は 13.44セント。

AirAsia グループ最高経営責任者は説明する、「またもや営業純利益で 4%増を達成した、この素晴らしい業績は我々の弾力的なビジネスモデルを示すものです。」 「AirAsia は、もうすぐタイ株式市場で上場することになっている系列会社 Thai AirAsia から RM 230万を持分会計にすることができる。」

エアアジアグループの現金持ち高は3月末時点で RM 1億あります、昨年12月末はRM 5億でした。 総負債額はRM 75億、現金バランスを差し引いた純負債額はRM 54億になります。純ギアリングレシオは 1.26です。

【半島部北部州ではバナナ葉の供給は十分だ】
皿として用いるバナナの葉が不足していることから、いくつかの州のインド料理レストラン・食堂は紙製バナナ葉をすでに取り入れています。

マレーシアインドレストラン協会の幹部は言う、「我々は節約するために紙製バナナ葉を用いているのではない。半島部北部州ではバナナ葉の供給は十分ある。それでも紙製バナナ葉を店には準備しているのは、万が一バナナ葉が品切れになった場合に備えてです。 バナナ葉の価格は1枚 50セントです。」 「私の店では1日にバナナの葉を千枚から2千枚使う。」

(Intraasia 注:国内を旅すると、バナナの木は農園以外にもあちこちに植わっており、農家などの軒先、田舎の道端などで見かける。そういうバナナの木の葉はレストラン用には採取されないのでしょうね)

5月24日のマレーシア記事

【2012年第一四半期の経済成長率】
マレーシアの2012年第一四半期の経済成長率が中央銀行 Bank Negaraから発表され、4.7% でした。2011年第四四半期の 5.2%から多少落ちました。
Bank Negara の説明では、国内需要は依然として堅調であり、民間と公共の双方の経済活動がこれを支えている、輸出はやや軟調でした。

経常収支での黒字幅は少し狭まったが、それでもRM 181億もあります。これは国民総所得の 8.4%にあたります。

【ジョーホール州で野生象を撃ち殺した者を起訴すべきだ】
ジョーホール州の Labis 地方にある森林保護区付近で21日、1匹のメスの野生象が腹部を撃たれて死んでいるのを、Kampung Punan 村民が見つけました。

ジョーホール州幹部は言う、「この事件に関して州野生動物庁のきちんとした報告書を待っている。 保護動物である象を撃ち殺すのは残虐であり違法行為でもある、」 「州政府は、当局が加害者を起訴することを望んでいます。」
「象が栽培作物に邪魔であれば、野生動物庁に連絡してその象を移動させるべきです。これまでそういう野生象を Bekok, Labis、 Jemaluan から他所にある象の聖域に成功裏に移動させてきた。」 「州政府は州内のいくつかの場所で電気ショックフェンスを設置して、象がプランテーション農園内に入ってこないようにしている。」

州の野生動物と国立公園庁の幹部は説明する、「現在象の死を調査中です。撃ち傷がありました、サンプルを取って試験に回しました」

(Intraasia注:半島部でもボルネオ島部でも広範囲なプランテーション農園開発によって、野生動物はその棲みかを狭められてきた、そして人間または農園との遭遇が頻繁に起こるようになった。作物を荒らす野生動物は人間側にとって邪魔であり且つ危険でもある。そこで象やトラを殺す例があることはこれまで数多く報道されてきた。この記事はその一例です。野生動物と国立公園庁当局はそういう象を捕まえてタマンヌガラあたりへ移動させる努力もしてきました。 飼い慣らした象を使って野生象をおびきよせる、そして足を固定されたその象を飼い慣らし象といっしょにタマンヌガラまで移動させるそうです。この仕事に関わった知人に昔話を聞いたことがあります、相当な骨折り仕事で危険も伴うそうです。)

【各新聞の日販売部数】
国内での新聞雑誌の実売部数を監査する機構 ABC の発表データからです。2011年7月から12月の半期におけるデータ。
英語紙の月曜から土曜までの日販売部数: The Star は前年比 3%の増加で 287,204部、New Straits Times は7%減って 94,661 部。 無料配布の The Sunは30万部。

マレーシア語紙の月曜から土曜までの日販売部数: Kosmo は11%伸びて 208,331部。 Utusan Malaysia は1% 増えて 172,859 部。 Berita Harian は15%減って 126,777 部、 Harian Metro は 5% 落ちて 386,742部。4紙で約90万部。

華語紙の月曜から日曜の日販売部数:星洲日報は微増で 406297部、 中国報は微減で 238106部、 光明日報は5%減の 112181部、東方日報 はほぼ変わらず 105924部。4紙で約86万部。

(Intraasia注:当然ながらマレーシアで日販売部数が100万部を超えるような新聞はありえません。 マレーシア語紙と英語紙は昔から日曜版だけは別発行という形です、その理由はよくわかりませんが、発行社も編集部もいっしょなのに発行免許も別だてです。日曜日は平日よりも販売部数が、1割ぐらい増えます。 ABC監査の対象になっていない新聞も各語紙とも1,2つありますが、大勢に影響はありません。華人人口は人口の4分の1という比率をみれば、華語紙の多部数さがわかります。星洲日報などは毎日朝刊版と夜版を発行しているように、英語紙とマレーシア語紙を凌駕する発行力です。英語紙の読者層は特定民族jに偏りません。この際イントラアジアの悩みを書けば、言語紙によって論調、扱いが違うのでマレーシアでニュースを追うのはまこと手間がかかります、だから3言語紙をカバーするのは非常に難しい)

5月23日のマレーシア記事

【珍しい名前は先住民族の伝統と文化慣習を表現している】
(サラワク州で最近話題にされた) 珍しい名前の持ち主がけなされたり、幽霊有権者だと非難された、とサラワク州のサラワク州出身の副大臣が憤慨しています。そういう名前の正当性を疑問視した野党陣営を批判して副大臣は言う、「彼らは選挙制度を批判する手段が尽きたと見える。野党陣営は明らかにこういう名前の人を侮辱しており、人々の文化や慣習に敬意を払っていない」

選挙委員会を揶揄する人たちが、動物、野菜、その他変わったものを名前にした人たちが 1280万人を数える有権者名簿に載っていることをからかっているという記事が最近ありました。しかしその後、そういう名前が実在の有権者であることが明らかになりました: 例えば、Timun (きゅうり), Kangkung (野菜のカンコン), Harimau (虎), Kuda (馬), S (文字のエス)

「これらの名前はユニークで珍しい、なぜならそういう人たちの名前は長く続く文化と伝統から生まれたからです。とりわけ半島部のオランアスリ及びサバ州とサラワク州の先住民族の間でそうなのです。」 「何も奇妙ではない。とりわけイバン族やビダユ族のような先住民族コミュニティー出身であればだ。」 「例えば私の名前 ‘Entulu’は極めて珍しい名だ、しかし私と両親にとっては素晴らしい名だ。」

【マレーシア航空が従業員に自主的な一時離職を提案している】
経費節減のため、マレーシア航空は従業員に対して無給休職を提案しました。従業員はこの2年の間に競合会社以外の企業に求職活動をすることができます。

終身雇用形態の従業員に適用されるこの自主的離職プログラムには、6月末までに応募する必要があります。「会社が承認する条件の下、他企業で職を見つけた者でも依然としてマレーシア航空及びMAS ウイングズでの旅行恩恵が得られます。」 とマレーシア航空人事部門の長が返答しています。
この恩恵は、スタンバイ優遇旅行、マレーシア航空指定医院や国立病院での医療補助などです。

マレーシア航空が自主的離職プログラムを提案したことはこれまでにもありました。「会社は具体的に何人を狙っているということはない。」
マレーシア航空は最近の複数の四半期は赤字であり、リストラムードです。従業員数2万人は現在の企業状況では人員余剰だと言われています。それでもマレーシア航空は種種の理由から人員削減をできていません。
他国の航空会社でも最近人員削減を行っています、例えばLufthansa、Qantas、Singapore Airlinesなどです。

マレーシア航空人事部門の長によれば、「2年間の離職期間が終わった従業員はまたマレーシア航空に復職することができます。」 「復職した従業員には、可能であれば前職に戻ることもできます、または同じ職位にある別の仕事に就くことになる。」

(Intraasia注:以前の記事でイントラアジアはマレーシア航空をマラヤ鉄道と似たような企業体質だと評しました。こういうニュースを知るとまさにその感を強くします。通常の民間企業ではまず考えられない待遇ですね)

5月22日のマレーシア記事

【インターネットカフェに対する、スランゴール州の新指針】
スランゴール州は州内のインターネットカフェの営業時間を深夜で自動的に終わらせるべく、”知らされない”ソフトウエアを州政府が導入することになります。

州政府の地方自治体委員会議長は説明する、「健全なインターネットカフェ2012年という指針の下で新しいシステムを導入します。」 「インターネットカフェ業者はこのソフトを入手する必要があります。そしてインストールしたソフトウエアによって、インターネットカフェの客は端末からログインする際はいつも電子署名をしなければならなくなる。署名する際には身分証明書Mykad も必要です」 「12歳以下の子どもは身分証で署名する必要がある、使っている端末は午後10時で自動的にスイッチが切れる。親の付き添いのない子どもが夜遅くまでうろついていないようにするためです。」

「こうしたことで、悪い奴らがインターネットカフェを犯罪に使うことを妨げるのに役立つ。」 「州の評議会はこの新しい指針を承認したので、実施は来月からとなります。」 「州内の12の自治体当局全てに健全なインターネットカフェ2012年という指針を通知します。」 「現存のインターネットカフェは1年以内に指針に沿った形になる必要があります。」 「これによって、2006年に施行した新しいインターネットカフェ開業免許発行の一時中止は取り下げることになる。」 「開業免許発行中止は州内で違法インター^ネットカフェの増加を招いてきました。発行停止は解決策になりません。」 「開業しようとする人たちはこの指針を守らねばなりません。」

「このソフトウエアのインストール義務のほかに、店のオーナーが守るべき事はあり、例えば店内をパネルなどで仕切っては名いけません。入り口から全体が見渡せることです。店内を明るくしなさい」 「閉店時間は深夜12時という規則は変えません。ただし旅行者が多い場所では自治体が1時間遅く閉店することを認めます。」 「外国人がインターネットカフェを利用する時は、パスポート提示が必要となります」

(Intraasia注:マレーシアのインターネットカフェはそもそもゲーセンの流れを引いているので、非法・違法行為は当初からごく当たり前でした。具体的にはギャンブル活動であり、ネット時代になってからはアダルトサイトの閲覧が加わった。免許を得た店と免許のない非合法な店とどちらの数が多いかわからないくらいでしょう。要するにマレーシア社会でよくある現実、単に禁止しても実効性は薄いということです。その新ソフトウエアがどれくらい機能するかみものですな。どんなソフトウエアでもその機能を妨げる、変更してしまうことは可能でしょうからね)

【バンギ地方に大きなタウンシップ開発計画を発表した有名なデベロッパー】
(有名なデベロッパーの1つである) Mah Sing Group Bhd はスランゴール州のBangi 地方に近い地に 412エーカー( 1. 667平方キロ)の土地を取得したことで、その地に混合タウンシップを計画しています。同社はこの土地取得にRM 3億3千万を支払ったとのことです。全体の内 408エーカーが永代土地(永久地契)です。(1エーカーは 4047平米です)

同社はプロジェクト Southville Cityの下で、17500人が住むことになる住宅開発を行います。このタウンシップは守衛所と道路遮断機を設けた形になり、2階建てリンクハウスが主体であり、住宅価格は 1軒 RM 53万からとなります。建設する住宅の70%は1軒の価格がRM 100万以下の予定です。将来の総開発価値はRM 50億になるでしょう。

プロジェクトの場所は、南北縦断ハイウエーに沿った場所で、マレーシア国民大学から3.2km, Sony の工場から2.6km離れた位置です。 プロジェクトの住宅地にハイウエーから直接行けるように、Mah Sing Group Bhd は新しくインターチェンジ料金所を作ることを計画しています。 なお現在の Bangi インターチェンジから2.5km離れています

Mah Sing groupの社長は語る、「プロジェクト Southville City は非常に興味を呼ぶ開発になります。住宅と商業地からなる混合開発を提供します。」 このタウンシップへはPutrajayaインターチェンジからのアクセスもできるような計画もあります。

Mah Sing groupのこれまでの主なタウンシップ開発は、Meru-Shah Alamの Aman Perdana township 、Rawang での M Residence、Puchongでの Kinrara Residence、 Cyberjaya でのGarden Residence です。

(Intraasia注:マレーシアの典型的なタウンシップ開発の例です。有名な大デベロッパーが土地を手当てし、数百から数千戸の住宅を建設します、もちろん商業地もいっしょに開発します。クアラルンプール圏の中心部に広大な土地は既に開発しつくされつつありますが、外周部や周縁部ではまだまだ広大な土地がたくさんあります。Bangi は交通面で便利な地ですね。かなりの規模のタウンシップになるようです。住宅1軒の建築面積は100平米を超えるのが普通です)



5月21日のマレーシア記事

【利用者がタクシー運転手を評価するサイトに賛否両論】
タクシー運転手は、乗客がそのタクシーサービスを批評して掲載するウェブサイト  TaxiMonger を喜んでいません。ところがこのウエブサイトは、管轄官庁である陸上公共交通庁(SPAD) からは賞賛を得ています。庁の長官は語る、「そのサイトの書き込みはタクシーサービスを向上させるのに役立つ。」 「一般市民からの反応を得ることは、我々がタクシーサービスをいかに向上させるかの最上の方法です。他人を中傷することを奨励するものではない、しかし乗客の意見を示す場はあるべきだ。」

マレーシアタクシー運転手・リムジンとレンタカー運営者協会の副議長は反論する、「このウェブサイト  TaxiMonger は業界に良い面より悪い面をもたらしている。市民がタクシー業者と官庁からの裏付けなく、批評を書き込むのは公平ではないと思う。運転手にも公平でなければならない。」 「不平は監督官庁に伝えるべきです。」

ウエブサイトTaxiMonger : www.taximonger.com は2月13日から始まったサイトで、乗客がインターネット上でタクシーを予約できるサイトです。乗客はさらに、乗車体験をタクシー車の登録番号と共に書き込むことができます。運転手を褒める書き込みもあれば、乱暴だとかメーター使用を拒否されたと批判を書き込む人もいます。

陸上公共交通庁(SPAD) の長官は、「SPADはTaxiMongerに掲載された批評を検討して、重大な不満に対しては対処をとります。」 「そういう批評が中傷かどうかだが、サービスに対する善良な文句であれば、中傷とはなりません。」

クアラルンプールとスランゴール州インド人タクシー運転手協会の書記局長は語る、「乗客からのコメントは歓迎だが、事実であり証拠が必要です。乗客が運転手にぼられたと言い張るならその証拠を示さなければならない。根拠なく批判すべきではない」

(Intraasia 注:タクシー業界の自助努力で悪徳運転手を少しも排除できないことは数十年の歴史が示している。さらに監督官庁の取り締まりも十分には効力を発揮していないことも明らかです。外部からの新しい方策が必要ですね。ウェブサイト  TaxiMongerはその1つかもしれないと、このサイトを初めて見て感じました)

【ジョーホール州でmamak 店に違反行為をしないようにと警告】
飲食店の中には、とりわけ mamak 店ではコーランの一節を壁に展示している店が多い。このことで客にその店が halal 認証店であると思わせてしまうことになる。

ジョーホール州のイスラム教庁の調査部門幹部は、そういう飲食店主にコーランの一節を展示してはいけないと警告しています。「この行為をやめない店には取り締まりを行います。」 「先週は2回の取り締まり活動をして、違反店に警告を与えました。」 「halal 認証がないのにコーラン節を展示している店に処罰の警告をした。」

「7月初めからは、もっと厳しくします。halal 認証がないのにコーランの一節を展示する違反店は、有罪となれば罰金か懲役に処せられます。罰金額は最高でRM 10万まで、懲役で2年までとなる。」

(Intraasia 注:いかにもマレーシアらしいニュースです。背景を理解しないとわからないでしょう。mamak とはインド人ムスリムのことです。つまりその店はムスリム客対象なのに halal 認定を得ていない、だからまずhalal 認定を取得しなさい、コーランの一節を掲げてムスリム客を信用させる行為は許せないということです)

【新進画家を集めた美術展覧会】
マレーシアツーリズムセンター(Matic) のマレーシア芸術センターで開催している、Black & White In Colour美術展では39人の前途有望な画家の作品を紹介しています。この画家たちにスポットライトをあてようという狙いを込めています。この展覧会で39人は実力を発揮しています。

マレーシア芸術センターの上級コンサルタントは言う、「この展覧会のどの画家にとっても、美術界で名をなそうとしているその他大勢の画家がいることになります。そこで我々はそれほど有名でない彼らに光を当てようと思う。」
この展覧会は、クアラルンプールのAmpang通りにあるマレーシアツーリズムセンター(Matic)で今月末まで開かれています。

(Intraasia注: この新聞サイトに展覧会で撮った絵画が載っており、その中から気に入った1枚 「コタバル生活を描いた絵」をイントラアジアの写真アルバムに載せました。いかにもコタバルという良い作品です。アドレス http://www.zorg.com/pub/photol?b=l&c=iijjnqlnsq をブラウザーにコピーしてご覧ください。)

5月20日のマレーシア記事

【インド大衆レストランで皿に使うバナナの葉をめぐって】
インド料理レストランの中には、皿として(伝統的な)バナナの葉の替わりに、紙製バナナ葉を使うようになった店があります。
先月ペナン消費者協会が、偽のバナナ葉は着色料とインクを使っているので健康に害を与えかねないと、警告しました。その後保健省が18日に、このインド製の紙製バナナ葉は使用しても安全である、と発表しました。

あるインドカリーハウス店のオーナーは言う、「この問題に光を当ててくれたペナン消費者協会と保健省に感謝します。消費者はこの紙のバナナ葉により信頼を持ってくれます。」その店のマネージャーも言う、「紙のバナナ葉はハンバーガー包みと同じ紙で作られている。保健省が検査して安全とお墨付きを与えてくれたので、人々はより安心します。」

マレーシアインドレストランオーナー協会は、スランゴール州州首相に手紙を送って葉を採取するためのバナナの木を植える一筆の土地を提供してくれるように頼んだとのことです。「肉とバナナの葉を輸入すれば高くつくので、我々自身で植えて価格を低く保ちたい。」

(Intraasia注:インド大衆レストランでカレー料理を食べる際、バナナ葉にライスを載せてその脇に野菜や漬物を載せ、カレールーをかけてくれます。肉類を追加すると小皿に持ってくれるのが普通です。金属製の容器を使う店もある一方、バナナ葉を使う店もあります。バナナ葉を使うからといって値段が上がることはありませんよ。あくまでもその店の商売スタイルです。イントラアジアは紙製バナナ葉を皿に使う店にはまだ遭遇していませんが、やはり本物のバナナ葉が皿になった方が気分的にいいなあ)

【ヘビ使いの女性が展示ルームでヘビと1ヶ月過ごす】
マレーシアのヘビ使いの女王と呼ばれる Puteri Nur Ariyan Saiful Yazan、26歳、は、現在ケダー州立博物館内に設けた透明なガラスで囲った部屋で100匹のコブラといっしょに過ごしています。彼女はこのヘビの部屋で朝10時から夜10時まで1ヶ月間、6月6日まで過ごします。部屋を出るのはトイレと食事の時だけです。

彼女はヘビ使いとして16歳から活動を始めました。家族は反対しました。彼女はこれまで5回ヘビに噛まれており、その内1回は毒蛇でした。

今回彼女はこの挑戦な職を、師匠であり今では夫となった男性の指導の下で就くことになった。師匠はヘビへの恐怖を克服することで助けてくれました。「家で飼っていた毒のないヘビを扱うことでヘビ扱いを始めた。両親は反対しました。しかし年月が経つうちに私の仕事を受け入れてくれるようになった。」 「弟もヘビ使い一座の一員になった。毒蛇に噛まれたのは今年でした、毒牙が肉を突き抜ける前に素早くヘビを引き離すことができて幸運でした。病院にすぐ送られたが,医者は大丈夫だと言ってくれました。」

(Intraasia注:ヘビ使いの男女が一般公開の下囲った部屋に閉じこもって数週間過ごすという、催しが時々行われています。こういうことをする女性もいますので、この記事の人が唯一ではありません。部屋に入れる生き物はヘビかサソリがほとんどのようで、大体数百匹という多数です。イントラアジアも見たことがあります、本当にいっしょに過ごしていますよ)

5月19日のマレーシア記事

【総選挙時のメディア報道に関して選挙委員会の意見】
総選挙の選挙期間中各政党が放送メディアに公平にアクセスできるようにすべく、選挙委員会はそのホスト役を務めたいとしています。
選挙委員会の副議長は言う、「委員会は、各政党が選挙民にマニフェストを訴えメッセージを伝えるための舞台を提供するフォーラムを催したい。選挙委員会が選挙に参加している者たち全員に確実に公正で公平なアクセスができるような放送時間を取り計らっている国々を、我が委員会は訪問しました。」 「委員会は、情報とコミュニケーション省に対して、放送時間の要求をしています。」

選挙委員会の副議長は政治討論も催すのかという質問に対して答える、「彼らの適合性にかかっています。」 「委員会は、各政党がその主張を述べる番組により重点を置いている。詳細はまだ決めていません。」 「選挙委員会は印刷メディアとも別に会合を予定しており、選挙期間中は全政党にとってバランスの取れた報道をするように奨励します。」
「野党陣営は主要メディアが公正でバランスのとれた報道をするようにずっと求めてきました。だから野党陣営もその政党機関紙でその主張のように行動すべきです。」

選挙委員会の議長は語る、「公正な報道に関して主要メディア向けの指針を準備します。我が委員会には民間メディアを管轄する権限はないが、指針を提供します。」

(Intraasia 注:マレーシアではこれまで、総選挙中に与野党陣営間で政治討論を行うような番組は全くありませんでした。マハティール元首相時代に始まったメディア統制手法を長年維持してきたわけです。メディア上での党首討論は全く行われないだけでなく、幹部クラスの間でも対決討論はない、各政党が各地でそれぞれの自陣営支持者を集めて訴えるあり方ばかりです。インターネット時代、スマートフォン時代である、目前に迫った次期総選挙にもこうしたあり方が続行されるのだろうか、というところです)

【サラワク州の収穫祭を前に価格統制品が発表された】

(サラワク州最大の州祝祭である)Gawai Dayak 祭は5月27日から始まります、そこで州では 12品目が1週間価格統制品に指定されました:生きた鶏、殺されて羽をむしりとられたチキン、足も内臓も取り除かれたチキン、生きている消耗した鶏、鶏卵A級とB級とC級、 輸入牛肉、地元産水牛肉、輸入骨付き羊肉、豚肉2つの部位。

これらの統制価格品は卸価格と小売価格の両方に適用されます。国内取引と消費者省副大臣はこれを発表していう、「サラワク州内の32地区全てに適用します、全ての商売人はこれを守るように。守らない場合は罰金に処します。」 「商売人は、価格統制品にはピンク色の値段表を示して消費者に分かりやすくする必要がある。」 「省の係官約300人が監視することになる。」 「明らかにその数だけでは不十分なので、消費者からの協力を期待しています」 「省の支庁の対策室は 8時から21時まで、電話082-466 052です。」

(Intraasia 注:Gawai Dayak 祭はいわゆる収穫祭です。 マレーシアでは大きな祝祭前には価格統制品の品目が増やされます、この記事はサラワク州に限っての統制品です。州民にとって鶏・チキンがいかに重要な食品かがこの品目を見るとわかりますね)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 388.0 入手します。  
銀行で現金両替するレート:  US$ 100は RM 306.0 ;  S$ 100 は RM 241.7

(Intraasia 注:国際外国為替市場の動向を反映して、今週は対リッギットでも円高になりました)

5月18日のマレーシア記事

【銀行のATM機で引き出すときの手数料】
消費者は銀行のATM機で金を引き出す際、どの銀行も手数料を課すことを知っておくべきです、ペナン消費者保護協会が声を上げています。
協会の議長は言う、「マレーシア電子支払いシステム(MEPS という略称)を利用すると、取引1回当たり手数料がRM 1から4 が掛かります。同じ銀行のATM機を利用すれば手数料は掛かりません。」

この発言は、マレーシアの銀行発行のカードを使って外国資本の銀行のATM機で金を引き出したときに、よくわからない手数料を取られるという一般からの質問に答えたものです。「中央銀行Bank Negara はマレーシア資本の銀行と外国資本の銀行がATM機での引き出しに課す手数料に関してなんら規則を設けていないので、ここに問題がある。」 「Bank Negara は早期に手数料を規制し、監視し、標準化すべきです。」
「外国資本銀行が手数料をより高い1回あたり RM 4に設定していることが許されるのか?マレーシア資本銀行はRM 1にすぎないのに。」

マレーシア電子支払いシステム(MEPS という略称)のヘルプデスクは説明する、「手数料に関する情報は MEPS加盟の銀行リストはMEPS ウエブサイトに載っています。」
あるマレーシア銀行の顧客電話によれば、銀行間サービスとしての RM 4の手数料は数年前に実施に入りました。」 「マレーシア資本銀行のカードを外国資本銀行のATM機で使って引き出すと、手数料はRM 4かかります。引き出す際に画面にメッセージが現れます。」」

(Intraasia 注:マレーシアで展開する外国資本銀行はHSBC, Standard Chartered Bank が昔から多くの支店網を持っています、他かにも支店網が全くないか数店舗だけの外国資本銀行は数あります。それには日本資本の銀行も含まれる。この記事でいう外国の銀行というのはこういった銀行を指すはずです。マレーシアの銀行に長年口座を持っているイントラアジアは外国資本の銀行で引き出したことがないので、RM 4も手数料が取られるとは知りませんでした。物価から考えてRM 4はいかにも高すぎる。 MEPSはどのATM機にも貼りシールで表示されていますよ)

【華語新聞の伝える、ある日本のニュース】
日本のアダルトビデオを見れば、日本男性と女性の性解放に感心することでしょう。
しかしながら次のようなことを指摘する調査もあります:
現在30代40代の日本男性において、実のところ15%もが性交渉経験がない。こういう男性は性経験のないことを日本女性に笑われることを恐れて、女性を追い求めることをしようとしません。この結果日本人の間で結婚しない率が上昇している。

日本の明治大学の平山教授の分析によれば、1970年代以来結婚前の日本男性の性交渉体験率は日本女性より高い、しかしこの10年間ほど反転した面がある。10代後半の年代では女性の方が男性より性体験率が高くなっている。

平山教授によれば、性経験が十分にないことを心配している日本男性がたくさんおり、性経験豊富な女性に出会って笑われることを恐れている、そこで女性を追おうとしない。こうした結果男性は結婚せず性経験がないままであるという循環に陥る。
30歳から35歳までの日本男性の非婚率は47%、日本女性の非婚率は35%です。日本は今後性経験のない年齢の高い男性と女性が増えていきそうです。

(Intraasia 注:ある華語紙が、世界的な外報通信社の配信ニュースを翻訳掲載している記事です。マレーシアマスコミのごく普通のあり方です。華語紙は比較的日本関連のニュースを載せると言えます。政治経済ニュースから娯楽面まで様々であり、この記事もその一部です。記事内容がどの程度正確かをここでは問わないとして、こういう華語紙を読む人たちにどういう印象を与えるかが興味あるところです。ほとんどのニュースでもそうですが,日本で報道されるそのままで海外に伝わっているとは期待しないことです。)



5月17日のマレーシア記事

【カルワット容疑のシャリア高裁判事は無罪放免となった】
ペナン州シャリア高等裁判所は、 カルワット容疑をかけられて起訴されていたペナン州シャリア高裁裁判官、44歳とそのパートナー女性、35歳を無罪放免としました。

これに先立ってジョーホール州のシャリア高等裁判所が、被告人の2人は2010年12月にカルワット容疑をかけられた時点で夫婦であったと確定したので、ペナン州シャリア高等裁判所は無罪放免というこの判決を下しました。

「イスラム教運営法の75条に従って、他のシャリア法廷が下した判決は有効です。当地の高裁もその決定を認めます。」 とペナン州シャリア高等裁判所の裁判官は述べました、さらに被告人がそれぞれ納めた保釈金RM 2500を各被告に返却するようにと命令しました。

(元)被告人の2人は2010年12月5日にジョージタウンのJalan Masjid Negeri にある州建物でカルワットを行ったとして、ペナン州の掲示犯罪法に基いて起訴されていました。有罪の場合は、RM 3千を超えない罰金、2年を超えない懲役、またはその両方に処せられます。

両被告の弁護士によれば、2人はその結婚確定を完了させる機会がなかった、その理由は2人は海外で結婚したからです。「2人はその後結婚確定の申請を提出し、ジョーホール州の裁判所がそれを受け入れました。そこでペナン州シャリア高等裁判所はその結婚確定に縛られると判断しました。」
「なぜ結婚確定の申請がジョーホール州でなされたかだが、2人はジョーホール州出身なので、ジョーホール州の裁判所が申請を受けて審査する管轄権を有しているからです。」

(Intraasia注:シャリア高裁の判事たる職にあるものがなぜ、という行動と裁判結果ですね。ムスリムの婚姻に関する裁判は全てシャリア法廷で扱います。カルワットとは、血縁関係にないまたは婚姻関係にないムスリム男女が閉ざされた空間にいることを言います、つまりオフィスの締め切った部屋とかホテルとかアパートの部屋にいっしょにいるとカルワット容疑になります。エレベータで偶然いっしょというような場合はもちろん適用されません)

【海軍基地で発展したペラ州 Lumut の町】

ペラ州のLumutはその昔 Manjung郡の漁村でした。そのLumut が急速に変遷したのは、1979年にマレーシア海軍がLumutを海軍のホームタウンにしてからです。以後これは変わりません。外部からの人たちが流入してきたことで、Manjung郡に新しい町もできました、例えば Lumutから8kmはなれた Seri Manjung です。
Lumut から10kmほど離れた町Sitiawan で生まれ育った地元国会議員は語る、「30年前の昔は静かな漁村で人口が少なかった。たくさんの旅行者が訪れる現在とは非常に対照的です。」 「Manjung郡 は海軍基地ができて以来、道路が整備され公共アメニティーがたいへん増えて良くなった。」

現在海軍Lumut 基地には1万9千人の海軍人がいます、Manjung 郡の人口は22万人ほどです。それだけでなく海軍を退職した人たちとその家族も少なからずが引き続き Manjung郡に住んでいます。これもManjung郡の成長に寄与しています。退職海軍人がその持つ技術を活用できる職の機会もLumut には少なくないとのことです。

一方町の発展で、Lumut では1階建てのテラスハウスの価格が1970年代に比べて6倍になったと、地元自治体の評議員は語る。「Seri Manjun での価格は今ではRM 10万ほどです。町には病院や複合スポーツビルもできました」 「Lumut は今や商業町になった。この町でビジネスを展開している人たちの多くはSitiawan や近隣の町に住んでいます。」

(Intraasia 注:Lumut はパンコール島へ渡るフェリーの波止場があることから旅行者が立ち寄ります。マレーシアで最大クラスの海軍基地は確か波止場からも見える場所にあったと記憶しています。クアラルンプールからLumut 直行バスが何本かあり、もちろんイポーとを結ぶバスは数あります。LCC ターミナルからイポー方面往きのバス運行もあるので、直行できるかもしれない。Sitiawan は半島部にはごく少ない、福建人ではなく福州人の町として華人界では知られています。イントラアジアはこういう地方町を訪れるのが好きですが、最近は訪れられなくなってしまいたいへん残念です。)

【読者の皆さんへ】
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5月16日のマレーシア記事

【ジョーホールバルとシンガポール間のタクシー】
(ジョーホール州経済開発特区である) Iskandar Malaysia のためのマレーシアとシンガポール大臣レベル共同委員会の第9回会議がジョーホール州で開かれました。共同委員会が発表したメディア声明の中には、両国間をまたいで運行するタクシーのことも含まれています。

両国間を運行する国際タクシーはこれまで、それぞれの国の2箇所だけで乗客を乗せ,降ろすことが条件となっています、具体的にはジョーホールバルのPasar Bakti ターミナル、シンガポールのBan San Streetターミナルです。しかし今回の会議で決まったのは、この条件を取り下げて、6月1日から国際タクシーの利用者は両国のどこでも上下車できることになります。

マレーシアのシンガポール往きタクシーサービスに関する料金情報や予約などは、ジョーホールバルーシンガポール間タクシーターミナル管理所(Pengurusan Terminal Teksi ) の電話 07-2225898に連絡してください。

シンガポールのマレーシア往きタクシーの料金に関しては、シンガポールとジョーホールタクシー運営者協会のプレス発表で明らかにされます。またシンガポールとジョーホールタクシー運営者協会のホットライン電話は  +65 62967054です。

(Intraasia 注:どこでも上下車できるといっても、流しのタクシーではないので、シンガポール-ジョーホールバル間の定められたルート上なら乗降できるということだと思われる。それとも両国で営業している流しのタクシーも客を乗せて相手国へ行って任意の場所で下ろせるということになるのだろうか?)

【インターナショナルスクールを増やし、マレーシア人生徒の割合上限をはずすことになる】
マレーシアにあるインターナショナルスクールにおいて全生徒数に対するマレーシア人生徒数の割合を 4割にするというこれまでの規則を、政府は取りやめることを決めました。これはシンガポールとタイにおける同様の動きにならったものです。

この決定はまた、政府の経済転換プログラムでマレーシアを東南アジアの教育ハブにするという方針に適ったものです。政府の経済転換プログラムでは2020年までにマレーシアにあるインターナショナルスクールを87校まで増やす、そこで学ぶ生徒数の合計を7万5千にする、となっています。

政府直属の政策立案と精査の機関である Pemandu によれば、現時点で国内のインターナショナルスクールの校数は 71校で、生徒総数は27,800人です。その内マレーシア人生徒数は 全体の43%を占めます。

質の良い教育はたとえお金がかかろうとも、親たちが子どもたちに期待するものです。インターナショナルスクールと私立学校は英語教育により重点を置きカリキュラムにより統一性がある、公立の学校より優れている、という捉え方が確かにあります。親たちが経済的に十分余裕あってもインターナショナルスクールに自動的に入学させることにはならない、と知ることになるでしょう。というのはこういう学校は英語能力と分析思考に優先性を置いているからです。

インターナショナルスクールを増やすことは心配点も生んでいます、この決定によってマレーシア人生徒ばかりのインターナショナルスクールの急増を招くのではない、この急増は入学レベルの妥協または低下をもたらす、という心配です。

インターナショナルスクールのハブにするという定めはマレーシアが教育ハブになるという面で必要ですが、こういう学校は大多数の国民の手の届く範囲ではないということが、本当の問題です。

(Intraasia注:記事の後半は省略しました。この英語紙の主張はお決まりの、だから公立学校でも英語教育にもっと重点を置いて生徒の英語力をずっと高めなければならない、というものです。現在のマレーシア人生徒の英語力は非常に不十分であるという、彼らの認識ですから、現在の公立学校における英語教育に非常なる不満を常々主張しています。この英語紙に代表される人たちやインターナショナルスクールに子どもを入れたい富裕層は英語を崇拝し英語至上主義に陥っているので、何を言っても無駄ですな。イントラアジアは膨大な文字数を費やして、言語ナショナリズムに陥らない言語相対主義を長年主張してきました、当サイトやブログを読む方たちに少しでも主張を届けたいという願いを込めて。)

5月15日のマレーシア記事

【野党陣営指導者の言明】
人民公正党(PKR)、 イスラム党( PAS)、民主行動党(DAP)からなる 3党の連合体である Pakatan Rakyat (民聯と略称される) は、シャリア刑法の導入は3党の共通枠組みに入っていることではないことを、再説明しました、そして何らかの変更を行う場合は3党の合意に基くことも、あらためて表明しました。

Pakatan Rakyat (民聯と略称される)指導陣会議の後で、人民公正党(PKR)指導者のアンワル元副首相は語る、「3党の連合体は国の連邦憲法、連合体のBuku Jingga(オレンジブック)、昨年9月の共同声明に縛られている。そこでは3党が既に合意した共同政策を守っていくのです。」 「世の中にはもろいと言う人たちもいますが、3党の関係は依然として堅固です。」 「我々の主たる焦点は経済です。Pakatan Rakyatの精神と協力関係は依然として強いものであり、全く影響を受けていません。」

アンワル元副首相はまた、Pakatan Rakyat が政権を取ったら憲法を放棄するという話を否定し、さらに憲法下の保証は維持していくと、強調しました。
PAS党総裁は語る、「PASは昨年9月の共同声明、Buku Jingga(オレンジブック)、共同政策を守っていきます。」 「イスラム教とマレー人は権利を持っているが、PASはPakatan Rakyat内にあるイデオロギーの違いを尊重します。我々は内部でことを進めるが、メディアを通してではない。」

民主行動党(DAP)相談役は語る、「Pakatan Rakyatは憲法の精神を誓っている、憲法ではイスラム教を国教と定め,他の宗教の自由も許しています。」

(Intraasia 注:華語新聞は比較的野党陣営のニュースを割合大きく載せますが、他は第一面で扱うようなことはまれです。このニュースも新聞によってまちまちです。3党の連合体 Pakatan Rakyat 内の足並みの乱れを強調する紙面作りをしている新聞もある。 イスラム教政党PASは根本方針の1つとしてシャリア刑法の導入を掲げている、しかし華人主体の民主行動党は絶対にそれは容認できない。そこで政府与党連合はいつもこの矛盾を突いています。3党連合体の枠組ではシャリア刑法は導入しないようなことを、PAS党総裁は言っています。政府与党連合Barisan 内の政党間にも根本思想の違いは常に存在するが、政権にあるという面で保たれている。こういう悩みは多民族複数宗教社会の宿命であり、1つの民族のイデオロギーを他民族党に強制すれば、連合は崩れてしまう。)

【プランテーション農園が根本的に抱える問題】
マレーシアのプランテーション産業界は外国人労働者に非常に依存しています。産業界の約50万人の労働者中、4分の3は外国人労働者であり、その大多数はインドネシア人です。彼らは、パーム農園ではオイルパーム樹から房を採取する仕事、それを運ぶ仕事、肥料をやる仕事、雑草取りなどの仕事に就いています。

マレーシアのオイルパーム農園業界の最大手 IOI Corp Bhd の会長は主張する、「今の時点では、政府はパーム樹から房を採取するなどのために外国人労働者をさらに雇うことができるように許可すべきです。」

マレーシアパームオイル協議会の議長は言う、「プランテーション労働者に関する問題は決定的に重要です。業界では中間管理者でさえ、今や外国人労働者がその職を占めている。」 「協議会は現在マレーシア国民の若者をオイルパーム農園に引き付けようと訓練を施しています。」

(Intraasia注:オイルパーム樹農園業と採取したパームオイル加工業は国の基幹産業の1つであり、輸出高も一次産業では最大額を占める。よって外国人労働者を抑える政府の建前もこの事実の前にはあまり効力を発揮しない。マレーシア人はもはやプランテーション農園では働かないのです。業界の労働者のために少々賃上げしても効果はないでしょう)

【自動車登録番号 WWW の入札が終わった】
クアラルンプールの自動車登録番号(ナンバープレート)の次の記号が ”WWW 数字” になるので、(ナンバープレートこだわり族を)非常に引き付けています。
ナンバープレート番号の入札は 5月1日に始まって15日に締め切られました。クアラルンプールにある道路交通庁JPJ の支所はどこも最終日は入札申し込みの人たちで混雑しました。 

運輸大臣は語る、「ナンバープレート番号入札のこれまでの記録 "WVW" の4750 人をはるかに上回るであろう、」 発表は5月24日です。

(Intraasia注: ナンバー^プレート番号の入札は記号が変わる度に行われており、JPJ支庁へ行くと掲示板に決まった入札価格などが掲示されている。この種のことにこだわる人たちにとって価格はあんまり問題ないようで、最高入札額はRM 50万を超えるかもという予想さえあるそうです。まあ、どうでもいいですけどね)

5月14日のマレーシア記事

【クアラルンプールの公共住宅に住む貧困者への援助】
クアラルンプール市庁管轄下にある公共住宅に住む極貧困者で賃貸料を滞納している人たち 7千人はその滞納分を抹消されることになります。

連邦直轄領省大臣が明らかにしたところでは、クアラルンプール市庁に国営の公共住宅(PPRと呼ばれる)売却から得た売却金の一部の使い道を指示したとのことです。「国営の公共住宅(PPRと呼ばれる)を売却することから得る売却金はクアラルンプール市庁が住宅の修理やメンテナンスや再開発に用いるためのものです。しかし我が省はクアラルンプール市庁がその 10%を取り置きして、賃貸料を滞納した人たちを助けるようにしてもらいたい。」 「滞納者の多くはシングルマザー、高齢者、虚弱な人たちです。こうした人たちは福祉援助を得ていません」

「省は都市福祉プログラムを通して、賃貸者、とりわけシングルマザーに手を差し伸べることになります、彼女たちが縫製や料理の技術を取得したり、小ビジネスを始めたりするのを手助けします。クアラルンプール市庁には、そのための詳細を決めるように指示した。このプログラムが今年末までに立ち上がることを期待している。」

クアラルンプール市庁には月収 RM 750以下の高齢者とシングルマザー向けに  e-kasihプログラムというのがあります。政府はこのプログラムを通して困窮している賃貸者の賃貸料を補助することになります。 クアラルンプール市庁翼下の公共住宅の入居者が滞納している総額は今年1月時点で RM 5千万になります。

(Intraasia 注:連邦直轄領であるクアラルンプールは非選挙選出の任命市長がいるものの、省からも指示を受けるという、二重管轄体制です。本来は賃貸だけであった公共住宅(PPRと呼ばれる)の一部を売却することも行われています。それが上記でも言及されています。公共住宅ですから、基本的に低所得者層向けであり、建物は古いけど中心部に近い好地区にもあります。マレーシアも母親が”シングル”であることに非常にこだわる社会であり、シングルマザー問題の根源にはこの意識の比重が大きい)

【 AirAsia 恒例の無料座席キャンペーンが始まった】
AirAsia はお馴染みの”無料座席”キャンペーンをまた開始しました、今回は25万座席を提供します。

この”無料座席”キャンペーンの対象になるのは、AirAsia 本体の全路線と Thai AirAsia の路線と  AirAsia Indonesia の路線及び AirAsia Philippinesの一部路線です。
(運賃が無料のため)利用客は燃油サーチャージと空港税だけを支払えばいいのです。このため利用者が支払う合計金額の最低は、マレーシア国内便 クアラルンプール発片道の場合はRM 21からです。
予約購入期間: 2012年5月14日から 2012年5月20日、  飛行期間(フライトが対象となる期間): 2013年1月4日から 2013年5月22日 (一部の繁忙期は対象除外)

AirAsia X もキャンペーンを行います、例えば日本行き、韓国行き、オーストラリア行きなどで非常な格安運賃を提供します。

(Intraasia注:お馴染みの無料座席つまり運賃無料キャンペーンです。決して航空券が無料になるわけではありませんよ、エアアジアをよく知らない人たちの能天気な発言に気をつけましょう。燃油サーチャージと空港税及び超格安運賃の合計支払額を見ると、クアラルンプール発の半島部各都市往き最低 RM 21、サラワク州往き 最低RM 40、サバ州往き 最低RM 50 です。その他いくつかのフライトを抜き出してみます、 ペナン発クアラルンプール往き 最低RM 24、バンコク発チェンマイ行き 最低RM 32、ジャカルタ発バリ島往き RM 72、プーケット発バンコク行き RM 32、ジョグジャカルタ発バリ島往き RM 2、
このように確かに非常に魅力的な支払い合計額になりますが、この最低支払額で購入できるフライトは多くありません、提供座席数が少ない上にすぐに売り切れるからです。とにかく早い者勝ちです。エアアジアと10年つきあっているイントラアジアですから、座席無料キャンペーンで数多くの航空券を買いました、しかし結局その飛行日に都合がつかず、捨てた航空券の方がずっと多い。)



5月13日のマレーシア記事

【ペナン州政府は土地を購入して公共住宅とムスリム墓地に転換する】
ペナン州政府はペナン島 Jelutong 地区の土地 1.29ヘクタールをRM 2千万で取得しました。この土地は公共住宅とムスリム用墓地に使われることになります。

州の担当委員会の議長の説明では、「その土地の 0.67ヘクタール分を低中コストの公共住宅の建設に使い、残りをムスリム墓地にします。さらにRM 6千万をかけて その地に住んでいる住民用にアパートを建設します。」
「連邦政府は当初この土地取得に合意したのですが、我々Pakatan連合が州政権を取った後はその合意をほごにしました。」 「地主14人には補償を済ませました。建物オーナー29人中4人だけが補償を求めてきたのですが、あとは応答なしです。彼らは北東部土地事務所へ行って請求できます。」

「非ムスリムの土地を取得してそれをムスリム用墓地に転換するのはごくまれなことですが、ペナン州は島での土地が十分ではないので、そうせざるを得なかった。」とペナン州首相は述べました。

(Intraasia 注:クアラルンプールでも市庁の管轄下にある低所得者層向けのアパートが数多くあります。この記事の公共住宅も同様の住宅でしょう。ペナン州は連邦政府と対立するPakatan連合(民聯)が州政権を保持する州なので、連邦政府とのあつれきはよくあります)

【マンホール蓋の盗難を防ぎたい】
(下水道処理を一手に引き受ける会社) Indah Water Konsortium はマンホール蓋の盗難が増加していることを大きく憂慮しており、市民に盗難の件を報告してくれるように呼びかけています。

Indah Water Konsortiumの最高経営責任者は記者団に言う、「管轄下で昨年だけで 439個のマンホール蓋が盗まれた、内スランゴール州で170個、ペナン州で103個です。盗難数が増えているのが心配です、市民に危険を及ぼすからです。」 「Indah Water Konsortium は代替蓋を設置するために支出した費用は1個当たりRM 500から1000になります。」
「地下下水道の多くは住居地区や公園や道路下にあることから、蓋がなくなれば危険です。」 「マンホールは大体100メートル毎に設けてあります」

「マンホール蓋の盗難が報告されると、 Indah Water Konsortium は12時間以内に蓋を取りつけます。市民からの協力が大切です、 Indah Water Konsortium の無料電話番号は1800-88-3495 です。我々は資産を監視し定期的にメンテナンスしています、そうして排水システムを良い状態に保っています。」 「下水道システムでよく起きる問題は、古い管が原因になることと、市民がトイレに流してはいけないものを流すことです。」 「油の投棄、粉砕できないオムツなどの投棄といった不法行為によって起こされる処理工場の故障に対しては打つ手がありません。」

Indah Water Konsortium はサバ州、サラワク州、クランタン州、ジョーホール州を除く全国で下水道処理サービスを一手に引き受けています。

(Intraasia注: マレーシアでは上水道と下水道は別会社・別組織です、よって別々に料金を払います。アパート住まいのイントラアジアはIndah Water Konsortiumに下水道代として、半年毎請求に基いて、定額の RM 50ぐらいを払っています。マンホール蓋の盗難は以前頻繁にあって社会問題になりました、問題が消えたわけではなくまた盛んになっているようです。歩道などにあるマンホールに蓋がないのはまことに危険です。イントラアジアの地元など数十箇所もの盗難跡があります。以前クアラルンプールで排水溝の蓋の盗難がものすごく増えたとき、排水溝を管理する市庁は蓋を金属製から非金属製に換えました、これによって盗難蓋を違法にこっそりと買っている古金属商が買わないようになったので、間接的な防御策です。ただこの代替蓋も重たい車輌などに耐えられるのかという点があり、あらゆる場所で置換はできなさそうです)

5月12日のマレーシア記事

【クアラルンプール国際空港で取り入れる、さらなる特別待遇サービス】
クアラルンプール国際空港(KLIA) は入出国する外国人に対して、入出国検査とチェックインサービスを1つのカウンターで行うことになります。7月にこの特別サービスを始めると、この分野ではKLIAが世界で初めての空港となります。

この特別待遇を受けられるのは、マレーシア航空のファーストクラスと Enrich Platinum クラスの乗客だけです。この背景は、クアラルンプール国際空港(KLIA) を出入国サービス面で世界のトップクラスの空港である立場を強化する努力の一環です。
Skytrax World Airport賞2011年において、クアラルンプール国際空港(KLIA) はベスト出入国サービス空港に選ばれました、2年連続です。

「そのクラスの乗客はチェックインカウンターからマレーシア航空職員によって特別のルートを使って出発ホールまでエスコートされます、さらに超重要人物扱いも受けられます」 とクアラルンプール国際空港(KLIA) の Imigresen のトップは説明する。
「マレーシア航空のファーストクラスと Enrich Platinum クラスの乗客は到着時にもこの特別サービスを受けられるので、入国審査の特別カウンターまでエスコートが受けられます。」 「7月に新しいA380機が飛行する際の乗客からこの特別サービスを享受できます。」 マレーシア航空はA380機を使う世界で8番目の航空会社です。

クアラルンプール国際空港(KLIA) には現在、出国検査場には46の窓口、入国検査場には 48の窓口があります。そこで窓口の1つづつが特別サービス用に改造されるとのことです。「入出国検査場の優遇レーンを利用できる乗客が平均して待つ時間は、ピーク時間帯で平均10分間です。」 「それが特別サービスが始まると、平均2分間になるでしょう。」

(Intraasia注:富裕層とエリート層のためにはなりふりかまわず優遇するということですな。 高額な航空券を買うこのクラスの乗客が飛行機及びチェックインカウンターで特別待遇を受けるのは理解できる、しかし国の管轄である入出国検査は航空会社とは関係ない、それなのに今でもすでに優遇レーンが設けてある。それをさらに特別待遇するらしい。 ところでAirbus A380は500席も座席があるんですね)

【 Mid Valley Megamall の所有が変わる可能性】
( Mid Valley Megamall はクアラルンプール有数の大成功している有名な高級ショッピングセンターです。the Gardens Mall はその10年後ぐらいに増築されました)
Mid Valley Megamall, the Gardens Mal 及びその関連資産を所有する KrisAssets Holdings Bhd が、それらを親会社のIGB Corp Bhd に総額 RM 46億で売却することを提案しました。

同社がクアラルンプール証券取引所( 正式名称は Bursa Malaysia という) に提出した文書で明らかにしたところでは、売却は現金と !GB REIT(不動産投資トラスト) 34億ユニットの発行によって支払われることになるとのことです。

IGB Corp は国内で3番目に大きな不動産デベロッパー企業であり、 REIT を通じてRM 7億の資金調達を計画していると報道がありました。
KrisAssets Holdings Bhdはこの2つのショッピングセンターを売却してしまえば、これといった資産はなくなります。同社の経営陣は証券市場での上場を維持することは考えていません。

(Intraasia 注:Mid Valley Megamall  があるあのあたりは1990年代中頃まで、小さなカンポンがある程度の丘陵地でした。そこが一大開発されて現在のショッピングとオフィスとホテルと高級コンドミニアムが林立する一等地に生まれ変わりました。ものすごい変遷と言えます。 マレーシアではショッピングセンターが非常に好まれる、Mid Valley Megamall  はその代表的な成功例です)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 377.0 入手します。   銀行での電信為替レート: 1万円を送金してリンギットで受け取る場合 RM 379. 20

(Intraasia注:タイバーツもマレーシアでもちろん両替できるが、銀行はいうまでもなく公認両替屋でもそれほど良いレートとは言い難い。少しでも良いレートにこだわるのであれば、タイにいる間空港にあるタイ銀行でタイバーツの残りをリンギットに両替した方がいいでしょう。反対にリンギットをタイーバーツに換える場合は、マレーシアの公認両替屋は悪くはないレートを提示しています)

5月11日のマレーシア記事

【一部のマレーシア人が起こした行動がハジ巡礼に影響を与えかねないと心配する政府】
4月末にクアラルンプールを中心として国内いくつかの都市で 淨選盟3.0集会 (Bersih 3.0集会)が行われ、政府与党の政策批判などを訴えました。サウジアラビアに滞在するマレーシア人グループもこのBersih 3.0集会を サウジアラビアの都市 メッカとメディナで開いたとの報道がありました。

この報道に関してマレーシア政府は憂慮しているとのことです。内閣府の大臣は語る、「サウジアラビア政府が、マレーシア人ムスリムの行うメッカ巡礼 haj と umrah を禁止してしまうのではないかと憂慮している。サウジアラビアが(一部グループの行った)集会に不快感を示していることに対して、マレーシア政府のできることはほとんどない。」 サウジアラビア政府が対処策を考えているということぐらいしか我々にはわからない、これはマレーシア人ムスリムの巡礼者に影響を及ぼすことになる。」

「駐マレーシアのサウジアラビア大使と会って話した時、大使はマレーシア人に対する行動を示唆していた、それにはマレーシア人巡礼者の旅を制限するまたは禁止することも含まれるであろう。サウジアラビア政府が7月に、メッカ巡礼者の割り当てを発表する時、マレーシア人ムスリムの割り当てに影響があるのかどうかがわかります。」
マレーシアが受けている現在のハジ巡礼者割り当ては 2万6千人です。

「サウジアラビアでBersih 3.0集会に参加したものはマレーシアのイメージをけがすものだ。これまではマレーシア人巡礼者にはサウジアラビア政府からいつも規律がいいと賞賛を受けていました。」 「マレーシアとサウジアラビアの間にある強い関係がこの問題を解決する決め手になって欲しい。」

(Intraasia 注:これは淨選盟3.0集会 (Bersih 3.0集会)を強く批判する政府与党側の発言ですから、それを知った上でのニュース理解が必要でしょう。 ムスリムの五行の一つが、ハジ巡礼ですね。 毎年イスラム歴の巡礼月に行うのが haj 巡礼であり、サウジアラビアは世界の国々にそれぞれ巡礼団を送り込める人数の割り当てを決めています。そのマレーシア人数が上記の2万6千人です。 umrah巡礼は巡礼月以外の時期の巡礼です。 haj 巡礼のために、マレーシア人ムスリムは若い時から少しづつお金をTabung Haji に積み立てています)

【読者の皆さんへ】
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5月10日のマレーシア記事

【製造業の現況】
統計庁の発表です。マレーシアの製造業において、労働者1人あたりの平均月賃金総額は、2月はRM 2392で、3月は10%ほど増えて 3月はRM 2637でした。
製造業での労働者数を見ると、2月から 2千人余りへって3月は 1,027,134人でした。

(Intraasia :どうやら正規雇用者だけの統計だと思われる。外国人労働者は省かれているのではないだろうか。1人あたりの賃金が高すぎる数字を示しているからです)

【ジョーホール州のスルタン一族とシンガポールエクスパトリエイトの間で起きたできごと】
先週末ジョーホール州のRawa 島で起きたけんかに関わった人たちを許した、とジョーホール州スルタンがスルタン宮で開いた記者会見で述べました。起きたけんかを巡って記者会見が催されたわけです。

「ジョーホール州は外国人を歓迎します、しかし彼らは我々の法を尊重しなければなりません。外国人はマレーシアの法を尊重する一方、マレーシア人は訪れる国の法を尊重しなければならない。けんかに関わった外国人を許すので、また休暇にはジョーホール州を訪れることを期待している。」

一方その外国人エクスパトリエイトは叩きのめされたと主張しています。しかしスルタン宮の官吏が言うのは、そのエクスパトリエイトは乱暴な言葉を使い、中指を立てることもした、とのこと。

金曜夜 Rawa 島で起きたもめごとに関して、スルタン宮官吏と保安関係者は彼らの言い分を発表しました:
「(4人の)外国人エクスパトリエイトは酒に酔っていたようだ、彼らは暴れてスルタン一族の者たち及びいっしょに食事していたゲストらに罵倒を浴びせた。外国人の1人は、波止場に停めてあったジョーホール州スルタンが所有する高速ボートに不法侵入し、乗ってきた彼を抑えようとしたボート乗組員を窒息させようとした。」
「シンガポールのエクスパトリエイトである英国人、フランス人、ドイツ人の4人が起こした出来事と不敬が喧嘩に発展した、その結果少なくとも外国人の2人がけがをした。」

シンガポールに戻った4人中の2人は病院で治療を受けました,ドイツ人はまだ入院しています。
シンガポールの新聞報道は、スルタン一族のボディーガードに乱暴されたという英国人の発言を掲載しました。その英国人の発言、「最初に私を動けなくし、その後猛攻が起きた。」 「そのリゾートで食事をしていた時、スルタン一族が大勢でやってきた、彼らはヒップホップ音楽を演奏し始めた。 その後我々4人中の2人が彼らから飲み物に誘われた、しかしドイツ人友人が発した言葉からその場が険悪になった。彼はスルタン一族の者と会話をしていた時、攻撃的な顔をした奴等がやって来て彼をなぐった。」 「テーブルのもう一方側にいたので私は会話の内容を知らないが、(一族に)不適当と見なされた何かが発せられた。」

外国人エクスパトリエイトは島を立ち去るように言われ、シンガポールに戻った後、シンガポール警察に訴え、またそれぞれの大使館に報告しました。

マレーシアの保安関係者は外国人エクスパトリエイトの発言に異を唱えています。「夜11時ごろスルタン一族とそのゲストが食事していた時、外国人は態度悪く妨げる行為をした。4人の内1人がやって来て、その人がロイヤル家族の者かと尋ねた後、中指を立てた。そしてその男は乱暴な言葉を投げつけた。これが皆を怒らせた。」 「これを見ていたボディーガードが外国人を責めて、けんかに発展した。」 「外国人は珊瑚に足を踏み入れたことで自分でけがをした、スルタン一族の侍医が彼を診ました。」

保安関係者の発言によれば、翌朝できごとを知らされたジョーホールスルタンは腹を立てたとのことです。
ジョーホール州警察のトップはかたる、「事件の発生は確認した、警察訴え報告が9件出された。警察はこの事件を不法進入と暴行に関する刑法の条項を適用します。」 「その外国人からの訴えは何ら受けていない。」

ずっと以前の 2005年にRawa 島では、リゾートゲストであるブラジル人たちとスルタン一族の者たちが関わったもめごとが起きた事があります。

(Intraasia注:興味あるできごとなので、長々と載せました。 スルタン自身はその場にいなかったようです。双方の言い分に全く共通点がないかのような報道調子です。当然ながらマレーシアのマスコミの報道内容とシンガポールマスコミの論調が同じになることはありえない。スルタン家の権威が極めて高いジョーホール州で起きた出来事に全く自由な立場で報道されることはありえない。スルタン一族がいる場でマレーシア人なら決して起こさないようなことを、シンガポールなど他国からの訪問者が起こしたことだと推測される。その内容はわかりませんが、スルタン一族のマレーシア、とりわけジョーホール州における特権地位をよく心得ておかないと、外国人でも大事になるということは明らかです。シンガポールで許されるかもしれないことが、マレーシアで許されないということはたくさんある。これだけ双方の言い分が食い違うと、事件の真相が明らかになるのは容易ではなさそうだ)

5月9日のマレーシア記事

【新プドゥラヤバスターミナルで切符ダフ屋の暗躍を許す構造】
(大改造が終わって1年以上経った)プドゥラヤ(Pudu Sentra lという正式名に変わった)バスターミナル周辺では依然としてバス切符ダフ屋が暗躍しています。
バスターミナル前付近 つまりAncasa Hotel 前当たりでは10人を超えるダフ屋がビジネス繁盛しているのを目にします。陸上公共交通庁(SPAD)の取締り車がバスターミナル前に停車しているにも関わらず、彼らはひるみません。違法な切符ダフ屋はバスターミナル内の客にさえ声をかけて売ろうとしています。

バスターミナル内の切符売り場階入り口の外に集まった切符ダフ屋は、バス切符を窓口で買おうとする人たちに嫌がらせしようとします。
客を装った記者によって来た切符ダフ屋はジョーホールバル行き切符をRM 35で勧めました。窓口で買えばRM 30です。記者がバスに乗るプラットフォーム番号を尋ねたら、適当に待っていろ、ナンバープレートを探せといわれました。その番号は切符に手書きしてあります。この記者はまた別のダフ屋に声をかけられ、今度はRM 38だと言われました。

プドゥラヤ(Pudu Sentral)バスターミナルが入居する UDAビルの保安部隊は語る、「今年初めから違法な切符ダフ屋が増えだした。当局の係り官がいても彼らはプドゥラヤに戻って来る、決して去ることはない。大改造が終わってもダフ屋はいるのです」

バスターミナルの陸上公共交通庁(SPAD)係官は語る、「この問題には気づいています。特別チームを組織しました。」 新聞社が陸上公共交通庁(SPAD)の担当部にコンタクトしたところ、問題を検討するとの答えを得ました。

(Intraasia注:クアラルンプールなどのバスターミナルの抱える問題をイントラアジアは長年伝えてきました。数十年来マレーシアでバスを利用しているイントラアジアですからこの問題には非常に通じています。プドゥラヤ(Pudu Sentral)バスターミナルの改造が終わった半年ぐらいはダフ屋はビル内部には入ってこなかった、それでも外部で手当たり次第に客に声をかけていたのが徐々に増えてきた光景を確認しています。それがついにバスターミナル内にまで進出してきたということであり、これでは昔のプドゥラヤに戻ることさえ予想されますな。
根本的な問題は、ダフ屋から買う乗客が相変わらずいること、とりわけ外国人労働者はよく買う、 取り締まり官庁の現場係官に断固とした態度がかける、そして警察のような逮捕権や防御権がない、ならず者集団であるダフ屋に対処するには身の危険も伴うから、防御権を付与しない限り、彼らも断固取り締まれない。 一部には馴れ合った係官もいることでしょう。 SPADの現場と上層部の態度に違いを感じます。ダフ屋に切符を流す一部の不届きなバス会社を排除できない仕組みが改善されていない。
ターミナルそのものは進化したけど、人々の態度と長距離バスの全体的な構造はあまり進化しないプドゥラヤバスターミナルです。日本人旅行者の皆さん、ダフ屋を無視しましょう)

【ジョーホール州の離島でエクスパトリエイトが暴行を受けた事件の伝え方】
ジョーホール州沖に浮かぶRawa 島で、先週金曜日にスルタン一族のボディーガードに暴行を受けたと、シンガポール(で資格を得てシンガポールで働いている)エクスパトリエイト4人が訴えています。

この4人は島のAlang's Rawa リゾートで週末休暇を過ごしていました。4人の1人であるドイツ人は重体となってシンガポールの病院に入院しました。シンガポールの新聞によれば、その1人である英国人の発言を伝える、「暴行者に腕をつかまれて足蹴りされた。スルタン家族グループは大勢で来ており、何人ものボディーガードを引き連れていた。4人中2人がスルタン家族グループに飲み物に招かれた。飲んでいる間に会話から関係が悪くなった。そのドイツ人がボディーガードから暴行を受けるのを見た。」

(事件が起きたあとの)先週の土曜日朝10時ごろ、そのエクスパトリエイト4人は島を離れるように言われて、ボートの手配がなされた。シンガポールに着いて、ドイツ人は頭部出血のために最初集中治療室に入れられました。
シンガポールの新聞によれば、英国大使館とドイツ大使館がこの事件の調査をしているとのことです。

(Intraasia注:Rawa 島はジョーホール州メルシンから船で到着できる小島です。 何州のスルタン一族かはシンガポールの新聞報道を伝えるマレーシアの新聞記事ですから記載してないですね、まあ推測はできますが。他の新聞も捜しましたが、記事が見つからなかった。事件が起きたのはマレーシア領土内ですし、エクスパトリエイトはシンガポール国民ではないのでシンガポール政府はノータッチでしょう。 詳細はこれだけ読んでもわかりませんから、誰に非があるといった決め付けることはしません。マレーシア人であれば、スルタン一族の置かれた特権的地位は誰でも知っていることです、よってマレーシアに住む外国人もこのことはよく知っておくべきことです)




5月8日のマレーシア記事

【外国人労働者をマレーシアに送らないようにと発言した、よく知られた人権擁護団体の女性代表】
インドネシア人の家庭内住み込みメイドのマレーシア到着がずっと待たれていますが、(人権擁護団体の老舗の1つでありよく知られた)Tenaganita の女性理事長はインドネシア政府に対して、インドネシア人をどんな外国人労働者範疇であれマレーシアに送り出さないようにとのアドバイスを発表しました。

この理事長の発言は(インドネシア有力紙の)Jakarta Post に宛てたもので、マレーシアは外国人労働者にとって安全でないというその内容は(マレーシアの)各界から激しい批判を浴びています。

人的資源省の副大臣はこの女性理事長を批判して言う、「その内容は道義に反し、不正確で、不適当である。」 「マレーシアには外国人労働者に対処する特別の法律はないかもしれないが、外国人労働者を含めて全ての労働者を保護する法律は十分にある。」 「仮に外国人労働者がひどい扱いを受けたら、彼らは労働省に申し立てできるし、それぞれの大使館へ訴えに行くことも警察へ通報することさえできる。」  「国際労働機関の加盟国として、マレーシアは労働者に差別が起きないことを保証しています、それには外国人労働者が含まれます。」
また外国人労働者の移入などに携わる2つの代理業者も批判する、「不公正であり、全てを一般化している。」

Tenaganita の女性理事長はJakarta Post のインタビューに答えて、外国人労働者を守る法的枠組みも法律もない、と発言したとのことです。「マレーシア政府は最近発表した国内での最低賃金額の発表において、住み込みメイドを除外することで、メイドを差別している。」

人的資源省の副大臣の言い分は、「住み込みメイドを最低賃金制から除外したのは、彼女たちは非正規分野で働くからであり、その衣食住は雇用者が面倒を見るからです。」

マレーシアメイド雇用者協会の議長は女性理事長が全てを一般化したことを非難して彼女を責める、「メイド虐待の 2,3の例を雇用者全員の態度にあてはめられない。メイドを良く扱っている雇用者が何千人もいる。雇用者の助けで高等教育を受けたメイドさえいます。」 「インドネシア人労働者がマレーシアでひどく扱われていると決め付けるのは不公平だ。インドネシアとマレーシアの結んだメイド合意はメイドに利益を与えている。」

「我々は明確な方針があり、メイドの給料は銀行口座へ払い込まれる、雇用者は口座を開かなければならない。メイドは自分のパスポートを所持し、病気などを保証する保険を掛けてもらうことが必要とされている。この合意は他国のそれと比べても優れている。そしてメイドの最低賃金はRM 700と定めている。」

外国人メイド協会の代理会長は主張する、「マレーシアの外国人労働者に関する一般化しすぎたことを誰も言うべきではない。無数の人たちが自ら生活の糧を稼いでいるのです。」 「Imigresen の統計が示しているように、マレーシアには何百万人もの外国人労働者がいます。これはその人たちがマレーシアに引かれてきたのです。」

(Intraasia 注:Tenaganita は数ある人権グループの中で有名であり、この女性理事長もよく知られた人物です。外国人労働者は送り出し及び受入れの面で東南アジア全ての国に大きく関わっています。需要があり供給がある、極めて経済原則に乗っており、外国人労働者が受ける人権軽視の事実があってもこのことで需要供給構造をストップさせることはできない。1国で片付く問題ではない、グローバル経済に組み込まれている。
シンガポールで働くマレーシア人の数の数十倍の外国人労働者を受け入れているマレーシアです。メイドへのひどい扱いする家庭はいつもあり、その時々ニュースになってきた。それでもマレーシア人はメイドを使いたい、シンガポール人も同様、タイ人も同様、その国で中流層以上になればメイドを使いたいのです。住み込んで24時間拘束されるメイドは普通の雇用件関係にあるはずがない、この事実をマレーシア人はあまり認めようとしない。マレーシアもシンガポールもタイも国としてメイドを使う必要のない社会に向かっておらず、メイドに依存しない思考を育てるというあり方になっていない。一方送り出す国は減らない、フィリピン、インドネシア、べトナム、ミャンマーは膨大な数の労働者を国外に送り出している。その1つの形態がメイドなのです)

【マレーシアのイスラム銀行が狙うインドネシアの銀行株取得】

マレーシアで最古のイスラム銀行である Bank Islamはインドネシアの銀行 PT Bank Muamalat の株式を取得する計画を依然として持っています。マレーシアのイスラム金融グループである BIMB Holdings Bhd(上場企業) が、Bank Islamの株式の 51%を保有しています。先にある新聞がBank Islam がPT Bank Muamalat と話合っているとの報道を伝えていました。

Bank IslamグループのトップはBIMB Holdings Bhdの定例株主総会でこのことを表明しました。「我々はまだ情報収集の段階であり確定はしていない。インドネシア市場は活気あり、我が銀行が参入するためのインフラは得やすいので、インドネシアを好みます。」
グループトップはさらに、「 BIMB Holdings Bhdは Bank Islam を上場させる選択も考えている。」 

Bank Islamはマレーシアのイスラム銀行としては、最古であり規模の大きさでは2番目になります。

(Intraasia 注:1990年代後半ぐらいからかな、マレーシアの大手市中銀行はどこもイスラム銀行を設立しました、ですからCIMB もMayBank も別銀行の形でシャリア(イスラム)銀行を擁しています。マレーシアは今や東南アジアで最大のイスラム金融市場ですから、他国への進出も話題になります。この市中銀行を持たないイスラム銀行専門である Bank Islam のインドネシア銀行の株取得計画はその1つです。)

5月7日のマレーシア記事

【農産食品物生産ではトップであるジョーホール州 】
ジョーホール州は農産物と農業基盤食品の分野で国内総生産の30%も占める、最大生産州です。
民間企業のエビの孵化場と アナツバメ養殖場の開所式に出席した州首相は述べる、「ジョーホール州は引き続きマレーシアの食品生産中心地であり続け、さらに生産高を10%増やしていきます。」

Bio-Desaru Food Valley で3642ヘクタール、Ayer Hitamで2832へクタール、その他地区で809ヘクタールの土地が新たに耕作・開拓用となっているとのことです。
「ジョーホール州は果物と畜産と野菜の生産で国内随一であり、鶏卵では国内2番目です。Bio-Desaruを開発することで、州は有機農業品生産で最大の州になります。」 

Bio-Desaru の幹部によれば、「Bio-Desaru Food Valley の完成には8年かかる計画です。「このプロジェlクトに対しては、すでに23の内外の投資者からRM 13億の投資がつぎ込まれています。」

(Intraasia 注:ジョーホール州はインフラは悪くはない、東海岸から国内労働力も引き付けられる、ということで工業分野では上位に属する州です、そして州面積が広いことから広大なプランテーション農園を擁しています、半島部の中では比較的恵まれた立場の州と言えますね)

【国内トップクラスのボクサーの青年がグループの男たちにノックアウトされた】
国内トップボクサーである Muhamad Farkhan 24歳は2009年の東南アジアスポーツ大会でボクシング競技のミドルウエイト級で金メダルを獲得しました。彼は13歳の時からボクシングを始め、昨年は栄誉ある全国スポーツ会議の受賞候補者に推薦されました。

出身地のジョーホール州で友人らと外出していた午前4時ごろ電話を受けたので、ジョーホールバルの指定場所へ行きました。そこで彼は待ち合わせていた7人のグループにぶちのめされました。知らせを受けた彼の家族が現場に駆けつけて、けがをした彼を病院へ担ぎ込みました。アマチュアボクサーの彼はそのまま入院となりました。あご骨が折れ、身体がけがしているとのことで、「状態は安定している」と身内は話す。

彼に電話したのはジョーホール州のVIPといわれる人物であり、待ち伏せした7人にはこの人物の息子も含まれていました。
ジョーホール州のスポーツ委員会の議長はこの出来事に驚いて語る、「けがの状態をよく知りたい。警察は捜査して、犯人を捕まえて欲しい。」

(Intraasia 注:マスコミでは関係者がVIPだとこのように名前を明かさずに記事にすることがあります。マレーシアでボクシングはアマチュアだけの競技です。少なくともテレビで放送されたり、新聞のスポーツページに載るようなプロの格闘技種目はありません。tomoi と呼ばれるムエタイ(タイボクシング)がクランタン州などで興行的に行われていても、全国的広がりは全くありません。国民性として、格闘技種目でプロになる選手を生み出すとか、多数の観客を引き付けるということはないでしょう)

5月6日のマレーシア記事

【クアラルンプールチャイナタウンの有名なビルが3つ取り壊される】
(クアラルンプール圏の新しい電車網建設プロジェクトである MY Rapid Transit (略称MRT)はすでに立ち上がっています) MRTの地下路線が走行することになるチャイナタウン界隈では、地下工事と(地上)駅建設のためにいくつかのビルにも影響が出ることになります。 プロジェクトそのものは2016年末までかかります。

そこでこのチャイナタウン界隈のSultan通りにある、国所有の有名な建物が3つ取り壊されます: Plaza Warisanビル, UDA Oceanビル、 Klang バスステーションビル
公的な企業体である MRT Corpの下でプロジェクトが施行され、建設面でのパートナー会社は  MMC-Gamuda KVMRT Sdn Bhd です。地下路線に伴って(この辺りに)建設される新駅は、至近距離にある現在のLRT Pasar Seni 駅と統合化されることになります。

準備工事はすでに4月に始まりました。そして Klang バスステーションビルから始まって他の2つのビルも取り壊されます、取り壊して土地をならす工事には6ヶ月かかるとのことです。MRT会社の幹部は、周りへの影響を最小にすべく安全に気を使って注意深く起こなう、と語る。

(Intraasia 注:Klang バスステーションビルとスルタン通りに並ぶ主要なこの2つのビルが取り壊されてしまうことで、かなりの風景が変わりますね。チャイナタウン周縁にある Klang バスステーションビルは数十年来、この地区の目標物でもあり、昔は忙しいバスターミナルであった。1990年代後半ごろから往時の賑わいは既になくなったが、それでも2011年までバスが発着していた、そして閉鎖された。 イントラアジアが初めてマレーシアを訪れた1981年初め、旧スバン空港から乗った乗り合いバスの終着が Klang バスステーションビルだった。30年間に面影が消えるほども変わったチャイナタウン界隈ですが、MRTが完成すればさらに劇的に変わるようです)

【マレーシアでの日本カメラメーカーの広告の顔】
カメラメーカーCanon は広告の顔として、香港映画の代表的スターの任達華をずっと以前から起用しています。
このたび、(マレーシア華人歌手で主に国外で活躍している )Penny戴が 加わったCanon 宣伝広告が撮影されました。この際彼女は歌を歌って任達華に聞かせました。

Canon が1年に1回開催する Eye On Canon 顔見世展示会がクアラルンプールのMidValleyショッピングセンターで開催され、この2人のスターも出席し、会場では集まったファンを喜ばせました。

(Intraasia 注:日本では全く知られていないでしょうが、香港映画の人気が高いマレーシアでは、とりわけ華人界では、任達華はよく知られたスターです。Penny戴はまだ20代の女性歌手です。メーカーは対象国にあったスターを起用しており、香港映画の東南アジアでの人気の高さを考えれば任達華がCanonカメラ広告に現れるのはマレーシア、香港以外にもあるはずです。Penny戴は映画にはでないし、華人以外に人気が広がっているとは思えない。日本で知られる香港映画はほんの一部作品だけであり、マレーシアでは幅広く作品が公開されます。シネマだけで見る大の映画ファンであるイントラアジアにとって香港映画はもちろんその範疇です)

5月5日のマレーシア記事

【民衆宗教学校の建設】
クアラルンプールの Pantai Dalam 地区に近い Pantai Ria 低コスト住宅地区に、予算RM 650万で民衆宗教学校(Sekolah Agama Rakyat)を建設することを、首相府の大臣が発表しました。「建設は来月から始めます、この宗教学校はPantai Ria 地区の住民のためのものです、そこで住民の子どもたちは遠くの宗教学校に通う必要がなくなります。 この宗教学校は住宅地区に大変近接しているので、住民に便利です。このプロジェクトは人々に声に耳を傾ける政府の姿勢を示しています。」

(Intraasia注: Sekolah Agama Rakya という名前でも教育省のカリキュラム翼下の学校ではなく、ムスリム対象にイスラム教の理解を深めるための学校ですね、Agama というマレーシア語は宗教という意味ですが、こういった用法ではイスラム教を指します。マレーシアにある他の宗教が”宗教学校”を開設することはありません。国教をイスラム教と定めているマレーシアですから、このSekolah Agama Rakyat は公費で建設するということです。Pantai Dalam 地区はマレー人が多数派の地区です、Pantai Ria もそのはずです。いずれにしろ総選挙が近づいています。)

【教育省の姿勢に反発して円卓会議から退出を表明した董總】

(国民型華語小学校に配属されてくる教師の資格に問題がある、教師自体が不足しているとして、董總は長年政府と教育省を批判し、華語資格のない教師の配属に反対しています。また教師を育てる教育制度の改善を要求しています。) 

教育省が設けた華語小学校教師の資格に関する委員会が行っている円卓会議に失望したので、董總はこの円卓会議から退出すると、記者会見の席で発表しました。董總は、「円卓会議やその他の場で、教育省に対して董總の要求数多く伝えてきたが、未だに華語小学校教師の問題は解決に至っていない。」
「董總が中心となって開いた 3.25の抗議大会で議決された4項目を、円卓会議が受け入れようとしない。」 「華語小学校での教師不足と資格のない教師配属問題は40年来の問題だ。教育省が単に技術面のことだけを論議して教育政策の改革に踏み込まなければ、なにも変わらない。」

(Intraasia 注:マレーシア華語教育界の総本山である董總は、独立独歩の組織であり、華語教育を担っているという自負が非常に高い。教育省との対決姿勢は珍しいことではありません。こういう分野のニュースは華語新聞を読まないとよくわかりません)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 372.0 入手します。   銀行での電信為替レート: 1万円を送金してリンギットで受け取る場合 RM 373. 60
銀行で現金両替するレート:  US$ 100は RM 296.3 ;  S$ 100 は RM 239.9

(Intraasia 注:KLIAのメインターミナルにもLCCターミナルにも24時間銀行窓口があります。日本の銀行ですごくレートの悪いリンギットを買う必要はありませんよ)



5月4日のマレーシア記事

【ウエサクデーを前にペナンでの準備様子】
5日の祝日ウエサクデーを前に、ペナン州の仏教寺院や協会では掲げられた青色、黄色、赤色、白色、オレンジ色の旗・のぼりが目立ちます。僧侶、信者らは明日5日に備えて忙しく準備しています。

ジョージタウンの Burmah小路にある Chaiya Mangalaramタイ寺院でも職員とボランティアが 寝仏を掃除することに忙しくしていました。 この寝仏は 長さ 32.9m、高さ 9.75mです。ウエサクデーの行進に使う 長さ5mの山車を準備している人もいました。
同寺院の責任者によれば、3日にはタイ踊り、仏教僧による詠唱が行われました。

バーマ通りにあるマレーシア仏教協会は、長さ12.5mにもなる大きな山車を装飾しています、装飾にはキャメロンハイランド産の花も使われます
アンソン通りにあるペナン仏教協会でも、いろんな活動準備が行われていました。

今年のウエサクデーには 39の山車が参加することになっています、行進ルートはBurma通りを18時に出発し、 Pangkor Road, Burmah Lane, Peel Avenue, Macalister Road, Perak Road, Anson Road, Macalister Roadなどを行進してBurma通りに戻ります。1万を超える行進参加者が期待されています

(Intraasia 注:釈迦の生誕と没を記念する日というウエサクデーです。この日が祝日の国は世界にあまり多くないそうですが、マレーシアの全国祝日の中で唯一の仏教起源の日です。華人が多数派民族である唯一の州 ペナン州らしく、祝祭が盛んですね。といっても華人即仏教徒という捉え方は間違いです。ペナン州の地理的位置からタイ仏教つまり南方上座部仏教の影響が強いように感じます。上記の有名な寝仏も上座部仏教由縁ですし。 ただ華人の先祖が中国から持ち込んできた仏教は大乗仏教であったはずです、たまに台湾の仏教僧がペナンなどを訪れるニュースも読みます。このため南方上座部仏教と大乗仏教の並存が感じられます。華人界には道教も信じ仏教も信じるという混交信者が少なからずいるように見えますので、南方上座部仏教と大乗仏教の並存も不思議ではないと捉えることもできるでしょう)

【大量のヘビとカメの密輸出を防いだ】
野生動物と国立公園庁のペナン支部は早朝の取り締まり活動の中で、香港に向けて違法に貨物輸出されるところであったヘビとカメを救出しました。この種のヘビとカメは香港で料理品として使われてしまいます。

ペナン支部の長によれば、検疫と検査庁との協力の下で野生動物と国立公園庁はペナン州Batu Maung にあるKLAS貨物便複合ビルで搬出を待っていた 555匹のコブラと 171匹のカメを発見しました。これらのヘビとカメはパパイヤと税関申告されたトラックコンテナーに積んだ 180箱の内の80箱に入れられていました。「この密輸の首謀者を追跡する捜査のためとして、トラックの運転手,40代、を逮捕しました。」

(Intraasia 注:長年マレーシアマスコミニュースを追っている者には、珍しくない密輸ニュースです、氷山の一角でしょう。555匹ものコブラとは随分多いなあ。いずれにしろ、首謀者を追い詰めることは極めて難しい。どの世界にも手下になって甘い汁を吸いたい者は一杯いますからね)

5月3日のマレーシア記事

【AirAsia とマレーシア航空のそれぞれの持ち株会社間での株スワップ合意が正式に取消された】
(2011年8月マレーシア航空とAirAsia のそれぞれの持ち株会社間で株スワップの合意が結ばれて大きな話題になりました。マレーシア航空株の大半を所有する国の投資機関Khazanah Nasional Bhd がマレーシア航空株の20% をAirAsia の持ち株会社に売る、一方 AirAsia の持ち株会社である  Tune Air Sdn Bhdは AirAsia株の10% を Khazanah Nasional Bhd に売るというものです。これに対してマレーシア航空の労働組合を筆頭に強い反対が続いていました。)

マレーシア航空の持ち株会社でもある Khazanah Nasional Bhd は2日の声明の中で、AirAsia の持ち株会社である Tune Air Sdn Bhd との両航空会社株スワップ合意を解消する、ことを正式に発表しました。これにともなって、(昨年からマレーシア航空取締役会に参加していた)AirAsia グループの最高経営責任者と副最高経営責任者の2人はマレーシア航空取締役を直ちに辞任しました。

しかしながら、マレーシア航空とAirAsia は(世界の航空業界の競争激化をにらんで)コスト削減を進めるためにいくつかの分野で協力を続けていきます。

両航空会社間で昨年8月結んだ合意そのものは変更を加えて存続していくことになりました。両社は2日補足契約を結びました。それによって両社は航空機メンテナンスと修理サービスを行うための合弁会社を設立します。さらに両社は調達用に特化した特別組織も設立することになります。他に乗務員の訓練面でも両社は引き続き協力していく予定です。
この調達用に特化した組織の株式構成は、マレーシア航空が50%、AirAsia が35%、AirAsia X が15% を持つことになります。この組織が、燃料、マーケティング、保険、航空部品、コミュニケーション、情報技術、地上取り扱いの分野で仕入れ・調達を行ういます。

修正された合意では、マレーシア航空とAirAsia はそれぞれ他方が専門とする航空分野へ進出することもかまわないという内容になっています。
マレーシア航空と AirAsia 株は5月2日は取引が停止されました、その前日の終値はそれぞれ RM 1.22 と RM 3.33 でした。

AirAsia の最高経営責任者は語る、「(合意の解消は残念だが)AirAsia は今や Khazanah Nasional Bhd とマレーシア航空に近しい関係になった。これで我々(トップ経営陣)のエネルギーを全てアセアンとアジアの素晴らしい成長可能性を活用していくことに集中できることは、良い点です。」

【マレーシア航空が面している厳しい現実】
政府の投資会社である Khazanah Nasional Bhdの社長は説明する、「株スワップを解消したことで、(合意前の)両社の持ち株構成に双方が戻ります、同時に両航空会社間での適切な協力面を強化していきます。またマレーシア航空は航空路刷新プログラムなどによって一層強化していくことになる。」 「マレーシア航空の経営陣、職員、労働組合、関係者は皆で結束を固めて、生産性を向上させ、会社を再生していく必要があります。」

株スワップが取消されたことで、マレーシア航空株における Khazanah Nasional Bhdの持ち株比率は 69.5%になります。(上場企業において1社の持ち株比率が高すぎるため)証券法などの定めによって、マレーシア航空株の一部を一般売り出ししなければなりません。Khazanah Nasional Bhdの社長は証券委員会に例外を申請するとしています。

マレーシア航空従業員組合の議長は、「従業員の士気は再び上がっています。我々は2万人の組合員の声を聞いてくれたナジブ首相に感謝したい。」 「株スワップが解消されたことで、我々はマレーシア航空再生に向けてマレーシア航空議長と最高経営責任者を全面的に支持します。」

より大きな問題は、マレーシア航空の次なる計画です。2011年末の2011年決算でマレーシア航空はRM 25億の巨大な赤字を記録しています、さらにこれから購入する航空機の資金手当てとしてRM 50億が必要になります。社長は語る、「ビジネスを回復させ、バランスシートを好転させることはマレーシア航空の最大の焦点です。」

(Intraasia注:株スワップ取り消しによって、もともと財政状況は良いし乗客の伸び率も高いAirAsia 側は大して影響を受けないが、マレーシア航空は財政状況の悪さと再生の方向性が固まっていないことから、前途は厳しいと見る向きが市場・アナリスト筋では多い、というような報道調子です)

【コミューター電車路線の全駅に設置予定の新しい自動改札システム】
マレー鉄道のKTM コミューター電車は、導入予定の新しい自動改札システムの設置が既に1ヶ月遅れです。この遅れがさらに少なくとも3ヶ月続くことになります。
運輸大臣の説明では、新自動改札システムの全ての装置は既にマレーシアに到着しているが、設置に問題が出ています。「設置する契約会社は人員を増やす必要があるだろう。」 「多分7月には新自動改札機が稼動するでしょう。」

この新しい自動改札システムは全体でRM 8500万ほどで、本来なら4月で旧システムと置き換わっているはずでした。しかし現時点での進捗率は 72%に過ぎません、と下請け契約会社は説明する。
大臣によれば、新しい自動改札機は コミュータ電車路線の 53の駅に設置されます。しかし政府は遅延に対して追加の予算を出すことはないとのこと。

(Intraasia注:昨年すでに新自動改札機が設置された、Batu Cave駅などの改札機は日本製だと思われます。ということはこの新しい自動改札システムは日本から輸入されたものではないかな、正確な確認情報がないので断定はしませんが。 それはとして、KTMマレー鉄道のやることは、たとえ下請け会社の仕事であれ、いつも似たようなものですな)

5月2日のマレーシア記事

【発表された最低賃金額への反応】
最低賃金額が発表されたことに対して、各方面からいろんな反応がありました。

マレーシア全国商工会議所は、一律の最低賃金額は外国人投資者を遠ざけかねない、とりわけ郡部でのプロジェクトにおいてそうなりかねないと述べる。商工会議所の事務局長は、「製造業と中小企業は現場労働者と未熟練労働者に大いに依存しているため、問題となるでしょう。我々の目的は投資者を呼び込むことです。郡部で最低賃金が高いと、引き付けられなくなってしまいます。」
「都市部でRM 900はいいのですが、これがどこでも同じというのは問題です。郡部ならRM 800であれば問題ないでしょう。」

労働組合側はこの最低賃金額に賛意を示しています。それでもマレーシア労働組合連合は、民間労働者に生活費手当てとしてRM 300を設けるように、政府に引き続き要求していきます、「生活手当てが基本給に含まれるのかどうかを政府は説明すべきです、詳細は依然として不明ですから。」 「我々は,週間労働時間数を48時間から40時間に減らす、定年を60歳にするといったことを要求します。」

【政府非認定の外国の医学部を卒業した学生がマレーシアで医師になれる道】
政府非認定の外国の医学系大学の卒業者向けに、医学資格試験を課すことになります、試験場所は国内の16の大学医学部です。
保健省大臣によれば、これまで試験を受けることができたのは国内の3つの大学においてだけでした:マラヤ大学、国民大学、理科大学、
「外国の非認定大学医学部を卒業してマレーシアに戻った学生は今後は16の大学で試験を受けられます。」 「これまで3回に制限していた受験回数に制限をなくします」

医学資格試験に合格した学生は、国立病院でのインターンシップを開始して、マレーシアにおける医師としての登録ができることになります。
試験を受けることができる国内の16の大学のリスト
マラヤ大学、国民大学、理科大学、 Universiti Putra Malaysia (UPM), Universiti Malaysia Sarawak (Unimas), Universiti Malaysia Sabah (UMS), Penang Medical College, International Medical University, AIMST University, Melaka-Manipal Medical College, Royal College of Medicine Perak, Monash University Sunway Campus, UCSI University, Cyberjaya University College of Medical Sciences, Universiti Sains Islam Malaysia, Management and Science University.

マレーシア医学協会は現在、中国の医学部教育を認定する作業を進めており、その内トップクラス 11大学に的を絞るとのことです
マレーシア医学協会がこれまでに認定した世界の医学部は、 30カ国を超える 375の大学です。まだ中国はこれに入っていません。

【エアアジアとマレーシア航空の株スワップ合意がご破算になる】
(マレーシア航空とAirAsua の株についてそれぞれの持ち株会社の間で株式スワップするとの合意が2011年8月に結ばれたこと、及びその合意に反対する動きがずっと続いていたことは、当サイトでも何回か掲載しました)

この両航空会社間での株スワップ合意を取りやめるとの発表が2日に行われます。
一方マレーシア航空とAirAsua は両社間の協力関係を築いていくことにもなります。そのために、共同購入、パイロット訓練、航空機メンテナンスなどの分野で両社による合弁会社を設立するような覚書を結ぶ予定と見られています。

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