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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

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2月28日のマレーシア記事

【オーストラリア企業Lynas はレアアースの製品精製を開始した】
クアンタン郊外の Gopeng に希土類元素精製工場を建設した、オーストラリア企業 Lynas Corporationは、工場の操業開始をしてから初めての顧客向け精製品を製造したと発表しました。

分解物からの回収率は依然として高く、含有希土類元素酸化物の90%以上になる、とLyns は発表しています。

(Intraasia 注: この記事で述べられている化学精製過程と用語の知識がないので、訳に不適当な部分があるかもしれません。記事自体に何の説明もないので、化学畑でない人のほとんどはこの記事を読んでも意味がわからないでしょう。それはともかく、Lynasは地元住民らの強い反対運動を押し切って操業開始し、着々と製造過程を進めているようです)

【ある世論調査における アラーの神に関する半島部ムスリムの捉え方】
半島部有権者における2013年第1回世論調査という名称で、1月23日から2月6日にかけて1021人に電話による調査が行われました。 調査したのは”オピニオン調査のMerekaセンター”です。 被調査者は民族、性別、州に基づいて無作為抽出されたとのことです。

この調査でわかったことの一つに、(イスラム教の唯一絶対神である)Allah に関する捉え方があります。被調査者のムスリム中の83%が、Allah ということばはムスリムだけが使うことを許されるということに賛成しました。

またマレー民族主義強硬者グループ Perkasa の指導者が主張した、Allahという言葉を含んだキリスト教聖書を押収し焼き払うという主張には、ムスリム中の52%が強く反対しています。

(Intraasia 注:公正で信頼のおけるマスコミによる世論調査がほとんど行われないマレーシアです。都合のよい調査結果ばかり載せるからです、宗教、民族、政党などに関する世論調査はまず行われない。このMerdeka センターは数少ない調査機関ですが、どの程度信頼性を置いていいかわかりません。 そこで問題のAllah です。半島部という土壌では この調査でも指摘されているように、Allah は唯一ムスリムが使える言葉だという意識が非常に強い、イントラアジアの観察も同じです。 ボルネオ島部では昔からマレー語を母語とするキリスト教徒の間で、キリストの神をAllah と訳して使用してきた事実は、半島部では受け入れられていない。 そもそも半島部ではマレー語を母語とするようなキリスト教徒は存在しえない。 唯一絶対神Allahは他宗教の神とは本質的に違うのであり、それを異教徒が使うのはイスラム教に対する冒涜だという捉え方です。)

【この時期また東海岸で冠水浸水の被害が悪化している】
東海岸のクランタン州とトレンガヌ州における浸水冠水状況は悪化しています。避難者が増えまた休校する学校も増えています。
クランタン州で新たに影響を受けている郡は Bachok, Pasir Mas、そしてコタバル市です。今週すでに Tanah Merah, Pasir Puteh, Kuala Krai、 Machangの各郡では浸水が起きました。いくつかの道路が通行不能になっています。
Rantau Panjang を流れるゴロック川の水位は危険水位より 1m40cmも高い状態です。学校休校は 22校に加えて新たに11校が加わりました。

クランタン州の町で、連邦政府側の財務副大臣は語る、「浸水洪水は毎年クランタン州民を苦しめている。州政府と連邦政府に強い協力関係があれば、こういった苦汁は減らすことができるだろう。浸水冠水の原因には、詰まった下水溝がある、水が川へ流れていかない。」 「クランタン州を握るイスラム政党PAS は23年間支配してもこの冠水浸水の問題を解決できない、そして連邦政府と良い関係を持っていない。」

(Intraasia 注:クランタン州は確かにインフラは悪い、それがPAS党の州支配の仕業だけとは言えないでしょう。 環境に関心をあまり払わない州民の責任もあるはずですけどね。トレンガヌ州は長年Barisan Nasional (国陣) 支配下にあるけど、浸水冠水は年中行事ですから。 政府とビジネス界はシンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道計画にまい進するようですが、その巨額の工費の数割でも東海岸に回せば、インフラがある程度良くなるはずですけど、ビジネス界は全くそういう気配を見せませんね、石油ガス開発以外は東海岸に金をつぎ込んでもビジネスにはならないと捉えているからなのでしょう)

【タイ深南部問題でクアラルンプールを舞台に交渉に入る姿勢を示したグループが1つ現れた】
タイ深南部で武装反抗とテロ活動を行っているグループの1つ Barisan Revolusi Nasional の代表とタイ国家治安会議の将軍との間で、クアラルンプールにある警察訓練学校の場を借りて、話し合いを始めることに関しての合意文書に署名しました。 この署名式に臨んだ双方からはほとんど発言はありませんでしたし、内容も公開されていません。

他の武装反抗組織が同じように合意するかは今後を待つことになります。

(Intraasia 注:これでタイ深南部の不穏化状況に終止符を打つことになるだろうとは、深南部状況を知る者なら多分誰も思わないでしょう。深南部の反抗状況は1つの大組織の統率取れた反抗運動ではないからです。 ごく少数の現場にいない指導者層または1つのグループだけがタイ政府側と交渉に入る用意ありということなんでしょう。)
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2月27日のマレーシア記事

【民聯 (Pakatan Rakyat) の選挙マニフェスト】
野党連合の民聯 (Pakatan Rakyat) は、総選挙に向けてマニフェスト”人民宣言”を発表しました。

州政権を握るスランゴール州の州都シャーラムに構成政党3党 (公正党、民主行動党、イスラム教党PAS)の指導者らが結集して、第4回民聯 (Pakatan Rakyat) 大会を開きました。その場で発表されたマニフェストの主な内容の抜粋:
・問題になっているクアンタン郊外のオーストラリア企業 Lynas による希土類元素精製工場を停止させる、
・国の交通当局が主要道路に展開を開始している、交通自動監視システムAES を停止させる
・中小企業対策と助成のためにRM 20億の基金を設立し、最低賃金制の額を RM 1100に引き上げる
・石油の国際市場で価格が高騰している中、産油国マレーシアは十分な収入を得ている。そこで産油の収入は国民に平等に享受すべきである。ガソリンやディーゼル油の価格を引き下げます。
・現在経営権を握っている高速道路各社の経営権を徐々に国に引き戻して、ハイウエーの高速通行料金を引き下げていく。これは物価の安定にも貢献する。
・水道事業を民間に委託されその結果水道費が高いものになっている、これを是正します
・公立の高等教育費を国が全額負担する、
・人民イスラム教学校、華語小学校、タミール語小学校、華語独立中学校、イバン語学校、カダザン語学校、教会学校を重視する、これらの学校の発展は国民教育体系の発展でもある
・高齢者と身体障碍者の公共交通利用を無料化する

民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者アンワル元副首相は語る、「民聯 (Pakatan Rakyat) が政権を取った場合、マハティール元首相の責任を問うようなことはしない」

(Intraasia 注:現実として本当に実現できるのかな、というような項目がいくつ並んでいます。選挙候補者の割り当てによる内紛、PAS党との関係などをいつも政府系の主要マスコミが暴露しています)

【南北ハイウエーでの深夜長距離バス事故】
ジョーホールバル発ペナン行の深夜長距離バスが、南北縦断ハイウエーのスランゴール州内区間にあるBukit Tagar 付近で午前3時ごろ事故を起こしました。バスは高速運転中に運転を誤ってガードレールに衝突し、その影響でガードレースの一部が車体に突き刺さりました。このため乗客3人が即死しました。運転手は重体です。その他の乗客13人と控え運転手は無事でした。

事故現場からそれほど遠くない場所で昨年5月にツアーバスによる同じような事故が起き、3人が死亡しています。

(Intraasia 注:いつもながら深夜の長距離バスの事故は全然珍しいことではありません。今回の事故も数ある中のその1つです。今回の事故記事を2つの新聞で読みましたが、どちらもバス会社名を伏せている、なぜ発表しないのか?)

【公共の低コスト住宅アパートPPR】 
(公共の低コスト住宅・アパートはマレーシア語の名称を取って ”PPR” と略称されます。クアラルンプール圏にはこういうPPRアパートが多くの地区にあります)

こういうPPR の敷地内には住民が営業する露店・屋台がたくさんあります。あるシングルマザーのマレー女性の露店は、水道設備もなく排水溝際にあり非衛生的です。これはクアラルンプール市庁の規則に違反しています。そのすぐ近くにも 住民の開く Nasi lemak を売る露店があり、毎朝7時から10時まで開いている。 こういった露店・屋台を開くことで、生活を支えているPPR住民は少なくない。道路端で露店屋台を開くことは、大都市のPPRに住む低所得層住民にとってごく普通になっている。そういう住民は暫定営業免許を取得している者もいる一方、無免許者も多い。

こうした上に、放棄されてそのままになっている露店・屋台が地域の問題を増している。 壊れたイスやテーブルがそのままになっている。 こうした無責任な放棄屋台を非難する、商売人もいます。 住民は地方自治体が取り締まりを強化することも期待しています。

クアラルンプール市長は昨年、市内のPPR住宅地に新しいプロジェクトを発表しました。 このプロジェクトでは、PPR住民に、とりわけシングルマザーに、清潔で適した環境下で零細商売を行える機会を提供することになる。 市長は説明する、「 きちんとした設備の下で、住民は飲食物を販売して生活費を稼げます。これは持ち帰り食の概念を入れます。露店屋台には椅子もテーブルもなくした簡単な設備です」 PPRに住むクアラルンプールとラブアン島の低所得層向けに、政府はこの Laman Sejahtera プロジェクトとしてRM 600万を支出します。すでに5つのPPR住宅地が特定されました。

市長は強調する、「規則違反の住民と露店をまた貸しする住民からは免許を取り上げ、その名をブラックリストに載せます。」 近々 202の露店屋台 がクアラルンプールの複数のPPR住宅地に設置されることになります。

(Intraasia 注:古いPPR はクアラルンプールの中心部に近い場所にもあります。地上階の一画に店舗もテナント入居している。それだけでは不十分で、上記のように道路端に露店が展開されている。当然ながら非衛生的になるであろうが、人々はそうい場所にも集うのです。いかにも非衛生的に見えようが、にぎわう露店や店があるのも事実です。 クアラルンプール市庁のこの試み、椅子もテーブルも置かない、が果たして成功するか見ものです)

おことわり
2月26日は家を留守にしましたので、記事は掲載できませんでした。

2月25日のマレーシア記事

【マレー民族衣装のバジュクルンをベトナムで製造】
あるマレー女性実業家は、baju kurung の縫製を8年前にベトナムで始めました。 思い切った試みとして彼女はホーチミンシティーにベトナム人と組んで合弁会社を設立しました。そこで baju kurung を縫製し、ブランド名 De' Alfa としてマレーシアに輸入しています。「それまでは月に2千着のbaju kurung を(業者などに)卸していたが、現在ベトナム工場では月に2万着のbaju kurung をマレーシア市場向けに作っています。」

彼女の工場は2年前にホーチミンシティーの郊外に移転し、200人ほどの従業員を使っています。ベトナムに工場を設立するのは、許可取得などの面で大変だったと語る。

マレーシアに輸入されたbaju kurung は 自社のブティック De' Alfa で販売しています、タイピン、コタバル、クランタン州のLembah Sireh に3軒の店があり、ほかにもフランチャイズの店が2軒あります。価格は1着RM 38から150です。

(Intraasia注:マレーシアはとっくに低コスト労働による生産国ではないので、多くのマレーシア企業は数百万人の外国人労働者を雇って比較的低コストを保とうとしている。バジュクルンのような民族衣装であっても、労働コストや生産性の面から国内だけで製造するのではなく国外でも製造するという、目の付け所に感心しますね。 マレーシアの中小企業は、外国人労働者依存を高めるだけの国内ですべてを作るあり方を転換するときに来ていると思いますね)

【大学やカレッジで男子学生を圧倒する女子学生の比率】
マレーシアの高等教育機関で学ぶ女子学生の割合
1980年: 35%、 1990年: 45%、 2000年:57%、 2012年: 60%

高等教育機関で学ぶ女子学生を教育段階別に分類した時の割合-2009年時点
学士課程: 国立 62%、 私立 50.5%
修士課程: 国立 54%、 私立 43%
博士課程: 国立 39%、 私立 36%
上記課程及び Certificate,Diploma 課程など全ての高等教育機関における女子学生の割合
国立 60.3%、 私立 52.4%

年齢層において高等教育を受ける割合
女性が 45%、男性が35%

一方世界銀行が2012年4月に発行した、マレーシアの経済モニター報告書では次のように指摘する、「 女性の労働市場参加率は46%に過ぎない。女性の労働市場への参加は東南アジア諸国と比較して及び高所得国家と比較しても依然として低い。  どの年齢層をとっても比較的低い、結婚後は労働市場参加が下がる傾向がある。世界には、女性の労働市場参加では年齢層における2つのピークを持つ国々があるが、マレーシアは1つのピークだけであり(25歳から29歳)、これは東南アジアで唯一の国です。」

東南アジア各国の女性労働市場参加率 -世界銀行の調査報告書から
ラオス 82%、 カンボジア 77%、ベトナム 72%、ミャンマー 71%、 タイ 70%、 ブルネイ 61%、 シンガポール 60%、インドネシア 52%、 フィリピン 52%、 マレーシア 46%



2日24月のマレーシア記事

【旧正月最後の日 チャップゴーメー】
旧正月は15日間です。今年は24日がその最後の日、元宵節、であり、マレーシア華人界ではよく Chap Goh Meh と呼ばれる)
Chap Goh Meh に関して、マラヤ大学華人研究部の教授が説明する: Chap Goh Meh 時に女性がミカンを投げ込むのは、中国南部(福建省)の福建人の行為に由来する。れ、歴史を見ると福建人の男性は小さな太鼓を水に投げ入れ、女性がミカンを投げ入れていた。 男性も女性もその投げ入れるものに自分の名前と場所を書き込んでから水に投げ入れたのです。

「しかしその後この行為はマレーシアでは女性だけが行うものとなった。こうしたミカンの投げ入れは半島部北部、とりわけペナン州で始まった。 福建人は、ミカンを水に投げ入れてよい夫を見つける、 という。 Chap Goh Meh時の女性によるミカンの投げ入れは、女性が勝手に外出を許されない時代に起きたことです、当時は旧正月の15日目にだけ許された。そこで浪漫な日と考えられていた。」

(Intraasia 注:ずっと昔の催しや習わしを現代に復活させる、または人気をもたらせる、ことはいろんな場でいろんな人たちが行うことでしょう。 ミカン投げもそんな雰囲気を感じます。現代はミカン投げするまでもなく、出会う機会などいくらでもある、それなのに随分と熱心にこの行事が紹介され、華人団体や観光当局さえも観光イベントかさえしようとしている。ペナン以外にも少しづつ広まりつつあるかのようです。 本来の由来は由来、現代は現代風にアレンジしてイベント化させるということでしょうね。それもまた結構でしょう)

【サバ州東海岸に侵入したフィリピン人武装グループの言い分とマレーシア当局の論理】
フィリピン南部の(現存しない)スルースルタン国の武装隊を自称する100人ほどのグループが、2月9日以来サバ州東海岸の海岸に侵入して寒村に居座っている事件は、以前として解決していません。

マレーシア当局は、彼らの自主的な退去をずっと説得してきたようですが、グループはサバ州の地がそのフィリピンのスルースルタン国の地だと主張して退去を拒否しているようだと報道されています。マレーシア治安当局は寒村一帯を封鎖しています。

マレーシア当局はそのグループに対して(何度か目の)退去期限の最後通告を告げました。期限は24日です。フィリピン政府は、グループの自主的退去期限を26日にしてくれるようにマレーシア外務大臣に要請したとのことですが、マレーシア外務大臣はマレーシア側の決定をフィリピンに伝えたと明らかにしています。 マレーシア内務大臣は語っている、「我々はできるだけ早急にこの事件を流血事態が起こることなく解決することを望んでいる。」

フィリピン政府は、自国内に住むスルースルタンを通じてグループの自主的退去を説得しようとしているとのことですが、サバの地がスルースルタンの地であると主張するスルタンはグループに対する説得を拒んでいる模様です。
フィリピン海軍はサバ州沖の自国領海に艦艇を派遣して、フィリピン人の同調者がサバ州へ入り込まないように監視しているとのこと。

(Intraasia 注:半島部から見れば、そして常日頃の政府などの言行から言えば、この事態は極めて異常です。他国の武装分子が自国領内に侵入して立てこもっているにもかかわらず、手出しせず封鎖しているだけですから。フィリピンは1963年のマレーシア成立時からサバの地を自国だと主張してきた、このスルースルタンとは立場は違えど。 そこでフィリピンの国内事情があることがわかる。マレーシア政府にとってサバ州は州の1つであるが、連邦構成のパートナーでもあり、半島内の1州とは違う。 何世紀も前のことタイ深南部のパッタニー王国(バンコクの王朝とは違う)が現在のクランタン州あたりまでを領土としていた。それを言いがかりにタイ深南部の武装分子がクランタン州などに侵入したらマレーシア政府は即軍事行動するであろう。こうした半島部とバルネオ島部との根源的違いが、今回の事件の背景にある。 半島部を基盤とする者の視点からいえば、今回の事件はまこと奇妙に映ります)

2月23日のマレーシア記事

【サバ州の不自然人口増加を調査する委員会での証言内容】
1963年から2012年10月までに、国民登録庁のサバ州にある役所で認めたもらうことでマレーシア市民権を得た外国人の数は 66682人になる。その内国民登録庁で身分証明書(MyKad) を発行してもらったのは65961人です。身分証明書(MyKad) を未だ発行してもらっていない721人は、(規定年齢である)21歳に達していないからです。また市民権を得た人数中、現在も生存者は59276人です。

これは、独立した委員会としてサバ州の違法移民に関する調査を進めるロイヤル調査委員会が行っている公聴会で、国民登録庁の幹部が証言したものです。上記の市民権を得た人たちの中で最多は 2万8千人を超える華人でした。

同じくこの委員会の開く公聴会で、警察庁の特別部署の幹部は証言する: 「外国人に違法に身分証明書を発行した容疑で1995年から2002年までに内国治安法を適用して逮捕した人数は94人になる。その中には国民登録庁の理事らの高級官僚も含まれ、主として国民登録庁の役人、その代理人などから成る。」

「 こうした容疑者が稼いだ金の合計はRM 1100万にある。 違法に身分証明書を発行する際、それぞれRM 50から1400を受け取っていた。彼らの目的は金です。」 「違法な行為で民証明書を得た外国人をこれまでに3千人ほど逮捕したが、逮捕されていない者はもっと多いだろう」

(Intraasia 注:この調査委員会はナジブ首相の起案で設置されたものです。 サバ州ではこの数十年の間に、自然増をはるかに超す州人口増加が記録されているので、以前から大きな懸案事項になっています)

【最低賃金制の外国人労働者への実施を遅延させる件で中小企業界は主張する】

(2013年1月1日から施行した最低賃金制を、外国人労働者にも適用することは既に決定しています)
政府は、中小企業はその適用を遅らせることができるようにするための申請条件を、最近提示しました。しかしマレーシア中小企業公会の会長は主張する、「その申請条件には多くのあいまいな点があり、中小企業界に混乱を起こしている。申請できる条件を政府が直接公表すべきです。」 「国の担当機関の数人だけが全国からの申請を扱っている。さらに実施遅延期間は1年だけです。」 

「最低賃金制施行の明確な指針を公表すべきです。この問題を報じているのは華語紙だけです、英語紙とマレーシア語紙は報じていない。」 「これまでの報道によれば、4600の企業が実施申請を申請したが、これまでに許可を 得たのは600社にすぎないという。」

中小企業の定義
製造業・農業基盤工業の分野
・零細企業: 売上高 RM 25万未満、従業員数 5人未満、 小企業: 売上高 RM 25万から1千万未満、 従業員数 5人から50人まで、中企業: 売上高 RM 1千万から2500万まで、従業員数 51人から150人まで

サービス業・農業、情報産業の分野
・零細企業: 売上高 RM 20万未満、従業員数 5人未満、 小企業: 売上高 RM 20万から100万未満、 従業員数 5人から19人まで、中企業: 売上高 RM 100万から500万まで、従業員数 20人から50人まで

(Intraasia 注:奇妙なことに、最低賃金制の外国人労働者向け遅延実施に関する記事は華語紙だけが報道していることに気が付いていました。 影響を受ける中小企業の大多数は華人企業だからでしょう。華語紙はジョーホール州の家具業界では最低賃金を求める外国人労働者のストで多くの会社が困難に面していると盛んに書いています。 まったくもって一方的な報道スタイルですね。従業員のほとんどが外国人労働者に依存するような状態にしてしまった業界の方が問題にされずに、最低賃金制の実施ではやっていけないという声ばかり伝えている。人手が足りないから外国人労働者を雇うというならわかる、そうではなく外国人労働者にほとんど依存していること自体が、業界の前近代的労働環境と賃金制を示していますね)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 326.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 303.9 を入手します。

2月22日のマレーシア記事

【KLIA2 の総工費は計画通りに抑える】
(クアラルンプール国際空港(KLIA) の敷地内に新しい低コスト航空用専用ターミナルである KLIA2の建設が進行中です。完成は2013年4月末とこれまで発表されています)
KLIA2の施主であるマレーシア空港持ち株会社は表明する: コスト増の挑戦に面しているが、(約束している)総工費RM 40を維持していくことができると考える。

MRTプロジェクトの影響で建設資材が値上がりしていることなどがコスト増になる要因です、と同社の幹部は説明する。「KLIA2 はメインターミナルとつなぐ長さ400mの空中回廊の建設も含まれている、この回廊の下を航空機が地上走行できる、こういった新しい施設を備えた空港は世界にほとんどないことからRM 40億は多額とはいえません。」 「プロジェクトの総工費にはKLIA2が年間4500万人を扱えるようにするインフラ工事も含まれている。」 

「建設資材の値上がりによる問題で、プロジェクトの進捗が計画より30日ほど遅れている。」 「現時点でプロジェクト進捗率は本来85%であるべきですが、遅れによって実際は大体81、82%の進捗率です。」 「こうしたことにも関わらず、我々は予定工期を保持します。4月末には完成させることができるでしょう。」

KLIA2は今年6月28日に営業・利用開始すると決定されました。KLIA2はマレーシア空港持ち株会社の業績に良い結果をもたらすことに貢献するでしょう。

(Intraasia 注:KLIA2のオープンに関して、昨年までは2013年5月初めというのが公式発表でした。それが今年ナジブ首相が演説の中で6月28日という期日に言及したことで、いつのまにかその日にオープンが決定されたようです。ただ新しいオープン日は公式にいつ発表されたのだろう? それとも4月初めに完成したら、一部利用を始めるのだろうか? いずれにしろ、あと2か月ちょっとしかないので、6月末オープンの方がずっと現実的ですね。ターミナルが完成しても慣熟期間が必須ですから、そのためには5月初めというのは無理なオープン日のように思えます。 数か月程度KLIA2のオープンが遅れたからといって、利用者に不利益はないし、きちんと新ターミナルの準備を済ませてからオープンした方が運行安全面でも利用面でも良いはずです)

【Tune Hotel グループはオープンさせるホテルを急速に増やしていく】
(AirAsia グループの創業者兼最高経営責任者の2人が設立したホテルである)Tune Hotel グループは現在、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、英国にグループホテルがあります。 その内マレーシアが最多で11軒になる。

同ホテルの最高経営責任者は言う、「イン ドが6番目の国になり、4月に1軒オープンします。その後にオーストラリアと日本に進出します。」 「来年にはサウジアラビアにホテルをオープンします、そしてヨーロッパにも。」 またマレーシアでも引き続き新しくホテルをオープンします。マラッカ、アロースター、KLIA2などです。「 今後はグループの保有するホテルルーム数はすぐ変化します、それは今後毎月ぐらいホテルをオープンさせる計画だからです。」

(Intraasia 注: AirAsia のスタイルを取り入れた、サービスには全て料金がかかる、早期予約がより安くなり、時々売り出しもする、というホテルです。きれいで明るい部屋です。ほー、日本にも進出するわけですね)

【中国が新しく決めた入国ビザ既定と料金でマレーシア国民は他国より安価である】

中国が最近、世界各国対象に入国ビザに関する規定と料金を一新しました。駐マレーシア中国大使は、対象は世界各国でありこのことをマレーシア国民は、とりわけ華人は理解してくださいと、語る。2か月ぐらい実施しているが、大きな問題には面してない、と。

中国入国査証の料金 -入国前に事前申請して発給を受ける必要あり
1次入国査証:多数の国の国民 RM 130、マレーシア国民 RM 30、米国民 RM 465、
2次入国査証:多数の国の国民 RM 200、マレーシア国民 RM 50、米国民 RM 465、
半年間多数次入国査証:多数の国の国民 RM 250、マレーシア国民 RM 80、米国民 RM 465、
一年間多数次入国査証:多数の国の国民 RM 400、マレーシア国民 RM 120、米国民 RM 465、

(Intraasia 注: どの種類の査証料金も、マレーシア人は他国民より随分と安価な設定なんだ)

2月21日のマレーシア記事

【マレーシアの2012年経済成長率は 5.6%】
2012年のマレーシア経済成長率に関するデータを中央銀行Bank Negaraが発表しました。
2012年第4四半期の国内総生産高GDPの伸び率は 6.4%という高いものでした。同期の消費者物価上昇率は1.3%です。
そして 2012年1年間の国内総生産高GDPの伸び率は 5.6%です。 なお2011年のGDP伸び率は 5.1%でした。

2012年の各分野別伸び率(対前年比)
建設: 18.5%、 鉱業:1.4%、製造:4.8%、 サービス業:6.4%、農業: 0.8%、 実質GDP伸び率: 5.6%

多くのエコノミストは、(ナジブ首相の進める)いくつもの経済転換プログラムが、昨年度のマレーシア経済成長に大きな役割を果たしている、安定した政府が成長を支える重要な要素だと見ています(と政府寄り新聞は書く)。

(Intraasia 注:5%以上になることは既にわかっていました、いずれにしろ経済成長は好調に推移しているということですね、結構なことです。 とはいえ政府与党の進めることに肯定評価の論調しか書かない、そういう意見ばかりを紹介す英語新聞の論調にもいささか辟易します)

【麻薬携帯・運びで外国で逮捕されるマレーシア国民の数は減っていない】

麻薬携帯・運びの罪で外国で逮捕されたマレーシア国民は、2009年から2012年までの過去4年間で551人になります。警察庁発表の数字です。

2009年:125人、2010年:141人、2011年:143人、2012年:142人
逮捕された人数が多い国: 1位 シンガポール 161人、2位 インドネシア 127人、 3位 タイ 90人、 4位 中国 55人、5位 オーストラリア 26人、

この統計からわかる、マレーシア人が麻薬運びに走る2つの大きな理由: 高額の報酬に魅せられて麻薬運び役になる、 (罠を張っている相手役の)男または女との恋に落ちて運び役を頼まれる
警察庁幹部によれば、麻薬運びの報酬はRM 5千から1万の範囲、加えて航空券と宿泊代などは負担する必要がない

国際麻薬シンジケートがマレーシアを舞台に密輸する麻薬の量がますます増えていることに、警察は憂慮しています。「イランの麻薬シンジケートは依然として自国民の麻薬運びを使っている。ナイジェリアのシンジケートは賢く、気宇報酬を餌に他国の女性を運び役に雇う、例えばフィリピン、パキスタン、キリギスタン、インドネシアなどの若い女性です。

【クアラルンプール国際空港とLCCターミナルだけでRM 820万の麻薬摘発】

KLIA(クアラルンプール国際空港)メインターミナルとLCCターミナルの2つのターミナルだけで、今年これまでに麻薬運び人から当局が押収した麻薬の市場価値はRM 820万になります。

KLIA税関の長によれば、9件の摘発事件で計8人を逮捕した、ナイジェリア人、イラン人、タイ人、インドネシア人です。」 「麻薬は、全て彼らのカバン類内に設けた隠し場所から見つかった。」 「一番最近の例はイラン人母娘の場合で、6.7kgのメタフェタミンン(シャブ)、市場価値RM 128万相当、を隠していた。2人は2011年以来マレーシアに3回入国している」

(Intraasia 注:当然ながら見つかるのはわずかでしょうから、摘発された額と件数の何十倍かの麻薬が空路マレーシアに入ってきていると思われます。麻薬運び人はどこの国でもいくらでも候補者がみつかるということなんでしょうね)

2月20日のマレーシア記事

【マレーシア首相とシンガポール首相の会談で合意した高速鉄道計画】
シンガポールを訪れたナジブ首相はシンガポール首相と会談しました。この会談で両首脳は、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ新しい高速鉄道の建設に合意しました。さらにシンガポールの建設する MRT電車網とジョーホールバルを結ぶ高速鉄道を建設することも合意されました。

ナジブ首相は共同記者会見の場で語る、「この高速鉄道建設プロジェクトが2020年に完成することを、我我は期待している。 このプロジェクトは官と民の協力を基盤として建設することになるでしょう。政府が枠を保証し参加する下で民間資金を基盤にすることになるでしょう。」

シンガポール首相によれば、この高層鉄道建設案は以前ナジブ首相が持ち出したとのことです。 ジョーホールバルとシンガポールのMRTを結ぶ路線に関して、トンネルにするか、海峡橋にするかは1年以内に決定するとのこと。
鉄道建設には、(現在空港鉄道を運行する)YTLグループ、建設会社のGamuda などが興味を示しています

また両首相はジョーホール州のNusajaya を訪れて、2つのあたららしいプロジェクト開発の鍬入れ式を行いました。2つのプロジェクト: Afiniti Medini と Avira wellness を開発するデベロッパー Pulau Indah Ventures Sdn Bhd はマレーシア政府の投資機関 Kazanah Nasional Bhd とシンガポール政府の投資機関 Temasek Holding Pte Ltd の50対50の合弁会社です。

(Intraasia 注:シンガポール-クアラルンプール間の高速鉄道計画は、1990年代に一時YTLグループが提唱したことがある。 今回の伏線にナジブ首相は既しばらく前に高速鉄道建設に言及していました。本格的な実現可能性調査は今後実施されるようです。ただ両首相が公式に発表したことで、プロジェクト実施が前提になることでしょう。)

【不動産デベロッパー協会の見方】

不動産住宅デベロッパー協会は、2012年後期に行った調査の結果を明らかにする。調査に答えたのは 172のデベロッパーとのことです。
・デベロッパーの3分の2が、2013年上半期に価格RM 50万以下の住宅を売り出す予定。
・デベロッパーは全国の新築住宅不動産の平均価格は RM 25万から35万の範囲だとみている
・その内クアラルンプールではRM 50万からRM 100万の範囲、一方最低価格なのはクランタン州とヌグリスンビラン州でRM 10万から25万の範囲

中古市場は引き続き好調であるとみられています。
172のデベロッパー中、売出しから6か月経っても売れ残りがある開発プロジェクトを持つのデベロッパーが67%です、その内4%は半数以上が売れ残ったというプロジェクトを持っている、この売れ残りのユニットの半数以上は価格RM 50万を超える物件です。 協会の幹部は説明する、「売れ残りの理由は、ブミプトラ用のユニットが残っている数が増えた、最高価格物件への需要はそれほど高くないことです」

【教育に関する下位40%の人たちの声を十分に調査したい】

民主主義と教育問題研究の長は語る。「我々の行う”貧しい者の声を調査する”プロジェクトを通して、教育に対する下位40%の意見をまとめたい。」  このプロジェクトで低所得層という定義は、都市部では世帯所得月 RM 2千以下、田舎では世帯所得RM 1500以下です。

公立である国民小学校での教育に親はお金を払う必要はなくなったが、低所得層の親たちは不満を述べる、「しかし学校へ子供を送る費用は高い: 学習帳や本の購入費用、学校施設費、体育活動費、コンピュータクラス費、PTA費などを払わなければならない。」 これらの費用は、制服、靴、鞄に上乗せされるものです。 親たちはこういう費用を従順に払っているとのこと。

この長は説明する、「調査した人たちは、私立学校の方が公立学校より優れていると考えている、それはクラスの生徒数が少なく、生徒と先生の関係が良いからだとみている。」

(Intraasia 注:この記事では次のように指摘している:教育に関する意見表明度をするのは、中流層以上の親たちが圧倒的に多い、セミナーなどに時間を割いて出席する親は中流層であり、彼らはどういう意見を言えばいいかのツボを知っている、しかし下流層の親たちはそういう点で引けを取っている。結果として教育に対する意見表明では下流層の意見が弱くなる。 同感ですね。新聞などの意見欄に現れる意見を読むとまさにそれを感じます)




2月19日のマレーシア記事

【ジョーホール州のIskandar Malaysia に投資するシンガポールの政府機関】
ジョーホールバルのDanga Bay地区は、ジョーホール州とシンガポール間に横たわる海峡の海が?河川が?入り込んだ地にあります。そのDanga Bay の海部に浮かぶ人工島、広さ28ヘクタール、をシンガポール側が購入する契約を結びます。この契約は、シンガポール政府の投資機関Tamasek とそのマレーシアユニットCapital Land Malaysia が マレーシアの公的資本企業 Iskandar Waterfront Holdings との間で結びます。

今後この3社の共同で人工島を複合的に開発していくことになります。高層ビル、住宅、ショッピングセンター、飲食街などが今後数年間かけて建設され、その費用は土地代を含めてRM 8億ほどになるとのことです。開発のために3社が合弁会社を設立し、多数派資本はシンガポール側になります。

マレーシアの公的資本の入ったデベロッパー企業 Iskandar Waterfront Holdings は昨年12月に広さ 22ヘクタールの土地をRM 9億で中国企業に売却したものに続く、大きな土地売却です。ジョーホール州にウオーターフロント開発を主デベロッパーとして進めている同社はこれまでに開発地 242ヘクタールを売却しました。
今回の契約は、シンガポールの大投資として経済開発特区 Iskandar Malaysiaへ進出することを意味づけるものです。

シンガポールを訪れた外務大臣は、シンガポールとジョーホールバルを結ぶ高速輸送システムに両国が基本的に合意したと語りました。「このために1年かけて計画を立てます。」「第1段階で、路線の引き方と駅の候補を示します。」海峡橋とトンネルの選択があるとのこと。

(Intraasia 注:いつもながらジョーホール州のシンガポールびいき開発で進んでいますね。マレーシアとジョーホール州が力を注ぐIskandar Malaysia にシンガポール投資を呼び込もうと尽力してきた流れの成果でしょう。マレーシアは政府を含めて開発面でも人的交流面でも、常に南つまりシンガポールのことを意識している、一方北の隣国タイを捉える目は違っている、青い海とリゾート島以上の捉え方でないことをいつも感じる。 )

【サバ州のピグミー象集団死はまだ解明されていない】

サバ州の広大な自然保護地帯である Knabatangan地方で昨年12月末から今年1月にかけて見つかった、不自然死したピグミー象 14匹の死因調査が以来ずっと行われてきました。

ボルネオ保護基金の調査では、死んだ象が見つかった場所から農薬に含まれている化学物質の存在を確認したことで、農薬によって死んだ可能性が高いと見られます。しかし調査の責任者は言う、「農薬が誰かに意図的に与えられたかの証拠はありません。」
「見つかったシアン化物はある種の農薬に含まれていることがある、しかし硫黄は一般にマレーシア人狩猟者やインドネシア人労働者がオイルパーム樹農園の端で野生のイノシシを獲るために使われている。しかしピグミー象が毒殺されたという証拠は集まっていない。」  「象は農園内にある水源を求めて入り込んだことがある」

プランテーション農園と森林の境には農園側によって電気フェンスが設置されていますが、故障などしている場合は象が農園内に入り込むことになります。「象の生息地の劣化と崩壊がボルネオ象にとって最大の脅威です。」

(Intraasia 注:象だけでなく、野生動物の保護と開発において、ボルネオ島部のそれはよりニュースになる、半島部よりニュース頻度が高い。森林に象が棲んでいても金を生み出さないし、エコツーリズムによる雇用などたかが知れている、そこでどんどん農園を作れば、付加価値はくらべものにないほど高く、雇用も多い。ということで建前はとにかくサバ州でも開発は常に優先されがち。 したがって人と野生動物の衝突がより起こる。簡単な理屈ですね。都市部の自然愛好市民や専門家がいくら批判しても、そういう地方の住民や労働者や資本家には届かない。なぜなら都市部の住民はサバ州の自然に依存して糧を稼いでいないので、何とでも言える。国として国民の総意として、自然と開発をどう調和させるかの論議が必要ですが、現実としてありませんね。 問題が起きるとその時ニュースになるだけです)

【パシールグダンでの世界凧揚げフェスティバル】

ジョーホール州のPasir Gudang で2月20日から24日まで第18回世界凧揚げフェスティバルが開催されます。2012年にこのフェスティバルに参加した国は36か国から236人でした。

Pasir Gudang自治体評議会の長は、外国から参加を希望する数が増えていると語る、「フェスティバルが始まった1995年から少しづつ外国からの参加が増えてきました。」 「参加者はそれぞれデザインしたたこで凧揚げ技術を示せます。」 「凧揚げ以外にもイベントを計画しています。凧展示、凧つくりの研修など。」 今年の凧揚げフェスティバルには内外から800人ほどの参加者が予定されています。

【Hong Leong Bankの広告】

Hong Leong Hello Kitty デビットカード
普通預金口座を開設して、限定数しか発行しないHello Kitty デビットカードの冬版を入手しましょう

特等: Mazda 2 ハッチバック特別使用車(ハローキティー仕様)
残念賞10本: ジョーホール州 Puteri Harbour ファミリーテーマパーク Sanrio Hello Kitty Town の入場券2枚
開設口座にRM 10万預けますと Hello Kittyバスタオルを差し上げます

(Intraasia 注:Hong Leong Bank はマレーシアの中堅銀行です。ハローキティーづくめの銀行宣伝ですね)

2月18日のマレーシア記事

【華語教育界の新年祝賀会に首相が初めて出席】
(華語教育界の元締めともいうべき 董總は華語小学校、華語独立中学校の運営の全国的上部組織です。58年の歴史を持つ董總はマレーシアの華語教育に圧倒的影響力を持つ組織です。教育省とは長年相反する立場なので、反政府的な極端な組織だとマレー保守界から見られている)

董總はヌグリスンビラン州にある本部で2013年(旧正月)新年祝賀会を催しました。全国の華語教育界、華人団体、さらに与野党の重鎮が出席し、参加者数は4千人ほどです。多くの参加者は午前の部だけ出席しました。

マレーシアの首相として初めて、董總の新年祝賀会にナジブ首相が現れました。出席すべきではないというUMNO党内の保守派の反対を押し切って出席した首相は、華語教育界に何ら贈り物となるような発言をもたらしませんでしたが、唐人服を身に着けた首相が出席したことで、首相の華語教育界への善意が読み取れます。董總の主席は語る、「この首相の出席が(政府・教育省と董總間にある)氷河を壊すことになり、華語教育団体ともっと接触できるようになること、また華語教育界が長年抱える問題の解決に協力してくれるようになることを期待している。」

首相が会場にいたのは45分ほどですが、その間に舞台上に董總主席ら3人といっしょに登壇しました、その際”普天同慶” という熟語の漢字一字づつを書いた大きなカードを1人1人が手に持ち、首相は”天”の字カードを示しました。

董總の主席は主張する、「早期に解決すべき3つの大きな懸案事項がある。(政府が最初から認めていない試験である)、華語独立中学校界が独自に実施している中学校統一試験を政府が全面的に認めてくれること、国内数か所に独立中学校の分校を設立することを承認してくれること、2013年-25年の国の教育基本方針計画をよく検討しなおす必要性。

野党陣営民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者アンワル元副首相、民主行動党領袖などが董總の祝賀会に現れたのは、首相が現場を去った1時間ほど後のことでした。このため両陣営のトップが顔を会わすことは起きませんでした。

(Intraasia 注:これは華語マスコミ界ではかなり大きなニュースであり、紙面を費やして詳しく載っている。他言語紙ではこういうことは簡単に報道される程度です。母語・民族語教育の重要性を大いに主張するイントラアジアですが、董總は中華主義を信奉する、それ故に言語相対主義とはほど遠い華語崇拝の集団と捉えています。いわば、英語崇拝する人たちと立場は対極にあるが、思考回路は同じですね)

【サバ州に侵入した武装集団に対する内務大臣の奇妙な発言】
サバ州東海岸の海岸の寒村に立てこもった、フィリピン最南端部から侵入した一群、自称 スルースルタン国忠誠軍、の事件は依然として片付いていません。
フィリピンメディアのインタビューに答えた一群のリーダーは、「あらゆる種の武器を携帯している」 と語りました。この一群には5人の女性が含まれており、食事の世話をしているとのこと。寒村の住民15世帯は侵入以来、村を離れており、周囲はマレーシア治安部隊が封鎖しています。

マレーシア内務大臣は、問題が早急に解決すると思うと語る、「侵入者、マレーシア治安部隊、村人間に不測の事態は起きていない。平和に解決できるので、流血事態を避けたい。」 「彼らは武装主義者でもないし、テロ組織の一員でもない。侵入者の存在はサバ州およびマレーシアの治安になんら脅威ではない。」

(Intraasia 注: 種々の武器で武装した100人前後もの不法侵入且つ不法滞在の外国人集団に対して、何ら脅威ではないという、思いもかけない且つ不思議な言葉を内務大臣が発言している。日頃の言動からは全く想像できないことばです。同じようなことが半島部で起きたら対応は全く違うでしょう。サバ州の寒村だからなのか、それとも何か別の理由があるのか? どうも奇妙な対応状況ですね)

 【各国大使館の移転地としてのPutrajaya】
Putrajaya のPrecinct 15区に 0.7ヘクタールの土地をベトナムが購入しました。これは大使館建設用です。
Putrajaya の政府系会社のトップによれば、これまでに大使館用に61区画が購入されたとのことです。「アセアン(ASEAN)の中で、ベトナムはPutrajayaに大使館を最も早く設置することになる国の1つです。他国も早く大使館を建設してほしい。」

各国がクアラルンプールから移転するべく大使館用の土地として、Precinct 15区の他に Precinct 4区も開発しています。

(Intraasia 注:国の機関がPutrajayaに集中しているので、マレーシアは各国に大使館をPutrajayaに移転するように期待しています。 官僚の立場からは確かに理想的な地でしょうが、依然としてPutrajayaは車を持たない者には大いにに不便な遠い地です)

【仕掛け爆弾が続発するタイ深南部】

タイ深南部3県では、武装犯行グループによる仕掛け爆弾の爆発が、先週の軍隊駐屯地攻撃失敗以来続いています。これまでに3つの爆弾がさく裂し、3人が死亡、17人がけがをしました。これ以外に治安当局は4つの爆弾を爆発させずに処理しました。

一番最近の仕掛け爆弾はパッタニー市の時計台の付近で爆発し、民間防衛隊員1人が即死しました。

(Intraasia 注:タイの町の市内には時計台が時々設けてある、その場所は交差点や小さな広場などの場合が多いので、ごく普通に市民が通行する場所です。この種の仕掛け爆弾がいかに卑劣なテロであるかがわかります。)

2月17日のマレーシア記事

【マレーシアタイ人のためにタイ語を教える小学校を特定する】
教育省大臣も兼務するムヒディン副首相はケダー州のKuala Nerangを訪問しました。その地で、村のタイ寺院を訪れた副首相は、「省はタイ語を科目として教える小学校を決めます、そして十分な数のタイ語教師を用意します」 と語る。これは上院議員からタイ語科目の要求があったことに答えたものです。

「マレーシアタイ人が多く住んでいる、ケダー州、クランタン州、ペルリス州では学校でタイ語科目を教えることにします。マレーシアタイ人の子供たちがその母語を学習できるようにします。」 タイ語の科目はかつて1956年から1980年代まで(マレーシアの一部の地域で)教えられていたとのことです。

副首相は、ケダー州とペルリス州の31のタイ語学級用にRM 62万を割り当てると語りました、これとは別にマレーシアタイ人協会にRM 13万も提供します。

(Intraasia 注:ずっと以前ホームページで半島部北部とクランタン州のタイ人村を探して訪問したコラムをいくつか載せました。イントラアジアはタイとの付き合いも長いのです。その後も Kuala Nerangのようなタイ国境に近い地方へ行くとタイ人部落のような場所が気になり、事実耳に入るタイ語からタイ人の存在を目にします。 マレーシアにおいてきちんとしたカリキュラムでタイ語を教えている小学校はないはずです。マレーシアタイ人としてタイ語を子供に学習させたいことは当然でしょう。しかしタイ語専修課程さえないマレーシアの大学で十分なる教師を養成できるとは思えません。 いずれにしろごく小さな記事であり、マレーシア人はほとんどこういうことに気を留めないでしょう)

【高架電車 Gombak駅前の駐車場ビルは立派】

クアラルンプール圏の高架電車Kelana Jaya路線のもう一方の始発終着駅である Gombak 駅前に多層階駐車場ビルが完成しました。

この駐車場ビルは現在無料駐車を実施しており、要望に応えて3月1日まで期間を延長します。駐車場のオーナー会社である Prasarana Integratged Develomentは当初の2月15日からを止めて 3月2日から有料にするとしています。この会社は(国家資本の公企業である)Prasarana の翼下にある会社です。

新駐車場ビルでの駐車料金は高架電車利用者の場合 1回の入場につき1日RM 4です。 高架電車利用しない駐車の場合は、最初の1時間RM 3、以後毎時RM 1です、この場合1日の最高額はRM 15に抑えてある。
駐車場の利用は現在日に950人ほどとのことで、支払い手段はRapid KL バス電車に使われているプリペードカードである MyRapid カード専用です。カードはRapid KLの各運行駅で購入できます。

「Gombak 駅前に 駐車して通勤ビルを建設したのは、Gombak及び近辺の地区の住民に電車利用を促進するためです。駐車料は適正です。24時間の有人とカメラのでの監視と身体障碍者、女性用の駐車設備も備わっています。」と同社の最高経営責任者は説明する。 この駐車場ビルは工費RM 3千万で建設されました。駐車区画は全部で 1260台分、内身障者用は地上階に24台分です。

(Intraasia 注:何年かぶりに、2月中旬たまたまGombak 駅へ行ったとき、この多層階駐車場ビルを目にしました。一瞬ショッピングセンター兼用と思ったぐらいのビルです。駅前にはバスタクシー乗り場とこのビルがあるだけです。写真は「みんなのマレーシア写真アルバム」に掲載しました。)

【ペナン州の住宅不動産広告から】
コンドミニアムとその月賃貸額
Grand Ocean RM 2000、 Gurney Park RM 2200, The Pulse RM 800, Sunny Ville RM 1200, Plaza Ivory RM 1300,
Melody Homes RM 800, Times Square RM 2000, Breeza RM 3000, Summer Place RM 1800, Gold Coast RM 2500,
Seaview garden RM 1500, Second Park RM 2000, Marina Bay RM 2500,

(Intraasia 注:クアラルンプール発行の新聞にはこの種のペナン不動産広告は全く載らない。 ペナンで唯一発行されている華語紙の広告から紹介しておきます。掲載広告は賃貸の物件より売り物件が圧倒的に多く、名称だけで地区名なども一切掲げていません。クアラルンプール居住のイントラアジアですので、ペナンのコンドミニアム名までは知りませんが、上記物件は全てコンドミニアムだろうと推測されます)

2月16日のマレーシア記事

【世界で最も有名なオタク族といわれる男性は、日本在住のマレーシア華人】
日本のアニメ、マンガ、カルチャーに親しんでいるマレーシア人の間では Danny Choo は大変有名です。彼がクアラルンプールで開催された Comic Fiesta 2012 及び 2013年1月にペナン島で開催された”カルチャージャパン ナイト”で、彼はスター並みの人気を呼びました。

2000年頃以来日本に住んでいる 彼は、自作、自演、編集のオンラインテレビ Culture Japan を運営しています。おたく族の間でDanny Choo は文化アイコンです。Culture Japan で彼の作り出したマスコット Mirai Suenaga もたいへん知られています。彼は関連商品を販売し、イベントを主催することもしています。 2011年には日本語学習キット Moekana を発案して売り出しました。 こうしたことから、Danny Chooを”世界で最も有名なオタク族”と呼び人たちもいるとのことです。

彼はマレーシア人の国際的靴デザイナーとして知られた Jimmy Choo の息子であり、人生の多くを英国で過ごし、その後は日本で暮らしています。 20年ほど前にまだ英国に住んでいた頃日本カルチャーに出会って好きになり、その後,約12年前に、日本へ移り住みました。最近は、「私のルーツはマレーシアにある。私のウエブサイトとイベントを通して異なる文化をつなげたい。Comic Fiesta に集うような人たちと協力して、マレーシアには才能あるコスプレ者やアーティストがいることを他の世界にも知らせたい 」と彼は語る。 

(マレーシアの日本アニメ・マンガ・コスプレなどが好きな人たちの祭典である) Comic Fiestaが初めて開かれたのは、10年ほど前 にクアラルンプールの中華大会堂ホールでした。 数百人の参加者に過ぎませんでした。しかし主催者はめげず年毎に開催を続けるうちに大きな展示会になり、2012年12月の Comic Fiesta2012では(クアラルンプール、つまりマレーシアで最高級のイベント会場である)クアラルンプール国際会議展示場で行い、2万5千人の訪問者を集めました。マレーシア国内だけでなく、海外からも参加者を集めました。Danny Choo はこのComic Fiesta2012にゲストとして招かれ、ブースも設けました。

”カルチャージャパン ナイト”はこの催しとして初めて 2013年にペナン島のショッピングセンターで開催されました。J-pop カルチャーのファンが多く集い、日本のポップ文化のショーケースを楽しみました。コスプレ開催、限定のキャラクタ商品展示などもありました、中でも人気を集めたのが、日本から呼ばれた Danny Choo でした。「日本の国外で日本のポップ文化の好きな人たちがたくさんおり、こうしたイベントはそうしたファンをつなぐことになる。」と彼は語る。

(マレーシアの公共交通機関で使える唯一のプリペードカード) Touch 'n Go カードの マスコット Mirai Suenaga デザイン版もこの場で販売され、コレクターが長い列を作りました。彼は言う、「 Mirai をペナンの要素に結びつけて地図や案内パンフレットに登場させて、ペナン宣伝に役立てたい。」 このイベントは Danny Chooのブランドと ペナングローバルツーリズムの共催で行われました。

(Intraasia 注:日本のアニメ・マンガ・コスプレにほとんど興味のないイントラアジアですが、マレーシアにおける人気と若者文化現象として注目したので、すでに1990年代終わりごろからこういったことを、ホームページ内で何回も伝えてきました。イベントにも何回か足を運んでいます、ただComic Fiesta 2012はその時マレーシアを留守にしていたので行けませんでした。 全然オタクファンではないことから、この記事で大きく紹介されているDanny Choo のことは全く知りませんでした。彼はいわば海外マレーシア華人といえるでしょう。 このように近年のアニメ・マンガ・コスプレカルチャーは既にマレーシア若者文化にすっかり定着したといえます、マレーシア風にアレンジされて。 一方90年代中ごろから後半にかけて人気が高かった J-pop音楽はもう K-pop の足元にも及ばない状態ですね。アニメ・マンガ・コスプレカルチャーは日本の業界も積極的海外への振興を目指していることも、マレーシアのような国での人気につながっているはずです。)

【サバ州東海岸へ侵入し村に立てこもっているフィリピン反政府グループの続報】

立てこもっているのは、フィリピン最南部の島々である Basilan、 Jolo, Twai Twaiから来た、バジャウ族とタウスグ族とのことです。最初やって来た30人くらいが、その後何艘ものボートでやって来た結果300人ほどになっているようで、村にいくつかのキャンプ地を設置したようすです。彼らの多くは軍服を着用しており、M16銃、手りゅう弾、ピストルなどを携帯している。

連邦土地開発公社の下で入植した開発農民の地であるこの村への道は全て、マレーシア治安当局が封鎖しています。さらに軍は南フィリピンへ続く海上も封鎖している。海岸から一番近いフィリピンの島へは、ボートで15分の距離です。マレーシア治安当局と立てこもった武装反抗派との交渉が続いているとのこと。

(Intraasia 注:これは掛け値なしに直接の安保問題であり、マスコミの得られる情報が限られていることはわかります。村の海岸からフィリピン最南端の孤島へわずか15分の距離とは驚きます、それほど近いのだ。一般地図を見ても、そんな小さな島は載っていないので、1時間くらいの距離に見えるからです。そのあたりからかなり離れた東海岸の大きな市Tawau はインドネシア領と隣接している。しかしフィリピンとの間には海があるので近接状態、とはいえこの近距離ですから、人は容易にサバ州へ入って来れることは推測できる。 フィリピンとサバ州は因縁がある。1963年にサバ州が参加してマレーシアが成立した際、当時のフィリピン政府は反対した、北ボルネオつまりサバ州はフィリピン領だとの主張を崩さなかったからです。 近年はフィリピン政府はそういう主張はしない、しかし100%放棄したわけでもない。今回の問題を起こしているのは、フィリピン政府に対抗する武装グループだ、いわゆるモロ民族解放戦線とは違う。奇妙な一致に彼らもサバ州の地をフィリピンの地、つまりスルースルタン国の地だと主張していることです。 クアラルンプールからはるかに離れた、さらにコタキナバルからも遠く離れた寒村の出来事とはいえ、武装グループに居すわられては、マレーシアの国として立場がなくなってしまう。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 327.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 302.2 を入手します。

2月15日のマレーシア記事

【ジョーホール州が住宅デベロッパーに求める新しい方針】
ジョーホール州は州内で住宅開発するデベロッパーに対する新しい方針を決めたことを、州首相が発表しました。この方針の下で、住宅デベロッパーは本来の住宅開発に加えて、価格RM 8万、RM 10万、RM 22万の住宅も建設することを義務付けられます。 

「ジョーホール州政府はこれまで、デベロッパーに低コスト住宅の建設を義務付けてきた。これを、”購入可能な価格の住宅”に変更しました、これによってより広い住居になり、中間所得層の期待にも答えられる。」 と州首相。ジョーホール州の経済開発特区である Iskandar Malaysia では、1つのマレーシア民衆の住宅プログラム(PR1MA)の下で 25500戸の”購入可能な価格の住宅”を建設することになっています、今回州首相は追加の1万戸が建設されることを発表しました。

「ジョーホール州で住宅価格が急上昇していることに州政府は気づいています。とりわけIskandar Malaysia内です。一般的なテラスハウスがRM 70万から80万にもなっている。この問題は取り組まなければなりません。 州の新しい住宅方針は、人々が依然として入手できる価格の家を買えるようにすることです。」 「Iskandar Malaysia内では2020年までに120万の職が創出されます。」

(Intraasia 注:週に何回も Iskandar Malaysia の経済ニュースが載る。高級住宅開発はその典型例です。1戸当たりRM 100万も200万もする住宅・コンドミニアムの開発はニュースになりやすく、且つ広告も盛んです。 1つの開発で数百戸程度でしょう。 しかし当記事でも何回も載せた、月収RM 3千以下の世帯にRM 500を配る政策でもあきらかのように、大多数の民衆はRM 50万以上の住居は購買不可能です。低所得階層 年収RM 数万で買えるわけがない。住宅購買層の上位5%か10%の富裕層のための住宅開発はまこと陽の目を浴びる。一方RM 数十万程度の中間住宅は大きな広告にはならない。まして低価格住宅は完全にゼロ広告です。 富裕層相手の住宅デベロッパーは、中間層用に住宅も建設しなさいというのが、この記事の内容です)

【バレンタインデーの日、イスラム教庁によるカルワット取締りが行われた】
バレンタインデーの14日、ペナン州、クアラルンプールではイスラム教当局のカルワット取り締まりが行われました。(カルワットは婚姻関係にない男女が閉ざされた空間にいっしょにいること。血縁関係は除く)

ペナン州イスラム教庁の取締官チームの取り締まりで20人の容疑者がカルワット容疑で現場を押さえられました。Gelugor地区にあるモーテルでは深夜計5人のムスリムが現場を抑えられました。年齢は20代、30代です。 部屋の押入れの中でベッドシーツ姿で発見された男は、取締部隊に押入れの中で寝ていたと主張したとのことです。また5人は、近辺に住んでいるがモーテルにはエアコンがあるので部屋を借りたと主張しました。別の部屋で見つかった50代のムスリム男性は非ムスリム女性と一緒でした。

その他この取り締まり活動では、19歳から50歳までのムスリムがバトゥフェリンギ、タンジュンブンガなどで現場を押さえられました。取り締まり活動は朝6時まで6時間続きました。カルワット容疑者はペナン州シャリア刑事法違反で捜査を受けます。規定は最高RM 3千の罰金または最高2年の懲役またはその両方です。

クアラルンプールでは連邦直轄領イスラム教庁による取り締まりがバレンタインデーイブの日に行われました。取り締まりチームは深夜から午前4時まで、カルワットの行われやすいいくつかの場所を捜査しました。例えば、エコノミーホテル、公園などです。カルワット容疑で現場を押さえられたのは10人で、1組の10代カップルが含まれています。

イスラム教庁の幹部は語る、「ムスリムの間の社会悪を減らし、そしてバレンタインデーの不道徳行為を抑えるために取り締まり活動を行った。今年取り押さえた人数は昨年の同日よりずっと少なかった。」 イスラム教庁の取り締まり部隊は、警官の協力の下、Ipoh 通りや Raja Laut 通りの8軒のエコノミーホテルなどを訪れました。捕まった10代のカップルは 13歳の男と16歳の女でした。他の年齢は 15歳から50歳までです。 全員がカルワット容疑で起訴される可能性があります。 

(Intraasia 注:カルワット取締は別にバレンタインデーに限りませんが、こういう日はニュースになりやすいはずです。カルワット現場を抑えられたムスリムはいろいろと言い訳をするようですな。ムスリムにとってカルワットはご法度なので、開き直る人はいないみたいですね)

【サバ州東海岸の村に侵入したフィリピン人武装グループ】
サバ州東海岸の海辺に上陸した、武装フィリピン人グループは近くの村に立てこもっています。警察と軍隊は一帯を封鎖しています。その地点は連邦土地開発公社翼下の開発農民が住んでいる地方であり、 Lahad Datu 市から百数十Km離れています。

武装フィリピン人グループは80人から100人になるとマレーシア治安当局は推定しています。彼らは、現在は存在しない、スルースルタン国の末裔の配下にあるものだと、自称しているとのことです。さらにフィリピンへの送還を拒否しています。

(Intraasia 注:100人近くもいるとは! それにしてもひたすら過去に固執する武装侵入者たちですね。サバ州の一部もスルー海スルタン支配下にあるという、時代錯誤の言い分をこのグループは唱えているようです、これは全く立場が違うが、サバ州は本来はフィリピンの地であるというフィリピンの一部に今でもあるそうな主張と奇妙な共通点がある。マレーシア政府は今のところことを穏便に済ませようと対処しているようです。)



2月14日のマレーシア記事

【カンガーにある蛇公園は華人に人気を呼んでいる】
ペルリス州の州都カンガーにある Taman Ular dan Reptilia (蛇と爬虫類公園)Sungai Batu Pahat が華人界で人気を呼んでいます。記者が蛇公園を訪れると、訪問者の大多数は華人であり、そしてペルリス州外からも来ていました。

公園の長(女性)に話を聞くと、「旧正月が始まって以来、毎日3千人近くがこの蛇公園を訪れており、そのほとんどが華人です。」 「 今年は蛇年ですから、我々は訪問者が1匹の大きなニシキ蛇と遊べる機会を作りました。このニシキヘビはManja という名前を付けています。 これが訪問者に喜んでもらっている、訪問者は手で触ってみたり身体に巻きつけることができ、蛇といっしょに写真を撮っています」

Taman Ular dan Reptilia (蛇と爬虫類公園)には、28種359匹の蛇がいるとのことです。 「蛇年の今年のイベントとして、2月23日に”Dance With Snake" を催します。その日は訪問者に蛇と遊べる機会といろんな活動を行います」

(Intraasia 注:Manja とはなついているというような意味です。 華人界にとって干支の蛇年はあくまでも旧正月から始まります。華語新聞にはながながと蛇の話がいっぱい載っていました。なおこの記事はマレーシア語紙からです。まあ、華人といえども干支にこだわるのはこの時期だけでしょうけどね)

【サバ州東海岸に上陸した、フィリピン南部の武装抵抗グループ】
(サバ州の東海岸はフィリピンの最南部の島々から近い。たとえて言えば、北海道の根室の沖につながる千島列島みたいです。このあたりつまりセレベス海の島々は昔から民族、言語、慣習的に現在のサバ州の地に近く、人々は容易に行き来していたと専門書には書かれている。19世紀後半のサバ地の英国植民地化でフィリピンとの線引きがなされたが、紙に線を引くようにことは簡単にはいかない。)

フィリピン南部でフィリピン政府と軍事抗争しているフィリピン人武装グループが、サバ州東海岸に上陸しました。マレーシア警察庁長官は、武装グループに対して武装解除し当局に進み出るように命令したと明らかにしました。「事態を抑えているので、民衆は心配しなくてもよい。」 防衛大臣もフィリピン人武装グループが、Lahad Datu 近くに上陸したこの事実を確認しました。 警察と軍隊の部隊が動員されて、武装グループを追っているとのことです。 上陸地点はフィリピン最南端島からボートで45分の距離です。

このところフィリピン武装グループがLahad Datu 地方にやって来るとのうわさが地元では盛んでした。

(Intraasia 注: サバ州はフィリピン南部との近接さから、昔から常に問題を抱えてきた。しかし見方を変えれば、フィリピン南部諸島の民にとってそれは問題ではなく、単なる民衆の移動かもしれません。何十年も続くフィリピン最南部の島々で続く軍事抗争はサバ州にも影響を与えていることは確かですね。このニュースは治安ニュースなので、詳細はまだ明らかにされていない。 武装グループが上陸したように、人里離れたすべての海岸線をマレーシア治安当局が見張ることはいかに難しいかです。なおこうした出来事が影響を与えるのはサバ州の一部の地方だけであることも、知っておく必要がある)

【タイ深南部の目立った事件】
(タイ深南部3県はいずれもムスリムタイ人が多数派です。そのタイ深南部ではこの8,9年一部のムスリムタイ人による武装反抗で不穏化が続いている。治安部隊、仏教徒タイ人、ムスリムタイ人を合計して既に6千人近くは殺されているようだ。陰惨なのは単に治安部隊と武装反抗派間だけの襲撃、仕掛け爆弾、殺戮に留まらず、一般仏教徒タイ人、さらにはムスリムタイ人も狙われて殺されるできごとが常態化していることです。20数年来タイ深南部を欠かさず訪れているイントラアジア は各地で様子を眺めてきた。仕掛け爆弾の巻き添えになりたくないといつも思いつつ)

ナラティワット県バーチョ郡にあるタイ軍の駐屯地を、水曜早朝自動小銃などで武装したグループ100人ほどが襲撃しました。 

駐屯地の司令官によれば、「武装グループの16人の死亡を確認した。軍隊側には死者は出ていない。」 襲撃後逃走した、60、70人の反抗派を軍と警察が追っているとのこと。 一度にこれほどの死者が出た事件は、この9年近い紛争の中であまりありません。 「今回の襲撃について軍隊側は、反抗派の脱落者から情報を事前に得ていた、」 とタイ軍の幹部は話す。「襲撃のリーダーも死亡した。」

タイ政府の深南部問題を担当する副首相は最近、深南部の特定地方に夜間外出禁止令を出すことを提案しました、「外出禁止令があれば、反抗派は地区への侵入が難しくなる。」 一方ムスリム界の指導者はこれに反対する、「外出禁止令はなんら問題の解決にならない。」

(Intraasia 注:バーチョ郡にはタイ鉄道線路はない、イントラアジア はソーンテーオなどで深南部を移動するときこの地方を何回も通っています。バンコクのタイ政府、タクシン派であろうと反タクシン政府であろうと、タイ深南部問題に打つ手は軍事鎮圧しかないと考えて、それを実施してきた。深南部を歩くと軍隊、警察、民間防衛隊の存在をあらゆるところに目にする。外出禁止令は中央政府がすぐ考える策です。しかし住民が大変不便になるだけであり、何の解決にもならないことは明らかです。バンコク政府が大量の軍隊を送って鎮圧しようとする策はこれまであまり成功していない。といって深南部ムスリム多数派が自力で問題解決できそうにないことも明らか、 ムスリム界でも武装反抗勢力を抑えられないようだ。深南部不穏化状態はまだまだ続くでしょうね。ただ多くのタイムスリムは淡々とごく普通に日々を送っていることも一面の事実であると、強調しておきます。)

2月13日のマレーシア記事

【近づく総選挙に向けて準備する選挙管理委員会】
(3月または4月に行われるはずの第13回総選挙では、選挙管理委員会は選挙方法にいくつかの新しい方法または従来とは違う方式を取り入れます)

選挙システムの特徴
・初めて使用する消えないインク: 投票者の指に付ける。 事前投票者の場合は5日間は消えないことになる、・通常投票者の場合は3日間は消えない。 22万本の消えないインクを注文したとのこと。
・投票用紙の記入用にボールペンを使用、従来は鉛筆でした。
・5万個の投票箱は透明である
・身体不自由者が投票する際に、信頼のおける第3者が補助することができる
・事前投票は軍隊、警察、及びその配偶者が行える
・郵送投票はメディア関係者、資格ある海外在住者が行なえる、ただしシンガポール、ブルネイ、インドネシア、タイ南部に在住者している国民は海外投票はできない。
・立候補が確定したら、候補者は立候補辞退はできない
・選挙期間は11日間

選挙管理委員会の副委員長によれば、「選挙運営のためにサラワク州だけで、27機のヘリコプター、2機の軽飛行機、56機のスピードボート、780のボート、4800台の四輪駆動車など、を使用する予定です。」
総選挙の実施が近々行われれば、 マレーシア国民有権者数中で投票できるのは 1330万人になります。有権者登録を済ませていない、有権者はまだ330万人いる、と選管。

(Intraasia 注: 広大で且つへき地の多いサラワク州ではいかに投票及び開票行為がたいへんであるかがわかります。 陸路では到達できないへき地の多くは川をボートで下り上りする、さらにはヘリコプターで投票箱を運んだりしなければならない。サラワク州の地形は半島部からは想像が難しいほど異なっている)

【コタキナバルの Times Square】
コタキナバルで複合不動産開発を進めているデベロッパー Asia Pac持ち株会社は、その KK Times Square は今年末までに完成すると明らかにしました。

同社会長によれば、住宅ユニットの売れ行きは好調とのことです、「建設費はRM 7億です。」 この開発では 641戸のアパート、36の外部店舗、 200の小売り店舗用テナント区画からなります。「住居部門は5段階に分けて売り出します、既に3段階は終わり、大多数は売れました。」

KK Times Square の第1段階では 5階建てから8階建てのオフィスビル群が2007年に完成しています。第2段階では サービスアパートとショッピングセンターを建設、これが現在進行中です。「コタキナバルは外国人の居住に最適です。ただショッピングモールが不十分です。我々の建設しているショッピングモールがこれを変えることになるでしょう。」 
同社は ヌグリスンビラン州、ジョーホール州、スランゴール州にも土地を持ち、開発を進める計画です。

(Intraasia 注:クアラルンプール圏はもう至る所にショッピングセンターがある時代になったので、コタキナバルはそれに比べれば、ずっと少ないことでしょう。 Times Square という名称は、クアラルンプールのBerjaya Times Square と関係ないですね。 KK というのはコタキナバルの略称です、マスコミ報道から判断すると、コンドミニアムの開発が徐々に増えているような印象を抱きます)

2月12日のマレーシア記事

【食費援助プログラム MyKasih(マイカシ)】
(政府の打ち出した)MyKasihプログラムは、受領に値する世帯に1年間に渡って食費援助として月額RM 80を供与するプログラムとのこと。

ジョーホール州州議会議員は説明する、「受領資格を得た人は、認定された食品店へ行き身分証明書を提示する、そこで米、食用油、パンを入手できる。支払いは MyKasihプログラムが行う。」 「貧しい世帯にはさらに、福祉事務所から現金をもらうこともできる。 E-Kasih プログラムという世帯の学校へ通う子供に補助を与えるプログラムもある。」

ジョーホール州のbukit Pasir 地方の村では、200人ほどの村人が MyKasihプログラムに申請しました。 この州議会議員は集会で MyKasihプログラム申請用紙を50部配布しました。
これらのプログラムとはまったく別に、 BR1M (Bantuan Rakyat 1 Malaysia) プログラムでは、全国の月収RM 3千以下の世帯に、1回限りの現金支給 RM 500を配っています。

(Intraasia 注:kasih とは愛を意味する言葉です、 MyKasihというように、政府自らごちゃまぜ語を使っている。ナジブ首相の打ち出した1つのマレーシア政策で、いくつもの補助・援助プログラムが開始され、あれこれ名前がついている、E-Kasih プログラムといったように。 しかしとても総合的な観点から打ち出されたとは言い難いので、思いつきといえそうなプログラムが乱立している状況だ。中には1回限りのBR1M ,さらにはBR2M というのも始まった。さらにマレーシアの自治体は広報活動が非常に悪いので、民衆としてはどういうプログラムがあり、それにどうやって申し込むのかがわかりにくい。 クアラルンプールの冷房レストランへ行けば、2人で食事すればRM 80などごく普通にかかる。 いや今や冷房のない大衆食堂で一家揃って食事すればこの程度の料金を払う時代です。その一方、月わずかRM 80の食事補助金を申請する人たちの存在・・・・・、東南アジアの例にもれずマレーシア社会も極めて開きのある社会です)

【博物館として公開された旧王宮】
国王が新王宮へ移転した後、旧王宮(Istana Negara) は閉鎖されていました。この2月初に初めて一般公開されました。これによって旧王宮は国家の博物館の1つになり、多くの訪問者を引き付けています。
「外国人旅行者だけでなく、多くの国民も王宮内部の様子に興味を持っている。これまでの統計では1日に1千人ほどになる」 と国立博物館の幹部は語る。

旧正月初日にこの旧王宮の敷地内で、マレーシア警察軍楽隊の演奏が初めて披露されました。これは国立博物館と警察の協力によるもので、今後毎週日曜日に、警察軍楽隊の演奏を披露することが決まりました。この楽団には、中学の楽団、軍隊の楽隊も参加することになる。

(Intraasia 注: イントラアジアが早速訪問して撮った写真と案内をホームページに載せました。『クアラルンプールの見所と出来事と催し』メニュー内の博物館項目をクリックしてください。)

【スマートフォン購入の若者にRM 200割り戻すプログラムの反応は上々】

マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会が明らかにしたものです。

21歳から30歳までの若者向けにスマートフォン購入者にはRM 200を後日割り戻す、という政府が2013年予算の中で盛り込んだプログラムに申し込んだ人数は、開始の1月初め以来既に46万人になりました。平均して1日に12000人が申請しているとのことです。申請できる若者の月収はRM 3千という制限があります。そして総枠数は150万人と定めてあります。委員会は、4か月から6か月で、総枠数に達するであろうと見ています。

これまで既に割戻しを受けた人数は65000人です。割り戻しは認定ディーラーを通じて行われます。割り戻し用期間は3か月です。「対象になるスマートフォンの数は多く、割り戻し期間も延長した」と委員会。

携帯電話利用者像 -マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会調べ
年齢層 -2011年
14歳以下 1.9%、 15歳-19歳 10.4%、 20歳-24歳 17.6%、 25歳-29歳 16.5%、30歳-34歳 13.4%
利用者全体において各州の利用者が占める割合 -2011年
スランゴール州 20.7%、 ジョーホール州 11.7%、クアラルンプール 11.0%、 ペラ州 8.2%、 サバ州 8.2%、サラワク州 6.6% 

2月11日のマレーシア記事

【華人政党主催の旧正月オープンハウスに唐人服で現れたナジブ首相】
(旧正月の元旦、各地でいろんな華人組織・団体主催の新年祝賀式、新年オープンハウスが開かれました)
政府与党陣営のBarisan Nasional (国陣) 側が首都で開く最大の旧正月オープンハウスは、クアラルンプール郊外のBandar Tun Razak地区の住宅アパート敷地で開催されました。主催の華人政党 馬華公会が例年の開催場所である党本部を初めて離れた場所で開いたものです。

馬華公会の党首脳人以外には、政府からはナジブ首相、ムヒディン副首相、さらにマハティール元首相、アブドラー元首相も出席しました。Barisan Nasional (国陣) の街頭宣伝車である "Stability 1号”の車上に登場した首相と副首相は揃って、この種の催しで初となる唐人服を着用していました。

(Intraasia 注: この種の催しでは首相を招いて登場させることが、極めて重要視されています。首相と副首相が唐人服を着るとはきわめて異例です。ナジブ首相が、中国留学した息子に指導されながら、つたない発音で華語の新年あいさつする広報プログラム、数十秒、が民放華語ラジオ局で毎日数十回も流されている。これもマレーシア政治史上で初のことです。 ナジブ首相は華人界でも人気はあることは確かでしょう。そこでナジブ首相自身が、圧倒的に野党陣営寄りといわれる華人層の政治潮流を変えようとしていることは、誰の目にも明らかです。 果たして首相の人気と個人的肩入れが、実際に総選挙の投票に結びつくかはまた別のことでしょう。 唐人服は伝統的ないわゆるチャイナ服です)

【華人界の団体、財閥の主催する新年祝賀会】
馬華公会の新年オープンハウスを後にしたナジブ首相は、(代表的華人財閥である) YTLグループがクアラルンプールの豪華ホテルで催した新春祝賀会に立ち寄りました。ムヒディン副首相も一緒です。
YTL の新春祝賀会には、スランゴール州スルタンを始めとしたマレー人王族、駐マレーシア中国大使、各国大使、華人団体の総本山団表らも招かれていました。

華人界の団体、組織、教育界、氏族会などの連合組織である、クアラルンプール・スランゴール州中華大会堂は、クアラルンプールにあるその本部大会堂で、新春祝賀会を開きました。
これには全国の華人団体代表と共に、与野党陣営の主要政治家も出席しました。中国大使も現れました。 一般人参会者用には、中華食、マレー食、インド食も用意されていました。

(Intraasia 注:11日は新聞休刊日で、発行している唯一の華語紙は新春祝賀会の模様を細かに伝えている。これを読むと、複数の祝賀会に参加する華人界の経済と政界の要人の動向、彼らの交流ぶり、さらに華人経済界上層部はいかにマレー人界に強いつながりを持つ政商かも感じられる。 英語紙はこういったことを細かに伝えないので、華語紙ならではの報道ぶりです。)

【マレー鉄道の西海岸路線の複線電化プロジェクトの最後の区間】
マレー鉄道の南部路線でも複線電化工事が進行しています。 まだ着工していない Gemas - Johor Baru 区間に関して、運輸省は建設業者を指名することになります。運輸大臣によれば、建設デザインはほぼできたので、建設業者の指名にかかるとのことです。「Gemas - Johor Baru 区間 197㎞は工費RM 60億から80億になる」

(現在工事中で既に出来上がった部分もある) Seremban - Gemas 区間は既に90%ができたので、今年中に完成するでしょう。当初の完成予定は2012年8月だったが、種々の理由により工期が延びた。土地に関する問題の解決には時間がかかります。」

一方南部路線である Ipoh - Padang Besar 区間 329km はこれまでに 70%ほどできており、完成は2014年半ばになるとのことです。

(Intraasia 注:マレー鉄道の西海岸路線は1990年代から複線電化工事を進めてきた。第一段階が Komuter 電車路線で、1990年代半ばに完成した。その後北部と南部路線の複線電化も予定されたが、経済問題などで10年間ほど完全に停滞した。それが再開されたのが2000年代の半ばで、イポーまでは完成して既に急行電車が毎日運行されている。 それ以後 Ipoh - Padang Besar 区間 及び Seremban - Gemas 区間の工事がこの何年か進行している。昼間列車に乗ると、線路沿線で進む新鉄路と駅舎の工事進捗状況が目に入ります。 2014年終わり頃には、西海岸線全区間が複線電化され、現在よりも走行時間が縮まることになる)

2月10日のマレーシア記事

【ジョーホール州は密輸出ディーゼル油のハブである】
ジョーホール州から密輸出されるディーゼル油は、毎月少なくとも 750万リットルになると見られています。これはジョーホール州の月間必要総量の10%になり、金額ではRM 1350万になります。密輸出されたディーゼル油は海外で売られます、とりわけシンガポールへ売られます。

各省庁が関わった3日間の密輸防止作戦の幕引き儀式で、ジョーホール州の国家保安委員会の書記長は語る、「ディーゼル油は、Sungai Johor, Penggerang, Batu Pahat、Kukup から船で運び出されている」 シンガポールが密輸先として一番の目的地かの質問には答えずに、「ディーゼル油を受け取っている現場を押さえた船の国籍はシンガポールは全てシンガポール船籍です。」 

国内のディーゼル油価格は RM 2.80/ リットル、補助金付きディーゼル油価格は  RM 1.80/ リットル、 「これだけで密輸者は 1リットルあたりRM 1のもうけだ。」 シンガポールでのディーゼル油価格は RM 3.45(S$1.50)です。「多くの苦情を受けているので、当局は密輸防止作戦を引き続き行っていく。」 「密輸グループは改造トラックを使ってディーゼル油を購入し,集荷地に蓄えておく。それを特定地にある船に積み込む。それを国外に運び出し、海上で受け渡しを行う。」

(Intraasia 注:密輸組織が非常に組織だって且つネットワーク良くなされていることがわかります。単に単発的な行為でも素人の行為ではない。 たまに現場の輸送役が捕まるが、決して首領層には手は及ばない、だから長年こういう”密輸事業”ができる。マレーシアは長年燃料に補助金をだして低額に抑え且つ漁師用にはそれよりもさらに低額の油を提供している。これらの燃料が密輸組織の商売源であることは、常々指摘されていることです)

【またマレー鉄道で急行の脱線事故】
マレー鉄道の北部路線の急行 Sinaran Utara号がペナン州本土側の Bukit Mertajam付近で脱線しました。その際、駆けつけた消防によると、漏れたディーゼル油が気動車のエンジンに引火したと思われる列車火災が発生しました。火はまもなく消火されました。 この事故はクアラルンプール行きの列車は14時にバタワース駅を発車した後、14時20分ごろ脱線が起きました。

この事故でけが人は出ていません。マレー鉄道KTMB は、脱線原因を調査開始したと発表しました。 
地元の国会議員が運輸大臣に電話して、事故のことを知らせました。その後大臣はマレー鉄道に対して、乗客がそれぞれの目的に向かえるように早急に対応するように指示を出しました。乗客には、日本、中国、米国の外国人乗客も含まれていました。 一方マレー鉄道によれば、「150人ほどの列車乗客はバスで近くの駅へ送られた」とのこと。

(Intraasia 注:写真を見ると、今回の事故で横転は起きませんでしたが、数輌が完全に脱線しています。マレー鉄道の脱線事故は全然珍しくない、死者が出ていないのでマスコミはほとんど重大視しませんが、その慣れが怖いですね。1月28日の記事 『マレー鉄道シンガポール行き列車の横転事故』 で伝えたように、前回の事故から1か月も経っていません。20年以上マレー鉄道を利用し観察してきた者として、イントラアジアはマレー鉄道及び日本の無邪気なマレー鉄道紹介を批判しています。イントラアジアの説明と主張をご存じない方は、ぜひ 「度重なる脱線事故を起こしているマレー鉄道の紹介されかたを考える」 をクリックしてお読みください。)

【旧正月の公開中文映画】
(10日は旧正月元旦です。この時期シネマは稼ぎ時です、とりわけ中文映画ですね、そこで何本もの中文映画が公開されています)

香港中文映画(いずれも広東語版):香港映画のスーパースター 周星馳の製作監督 『西遊:降魔編』、 香港スターが大勢出演の 『2013我愛HK』、 同じく有名スター出演の映画 『百星酒店』
マレーシア中文映画: MyFMで有名な DJ林徳栄の製作、MyFM人気DJ が総出演の広東語映画 『皇宮*爛』、 華人歌手として人気ある阿牛の主演、華語映画 『結婚那件事之後』

(Intraasia 注:シネプレックスがものすごく増えたマレーシアですから、大都市だけでなく地方都市でも映画が観れるようになった。 この時期はやはり中文映画でしょう。1990年代はほぼ香港映画だけでしたが、近年はマレーシア製作の中文映画が公開されるようになった。それだけマレーシア中文映画が根付いたといえる。 MyFM は資本背景がAstro 衛星放送なので映画製作は以前から進めている。 香港映画は常に広東語版で公開される。マレーシア中文映画は華語で製作されるものと広東語で製作されるものに分かれる。 映画ファンのイントラアジアにはどの映画も見逃せませんので、料金の高い休暇時期が終わるの待っています(笑)。




2月9日のマレーシア記事

【ムアールの家具製造業界が心配する外国人労働者の最低賃金】
(ジョーホール州ムアール地方は、家具製造業の国内主要生産地です。多くの中小家具製造企業が存在することで知られており、現在ではその労働力の圧倒的主力は外国人労働者と言われています)
(民間企業の労働者に適用する最低賃金法の施行が既に決まっており、半島部では月額 RM 900です。これは外国人労働者にも適用されます)

この最低賃金額の実施の件が、ムアール地方の家具製造業者に波紋を起こしています。 地元で既に3社で今週8日、外国人労働者約5百名が最低賃金の即時実施をめぐってストを行いました。警察の勧告にも関わらず、外国人労働者は雇用者側が RM 900を実施るように求めました。

ムアール中小企業連盟の会長は説明する、「地元中小企業の半数はまだ最低賃金制に基づく賃金を取り入れていない。この3社において外国人労働者が最低賃金を求めた行動は、彼らは抗議としてストに出るということがわかった。」 ムアールの家具業界全体で数万人の外国人労働者が働いています

ムアール地方の中小製造会社 150社は最低賃金制を取り入れていないことの心配の他に、旧正月時期の工場休みが終わって労働に戻った時には、このスト問題が他の多くの工場にも及ぶのではないかと心配しています。
この出来事には、クアラルンプール圏にある30社の中小家具製造会社も注目をしています。

(Intraasia 注:マレーシア人がなぜ家具業界で働かないか? 比較的低賃金で重労働で割に合わないからでしょう。そこで業界は人手不足を解決するためにこの20年ほどどんどん外国人労働者を導入し、既にムアールだけで外国人労働者が数万人、つまりほとんど外国人労働者主体で操業している。どこの国でも経済が発展し社会が変化すると、国内の企業構造と労働状況も変わる。しかしマレーシアは企業構造と労働状況を変えず、つまり合理化や統合を避け、ひたすら安い外国人労働者に依存してきた、その代表が家具業界、プランテーション農園、低付加価値製造業、建設業、大衆レストランなどの業界です。 最低賃金を取り入れるとやっていけない会社が続出すると、家具業界は主張する。業者の合理化や統廃合が必要なことに目を向けず、ただひたすら、賃金によるコスト増を訴える発言が華語新聞には載っています。華人企業がほとんどだからでしょう)

【廃止された国内治安法に替わる新しい治安取締の法律による逮捕者】

(最も強力な法律国内治安法は既に確か2012年に廃止されました。替りに2012年に新しく法律となった国家安全罪(特別措置)法2012年があります)
この国家安全法を適用されて、この水曜日に3人が逮捕されています。

この内の1人、49歳は、かつての国内治安法による被逮捕拘留者で2001年に逮捕され2008年に釈放されています、その彼がシリアの大衆を脅かすというテロ行為を扇動したという理由で逮捕され、刑法の条項で起訴されました。 2番目の被逮捕者である、イスラム教の教師 52歳、はその男性を教唆した容疑で起訴されました。 3年目の被逮捕者はこの日該当の下級裁判所に現れませんでした、まだ警察の尋問が済んでいないからだと、警察庁本部の治安担当の幹部は語る。 被逮捕者は容疑上保釈は認められず、この裁判は自動的に高裁での裁判に係属されます。

(Intraasia 注:治安事件の常で、警察発表の容疑しか明らかにされません、マスコミはそれを載せるだけですね)

【旧正月のオープンハウス】
民聯 (Pakatan Rakyat) のペナン州州政府主催
2月10日 10時半から12時半、ペナン島 国際スポーツアレーナ

Barisan Nasional (国陣) 主催 
2月11日 9時半から13時、ペナン島ジョージタウンの韓江中学

民聯 (Pakatan Rakyat) のスランゴール州州政府主催
2月17日 10時から12時、 ペタリンジャヤのOne Utama ショッピングモール 屋外駐車場

(Intraasia 注:政治家などが個人で催すのはたくさんあるし、各組織が行うのもたくさんあるので、あくまでも一例です)

2月8日のマレーシア記事

【 AirAsia Xの2012年乗客数は 258万人】
AirAsia Xは2012年の結果を発表しました。
第4四半期の乗客数において、67万人を運んだと発表しました。これは対前年同期比 41%の増加です。 AirAsia Xは昨年10月テヘラン路線を廃止した後、現在 14の都市への路線を運航しています。

2012年1年間の総乗客数は 258万人です。これは 対2011年比で 2.2%の増加です。 AirAsia Xは路線網の統廃合を通じて、2012年上半期の赤字を下半期は黒字に変転させました。 「2011年比で、乗客Km収入はマイナス8.0%、提供座席Km ではマイナス3.8%を記録したが、 AirAsia Xは座席利用率で高い率 84%を達成した、こちらは対前年比 3.7%の増加です」 と AirAsia X 最高経営責任者は説明する。

「付随収入面では、対前年比18%の増加でした、その主たる貢献は日本とオーストラリアからです。」 「2013年は A330-300機を 7機受け取ります、2013年の業績見通しは良好です。」  AirAsia Xの貨物輸送は対前年比 18%増加でした。

(Intraasia 注:エアアジアグループのあり方と同じく、 AirAsia Xも頻繁なる路線の新設と廃止を行ってきました。”付随”といった用語の説明と解説はイントラアジアの AirAsia ブログをご覧ください)

【コタバル市の新興開発プロジェクトの怪】

クランタン州コタバルでは、市内を流れるコタバル川に沿った開発プロジェクトが展開されている。 クランタン州経済計画部と デベロッパーLSSB の間に交わされた文書によれば、デベロッパーは土地を99年リースで借りる一方、種々の施設を建設する契約、2003年、であり、このプロジェクトは2015年8月に竣工する計画です。

川に沿った長さ10km、広さ 404ヘクタールの土地に、2400ユニットのショップオフィス、ホテル1軒、ハイパーマーケット、高級なアパート群、ゴルフ場、住宅, 高級な一軒家600戸、を建設する計画です。2003年以来これまでに完成したのはハイパーマーケット(Tesco)と いくつかのショップ街です。モスク、道路、橋、低コスト住宅などの建設が依然として立ち上がっていないことから、政府の会計監査庁長官が2011年報告書の中で疑問を表明しました、また反汚職庁が調査しているとのこと。クランタン州政府はまだデベロッパーから1リンギットも受け取っていないとのこと。

地区の開発が予定通り進んでいないことに、ショップ街のある店主は不満を語る、「この地区に来る人たちはハイパーマーケット目当てばかりです。ハイパーマーケットが閉まる22時以降は静まり返る。」 ショップ街の近くには私立医学カレッジとMARA学院があるので、この地区に来るのは学生たちばかりだと、ある人は訴える。

政府の会計監査庁長官が2011年報告書では、「デベロッパーLSSB はクランタン州政府にRM 3億8900万の金を未だに未払いである。デベロッパーは十分収益がないと言っているが、過去5年でRM 4億を会社取締役に支払っている。」  2012年デベロッパーは赤字額 RM 710万を記録したが、取締役にはRM 7500万を支払ったとのことです。

(Intraasia 注:イントラアジアは久しぶりとなる2012年にコタバルを宿泊を伴って2回訪れました。その際この記事になっている新興開発地をずっと歩きました、それはコタバルの新バスターミナルがそこへ移転したからです。これまでのコタバルにはない新興開発地です。TESCOはそれなりにぎわっていましたが、その周囲にあるショップ街は静かでした。川には水上レストラン船が浮かんでいます。この記事を読んでなるほどと思いました。コタバルのこういう情報は地元に住まない限りまず伝わってきませんからね。 新興開発地にある新バスターミナルは、コタバルの中心部から相当離れている、徒歩30分ではとても無理でしょう。しかもバスターミナルとを結ぶバス便が全くない。地元の人は家族の者に送ってもらうことでしょう、旅行者はもちろんタクシーですね。為政者と行政当局、交通業者らはバスターミナル利用者の便宜を全く考えないといつも思います。この距離を歩くのはイントラアジアぐらいしかいないのでは。事実2回歩いたバスターミナルへ至る道路とこの新興開発地内を歩いている人を誰も見かけなかった。コタバル情報はイントラアジアのホームページに載せていますよ)

【Firefly の客室乗務員ユニフォームを一新】
マレーシア航空の完全子会社航空で国内路線に特化している Firefly は、客室乗務員のユニフォームをこの旧正月から一新します。新ユニフォームは現代的でオレンジカラー一色です。このデザインは社内チームの発案だとのことです。スチュワーデスは首に巻くスカーフもある。現場管理者はグレーのユニフォームです。

(Intraasia 注:写真を見ると、スカート丈がほぼひざ上というのはエアアジアのそれほど短くはないが、一見して AirAsia の客室乗務員のユニフォームデザインに似ている印象です。、マレーシア航空のユニフォームとは全く違う。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 323.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 303.0 を入手します。

2月7日のマレーシア記事

【低コスト公共住宅の維持管理がきちんとなされない原因】
(公共住宅である)低コスト住宅・アパート、PPRという略称、 は公共物破壊行為と入居者の無責任行為に悩まされています。

スランゴール州ペタリンジャヤ市の管理する PPR の例えば、Taman Putra Damai アパートとKota Damansara アパートでは終わりのない破棄行為で手のうちようがないと、市庁は明らかにする。エレベーターが壊される、ごみが収集されないといった苦情が頻繁にあるが、その原因の多くは破壊行為か住民の無責任行為だと、市役所の係りは説明する。「修理費用は極めて掛かり、予算を超える。エレベータ近くの水道管を破壊することで、エレベータに水が漏る。電線を盗む者もいる。」 

Taman Putra Damai アパートの空の428ユニット と Kota Damansara アパートの空の 158ユニットの全てが破壊行為にあっているとのことです。「ドアを取り換えると、数週間以内にそのドアが壊される、」 「ペタリンジャヤ市庁はこの2つのアパートの修理に2012年はRM 100万近くを遣った。」

2012年12月時点で、Taman Putra Damai アパートの総ユニット数  3004中 2576ユニットだけが賃貸されており、入居者が未払いの賃貸料は RM 818万に達する、Kota Damansara アパートの総ユニット数 1152中 994ユニットが賃貸され、賃貸者が未払いの賃貸料はRM 260万になる。 
ペタリンジャヤ市庁は、PPRアパートの 3寝室ユニットを、シングルマザー、身体障碍者、月収RM 2千以下の者には 月賃貸料 RM 124で貸している、月収RM 2千を超える者にはRM 250で貸しています。

入居希望者リストに載って長い間待っていたあるシングルマザーはPPR の空きユニットに入居できる知らせをもらったが、破壊されたユニットの修理費用を自己負担しろと言われたと不満を語る、その費用はRM 1万を超えるとのこと。

与党華人政党のスランゴール州幹部はこの件を批判して言う、「低コスト住宅・アパート PPRは低所得者層のために連邦政府が建設したもので、それをスランゴール州に渡し、州内のペタリンジャヤ市が家主としてきちんと管理維持することになっている。しかしペタリンジャヤ市は、低コスト住宅・アパートをちゃんと住める状態に保ていくことができていないことに失望する。ぺタリンジャヤ市庁は破壊行為によって荒らされていると主張するが、もし市庁が取締官2人をシフトで常駐させておけば、こういう事態は起こらなかったことでしょう。取締官の時間外手当は大したことではない、その代わりに修理費がRM 100万近くもかかるではないか。」

(Intraasia 注:新聞にはユニット価格RM 50万とか100万超のコンドミニアムの広告が毎日載る。時々華々しい経済記事にもなる、 こういう高級物件を購入できる人たちが少なからず存在する一方、公共住宅・アパートPPR ぐらいしか選択のない人たちがよりたくさんいる。 PPRの荒れた状況は昔から数多く報道されている。 民間の低級アパートでも同じですね。 中級アパートに長年住み極めて慣れているイントラアジアも 住民の態度に悩まされ続けている、ごみ、騒音、汚したり蛍光灯を壊す無責任行為、管理者側の修理の遅さです。中級でさえこの状況なので、低級やPPRの様子は容易に推測できます。事実そういうアパートを間近に眺めれば納得する)

【サバ州のピグミー象が14匹殺された事件はまだ解決せず】

(1月30日記事で載せた、サバ州でピグミー象が10匹も死んでいるのが見つかった、事件はその後も解決しておらず、後日発見を含めて計14匹の象が森林で不自然死しました)

この14匹の象の死に関して、サバ州警察は、刑法条項に違反する動物を死に至らせた事件としての捜査を終えました、有罪となれば最高懲役5年です。「捜査でわかったことは、検死の結果象は殺された。」州警察のトップは語る。「警察は森林保護区にある伐採キャンプ地などへ捜査を広げている」  しかし警察トップは、象の死因が毒殺であるかに関しては、確答しませんでした、「化学検査の結果をまだ待っている。」

象の死に関する情報提供に奨金を提供する申し入れがさらに増えました。マレーシア旅行業協会は報奨金RM 1万を申し出ました。サバ州政府はこれによって現在、犯人逮捕に結びつく情報提供者に報奨金RM 4万を提示しています。

【ペナン島の極楽寺は旧正月時期には全体が装飾照明される】

旧正月を前にして、ペナン島の有名な極楽寺では、提灯とLED電球による寺院施設全体の飾り照明を6日に開始しました。この証明の開始式にはペナン州首相が出席しました。

旧正月前夜である9日からチェップゴーメイといわれる正月15日(2月24日にあたる)まで、極楽寺は8時半から24時まで一般オープンします。さらに3月9日までは22時までオープンします。

(Intraasia 注:極楽寺は丘の上にあり、普段でも目立ちます。旧正月時期には訪れたことはなく、飾り照明された様子の写真をみるだけです、実際の風景は壮観なことでしょう)

2月6日のマレーシア記事

【クアンタン郊外に中国主導の工業団地を建設し,港も拡張するプロジェクト】
パハン州のGebeng地方に Kuantan 中国マレーシア工業団地を建設するプロジェクトが、ナジブ首相の出席の下で、正式に始まりました。 両国の代表の間で、いつつかの書類に調印が行われました。

工業団地の広さ 最大で607ヘクタール、 新たに創設することになる職の数 8500人分、 これまでに表明された投資総額 RM 105億、 その内RM 40億は2015年までに行う計画。 

工業団地は2年間で利用できるようになる計画です。首相は語る、「これは国の認証をえる初の工業団地です、民間主導だが国が指針を持ちます。」 中国側の代表はこのプロジェクトと共に姉妹プロジェクトである、 欽州中国マレーシア工業団地プロジェクト (欽州市は中華人民共和国広西チワン族自治区内にある)を取り上げて、両国首相のプロジェクトへの個人的関わり、両国関係者の努力を称えました。

 Kuantan 中国マレーシア工業団地プロジェクトでは、製鉄工場、アルミニウム工場、パームオイル精製工場などの建設も含まれ、クアンタン港の拡張も覚書にあります。 「南シナ海に面するクアンタン港はマレーシア東海岸部と中国間の交易の理想的なゲートウエイ港になる。」 このクアンタン港拡張プロジェクトは総額RM 30億で、マレーシア側のIJM と中国の企業が請け負います。

中国でのプロジェクト: 欽州中国マレーシア工業団地プロジェクトは広さ 55平方Km、 欽州港に近い。 プロジェクトの正式開始は2012年4月。 マレーシアの大企業グループ SP Setia が開発に大きくかかわっている。

中国にとって、マレーシアはアセアン(ASEAN)の中で中国との貿易額が5年連続最大の国です。

(Intraasia 注: このクアンタン港プロジェクトに注目する必要がある。 中国はアジア各地で港を求めて隣国に進出している、ミャンマーでは既にインド洋につながる港を中国主導で開発中だそうで、中国は最近パキスタンと合意した。クアンタン港は南シナ海に面し、中国とマラッカ海峡を経ることなく直接中国と結べる良い位置にある。しかし現在はそれほど開発されていない。南シナ海は中国がほとんどすべてを領海と主張している、そのため南シナ海の一部諸島の帰属でベトナムとフィリピンは中国に強い不満を示している、しかし同じようにスプラトリー諸島を自国領主張するマレーシアはたいへん中国に融和的で、アセアン(ASEAN)の中でも領海領地主張に穏健です。マレーシアはアセアン(ASEAN)内で米国とあまり政治的密ではない国ということもある。例えば米国航空会社は1社もマレーシアに乗り入れていない。こうしたいくつもの政治的事情をプロジェクトの背景に見る必要がある。 さらにナジブ首相の個人的中国とのつながり、父親の第2代首相がマレーシアと中国の国交を開始した縁も強い。首相の一番下の息子は中国留学組だそうです。星洲日報は当然ながら第1面で大きく報道し、The Star も同様です。 )

【連続強姦魔に懲役115年、むち打ち50回の判決】
(Bentong というのはパハン州の町で、スランゴール州に近接している)サバ州出身の男、42歳、は”Rambo Benton " と揶揄されています、それは彼がランボーのナイフを武器として使うからとのことで、4件の強姦と1件の不自然性行為のために起訴され、パハン州の下級裁判所で判決を受けました。有罪を認めた被告に、裁判所は懲役 115年、むち打ち刑 50回の判決を下しました。

判決の内訳は、強姦事件1つに付き懲役25年、むち打ち10回、不自然性行為には懲役15年、むち打ち10回です。 懲役は同時施行になります。 被告は弁護士を雇えず、裁判で陳謝して軽い刑を訴えました、「許しを請います。」 しかし検察側は、被告の行為は社会に恐怖を与えると最高刑を求刑しました。

被告は1月末に有罪を認めました。犯罪は2009年から2011年かけて行われ、被害女性は17歳、8歳、16歳、9歳です。2012年11月に逮捕されました。その際ランボーナイフで警官を首負傷させました。 この件でも彼は起訴されています。

(Intraasia 注: 習慣的強姦魔のようですね、マレーシアで刑が同時施行されるのは珍しくない。籐製の鞭による数回のむち打ちを受けると当分歩けなくなるそうなので、この刑は何回かに分けて行われるのでしょう)

【クアラルンプール市庁の市内民間駐車場の料金標準化指示に関係団体が猛反発】

(1月21日の記事で伝えたクアラルンプールの各駐車場の駐車料金を標準化するという)クアラルンプール市庁の方針発表に対して、市内の主要民間駐車場運営者は反対を表明しています。標準化は非現実的であり、企業活動自由への干渉であるというものです。

ホテルやショッピングセンターなど関係分野 15を代表して、マレーシアビル運営協会は主張する、「最初2012年8月の市庁が指針を関係者に流したときに皆が驚いた。連邦直轄領大臣が発表した方針を新聞で読んでまたびっくりした。  我々は市庁に駐車場料金標準化の指針を、我々と会って話し合うまで施行しないように申しいれた。」

「例えば1つのビルの駐車場の料金を一律にするのは不可能だ、なぜなら地上階での駐車が一番の人気です。」 マレーシアホテルオーナー協会は主張する、「こういう決定をする前に、クアラルンプール市庁は関係団体を話し合うべきです。」

2月5日のマレーシア記事

【政党主催の地域の祝祭集会で、現金入り紅包を配る慣行】
(政府与党連合のBarisan Nasional (国陣) の要である) UMNO党の国会議員は、自の選挙区、クアラルンプールのWangsa Maju区、で開かれた集会で語る、「迫っている総選挙ではBarisan Nasional (国陣) 側に投票しましょう。マレーシアが順調な発展を続けていくのに政府を変えるようなことはできません。」 この集会はBarisan Nasional (国陣) の1つ人民進歩党が開催した新年集会です。

この議員はBarisan Nasional (国陣) を代表して、この集会に出席した高齢引退者に紅包(お年玉)を 640袋配りました。紅包(お年玉)にはRM 50が入っています。彼は語る、「Wangsa Maju区のBarisan Nasional (国陣) は毎年、ハリラヤ時とデーパーバリ時にオープンハウスを催している、並びに新春の集いもです。これによって各民族の皆さんが出席できます。」

(Intraasia 注:ハリラヤ、旧正月などの大祝祭時に、このように与党陣営、Barisan Nasional (国陣) が特定層の人たちに”お年玉”を配布するのは慣行です。受け取る方も、マスコミも、これがまるで既得権かのような受け取り方です。政党がその幹部政治家を通じて、”お年玉”を手渡しするのは、慈善行為だとの捉え方です。 こういう金はどこから出るのだろうと、いつも思います。政党と政治家に対する民衆の捉え方に、金銭での見返りを求める意識ができてしまう、可能性を含む慣習ですね。 WangsaMaju はクアラルンプールの中心部ではないが、厳然たる都市部です、決して田舎の町のような所ではない、つまり住民も十分に都市住民意識を持つ)

【タイ警官がマレーシアからの象牙密輸行為でタイ国内で捕まった】
マレーシア側の国境 Padan Besar から600㎞ほど離れた地点で2月初め、私服のタイ警察官が運転する自家用車がタイ国警察の捜査を受けました。その結果象牙 20本が肥料袋に隠されていました。タイ警察によれば、その警官はタイの野生動物保護法違反で起訴されるとのことです。その逮捕された警官は、 マレーシアから象牙密輸することに雇われたと、述べたとのことです。

このニュースで、ケダー州の野生保護庁は反応する、「タイ国内での象牙押収は知っている。 被逮捕者がマレーシアからの象牙だと話している、しかし現時点では国境検問所Bukit Kayu Hitam から密輸出されたかどうかは確認できない」 ペルリス州の該当官庁も調べているとのことです。

野生動物監視ネットワーク の東南アジア部門の責任者は言う、「マレーシアとタイは象牙密輸防止のために協力すべきです。過去18か月間に マレーシア税関はアフリカ産象牙12トンも押収した。押収量は増えている。しかしマレーシア税関は押収した象牙の在庫に関して明確な指針を国家レベルで持たない。 押収象牙がブラック市場に流れないようなシステムを作ることが、マレーシアには求められる。象牙の主たる使用国家であるタイは国内象の象牙の加工や販売を認めている。しかし現行のシステムでは多くの象牙が国内産かアフリカ産かはっきりしない。」

(Intraasia 注:マレーシアの野生動物や植物がタイへ、タイの産物がマレーシアへ、と昔から密輸は絶えない。 マレーシアで象の密猟はめったに話題にならないが、アフリカ産の象牙はこんなルートで両国を介するようです。 )

【AirAsia X の新規株式公開に関して】

AirAsia グループの最高経営責任者が  AirAsia X のマレーシア証券取引所への上場計画について語る。
「普通の人が  AirAsia Xの株式を買えるようにしたい。 私は普通の人に意見を聞く、数少ない最高経営責任者です、得た反応からいうと、株式を入手できないというものです。そこで私は AirAsia X 新規上場の場合、33%を一般向けに売り出したい。」

AirAsia X Berhad は新規株式公開において 7億9千万株を売り出すとのこと、これは総株式の3分の1にあたる。 しかし彼は価格,時期など詳細は明らかにしませんでした。  AirAsia Xは株式公開で得る資本の半分ぐらいを、銀行ローンの返却に充てるものとみられます。 新規株式公開の内、2億株は現発行済み株です。

新規株式公開後の株主構成においては、 Aero Ventures が約3分に1を所有し、 AirAsia Bhd が12%、 Orix Airline Holding Ltd が7.2%になるようです。



2月4日のマレーシア記事

【2012年の外国人旅行者訪問者数は 2500万人】
2012年の外国人の旅行者訪問者数を観光大臣が明らかにしました: 2503万人 (ここでは社会訪問パスによる滞在であり、労働・雇用やビジネスや留学の範疇は含まれていない)。

「2012年の外国人旅行者訪問者数は 2500万人を上回った。対2011年比で 1.3%の増加です。観光産業が毎年成長していることを大変うれしく思う。」 「アセアン(ASEAN)以外の国で訪問者数最多の国は中国です。前年比24%の増加です。 」 「2013年の外国人旅行者の訪問者数は2600万人の目標です。」

訪問者の国別人数: 1.シンガポール 1301万人、2.インドネシア 238万人、 3.中国 155万人、 4.タイ 126万人、 5.ブルネイ 125万人、 6.インド 69万人、7.フィリピン 50万人、8.オーストラリア 50万人、 9.日本 47万人、10.英国 40万人。

(Intraasia 注: 前年比増加した国の中に日本も含まれています。数字は新聞記事に書いてあるものです、、観光省のホームページ内を探したらありましたので、国別訪問者数を確認しました。隣国ではない中国の多さが際立ちますね。日本人の増加はかなりAirAsia の貢献が大きいのではないだろうか)

【街頭ミュージシャンらにオーディションを催しているクアラルンプール市庁】
クアラルンプール市内の路上などで勝手に演奏などを披露して小銭を稼いでいる街頭ミュージシャンらを、クアラルンプール市庁は条例で合法化する意向です。

そこでクアラルンプール市庁は初めての公開オーディションを公共施設で行いました。オーディションには街頭ミュージシャンら約200人が参加しました。審査陣は名あるマレーシア人音楽家です。このオーディションで合格した街頭ミュージシャンには、市庁が特定する場所で街頭披露と金稼ぎの許可証が与えられるとのことです。 このオーディション案は市長が提案したとのことです。

クアラルンプールには1千人ほどの街頭ミュージシャンらがいるとのことでオーディションは2月中頃まで続き、そして許可証が発行される予定です。「許可証を与える人数は設定してない。できるだけ多くの者にチャンスを与えます。」 「街頭ミュージシャンらの披露場所が適当であることが必要であり、彼らがきちんとした技量を持っていることを監視する必要がある。場所は交通の妨げにならず、民間不動産の前ではいけない。」 「指針を作っている、街頭ミュージシャンはマレーシア国民であること、きちんとした身なり、規律あること。」

【シングルマザーの数 83万人、人口の2.9% 】
統計庁の調査が示している数字によれば、国内に単身母親(シングルマザー)は83万人ほどです。  これは人口の2.9%にあたる。 
女性と家庭と社会発展省の顧問役(女性)は語る、「 単身父親は往々にして早期に再婚してしまう、統計庁はその数をつかんでいません。 」 「こうしたことにもかかわらず、政府の提示条件に合致すれば、単身父親も単身母親と同じように、公的援助金の受領を申請できます。」

「2009年にヨーロッパ社会科学組織が行ったマレーシア国内の単身母親に関する調査によれば、その64%が4人の子供を養っている、その内の92%は月収RM 1千以下です。」 「政府は女性と家庭と社会発展省を通して、「訓練と起業プログラム」 を推進しています。このプログラムには2008年から2012年11月までに 2690人の単身母親が参加した。」

(Intraasia 注: シングマザーが83万人、2.9%が多すぎるのか、これぐらいは他国でも普通なのか、比較の数字を知らないのでコメントは控えます。単身父親が容易に再婚するという根拠も希薄ですね。その内容調査にヨーロッパの組織のそれを引用することから考えると、省は正確で詳しい状況をあまりつかんでいないのでは、と感じてしまいます。マレーシアの国力からいえば、これぐらいの調査は自前ですべきです。 子供4人を抱えて月収RM 1千程度でどうやって暮らしていくのか? 離婚に際して、男親からの養育費払いがきちんと機能しない法的弱みがあると専門家は指摘しています)

2月3日のマレーシア記事

【 Petronas はマレー企業に主たる契約を与えようとしない、と訴えるマレー人界の組織】
マレー人コミュニティーに維持できる発展を推進しているマレー人非政府組織の連合体 ”マレー人経済行動会議” が国策企業 Petronas に失望感を表明しています: Petronas は(いろんなプロジェクトにおいて結ぶ)主な契約を外国企業ばかりと結んでいる。

マレー人経済行動会議は主張する、「Petronas は外国企業と劣らず能力あるマレーシア企業に契約を与えない。ナジブ首相はこの件で介入すべきです、そして契約を公平に与えるようにすべきです。」 「我々の所には企業家や関係者からいろんな苦情が届いている。彼らはPetronas との大きな契約を結び機会を奪われている、と言っている。Petronas は外国企業に契約を与えるのを優先している、と。」 「Petronas は経験不足の外資企業、問題のある外国企業にも契約を与えている。」

(Intraasia 注: 国内最大の企業グループである Petronas は石油ガス分野の国策企業です。 一方マレーシアはブミプトラ政策を依然として掲げブミプトラの経済的地位の向上に国策として取り組んでいる。 経済発展のために積極的に且つ一貫して外資導入を図っている。 こういった諸面の状況を踏まえながら、このニュースを捉える必要がある)

【 Gangnam Style の韓国人スターも登場するというペナン州の政府与党旧正月オープンハウス】
旧正月に与党連合Barisan Nasional (国陣) がペナン州段階で祝祭を行う、旧正月ペナン州オープンハウスを2月11日昼にジョージタウンの 韓江中学 (英語名はハイスクール)の敷地で開きます。
このオープンハウスにはBarisan Nasional (国陣) のトップでもあるナジブ首相及び各政党幹部が出席します。そしてゲストアーティストとして、韓国音楽界のトップスター Psy が登場して、その有名な Gangnam Style を数万人の参加者の前で披露することになります。 Psy は YouTube でセンショーションを巻き起こし、米国でも人気を呼んだ超有名人です(そしてマレーシアでも非常に有名)。

(Intraasia 注:イントラアジアが前から伝えているように、民衆が個人的に行うような場合を別にして、オープンハウスは十分政治的な催しです。決して建前である、皆そろって祝う非政治的な祝祭のイベントではありません。ペナン州は民聯 (Pakatan Rakyat) の支配州なので、政府与党は独自の旧正月オープンハウスです。 Gangnam Style はマレーシアでもきわめて人気を呼び、マレーラジオでも華語ラジオでもよくかかりましたし今でもかかる。 そのスターPsy がなぜマレーシアに来るのか知りませんが、首相出席というお墨付きがあるからかもしれませんね。場所はペナン島の有名中学校のようです)

【よく知られたマレー人兄弟ボーカルグループ】
マレー3兄弟ボーカルグループ KRU (Kumpulan Rap Unggul) は既にデビュー以来21年になります。
そのKRUが最新となる 13枚目のアルバム KRUnomena を1月末発売しました、これは 2006年以来のアルバム発売です。 各自が40歳前後になる兄弟の中でリーダーのNorman は語る、「すでに6年ほどアーティスト活動をしていなかった。私はいろんな場に出席するが KRUスタジオの最高経営責任者としてです。」 Yusry は映画監督として活躍しており、1番下のEdry は作曲家として忙しい。

新アルバムの中では、歌手のStacy とドゥエットしている曲もあります。 3人は昨年KRU 20周年のコンサートを行ったが、もうそういったコンサートは行わないとのことです。

(Intraasia 注:1990年代後半大変人気あったグループです。その後音楽活動よりもプロダクション活動に重点を移したようで、KRU Studio は自前施設を持つ国内でも有数の芸能プロダクションでしょう、かつ映画製作にも力を入れている。 )

【マレーシア空軍のリクルート広告から】
必要学歴:SPM試験で マレーシア語と数学と理科目1つにおいて優良成績、及び英語で合格。 または(職業訓練学業試験である) SKMの2級、科目はマレーシア語は優良、数学と理科目1つと英語で合格点
年齢:18歳以上25歳までの男性国民
身体条件:162cm 以上、 47.5kg、 BMI が18-25

入隊コース: 航空部門、 工学(エンジニア)部門、物流部門、管理部門 
応募日程: 2月19日から4月20日まで全国各地の指定日と指定場所
応募服装:スポーツ着である襟ありTシャツ、トレーニングパンツ、運度靴

(Intraasia 注:下士官クラスの募集のようです、体力試験もあるということです。この種の広告は媒体に関わらず全てマレーシア語で書かれている)

2月2日のマレーシア記事

【非富裕層の国民に現金を配布する政策】
ナジブ内閣の打ち出している ”1つのマレーシア 民衆援助(BR1M) ”では、既に470万世帯に一時金が支払われました、その総額はRM 20億になります。これは世帯所得が月RM 3千以下の世帯に1回限りでRM 500小切手を交付するものです。

プログラムの第2版である、”1つのマレーシア 民衆援助(BR1M 2.0)”下で、政府には新たに 268万の受領申請を受けているとのことです。その内180万人は単身者です。プログラム 2.0では21才以上の単身者で月収がRM 2千以下の者という条件が追加されました。

国内取引と協同組合と消費者省大臣は、パハン州の地元選挙区で、”1つのマレーシア 民衆援助(BR1M) ”小切手RM 500を地元の華人村の村人ら 1500人弱に手渡しました。「華人コミュニティーには他よりもずっと早く渡します。旧正月が近づいているからです。」 「発展プログラムを進めていくために、政府が国民から強い支持を得るのはどうしても必要です。」

(Intraasia 注:総選挙前にして、見え見えのポピュリズム政策です。 国が非富裕層の対象国民に公金からお金を配る建前ですが、地元出身の国会議員が集会で小切手を渡す形式を見ただけでもその本質がわかりますね。この種の公金配布は、昔からある、例えばハリラヤ時に州首相が非富裕層ムスリムに一時金を手渡すイベントはお馴染みです。もちうろんポケットマネーではなく公金からです。 イントラアジアはもらえる条件に合致するのですが・・・・、選挙権がないので申請できませんけどね)

【行方不明者の数】
警察に届けられた報告に基づく数字です。 2011年の行方不明者数は 5961人でした。2012年は10月までに 4804人です。これらの数字に身代金目当ての誘拐は含まれていない。

2012年の場合で言えば、全国で1日に15人の行方不明者が出ている。その過半数がその後も見つかっていません。 警察幹部は説明する、「行方不明者の多くが、崩壊家庭の子供です。警察は発見に力を尽くしています」 2012年の統計では、年代別行方不明者の中で13歳から17歳が最多の年代です。この内マレー人女性が最多を占め 1124人です。 この数字は同年代マレー男性の4倍になる。

18歳以下の子供が行方不明になり、その後発見されると、福祉事務所でのカウンセリングを受けることになります。

(Intraasia 注:誰かに連れ去られた、駆け落ちした、種々の事情で自ら行方をくらました、などと理由は複数でしょう。ですからこの数字が即犯罪とは結びつかないはずです。 マスコミのニュースになりやすいのは、小さな子供の行方不明です。若い年代の駆け落ちの場合も時々報道される。10代マレー女性の多さはこの理由みたいです。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 334.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 304.0 を入手します。

2月1日のマレーシア記事

【国の基本的金利を3%に据え置く】
中央銀行Bank Negaraは、(公定歩合のように基本となる)一晩もの政策金利の利率を年率 3%に据え置くと発表しました。
この利率は経済成長を助けるし、インフレーションを抑えることにも役立っているという捉え方でしょう。

国内の2012年第4四半期は十分好調であったとしています。「民間需要は所得増加と安定した雇用で支えられるでしょう。 投資は国内主導の分野、つまりガス石油とインフラ部門、における資本投資で主導していくでしょう」

【STAM 試験の受験者数は6千人弱】
(全国統一試験の中で一番高学年で受験する STPM は、主として国立大学へ進学したい生徒が受験します。従って SPM に比べて受験生徒数がはるかに少ない)
STPM のイスラム教専修者用である、 STAM (Sijil Tingi Agama Malaysia) の2012年試験の結果が発表されました。 受験者総数 5818人、その内合格者は67%にあたる 3925人です。その中で特級の好成績者は385人でした。

 STAMは2000年から導入された試験であり、現在は10科目を受験します(イスラム教関連の科目、アラビア語などが必須)。 STAM で合格した生徒は、エジプトのアルアズハール大学への入学申請資格を得る、または国内の大学の(イスラム教を専修する)学部への入学資格をえます。

(Intraasia 注: STAM はイスラム教学を深く学ぶ生徒のための特別な試験といえそうです。それでも6千人近くが受験するのですね。数字を知らないので断定したことは言いませんが、受験者は SMAつまり宗教中学校の生徒が大多数ではないだろうか、多くは将来イスラム教分野での専門家を目指すのでしょう。アルアズハール大学への留学者は毎年 4ケタ数いるようです)

【サバ州での過去の国民登録事情が明らかになりつつある】

サバ州で州人口が以上に増えたことを解明するために、国が設立した独立した委員会である ロイヤル調査委員会が行っている解明公聴会でのことです。
国民登録庁の本庁上級幹部が認めました: 身分証明書MyKad において、同一番号を発行したケースが 600件以上ある。

国民1人1人は別々の証明番号を割り当てられるはずですが、「サバ州で 複数人が同一番号を保持するケースが600ほどある。」

(Intraasia 注:この調査公聴会はすでにしばらく続いています。ニュース記事を読むと、80年代90年代サバ州でいかに国民登録がいい加減に行われてきたかがわかりますね。数千人という規模ではなく、何万、十万人を超えるという規模ですね)

【マレー女性歌手 Yuna】

マレー人女性創作歌手 Yuna、26歳、 は昨年から 米国のロサンジェルスを基盤にしています。
彼女は最近の 27回(マレーシア)音楽賞で最優秀曲賞を得ました。彼女はビデオやツイッターでマレーシアファンとの接触を保っています。米国でYunaは自作タイトルアルバムを、独立レーベル Fader の下で発売しましたが、契約は既に切れました。今年に入って彼女は ジャズレコードラベルの下で活動しています、「 いろんなプロデューサーの下で活動している。」と彼女は語る。

Yuna はまたSamsung Galaxy Wonderland プロジェクトとも契約しています。その下で新曲とビデオを2月に発表する予定です。

(Intraasia 注:2、3年前に人気を出してコマーシャルにも出ている?出ていた?彼女は去年から米国へ渡っているのですね。トゥドゥン姿がユニークです)

【タイ深南部】

不穏状況が2004年頃以来続く、タイ深南部3県の1つ ナラティワット県で、道路を走行中のタイ軍の自動車が路肩の仕掛け爆弾によって大破しました。この爆発で兵士1人が死亡し、2人がけがをしました。ムスリム武装反抗グループが仕掛けた爆弾だと見られます。

(Intraasia 注:マレーシアの新聞には、タイ深南部状況は小さなニュースとして時々載ります、そのほとんどは爆弾、テロ、銃撃といった事件を伝える記事です。毎年欠かさず深南部へ足を運んでいるイントラアジアには見逃せないできごとです。 実際既に5,6千人もの人間が死んでいるのですが、世界の不穏地域の中では大きな報道扱いを受けていない地域です。アルジェリアテロのような派手なテロではない、外国人を対象にしていないからでしょう)



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