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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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1月31日のマレーシア記事

農歴新年(旧正月)の初日にあたり、全国祝日です。

【中央銀行Bank Negaraは政策金利の利率を据え置いた】
マレーシアの基準金利である、一晩もの政策金利の利率を 3%のままで据え置くことを、今週中央銀行Bank Negaraが決めました。

12月の消費者上昇率は3.2%であり、今後も高い率になることが予測されているので、中央銀行Bank Negaraは物価上昇率の動向を引き続き監視していくとしています。2013年の年間では 2.1%となる。

「今後物価上昇は、主に国内のコスト要因から高くなると予測されます。」 「マレーシア経済に関しては、幾つかの指標から2013年第4四半期は持続した成果を記録したことを示唆している。」 「今後において、成長の勢いは2014年も続くことが期待されます、国外では実績はより良いものとなるでしょう。投資活動は引き続き盛んになると期待されている、これは民間の資本支出が引っ張ります、とりわけ鉱業、製造業、サービス業分野です。」

「国内需要は、穏やかであることが予想される。これは進行中である公的分野での統合化と民間消費における成長鈍化を反映するものです。」

【1週間強で1200人以上の不法外国人労働者を本国送還した】

(今月21日から、不法外国人労働者を全国で一斉に取り締まる第2次作戦である、6P不法外国人労働者合同取締り活動 (Ops 6P Bersepadu)が行われています)

6P不法外国人労働者合同取締り活動の開始以来29日までに、既に1239人が本国送還されました。 
内務大臣は語る、「内務省翼下の Imigresen はこれまでに全国で271回の取締りを行い、2544人を逮捕した。」 「1239人中、インドネシア人が563人、ミャンマー人が177人、ネパール人78人、ベトナム人61人、などです。」
 「Imigresen の(複数ある)拘留所には現在約3千人の不法外国人労働者が拘留されています。」

「当局はまた、違法に自分たちの商売を始めた外国人に対しても取り締まりを行う。そういった者たちは商売のためにマレーシア人と結婚する。」

(Intraasia 注:6P作戦では拘留者を本国送還させる費用をその本人に負担させると言っていたが、対象者の多くがその金を持ってないだろうから、全員は無理なことは明らか。送還者数が万人の単位になりそうだから送還費用はかなりの額になる、では誰が負担するのか? こういう時にこそ、不法外国人労働者を雇っていた雇用者側に負担させるべきだと思う。雇用者の責任追及が徹底して行われないことが、不法外国人労働者がマレーシアにやって来る最大の理由ですね。ところで外国人が大衆食堂で店内屋台スペースを借りて商売しているのは珍しくない。ミャンマー人の多い地区ではミャンマー料理の屋台となる。もちろん貸す方だってそういうミャンマー人がビジネス免許を持っていないことは知っている)

【今年の連邦直轄領の日祝賀式典は行わない、と直前に発表された】
2月1日の連邦直轄領の日は、今年はなんの祝賀行事も行わないと、連邦直轄領大臣が明らかにしました。

クアラルンプール市内のモスクにおける連邦直轄領の日に関連したお祈りの後で、大臣は記者団に語る、「これはナジブ首相の控えめな対処策に沿ったものです。」 「祝賀行事は貧しい人たちへ援助を配布する式典をもって代替えとします。 私は連邦直轄領の日祝賀式典用に割り当てられた予算RM 700万をRM 150万に削減した、この額を孤児、身障者、シングルマザー、恵まれない人々へ直接配布することになります。」

大臣はお祈りの後で、RM 1万の小切手をモスクに渡しました、さらに Taman Maluri周辺の孤児向けに、各RM 100を渡しました。

(Intraasia 注: 1月15日の記事で、大臣の発表した連邦直轄領の日祝賀式典の簡素化と予算削減のニュースを載せました。 いつもながらまた突然の変更として式典行事中止となったようです。でも一般的にはかなりの準備は既にしていたはずです。まあ、式典などどうでもいいですが、貧しい人たちへの援助に使った方が良いのは確かでしょう。消費者物価の急騰が予想されることから、ナジブ首相はこのところ物価安定への努力を印象付けようとしています。昨日のスーパーマーケットでの商品値下げキャンペーンもそれです。そして明日の行事は取りやめということらしい。 なおこの記事でRM 100配布となっています、現金のはずです。マレーシアではハリラヤ時のような大祝祭時に、恵まれない人たちに州の首相が直接お金を手渡すことがよく行われています。もちろん州財政からの出金です)
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1月30日のマレーシア記事

【全国の10の小売業企業 955店舗が参加して商品値下げキャンペーンを開始した】
全国のスーパーマーケット店舗 955店において、計4000品目がこれから6か月の間に価格が15%から70%下がります、とナジブ首相が発表しました。政府は上がり続ける物価に対処しようと、29日に首相がこの6か月間に渡る ”値下げキャンペーン”の開始を告げました。

このキャンペーンを推進するのは、国内取引と協同組合と消費者省であり、参加するのはスーパー・ハイパーマーケット業を営む国内と外国資本の小売企業 10社です:Econsave, AEON, AEON Big, Mydin, NSK, 99 Speedmart, Segi Fresh, Giant, KK Mart, Tesco
価格値下げとなる対象品は、生鮮品、冷凍食品、乾燥食品、飲み物缶、赤ん坊と小児用品などです。

首相は述べました、「6か月の間に品々の価格が下がることを期待しています。」 「政府は、民衆が直面している物価上昇の問題を承知している。ただマレーシアは開放的な自由経済なので、外的要因からの衝撃を抑えきれないことがあることを受け入れざるを得ません。」 「消費者は適格な情報をつかめば上手な(消費の)選択をすることができます。」

(Intraasia 注:首相がクアラルンプール郊外のAEONスーパーを訪問して現場観察している写真が掲載されている。イントラアジアも食品と日用品と食事代の値上がりをひしひしと感じており、これは生活に確実に響いている。 値下げキャンペーンがどの程度効果あるのかわからないが、期待するしかないですな。 ところで上記の10のスーパーマーケット名はほとんどがよく知られた企業です、Segi Fresh というのは初耳ですが。)

【ドラえもん展示会が大晦日は夕方で閉館する理由】
”ドラえもんの100個の秘密道具展覧会” はオープンして100日間無休で行います。ただ旧正月前の大晦日(1月30日)だけは特別に午後5時で閉館にすると、主催会社である國際影業有限公司が発表しました。

これは農歴新年の到来を祝うためであり、そこで大晦日の30日は早めに閉館することで華人家庭で家族が 團圓飯 のために集まりやすくします。
なお”ドラえもんの100個の秘密道具展覧会” は農歴新年初日は通常通り午前10時オープンです。

(Intraasia 注:この展覧会はクアラルンプールで開かれているようです。團圓飯とは、華人家庭で家族が皆揃って大晦日に食卓を囲むという、華人の風習・慣習です。そこで華人界では旧正月前に帰省することがたいへん盛んです)

【スランゴール州の州議会補選を巡る憶測と批判】
民聯 (Pakatan Rakyat) が州政権を握るスランゴール州のKajang州選挙区で、人民公正党PKR所属の華人議員がごく最近突然辞任しました。
(いろんな憶測が流れる中)アンワル元副首相がその選挙区で行われることになる補欠選挙に立候補することを表明しました。人民公正党PKR所属の議員でもあるスランゴール州首相は、補欠選挙時には党としてアンワル元副首相を候補者として正式に発表することになるだろうと述べました。

マハティール元首相はこの突然辞任と立候補表明劇を評して、「アンワル元副首相は首相になりたいのだ。だからスランゴール州の州首相になってその器であることを皆に示したいのだ。」などと辛らつに批判しています。

(Intraasia 注:マレーシアの選挙制度は、ある者が州議会議員と国会議員を兼務できる。そこで地元ペナン州選出の国会議員でもあるアンワル元副首相がスランゴール州の州議会選挙区に立候補できるわけです。ただこういった州を異なる兼務はマレーシアといえども稀のはずです。州議会議員であることがその州の州首相になれる条件ですから、アンワル元副首相の意図は皆が推測できる。民聯 (Pakatan Rakyat) 側の友党である、PAS党と民主行動党DAP内には、事前相談もなくPKR が独自に決めたことだと、不協和音もあるようです。各紙ともこのアンワル元副首相立候補表明をめぐる記事をこの数日載せています)

1月29日のマレーシア記事

【”1つのマレーシア援助金”への申請者数の多さ】
財務省の副大臣が明らかにしたものです: ”1つのマレーシア援助金”(BR1Mという略称)への申請者数が1月26日までで770万人に達した。しかしながらこの内の20%はまだ自分の銀行口座番号を当局に提出していない。このため申請期限までに口座番号を提出して手続きを完了させる必要があります。

”1つのマレーシア援助金”(BR1Mという略称)の申請期限は1月31日です(とのこと)。

(Intraasia 注: 770万人とは驚く人数です、赤ん坊から高齢者を含めた国民4人に1人が申請したということになる。もちろん子供に申請資格はないので、大雑把に推測すれば大人2人に1人ぐらいか?いくらなんでも多すぎるように感じる。 BR1Mには所得制限があるはずなので、銀行口座番号提出が求められるのでしょう。行政当局に何百万人もの申請者の口座の動きと残高を調査できるのだろうか? そもそも銀行がこんな多数の国民の口座明細と残高の情報を果たして当局に提供できるのだろうか?という疑問がわきます。いずれにしろ、外国人には一切関係ないことですけど・・・)

【現金輸送車を襲ってRM 300万以上を奪った強盗グループ】
スランゴール州Kuala Selangor 地方のIjok で、白昼現金輸送車が強盗され、RM 336万が奪われ輸送車に火が放たれる事件が起きました。

地元警察によれば、警備会社 Armour Security の本社を朝9時に出発した現金輸送車は、通常のルートを走行してKuala Selangor の Petronasガソリンスタンドに設置されたATM機にお金を配送するところでした。

(Petronasスタンドで)輸送車の乗組員4人が車を離れる前に、Proton車に載った4人組とバイクの2人組の計6人の強盗が輸送車を襲い、警備員を載せたままハイジャックしました。

強盗団は現金輸送車を2㎞ほど走らせた後、オイルパームプランテーション農園の人里離れた場所で車を停めた。「強盗団は金の入った9つの袋を外へ持ち出してから、輸送車のバンに火をつけた。そして金を持って逃走した、その際警備員1人の銃も一緒に奪った。」

バンは午後2時半ごろ発見され、警備員のうち2人は軽いけがをしました。
「警察は、内部犯行の見方を否定はしていません、それは十分に計画されたように見えるからです。」 「警察は集団強盗及び武器強盗の線で捜査している。」 と地元警察の長。

(Intraasia 注:写真も載っているので見ると、車は全焼したわけではない。現金輸送車に対する強盗はこれまでもたまに起きており驚くことでもない。そういう際に、内部者の手引きが疑われるケースもあることがニュースからわかります。今回はどうなるかです。奪われた金額は円換算すれば1億円を超えるかなりの額です)

【サラワク州沖の浅瀬を中国艦船がパトロールしたとの報道をマレーシア海軍のトップは否定した】
中国の艦船がサラワク州から80㎞ほどしか離れていない南シナ海の 浅瀬 James Shoal をパトロールし、中国領であるとして防衛を誓ったと、中国の新華社通信が報じました。(当サイトの1月27日の記事)

この件に関して、マレーシア海軍の最高司令官は3隻の中国船がマレーシア海域をパトロールしたという報道を否定して、中国軍の演習が行われたのは北へ数百マイルの所である、国際水域においてである、とマレーシアの新聞に語りました。「新しく組み込まれた航空母艦と潜水艦を含む中国軍の演習は、マレーシアの200海里の排他的経済水域から1000海里も離れたところで行われた。」 「マレーシアと米国は事前にこの演習の件につい通知を受けた。」

(アセアン(ASEAN)内のフィリピンとベトナムと比較して、マレーシアは中国との領海領土主張の重なりに関して控えめな対応をしています。中国はマレーシアにとって最大の貿易相手国です。

別記事
マレーシア外務省はこの件で、報道機関からの問い合わせに答えていません。またシンガポールからの報道によれば、マレーシアはこの件で中国に公式抗議を出していないとのことです。

(Intraasia 注:マレーシア海軍のトップの発言意味が一部不明なのですが、中国が南シナ海での演習の一環として数隻の艦船がJames Shoal をパトロールしたということなのかな? James Shoal は中国本土から1800kmも離れているそうです。 新華社通信がJames Shoal をパトロールしたと報道したのを、マレーシア海軍のトップが否定するとはおかしなことです。サラワク州沖のたった80㎞しか離れていない海域でのできごとをマレーシア海軍はつかんでいなかったのか?それとも事実に目をつぶった建前に徹した発言かな。スプラトリー群島及びこのJames Shoal に関しては、ナジブ首相は中国への抗議や領海領土で声高い主張はしないという以前からの姿勢なので、今回も公式な発言はまだ伝わっていない。)

1月28日のマレーシア記事

【若いブミプトラ起業家のスタートアップ向けに基金を設立して後押しする】
Skim Usahawan Permulaan Bumiputera という名称のブミプトラ起業家の開始プログラムを立ち上げることを、ブミプトラ経済会議の後でナジブ首相が発表しました。このプログラムでは3年間でRM 1億の基金を用意して、創造的で革新的なブミプトラの若い起業家がビジネスで基盤を作れるように援助します。

Skim Usahawan Permulaan Bumiputera(Superb) はブミプトラの課題指導部の管轄下に入り、新しいブミプトラ企業にはRM 50万の助成金を与えます、このブミプトラ企業の条件は新しい会社かまたは設立して3年未満の会社です。起業家の条件は18歳から40歳までであり、そしてブミプトラ主導の会社またはブミプトラが株式の60%以上を保有する共同会社が助成金を受ける資格がある。

ブミプトラの課題指導部の最高経営責任者は説明する、「このプログラムの第1年目である2014年はRM 3千万が割当てられている。そして60のブミプトラ企業を設立することを目指します」

Skim Usahawan Permulaan Bumiputera(Superb) を支えるのは6つの政府系企業です:Cradle Fund Sdn Bhd, Malaysian Technology Development Corporation, MyCreative Venture Sdn Bhd, Malaysia Venture Capital Management Bhd, Kumpulan Modal Perdana Sdn Bhd、 Multimedia Development Corporation.

(Intraasia 注:ブミプトラが経済界でより力をつけるまたはブミプトラ企業育成は、マレーシアの国策であり、種々のプログラムや政策がこれまで立案または実施されてきた。その最新プログラムと言えそうです。いくつもの政府資本企業が後押しするわけですな、数年後にはその成果はわかってくることでしょう。 Sdn Bhdは株式会社または有限会社の意味です)

【キリスト教会は"Allah" 単語使用に固執し、それに反発する勢力が行動に出る可能性】

ペナン島ジョージタウンのLebuh Farquhar通りにあるキリスト教会では、"Allah" という単語を含んだ幕が敷地外に掲げてある、つまり教会建物の門の近くに掲げてある幕に“Jesus is the son of Allah”と書かれている。
27日未明にこの教会の敷地へ2個の火炎瓶が投げ込まれました。恐らくこの幕の言葉に反発したものと推測される。

ナジブ首相はこの事件に関して、全ての関係者は冷静になるようにと呼びかけました。「政府として、安寧と調和が我々の方針です。法の執行に基づいてこれを維持していくために、できることをやります。」 「この事件を起こした者たちが誰かはまだ不明ですから、市民は憶測をしないようにしてください。」

"Allah"という単語を非ムスリムが使うことに関して首相は述べる、「各州それぞれの宗教に関する法律と規定は、この件における政府が出している10点の解決策よりも優先します。しかしながら、サラワク州とサバ州にはこの種の州法律はありませんので、政府の指針である10点の解決策が適用される。」

別記事
マレーシアキリスト教徒連合は、キリスト教徒と非ムスリムはこの事件に対する反応・反対行動に引きずりこまれないようにとの呼びかけを発しました。「こうした民族手敵対と混乱を起こすための挑発行動は、それを組織する者たちの自己利益を狙ったものです。」

別記事
この10点の解決策は、2011年にナジブ内閣が発表した指針です。この指針においては、キリスト教聖書はマレーシア語、イバン語、及びその他少数民族言語で発行することが許される、さらにそれらを半島部に持ち込んで配布することは一定の条件を満たせば許される、というものです。

先日スランゴール州で州のイスラム教庁がマレーシア語版キリスト教聖書などを押収しました。この件に関して、押収された側であるマレーシア聖書協会は、それらの聖書は政府の10点の解決策指針を遵守したものであると、繰り返し主張しています。

(Intraasia 注:半島部では、とりわけスルタンのいる州では、イスラム教に関することは州が専決する、そして州のイスラム教の長はスルタンです。従ってこの種のことに関する連邦政府の指針を州に強制はできない、と解説されている。政府のいささか煮え切らない態度にはこうした背景もある、その一方反発する勢力が行動に出ると益々状況を悪くさせることになりかねない。世界のどこかで起きているような異なる宗教徒への敵視感情がマレーシアで生まれないことを望みます)

【マレーシア航空は長年航行したきたロサンゼルス便を廃止してしまう】
マレーシア航空は、クアラルンプールとロサンジェルスを結ぶ路線を4月30日をもって運航停止すると発表しました。
これは損失を食い止めるための航空路線見直し活動の一環であり、アジアに焦点を絞るためであると、マレーシア航空は説明しています。

マレーシア航空のロサンジェルス路線は長い歴史がありますが、もはや経済的に成り立たないとのことです。同社はこの原因として、同区間における各社の定員過剰と競争、低い利益率、高いコスト、燃料費といったマイナスの要因をあげています。

現在マレーシア航空は、クアラルンプールと米国の主要都市間をフライトする際の途切れない乗り継ぎサービスをワンストップで提供している、これはマレーシア航空が属する Oneworld グループの American Airlines 及び日本航空とのコードシェアリングによるものです。

(Intraasia 注:ということはマレーシア航空の米国行き路線はなくなるということなのかな? マレーシア航空のロサンゼルスから東京を経由してクアラルンプールへ向かう便は、ずっと以前からある便です。1990年代前半から半ばごろまでつまりKLIAがオープンする前まで、イントラアジアはこの便をよく利用したものです。夕方成田を出発し深夜にスバン空港に着くため、比較的航空券が取り易かった。歴史あるロサンゼルス便も廃止しなければならないほど、マレーシア航空を取り巻く航空界の状況は変わったということなんでしょう)

1月27日のマレーシア記事

【サラワク州沖から80㎞しか離れていない浅瀬を領海だと主張する中国が船を派遣した】
中国は南シナ海のジェームズ浅瀬(James Shoal) を最南部にある中国領とみなしています。
昨年の3月マレーシアは、ジェームズ浅瀬へ4隻の中国籍船が侵入したとして抗議しました、その場所はサラワク州から80㎞ほど離れた沖になる。

中国籍船の船員はジェームズ浅瀬に入った時、空に向かって発砲しました。その後4月には、中国海洋調査船がジェームズ浅瀬を訪れて、領土主張の行使として鉄製の目印を残していった。

石油とガス資源に恵まれていると考えられている南シナ海の海域を巡って近隣諸国との領海論争に、中国は益々いらだちを増しています。中国は南シナ海のほとんどを領海主張しており、その海域には重要な航路が縦横に走っています。
南シナ海の部分海域をベトナム、台湾、マレーシア、ブルネイ、フィリピンが領海と主張している。

今月26日、マレーシアが領海だと主張するこのジェームズ浅瀬(James Shoal) を3隻の中国船がパトロールしました。
中国船の乗組員はその主権を守ると誓いを表明しました。これは中国が断定している南シナ海における領海主張の最新の兆候と言えます。これらの中国船グループは水陸両用上陸艇、2艘の駆逐艦などから成っていたと、中国の新華社通信は声明しました。

(Intraasia 注:外報記事ですが、どれくらいのマレーシアマスコミが載せるのでしょうか。 中国が南シナ海のほとんどを領海だと主張することから、ボルネオ島のマレーシア領の沖にある無人群島スプラトリー諸島(南沙諸島)を巡ってマレーシアとも領有主張が重なる。地図で見ればマレーシアにごく近接している一方、海南島からはるかに離れており、事前知識がなければこれが中国の領海領土とはまず考えられない。1990年代から当サイトではこのことをたまに載せてきましたが、マレーシアでは決して大きく扱われることはなかった。現在においても同様であり、アセアン(ASEAN)全体及びマレーシアの掲げる中国との協調と融和路線のために、南シナ海問題は表立って議論されません。 マレーシアマスコミも同様に積極的に扱わない、とりわけ日ごろ論調の明確な華語紙は口をつぐむ。 このジェームズ浅瀬の件はどうなるかな。 
東シナ海での紛糾は中国と日本の歴史的因縁関係を大いに帯びているからら、南シナ海は同じ論点からは捉えられない。しかしその昔複数の中華王朝が南シナ海を何百年にも渡って支配したという古代中世の歴史を根拠にして、現代中国が領土領海拡大主義にまい進するのは、新たな中華思想史観というべきものです。)

【マレーシア語紙主催の ”Allah"に関する非公開論議が取りやめとなった】

ムスリムとキリスト教徒の間で大きく捉え方が異なっている、”Allah"問題に関する非公開論議をキャンセルすると、論議を主催するはずだったあるマレーシア語紙が声明しました。

この論議にはPAS党とUMNO党から論者が出席することになっていました。 「慎重に状況を検討しまた宗教界及び非政府組織の意見を聞いた結果、非公開論議を行わないことを決めた。」 とマレーシア語紙発行元の責任者の発言が載りました。

全国のキリスト教会の団体である、マレーシアキリスト教徒連合は次のように主張する:“Allah” ということばはマレーシア語の “Tuhan”で代替えできない、なぜならこの2語はキリスト教では異なる含意を持っているからである。 聖書の文句 “Lord God” のマレーシアでの翻訳における ”Allah"という単語を 代替えするというどのような試みもばかげた状態を作り出すことになる。 つまりそこでは翻訳した文句である “Tuhan Tuhan” は複数となってしまい、まるでキリスト教が複数の神を信仰するかのような印象を作り出すことになる。

(Intraasia注:こういう風に説明されれば、単に単語の置き換えで済まないことはわかる。 少なくともキリスト教徒側にとって妥協的できない点でしょう。 一方ムスリム側では半島部のムスリム指導者らの”Allah"問題での立場は固い。宗教に直接関する件ゆえに、双方が納得するような妥協点はなかなか生まれそうにないのではないだろうか)

1月26日のマレーシア記事

【RapidKLモノレール用の4輌編成による運行試験は今年第3四半期】
(クアラルンプールのRapidKLモノレールは純国産であり Rapid Rail Sdn Bhdが運営している。全て2輌編成です。 Rapid Rail Sdn Bhdは政府系企業である Syarikat Prasarana Negara Berhad 翼下にある会社です)

これを4輌編成にする計画の下、最初の4輌編成車がRawangにある製造工場から Brickfieldsにある車庫に到着しました。4輌編成車に使われる車輛は現行よりも大きいのですが、軽量とのこと。 4輌編成は最終的に12組になり、順次 Rapid Rail Sdn Bhd側に配達されます、最後の4輌編成車は2015年2月の予定です。
「新車両の輸送は面倒な作業であり、注意深く計画して行います。」とRapid Rail Sdn Bhdの最高経営責任者。

モノレールは RapidKL 交通網の1つであり、モノレール車輛を製造供給するのは、(マレーシア企業の)Scomi Engineering Bhd の子会社です。その総額はRM 4億9千万です。Scomiはさらに、現在のモノレール駅の向上プロジェクトも請け負っており、電気機械システムの改良も含まれています。

4輌編成車は(定員)乗客数を現在の 214人から430人に増やすことで、現在の混雑問題の解決を目指します。RapidKLモノレールの現在の輸送人員数は日平均 7万2千人です。

新車両はより良い安全性を備えています。車輛のタイヤがパンクしても最寄りの駅まで走行ができるので、モノレールが線路上で立ち往生することはなくなるとの説明です。
今後2014年第3四半期に4両編成車のモノレール路線上での運行試験が始まります、試験は真夜中に実施。

(Intraasia 注:モノレールは小さな車輛の2輌編成なので、朝から夜まで常時混んでいる。 まだしばらく先ですが、4輌編成車の運行が待ち望まれる。 RapidKLモノレール各駅では、既にプラットフォームに危険防止の4輌編成用自動開閉扉が設置されつつあります)

【マレーシアの学校の教師と生徒の英語習熟度をCambridge 言語評価によって調査した】
副首相はマレーシアの学校教師と生徒の英語力調査の結果は”好ましい、肯定的”であったと発表しました。

基準値プロジェクト:英語の水準を測り、証拠を確定する -マレーシア全国で476校、943学級、3万1千人の生徒が参加した、これをマレーシアの学校の基準値として基準にしたもの
マレーシアはこのような包括的な調査を行った最初の国です。 調査には資格を持った2人の試験官を含む、5つの調査チームが関与しました。

教師と生徒の両方の英語習熟度を Cambridge 言語評価によるヨーロッパ共通言語参照枠 ( Common European Framework Reference)に従って等級分けした。等級の意味、 A1 & A2:基礎的レベルの英語使用者、B1 & B2: 自立したレベルの英語使用者、C1 & C2: 上級レベルの英語使用者
(ヨーロッパで)雇用者が雇用に際して要求するレベルは B2等級、ケンブリッジ大学とオックスフォード大学に入学を認められる最低水準はC1等級です。

Cambridge言語評価を用いて行われたこの包括的調査において仮段階の結果が示すこと
マレーシアの英語教師の37%はC1とC2等級を得た、つまり非常に良い。

教育大臣を兼務するムヒディン副首相は語る、「ヨーロッパ共通言語参照枠という国際基準によれば、小学校教師の大多数は B2等級です。これは良いということです。」

Cambridgeグループはこの基準値プロジェクトにおいて、英語習熟度を測るために教師と生徒に試験を行い、質問票に記入してもらい、さらに面と向かったインタビューも行いました。Cambridgeグループの理事は語る、「我々は学級での英語授業を見学して、教え方と学習の質を観察した。」 「この調査は大変包括的なものです。教師と生徒に対して、読み話し聞き書くという4つの能力を試験しました。」 「教師に対して追加として教え方の知識に関する試験も行った。」

(Intraasia 注:イントラアジアの知るところでは、欧州連合EUは統合化の中で、加入国の諸言語による通訳翻訳を多額の予算をかけて積極的に進めおり、同時にヨーロッパ共通言語参照枠を設定して、各言語水準の標準化にも励んでいるそうです。これはアセアン(ASEAN)が決定的に違う点です。アセアン(ASEAN)は全ての面で英語のみ使用であり、これでは一般大衆にほとんど届かない、ベトナム、カンボジア、タイ、ラオス、インドネシアの様な非英語国の民にとって圧倒的に不利です。この意味でマレーシアは有利である。
マレーシアはアセアン(ASEAN)内で英語力のある国民として知られ、現実としてもシンガポールに次いで広範囲に英語が使われている、準英語国です。それなのに、マレーシア国内では英語崇拝者が無視できない一定勢力を持っており、更なる英語化と英語力の強化を盛んに主張している。この英語崇拝者たちは、現在のマレーシア国民の英語力は昔に比べて劣っている、大いに不十分である、かつての英語小中学校を復活させろなどと要求している。 英語崇拝者は英語の第2母語化を求めているといえる。 これに反対する勢力もマレー人界を中心にもちろんある。 政府、教育省はそれを背景に英語教育の強化をしながら、国語マレーシア語の充実化を推進している。華人界は大雑把にいえば3分化されており、まず英語最優先グループ、華語教育界を主とした勢力は何よりも華語第一、次いで英語、3番目にマレーシア語というグループ、3言語をほぼ等しく学び身につけるというグループです。サバ州とサラワク州の先住民族を含め、どの民族にも英語志向はかなりある、それがマレーシアを準英語国にしている基盤となっている。 
教育省は、英語崇拝者からの批判を抑え込むためにも、今回の基準値プロジェクトを行ったのでしょう。たいへん良い判断ですね。もっとも頑固な英語崇拝者はどんな結果であれ、マレーシア国民の現英語力に不満を隠しませんね)



1月25日のマレーシア記事

【最低気温の話題】
クランタン州 Kuala Krai、ペルリス州 Kangar、キャメロンハイランドといった地では突然のごとく気温の変化が昨日伝えられました、天気予報サイトAccuWeather.comによれば、今朝も気温が低い状態になるだろうと予測されていました。

Kuala Krai とキャメロンハイランドでの最低気温は昨日に比べて幾分高いと予測されている、 Kuala Krai の最低気温は摂氏19度、キャメロンハイランドの最低気温は15度との予測です。  Kangar では最低気温予想は21度です。
今朝最低気温の予測が低かった主要都市を見てみると、コタキナバルが 摂氏23度、アロースターが23度、ジョーホールバルが23度でした。

マレーシア気象庁の全国気象センターの長は述べていました、「通常よりずっと低い気温を記録したのは、実は寒冷地の中国とシベリアから気流をもたらす北東モンスーン季節のせいです。」

(Intraasia 注:この数日各紙この低気温の話題を載せています。 キャメロンハイランドのような高原ではない、内陸部にある小さな町のKuala Krai あたりでは19度まで下がるわけですね)

【キナバル山に雪が降ったのか?】
サバ州の高峰キナバル山で1月17日に零下摂氏3度に下がった時、雪が降ったのであろうか?

キナバル山のレンジャー隊員からサバ州公園庁に出された報告では、その日未明にキナバル山の山頂付近に雪の兆候があった模様です。山頂の標高は4101mです。

レンジャー隊員は語る、「雪の兆候はあったが、暗かったので写真での証拠は写せなかった、とのこと。」 サバ州公園庁当局はこれを確認しようとしています。 一方キナバル山登頂の経験豊富なサバ州公園庁の長は、雪が降ったの報告には驚かないとしています、「キナバル山で氷がはるのは珍しいことではない」

一方サバ州の気象局長はキナバル山頂付近で雪が降ったとの報告を疑っています、「氷は張ります、しかし雪の可能性はない。 キナバル山は赤道に近接しているのです。」

(Intraasia 注:マレーシア最高峰がキナバル山です。)

【ジョーホール州スルタンがKLの自動車ナンバープレート番号をRM 75万弱で落札】
(自動車の人気あるナンバープレート番号は、各州の道路交通庁の下で公開入札される)
クアラルンプールの自動車プレート番号の入札で、”W1N”をジョーホール州スルタンがRM 74万8千で落札しました。 
スルタンは以前にも同様の高価格で クアラルンプールのナンバープレート番号 "WWW1" を落札しています。これは 国産車Satria NEOに取り付けました。

(Intraasia 注:Toyotaの CAMRY 2.0E(A) がRM 15万ぐらいですから、落札金額の高額さがわかります)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 315.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 326.5 を入手します。

(Intraasia 注:リンギットが対米ドルで弱含みのようです、そこで円安ながら円が対リンギットで先週よりもわずかに上昇した)

1月24日のマレーシア記事

【今年のデング熱発生件数が激増している】
今年現時点までのデング熱の発生件数が、対前年同期比で3倍にもなっています。

保健省が発表した今年のデング熱発生件数は 5141件で死亡者数は8人、これは昨年同期の1580件、死亡者5人から大幅に増えている。 
保健省副長官は、「この増加を皆が深刻に受け止めるべきです。」 と語る。「マレーシアの散発的な気象はデング熱蚊の発生に好都合であり、とりわけ流れのない水がそのままにされている場合です。」
「1月5日から12日だけでデング熱発生報告数は1946件あった、それが13日から19日までは2156件に増えた。」

保健省の担当部門の長は述べる、「デング熱発生は2013年を通して増えてきた、私は心配している。」 2013年のデング熱発生総報告件数は 43346件で、内92人の死者が出ました。
今年の発生件数では、スランゴール州が最多で2613件、クアラルンプール及びプトラジャヤが581件、ペラ州が426件です。

スランゴール州州都シャーラム市庁の理事は語る、「市庁のデング熱との戦いにおいて、市民は市庁にほとんど協力しようとしない。」 「市庁は街の噴霧作業を行い皆の共同作業を実施してきた、しかしそういうことを意に介さない市民もいます。 市庁が主催してみんなで環境をきれいにする共同作業においては多くの場合、一握りの住民しか姿をみせません。」

「噴霧活動だけでは蚊を退治することはできない、ぼうふらは殺せません。」 「ゴミを好き勝手に捨てる市民がいる、そうして市庁がそれを片付けるべきだと思っている。」 自分たちの住居地に蚊の培養地があることを知らない人が多い。」 「市民はその役割を果たさない限り、シャーラム市庁だけではデング熱の発生を撲滅できない、」

クアラルンプール市庁は、デング熱の危険性について市民を教育する、コミュニティープロジェクトをより多く実施するとしています。

(Intraasia 注:役所の下請け業者が空き地や住宅地を回って噴霧活動しています。しかし上記でも言及されているように、溜まった水に湧いたボウフラなどは死なない。ゴミを捨てればそこに雨水などが溜まりボウフラが湧く この繰り返しですね。 人々の環境意識の向上が伴わない限り、デング蚊の発生は抑えられない。我がアパート内の共有場所や地区の裏通りに捨てられたごみの山を見る度に強く感じます。
イントラアジアは昨年末から今年年初にかけて38度後半の熱に侵された時、直ちにデング熱を心配しました。3日経過した後の血液検査で判定できるとの医師の説明を受け、2回の血液検査でデング熱は陰性でした。デング熱は鳥インフルエンザのような稀なケースではない故にデング熱に罹る可能性は多くの市民にある、なぜならデング熱の発生地区は均一ではなく大いに偏在しているが、人は住居地区だけでなく他の地区にも出かけるからです。デング熱に耐えられない身体であれば危険な状態にも落ちいりかねない)

【北海道ニセコに進出している2つのマレーシア大手デベロッパーの事業内容】
北海道のニセコは何社もの外国資本デベロッパーの投資を引き付けています。香港のデベロッパーもあります。マレーシアからは2社が進出している: Low Yat グループと (YTL グループの) YTL Hotel 。

ニセコには4つのスキー場がある、ニセコアンヌプリ、ニセコビレッジ、 ニセコグランドヒラフ、ハナゾノ、
Low Yat グループはそのグランドヒラフに豪華なコンドミニアム(サービスアパート) "Shiki Niseko" をオープンしました。  一方YTL Hotel はニセコビレッジに進出して、Hilton Niseko Village を経営している。
(Intraasia 注: LowYatグループのニセコへの投資に関しては2013年9月11日付け記事で載せました)

東日本大地震による福島原発の事故による影響を、YTL Hotels もかなり心配しました。しかし希望の兆しが見えて、ニセコでのビジネスは続いています。

YTL Hotels の専務は語る、「原発事故が起きたとき、我々の開業から2年目だったので大いに心配した。しかじその後状況は思いがけずに好転した。」 「驚くなかれ、我々は原発事故のある意味では恩恵を受けた者と言えるかもしれない。2012年夏に多くの東京圏の学校が修学旅行を北海道へ移した、そこで我々のホテルの稼働率も上がった。」 「ニセコはブームなんですよ。」 「こうしたことは地元自治体の支持なしには不可能だったことでしょう。」

YTL Hotel は2008/09年にニセコへ進出して、CitiグループのHilton とGreen Leaf Hotel を US$ 6千万で買収した。これが広さ400ヘクタールの Niseko Village です。YTL Hotel はこの2つのホテルに留まらず、Village内でのさらなる開発に着手して、今年9月に着工式を行った。「商業センターから始めます、そして8つの住宅区画も建設する。第一弾の完成は2014年12月の予定です。」

YTL Hotel のニセコビレッジ開発の戦略は、同グループがクアラルンプールのSentul地区開発に適用したコンセプトに似ています。 YTL Hotel は同社のニセコビレッジ敷地内に最終的には40棟の住宅を建設する計画です。それらの住宅は販売される、そしてオーナーがその住宅をタイムシェアとして貸し出す面をYTL Hotel が運営していくことになる。「我々はこういうビジネスの市場があるとにらんでいる。」

Hilton Niseko Villageの年間客室稼働率は55%ですが、2012年冬季は78%でした。Green Leaf Hotelは冬季だけ営業しており、昨冬は 75%でした。
ニセコの町への外国人旅行者は2012/13 年は22万人に増えたとのことです。その内オーストラリア人が半数を占める。次いで香港です。マレーシア人旅行者は外国人全体のわずか1.6%しか記録しなかったが、2012年冬に比べて2013年冬は3533人と倍増しました。

(Intraasia 注:YTL は広く複数種の異なる産業でトップクラスの企業を抱えるマレーシア最大企業グループの1つです、例えばクアラルンプールのブキットビンタン街のショッピングセンターやホテルを保有し運営しているが、それだけに限らない。 LowYatグループは主に不動産ビジネス面で知られる大企業グループです。この2つの華人企業グループがニセコに進出しているニュースは当サイトで既に数回載せましたね。 YTL Hotels のニセコへの投資はかなり規模が大きく展開していくことがわかります。現在の Intraasiaにとってニセコは欧州並みに遠いところであり、単に記事の中で想像するだけなのが残念なところです。それはとして、日本からマレーシアへだけの一方通行の時代が終わったのは良いことです。)

1月23日のマレーシア記事

【クアラルンプールの交通事故件数と死者数】
連邦直轄領であるクアラルンプールの交通事故に関して、連邦直轄領道路安全庁の幹部が語る:
交通事故発生件数では 2013年が 63020件、これは2012年の63217件よりわずかに減少した。

交通事故死亡者では、2013年は232人, 2012年は242人でした。 バイクの運転者及び同乗者の死亡者数が最多数を占めており、232人中の147人です。

(Intraasia 注:交通事故に対する国民的捉え方の深刻さが不十分なので、毎年交通事故死者数は6千人ぐらいある。交通違反に対する取締り強化だけでは交通事故は減らない。国民全体の交通安全への意識変革がまず必要です、その最も望まれる対象がバイク乗りです。 人口170万人ほどのクアラルンプールで事故死者数232人、もっとも昼間人口ははるかにこれを上回る)

【気温異常が起きているのだろうか?】
高山地方は別として、パハン州の多少標高の高い地方である Raub の町では涼しい天気になっています。
ある市民が22日朝戸外で測定したところ、摂氏17度でした。
「多少涼しい天気の場合でも、これまで戸外の気温は摂氏19度から21度だった。だから今朝はとりわけ低温です。」 と語る。

スマートフォンのアプリが示すRaub 地方の22日天気予報では、最高気温が26度、最低気温が17度でした。23日朝の予報も最低気温が17度になっています。

(Intraasia 注:Raub はクランタン州とクアラルンプールを結ぶバス便が経由する町です、数度下車したことはあるが、泊まったことはない。幾分標高が高いようだが、高地と呼ぶほどでもない。 マレーシアの半島部では、摂氏20度を切ると確かに涼しいという感覚になるはずです。 クアラルンプールでまず20度を下回ることはないでしょうが、雨期時にはしばしば夜明け前の涼しさを感じる。)

【12月は消費者物価の上昇率が大きかった】
消費者物価指数をみると、去年12月はこの25か月間で最高の上げ幅を記録しました。この要因は主に、アルコール飲料とタバコと交通・運輸費の値上がりです
統計庁の発表した諸費者物価指数において、2013年12月は対前年同期比で3.2%の上昇でした。11月は対前年同期比で 2.9%の上昇。

民間のAllianceリサーチはこれを、9月に政府が実施した補助金合理化のもたらした影響の第一段階であると、分析しています。「燃料の値上げが運輸費コストに大きな影響を及ぼし、同時に食品とエネルギーにも影響した。 食品と非アルコール飲料が4.5%、住宅、水、電気、燃料などが 2.4%の上昇でした。」

2013年1年間の消費者物価指数の上昇は2.1%でした。 2012年は1.6%。 2014年は消費者物価指数がより上昇すると推測されています。

1月22日のマレーシア記事

【逮捕された不法外国人労働者は将来に渡ってマレーシア再入国を禁じる】
不法外国人労働者を全国で一斉に取り締まる作戦の第2次である、6P不法外国人労働者合同取締り活動 (Ops6P Bersepadu)が開始されました。

内務大臣はこれについて、取締り行動は一時的に停止せずに、引き続き展開していくと語りました、「これによって国内の全ての外国人労働者が許可証と合法的な書類を所持することになるようにします。」
「不法外国人労働者取締り活動で逮捕された者は、今後永久にマレーシアに入国できないようになる。逮捕されて自国送還となる不法外国人労働者は、指紋を採取される。こうすることで、彼らが他人の名義を使って再度マレーシアに入国することを防ぎます。」

別記事から
Ops6P Bersepaduの初日である21日に、当局は計6千人を超える外国人労働者を検査して、その内計1565人を種々の違反理由から逮捕しました。その内インドネシア人が695人、バングラデシュ人が225人、ミャンマー人が157人です。

Barisan Nasional (国陣) の構成党である馬華公会MCAの総裁は、6P不法外国人労働者合同取締り活動について語る: 「旧暦の年末が近づいており、商売人は憂いを持たないような状況下でビジネスを行えるべきだと、我が党は考えている。 進行中のOps6P Bersepadu はしばし緩めるべきです、そうして皆が楽しく良い年を迎えるようにさせたい。」

「外国人労働者が合法かどうかに関わらずに次々と逮捕されてしまう、すると小商売人のビジネスには大きな打撃となる。一部の無免許商売をしている商売人は、商売を休むことを選びます」

(Intraasia 注:今回はどれくらい多くの外国人労働者が逮捕されるのだろうか、そしてどれくらい少ない雇用者がそのことで起訴されるのだろうか? 不法外国人労働者は収容所に送られてその後本国送還となる。 ところで華人界は小商売人が多い、いろんな商売でいろんな外国人を雇っている。外国人労働者は合法であっても、被雇用者福祉基金など社会的基金に納付金を納めなくてよいので、雇用者としては外国人労働者の方が都合が良い。もちろん不法外国人労働者なら雇用者は最低賃金制だって無視できる。 こういう現実を知りながら、華人政党は華人商売人擁護論を毎回訴えている)

【2013年の麻薬押収金額は最多を記録した】
麻薬の押収において、2013年は総押収額で過去最多を記録したと、警察が明らかにしました。
押収額でRM 4億1100万でした、そして逮捕した麻薬組織の主謀者はマレーシア人と外国人を合わせて33人でした。

警察庁の麻薬部門の長は語る、「こういう首謀者は長い間逮捕を逃れていた、その理由は彼らの信頼おける者たちが取引を運営していたことと彼ら自身立派な社会的地位を持っていたことだ。」 「逮捕した大物の国籍は、マレーシア、台湾、香港、モンゴル、ナイジェリアです。」

「昨年の最大の麻薬取締の1つでは、麻薬組織の首謀者を逮捕した、その男は実は運送会社の総支配人でした。」
「昨年の作戦成功に貢献した理由には、マレーシアと外国の警察との間でのより良い情報供給です。」

2013年に麻薬関連の罪で警察が逮捕した総逮捕者数は、175,198でした。この人数は2012年に比べて2%の増加でした。

(Intraasia 注:麻薬関連の記事が載らない日はまずないと言えるほど、麻薬犯罪は多い。 違法な麻薬市場の取引額は一体国全体でどれくらいになるのだろうか?逮捕と押収されるのは恐らくその何十分の1?何百分の1?なんでしょうね)

【自動車協会のまとめた販売台数と生産台数】
(自動車販売会社の団体である)マレーシア自動車協会は、今年の総販売台数の伸びは多少鈍ると予測しています。

マレーシア自動車協会による自動車総販売台数(新車)
2010年:総台数 605156台、内乗用車 543594台
2011年:総台数 600123台、内乗用車 535113台、
2012年:総台数 627753台、内乗用車 552169台、
2013年:総台数 655793台、内乗用車 576657台、

また2013年に国内で生産された新車の総台数は前年比5.6%増えて、 初めて60万台を超えました。 601407台。

(Intraasia 注:記事での説明が不十分ですが、ここでいう生産台数にはノックダウン生産を含めているはずです。そうでなければこの数字にはならないはず)

1月21日のマレーシア記事

【新しい国家自動車政策が発表された】
(各方面から待ち望まれていた) 新しい国家自動車政策(NAP)が20日、通産大臣によって発表されました。

新しい国家自動車政策(NAP)の要旨:
・競争力ある、維持できる国内自動車産業を推進し、国産車の製造も奨励します、そしてマレーシアをエネルギー効率の良い自動車における東南アジアの自動車産業ハブにすることを目指す。
・維持できるあり方で付加価値活動を奨励し増加させる。自動車と自動車部品の輸出を奨励し増やす。
・国内自動車産業の価値連鎖においてブミプトラ企業の参加を推進する。
・競争力のある価格でより安全でより良い品質の製品を提供することで、消費者の利益も守ることになる。

・枠組みとして今後5年間で自動車価格を徐々に、幅として20%から30%、引き下げていく。これはBarisan Nasional (国陣) の自動車価格を引き下げるという公約に合致する。2017年までに自動車価格を20%-30%値下げする枠組みを通産省は立てた。
・しかしながら自動車の物品税(即ち自動車税)を軽減することはない見込みである。もし政府の財政赤字が好転すれば、自動車税を徐々に見直すこともあるでしょう。
・現在の財政状況では政府が自動車税を見直すことは不可能である。 現行の自動車税は65%から105%の範囲にある。
・2013年には、マレーシアで販売された自動車車種の30%は(何らかの)値下げがあった。

・自動車価格値下げの枠組みは、いくつかの複合的対策から成り、基本的要素として国内自動車産業の自由化がある。
・この自由化によってより競争的な環境を作り出す、そしてより大きな市場力が競争力ある価格につながっていくことを可能にする

・自主的な自動車検査方針に関して: これは1つだけの関係機関に限られるのではなく、車の公道での走行に関する適正についての意識を高めることです。検査は1つの機関、1つの会社に限定しない。

・新しい国家自動車政策(NAP)によって、2020年までに新たな職として15万人分が創出されることが期待される、同時に2020年には自動車生産総台数が125万台に増えることも期待される。現在は57万台である。

・(通称 APと呼ばれる)自動車輸入許可制度については、今月末の旧正月が終わってからAP制度の続行または廃止を決めることになる。
・国家自動車政策2009年では、オープンAP制度を2015年12月末までに廃止する、及びフランチャイズAP制度を2020年12月までに廃止すると規定した。

・新しい国家自動車政策において、政策の核心はマレーシアをエネルギー効率の良い自動車のハブにするというビジョンです。
・エネルギー効率の良い自動車の世界的定義とは、炭酸ガス排出レベルと燃料消費において規定された仕様を満たしている自動車をいう。エネルギー効率の良い自動車は、ハイブリッド車、電気自動車、、代替え燃料使用車などから成る。 これには、圧縮天然ガス、液化プロパンガス、バイオディーゼル、エタノール、水素、燃料電池が含まれる。

・新しい国家自動車政策(NAP)によって示されたビジョンによって、マレーシアで生産される自動車は2020年には85%がエネルギー効率の良い自動車になるでしょう。
・エネルギー効率の良い自動車の生産を推進するために、計RM 18億9千万の基金を設けることになる。

・なおエンジン排気量2000㏄未満の電気自動車とハイブリッド車に課される自動車税と関税の軽減・免除措置は2013年12月末で終了しました。これを復活して継続することはしません。
・税免除措置が認められるのはマレーシアで生産する場合であり、ハイブリッド車が2015年12月末まで、電気自動車が2017年12月末までとなる。

【マレーシアの自動車政策を揶揄する論調】
外報記事は次のように書く:
マレーシアはかつて東南アジアの自動車産業のハブであった。しかし現在ではインドネシアとタイの両国よりずっと少ない生産台数である。

自動車製造者の国際機構の統計では、2012年の自動車生産台数においてタイが240万台、インドネシアが110万台です、両国とも外国の自動車メーカーブランドとしての生産であり、自国独自の自動車メーカーは擁していない。一方マレーシアは2012年の生産台数は57万台でした。その内4分の3は1800㏄以下のクラスです。

マレーシア政府は、国産メーカーProton を守るために、外国産自動車には自動車税と関税を課し、及びその他の規制を設けてきました。 この政策がProton車の低水準を招いているとの批判がありました。またより良い外国製自動車の価格が高すぎるという、消費者からの批判もありました。

(Intraasia 注:マレーシアが国産自動車路線に進んだことの結果論であり、それ自体が間違った政策であったということにはならない。 マハティール元首相の主導の下、三菱自動車の協力を得てマレーシアが国産自動車の製造に向かってプロジェクトを進めだしたのが1983年、その後Protonの国産自動車が続々と生産され、これは国民にも国にもある誇りをもたらした、つまり東南アジアで初の国産自動車生産国であるという。 1990年代半ば以降、世界の自動車グローバル化の波に乗れなかった点もあり、Proton路線は困難に面するようになった。それをもって国産路線化が失敗だと批判するのはお門違いと言える。 もちろん2000年代ずっと続けた保護路線はもう継続できない、いささか遅きに過ぎたが方向性を転換しなければならない、それが今回の新しい国家自動車政策(NAP)といえる。これで十分か、不十分かはこれから専門家が論じることでしょう)

【アンワル元副首相の日本入国拒否に関する日本大使館の説明及びマレーシア外務大臣は関与否定声明】
(アンワル元副首相が成田空港で入国を拒否されて直ちに帰国せざるを得なかった件に関して)在クアラルンプールの日本大使館は声明しました:
「アンワル元副首相はマレーシアにおいて1999年に有罪となって服役した。日本の法律上、日本または他国に関わらず有罪判決を受けて1年以上の服役をした者は、日本国への入国を許可されない。そこでアンワル元副首相は日本に入国できるためには、特別の許可を得ることが必要である。

「アンワル元副首相は2011年4月と2012年6月の計2回、日本に入国することを許可された。その理由はアンワル元副首相は特別許可を申請して得たからです。しかし今回彼は事前に特別許可を申請していなかった、そこで入国を拒否された。」 「成田空港では入管当局からこのことをアンワル元副首相に伝えた。」 「これは日本の出入国管理法に基づいて、日本政府の見解です。」

(マハティール元首相と反目して追放された)アンワル元副首相は1999年に汚職と男色行為の罪で有罪となった。もっとも男色行為の件は後に逆転判決が言い渡されたが。

一方マレーシア外務省は、アンワル元副首相が日本への入国を拒否された件に関して一切の関与を否定しました。日本当局が彼を好ましくないと判断して入国を拒否したのかもしれないと、マレーシア外務省は示唆しています。「出入国管理当局がある個人が好ましくないと判断すれば、その国への入国を拒否する、独立した権利を全ての国家は有します。」

日本はその入管法の条項を適用してアンワル元副首相の日本入国を認めなかったと、マレーシア外務大臣が語ったという報道もあります。また同外相は、マレーシア側がアンワル元副首相の日本入国を妨げるような報告書を日本に送ったという主張を、否定しました。

【野党陣営の最も知られた華人指導者の日本政府批判】

民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者でもある、民主行動党DAPの林相談役は主張する、「アンワル元副首相が日本への入国を拒否された件はマレーシアにとって国民的侮辱である。マレーシア外務省は直ちに日本政府に対して陳謝を要求すべきだ。」 
「日本はアンワル元副首相とマレーシアの双方に対して、陳謝すべきです。野党陣営指導者の行動を制限するのは、有権者の多数に対する侮辱に等しい。」

「アンワル元副首相が1999年に有罪判決を受けたことを理由に彼の日本入国を拒否したことは非常にばかげている。これは日本を国際的笑いものにすることでしょう。」 「さらに1999年の有罪判決は政治的迫害の結果であり、友好国の指導者が日本へ入国することを禁止する理由としては受け入れられない。」

(Intraasia 注:入管当局がアンワル元副首相の日本入国を拒否したのは、明らかに誤判断であり、結果として少なからずのマレーシア人から日本批判を招くだけの結果を生むことになった。アンワル元副首相は1つの国のトップ野党指導者であり、日本で反日本活動をするために入国しようとしたわけではないし、そんなことはムスリム政治家として彼の興味外である。 1999年の有罪判決は、その正当性はともかく、政治裁判であることは誰もが知っている。そういう政治裁判の結果を理由として、一国の有力政治家の日本入国を拒否したら当然マレーシア側から批判と反発は出る。外務官僚はなぜこんな簡単なことが見えないのか、日本の国益に反する以上に、自由主義国家として恥ずべきことです。  林相談役は極めて有名な野党政治家であり、華人界に発言力を持つ。 アンワル元副首相の入国を拒否したことで、日本政府は全く不必要な日本への反発を醸成する作用を作り出したことになる。 ある外国人の日本入国を認める、認めないは極めて政治的判断で解決できることは、どの国でも同じですね。現実として、アンワル元副首相が日本入国してどんな害が起きるのか、誰も思いつかないはずです)

1月20日のマレーシア記事

【バドミントンのマレーシアオープンで李選手が10度目の優勝】
バドミントンの(スーパーシリーズである)マレーシアオープンがクアラルンプールのBukitJalil 体育館で開催されていました。

世界ランキング1位の李宗偉選手は、男子シングルスでインドネシア選手を破って優勝しました。これは李選手にとって記念すべき10回目のマレーシアオープン優勝です。今回の優勝賞金額はUS$37500。

また男子ダブルス決勝ではマレーシア選手組が勝って優勝しました。このため今大会ではマレーシアは2つの種目で優勝を果たし、これは2010年以来のことです。

(Intraasia 注:バドミントンはマレーシアの国民的スポーツ、そして地元開催ということで、たくさんの熱烈なファンが李選手を応援したそうです。李選手はマレーシアで最も有名なスポーツ選手です。 なおもうすぐ開催されるという冬季オリンピックはマレーシアの一般市民の間では話題にすらなりません)

【アンワル元副首相が成田空港で日本入国を拒否された】
野党陣営の民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者であるアンワル元副首相は、19日朝成田空港に到着した際、日本の入管当局から入国を拒否されました。

アンワル元副首相によれば、日本への入国許可が得られず、次のフライトでマレーシアに帰国するかさもなければ強制的に送還になると言われたとのことです。そこで彼はその日の正午前フライトに乗ってマレーシアに戻りました。

アンワル元副首相は声明で語る 「日本の入管当局側は入国拒否の理由として、(アンワル元副首相が)1999年に有罪判決を受けたことをあげた。」 「私は2006年と2009年と2012年の計3回日本へ入国した際に、この判決の件はなんら障害にならなかったという事実をあげて、今回の入国拒否の正当な理由にならないと入管当局側に伝えた。」
「入管当局が最終的に言ったところでは、最新の報告書、恐らく2103年、に基づいて、この入国拒否の処置を取らざるを得ないとのことでした。」

アンワル元副首相はマレーシア外務省に対して、この”最新の報告書”に関してマレーシア外務省はどんな役割を果たしたのかを説明するように要求しました
アンワル元副首相は、日本行に先立って先週在クアラルンプール日本大使館からアンワル元副首相事務所宛てに日本入国を妨げるような未解決の件はないとの保証を得ていた、と主張しました。

「私の入国を拒否したこと及びなんら妨害なく自由に旅行する正当な権利を否定したことに関する、日本政府の不当な行動に対して強く抗議する。」

「世界有数の民主的国家の1つがこんな根拠の薄い理由をあげてこの前例のない行動を取ったことはまさに信じられないことである。このことで私は、見えない手が動いているとの印象をえました。」 「今回の日本訪問は日本基金の総裁からの招待であり、ムスリム民主主義者に関する報告をすることになっていた。」

別の記事から
アンワル元副首相が相談役を務める人民公正党PKRは、(マレーシア政府が)日本政府に送ったと見なすアンワル元副首相に関する不当な報告書を撤回するようにとマレーシア政府に要求しました。この報告書がアンワル元副首相の日本入国を妨げることになったとPKRは見なしています。

人民公正党PKRの幹部は主張する、「日本政府に送った不当な報告書を直ちに撤回してアンワル元副首相に完全なる入国許可を与えることで状況を正すようにと、ナジブ首相に要求します。」 「アンワル元副首相の日本入国を禁止したことは、マレーシア政府の関与に大きな疑問を突き付けています。」

この報告書の内容は依然として不明ですが、日本の入管当局が表明したことをマレーシア外務省が説明するようにと公正党は要求しました。入国拒否はマレーシア政府からの最近の報告書によるものだと、入管当局は明らかにしたとのこと。

(Intraasia 注:えー!というニュースです。イントラアジアはアンワル元副首相を支持するわけでも支援するわけでももちろんない。しかしマレーシアの有力政治家であり且つ日本の国益を損じるまたはそういう恐れのない人物を、不明朗な理由をあげて空港で入国拒否するとは、入管当局の不当な行動だといえる。日本外務省官僚の愚かで近視眼的な判断ですね。 ある国の政府筋から誰誰は好ましくないというようなことに一一反応するようなあり方では、自由主義国家の名に恥じる。日本のマスコミと政党と市民団体は、この件に対して入管当局及び外務省を強く批判すべきでしょう。 アンワル元副首相を日本へ入国させて自由に発言させることこそ、日本のあるべきあり方です)

【話題のハリウッド映画がまた上映禁止になったとのこと】

米国映画界のアカデミー賞の有力候補作となっている、The Wolf of Wall Street に関して、マレーシアで公開されることはないだろうと、マレーシアのよく知られたネットニュースサイトが伝えています。
マレーシアの検閲委員会はこの映画を審査したところ、映像内容に問題が多々あることから上映禁止に指定したとのことです。

(Intraasia 注:昔からシネマだけで観る映画の大ファンであるイントラアジアは、公開作の多さからハリウッド映画と香港映画が多数になりますが、さらにはマレーシア映画も観ます。インドのボリウッド映画とタミール映画はさすがに観ませんが。話題のハリウッド映画が公開されないことは別に珍しいことではないので、このニュースにも特に憤慨しません。例え公開されてもずたずたにカットされるでしょうから。 12月に観た、今も公開されている 12 years a slave は佳作でしたね)

1月19日のマレーシア記事

【民間の腎臓透析センターが面している問題】
保健省の規定では、腎臓透析センターで勤務する看護師は、通常の看護師資格に加えて、腎臓病患者対応の6か月課程を修了している条件があります。

さらに保健省の規定として、腎臓透析センターでは看護師1人に対する患者の割合は6人となっている。 そこでマレーシアで現在の腎臓透析患者数を3万人と推定すると、条件を満たした看護師の必要人数は5千人となる。

国は年に2回、心臓透析センター勤務看護師向けの訓練課程を開催しています。つまり国家腎臓基金会が2002年以来開講し、毎回300人の受講者を受け入れている。この6か月間の費用はRM 4500です。

国家腎臓基金会の理事が語るところでは、非政府組織NGOが経営する腎臓透析センターでは勤務する看護師の離職率が高い。「 非政府組織NGO経営の腎臓透析センターで働く新任看護師の給料は、国立の病院・センターのそれに比べて低い。そこで看護師は数年後には、良い福利条件を求めて国立の医療機関へ転職していく。その結果 国家腎臓基金会で訓練を受けた看護師の少なからずが国立の医療機関で働いている。」

現在、非政府組織NGOが経営する腎臓透析センターにおいて少なからずのセンターが看護師不足に陥っており、このため保健省の規定を満たすことができない、そうなるとそういう透析センターは免許を更新できず無免許なセンターになります。

現在腎臓透析センターの多くが無免許である問題は、この条件を満たした看護師が不足していることで保健省の規定に合致できないという点がその理由の1つです。

現在の腎臓透析患者数推定3万人の中には、国の医療機関で腎臓透析を受ける人もいます、その際透析費用は1回RM 30です。一方非政府組織NGOが経営する腎臓透析センターで透析を受ける人は、1回の費用がRM 100から150と等しくない、ただしその費用中でRM 50は国から補助金が出ます。

(Intraasia 注:他にもいくつかの問題点があげてある記事です。透析1回の払う費用がRM 50としても、週に3回ぐらいは通うのでしょうから低所得階層には大きな負担です)

【不動産市場の見通しに雲がかかっている】
先日クアラルンプールで”2014年不動産を展望する会議”が行われ、1600人の参加者がありました。参加者は、不動産投資者と投資予備軍、不動産業界専門家、アナリスト、メディア関係者がほとんど占めました。

発言者中の1人である、マレーシア不動産業者研究所の所長は述べる、「デベロッパーも投資者も、2014年予算案の発表後に何が彼らに影響を与えているかはわかりません。2013年の最後の3か月間は良くなかった。不動産部門は沈滞に落ちました。」

「この4年間に、いくつかの地域では1年間に30%から35%の率で価格が上昇した。なぜなら基本的なことがそこにはなかったので、これは不健康な状況でした。全国的な基準から言えば、住宅価格の件は問題になっていない、年間世帯収入に比べて何倍にもなるほど価格が上昇している、ある特定の地域だけの問題です。」

「不動産部門の全ての下位市場において、もっとも心配なのは住宅部門の下部市場です。これは業界の主たる引張り手ですから。」 「クアラルンプール、ペナン州、ジョーホール州Iskandar Malaysia ではかなりの供給過剰になっている。これには商業不動産の範疇として開発されているサービスアパートも含まれる。」

「多くの人はまだ実感してないかもしれないが、不動産分野の停滞は2013年から起きていた。 我々は2014年に停滞が起きると考えている、しかし実は2013年に既に始まっていた。」

「2014年の最初の2つの四半期は、販売が停滞するでしょう。 販売が持ち直すのは今年下半期だと期待している。販売がすごく増えることはないが、上半期ほど悪くはならないでしょう。」

「2014年はIskandar Malaysiaにとっての転機になるでしょう。一方ペナン州とクアラルンプール圏では住宅不動産とりわけ高層建築物で、それがコンドミニアムであれサービスアパートであれ、かなりの供給過剰が起きています。」

マレーシアの住宅販売総額を1次取引市場と2次取引市場(中古取引)の割合でみる
2010年:1次 12.85%、2次 87.15%、2011年: 1次 20.66%、2次 79.34%、2012年; 1次 22.09%、2次 77.91%

(Intraasia 注: 毎日実にたくさんの高級不動産開発広告が新聞には載っている、一体全体実需要はどのくらいあるのだろうかといつも思う。 こういう住宅不動産開発と販売の中心は、ユニットあたりRM 50万を軽く超える高級物件であり、対象者は富裕層と中流の中以上の投資者がほとんどでしょう。加えて一攫千金なり投機対象を求める、日本を含めた外国人投資者ですね。 まあ一般大衆層の購買可能不動産価格帯とは乖離しているので、販売が低調になろうと関係ないですけど。高級不動産市場は、誰でも経験的に知っているように、昇り調子時期が続けばいつかは退潮時期に面する、そのとき不動産ローンに耐えられない、売り逃げできないような投資家は困るでしょうなあ)




1月18日のマレーシア記事

【クアラルンプールの風俗店を取り締まって87人ものタイ女性を逮捕した】
農歴新年(旧正月のこと)が近づいてきて、夜の娯楽店で(違法に)働いている中国人女性も旧正月に備えて次々と帰国します。 クアラルンプールのいくつかのそういう店々では、その替わりにタイ人女性を臨時に雇っているようです。

警察がつかんでいるところでは、そういう夜の娯楽店でタイ人女性を替わりに雇っている理由は、タイは隣国であり費用が安いということから、充足しやすい”供給源”だからです。

警察は17日深夜、クアラルンプールのある通りにあるこういう娯楽店を取締って、ホステスの外国人女性 87人を逮捕しました。この店では美人選びのお遊びを提供しており、客はRM 500から1000を払うことで王冠と肩たすきを着けた女性を選ぶことができる。

逮捕された女性は全てタイ人であり、自らこの店へ働きにきていました。騙されてマレーシアに来ていたのではありません。

(Intraasia 注:アセアン(ASEAN)諸国では、各国人は互いに査証取得することなく観光客として入国し一定期間滞在できる。そこでこういうタイ女性も簡単にマレーシア入国できるわけです。ハットヤイ発のBukit Kayu Hitam経由でクアラルンプールなど行きの長距離バス、列車に乗ると、いつも若いタイ女性が乗っていることに気が付く。大グループではなく、1人や数人程度です。彼女たちの年齢と振る舞いからイントラアジアの目にはそれとなくわかり、さらに携帯電話でタイ語を話しているのでタイ人と確定できる。1つの店で87人ものタイ女性を雇っていても、店の真のオーナーに法の手は及ばず且つこういう店がまた同じ所なり他の場所で営業できるというところに社会の裏構造がありますね)

【 "Allah" という単語の使用問題はどの政党にとっても有利なことにはならない】

マラヤ大学の民主と選挙研究センターが、(現在重要な社会ニュースともなっている) "Allah" という単語の使用に関する調査をして報告書を発表しました。結論的に、マレー人は"Allah" という単語をムスリムが独占使用することに肯定的ですが、この問題はどの政党に有利だということにはなりません。

報告書が指摘していること:  "Allah" という単語の使用に大きな変更を行うことをマレー人界は支持していない。もしこの問題が長引いて手におえない問題となれば、民族間の緊張状態を作り出してしまい、どの政党にとっても良いことにはならない。

・調査に答えたマレー人の77%が、 "Allah" という単語を非ムスリムが使うことを認めないとしている
・調査に答えた華人の21%及びインド人の28%は、 "Allah" という単語を非ムスリムが使うことを認めないとしている
・また調査に答えた、都市部の住民の51%、及び田舎部の住民の73%が、"Allah" という単語を非ムスリムが使うことを認めないとしている

(Intraasia 注:この問題は日本や欧州や米国の土壌からいくら考えても理解はされないことでしょう。ムスリムであるマレー人は"Allah" という単語はムスリムだけに許される言葉であると捉えており、非ムスリムが神の意で使うことを認めない。 だからマレーシアの先住民族の中で少なからずの割合を占めるキリスト教徒が神の意で"Allah" を使うことにマレー人は否定的である、とりわけ半島部において。 比ゆ的に例えば、日本の神道を信じる人が神の意で"Allah" という単語を使わないようにということです、もっとも神道は多神教であり、唯一絶対神の"Allah" というのにはなりえませんが。 "Allah" という単語の使用問題は、マレーシアにおいて法律的解決にはなじまないことだと言える)

【MyKidカードの発行を一時停止】
国民登録庁は、子供の身分証である MyKidカードの発行を一時停止しました。MyKidカードは12歳未満の子供に発行されるカードです。

国民登録庁は親の心配に答えて、MyKidカードが暫定的に発行停止されても、現行のMyKidカードは公私立の学校への登録などに使えると説明しています。
MyKidカードは、セキュリティーなどの機能向上のために4月まで発行を一時的に停止するとのことです。

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 307.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 322.9 を入手します。

1月17日のマレーシア記事

【マラッカ海峡を舞台に跋扈する密輸タバコ組織】
不法なタバコの密輸組織は海上におけるボートの能力を強化していると、マレーシア沿岸警備隊が明らかにしています。

沿岸警備隊南部方面の指揮官は語る: 「この6か月間密輸組織の活動を監視してきた結果、彼らはより高出力のボートを使っている。我々沿岸警備隊の警備ボートは350馬力のエンジンを2基取り付けている。一方密輸組織は4つのエンジンを付けている、つまり1400馬力にもなる。だから彼らのボートは60ノットも出せる、我々の警備ボートは48ノットが精いっぱいだ。」

「マラッカ海峡で密輸タバコ組織の活動を監視していて発見すると、我々は警備ボートで追跡する、彼らは密輸タバコを満載した船を放棄することがある。密輸組織はマラッカ海峡の裏水路によく通じている、彼らはこういう知識で我々の監視を逃れます。」 「インドネシアのたばこ密輸組織はマレーシア側の組織と協力して、マレーシアに密輸タバコをあふれさせている。」  「こういう密輸タバコの内で、Johnブランドの占める割合が85%ぐらいだと推定する。」

一方ジョーホール州の沿岸警備隊の幹部は語る、「(いわゆる香料の含有されたインドネシア製タバコである)kretek タバコの押収量が増えています。」

(Intraasia 注:マラッカ海峡は昔からタバコ、ディーゼル油、食品や材木など、さらには不法に入出国する人間も、密輸の舞台です。スマトラ島とマレー半島の歴史的、経済的、民族的つながりは昔から強いのです。 それにしても密輸組織は資金力と人員力に長けている様子がわかります。沿岸警備隊のボートでは追いつけないことがあるわけですな。
合法タバコは1箱20本入りがRM 10から12なのに、マレーシア人や外国人労働者などの喫煙率はかなり高いなといつも感じます。大衆食堂や街角で喫煙している者が実に多い、そういう彼らのタバコ箱を見ると、保健省規定の合法タバコのデザインではない箱が目につく。 まさに不法タバコが蔓延していますね)

【マレーシアJobstreet.com が発表した高い給料の仕事】
(マレーシアでネット求人求職つまりリクルート企業として最も知られた会社である) Jobstreet.com はマレーシアで給料の高い職業を調査した番付を発表しました。調査期間は2103年1月から8月で、その職業の平均給料の情報をまとめたもの。

新学卒者分野での月給  - 新卒者の平均月給はRM 2100、
1:薬剤師 RM 3640、 2.企業企画 RM 3200、 営業・金融サービス RM 3054、 4..医師 RM 2719、 5.営業エンジニア/IT要員 RM 2612、 6.地球物理学 RM 2600、 7. 航空 RM 2533、
新学卒者の分野では技術系または理科系出身者の給料が高い

上級幹部候補者分野の月給
1.地球物理学 RM 7514、 2.医師 RM6903、 3.石油ガス部門エンジニア RM6353、 4. ITソフトウエア RM5269、 5.設計デザイン・管理 RM5086、6.訓練と発展 RM4964、 7.薬剤師 RM4935.
上級幹部候補者の分野での平均月給はRM 4300.

マネージャー・管理者分野の月給
1. 医師 RM 9530、 2.石油ガス部門エンジニア RM 9462、 3.航空 RM 9406、 4.監査・税務 RM 9226. 5.銀行・金融サービス RM 9100、 6.地球物理学 RM 8938. 7. 出版印刷 RM 8650.
この分野の平均月給はRM 6600.

Jobstreet.com の説明では、例えば医師の場合、インターンの時期にはRM 2700位だが、 3年から4年を経て正式な医師になると、月給はRM 3900位になる

(Intraasia 注:これに手当などが含まれるのかどうかははっきりしません。 新学卒者の平均月給がRM 2100という数字は興味深いところです。単身者として所得税の最低課税額に満たないが、都会でも十分普通に1人暮らしできる額です。Jobstreet.comの評価は別にして、たいへん有名であることは事実です)

【スランゴール州のイスラム教に関する州法の解説から】
(スランゴール州イスラム教庁Jais が今月、マレーシア聖書協会を取り締まって、マレーシア語聖書とイバン語聖書など331冊を押収したできごとは、大きな注目を浴びた社会ニュースになりました。ことがイスラム教及びキリスト教に関することであり、解決には程遠い状態です)

ある法律家がこのスランゴール州の州法について解説をしています:
スランゴール州の州法律において、非ムスリムが使用してはいけない、イスラム教に関する25の単語が一覧表として掲げてある: 例えばAallah 、 Wali など。(キリスト教のマレーシア語聖書などはこの禁止された言葉を使っていたことで、スランゴール州の法律に違反していると Jais は主張している。

またこのスランゴール州の州法律では第2節で、非ムスリムが使用してはいけない、イスラム教に関する10個の表現もあげてある: 例えば Alhamdulillah, Insyallah など。 非ムスリムはこういう言葉は引用や参照の形で使うことは許される。

(Intraasia 注:ムスリム、非ムスリムを問わず一般市民でこの種の法律内容に通じている人はまずいないでしょう、だからこそ話題の中で法律家が解説している。あれっと思ったのがAlhamdulillah, Insyallahという単語も禁止語になっていることです。 イントラアジアは、日本で出版されている専門書を利用してこれまで数回アラビア文字を独習したことがある。そういう書にはこの種のアラビア語が出てくる、当然発音しながら文字と単語を覚えていくわけです。この種の単語を日常使うことは確かにないが、といってそういう単語をたまたま口に出すことがイスラム教を冒涜することにもならないはずです。宗教と特定言語を不可分に捉えているマレーシアらしい法律だと思いました)

おことわり
1月16日の記事は身体の調子及びその他理由により掲載できませんでした。
今月上旬の体調不良がひどかった頃よりずっと良くなりましたが、依然として十分に回復しておらず長引いています。当時メッセージを送っていただいた方、ありがとうございました。

1月15日のマレーシア記事

【タイプサムに合わせてコミューター電車を24時間運行する】
ヒンズー教の祝祭タイプサムとマレーシア訪問年2014 を考慮して、マラヤ鉄道はコミューター電車の運行を5日間停めることなく24時間運行することを発表しました。

コミューター電車の運行は15日05時半から19日24時まで連続運行します。タイプサム期間中、(スランゴール州の)バトゥ洞窟のヒンズー教寺院を訪れる信者と旅行者の便宜を図るためですと、マラヤ鉄道はその発表式で声明しました。コミューター電車には3輌編成(定員450人)と6輌編成(定員1100人)が使われており、コミュータ電車の2つの路線で24時間運行をします。

タイプサム期間中、KLSentral 駅とBatu Cave 駅を結ぶコミューター電車が運行され、料金はたったRM 1になります。マラヤ鉄道は利用者に自家用車を駅に駐車して、コミューター電車を利用しようと呼びかけました。

(Intraasia 注:BatuCave 駅とBatucave区間の複線電化が完成して以来、バトゥ洞窟への足は随分よくなりました。例年のことながら、タイプサム時はすごい人出が予測されます。BatuCave 駅、ヒンズー寺院はイントラアジアのホームページで以前から載せています)

【連邦直轄領の日の祝祭行事を今年は予算削減する】

(2月1日は連邦直轄領の日です、クアラルンプールは3か所ある直轄領の1つです)
連邦直轄領大臣が明らかにしました: 例年連邦直轄領の日の祝祭行事にはRM 500万から600万を支出していた、今年は国庫支出を節約する一環として幾分簡単化した行事にして行う。 大型の装飾パレード、プログラムを省略します。

今年の連邦直轄領祝祭では、クアラルンプールにはRM 98万、プトゥラジャヤにはRM 43万、ラブアン島にはRM 37万の予算割り当てです。
2011年の連邦直轄領の日の予算はRM 578万、2012年はRM 464万、2013年はRM 581万でした。 
今年の連邦直轄領の日のテーマは Wilayah Persektuan Ceria です。 また今年の連邦直轄領の日式典では、閉幕式典、王室ゴルフ大会などの行事は行いません。

【自称マラッカスルタンを名乗る男が逮捕された】

(マラッカ州はスルタン制のない、国内4つの州の1つです)
自称マラッカ州スルタンを名乗るマレー男性、56歳、がマラッカ州で警察に逮捕されました。彼は以前からマラッカ州スルタンと自称しており、14日のムハンマドの生誕記念日に乗じて自ら主催の儀式を、 彼の追随者が待つマラッカ州のBesar 島で行う予定だったとことです。

内務大臣は説明する、「連邦憲法などに基づき、自らをマラッカ州スルタンだと名乗ることは誰も許されない。マラッカ州にスルタン制があったのは既に歴史上過去のことになっている。」

(Intraasia 注:この自称スルタン男は以前から時々ニュースになっていましたね。追随者がいるというところにマレーシア社会の中にある権威的制度を好む傾向が見て取れます)

【パキスタンとイラン向けにパームオイルをさらに輸出したい】

プランテーション産業と商品作物省の大臣がパキスタンとイランの訪問に出かけました。
両国訪問では、それぞれの国の民間市場におけるマレーシア産のパームオイル製品の輸出などに関して話し合いが行われます。

パキスタンで大臣は、パームオイル使用に関する小冊子のウルドー語版を発表して配布します。イランでは大臣は、同内容のパームオイルに関する小冊子のペルシア語版を発表し配布します。この小冊子には、マレーシアのオイルパーム産業の情報とパームオイル製品のことが書かれています。

マレーシアにとって、パキスタンは南アジアで2番目に大きな貿易相手国でした(2012年)、総額はRM 65億。 その内パームオイルが最大の輸出品目でRM 40億を占めた、他にはゴム製品、ココアなど。
イランは、マレーシアにとって中東で4番目に貿易額の多い相手国です(2012年)。 総額はRM 46億。 その内パームオイルの輸出額がRM 20億弱を占めた。

(Intraasia 注:オイルパーム産業に関して欧州連合は常々批判的であり、厳しい条件を付けている。しかしマレーシア産のパームオイル輸入国である中国やインドや上記のパキスタン、イランはそういう条件は一切付けずに輸入してくれる相手国です。)

1月14日のマレーシア記事

【ムハンマドの生誕日祝日と重なったタミール人のponggal 祝祭】
(今日はイスラム教の祝祭に基づく、ハンマドの生誕日を祝う、全国祝日です)
タミール人はPonggal を本日(14日)祝祭します。 Ponggal を祝うタミール人にとっては、サトウキビの茎が欠かせないので、多くが店舗を訪れてサトウキビの茎を求めました。タミール人はサトウキビの茎を家の門に飾るとのことです。

ペナン州ジョージタウンのインド人街にある店では、ケダー州から集めたサトウキビの茎が2日間で4500本売れたとのことです。茎は1本RM 7で販売されています。あるタミール人家族は言う、「Ponggal にはサトウキビの茎は欠かせません、茎は幸運をもたらし、愛らしさと繁栄を象徴するからです。」

Ponggal はタミール歴の12月1月の最後の日から1月2月の第3日にかけて祝われるとのことです。

(Intraasia 注:Ponggal はどの州でも祝日ではないが、今年は偶然ムハンマドの祝日に重なった。 多民族国家マレーシアらしく、ある民族の祝祭と別の民族の祝祭が重なるまたは近接することが珍しくない。 17日はヒンズー教徒の祭典タイプサムです。この時期には信者によるココナツ割の儀式のために、すごい多量のココナツ需要がある。 その割られるココナツの量は中途半端な量ではありません。ところでサトウキビは華人界の福建人が旧正月時期の福建人独自の祝祭時に大いに求める品でもある)

【世界的監査法人が発表したマレーシアビジネス界の不正行為報告書】
世界の4大監査法人の1つである KPMGのマレーシアは、マレーシアにおける企業の不正行為に関する調査を行い、”不正行為と贈収賄と汚職調査報告2013年” を公表しました。これはKPMG作成の報告書における第5版になります、調査対象期間は2010年1月から2012年12月までで、実施は2013年3月から8月にかけて行われた。

報告書でわかったこと
調査に参加した、マレーシア証券取引所Bursa Malaysia に上場している企業100社中の90%が、不正行為はマレーシアでビジネスを行う上での費用の一つであると見なしていることです。 調査に答えた71%もが、贈収賄と汚職はビジネス遂行上避けられない費用である、としている。また 64%が、マレーシアでは賄賂なしにビジネスは行えないと考えている。

KPMGの報告書の発表式の場で、マレーシア反汚職委員会のトップは述べる、「マレーシアには汚職の問題があることを認識する必要がある。」 「法の実行者として、我々はこの報告書の結果を見なければならない。」

KPMGのマレーシアの代表は述べる、「賄賂と汚職を含めて不正行為はビジネス遂行上の一つであり構成要素であるという思考法はかなり危険です。」

【AEON BiG の広告から -Doraemon祭り、 独占的です!】 
 
学校休暇時期用のプロモーション: 1月27日から2月9日まで。 子供チケットを1枚買うと1枚無料でもらえます。 

ドラえもん 100のデザイン: 100のデザインを全部集めよう。 3" ドラえもんがたったRM 5です。
AEOn BiG の商品をどれかRM 50分を購入すると、3”のDoraemon がRM 5で買えます。(通常は RM 9.90)

100個のDoraemon マレーシア、 東南アジアで初めてです

(Intraasia 注:Doraemonのいろんなデザインなど全然知らないので、広告を見ただけではよく意味がわかりませんが、好きな人ならきっとすぐわかることでしょう。東南アジアでドラえもんとハローキティーは日本製キャラクターの双璧でしょうね)

1月13日のマレーシア記事

【悪徳タクシー運転手2人を1か月の営業停止処分にした】
陸上公共交通委員会SPADは、2台のクアラルンプールタクシー運転手に対して、それぞれ1か月間のタクシー免許停止を言い渡しました。運転手はこの期間中タクシーを運行できません。SPADは2人の属するタクシー会社には、警告書を出しました。

これは、SPADの運営するツイッターサイトに、動画付きで2つの苦情が届いたことで、SPADが対応したものです。この動画はすぐに一般に広まったとのことです。SPADのトップは市民に対して、一般利用者があくどいタクシー運転手についてもっと訴えるように、そしてひどい運転手を減らすことに協力しようと、訴えました。「公共交通機関で問題に面したら、委員会に苦情を出してください。」 「動画の提供は歓迎します。」

SPADが対策を取るためには、タクシー車両の番号、運転手の情報、問題が起きた日時と場所などが必要です。 市民はSPADのツイッター、Facebook、電子メール、 1800-887723 に連絡してください。

(Intraasia 注:たった2人の運転手への処分がニュースになるというのは、逆にいえばそれほどあくどい運転手への処分がいかに少ないかを物語るものです。クアラルンプールのKLCC、Pavilion前、チャイナタウン入り口、Puduraya界隈などで、常時客待ちしている悪徳タクシーの存在は風景の中に固定されているごく普通の存在だ。なぜこういう場所にタクシー監視用の24時間監視カメラを設置しないのか不思議です。クアラルンプール市内外でのタクシー運転手の高慢な態度は日常です。この間病院へ行く際、バスが全然来ないので仕方なく珍しくタクシーに乗った、既に客が乗っていたタクシーがようやく停車した、相乗りさせながら2㎞ほどの距離にRM 3を取られた。 こんなことはごく普通のタクシー日常行為です)

【クアラルンプールの住民が反対するゴミ焼却場建設反対の運動】
クアラルンプールのKepong 地区のTaman Beringin ゴミ焼却場を建設する計画がある。 これに対して、地区の約20の住民団体は反対しており、都市福祉と住宅と地方自治体省の大臣とこの件で会見することを要求しています。

”クアラルンプールにゴミ焼却場は要らない”運動グループは、この件で当局側と住民団体側の間にコミュニケーションがないと不満を表明する、「我々はごみ焼却場の計画に、環境と経済面と健康問題から反対します。」 「焼却場の建設地は住宅にごく近接する。」 建設予定の焼却場は日処理量1千トンとのことです。

運動グループの幹部は主張する、「Bukit Tagarにあるゴミ埋め立て地は日に2500トンしか受け入れられない、さらに埋立地の寿命は近づいている、という主張を政府は証明すべきです。我々は Bukit Tagarにあるゴミ埋め立て地は日に4千トンから5千トンを処理でき、寿命は2050年まであると信じています。」 同運動はこれまでに話し合いと署名運動などを行ってきました、「 10万人からの反対署名を記録したら、我々は2月にプトラジャヤまで行進します。」

(Intraasia 注:複数の新聞でこの反対ニュースをこれまで目にしました。マレーシアでゴミ焼却は極めて稀な処理法で、ほとんどは埋め立て法です。 焼却が健康に害を及ぼすのかどうかは別にして、いつもながら当局、ここではクアラルンプール市庁や省庁、のプロジェクトの進め方に大いに問題がある。 ある施設などを建築する際、事前に住民にほとんど事前説明と情報開示をしない。 この思考スタイルが官僚システムに深く存在し、時代の変化があっても改めようとしないことが、問題を解決不能の方向に追いやると感じます。イントラアジアの地区のある公有地には2年ほど前に突然市庁の施設の建設のお知らせが立った。至近距離にある我々アパート住民にはなんの事前情報通知は一切なかった。当局はすべからくこういう進め方である。 どういうわけかその建設お知らせは2年程もそのままになっている)

【シンガポールの外国人労働者問題を論じる記事から】
シンガポールの総人口は 約540万人、その内国民と永住許可者が 384万人、 非国民が156万人となる。

シンガポール当局によるシンガポールで働く外国人労働者の統計
2013年9月時点: 雇用パス保持者 17万2千人、 S級パス保持者 15万4千人、労働許可証保持者 97万人、 
つまり非国民でシンガポールで合法的に働く人の数は約130万人となる、その内、月収S$1500 から2500を得ている低賃労働の一般労働に従事する外国人労働者は 97万人だ。

(Intraasia 注:マレーシア当局は、またまた全国一斉に不法労働の外国人労働者取締りを、今月後半から行うと公言しています。過去数多く行われてきたことであり、これほど数多くの回数実施しても、1年も経てばまた外国人労働者問題が再現されるという繰り返しです。そこである華語紙はシンガポールの状況をリポートしています。)

1月12日のマレーシア記事

【コタキナバルで深夜起きた銃乱射事件】
サバ州で金曜日深夜から土曜日午前0時過ぎにかけて、連続乱射事件が起きました。
この乱射事件では、銀行、ホテル、店舗、レストラン、ショッピングモールなど合計30箇所ほどの施設が銃の乱射を受けて、ドアや窓ガラスが破壊されました。深夜のために人的被害は出ませんでした。

襲われた地区と施設
コタキナバル地方:Agro Bank, Standard Chartered Bank, KK Plaza, Malar Hotel, KK Times Square, Hyatt Hotel など 12か所
Luyang 地区: DM Hotel Damai, Ambank Damai, City Mall の店舗、 Pizza Hut Damai など8か所
Inanam 地区:Public Bank, CIMB bank の2か所
Penampang 地区: Public Bank, CIMB Bank, Giantスーパーマーケット

襲われた施設に取り付けられている監視カメラの映像には、覆面姿の数人のグループがそれぞれ車でやって来て銃を乱射した後、逃走したことが写っていました。

コタキナバル及びその近郊で起きた銃乱射事件に関して警察は、フィリピン南部のスルー武装主義者とは全く関係ないと、うわさを一蹴しました。「一般市民はこの事件でパニックを起こさないように」。 コタバル警察の長はしかし、捜査の進展を明らかにしませんでした

(Intraasia 注:各紙第1面で大きく載せているニュースです。 けが人はでなかったが、コタキナバルの中心部?や郊外の多くの店舗が銃撃されたというショッキングな事件です。ならず者グループの犯行なのかどうか、現時点では発表されていませんが、サバ州は治安問題を抱えていることをまたまた示した事件です)

【KLIA空港電車が電気系統のトラブルから一時運行停止をした】

クアラルンプールのKLSentral 駅とKLIA空港を結ぶ空港電車 ERL が11日、電気系統の問題から一時運行を停止しました。その後夜8時ごろ運行を再開して正常運行に戻りました。

空港電車ERLの幹部によれば、電車に電力を供給する架線に問題が起きたとのことで、詳細は調査中です。
利用者の中には、ERL側による運行停止のお知らせが不十分で飛行機に乗り遅れた乗客も出たとのことです。

(Intraasia 注:空港電車はドイツのSiemens の技術で建設され運行されている。開通以来これまでとりたてて大きなトラブルは発生してないとの記憶がある。ただ運行トラブルなどの発生時における会社側の対応に問題があったようです。これは高架電車やモノレールでは典型的であり、トラブルが起きても電車と駅側から利用者に情報がほとんど提供されない。利用者はいたずらに待たされるだけとなる)

【旧正月シーズンを前にクアラルンプールのチャイナタウンで警察の取り締まり活動があった】
旧正月が近づいていることもあり、クアラルンプール警察はチャイナタウンで不法活動の取り締まりを行いました。今回の目的はチャイナタウンで(暗躍する)秘密私党活動と不法外国人労働者の取締です。

取り締まりには警察本庁の担当部門とクアラルンプール市警察が共同で出動して、夜9時から深夜までばくち活動や秘密私党の取り締まりを行いました。計94人の容疑者を警察署に同行しました、内49名は不法外国人労働者です。

警察本庁の幹部は説明する、「(チャイナタウンで)一般市民、とりわけ旅行客が威嚇されるようなことをなくして、チャイナタウンで安全に買い物できる感覚を持ってもらうことです。」 「警察は旧正月前シーズンに不法行為を行う者たちの情報を得た。こういう者たちの対象になるのは主に旅行者です。そこで警察は取り締まり活動を行ったのです。」

(Intraasia 注:チャイナタウンの露店街に外国人労働者やたちの悪い者たちの姿は、もう90年代からの常態であり、今さら珍しいことでもなんでもない。数多くの取締が行われ、当局の掛け声はその都度おきるが、根絶されるようなことは決して起きない。その大きな要因はチャイナタウンの構造にあるともいえる。各国の外国人旅行者は知ってか知らずか、相変わらずチャイナタウンを好んで訪れているようです。イントラアジアには不思議ですな)



1月11日のマレーシア記事

【サバ州東海岸部へ侵入する試みが2週間ほど前に起きたが治安部隊が阻止した】
サバ州東海岸部では先月、フィリピン最南部の島々を根城にするスルー武装主義者らが再度東海岸部に侵入上陸するといううわさが立ちました。

サバ州東海岸部に常駐するマレーシア治安部隊はそこで、警戒を強めていました。警察の監視ポスト近くに不明なボートが近づいたことも起きました。マレーシア治安部隊は情報活動を強めて、スルー主義者の再侵入防止に努めました。

マレーシア警察長官は、スルー主義者らの再侵入の試みが2週間ほど前に起こったことを明らかにしました。「外国人がサバ州へ侵入しようとする試みが起きた、しかし治安部隊は軍隊の協力を得てこれを阻止しました。」

警察長官はサバ州東海岸治安区にある7つの警察署は、それぞれ150人の警察官を配置することを発表しました。また警察の国境警備隊である一般部隊の旅団を半島部からサバ州東海岸へ応援派遣することも明らかにしました。

(Intraasia注:マレーシア軍隊、警察、沿岸警備隊がかなり常駐しているサバ州東海岸ですが、それにもかかわらず依然として武装グループ、誘拐グループなどに襲われる可能性を完全には消せないということのようです。フィリピン海域に近接し、且つ南部フィリピンの諸民族と民族的つながりもあることから、単に防御を固めるだけでは片付かない難しさがあるようです、もう数十年も侵略事件が起きつづけていることが、如実に示していますね)

【マレーシア航空の四半期毎の業績】

四半期: 純損失または純利益RM 、 売上高 RM
2013年第3四半期: マイナス3億7500万、 39億
2013年第2四半期: マイナス1億7500万、 37億
2013年第1四半期: マイナス2億7800万、 35億
2012年第4四半期: 5100万、 38億、
2012年第3四半期: 3700万、 34億、
2012年第2四半期: マイナス3億4900万、 33億
2012年第1四半期: マイナス1億7100万、 31億、

マレーシア航空の従業員数:2012年末時点で 19406人、従業員1人当たりの収入 USUS$22万、
参考:シンガポール航空 23189人で従業員1人当たりの収入 USUS$52万、タイ航空 25412人で従業員1人当たりの収入 USUS$26万、

(Intraasia 注:マレーシア航空はこの20年近くずっと業績に悩んできました。経営陣が何回も交代した。ごく短期的にはもちなおしても単年度では赤字を記録するような経営状態にあることが各方面から指摘されてきました。 マレーシア航空は国策航空会社として、簡単にリストラも、路線大幅廃止もできず、相変わらず難しい立場にあることが、マレーシアを特集する記事を読むたびに伝わってきます)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 305.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 321.0 を入手します。

1月10日のマレーシア記事

【365社もの外貨両替業者の外貨両替商免許を取り消した】
中央銀行Bank Negaraは、国内の外貨両替商に関する評価基準を既に作成しました。この基準では国内にある839社の両替商が提供している両替サービスのあり方などを評価するものであり、中央銀行Bank Negaraが審査してきた中で、365社の外貨両替免許を取り消しました。この免許取り消しには、自ら両替商を廃業した場合、他社と合併した場合、なども含まれています。

中央銀行Bank Negaraの副総裁は語る、「中央銀行Bank Negarahは今後も外貨両替商を監督していきます。これまでに違法行為をしていた180社の外貨両替商に対して法律に基づいて処置を取った、それが外貨両替商免許の取り消しでもある。」

「中央銀行Bank Negaraは今後も国内の金融機関・業者を監督していきます。新しく成立した、マレーシア金融サービス業協会が中央銀行Bank Negaraによる監督に協力していくことを期待しています。」 「そうして業界に存在する厄介者を排除したい。」
「適切な一貫した訓練と発展プログラムによって高度な専門水準を確立できる、そうすることで不正行為などに対する防御を高めることにもなります。」

(Intraasia 注:クアラルンプール圏には実にたくさんの外貨両替商が店を開いている。小さなショッピングセンターにさえ両替商は珍しくない。こんなにたくさん両替商があるのは旅行者に立場からは便利で結構なことです。一方当局によるマネーロンダリング監視はなかなか目が届きかねないでしょう。 )

【今年のタイプサムでは信者の運ぶカバディに指針を設けた】
(ヒンズー教の祝祭タイプサムは 今年は1月17日です。開催場所としてスランゴー州のバトゥ洞窟が中でも有名です。)

バトゥ洞窟のタイプサム委員会はヒンヅー教寺院とヒンズー教基盤のNGOの連合体です。委員会は今年のタイプサムでは、ヒンズー教寺院境内における娯楽活動を禁止するとしています。この禁止活動には、非宗教的な音楽、遊園地施設の設置が含まれる。

ヒンディーサンガ事務所で記者会見を開いて説明する、「信者は、サッカークラブのロゴ、会社のロゴ、不適切なロゴをあしらったカバディを持ち込んで運ぶことを禁止する。カバディを運ぶ信者は、その身体に刀、鞭、酒の瓶、シガーなどを身体に取り付けることも禁止する。」 「この指針は全国のタイプサムに適用します。」

バトゥ洞窟のあるスラヤン自治体は、タイプサムでヒンズー寺院側に指令を出して、今年は発砲スチロールの飲食容器を全面的に禁止するとの旨を伝えました。スラヤン自治体はタイプサムの行われる1週間は、昨年は毎日440トンのごみを収集したとのことです。「そこで今年はもっと規則を厳しくします。」

(Intraasia 注:寺院側やボランティア団体が無料で配る飲み物や食べ物が、境内にめったやたらに捨てられること、多くの信者と訪問者の起こすゴミ捨て行為から、タイプサムではいつもごみの問題が話題になりますね。果たして、どの程度徹底されるかというところでしょう)

【ケンタッキーフライドチキンKFCの広告から】
1月20日までのバリュー価格
チキン1個と炭酸飲料水1カップ RM4.00、 コロネルバーガー1個と炭酸飲料水1カップ RM 5.95、 チーズバーガー1個と炭酸飲料水1カップ RM7.95、
チキン2個と炭酸飲料水1カップ、及びチーズウエッジ1個 RM 8.95

(Intraasia 注:20年位前KFCで、1品、2品注文するのは他の大衆食堂・大衆レストランでの飲食に比べてかなり割高だったといえる。しかし今では他の店での飲食品物価がずっと値上がりして、もはや冷房付の店でRM 5以下で飲食することは不可能になった。 KFCの割高さもいささか下がったかのように感じる。いずれにしろマレーシア人はまことKFC が好きです)

1月9日のマレーシア記事

【ファーストフードレストランは外国人労働者を雇用してはいけない、という内閣員会の決定】
外国人労働者に関する内閣小委員会は、ファーストフードレストラン・飲食店は外国人労働者を雇用してはいけないことを決めました。

「多くのマレーシア人がファーストフードレストランで働くことを望んでいる。ファーストフードレストランでの調理技術は通常のレストランほど技術を必要とするものではないので、訓練するば容易に覚えられる。」 「従って多くのマレーシア人、とりわけ学校を卒業したばかりの者たち、大学生、などがファーストフード店舗で働きたいと思っている、パートタイムであれフルタイムであれです。」

ファーストフードレストラン業界からは外国人労働者を雇いたいという要望が出ていますが、政府は認めていません。外国人労働者に関する内閣小委員会はムヒディン副首相が議長を務めました。 しかしこの決定の実施日時に関してはなんら触れていません。

一方マレーシアシンガポールコーフィーショップオーナー協会は、この外国人労働者雇用禁止決定を批判しています。
「商売業者には少なくとも6か月から1年の猶予期間を事前に与えるべきです、その後で禁止措置を実施すべきです。 我々は新しい従業員を訓練しなければならないのです。」 「外国人労働者は、店内で注文を取ったり、キッチンで仕事をしています」

(Intraasia 注: 外国人労働者の姿を見ないような業界はほとんどないといえるくらい、あらゆる業界で雇用していますから、ファーストフードレストラン業界からはたちまち反発が表明されたわけですね。スーパーでレジを打っている係りはマレーシア人ですが、売り場で商品を棚に並べている係りは外国人労働者という場合が珍しくない)

【新ターミナル KLIA2 の進捗状況は98%である、と運輸大臣】

新しい格安航空専用ターミナル KLIA2 の進捗状況に関して、運輸大臣が現場を訪問した後記者会見で述べました。「KLIA2プロジェクトの進捗率は現在98%です。今年5月2日にオープンすることになります。」

「1月末までには、建築家、エンジニア、業界専門家らが発行する建築完了と法令順守証明書が、発行されることになるでしょう。」 

(Intraasia 注:これまで4回も5回も完成が遅延してきた KLIA2です。元請した企業のいい加減さは知られたところです、実際にオープンするまで簡単には信用できませんね)

【ハイオクガソリンの値上がり】
(非公定価格として市場価格にまかせている)ハイオクガソリンの RON97 の小売り価格が1リットルあたり5セント上がってRM 2.80になりました。
財務省はその声明で、RON97 はガソリン全体の消費量において10%にも満たないので、一般消費者にはほとんど影響はないとしています。

(公定価格である)RON 95レギュラーガソリン、軽油などに国が出している補助金額は、2013年の総額でRM 248億にもなります。


おことわり
12月31日に始まってほぼ10日間、前半は高熱に、次いで後半は強度の咳と身体のだるさに悩まされました。その間に4回も公的医療機関に通い、それ以外はほとんんど家で伏せて過ごしていました。そのため記事の掲載が断続的になってしまいました。

今日(9日)になってようやく食欲が戻りつつあり、且つだるさもかなり減りました。 咳は依然として治まっておらず続いていますが、恐らくゆっくりとよくなっていきそうだと期待しています。身体の調子は6、7割ほど回復した感じです。
『新聞の記事から』 の更新を再開したい、なんとかこれ以上休まないようにしたいと思っています。

1月7日のマレーシア記事

【クアラルンプール市庁が設けた観光案内ブース】
クアラルンプール市庁が以前設置した、街頭の観光案内ブースが、マレーシア訪問年の今年でも依然として放置されたままであると、クアラルンプール市内選出の国会議員らがクアラルンプール市庁を批判しています。

「市庁は以前のブースを再活用することなく、荒廃にまかせている。」 クアラルンプールのチャイナタウンの入り口には観光案内カウンターが1か所あります。”マレーシア訪問年2007年”のロゴがついており、カウンターの窓のシャッターは半ば下りたままです。 窓ガラスごしにカウンタ内部を覗くと、たくさんのパンフレットが積まれている。 しかしカウンターは使われている気配がないので、旅行者がそれらのパンフレットを手にすることはできない。

地元選出の国会議員(民主行動党DAP)は説明する、「2007年当時にこの案内カウンターが設置された、費用は最低RM 5万はかかった。しかしその後はほとんんど運営されていない。」

(Intraasia 注:ブキットビンタン街の交差点近くにも、市庁の観光案内ブースがあります。現在はMRT工事の最中なので、ブースに気が付く人はより少ないでしょう。そもそもチャイナタウンのような地に案内ブースがどの程度必要かを検証した方がいいと思う。 ブースがあろうとなかろうと、多くの旅行者は立ち寄っている。市庁の公務員が気乗りしない態度でブースに座っているだけでは意味がない。こういうブースに詰める者にはそれなりの知識と会話力が必要である。 市庁の役人に期待するのではなく、ボランティアにまかせるようなありかたにした方がよっぽどいいのに。)

1月6日のマレーシア記事

【マレーシア訪問年の開始】
今年は”2014年マレーシア訪問年”です。 その公式開始式がムヒディン副首相の出席の下、クアラルンプールで行われました。

マレーシア訪問年は1990年、1994年、2007年に次いで4回目となる。 政府は今回のマレーシア訪問年で、外国からの訪問者数2800万人を達成の目標を発表しています。

(Intraasia 注:イントラアジアは過去3回の訪問年を経験しています、もっとも1990年はマレーシアに来たのがその年の第4四半期であり、当時は現在ほど華々しく訪問年が宣伝されていなかったとの記憶がある。 2007年の時からまことに盛大に訪問年に取り組むようになったと感じます)

【2013年の年間新車販売台数は65万台を超えた】

マレーシアの2013年の年間自動車総販売台数は652120台でした。これは過去最多記録になります。

これは通産省翼下の機関である、マレーシア自動車研究所が明らかにした速報値です。なお公式台数は、1月中にマレーシア自動車協会が発表することになっています。

【行政首都プトゥラジャヤにHard Rock Cafe をオープンさせる案と反対論】
Hard Rock International が、マレーシアで5番目の店としてプトゥラジャヤにHard Rock Cafe を出店する予定だとの報道があったとのこと。これに対して、ネット上で強く反対する動きが既に出ています。

Putrajaya公社の会長は声明の中で説明する、「Hard Rock側から公式な店舗オープン申請は受けていない。 この計画はまだ初期段階であり、最終的な判断はしていない。」 「Putrajaya公社は、プトラジャヤにおけるアルコール類の販売禁止、不適切な娯楽を認めない、という明確な方針があります」 「例えHardRock Cafe の新規出店が将来認められたとしても、プトラジャヤが連邦政府の行政首都であることを守っていくことを優先していきます。」

プトゥラジャヤにHard Rock Cafeをオープンするためのマレーシア側投資者である、マレー人実業家と会ったことを、Putrajaya公社の会長は認めました。

(Intraasia 注:アルコール飲み物を扱うクラブやカラオケはない(はずの)プトラジャヤですから、Hard Rock Cafeのような店に反対論が出ても不思議ではないでしょう)




1月5日のマレーシア記事

【マレー人一家の子供5人が同時に揃って結婚した】
ケダー州アロースターで、マレー人一家の子供5人が同時に結婚しました。
娘、28歳、と4人の息子、26歳、25歳、22歳、20歳、は揃って両親の家で Bersanding 結婚儀式を行いました。この結婚儀式兼披露宴には(新郎新婦の親族、友人、知人、村人ら)1000人以上が集まりました。

一家の父親によれば、5人姉弟が同時に結婚するというアイディアは弟の1人が言い出したとのことです、「皆がこれに喜んで、わくわくしました。」 「子供たちはそれぞれの伴侶に1年ほど前に出会い、彼らも同時結婚に賛成しました。」

(Intraasia 注:早婚するマレー人は依然としてごく普通にいることは、いろんな記事を読んでいるとわかります。20代前半が実に多い。結婚という行為において、個人選択を至上価値に置くのではなく、5人もが一緒に同日に行うというところに、マレー人界の人生観、結婚観、家族観などを映していると感じます。 )

【マレーシア産ツバメの巣の輸入禁止措置を解除した中国当局】

マレーシア産のツバメの巣は食品安全性に問題があるとの理由で、中国当局は2年ほど前からマレーシア産ツバメの巣の輸入を禁止していました。

中国の検査当局は、昨年末にこの輸入禁止措置を取り下げる知らせを出したとのことです。
今回の禁止措置解除では、中国当局の設定した厳しい基準に合致した8社のマレーシアの企業がツバメの巣を中国へ輸出できることになる。

【スランゴール州イスラム教庁 Jais が聖書を押収した事件】
(キリスト教の神の意味で "Allah" ということばをマレーシア語の聖書、キリスト教出版物の中で使うことを巡って、裁判が何年も続いている。控訴裁判所による、使用を禁じるとの判決は既に出されているが、カトリック教会側は上告している。 スランゴール州では2013年12月にスルタンが、非ムスリムに "Allah" の使用を禁止するということをスランゴール州では順守しなければならないと宣言しました。)

スランゴール州イスラム教庁 Jais が、ペタリンジャヤにある マレーシア聖書協会の事務所を突然取り締まって、マレーシア語聖書、イバン語の聖書などと出版物の 計350冊を押収しました。

これを巡ってスランゴール州のUMNO党、キリスト教関係団体、 マレー人の組織、政治家、などからそれぞれ擁護、反対の動きが続出し、警察は冷静な行動を強く呼び掛けました。

(Intraasia 注:イスラム教に関することは連邦政府ではなく各州の専決事項であり、州スルタンがその州のイスラム教の長である、ということから、今回の事件に関して内閣や内務省は直接関与していない、また積極的発言を避けているかのようです。聖書はサバ州とサラワク州出身のクリスチャン向けです、カトリック教会側はサラワク州とサバ州では昔からクリスチャンは"Allah" という言葉を使ってきたと、その主張を正当化している。 カトリック教会の出版物発行者は、"Allah" を引き続き使っていくと述べたことで、一部のマレー人界から強い反発を呼んでいるようです。この事件はとても簡単には片付きそうにありません。マレーシアのとりわけ半島部におけるイスラム教界のあり方はもはや20世紀中葉のそれではない、そして世界的なイスラム教復興の流れにも沿っている)

1月4日のマレーシア記事

【世帯の平均月間収入は13年間で倍増した】
統計庁は2012年に世帯収入調査を行いました。
その調査では、世帯の平均月間収入はRM 5000でした。2009年の平均月間収入はRM 4025でした。

今年統計庁は、世帯収入と支出、及び最も基本的な設備調査2014 を実施します。調査は1月から12月までかけて、対象世帯数 83456世帯です。

別の記事
全国と主な高所得地域における世帯の平均月間収入の推移(首相府直下にある、経済計画部の統計から)

1995年: 全国 RM 2020、 KL RM 3371、ジョーホール州 RM 2138、ペナン州 RM 2225、
1999年: 全国 RM 2472、 KL RM 4105、ジョーホール州 RM 2647、ペナン州 RM 3128、
2004年: 全国 RM 3249、 KL RM 5011、ジョーホール州 RM 3076、ペナン州 RM 3531、
2007年: 全国 RM 3686、 KL RM 5322、ジョーホール州 RM 3457、ペナン州 RM 4004、
2012年: 全国 RM 5000、 KL RM 8586、ジョーホール州 RM 4658、ペナン州 RM 5055、

(Intraasia 注:いつも主張することです、平均値は実態を見えにくくします。本来は中央値を用いるべきだと思う。 中央値を取れば、上記各項目で平均値より下の値になるでしょう。 それはとして、1999年から2012年までの13年間で全国平均がほぼ倍増していますね。ごく一部の年を除いて、毎年所得が上昇する傾向にある、中進国マレーシアらしいところです。
 単身世帯数は少ないので、世帯員の合計収入にすればかなりの額になる。月 RM 5千あれば都会暮らしでも一応中流生活ができます。 クアラルンプールの2012年の値がずば抜けて高いのが注目される。尚クアラルンプールを取り巻くスランゴール州ではKLの平均より2割程度少ない、)

【密輸入などの不法タバコの消費量の多さ】
2012年にマレーシアで消費されたタバコの本数約230億本でした。その内約80億本は密輸品でした。
これはマレーシアタバコ製造者連合が行た、2012年不法タバコ調査が明かにしたものです。不法タバコの取引は2002年の20%から 2012年の34.5%まで増えています。

2012年のたばこ税(たばこにかかる物品税)から国が得た税額 RM32億8千万
2012年に不法タバコが消費されることによって失われた推定税額 RM19億

2013年に改正されて今年1月から施行された法律によって、国が規定したデザインに沿ていない箱に収められたタバコを販売するのは違法である、さらにそういうタバコを購入することも違法である。 罰則は最高罰金RM 1万、または懲役最高2年またはその両方。

一方これに対して、消費者グループは厳しい法改正が果たして有効かと疑問を投げかけています。
例えば、マレーシア消費者組合連合会の副議長は語る、「この改正された規制を実施する点において、保健省はほとんど十分な準備をしていない、省はには、不法タバコの購入者を捕まえるような人員は擁していないからです。」

(Intraasia 注:ガソリンと軽油の不正横流し行為は数十年来続いている。担当省の係官だけではとても取り締まりきれないほど、広範囲にかつ根深く行われているので、いつまでたってもなくならない。 不法タバコの売買も同様に、昔からずっと行われてきた。マレーシアがタバコの定価をどんどん上げたことで、近年密輸タバコが激増したようです。全国の数十か所程度で不法タバコが売られている程度なら、官庁もなんとか取り締まれるかもしれません。しかし食品雑貨店、いろんな種類の大衆飲食品店・レストラン、娯楽店などなど、不法タバコが売られているであろうその対象は極めて多い。 とても取り締まれる数ではないことは、容易にわかる。これらはマレーシア社会の構造に根差すものであり、おいそれと不法タバコが減るようなことはないと思いますけどね)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 308.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 322.5 を入手します。

おことわり
12月31日から38度C半ばの高熱が1月3日まで続きました。2つの公的医療機関にもかかり、結果としてデング熱の可能性は低いとの診断を受けました。
しかし熱は一向に下がらず、身体はだるく食欲がなく、この4日間は医院へ出かけた以外はほどんど家で伏せていました。
このため新聞を読む気力さえわかず、記事の掲載ができませんでした。

本日(4日)になってようやく熱が37度C台に下がりましたので、記事の掲載を再開します。今年最初の掲載ができてほっとしています。

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