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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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3月31日のマレーシア記事

【カワサキのバイクを使ったバイクパトロール員をさらに1千人増やす】
警察が2012年12月に新しく導入したバイクパトロールユニット( マレーシア語の略称で URBという) は、既に7つの州でバイク数合計 1千台が導入されました:ジョーホール州、ケダー州、クアラルンプール、スランゴール州、ペナン州、ペラ州、サバ州。 導入後の12月下旬から今年の3月20日までに207件の逮捕をしたと、警察庁の幹部は語る。

ナジブ首相は、犯罪防止の第2弾としてさらに 1千台のバイクパトロールの導入を発表しました。警察庁幹部によれば、「サラワク州など他の州に導入します。」 バイクパトロールユニットに用いられるバイクはその大きさと機能性から、Kawasaki ninja 250R と決まっています、「このバイクチームは民衆から大変目につくのです」 「バイクパトロールのメンバーはそれぞれ1台のバイクを割りあてられ、他人と共有しません」

警察への通報に対する反応時間は、バイクパトロールチームの登場で短くなりました。「バイクパトロールチームは住居地において住民と警察間の隙間を埋めることができるでしょう」 と首相は演説する。

(Intraasia 注: ひったくりや空き巣や強盗などの犯罪が数多くの地域で本当に多いので、警ら活動としてこういうバイクでのパトロールは大いに歓迎するところです。 いわゆる白バイは交通警察と警備警察ですので、住居地の警らは行いません)

【ペナン島の海岸でクラゲが発生】
ペナン島の海ではクラゲが大発生しています。 ペナン島で15年ぶりに開催される国際トライアスロン大会では、会場のTeluk Bahan 海岸ではクラゲ防止のために長さ1メートル、幅7メートルの網が水中に張られました。大会主催者は網にRM 4万を費やしただけでなく、クラゲを捕まえる専門家も雇いました、「遠泳の海域にクラゲが入り込まないように我々は最善を尽くしています。」 と海難救助隊の会長は言う。
水中に張った網を潜り抜けてきたクラゲを既に7匹捕まえました。

(Intraasia 注: 昨年久しぶりにTeluk Bahan 海岸を訪れた時、1990年代に比べて非常に変わったことを実感しました。自然公園も整備されましたよ。)

【マレーシア国内で販売されたハイブリッド自動車の台数】
マレーシア自動車協会が発表したハイブリッド車の数字です。
2012年の販売台数 15355台、2011年は 8334台でした。 参考:2012年の総自動車販売台数は 627753台です。
ハイブリッド車のメーカー別台数:Toyota 5653台、プラス Lexus が 979台、 Honda 8712台、 Porshe 11台、 

2013年予算では、 2000cc 以下のハイブリッド車と電気自動車の輸入税と物品税は 2013年末まで免税となっている。

【タイ深南部での日常的な爆弾と銃撃によるテロ活動】

タイ深南部のパッタニー県で 軍隊兵士2人が殺され4人がけがをしました。

兵士のグループが仲間の葬式に向かって道路を走行中、路上にあったバイクの仕掛け爆弾がさく裂し、さらに銃による攻撃を受けました。警察は、武装反抗グループによる攻撃だと見なしています。
深南部の不穏化状況を鎮めるために、タイ政府側と反抗組織の1つとの間で、クアラルンプールにおいて1日だけ話し合いがもたれました。両者は 4月末にも会合を持つことに同意したとのことです。とりたてて問題打開にはならないが、話し合いは信頼を築くものだとしています。

しかし、話し合いに同意したのは1つの反抗グループ組織の年長者たちなので、この年長者らが深南部で実際にテロ攻撃を続けている若い者たちを抑えることができるかには、専門家筋から疑問が出ています。
深南部3県では日常的といえるくらいテロ、爆弾、銃撃などがいくつものグループによって行われており、その正体は依然として明らかになっていません。
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3月30日のマレーシア記事

【 Iskandar Malaysia が目指すもの】
Iskandar Malaysiaの設立が発表されたのは2006年の終わりです、それ以来政府はRM 73億を割り当てて、2025年までに国際的に堅固で維持可能なメトロポリスを目指して開発と転換にまい進しています。総面積がシンガポールのそれの3倍にもなる Iskandar Malaysiaは内外からの巨額の投資を引き付けており、2012年末までに約束された投資の総額はRM 1060億になります。2012年12月時点で、実際に投資された額はこの41% とのこと。

投資約束額を分野別に割合を示すと:
製造業 33%、不動産 33%、 政府 6.9%、電気水道など 9.0%、 石油化学 5.3%、 港湾流通 3.5%、観光 2.0%、 その他 (石油化学の中には、Idemitsu, Hitachi Chemicla のような日本企業名もある)

Iskandar Malaysia内の人口と1人当たりの国内総生産高: 2006年時点で 160万人、US$14790, 2025年の予想数値 300万人、US$31100 
Iskandar Malaysiaの目的に向かって運営し責任を持っている機関は、国の設立した法人である Iskandar Regional Development Authority (IRDA) です。

Iskandar Malaysiaにおいて、これまでに創出された職は 55万人分になる。 その内製造業分野とサービス業分野で 39万人分だと推定される。実際にその職が充された率は40%を切る。
最大の雇用分野は電子電機・石油化学分野の 47%です、次いで食品と農業加工分野が10.4%。

Iskandar Malaysiaで既にオープンした観光娯楽施設:Legpland, Puteri harbour Family Indoor Theme park,

(Intraasia注:ジョーホール州南部の経済開発地域Iskandar Malaysia はまこと頻繁にニュースになります)

【ペナン州本土側  Seberang Prai では種々の不動産がこの数年値上がりし、今年も同様に期待される】
(ペナン州本土側を Seberang Prai と呼びます)

Seberang Prai での不動産価格は今年 平均して10%ぐらい上がるだろうと、有名な不動産コンサルト会社Henry Bucher の幹部が新聞社とのインタビューで語る。 「不動産価格上昇は住宅、オフィス用、工業用地、空き地など全てに関係する。」 「Bukit Mertajam での2階建てテラスハウスの価格は1年前はRM 35万だったが、現在ではRM 38.5万になっている。10%上昇したわけです。バタワースのMegamallの地上階テナントロットは1平方フィート当たりRM 500から600です、こちらは過剰供給のために2年程あまり変わっていない。」  「工業用土地も2年前より15%上がって1平方フィート当たり RM25-30です。」

Seberang Prai での不動産価格は2011年に15%ほど値上がりしました、2012年は 10%ほど上昇しました。「2013年は10%の上昇が期待される。」 「この3年は Seberang Prai の不動産で最良の期間であったと言えよう。それ以前は年率で一桁パーセントの値上がりしかしなかった。」 「 Seberang Prai での新しい傾向は、良い施設を備えたコンドミニアムの開発です。 今年計画されている新規建設コンドには、Jalan Uda での Camelia Park 、Kampung Baru でのBerjaya コンドミニアムなどがある。 Camelia Park はユニット数 127で総開発費 RM 4千万です、販売額は1平方フィート当たりRM 250になる。 Berjayaの方は 147ユニットで 販売額は1平方フィート当たりRM 290になる。」

「既に建設されたコンドミニアムに関して、Park View Tower は1平方フィート当たりRM 230です、2年前はRM 180だった。 新しいコンドミニアムでは、Sea View Tower はRM 280で、Ocean View Tower はRM 350で販売されている。数年前よりずっと値上がりしている。」

「工業用地に関して、例えば Boon Siew Honda Sdn Bhd はBatu Kawang 工業団地にRM 2億の工場建設が最近始まった。1100人の求人が期待される。」 「Bukit Mertajam の準一軒家プロジェクト BM Impiana では1軒の価格RM 100万から60万ぐらいです」
ペナン州全体の不動産取引において、2012年9か月間を見ると、本土側が約4割を占めます、島部が6割となる。

(Intraasia 注:ペナン州は不動産開発の人気地の1州ですから、景気の良いニュースがよく載る。見込み通りにことが運べば、確かに銀行に定期預金するよりずっと高率の見返りになる、この記事でも触れられているように。しかし不動産購入者、投資者の全員がこうはならないことは言うまでもないはずですけどね、不動産業界人がニュース源ですから、損する、減少するといった負のニュースが現れるのは際立て少ない。1平方フィートを11倍すると1平米になる)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 321.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 302.3 を入手します。

3月29日のマレーシア記事

【スバンジャヤ市で、無免許営業のバーとマッサージ店を取り締まり、違法活動の中国人及びベトナム人女性を逮捕】
スランゴール州のスバンジャヤ市にあるバー2軒を、スバンジャヤ市庁取り締まり部門と警察が合同で取り締まりました。
両店とも営業免許のない違法営業店であり、ホステスとして働いていた中国人女性13人と店の世話役2人を逮捕しました。

一般からの通報によって、市庁と警察の25人からなるチームは深夜、スバンジャヤ市Puchong地区の2軒を捜査し、労働許可証を持たない(違法者の)中国人女性を逮捕すると共に店内を封印しました。警察は女性らが売春活動に従事していたかを調べています。 スランゴール州の条例によれば、違法営業条例を適用されて最高罰金額RM 25000になるとのこと。

(Intraasia 注:一般に違法労働の中国女性は自国送還となる、 店は罰金を払うだけであり、持ち主になんら実罰が下るわけではない、真のオーナーにとってこの程度の罰金など痛くもかゆくもないでしょう。ということで、この種の怪しげな店は次から次と開店し、取り締まられればまた別の場所で開店する、といういたちごっこです。中国人からやって来る女性の斡旋ルートは確立しているので、そういう店で働きたい女に不自由はしない)

スバンジャヤ市庁は警察の協力を得て市内Puchong 地区にある 2軒のマッサージ店を取り締まりました。
21名から成る取り締まり部隊が午後3時ごろ訪れた時、1軒の店内では全裸の女性が客の男性に”マッサージ”を行っているところでした。彼女はあわてて服を着て逃げようとしました。

別の店では取り締まり部隊が店内に踏み込んだとき、マッサージ役のベトナム女性と客が性交中でした。2人はあわてて逃げようとしたとのこと。 部隊はトイレにコンドームを発見しました。

両店とも営業免許のない違法営業店です。この取締では少なくとも 3名の(違法)ベトナム人女性と店に世話役1人を逮捕しました。 店内で不道徳行為が行われているとの一般通報によって、当局は取り締まりを行いました。

(Intraasia 注:Puchong 地区はこの種のいろんな風俗活動でよく知られた場所の1つです。取り締まりで違法活動の外国人は逮捕され、マレーシア人の店の監視役なども逮捕される。でも客は調書を取られるぐらいです。 大衆紙にはこういった取り締まり記事が写真付きでしょっちゅう載ります。この2つの記事のようなことは別に珍しいことでありません)

【CIMB グループが韓国でも証券業に乗り出した】

CIMB 銀行グループは韓国での投資銀行ビジネスと証券業に乗り出しました。

同グループは韓国の当局から証券仲買業務の免許を既に得ました。 CIMB Korea はアセアン(ASEAN)の金融機関として初めて、韓国当局への申請を通じて証券仲買業務の免許を得たことになります。「我々の北アジアでの投資銀行ビジネスを引き続き拡大するものです。日本を除くアジア太平洋地域での主要市場を全てカバーすることに近づいていきます。」 とCIMBグループの最高経営責任者は声明する。 

CIMB Korea は39人の職員からなり、主要な28銘柄の韓国株式を扱っています。 2013年の第3四半期までに銘柄数を80に増やす予定です。

CIMB 銀行グループはアセアン(ASEAN)の有数の総合銀行の1つであり、商業銀行、投資銀行、イスラム金融、資産運用、保険商品を提供しています。 CIMB はアセアン(ASEAN)内の8か国に現地法人・支店を有している。アセアン(ASEAN)外にもビジネス拠点があります。 CIMB のアセアン(ASEAN)における支店網は 2012年末で1千店をこえました。従業員総数は 17か国で42000人になります。

CIMB の翼下にある 3大銀行名ブランドは CIMB Bank, CIMB Investment Bank, CIMB Islamic です。 CIMB がそれぞれ持つ株式比率は、インドネシアのBank CIMB Niaga で98%、タイの CIMB Thai で93% です。

(Intraasia 注:マレーシアの2大銀行グループの1つCIMB はアセアン(ASEAN)各国に積極的に進出しています。)

【台湾に留学するマレーシア人学生が増えている】

マレーシア台湾留学生総連合の会長によれば、2013年の台湾留学のマレーシア人学生は8千人を超えているとのことです。
マレーシア人留学生の数は近年さらに増加しており、2013年はこれまで最多数になる見込みです」

(Intraasia 注:もちろん台湾留学のほとんど全てが華人だろうと思われます。中華独中の卒業生が台湾留学の多数派を占めますね)

3月28日のマレーシア記事

【マレーシアも領土主張するスプラトリー諸島の一部に中国海軍が演習で上陸した】
(南シナ海の Spratlys 諸島(南沙諸島)は、以前からマレーシア、ブルネイ、フィリピン、ベトナム、台湾が領土・領海内であるとそれぞれ主張している。それに対して中国は、大昔からSpratlys 諸島(南沙諸島)の辺りは全て中国の領土領海であると、他国の主張を一蹴しています。当新聞の記事では1990年代からこの問題を伝えてきた。

一方 Spratlys 諸島(南沙諸島)とは別に、もっと北にある西沙諸島に関しては、ベトナムとフィリピンが領土であると主張し、それに対して中国は両国の主張を無視して領土扱いしているので、この1,2年ベトナムまたはフィリピン対中国との小さなこぜりあいが起きているそうです)

Spratlys 諸島(南沙諸島)は、中国の主張では最も南方の中国領海、領土になる。そのSpratlys 諸島(南沙諸島)の最もマレーシアサバ州寄りの海域にある、James浅瀬 を中国海軍の艦艇がいわば象徴的に訪れました。これは中国海軍の軍事演習の一環としてであり、上陸用の水陸両用艇と航空機が関わりました。この軍事演習は23日から始まって数日間続きました。演習は中国の領土領海の強い主張を高姿勢で示すものであり、地域の緊張を高めるものです。

演習の中で、26日に James浅瀬で行われた儀式には水陸両用艇に載った兵士が加わった、と中国の新華社通信は報道しました。半ば水面下にある岩礁である James浅瀬 は、サバ州海岸からわずか80㎞の距離にある、一方中国本土からは1800㎞も離れている。
2010年に中国はこの James浅瀬に記念碑を建てて、中国領土であることを宣言しています。Spratlys 諸島(南沙諸島)などの海域は良い漁場と言われています。

中国海軍による今回の演習とJames浅瀬への上陸は、近隣国家が明確な施設を設けているJames浅瀬の近海の島々に入ったわけではありません、また近隣国家から直ちに反応が起きてもいません。しかし複数の国家が主張が交差する海域で演習が行われたということです。 「この戦略は重要だ、中国の主張を象徴的に宣言する、それによって中国は領海領土の主張を放棄することはないことを示している、」と北京大学の専門家は解説する。

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(Intraasia 注:何世紀も前や中世の時代の古文書を持ち出してどこどこは中国の領土であったという主張を適用すれば、南シナ海だけでなく中国の周りはほとんど全て中国の領海と領土になる、中国は古代、中世を通じて超大国であり、近隣を支配したからです。これでは現代世界のあり方は全て古代中世の秩序に従うことになり、極めて不平等で不公正なことになる。 
現代世界の領土領海は現代の理論を適用すべきであり、全てとは言わないが現実に支配する状況を重視すべきです。日本に関することでいえば、尖閣は日本支配下にあり、竹島は韓国支配下にあることはまず前提として認めることですね。 
添付した画像は画質が悪いので、皆さんには地図をぜひ見ていただきたいです、Spratlys 諸島(南沙諸島)は中国本土から1千キロ以上も離れた海域にある散らばった形態の無人諸島です、さらにこの記事にあるJames浅瀬はサバ州からわずか80㎞とのこと、そんな無人岩礁まで中国領土だと軍事力を背景に示されること自体、マレーシアにとって感情の上では認められないはずです。しかしアセアン(ASEAN)内で中国寄り姿勢を明確にしているマレーシア政府、多くの野党陣営、経済界、マレーシア華人界は声を上げない。それほどにもマレーシア経済に中国は重要だからです。
 ベトナムとフィリピンが西沙諸島で中国と言い争っても、マレーシアやシンガポールは何ら旗色を出さず、ひたすら話し合いを主張するだけです。そういう姿勢が結局のところ、Spratlys 諸島(南沙諸島)にも反映してきている。 サバ州からわずか80㎞、中国本土から1800㎞も離れた岩礁に中国海軍によって上陸されても、マレーシアは政府も野党も国論もこれを重大視はしないことははっきりしている。 増大する中国経済と軍事力の前に、アセアン(ASEAN)は有効な手を打ち出せないのです。 南シナ海の領土領海でアセアン(ASEAN)は声を揃えてあげないと、将来に禍根を残すことは間違いない。)

【KLIAで逮捕、起訴された麻薬取引の日本人女性の死刑判決は控訴審でも支持された】

2009年10月末に、クアラルンプール国際空港KLIAの税関検査で日本人女性が麻薬取引の罪で逮捕されました。

その後起訴されてシャーラム高等裁判所で(一審となる)裁判が始まりました。被告はドバイからクアラルンプールへ飛行した際、現金を友人に手渡し、復路の携行カバンには衣服だけが入っている思った、と主張しました。しかし2011年10月に裁判長は、その主張は非論理的なうそだと退け、3.4kgのシャブに関わる麻薬取引罪で有罪、即死刑を判決しました。この女性、元看護士 39歳、はマレーシアでこの罪で死刑を宣告された初の日本人です。

被告はその後控訴しました。3人の裁判からなる控訴裁判所は3月27日、被告の訴えを退け高等裁判所の死刑判決を支持しました。 被告の弁護士は、被告から押収された麻薬と裁判所に提出された麻薬に相違があると訴えていました、「麻薬の重さが下級裁判所に係属された時点で変更された。」 しかし控訴審判事は、弁護士にその論理を裏付ける理由を提示するようにと告げました。

被告側は連邦裁判所に上訴することになるようです。

(Intraasia 注: 受け取った荷物の中身をよく知らないという言い訳は、麻薬取引で逮捕された容疑者の一般的な発言であることはこれまでも報道されていることです。 被告の氏名は新聞には書かれています。麻薬種によって重さは違うが、ある一定量をこえて保持していると麻薬取引と見なされます。微量の麻薬使用とは適用される罪名が違うのです、そして取引の場合は有罪即死刑になる。)

3月27日のマレーシア記事

【都市部にも 1Malaysia Internet Centreを100か所設置する】
政府の推進する 1Malaysia Internet Centre プログラムの下で、これまでに田舎部に 306か所のセンターが設置されたとのことです。 そこでこのプログラムの下、今度は都市部にセンターを今年 100か所設けます。

都市部の1Malaysia Internet Centre プログラムは、2013年予算案で発表されたもので、低所得層が高速インターネットサービスにアクセスできるようにする、情報通信分野で訓練を提供する、ための施設です。
都市部で初のセンターとなる 1Malaysia Internet Centreがクアラルンプールの Pantai Dalam 地区の Seri Pantai 公共住宅に設置され、情報コミュニケーション文化省大臣と連邦直轄領・都市部福利省大臣が開所式に出席しました。「住民2万人がこの施設の恩恵を得るでしょう。」

1Malaysia Internet Centreでは、利用者は登録料 RM 5が必要です、ネット接続には30分間無料の後1時間に付きRM 1の料金がかかる。 子供の場合はRM 50セントです。

(Intraasia 注: 要はネットに接続する、利用する意思があるかであり、設備は二次的なもののはずです。そのためにセンターはネットを知らない、使わない人のための啓蒙施設であるべきでしょう。 都会にはいくらでもインターネットカフェがある、しかし1時間RM 1のような低料金にはなりえない。 問題はこうした施設がきちんと維持され、管理されるかがその後検証されないことです。いったい誰が1Malaysia Internet Centreを管理し、日々運営していくかが重要ですが、その保障はない。 なぜならそのためには多くの人手が要る、その予算はつくのか? 国がこうしたことに乗り出しても、その運営までは手が回らないのは、これまでの例が示している)

【 halal 店舗情報を容易に得られるスマートフォン用アプリを開発した】
ムスリムはその居場所の付近に halal の飲食施設があるかをスマートフォンを使って容易に検索できるようになりました。

これは、イスラム発展庁JAKIM は、民間会社 Syarikat Malaysia Microelectronic Solutions Sdn Bhdと共同でスマートフォン用のアプリを開発したからです。 このアプリ " Halal Square”と” Halal Inside" では、マレーシア国内と国外の halal 飲食店を検索できます。「" Halal Square”アプリを使うと、スマートフォンの利用者が (検索した)そのhalal 飲食店から半径500m以内にいると、携帯の振動機能によって通知されることになる。」 と内閣府のイスラム教担当大臣は語る。 「” Halal Inside"アプリでは、halal 飲食店の情報とそこを訪問した話題を世界中の利用者に提供します。」

それを開発した会社の最高経営責任者は説明する、「この2つのアプリはマレーシア国内だけでなく、他国でも利用できます。それはJakim の承認を受けたHalal認証機関からhalal 認証を得た国です」 「2つのアプリは無料でダウンロードできます。」

(Intraasia 注:マレーシア語原文の一部によくわからない部分があるので、訳中にちょっとおかしな箇所があることを承知してください。  それはとして、より純粋なイスラム化の流れが強まる中で、halal に関する知識・情報と認証が以前よりずっと普及してきたことを反映したものですね。 halal の認証は既にJakimだけが行う権限を持ち、ムスリム国民の間にhalal 意識を強める啓蒙を行っている。 そうした21世紀の潮流の中で、halal 情報は今やスマートフォンを通しても容易に得られるということを強調する記事と言えます)

【摘発された麻薬取引グループは手りゅう弾や手製爆弾まで保有していた】
ジョーホール州警察の長によれば、ジョーホールバルで最近活動を始めたばかりという麻薬取引グループが警察に摘発されました。

「ジョーホールバルのアジトを捜査して32歳から44歳までの3人を逮捕した。」 「その際、手りゅう弾個、自家製爆弾 2個、拳銃2丁、水中銃、 450発の弾丸などを押収した。その他にも複数のモデルガン、手錠、種々の麻薬 RM 41万相当も押収した。」 グループがこれらの武器で何を計画していたか、どこから入手したかを警察はまだ捜査中です。

「このグループはエクスタシー、ケタミン、シャブなどをマレーシア市場に売っていたようだ。それ以前にクアラルンプールで活動していたかはわからない。」 「容疑者はいずれも麻薬使用で陽性反応が出た、さらに犯罪歴もある。」

(Intraasia 注:警察がマークしている大きな犯罪組織でなく比較的小さなグループでも、こうした武器や爆発物を入手できるらしいことを、いろんなニュース記事から感じます。手りゅう弾や数百発もの弾丸がマレーシアのアンダーワールドでも取引されているんだ)




3月26日のマレーシア記事

【マレーシアへ密輸する麻薬運び人の主たる国籍が、ナイジェリア人とイラン人からインド国籍人に替わった】
警察の麻薬取り締まり部門の長が説明する、「マレーシアに麻薬を持ち込む麻薬運び人に関して、2011年と2012年はイラン人とナイジェリア人が多数を占めた。ところがその数が突然ぐっと減った。替りに今年初めごろからインド国籍人の麻薬運び人数が急に増えた。警察が推測するに、ナイジェリアの麻薬組織はインド人と手を組み始めたようだ。」

「イラン人に関しても同じとは思えない、なぜならイラン人麻薬組織はこれまでも同国人以外は使っていないからです。だからイラン人の麻薬運び屋が急に減った理由はよくわからない。」 「各国の麻薬組織の扱う麻薬種において、インドの麻薬組織は伝統的にクタミンを主に密輸し、イランの麻薬組織はメタンフェタミンを主に密輸し、パキスタンの組織はヘロインを主に密輸する、一方ナイジェリア人組織はいろんな種の麻薬を扱う。ナイジェリア組織はどの国の人間ともうまく付き合っている。」 「マレーシアを含めて世界各国の麻薬取り締まり当局は、ナイジェリア人の評判をしっており、監視している。 麻薬運び屋が捕まることを避けるために、ナイジェリア人組織はいろんな国籍人を使う、とりわけ女性を運び屋に使う。」

「インド国籍人の麻薬組織は、航空旅客のカバンに秘密の場所を設けて密輸する、パキスタン人組織は海路を使いがちだ。」

マレーシア警察が2012年に麻薬運び容疑で捜査した容疑者数は 3万人でした。「今年2か月間で摘発した麻薬製造工場の数は 6つで、32人を逮捕した。」

(Intraasia 注:捕まっても捕まっても、麻薬組織は意に介さないようで、それだけ下っ端になりたい人間はいくらでもいるということでしょう)

【設置発表されたばかりのサバ州東部特別治安地帯の構成】

サバ州東海岸のLahadDatu地区へスルー武装侵入者グループが起こした大事件に対処するために、政府は先にサバ州東海岸に新たな特別治安地帯の形成を発表していました。

ナジブ首相がこのサバ州東部特別治安地帯の内容を発表しました。
サバ州東部特別治安地帯は10の行政上の自治体地区(マレーシアでは daerah と分類する)から構成される:Kudat, Kota Marudu, Pitas, Beluran, Sandakan , Kinabatangan, Lahad Datu, Kunak, Semporna, Tawau 

サバ州東部特別治安地帯はサバ州州首相を議長とするサバ州東部特別治安地帯委員会が管轄し、本部をLahad Datuに置く。委員会の構成員は後日に発表される。

(Intraasia注: サバ州は25の daerah から構成される。 その内の10 daerah が特別治安地帯に組み込まれた。 少し意外なのは Beluran, Sandakan , Kinabatangan という 広義のSandakan地方 及び広義のKudat地方までも組み込まれたことです。 この10 の daerah の合計面積は、人口密度が低くても大面積の地区もあり、かなり広大であり、サバ州の東側ほとんど全部といえるくらいです)

【携帯ネットワーク TuneTalk】
携帯電話ネットワーク会社のTune Talk は、海外ビジネス展開としてアセアン(ASEAN)内でSIMカード発売を計画しています。 Tune Talk利用者はそのSIMカードを使えば国外通信を安価に行えるようになります。
Tune Talk最高経営責任者によれば、そのSIMカードでの国際通話における課金は国内料金と同じになるとのことです。

マレーシア企業である Tune Talkは近い将来 ラオス、フィリピン、インドネシア、ミャンマーでプリペード通話サービスを始める予定です。同社はつい最近タイで 3Gサービスを始めたばかりです。「次のビジネス展開はラオスです。」
「Tune Talk は2012年の営業収入でRM 2億でした、2013年はRM 2.5億から3億を目指す。」 「Tune Talk利用者の現在数は70万人、これを2014年までに150万人に増やしたい。」

Tune Talkは独自の通信ネットワークを保有していない、仮想携帯ネットワーク運営会社です。同社は発足の2008年以来 Celcom Malaysia のネットワークをリース利用しています。「Tune Talkのプリぺードサービスはシンプルな音声通話とSMSであり、これは安価でシンプルなサービスを求める需要に見合っている」 と最高経営責任者。 Celcom はTune Talkの株式の35%を保有している。

(Intraasia 注:イントラアジアも使っているTune Talkです。まさに通話とSMSだけなら十分の安価なプリペードサービスと言える。音質はCelcom など3大携帯会社と変わらないはずです。 アセアン(ASEAN)諸国で使うときローミングすることなく、マレーシア国内通話並み料金になればより使いやすくなる)

3月25日のマレーシア記事

【ジョーホール州の最西南端岬の海浜を 405ヘクタールも埋め立てるプロジェクト】
(ジョーホール州のTanjung Piai(ピアイ岬)は、州の最南西部に突き出た岬地区です。緯度的にはシンガポール南部と同じくらいであり、シンガポール領海もすぐ近くになる。 ジョーホールバルのような都市部とはかけ離れた静かな地であり、漁業が主たる産業と言われている)

このTanjung Piai 沖の海を埋め立てるプロジェクトの契約を Benalec Holding Bhd が取ることが確実になりました。埋立てる海の広さは404ヘクタールになり、契約の推定価値はRM 25億から30億になります。Benalec Holding Bhdは上場しているマレーシア証券取引所に(Bursa Malaysia)にこれを通知しました。 同社が70%を持つ子会社が、ジョーホール州事務局と 1MY Strategic oil Terminal Sdn Bhd と契約を結んで、埋め立て事業を行います。その後同子会社は、石油貯蔵所及び民間波止場を建設し運営するためのこの埋立地を売却することになります。

 1MY Strategic oil Terminal Sdn Bhd は、Tanjung Piai(ピアイ岬)で石油貯蔵施設の建設、運営、維持を目的として設立された会社です。  この契約に関しての正式な売買契約は、細部を詰めることと条件に3か月以内に行われます。業界消息筋は言う、「売買契約が結ばれると、環境影響評価が実施される、それは典型的に半年かかる。それが済めば、実際の工事が開始される。」

「プロジェクトの第1段階は対象の404ヘクタールを全て埋め立てることになり、これには貯蔵タンクの建設が伴う。4年間ほどかかるでしょう。その後の段階で波止場のような関連施設が建設されるでしょう。」 と消息筋。

Benalec Holding Bhd がこの件を発表したのは、アラブ首長国連邦がIskandar Malaysia 内の2つのプロジェクトに総額RM 390億の投資を約束したニュースに重なります。この2つのプロジェクトの一部としてTanjung Piai に最高 RM 210億の戦略的石油備蓄施設の建設が計画されています。この投資約束の調印式には、ナジブ首相と、アラブ首長国連邦の皇子が立ち会人として同席しました。

Benalec Holding Bhd は2012年9月にジョーホール州政府と土地開発特権の契約を結びました。環境影響評価試験はまだ続いています。同社の役割は埋め立てして、インフラ事業を行い、準備を整えた土地の買い手を探すことです。今回契約が結ばれる 405ヘクタールは、同社がTanjugn Piai 沖を埋め立てる1410ヘクタールの一部です、さらに同社はPenerang沖でも712ヘクタールを埋め立てる権利を擁しています。

(Intraasia 注:Iskandar Malaysia で進行中または計画される、典型的な巨大プロジェクトの1つですね。 これまで豊かな自然が残っており漁業で暮らす漁民が生活しているといった記事を以前特集していたのですが、この同じ新聞は政府も後押しする巨大開発には何も言わない。 こうして次から次へと、ジョーホール州のいろんな地が巨大開発で変転していくことになる。もちろんそれに見合った多大な経済効果が期待されているからです。環境影響評価は法定されているが、それによってプロジェクトが影響を受けるようなことは全然想定されていないでしょう。初めに開発ありきですね)

【ナイトクラブでオリの中で踊るセミヌードの女性ホステス】
読者からの情報で記者がクアラルンプールにある2つのナイトクラブへ潜入しました。

この店内では大きな“オリ”が設置されて、その中で半裸姿の女性が踊っています。 消息通によれば、平日にもっと客を引き付けようとしているとのことで、ショーはある特定日だけに行われ、午前0時半に始まる。この催しは昨年から人気を呼んでいるとのこと。 10人ほどの女性が舞台に出ると、客が好みの女性を選ぶ、そしてオリに入って一緒に踊る。 客がある酒を買うと女性がストリップをすることもある。

消息通の説明によれば、マレーシア女性もいるが多くはタイ女性だとのこと。 もう一つの店では、バーテーブル上でストリップを行っていました。

(Intraasia 注: マレー大衆紙が得意とする?、パブ、ナイトクラブ、カラオケ、マッサージ店などを訪れてリポートする記事です。 この種の風俗的ビジネスは東南アジアで探せばいくらでも見つかりますが、マレーシアでも警察などの取り締まりの下で鬼ごっこ的に行われているということですね。そういう遊びをしたい男がいれば、金を稼ぎたい女も集まってくる、それで商売繁盛させたい店には事欠かない)

【スルー武装侵入者に対する掃討作戦の困難さ】
サバ州東海岸のLahad Datu地方に潜入した、スルー武装侵入者の残党に対する掃討作戦は続いています。

Tanjung Batu村でまた治安部隊は残党と交戦しました。 その後賊のいた家から女性と2人の子供を含んだ4つの遺体が見つかりました。この交戦で治安部隊の1人と子供1人がけがをしました。
陸軍司令官によれば、「賊のいた家からは食料も見つかった、彼らは2,3人の少人数に分かれて行動している。」

マレーシア陸軍退役者部門の長官は語る、「村人のほとんどはフィリピンからやって来たスルー人の末裔で、サバ州に長く住んでいる。治安当局は本当の村人と侵入者との見分けを慎重に行わなければならない。」 「武装侵入者への食糧供給の道を絶たねばならない。 彼らを孤立させて村人からの支援がないようにしなければならない。」 

(Intraasia 注: スルー武装侵入者グループの残党はまだかなりいると見られ、実際に時々交戦も起こっている。すでに1か月半以上も経ちながら、一掃できない。 残党者はまさにサバ州のスルーコミュニティーの中に紛れ込んでいるかのようであり、だからこそ食料もえることができる。 数では圧倒的に多いマレーシア治安部隊もこういった状況下では残党者の根絶は非常にたいへんだと思われる)

3月24日のマレーシア記事

【クアンタンに中華独立中学校を設立するための募金活動大晩さん会】
クアンタンにクアンタン中華独立中学校を設立するための募金活動である大晩さん会が、クアンタンので土曜日夜市内の屋外スタジアムで開催されました。参加者は1万人を超えたようです。

この集会にナジブ首相が賓客として出席し、政府がクアンタン中華独立中学校の設立に同意することを示すとともに、国からクアンタン中華独中設立基金宛に寄付するRM 300万の小切手を手渡しました。与党馬華公会に属する観光大臣や保健大臣も出席しました。

この晩餐会の催しの長を務めた、華總の会長がRM 50万、華人財閥のParksonのオーナーがRM 50万を基金に寄付しました。

この晩餐会のハイライトは香港映画界のスーパースター成龍(ジャッキーチャン)がわざわざ来マレーシアして出席したことです。クアンタン空港に着いたジャッキーチャンは警察の厳重な警備を受けて、VIB待遇で会場に到着しました。その後彼は特設舞台上でナジブ首相といっしょに登場し、歌も歌い、会場での募金活動に協力しました。

この晩多くの人と活動から集まった募金額はRM 1350万に達しました。これ以前にクアンタン中華独中設立基金が集めた募金額と加えると、現時点でRM 1950万が集まりました。目標額はRM 3000万です。
会場では参加者用に1千卓ほどのテーブルが並べられ、いくつものレストランがそれぞれ200席ほどのサービスを請け負いました。

(Intraasia 注:華語紙は当然ながら第一面で大々的に報道しています。マレーシア語紙は第一面では扱いません。 この催しは極めてマレーシア華人界らしい催しです。資金力を生かして大晩餐会を開催し、参加する華人から独中設立の募金を募る、人脈と資金力で香港スターをこのために招待する。もちろん参加者には大いに受ける。 華人界は独力でクアンタン中華独立中学校を設立することになるが、そのためには政府の許可がいる。ナジブ首相とUMNO与党は華人界からの支持と票を期待して、この種の催しにもいくつか賓客として出席してきました。今回がその最後らしい。 こうしたことは政府からの華人界の華語教育への承認を示すことにつながる。 こうして華人界と政府与党の両得関係を築きたい狙いです。なお民聯 (Pakatan Rakyat) 勢力の華人指導層はこの催しには関与していない。 マレー人界もいろんな催しを行うが、独自の資金だけでこんな派手な金のかかることはできない、マレー界はもっぱら国などからいかに公的資金を出させるかが主眼となる)

【今後も建設する空中歩道】
(クアラルンプールの中心部では空中歩道(Skywalk) が既に数か所に建設されました: 冷房付の豪華な Pavilion -KL会議展示場空中歩道、 LRTのPWTC駅- Putraバスターミナルの空中歩道、Sultan Ismail 空中歩道 )
観光大臣はこれを自慢して語る、「我々のインフラが観光産業を切り開いていることは確かです。」 

クアラルンプールでは新たな空中歩道(Skywalk)または屋根付き専用歩道 を4本建設することが計画されています。建設開始は今年中に始まる予定です。
Pudu Sentral Walkway : Plaza Rakyat - Pasar Seni LRT駅、 Bandaraya Walkway : Bandaraya LRT駅-Sultan Ismail Walkway,  Wangsa Walk: Wangsa Walk モール - Seri Rampai LRT駅、 Wangsa Maju Walkway : TAR College- Jusco Wangsa Maju -Wangsa Maju LRT駅)

(Intraasia 注:空中歩道は確かに良い、結構なことです。街歩きが人よりずっと多いイントラアジアはおおいに歓迎します。 バイクも走行する、歩きにくい歩道よりはるかに快適で安全です。「みんなのマレーシア写真アルバム」に空中歩道の写真を載せていますのでご覧ください。 特にPudu Sentral Walkwayには期待したい。 なおWangsa Maju WalkwayとWangsa Walk は中心部ではないので、恐らく屋根付き歩道になるのではないだろうか。 クアラルンプール市内では20年前に比べて歩道整備は格段に進んだ。しかし問題はバイクが走行する、歩道上で商売や駐車が行われている、といった障碍が多いことです。とりわけ歩道のバイク走行は警察が取り締まらないので、至る所で行われている)

【レストランの求人広告から 】
 Hokkaido Ichiba (北海道 市場) -最高水準の日本料理
Gurney Paragonで今年7月から 北海道市場が正式に営業を始めます。

レストラン経理マネージャー、 サービス員とそのリーダー、 寿司シェフ、 コック、コック見習い
面接で合格した者は、クアラルンプールの支店で3か月間訓練を受けます。

(Intraasia 注:ペナン発行の華語新聞を読んでいたら、たまたま目に入りました。Gurney Paragon はペナン島のショッピングセンターです。ほー、北海道を店名に付けているんだ。)

3月23日のマレーシア記事

【商業車両の運転手への対応策を厳しくすると、SPADが表明】
陸上公共交通委員会は(SPAD) は公共交通機関における運転免許条件を来月から改定することになります。この改定の対象には、バス運転手から始まってその後タクシー運転手とトラック運転手にも広げる、と委員会の議長。

「安全と健康と環境の行動規範に違反した運転手には今後素早い対策がとれるようになった。運転手はこの行動規範に違反しておれば、法律を犯し条件に違反していることになる。委員会はそういう運転手の免許証を停止や取り消したりすることもできる。」  4月から、スピード違反、車をきちんとメンテしない、長時間ドライブの後休憩をとらないといった違反に対して、委員会は運転手の免許停止や取り消しをできることになる。

「安全と健康と環境の行動規範では、バス運転手は4時間の運転後は30分の休憩が必要、毎年の健康診断に問題ないこと、車輛を毎日点検すること、定期的な訓練に参加することなどが定めてあります。」

2011年に公共交通機関の関わる交通事故が44万8千件発生しました。これは2010年より8%の増加でした。

(Intraasia 注;バス運転手でもタクシー運転手でもトラック運転手でも、違反行為に対する罰則が緩く、ほとんどが罰金でかたがついてしまう。減点式の点数うシステムはあるが、どれくらい機能しているか大いに疑問です。免許停止や取り消しはその人の仕事に影響あるとの理由でまず行われない。事故や危険を運転を犯しても、罰金程度で済んでしまう甘い対応があり、社会もそれを許している。だからマレーシアの交通事故は一向に減らない。 運転中に携帯電話しているバスやタクシーやトラック運転手は珍しくない)

【マレーシアを基盤として発足した Malindo Air が路線を開設した】

(インドネシアの最大民間航空Lion Air がマレーシア側から51%の資本を入れて合弁会社として2012年に発足した) Malindo Airはごく最近 クアラルンプール -コタキナバル路線を開始しました。そして23日にクアラルンプール -クチン路線を開始します。

「これで我々は、Malindo Airは実際に飛行機を飛ばすことはないだろうと言う噂を否定したわけです。今後予定に沿って進めていきます」とMalindoAir の最高経営責任者は語る。 当初MalindoAirの飛行開始は2013年5月に予定されていましたが、それを早めました。現在同社は 2機の航空機(B787-900 機)を保有しており、年度末までに12機の保有になる計画です。

Malindo Airはプロモーション運賃として、KLIA-コタキナバル RM 68、KLIA-クチン RM 38を期間限定で提供しています。 Malindo Airは今年12の路線開設を目指しているとのことで、さらに2年後ぐらいのめどの路線展開として、インドネシア、中国、日本、韓国などへの開設を歌っています。

(Intraasia 注:ニュース価値として、発足した昨年は大きな扱われ方でした。最近はそれほどでもなく、今後実際にどういう運行して、どのように路線を開設していくかですね。プロモーション運賃は単なる客寄せですから、こんな低運賃で長期間運行できるわけがない)

【ペナン州州政府に反対する諸グループがKomtarまでデモ行進】
ペナン島ジョージタウンにあるKomtar ビルにはペナン州州政府が入居しています。

2つの互いに関係のない、非政党グループが別々にKomtarまでデモ行進しました。1つは種々の団体からなる、ペナン州政府の政策に反対と不満を示すグループです。
もう一つはペナン州首相が、マレーシア語のキリスト教聖書で イスラム教のAllah という言葉を使っても構わないと発言したことへの抗議を示すためです。
いずれも警官隊が警備して、デモ隊はKomtar 内には入れませんでした。

(Intraasia 注:総選挙前でいろんなことが政治がらみです。この種の団体はどれくらい純粋に非政治的団体なんだろう、裏で糸を引いてる人たちもいないとも限らない。 また聖書でAllah という言葉を使うことに強く反対する人たちの思考は、政治的立場とは別のところにあり、ムスリム界の中にある守旧的潮流を示すもののように見える)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 321.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 305.3 を入手します。

3月22日のマレーシア記事

【フィリピン人スルー武装侵入者に対する起訴を開始】
サバ州東海岸のLahad Datu 地区の寒村に侵入しマレーシア治安部隊と交戦した、フィリピン人スルー武装侵入者またはそのシンパの内、治安部隊に捕まったフィリピン人への起訴がはじまりました。
これまでに国家安全罪に対する違反で108人を逮捕しました。 その他いくつかの法令違反を適用して 268人が逮捕されました。

まず、サバ州タワウの高等裁判所で8人のフィリピン人が起訴されました。 4人は刑法のテログループに参加した罪で起訴され、有罪となれば無期懲役です。 2人は刑法の国王に対する戦争を仕掛けた罪で起訴され、有罪は死刑です。2人はテロリストをかくまった罪で起訴され、有罪となれば無期懲役です。被告からの抗弁はなされませんでした。

検察側のトップを務める司法長官は法廷で語る、「8人の被告中、究極的に死刑となるのは2人だけだが、人権の観点から8人はいずれも弁護士がつくことを検察は期待している。」 長官はさらに、今後徐々に彼らを裁判所で起訴していくと、語りました、「警察は捜査に時間がかかります。」

1人の被告は法廷で通訳を通して述べる、「テログループに参加するようにとある人から金をもらった。」 裁判長は4月12日からの公判を決定しました。

【公務員の新定年 60歳を選択する公務員は多くなさそう】

(国内の公務員数は110万人前後です)
公務員の人事雇用などを一手に扱う官庁、 公共サービス庁によれば、2012年公務員の求人総数は約5万人にあった、そして採用することができたとのことです。

今年はこの求人数が増えそうだと、サービス庁の長官は語る、「実施された60歳定年制によって60歳まで働く選択をする公務員が多くはないようなので、今年は5万人を超えるだろう。」

(Intraasia 注;60歳定年制でも自主選択であれば必ずしも60歳まで務めなくてもよい。ということは55歳で退職する選択者の方が多いということになる。 民間も60歳定年制に移行したばかりです。 55歳ではいかにも早すぎますよね)

【クアラルンプール圏で供給されるオフィスは床面積で十分な量を持つ】

クアラルンプール圏におけるオフィス用床面積の総供給面積が1億平方フィートを超えました(約909万平米)。これは東南アジアの大都市圏で最大の量になります。

不動産コンサルタント会社 Jones Lang Wooton が明らかにした数字では、バンコク圏が 8785万平方フィート、 ジャカルタ圏が 656万平方フィート、シンガポールが 6400万平方フィートです。
同社の定義するオフィス供給とは、オフィス用に建てられたビルで、一般的には5階建て以上です。

クアラルンプール圏に関して、「オフィス賃貸料の劇的な調整はないでしょうが、家主の中には賃貸のための奨励策を取り入れているところもある、例えば賃貸料無料の期間を延ばしたり。 オフィス用の供給が多いので、テナントは広い選択がある。」 市場に供給されたオフィス用床面積は、2012年は平方フィート674万でした。
クアラルンプール圏では今後3年間で新たに供給されることになっているオフィスの床面積は1800万平方フィートです。

(Intraasia 注:こういう情報だけ読んでも、具体的にどれぐらい過剰になりそうなのか、過剰とまではいえないが十分ある、といっようなことはわかりませんね。不動産は平方フィートで示すのが普通です、そこで11で割り算すると平方メートルの近似値になる)

【SPM試験の結果】

2012年のSPM試験の結果が発表されました。
受験者総数459118人です。 全科目で Aを取った受験者は 全体の3.4%(15793人)でした。

試験科目中、核となる科目は7つです:数学、英語、マレーシア語、歴史、倫理またはイスラム教、理科、
この内基準点に達したなかった不合格率が高かったのは歴史の 19.7%です。




3月21日のマレーシア記事

【中央銀行の年次報告書が示すマレーシア経済の好調さ】
中央銀行Bank Negaraが2012年年次報告書を発表しました。

総裁は語る、「2012年の経済成長率 5.6%を受けて、2013年も安定した成長を維持できる 5%から6%を見込んでいる。これは国内需要の強さと輸出の好調さを背景にしたものです。 今年の民間投資総額は15.6%の伸びを見ている。」 「最低賃金制の施行は所得増加にプラスの効果を与えるでしょう、失業率は3.1%に留まることが期待される。」 「消費者物価の今年の上昇率は2%から3%になるでしょう。」

「マレーシアはオープン経済です、それを支えるために十分に発展した外為市場を持つべきです。ただしリンギットを国際通貨にする意図はまったくありません。」

主要経済指標 2012年の速報値 -対前年伸び率で表示
国内総生産高GDP  5.6%、 消費者物価上昇率 1.6%、 国内総需要 10.6%、 民間消費 7.7%、 民間投資 22%、
公共消費 5.0%、 公共投資 17.1%、 輸出 0.1%、 輸入 4.5%
外国からの投資額 純流入額 RM 291億(GDPの3.1%)、外国への投資額  RM 510億、

(Intraasia 注:こうした数字に現れてきませんが、石油とガス産出国であることも大いに経済に貢献しています、それはとして物価上昇率とはいつもながら、実感とはかなりずれますね)

【米国人女性がタクシーとその一味に強盗強姦された事件のその後】
3月14日の記事で載せた、クアラルンプール郊外(スランゴール州に属する地区)で、米国女性が捕まえたタクシーによって民家へ連れて行かれて強盗と強姦された事件に関して、スランゴール州警察はこれまでに11人の容疑者を逮捕しました。「特別捜査チームを組織して捜査している。」と警察の長は記者会見で語る。

「これまでの捜査でわかったのは、強盗タクシー犯罪グループはスランゴール州で19件、クアラルンプールで18件などの犯行を重ねていた。彼らの犯罪スタイルはショッピングセンターや旅行者の集まる場所で、タクシー運転手役が客を待ち載せる、その後別の場所で男と載せる、それは仲間の一員です。その後タクシーは人里離れた場所へ行き、ナイフなどをその客に突き付けて強盗を働く。」  「警察はグループの全員を逮捕したと思う。」

(Intraasia 注:ショッピングセンターや観光地などの前や至近場所で、その場所自体がタクシー乗り場ではない、車を停めて客待ちしているタクシーには載らないこと。メーターを使わないのはいうまでもなく、あくどい運転手かもしれない。こういう基本的なことを守ってトラブルを避けようとしない人をよく見かける。 タクシーは人が並んでいる正規のタクシー乗り場、または走行しているタクシーを停めて乗ること。途中で 他の男が乗り込んで来たら即その車から降りる。相乗りタクシー自体違法行為です)

【キャメロンハイランドのイチゴ】

キャメロンハイランドは(野菜と花と紅茶の栽培で有名ですが、イチゴでも知られています)
イチゴ栽培は1970年代に Tanah Rata地区の農場で始まりました。良く知られた Raaju Hill イチゴ農園では1kgRM 30で販売しています、この価格は16年間変わらずとのことです。

国の機構であるAgro Malaysiaは説明する:キャメロンハイランドのイチゴ生産高は年間RM 7千万になる、しかしこの供給量は国内需要の30%にしかならない。そこでエジプト、韓国、オーストラリアから輸入している。
そこでキャメロンハイランドのイチゴ農園では、生産イチゴがなくなると、輸入イチゴを再販売することは珍しくないとのことです。

キャメロンハイランドのj訪問者は、8年前の年間30万人から現在では90万に増えました、これは GuaMusang- Simpang Pulai & Sungai Lipis ハイウエーのオープンが貢献しています。

一方キャメロンハイランドでの紅茶の栽培は1920年代に始まりました。現在では紅茶栽培兼紅茶販売ビジネス業者は 2つに限られます: BOH Plantations と Bharat グループです。
Bharat グループのトップは語る、「この10年間、紅茶農園での労働者不足に面している。 かつてキャメロンハイランドには4つの大手紅茶栽培者があったが今では2つに過ぎない。 紅茶農園はオイルパーム樹農園に比べて面積当たり10倍の人手がかかるとのことです。

3月20日のマレーシア記事

【外国人労働者に対する最低賃金制の実施は今年いっぱい猶予する】
国家賃金諮問会議が発表しました:中小企業は外国人労働者に対する最低賃金制を、2013年一杯実施しなくてもよい。最低賃金制が適用されているマレーシア人労働者については変更はない。

外国人労働者を雇う中小企業は、外国人労働者の賃金から人頭税と宿泊代とその他費用を差し引くことは許されない。最低賃金制を実施した雇用者だけが、外国人労働者の賃金からこういう費用を差引くことができる、その場合、人頭税は実際の金額であり、宿泊費は最高で月RM 50を差し引ける。ただし状況によっては、労働局は個々の雇用者側からの申請に基づいて月RM 50を超えて差引くことを認めることもある。

最低賃金制をめぐって、これまで中小企業界は実施を最低でも2年の猶予を要望していました。しかし今年からの実施を政府は決めました。 一方マレーシア労働組合会議は最低賃金制の実施猶予に反対していました。
現在の月の最低賃金は、・半島部:RM 900、 サバ州とサラワク州:RM 800

国家賃金諮問会議によれば、中小企業以外の企業でも、国家賃金諮問会議に充てた個別の申請で最低賃金制の猶予を申請できるとしています。

(Intraasia 注:最低賃金制の骨抜きということです。中小企業の製造業やサービス業ではとっくに外国人労働者が労働主力であり、その主力に実施を猶予するのは、最低賃金制の骨抜きです。高収入国家を目指すと言いながら、外国人労働者への扱いは目をつぶるという二重基準ですね)

【経済転換プログラムの年次報告書から】
ナジブ首相が推進する、経済転換プログラムに基づいて、年次発表される 2012年経済転換プログラム報告書が公表されました。 その中の数字です。
2012年は国内総生産高でも国民総所得の面でも好調に増加しました。政府歳入はRM 2070億に達した模様です。

1人当たり国民総所得
2009年 RM 20920=US$6,700、  2012年 RM31,131 =US$9970、
2020年までに1人当たり国民総所得をUS15,000 に引き上げるという目標は、早期に達成される可能性がでてきました

民間投資の分野 
民間投資は 2012年は2011年比で 22%伸びました、総額RM 1395億。 2011年は前年比で12%の伸びでした。 

株式市場
マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia) の上場株価総額は、2012年は対前年比で14%増加しました、 RM 1兆4700億。

財政赤字比率
国内総生産高に対する比率で、2009年は6.6%、 2010年は 5.6%、2011年は4.8%、2012年は 4.5%、 徐々に下がっている。 2013年の目標は3%です。

平均世帯所得
2009年 RM 4025、2012年 RM 5000

へき地,郡部のインフラを向上させる
24時間電力供給する地域の割合: 半島部 99.8%、  サバ州 88.7%、サラワク州 82.7%

(Intraasia 注:マレーシア経済は好調に成長していることは、誰もが認めるところでしょう。それはとして、いつも書くように、1人当たり国民総所得は統計のマジックであり、実際に国民1人の所得がRM 3万1千もあることにはまったくならない。平均所得よりも、中間値つまり下位50%と上位50%である真ん中の世帯所得がいくらであるかの方が実態を示す)

【TPP加盟交渉に日本が参加したことを歓迎すると、通産大臣】

日本がTPPへの加入交渉に参加を表明したことについて、通産大臣は歓迎の談話を発表しました。「アジア太平洋での主要経済国である日本が TPP加盟国となれば、TPPはさらなる価値を増すことになるでしょう。」 「日本の加盟交渉は、TPP交渉の妥結を遅らせることにはならない。」
マレーシアは既にTPP加盟国です。

【フォーミュラ1 マレーシアグランプリの宣伝から】
開催:3月22日から24日
Sepang サーキット間とのバス交通: SKYBUS 
KL Sentral 発往復切符RM 30、 KLCC発往復切符 RM 30、LCCターミナル発 RM 16、  片道切符はそれぞれ半額

3月19日のマレーシア記事

【KLIA クアラルンプール国際空港の今後の計画】
マレーシア各地の空港を保有し運営する、マレーシア空港持ち株会社の社長が明らかにした数字です。 
全空港の利用者総数は 6720万人でした。 その中でクアラルンプール国際空港 KLIAが扱う空港利用者数は 国内全体の空港利用者数の 60%弱です、国際乗客面では 85%、国際貨物面では84%も占めます。 

社長は語る、「KLIA はしばらくすると  エアポートシティーに発展的変転します。これは空港の次の局面としての成長です。 KLIA にMitsui Outlet Park KLIA が設けられる、 これは高級な日本的工場アウトレットパークです。」

(Intraasia 注: ここでいう KLIA はもちろんLCCターミナルを含む。現在の KLIAの最大のプロジェクトは新低コストターミナル KLIA2の建設ですね)

【STPM試験の結果が発表された】
(主として国立大学に入学する中学6年生が受験する)国家統一試験 STPM の2012年の結果が公表されました。
2012年の受験者数は51673人です。受験生は最高5科目まで受験でき、その内成績の良い4科目の得点を基にして、グレードをつけます(CGPAという)。 

「 受験した4科目または5科目で全部が合格点に達した受験者数は全体の47%でした、これは2011年より向上した、」 と試験委員会の長は講評しました。「公立中学校の生徒受験者において、4科目、5科目で全て合格点に達した率も向上して49.6%でした。 ただ都市部の生徒と田舎部の生徒の間の成績の差は依然として大きい。」 

2013年のSTPM試験から、新しい評価方式に移行することが既に決まっています。

【日本人男性がロッククライミング中に墜落して死亡】
ロッククライミング好きの日本人男性、32歳、が日曜日夕方バトゥ洞窟のある岩山の岸壁を登攀中、22m下に墜落し、頭部の大けががもとで死亡しました。(クアラルンプール郊外の Batu 洞窟はスランゴール州にある)

彼はロッククライミングのファンで毎週クライミングをしていたとのことです。救急車が駆けつけた時、この男性は既に死亡してしいました。警察消息筋によれば、男性は安全装具を身につけていましたが、それがきちんとなされていなかった?機能していなかった? と思われます。そのため足を踏み外したとき、落下を防げなかったようです。

男性はクアラルンプールのクポン地区で会社のマネージャーとして1年程働いていたが、数か月前に退職したとのことです。

(Intraasia 注:不思議なくらい、日本人の関わる事件が続きます。ただ今度はスポーツ活動中に起きた不慮の不幸な事故死です)

【 AirAsia Xの新規株式は6月になる】
AirAsia X を新規株式公開してマレーシア証券取引所(Bursa Malaysia)に上場させる日程を6月に定めた、と AirAsia グループの最高経営責任者が発表しました。新規株式公開は当初の計画では今年第1四半期でした。

AirAsia Xは上場に必要な申請書類を全て証券委員会に提出したとのことです。「我々は6月上場を期待しています。」
新規株式公開によって、 AirAsia XはUS$2億5千万の資金を得ることになります、1株当たり 97セントです。この資金半分は銀行への返済に使われます。

少し前に、(広義のエアアジアグループである)Tune Insurance Bhd が新規株式公開した時、マレーシア人からの反響は非常に高かったことを確認したと、最高経営責任者は語る。「そこで AirAsia Xを一般民衆の関心事にしたい。各地を訪れて AirAsia X株の宣伝をするつもりです。そしてマレーシア人株主の比率を高めたい。とにかく証券委員会は上場申請を認めてくれると期待している。」

現在 AirAsia Xは9機を保有しています。加えて2機をリースしてチャーター用に使っている。

(Intraasia 注: AirAsia 創立者グループが多数派として保有する、 航空産業以外のグループ企業はいくつもあり, Tune という名称がついている、Tune Insurance Bhd 、 Tune Talk のように)

3月18日のマレーシア記事

【ムアール市で計画された外国人労働者が最低賃金制実施を求める万人大集会は阻止された】
(マレーシア人労働者には既に実施に入った最低賃金制を外国人労働者にも実施すべきだと、ジョーホール州の家具製造工場で働く外国人労働者が、2月ごろから不満を表明し、ストも断続的に起きています。ムアールは家具製造業のマレーシアの中心の1つです、そのほとんどは中小企業であり、多大に外国人労働者に依存している)

最低賃金制実施を求めて、ムアール市で日曜日に外国人労働者が1万人ほども集まる大集会が開催されることになっていました。しかし警察は集会を阻止し、禁止区域に入ろうとした者も含めてネパール人労働者106人を逮捕しました。ムアール市内では午後になっても、さらに各工業団地でも外国人労働者が集まるような光景は起きませんでした。

情報によれば、3月15日に警察と人的資源省は英語とネパール語による通告文を各工場に配布しました。工場はそれを工場内に張り出したとのことです。通告文には、日曜日の集会は違法であり、参加すれば法律によって処罰を受けることになるとのことが書いてありました。これが集会開催の阻止につながったようです。

さらに工場側は外国人労働者に対して、日曜日はムアール市内へ外出しないうようにと警告しました。 
こうしたことで、ムアール市内の万人規模の外国人労働者大集会は起きなかったと、ムアール警察の責任者は語る。警察の取り締まり活動で、労働許可証などを持たないネパール人らが逮捕されました

(Intraasia 注:家具製造工場のほとんどが華人系ということを割り引いても、英語紙はこの種のニュースをほとんど報道しません。奇妙な現象です。ムアール家具工場での外国人労働者の要求問題は華語紙だけが伝える形です)

【フィリピン人女性を餌に騙され、ナイジェリア人グループに監禁され身代金を要求された日本人男性が救出された】
フィリピン女性を餌にして騙され、監禁されて身代金を要求された日本人男性、51歳の自営業者、が、クアラルンプール警察によって救出されました。

ことの起こりは、全て30代からなる 3人のナイジェリア人と2人のフィリピン人からなる犯罪グループが、ネット上のSNSサイトとSkype を使ってその日本男性を日本からマレーシアまで飛んでこさせました。きれいなフィリピン人女性と結婚できるというのが餌でした。

この男性は3月12日にマレーシアに着き、その女性によってクアラルンプール郊外 チェラス地区にある Venice Hill (行政上はスランゴール州Kajang 地区になるようです)コンドミニアムに連れて行かれました。彼はそこで3日間監禁されて、日本の家族に身代金US$5万を要求させられました。 要求ではフィリピンの指定銀行の口座に金を振り込めというものです。監禁されたVenice Hill コンドの部屋の隣は人が住んでおらず、叫んでも聞こえない状態でした。

報告を受けたクアラルンプール警察はこの件を捜査し、コンドミニアムの2つのユニットを捜索して犯人を逮捕し、男性を救出しました。この男性は監禁中食に困っていたようで、現在警察に保護されています。

クアラルンプール市警察の長は説明する、「逮捕の際ナイジェリア人が攻撃してきたので、1人の足を撃った。誘拐犯罪の罪で彼らを14日間拘束しました。」 刑法条文ではマレーシア国外での犯罪との定義になるが、マレーシア法での捜査が可能との判断です。

コンドミニアムに住む華人が(華語紙の)記者に語るに、「問題のブロックは以前からたくさんのアフリカ人が住んでいる。彼らはほとんどマレーシア人と交流しない。」 「そのブロックにどんな人が住んでいるかよくわからない。」
このVenice Hillコンドミニアム には9ブロックがあり、総ユニット数は1399戸です。管轄するスランゴール州警察の推定では、このコンドミニアムには1000人近い黒人が住んでいるとみています。これまでにも何件もの問題事件が発生しており、2011年と2012年にぞれぞれアフリカ黒人が1人づつ死亡する事件が起きました。

(Intraasia 注: この種のことにひっかかるのは要するに騙される方が愚かです。ネットで知り合ってきれいな若い女と結婚できるなんてことがあり得ると、思いこむ阿呆がいるということですな。ある英語紙はごく簡単に伝えていますが、ある華語紙は非常に詳しく背景を書いています、とりわけこの地区でのアフリカ黒人の起こす問題です。イントラアジアは Venice Hill コンドの場所を知っています、車がないとかなり不便な場所です。アフリカ人があまりにもマレーシア人の生活・行動スタイルと違い過ぎることで、各地でマレーシアに滞在するアフリカ黒人とのあつれきや無交流問題が昔から数多く報道されています。多民族協和して誰とでも融和するという文句は、現実として極めて難しいのです。外からきて住む者はどの民族であれその地のスタイルをある程度取り入れることが必要なのです。)

【広告宣伝メディアとしては、依然として新聞がトップ】
(メディアのいろんな媒体に現れる)広告に費やされるメディア広告費の総額において、 2013年2月はRM 7億9千万でした。これは対前年同月比で24%と大きな伸びです。これは総選挙前の宣伝増加ということで、ある程度想像できたことだと、業界の専門家は説明する。 

政府が支出した広告費は、1月でRM 5千万とのことです。これは1月全体の6%にあたる。調査会社 Nielsen によれば、今年2か月間に内閣府の支出した広告宣伝費は、対前年同期比で 2600%増です。 

2013年2月の宣伝広告費のメディア別割合、総額RM 7億9200万 (インターネット広告は含まれていない)
一般テレビ: 26.2%、 (衛星放送など)有料テレビ:32.8%、 新聞:33.3%、 ラジオ: 3.6%、 屋外広告:1.3%、 雑誌:1%、 その他:省略

(Intraasia 注: この月に限らず、マレーシアでは新聞が依然として最大の広告宣伝費が使われる媒体です)

【サバ州Lahad Datu 地方での掃討作戦でさらに侵入者残党を1人射殺した】

サバ州東海岸に侵入した、フィリピン人のスルー武装者グループに対する掃討作戦は引き続いています。
Lahad Datu地方の村で日曜日に、マレーシア治安部隊は残党と2度に渡って遭遇し交戦した、と現地司令官が発表しました。「この交戦で侵入者1人が死亡し、3人が逃げた。彼らが依然としてこの地方に隠れていると我々はみています。」 これによってスルー武装侵入者の死亡確認は62人になりました。

サバ州東海岸地方で当局が拘束している104人関して、スルー武装侵入者となんらかの関係があるかを調べているところとのことです。「何人かは関係がありそうだ。」


3月17日のマレーシア記事

【スレンバンで首相を貴賓とする屋外大晩餐会で数万人が参加した】
(総選挙前の運動として)ヌグリスンビラン州の華人連合組織は(華人向けに)州都スレンバンでナジブ首相を貴賓に向かえて”首相と一緒に3万人の大晩餐会”を行いました。

市内中心部にある広場で開かれたこの屋外大晩さん会には、州内の有名レストラン 10軒が協力し、従業員合計1千人が食事などの準備とサービスにあたりました。主要な道路は通行止めになりました。万人単位の参加者を予想して、移動式トイレも30個用意され、ミネラルボトルが7万2千本準備されたとのことです。

晩さん会には夜になってナジブ首相と華人政党馬華公会の総裁が出席しました。首相は言う、「3万人集めるという話を聞いていたが、可能だろうかと思っていた。実際に集まった群衆の数を見てびっくりした。」
この晩餐会はヌグリスンビラン州で最大の人数を集めた晩さん会です。恐らくマレーシア史上でも最大人数の集まったこの種の晩さん会です。参加費は無料であり、いろんな物が当たる抽選会も設定されていました。

(Intraasia 注:華語紙の第一面に載った写真を見てその群衆の多さにびっくりです、確かに万人単位の参加者が集まったようです。無料で飲食でき、抽選会もあり、且つ首相の演説を聴ける土曜日の夜ということで、これほど多くの人が集まったものでしょう。もっとも集まった人は、特に与党連合の支持者でなくてもいいので、これほど人があつまったことでしょう。州の華聯が主催したということは、資金力豊富な与党系華人組織がその背後にあるわけです。それにしても、マレーシア各地では与野党政党指導者の出席する大集会が頻繁に行われています。そういう集会に集まる人の数は何千人というものがよくあることがわかる。 もちろん組織による動員も必ずあるが、それだけでは終わらない多人数が集まる、それほど政党指導者には集客力がある証拠でしょう。 メディア報道上の誇張ではなく、実際人々はこの種の集会に足を運ぶのです)

【衛星放送 Astroを契約する世帯は5割近くもいる】
マレーシアの衛星放送を一手に運営するAstro が2013年1月締めの決算の発表をしました。その中で公表された数字です。

衛星放送Astro の住宅での契約者数は1年間で20万増えて 327万です。契約者あたりの収入は月RM 93。また Astro の衛星テレビを主とした総利用者数は、1年間で40万人ほど増えて、350万になります。これを国内世帯数でのAstro利用世帯でみると、52%を占めます。1
またTimedotcom 会社と協力したインターネットプロトコルTV(IPTV) の契約数は10万契約を超えたとのことです。また別の携帯電話会社と協力して近々始める予定の Maxis-Astro IPTV は130万ほどの家庭契約を見込んでいます。

(Intraasia 注:Astroの利用者は実に多い、低所得世帯を含めて Astro の衛星アンテナは住宅地であれ、商業住宅混在地であれごく普通に目に入ります。イントラアジアは利用してませんが、衛星テレビを観ている世帯の率は半数という数字にもなるほどと思えますね。)

【旅行展示会で人気パッケージツアーは中国行】
マレーシア旅行産業界が年2回クアラルンプールで開催する、最大の旅行展示販売会 MATTAフェアー2013年、14日から3日間の日程で開催、において、運営委員会の長が語るところでは、中国ツアーのパッケージが圧倒的に人気です。

「フェアでツアーなどを購入した人が申し込める抽選があり、その人たちの買った旅行パッケージの行き先をみると、(その時点で)中国が50、タイが34、英国が22、日本が17です。」 
MATTAの議長によれば、また国内旅行パッケージも大いに人気あり、103のパッケージが売れたとのことです。

日本の政府観光庁によれば、MATTA フェアで(マレーシア人旅行者に)人気ある行き先は、北海道、岐阜、東京、大阪とのことです。

(Intraasia 注:イントラアジアは20年前の初期からMATTAフェアを数多く訪れてきたのでよくわかります、フェアは毎回非常に混雑します。中国ツアーを扱うブースと宣伝の多さから、確かに中国がトップの人気でしょうね。MATTAフェアはある特定の民族に訪問者が偏重はしませんが、華人がより多いことを感じますので、そのあたりは納得します)

【蛇に噛まれる人の数】
保健省のデータをもとに、全国中毒センターがまとめた数字
1999年から2001年の間に、蛇に噛まれて政府病院で治療を受けた人の数 7881人、
2011年では 3658人でした。その内ケダー州が最多で836人。 なお専門家によれば、ケダー州の例でいえば半分は毒ではないのでたしたことはない、全体の4分の1ぐらいが蛇の抗毒素治療が必要とのことです。

研究者の説明によれば、蛇に噛まれて死ぬ致死率は、マレーシアの場合 10万人あたり 0.3%とごく低いとのことです。

(Intraasia 注:いくら致死率が低くても、蛇に噛まれたら誰でも大きな病院に駆け込むでしょう。だってその蛇に毒があるかないか、素人にはまずわかりませんし、パニックになる方が普通でしょう)





3月16日のマレーシア記事

【広告:1 Malaysia GP セール BBKLCC】
1 Malaysia GP セールの開始式を 3月16日に Pavilion KL で行います。
無料ギフトからファッションショーまでいろんなプログラムがあります。さらに1 Malaysia GP セール 免税ショッピングにも浸れます。 BBKLCC の参加ショッピングセンターで 3月16日から4月7日までショッピングをしましょう。

クアラルンプールの心臓部にある買い物天国 BBKLCC へようこそ。世界で4番目のベストショッピングシティーであり、アジア太平洋地域で2番目のベストショッピング地です。
次の最良のショッピングセンターには3000店の小売店があります: (アルファベット順)BB Plaza, Berjaya Times Square, Fahrenheit 88, Lot 10, Plaza Low Yat , Starhill Gallery, Sungei Wang Plaza, Pavilion、Suria KLCC

(Intraasia 注:マレーシアで最も人出が多く、人気ある、そして有名なショッピングセンターが集まった商業地区が ブキットビンタン街とKLCC地区です。いつのまにか 略して BBKLCC となったようです。1つのマレーシアは、ナジブ首相の打ち出した1つの何々シリーズ名を付けたものですね。 GPは3月22日-24日のF1グランプリにちなむ。上記のショッピングセンターは花形ですから、宣伝や広告メディアに登場する機会は多く、ニュース扱いになるような催し物がたくさん開かれる。マレーシア旅行が初めての方は、まあ上記のショッピングセンターのいくつかを訪れて、買い物マレーシアの一面を経験されるのもいいではないでしょうか )

【ペナン州でハンドバッグを盗んだ日本人女性が逮捕され有罪となり、罰金を払った】

ペナン州の下級裁判所で、1人の日本人女性、40歳、が窃盗の罪で罰金RM 6千または6か月の懲役の判決を受けました。この犯罪で有罪の場合の最高刑は懲役7年です

この女性は3月13日に E & O ホテルのロビーで、マレーシアのフォルクスワーゲングループの取締役の持つハンドバッグを盗んだとのことです。バッグには現金RM 500、カメラ、クレジットカードなどが入っており、総被害額はRM 3600です。被害者の訴えによって、警察が監視カメラを調べたところ、この女性がハンドバッグをつかんだことがわかりました、その後駐車場へ行き自分のメルセデスベンツ車で走り去りました。そして翌日警察はこの日本人を逮捕しました。警察の調べに対して、職の面接のためにマレーシアに来たとのことです。逮捕されたため、面接には行けませんでした。

この日本人女性は米国の大学で修士号を得ています。
弁護士を雇った被告は、起訴事実を認めて有罪となり、罰金を支払いました。裁判長は、「被告は犯行を悔い、事実を認めて警察に協力した。初犯ですので、被告にはもう一度機会を与えます。」

(Intraasia 注:英語紙では実名と顔写真付きで報道されています。華語紙は女博士が窃盗と書き、手錠姿の写真を掲げている。マレーシア語紙は探し方が少なかったので見つけなかった。記事の調子からは裕福人の愚かな行為と読めますね。小さな犯罪にも関わらず珍しいからでしょう、比較的大きな扱いの報道です。)

【相変わらず続くタイ深南部での仕掛け爆弾による反抗】

(9年ほども不穏状態が続く)タイ深南部で3県の1つナラティワット県で、道路を走行中の地元警察のピックアップトラックが小さな橋に仕掛けられた爆弾の爆発で、破壊され川中に吹き飛びました。このため乗っていた警官3人が死亡しました。仕掛け爆弾は90kgとのこと。

3月初めにクアラルンプールで行われた、タイ政府側のタイ国家安全会議とムスリム反抗グループの1つが、条件付きの話し合いの開始に同意しています。今月終わりにマレーシアを場にして、両者間で話し合いが行われる予定です。
タイ南部方面軍の司令部の1人は、この仕掛け爆弾事件に関して分析する、「この犯行は話し合いに反対するグループの1つが実行したかもしれない。話し合いに参加する指導者たちに従わない反抗者たちがいる。彼らは不穏状態をもっと起こそうとしている」

(Intraasia 注:写真を見るとこの地方の典型的な田舎道ですね。 深南部はどこでも警察と軍隊の種々の警戒車輛が常時パトロールしている。兵士が2人乗ったバイクもあれば、装甲車も混じっている。幹線道路では仕掛け爆弾のようなことは無理だが、田舎道路なら可能でしょう。数えきれないほどこの種の道路仕掛け爆弾で治安部隊側に被害が出ている。 タイ深南部は1つの有力な組織下に反抗が行われていないので、政府側との話し合いがたとえ始まっても爆弾や殺戮は終わらないでしょう。 深南部は9年間で実に6千人近い人が死んでいる、東南アジアで現在最も不穏な地区の1つです。しかし、多分日本ではほとんんど報道されないからでしょう、読者からの深南部ニュース・問題への関心はゼロに等しいぐらいですが、20年以上タイ深南部を訪れ続けて観察している、大学の研究者以外おそらくほとんど唯一の日本人として、イントラアジアは引き続きタイ深南部のニュースを載せていきます)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 317.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 304.9 を入手します。

3月15日のマレーシア記事

【空港タクシー運営会社 Airport Limo は新車を400台購入した】
空港タクシーの運営社である、Airport Limo (M) Sdn Bhdは、さらに現行使用車を交換するための投資を行ってきました、その中でこれまでに400台の新車を購入しました。

同社の会長は語る、「新車への交換は、空港タクシーへの需要が高いことを反映したものです、わが社は高品質の車を入手してきました。新車購入によって、自営運転手は運行をより多く行えるので、収入を増やすことに直接結びつきます。」 「クアラルンプール国際空港KLIA における利用者の待ち時間低減にも効果があるでしょう。」

一方Airport Limo (M) Sdn Bhdは、ピーク時間帯にクアラルンプール圏の一般タクシーの協力を得て利用者をさばくことができる、との許可を当局から得ました。
「我が社は自営タクシー運転手の福利向上に常に取り組んでいます。これに向けて、わが社は福祉と医療手当を増やしました。」 「わが社の自営タクシー運転手には十分に、技術とシステムが備わり保健面でも守られます。こうして運転者は運転と広告と車内販売を通して複数の収入手段を得ることができるようになる。」

(Intraasia 注:空港タクシーに新車がより加わったようですね。それとは別に、同社会長があれこれと言ってますが、多くの人にはピンとこないことでしょう。要するに、同社の空港タクシー運転手は良い待遇を受けており、稼ぐ機会もより増やしていますよ、ということです。なぜならタクシー運転手は被雇用者ではなく形式上は自営業者なので、会社は環境を向上させることで運転手の稼ぎ増加に力を注いでいることを強調しているわけです。)

【Lahad Datu地方の村 へのスルー武装侵入者のリーダーと残党の行方はつかめていない】

(スルー武装侵入者が1か月ほど前に侵入して立て籠もり、マレーシア治安部隊と交戦したサバ州東海岸の寒村 Tanduo には、安全宣言が数日前に発表されました。)
ただこの侵入者グループのリーダーの行方、生死、及びTanduo で死亡していない残存者30数人の行方がまだわかりません。

フィリピンからの報道では、交戦場所から逃れてきた35人が2艘のボートでフィリピン海域に入ったのでフィリピン軍が収容したと伝えました。 フィリピン南部の島Twai Tawi の行政トップは、マレーシアの新聞社の電話取材に答えて言う、「35人は交戦地から逃れてきたものたちです。」

一方マレーシア警察長官は現地での定例メディア会見で言う、「この件に関してはフィリピン政府と連絡を取っている。」 長官はリーダーの行方に関しては、情報を確認しているところだと述べました。 治安部隊は安全宣言がなされていない地区では、掃討作戦を続行しており、残存者に対して迫撃砲などを発射しています。

サバ州東海岸Lahad Datuへのフィリピン人侵入交戦事件を鑑みて、サバ州海域の警備をする沿岸警備隊 が、正式に国防省の指揮権下に移されたことを、国防大臣が明らかにしました。「これはサバ州海域にだけに関することで、サバ州を守るために(沿岸警備隊が)海軍と協力していく必要性からです。」
この指揮権移転は内閣府からの書類で正式のものになりました。

(Intraasia 注:これだけ犠牲を払い国益を損なわせた事件を起こしたグループのリーダーや残党が、 海域をマレーシアの沿岸警備隊と海軍がずっと監視していたにも関わらず、フィリピンに逃げ失せた? ということなのだろうか? )

【有権者の数】

(近づく総選挙で、有権者数が常に話題になています。5年前の前回総選挙以後若年層の増加で大幅に有権者が増えています)
最新の有権者数は、全国で1329万人です。 最多有権者数の州はスランゴール州で205万人、次いでジョーホール州が160万人、3番目がペラ州で140万人です。
ケダー州は104万人、ペナン州は85万人、サラワク州が108万人、サバ州が98万人です。
一方行政首都 Putrajayaはわずか 1万5千人にすぎず、最少数です。

(Intraasia 注:マレーシアの選挙法では有権者は必ずしも住居地で投票するわけではなく、有権者登録した住所地で投票権がある。従て故郷に帰って投票する人も少なくない。 人造都市プトゥラジャヤがこれほど少ないのは、そういう理由もあるかもしれませんね)

3月14日のマレーシア記事

【旅行者の米国人女性が捕まえたタクシーで強盗と強姦の被害に遭った】
クアラルンプール郊外のMutiara Damansara にあるショッピングセンタで買い物を済ませた米国人女性、25歳、がタクシーを捕まえました。 彼女がそのタクシーに乗った時、前の席には既に1人の男性乗客、インド人、がいました。

インド人のタクシー運転手は彼女の伝えた行き先を無視して、乗った場所から80㎞ほども離れたスランゴール州のSungai Pelek 町にある民家まで無理矢理に連れて行かれたとのことです。彼女は銃?で脅されたようです。
2人の男はそこでその米国人女性を強姦し、金品を奪いました。

1日監禁された翌日の火曜日に彼女は自力で抜け出すことができたので、通行人の協力を経て警察署に駆け込んだとのことです。
( Mutiara Damansaraを管轄するであろう)ペタリンジャヤ警察の長はこの警察訴え報告(被害届)が出されたことを確認しました、「警察は既に1人を逮捕した、捜査は進行中です。2人目の容疑者も逮捕できるでしょう。」

これとは別件です。クアラルンプール市警察が明らかにしています。タクシー運転者が乗客を凶器で脅した強盗事件がこの1週間で3件起きています。今年になって16件も発生が報告されている。クアラルンプールで少なくとも3つのタクシー運転手強盗グループがあるようです。すでに警察は1つのグループを逮捕し、後2つを捜査しています。

(Intraasia 注:現行犯以外は、被害者や関係者などがまず警察署へ行って警察訴え報告書を出すことで、捜査が始まることになります。  2番目の件はタクシー強盗ではなく、タクシー運転手を装った強盗グループだそうです。いずれにしろ1人で乗る場合、女性は特に、気を付けようということですね)

【海峡トンネルプロジェクトを押し進めたいペナン州政府】
(ペナン州は民聯 (Pakatan Rakyat) の支配する州であり、その中核が民主行動党です。)

民主行動党の書記長でもあるペナン州州首相は先に、ペナン島の Persiaran Gurney と本土側の Bagan Ajam間を結ぶ6.5km の海底トンネルプロジェクトを発表しました。これに対して、環境団体を始めとして多くの反対論が出ています。
利害関係者としてペナン港湾会社もその反対する一つになります。港湾会社の会長は言う、「トンネルプロジェクトには賛成できない。これは港湾での開発に影響を与えます。」

しかし州首相は、ペナン州政府はこのプロジェクトを進めていくと、再度明らかにしました、「このプロジェクトへの批判は甘受して、総選挙を戦っていきます、プロジェクトを引き下げることはしません。」 
一方港湾会社の会長は、「ペナンの発展は経済にかかっている。ペナンに良い港湾がなければ、ビジネス機会を失います。港湾を運輸ハブに発展させる大きな契機があるのです。」 「トンネルプロジェクトは民衆の関心ではない。トンネルによって島の交通渋滞は解決できない、反対に交通量を増すことになる。」と反論を述べる。

このトンネルプロジェクトは、現ペナン州政府の打ち出している4つの主要プロジェクトの1つです、あとの3つは: 4.2km Persiaran Gurney-Tun Dr Lim Chong Eu ハイウエーバイパスプロジェクト、 4.6km Tun Dr Lim Chong Eu ハイウエー-Bandar Baru Air Itamバイパスプロジェクト、Tanjung Bungah と Teluk Bahangを結ぶ4車線12㎞のプロジェクト.

(Intraasia 注:ペナン島の開発には常に2つの勢力から相対する意見がある。ペナン島は経済発展して今日を築いた、ゆえに今後も発展を続けていくためには、いろんな開発が必要である。交通渋滞軽減には道路を作り、本土側との交通を楽にするためにトンネルも必要だ。一方、開発を進めれば進めるほど島は混雑し、住環境は悪くなる、だから海底トンネルや大橋、島内の高速道路はもう要らない。 これは単に与野党の党派できれいに分かれるわけではなく、要は生活観の違い、自己権益を守りたいといったことで、違いが出てくるはずです。今年中に第2大橋が完成する、さらにもう1本、海底トンネルまでも必要かどうかは、すべからく島の今後にどういう像を描くかによりますね)

【労働市場に女性を留め置くために、女性側からの意見】
Talent Corp と公認会計士協会が共同で行った調査の報告書 ”労働市場に女性を留めおく” でわかったことです。
被調査者である、 仕事を辞めた824人の女性中の93%もが再度労働市場に復帰することを考えていたと答えました、しかし 63%がそれは難しいと答えた。

報告書は述べる: 「仕事を辞めた女性はそれは一時的なものであると考えている、職の空白期間は思わぬ妊娠になった場合もある。休職する女性は、職を辞めない女性よりも仕事に打ち込み度が少ないと見なされる。そういう女性は職の昇進面で不利を受けるかもしれない。」

なぜそういう女性が職に復帰するのが難しいのか?
Talent Corpの最高経営責任者は次のようにみなす、「 そういう女性を労働市場に復帰させる枠組みが不十分である、なぜなら多くの雇用者はそういったことは必要ないと考えているからです。マレーシアの雇用者は現行のあり方を変える必要はない、現状で十分だと考えている。」 「しかし93%もの女性が職への復帰を考えているのが事実です、そして63%がそれが難しいと捉えているのです。」

そもそも女性はなぜ職を辞めるのか?
被調査者の女性の65%は、子育てのためと答える、次いで43%が仕事と暮しのバランスの難しさをあげます。38%は家族の面倒をみたいと答えました。雇用者からの女性のための施設不足をあげたものが34%などです。
以前世界銀行が発表した調査報告中で、マレーシア女性の労働市場への参加率は 46%という、他のアセアン(ASEAN)諸国よりもずっと低いという指摘がありました。

Talent Corp と公認会計士協会が共同で行った調査では、会社がとるべき女性を職場にとどめ置くための方策を3つあげよというのがあります。
答えた人の86%が、パートタイムを含めた柔軟な労働システムの構築をあげました。69%が託児所のような女性と家族のための施設を上げ、40%が競争力ある賃金とその他手当が女性を職場に留め置くと答えています。

3月13日のマレーシア記事

【日本を訪れるマレーシア人旅行者は国別番付で13位】
2013年は日本とアセアン(ASEAN)間の外交関係が始まって40周年です。日本はアセアン(ASEAN)諸国からの日本訪問旅行者の増加を期待しています。

日本を訪問する国家別旅行者数番付で、マレーシアは第13位になります。 人数では中国、韓国、香港、台湾、シンガポールにはかないませんが、人数の伸び率では十分驚きます。 
2012年10月までのマレーシア人の訪問者数は、対前年同期比で 62.4%の増加です。2012年の訪問者数は13万人でした。

2011年の東日本大震災で、日本は訪問旅行者の大きな減少を記録し、旅行業界は大きな打撃を与えました。その年マレーシア人の訪問者数は減少しわずか 8万1千人でした。しかし2年経って、日本を訪れるマレーシア人の数は大幅に増えました。これは日本がマレーシアに重点を置いたことがあり、その中にはムスリム客を日本観光により引き付けようという努力もあります。

在マレーシア日本大使館は昨年9月に、マレーシア人のビザに関して最長3年の数次入国査証を取り入れました、こうしたこともあって訪日マレーシア観光客が増えています。

マレーシアの旅行業界人が、あるセミナーの場でマレーシア人ムスリムの日本旅行について語りました。
「2011年、マレーシア人の海外への出国数は延べ4630万人。マレーシアの人口を考えてみると、ムスリムは約60%を占めるので、1730万人になる。ムスリム旅行者は十分に潜在的市場です。日本はマレーシア人がますます増えている訪問国です。人気が高いのは北海道です。ムスリム旅行者に人気あるのは東京と大阪であり、そのうち名古屋への AirAsia X路線が始まれば名古屋も。ムスリム旅行者がより多く日本を訪れることになる」 「酒は日本のレストランでの主要な収入源であることは、ムスリムがきちんと知っておく必要がある。 そこで別にHalal レストランがあれば、酒類を買わなく(飲まなくても)てもよい。」

マレーシア旅行業者協会の議長は言う、「ムスリムを含めてマレーシア人は日本は旅行先として有望地です。ただ日本の食文化はイスラム教食文化を大いに異なる。日本がムスリム旅行者をより引き付けたければ、ある程度の調整は必須です。」

(Intraasia 注:マレーシア側から捉えた観光地・旅行地としての日本です。記事の中ではムスリムの日本観光もかなり論じてますが、記事自体は華語紙の長い記事の一部です。昔から華語紙は日本を扱う頻度と内容において他言語紙を上回る)

【Lynas 反対団体の長が、現職大臣の選挙区で対立候補になることを表明】

(クアンタン郊外のGebeng で、オーストラリアの Lynas Corp の現地会社が操業するレアアース精製工場に計画段階から強く反対してきた中心が NGOグループ Himpunan Hijau(緑色盛会) です)

その Himpunan Hijau(緑色盛会)議長が、地元のBentong (文冬)選挙区から総選挙に出馬することを発表しました。 この発表記者会見は、野党連合の民主行動党の書記長の同席の下で行われ、議長は民主行動党の旗印の下で出馬します。 書記長は語る、「党が Himpunan Hijau(緑色盛会)議長と手を結ぶのは自然なことです、両組織はよりグリーンなマレーシアを求めてLynas]工場の閉鎖を望んでいるからです。」

 お馴染みの緑色のTシャツ姿で臨んだ53歳の議長は、「Bentongは私の出身地です。行動党と理念は同じです 」
議長は野党連合民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者アンワル元副首相の意見を入れて、以前の強硬な立場を多少修正しました。

この出馬は、Bentongの現職国会議員である、与党連合の馬華公会の準総裁、保健大臣も勤める、と直接対決になります。

(Intraasia 注: Himpunan Hijau(緑色盛会)は非常に行動的なグループでこれまでにもたびたびマスコミに登場しています。馬華公会の現職大臣と対決になることもあり、華語紙ではとりわけ目立つニュース扱いです)

【サラワク州の天然ガスプロジェクトに関わる日本企業】
石油とガス産業に関する国際報道紙が報じたところによると、マレーシア準国営石油会社 Petgronas は、サラワク州ビントゥルにおける液化天然ガスプロジェクトに関する契約を、近日中にも日本のプラント開発会社 JGC Corpに与えることになります。この契約は、エンジニアリング、調達、建設、試運転に関わる一連のプロジェクトに関わるもので、推定US$ 200億にもなります。

(Intraasia 注:マレーシア、とりわけサラワク州からの天然ガスは日本の必要とする重要な供給源の1つです)

【スルー武装侵入者の残存者との交戦でマレーシア軍兵士に初の犠牲】
サバ州の依然として安全宣言のなされていない、Lahad Datu 地方の Tanjung Batu村近くで、スルー武装侵入者と治安部隊との間で交戦が起き、マレーシア軍隊の兵士1人と侵入者2人が死亡しました。

これは治安部隊が地区をしらみつぶしに捜査していたとき、早朝に5人組の武装者に遭遇したとのことです。交戦は近くのFelda入植農園付近にまで及びました。
死亡した兵士はクランタン出身で、マレーシア軍としてこれが初めての犠牲者です。

またサバ州警察の長によれば、別の兵士も銃撃戦で重傷を負いました。
治安部隊は面積10平方Km ほどになる、依然として安全宣言のなされていない村々の地区をつぶさに捜査しています。治安部隊は、スルー侵入者のシンパに対する取締りも続行しています。

3月12日のマレーシア記事

【スルー武装侵入者が立て籠もった村には安全宣言が出た、しかし他の地区では依然として掃討作戦が続行中】
スルー武装侵入者が1か月ほど前に侵入して立て籠もり、マレーシア治安部隊と交戦したサバ州東海岸の寒村 Tanduo について、その地区から武装侵入者を一掃したので安全であると、警察が宣言しました。治安部隊はTanduo村にマレーシア国旗を掲げました。

これに伴ってスルー武装侵入者の残存がおりさらに交戦も起きている、近隣のTanjung Batu 地区と Sungai Bilis地区における掃討作戦に、治安部隊は力を注いでいます。これまでに治安部隊が確認した、スルー武装侵入者の死者数は54人です。治安部隊は村民に対して、Tanjung Batu 地区と Sungai Bilis地区はまだ危険地区なので戻らないようにと警告しています。

サバ州警察の長によれば、スルー武装侵入者に関連してこれまでに警察が逮捕した容疑者の数は 97人になります。、これとは別に立ち入り禁止地区に居た、入ったとの理由で拘束した人数も122人になります。
一部の者たちが侵入者の死者数に疑いを持つうわさを流していることもあり、それを阻止するために警察はメディアに侵入者の死体の写真撮影を許可しました。

また侵入者グループのリーダーが治安部隊からの攻撃の網をすり抜けたという噂に対して、警察の長は一蹴しました。また(フィリピン側が伝えている)治安部隊がサバ州のスルー人コミュニティーを残虐に扱っているといういいがかりも否定しました。「これまでに治安部隊から暴力を振るわれたというような警察報告は一件も受けていません。」

【Lahad Datu地方と Semporna地方で多くの学校が1週間ぶりに再開となった】
該当する地域での安全を確保したと警察が判断したことを受けて、サバ州 Lahad Datu地方の5つの学校と Semporna地方の49の学校で登校が再開されました。学校は3月4日以来休校となっていました。
Lahad Datu地方では安全上の理由からまだ3校が引き続き休校となっています。

ただ再開した学校では、通知がまだよく知られていないこともあり、登校した生徒は生徒数の数割にすぎませんでした。

(Intraasia 注:このように両地方では、とりわけ先週1週間は、一般住民にも大きな影響があったことがわかります。)

【またミャンマー難民のロヒンギャ族がマレーシアに来た】

ミャンマーを脱出した少数民族ロヒンギャ族 126人がペナン島の Teluk Bahang沖 2.5海里でマレーシア沿岸警備隊によって救出されました。
これは漁民が、沈没寸前であった難民の乗った貨物船を目撃し、警備隊に連絡したからです。船はミャンマーを出て25日経っていたとのことで、2か月から50歳までのロヒンギャ族は男性51人、女性 35人、子供40人からなります。

沿岸警備隊の責任者によれば、「難民は船に詰め込まれた状態であり、衰弱していた。食料は既に3日前に切れており海水でしのいでいた。警備隊は救助するためにその船をけん引した。」 「誰が彼らをマレーシア海域に持ってきたかを調べている。」

これとは別に、ミャンマー難民ロヒンギャ族と思われる 200人が、アロースターから近い Pantai Kuala Jerlun海岸に着きました。漁船に乗った彼らはマラッカ海峡のマレーシア海域に入った後、最後は1㎞ほど泳いで海岸に着かざるを 得なかったとのことです。
海岸に着いた難民は、沿岸警備隊と警察によって拘留されました。

(Intraasia 注:マレーシアはこのように外国人労働者と難民を引き付けています。子供を数十人も連れてロヒンギャ族は必死ですね))

【マレーシアのトヨタ車組立会社兼正規ディーラーの発表した販売台数】
マレーシアにおけるToyota 車の組み立てと正規ディーラーとして唯一の会社である UMW Toyota Motor Sdn Bhd は2012年の自動車販売台数で 10万6千台を売り、これは過去最多記録だと明らかにしました。
この内、Lexas 車種は 1500台です。 サバ州とサラワク州での販売台数は 24300台とのことで、2011年より3割以上増えました。

(Intraasia 注:2012年の自動車国内販売の総台数は62万7千台です)




3月11日のマレーシア記事

【中間所得層向けに 8万戸をクアラルンプール圏に建築する、政府主導のプロジェクト】
クアラルンプール圏の 中所得層の人たちが入手可能な価格の住宅を 8万ユニット(戸数)建築するプロジェクトを、ナジブ首相が発表しました。
その内5万ユニットは”1つのマレーシア民衆住宅プロジェクト”の下でクアラルンプール圏に建設し、3万ユニットは連邦直轄領と都市部の福利省が建設を進めることになります。

このプロジェクトで建築する住宅の価格は 月収RM 2500から7000の層が購入できる範囲になることを、ナジブ首相は約束しました。「この中間所得層は(低所得層向けに住宅を建築する)政府の計画から一般に対象外になっているので、このようなプロジェクトが必要です。」

(Intraasia 注:もちろん政府自身が建てるのではなく民間会社が建設するでしょうが、補助金を出して価格を抑えるということだろうか?)

【サラワク州における身体障碍者の登録】
サラワク州の福祉庁は州内の身体障碍者の登録を進めています。これは身体障碍者への適切な補助を行えるようにするためです。

州の担当委員会の幹部は説明する、「2月末までに登録された身体障碍者の人数は 34268人です、これは2012年末の32888人より増えています。」 今年になって新しく登録した人たちの内訳は、359人が身体障害、546人が学習能力障害、144人が目の不自由障害、91人が耳の不自由障害、52人が精神障害、16人が話すことでの障害、172人が複数障害の持ち主です。」 「州内の身体障碍者の数と住所を把握し、その障害内容を知ることは大切です、そうして我我が適切なプログラムを提供できるようにします。」

補助手当の例: 生徒やコミュニティー基盤のリハビリセンターに通う者には月額補助としてRM 150.
寝たきりまたは家から出られない者でリハビリセンターで通えない人には月額補助RM 300.
仕事があり月収がRM 1200に満たない障碍者には月額補助RM 300

「コミュニティー基盤のリハビリセンターでは職業につくための訓練が受けられます。」 「こういうリハビリセンターはサラワク州内に 38か所あり、現在2000人以上の障碍者がリハビリまたは訓練を受けている。」 「昨年度州はコミュニティー基盤のリハビリセンター向けにRM 885万を支出した。これには職員の給料やセンターの賃貸料、電気水などの料金も含まれる。」

コミュニティー基盤のリハビリセンターの基本理念は、障碍者へのリハビリと面倒見に地元コミュニティーと親が関わることにあります。 「これは多くの障碍者は24時間のケアが必要ではないことに基づいている。障碍者が健常者のように行動できるようにするために障碍者をリハビリすることを目的としています。」 リハビリセンターでの活動は、着替える、社会的スキル、書くことなどの日々の技術を取得することも含まれています。

(Intraasia注:半島部全体の面積に近い面積を持つサラワク州で、この種のリハビリセンター数はわずか38か所、ともいえます。しかも1年間の予算がわずかRM 885万です。クアラルンプールの豪華コンドミニアムの購買価格で 8ユニット程度です。巨大水力発電開発にまい進するサラワク州から見たら、わずかな予算額でもある)

【フィリピン最南端の島々からやって来るスルー人】
サバ州の税関職員が語ったところによれば、スルー武装侵入者が侵入して交戦現場になっている、Lahad Datu地方のKg Tanduo村では、各治安当局は情報を密にして、海上の守りも固めている、しかし不可解なことはどうして侵入者が上陸に成功したのかということです。

記者に示してくれた写真には、2月4日にLahad Datu地方の沖の離島で摘発した武器弾薬が写っている、彼は事件を起こした侵入者らの武器力は想像よりずっと強力なことに驚いたと話す。
2人の税関職員は言う、「サバ州東海岸の海域の守りは厳重だが、ほころびもある、Kg Tanduo村ではこの10年軍隊部隊の駐屯は全くない、」 

フィリピン領である Pulau Sitangkai島はKg Tanduo村の海岸にすごく近い、わずか15海里に過ぎない。 小さな馬力のボートでも1時間で到達できる、40馬力のスピードボートなら30分で到達できてしまう。治安部隊はKg Batu村、Kg Labian村には部隊を派遣して駐屯させているが、Kg Tanduo村はそれから漏れていた。」 「だからKg Tanduo村はスルー人の自由にふるまえる天国でした。」

(Intraasia 注:スルー武装侵入者との交戦以来、各紙はサバ州東海岸の状況や内情をかつてない量で伝えている。マレーシアの主要地方でないのは当然としてサバ州の主要地ともみなされない、サバ州東海岸の水上部落や村のことなどこれまでまず話題になったことはない。多数がフィリピン人の合法違法な住民からなる水上部落、全体的にフィリピン人の多さといったことから、サバ州東海岸は半島部から見れば、特異地といえるでしょう。事件が起きて、マスコミはたくさんの記者を送り込んで、現状を伝えている。この記事もそんな中の1つであり、一部抜粋です)

3月10日のマレーシア記事

【アンワル元副首相をアナルセックス強要で訴えた第2の裁判に関して、思いがけない発言が出た】
(野党陣営の民聯 (Pakatan Rakyat)の指導者であるアンワル元副首相は、いわゆる”第2の肛門性交裁判”と言われる裁判で起訴され、その後に無罪放免となりました。しかし検察側は控訴しています。この第2の裁判は、アンワル元副首相がその当時の私設助手に男色行為を行ったという起訴理由です。

アンワル元副首相側は一切を否定しており、陰謀だと反発しています。一方当時非常に話題になった人物である)その元助手、若いマレー男性、は一貫してアンワル元副首相に行為を強要されたと主張しています。)

ところが突然その元助手の父親が今週記者会見の場で、アンワル元副首相が息子に男色行為を強要したというのは、アンワル元副首相と貶めようとして首相府にいる首相補佐役の誰かが図った陰謀の一つである、と語りました。「アンワル元副首相は無罪であり、犠牲者です。」
そこで警察はその元助手の父親を呼んでその発言に関して調書を取ることにすると、警察庁副長官が語りました。

一方その元助手は、アンワル元副首相を訴えた事実に間違いはない、とその立場を再度主張しました、「アンワル元副首相は私の父親を使って事実を曲げないようにと、彼に警告します。父が政治的強欲の被害者になってしまったことが悲しい。」 「私をアンワル元副首相が犯したことに関するという、立場に変わりはないことを強調します。」

(Intraasia 注:当時のマハティール首相によって与党UMNOから追放され逮捕されたアンワル元副首相と 現在も中枢であろうUMNO陣営内のかなりの人たちとの間には怨念的争いが続いています。マレーシア語紙にはこの種の話題がしょっちゅう登場しているようです。今回のスルー武装主義者のサバ州侵入事件においても、それより少し前にアンワル元副首相はフィリピンの地で自称スルースルタンと会談していた、という暴露訴えもマスコミに流れていました。もちろんアンワル元副首相側は否定。 この第2の肛門性行裁判は、数年前に起きたアンワル元副首相とUMNO党内の一部間の抗争といえそうです、しかしどこまで本当か、それともすべて陰謀なのか、それとも全て事実なのか、といったことは現時点では誰にもわかりませんね。マレー政界でアンワル元副首相を巡る場合、このドロドロした怨念がいつも取り巻いている)

【ヌグリスンビラン州の工場で外国人労働者が最低賃金を求めてスト】
ヌグリスンビラン州にある最大の紡績工場で、外国人労働者約2千人がストを始めました、ストの理由は工場側が最低賃金制の外国人労働者への適用を始めていないことへの不満です。

大部分の外国人労働者は土曜日仕事に向かわず宿舎にとどまったままでした。何ら混乱は起きていません。工場の外側も静かです。
工場側の代表が外国人労働者の宿舎を訪れて交渉しているようです。

ストに参加している外国人労働者の1人は記者に訴える、「1日8時間労働で得るのはRM 8だけだ。4時間の残業をすると時間外手当で追加のRM 12を得る。 我々は必然的に12時間労働せざるを得ない、そうして1か月にRM 600になる。通常の8時間労働なら月にRM 240にしかならない。一般的な仲間の月収はRM 500ぐらいでしょう。」 

この紡績工場 Recronで働く外国人労働者は、バングラデシュ人が約1000人、ネパール人が400人ほど、ベトナム人が900人ほど、インドネシア人が50人ほどとのことです。

一般マレーシア人労働者が最低賃金制の施行で月RM 900を得ているのに、外国人労働者は依然として以前の賃金であることに彼らは不満を持っていると、地元警察の幹部は分析しています。

(Intraasia 注: この工場の一般労働者の大部分は外国人労働者に間違いないでしょう。この種の労働集約型中小企業では、外国人労働者が労働力の主体になっているのは珍しくない、というより今では多数派ではないだろうか。宿舎が提供されているとはいえ、外国人労働者の賃金はいかにも低い。雇用者側の訴えを入れて、政府は外国人労働者への最低賃金制の施行延期を認めることにしたが、このように外国人労働者たちの不満は消えないでしょう)

【Lahad Datu 海域で不審な小舟の27人を拘束した】

サバ州Lahad Datu市から150㎞ほど離れた地にある寒村 Tanjung Batu沖の海上で、マレーシア治安部隊が3艘の小舟を拘留しました。
警察長官の説明では、「27人が乗った3艘が村の沿岸に入って来たので、彼らを拘束した。彼らは自称漁民と言っているが、彼らが警戒区域内で何をするつもりだったのか不思議です。武器は持っていなかった。さらになる尋問のためにLahd Datu警察本部へ護送した。」  これを除いて、治安部隊がこれまでに拘束した不審者の数は 79人になります。

(Intraasia 注:スルー侵入者の残存者の掃討はまだ片付いておらず、土曜日夜から日曜日にかけてLahd Datu地方のTanjung Batu村で警官2人が襲われて負傷しました。この銃撃事件で村民の多くは避難しました。事件はまだまだ続くのは確実です)

3月9日のマレーシア記事

【クアラルンプールと大クアラルンプール圏の豪華コンドミニアム市場に関する業界団体の見方】
マレーシア不動産業者協会は、クアラルンプール圏の豪華コンドミニアム市場では、賃貸において今年増加が期待される、しかし世界の景気が落ち込んだ(注;いわゆるリーマンショック)2008年以前の水準までに達することは期待できないと、発表しました。
協会の理事長は語る、「最高級クラスのコンドミニアムの展望では今年は良くなると考えている。」 「2008年に最高値にあった賃貸料は下がったが、その後安定期になりゆっくり上昇している。」

また副理事長は語る、「(世界景気の低下で) クアラルンプールの中心地のKLCC地区にある豪華コンドミニアムが最も影響を受けた。 2007年と2008年に新しく完成したコンドミニアムがたくさん市場に登場した。多くの投資家がそういうコンドミニアムを購入し、デベロッパーの中にはそういう豪華コンドミニアムの賃貸額がRM 2万にもなるという約束をしたデベロッパーさえいました。」 
「しかしこの数年(この種の豪華住宅市場での)景気の回復を見ている。多くのエクスパトリエイトがマレーシアに戻ってきた。世界景気悪化以前には回復していないが、KLCC地区のコンドミニアムは好調です。 その地区での住居ユニットの利用率は現在では80%はいっているでしょう」

一方理事長は言う、「いろんな変化要素がありすぎて、豪華コンドミニアムの賃貸率(どれくらい賃貸できるかの率)については判断するのが難しい。」

C.H. Williams Talhar & Wongの不動産リポートによれば、2012年上半期のクアラルンプール圏での豪華コンドミニアム市場は競争市場的な環境になるだろうとのこと。2012年上半期は、クアラルンプールにおける豪華コンドミニアムの総供給量は2011年に比べて 2.2%増えて、22268ユニット(140のプロジェクト数)でした。

一般に、クアラルンプールの現存豪華コンドミニアムの平均利用率は2008年以来下がり傾向です、ただKenny Hills 地区だけは違います。2012年の上半期の平均利用率はさらに5%下がって、61.6%になった。
コンドミニアムもサービスアパートメントも平均利用率で減少を経験し、コンドミニアムが  63.2%で、サービスアパートメントが 59.5%です。(注:豪華コンドが61.6%でコンド一般が63.2%ということなんでしょう)。 なおクアラルンプールでの豪華コンドミニアムの価格は安定しています。

KLCC地区での新規コンドミニアムの販売価格は1平方フィートあたりRM 800からRM 1600だと推測されます。
提示賃貸料でみれば、 KLCC 、 Ampang Hilir / U-Thant地区にある豪華コンドミニアムの月賃貸料の平均は安定を保っており、1平方フィートあたりRM 5からRM 6.5の範囲です。Bangsar と Mont Kiara地区では、月賃貸料の提示は1平方フィートあたりRM 4からRM 6 の範囲です。

(Intraasia 注:住宅購入者や賃貸者の上位10%程度の人だけに関係する豪華コンドミニアムです。裕福なマレーシア人だけでなく外国人投資家もこういく豪華コンドミニアムを購入し、賃貸収入を狙います。月賃貸料RM 5千以上もすれば、賃借者はごく限られた層になる、だから高給を取るエクスパトリエイトもその対象になる。 KLCC地区を歩いてみれば、一体どういう人が借りるのだろうという豪華なコンドミニアムが連立しています。マレーシア不動産市場で使われる1平方フィートあたりの価格は11倍すると1平米あたりに換算できます。)

【サバ州東海岸へのスルー武装侵入者に関連して、50人以上を逮捕した】
サバ州東海岸に侵入し治安部隊と交戦したスルー武装侵入者に関連して、交戦現場以外の場所でこれまでに50人を超える容疑者を拘束したと、Lahad Datu で指揮している警察庁長官が記者会見で明らかにしました。この拘束は、昨年から施行された新しい法律である、治安違反法 2012年を適用しているとのことです。

マレーシア外務省からスルー武装主義者の降伏に関するニュースは何ら得ていないと、陸軍長官が語りました、「我々は引き続き侵入者に対する作戦を行っていく。」

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 320.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 303.8 を入手します。

(Intraasia 注:つい半年ほど前の円高時期の 4.0に比べて、対リンギット円相場は20%も下がりました。 まだ下げ止まりにならないような雰囲気ですね)

3月8日のマレーシア記事

【建設中の新格安航空専用ターミナル KLIA2 の竣工時期とオープン時期】
KLIA2の施主であり運営会社である、マレーシア空港持ち株会社の幹部が明らかにしました、「新しい格安航空専用ターミナル の進捗率は80%です。KLIA2 のターミナルビル建設は順調に進んでいます。5月1日までに竣工するように、建設会社と力を合わせています。」 「KLIA2のオープンは6月28日に延びましたが、この延びた期間は空港運営者が検査し慣れる期間に使われます。」

「KLIA2 のオープン式はナジブ首相が選んだオープン日である6月28日に行われるでしょう。これは1998年にKLIA がオープンした日に重なります。」 「ターミナルビルに入居する小売店は段階的に入店できるようになります

年間空港利用者数4500万人まで対応できることになる KLIA2 は、60の搭乗口を持ち、80のエアロブリッジを備えます。 商業用フロアに入店する店舗数は 225店舗になります。

(Intraasia 注;数週間のニュースでは進捗率は82%程度だと言っていたのですけどね。まあそれはいいとして、どうやらKLIA2 の5月部分オープンはなさそうですね。結構なことです。部分オープンのような中途半端なことは止めて、運営者側が新ターミナルにしっかりと慣れてからオープンすべきだと思う。その意味では6月28日の方がずっと良い。あと1か月半ほどで、残り20%を本当に完成させることを期待しましょう)

【Carrefour は既にAeon Big になりました】
(Aeon は2012年11月にマレーシアのCarrefour チェーン 全27店舗を買収しました)
Carrefour その後Aeon Big という名称に変更された。 Aeon Co Ltd は Aeon Big 店舗の内部と外部を改修すらために今年RM 6500万を投資します。 

Aeon Big は現在新経営陣の下で、多くの改良を行いながら再ブランド化を行っています。この際ブランド化にちなんで、Aeon Bigはオレンジキャンペーンを始めました、70日間のキャンペーン期間中にマーケティングと宣伝活動を行い、ホームページやカタログなどを一新します。 

(Intraasia 注:現在のAeon 店舗に加えて27店もイオングループに加わったわけです。先日 あるAeon Big 店舗を訪れたら、外部と内部の一部はまだCarrefour のロゴがまだ残っていました、袋などはすでにAeon Big になっています。イントラアジアの歩いて行ける範囲にAeonはないのでめったに行きませんが、具体的にAeon Big はAeon とどう違いになるのだろう。 )

【スルー武装侵入者の掃討作戦はまだ続いている】
(サバ州のLahadDatu地方で指揮している) 警察庁長官は記者会見で明らかにしました。
スルー武装侵略者の掃討作戦において、7日は32人が死んだ、これで一連の事件が始まって以来スルー武装侵略者の死者は 52人となります。
「現時点ではこれ以上の情報は明らかにできません。」
陸軍司令官は語る、「掃討作戦はゆっくり進めている、これはマレーシア部隊の安全を第一にしているからです。」

ナジブ首相は、サバ州東海岸の主権と安全を守るために、特別保安区を設定することを明らかにしました。この特別保安区には、Kudat, Tawau, Kunak, Sandakan、 Lahad Datuの各地方が含まれます。この設定案は既に内閣で承認を得たとのことです。
これとは別に首相は、追加の軍隊と警察から構成される5大隊を サバ州へ派遣することも明らかにしました。「この方策はサバ州州民の信頼を上げるためです、政府はあらゆる手段を取ります。」

(Intraasia 注:国内へ他国人武装グループが侵入して立て籠もり、さらに治安部隊員を攻撃し何人も射殺したという出来事は、独立国家として極めて由々しきことであることは、どんな国にとっても同じでしょう)

【サバ州をスルースルタン領、またはフィリピン領と主張するのはなぜか】

イントラアジアの知識でまとめておきます:

サバ州の地は19世紀後半以来 North Borneo と呼ばれた英国の植民地下にあった。第2次大戦後世界の状況が激変し、その流れを受けて1963年8月にNorth Borneoは独立しサバとなった(具体的にいつ名前が変わったかは知りません)。そしてサバは、その少し前から協議されていた マレーシア成立、1963年9月、に加わりマレーシアの1州となった。この時マレーシアを構成したのは、1957年に独立を達成していたマラヤ連邦、シンガポール、及びサバとは別の形で英国植民地であったサラワク、この4者です。その2年後シンガポールはマレーシアから離脱して独自の国となる。

ではなぜスルースルタンはサバ州を領地であり支配する権利があると主張するのか?  
17世紀、18世紀には現在のサバの地の一部がスルースルタン国の領土であったのは事実だそうです。それは当時ボルネオ島で強大であったブルネイ王国がスルースルタンにサバの地の一部を割譲したという説明を読みました。スルースルタンがサバの地をどれくらいの年数、どれほど有効に収めていたかは、イントラアジアは知りません。 

現在スルーはフィリピンの一部です。スルースルタン制は依然として残っており、ただしフィリピン内で独自の領土を持っているわけではない。今回自称スルースルタンが、サバ州に侵入した武装主義者を大いに鼓舞した発言をフィリピンで繰り返したことは、マレーシアメディアも報道している。 

1963年のマレーシア成立にあたって、フィリピンはオランダにある国際司法裁判所に、サバの地はフィリピン領だとの訴えを提訴した。 その後フィリピン政府の歴代大統領はサバ州領有を強く訴えることはあまりせず、といってその主張を正式に取り下げた訳でもない、というあいまいな態度を取ってきたと言われる。 

マレーシア成立時点で、North Borneo つまりサバの指導陣と民衆はマレーシア参加を選んだ。そしてそれ以後現在ではもちろん、フィリピンにまたはスルースルタンに治めてほしいという州民はまずいないでしょう。 そもそも民衆の意向を一切無視して、スルタン領だなどという封建的主張をするところに、この問題のアナクロニズムがあります。 

フィリピンは、スルースルタンはサバの地を領有する、スルーはフィリピンの一部である、よってサバはフィリピンの領土である、という三段論法に基づくかのようです。今回の一連の事件でも、フィリピン政府側はスルー侵入者を断罪するようなことをせず、もちろん支持もせず、当たり障りのない姿勢に終始しています。
サバ州地図
特に調べたわけではないが日本ではごく小さな扱い程度しか報道されていないように思われる、日本で報道されないとイントラアジアの主催ブログの検索言葉にもそれを示す単語が現れてこないことを経験上知っています。マレーシアの相当な重大事ですから、さらに日本で報道される、されないといった点をイントラアジアは考慮しませんので、スルー武装主義者のサバ州侵入と攻撃事件について歴史的説明を加えておきました。

3月7日のマレーシア記事

【ひったくり犯グループを逮捕】
ペナン警察は悪名高いひったくり犯グループをつぶしたと明らかにしました。これはKepala Batasに住むグループリーダーを逮捕したからです。
通報によって警察が彼の家を捜索したら、盗品が数多くありました:現金、宝石、携帯電話、ラップトップなど

「警察の捜査で、このグループは10人ほどから成り、ペナン州で少なくとも20件のひったくりに関連している。現在グループ員を逮捕中です。」 「彼らは仲間で集まってバイクを使い、犯行を重ねていた。」

(Intraasia 注:ひったくりは極めて多くの場所できわめて数多く起こっています。特別な場所での犯行ではない。現にイントラアジアも先日ひったくりに遭ったぐらいです。20年来馴染んでいる地元の道路で日中午後3時の出来事です。たまたまその時間は人通りが少なかった、そこでバイクに乗った2人が寄って来て、肩にかけた小さなバッグをひったくった。安物バッグのためひもがすぐ切れて身体には全く影響はなかった。 ひったくりで危ないのは、首輪やカバンをひったくられる際に被害者が転んだりすることだと言われています。 まさにそれを実感しました。 警察署へ行って報告しましたが、この種の犯罪は数あるので解決など最初から期待していません)

【 AirAsia がインドでの合弁会社設立を計画している】
(AirAsia はインドに現地法人を設立して AirAsia India を発足させることを以前から希望していました)
消息によれば、 AirAsia は設立する計画の合弁会社AirAsia India における株式保有率について、インドの外国投資奨励委員会から最高49%までとの同意を得たとのことです。
これに関して、インドからのメディア報道は反対に、インドの航空当局が留保しているので交渉は困難に面していると伝えていました。

計画中のAirAsia India はチェナイに本拠地を置き、Tata Sons Ltd が 30%を持ち、 Arun Bhatiaの投資会社 Telestra Tradeplace Pvt Ltd が残り(21%)を持つことになる予定です。このプロジェクトで AirAsia の当初の投資額はUS$1500万とのことです。
インド航空当局のこの件に関する留保は、航空産業における改定された外国からの直接投資規則が、新しい合弁企業にも適用されるのか、それとも現行の企業だけに適用されるのかということに関してであると、インドメディアは伝えている。

AirAsia の次に取るステップは、インド国内で運行するための航空運営免許を得ることです。 AirAsia グループの最高経営責任者は2週間前、(それまで予想されていた以上の早さで) AirAsia India設立に向けてTata と Bhatiaとの間で合意を取り付けました。

【サバ州内に根強く存在する、フィリピン南部とのネットワーク】
警察はこの数日間スルー武装侵入者のシンパと見なされる者たちを拘束して尋問しています。対象者には侵入グループリーダーの親戚、治安部隊員、地元政治家も含まれています。しかしながら警察からはどういう者を何人を拘束したかの正式な公表はありません。警察はスルー武装侵入者とサバ州にいる親戚やシンパとのつながりを明らかにしようとしています。

侵入された寒村の村人によれば、武装グループのリーダーと彼の部下1人は、地元村の首長らと婚姻を通じたつながりがある、とのことです。このリーダー自身、1970年代 Kudat地方の役人をしていた、彼の親戚はLahad Datu, Semporna、 Sandakan地方に広く散らばっているとのことです。

Semporna市の近郊の海浜地には水上家屋形式の部落が数多くあります。地元の行政官は言う、「家族が非常に緊密に暮らすのは Sempornaの文化です。」 「元から住むマレーシア人とフィリピン南部からやってきた避難民らとの間で起きる婚姻を通して、家族のきずな強化になっている。 移住者の多いことがこういった水上部落の拡大につながっています。」 「この地方ではBajau 族が多数派でSuluk族が少数派です。」

(Intraasia 注:サバ州東海岸一帯に広がるフィリピンコネクションは、今回の侵入攻撃事件の下地になる大きな関連要因であることがわかります。一般に東南アジアの村々、町々の人間関係は拡大家族・親戚というつながりの持つ重みがたいへん大きい。サバ州、とりわけ東海岸の南部フィリピン近接さは、即人的近接さにもなるといえるでしょう。)




3月6日のマレーシア記事

【スルー武装侵入者が立て籠もった村を制した後、引き続き残存者を掃討中】
サバ州東海岸のLahad Datu地方の寒村 Tanduoに侵入して立て籠もったスルー武装グループに対する、マレーシア軍と警察による攻撃が5日に行われ、マレーシア治安部隊はこの広さ4平方㎞の地区を確保しました。夜になってこの村のほぼ半分は確保したことになりますが、武装グループのリーダーの生死はまだ確認されていません。

警察庁長官は説明する、「マレーシア側に人的被害はゼロです。 まだこの地区に敵はいくらか残っているようだ。逃げていないことだと思う」  この海浜の寒村の海上及び東海岸海域で、マレーシア海軍と沿岸警備隊の船 11隻、ボート 13艘が警備しており、スルー武装者のフィリピンへの逃避を防いでいます。
フィリピン南部からの侵入者の報復攻撃の可能性はマレーシア治安部隊にとって常に心配するところです。

サバ州の町々では、武装主義者を見た、攻撃がまだ続くだろうという噂が出回っており、民衆の心配感が漂って居ます。 多くのサバ州民は食料品などの買い貯めに走っている。学校や会社で閉めた所は多い。
フィリピン側の報道では、フィリピン当局はスルー武装グループにつながる者たち70名がサバ州東海岸へ渡っていこうとするのを防いだとのことです。

(Intraasia 注:5日朝のマレーシア軍の攻撃の際、最初に複数の戦闘機による爆撃を何回も行ったとのこと。 それだけでは侵略者を無力化できないので、その後軍隊と警察部隊による作戦を展開したと報道されている。治安維持活動で軍隊が出動したことはこの数十年の歴史では何回もあるが、爆撃までしたのは初めてのはずです。他地区ではまだ侵入者を駆逐できてない模様。地形など面から掃討作戦は容易ではないようです)

【サバ州東海岸の町々、村々では数々のうわさが飛び交っている】
Semporna の町の沖に浮かぶ Bum-Bum 島で小学校教師として働いている女性は言う、「多くの教師たちは3月1日に島を離れてそれぞれの州内にある故郷に戻りました。いろんな噂が飛び交っており、いくつかの学校も休校になった。そこで故郷に戻りました。島に残って危険なリスクに面することに意味はない」

政府官庁で働く男性公務員は語る、「 マレーシア当局は全ては支配下に置いたと言っているが、たくさんのうわさが飛んでいます」

(Intraasia 注:東海岸つまり海に面した Lahad datu地方、Semporna地方、Tawau地方などはフィリピン最南部の島々から極めて近い、従ってフィリピン領からボートで30分もあればサバ州内の陸地に到達できるそうです。サバ州東海岸は広大な海岸が続き、無人や寒村しかない地が多い、この距離的近さとサバ州の地形が、フィリピンからの人の往来を容易にしている。さらに数十万人は住んでいるだろうと言われる、フィリピン人またはフィリピン系マレーシア人の民族的関係がある。こうしたことから、サバ州は昔からフィリピン要素を大きく抱えている。 マレーシア海軍と沿岸警備隊の海上警備だけでは密航を防ぎきれないのは過去の歴史が証明している。数十隻の船による監視を長く続けることは不可能です。 スルー武装グループやその他フィリピン南部グループの侵入は今後も十分あり得ると考えるしかなさそうです)

【携帯電話の通話落ちに関して、監督官庁が携帯大手に罰金を科した】
(監督機関である)マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会は、三大携帯電話運営会社に対して通話落ちの件で罰金 RM 19万を科しました。これはこれまでの最高額です。
DiGi Telecommunications Sdn Bhd の罰金額は合計で RM 10万、Celcom Axiata Bhd には計 RM6万、Maxis Communications Bhdには計RM 3万です。

マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会によれば、その理由は消費者からの苦情が非常に多い、また委員会独自のテスト結果も参考にした。「何か手を打たねばならない。」 「委員会は携帯電話会社に各社サービスを向上させるべく10か月の猶予を与えました、しかし何もなされていない。」

通話落ちは通話中に突然通話不通になることです、それは技術的な問題です。「通話落ちの一般的な原因は、携帯電話会社が立てることになっている電波通信塔の不十分さです。」 多くのグループが訴えているのは、消費者は通話落ちのために余計にお金を払っているということです。
「消費者が通話落ち問題に面している以上、問題は解決されていない。委員会としては携帯電話会社に厳しい立場になります。電話会社は顧客をより増やしたい、しかし消費者のために十分なことをしていない。」と委員会。

一番最近の調査では、マレーシア国内に 4100万人の携帯電話利用者がいることになっている。人口は2800万人ですが。

(Intraasia 注: 通話落ちと音声の質の悪さは以前から変わりませんね。携帯5社は非常に競争激しく、宣伝も派手であり、国内津々浦々に販売する店やブースがある。 その点は結構だが、通話落ちと質の悪さは何とかしてほしいと思う。委員会の罰金額など大手3社には痛くもかゆくもないでしょう。 携帯利用者の80%超がプリペード利用者なので、4千万人もの利用者がいることになる。 使われていない番号が数百万個ぐらいあるのではないだろうか、さらに1人で複数番号持つのも何ら難しいことではない。ある番号を入手して利用開始に必要な金額はRM 20程度です。スマートフォンでなければ、低価格携帯はRM 100ぐらいから売られている)

3月5日のマレーシア記事

【火曜早朝からマレーシア軍はスルー武装侵入者に対する攻撃を開始した】
ナジブ首相が5日朝短い声明を発表しました。
「Lahad Datu地方の寒村に侵入してとどまっている、スルー侵略者に対してマレーシア治安部隊は全力で攻撃します。マレーシアは、民衆が望むように、国の名誉と主権を守るために必要な行動を取りました。マレーシアは平和を愛するイスラム国であり、常に外交を通して争いを解決しようとしてきた。しかし流血を防ぐという我々の努力は失敗した。侵入者は攻撃してマレーシア治安部隊を殺した。 侵入者はサバ州を去る気がないことが当局に明らかになった。」

事件の寒村 Tandu から7㎞ほど離れた Tanjung Labianのコミュニティーセンターには、 Tanjung Batuから避難した村人が300人ほど集まっており、月曜日から何も食べてないと訴えています。侵入者のことを聞いて彼らは避難してきました。
侵入者の立てこもった 寒村Tanduoの上空には朝から戦闘機が何機も飛来しています、さらにその方面からは砲声も聞こえる。

(Intraasia 注:この短い文章でもお分かりのように、ついにマレーシア政府は意を決したようです。もはや単なる治安維持行動ではなく、軍事行動を取りだしました)

【Semporna地方の村・Simunul 海浜居住地で起きた警官6人が殺された事件の話】
サバ州東海岸の Semporna地方の村・Simunul 海浜居住地で発生した襲撃事件では、スルー武装グループによって殺された警官6人中の1人は首を落とされていた、また2人は拷問を受けたとの報道がありました。多くのSukuk 人から構成されるこの居住地の村人は語る、「グループの者が殺した警官の首を落とした画像を携帯に記録して警察に送ったと聞いた。」 近隣の村の村人は、4日午後に新たな銃声を聞いたと語る。またSimunul 海浜居住地の村民の中には、スルー武装グループのシンパがいて家に武器を隠していたという話もあります。

しかしこういった報道には確証が取れていません。 事件の起きた海浜居住地は、大多数の村人はフィリピン南部からモロ民族とフィリピン政府軍で起きていた紛争を避けるため1970年代にサバにやって来てその後定住した Suluk 人です、中には国連の難民としての定住者もいます。ただ多くの村人はフィリピン側の者と緊密な関係を維持しているそうです。

Semporna の町は再び人通りが全く途絶えています。 治安当局は要所要所で警備を固めています。

(Intraasia 注:状況はほとんど毎時変わっているようで、最新ニュースは追い切れません)

【スルー武装グループのサバ州侵入と攻撃事件に関する華語紙の社説から】
(スルー武装グループを華語紙は ”スルー軍” と呼んでいる。 華語紙の社説から抜粋します)

”いわゆるスルー軍”がサバ州に侵入して3週間の間、徹底解決がなされなかった。当局は当初の対応策にミスがあったのは明らかだ。初めは彼らの力を低く見ていた。そこで彼らに対して寛容な態度を取りすぎた。当局は流血を避けようと談判する機会を与えた。確かに人道的と言える。しかし彼らは我が方との交渉期限をきちんと守らず、当局はスルー軍との交渉に長い時間を与えどんどん延びていった。対応行動は迅速ではなかった。最終的に我が方は有利な主導する立場を失ったのです。

また別の面では、当局は小規模な警察特殊部隊を前線に送った、これは判断の誤りといえる。実際、”スルー軍”はいわばテロ分子と同じだ。彼らは強力な武器を持っており、軍事訓練を受け実戦経験もある。当局が事件開始当時に軍隊配備し、武装を前方支援に送り出すべきであった。これならスルー軍の強力な武器力に抵抗ができ、警察官の損害も減ったかもしれない。 軍隊の介入は遅すぎたが、軍隊と警察は協力を密にしなければならない、そうすればこの危機を早急に解決できるでしょう

スルー軍は容易にマレーシア国境内に入り込み、Suluk 人定住者に受け入れられやすいまたはフィリピン人違法滞在者の協力を得やすい。彼らはこのほかSemporna やLahad Datuの地理に通じている。我が治安部隊が待ち伏せ攻撃に遭いやすいのです。

【Rapid KL バス網に備わったGPSシステムとバス停の電光掲示板】
クアラルンプール圏の公共バス RapidKLは 乗客情報システムPISつまりバスの到着を知らせる電光掲示板 と各車輛に装備した GPSが2011年以降段階的に備わりました。

「GPS を通して、本部にあるバス管理センターが各車両の動きを監視できます。バス運転手はバスの基幹無線で管理センターと相互通信もできます。Rapid KL 路線169 の全てがこのGPSシステム下に入っています。」 とRapid KL の親企業である Prasarana の幹部は説明する。 「バスの動きが速すぎる、または遅すぎると警告が出て、スケジュールに沿うようにさせる。」 「バス管理センターの職員がその時点での情報を打ち込むことで、各バス亭に設置された電光掲示板に到着と出発時間が表示される。」

PISつまり電光掲示板をバス停に設置するためには地方自治体と電力会社の許可が必要です。これまでに59か所の設置場所中 52か所で設置が終わりました。

(Intraasia 注:昨年からクアラルンプール市内の主要なバス停でこの電光掲示板が少しずつ設置されていきました。イントラアジアのホームページに写真は載せています。ただこの表示板のバス到着表示がいささか正確ではないことに気が付いていましたので、この記事を読んでなるほどと思いました。 渋滞などが常態的にあるので、そのバス停までの到着時間を正確に表示するのはたいへん困難だと思う。なるほど最終的には手入力されて調整されるわけか)

3月4日のマレーシア記事

【サバ州東海岸の別の2か所にもスルー武装隊が侵入し銃撃】
サバ州東海岸の Semporna地方の村・Simunul 海浜居住地で発生した襲撃事件で、さらに1人の警官の死体が確認されました。これで計6人の警官が射殺されたことになる。

警察は同時に6体の死体を確認し、それらはサバ州に侵入したフィリピン南部のスルー人武装者だと推測されてています。 警察庁長官は、Simunul 居住地での襲撃事件は終わった、人質になっているような状況は起きていないと、民衆に安心するように呼びかけました。

警察庁長官の発表によれば、この襲撃事件では警察が300世帯ほどから成るその村をしらみつぶしに捜査していたとのことで、その際武装グループから襲撃を受けたとのことです。捜査に当たった25人の警官は地元Semporna 警察に所属する警官だけでなく、警察庁本部からの派遣された中級幹部官もいたとの報道です。

サバ州警察の長はこの事件に関連して語る、「その村で襲撃に加わったフィリピン人武装グループの1人は、7㎞離れた別の村に入り込み警官隊を殺したと宣言して村人を人質にしようとした、そこで村びとは彼を殺した。その男はM16と手りゅう弾発射機を持っていた。歩いている間に村の若者たちがその男を圧倒して殺した。村人の行為は良くないが、彼らは人質になっていたのです。彼らは自己防衛する権利がある。」

100人以上のスルー武装グループが居座るLahad Datu 地方の村の事件とは別に、武装侵入グループが別の地方に現れた2つの事件が起きたことから、マレーシア軍隊は該当地方への部隊派遣を増強しています。
Kinabatangan地方の村でも武装侵入者を目撃したという情報も出ていますが、警察は現時点では否定しています。

事件の起きたSemporna地方では数千人の住民が避難し、緊張した状況になっています。問題のSimunul 海浜居住地には精鋭の攻撃小隊が送り込まれました。
3軍統一司令官は、Semporna地方と Kunak地方には、さらに2つの大隊を送り込んで治安維持を強化すると発表しました。「Semporna 地方などへ侵入した武装グループは、わずか25分程度離れただけのフィリピン領から小さなボートで数日間にわたって侵入してきたのであろう。だからマレーシア治安部隊はそれを察知できなかった。彼らは市民服を着て紛れ込んできたのであろう。上陸してから軍服に着替えたようだ。」

サバ州東海岸の状況に対応するために、マレーシア陸軍はクランタン州に本拠を置く旅団から2個大隊をサバ州へ向けて送り出しました。

逃げうせた武装侵入者がいないかを確認するため、Semporna一帯の海浜地域を警察は捜索しています。さらに武装侵入者が目撃された Kunak 地方の村でも捜索を続けています。
Lahad Datu地方には陸軍の戦車も到着しました。

(Intraasia 注:マレーシアの治安史において、これほどの数の警官が一挙に殺されたのは、90年代以降はなかったはずです。これまではずっとマレーシア警察が前面に出て軍隊が支援するという形ですが、もはや警察だけでは十分に治安を保てない状況になり、軍隊の増強がなされているようです。マハティール元首相はある新聞で解決への強硬策を唱えています。また野党陣営の一部の指導者が スルー武装主義者の背後にいるといった噂、というか言論攻撃、も流れているそうです。東海岸のこのあたりは南フィリピン出身の住民がかなり多数住んでいることが歴史、民族的つながりから不思議ではありません、いわゆる水上部落も各地にあるようで、今回の襲撃事件の現場も水上部落です)

【マレーシア国内市場で存在感を増す中国製トラック】
マレーシア国内のトラック市場で、中国メーカーが比率を増しています。

マレーシア企業が国内での中国製トラックの組立と販売する権利を取得して展開しています、その一つが中国のSinotruck ブランドです、一般トラックから特定仕様のトラックまで多品種をそろえており、半島部だけでなくボルネオ島部にも展開しています。

マレーシアにおける組み立てと販売会社のSinotruck Malaysia によれば、国内トラック市場の約2割を占めているとのことです。「中国製トラックということで以前は品質を疑われたが、ヨーロッパ製トラックにひけをとらないことを示してきました、一方価格はもちろんヨーロッパ製よりも安い」 と同社。
もう1社 中国製トラックメーカー Dongfeng は昨年国内で180台を販売しました。

3月3日のマレーシア記事

【サバ州東海岸の村で、また別の重大事件が発生、警官5人が射殺された】
サバ州東海岸の寒村における、フィリピン南部の自称スルースルタン部隊の侵略と交戦事件とは全く別の事件が、サバ州東海岸 Semporna 地方の寒村で起きました。
村の捜査に訪れた警官が賊に逆襲されて 5名が殺されたことを、警察庁長官が発表しました。

長官によれば、「警察は現在サバ州で3つの重大事件に面している」。 このSemporna地方での攻撃を受けた件においては、警察部隊が海浜のSiminul 住居地へ入って武装グループを捜索していたとき、グループから銃撃されたとのことです。「この際警察部隊は賊の2人を射殺した。残りの賊を追跡しているところです。」

これとはまた別の地方で、「警察はまた東海岸 Kunak地方に現れた武装グループ10人を追っている、うち3人は軍服姿で武装しているのが、2か所の村で目撃されている。」 「Semporna の事件とKunak の事件が 自称スルースルタン部隊の侵略と交戦事件に関連性があるのかを、警察はまだ調べている段階です。

Semporna地方の村は、侵略と銃撃が起きている Lahad Datu 地方の寒村 Kampung Tanduo から150㎞ほど離れています。

(Intraasia 注:驚く事件が連続しているサバ州東海岸です。単なる物取りや強盗事件とは思えませんね。武装グループが数か所の村に侵入し、その内1件では警官が銃撃されて5名も殺されたというのですから。ワイルドウエストと呼ばれるサバ州東海岸といえどもこれだけ武装グループ侵略が頻発したら、村民が避難するという報道にも納得がいきます。 マレーシア治安当局への真っ向からの挑戦といえる連続した出来事です。 これらの事件になっているのは、サバ州の東南部の海に面した一帯です、東海岸の Lahad Datu 地方、そこから150㎞以上離れた Semporna地方の村です。さらに100㎞以上南下するとインドネシア国境の町 Tawau になる。 是非地図をご覧ください。イントラアジアが陸路 Lahad datu からSemporna 地方を経てTawauまでを旅したのは既に10数年前のこと、現在の状況は当時とは当然変わっていることでしょう。)

【 RHB銀行と日本の国際協力銀行によるグリーンプロジェクト融資】
マレーシアとアセアン(ASEAN)における持続可能な環境プロジェクトへの融資と開発面で、RHB銀行は日本の国際協力銀行 JBICとの間で協力合意を結びました。
この協力の下で、RHB は2つのマレーシアプロジェクトを特定しました、それぞれのプロジェクトにはJBIC がUS$5千万の融資をすることになります。

「これは環境とエネルギーのための日本とマレーシア協力イニシアチブに沿ったものです。」と RHB の頭取は両者間での覚書調印式の場で語る。 「このイニシアチブによって大企業と中小企業がグリーンプロジェクトを始めるのを促進させるでしょう」 「我々はまだファンドの規模に関して決めつつあるところですが、まずUS$1億から始めます」 「RHB は融資を行います、JBIC は追加資金のローンを提供することになる。」 「RHBが資格あるプロジェクトへの融資を行う窓口になります。そのためには沿うべき条件があります。」

JIBCによれば、「JIBC は(融資に)値するプロジェクトを選ぶ権利を留保します。融資先は日系企業に限りません。」 「この協力事項に関してJBIC にこんたくしとしてきた最初のマレーシアの銀行がRHBです。」
RHB は過去7年の間にJIBC と7件で協力してきました: カーボンクレジット融資計画、US$1億のひも付きでないローン2件など、

この後行われた対話の部では、マハティール元首相が登場し次のように語りました、「日本がマレーシアとアセアン(ASEAN)に投資する機会を求めていくことを期待している。日本はその技術力と優れた労働倫理によって、再び他国へ投資することに目をむけることができる、例えばアセアン(ASEAN)では、中国、韓国などの製品に対する競争力を達成する方策として。」 「アセアン(ASEAN)は豊かな国々ではないが、互いに投資しあうことを始めています。」 「マレーシアは西側に輸出市場を多少失ったが、アセアン(ASEAN)市場に替わりを見つけた。アセアン(ASEAN)は豊かではないが、我々の製品を受け入れてくれる。」

(Intraasia 注: 日本のアセアン(ASEAN)への投資を単なる表敬言葉ではなく政治家として真に期待する言葉を述べるのは、やはりマハティール元首相らしいところです。 中国歓迎の主張がきわめて高まっている現在のマレーシア政界、与野党を含め、彼は数少ない存在といえます。)

【高い利率になる定期預金の広告】
Public Bank の広告
新たに預ける預金額において次の条件を満たすとき
定期預金額が最低RM 8千 + 普通預金額が最低RM 2千 =RM 1万
定期預金額が最高RM 40万 + 普通預金額が最高RM 10万 = RM 50万

定期預金年率が、1か月目と2か月目3.68%、 3か月目と4か月目 3.88%、 5か月目 4.68%、 6か月目 4.88%
このプロモーションは2013年3月末まで提供

(Intraasia 注:また別の銀行は一定の以上の預金をした顧客の中から毎日RM 888があたる、抽選を宣伝している、これを3月末まで続けるとのこと。銀行間の預金獲得競争の一面です)

3月2日のマレーシア記事

【サバ州寒村に侵入したフィリピン人武装グループと治安部隊間で交戦があり死亡者が出た】
(フィリピン南部の、現在は存在しないスルースルタン国の軍隊を自称する100人ほどの武装グループが2月9日以来サバ州東海岸の海岸に侵入して寒村に居座っている事件:武装グループはマレーシア政府の退去勧告を拒否し、3週間ほど膠着した状況が続きました。3月に入ってようやく事態が動き始めました)

(武装グループは寒村占拠当時から常時フィリピンのメディアに携帯電話で状況を連絡しているとのことです) グループリーダーはフィリピンラジオ局に状況を伝える中で、マレーシア治安部隊との交戦が始まり、グループの10人が死亡し、4人がけがをしたと主張しました。フィリピンラジオ局は放送の中で、銃撃が聞こえたと伝えました。

フィリピンメディアではいろんな主張と報道がなされているとのことです。中には死亡者中に女性もあるというのもあります。
マレーシア警察側は、フィリピン人武装グループの正確な人数は依然としてつかんでいません。一方フィリピンメディアは、全部で180人で女性7人を含む、内30人が武装していると、伝えているとのことです。

武装グループの自主的退去または降伏をずっと求めてきたマレーシア政府は、この武装侵入グループに対してもうこれ以上我慢することはできないと決断しました。
1日の交戦によってマレーシア治安部隊にも被害が出ており、2人の警察特殊部隊員が死亡、さらに3人の警察部隊員がけがをし、うち1人は重体です。

治安部隊は現場から、フィリピン人武装グループの使っていたM16, 手りゅう弾発射機などの武器を押収しました。治安部隊はグループを囲む範囲を縮めており、夜間に入って交戦は停止しました。 サバ州警察の長官は説明する、「部隊は封鎖した地区に入った時、武装グループが銃撃してきたので、反撃した。この寒村の周りの陸と海は完全に封鎖している、彼らは今やごく狭い場所に押し込められた。降伏者は1人も出ていない」

寒村で銃撃戦が始まったとのニュースによって、サバ州東海岸の町、現場から数百Kmは離れている、 Semporna, Tawau, Sandakan 、Kudatでは、警察が治安強化を行いました、サバ州警察長官は、住民は落ち着くように、事態を抑え込んでおり他の地域に影響は及部ことはない、とサバ州州民に呼びかけました。 現場から一番近い町、Lahad Datu では治安強化はしているが、夜間外出禁止令は出ていません。

(Intraasia 注:状況は流動的なので、今後さらに進展があるでしょう。 この武装グループ応援の目的でサバ州に入り込もうとするフィリピンの狂信的な一部の者をサバ州に侵入させないことも含めて、マレーシア治安部隊はサバ州東海岸の陸海を封鎖しているようです。侵入グループは携帯電話でフィリピンメディアとずっと連絡をとることで、一部のフィリピン人の中に応援意識を起こさせ同時にサバ領有意識を鼓舞させようとしたのでしょう。スルタン領などと主張するように彼らは19世紀的な封建思考の持ち主グループですが、やってることはきわめて現代的なメディア利用もしている。 サバ州の寒村の出来事など日本には関係ないと思われる方がほとんどでしょう。確かに地理的にはそうです、ただ領土領地を主張して行動するグループはどこにでもいる、日本にも中国にも台湾にも韓国にもいる。つまり、ある島に上陸し現代メディアを十分利用し、自国民の中に領有意識を鼓舞する方策を、この侵入グループは示したことになる。 問題をより深刻に拡大させかねない大変危ない行動です。)

【警察長官と陸軍司令官に任せる、とナジブ首相】
ナジブ首相は、2人の警察官が死亡し、3人がけがしたことに哀悼を表明して記者会見で語る、「スルーの武装グループが最初に銃撃してきた。退去命令の最終期限が切れた以上、侵入者にはあらゆる手段を取ります。警察庁長官及び陸軍司令官に一切の指令権を任せて、必要な行動を取ってもらう。」 「今後取る行動は警察と軍隊及び現地の指揮官次第です。」 

「これ以上妥協はしません。侵入グループは降伏しなければ、最終的な結果に面することになる。」 「現地の海上はマレーシア海軍が封鎖して折り、誰も逃げられない。 必要なことはあらゆる手段をとって彼らを活動できなくすることです。」 「報告によれば、侵入者グループは12人が死亡したようだ。フィリピン当局にはあとで通知します。」

(Intraasia 注:マレーシア側に死者が出たことでかなり状況の捉え方が変わったことでしょう。 この事件で現地の任務に当たっているのは、街で見かける一般警官や機動隊ではなく、国境警備などに専門に携わる部隊とごく少数の選抜された警察官である特殊部隊に属する警官です。さらにマレーシア陸軍と海軍が任務にあたっているようです)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 327.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 302.8 を入手します。




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