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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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10月31日のマレーシア記事

【私立の看護師教育機関の卒業生を国立医療機関で雇う】
保健省は、私立の看護高等教育機関で diploma 学歴を取得した看護師 1681人の面接をすることになりました。11月中旬の2日間全国85の場所で面接を行い、雇用は今年12月中旬になります。

保健大臣は説明する、「私立の看護高等教育機関を卒業した看護師が失業している状態に対処するために、政府は保健省が看護師の雇用を増やすことにしました。これによって国立の医療機関における人手不足の解消にも役立つ。」

学校を卒業したけど未だ失業状態にある卒業者を対象に、内閣翼下の経済計画部の下にある ”1つのマレーシア訓練プログラム”も、保健省は実施します。

(Intraasia注:diploma 学歴というのはdegree の下の段階のことで、マレーシアの教育機関では各分野のdiploma 取得者がたくさん出ます。看護師もその専門教育終了段階によって何々レベル取得と区分される)

【レバノンで逮捕された2人のマレーシア人は軍事法廷で裁かれる】

アルカイーダとのつながり容疑で、レバノンで逮捕された2人のマレーシア人、30歳と21歳、に、ベイルートの軍事法廷で裁判を受ける際4人の弁護士がつくことになりました。
駐ベイルートのマレーシア大使は、被告の家族にはこれをすでに伝えたと語る。「弁護士費用は家族が払うことに同意した。我々はすぐれた弁護士を紹介しました。」 「被告2人に対する起訴事実に関し、レバノン当局から大使館に詳しいことは知らされていません。」

【マレーシアバイク市場で非日本メーカーによる攻略はなかなか難しい】
マレーシアバイクディーラー総会の副議長は語りました、「来年から日本ブランド以外の多くのバイクメーカーがわが国市場へ参入してきます、市場の健全さからは良いことです。ただそういうメーカーはマレーシア市場で成功していくには足場を確保しなければならない。」

後日副議長は新聞記者の訪問を受けて語る、「日本ブランド以外の外国バイクブランドはマレーシア消費者の購買力に見合う必要がある。 現在マレーシアのバイク市場では日本ブランドが80%ほどを占めている、残り20%を 中国と台湾のメーカーが占める。日本メーカーの技術と品質は非常に良く、市場状況をいつも注視している、その価格競争力があるので、市場占有の地位に見合っているでしょう」

(Intraasia注:マレーシア国産メーカーのバイクも人気あるが、どういうわけかその市場比率は上記の数字に入ってないようだ。国産だが他国資本も入っているかどうかは記憶にない)

【Proton社が Honda社と協力関係を結ぶのニュースは驚きで迎えられた】

驚きといえるでしょう。国産自動車メーカー Proton Holdings Bhdは広範囲のビジネス分野で機会を模索するために日本のホンダ自動車と協力関係を持つことになります。この分野には技術と製品と施設の共用が含まれます。

Proton社の親会社である DRB-Hicom Bhdは声明する、「好機は終わりなくある、ホンダ社のような外国の戦略的パートナーを持つのは我々が OEMの担い手として成長していくことを可能にするでしょう。」

しかし現時点では協力合意の詳細はまだ詰まっていない?明らかになっていない?ことから、アナリスト筋はこの非包括的合意はさらなる戦略的協力の前触れではとみる。少なからずのリサーチ会社やアナリストは、今回の両社間の協力合意にを驚きの捉え方をしています、それはHondaはこれまで独自の道を歩んできたことがあります。

あるリサーチ会社のアナリストは言う、この合意では Proton社が他のメーカーと OEM面で協力することを防ぐようにはなっていない、と。また別のアナリストは言う、協力関係は技術面での強化になるでしょう、例えば新エンジンの開発。

ホンダのマレーシア法人である Honda Malaysia Sdn Bhdにおいて、  DRB-Hicomは出資者として34%の株式を所有している。 Honda Malaysia Sdn Bhdはマラッカ州Pegoh に工場を持ち、最近その隣接地に50エーカーの土地を取得した。これは同社の年産能力を倍の年産10万台にするものです。

(Intraasia 注:Proton がHondaと協力関係に入る? という意外なニュースです。詳細はわかりません。DRB-Hicom Bhd が10年以上ぶりにProton 社のオーナー会社に復帰した。とはいえProton社は独立独歩ではもうやっていけない、そこで常にパートナーとなる自動車メーカーがうわさされてきた)

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10月30日のマレーシア記事

【自動車物品税の引き下げはしないという大臣発言】
マレーシア自動車産業協会が予測している、2012年の国内総販売台数は615000台です。 協会のデータでは、今年9か月間の販売台数は45万8千台でした。業界アナリストは、年間予想台数は達成できるであろうとみています。「第4四半期の売上台数は9月の実績より良いはずだ。新モデル車の発売も消費者にアピールするでしょう」

通産大臣は先週国会で、「輸入車と国内生産車の両方に関して、来年度予算案で車両の物品税を引き下げる方向での見直しはしない。大きな引き下げは国庫に大きな影響をもたらしてしまう」 と明らかにしました。

(Intraasia 注:予算案で自動車の物品税が言及されなかったので、値下がり期待は一時的にはおさまったようです。つまり買い控え要因が減った?)

【Samsungの Galaxy スマートフォンを1400個もMAS貨物倉庫から奪ったグループ】

今月20日にSepang地方にあるクアラルンプール国際空港のマレーシア航空貨物倉庫から、 1,407 個のSamsung Galaxy Note IIスマートフォンが強奪されました。被害総額RM 320万です。

警察はこの事件に関して、13人の容疑者を逮捕しました。内訳は22才から43歳までの9人の男と4人の女です。一般からの通報によって警察は23日にマレーシア航空貨物近辺、Puchong地区、Nilai地区、さらにクアラルンプールのブキットビンタン街のショップなどの一斉捜査を行い、11人を逮捕していました。
警察庁本部の幹部は言う、「その後1人の容疑者はSepang警察署に出頭した。」 「これらの逮捕で71個のスマートフォンを取り戻した。」

20日の事件は、運輸会社の社員を偽ったグループがMAS貨物の倉庫からスマートフォンを奪って盗難車のトラックに積んで逃げました。
警察幹部によれば、主犯は運輸会社の職員とのことで、内部情報を得ていたようです。また容疑者の1人の女性は、その盗まれたスマートフォンを80個 RM 10万で買い、それを一般向けに1個RM 1,850で売った模様です。
警察はさらに4人を公開指名手配しています。

(Intraasia 注:Samsungの Galaxy スマートフォンはかなり人気が高いそうですから、盗品をさばくのも難しくなさそうです。これだけ人数いると、奪ってそれをさばくという一連の作業をグループでこなしたのかな? すでにブキットビンタン街あたりのショップで売られたから、恐らく警察も捜査を広げたのでしょうね)

【非常に多くのファンを集めたKポップグループ  Big Bang】
韓国の人気Kポップグループ  Big Bangは27日夜クアラルンプールの Merdekaスタジアムでコンサートを行いました。

同グループはBig Bang Alive Galaxy Tour 2012の一環として、マレーシアで初のコンサートを開催したもので、1万5千人のファンが会場に詰めかけました。このコンサート費用はRM 400万とのことで、 Samsung Galaxy がスポンサーをつとめました。コンサート製作会社は Running Into The Sunでした。ファンの中には、2日前からスタジアム外でキャンプした者もいました。

(Intraasia注:イントラアジアはKポップファンでも Jポップでもありません。ただ既に10数年前にマレーシアにおけるこの2つのポップスを何回かルポしました。その後も折に触れてマレーシアにおける状況を観察してきました。今や圧倒的にKポップがマレーシアを席巻している。1万5千人ものファンを集めるとは! 昔書いた点を再度書けば、Jポップの内向き傾向が10年後こういう違いを生んだ大きな要素ということでしょう)

10月29日のマレーシア記事

【3人妻を持つ、ペナン州のあるムスリム実業家の話】
先週末の祝日 Hari Raya Aidiladhaは34歳のマレー人実業家にとって三重の喜びでした。 疎遠になっていた第一妻が、29歳、が10月中旬7人の子供を連れて戻ってきていました、彼女はいさかいから6月に家を出て行っていました。
 もう一つの喜びは、彼はつい最近である 9月下旬に第三妻を娶りました、これはタイのソンクラー市でイスラム教式の婚姻を行いました。その後2人はペナン州イスラム教庁でその婚姻登録を認めてもらいました、その際罰金として各自RM 500が課されました。

(ペナン州本土側に住んで)コンピューター部品の廃品業を営んでいるこの実業家氏は新聞社のインタビューに答えて語る、「今年は3人の妻と12人の子供たちと全ていっしょにこの Hari Raya Aidiladha を祝えて嬉しい。 彼女たちが互いに受け入れあうことができ、さらに我々みんなが一緒に住めるようになって感謝の気持ちです」 

彼は、第一妻との間に5か月から10歳までの8人の子供、第2妻 24歳との間に2歳から13歳まで5人の子供があります。「私の稼ぎは月RM 8千です。これだけあれば家族全員を養っていくに足ります。重要なことは妻と子供たちの必要なものを提供できるということです。」 「私は第一妻と第三妻を第二妻の家へ毎朝送っていきます、そこで彼女たちはいっしょに食事の準備をします。夜は2人の妻を各自の家へ戻します。」
「彼女たちは大きな問題なくいっしょにやっています。ただ例外は第一妻が突然家を離れたことです。」

第一妻は語る、「夫との問題を解決した後、彼のもとに戻りました。新婚の第三妻を受け入れています。」  夫は第三妻を娶ることへの同意を第一妻からあらかじめ得ていたとのことです。「夫は私たちの陰で女性をもうけてだますより、第三妻を娶ったほうがいいのです。彼は3人の妻を公正に公平に扱うと誓っています。」、

第三妻は言う、「夫とはその前の1年間携帯電話のSMSを通して友達になり3回会いました、その後恋に落ちました。家族からの反対はありましたが、すすんで結婚することにしました。」

(Intraasia 注:マレー人即ムスリムですから、いうまでもなく法的に4人まで妻を娶れる。しかしマレーシアのムスリム社会で2人妻は少数でもそれほど珍しくはないが、3人以上の妻は極めて少数派です。だからこそこのようにニュースになる。どうやら3人の妻はそれぞれ別の家に住んでいるようだ。 ところで複数人目の妻を娶るとき、マレー人はしばしばタイ深南部へ行って婚姻する、その婚姻を各自の州へ戻りイスラム当局に届けて登録する。その理由は深南部の方が婚姻しやすいからであろう、なおタイ深南部はムスリム社会が多数派だからこういうことができる。 この記事にあるように、妻は多妻を受け入れ,夫妻とも若い時から子だくさんになることを当然視する思考は、伝統的家族観かつ非都会的人間関係観を持つマレー社会の中に育まれたものといえる、それがイスラム教と結びつき且つそれを正当化する思考となる。しかしマレー社会も一様ではなくまた変化しており、マレー人即この記事にあるようなライフスタイルと思考と捉えるのは、間違いです。)

【人気スター主演のボリウッド映画でのイスラム教徒の描き方に抗議の声を上げるイスラム教青年団体】
マレーシアイスラム教青年運動(一般にABIM と呼ばれる)は、10月28日にTV3がインドの映画、2010年制作、を放映したことに対して抗議を表明しました。この映画はインドボリウッド映画界のスーパースターShah Rukh Khan が主演した映画です。

ABIM は主張する、「この映画はイスラムの自由と多文化主義を混ぜ合わせ、マレーシアのイスラムを誤解している」 「マレーシアのテレビ局はこうした映画は放映すべきではない。」 「この映画には反イスラム教的要素がある。主演のムスリム男性がヒンヅー教徒の女性と結婚する話が描かれている。イスラム教とヒンズー教の婚姻の儀式を混ぜ合わせて描いている。」

マレーシアイスラム教広報組織(IKRAM)の副議長は言う、「この映画が描いている結婚は宗教的自由だ。イスラム法上、ムスリムと非ムスリムが結婚する際、非ムスリムは必ずイスラム教入信しなければならない。」 「人々はこの規定を明確に理解する必要がある、そうすれば間違った理解を避けられる」

(Intraasia注:ABIMはよく知られた運動団体です。マレーシアでボリウッド映画は非常に人気ある、インド人だけでなくマレー人の間でも、そして外国人労働者の間でも人気です。従って、Shah Rukh Khanの名声は多くのファンが知っている。そういうこともあってなおさら、イスラム主義者には、マレーシアのイスラム教の在り方から逸脱した描き方は決して許せないわけです。シネマ公開であれ、テレビ放映であれ、あるべきイスラム教の姿から逸脱した描き方には必ずや批判と抗議が出ます)

10月28日のマレーシア記事

【レバノンで自殺テロ容疑で2人のマレーシア人が逮捕された】
自爆テロ者でal-Qaeda組織に関係があるとの容疑で、2人のマレーシア人がレバノン政府によって逮捕されました。この21歳と28歳の2人はベイルート空港で拘留されました。

レバノン新聞が報道したことに関して、駐レバノンのマレーシア大使は数日前に2人が逮捕されたことを確認しました。「2人は月曜日に裁判所へ連れ出されるので、我々としては彼らが弁護士を必要とするかを尋ねます。」 マレーシア外務省はこの事件を注視しています。

捜査によると、別のマレーシア人1人といっしょにこの2人はイエメンへ連れて行かれてアルカイーダ組織の者と会った後、アルカイーダ組織にリクルートされたとのことです。レバノン新聞によれば、2か月ほど前自殺攻撃をするために2人のマレーシア人がトルコ経由でシリアへ入国しようとしたとのことです。しかし2人は結局シリアへの入国を果たせませんでした。そこで次にレバノンで自殺テロを行おうとしたのですが、情報機関にそれを察知された、とレバノン紙は書く。

【コタキナバル空港で突然滑走路の照明灯が点かなくなった出来事をめぐって】
サバ州のコタキバナル空港で滑走路の照明灯が突然消えるという事故が今週起きました。この停電によって、51のフライト、6千人の乗客が影響を受けました。

運輸大臣は、この照明灯停電に関して、不注意な行為を行った関係者を処分します、と語る。「ハリラヤハジ祝祭の休日で多く人に迷惑を及ぼした。 調査して仮に妨害的行為であれば、警察訴え報告を出します。」

25日の夜滑走路の照明灯が消えてしまったこのできごとでコタキナバル空港は使えなくなり、翌26日の22時になってようやく問題が解決されました。
空港の滑走路延長工事は以前から遅延しており、工事を請け負った会社は運輸省の決めた竣工期日が既に3回も延長されたにもかかわらず、依然として完成にこぎつけていません。

今回の事故は変圧器の故障が明らかに原因だったようです。修理を言われた下請け業者は仕事が遅く、航空当局が回路を早く直せと指示したにも関わらず、建設会社も下請け業者もそれを怠ったと、関係者は語る。

(Intraasia注:お粗末な作業上のミスということのようです。それにしても滑走路建設はなぜこれほど遅れるのかな)

【 Aeon が Carrefourのマレーシア店舗を全部買う交渉】
日本の小売業企業 Aeon はフランス企業  Carrefour SAのマレーシア店舗網を買収することになります。 買収額は 日本円で200億になるとのことです。この交渉は来週(10月末から11月初め)にまとまります。

Carrefour SAのマレーシア店舗網を買収することで、Aeonはマレーシアの小売業界で最大企業の1つになります。Carrefour SAは8月に、シンガポールの2店舗は今年中に閉鎖すると発表していました。同社は2年前にマレーシアとシンガポールの店舗網を売却すると発表していましたが、これまで交渉は成立していませんでした。 Aeonは今後ベトナムやカンボジアにも出店を計画しています。

(Intraasia 注:Carrefourはマレーシアでよく知られたハイパーマーケットですが、ブランド力としては、マレーシアではどう考えてもAeonが上回るように思えます。 )

10月27日のマレーシア記事

【外国人に屋台露店稼業免許を高額で賃貸しするマレーシア人】
(屋台露天稼業を営める許可証はマレーシア国民だけに与えられます)クアラルンプールでは、 屋台露天稼業許可証をマレーシア国民から賃借りして商売を営んでいる、外国人はその商売続行に終わりが近づいています。

クアラルンプール市庁は、警察とImigresen 当局と連携してそういう不届きな外国人の取り締まりを行う予定です。対象となるのはチョーキット地区の Jalan Raja Bot市場などです。
彼ら外国人商売人は、許可証を得たマレーシア人所売人から非常なる高値で許可証を賃借りして、商売を営んでいると、クアラルンプール市庁はみています。

クアラルンプール市長は商売人に警告する、「自ら商売をせずに外国人に許可証を貸している、そういった不届きなマレーシア人商売人からは 屋台露天稼業許可証を取り上げ、商売道具を差し押さえます。」 「こういう不届きな行為が、外国人露店屋台商売人の氾濫を招いている大きな要因です。」
「彼らは、外国人は賃貸し料がいくら高くても支払うことを知っている、これはマレーシア人商売人の無責任な態度です。」

(Intraasia 注:名を貸して居ながらにして金儲けする、これをアリババ商売という。マレーシアで昔からある非常に困ったそして撲滅できない行為です。Jalan Raja Botは有名な市場通りです。クアラルンプール内外の実に多くの場所で屋台露店を見かけるが、多数ではなくても少なからずの商売人は外国人というのが定説です。インドネシア人の商売人は一見マレー人と見分けがつかない場合もある。)

【酔客から言葉を覚えろと雇った外国人女性に命令する、売春組織】
仕事を増やそうと、国内の買収あっせん組織は配下においた外国人女性に訓練を強制しています。その内容とは仕事?に就く前に当地の言語を3日間学ばせているとのことです。こうして客の関心をひきよせられるようにします。

警察庁本部の反社会悪・賭博・秘密結社部門の長は説明する、「売春組織は配下の女性に当地の言葉を強制的に学ばせている、こうすれば女性は客との交流がしやすくなるとおもっているようだ。それがビジネス繁盛に結びつく。」

「ただ特別に学習クラスを設けて女性陣に教えるているとは聞いていない、おそらく多くの女性は接客時に酔客から言葉を覚えていると思う」

(Intraasia 注:まあ、特に珍しいというほどのことでもないと言えそうです。売春女性はともかく、クラブやカラオケ店で違法外国人労働者の女性が酔客相手にいくらかの言葉を覚えるのは、昔からあることです)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 374.0 を入手します。


10月26日のマレーシア記事

【世界各国英語力比較調査でアジア第2位のマレーシア】
最新の全世界英語力調査の結果によれば、マレーシアはアジアで第2番目の高順位にあります、1位はシンガポールです。

この調査はスイスにあるの言語学習国際機構 Education First がごく最近、 2012年度世界英語能力評価指数 English Proficiency Index を公表しました。この調査は54カ国を対象にしたもので、マレーシアは世界順位 13位で、12位はシンガポールです、よってアジアではこの両国が1位、2位となる。なお1位から11位はヨーロッパ諸国です。

Education Firstが 設置したインターネット上での英語力調査ページを2009年から2011年にかけて、世界各国から170万人が訪問したとのことです。英語国家である英国と米国とオーストラリアとカナダは成績順位表には含めていません。

調査の分類統計の後、Education First は“ヨーロッパ共同語言參考標準 Common European Framework of Reference for Languages”を発表して国別順位などを載せています。

(イントラアジア注: 随分とサンプル数の多い調査だなあ。こういう調査結果を見なくてもシンガポールとマレーシアがアジアでは英語力が図抜けて高いことは周知の事実でしょうから、この調査はそれを裏付けていますね。 マレーシアでは国語でもないのに多くの分野で英語が主としてまたは副次的に用いられるのが現状であり、今後も変わらないでしょう。英語紙と英語チャンネルは全く普通の存在であり、英語エリート及び外国人のためだけではない。こういったところが他のアジア諸国と違うところです。これほど高い英語力を持ちながら、マレーシアの教育界とビジネス界及び英語エリート層は国民の英語力が低いと、常に不満を述べ政治と官僚に働きかけている。結局のところこういう人たちはマレーシアをシンガポールのような”後天性英語国”にしたいわけです。ところでヨーロッパ諸国の英語力が高いのは当然です、そもそも言語学分類上英語は印欧語族に属し、多くの欧州諸語と類似性を持つからです。スエーデン人やイタリア人が英語を習う労力と日本人や韓国人が英語を習う労力は比較にならないほど少なくて済む)

【運送業界のトラック運転手の賃金は最低賃金を軽く上回る】
マレーシア道路運送業者協会は、トラック運転手の月賃金を、長時間残業なしでも RM 3,000を確保できるようにしたいとしています。

マレーシア道路運送業者協会の加盟社で、業界の8割を占めているとのことです。協会の会長は言う、「これを達成するためには生産性を上げ、収入を増やさなければならない。でもこれは運送業者だけではできないことです。我々は40%はできるだろうがs、残り60%は倉庫や港湾当局や船会社など利害関係者にかかっている。」 「運転手は倉庫で何時間も待ち、これが実際に走行する往復回数を少なくしている。運転手は歩合制で働いているのです。」

「交通渋滞もある、だからこそスランゴール州ポートクランのWestport、Northport、ジョーホール州の Pasir Gudang Port、ペナン州の Penang Port に通じる道路を拡幅する必要がある。

最低賃金法は2013年1月から施行されます、そこでマレーシア道路運送業者協会は加盟社がこれを守ることを保証するとしています。「既にたくさんのトラック運転手は月賃金でRM 3千を得ている。ただしこれは長時間残業のうえです」 「協会は政府の施行する最低賃金法を支持する。基本給でRM 900、加えて手当てや歩合で月RM 3千にはなります。」

【東南アジア諸国における個人所得税率の比較】
国際会計税務会社の KPMGの調べから
2011年
シンガポール 20%、マレーシア 26%、インドネシア30%、フィリピン 32%、ベトナム 35%、タイ 37%
2012年
シンガポール 20%、マレーシア 26%、インドネシア30%、フィリピン 32%、ベトナム 35%、タイ 37%

【イスラム教の祝祭日 ハリラヤ アイディラダ】

今日はイスラム教の祝祭日 Hari Raya Haji (Aidiladha )ということで、全国のムスリムはモスクでの礼拝などを通して Aidiladhaを祝いました
各州では、州の代表的モスクに州スルタンまたは州元首がムスリムを率先して金曜日の礼拝を行いました。

10月25日のマレーシア記事

【死刑囚の人数】
少し前に国会で内務省副大臣が野党議員の質問に答弁した内容です。

現在死刑囚は930人いる。 死刑判決を受けた理由は、麻薬取引、誘拐、殺人、国家治安の妨害などです。
死刑囚への刑執行はすぐにはできない、それは多くの死刑囚が控訴、上訴している、または各州の恩赦委員会に願いを出しているからです。死刑囚全体の725人が裁判所に控訴、上訴しており、また205人が州の委員会に恩赦を願い出ている。」

「2001年から2012年8月までに41人中6人が恩赦を受けて無期懲役に変更された、33人は死刑から無期懲役となる新たな判決を受けた、1人が早期に釈放され,もう1人は即時に釈放された。」 「政府は死刑制度を放棄する意向はない」

(Intraasia注:マスコミのニュースで頻繁に載るのが、麻薬取引の罪と殺人の罪で死刑判決を受ける例です。両方とも有罪即死刑となるからです、なお過失致死罪は即死刑ではありませんし、麻薬所持も同様です、麻薬取引と所持を分ける最大要素はその麻薬の量です。ですから死刑判決の記事は全然珍しくない。しかしながら、それがどの程度施行されているかは、少なくともマスコミのニュースになるのは稀です。この答弁でも何人が施行されたかの言及はなかったようです。)

【麻薬取引有罪者の死刑必須を見直すことを検討中】
死刑制度を見直す検討が行われていることを受けて、麻薬取引の罪で死刑判決を受けた死刑囚約700人(マレーシア国民と外国人)はその刑執行猶予を得るかもしれないことを、内閣の法務担当大臣が明らかにしました。 内訳はマレーシア人600人ほど、インドネシア人 75人です。

大臣によれば、死刑の一時執行停止の許可を求める提案が内閣に提出されました。現在司法長官室が麻薬取引法で定められている有罪は即死刑であるとの規定の放棄に関する検討を行っているところなので、それを待つために一時停止は必要な処置であるとのことです。

報道によれば、麻薬取引における死刑放棄の主たる理由の一つは、中国やベネズエラなど世界各国で麻薬取引の罪で死刑判決を受けたマレーシア国民が250人ほどいることだと、法務担当大臣は語ったそうです、「マレーシアで死刑は必須であるのに、そうい他う国で拘留されているマレーシア国民に恩赦を願うことは正当化するのが難しい。」

【またまた中国への飛行地を増やしたエアアジア (AirAsia)】
エアアジア (AirAsia)は中国の新しい飛行地として昆明を加えました。 昆明へはクアラルンプールからの路線になり、1日おきの便を12月10日から運行します

「アジア太平洋航空センターによれば、中国の航空市場で現在最大の外国航空会社はエアアジア (AirAsia)になる。これを維持するために今後も努力していく」 とAirAsia マレーシアの最高経営責任者は語る。現在AirAsiaが(マレーシアやタイなどから)中国へ飛ばしている路線数は、23路線あります。

この数年AirAsia は中国の第2クラスの都市への路線も増やしており、それが格安航空に成果を生んでいます。 「中国人はこれを大いに歓迎している。中国人の間でダイビングが人気を増しており、(エアアジア便で)ボルネオ島部へも出かけるようになった。」 とAirAsiaの幹部は説明する。

最近エアアジア (AirAsia)は3つの中国路線として Bangkok-Wuhan,  Bangkok-Xian、 Kuala Lumpur-Nanning の開設を発表しました、こちらのフライトも1日おきの便です。
「中国路線はエアアジア (AirAsia)の全路線中で稼ぎの良い20路線の中で半分を占める」 と最高経営責任者。

(Intraasia 注:23路線もあるって? 多いことは知っていたが数えたことはなかったので、あらためて多さを知りました、香港路線も含まれているのかな? いずれにしろ、エアアジア (AirAsia)グループは、テヘラン路線の廃止をごく最近発表したように、採算の悪い路線はすぐに廃止し、利益の出る路線をどんどん開設するありかたです。)




10月24日のマレーシア記事

【 KLで開催されたアセアン日本ビジネス会議】
クアラルンプールで第38回アセアン日本ビジネス会議が開催されました。
ムヒディン副首相は基調演説中で、アセアン諸国と日本の今後の関係は21世紀の現実にもっと適したように整えるべきだと語りました。

「例えかつて日本はアセアンの主要な経済パートナーであったとしても、今日東南アジア経済は中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドを含める形で拡大しました。こういった発展は結局のところ現状体制に影響を与えます。 双方における現在の状況に我々は喜ぶのと同じくらい、今や我々はこの関係を強化し深める新しい道を探す時です。」

「アセアン日本関係を強化するために、4つの分野を検討すべきです」 「第一に、高付加価値分野への日本からの投資を奨励する必要がある、例えばグリーン技術、環境技術、バイオ技術などの分野です。2番目に、貿易と投資を倍増させるための方策を取る必要がある、そしてアセアン日本投資とサービス協定を締結させる必要がある。

「3番目に、アセアンと日本の連結性を高める必要がある。」 「4番目に、日本の中小企業の間にアセアンの認知を大きく高める必要性がある」

アセアン経済コミュニティーに関しても副首相は触れる、「アセアンは2015年までに経済コミュニティーを形成するという計画の実施を遅らせるべきではない。このプロジェクトの進展は各国の指導者段階で見守っています。 アセアン経済コミュニティーを形成するのに必要なことをマレーシア政府は行っていくという強い決意を、再度言明します。この計画を実施しいく上での我々の成功率を90%以上と見ています。」

会議では日本の首相のメッセージが読み上げられました:「日本は絆をより深める決心であり、東南アジアの平和と安定を維持するために政治と安全協力を引き続き広げていきます」 「アセアンの連結性を高めることは、日本が民間と協力して積極的に取り組んでいく核心です。日本は引き続きアセアンと共に成長を成し遂げていきたい。」

(Intraasia 注:ムヒディン副首相の演説にかなり本音が見えています、現在では日本はアセアン投資するいくつかの主要国の1つにすぎないという部分です。とりわけアセアン隣国でもある中国のアセアンへの進出の規模とスタイルは他国を圧倒する、なぜなら中国は資本と技術だけでなく労働力と人的資源も持ち込んでいるからです。 日本の政治家や官僚はどれほど東南アジアの現状を身をもって知っているのか、 内向きの課題と争いにエネルギーばかり使っている、とイントラアジアはいつも思う。 アセアンを単なる投資先とだけ見るのではなく、かけがえのない隣人と捉えれば、首相メッセージは代読扱いすべきではないはずだ。 )

【国民にはもっとプトゥラジャヤを訪問して欲しい】
(国民にもっと行政首都 Putrajaya を訪問してもらおうという)政府主導のプログラム Alami 1Putrajaya (1Putrajayaを経験)が打ち出されました。
そこでこのAlami 1Putrajayaプログラムを利用した第一陣としての旅行グループがプトラジャヤを訪れました。複数民族の参加者420人はPutra Nadi バスでプトラジャヤを見学しました。

Putrajaya会議場で連邦直轄領と大都市担当大臣の出席の下、このプログラム開始式が行われました。大臣は語る、「団体旅行者はプトラジャヤにごく短時間だけ立ち寄って、他の場所へ行ってしまうことに気がついています。実際に、国民の多くはまだプトラジャヤを訪れていない。Alami 1Putrajaya プログラムの参加者は今後プトラジャヤの宣伝に役立ちます。

Alami 1Putrajayaプログラムは、Putrajaya公社が運営します。目標として10万人の国民にプトラジャヤ見学をしてもらうことを期待するとのこと。、Putrajaya公社の社長は言う、「プトラジャヤの施設は十分に使われていない、例えばPutra Nadiバスです、週末はいつも空いている。そこで我々はAlami 1Putrajaya プログラムの参加者に使ってもらおうと、Putra Nadi バスを加えた。」

Alami 1Putrajaya プログラムは毎週水曜日から日曜日に催行されます、ツアー時間は各日の 9時半から12時半、及び14時から17時の2回です。

(Intraasia注:イントラアジアは既に10年以上も前にプトラジャヤをバスまたは空港電車で訪れて以来、かなりの回数訪問しています。自動車を持たない者にとって広大なプトラジャヤ巡りは非常に労力を使います。プトラジャヤにある官公庁と娯楽行楽施設を網羅したバスマップを 公社が発行しない限り、一般乗客の利用は増えないでしょう。単に主な行き先を4,5つ行き先表示しただけのバスでは、とても目的地に行き着けません。一般国民よりはるかに種類多くバス乗りをしているイントラアジアでさえてこずるのです。Putra Nadiバスに日中乗ると、ある特定の目的地に行くプトラジャヤで働く公務員と外国人労働者ぐらいで、いつもガラ空きです)

【マラリヤに罹患した人の数】

保健省によれば、2011年に国内でマラリアに罹った人の数は 5306人でした。その内18人が死亡しました。2012年は8月までにマラリアにかかった人は3千人ほどで、死亡者が14人です

(Intraasia 注:この数字からもマレーシアではデング熱の方が罹患者も死亡者も多いということです。デング熱は極めて広範囲な地がかかりやすい場所となっている)

10月23日のマレーシア記事

【中央銀行がイスラム金融における Mudarabahでの基準を発表】
中央銀行Bank Negaraはその監督下にある全てのイスラム金融機関に対して、Mudarabahに関するシャリア基準を発表しました。

中央銀行は声明の中で、このMudarabahにおける シャリア基準は重要な節目となり、マレーシアにおけるシャリア(イスラム法)と管理枠組みを強化するものであるとしています。「これは、イスラム金融機関がMudarabahに基くイスラム金融商品とサービスを開発する上での指針となります。」 「イスラム金融取引におけるMudarabah契約に適用される特性に対する基準を示したものです」

今回の基準では、イスラム金融機関がMudarabah契約の際守らなければならない特性、及びオプションとなる特性を定めています。

(Intraasia 注:マレーシアは世界で有数の且つ東南アジアでトップのイスラム金融地であり、その地位をさらに固めつつあることから、中央銀行はこのような基準を順次定めて、それを監督していくということですね)

【Maxis の家庭用光ファイバー通信サービス】
携帯電話通信網の会社として国内トップである Maxis Bhd は、光ファーバー通信サービスで速度 20Mbps と 30Mbpsのプランを提供すると、発表しました。

同社は声明する、「Maxis 家庭用光ファイバーインターネットサービスは家庭への光ファイバー技術を用いたものです。このサービスを利用できるのは、クアラルンプール圏及び ペナンとジョーホール州とイポーとマラッカの限定された地区です。数は130万の家庭とオフィスに提供可能です。」

(Intraasia 注:先行のTelekomの光ファイバーと同じく、限定された地方または地区だけでの提供となります。ただTelekom の方がカバーする地方はもっと広い)

【増え続ける中国人訪問者に当局はどう対応するか】
マレーシアに入国する中国人が増大して500万人になる(かもしれない)ことを念頭において、人身売買を監視するためのさらなる管理・審査を導入することになります。

中国の担当政府関係者と面談を終えた後、内務大臣は記者団に語る、「問題に取り組むために、中国当局からの情報を入れて空港でのトランジットビザ制度を新しくしました。人身売買に関わる人物や秘密組織の移動を監視する機関を設けます、とりわけ女性と子供の人身売買に関してです。」

「両国当局は、出自国での問題に対処することで、それぞれ戦略を変えます。」 会談ではテロや麻薬取引、サイバー犯罪などに関しても協力していくことを強調したとのことです。
中国側の政府関係者は言う、「1つの国だけで国境を超えた犯罪を止めるのは難しい。」

(Intraasia 注:増加する中国人のことはこれまでにも数多く触れました、中国人のマレーシア入国が2000年頃から増えだしたのと時期を同じくして、イントラアジアの地区、我がアパートに中国女性が増えました。一時は何十人もの中国女性がアパートに入れ替わり立ち代わり出入りし、地区では日々実に多くの中国人の姿を見かけたものです。近年はミャンマー人、とりわけミャンマー少数民族が飛躍的に増大したため、中国人はかなり減った。もちろん別の地区で増えているということであり、数そのものは減っていない。中国人のマレーシア訪問者数は既に年間100万人の大台を超えている。この膨大な数の中にいろんな非法者が混じっていることは、イントラアジアは彼らの活動を身近に長年目にしてきたのでよくわかる。マレーシア華人と中国人の見分けはイントラアジアの慣れた目と耳からはごく簡単です。中国人訪問者の増加は当然観光とビジネス面ではプラスになり歓迎されるが、マレーシア当局が今後この増大する中国人入国者にどう対応するかが注目されます)

10月22日のマレーシア記事

【タバコメーカーから値上げの発表】
タバコ製造と供給の最大メーカーである British American Tobacco Malaysiaが、製品を10月22日から値上げすると発表しました。値上げ幅は1箱あたり 20セントです。

同社は声明の中で言う、「 10月18日にマレーシア税関当局から、弊社工場出荷価格を 10月19日から26% から 58%の幅で引き上げるようにとの指示を公式に受けました。」 「その結果支払うべき物品税と販売税が増えることになった」 

(Intraasia 注:税関当局の指示ということなので、当然 Japan Tabacco など他メーカーも上げることになりますね)

【サバ州に生息するピグミー象に衛生通信の発信機をつけて保護に役立てる】

ボルネオ島だけのに生息している、ピミー象に衛星通信が可能な発信機を取り付けたことで、生存がより明るくなっています。

サバ州 Kinabatangan 地区ではこの発信機を2008年以来 9匹の象に取り付けました。これによって野生動物保護当局が貴重な情報を得られました。サバ州野生動物庁の長官は言う、「4匹の発信機はまだ稼動しており、その位置を知らせている。」 「1匹のメス像は2年間のデータを送っており、1日に24箇所から発信しています。

庁の獣医は説明する、「集まったデータは象と人間との衝突を避けるために、先手の方策を取れるようになる、象の歩く道をプランテーション農園などを避けるように。」 先週2匹の象に発信機が取り付けられました。 これはサバ州野生動物庁と非政府組織 HUTAN and the Danau Girang Field Centre との共同プロジェクトです。
このプロジェクトに資金は、米国のAsian Elephant Conservation Fund、 Mohamed Zayed Species Conservation Fundなどから提供されているとのことです。

(Intraasia 注:主に外国からの資金に頼っているみたいなこの保護プロジェクトです。 Kinabatangan 地区は農園開発も行われているので、象に限らず野生動物との遭遇や衝突が以前から警告されていますね)

【党大会に出席したナジブ首相の馬華公会へのプレゼント】
(与党連合Barisan Nasional の構成政党である)馬華公会MCA はクアラルンプールで第59回定期党大会を開催しました。
主賓であるナジブ首相は演説の中で、国内の国民型華語中学校向けに RM 3千万の開発予算を割り当てることを発表しました。これはムヒディン副首相兼教育大臣と相談してとのことです。

首相はまた野党連合の民聯(Pakatan Rakyat)について、「彼らは政権を取って首相になることだけを考えている、マレーシアを今後どのように発展させていくかと計画を立てる能力がない」 と批判しました。

馬華公会MCAの総裁は開会演説の中で、国民型華語中学校は現在国からの補助を受けていないとして、補助金の必要さを訴えていました、「国内には国民型華語中学校(SMJC)が78校あり、12万5千人の生徒が通っている。2013年度はRM 5千万の予算割当てが欲しいところです。」 
「政府は昨年から、国民型華語小学校の経費である電気水道代を月額RM 2,000まで補助することを始めた。馬華公会は首相がこの制限額をなくして全額補助にしてくれることを望んでいます。また2013年度は華語小学校に対してRM 1億の発展目的に使える予算を割り当ててくれました」

(Intraasia 注:華語を媒介として教育を受ける国民型華語小学校と違って、国民型華語中学校にはそこまでの独自性はなく、教育省の分類では国民中学校と同じ範疇にされている。そこで国民型華語中学校は通常のカリキュラムに加えて華語教育に力を入れるというあり方のようです。マレーシア華人界で華語学校のことはいわば生命線の1つとして、極めて重要視されている。 そこで総選挙の近いこともあって、ナジブ首相は与党華人政党の訴えに答えたことだろうと推測されます)

【与野党の華人政党間における争い】
馬華公会MCAの定期党大会で総裁は演説する、「仮に野党陣営の民聯(Pakatan Rakyat)が総選挙と州議会選挙で勝利したら、陣営のイスラム教政党PAS が8つの州で州首相になってしまうだろう。」

(Intraasia 注:野党陣営の民聯(Pakatan Rakyat)を構成する華人主体政党 民主行動党が優勢を伝えられる中、馬華公会は民主行動党批判一色です。馬華公会の幹部は最近はもっぱらこの論法で華人界に訴えています。華人界の深層にあるPAS党への違和感と恐れをしきりに煽っていますね)

10月21日のマレーシア記事

【元女性騎手界のトップ女性が鼠尿病で死亡】
マレーシア競馬界で女性騎手の中でトップといわれた謝元騎手は先週突然嘔吐下痢などの症状に見舞われました。今週土曜日に病状が悪化し敗血症で死亡しました、享年36歳でした。
先週土曜彼女と同様にマラソン大会に参加した20名を超える人たちも同じような症状を訴えたので、医師はワイル病 (鼠尿病、Weil Disease)に感染したのではないかと疑い、緊張感が走りました。

謝元騎手はスランゴール州ペタリンジャヤ出身で1997年に騎手免許を取得しました、そして女性騎手界のトップになり、2003年マレーシアギネスブックにも載りました。彼女の姉によれば、彼女は最初食中毒だと思ったので、ペタリンジャヤに戻った後、町の医院へ行ったとのことです。今週火曜になって全身に力がなくなり、急いで病院に入院しました。その後金曜日にさらに悪化し、最終的に敗血症となり死亡しました。
医師は似た症状が出ている人たちは病院へ行くようにと、医師は忠告しています。

謝元騎手の兄は語る、「妹は競馬が非常に好きだった、彼女は2002年に競馬会界を去った後、長距離走に興味を持つうようになった。この何年かは国内のいろんなマラソン大会に参加して、よく優勝していた。」

(Intraasia 注:競馬に興味がないのでめったに競馬欄を見ないので女性騎手のことは知りませんでした。マレーシアで賭け事として競馬は唯一のギャンブルスポーツながら、ファンは華人の特定層だけに固まっているので、社会ニュースにはならない。マレーシア語紙はもちろん載せない。どれくらいの女性騎手がいるのだろう?)

【マレーシア人若者のネット公開が話題になる】
(若いマレーシア人男女2人、23歳と24歳、が自らのセックスビデオをインターネット上でで公開して話題を呼んでいるようです。)
新聞社翼下にある2つのラジオ局がこの2人に金曜日(19日)にインタービューを行いました。土曜日午後にそれを放送する予定でしたが、監督官庁である マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会の許可が得られず、その録音インタビューを放送できませんでした。

ラジオ局はインタビューの主要部分はFacebookで見ることができるとしています。ラジオ局の親会社の新聞社幹部は、ラジオではこの男女2人に厳しい質問をいくつも投げかけたので、委員会は許可すべきだと語る。「我々は2人の行為を美化するのではなく、2人質問してその考えを聞いたのです」

男性の方はシンガポールの大学生ですが現在実家のあるクアラルンプールに戻っています。(そのため)この件は既にシンガポールではマスコミで紹介されているとのことです。

【消費者物価】
消費者物価指数が統計庁から発表されました。
2012年1月から9月までの物価上昇率は、対前年同期比で 1.8%上昇、指数では102.9から 104.7になりました。

(Intraasia注:2%程度とはいえ、毎年確実に上昇しているので、食品類は5年位に区切っても明白な上昇感を抱きます)



10月20日のマレーシア記事

【保育園・幼稚園の登録を促進する】
保育園の登録を受入れ、促進させるという新しい構想の第一局面の下で、福祉庁はすぐに登録できる372箇所の保育園を特定しました。
ナジブ首相の声明によれば、この数は登録を申請した計 1180箇所の保育園中の数字であるとのこと。「福祉庁の子供の安全と福祉を向上させることでの最低必要条件を満たす保育園が福祉庁に早急に登録できるように、この構想を導入した」

女性と家族とコミュニケーション発展庁では(大臣が少し前に辞任したので)、現在ナジブ首相が臨時に兼任しています。「保育園運営者は以前は、地方自治体、保健庁、消防庁のような当局から必要とされる承認を得た後に登録できました。2012年10月までに既に 1395箇所の保育園が福祉庁に登録を済ませました」 「保育園の運営者は登録するためには地元の福祉事務所に連絡しなさい。 またウエブサイトは ezi2care.jkm.gov.my に接続してください」

(Intraasia注:明確に保育園と幼稚園の法的区別がないはずなので保育園としておきました。一般にこの種の幼児向け施設はマレーシア語ではTadika と呼ばれ、華語では幼稚園と表記される。都市部ではTadika を住宅地の一画やショップロットの階下などによく見かけます。独立した建物ももちろんあるが、比較少数ではないだろうか )

【トレンガヌ州の財政に触れた会計監査長官報告】
会計監査長官の報告書2011年の中で、トレンガヌ州について触れている:
2011年の州財政は黒字RM 2億6千万を記録した。この黒字によって収財政の累積赤字はRM 2億3千万に減った。
トレンガヌ州は計画した480のプロジェクト中 361個を終了させ、94個が進行中であり、残りは開始されていない。州民の中の貧困者に基本的設備をそろえた宿泊場所を提供する、州のプロジェクト”住宅援助プログラム”は、97%の進捗率でした。このプログラムには住宅建設、住宅改良、屋根の張替えの三種があるとのことです。

州政府はまた、支配するトレンガヌ州公社を通じて翼下の(複数の)州政府企業の業績も向上させました

(Intraasia注:いろんな面で注目を浴びることが多いとはいえない州であるトレンガヌ州への監査評価は良い方だったようです)

【ペナン島の第2大橋建設中の海域でイルカが見られる】

ペナン島のBatu Maung と本土側のBatu Kawan の間に架ける第2ペナン大橋の建設が進行中です。
ペナン州の一般市民がこの建設中橋付近の海上でイルカの群れを見つけたので、ビデオに撮ってネット上に公開しました。それがまた人気を呼んでいるとのことです。

ペナン島のTeluk Bahang地区のMuka Head にあるマレーシア理科大の海洋と沿岸研究センターの海洋哺乳類学者の女史は説明する、「ペナンでイルカが見られるのは珍しいことではない。先週だけでもMuka Head地区で我々は3回イルカを目にした。この海域ではイルカは普通にいます。」 「今のところ目にする種類はインド太平洋ハンバックイルカとイラワジイルカです

「その種のイルカは海岸線の動物であり、えさを求めて特定の生息地を持つ。ペナン州の北西であるTeluk Bahang はホットスポットです。」 「最近よくみかけるようになったのは、季節的な変化のせいでしょう。」

(Intraasia注:Teluk Bahang と第2大橋の建設地は島の全く反対側の位置関係になる。この記事で市民が映像に撮ったのは島と本土に挟まれた海域ですね。いずれにしろペナン島の周囲ではイルカが見られることがあるようですね。第2大橋の建設の様子はイントラアジアのホームページのペナン州ページで写真付きで載せていますよ)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 376.0 を入手します。

(Intraasia注:最近としては、対リンギットで3.8を切るやや円安になっていますね)

10月19日のマレーシア記事

【シャーラムで起きた無許可のバンガロー増築工事でインドネシア人労働者が死傷】
スランゴール州の州都シャーラム市でバンガローの改良工事中に事故がおきて、工事労働者のインドネシア2人が死亡し、1人は脚を失いました。
この豪華な一軒家(バンガロー)では寝室の拡張工事が行われていたようです、夕方2階のコンクリート厚板が突然崩れたことで事故になりました。消防隊が4人を救出しました。
がれき下に取り残された労働者を救出するために、労働者らは夜を徹してがれきを片付けました。

この一軒家にはまだ居住に適する証明書が発行されておらず、オーナーを含めまだ入居者はいませんでした。消防署はこれらの作業に50人を動員しました。
最終的にインドネシア人労働者の2人が死亡し、4人がけがのため入院しました。他の10人は無事でした。
(続報として)
この後シャーラム市長は事故現場を見学した後、この家の拡張工事に関して、オーナーからなんの申請も出ておらず無許可工事だと、明らかにしました。「崩れた部分は原構造にはないものです。建築設計図は市庁に提出されていない。」 「地方自治体の書面による許可なく建築物を作ってはいけません」

このバンガローは、スランゴール州の州開発公社とSejagat Emas Sdn Bhdによる共同プロジェクト下での26軒中の1つです。必要な建築開発許可はすでに出ていたとのことです。「ただ完成したその新築一軒家のオーナーの中には、改修したり拡張をするオーナーもいます」 「4軒が工事中ですが、2軒しか許可を得ていません

(Intraassia注:このニュースは特に大きな注目を浴びるニュースではありませんが、非常にマレーシアのニュースらしさを持っていますので、ここに載せました。まずバンガローという呼称は独立した一軒家の意味です、マレーシア語でも同じ。建設労働者の実行部隊は8,9割が外国人労働者であり、インドネシア人が多数派を占める。マレーシアに出稼ぎに来て事故に遭ったという珍しくない出来事です、マレーシアの住宅オーナーは、バンガロー、準一軒家、リンクハウスに限らず、自治体からの許可を得ずに勝手に改造や増築をする人たちがたいへん多い。その理由は許可有り無しに関係なく、工務店は工事を請け負い、労働者は雇われ働く。自治体の検査は目が届かないことも多くまた罰則がそれほど厳しくないため、無許可工事がはびこる。 まさにマレーシア社会の特徴が詰まったニュースがこの記事です)

【大銀行CIMB も外国人労働者向けの外貨送金サービスに本格的に力を入れ始めた】

国内の二大銀行の1つ CIMB の親会社CIMB Group Holdings Bhdは新しい外貨送金サービス SpeedSendで新たに対象国を発表しました。対象の送金先国はミャンマー,インド、ベトナム,バングラデシュ、ネパールです。

グループの副最高経営責任者は説明する、「このサービスは今後シンガポール、タイ、スリランカなどでも開始する。」 外貨振込みサービス SpeedSendは昨年の開始時には、インドネシアとフィリピンが対象国となっています。「インドネシアの Bank CIMB Niaga とCIMB Thai も同様にSpeedSendサービスを行います。」 
「外国人労働者の増大によって、外貨送金ビジネスでマレーシア市場は伸びている。」 「世界銀行の2010年の推定では、マレーシアから送金された額はRM 210億になる。」

「SpeedSendサービスはマーケットシェアを獲得するでしょう。CIMBグループはアセアン諸国に合計で2012年6月末時点で 1113店舗の支店を持つからです、さらにパートナー銀行も多い。」

(Intraasia注:恐らく日本人はほとんど気がついていないでしょうが、マレーシアの大銀行は積極的に東南アジア諸国に進出している、ダイナミックな企業活動です。例えばCIMBはタイにグループ銀行があるため、イントラアジアはタイを訪れるとマレーシアCIMB のATMカードを使って国内銀行と全く同じようにバーツを引き出せます、手数料なし、為替率は良です。外貨送金サービスは、民間送金会社の独壇場といったところでした。クアラルンプールの中心部にある、バンコク銀行一帯には10年ぐらい前から2桁数の送金会社が店舗を開いている。万人単位の外国人労働者が集まる一帯なので、外貨送金ビジネスはすごく盛んです。銀行も負けてはいられないということでしょう)

10月18日のマレーシア記事

【引き出した現金を強盗に奪われた被害者が銀行を非難】
クアラルンプール郊外のPandan Indah地区の銀行で現金RM 10万を引き出した企業関係者2人が1時間後強盗に遭って金を奪われました。

被害者は多額の現金引き出し様子を他人に見られてそれを誰かにマークされたことが原因だと銀行の対応に不満を語る、「この金は仕入れ元に払う金でした。銀行で引き出し時にプライベートルームでの授受を要求した、30分待った後窓口係りがRM 10万の現金をカウンター上に積んだ。多額の金なので我々はびっくりした、人の面前でそういうことをすべきではない。係りはプライベートルームはないと返答した。」

この2人は後を付けられないように Bangsarの友人宅まで別の道筋を取りました。しかし正午過ぎ目的地に着いたとたん、刀を持った2人組に遭いました。1人が車のウインドウを割て金を脅し、もう1人が車のタイヤをパンクさせた。

「被害後、我々はその銀行支店へ行って被害を話し、監視カメラの映像を求めた。しかしマネージャーは行員の行為を弁護し、カウンターに金を積んで渡すことは普通だと言い張った。」 「もっと多額の金を払い出しているが何も起こっていないと語った。」
被害者の2人はこれにはらを立て、その日にPantai警察署に警察訴え報告を出しました。

(Intraasia注:銀行でまたはATMで金を引き出した後、強盗に遭う事例は数え切れないほど新聞で報じられてきました。ということで、用心に越したことはないのは確かです。旅行者も在住者も銀行での引き出しと街の公認両替屋での両替時に、一挙に多額とならないようにすべきですね。数回に分ける、1人で行わないという注意が必要でしょう)

【マレーシア漁民が公海上でのインドネシア側による捜査拘留に抗議活動】

マレーシア政府とインドネシア政府がバリ島で今年1月に結んだ覚書が守られていないと、スランゴール州とペラ州の漁民がインドネシア政府を批判しています。インドネシアの取り締まり当局は、両国間で問題になっている海域でマレーシア漁民を違法に捜査し拘束した、と訴えています。

スランゴール州華人大会堂の幹部とペラ州漁民組合の幹部を代表とする45人のグループが、クアラルンプールのインドネシア大使館前で抗議活動を行い、覚書を大使館に手渡しました。インドネシア政府は両国間の海域問題を認識すること、インドネシアへ連れて行かれて拘留されている2名の同胞漁民を即座に釈放することを、要求しています。

代表の1人は話す:「今年1月から9月までにインドネシア側にマレーシア漁民が逮捕されたり捜査された事件が9件起きている、彼らは賠償金としてRM 20万もの金を要求している。
我々は今回インドネシア大使館に助けをお願いする、大使館がこの件を処理してくれることを願う。インドネシアの警察と海軍など当局はマレーシア漁民を脅さないようにして欲しい。逮捕された2名の漁民は懲役3年と3年半を言い渡されたのです。」 「駐インドネシアのマレーシア大使館員が彼らに接見しました」

「2011年の8月に我々はインドネシア大使館に同じようなことをお願いした。その後半年は何もおきなかった。大使館はこれをジャカルタの政府に伝えて欲しい。二度と類似の事件は起きて欲しくない。」 「同じようなことはジョーホール州漁民にも起こった」

「インドネシア大使館が言うに、現在両国間で起きている問題に関して、公海上で両国の領海が重なっている問題で解決のための協定が未だ交わされていない。」 「両国間で覚書が交わされたことで、重なった海域での漁業活動が認められるよう望む。双方は漁民の活動を尊重し、両国は相互に脅したり拘束したりしないように。」 「インドネシア大使館は主張する、マレーシアの大きな漁船が問題海域で操業していると、その船は麻薬取引活動をしているのではないかと疑うことがある、そこで取り締まりに入る、と」

(Intraasia注:マレーシアとインドネシアは領海の重なりと島の帰属で多少のもめごとは昔からある。ボルネオ島部でも同じです。しかし深刻な対立までにはなっていないし、一部グループの抗議活動は起こるが多くの国民が参加するような抗議活動には至らない。 南シナ海で、スプラトリー群島を巡って中国と対立している、ベトナム及びフィリピンのような対抗状況にはならない。ちなみにマレーシアも群島の一部を領土主張しているが、中国への抗議活動は一切していない。とはいえ、拘留された漁民は困難な状態に置かれていることになる)

10月17日のマレーシア記事

【RapidKL の赤字】
(RapidKL は政府直属企業の翼下にある公共交通企業体であり、クアラルンプール圏のバスと高架電車、モノレールを運営している)
会計監査長官の報告書2011年が発表された中に、RapidKL に関する部分もあります:
RapidKLの累積赤字は 2010年12月時点でRM 2億9千万です。2009年は多少の黒字を記録しましたが、それは政府の補助金RM 1億1千万のおかげでした。「監査結果を基に、RapidKLの財政状況には満足できる状態ではない。RapidKLは黒字を生み出してない主たる要因の1つは、労働と経営のコストが急速に増加していることです。」 

RapidKLは財政状況を向上させるために運営コストの削減に励み、利益を生み出すような全ての対策をとるように引き続き努力していくと、声明しました。

(Intraasia注:RapidKL は主要なバス停にバス到着時間を表示する電光掲示板の設置を最近始めた、高架電車駅にエレベーターの設置も増やしている、などと設備投資はかなりのものでしょう。一方バスの行き先表示が壊れたバスは依然として多いし、屋根さえないバス停も一向に減らない。公共バスの責務もあるので、赤字が止む得ない面もありますね)

【MRT の次の新路線建設は調査実施中】
(全く新しいMRT電車路線として、 Sungai Buloh- Kajang 路線の建設工事がクアラルンプール圏各地で進行中です。元締めは国策会社の MRT Corpです)
政府は既に、第2と第3の新電車路線の実現可能性調査を実施中です、来年早期に路線に関して政府は決定する予定だと、内閣直下のPemandu部門幹部が明らかにしました。「第2路線はクアラルンプールを周回する環状線になり、第3路線は 第1路線のようにクアラルンプールを横切る路線になる。 第3路線はSelayang から Seri Kembanganへのルートになりそうです。」

「毎年クアラルンプール圏の道路に新規参入する車の数は50万台ぐらいだ。バイクが900万台走行している。新しいハイウエーつくりだけで毎年新規に登録される自動車数に対応はできない。電車容量を増やして、2020年には公共交通機関利用の割合を50%までに高めたい。」 「現在の公共交通機関利用率は 17%に過ぎません。香港やシンガポールに比べて低すぎる。MRTプロジェクトはマレーシア史上最大のインフラ建設です。」

彼はまた語る、「クアラルンプール-シンガポール間の高速鉄道の建設を政府は真剣に考えています。超高速鉄道もあるが、マレーシアはそこまで速くはない列車から始めることになるでしょう。これは大変効率的であり、所要時間を2時間半程度に縮めます。日本や中国やヨーロッパではすでに多くの列車が運行されている。」

(Intraasia注:道路建設が車増加についていけないのは世界の多くの大都市で明らかなことですから、クアラルンプール圏も更なる電車網建設は当然でしょう。KL-シンガポール間の建設に予算を回すよりも都市圏交通整備の方が緊要だと思います)

【パンコール島訪問者が今年かなり増えている】

ペラ州は ”ペラ州訪問年2012年”キャンペーンを行っており、州内で最も人気ある目的地はパンコール島とのことで、州観光委員会の長によれば9月時点で100万人に近づいています。委員長は公式統計はまだ受けてはいないが、パンコール島とペラ州訪問のマレーシア人と外国人の明らかに増加していると語る。
「ユネスコの世界遺産となっている Lenggong渓谷への訪問者も増えており、ペラ州訪問者増加に貢献しています。」

Lumutとパンコール島を結ぶフェリー便運行者は苦情を訴える: ピークシーズンに観光客の増加に対応できずフェリー運行サービスを時には中断せざるを得なかった。
Mesra Feri Sdn Bhd社は、Lumutの波止場を拡張してフェリーをもっと扱えるようにすべきだと主張する。 現在は一度に3隻まで波止場に停泊できます。「ピークシーズンには、6千人の行楽客がパンコール島を出入りする。そこで乗客は待ち時間がかなり長くなる。」 「ホテルのチェックアウト時間は12時から14時です。そこで多くの観光客は島を離れる時間を遅くしがちです。これがパンコール波止場でのネックになっている。」

フェリー各船は150人の乗客を運び、通常日は22便の運行ができるとのことです。「ピークシーズンは日に40便を運行します。」

(Intraasia注:Lenggong渓谷が世界遺産に指定されたとは、知りませんでした。イントラアジアはパンコール島をずっと昔に訪れただけなので、パンコール島の人気がそんなに高まっているとは気がつかなかった、写真を見ると ルムット側も島側も波止場は昔の姿はとっくにないようですね。)



10月16日のマレーシア記事

【フィリピン政府とイスラム勢力との間の和平交渉進展はマレーシアにも好影響を与える】
(フィリピンのミンダナオ島では政府と分離独立または完全なる自治を求めるイスラム教勢力との間で40年ほども紛争が続いてきました。)
イスラム勢力のモロ民族イスラム解放戦線と政府の間で、和平協定に関する大枠の合意がなされ、15日マニラの大統領宮殿で調印が行われました。調印式にはナジブ首相が立会人の1人として出席しました。マレーシアは2001年から両者の交渉を斡旋し、その場をクアラルンプールで提供してきました。今後も喜んで援助していくとしています。

今後両者の間で、和平協定の細部をつめる交渉が始まります、2016年には交渉が結束することを目指すとしています。
この調印式に参加したマレーシア団には、外相や国防相、さらにサバ州の州首相も含まれています。

(Intraasia注:フィリピン南部の島々の不安定状態は、即マレーシア具体的にはサバ州に難民がやって来る、押し寄せる結果を生んできました。南部の島からはボートで渡れる距離であり、且つ民族と歴史的に現在のサバ州の地に縁が深いからです。そういうこともあってマレーシアは交渉に骨折ってきたのでしょう。交渉はいかに年月がかかるかがわかります)

【ペナン国際空港の屋根の一部が雨で落下した】
ペナン国際空港の屋根の一部が、一時豪雨のために崩れ落ちました。落下物が頭に当たったことで、空港勤務の女性1人が脳震盪を起こしてあごにけがをし、病院で外来手当てを受けました。雨水が発ホールの屋根樋からあふれ出たことで出根の一部が壊れたとのことです。
ある空港職員は訴える、「ペナン空港の改良工事が2010年10月に始まって以来、水漏れはよく起こっています。一時豪雨が始まると、いくつかの場所にバケツをおいて雨水を受けなければなりません。普通の光景です。」

AirAsiaのペナンオフィスの長は語る、「空港改良工事の開始以来、多くの苦情がある。マレーシア空港会社が早急にこれを改善することを期待している。」 ペナン州州首相は語る、「恥ずべきことです。空港会社は工事状況を定期的に検査すべきです。」 「改良工事が予定通りに完成するのだろうか? 工費RM 2億5千万を無駄にしてほしくない。」

ペナン空港の改良工事の竣工時期は、当初は2012年9月1日でしたが、11月24日に延ばされました。

【最低賃金制の施行に関して、遅れて実施することを申請する企業】
最低賃金制を2013年1月1日から施行することがすでに決まっており、会社はその日から従わなければなりません。
人的資源省の長官によれば、これまでに約4500社が 最低賃金制の施行を遅らせることを認めてもらう申請を省に出しているとのことです。

最低賃金制によって金額が、半島部は月給はRM 900、時給はRM 4.33となり、ボルネオ島部ではRM 800、時給はRM 3.85になります。

10月15日のマレーシア記事

【大衆食堂の業者連合が値上げ予告】
マレーシアのパン・ビスケット・麺類など卸業者協会の会長は語る、「2013年1月初めを期して、パン類、・ビスケット類・麺類及び麺製品の価格を上げます、ただ値上げ幅は未定です。」 「これらの食品は今のところ未だ砂糖価格の上昇を反映していません。しかし政府が2013年1月1日から最低賃金性を施行するので、卸業者はそれに呼応した価格調整をせざるをえません。」

「麺の原料費は上昇したが、まだ据え置いている、そこで麺製造者の儲けは減っている。各種のコストが増加したことで、我々は食品価格の調整をします。」 「会議を開いて、値上げ幅を決めます」

マレーシアシンガポール珈琲ショップ(大衆食堂の意味)連合会の会長は主張する、「砂糖価格はこの2年で5回も値上がりした。2010年に1kgあたりRM 1.50だったが、現在では RM 2.50になった。業者としてこのままにしてはいられません。」

(Intraasia注:珈琲ショップつまり Kopi Tiam と呼ばれる、華人が経営する大衆食堂業界が早々と値上げ予告をしています。これは当然屋台業者にも、マレー人やインド人の同業者にも影響を及ぼすことでしょう。麺類は大衆食の基本中の基本ですから、庶民に100%関係ある値上げとなる)

【アロースター市庁の出した街頭広告モデルに関する服装規定】

街頭広告・宣伝に登場する男女モデルは、ムスリム、非ムスリムに関わらず、身体全体を衣服で覆うこと、そうしない場合は広告主に許可を出さないと、ケダー州のアロースター市庁が明らかにしました。
市庁の女性係官は言う、「たとえスポーツ広告であっても、モデルは身体を覆わなければならない。」 「非ムスリムの女性モデルは露出的な衣服を身につけないように。」 「女性モデルは腕を覆う長袖のシャツを着て、脚を隠す長スラックスを履くこと。男性モデルも袖のないシャツと短パン姿は避けるように。」 「条件に従わないと、市庁は街頭広告の許可を出しません」

クランタン州では既に、街頭広告に登場する非ムスリムモデルもつつましい服装でなければならないとしており、アロースター市庁はそれを取り入れたことで批判を受けています。市長は,違反者には罰金を科すと語ったと伝える新聞もありました。
しかしその翌日アロースター市庁はこのモデル服装規定を実施しない旨の報道がなされました。市長はかたる、「広告主に対して、モデルは露出服装をしてはいけないと、忠告しただけだ。」

(Intraasia注:こういう論調で報道するのは、英語紙と華語紙ですね。ケダー州はPAS党員が州首相を務めている、野党連合の州政権です。しかし野党連合内の友党からも当然この種のイスラム守旧派的政策には反対が出ますから、ある政策を出したり引っ込めたりすることは珍しくありません。これもその1つでしょう。マレーシア社会と政界は一つの価値観だけではまとめ切れないところが特徴です)

【AirAsia のインドネシアの小航空会社を買収する覚書が破棄された】
AirAsia はインドネシアの民間航空会社Batavia Airの親会社である PT Metro Batavia を買収する案を放棄したとのことです。
AirAsia とインドネシア側のパートナー会社 Fersindo Nusaperkasaは今年7月に、PT Metro Bataviaと覚書を結びました。しかしPT Metro BataviaはAirAsia側と最終的な合意に達しなかったと明らかにしました。覚書では買収額がUS$8千万と報じられていました。

(Intraasia注:会社風土と理念の違うしかも他国の会社を買収することの難しさという、一般的な理由なのでしょう)

10月14日のマレーシア記事

【パーム原油の在庫量増大と価格低迷】
パーム原油の価格が今年低迷していることを受けて、オイルパーム採取の農業世帯に影響を及ぼしています。生産者にとってパーム原油のあるべき価格水準として一般的に捉えられているトン当たりRM 2800のレベルにいつになったら戻るのか誰にもわかりません。
パーム原油は最高値をつけた 2008年3月初めのトン当たりRM 4330のレベルから今週の価格はすでに 42%も下落しています。

マレーシアパームオイル理事会の発表したデータから、3ヶ月先売り物の基準価格はさらに下がりそうです、というのも、パームオイル在庫が前年比で16%増えており、これまでの最高である248万トンに達しています。

ロイター通信の報告書では、インドネシアとマレーシアが世界パームオイル生産の87%、4千万トンを占めています。 在庫量だけでなく、天候の要素、パーム原油と大豆油と原油の間における価格差も、パーム原油価格を決める要素です。

【自動車保有の費用比較】

マレーシアは自動車価格の面では東南アジアでより高い国の1つとして見られています。しかし燃料に多額の政府補助金がつぎ込まれていること及び自動車ローンの利率の低さが、この自動車価格の高さを補償していると業界関係者はみます。

マレーシア自動車協会の議長は主張する「東南アジアで自動車価格だけに基いて自家用車保有を費用を比較すべきではない」
マレーシア自動車研究所のデータによれば、マレーシアでの自動車ローンの平均利率はローン期間 60ヶ月から108ヶ月の場合年率2.5%から3.6%までとなっている。これはアセアン諸国で最低の利率です。「マレーシアの自動車ローン利率が最低ということ及び燃料費への大幅な補助金ということを前提にすれば、自動車保有の総合的な費用はアセアン諸国で最も低い国となる。」 とマレーシア自動車研究所の所長は語る。なお研究所の統計で使う利率は5年以上のローンの場合です。

「レギュラーガソリン RON95の国内価格は補助金のおかげで東南アジアで最安クラスであるリットル当たりRM 1.90です。リットル当たりでリンギット換算すれば、タイではRM3.80 、インドネシアは RM3.35、シンガポールは RM5.10 、ベトナムは RM3.60、フィリピンはRM3.20 となる。」 「道路税の面でもマレーシアは十分に低い。タイとインドネシアよりも安いのです。」

マレーシア自動車研究所の所長はさらに説明する、「5年間の自動車保有費用を見ると、マレーシアにおける道路税と保険料の平均額は それぞれRM1,990 と RM15,310 になる。」一方同条件で他国の場合を見ると、シンガポールが最高で RM13,779 と RM39,806、インドネシアはRM9,186 と RM22,965、タイが RM2,297と RM33,682、フィリピンが RM1,531 とRM14,238です。

人気ある外国メーカー車の価格を2012年9月時点で比較 -マレーシア自動車研究所のデータから
1.500ccの Toyota Vios 車の価格:マレーシア RM87,313、 ベトナム RM88,456、シンガポール RM303,136 、フィリピン  RM60,271.
1.500cc の Honda City車の価格:マレーシア RM88,443 、ベトナム RM106,090、シンガポール RM295,800、フィリピン  RM61,472.
BMW 3シリーズの価格:マレーシア RM238,800、ベトナム RM248,200、シンガポール RM541,200、インドネシア RM191,900.

(Intraasia注:ほんとにマレーシアのガソリン類の価格は安い、ディーゼル油も同様。価格と同じくらいの政府補助金がつぎ込まれているからです、漁師には自動車用ディーゼル油よりもさらに安く提供される。よってそれを国内外へ横流しする例があとを絶たない。)

【現在の新車価格の例】
ホンダ車
City 15L E I-VTEC: RM 90,980, CIVIC 2.0 S : RM 131, 980, Accord 2.0l VTI-L: RM 149, 815
メルセデスベンツ車
C200 CGI ELEGANCE: RM 262,888, E250 CGI Avantgarde :RM 403, 888
プロトン車
Persona 1.6M -Line (A) :RM 56,199, PREVE 1.6 CFE :RM72,540, Exora Bold 1.6 CPS (A) :RM 74,548
トヨタ車
VIOS  1.5J (A): RM 76,090, Corolla Altis 1.8E (A) :RM 112, 990, Camry 2.0 G (A) : RM 157,900
プロドゥア車
VIVA 660 EX (M) : RM28,900, MYVI 1.3 EZ (A) : RM 47,400,

10月13日のマレーシア記事

【マレーシアムスリム界にもある子供婚】
マレーシアの法律において、結婚が許される最低年齢は次のようになっている:
ムスリムの場合、男性18歳、女性16歳、 ただしシャリア法廷の許可を得れば、男女とも何歳であっても結婚はできる
非ムスリムの場合、男女とも18歳、 ただし16歳、17歳であっても該当州の州首相の書面同意を得れば結婚できる。

各種情報を総合すると、近年子供の結婚が増えている。例えばケダー州だけをみても、州イスラム教庁の統計では2008年から2010年までに35%増加している。州イスラム教庁が受理した婚姻年齢に達していないムスリム子供の結婚申請が 2008年は75件、2009年は99件、2010年は101件でした、そしてその内の90%が16歳未満の少女が対象です。

そうした結婚申請の理由として親が挙げている多い理由は、娘が大変荒っぽいので、結婚させればそれが一番の解決策だというものです。次いで多いのは経済的な理由です。こうした申請が多いのは、ケダー州のSik地方とBaling地方です。

国連の人口基金マレーシアのプログラムマネージャーは主張する、「こういう統計が示しているのは子供の結婚がマレーシアで見逃せない問題になっていきかねないことを示している。」 国連の統計では世界で年間1千万人の少女が子供結婚をしているとのことです。「経済的に安定し、女性が教育を受け職業についているマレーシアで、この種のことは起こるべきではない。マレーシアは女性が高等教育機関で6割を占めているのです」

人ン権問題の活動家らは、マレーシアでの子供結婚を止めさせるべく緊急の行動を訴えています。彼らは主張する、「早期結婚は子供の思春期を奪い、自由を束縛する。早期結婚の少女の多くは学校を退学する子供でもあり、早期妊娠は健康を害することにもなる。」

ムスリム女性の非政府組織Sisters in Islam は主張する、「マレーシアの法律は、ムスリムと非ムスリム共に男女同年齢の18歳に最低結婚年齢を設定すべきです。」

(Intraasia注: マレーシアで、シャリア法廷の許可あれば何歳であっても結婚できるとは、意外に感じました。こういうことは非ムスリムにはまず知られていないことです。この種の結婚はある地方とある層に偏在していることがわかります。都市部の中流以上のムスリムが子供に勧めるとは考えられない。子供婚は基本的にイスラム教に基ずく行為ではなく、ある層の人たちに慣習的に根付いている思考でしょう。しかしイスラム教旧主派の力は強いので、異端視されている Sisters in Islamのような発想は絶対に受け入れられない)

【二部制の小中学校をなくす目標】

ムヒディン副首相兼教育大臣は語る、「国内の(国立の)小中学校における午前と午後の二部制の学校は、現在20%以下です。国は全ての学校の一部制(全日制)への移行をめざしており、5年から10年の間にそれを達成したい」

(Intraasia注:二部制の学校はもっぱら大都市にあり、学校校舎・用地が足りないためといわれています。)

【外国人乞食の暗躍】
外国人乞食グループが国内で活動している問題に関して、国会で、女性と家族省の副大臣が答弁した内容です: 
省などが2011年に行った取締り行動は 1190回あり、1408人の乞食を救出した。その内の 318人は外国人であった。今年上半期の取り締まりは615回行い、504人の乞食を救出した。その内 119人は外国人でした。

(Intraasia注:クアラルンプール圏で見かける乞食の少なからずの割合は外国人だと言われている、この数字にもそれが示されていますね。彼らは背後の組織に操られているようであり、かなり事実みたいです)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 382.0 を入手します。

10月12日のマレーシア記事

【マレー鉄道南部路線の複線電化工事が遅れている】
マレー鉄道の南部路線である  Seremban -Gemas 間 98kmの複線電化工事が遅れています。土地収用問題とりわけマラッカ州内の土地、が原因にあげられています。さらに線路と道路の交差地点に建設する陸橋も問題点となっています。

ヌグリスンビラン州首相は語る、「 Seremban -Gemas 間は 2013年半ばには完成するべきです」 政府はクアラルンプール -Gemas 路線で電化によって時速140kmで列車を運行して所要時間を2時間に縮めることを計画しています。

南部路線の複線電化工事プロジェクトは 2つの部分に分かれています: Seremban - Sg Gadut 11.3km と Sg Gadut-Gemas 86.8km 。 2008年1月に工事開始し、2012年末までには完成している予定でした。このプロジェクトを請け負っているのはインドの会社 Ircon Internasional Ltd です。 

Senawang 駅と Sg Gadut 駅のオープンも6ヶ月遅れています、当初の計画では2010年12月のオープン予定でしたが、工事が始まったのが2010年半ばでした。

(Intraasia注:マレー鉄道のこれまでのプロジェクトで最初の計画通りに進行したものが果たしてあるのだろうか、運行をはじめても故障や整備不良で遅延や停滞が常態化している。ということで、マレー鉄道のプロジェクトはすべからく完成するまで気長に待つしかありません)

【ガスマレーシアの供給する天然ガスとLNG】
マレーシア半島部で公共ガスを供給する会社 Gas Malaysia Bhd は現在 総延長 約1800kmのガス配管を擁しています。この配給網によって、701の工業事業所と 546の商業事業所、及び1万強世帯の住居に天然ガスを供給しています。

液化天然ガスの供給面では、1つの工業事業所、 1117の商業事業所、 及び約 226000世帯の住居に供給しています。
マレーシアでガス価格は価格統制の適用を受けます。

(Intraasia注:全国でたった1万世帯ですから、まだまだ一般家庭のガス配管はごく少数派ということです。つまりLPガスがなくなるようなことは当分ないです)

【エアアジア (AirAsia)最高経営責任者が語る拡大路線】
エアアジアジャパンの成田空港-ソウル路線の10月末開始を記念してソウルを訪問した、エアアジア (AirAsia)グループ最高経営責任者は、韓国の小さな低コスト航空を買収する件で話し合いをしていると報道されましたが、最高経営責任者は否定しました。彼は語る、「今後2年以内にエアアジアジャパンの国際線ルートは10から12に増えるでしょう」 エアアジアジャパンの株式の49%をAirAsia が保有しています。 「AirAsia X は現在ソウル路線で毎日飛ばしている。来年にはプサンとチェジュ路線を開通するでしょう。」

またAirbus との交渉に関して最高経営責任者は語る、「 A320-200 を追加で100機購入する交渉は1ヶ月ぐらいで終える予定です。 我々は最新型のA320-200Neoをもっと受け取る必要がある。」 「100機あれば十分だろう」
エアアジア (AirAsia)は すでに375機を注文しています。

(Intraasia注: エアアジア (AirAsia)は依然として拡大路線を進行中であり、マレーシアで今や最も知られた企業家の1人である彼がそれを積極的に推し進めています)



10月11日のマレーシア記事

【PMR 試験が始まった】
(中学3年生が受ける全国統一試験)PMRが9日から始まり、16日まで続きます。試験開場は全国に3560あり、受験生総数は 48万1424人です。内訳は(国立である)国民中学校の生徒が44万8千人ほど、(イスラム教の国民中学校である)国民宗教学校から約1万人、私立中学校から 約13700人、個人受験生が 1151人、(非国立の)宗教中学校から約2200人、などです。

(Intraasia注:全国統一試験は小学校6年と中学校5年でもあるので、一般に生徒は3回受けることになる。国民宗教学校の生徒は約1万人もいるのですね)

【ルックイースト政策30周年を記念して】
(マハティール元首相が提唱して始めた)ルックイースト政策が30周年を迎えたことを記念する会議がクアラルンプールで開催されました。この会議は両国のマ日と日マの経済協会が合同で催しました。

出席したナジブ首相は演説の中で語る、「 ルックイースト政策の新局面は(ナジブ首相の進める)経済転換プログラム及び高所得国家の仲間入りするという国家目標と平行していくべきです。」 「今後のルックイースト政策はもっと目的を絞り、特定の結果につながるべきです。」 「日本の中小企業はグリーン技術のような特定の分野においてマレーシア企業と密接に協力していくことを期待する。」 「昨年オープンしたマレーシア日本工科学院はさらに日本企業のマレーシア投資を呼び込むきっかけになるであろう。日本の大学が今後マレーシアに分校を設置することを期待します。」

ルックイースト政策の下で、これまで15000人のマレーシア人が学業と交換プログラムに参加しました、そして日本側はマレーシアにおける2360のプログラムを支援しました。 2012年のマレーシアへの外国からの投資額では、日本が最大国でした。マレーシアにとって日本は、中国とシンガポールに次ぐ3番目の貿易相手国です。

華語紙は編集副主管が評論に書く「マハティール元首相はルックイースト政策を打ち出し、その後1996年マルチメディアスーパー回廊計画を始めた。現在マルチメディアスーパー回廊計画はあまたの1つに過ぎない。ルックイースト政策はマルチメディアスーパー回廊計画より早く始まった、そして30年経った。何を学んだのか?」 「ルックイースト政策とマルチメディアスーパー回廊計画が成功裏に実施されてきたのであれば、ナジブ首相が進める経済転換プログラムを再度推し進めるようなことは不要です。」

(会議とは別に開かれた)ルックイースト政策30周年の晩餐会に招待されたマハティール元首相は語る、「マレーシアは日本の全てを参考にするのではない、十分に考慮し選らんでから、きちんと正確にそのことを学ぶのです」 「マレーシアは今後もルックイースト政策を続けるべきです」

(Intraasia注:日本首相のメッセージは代読です。日本側から内閣の誰も参加しなかったようですね、大臣名を載せるのが普通のマレーシアマスコミなので記事が言及していないということは出席していないということでしょう。そのあたりが日本側政府のルックイースト政策への捉え方ともいえるでしょう。 ナジブ首相が出席したといっても最後までいた可能性はないはずです。これまでにも書いたようにナジブ首相は日本への関心は低い。マハティール元首相の重要政策のいくつかを継承はしているが、その姿勢は違います。華語新聞の論調はまあ意外といえることではないですね、ただ英語紙よりこの催しを詳しく伝えている)

【盗んだバイクを分解してフェイスブックで販売】

盗んだバイクを分解してその部品をFacebook を通じて売っていた4人組が、ジョーホール州のKluangで警察に逮捕されました。この22歳から25歳の男たち4人は今年2月から犯行を行っていたとのことで、これまでに約 RM 7万を得ていました。
ジョーホール州警察の長はその説明の中で、「先週Kluangの住宅地にある借家で彼らを逮捕した。4人組のリーダーは自動車整備工です。彼らは部品を売るときは、宅配サービスを利用していた。」

10月10日のマレーシア記事

【2013年度の学校日程】
2013年度の小中学校の登校と休暇日程が教育省から発表されました。
年間登校日は205日になります、今年は203日です。 中間や期末の学校休みの日数は84日になる。

来年度の登校開始は2013年1月2日です。ただし(週間休みが金曜日である)ケダー州、トレンガヌ州、クランタン州は1月1日です。

(Intraasia注:子供の多いマレーシアは学校休みは種種のイベントや旅行日程上の重要な要素です。なお1月1日は決して全国一律の祝日ではありません)

【バス会社 Causeway Link 】
ジョーホールバルとシンガポール間を結ぶ乗り合いバスはかつて30年ほどもの間シンガポールのバス会社2社によって運行されていた。そこで2002年に初めてマレーシアの民間バス会社にジョーホールバルとシンガポール間の運行免許が与えられた、それが Handal indah Sdn Bhd です。運行バスブランド名はCauseway Link 。

同バス会社は2002年10月の発足当時バス車輌 8輌だけだったのですが、現在では400輌を有する、マレーシアの大バス会社の1つにまで成長しました。Handal indah Sdn Bhd は80台の中長距離バスと320台の乗りあいバスで平均して1日に10万人の乗客を運んでいます。

創業者(華人)は語る、「マレーシア政府とシンガポール政府からジョーホールバルとシンガポール間の運行免許を得た。」 Causeway Linkバスの2国間乗り合いバス運行は現在、マレーシア側の3地点である Johor Bar, Gelang Pata, Pontian と シンガポール間をCauseway 経由及び第二海峡橋経由で運行しており、平均して1日に15000人の乗客を運んでいます。Causeway Linkバスはシンガポール側では、Jurong East Bus& MRT Interchange, Kranji MRT駅、Newton Circus, Boon Lay, Quens Street で乗降します。近い将来に、シンガポールの Genting Resorts World Sentosa, Marina bay Sands へも運行することが計画されている。

Handal indah Sdn Bhd は2004年に長距離バス運行として、ジョーホールバル/シンガポールとクアラルンプール間、ジョーホールバル-クランなどの運行を開始しました。同社は東海岸州やペナン州へのルートも計画しています。
創業者の社長は言う、「効率的な公共交通システムを市民に提供するという面ではシンガポールを世界で最良のモデルになると見なしている。」

同社の幹部は説明する、「わが社を含めてバス会社の抱える大きな困難は、運転手の雇用です。 シンガポールのバス会社はマレーシア人の運転手、とりわけ経験ある運転手を雇います、そこでジョーホールバル基盤のバス会社としてこれは最悪です。マレーシアで外国人をバス運転手として雇うことは禁止されているが、シンガポールのバス会社はバス運転手として雇うのにマレーシア人を最初の選択にする。」 同社はバス運転手のリクルートとして、これまでにRM 100万を使ったとのこと、雇った運転手に免許を取得させその費用を負担する、一方運転手は2年間の縛り期間の条件下におかれる。「学歴のあるマレーシア人はバス運転手になりたがりません。バス運転手の給料は良いにも関わらずです。 良い運転手であれば、月にRM 5千から6千を稼げます。」

ジョーホールバルで違法なバス会社が運営している問題があるとのことです。「この問題はずっと昔からある。しかし当局は依然として解決していない。」 「バス会社の中には、そのバス車輌を運転手に1日あたり RM 300から400で貸し出している会社もある」 「こういう違法なバス運営者は、客の多いルートをピーク時間帯だけに運行している」

(Intraasia注:ジョーホー州へ行くと一番目に付くのバス会社がCauseway Link ですね。新型の黄色い車輌で当時から目だっていました。シンガポール間を運行するだけでなく、その後クアラルンプール-ジョーホール州間を運行しているので、クアラルンプール圏のバス利用者も気がついているはずです。)

【テロと武力治安の続くタイ深南部で1日に12人の犠牲者】
(2004年以来イスラム教武装反抗組織のテロと爆弾攻撃、それに対する軍隊と警察と民兵組織による治安活動が続く中で、双方および仏教徒だけでなくムスリムをふくめた一般市民の間ですでに合計5千人を超える死者を出しています。)

パタニー県ではトラックに乗っていた軍隊兵士数人がイスラム武装反抗組織の攻撃を受けて死亡。パタニー県の別の場所では仕事場に向かう途中のゴム採取者4人、いずれも仏教徒、がイスラム武装反抗組織に射殺されました。ヤラー県ではムスリム男性2人が射殺されました。ナラティワット県ではムスリム女性1人が射殺されました。
深南部3県の隣であるソンクラー県でも2人の野菜売りが射殺されました。ソンクラー県はこれまであまり被害は出ていませんでしたが、今年4月自動車仕掛け爆弾などで15人が死亡して以来被害者が続いています。

(Intraasia注;実は今月初め家を留守にした一番の目的はタイ深南部を訪れることでした。9月頃からテロと仕掛け爆弾による攻撃がほとんど連日起こっているニュースがマレーシアマスコミに時々小さく載っていたので、20年近くもタイ深南部を訪問しているイントラアジアも多少は心配しながら行きました。 軍隊の治安活動はこれまでと同様あちらちらで誰の目にも見える形で行われています。機関銃を上部に載せた装甲車も目にしますし、拠点警備だけでなく自動小銃の引き金に指をかけた兵士らが徒歩でまたはバイクで巡回しています。ヤラー市内の商店街にはバイク仕掛け爆弾防止の為、コンクリート防護壁があちらこちらに作られている。2泊3日で3県を回って確認したことは、こうした中でも市民の生活は普段と変わらず行われているということです。これが深南部の奇妙な日常です。いわゆる旅行者は、タイ人と外国人を問わず皆無です)

10月9日のマレーシア記事

【建設中のKLIA2 の進捗に関して】
国会で議員の質問に答えた、運輸副大臣の発言です。
建設中の低コスト専用ターミナル KLIA2 の総建設費は、当初の見込み予算の2倍であるRM 40億になりそうです。これは乗客数の伸びを見込んで規模を大きくしたことからです。「マレーシア空港会社は、航空会社などと協議した結果、規模を拡大しました。年間利用者扱い可能人数は4500万人です。」

「KLIA2の建築進捗状況は、2012年9月中旬時点で 62%、竣工時期は建設会社が約束しているように2013年です」

(Intraasia注: 竣工は2013年5月という発表が以前あったのですが、今回は言明されていませんね。まあ、一部工事しながらオープンするより、数ヶ月遅れても完成してからオープンしてほしいものです)

【交通違反を監視するカメラ】
道路交通庁(JPJ) は交通違反取締りを自動監視するために、監視カメラを設置する場所の一覧表を公表しました。全国で831箇所あります。

「設置場所に関してはどきどき更新する」とのことです。 スランゴール州に設置する数は 112台、 内38台が交通信号機、74台が速度観測地です。ついで多いのがジョーホール州で 100台、内32台が交通信号機、68台が速度観測地です。3番目に多い州はペラ州で、 90台です。 内訳は26台が信号機、64台が速度観測地です。

既に設置が終わったのは 14箇所だけとのことです。今後18ヶ月以内に設置を終える予定です。 // portal.jpj.gov.my

【国立病院に入院した高齢者で家族に見捨てられる人が増えている】
国立の病院で入院した後家族に見捨てられ、その後福祉施設に移される高齢者の数が増えています。

(国立の最大級の病院である)クアラルンプール病院の社会医療部門の長は説明する、「2012年は上半期だけで、入院中に見捨てれた60歳以上の患者が157人います。昨年はこの数が205人でした。そういった見捨てられた高齢者の95%は貧困世帯の人たちです。 見捨てるケースの場合、家族が引き取りを拒否する、または登録した電話番号などが偽のため家族に連絡できない。」 「こうしたことが起こると病院は一般に、そういう高齢者を非政府組織に引き渡します。ただこの種の保護施設も一杯になりつつある。」

病人として国立病院に入院した後家族に見捨てられた老人をケアするため設立されたNGOがあり、Rumah Kasih はその1つです。Rumah Kasihの責任者の1人は語る、「病院から見捨てられた人たちを収容する施設を探すように頼まれます。我々は2000年の設立以来 496人の患者に保護施設を見つけてあげた。496人はクアラルンプール病院、国民大学病院、Selayang病院、スンガイブロ病院などに入院していた人たちです」

社会福祉庁の話しでは、家族に見捨てれる高齢者の数は一定して増えており、2008年から2011年は年率1%の増加でした。 国人口と家族発展庁、女性と家族発展省下の部局が明らかにしている数字では、 2004年時点で全国で約67万人の両親はその子供から経済的支援を受けていませんでした。

10月8日のマレーシア記事

【クアラルンプールで行われてきたフィリピン政府とミンダナオ島ムスリム組織の交渉】
(フィリピンの南部にあるミンダナオ島南部は多数のムスリム住民の存在の下、ムスリム組織が長年自治統治を求めて政府と敵対しています。そのムスリム組織 モロ民族イスラム解放戦線とフィリピン政府は、マレーシア政府の斡旋でクアラルンプールで交渉を進めてきました。)

10月上旬に行われたその32回目の予備交渉の結果、モロ民族に関する大枠の合意がなされる見込みになりました。発表された共同発表では、この大枠合意はミンダナオ島での和平過程への包括的骨組みとして機能することになるとしています。 大枠合意は10月15日に調印されることが期待されています。

ナジブ首相はこの共同発表を歓迎する談話を発表しました、「私はフィリピン大統領にフィリピンの和平に向かうその動揺しない姿勢に特別の賞賛を送ります。」
マレーシアは両者間の交渉の場を2001年以来提供してきました。「この画期的な合意に際して、私は個人的にマニラへ飛んで調印に立ち会いたい。」

(Intraasia注:どこの紛争地でもそうですが、主流のモロ民族イスラム解放戦線以外にも支流の小さな武装反抗組織が存在するので、全てが片付くわけではないけど、主流が武力反抗を収める方向にあるというのは結構なことです。サバ州ではフィリピン人移民問題が昔から存在することもあって、マレーシアは長年両者間の斡旋に尽力してきたようです)

【タクシーのクーポン制に関して】
タクシークーポン制は、空港、主要駅、有名ホテルとショッピングセンターなどいくつかの場所で実施されている。 クーポン制の下では、クーポン運営者はタクシー1回の乗車に付きRM 2またはメータ料金の10%を徴収している。 クーポン制が行われている場所では、そのクーポン制運営者に登録したタクシーだけが客を拾うことが許される。これに加えてクーポン制運営者の中には、運転手から月RM 100を取り立てているところもある。 クーポン制は運賃においてゾーン制を取り入れているので、メーター料金より安いときも高い時もある。

タクシー運転手らはクーポン制の廃止をずっと主張している、「クーポン制運営者がタクシー運転手の利益を奪っている」 クアラルンプールとスランゴール州タクシー運転手福祉協会の会長は訴える、「当局が運転手にメーター使用を求めるのであれば、まずタクシークーポン制を廃止すべきです。」

陸上公共交通員会(SPAD) は現在、タクシークーポン制には関してはその管轄権限外です、そこで委員会はそれを管轄下に入れることを考えています。委員会の長は語る、「我我はタクシー運賃システムの再編成を考えている。そうすればタクシー運転手が運賃を過剰請求しないようになります。」

(Intraasia注:クアラルンプール圏もペナン島もタクシー運転手がメーターを使わない、行き先を拒否する、過剰請求するといった行為はごく普通です。市民や旅行者からの批判は山のようにある、一方タクシー運転手側は不公平な待遇と安すぎるメータ料金の不満を訴えています)

【マレー人も韓流ファン、韓国スターのコンサートは盛況】
韓国の芸能人はマレーシアでも大いに人気を得ている。そのファン層はマレー人、華人インド人に及ぶ、とりわけマレー人がファンです。少女時代、B1A4, A Pink, T-ara, BAP, BigBang といった韓流スターによるファンサービス会やコンサートでは一群のファン層が熱狂状態に陥るのがいつも見られる。多くがスターの名を叫んでいる。

近年韓国レストランや韓国ファッションの店が増えている、少なからずの韓国アイドルファンは韓国語を習っている。テレビ番組では韓国ドラマが人気を呼ぶ、これも韓流がマレーシアですでに一つの存在となっていることを示す。多くの韓流スターは次々とマレーシアにやって来てコンサート切符を売り、ファンに顔見世している。

(Intraasia注:華語ラジオ局はK-Pop をよくかけます、マレーラジオ局もかけるけど華語局ほど多くはない)

10月7日のマレーシア記事

ポリスリポートは全国どこの警察署に出しても構わない】
警察庁長官は、警察届け・訴え報告に関してあらためて強調する発言をしました: 一般市民が行う警察届け報告(police report ) は、報告に関する事が発生した地点に関係なく、全国どこの警察署でも行えます。

長官は全国の担当警察官に念を押す形で語る、「このずっと前から出されている指示に従わない警官は規律違反に問われます。問題に関するできごとが起きた地を管轄としない警察署で市民から警察訴え報告(police report ) が出された場合でも、担当警官はそれを受理する義務がある。 そして受理した警察届け・訴え報告(police report ) を軽く扱ってはならない。」

これは、管轄地区が違う警察署へ出した警察届け・訴え報告(police report ) が受理されないという、市民からの苦情が多いことに関して長官が答えたものです。「警察官は態度と勤務慣習を改めなければならない。警察が面している大きな挑戦は、情報技術と情報の自由な流れです。警察は時の流れに付いていかなければなりません。」

(Intraasia注:現行犯罪は別にして、何事であれ市民が警察に訴える、届けるのが警察訴え報告(police report ) といわれるものです。この警察届け・訴え報告(police report ) に基づいて警察は捜査・行動することになる。各警察署には、警察届け・訴え報告(police report ) を受理する担当警官が常時勤務していることになっている)

【国策石油開発会社 Petronasが国庫に収めるお金】
国策石油開発会社 Petronas はこれまでのところ、年間RM 300億を毎年国庫へ収めています。
財務省長官は語る、「国はPetronasからの収入に頼ることを徐々に減らしていくつもりです。」 Petronas側は、2013年からは利益の30%を配当金の形で国庫へ払う形にして欲しいと要請しています。政府はまだこの点に同意をしていません。 先日発表された2013年度予算案では、Petronas からの国庫納入をRM 270億と予定しています。

(Intraasia注:Petronas は国策会社ですから、石油関連のほとんど全ての分野にビジネスを展開する巨大複合企業で海外進出も積極的に推し進めている。Petronas は当然法人税なども払っているので、Petronas グループから得る合計収入は政府歳入に最大の割合を占めている。 所得税支払い者数がわずか170万人でも構わないという背景の1つにはこういう面がある)

【偽の歌謡アイドルコンテストを開催した詐欺事件】
アイドルを探せ2012年 という歌謡コンテストをペナンで開催されたのですが、これが偽のコンテストとわかり何人かの入選者らが金を騙し取られました。
シンガポール会社の代表という名目で、詐欺師の華人男性がペナンに会社を設立しました、そしてU雑誌というのを発行し、歌謡コンテスト開催をペナンで開催しました。審査員にはマレーシア華人歌謡界の知られた歌手と音楽人を招きました。

コンテストには男女100人ほどの若者が参加し、参加料金はRM 50とのこと、優勝者にRM 4千、準優秀者にRM 2千、3位にRM 1千の賞金が約束されました。しかし実際には払われていません。最終コンテストが台湾で開かれるとの理由で、優勝者らトップの5人は、そのための渡航宿泊費用、シンガポールでの録音代費用などとして前払いを要求されました。これによってRM 260からRM 7000まで騙し取られたことで被害者となりました。被害者にはこの会社の2人の従業員も含まれており、給料未払いです。

被害額の合計はRM 5万になるとのことです。また審査員にも審査員手当が全く払われていませんでした。被害者の何人かはすでに警察訴え報告を出しています。

(Intraasia注:どうやら被害者のほとんどが華人だったようで、華語紙は1面で大きく載せています。いろいろな詐欺があるものですね)

10月6日のマレーシア記事

【クアラトレンガヌ市庁は捕らえたネズミにお金を払います】
トレンガヌ州の州都クアラトレンガヌ市はネズミ1匹にRM 2を給付すると発表しました。 これはクアラトレンガヌ市庁は市全体でのネズミ捕りキャンペーンを10月7日から開始する一環としてです。市長は説明する、「市庁はこのキャンペーンを1,2ヶ月間続けて、ネズミ人口を減らす同時に市民の衛生意識を高めたい」 「市民がこれに参加する奨励策として、ネズミ捕りにお金を出します」

取ったネズミは市内の特定場所へ毎朝9時から11時の間にもって行く必要があります。生死にかかわずにネズミ1匹当たり RM 2がもらえます。

(Intraasia注:イントラアジアの地区でも道路を駆け抜けるネズミ、朝道路上に死んでるネズミをカラスがつつく光景は日常的です。1ヶ月程度の期間なら良いアイディアと思いますね)

【当局がまた別のゴールド投資運用 3社を捜査した】
一般市民対象に金への投資者を募って運用している会社の Genneva Malaysia Sdn Bhd が今週 中央銀行Bank Negara などによって、捜査を受けました。同社のビジネスは一時停止しており、出資者1万人ほどが不満を表明し、社会的に話題を呼んでいます。

中央銀行Bank Negara は、取り締まり当局は投資者の保護と一般大衆のために違法な金融・投資計画に対して行動すると、説明しています。 中央銀行Bank Negara はそのサイトの警告リストに87の会社を掲載しており、その内18社が金投資に関連している。 中央銀行Bank Negara は既に2009年にこの会社 Genneva に行動を取っていますが、同社は名前を変更して活動を再開していたとのことです。 各界からこの会社に対しての警察訴え報告がたくさん出されていたのとことです。

中央銀行Bank Negara 及び警察と国内取引と消費者省が 新たに別の3社を捜査しました、3社とも金投資を募っている会社です: Pageantry Gold Bhd, Caesar Gold Sdn Bhd, Worldwide Far East Bhd

これらの会社に対する容疑として、 マネーロンダリング、脱税、虚偽の説明、無免許の代理店を利用している、ことなどを揚げています。これらの捜査容疑はGenneva Malaysia Sdn Bhdに対するのと同様です。 中央銀行は、Genneva Malaysia Sdn Bhdの書類を会社と取締役の家から押収したと、発表しました。

(Intraasia注: Genneva Malaysia Sdn Bhdの顧客にはペナン州の人が多いようで、数多い顧客らが捜査に抗議の声を上げています。 非常に魅力的に見える見返りの多い投機プログラムに対して、その投資資金を失う前は実態が見えなくなる人が多いことが、報道からわかりますね)

【中国によるツバメの巣禁輸入の解除を期待するマレーシア側 】
マレーシア産のツバメの巣に含まれる 亜硝酸塩が中国の保健規則の禁止レベルを超えていたということから、マレーシア産の輸入を中国が禁止して1年ほど経ちます。マレーシアのツバメの巣産業界はこれに大きな影響を受けています。

マレーシア対外貿易公社のトップは説明する、 「この1年中国への輸出は激減した。ツバメの巣の中国での売り上げはUS$1100万だった、これはマレーシアのツバメの巣総輸出の46%を占めた。」 マレーシア側は早期輸出再開を希望しています。

一方最近、マレーシアツバメの巣同盟が組織されました、同組織はツバメの巣を生でまたは加工してない状態で複数国に輸出できようにしてほしいと、要望しています。同盟の会長は、すでに首相宛てに覚え書きを提出したと、話す。「国内のほどんどのツバメの巣養殖業者と生産業者は困難な状態です。ツバメの巣を生でまたは加工してない状態で韓国、台湾、その他国へ輸出できるようにしてください。中国の工場からもこれらに大きな需要がある 」

マレーシア農業省と中国側の間で、中国への輸出は食用ツバメの巣に限る協定が交わされたとのことです。

(Intraasia注:今回家を留守にした時、立ち寄ったコタバルでは市内の中心部の一画でさえツバメの巣養殖をやっています、もう長い間行われており、まるで反対者がいないかのようです。人が住む、商う住商業ビルの上階を養殖用の部屋に改造し、早朝から夕方暗くなるまで録音でツバメの鳴き声を響かせている。この騒音と飛んでくるツバメの迷惑さに、他の土地から来た人は耐えられないでしょう。こんな迷惑な産業がなぜ市内で許されるのか、まこと不思議です)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 380.0 を入手します。




10月5日のマレーシア記事

【小中学校への携帯持ち込み禁止は依然として有効】
教育省は、生徒が携帯電話を小中学校もって行くことを禁じる規則を維持すると、教育大臣兼任の副首相が語りました。「省は、生徒がIT機器を学校へ持ち込む必要性を依然として研究中です。」 「8月後半に各界の関係者らと話し合いを持った。」 これは国会で議員の質問に答えたものです。「最終決定をする前に、あらゆる角度から検討します。」

昨年携帯持ち込み禁止の見直しを検討することが、副大臣から明らかにされました。しかしこれには賛否両論ありました。全国教師組合は、 携帯持込みでの利点より短所が多くなると、発表しました。「学校には公衆電話がある、生徒が親に連絡したければそれを使えばよい」

(Intraasia注;携帯電話禁止が掲げてある例えば病院、銀行などで電話してる人はごく普通にいる。バス電車の車中で携帯は誰でも好きなだけ話している。同様に少なからずの運転手もやっている。携帯電話利用を抑えるという社会的合意がない社会風土で、生徒に携帯を許せばとうなるかは目に見えていますね)

【アパート、コンドミニアムでの水道メーターの戸別化は全然広がっていない】
(アパート、コンドミニアムのような多層階の共同住宅建物では、建物へ上水道が供給された後、水管理と料金徴収はその建物の管理会社が責任を持ち、水道利用者の世帯は管理会社へ料金を収める、というあり方が数十年来続いています)
スランゴール州上水道供給会社の Syabas はすでに 2008年に、アパート、コンドミニアムなどでも各世帯は戸別メーターへ転換できると発表しています。しかし反応は非常に鈍いとのことです。 そこで Syabas は高層住宅住民向けに、戸別メーター登録キャンペーンを始めました。Syabas は高層住宅の管理会社・組合に接触して、世帯の戸別メーターへの転換を促すことにしたとのことです。

今年8月末時点で 転換申請を 1272件受けました、これは 26万世帯にあたります。Syabasの幹部は説明する、「戸別メーターは居住世帯にも管理者側にも益がある。居住世帯はメーター料金体系が安くなるのです。 」
「現在 多層階の共同住宅の料金体系は一律に RM 1.38/ 立法メートル、 低コストアパートだけはRM 0.80 / 立法メートル、です」 「一方一般住宅の家庭用水道料金体系は 最初の20立方メートルが RM 0.57 / 立法メートルで、次の15立方メートルは RM 1.03/ 立法メートルです」

戸別メーターにすれば、多層階の共同住宅に住む居住者中で、水道料金を払わない世帯があっても管理者側にとって問題とはなくなります。

(Intraasia注:このニュースが発表された数年たった今でも多くは、戸別メーター化してないようです。イントラアジアの住むアパートも同様です。住民と管理会社側の双方が合意しないと戸別メーター化は全然進展しない例ですな)

【パーム原油にかける輸出税】

パーム原油の輸出税は現在23%で、この率は1970年から変わっていません。

プランテーション産業と商品作物大臣は、この率を下げるべく内閣に提案すると語りました。提案の率は10%程度になるようです。このところパーム原油の価格が低下しており、国内でのパーム原油備蓄が増えていることが憂慮を生んでいます。 「輸出税を下げてインドネシア並にすれば、マレーシアは競争力を回復する
トン当たりのパーム原油価格: 2012年4月4日 RM 3557、 10月3日 RM 2351、約30%下落

大臣は説明する、「現在マレーシアはパーム原油 輸出 1900万トン中、500万トン分の割り当ては輸出税をかけないことを承認していますが、その半分しか実際に利用されていない。」 業界筋はしかし語る、「輸出税無しで得するのは国外に精製工場を持つプランテーション大企業だけです」

【アイススケートリンクのあるホテル】
今年7月にクアラルンプール郊外の Mutiara Damansara 地区にオープンした、4星の高級ホテル Royal Bintang Damansara は全室 380室で客室稼働率が好調です。
Mutiara Damansara 地区にはよく知られた The Curve, Ikano Power Centre のようなショッピングビルがあります。同ホテルにはユニークな付属施設の 室内アイススケートリンクがあります。 マレーシア初のホテル付属のスケートリンクは人気よく、 週末には1日 300人の入場者があると、同ホテル幹部が明らかにする。入場料はRM 25です。

(Intraasia注:先に開発されたBandar Utamaの隣がMutiara Damansaraです、1990年代中期そして後期に開発された人気ある住宅商業地で、豊かな中上流層向けです。)

【マレーシア国王が日本を公式訪問】
マレーシア国王夫妻は日本を公式訪問のため 1日に日本に着きました、5日間の日程です。

(Intraasia注:数日前の記事ですので、すでに終えたということでしょう。公式訪問ということは国賓扱いだと推測されます)

おことわり
10月1日から4日まで家を留守にしましたので、その期間の記事は掲載できませんでした。

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