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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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8月31日のマレーシア記事

【ナショナルデーを迎える前夜、集まった群衆と花火打ち上げ】
クアラルンプールの独立広場、KLCC、その他いくつかの地点では、集まった多くの群集が31日独立記念日を迎えるカウントダウンを行い、午前0時をきして夜空に花火が打ち上げられました。 各地の道路では人々は自動車の警笛を鳴らしました。

独立広場でのカウントダウンに集まった人たちの中には、黄色の衣服を身につけた人たちがたくさんしました。彼らは”Janji demokrasi (民主主義の約束)”を叫んでいました。午前1時過ぎには何事もなくほとんどの人が帰路につきました。

31日のナショナルデー式典とパレードのために、クアラルンプールの主な18の道路が午前中通行止めに指定されています。

(Intraasia注:独立記念日前夜に人々が集まるのは、クアラルンプールだけに限られていないはずであり、各州の州都では多かれ少なかれ人々があつまったことでしょう。)

【国内6箇所のミニ動物園に閉鎖命令】
野生動物と国立公園庁(通称 Perhilitan)は、国内6箇所の小規模動物園を閉鎖命令を出しました。これらのミニ動物園は不衛生であり不安全との理由からであり、同時に野生動物保護規定2012年、今年2月から実施、の条項も守っていません。

6箇所の小規模動物園は:ケダー州の Lye Huat Garden、クランタン州の  Kuala Krai bird park 、パハン州の Countryview Recreation、ヌグリスンビラン州の  PD Mini Zoo、トレンガヌ州 Ajilにある Taman Kuang 、スランゴール州の Mines Wonderlandにある Animal Wonderland です。

野生動物と国立公園庁(通称 Perhilitan)は全国にある45箇所の施設を検査したところ、この6施設が不適であったとのことです。
閉鎖によって影響を受ける動物は、マレーシア産の動物の場合はリハビリ後自然界に戻す、または他の動物園に譲られることになります。 野生動物と国立公園庁(通称 Perhilitan)は国内動物施設に対して、規則に従うようにと呼びかけています。

(Intraasia注:Mines Wonderland はクアラルンプール近郊にある、よく知られた遊園施設であり、そんな所でも規則を破っていたわけですね)

【新華社通信とマレーシア星洲グループの共同で華語ニュースネットを開始した】
中国の新華社東南アジア編集部と世華媒體グループが協力して、新しい世界華語ネットを立ち上げました。これには、在マレーシアの中国政界、商業界、文化人及び在中国のマレーシア政界、商業界らの支持の下、式典を行い、正式開始を始めました。
新世華網 www.newchinesenet.com は世界的な新しい中文情報ネットであり、新華社通信東南アジア編集部と世華媒體の旗印を掲げるマレーシア星洲グループが、新しい世界華語ネットの創設に今年5月合意を結びました。

(Intraasia注: 星洲グループはマレーシアの華語新聞界で複数紙を発行して圧倒的市場占有率を持つ。星洲グループはまたカンボジアとインドネシアでも独自の華語紙を発行、香港で部数の多い新聞を翼下に収め、それを足がかりに中国に進出している。新華社は言うまでもなく中国の国営?通信社ですね。 星洲日報に常々親中国的立場が目立つことをイントラアジアはこれまでにも指摘してきました。 この両社が華語ネットを作れば、その論調の方向性はかなり推測できそうです。マレーシア華語マスコミはもちろん反中的な立場は取りえないが、といって必ずしも親中国的存在である必要はない。マレーシア独自の立場を期待したいけど、こうも中国進出に躍起になっている星洲グループには期待するのがどうも難しそうですな)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 390.0 入手します。
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8月30日のマレーシア記事

【国民登録庁が世襲称号に関する規定を見直した】
世襲の称号が見境なく使われていると、スルタン一族を含めていくつかのグループから批判があった事を受けて、国民登録庁はその使用に歯止めをかける対策を明らかにしました。

登録庁の長官は先週、この種の名誉称号は庁の指針に沿い、世襲の場合だけに許されると語りました。また国民登録庁の広報官によれば、母方の親族にも世襲称号を許すとしたこれまでの国民登録庁の決定を覆すことにした、と語りました。「これまで庁は、一族の父親系統ではない母親系統の子供にも Tengku という称号を認めてきました。しかし世襲称号は家父長系統にのみ認めるべきだという苦情を受け取りました。我々は不必要な論争を避けたい。」 「スルタン一族の中には称号が誤って使われているという不満を持っている人たちもいます」

「苦情自体は多くはありません。しかし問題が大きくなるのを待つべきではない。苦情の中にはスルタン一族からのものもありますから。」 「国民登録庁は時と共に変わらなければなりません。以前は受け入れられていたものが現在では受け入れられないということもありえますから。」

マラヤ大学の名誉教授は国民登録庁を批判する、「登録庁はこの種のことには専門家として対処しなければなりません。市民が庁にやって来て、自分はスルタン一族家系だと偽る、すると庁はそれを信じてしまい、称号を許してしまう。」

別の複数の大学関係者も国民登録庁を、称号の件で批判しています。「世襲称号に関して、登録庁は明確で厳密な規則を持たなければならない」 「国民登録庁は直ちにこうした称号の発行に制限を設けなければならない。」

国民登録庁の広報官は先に、Tunku, Tengku, Raja, Wan 、 Megat といった称号はその資格がある人だけが使える、と発表していました。
「世襲称号の使用は父親の系統であること、どこで生まれたかに関係なく出生した子供の地位に結びついています。」

(Intraasia注:スルタンはその家系の男子だけがその地位に就けることから、いわば家父長制を取っている、スルタンにつながる称号も当然そうあるべきだという理由なんでしょう。ここには、母系のつけ込む余地はないことがわかる。 つまりスルタンの娘が誰かと結婚した場合、その子供はTengku という称号をつけてはいけないということだと理解される。 父母同権、息子娘同権という西欧思想はマレースルタン制には馴染まないということのようです。全てのマレーシア国民は国民登録庁へ赴いて身分証明書の発行を受けます)

【AirAsia Bhd のインドネシア航空会社買収計画にインドネシア政府が承認する】
AirAsia Bhd とそのインドネシアでのパートーナー会社である PT Fersindo Nusaperkasa は、インドネシアの小規模低コスト航空会社Batavia Air を買収する件で、インドネシア政府から許可を受けました。これはジャカルタからのDow Jones Newsire の報道です。
Fersindo 会社が適正評価を済ませ、Batavia Airの吸収は2013年3月までに行うとのことです。

AirAsia Bhd はすでに7月時点でその投資子会社とパートナー社 Fersindoが PT Metro Batavia を取得する計画を明らかにしていました。PT Metro Batavia がBatavia Air を運行しています。吸収が完了すれば、Metro Bataviaの株の49%をAirAsia が持ち、 Fersindoが51%を保有することになります。AirAsia の株式取得予算 US$8000万 は現金で手当てすることになります。

(Intraasia注:これでAirAsia によるこのインドネシアの会社買収の準備が終わるようです. AirAsia としては初めての航空会社買収になります。なおインドネシアでも航空事業では外国人・会社が多数派株主になれないようであり、そこでパートナー会社が必須となる)

【液化天然ガスを引き続きマレーシアから輸入する契約】

マレーシアから年間90万トンの液化天然ガスを輸入する契約を、東京ガスがPetronas と締結しました。輸入開始は2015年からで、期間は10年間です。
契約の相手会社はPetronas の子会社 Malaysia LNG Sdn Bhdになります。 現在東京ガスはマレーシアのLNGプロジェクト側と結んでいる液化天然ガス輸入契約が2015年3月に消えるため、それを継続するものです。

(Intraasia注:当サイトで以前お伝えしたように、関西や名古屋エリアのガス会社は何年も前からマレーシア産液化天然ガスを輸入しています。)



8月29日のマレーシア記事

【 Lynas工場の得た暫定操業免許の無効を訴える裁判を起こすことができると、裁判所が判断】
(パハン州クアンタン近郊に、オーストラリアの企業Lynas が希少金属の精錬(精製?)工場を建設し操業する計画が進行中です。政府は許可を出しましたが、放射性物質が発生することから地元住民らを中心に根強い反対運動が続いています。)
Lynas工場が得た暫定操業免許を科学技術革新省は取消さないと決定したことに対して、2つの住民グループがそれに挑戦する許可を裁判所に求めました、クアンタンの高等裁判所はそれ自体を許可すると判断しました。

司法長官は裁判所の許可決定を受け入れるとしていますが、Lynas側の弁護団はきちんとした裁判になるまで関わりあわないとしています。

2つの住民グループは、省の決定と原子力免許会議が暫定操業免許を認めたことに対して、裁判所の判断を求める訴えを起こしていました。
裁判所の外では、支援の人たち100人ほどが “Save Malaysia, Stop Lynas.” と書かれたいつものTシャツを着て応援していました。

【水泳プールでの安全対策が必要だ】

マレーシアでは平均して1日に2人が溺れ死んでいるという、だが公共の水泳プールに安全確保の規則と施行がまったく欠けています。

全国でいくつかのホテルやコンドミニアムに設けたプールを見ると、安全措置に関する統一したものはありません。あるコンドミニアムに作られたオリンピックサイズのプールにはプール監視員の姿はありません、ただプール使用規則が掲げてあるだけです。ペナンのある豪華なホテルのプールには監視員が常時いますが、規則も深さを示す表示もありません。

不動産と住宅デベロッパー協会の議長によれば、水泳プールは必ず深さを示す表示が要ります、水深120cm以上の場合は監視員も要ります。
水泳プールの請負業者は主張する、「地方自治体の発表する規則はきちんと施行されていない、この結果請け負い業者とビルとプールの運営者はそれで適当であると考えている

消防庁の係官は、きちんとした取締りのなさが公共の安全に危険を及ぼしていると警告する。「プールにはかならず監視員を置くべきです」 「危険性を確認させること及びプールの水深の変化を知らせるものが常にあるべきです。」

マレーシア救助員協会の副議長は言う、「我々は、全国水安全会議の設置をずっと訴えています。」 政府はその提案を受け入れることを考慮中とのことです。「溺れ死んだ人の年齢層の分類と原因の統計は現在得られません。提案する協議会はそういう統計も集めることになる。」 「より良い規則と施行が必要です。協議会は効果的な安全対策を推進します。」

昨年、水死者防止に関する世界会議で発表したマレーシア人小児科医の報告では、マレーシアでは年間平均700人が溺れて死んでいるとなっています。

8月28日のマレーシア記事

【PAS党内部のイスラム学者の主張】
PAS党ペラ州本部のイスラム学者らは、友党の民主行動党(DAP)に向けてPAS党のあり方を尊重するようにと主張する。

党内イスラム学者会議の長は語る、「PAS党は長い間 hudud (イスラム刑法)を実施しようと戦ってきた、これはPAS党 とPKR党と DAP党が Pakatan Rakyatを構成開始した時よりも前からなのです。 hudud (イスラム刑法)の実施の件は、PASが政権を取ったクランタン州、1990年以来現在まで、トレンガヌ州、1999年から2004年、以来ずっとあります。こういうことから、民主行動党と人民公正党(PKR)に対して、わが党の戦いを尊重して欲しいと訴えます。」

Hudud とは、シャリア刑法で犯罪に対する刑罰の種類として説明されます、例えば窃盗、密通、姦通、背教行為、酒類を摂取、などの犯罪。
Hudud はPakatan Rakyat の3党内でとりわけ DAPとPASの間でとげになってきました。 DAP議長は、PASに対してマレーシアで実施することにおいてもっと現実的になれと批判しています。「マレーシアのような世俗国家ではhudud は実施できません。 」
1988年連邦裁判所で時の長官を含めた5人の裁判官が、マレーシアは非宗教的つまり世俗的な憲法を持つ国である、従ってマレーシアは世俗国家である、と裁定しました。

PAS党内では少し前、前副総裁がPAS党はPakatan Rakyatを離れるべきだと主張して、波紋を起こしました。この前副総裁の党内の立場は党の最高会議で決着がつけられます。
Nor Azli also took a swipe at his party comrades for commenting on the matter.
ペラ州党内イスラム学者会議の長はさらに党内同志を批判して、「宗教毎に関することは、イスラム学者会議にまかせなさい。我々学者は党内の非学者のことに口出しはしません。だから彼らも我々専有である宗教事に口をださないように。」

トレンガヌ州では州PAS党の青年部長は言う、「選挙で州政権を取ったら、hudud法を実施する。これは連邦政府の同意なくできます、イスラム教に関することは州政府権限下にあるからです。」 「州スルタンはすでに同意しています」

(Intraasia注:政権党UMNO内では一般論としてhudud法の実施に反対するが、積極的にこれを否定する政治家は少ない。ムスリム国民から非イスラム教的と見なされることを避けるためですね。hudud法は華人界にとって絶対に相容れない、酒を飲んだら刑罰とか不義不倫に刑事罰などということは到底受け入れられない。そこで与党華人政党の馬華公会は野党の華人主体政党のDAPをひたすらこの点で責めている。もちろんDAPはhudud 実施に明確に反対している。)

【飛び込み競技のコーチを増やしたい】

(当サイトでも既報したように、サラワク州女性選手がロンドンオリンピックの高板飛び込み競技でマレーシア女子選手として史上初めてメダルを獲得しました)
内閣は飛び込み競技のコーチをさらに増やすことについて、今週内閣で話し合うことになっていると、青年とスポーツ大臣が明らかにしました。「マレーシアとしては、あと少なくとも4人の飛び込み競技コーチが要る。コーチは中国から招聘することになるでしょう。」

別の話題として、招聘したコーチに永住権を認める可能性についても内閣で話し合いたいと大臣。 サラワク州を訪れた大臣は、銅メダル獲得した女子選手の(出身?)村で開かれる祝賀昼食会に参加して語りました。

(Intraasia注:どこの国もオリンピックのメダルは政治と政治家にとっても好機会となる例ですね)

【日本軍のマラヤ占領時代を生きたインド人の回顧】
独立記念日を前に、77歳のマレーシアインド人が日本軍のマラヤ占領時代を語りました。
クアラルンプールの中心部を走る Batu Road (現在名 Jalan Tuanku Abdul Rahman) にあった高床式家屋は川の氾濫から守るだけでなく、日本軍に狙われていた華僑(当時の中国人は華僑という状態になる) をかくまうのにも使った、と当時6歳ほどであったこの老人は語る。その家はこの老人の父親の物でした。
「父親がかくまった華僑に食べ物を与えていたことを覚えている」 「日本兵は冷血な殺し屋だと言う評判があった。」 「各住居地には見張り番小屋があって、人間の首が掲げてあり、それは日本人と戦うとどういう結果になるかを知らしめるものでした。」

当時通っていた KL Methodist Boys School に関して彼は言う、「午前の部はマレー人が通い、午後の部はインド人が通った。集会では日本人は決まって日本国歌を歌わせ、覚えさせた。 下校時に死体を積んだトラックを見たこともある」
日本軍占領時代が終わって、彼はマラヤ連邦航空訓練団に入りました。最終的にパイロット仕官に昇進したとのことです。

(Intraasia注:毎年7,8月になると華語紙が、日本軍のマラヤ占領時代の圧政や華僑虐殺のことを載せるのは珍しくありません。ここに載せたのはインド人が語る英語紙の記事で、かなり抑えた調子です。クアラルンプールの国立博物館などでの日本軍占領時に関する展示の調子とかなり通ずるものがある。華僑と違って、圧政は受けたが直接粛清の対象とならなかったマレー人の観点を博物館展示は反映していると、言えるからです)

8月27日のマレーシア記事

【クアラルンプールのクラブで店の警備役2人が射殺された】
クアラルンプールの Jalan Doraisamy(通り)にあるナイトクラブの店先で早朝4時半ごろ、店の警備役の 2人が射殺されました。

その夜は閉店していたクラブへ入店しようとした6人組の男たちに、警備役の2人は閉店していると告げたが、男たちは聞き入れず警備役と争いになった。そのうち6人組みの2人が警備役に叩きのめされた。それを見た仲間の1人が拳銃を取り出して、警備役の2人、二人ともマレー人21歳、を射殺しました。流れ弾が、たまたま近くにいた無関係の4人に当たったので、4人は病院で手当てを受けました。
地元警察の調べでは、6人組はマレーシアインド人であり、使われた拳銃は半自動だったとのことです。警察は6人組はギャンググループの可能性があるとしています。

追記:一報では殺された2人は店の警備役となっていたが、 第二報では1人は争いの際近くにいた無関係の男性だったと訂正されました。

(Intraasia:中心部に属する地区にある Jalan Doraisamy(通り) はSheraton Imperial Hotel 横の路地ですね、何軒もの娯楽店が営業している一画です。制度上拳銃所持免許があるので、一般市民も理論上は所持できる、しかし実数はごく少ないはず。免許が得られない者はアンダーワールドから入手するということになるでしょう)

【ネットカフェを襲った強盗を追いかけた人が射殺された】
クアラルンプールのTaman Jinjang Baru でインターネットカフェが2人組強盗に襲われ、強盗を追いかけた人が賊に射殺されました。

この店で働いている妻を迎えに来た夫、34歳が強盗の1人に撃たれて病院への搬送中に死にました。事件は早朝6時半過ぎに起き、強盗グループは店を襲ってRM 2千を奪い、バイクに乗って逃げました。店を襲った際賊はピストルとナイフをふりかざしたとのことです。強盗を追いかけた被害者は3発の銃弾を受けました。

(Intraasia注:Jinjang Baru はいわば郊外です、都心のネットカフェではないので、大体どういう店かは想像はつきます。強盗がピストルや凶器を持っている率が高いので、くれぐれもヒーローになろうとしない方がいいというのが、大方の見方のはずです)

【ナショナルデー前夜に独立広場で開催される集会を巡って】

クアラルンプールの独立広場で ナショナルデー前夜の30日夜に開催するという集会 に関して、クアラルンプール市庁は警察といっしょに独立広場一体で騒ぎが起きないように治安を確保するとしています。

クアラルンプール市長は言う、「Gabungan Janji連盟はその主催する集会は違法なものではないと言っている。ただクアラルンプール市庁に申請して許可を得る必要はないと主張している。クアラルンプール市庁は広場の治安維持に非常なる関心を持っています。」 「独立広場はクアラルンプール市庁の管轄下にあり、責任があります。」

マレーシア平和市民連盟 (Warga Aman)の議長は先に、47の非政府グループが Gabungan Janji 連盟を組織して、独立広場で前夜祭の夜に民主の集い集会を行うと発表しています。「ネット上の反応はたいへん良いものです。独立広場で独立55周年をいっしょに祝おうというものです」

8月26日のマレーシア記事

【外国人学生に関する新しい方策を実施する】
高等教育省は、外国人学生のマレーシア入国審査を厳しくする方策の1つとして、いくつかの対策を取ることしました。
大臣はそれを説明する: 全ての外国人学生は医療保険を掛けること、標準化した学生証を発行する、個々の学生がビザを申請する前にマレーシア国内の高等教育機関からの受入れを証明することが必要、なお学生は を通してビザを申請する。 さらに外国人学生は最初の年にマレーシア語コースを取る必要がある、これはマレーシア人とのコミュニケーションに役立てるためです。

大臣は言う、「こうした方策で、本当に勉学したい学生だけがマレーシアに来るようにさせます。これまで外国人は高等教育機関に入学する前にマレーシア入国ができました。」 「Imigresen が関与する外国人学生に関する全てのことは、Education Malaysia Global Services を通して扱われます。」 

Education Malaysia Global Services は高等教育省直属の会社であり、ここが外国人学生の登録のための一括センターになります。そしてマレーシアの高等教育の宣伝と売込みを監督し調整する、外国人学生のリクルートと支援サービスも行います。「英国のBritish Council に似ており、外国人学生証も発行する。」

現在マレーシアで学ぶ高等教育の外国人学生の数は 9万5千人です。

【ヤギを飲み込んだ6メートルのヘビが捕まった】

体長6メートルのニシキヘビがヤギ1匹を飲み込んだことで、ペラ州の静かな村を騒がせました。  Malim Nawar地方の Kampung Tanjung Bakung村で、夕方村人が家の近くで40kgものニシキヘビを見つけました。このヘビは近くの森からきたと推定され、ヤギを食べてしまった。

Kampar町の市民防衛庁の係官によれば、村人はこのヘビを難なく捕まえました。「大きな獲物を飲み込んだヘビは抵抗すらしなかった。ヘビの頭に袋をかぶせ身体を縛った」 「そのヘビをKampar町の市民防衛庁本部に持ち込んだのです」 へびは後で野生動物と国立公園庁に引き渡されます。

檻に入れた後、ヘビはヤギの死体を吐き出したとのことです。

(Intraasia注:田舎や町の郊外では巨大ヘビが出現して鶏などの家畜などを食べてしまうニュースがたまにマスコミに載ります。そういう時は消防署か市民防衛庁の職員が出動しますね。6mものヘビはいくら動きが鈍くなっているとしても、慣れていないと触るのも怖いでしょうなあ)

8月25日のマレーシア記事

【今年の全国レベルでのナショナルデー式典とパレードは独立広場で開催される】
(8月31日の独立記念日に開催する) 第55回ナショナルデーの国家レベルでの式典とパレードは、クアラルンプールのムルデカ広場で行われます。そこでその準備作業が熱を帯びています。広場にはすでに舞台が設置され、Sultan Abdul Samadビルなど周囲の建物には装飾が進んでいます。

31日午前の式典とパレードには国王、ナジブ首相をはじめとした政府与党首脳が出席します。
今年のメインテーマは Janji Ditepati (果たされた約束)です、パレードでは政府の推進するイニシアチブである、国家主要成果部門、政府転換プログラムなどを強調することになります。
独立祝祭はその後クアラルンプールの Bukit Jalil 国立競技場で10万人の参加者予定者を集めた集会が引き続き行われる計画です。ナジブ首相のメッセージの後、マレーシア人アーティストの出演が予定されています。

(これとは全く関係なく)47の非政府組織が連合したGabungan Janji 連盟は、国民に呼びかけています:ナショナルデー前夜10時に独立広場で開催する Janji Demokrasi集會に黄色い衣服を着て集まろう。
集会主催者は述べる、「参加者は声高にスローガンや旗などを掲げないこと、これは皆で独立記念日を祝う機会だからです。穏健な集会にします」

(Intraasia注:今年のテーマはかなり政治的メッセージです、Janji Ditepati (果たされた約束)ということばには、政府与党連合Barisan Nasional がその公約を実現してきたという、意味が込めてあることがわかります。 ニュース報道では今年は民聯 Pakatan Rakyat 側は前日に独自の式典を開くとのことです。それぞれの勢力が式典を開く、まあそれもまた結構なことかもしれません。マハティール時代にはあまりなかった?できなかった?ことです)

【住宅不動産の実販売は減速している】

中央銀行 Bank Negara と不動産コンサルタントのデータによれば、住宅不動産市場は銀行界がとっている信用供与引き締め策のために実際の販売面では冷え込みつつあるかもしれません。
Bank Negara サイトが示していることは、住宅不動産に対するローン承認の割合が下がって 今年上半期は46.8%になりました。2011年上半期は50.1%でした。

住宅不動産購入のためのローン申請額は今年上半期は 対前年比で2.9%伸びており、総額はRM 967億でした。しかしその申請の承認額は減って RM452億でした。前年上半期はRM470億でした。
非住宅不動産へのローン申請承認の割合は上半期は52.3%で安定しています。2011年上半期は52.4%でした。同時期の申請総額は RM 503億、承認総額はRM 263億です。

CB Richard Ellis (Malaysia) Sdn Bhd の専務の見方では、住宅ローンの承認割合は落ちており、これは住宅不動産にも影響を与えるでしょう。「多くの購買者がローン申請の承認を得られませんので、住宅不動産販売側は売値を現実的に調整する必要があるでしょう。」

KGV International Property コンサルタントは言う、「住宅不動産の需要は高止まりは続くのだが、信用供与引き締め策が市場になんらかの冷え込みを生んでいる。」 「新規売り出し不動産市場と中古市場の両方において、昨年比で取引活動が少なくなっている。」

不動産コンサルタント会社 CB Richard Ellis (M) Sdn Bhd はその報告書で、クアラルンプールの住宅不動産市場で今年第2四半期は、ローン承認が明らかに低下している、と書いています。「2008年の初期は承認割合が60%もあった、その後次第に下がって来ている。」 「これは中央銀行が発したローン指針の実施が影響しているでしょう。」

中央銀の新指針によって、今年から銀行はローン供与のための債務返済比率の計算に純収入額を用いることになりました、それまでは総所得額が使われていました。
以下省略

(Intraasia注: ここに載せたのはマレーシアマスコミ現れたいわば2次情報です。マレーシア国外に住みながらマレーシア住宅不動産に投資する人がいるようですね。2次情報を料理した日本語3次情報だけに頼らずにこういった2次情報を、できれば自ら1次情報を探すぐらいまで、知っておいた方がいいと思いますけど)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 386.0 入手します。

8月24日のマレーシア記事

【パハン州のオランアスリの土地を巡る、マレー村人の言い分】
パハン州の Pekan地方にある Kampung Tasik Mentigaに住む、半島部先住民族オランアスリの人たちが、2つの警察訴え報告を地元警察署に出しました、土地争いで70人ほどの者たちにオランアスリの作物が破壊されたという訴えです。
オランアスリのリーダーは訴える、「隣村の者たちが我々先祖代々の土地に侵入して作物を破壊した。非常にショックな出来事です。」

一方(非難された)Kampung Mambang 村のマレー人幹部は主張する、「25ヘクタールの土地はFelcra (連邦土地開発公社系列の組織)の計画用地です。ここはマレー人用保留地なのです。」
Pekan地方の土地事務所は説明する、「土地事務所は円満な解決に向けて仲裁しようとしています。まもなく両者間での話し合いの場をこしらえます、両者両得になることを望んでいます。 ただその土地はオランアスリ用に取り置かれた土地です。」

(Intraasia注:半島部で一番弱い立場に置かれたオランアスリの土地にさえ、マレー保留地という主張がなされている例ですね。Pekan地方はナジブ首相の選挙区地元です)

【今やベトナム女性性労働者が最も好まれるという主張】

ある新聞は書く:マレーシア人の間では今やベトナム人性労働者が一番の好みだ。
彼女たちの魅力的な体型とよりお客をもてなすあり方がこの新しい傾向に貢献している。ベトナム女性売春婦は中国女性売春婦と比べられる、中国人は客の外見と年齢を基にしたえり好みが激しいと言われている。一方ベトナム人は客がRM 100から200払う限りは、客をあまりえり好みしない。

警察庁の対売春・ギャンブル・秘密結社部門の長は語る、「ベトナム人性労働者は美容や観光などに関する課程を学ぶという名目でマレーシアにやって来る。それに加えて自らだけでマレーシアに入国してマッサージや足マッサージ店で働いて客を探そうという女性もいる。」

(Intraasia注:当局が外国人姓労働者を取り締まる活動のニュースは絶えることなく報道されている、とりわけ華語紙はまめに報道している。逮捕される女性の中に含まれるベトナム女性の割合が増えているのは確かだ、今やトップ3の1画だろう。東南アジア諸国内にある大きな所得格差と国内にあるより大きな貧富格差によって彼女たちはやって来る。しかしかつてのように自国では本当に食えないからではなく割りの良い稼ぎを求めてやってくるのがほとんどであろう。タイやベトナムやインドネシアでなんの仕事もないということはもはやありえない。買春する男たち、その多くはマレーシア人、は取り締まり活動で逮捕されることはない、事情聴取だけで終わる。この差別扱いを温存した法と取締りによって、女への需要は決して減らず、供給は絶えずある。 長年地元で数多くのこの種の中国女性を眺めてきたイントラアアジアは、中国女性の尊大な態度はよく知っています、彼女たちはマレーシア華人を”国外に住む中国人の一種”だと見なしているからだろう。)

【最低賃金制から除外して欲しいと訴える珈琲ショップ業界】
(マレーシアは国会で最低賃金制の導入をすでに決めました、しかし施行日程は正式にはまだ未定です)
マレーシア・シンガポールコーヒーショップ連合会の議長は、マレーシア人的資源省大臣に要望する: 我々業界の現状を考慮して、コーヒーショップ業界を最低賃金制の適用から外して欲しい。

「コーヒーショップ業界は全国至る所にあり、経営環境はかなり異なって同列に論じられない。さらに材料はいつも値上がりしており、類似した店店が出現している。強制的に最低賃金制を施行したら、コストが上昇し店は困難に陥ります。」

(Intraasia注:コーヒーショップというマレーシア表現は、喫茶店ではなく、食事、飲み物を提供する伝統的な華人経営の大衆喫茶食堂のことです。華語では珈琲茶餐行業などと書く。奇妙なことに未だにマレーシア・シンガポール連合などという名称を維持している。確かにファーストフード店など現代的な飲食業が乱立して、伝統的茶店業は楽ではないでしょう。とはいえある業界に最低賃金制の例外を認めたら、収拾はつかなくなることは目に見えています。そもそも華人経営の大衆喫茶食堂は、1人親方的な華人業者に店の場所を貸して商売しており、そういう場で使われている華人はごく少ないのです。低賃金な非雇用者はすっと以前から外国人労働者が主体ですね)



8月23日のマレーシア記事

【禁止品の爆竹と花火が堂々と販売されていることに疑問を投げかける】
禁止されている爆竹と花火が祝日時期に広範囲に販売されていることから、これを当局が取り締まることに市民は協力しようと、マレーシア消費者連合が呼びかけています。
消費者連合の副議長は言う、「禁止品の爆竹と花火で遊ぶことの危険さを認識することが市民の間にはまだ低い。警察が販売を許可している爆竹は2種類だけです:Pop Popと Happy Boom。その上この2つを売るには警察の許可を得るのが必要です。」

「市民の間にある祝日時期の爆竹と花火の需要に、無責任な商売人が密輸して大きく稼いでいます。」 「親は子供に自作の花火で遊ぶことや爆竹で遊ぶは危険ことを説明し教育する義務がある。」  
禁止された爆竹が密輸入され堂々と販売されていることに対して、当局がそういう販売者に対して取り締まり行動を取らないことに、副議長は疑問を投げかけました。

(Intraasia注:爆竹はとっくの昔に禁止品となっているけど、未だに売られているのが現実です)

【新型インフルエンザで女性が死亡】
ヌグリスンビラン州で27歳の女性が数日前、新型インフルエンザH1N1 に感染して死亡したと、、州の保健部門の長が明らかにしました。「十分な調査をしました、インフルエンザが広がっていないので、状況は収拾しています。」 「死亡した人の家族は誰も感染していません。」

この女性は働いているシンガポールから休日で数日前に実家に戻った、そこで病気になり病院で手当てを受けた、とのことです。「住民はパニックに陥らないように、またこのことで憶測を広めないようにしてください。」

【女子選手として初のオリンピックメダリストへの報奨が続く】
ロンドンオリンピックでマレーシア女子選手として初めてメダルを獲得した Pandelela Rinong Pamg 選手に、出身地のサラワク州の州政府から州最高の勲章 Johan Bintang Kenyalang が授与されました。 サラワク州でこの賞を受けた初のスポーツ選手ともなります。

彼女は女子高飛び込み10mで銅メダルを獲得しています、これはマレーシアスポーツ史上で、バドミントン以外では初のメダルでもあります。
彼女はビダユ族で19歳、クチンに近い地方で育ちました。クチンにある州元首官邸で行われた受賞式で彼女は州政府に感謝を表明しました、「州元首から勲章をもらうので大変緊張した。私にとって、さらに家族とビダユ人コミュニティーにとって非常に光栄です」
授賞式には州首相をはじめとした、州政界幹部と彼女の両親、及びサラワク州出身のオリンピック選手2人も出席しました。

これとは別に国の省庁は彼女を Ikon Wanita Muda Cemerlang (輝く若い女性偶像) に任命しました。またサラワク州政府は、彼女にオーストラリアで学業を続けるための奨学金を無償供与することを決めました、これにはより良いダイビング訓練を受けることにもなります。

(Intraasia注:初のメダリストとして彼女はたびたびマスコミのニュースになっています。とりわけサラワク州ではヒロイン扱いの様子がニュースから伝わってきます。 ところで日本の読者から、NHKがオリンピックの情報と映像などをネット配信しているページの中に彼女も載っていると知らされました。見ると確かに、しかし例によって名前が間違っています。P. パンとなっている。彼女の父親の名前は Pamg Joheng です、イントラアジアがたびたび説明しているように、Pamg は父親名を継いでおり、日本で言う姓ではありません。彼女の名前はPandelela です。 よってマレーシアマスコミはPandelela と呼んでいる。日本のマスコミが世界各民族の命名方式に通じることなど無理です、ですから勝手に西欧名方式と決め付けないで、フルネームで書けば良いのです。 ここにもある西欧規範思考の残存ですね)

8月22日のマレーシア記事

【 Iskandar Malaysia に今年2つのテーマパークがオープンする】
ジョーホール州の(経済開発特区である) Iskandar Malaysia の一部であるNusajaya地区、現在建設中の Legoland が9月にオープンします。
総工費RM 7億5千万をかけたテーマパーク Legolandはアジアで初の開設となります。これは Iskandar Malaysia とジョーホール州が、国内からと東南アジアからの主要な旅行目的地として、勃興をすること意味します。

Iskandar Malaysia ではLegolandに続いて、また別の娯楽施設であるファミリーテーマパーク が11月にPuteri Harbourにオープンします。
2つの国際的水準のテーマパークが何百万人もマレーシア人と外国人を引き付ける大きな呼び物となって、ジョーホール州とマレーシアを訪れることでしょう。
Iskandar 地域発展公社の 最高経営責任者は、観光産業における大きな可能性を実現できるでしょう、と語る。「Iskandar Malaysiaは、東南アジアとアジア太平洋において、競争力のある値段で利用できるレジャーを求める旅行地を提供できると思っています。」

(Intraasia注:例によって賞賛調の記事ですが、Legoland がどんなものか知りませんのでコメントはできませんね。 それはとしてPuteri Harbourにオープンするテーマパークは Themed Attractions and Resort (TAR) Sdn Bhdという会社が建設?運営?するようです。この会社は国の直属投資機関であるKhazanah Nasional の子会社です。ということはこちらは公的資金を投入したテーマパークということ?  どうも懐疑感の方が先立ちますなあ)

【世襲の称号を勝手に使ってはいけません】
世襲の称号を意のままに使うことはできません、あくまでも国民登録庁と関係組織が定めた規則に基かなければなりません。

国民登録庁の長官はこれを説明して言う、「例えば、Tunku, Tengku, Raja, Wan, Megat といった世襲称号は適格な個人だけが使えます。一族の称号を使うことは父親とそれから生まれた子供の地位に関連することです。これは国民登録庁の指針2011年に基いています。」
「出生と死亡法1957年の第13節 嫡出問題に関する規定の下で登録された子供は、その名称には父親ではなく母親の名前を付けることになります。

長官はさらに結婚登録に関して語る。「(マレーシア人が当時者として)過去12年間に海外で行った結婚をマレーシアで再登録した数が 36,908件ありました。その内訳は、 2001年 1,692 件、2002年  2,243件),  2003年 1,979件,  2004年 2,205件,  2005年  2,180件,  2006年  2,791件,  2007年 4,333件,  2008件 4,576件,  2009件  5,017件, 2010年  4,551件、2011年 4,312件。 2012年は現時点で 1029件です。」

長官はマレーシア国民に注意を呼びかけて、「国外で行った結婚をマレーシアで再登録するように。」

(Intraasia注:長官はムスリムとして当然ながらイスラム教規範の説明をしていますから、母親が子供に母親名を付ける選択なんてことは全く考慮外です。イントラアジアはこれまで相当なる文字数を使ってマレーシアの姓名制度と慣行を解説してきました。マレー人もインド人も先住民族も基本は 子供の名 +父親の名 です。華人の場合は父親の姓 +子供の名 となる。よってどこにも母親の名または姓が入り込む余地はない。ただし非嫡出子や父親不明の場合は 上記の第13節の規定に従う。よってそのことで既に子の出自がかなり推定されてしまう。マレーシアは登録済み婚姻、未登録婚姻、子の嫡出、非嫡出に厳然たる差をつける国です、そのためマレーシア国民はマレーシア当該官庁に婚姻登録をしない限り、外国でなされた結婚はその子供を含めてマレーシア国民としての権利が制限されることになる)

【マレーシア建築協会の主張】
マレーシア建築家協会は主張する、:購入可能な住宅により力を注ぐべきです、それが関係者や購入者をより多く益する。 政府はとりわけ首都圏で購入可能な住宅を建てるためにもっと土地を放出すべきです、これは初めて住宅を買う層からの需要に答えるためです。

マレーシア建築家協会は、MRTプロジェクトのような重建設プロジェクトにおける技術者不足を指摘する:こういったプロジェクト用に中国から技術力のある労働者を移入することを認めてくれるように訴えます。中国では高速鉄道建設などが終わったので、たくさんの中国人技術者が得られます

(Intraasia注:マレーシアの一部業界にある、中国人労働者人材の移入願望ですね。中国の海外進出の特徴は資本と技術と機械だけでなく主たる労働力までもその国々へ持っていくというありかたです。アフリカで典型的のようですが、東南アジアではラオスなどでこの現象が見られます。マレーシアはラオスやカンボジアとは違う、マレー支配・官僚層はこのあたりをよくわきまえていると思いますけどね)

8月21日のマレーシア記事

【ジョーホール州の石油化学精製巨大プロジェクトによって影響を受ける人々】
ジョーホール州の Pengerang  に総工費RM 600億をかけて石油化学精製統合施設 (コンビナート?)を建設するプロジェクトが発表されています。

ジョーホール州首相は、「このプロジェクト実施によって影響を受ける地区にある墓地に関して、州政府はムスリム墓地は移転させない、一方華人墓地は移転が必要なので華人組織と円満な解決法を求めて協議している、」 と明らかにしました。これは与党華人政党の馬華公会幹部のマスコミでの発言に答えたものです。

馬華公会の幹部は、影響を受ける約3千の華人墓に関係する家族らと話し合うと語りました。
Pengerang 地方の住民からこういった一連のプロジェクトに関して、Kota Tinggi警察署に宛てて、100通ほどの警察訴え報告が提出されたとのことです。

(Intraasia 注:巨大なプロジェクトが目白押しのジョーホール州です。 無人の地や国公有地を開発するだけではないので、当然影響を受ける人々が出てくるはずです。その時それをどう解決するか、それが政治でありまた政党力学の表出現象です)

【スランゴール州Carey 島の再開発で影響を受ける人たち】
スランゴール州のCarey 島には、大企業Sime Darby が所有する広大なオイルパーム樹のプランテーション農園があります。 Sime Darby は島の再開発として住宅地を造成する際して、 40エーカーの土地を島の住民の住宅建設用に取り置くことになる、と 与党のインド人政党MIC の総裁が明らかにしました。

「 新しく造成する土地には従来から主としてインド人が住んでいる、住宅建設においては寺院や保育園も作ることになる」 「ナジブ首相の話では、Sime Darbyが建てる地元住民用の家々は原価で売るとのことです。首相が私に Sime Darbyの社長と話をまとめるようにと,指示しました。」

プランテーション農園に長年住んでいる人たちは、開発による代替地への立ち退きを拒否しています。そこでSime Darby はそういう住民(インド人主体)のためにその地に住宅を建設することに合意したとのことです。それが40エーカーの土地に400軒の住宅建設になります

(Intraasia 注: 1エーカーは約4千平米です。いわゆる低コスト住宅を長年の住民のために建設するということなんでしょう。 ところでCarey 島には先住民族のオランアスリも昔から住んでいます。彼らが影響を受けるかどうかは書いてありません。 Sime Darbyは様々なビジネスを手がけており、マレーシア最大の民間オイルパームプランテーション企業でもあります)

【長距離バス運転手 46人が麻薬使用検査で陽性反応】

道路交通庁長官は、全国交通安全取締りにおいて12日からハリラヤ直前までの期間で、中長距離バスの運転手 46人が尿検査で陽性反応を示したことを明らかにしました。つまりそういう運転手は麻薬を使用しているのです。この取り締まりは、全国反麻薬機構が主となって国内のバスターミナル 32箇所で12日から実施しており、25日まで続きます。

(Intraasia注:長距離バス運転手の麻薬使用はすでに昔から問題になっています。長時間労働に耐えるためなどの理由があげられていますが、当然許せることではないので、当局も折にふれて取り締まり活動を行います)

8月20日のマレーシア記事

【若いマレー女性に好まれる baju kurung moden 】
このハリラヤ時期、若いマレー女性の間では依然として baju kurung moden (現代風のバジュクルン)が最も人気ある衣装です。

ハリラヤ前のショッピング時期にケダー州幾つかの地点で服飾店を調べました、そういう店ではたくさん並べられた新着のbaju kurung modenの品定めに忙しい女性をたくさん見かけました。 あるケダー州出身の女学生、21才は語る、「baju kurung modenは引き締まったカットの作りなので好みます。」 「年配女性は一般に baju kurung pesak を好む、それはもっとストレートにカットされています」 別の女学生、19歳は言う、「シンプルだけどエレガントに見えるbaju kurung modenを選びたい、ハリラヤ用に2着買います。」

この店では、ハリラヤショッピング時期には臨時に10人の裁縫女性を雇って、1500着以上の baju kurung を縫い上げます。この店では baju kurung には2タイプあり、袖が1枚重ねと二枚重ねのものがあります。1着 RM 160からRM 200で販売しています。
「今年のハリラヤショッピング時には、昔流行った 水玉模様のデザインが復活人気です。いろんな大きさの水玉模様を付けたbaju kurung moden (現代風のバジュクルン)があります。水玉模様のbaju kurung moden (現代風のバジュクルン)は1着RM 95からRM 189で販売しています」

Tudung 店で、店主は語る、「今年のハリラヤショッピング時には 人気あるトゥドゥンは 2枚重ねと3枚重ねで材質はシフォンと合繊のライクラです、色合いはあっさりした色で花柄のデザインです。」 「一般的に花柄デザインのトゥドゥンはあっさりした色合いのbaju kurungにあいます、またその反対の組み合わせも同様です。」 この店ではトゥドゥン1着が RM 59から85で売られています。

ケダー州Kulimの市場でハリラヤ用お菓子を売っている兄弟に尋ねると、よく売れるハリラヤ用伝統菓子は、dodol halua, kuih bahulu, kuih bakar, cakar ayam, kuih bangkit, kuih siput, sepit gulung, simpul kasih, buah rotan, popiah goreng とのことでした。

(Intraasia注:マレー女性は普段でも仕事や出かける際には baju kurung 姿が多い。これはいわばマレー女性の民族的アイデンティティーの衣装ともいえる。年配になるほど身体に絞りのないカットのバジュクルンが多くなる印象です、若い女性はカットによりこだわることでしょう。 材質やデザインから値段はピンからキリまで様々あるようです。 デザイナーブランドのbaju kurungもあります。 まことに鮮やかな色合いもあれば、あっさりした色合いもある。baju kurung もその枠組みの中で好みと予算によってかなりの多様さがあると感じます。 ハリラヤ御菓子は、市場ではハリラヤに入ると多きく値引きされて売られています。 この時期に売り切らないと処分せざるを得ないからですね)

【木材輸入に関してEUと英国が規制を厳しくする】

マレーシア対外貿易発展公社 (Matrade)はその発表において述べる、「2013年3月初めから欧州連合EUと英国は、各加盟国へ木材を輸入する会社に対して供給チェーンを示す書類を提示することを義務つけることになる、これに従わない場合は法的制裁が課せられる」

「EUと英国の決めた新しい法では、違法伐採、及び違法伐採による製品をEU市場に持ち込むことを禁止します、輸入に関わるものは木材製品をEU市場で販売する場合は適切な配慮が求められる。」 「しかしながら、その時点での法的遵守を確実にするために、対策がすでに取られている可能性がある。」 
「マレーシアの輸出業者にとって、これらの対策によって要求されている製品説明と証明書に加えたさらなる追加情報を含められることでしょう。」

【イオダインを含有した日本製ブランドのミルク製品はマレーシアに輸入されていない】
香港の食品安全センターが今月、乳児用の日本製ミルク製品の 和光堂(Wakodo)ブランド と森永(Morinaga)ブランドに 低濃度のイオダインが含まれると発表したことに関して、マレーシア保健省は説明しています、「和光堂ブランドはマレーシアに輸入されていません。森永ブランドは日本から輸入ではなくオランダまたはニュージーランドから輸入しています。」
香港の食品安全センターはこの両ブランドのミルク製品は国際的な食品基準値を超えており、乳児の成長に影響を与えることがあるとしています。

8月19日のマレーシア記事

Selamat Hari Raya Aidilfitri (ハリラヤを祝うマレーシア語です)

【マレー鉄道の東海岸線で脱線事故】
マレー鉄道の東海岸線で18日午前6時45分頃列車 Ekspres Wau号が脱線して乗客が11人けがをしました。 この列車はクアラルンプール発クランタン州 Tumpat行きであり、約900人の乗客はハリラヤ祝祭のために帰郷する人たちです。

警察発表によれば、「クランタン州直前のパハン州 Merapoh駅を過ぎた地点で列車の2輌が脱線した、2人の重傷者を含めて11人のけが人はGua Musang病院へ送られた」 「その後線路を直して、列車は引き続き運行を再開した。」

ある21歳の乗客は語る、「大抵の乗客は未だ寝ていました。列車が突然揺れて我々は投げ出された。割れたガラスドアから這い出ました。」
マレー鉄道は、クアラルンプールからの東海岸線は事故にも関わらず運行していると、発表しました。「マレー鉄道職員が壊れた線路を直し、脱線した車輌を脇に移動させた」

(Intraasia注:ハリラヤ帰省で運行を停めていられないということなんでしょう。写真を見ると完全に横転しています。しかしながら、脱線の調査もまともにしないですぐ運行再開したようです。 このあたりがマレー鉄道の抱える根本的な問題点ですな。イントラアジアはすでに10年以上前の2000年のコラムで、マレー鉄道がほとんど毎年起こしている脱線事故を分析して論じました: 今週のマレーシア 第210回 『度重なる脱線事故を起こしているマレー鉄道の紹介されかたを考える』 です。今もその分析内容は生きていますよ、クリックしてご覧ください。マレー鉄道の長年の利用者として、マレー鉄道の体質を批判せざるをえません)  

【KL モノレールがまた故障して高架上で停まってしまった】
クアラルンプールのモノレールがまた高架上で停止してしまい35分間運行が再開できませんでした。今回は午前8時半頃 Jalan Sultan Ismail 上の高架で起きました。車内には200人ほどの乗客がいました。

KLモノレール側は、ただちに別の車輌を送って停止した車輌から乗客を移動させました。「全ての乗客は20分以内に安全に乗り移った。」 「今回は車輌内に電気が通じており、エアコンが機能していました。」 KLモノレールは乗客に不都合を陳謝すると共に、原因を調査中です。
モノレールが高架上で停まったのは、今月2回目です。




8月18日のマレーシア記事

【ハリラヤ アイディルフィトゥリ】
19日はハリラヤ アイディルフィトゥリです。そこでそれにちなんだビデオを紹介します。

ハリラヤ祝祭辞には、マレー人はマレー民族衣装を身につけてモスクや知人友人宅などを訪れる光景を頻繁に目にします。
マレー男性の正装を構成する衣装品に samping があります。様々なSamping の着方(結び方)を映した珍しい映像が マレーシア語紙のオンラインページに載っています。本々は You Tube に掲載された映像だとわかりました。次の項目 Kepelbagaian ikatan samping (Samping の様々な身に付け方) をクリックして別ページでご覧ください。

【国内治安法で拘留されていた12人を釈放】
ハリラヤを前にして、政府は、国内治安法で逮捕され拘留されていた 12人を早期に釈放しました。 内務大臣の発表によれば、その内8人は人身売買組織のメンバー、4人は非合法組織 Darul Islam と Jemaah Islamiah につながりがあり、テロ活動に関わった容疑の者です。国籍で見ると マレーシア人が7人、インドネシア人が3人、 パキスタン人が2人です。 人身売買組織はImigrsen の印などを偽造して該当パスポートに押していた罪もあります。

「政府は、彼らが社会復帰に必要な過程を経たこと、彼らはもう国家への脅威ではないということ、という警察からの報告に満足しました」 と内務大臣。
国内治安法は今年廃止となり、替わりに治安違反法(特別措置)が7月31日から施行されています。 国内治安法が廃止となってからこれまでに 25人の拘留者を、政府は釈放しました。

「国内治安法で逮捕されまだ拘留されている者は、あと30人いる、内訳はマレーシア人が11人、 外国人が19人です。 新しい治安違反法に沿って、これらの残った30人の処置を見直します、裁判所に起訴すべきか、外国人なら本国送還すべきかといったことを検討します。」

(Intraasia 注:マレーシアで最強の法律といわれた国内治安法は、起訴することなく2年間は拘留できます。ご覧のように国籍を問わず適用されていました。人権団体や野党からの長年の批判を受けて、ついに廃止となったのですが、まだ拘留者はいるんですね)

【不動産売却利益に関して今年1月から施行された規定】
保有する不動産を売却した時に得る不動産利得に関して、2012年1月初めから新しい規定が施行されています
保有年数が2年に満たない不動産の売却利益には10%の税金がかかり、保有年数が2年から5年の不動産の売却利益には 2%の税金がかかる。5年を超えて保有した不動産の売却利益には税金がかからない。

昨年までの施行規定では、マレーシア人個人において、保有する不動産を取得から2年以内に売却すると、利得に対して30%の税金がかかり、3年目の売却では税率が20%に下がる。4年目では15%、5年目では 5%となる。そして取得から6年目以降の売却益には税金がかからない。

住宅購入者協会の事務局長は訴える、「新しい施行規則は投機家を拒めません」 「近年過度な投機に容易に金が貸し出されることで、不動産価格が急速に値上がりしました。以前の不動産売却利得税方式に戻す必要がある、現行の方式ではない」

事務局長はさらに主張する、「電気ガスなども住宅価格の高騰に結びついている。以前は政府が水道と電気を供給していた。こういうサービス化民営化されたことで、供給業者が利益第一の会社になってしまった。資本支出することなくビジネスを行う会社がある、しかし今やデベロッパーは変電所と貯水池用の土地を提供せざるを得ません。」
「デベロッパーがそういうインフラを提供すれば、住宅購入者が損をすることになる、なぜならその費用が購入者に転嫁されるからです。」

「政府は、ブミプトラが住宅を保有することを奨励しようとしています。ただブミプトラが得る住宅購入時の割引は、3つ目や4つ目の住宅を購入する時に与えるべきではない。またブミプトラによる商業不動産の購入時においては、割引を与えるべきではない。」 「住宅はどんな世帯においても基本的必需ですが、商業不動産は投資のためですから。」

「2009年にスランゴール州における平均世帯収入で買える住宅は、例えばスランゴール州Kajangではいくつかの不動産がありました。それが 2012年ではその同じ住宅を買うには平均世帯収入では不十分になっている。」 この計算の根拠は、2009年の公式統計を基にし15%増加した2012年の平均世帯所得を RM 6,856 と推定するものです。

(Intraasia注:不動産利得に対してわずか10%、または2%だけの課税に改定されたとは知りませんでした。2年未満はいうまでもなく5年以内の売却は明らかに投資、投機目当てですから、この超低率はまさに富裕者優遇税制ですね。マレーシアは相続税が存在しない国です、こういう意識と土壌がある国情なので、この種の利得に対する反発、疑問が低いなといつも感じます)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 387.0 入手します。
US$100 を現金両替すると 304.90 入手します。

8月17日のマレーシア記事

【第2四半期の経済成長率は予想を上回り 5%を超えた】
中央銀行 Bank Negaraはマレーシアの経済成長率を発表しました
2012年第2四半期は、エコノミストなどの予想値を上回る 5.4%を記録しました。民間セクターによる投資の増加が大きく寄与しました。
第1四半期の成長率は 4.9%でした。
中央銀行総裁は語る、「2012年上半期の経済成長率 5.1%を考慮すると、今年の年間成長率はその公式予測である4%から5%の間では、5%に近くなるであろう。」

【ハリラヤ アイディルフィトゥリのオープンハウス日程】
ナジブ首相及び内閣閣僚が主催するハリラヤオープンハウスが、Putrajayaにある首相公邸Seri Perdana でハリラヤ初日に開催されます。時間は10時半から16時半です。
首相府はその声明の中で、オープンハウスに参加したい人は公共バスのNadi Putra バスを利用するようにとアドバイスしています。当日、16台のバスが使われて15分間隔で運行されるとのこと、なおいずれも無料です。乗り場はPutrajaya Sentral, Park and Ride Presint 1, Putra Mosque 、 Tuanku Mizan Zainal Abidin Mosque.

なおナジブ首相は自分の選挙区であるパハン州のPekan 地方のpekan で8月26日に地元向けのオープンハウスを開きます。こちらは10時から正午まで。

(Intraasia注:与野党の政治家は数え切れないほどたくさんのオープンハウスを各地で開催します、その内最大のものが首相主催のオープンハウスです。誰でも、外国人を含めて旅行者も、参加できるのですが、毎年数万人という人が押し寄せるので行くだけでも大変ですね。首相公邸に一般人が入れるのは年1回のこういう機会しかありません)

【イスラム諸国機構のサミット決議に賛成したマレーシア】
サウジアラビアで開催されたイスラム諸国機構の臨時サミットで、即時の実施をうたう 3つの決議が採択されました。
1つは加盟国シリアの地位を一時停止する
2つはパレスチナを独立した国家として認める
3つはミャンマーのムスリム民族である Rohingya人を擁護する

サミットに参加したナジブ首相は、マレーシア記者団に語る、「マレーシアはこの3つの決議を全面的に支持します。」 「サミットでは直ちに取るべき行動の要点をまとめました。」

【AirAsia がミャンマーへのフライトを1日2便に倍増させる】
AirAsia はクアラルンプール -ヤンゴン間のフライトを10月8日から倍増させると発表しました。これによって片道フライト数が1日2便、週の往復便数が28便になります
新しく増える便はクアラルンプール発 6.55分です。この増加させるフライトだけに関して、エアアジア (AirAsia)は特別プロモーションを即日開始し8月26日まで行います。全て込みの最低片道料金はRM 119、飛行期間は10月8日から2013年の5月までです。

(Intraasia注:エアアジアは早い時期からミャンマー、カンボジア,ラオスへのフライトを開始しました。それまで東南アジア内とはいえマレーシアとそれほど関係の深くはないこの3カ国へのフライトを率先して始めたところがエアアジアらしい戦略でしょう。ラオスへ直行できるためイントラアジアも大いに利用している。その後いずれへもフライトが増やされ、ミャンマーはついに28便という多さになるわけですね。1990年代、ミャンマーへの入り口はなんといってもタイでした。陸路は別として、いまやタイ経由などとりたてて必要はなくなったのです。)

8月16日のマレーシア記事

【ハリラヤ時期に使われるバス車輌を検査した】
道路交通庁 JPJは ハリラヤ休暇期間中に使用される中長距離バス 938台を検査した結果、67台が問題があり不合格であり、871台は使用しても差し支えない、との発表をしました。
Pudu Sentral (プドゥラヤ)で副長官は語る、「問題ありと判断されたバス車輌は再度の検査を受けなければならない。

「ハリラヤ期間中には道路交通庁から1600人の係官を出して交通安全の監視をする。係官の中には乗客を装って乗車して、運転手を監視する者もいます。
「昨年のハリラヤ期間中の交通事故死亡者の 6割はバイク乗りがかかわるものでした。」 JPJ はバイクも監視に含めるとしています。

(Intraasia: 90年代まではハリラヤ期間中はバス車輌が足らないので、スクールバスと工場バスが大量に臨時に用いられた。近年はこういう代替輸送はかなり減っているようだが、全廃まではされていないようだ? マレーシアで最も長距離バス交通が忙しくなる時期です)

【被雇用者福祉基金の引き出し年齢と最低賃金法のこと】
被雇用者福祉基金の加入者が収めた納付金を引き出せる年齢を、来年から 55歳または60歳の選択にすると、人的資源省大臣が明らかにしました。「このため被雇用者福祉基金法1991年 を改正することになるだろう」

大臣はさらに念を押して、「 被雇用者は55歳で納付金を引き出しても、定年で退職するまでは納付金を納めなければなりません」 「被雇用者福祉基金は、被雇用者が50歳になった時点で総額の30%を引き出すことを認めている、そして残り全額を55歳で引き出すことを認めている。しかし 55歳で引き出さない選択をした者は、全額を60歳で引き出せます。」

今年6月民間分野での定年年齢を55歳から60歳に引き上げる法案が可決されました(その結果被雇用者福祉基金の納付金引き出しを巡って論議が起きています)

人的資源省大臣はさらに、最低賃金に関して語る、「2013年1月から施行するために最低賃金制度の仕組みを構築中です。」 「資源省の長官を頭にしてこの件を研究中です。」
ナジブ首相が今年5月に、民間部門での最低賃金において、半島部はRM 900、サバ州とサラワク州ではRM 800 にすると語りました。

【ATMを爆破した容疑者として3人の公務員が逮捕された】

8月12日にマラッカ州のMasjid Tanah にあるBank Rakyat支店にある現金引き出し機ATM が爆発物で壊されました。しかし金は奪われませんでした。
この事件に関して、警察はマラッカ州と クランタン州で23歳から24歳の公務員3人を逮捕しました。
警察によれば、被疑者は犯行を認めているとのことです。被疑者はまず7日間拘留されます。

8月15日のマレーシア記事

【タバコ販売の新規制】
この9月1日からタバコ販売に関する規則がより厳しくなります: タバコの値引きを禁止、 1箱の本数は20本入りだけとする、1カートンは10箱入りに設定。
これはマレーシア保健省の出した指令の内容です。保健省はタバコの本数を標準化し、小売最低価格をRM 7 と定めました。

「1箱の小売最低価格は昨年既に発表していた。保健省は法の規制施行を強化するために本数を標準化したい。」 と保健省大臣は記者会見で語る。大臣はまた”タバコと無縁のライフスタイル”キャンペーンの新しい顔として、前バドミントン女子種目国家代表選手の黄mew choo と歌手の Ikhwal Hafiz Ismail を起用することを発表しました。紹介された2人はそれぞれ抱負を語りました。

(Intraasia注: 現在販売されているタバコの箱にはタバコ原因の病気の写真が大きく載せてあります。これまであった10本入りのような小箱を廃止して細かな消費を防ぐ狙いもある。 ところで黄元選手現コーチは、マレーシアバドミントン界のエースでオリンピック銀メダリスト李選手のフィアンセですね。 李選手はマスコミにしょっちゅう登場しており、今後は彼女も民族枠を超えてより知られることでしょう)

【身分証明書に道教と記載できるように要求していく】
マレーシア道教總會の議長は主張する、「政府は既に道教をマレーシアにおける5大宗教の1つと認めるようにするとしています、 そこで我々總會は政府関係者に面会して、国民登録庁が(国民必携の身分証明書に関する)宗教欄を改定してくれるように要請します。そうすることで道教徒が宗教欄に Agama Tao(道教) と記載できるようにして欲しい。道教を仏教の一種とするようなことはすべきではない。」

議長は官庁提示の数字を挙げる、「マレーシア全国で600万の仏教徒がいる。その内我々の理解ではその内400万の華人は道教徒です。」 「政府官庁は未だ道教を正式には承認していない。我々總會の者が政府官庁を訪ねると、道教の存在を知らない公務員がいます。」 「道教總會は今後全国的に運動を起こして、同時に道教神廟の代表にも呼びかけて、国民登録の宗教欄の選択に道教を加えてもらう要求を起こします。」

「国民の身分証明書の宗教欄が改定されたら、道教總會はこの数字を基にして、道教廟を建てる土地をもっと増やしてくれるように要求します。」 「道教總會に未登録の道教廟は早急に加入するように。組織が大きくなれば道教廟にとっても益が多い」

(Intraasia注:マレーシアはインドネシアと違って無宗教も公的に認められているが、ムスリムはもちろん許されない、宗教度の高い社会であるマレーシアでは無宗教を公言する人は極めて珍しい、こういうこともあって宗教人口は常に過大に見積もられる、評価される傾向がある。それぞれの宗教人口を合計したらマレーシア人口より多くなるだろう。華人にはキリスト教徒も少なくないので600万人の仏教徒は明らかに過大。 現実に華人社会では仏教信仰と道教信仰が混交している人はすごく多い。餓鬼祭や先祖供養などは極めて道教的ですからね。信仰の混交は日本人に限りません。 なお道教はTaoism と訳され、マレーシア語では宗教 agamaが Taoとなる)

【マレーシア映画産業の興隆】

近年マレーシアの映画産業が興隆する中で、マレーシアの映画制作会社 Metrowealth Pictures だけでも 2011年に22本の映画を製作しました。Metrowealth Pictures の最高経営責任者を誉めるべきことは、彼は国家映画公社からも公社体である MDeC からも資金提供を受けておらず、また黒社会の投資家からも資金を得ずに製作したということです。

彼がやってのけた興行成績の良い映画をいくつかあげれば、Ngangkung (売り上げ RM8.6mil 以下カッコ内は同じく売り上げ高),  Adnan Sempit 2 (RM6.9mil),  Bini-Biniku Gangster (RM4.6mil),  Alamak Toyol (RM3.6mil),  Kongsi (RM8.4mil) 、 V3 Samseng Jalanan (RM4.3mil) 。

(Intraasia注:1990年代のマレーシア映画を知る者として、昨今のマレー映画の公開の多さは今昔の感にたえません)

8月14日のマレーシア記事

【国家からの高等教育奨学金を受けた学生は累計で199万人、しかし返済率は高くない】
(最大の奨学金である) 国家高等教育基金公社が提供する奨学金は1998年の開始以来 199万人の学生に恩恵をもたらしました。

住宅と地方自治体省の大臣は説明する、「これまでにRM 446億円が提供された、その内RM 237億は国立大学生 137万に与えた、RM 208億は私立大学の学生に提供した。」 「学生からの返済はお粗末であるが、政府は学生が障害に面することを望んでいません。」 「野党陣営は国家高等教育基金公社を批判しているが、もし学生が奨学金を得られなければ多くの学生が脱落してしまうでしょう。」  「マレーシアが2020年までに先進国になるには、国民の50%が大学卒になる必要があるのです。」

奨学金を受けた学生について大臣は述べる、「199万人中、112万人は返済義務があります。しかし77万人が返済しただけです。 学業を終えたら返済するようにと奨学生に訴えます。もし返済したくないなら、勉学にさらに励んで第一級の成績で卒業しなさい、そうすれば奨学金は返済免除の扱いを受けます。」

(Intraasia注:当局は、督促されても一向に返済しない元奨学金受領者の何十人?何百人?かに対して、国外へ出国できないブラックリストに載せていることを明らかにしています)

【ゲンティングループがその独立系発電事業を売却する】
(カジノ運営で有名なマレーシア企業の) Genting Bhd は、マレーシアで早期に発電を始めた独立系電力発電事業も行っています。そのGenting Bhd の子会社であるGenting Sayen (Malaysia) Sdn Bhd は、スランゴール州 Kuala Langat に発電所を有しています。

Genting Bhdはその電力発電事業を、国策会社の 1Malaysia Development Bhd に売却することを発表しました、売却額は現金でRM 23億になります。売却法は、発電所を保有する会社の株の 97.7%を売却するという形です、同時に発電所の土地、広さ29万平米ほど、もRM 3880万で売却します。

この背景には、Genting Bhd が海外で発電事業を展開することを計画していると見られます。

(Intraasia注:半島部は電力会社 Tenaga Nasional が一手に電力供給を行っています、独立系の発電会社はいくつかあります、有名なYTLグループも独立系発電事業を持っている。Genting Bhd はゲンティンハイランドに一大カジノとホテルを運営していることで知られており、近年シンガポールでも大規模なカジノ運営で進出しています)

【マレーシアの証券取引所では株価指数の好調が続く】

クアラルンプール証券取引所、現在では Bursa Malaysia という名称、の株価指数 FBM KLCI が、13日午前に史上最高値 の1649をつけました。株式売買額はRM 7620万でした。

(Intraasia注:株価の上下は当然ありますが、指数はここしばらく上がり調子を続けているという印象です)




8月13日のマレーシア記事

【今年のハジ巡礼者数をまだサウジアラビアから通知されていない】
(ムスリムの5行の1つがメッカ巡礼です。ムスリムはいわゆる巡礼月に行う巡礼を済ますと、haji /hajah の称号を名前に加えます。 毎年のハジ巡礼において、サウジアラビアは各国に送り出してもよい人数を割り当てています)。

サウジアラビアが認めるハジ巡礼者の人数は伝統的にラマダーン月に(国々に)通知されます。 マレーシアは今年のハジ巡礼者数の通知をまだもらっていないので、もう少し待たねばならないようです。 サウジアラビアの都市メディナで少し前、マレーシア人グループが(マレーシア政府批判の) Bersih運動に関連したバナーを広げて集まりを開いたことで、サウジアラビア政府はハジ巡礼者数の割り当て数を見直ししています。

駐サウジアラビアのマレーシア大使は言う、「サウジアラビア政府は依然としてわが国の巡礼者数を通知していません。それにもかかわらず我々は万事は順調だと期待しています。」
メッカで行われるイスラム諸国機構の臨時サミットに出席するために、ナジブ首相は13日にサウジアラビアに到着します。

(Intraasia注:メッカ巡礼はムスリムにとって極めて重要なので、マレーシアにとっても大きな重みを持ちます。それはとして、この記事の書き方にもこの新聞の政府よりの立場がにじみ出ていますね)

【銀行のATMに爆発物を仕掛けて爆発させたが、金は奪えず】
マラッカ州のAlor Gajah地方の Masjid Tanah町で、銀行建物内の現金引出し機(ATM) から金を奪おうと ATMに爆発物が仕掛けられて壊されました。しかし金は無事でしたし、けが人も出ませんでした。
事件が起きたのは早朝3時半頃です。目撃者によると、顔を隠したヘルメットの男4人が現場から出てきてバイクで逃げ去ったとのことです。
爆発後5分間でパトカーが現場に駆けつけました。州警察はどのような爆発物が使われたかを鑑識しています。また銀行の監視カメラの映像を調べています。

(Intraasia注:一般にマレーシアのATMは24時間使えます。しかし夜遅く以降引き出すのは用心のため避けるべきですね)

【 Perodua 社が日本の自動車メーカーといっしょに実現可能性調査を始めた】
第二国産自動車のPerusahaan Otomobil Kedua Sdn Bhd (Perodua 社)はダイハツ自動車と三菱自動車と共同で、セダン車の生産に関する実現可能性調査を始めた、と同社社長は明らかにしました。「この計画ではPeroduaは親会社のUMWと協力するわけではない。」

Perodua 社は1993年の操業以来、小型自動車を生産してきました、加えて小型のスポーツ仕様車た多目的車に車種を広げています(これらはダイハツブランドの再ブランド化を利用)
。今日Perodua 社はマレーシア自動車市場で最大のシェアを持ち、30%を超えています、第2位は国産自動車の Protonです。

新しくセダン車を生産するというPerodua 社の狙いは既にしばらく前からありました。ただこの計画が2,3年後に実現するとは期待できません。政府の承認も必要であり、プランには準備期間が必要だからです。

仮にPerodua 社がこの計画でセダン車の市場に参入するとすれば、マレーシア市場でさらにシェアを伸ばすでしょう、しかしそれはProton車のシェアを奪うものです、その理由は両社は同じような市場範疇で争っているからです。外国自動車メーカーはこの影響は受けない可能性が高い。

8月12日のマレーシア記事

【高架上で停まってしまい、救助を受けたKLモノレール】
土曜日午後2時ごろRapidKLの運行する モノレールで、クアラルンプール中心部に向かって走行している車輌が Tun Sambathan駅を発車した後 Brickfields地区の高架線路上で突然停止してしまいました。

2輌編成のモノレールは183人の乗客で混雑していました、動力が止まってしまったためエアコンが機能せず、3人が気を失ったとのことです。
その後乗客は消防隊が2台のスカイクレーンを使って救出されました。ある乗客は言う、「停止して15分ぐらい経つと、人々はあせり出し、中にはパニックになった人もいた。」

モノレールを保有する(公共企業体の) Prasarana Negara Berhadの幹部は、モノレールの牽引制御がトラブルを起こし、その結果車輌のエンジンが止まった、と説明しています。

(Intraasia注: KLモノレールでこの種の事故はすごく珍しいはずです。その昔車輪が脱落して下にいた歩行者を大怪我させた事故があったが、高架上で停止して救出されたというのは、稀な事故ですね)

【 MRTプロジェクトのニュース 】
クアラルンプール圏の新交通システムを創る MRT プロジェクトで、電車線路用の高架橋を建設する工程の第3区(V3)一括パッケージが今年6月に Mudajaya Corporation Bhdに決定したことを受けて、同社は今月から工事にかかるとしています。
同社が建設するのは、Dataran Sunway から Section 17の区間です。「長さ6kmほどの高架橋ガイドウエイの完成は2016年の第1四半期になる。」とのことです。この区間にはMRTの3つの駅、すなわちThe Curve, 1 Utama 、 Taman Tun Dr Ismail が建設されます

(Intraasia注:MRTプロジェクトの新規電車路線建設はすでに始まっている。この新らしい電車路線は、高級商業住宅地として人気の高い Bandar Utama地区と主として住宅地であるTTDI地区を通る。現在は全く電車路線がないこの両地区に、大きな変化とさらなる人気を呼ぶのではないだろうか)

【ハラル食品の供給者の多数派はムスリムにあらず】
記録として紹介すると、 マレーシアにおける halal 食品の供給者の内で、供給者に占めるムスリムの割合はわずか8%に過ぎない。 ハラル食品産業に関わる人たちの70%以上は 非ブミプトラなのです。 ムスリムに食品を提供するビジネスを行うのに、ムスリムである必要はありません。

(Intraasia注:何を根拠にした数字か明記してありません、これほど数字が高いかどうかは別にして、とにかくhalal 供給産業に関わる人たちで非ムスリムが多数派であるということは確かでしょう。推測すればその中心は華人だろう。ムスリムが多数を占める地方の町や、東海岸州で商売で圧倒的に強みを持つのは華人です。華人は決して華人向けだけのビジネスに満足しない、ムスリム向けの衣装店に華人経営も珍しくなく雇用されているのはマレー人、というパターンは一杯ある。 同じことがhalal 業界にも言えそうです。ただ強すぎるのは不均衡をもたらす。不均衡は反発をもたらす)

8月11日のマレーシア記事

【学校のハリラヤ直前休日を認める】
(学校の中間休みは既に8月18日から26日までと、年度前に決まっています。)
8月19日にハリラヤになる(予定)ことを鑑みて、内閣は16日と17日を代替の学校休暇にすることを決めました。「全ての人はこれで帰郷の計画が十分にできるでしょう」 と教育省は発表する。

各学校に代替休日を申請することを許可するとしています。
このために各学校は、9月8日と22日、どちらも土曜日、を登校日にすることを教育省が提示しました。その場合は通常の授業スケジュールになります。

(Intraasia注:この2日間を休まなくてはならないということではなく、代休という形ですね。ムスリムが1人もいない小学校、中学校が仮にあるとして、そういう学校は代休を申請しないかもしれないが、圧倒的多数の学校は代休をとることでしょう)

【飛び込み種目で女子選手がマレーシア女性スポーツ史上初のメダルを獲得】

ロンドンオリンピックの飛び込み競技の個人10m種目で、サラワク州女性、19歳、が銅メダルを獲得しました。彼女 Pandelela Rinong Pamg のメダル獲得はマレーシアムとしてバドミントン以外で史上初のメダル獲得であり、同時に女子選手としても初めてです。

最も意外なメダル獲得に対して、多くのマレーシア人がツイッターでつぶやき、サラワク州のビダユ人女性に賛辞を送りました。 ナジブ首相もツイッターで祝福を伝えました。
マレーシア青年とスポーツ賞の規定では、同メダル獲得者はRM 15万がもらえます、加えて毎月の年金がRM 2千です。

(Intraasia注:どの国でも飛び込みは目立たない競技でしょうから、大きな注目は得ないはずです。マレーシアも全くその通りで、マスコミは報道はしても大きな扱いはしていません。マレーシアにとってバドミントンが断トツの注目度ですから。ですからこのメダルは全くの意外と言うところでしょう。半島部で普通に接する名前ではないところが、いかにもビダユ人らしい)

【野党連合Pakatan Rakyat は独自のナショナルデーテーマを掲げる】
野党連合である 民聯 は今年のナショナルデーの統一テーマとして ”Sebangsa,Senegara,Sejiwa”を採用することを決めました。
Intraasia注: 和訳すれば 1つの民族、1つの国、1つの精神 です。華語表記では “同國同心,全民大同” となっている。

そして民聯が州政権を握る、スランゴール州、ペナン州、ケダー州、クランタン州の4州では、政府のナショナルデーテーマとは異なるこのテーマを掲げます。4州は先に、政府テーマを採用しないことを発表していました。

国会の野党陣営代表で民聯指導者であるアンワル元副首相は語る、「ペナン州とクランタン州とケダー州はすでに各州のテーマを決めていたし、発表もした。今回の民聯最高理事会でこのことを決めたため、各州はこの民聯テーマを受け入れることを表明している。」
民聯(Pakatan Rakyat) は8月30日にスランゴール州で独自のナショナルデー祝祭を開催する予定です、またこれとは別に9月15日と16日にサバ州とサラワク州でマレーシアデーの祝祭を催します。

(Intraasia注:総選挙間近で両陣営はあらゆる面で対決調です。 マレー民族主義的視点が濃厚な Utusan Malaysia 紙は民聯とりわけ民主行動党批判を強めているそうです)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 388.0 入手します。

8月10日のマレーシア記事

【オランウータン殺戮を主張する英国のNGOの言いがかり】
英国基盤の 非政府組織 Nature Alert がサバ州のKinabatangan野生動物保護地区では農業開発のために、この8年間に300匹のオランウータンが殺されたと主張したことに対して、サバ州当局と野生動物保護グループは全く否定しています。

サバ州野生動物長のトップは言う、「そんな大量にオランウータンが殺されたらわかりますし、対処します」 この見方を、フランス基盤の団体とマレーシアの団体Borneo Rhino Allianceも支持しています。 「Kinabatangan野生動物保護地区は2002年以来完全に保護されています、この広さ2万5千ヘクタールの保護地は全く変わっていません。これが示すのは根拠なき言いがかりに対する直接の証です。」 「我々は野生動物保護グループとは喜んで協力し合います。 犯人に対しては必ず行動し起訴します。」 野生動物保護庁は、オランウータン殺戮に目をつぶるようにとプランテーション企業から多くの金を受け取っているという言いがかりを一蹴しました。

野生動物保護庁の専門家は説明する、「1991年以来 400匹以上のオランウータンが救出されました。近年はこういう救出は珍しくなりました。」

(Intraasia注:西欧の一部にある、また一部の日本人も持つ、東南アジアの国なんてこんなものさという愚民視的断定観が引き起こす、この種の言いがかりを論破するためにも、マレーシア当局はさらなる情報のオープン化をすべきでしょう。ただいくら事実を突きつけてもわかろうとしない奴らもいます、ちょうどイルカや鯨に対する捉え方のように)

【中古車の売買における移転登記を電子的に行うシステムを開始】

中古車の買い手から売り手への自動車所有権の移転が、一般人でも直接できるようになりました。
この自発的自動車所有権移転サービスは、道路交通庁が新たに導入したものであり、電子政府サービスの一つです。このサービスでは所有権移転が電子的に行える選択ができます。

現行のシステムでは、売り手と買い手が実際に道路交通庁の役所に出向いて、必要な書類を提出します。 「この必要がなくなった。売り手と買い手はまず1Malaysia 認証IDを得るために登録する必要がある。そこで全国に 500箇所あるキオスクへ行って MyEG(我が電子政府)ポルタルにログインする、そしてオンライン取引を行います」 とこの電子取引サービスの開始式で運輸大臣は説明する。 「第1段階では、身分証明書MyKadを持つ(つまりマレーシア国民)自家用車オーナーがこのサービスを利用できる。また誰でも道路交通庁へ行けば依然として手作業での所有権移転ができます。」

この自発的自動車所有権移転サービスをシステムとして提供している My E.G. Services Berhadの会長は言う、「これはたいへん時宜に適ったものです。」 「自動車を売った後所有権に関する争いを防ぐことに役立ちます、売買の記録が道路交通庁の記録上でリアルタイムに更新されるからです」

(Intraasia注:最近は変わったかもしれないが、中古車売買業者に自家用車を売ると、業者はその車が売れるまで所有権を移転しない、という慣行が昔からある。オーナーが変わると値段に影響あるからです。これは時に問題を起こす、交通違反切符などはかなり日時が遅れて所有者に届くからです、また盗難車などもすぐに所有者がわからない。 この電子移転登記では業者はどう扱うのだろうか?)

【学歴詐称の応募者が少なくない】

雇用市場での競争が激しくなるにつれ、明白なうその他に偽学歴を詐称する者が多くなっている。
雇用前の適正審査を専門とする会社が検知したところでは、平均して毎週 偽の学士や偽の Certificate学歴の応募が5件あります、また詐称調査会社が精査した応募の10%から15%は学歴詐称がある、中には存在しない大学を卒業学歴にあげている者さえいるとのことです。

多国籍企業や金融機関を主たる顧客とする Verity Intelligence Sdn Bhd (会社)の社長が明らかにしています、「巧妙にでっち上げている経歴書が多くあり、こういうのは誰でもだまされやすい。」 「毎月 2000件の応募書類を我々は審査します、この内20件が偽の学士や偽の Certificate学歴を書いている。つまり毎週 5件あります、今年だけですでに130件の偽造経歴です。」

(Intraasia注:雇用者側のあり方にも問題あることに触れていない。外資を含めてマレーシアでも企業は、人物を見る前に最初から全て学歴で足切りする、ネット上でのリクルート会社はその際たるものです。雇用する側の人事部の態度と思考がこの種の学歴詐称を助長していると思いますね)




8月9日のマレーシア記事

【売春斡旋業界のクアラルンプール圏外の新天地での新たな活動】
警察が発見したところでは、売春斡旋業界は同業者間での競争を避けようと、クアラルンプール圏以外の新天地を求めており、その際は各グループが互いに重複しない地を選んでいるとのことです。

警察庁の秘密結社などの取締り部門の長は語る、「これは売春斡旋グループの新しい作戦だ。7月末にある売春網を暴いた。ペラ州の Manjung にある娯楽センターを取り締まった際、71名の違法な売春活動をしていると思われる女性を逮捕した。内訳は ベトナム人が69名、中国人が2名です。」
「8名の未成年を含む11名のベトナム女性はパスポートなどを保持していない。恐らく `賣豬仔’(この意味がわからない)されてマレーシアに来たのであろう。」 警察が捜査でしてわかったのは、スランゴール州 Jenjarom , クアラルスランゴール、ペラ州の Manjung, パリットブンタールなどで売春活動が進行中です。

「小さな田舎町ではとりたてた娯楽場所がない。住居・こうばなどがあり住民の経済力はある。 女性の値段は大都市に比べれば高くはない、だから多くの買春客をひきよせる。 取り締まり行動では、移民法の条項を適用して、これらの外国女性を逮捕しました。」
警察はさらにこの娯楽店のマネージャー、ママさん、男性従業員を拘束し、現金を抑えました。この店は営業免許を取得していませんでした。

(Intraasia注:長年この種のニュースを耳目にしているだけでなく地域で身近に眺めてきた者として、いつもながらこういった売春斡旋グループの活動の手広さには負の意味で”感心する”。彼らは都会でも町でも取り締まれても取り締まれても新たに商売を展開する。 それだけ需要が根強い証拠ですな。需要のない所に供給は続かない。さらに明らかに何をするのかを知りながら、次から次へとやって来るこういった若い女性群、送り出す側と受け入れる側、ここではマレーシアにある強固なネットワークの存在。 )

【エアアジアはジャカルタにアセアン本部を置いて東南アジア戦略にまい進する】

今週7日にエアアジア (AirAsia)グループは、東南アジアでの航空ビジネス拡大の基地として AirAsia aseanをジャカルタに公式に設置しました。

これは、ASEAN(東南アジア諸国連合)創設45周年前夜と偶然に日が合いました。
AirAsia はその声明の中で、新しくアセアン本部を設けたことで、エアアアジアはアセアン航空会社としての地位をより強めるものであるとしています。

AirAsia asean はグループの東南アジア拡大戦略の一部として設立されました。エアアジア (AirAsia)グループには6つの航空会社がある:AirAsia Malaysia, AirAsia Thailand, AirAsia Indonesia, AirAsia Philippines、AirAsia Japan, そして長距離航空会社の AirAsia X。 この内の5社はアセアンに本拠地を置きます。

グループの最高経営責任者と副最高経営責任者が AirAsia asean本部に陣取ります。
最高経営責任者は語る、「ジャカルタに AirAsia asean本拠地を置くことで、アセアンの人たち皆に、エアアジアのスローガン”“Now everyone can fly”をもっと浸透させていくことに役立ちます。」 「欧米では冷たい経済風が吹いている中、経済成長が維持されていく世界地域の一部に本拠地をおくことができて幸運です。」

「エアアジアの重点をアセアン戦略に移すことは、ビジネスを続けていくことだけでなく、避けられない競争において我々グループが他社の先を行くことを続けられる戦略でもあります。」
AirAsia asean はアセアンオープンスカイ政策が実施されるのに備えてグループにその準備をさせます。
「AirAsia aseanをジャカルタに置いた理由の1つは、我々がASEAN事務局により近くで関わりあうことに役立つからです。ASEAN事務局はジャカルタにあるのです。」

(Intraasia注:当新聞の記事でも既報のように、エアアジアはジャカルタにアセアン本部を置いた。 エアアジアが勢力を持つようになって以来、マレーシア国内にはAirAsia 批判が根強くある。 ジャカルタに本部を置けば、この種の雑音からの影響は少ない、それよりも人口がアセアン随一巨大なインドネシア市場に直に接する利点がある。マレーシアの観点に捉われずにアセアン戦略にまい進できるのでしょう。 日本人だとすぐシンガポールをアセアン本部にしたがるが、それは最も非東南アジア的な性格を有するシンガポールに住みたい日本人の思考からですな。本当に東南アジアを戦略とするならバンコクやクアラルンプールやジャカルタに本部を置くのがあるべき方策でしょう。その意味でジャカルタというのは良い選択とも思えます。)

8月8日のマレーシア記事

【マレー鉄道(マラヤ鉄道)の建て直し策は今度はどうか】
今年5月マラヤ鉄道 (KTMB) の社長が変わりました、新たに就任したのはそれまでマラヤ鉄道貨物部門の長を務めていた人物です。
社長は(赤字が累積しているマラヤ鉄道の)立て直し策計画の話し合いに、この種のことで初めてマラヤ鉄道労組の代表を含めました。

労組委員長によれば、社長の立て直し計画は2年間で赤字を減らす、3年目に黒字化するというものです。「一般論として、マラヤ鉄道の3本柱である 貨物輸送、Komuter電車、長距離列車において収入を増やしたいということです。」 「例えば、Komuter電車は定刻運行率が 以前は17%だったが今では86%になった。再建策には、駅にもっと小売店舗用スペースを設けるという新しいビジネスもあります。」 「コスト削減もあるが、これは労働者の利益面を維持します」 「会社側と組合側の関係が強化されて我々はうれしい。」 「労働環境がより秩序だってきました。」 マラヤ鉄道労組は 組合員3600人を有しています。

これまで長い間マラヤ鉄道の建て直し計画はどれも効果がなかったことが示されています、それはマラヤ鉄道から得られる最新の財務諸表、2009年12月付け、に明らかだからです。そこからわかるのは、マラヤ鉄道は1993年から1996年まで年間RM 900万から1500万の利益が出ていた、しかしその後は赤字になってしまい、2007年はRM 1億1600万の赤字、2008年はRM 8400万の赤字、2009年はRM 9200万の赤字を記録しています。

赤字の理由は運営コスト増、比較的安い運賃、貨物輸送からの収入が激減があげられます。 貨物輸送のビジネスが大きく減った理由の1つは、マラヤ鉄道と国外で連係しているタイ国鉄の列車輸送能力が不十分なことです。  Komuter電車の運行するために十分な車輌数がなかったということもあります。

(Intraasia注:マラヤ鉄道の非効率さと定時運行のひどさはこれまでにも何回も書いたことです。 Komuterは中国製車輌が導入されて最近になって運行がまともになりつつあるようです。しかし長距離列車の定刻運行は依然として課題ですね。 経営陣は何回も変わっている、でも結果は出てない。毎年国家から赤字補填されているマラヤ鉄道は2011年の財務諸表さえ公表されていないのか。マラヤ鉄道の建て直しは小手先の改革でできるようなものではないはずです)

【それでも登録しなかった違法外国人労働者はRM 400払って自国へ向けて出国しなさい】
(違法滞在の外国人労働者を合法化する国家挙げてのキャンペーン 6P恩赦プログラムはすでに終了しています。)
Imigresenの長官は語る、「6P恩赦プログラムに登録しなかった非法外国人労働者は、罰金RM 400を支払って及び退出覚書を使うことで、それぞれの自国へ帰ることができる」 「ただしそういう場合でも非法外国人労働者は有効なパスポートを所有していなければならない。」

現在毎日100人から200人の違法外国人労働者が IMigresen を訪れて、自国へ帰国するために退出覚書きを申請しています。
「ハリラヤが近づくに連れてこの人数が増えることが期待されている。 」と長官。 「この休日シーズンは外国人労働者の集まる場所や入国地点へ取締官をもっと多く派遣します。」 「ハリラヤが近づいて、隣国からの違法外国人労働者は陸路、海路で自国へ帰ろうという数が増えるからです。」 「Imigresenはすべての入出国地点で警察、沿岸警備隊、国境警備隊などと連係して取締りを組織します。」

(Intraasia注:外国人労働者という表現に日本では別の言い方があるそうですが、マレーシアはあくまでも外国人労働者という単語が適している、なぜなら国民からの捉え方、法律での扱いなどでまさに外国人の労働者だからです。あれほど大々的に行った6Pプログラムでも登録しなかった非法外国人労働者は少なくないことがわかる。所詮最初から違法労働を承知で来ていること、及び雇用者側の身勝手なあり方に利用されていることがある。法と行政は違法外国人労働者を使う雇用者に甘いのです)

【サラワク州でも華人人口成長率はぐっと落ちている】

サラワク州の人口は約250万人です。その内華人人口の割合は 25%弱。華人人口は増加はしているものの、その増加率はサラワク州各民族の間で最低です。
サラワク州華人の人口成長率は30年前は 2.7%が 2010年はわずか 0.73%に落ちました、明らかに華人家庭での出産が減っています。 2000年時点で 1.35%でした。

サラワク州の他民族では低くても 1.6%あります。州最大の民族であるイバン族の場合は、1991年が 2.23%、2000年が 1.95%,2010年でも 1.67%ありました。サラワク州マレー人の場合は、1991年が 3.05%、2000年が 2.7%、2010年が 2.06%です。

(Intraasia注: 国全体の華人人口比はこの40年少しづつ下がっている。マレーシアが成立した40年ほど前は3人に1人は華人でした、現在では4人に1人。 このままでは5人に1人となることは確実、そこでこの華語紙のように華人人口比の低下を憂う論は絶えません。華人経済力が突出しているサラワク州だけの特徴ではない。マレー人の出世率は昔に比べれば下がっていても大きくは下がらない、これは民族の家族観の捉え方が違うこと、及び宗教的要因もあるからです。こういう面を考えれば華人比率の低下は避けられない)

8月7日のマレーシア記事

【一般住宅の電力消費者が自分でメーターを読むサービス】
電力会社 Tenaga Nasional Bhd は、一般的家庭の平均的電力消費者向けに”自分で電力計 を読む”サービスを今年初めに導入しました。 しかしこれまでにサービスに契約した消費者は 530人に過ぎないとのことです。

同社の顧客サービス部門の長によれば、「使用電力量に関して頻繁に推測値に基く電気代請求書を受け取る消費者にとってプラス面があります。」 「このサービスでは、消費者が自分で電力メーターを3ヶ月連続で読み取る、Tenaga Nasional Bhd は4ヶ月に1回だけメーター値をチェックして問題ないかを確認する。」
「さらに推測値に不満を持つ消費者に自分でメーターを読む選択を与えます。 電力計が屋内にある家庭では、メーター検針に来た時留守になることがあるので、これは便利です。もっと多くの人がこれに参加することを期待している。」

「このサービスを契約するには、Tenaga Nasional Bhd のサイトでも入手できる 申請書に記入しTenaga Nasional Bhd へ送付してください、その際身分証明書のコピーも必要です。」 「確認後、消費者は”自分で電力計 を読む”サービスに参加できます。方法は TNBの e-services (https://e-services.tnb.com.my/) または SMS を 15454宛てに送る。」 「そうして請求書が発行されます。消費者が自分で読む時期は、TNBの通知を受けてから3日以内でおこなうこと」

Tenaga Nasional Bhdの電力消費者 600万人中、100万人ほどが2ヶ月に1回の電力検針を受けており、その場合は1回おきに推定値に基ずく請求書となる。推定値は過去6ヶ月間の消費電力の月当たり平均値です。 推定値に対するる調整は、検針員が実際にメーターを読む時に行われます。
自分で読むメーター値を少なく申告する消費者に関しては、4ヶ月ごとに実際に検針して請求書を送る際にその分を上乗せして請求されます。

マレーシア消費者協会の事務局長は、”自分で電力計 を読む”サービスに賛意を示しています。「消費者は自分の意思で電力の使用を監視すべきです。それが電力料金の節約につながる。」

(Intraasia注: イントラアジアも電力計の検針には昔から間違いが多く、いらつかされています。マレーシアのアパートや家屋では二重扉などにして電力計が屋内にある場合が多い、よって数値が読みにくくなり検針員が誤読する場合が絶えません、また留守の時は検針員がメーター自体を読めない家庭も少なくない。ということから推定値が使われる。)

【民族嫌悪のポスターを貼ったことで起訴された裁判】

3人のマレー人、 24歳と32歳と30歳が 2月にクアラルンプールのTaman Tun Dr Ismail にある道路に民族嫌悪的及びフリーセックスを表現するポスターを貼った罪でその後起訴され、昨日下級裁判所で判決がありました。 被告は有罪を認めており、判決の 執行停止付14日間の懲役及び罰金RM 700が確定しました。

被告らは、 "Lim Guan Eng anti-Malay", "Lim Guan Eng racist", "Lesbian, Gay, Bisexual, Trans", "Undi Ambiga Undi Seks Bebas"などという言葉と写真を載せたポスターを貼ったとのことです。
一方同様に起訴された共犯者の2人、36歳と31歳は裁判を主張したので、裁判長はRM 1000で保釈を認め、裁判を9月初めに行うと決めました。

(Intraasia注:文章が今ひとつはっきりしませんが、どうやら道にポスターを貼ったようです。 Lim Guan Eng とは野党陣営の民主行動党書記長でペナン州州首相を務めている、一部のマレー人がたいへん嫌っているようですが、いずれにしろ民族嫌悪の表現はマレーシアではとりわけ反発と憎しみを生むだけです) 

8月6日のマレーシア記事

【被雇用者福祉基金EPFの引き出しは55歳のまま据え置くとの政府発表】
民間労働者が被雇用者福祉基金から収めた納付金を引き出せる年齢を引き続き55歳とする、と先週末第2財務大臣が語りました。

(マレーシアの唯一の労組全国組織である)マレーシア労働組合会議の議長はこれを歓迎して語る、「我々が民間労働者を対象に調査したところ、定年年齢が2013年以降は60歳に引き上げられたにも関わらず、80%が 収めた金額を55歳で引き出すと答えている。」 「マレーシア労働組合会議は政府のこの決定を歓迎する。民間労働者は元々被雇用者福祉基金からの引き出しを55歳または60歳での選択を与えられているからです。」

全国の公務員労働者組合である Cuepacs の議長もこの決定を歓迎して言う、「この決定は民間労働者にとってほっとすることであろう。60歳に伸ばされてしまうのではないかと、彼らは心配していた」

(Intraasia注:マレーシア人被雇用者は昔から、被雇用者福祉基金EPF の納付金を早期に引きおろすことにこだわる。現在でも一部金額は50歳くらいから引き出せるのです。引き出しを後送りせず前倒しにしたい人ばかりですね。そうして引き出し後数年で使い切ってしまうというケースが後を絶たないと言われている。年金のない民間にとって被雇用者福祉基金は唯一の納付制度です。政府は先日引き出し年齢を暫定措置の後60歳に遅らせると発表したが、どうやらそれを引っ込めたようです)

【南北ハイウエーでさまよう牛に衝突して事故が起きた】
南北縦断ハイウエーでマラッカ州のAlor Gajah 付近の区間で、走行中の車がはぐれ畜牛に突っ込む事故がおき、乗車していた47歳の妻と10歳の息子が死亡しました。軽自動車の Perodua Kancil を運転していた夫、50歳は重体であり、同乗の娘、21歳は軽傷で済みました。事故が起きたのは 午前1時20分頃です

Alor Gajah 地区警察の幹部によれば、この家族は日本留学中の娘がハリラヤ前に休暇帰国したのをクアラルンプール空港まで迎えに行き、自宅のあるジョーホール州へ向かっていました。「運転者はハイウエーを横切る牛を見たことだと思う、しかし避けられずに牛にぶつかり、横転してガードレールにぶつかった。」 
「それとは別の車、Proton Persona 、も牛を避けようとして失敗し車は横転を繰り返した。」 「さらにまた2台の車、Proton Pesona と BMW、もこの事故に巻き込まれた。この人たちは無事とのことです。」

南北縦断ハイウエーを運営するPLUS 会社は、ハイウエーのフェンスが何者かに壊されている場所を特定したと明らかにしました。「当初の調査でわかったことは、フェンスが壊されている所から牛がハイウエーに迷い出た、事故がおきたのはそこから50mほど離れたところです。」 「PLUS は一般市民からの通報を求めます、フェンスを壊したりする行為や動物がハイウエーを歩いているのを見かけたら 1800 88 0000 まで至急通報してください。すぐ対処します」

(Intraasia注: ハイウエーで牛に衝突するなんてという不幸な事故ですね、地方へ行けば一般道路で牛などがうろついているのは珍しくないが、ハイウエーではそんなことは許されません。それはとして深夜に軽自動車でハイウエー走行するのはできるだけ避けた方がいいのではと思いますね。)

【マレーシア初の金メダル獲得ならず】
マレーシア史上初の金メダルがかかっていた、バドミントン男子シングルの決勝で、李選手は中国の選手に負けて惜しくも銀メダルに終わりました。両者は北京オリンピックの同種目決勝でも対戦していましたが、結果は同じでした。今回李選手は第1セットを取ったのですが、第2と第3セットを奪われました。

8月5日のマレーシア記事

【全マレーシアバス運営会社協会が政府に40%の運賃値上げ認可を要望】
来年度予算案への請求を兼ねて、全マレーシアバス運営会社協会は、中長距離バスと乗り合いバスの2分野ともそれぞれ40%運賃を値上げすることを、当局が認めてくれるように要望しています。理由として、バス業界はディーゼル油価格の高騰と全体的運営コストの上昇をあげています。
政府が前回バス業界の値上げを認可したのは2008年でした。

協会の議長、「乗り合いバス業のために政府は基金を設けたが、我が業界は苦闘しています。何社かは廃業せざるを得なかった。政府基金からお金を得られないバス業者は多いのです、それは陸上公共交通庁の定める厳しい規則があるからです。」 「インフレやコスト増のためバス運賃を2年ごとに自動的に値上げできるシステムの導入を提案します。」

「バス業界の方向性に関して政府からのメッセージがいろいろあって困惑します。マラッカ州のように州内の乗り合いバス運行を買い取った州もある。また(国の資本の入っている)MARA バスと RapidKLバス間の競争もあります。 政府が全ての乗り合いバス運営を引き継ぐことを計画しているのだろうか、それとも民間にまかせるのだろうか、我々にはよくわかりません。」 「そこでバス会社はバスビジネスに今後も投資すべきか確信がもてないことを呼んでいる。乗り合いバス会社はその運営を政府に売却する用意があります。」 「我々が望むのはきちんとした方針として、バス業界の方向性を関係者に知らせてくれることです。」

全マレーシアバス運営会社協会としての他の要望は、中長距離用バス車輌の許容年数を現在の10年から15年に延長してくれること、及び乗り合いバスの車輌許容年数を15年から20年に伸ばしてくれること」です。

(Intraasia注:少し前のこと、マラッカ州へ行ったら、州内乗り合いバスの多くが新しい同じようなバス車輌になっていました。といっても旧来のバス運行会社が消えたわけではないようだ。運行は旧来のバス会社でも管轄は州政府翼下にあるということなんだろうか。)

【トレンガヌ州のシングルマザー援助策】

トレンガヌ州州首相は、州内に住むシングルマザーは 21,837人であるとの認識を示しながら語る、「 州政府はシングルマザーを援助するために 来年RM 2千万を配分します。これはシングルマザーの生活水準を上げるためのいろんな面での援助を網羅したものになる。」

「RM 2千万というのは仕事という点で彼女たちを援助するには十分な額です。」 「この配分ではシングルマザーが自ら起業することに対しても補助いたします。州の福祉事務所はシングルマザーの援助するためによく働いています。 州政府は彼女たちの生活をさらに向上させてあげたい。」
州の選挙区毎に設置されたシングルマザー協会に、トレンガヌ州政府は毎月RM 2000を提供しています。「この額を月RM 3000に増額することに同意します」

(Intraasia注: ムスリムはシングルマザーを肯定的に捉えない家族観を持つ、そしてトレンガヌ州ではムスリムが圧倒的多数を形成する。その州人口約 100万人の州でシングルマザーが21,837人か、この人数は多いのか、少ないのか。 RM 2千万といっても 1人当たりではRM 910となる。 年間配分とすればお世辞にも多い額とはいえないでしょう)

【マレーシア国民注視のバドミントン男子シングル決勝】
ロンドンオリンピックのバドミントン男子シングルで李選手が決勝に進んだことで、5日夜の決勝戦はマレーシア国民あげての関心が集まっています。
もし李宗偉選手が金メダルを獲得すれば、約RM 400万の報奨を手にすることになります。内訳は国家スポーツ理事会からのRM 100万、民間企業3VからのRM 100万、クアラルンプールバドミントンクラブ提供のゴールド(RM 200万相当)です。加えて引退後は年金として月額RM 5千も受けられる。




8月4日のマレーシア記事

【マラッカ州で州先導の大規模太陽光発電】
マラッカ州は国内の州として最初となる、大規模太陽光発電地を建設し運営することになりました。総費用はRM 4600万です。
Rembia工業団地にある広さ 7248へクタールの土地に 出力 5メガワットの太陽電池を設置します。建設は3段階に分れ、第1期は 1.3メガワットで今年12月までに完成、第2期は 1.22メガワットで2013年1月に完成、第3期は 2.48メガワットで 2013年2月に完成の予定です。

このプロジェクトを司るのは マラッカ州首相公社が所有する Kumpulan Melaka Berhadです。 州首相によれば、この大規模太陽光発電で発電した電力は全て 電力会社Tenaga Nasional に売却することになります。「1ヶ月間で 514MW 、年間で 6,162MWの電力を売ることができる」
予算措置として、財務省翼下の会社  Malaysia Debt Ventures Berhad から RM 4100万のローンを得る。マラッカ州として21年後には RM 7300万の利益を得る。」

(Intraasia 注:太陽電池の故障率をどの程度見ているのか知りませんが、 利益はともかく発電用の土地は十分にあるので今後もこういう大規模発電が建設されることでしょう)

【ミスユニバースマレーシア代表選考を批判する記事と主催者の反論】
International Business Times がミスユニバースのマレーシア代表の選考に関する記事を7月14日に掲載しました。これに対して ミスユニバースマレーシア組織は反論を表明する。
組織の女性理事は主張する、「その記事はマレーシア人に対して不当で不適切である。書いた者がマレーシアが多民族社会であることをよく知らないことが示されている。」 「確かにマレー人と華人とインド人が多くを占めるが、他の民族もたくさんいます」

International Business Timesの記事では、「美の政治:マレーシアのミスユニバース候補は白すぎないのか?  選考が近年より西欧化されている中で、このことでマレーシア人候補を特に選んだ、国はミスユニバースコンテストにおいてその国を代表するのにより肌の白い美人を選ぶ傾向になってきた。」 として選ばれた候補者のマレーシア人らしさを疑う。2012年のマレーシア代表に選ばれたのはペナン州出身で白色人とユーラシアンの両親を持つ。記事の作者は彼女は白すぎると評する。

彼女自身混血の両親を持ち、2004年の代表であった理事は反論する、「白すぎるまたは肌の色だけで選ばれない。彼女は代表に値するから選らんだ。」 「マレーシア人らしくないということで白い肌の女性を差別するのは、弊害となる」

(Intraasia注:ミスコンの虚妄と差別思想はいまさら言うまでもないことで、この種のミスコンを主催している人たちの詭弁をまともに論ずるのもあほらしい。別にミスコンを止めろということではなく、ミスコン主催で金を儲けたい、ミスコンで選ばれて有名になりたい、という本音を述べればいいのです。 マレーシアでいくつも行われている国際ミス何々で選ばれる女性たちは、この記事が言うようにいかにも白っぽい女性ですね。 それ以前に、マレーシア人口の3分の2を占めるムスリムはこの種の水着審査などのあるミスコンには参加を許されない。つまり応募者自体が最初からマレーシアを代表していない。 そこで選ばれた候補者をミス何々マレーシアということ自体が、虚言ですね。イントラアジアは昔からこのことを主張している。だから非ムスリムミス何々マレーシアと称するべきです。) 

【マレーシア期待のバドミントン男子シングルで決勝進出】
ロンドンオリンピックのバドミントン男子シングルの準決勝で中国選手を破って決勝に進んだ李選手はマレーシア初の金メダルの可能性があります。
ナジブ首相は、李選手を応援するために、日曜日夜の決勝に合わせて首相夫人と副首相夫人がそろってロンドンへ飛んで行くことを明らかにしました。「李選手はマレーシア初の金メダリストという歴史を作るチャンスがあります。」

李宗偉選手は決勝では(これまでほとんど勝てない)中国の最強選手と対戦します。北京オリンピックでも両選手は決勝で対戦しており、李選手は負けて銀メダルでした。

8月3日のマレーシア記事

【ラマダンバザールで露店区画の貸し借りを捜査】
クアラルンプールのマスジットインディア通りで毎日開かれているラマダンバザール(市場)を、マレーシア反汚職委員会の係官が訪れて調査しました。その結果バザールで割り当てられた露店出店場所の内 15の場所で、その場所使用料が 月 RM 6千からRM 2万8千だとわかりました。 24名の係官がこの日マスジットインディア通りのラマダンバザール現場を午後訪れ3時間ほど調査しました。

汚職委員会係官が記者団に明らかにしたところでは、仲介役の1人を現場で逮捕しました、その者はプトラジャヤの本庁へ連行されて事情聴取されます。
関係する露天の従業員もクアラルンプールにあるオフィスで事情聴取を翌日受けることになっており、仲介者と従業員の話に食い違いがあれば彼らを逮捕するとのことです、「 一般的に露店の一区画は月の利用料はRM 1千と低く抑えられている。しかし我々が発見したのは、その料金よりも非常に高額だということです。このことからわかるのは、その露店区画を借りているのは仲介者からラマダンバザール出店免許を得たということです。」 「全ては調査を待ちます」 と係官

(Intraasia注:マスジットインディア通りのラマダンバザールは毎年ラマダン時期に開かれ、クアラルンプール有数の大規模で人気ある場所です。希望業者が多すぎるので抽選が行われるはずです。 そうして得た区画を他人に貸し出すという、典型的なアリババ商売ですね、昔からのマレーシアの病根といえる)

【ハリラヤ時期なので食品目に価格統制を発表】
国内取引・協同組合・消費者省の大臣が、ハリラヤ アイディルフィトゥリ祝祭時期に行う食品の価格統制の実施内容を発表しました。 品目数 20、実施期間 8月12日から26日
「業者は全て、統制品にピンク色の値札をつけて、他品目と区別する義務があります。」 「従わないものは法に基いて罰せられます」

以下は値付けしてよい最高価格 -クアラルンプール及びプトゥラジャヤの場合
生きた鶏 RM 5.70、 標準鶏 RM 6.80、 高級鶏 RM 7.60、 マレーシア産牛肉 RM 22、マレーシア産水牛肉 RM 21、 インド産水牛肉 RM 13.5

Aクラス鶏卵 35セント、 Bクラス鶏卵 34セント、 Cクラス鶏卵 33セント、 インドネシア産と中国産キャベツ RM 3.2、レッドチリ RM 10.0 、トマト RM 4.50、 
ココナツミルク RM 6.0、 輸入たまねぎ RM2.50、 中国ニンニク RM 7.50、中国ポテト RM 3.0 など

その他州では価格に幾分違いがあるとのことです。

(Intraasia注:単位が書いてないので推測すると、鶏は 1Kg 当たり、肉や野菜は1kg、卵は1個 でしょう)

【バドミントン種目でマレーシア選手の3人が準々決勝に進んだ】

ロンドンオリンピックで、バドミントンシングル男子で李選手は準々決勝に進みました。一方男子ダブルスでは、マレーシア選手組み(いずれも華人)が準々決勝に進みました。

(Intraasia注:マレーシアが最も得意とするバドミントンですから、ひとまず準々決勝に進んで皆ほっとしていることでしょう。なお女子グループは男子グループほど強くはない)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 395.0 入手します。
US$100 を現金両替すると 306.80 入手します。

8月2日のマレーシア記事

【クアラルンプールから東海岸州に直行する新しい鉄道路線を建設するプロジェクトを発表】
半島部の東海岸、すなわちパハン州とトレンガヌ州とクランタン州、に鉄道を建設する実現可能性調査が終わりました。この調査は 2009年に開始されていました。
ナジブ首相はその発表のなかで明らかにしました:鉄道の路線は段階的に建設することになる、第1期は トレンガヌ州 Kertih と パハンKuantan 間の109kmです。
東海岸を走行する新路線建設案は、クアラルンプールから クランタン州の トゥンパットまでの全長600kmで、Mentakab, Kuantan, Kuala Terengganu、 Kota Baruを通る路線になる。

東海岸経済地域開発会議の場で首相はさらに説明して、「(政府の進める)東海岸経済地域開発プランが西海岸側と連係を良くしまた地域内での発展を促進することに関して言えば、この鉄道建設大プロジェクトが大きな影響を与えることになる。」 (パハン州が地元である)首相は東海岸経済地域開発会議の議長でもあります。
「鉄道建設の第1期は東海岸特別経済ゾーン内のいくつもの工業地をつなぐことに大いに役立つ、このゾーンにはGambangハラル産業団地ちKumaman 供給地もある。 Gebeng 石油化学複合地、 Pekan 自動車産業パーク、パームオイル産業集合地、さらにクアンタン港 などもこの鉄道建設プロジェクトの恩恵を大いに受けることになる。」

(Intraasia注:東海岸は西海岸に比べて道路つまり輸送インフラがかなり遅れている。 高速道路はクアンタンからクアラトレンガヌ路線が開通しているが、クランタン州までの全区間はまだまだ建設途上です。 東海岸側の一般道路はかなり狭い、鉄道は内陸部を通る旧式な単線だけであり貨物輸送には明らかに不十分です。クアラルンプールからのマレー鉄道はジョーホール州まで南下してそれから内陸部を北上する。
ですからクアラルンプールから半島を横断して、パハン州、トレンガヌ州、クランタン州の海岸側を通って北上する路線があれば、工業面でも人的輸送面でもはるかに効率が良い。以前からこんな路線を建設すればいいのにと思っていたら、実現可能性調査をやっていたのですね。いつもながらこういうことは、秘密ではないが、ほとんどマスコミつまり国民に公表せずにやる、そういう体質は変わりませんね。 そして決まると首相の発表という形を取る。 
財務大臣を兼務するナジブ首相は次から次と開発計画を発表しています。 新東海岸鉄道には大いに期待したいですけど、財源はどうするのだろうとも思います。 いずれにしろ、5年や10年で完成する事業ではありませんね)

【ハリラヤを前にして 12日から交通違反取締り強化に入る】

祝祭シーズンを前に、スピード違反と赤信号無視の交通違反取締りにカメラを使い始める日にちを 8月12日からとする、と運輸副大臣が語りました。この新しい方式は 自動取締りシステムという名称とのことです。。
「昨年1年間の交通事故死者数は 6877人でした、その内6割はモーターバイク乗りです。 今年1月から5月までの モーターバイク乗りが関わる死者数は2779人です、昨年同期は2840人でした。」

「国内の車輌総数 2200万に対して、道路交通庁の係官は4千人、交通警官は2万人です、とても手が回りません。」

(Intraasia注:とにかくバイク乗りの信号無視、一方通行逆走、歩道走行は目に余るひどさです。人一倍街を歩くイントラアジアはこの無法行為にいつも腹が立ちます。所詮時期限定の限られた場所のカメラ取り締まりなので、あまり期待はできませんね。ずっと以前からクアラルンプールに主要交差点にはカメラが設置されているが、その効果は高いとはいえませんし、どれくらいが実際に機能しているのだろうか)

【今年のナショナルデーのテーマ】

今年のナショナルデーのテーマ ”独立して55年、果たした公約 55 Tahun Merdeka, Janji Ditepati” を選んだ理由をナジブ首相が語る:政府は公約を果たしてきたからです。55年前に独立を果たして以来、政府与党連合 Barisan Nasional の指導者らは国に進歩と発展をもたらしました。

ナジブ首相は国民のためにかなえた3つの公約について説明する: 平和な国家、 調和ある社会、国民の福利
この福利に関して、「マレーシアに職は十分ある、ただマレーシア人はえり好みし、規律に欠けます」

(Intraasia注:31日はナショナルデー、パレードが披露されます。 マラヤ連邦が1957年に独立した日をナショナルデーとする。 マレーシアが成立した1963年はマレーシアデーと言います)

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