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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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3月31日のマレーシア記事

【国際線フライトの乗客に対する検査、及び航空機保安面での強化が取り入れられた】
マレーシア航空機が3月8日にインド洋に墜落した事故を受けて、航空便と空港に関する安全と保安の強化が既に実施に入りました。

マレーシア空港持ち株会社は空港での検査の強化を発表しました。
国際線フライト乗客は2種類の金属探知機による検査を受け、さらに身体接触の検査も受ける。
この結果乗客は次のことを義務付けられる: 靴を脱ぐ、ジャケットとベルトを外す、携帯電話やノートパソコンなどの電子機器は荷物とは別にして探知機検査を受ける、ボトル入り飲料は機内へ持ち込めない。

米国、英国、オーストラリアは、自国へ向かうフライトの乗客に対する保安検査の強化を求めています。

マレーシア空港持ち株会社によればまた、米国運送安全規則に準じた、機内への持込物品禁止リストを取り入れました。そのリストに照らし合わせて許される物: テニスラケット、冬用手袋、食卓食器類、 (注:いろんな種類の物品、物質が持ち込み禁止となるようです)

【ペナン州は給水制限を実施するかの検討に入る】

クアラルンプール圏で給水制限プログラムが1か月延長して実施されている中、ペナン州では州首相が、「ペナン州で給水制限を行うかどうかを検討する会議を今週持ちます。」 と明らかにしました。

これはペラ州州政府が、タイピンで4月3日から給水制限を2週間行うと発表したことに答えたものです。「ペナン州民の水使用量は国内で最大です、2013年は1日1人あたり295立方リットルです。この量が今年2か月間では 311立方リットルに増えた。」

別記事
(クアラルンプールを含む)スランゴール州での降雨量年比較 -単位はmm
2011年:1月 190、2月 50、3月 183、
2012年:1月 106、2月 217、3月 199、
2013年:1月 96、2月 149、3月 107
2014年:1月 102、2月 2、3月27日まで 41、

(Intraasia 注:2014年は2月の降雨量がほぼゼロに等しいんだ)

【中国人乗客の親族グループが大挙してマレーシアにやって来た】

(インド洋に墜落したマレーシア航空機に乗っていた中国人乗客の親族は、ますますマレーシア当局及びマレーシア航空に対する不信と不満を強めている)
中国人乗客29人の親族だという、新たな親族グループが北京からマレーシアにやってきました。これには9人の中国人役人も同行しています。彼らはスランゴール州のSubanjaya にあるホテルにチェックインしました。(先着のグループと合わせると、中国人乗客50人を超える親族から成る親族グループとなるようです)

中国人親族グループは、”マレーシア政府は真実をあきらかにしろ”、 ”(マレーシア側は)我々の親族を返せ”、といった文句(英語または華語)の横断幕と中国国旗を掲げました。
記者会見で彼らは主張する、「北京で行われたマレーシア代表団との数多い会合では、我々の質問には答えていなかった。彼らはいつも調査するとか本国に照会して答えると言うばかりだった。だから我々はマレーシアに来ました。」

中国人親族グループはマレーシア側に4つの要求を出した:マレーシア当局は情報を適時に公表すること、 マレーシア政府は捜索段階の初期に矛盾する情報を発表した及び行動に移ることが遅かったので、これに対する陳謝すること、 ナジブ首相が3月24日にインド洋に墜落したとの発表は確たる証拠がないので、マレーシア政府とマレーシア航空は陳謝すること、捜索に関係する全ての関係者、それには各国の捜索チーム、ボーイング社や衛星サービス会社を含める、は我々(中国人親族のこと)と会合を持つこと

中国人親族グループに対する応対には、ナジブ首相の対中国特別特使を務める、元馬華公会MCA総裁、及び先週航空機墜落に関する特使に任命された馬華公会MCAの現職準総裁が駆けつけました。さらに馬華公会MCAのボランティアグループ48人が彼らの対応にあたります。華語話者のボランティアが、中国人親族滞在のホテルに詰めて補助をすることになります。

(Intraasia 注:大国意識丸出しの中国人親族の頑迷な態度と過度な要求に、マレーシア政府は現時点では間接的に否定はするが表立って批判していない。外国人の政治的活動には厳しく対処してきたマレーシアの地で、国民がでなく外国人がマレーシア政府を真っ向から糾弾する発言を記者会見で行い、さらに外でその旨を大衆一般に示す横断幕をこれほど堂々と掲げた事例が過去あったのであろうか?もちろん目立たないあり方で批判する外国人はいくらでもいるが。長年マレーシアを観察しているイントラアジアは初めて見る光景です。 ところで親中国的な人たちの多い馬華公会MCAは中国人親族の応対に一生懸命である。 マレーシアマスコミは、中国人親族とマレーシア人親族以外の10数か国の親族のことを詳しく報道すべきであるのに、そのニュースは全くみかけない。犠牲者の親族のニュースは、最近では中国人のそれが多数を占め、次いでマレーシア人親族のこととなる。インドネシア、オーストラリア、フランス、インドなどの他国の親族の声を知りたいものである、多数者が亡くなった国だけが被害者の声であるはずがない。
今日のある華語紙は第一面で中国人親族の要求を写真と大活字で報じていた、あるマレーシア語紙は”マレーシアは情報を隠していない”という国防大臣の発言を第一面の大活字にしており、そして内部で詳細な発言を載せている)
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3月30日のマレーシア記事

【公正党の党執行部選挙で立候補の顔ぶれが示すこと
(民聯 (Pakatan Rakyat) の3政党中の1つ人民公正党PKRはスランゴール州での勢力が最大ということで、州政権のトップである州首相の座を得ている。)

人民公正党PKRは間もなく党執行部選挙を実施するので、立候補者受付が行われた。その結果党総裁には現職のWan Azizah 女史、党相談役であるアンワル元副首相が立候補しました。この2人は(長年連れ添っている)夫婦です。これが発表されると、党員から様々な反応が現れました。

アンワル元副首相は先日の控訴裁判所の裁判で男色行為が有罪と判決を受けており、上告しています。上告しても有罪となれば、彼は公職、政党職の座に留まれない法律の定めがある。

夫婦が総裁職に立候補したのは、公正党の幹部であるスランゴール州州首相や現人民公正党PKR現総裁と馬が合わないと言われる、党の現副総裁が総裁職に立候補しないようにする方策であると、一般には見られているとのこと。
また副総裁職には、現職以外にスランゴール州首相、党幹部2人、の計6人が立候補しました。

(Intraasia 注:どの政党も内紛は珍しくないですが、公正党の内部権力争いは、公正党がその座に着くことが合意されているスランゴール州首相の座も巻き込むことからかなり深刻のようです。いずれにしろ嘲笑の種になるような立候補劇と言える。公正党は立党して15年も経っても、アンワル元副首相一家を軸に回っているのが現実のようです)

【華語紙星洲日報が出版した、日本軍による英領マラヤ占領時の体験聞き書き本のこと】

(華語新聞界で常にトップ紙である星洲日報は、最近同社が出版したという書籍 ”走過日据” を題材にした記事をいくつも載せている。書き手はそれぞれ異なり、星洲日報の記者もいれば、社外寄稿者としての作家もいる。イントラアジアは星洲日報を毎日読んでいるわけではないので、こういう記事がどれほど続いているまたは続くのかはわからない、しかし同新聞社が発刊した書籍であることから、今後も折に触れて長く言及されていくことは確かでしょう)

(多分若いと思われるある記者が 「私たちは皆日本軍占領時代のことを知らない」という題名で書いた一文が言論ページに掲載されている)
以下はそのごく一部です:
星洲日報が出版して現在推薦している書籍の1冊である ”走過日据”は、日本軍のマラヤ占領時代を生き抜いた121人の 「体験した日本占領時代」の記録、つまり彼らが体験した日本占領時代の困難な生活の記録である。私は編集部の1人として、編集期間中に原稿を初めて読んだ過程の中で、歴史のもろさと戦争の恐ろしさを感じた。日本軍が占領した3年8か月に起きた出来事については、在学中に触れる機会は大変少なかった。我々は、日本が3年8か月マラヤを統治したことは知っている、しかし彼らが具体的にどういうことをしたかは、知らなかった。

(台湾在住の医師兼作家が「”走過日据”は血と涙の証明である」という評論記事を書いている。在台湾のマレーシア華人だそうです。昔から星洲日報では台湾人や台湾在住のマレーシア華人の寄稿者はごく普通の存在と言える)
以下はそのごく一部です:
星洲日報が出版した書籍”走過日据”は、星洲メディアグループの主筆・編集主幹が主編集者を務めている。この書籍は、星洲日報の4人の記者が3年間かけて製作した。1年間は全国各地を訪れ、その地の星洲日報従業者の協力を得て、アジア太平洋戦争時のことを文字と写真と資料を駆使して記録したものである。日本がマラヤを占領した3年8か月間を生き抜いた、100名を超える生存者が語った悲痛な口述歴史の記憶です。

この書籍は365ページと分厚く、文字総数は16万字、さらに図表もあり大きな本です。私のその後の反応は、これは必ずや読むべきであるというものに変わった。心境が変化したのは、文字にし難い形容の感動からです。

”走過日据”の主編集者は序文で書いている、「日本は歴史教科書を改ざんして、戦争中の暴虐を覆い隠している。マレーシアの官製教科書は日本軍の占領時の描写ではさらっと触れているだけである。日本軍の人道に反した罪行為は文字にされていない・・・・・・・・(以下続くがよく読解できないため省略)」

この医師兼作家は星洲日報の別の記事で次のように書く、「これは口述歴史である、だから”事実はここに書かれているのは違う”という疑念が湧くことは免れない。時間が過ぎ去るとともに、口述者は老齢化する、記憶は減退する、さらに書かれたことは何十年も前に発生したことです。回顧した事件に関しての違いは出てくる。つまり同一の事件であっても、(叙述に)誤差が出てくることになる。さらに太平洋戦争時の日本軍の軍備や被災者の数字にさえも叙述に違いが現れている。口述者の語った被災者の数字には多くの人の憶測も加えられている。

(”走過日据”で当時を体験した人たちの語った)凄惨な虐殺の件以外にも、叙述者の記憶を通して、多くの人には知られてない事や事件が発掘された。例えば:
・戦前である1937年から38年にかけて、中国の演芸団が英領マラヤにやって来て義捐金募集活動を行った。
・日本軍がマラヤの各民族の若者を集めて軍隊訓練を施していた。目的は将来彼らを中国へ送り込んで、日本が攻めた後を守る軍人にするためであった。
・ある地域の住民が市場に集合させられた。殺気立った日本軍兵士は機関銃を据え付けて殺戮の準備をしていた。幸運なことに、日本軍人に嫁がされていた当地の女性がそこへ到着して、村民らは良い人ばかりだからと保証した。そこで村人は殺戮を免れた。
・マレー人と結婚したある日本女性が身を以て日本軍に訴えた、「捉われた人の中にはその女性の親族などがいる、その人たちは決して抗日分子ではないと彼女は保証した。そこで日本軍はそれらの人を釈放してその女性と一緒に立ち去らせた。」
・1945年に敗戦となり日本軍が投降した。ペラ州のSungai Manik では(英領マラヤの住民である)民族間で衝突が起きた。死傷者は3百人に達した、その多くは華人であった、マレー人は少数だけがけがをした。

”走過日据”本で我々が深く理解できることは、幸運にも生き延びた人たちの一言一言、一字一字があの戦争時の底に流れる真実の声であるということです。

過去の過ちは許すことはできる、しかし忘れることはできない、なぜなら歴史は鏡の一面であるからです。戦後今に至るまで、日本はマラヤ占領時の暴虐に関して陳謝していない。まさにある人が語った通りである、「陳謝していない、だからどうして許せようか? さらに許していないからどうして忘れ得ようか? 」

生存者各人は言う、「これらは私たちの記憶に深く刻まれていることです。それを今こらえながら悲痛な一字一字で叙述します。 」 
この”走過日据”本は、マレーシア華人として読まずにはいられない本です。

おことわり:以上は星洲日報の複数記事から抜粋したものです。いささか難しい文章の華語であるだけでなくイントラアジアの華語能力は充分ではないので、よく読解できない部分は一文中でも割愛しました。ただ小さな誤読はきっといくつかあるでしょうが、上記の訳に致命的な間違いはないと思っています。

(Intraasia 注:星洲日報に限らず、マレーシアの華語出版界が出版するアジア太平洋戦争中の記録やそれを題材とした書籍は全然珍しくない。といってそれらがベストセラーになることはまずないはずです。その背景には読者層が英語書籍、マレーシア語書籍、華語書籍に3分立した出版事情があり、且つマレーシア人全体の読書傾向がかなり低いことから、ミリオンセラーなどという一般出版本はマレーシアでは生まれない。 華語の出版物の中心は華語新聞であり、華語新聞は華人界の華語を多かれ少なかれ日常的に読む層に大きな影響力を持つ、その華語新聞界で星洲日報グループは圧倒的トップを誇る新聞です。なお華語紙には目を通さないという華人も同じくらい多くいることも事実です。

マレーシア華人がアジア太平洋戦争中のことを描いた本はすべからく日本軍のマラヤ占領が主たる題材となる、もう一つの主たる題材はマラヤ共産党だが、マラヤ共産党の第一の敵は植民地の主である英国ではなく占領日本軍であったので、いずれにしろ日本軍の占領時の行動と行為が扱われることに変わりはない。日本軍は占領時に多くの華僑(当時は華人という存在はまだ生まれておらず華僑か在マラヤの中国人となる)への圧政と虐殺を行ったことは、これまでにも多く語られている。そのことを扱った日本人研究者の書籍は日本で何種類も出版されている。しかしこういった書籍はマレーシアで売れ筋の本にはならない、同様に日本でも売れる本に全くならない。こうしたこともあって、日本軍の蛮行を忘れさせまいとする一部の華人はこのことを訴え続け、時に出版してきた。それ自体はある意味で当然のことであろう、ちょうど一部の日本人が東京大空襲や原爆の記録を語り続けようとしているのと同じだからです。

イントラアジアは時々このサイトで、マレーシア華人界の中に影響力を持つ中華主義者を批判してきた、中華主義者はほぼ親中国的立場を取っているだろうと見なせる。星洲日報はまさにその代表的な華語メディアと言える。といって星洲日報の記者が皆中華主義者であることにはならないのは言うまでもない。同社上層部や編集中枢部にいる人たちは中華思想を多かれ少なかれ抱いており、親中国的である、と感じる。そういった人たちはチベットや新疆ウイグル族の問題に触れようとしない。今日の星洲日報の評論ページにも、台湾人の寄稿者が日本人は何々であると決めつけて批判している記事が載っている。まあ一部事実もあるし言論の自由だから結構だが、この種の人間は決して中国におけるチベットやウイグル族への圧政を問題視しない、つまり中華思想の持ち主ですね。だからイントラアジアはしばらく前になるが星洲日報批判のコラムも複数書いた。
参考:『今週のマレーシア』 2005年4月と5月のトピックスにある、「華人界の日本批判はわかる、しかし星州日報の報道姿勢には強い違和感を覚える」、「新聞各紙に載った国内外の反日ニュース・報道を振り返る」 などです。
じゃあ、そういう星洲日報だからその発行する新聞も書籍も全て親中国だから読むに値しないということにはまったくならない。 情報と主張は取捨選択しながら読めばいいのです。 

さてイントラアジアはこの”走過日据”本をまだ実際に見ていません。買うつもりではなく立ち見しようと思って今週大きな書店である大衆書局の2軒で探したがなかった。それはとして、アジア太平洋戦争当時日本軍による華僑虐殺は現実にあったので、その記録としてマレーシア華人の立場から”走過日据”のような本にして伝え残しておく価値はあるでしょう。
こういう歴知的事実を軽視したり無視することは、人間としてすべきことではない、さらに結果として日本の国益にも合致しない。東南アジアで戦争中に起きたできごとを現今の日本人の反中国感情に結びつけて捉えるべきではない。イントラアジアは現在の中国の大覇権主義と超大国的振る舞いには大いに反発を覚えるものであり、当サイトでも関連記事の中でそういった心情をにじませていることは読者に伝わっているだろうと思っている。要はアジア太平洋戦争中の日本軍の蛮行と、現今の覇権国家中国と超大国意識におごる中国人を分けて考える必要があるということです。そのためこの場で、星洲日報が親中国的立場を取っていることは百も承知の上で、同社が発刊した”走過日据”本に関する記事を紹介した次第です。
マレーシア在住者を含めて、日本人一般はマラヤ占領時のことを知らないし、知ろうとしない。それは韓国と中国における出来事ほど日本人一般の興味を引かないからであり、同時に韓国と中国からの批判に比べれば東南アジア発のそれははるかに声が小さいからです。マレーシアの諸相を伝えるイントラアジアとして、ここで紹介したような記事も時には載せます。)




3月29日のマレーシア記事

【スランゴール州とクアラルンプールの給水制限プログラムは1か月延長して4月も続く】
全国水サービス機構は、クアラルンプール圏の給水制限プログラムを4月30日まで延長すると発表しました。

その声明の中で、「スランゴール州の7つのダムは貯水量が減少したままであり、このところ降った雨が降雨量が少なく貯水池の数位を上げるに至っていない」 「そこで全国水サービス機構は、クアラルンプールとスランゴール州で現在実施している給水制限プログラムの第3弾 を4月30日まで延長することに同意する。」

現在の第3弾ではスランゴール州とクアラルンプールの住民 72万世帯の計360万人が対象になっています。対象地区など詳しくは当サイトの3月8日付け掲載記事をごらんください。
さらに担当省庁とスランゴール州政府は会合の結果、 第4弾を実施することを決めました。第4弾の内容に関しては、Syarikat Bekalan Air Selangor Sdn Bhd (Syabas) が4月1日に発表することになっています。

(Intraasia 注:えー、プログラム終了予定を1か月間も延長して4月も給水制限が続くのだ。対象地区の方にはほんと同情します。さらに悪いことに、第4弾が実施される、ということは我が地区にも対象が及ぶかもしれない・・・・、心配です)

【中国人乗客の親族とネット族が示すマレーシア当局への不信及びマレーシア全体への敵意】

インド洋に墜落したマレーシア航空MH370便のことに関して、中国に派遣されたマレーシア政府、民間航空庁、軍隊及びマレーシア航空の代表団が、北京のホテルを会場にして、連日中国人乗客の親族らに対して説明会を行っている。

28日の会合では、中国人乗客の親族らは会場から一斉退出して、代表団への不信と不満を(相変わらず)示しました。家族らは、マレーシア側が事実を隠していると決めつけています。マレーシア代表団は中国人親族らが1一人もいなくなっても会場に留まりました。
在中国のマレーシア大使を含む代表団の1人であるマレーシア軍の将軍は中国人質問者に答えた、「我々は最善を尽くして最新情報を皆さんに伝えるようにしている。隠していることは何もない。」

マレーシア芸能人協会Karyawan は会長声明を出しました、「我々は、現在中国人によって攻撃されているマレーシア人芸能人を守るべきです。」 「そういった批判は全く不必要なことであり、彼らマレーシア芸能人にとって不当なことである。」 「MH370便に起きたことはどの国のどの航空会社にも起きえることです。」

マレーシアの人気アーティストであり以前から中国で盛んに活動している、光良、梁静茹、阿牛、曹格、Shila Amaza など、及び映画俳優のミッチェル楊らに対して、中国のWeibo サイトで攻撃が盛んに行われており、マレーシアの全てをボイコットしようと呼びかけている。

Karyawan の会長は言う、「中国人が非難合戦を引き起こし、マレーシア人アーティストを餌食にしているのは悲しいことです。」 そしてマレーシア政府の捜査と調査の努力を擁護しました。

【マレーシア語紙の1コマ漫画から】
カートゥーン

タイトル:麻薬中毒者が消防車を盗んだ
場所:警察署内の受付カウンター
女性警官の台詞: 「あのー、警察署に火事があったと消防報告する人はいないと思うんですけど?」
消防士の台詞: 「実は消防車が盗まれたという警察報告書を出したいんです」

この漫画の背景:1,2日前の日中に、麻薬中毒の男がなんらかの金属品を盗もうとして消防署に侵入し、そこにあった消防車を勝手に運転して署外へ出た後、道路上でコンクリート障壁に衝突して逮捕されたという、笑い話的事件がありました。そこでこの漫画家はさっそくそれを漫画にしました。

(Intraasia 注:面白いので、勝手に切り抜いてスキャンして紹介します。短かくても多少くだけた口語表現なので、女性警官の一部台詞に読解の自信がないですが、恐らくこういう意味だろうと訳しました)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 314.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 321.2 を入手します。

3月28日のマレーシア記事

【マレーシア政府が長年斡旋した、フィリピン政府とミンダナオ島のイスラム組織との間で平和協定が調印された】
(フィリピン南部のミンダナオ島に本拠を置くイスラム組織とフィリピン政府の和解交渉を長年マレーシアが斡旋してきました。既に双方の間で和解して協定を結ぶ合意が表明されていた。フィリピン政府側とムスリム勢力側との間で争いが数十年続いてきたことで、これまでに10万人を超える死者が出ました)

フィリピン政府とモロ民族イスラム解放戦線(MILF) との間で交わされる、モロ民族包括協定の調印がマニラの大統領宮殿で行われました。この席に目撃者となるべく特別ゲストとしてナジブ首相が招待されました。調印式には1000人以上が招待されて集まりました。

マレーシアはこの両者間の話し合いのホストを2001年から43回に渡って務めてきました。この席でナジブ首相は演説する、「我々は、モロ民族における、そしてフィリピンンにおける我々の兄弟姉妹のために平和と繁栄を願うだけです。」
フィリピン大統領はマレーシアの果たした役割に賛辞を送りました「我々は、信頼というものが人間をいかに前進させていくかにおいて世界に好例を作りました。」

モロ民族包括協定では、完全自治区であるモロ民族地方の設置について定めている、これによって交渉の終結を意味し、平和過程の段階的実施の始まりになる。「この協定によって両者間の武力的争いは終わりをつげ、モロ民族問題の交渉による政治的解決を提供するものである。」 と協定には書かれている。

次なる段階はモロ民族自治地方のための基本法律の草案を作り終えることです。 自治地方の選挙は2016年までに実施の予定で、自治政府を選ぶことになる。

モロ民族イスラム解放戦線(MILF)は1977年に組織され、1万人の兵力を擁する。MILF はミンダナオ島における独立国樹立の要求を放棄し、(その代わりに)完全自治地方の設立を協定で保証されている。

【F1グランプリが始まったが、切符の売れ行きが鈍いとのこと】

スランゴール州のSepang にある国際サーキットでマレーシアF1グランプリが28日から始まりました。決勝レースは30日に行われる。

観戦切符の売れ行きが鈍ったことで、過去最高の入場者数 12万3人を破るのは難しいと、サーキットの最高経営責任者は明らかにしました。 「MH370便墜落の事件を鑑みて、マレーシア空軍のジェット機によるアクロバットショーをキャンセルした。」

【中国人親族の言動と行動に対して、マレーシア側の反応に変化が出ている】
インド洋に墜落したマレーシア航空機に関して、連日記者会見で中心的役割を果たしている、マレーシア防衛大臣は述べました、「(マレーシア航空機に乗っていた)中国人乗客の親族は、我々マレーシア人も愛する家族を失ったということを理解しなければならない。」
この事故でマレーシア人は49人が死亡と判断されています。

(Intraasia 注:北京にいる中国人親族が口をそろえてマレーシア政府とマレーシア航空の代表団を罵倒し、その弁明を受け付けない様子がこのところ報道されている。加えて中国のネット界でも中国人が同様にマレーシア全体を非難しているそうです。中国人親族らのあまりの理不尽な行動と言論にマレーシア側として我慢ができなくなったということで、いくつかのマレーシアメディアが中国の行き過ぎたあり方を批判する論調を掲げたそうです。 防衛大臣がいみじくも述べたように、中国人親族だけが悲劇を体験しているわけではない、マレーシアを含めて10数か国から死亡者が出ている。超大国中国の民は小国マレーシアの弁明など聞きたくない、説明など信じられないという、一般民衆の間にも根付いているおごり意識の表出ですね。八つ当たり的にマレーシアの全てを否定する思考に至る流れを知れば、少なからずの日本人は多分、近年中国で起きた日本の全てを否定する行動が起きた一件を思い出すのではないだろうか)

【Samsung スマートフォンの広告から】
最初の持ち主になれるように、先行予約しましょう: 3月28日から4月10日まで

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(Intraasia注:予算面からスマートフォンユーザーにはなれそうにありませんが、マレーシアでSamsung のスマートフォンの人気がたいへん高いことは見聞からわかります)

3月27日のマレーシア記事

【KLの独立広場の改良工事が進行中で、4月後半には終わる予定】
独立広場(Dataran Merdeka)の改良工事が進行中です、3月中旬時点で80%近い進捗率です。
独立広場の全面的な改良工事案は当初9か月間の予定で2013年7月に開始される予定でした。しかし広場で行う行事などの要請がいくつかの省庁からあり、工事計画は一時保留となりました。 こうして最終的に工事が始まったのは今年の1月22日です。

クアラルンプール市庁の担当部署の幹部の説明によれば、工事期間短縮のために広場の土を総入れ替えする最初の案は実行できなくなった、そこで改良工事を請け負う会社からの別の案が提案された、とのこと。 その結果、「広場の土の深さ50㎜だけを取り除きました。広場に植える芝生には Princess 77 Bermuda を選びました」

この改良プロジェクトのコンサルタントによれば、独立広場の排水システムに問題が起きていました。「そこで、外周排水システムを作りました。表面の水を素早く集めて、主排水路へ導きます。」
「良い芝生を保つためにはメンテナンスが欠かせない。定期的に芝を刈り、毎月肥料を与えます」と工事会社の1つは説明する。

独立広場(Dataran Merdeka)の改良工事は2014年4月21日までには完了する予定であり、広場が十分使えるようになるのは6月になる。

独立広場の斜め対面にあるのが、かつてのクアラルンプール高等裁判所が入居していた建物( Bangnan Sultan Abdul Samad)です。「この建物をクアラルンプール市庁が改装してギャラリーにすることを観光省が承認した。」と、クアラルンプール市長が明らかにしました。

(Intraasia 注:クアラルンプールの独立広場(Dataran Merdeka)は歴史的由縁のある一画として丁寧に維持されています、また観光客が一度は訪れる場所として知られている、広場の脇の道路には日中いつも観光バスやバンが停車していますね。歴史的建造物としての Bangnan Sultan Abdul Samad は高等裁判所が移転してからいわば空家になっている。最近その地上階の一画ににツーリズムマレーシアの観光案内所がオープンした)

【マレーシア航空機の死亡者は行方不明なのでムスリムの葬儀は捜索が終わってから行うことになる】

(インド洋に墜落したマレーシア航空のMH370便の乗客と乗組員の遺体は依然として発見されておらず発見は難しいと見られている。また航空機の一部とみられる物体100点以上を衛星が捉えていることが報道されている)

MH370便のムスリム乗客と乗員に対する葬儀は(現時点で行うことはなく)あくまでも捜索が終わってから行うことになります。

内閣のイスラム教担当大臣は説明する」 「MH370便の乗客と乗組員について、国家ファトゥワ会議は依然として”行方不明者”と分類している。」 「ムスリム死亡者に対しての葬儀の祈り(solat jenazah ghaib) は、この捜索が終わってから行うことになる。」 「この困難な時期に、我々は最善の結果となるように祈って航空機が早く見つかりますように。」

大臣はまた全国のモスクに対して、MH370便の不明者に祈りをささげるためにyassin を組織してクルアーン読誦を呼びかけました。

(華人に関係ある)マレーシア道教協会の会長は語る、「死亡の場所と時間が伴って初めて葬儀は完全なものになる。ですからどこで起きたかを知る必要がある。 そしてその事故現場へ行って祈りを捧げます。」

【 Malindo Air 機がエンジンから失火して急遽引き返した】
(インドネシアの最大の民間航空である LionAir のオーナーがマレーシアで合弁会社として設立した航空会社がMalindo Air です。国内路線はクアラルンプール郊外の旧称スバン空港をベースにしている、KLIAからは国際線を運航している) 

Malindo Air のスバン空港発07時半クアラトレンガヌ行きフライトが、片方の翼に着いたエンジンが高度2千メートルぐらいの上昇中に失火したため、急遽スバン空港に引き返して無事着陸しました。 このフライトの航空機は ツインエンジンのATR 72-600型ターボプロップ機です。失火の原因は調査中です。

(Intraasia 注:乗客が窓から撮った翼の一部が燃えている写真が載っている。窓からはっきりと見えるほどのエンジン失火だったようです)

【アニメ映画フェアーの広告から】

GSCグループのシネプレックスだけで3月27日から上映
・ルパン3世 VS 名探偵コナン the Movie
・ハンター VS ハンター、最後のミッション
・マジカルシスターズ Yoyoと Nene
会話は日本語、字幕としてマレーシア語と英語と華語が付きます

(Intraasia 注:GSCはマレーシア最大のシネプレックス運営会社です。シネマで観る映画ファンのイントラアジアはよくこのシネプレックスへ行きます。でもアニメは全く見たいとは思わないですなあ。現在は学校休みなので、恐らくそれに機会をあわせたものでしょう。3本立てではなく別々の時間に上映です)

3月26日のマレーシア記事

【世界銀行のマレーシア担当エコノミストが語る、マレーシア教育制度批判】
世界銀行の上級エコノミストでマレーシア担当である人物(マレーシア人ではない)が、マレーシアの教育制度の質の悪さはマレーシア世帯の負っている負債のレベルより心配であると述べました。

マレーシア経済の転換プログラムが主催したクアラルンプールにおけるフォーラムの場で、このエコノミストは説明する、「マレーシアの水準に満たない教育制度は技術力を持った人材の蓄積に影響を与えることになる。そういう人材は高所得国家になるために経済を成長させていくのに必要です。世帯の負債の高さは、経済が成長し市民が雇用されていけば、問題になるほどではない。」 

「マレーシアの子供たちはマレーシアよりも貧しい国であるベトナムの子供たちよりも(勉強で)劣っている、ということに警鐘が鳴らされるべきです。」 「ベトナムの田舎部の学生の方がマレーシア人学生よりも成績が良い。」

世界の学生を学力を評価する試験である PISAは、65か国の学生についてその数学と読む力をに比べたものです。2012年PISAの結果では、マレーシア人学生は平均を下回る得点であり、順位は65か国中の52位でした。一方ベトナムは17位でした。

マレーシア人学生のPISAにおける悪い成績は、マレーシア教育制度の弱点を浮き彫りさせた、これはマレーシアの国家予算で教育には例年最大の割合を割かれているという事実があるにも関わらずです。

ところでこのPISA試験の結果は、マレーシアの教育制度は世界的水準だと政府は主張していることに矛盾していると、批判者は指摘する。批判者はまた、中学5年生が受けるSPM試験で多くのA獲得生徒が出ていることの本当の価値に疑問を投げかけて、しかしそういったA獲得生徒はシンガポール、中国、台湾の生徒に互角に競争していけない、と主張する。

世銀のエコノミストは主張する、「効率的な教育制度は中央主導から離れて、各学校にもっと権限を与えるべきである、そうして学校がその地の状況に基づいて独自の判断をする。」 「同時に親はその地域にある各学校の成績情報を知らされるべきである、そうして親は良い学校へ子供を通わせることができる。」

(Intraasia 注:マレーシアの小中学校は、教育内容だけでなく様々なことが中央管轄下にあるといえるでしょう。教科書は全国一律であり、各州また自治体に教育システム面で権限移管はほとんどない。 その替りに国民小学校に併存する形で国民型華語小学校と国民型タミール語小学校というユニークな制度を持つ。 小中学校は1960年代からずっと中央管轄下にあり続けている国なので、このエコノミストの言うような提案がおいそれと受入れられる下地はほとんどない。PISA の結果をどう捉えるべきかイントラアジアにはわかりませんが、現実的な向上策を模索していくしかないのではと感じる)

【サバ州とサラワク州の州境町を開発する案】
サバ州政府とサラワク州政府は互いに接する州境町の開発に乗り出すことを決めました。サラワク州側の Lawas に接するサバ州側の Sindumin の土地では商業開発の準備を始めた。

町開発の最初の覚書ができたのは1981年のことですが、その後その案は変更されて、ツインタウンの概念になった。両州がそれぞれの州境町を開発し、共通の施設を共有するというものです。

(Intraasia 注:ブルネイの一部を挟んでサラワク州はサバ州と接する。この辺りの状況は半島部からは本当にわからない。地元民の交通路と商業交易路であっても、陸路で通行するのはまったく観光面からニュースにならないからなおさらです。一度は訪れたいとイントラアジアは長年思っているのですが・・・・・未だに実現していない。)

【消えたマレーシア航空機乗客の親族らが北京でマレーシア大使館に激しい抗議行動を行った】

インド洋に墜落したマレーシア航空MH370便の中国人乗客の親族らは北京のマレーシア大使館をめがけて抗議行動を起こして、警備人員ともめました。

怒りにあふれた約200人の親族はマレーシア大使館を目指して抗議の行進して、マレーシア側にMH370便に関するさらなる返答を要求しました。抗議者は「マレーシア政府は殺人者だ。」 「家族を返せ」 「言葉で痛みは消えない」 などと叫び、マレーシア大使館前で警備陣ともめました。大使館は制服警官と私服警官が警備していました

北京のマレーシア大使館は、LidoHotel から4キロmほど離れている。そのホテルには中国人乗客の親族が滞在しており、事故に関するマレーシア側からの説明などで会合がもたれていました。

(Intraasia 注:これは外報通信社AFPの記事からです。Intraasia は25日の記事注で 「(中国人親族の抗議に関して)目を向けているのは外国メディアもマレーシアメディアもだが、マレーシア主要新聞は小さな扱い方といえる。」と書いたら、26日はどの華語紙も中国人親族の抗議の模様と内容を第1面から大活字と何枚もの写真で大きく載せている。感覚的に捉えるなら、中国人親族によるマレーシア政府当局とマレーシア航空の対処策と説明への強い批判を暗に後押しするかのような載せ方に感じる。 )

3月25日のマレーシア記事

【マレーシア航空機はオーストラリア西方のインド洋に墜落していた、とナジブ首相が公式声明を発表】-速報分 
ナジブ首相は24日夜遅くクアラルンプールのPWTCで臨時記者会見を行い、消えたマレーシア航空機に関する声明を発表しました。以下はその声明です:

今晩私は英国の航空事故調査局の代表から手短に報告を受けました。その報告は次のようなことです:英国の会社である Inmarsat が提供していた衛星のデータでは北方回廊と南方回廊の可能性を示していた。Inmarsatはその衛星データにさらなる計算を行ってきた。 この種の調査ではこれまで使われなかった分析方法を使うことで、InmarsatはMH370便の飛行航跡をより多く知ることができました。

英国の航空事故調査局と Inmarsat はその最新分析を基にして結論を下しました: MH370機は南方回廊に沿って飛行した、その最後の位置はインド洋の真ん中である、(オーストラリアの)パースの西方です。
そこはたいへん遠く離れた地であり、着陸の可能性あるどのような着陸地からも遠く離れている。従って新しいデータに基づいて、深い哀悼と悲しみを込めて私は皆さんにお知らせします、MH370便はインド洋南部に墜落しました。

我々は明日(25日のこと)詳しい情報を伴った記者会見を行います。とりあえず我々は最も早い機会を捉えて皆さんにこの新たな進展をお伝えしたかった。我々はこの情報を開かれたあり方の責任及び(犠牲者の)家族を尊重するという2つの原則から共有いたします。我々は調査過程においてこの2つの原則を保持してきました。

マレーシア航空は既に乗客と乗員の家族に連絡してこの進展を伝えました。家族の方々にとってこの2週間は悲痛な思いの時でした。私は、このお知らせがより困難なことであることを知っています。私はメディアに対して、その人たちのプライバシーを尊重するようにと訴えます。

(Intraasia 注:今朝のマレーシア各紙は全て、言語に関わらず、第一面全面でインド洋で墜落のニュースと哀悼の意を表明しています)

【乗客・乗員の国籍別人数とマレーシア観光大臣の発言】

マレーシア航空機MH370便の乗員と乗客の国籍
全員死亡と判断される、乗務員12人及び乗客227人の計239人の国籍:
中国 154人、マレーシア 49人(乗務員全員がマレーシア人)、 インドネシア 7人、オーストラリア 6人、インド 5人、フランス 4人、米国 3人、カナダ 2人、イラン 2人、ニュージーランド 2人、ウクライナ 2人、ロシア1人、台湾 1人、オランダ 1人、

国会の論戦で観光大臣(UMNOの国会議員であるマレー人)は答弁する。「観光省は旅行者、とりわけ中国からの、を引付けることにあまり力を注がないように決めました。」 「(激しいデモと政争の続く)タイの状況とは違います。MH370便の事件は不幸な出来事です。この状況を無視して観光客を呼び込むキャンペーンを続ければ、マレーシアは犠牲者の家族と飛行機に乗っていた人たちの命運を気にかけていないと世界は判断することでしょう。」

「中国はマレーシアにとって4番目に訪問者の多い国です。マレーシアが引き続き観光客呼び込みのキャンペーンを行えば、それは純粋に思いやりがないことになってしまうでしょう。現在でさえ、中国人乗客の家族の反応がいかにあるかを目にすることができる、一方マレーシア人乗客の家族は落ち着いているのですが。」 「中国人の家族はものすごく感情的になっている。」

(Intraasia 注:今回のマレーシア航空機失踪において、飛行機が消えたことの捜査と推測及び各国による軍事面を含めた捜索協力の面に光が当てられ、内外のメディアによって盛んに報道されてきました。それに付随した報道の中で、中国人乗客家族の行動の極端さがしばしば記事になっている。そのことに目を向けているのは外国メディアもマレーシアメディアもだが、マレーシア主要新聞は小さな扱い方といえる。乗客の国籍で確かに中国は7割も占める、だから犠牲者ニュースの中心になることはわかる。しかし犠牲者は14か国もの国民に及ぶ。なぜ中国人家族だけがあのように理不尽に振る舞うのか、と感じざるを得ない。観光大臣の発言はかなり抑えた調子ながら、ある種の驚きも込めていることでしょう。)

【MH370便の全員が死亡したという、心痛む現実を受け入れなければならないと、マレーシア航空】
マレーシア航空の会長は、クアラルンプール国際空港で行われた記者会見で語る、「我々が得た証拠と合理的な推論からだけ、我々はついに結論に達した。マレーシア航空はその航空機を失い、その延長線上でその飛行機乗っていた人々も失いました。」

マレーシア航空は24日に飛行機に乗っていた乗客と乗員の家族に連絡を取って、MH370は墜落したと見なされると伝えました、しかし航空機の物理的な証拠がないことから、家族の中にはマレーシア航空の行為に疑問を投げかける人たちが出ることになった。

【全国健康と疾病率調査の結果】
2011年全国健康と疾病率調査の結果が明らかにしていることです。

・30歳以上のマレーシア人の5人に1人は糖尿病である。しかし自らの病状を知っているのはその半分に過ぎない。
・18歳以上のマレーシア人の3人に1人は高血圧症である。
・マレーシア人大人の35%が高コレステロールの数値を示している。
・18歳以上のマレーシア人の15%が肥満である。 肥満度指数BMI が30を超える。

3月24日のマレーシア記事

【オーストラリア西方2千キロ以上離れた海域を漂流する物体を確認するために】
オーストラリア、中国、次いでフランスの衛星が、オーストラリアの西方2千㎞ほど離れた海域に漂流物を捉えています。マレーシア航空機の捜索の焦点はこの海域に移っている(他の海域での捜索も続行中)。

現有の捜索陣容: 航空機 -オーストラリアの民間ジェット機が4機、オーストラリア空軍の哨戒機が2機、 ニュージーランド空軍の哨戒機が1機、米国の哨戒機が2機、
船-オーストラリア海軍の1隻、中国海軍の軍艦3隻と調査船1隻、米国海軍の1隻、さらに1隻が追加される、

これまでクアラルンプール郊外のスバン空軍基地を基盤にして捜索に加わっていた航空自衛隊の P3 Orion哨戒機2機はオーストラリアのパースに向かいました。24日からの捜索に加わる。日本は災害救援チームとして計100人を超える人員を送り込んできている。 (マレーシア語紙は見ていませんが、英語紙も華語紙も、スバン空軍基地での航空自衛隊員の見送り式の写真を載せている)

中国空軍のIlyushin機の2機が既にオーストラリアへ移動しており、24日からの捜索に加わる。さらにインド空軍と海軍の2機が24日から加わる。

マレーシアはそのレーダーシステムにおいてMH370機捜索においてそのレーダーシステムから得られる情報をいくらか隠しているかもしれない、その理由はそれを明らかにするとマレーシアの国としての安全と技術的欠陥が暴露されるのではないかと恐れているからである、このように米国の役人のことばをニューヨークタイムズは伝えました。

マレーシアが依然としてMH370機の捜索として北方回廊へその陣容を派遣していることに関して、この新聞報道に先立って米国からの調査グループは先週末憂慮を表明しました。米国グループは(陸地で構成される)北方回廊にはマレーシア航空機は飛んで行っていないので、マレーシアは捜索戦力を南方に注ぐべきだとみているからです。

(Intraasia 注:当初からマレーシア当局への批判はありましたし、現在もある。その代表的なのがマレーシア当局は情報を全て公表していないというものです。西欧メディアとネットメディアはこういう観点を披露し続けている、しかしマレーシア側は防衛大臣を始めとして当局はその見方を一蹴する。 現時点ではどちらの言い分が正しいかは一般人にはわかりません。マレーシア機の失踪に関して、上記3か国に先立って米国の衛星が情報をつかんでいなかったとは思えないので米国は軍事機密の観点から控えたのでは?、またMH370便が消えた早い時期にマレーシア当局が行った説明中になんとなく納得できない点も感じますね。)

【スランゴール州の州議会補欠選挙の結果】
スランゴール州のカジャン州議会選挙区で補欠選挙が行われ、(予想通り)民聯 (Pakatan Rakyat) 側の人民公正党PKRの候補者が当選しました。

立候補を予定していたアンワル元副首相が裁判で判決が出たことで立候補できなくなり、急遽人民公正党PKR議長を務める彼の妻が立候補していました。対立候補である馬華公会MCAの幹部である華人女性候補者を破りましたが、獲得票数の差が前回総選挙時の時より1500票減りました。有権者数は4万人弱で投票率は72%です、 前回の総選挙時は88%の高率でした。

(Intraasia 注:不必要に行われたと評されていた選挙です。結局アンワル元副首相が立候補できず、同党の前州議会議員が自主的に辞任した意味がなくなった選挙です)

【Bitcoin はマレーシアに上陸する道を見つけた】
中央銀行Bank Negaraによる Bitcoin は合法な通貨ではないという警告にも関わらず、Bitocoinはマレーシアに入ってきた。中央銀行Bank Negaraは一般向けに、本質的にバーチャルな通貨である、こういった通貨を使う上でのリスクに関して用心するようにアドバイスしている

米国は2013年に(Bitocoinを使った)Silk Raod サイトを強制閉鎖させた。 そのサイトが麻薬などの売買に使われていたことがわかったからだ。
ごく最近では日本で、東京市場に上場している Mt.Gox が破産防止の申し立てをした。その会社の口座がハッカーに遭って80万Bitcoin が紛失したとの理由です。

シンガポールを基盤とした、支払処理会社のNumoni Pte Ltd が発表したところでは、同社は既にクアラルンプールのバンサ地区にある Bangsar Shopping Centre及びペナン島のGurny Plaza ショッピングセンターにBitcoin の自動売買機を設置しました。
同社のマレーシアでの展開計画は大きい、1年以内にBitcoin の自動売買機を10台設置する、3年以内に100台を設置するというものです。

Bitcoin の価値は上がっている、2013年にはUS$30であったのがUS$100にも値上がりしている。全ての通貨と同様にBItcoin も変動する。
(Bitcoin の)事項可能性が論議される中で、Bitcoin の自動売買機がマレーシアにやって来たのは驚きです。

3月23日のマレーシア記事

【国内の空港を運営するマレーシア空港持ち株会社の声明は好調と順調を強調する】
マレーシア空港持ち株会社が発表した声明からです。

同社の2013年度決算(歴年の12月31日締め)おいて、国内39の空港における空港利用者総数で対前年比18.4%の増加を記録し、その人数は過去最高の7960万人でした。国際線乗客数は16.8%の伸び、国内線乗客数は19.9%の伸びであり、両者とも好調でした。

マレーシア空港持ち株会社が運営する最大の空港である、クアラルンプール国際空港(KLIA) における利用者数は前年比19.1%の増加でした。その内メインターミナルは24.6%、LCCターミナルは13.2%の増加でした。

新しい低コスト航空用ターミナルKLIA2 に関して
KLIA2の建設を請け負っている建設会社からの言質に基づいて、2014年5月2日のオープン日程に向かって順調に進んでいる。

KLIA2の建築完了と適合証明書は4月には取得できるようになります。
我々(持ち株会社)は既に運営準備と空港移転のためのテストを今年2月から始めました。その進み具合は順調であり、3月12日までに12回のテストを行った。合計2800人を超えるテスト参加者があった。

KLIA2の安全面に関しては、運輸省が指名した独立系コンサルタント会社による、空港は安全であるとの評価を受けた。 コンサルタント会社は、誘導路、第3滑走路、その周辺場所及びターミナルビルの安全面に焦点を置いて評価した。

(Intraasia 注:どこの国もどの会社も自社の年次報告は良い面を強調するものですね。 KLIA2が既に数年も竣工予定を遅延させていることに触れているのだろうか。マレーシア空港持ち株会社はジョーホール州のスナイ空港を除く国内すべての空港を運営している)

【クアラルンプール圏におけるオフィス用ビルの入居率の変化具合】

(公的機関である)全国不動産情報センターが発表して統計を基にした記事からです
クアラルンプール圏におけるオフィス用不動産総床面積は、2013年第4四半期時点で、1億1千万平方フィート(約1千万平米)になる、この数字にはショップオフィスは含まれていない。その内クアラルンプールが占める割合は70%です、残りをスランゴール州が占める。全体の床面積中、入居率は75%になると、Kong & Jaafar グループの社長は説明する。「これはオフィス不動産に入居して埋まっていく実質の床面積は年間に数百万平方フィートに過ぎない、かなりのオフィスが空いていることになる。」

Savills & Rahim による統計
1993年: オフィス用総床面積 3100万平方フィート、 入居率 91%、
1998年: オフィス用総床面積 5000万平方フィート、 入居率 82%、
2003年: オフィス用総床面積 6200万平方フィート、 入居率  78%、
2008年: オフィス用総床面積 6800万平方フィート、 入居率 83%、
2013年: オフィス用総床面積 8300万平方フィート、 入居率 79%、

(Intraasia注: 全国不動産情報センターの数字となぜ違うのか説明されていないのでわかりません。いえることはクアラルンプール圏のオフィス用床総面積は増えており、同時に入居率は上がっていないということのようです。平方フィートは11で割ると大よその平米値になります)

【消えたマレーシア航空機に関して】

中国は、同国の衛星がインド洋南部に漂流する物体を新たに捉えた像を発表して、物体はマレーシア航空機の残骸の可能性があるとしています。

中国はそれ以前に発表していました:3月18日に大きさが約 22m X 13mの物体が衛星に捉えられた、それは3月16日に別の衛星が捉えた場所から 120㎞ほど離れていました。

中国の衛星が新たにインド洋で物体を捉えたとのニュースは、中国大使が手渡したメモを基に、定例記者会見の場でマレーシア国防大臣からまず明らかにされました、「中国の船が現場へ向かっていることろです。」 
中国発表によれば、高解像度の地球監視衛星が捉えた物体の位置は、20日にオーストラリアが発表した漂流物体の位置の南微西にあたる。
南方海域で捜索にあたっている中国の捜索陣容は、3機の飛行機、3機のヘリコプター、5隻の艦艇です。

マレーシア航空機行方不明事件に関する政府側の定例記者会見場がクアラルンプールのビルに移る。
マレーシア航空機の捜索に関する、マレーシア政府と官庁が合同して毎日定期的に行ってきた記者会見の場が、3月23日からクアラルンプールのPWTCへ移転すると、情報省が声明を発表しました。

国内外のメディアを対象すると記者会見は、マレーシア航空機が失踪して以来連日クアラルンプール国際空港(KLIA)ビルに隣接したホテルの催事ホールで行われてきました。しかし来週末はSepangのサーキットでF1グランプリが開催されることから、F1関係者が既に1年前からKLIA近辺のホテルを予約しており、このホテルも同様に多くの部屋が予約されている。(こうした事情から)毎日の記者会見はPWTC のレベル2(階)へ移転して行われます。

(Intraasia 注:衛星の監視力にはもはや驚きません、何の目的か知りませんが中国は2桁数の衛星を軌道上に周回させているそうです。
ところで今回の事件は世界各国へ西欧メディアによってライブを含めて頻繁に配信されるニュースとなっているので、マレーシアの知名度向上に役立っているという皮肉なことになっているようです。何でもCNNはそのライブニュースの中でクアラルンプールをインドネシアと表示したそうです、所詮この程度の知識なんだろうな・・・・)




3月22日のマレーシア記事

【消えたマレーシア航空機の捜索に関してナジブ首相が日本の首相に電話した】
消えたマレーシア航空機の件で、日本はマレーシア政府が行っているMH370便の捜索と救助活動を今後も引き続き支援していきます。 
昨夕(21日)ナジブ首相が日本の安倍首相と行った電話会話の中で、ナジブ首相に対してこのことが表明されました。日本の首相はまた、これまで行われた捜索活動にも関わらず依然として発見されていないMH370機について心配していることを表明しました。

彼は続いて、その困難な状況に対処する中でのナジブ首相の指導力に敬意を表明しました、そしてこの捜索活動をずっと支援しいくための日本の積極的意思を伝えました。 日本は捜索海域へ5機の飛行機を派遣して捜索活動を支援しています。その他にマレーシア政府の要請で2機をオーストラリアへ向かわせる決定をしました。

日本の首相は次のように述べました:両国間の特別な関係に基づいて、日本は友人として支援を延長する用意がある、そして必要となる支援を求めるどんな頼み事も通知してほしいとナジブ首相に頼みました。
以上は民放テレビ局TV3のニュースから

(Intraasia 注:このニュースに関連した長さ1分の動画も一緒にネットに掲載されている。このニュースがテレビでも放送されたのか、それともネット上だけにおける同局発表のニュースなのかはわかりません。ただ原文は書き言葉マレーシア語なので、テレビのニュース報道ではもう少し口語的な表現になるはずです
このニュースの背景は、MH370便の消えた航跡を追うために、ナジブ首相は連日20か国前後の国々の首脳に電話して捜索などに協力を依頼しているとの報道がありました。そこで航空機または船を捜索用に派遣している主要国の1つである日本にも電話したということでしょう。 日本がオーストラリアへ向かわせる2機は現在捜索活動に加わっている2機なのか、新たな2機なのか、この文面ではよくわかりません)

【密輸グループの暗躍を説明する消息筋の話】

密輸にかかわる犯罪グループについて、消息筋は語る: 
「そういうマレーシアの密輸犯罪グループは少なくとも10あり、クアラルンプール、サラワク州、ペナン州、スランゴール州などに基盤を置いている。これらの密輸グループはジョーホール州とシンガポール間の陸路国境である、Causeway と第2リンク大橋を経由して、タバコと酒類をシンガポールにある複数の倉庫からマレーシアに密輸入している。その額は毎月少なくともRM 1500万になるであろう。」

「積み荷は”通過品”として申告される、そのためシンガポールでは課税されない、そこでシンガポールの税関管理の倉庫に入れておくことが認められる。タバコと酒類としてシンガポール側で申告されることもあるが、密輸グループはそれらを税率の低い電子部品として申告したり、空のトラックの内部に積んでマレーシアに密輸しようとする。」

「密輸犯罪グループは用心棒を雇うだけでなく、いろんなコネを持っており、税関庁に内部関係者を擁している。シンガポール側はタバコと酒類がシンガポールから出ていく場合は厳しい検査はしない、これには関税は関係しないからです。」
「政府は、マレーシア側の税関検査場に武器携帯の検査官をもっと配置すべきです。検査場にあるスキャナーは故障を防ぐために定期的に使うようにすべきです。」

通常のたばこが1箱でRM 12する現在、密輸タバコは3箱でRM 10で売られるように、需要は非常に高い。

(Intraasia 注:3月21日に掲載した記事の関連ニュースです)

【米の広告から: jasmine ブランドの Basmathi King - 高品質のバスマティ米】

バスマティ米は、ナシブリヤニ、ナシトマト、ナシカンダールに最適です

・卓越した品質、 ・著名なシェフが好んでいる、 ・十分長い、アロマの香る、柔らかい

(Intraasia 注: Nasi Bryianni 、Nasi Kandar を食べると、その米は大衆的なマレー料理やインド料理といっしょに食べる米とは品種が違うことがわかります。より細長くて粘りが全くない米です。ここに掲載したのはそれ用の米、マレーシア語単語は berasで米は nasi 、の広告です。Basmathi という意味はわかりません)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 316.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 324.5 を入手します。

3月21日のマレーシア記事

【ジョーホール州税関職員を脅す密輸組織の用心棒】
ジョーホール州税関庁はシンガポールとの陸路出入国地点である Causewayのイミグレセン・税関統合ビルと第2リンクにあるイミグレセン・税関統合ビルにおける、税関検査を今年1月から厳しくしました。 これに対して密輸組織のによる脅しと怖がらせる行動が起きています。そこでジョーホール州警察は州の税関庁に対して一般職員の安全を確保すると保証すると言明しました。

今月17日午後、第2リンクの税関検査場で係官が通常の検査としてビールを積載したトラックに停車を命じました。しかし運転手は車を構台に衝突させて逃げました。そこで税関係官らは車を追いました。しかしそこへ密輸組織の用心棒が乗った数台の車が現れて、税関職員の車の通行を妨害したので、そのトラックは逃げ切りました。

その翌日の午後、州のTaman Pelangi住宅地にある税関職員の自宅にビニール袋3個に入った赤いペンキが投げつけられた、これは税官吏を脅す行為に間違いありません。
「これは密輸トラックを調査した輸入部の係官を脅かす、密輸組織からの脅迫だと警察は捉えている。」 「このため我々は犯罪者を捜査するために特別捜査チームを設けた。」 「今年1月以来、税関職員から脅迫に関する警察訴え報告がいくつか出されている。」 とジョーホール州警察の長は記者団に述べました。

州警察のトップはまた別の例を上げる、「ある男が税関検査を逃れようとスルタン一族の一員と自称した。しかし職員は何かおかしいと思い、その男を逮捕した。彼は今年1月起訴された。」

(Intraasia 注:いろんな密輸組織、違法砂利採取グループなどが用心棒を雇って、取締官庁の係官を妨害、脅迫することは昔から数多く報道されてきた。そのため税関、国内取引と消費者省の現場取り締まり係官にしばしば危害が及ぶことになる。タイ国境での税関やImigresen イミグレセンの現場係官でもアンダーワールド組織から脅されたら目をつぶるしかないでしょう。警察が24時間、長期にわたってそういう一般職員を守り続けることは不可能ですからね。こうしたニュースを読むたびに、悪の組織はまこと堅固な基盤を持っていると思う)

【SPM試験の結果が発表された】

中学校5年段階で受験する統一試験 SPM2013年の結果が試験機構から発表されました。
2013年の受験者数は44万2千人です。 試験で選択できる科目において、最高12科目まで受けられる。基準レベル以上を取って合格しなければならない科目はマレーシア語科目です。さらに2013年から歴史科目も加わった。そこで教育省長官は説明する:他の科目が全て基準レベル以上でもマレーシア語科目で不合格だとSPM修了証明が得られません。 SPM修了証明を得たのは2012年の91%から下がって 85.5%です。

2013年のマレーシア語科目の合格率は91.4%です。2012年SPMでは91.1%でした。
尚受験した全科目で Aを獲得した受験生は 11892人です。その内でA+を獲得した受験生は405人。 (AにはA-、A、 A+、 がある)
A+を除くA獲得者 11487人において、9409人が政府学校(公立中学校のこと)の生徒であり、2078人が私立など非政府中学校の生徒です。

受験者を都市部の学校と田舎部の学校に分類した場合、全国平均平均評価のポイントで田舎部が 0.60劣る。

別記事から: SPM の評価
A+, A, A-, B+, B, C+, C (点数50-54点)、ここまでが基準レベル、 D, E, G, (注:D以下は基準レベル以下となる)

(Intraasia 注:SPM試験の結果は多くのマレーシア人に進学、雇用面で長い間ついて回る。単なる中学5年時の試験結果に留まらない。そこでかなりの関心を呼びます。マレーシア語は必須合格科目、だから若い世代、具体的には現在30代前半以下の世代は、非マレー人でも水準程度以上のマレーシア語力がある人は多い。書店で書籍になっている模擬試験の内容を見ると、SPMのマレーシア語科目の水準は一般生活に十分すぎる位の難度だと思う。イントラアジアはとても基準レベルの点数は取れませんね)

【消えたマレーシア航空機、衛星がとらえたインド洋に漂う物体はまだ確認できず】
オーストラリアのパースの西2千㎞以上離れたインド洋の海に漂う物体を衛星が捉えたことを、オーストラリアが発表しました。航空機体の一部ではないかとの期待が高まっていますが、21日時点でどの捜索機もその物体を視認していないと、オーストラリア当局は発表しました。

マレーシアの国防大臣は、さらなる情報を待っているが、衛星がとらえた物体がマレーシア航空機の一部であるという確認報告は依然として得ていないと、語りました。

【旅行広告から: ”ガラ湯沢へ行きましょう! JR スキー、スキー”】
東京の新しい旅行行き先。 心配はいりません。 スキー用具はレンタルできます。

新幹線に乗って往復、スキーの1日を楽しめる 
ガラ 湯沢まで77分です
日本で直接行ける唯一のスキー場です

1人分を買えばもう1人は無料になる: RM 350から
プロモーション時期は2014年1月から3月、 スキーができる期間は2013年12月から2014年5月6日まで
JR 東日本、 Tokyo Rail Days

マレーシアの旅行代理店 10社の名称と電話番号

(Intraasia 注:時代は変わったとつくづく感じる。日本でスキーする旅行広告、それも北海道や長野県ではなく、東京からそれ程遠くない地を売り込んでいる。1990年代にはマレーシアでこの種の広告が現れるとは誰も思わなかった広告ですね。イントラアジア はガラ湯沢という名称自体が初耳なのでどんなスキー場か全く知りません、RM 350の中に新幹線とスキー代も含まれているという意味なのだろうか? 宣伝文句だけではよくわかりません)

3月20日のマレーシア記事

【中央銀行Bank Negaraが2014年経済成長率予測をやや下方修正した】
中央銀行Bank Negaraは、マレーシアを取り巻く諸般の状況を考慮して、2014年の経済成長率予測を下方修正すると、中央銀行Bank Negara総裁(女性)が発表しました。
今年の成長率予測は 4.5%から 5.5%の範囲です。これまでの予測は 5%から5.5%でした。

(Intraasia 注:下げたと言っても最低 4.5%はあるという予測です)

【全世帯の総負債額が増えている】
中央銀行Bank Negaraの年次報告書から
マレーシアの全世帯の負債総額: 2002年は国内総生産GDPの57%だったが、 2013年末時点で87%に増加した。 伸び率は2003年から2013年を見ると、年率12.7%になる。

一方マレーシアの全世帯の資産総額を同期間で比べると、こちらは年率10.4%の伸び率である。 2013年末時点で国内総生産GDPの 321%になる。つまり全世帯の総資産が総負債をはるかに超えている。

(Intraasia 注:上記の数字の中身を見ると、最大は不動産ローンで 87%中の60%を占めている)

【STPM試験の結果が発表された】

(マレーシアの全国統一試験の内で最後で最難の試験であるSTPMは、中学校6年生段階で受験する、とりわけ国立大学を進学する生徒が主体である、試験です。従ってカレッジや外国の大学へ進学するような生徒はほとんど受験しない、そのために受験者数は例年5万人前後程度です)

STPM試験2013年の 結果が試験機構から発表されました。2013年は5万5千人の受験者です。
科目でC以上の成績を収めれば、その科目で合格ということです、今年のSTPM試験では科目として 23科目が与えられ、その内22科目は合格者の割合が最低でも50%を記録しました。唯一50%に届かなかった科目は高等数学で、42%でした。(23科目あっても受験生は、必須科目を含めて5つまでを選んで受験する仕組みです)

5科目に合格した受験生の割合 3.44%、4科目に合格した受験生の割合 59.34%、3科目に合格した受験生の割合 17.60%、2科目に合格した受験生の割合 9.48%、

(Intraasia 注:いつも書くように、マレーシアの初等と中等教育は全国統一試験の受験が必須となっており、一般的に3種類受験する。最上級学年で受けるのが STPMです。ただSTPMは必須ではないので、これを含めれば4種類となる。試験の最優秀者は試験機構に招かれて、顔写真付きで報道される。1,2科目しか合格しなかった生徒は、国立大学へ入学できる枠にはまず入れてもらえないはずです)

【MH370便キャプテンの自宅のフライトシュミレーターを調査中】

消えたMH370便のキャプテン、53歳、の自宅から(彼の愛用していた)フライトシュミレーター装置一式を、警察は既に押収して装置のソフトウエアとデータを調査しています。

警察庁長官は定例記者会見の場で明らかにしました: シュミレーターの多くのデータが2月3日に消されている。しかしいろんな専門家が協力してデータ復活をしようと働いている。シュミレーターにはMicrosoft の3種類のフライトシュミレーションゲームがインストールされている。

(Intraasia注:これに関して、米国のFBIの協力も得ているという報道もある)

【外報通信社が配信する、消えたマーシア航空機事件に関するニュースから】

マレーシア航空機MH3704便が3月8日に消息を絶ってすぐ、中国はこれまでで最大の救援船団を最初の捜索海域である南シナ海へ派遣しました。南シナ海を中国は自国の裏庭だと見なしています。
中国が派遣した船団は、4隻の軍艦、5隻の沿岸警備隊の警備船と民間パトロール船であり、さらに複数ヘリコプターと捜索機が加わりました。軍艦中の2隻は、中国の最大で最新の水陸両用ドッキング船です。この船は2万トンで、ヘリコプターを搭載しさらにホーバークラフトを含めた小舟もたくさん積んでいる。

(衛星探知によってMH370便がマラッカ海峡側まで飛行したことが確認されたが、その後は一切の探知ができなくなったことが正式発表されたことで、南シナ海での捜索は中止された)
そこで中国は捜索に派遣していた船団のほとんどをシンガポールへ移動させた。そこで船団を2つのグループに分けて、1つを北方海域へ送り、もう1つを南方海域に送ることになる。北方海域はアンダマン諸島の近海であり、南方海域はスマトラ島の沖になる、いずれも極めて広大な面積であり、その合計は30万平方キロmとなる。つまり南シナ海で捜索していた範囲の3倍ぐらいにもなる。

(Intraasia 注:数日前にも書いたように、消えたマレーシア航空機事件は、東南アジア海域における多国による、とりわけ中国と米国の捜索能力と情報収集能力が試される国際的な軍事面も大いに絡んでいる。ベトナムやフィリピンなどは自国海域ぐらいしか捜索する力はないが、シンガポールやオーストラリアさらに日本も自国海域をはるかに超えた地域へ捜索陣を送り込んでいる。その筆頭はダントツに中国であることが外報通信社の観点記事から納得できる。 このマレーシア航空機事故は、当たり前の人命救助と捜索活動を表の柱にしながら、中国と米国を軸とする国際政治と軍事の意図が裏に隠された大捜索活動だと捉えてもあながち間違いとは言えないでしょう)

3月19日のマレーシア記事

【 KLIA2は予定通りに5月2日にオープンすると、管轄大臣が言明】
運輸大臣代行(防衛大臣が代行を務めている)が発表しました、「独立した立場のコンサルタント Ikram Premier Consulting が新低コスト航空用ターミナルKLIA2 は十分に安全であると判断しました、KLIA2は予定通り2014年5月2日にオープンします。」

「前段階の報告書では、コンサルタントは国際民間航空機構の指針に従って誘導路のひび割れを手直しするうように勧告していた。Ikram Premier Consultingの評価では、誘導路、滑走路、エプロン及びその他の周囲の安全面に注視した。滑走路にひび割れはない、誘導路に小さなひび割れがあっただけです。」 「Ikram Premier Consultingの報告書では、ターミナルビルは良好な状態にあると認めている、ただ構造に小さなひび割れがあるので、これはすぐに修繕しなければならない。」

「 Ikram Premier Consultingの報告書は先週の閣議にかけました。この報告書の内容はKLIA2を使う航空会社も知っておくべきだと、複数の大臣が判断しました。」 「そこで私は、運輸省と民間航空庁に対して、全ての関係者、とりわけ航空会社、を呼んでこの件でコンサルタントと会う機会を持つように指示を出した。」
「独立した立場のコンサルタント Ikram Premier ConsultingがKLIA2を評価する第2次は4月14日に行われる、とのことを内閣に知らせた。」

「運営準備と空港移転のためのテストが行われており、テストは順調に進んでいる。」 「私はこの件に責任を持つ大臣として、KLIA2の安全面に妥協はありないことを保証します。」

(イントラアジア注:MH370便が消えた事件のマレーシア側トップを務める兼任大臣のため、世界に放映されるニュースで顔が知られたはずの彼は、第3代マレーシア首相の息子でもある典型的マレーエリート政治家です。どうやらKLIA2のオープンはこれで確定と考えてもよさそうと言えるかな)

【非マレー人は子供への強姦をより受け入れているという副大臣の国会発言】
内務省の副大臣が国会で述べたことです:
・法定強姦の被害者の女性の90%は13歳から16歳の少女である。 
・2013年に届けがあった強姦の件数は1424件でした、被害者の民族別内訳は、マレー人が1147件、華人が62件、インド人が32件、その他が183件。
・2012年は1550件、内マレー人が1243件、華人が73件、インド人が45件、その他民族 189件。
・このように報告された法定強姦の件数はこの2年で減る傾向にはあるが、非常に憂慮している。 

この副大臣は国会答弁で述べました、「この統計の数字は、法定強姦の多数はマレー人が関与しているということを意味しているのではない。なぜならマレー人は文化的にその青少年に対してより思いやりがあるのです、だから警察への訴え報告をより多く行うからです。」 「一方非マレー人は(未成年の子供が関わる性的暴力を)より受け入れているのかもしれない、だから数が少ない。」

(Intraasia 注:なんら調査に基づかない決めつけですから、この発言に対してたちまち反発が出ているのは当然ですね。率から言うとマレー人が80%を占めることになる。確かに人口割合よりずっと多い)

【消えたマレーシア航空機に関して、秘密主義の中国がマレーシアに情報を隠さないようにと要求している】

マレーシア航空機が消えた事件に関するマレーシア当局の対応と行動及び供与する情報に関して、中国はマレーシア当局に対して不満を表明しています。中国の官報メディアは、マレーシアの国として安全に影響の出る機密を他国と共用しようとしないと言ってマレーシアを批判する。

「中国の首相は17日に、消えたマレーシア機の情報を適時に、正確に、包括的に与えてくれるようにマレーシアのナジブ首相に求めた。」と新華社通信は報じました。この報道より前に中国の官報メディアは1週間ほどに渡って、マレーシア政府とマレーシア航空はもっと情報開示にオープンになるようにと書いていました。 「情報を隠さないことが保証されない限り、多国による国際捜索は、我々の期待し望むようには実を結ばないであろう。」

(中国で)17日の中国外務省の定期プレス発表の場で、捜索における中国の役割に関する一連の質問に、スポークスマンは細かい説明はしませんでした。

中国大陸で飛行機が墜落した場合、中国当局によって非常な敏感事として典型的に扱わてきました、メディアの報道者が墜落現場へ行くことは限られてきた、ずっと昔は報道陣を全て拒んだ。

一方この批判に対してマレーシア人の中からネット界で反批判を展開しているとのことです。
彼らは反論する:中国は自国の情報を出し渋ることで知られているのにマレーシアが機密を共用しぶることを批判するのは行動の不一致である。

(マレーシア人にとって)中国の不満は独立した一国に対する不公正な偏見に感じられる、といったように書き込むマレーシア人ツイッター利用者が増えている。例えば、「中国は消えたジェット機に関する情報を隠さないように要求する、・・・・これまるで中国が情報を隠さないということが何かを知っているかのようだ。」

(Intraasia 注:乗客の7割は中国人、そこで中国が捜索でも大きな役割を担っていることはわかる。マレーシア航空は中国人の親族、一部はマレーシアに来ている、に対して、力を尽くして対応していると伝えられているし、そうだと思う。しかし中国人親族からは非常なる不満が出ているとの報道がしばしばなされており、かなりの怒りをマレーシア航空の現場担当者に浴びせているようだ。中国人乗客が多数でもMH370の乗客は中国人だけではなく10か国以上の国籍に及ぶ。 また中国の国としての要求はいかにもこの地域の超大国としてのそれだと感じる。それがここに載せた発言にも現れていますね。ネット上での反批判は、マレーシア人の中で中国の経済力と存在を無条件に称賛しない人たちの素直な反応だと思う。ただマレーシアメディア主流の英語紙と華語紙は、中国の行動を批判的に分析した外報記事を目立たなく載せても、表立って中国批判するような自社の記者記事や論調は載せない。)

【大きなジェット機が異常な低空で飛んできたのを見たというモルジブの住民らの発言】
モルジブの地元ニュースサイトが18日に伝えたところでは、3月8日の朝モルジブに属するある1つの島の住民数人が低空飛行しているジャンボジェットを見てすごい騒音を聞いた、とのことです。目撃者は、飛行機は白地に赤のストライプがあったと語りました。

これとは全く別に、MH370便のマレー人パイロットの自宅から警察が彼のフライトシュミレーター装置を押収して調べています、マレーシア語紙によれば、シュミレータープログラム中にモルジブのMale空港が含まれている、とのことです。
モルジブはインド西南部から約400km離れたインド洋に浮かんでいる。

(Intraasia 注:モルジブ近辺は、マレーシアが公式に更新した新たな捜索範囲には含まれていない。このニュースが意味することは、マレーシア航空機がインド洋上空をかなりの距離飛んだことになる、それは起こり得たことだろうか?)

3月18日のマレーシア記事

【昼間崖下に落ちた長距離バス事故が半島部とサラワク州で起きた】
半島部の南北縦断ハイウエーを北上走行中の長距離バスが17日午後4時半ごろ、ペラ州 Gpeng 地方のGua Temurung に近い地点で走路を外れて崖から30mほど下方に転がり落ちました。

地元警察の発表から:
このバスの会社はExpres Konsortium であり、バス運転手、42歳、は現場で死亡、乗客2人が重体です。
バス運転手が前方でスリップした車を避けようとして運転を誤ったと思われる。我々の知る限りバスには3人しか乗っていなかった。

サラワク州のシブからビントゥルへ向かっていた長距離バスが道路から外れて20mほどの崖下に落ちました。

バスは午後3時半ごろシブから20㎞ほど離れた地点で運転を誤った模様であり、落ちる際車体が数回転がってから停まりました。壊れた車体内に運転手を含めて10人が閉じ込められたので、救援に駆け付けた消防隊が装置と道具を使って救出しました。 男性1人の死亡が確認され、9人がけがをしており病院へ搬送されました。

(Intraasia 注:別々の新聞なので、一瞬見間違えたと思ったほど似通った事故です。深夜ではなく両方とも昼間に道路から崖下に数十メートルも落ちた、これでは怪我しない方が不思議ですね。 Expres Konsortiumはその当時小さなバス会社が連合して設立された大手のバス会社です。長距離バスの深夜や未明の事故は珍しくない、当サイトでも何回も載せてきた。でもこれは日中の事故だ)

【雨の降る日はあったが、まだダムの水位上昇には貢献していない】
先週末から17日にかけて雨の降る日が3日間ありました。しかしながらスランゴール州の主たるダムであるスランゴールダムの水位は依然として40%を下回っています。

マレーシア気象庁は、3月の後半はさらに雨の降る日が期待できるでしょう、と声明しました。気象センターの幹部は説明する、「モンスーン(季節風)端境期が近づいているので、強い一時雨と強い風が、この乾いた天気に取って替わることになる。強い雨の頻度が高まり、それは午後か夕方起きることが多い。」 「この傾向は4月に入っても続くでしょう。」 

「季節が変わっていくことで、煙霧状況も良くなっていくことでしょう。」 「強雨があるべき地に降れば、煙霧は弱まる。泥炭層の火災が煙霧を起こしている主たる原因です。泥炭層火災は地下深く起きているので消すのが困難だ。」

雨の降る日はあったが、スランゴール州のほとんどのダムは依然として危機レベルにあります。

【非公式の情報と分析が次から次へと現れている、消えたマレーシア航空機に関する推理】
消えたマレーシア航空機MH3704便に関する定例記者会見で、マレーシア民間航空庁長官が語ったことです:
「航空機が地上との連絡を絶って以後、乗客の中で携帯電話などを使って交信しようとしたかを調査しているところです。」 「どの携帯電話網会社からも今のことろ、地上との交信をしようとした携帯電話番号があったという証拠は出ていない。しかし調査すべきデータは数百万記録もあるので、調査を続行している。これは捜査の一環としてです。」

(Intraasia 注:北京へ向かうはずだったMH370便は地上との連絡を絶った後方向を180度ぐらい変更して、マレー半島上空を飛んでからマラッカ海峡側に出た。この間乗客や客室乗務員の中でおかしな航行路に気が付かなかったのだろうか? もちろん気が付いた者はいたが携帯の使用を誰かに禁じられていたのか? など疑問はいくつもわいてくる)

技術専門家による調査情報の1つによると、MH370便は交信を絶った後、高度1500mほどの低空を飛行し、且つそれは民間航空機の航空路でもあった、こうしてレーダーからの探知を避けたことだと思われる。
「MH370機を操縦していた者は、航空電子機器と飛行法の確固とした知識を持っている。MH370便はクランタン州の低い上空を飛んだことは事実だ。」

(Intraasia 注:公式発表となっていない情報や分析が次から次とニュースに現れる。例えば、MH370便の乗客に、高度な開発力のある米国基盤のセミコンダクター会社の技術者20人が乗っていたことに目を向けるニュースもある。そういったニュースの内容の真偽はもちろん現時点ではわからないが、なるほどと思われるものもいくつかある。ここで紹介しているのもその1つですが、非公式分析です。 いずれにしろ長さ 63m、両翼の幅 60mの大型機が6時間余りも密集人口の陸地とその沿海を予定外に飛行しても、怪しまれず追跡されなかったという事実は厳然としてある。この事件の起こる前にこんなことを予測した専門家はいたのであろうか?
捜索と捜査が長引いていることもあり、マレーシア当局のこの出来事の扱い方と情報開示に関して、西欧メディアからの辛辣な批評が増えているようです、マレーシアメディアは表立て政府、軍、警察の対応を批判するようなことはしないしできないが、外国メディアは容赦しない、このできごとはマレーシア一国の国内事件ではない。)

3月17日のマレーシア記事

【MATTAフェアーで、マレーシア人の訪れたい行き先として日本はトップ】
(クアラルンプールのPWTC で3月14日から16日まで、マレーシア旅行業界が年2回催す最大の展示会 MATTAフェアーが開催されました)

(業界の組織である)マレーシアツアーとトラベル代理店協会の議長は語る、「フェアーの訪問者の最も行きたい国では日本がトップを維持しました。(Intraasai注:去年から日本はマレーシア国民が旅行する場合は事前ビザ取得を免除した) ビザ免除の方針と円安のおかげで日本は使うお金の価値ある行き先となっている。」

日本政府観光局シンガポール事務所の数字によれば、2013年のマレーシア人日本訪問者は17万6千人でした、これは対前年比35%の増加です。

またよく知られたマレーシア旅行代理店の幹部は語る、「ムスリム旅行者の間での人気旅行地として、日本は急速に韓国に迫っている。」 「我が社の桜の季節のツアーは既に満杯です。」

(Intraasia 注:MATTAフェアーは、イントラアジアは情報収集のために1990年代初期からほとんど毎回訪れているので、マレーシア人旅行者の変遷を感じる。 今回も、初日ながらこれまでと同様にかなり混んでいました。マレーシア旅行代理店はほとんどがパッケージツアー主体なのでイントラアジアは立ち寄りません、日本ブースにも全く寄りません、しかし展示場のそこらじゅうに掲げてある宣伝の様子とこの時期とりわけ多い新聞の旅行広告を見る限り、日本へのツアーは10年前に比してずっと多くなったなと感じる。日本人のマレーシア訪問者数は2013年が51万人でした。双方向訪問者数の増加をイントラアジアは期待するものですから、マレーシア人の日本訪問者増加はまことに結構なことです。
尚上記記事中の言葉では不十分ですから付け加えておけばマレーシア人の実際の訪問先国で日本がNo1になるようなことはない、いうまでもなくタイ、中国、オーストラリアなどを訪れるマレーシア人の数は日本へよりはるかに多い。
ところで日本政府観光局のサイトを初めて見ました、インドネシア語版はあるけどマレーシア語版はない。一般外国人向けの英語版と華語版ではマレー人旅行者には不十分ですからマレーシア語版も加えて欲しいなあ。)

日本行パッケージツアーの例
日本に焦点ツアー: 5泊7日、 東京ディスニーランド、ユニバーサルスタジオ、 デラックスなカニ懐石料理、3月25日から、RM 4899、
富士山 + 東京 + ハローキティーランドツアー: 4泊6日、ハローキティーランド、ディズニーランド、御殿場アウトレット、銀座、新宿、 RM 4499、
日本アルプスツアー:5泊7日、金沢、高山、奥飛騨、下呂、名古屋、RM 4899、
北海道ラベンダーツアー:5泊7日、夕張メロンの地に特別宿泊、天然温泉とラベンダー、RM 5899、

(Intraasia 注:イントラアジアの経験したことのない所または食事がたくさん含まれていますなあ)

【ハイブリッド車と電気自動車の輸入に関して】
(新しい国の自動車政策の基本を決めた)国家自動車政策2014年が、今年1月発表されました。

この中でハイブリッド車と電気自動車に関しての部分
完成車輸入の場合
ハイブリッド車は2015年12月31日まで、電気自動車は2017年12月31日まで、関税と税金類の減免措置は受けられるが、それ以後は受けられない。

ノックダウン車はこの限りではないので、自動車業界がノックダウン車をより勧めていくことは自然なことだと思われる。

【マレーシア航空機を行方不明にさせたのはパイロット自身なのかハイジャック犯の仕業なのか】

マレーシアを始め各国はすでに南シナ海での捜索を中止しました。
マレーシア航空MH370便は3月8日に、地上との最後の交信をした後7時間近くは飛行していたことが、衛星から得た情報で確認されました。このことはMH370便は最後の交信地点(南シナ海上空)から3千マイル以上飛行していたことになる。

(事情が大いに変化したことを受けて)マレーシア当局はマレーシア航空機の捜索への協力を25か国にも求めました。その捜索範囲は、北はカザフスタン国から南はオーストラリアの近海にまで広がっています。「捜索範囲は非常なる拡大しました、捜索の性質も変わりました。捜索においては、我々は広大な陸地に目を向けている、さらに深海と遠く離れた海域もです。」 と運輸大臣代行を務める国防大臣は定例記者会見で述べた。

「マレーシアが新たに捜索共助を求めた国には、カザフスタン、ウズベキスタン、パキスタン、バングラデシュ、ミャンマー、ラオスなどがあります。」「さらにマレーシアは捜索範囲を絞り込むために、米国と中国とフランスに対して、衛星からの追加情報を求めています。」

インドは既にアンダマン海を1週間近くも捜索したので、マレーシア政府からの新たな指示を待っています。オーストラリアはパースの北にあるココ諸島の西側と北側を哨戒機で捜索を始めたと明らかにしました。

(Intraasia 注:衛星が掴んだMH370便の最後の位置はマラッカ海峡の上空であった、そこから航空機がさらに飛んだ可能性のある方向は北上ルートと南下ルートだそうです。北上すればタイなどいくつかの国の上空を飛ぶ、そこでその飛行が感知されない可能性は考えられない、南下の場合はインド洋に出てしまうので感知されない可能性は高いそうです。
かなり情報が絞り込まれたので、消えたMH370便のパイロット関与説も現実味を帯びてきたようですが、全てはまだ推論の段階です)

3月16日のマレーシア記事

【マレーシア航空機が消えたのは事故ではなく誰かが意図的に操作したものであると、ナジブ首相が公式発表】
マレーシア航空機MH370便が消息を絶って既に1週間以上経ちました。

クアラルンプール国際空港にあるホテルにもうけた記者会見場でナジブ首相が公式に発表しました:
MH370便がレーダーの視界から消えて航空路を変更したのは事故ではなく、意図的に行われた。 このため当局はMH370便の乗務員12人と乗客227人に再度焦点を当てているところである。

ボーイング777機に乗っていた誰かが、航空機のコミュニケーションシステムを意図的に動作させないようにして、その後で航空路を変えた。これまでの調査で分かったことは、航空機コミュニケーションと報告システム(ACARS) の動作が停止され、それによって民間レーダーは航空機との接触ができなくなり、その後航空機はマレー半島の東海岸上空に達した。そしてマレー半島上空を横断した。軍事レーダーが最後にMH370便を捉えたのはペナンの北西200マイルの位置でした。

航空機コミュニケーションと報告システム(ACARS) は地上施設に向けて無線または衛星のデータシステムを経由して自動的に単純なシグナルを送っているとのことです。 いろんな捜査グループが共有している新しいデータによれば、MH370便と衛星との間で最後に通信があったのは3月8日の08時11分でした。つまり同機がクアラルンプール国際空港を離陸してから7時間半後でした。MH370便の正確な位置はまだつかめていない。ただその位置としてはタイの北部から北へ連なる回廊の可能性とインドネシアからインド洋方面にかけての2つの可能性がある。

この新しい情報によって、南シナ海での捜索は中止します。当局は全ての可能性を調査しているところです。

(Intraasia 注:これまでのハリウッド映画も描けなかった、大きな最新型ジェット機の9日間を超える行方不明事件は、誰かが意図的に消えさせたということがわかった。航空機の交信システムを遮断したために民間レーダーから6時間も消えて飛び続けた。軍事レーダーは感知した、しかしマレーシアを始め近隣国はこの巨大な飛行物体を怪しんで追跡することは起きなかったということのようです。マレーシア航空機のパイロットが自ら実行した説、乗客によるハイジャック説の2通りの推理しかないことになる。いずれにしろ、この事実は世界のテロ組織も軍事・警察機構も必ずや注目するだろう)

警察は15日に、このマレーシア航空機機長の自宅を訪れて情報収取を行いました、続いて同機の操縦士宅も訪れました。(ただし捜査とは言っていない)。

(Intraasia 注:MH370機の行方不明について米国はかなりの確かな情報を持っているかもしれない、何人の航空専門家はマレーシアに来て捜査を助けている。しかし米国は表立って情報を発表することなく、マレーシア側にまかせている、とニューヨークタイムズは報じたそうです。この件は米国が主役を務める理由がないからでしょう。)

【ブキットジャリルで行われた連夜のコンサートで6人が麻薬過剰摂取で死亡、3人が重体】

クアラルンプールのBukit Jalil のスタジアムで催された 3晩連続公演予定の Future Music Festival Asia 2014 において、14日夜の公演で、観客の6人が麻薬の過剰摂取で死亡しました。
そのため主催者側は(警察の勧告を受け入れて)最終日15日の公演を中止しました。

クアラルンプール警察の発表によると、死亡した6人はマレーシア人で、年齢は19歳から28歳、その内3人は女性です。
死亡した6人を含めてメタンフェタミンを過剰摂取した9人がコンサート会場で倒れました。3人は重体で、内2人はシンガポール人です。

クアラルンプール市警察の幹部によれば、メタンフェタミン麻薬は1粒RM 60から100で密売されているとのことです。このコンサートの行われた2日間で、警察は19人の観客を麻薬所持で逮捕しました。その内12人がマレーシア人です、他はシンガポール人、オーストラリア人、インドネシア人です。

【大手不動産デベロッパーが掲げる都市部州の住宅統需要供給数】
国内の都市圏の住宅統計数
クアラルンプール:2013年人口 172万人、2010年1戸の平均住人数 3.72人、住宅需要数 46.3万戸、2013年末住宅供給数 42.4万戸、不足数 3.9万戸
スランゴール州:2013年人口 578万人、2010年1戸の平均住人数 3.93人、住宅需要数 147.2万戸、2013年末住宅供給数 135.8万戸、不足数 11.4万戸
ジョーホール州:2013年人口 350万人、2010年1戸の平均住人数 4.17人、住宅需要数 83.9万戸、2013年末住宅供給数 70.6万戸、不足数 13.2万戸
ペナン州:2013年人口 165万人、2010年1戸の平均住人数 3.94人、住宅需要数 41.8万戸、2013年末住宅供給数 37.8万戸、不足数 4万戸

全国の1戸の平均住人数は 4.31人、全国で不足している住宅数 223万戸

(Intraasia 注:デベロッパー大手のMahsing グループがサイトに掲載している数字とのこと。データ引用元が書かれていない記事ですが、当然公的な住宅統計を引用しているはずです。国内主要都市圏はどこも住宅(土地付きと高層の両方の意味)が不足していることを、強調する意図のようです。ただこの種の統計の意味はあまりない、なぜなら例えば、RM 10万の住宅しか手が出ない層に、RM50万の住宅がいくら余っていても関係ないからです。 それはとして、1戸当たりの平均住人数は興味深い人数です。クアラルンプールはやはり最も少ない。全国的にみれば単居住者数の戸数は多くない)



3月15日のマレーシア記事

【マレーシア航空機は数時間後アンダマン海上空に達していたのか、という謎】
消えたマレーシア航空MH370便が南シナ海上空で、本来の行き先の北京から飛行方向を大きく変えてアンダマン海方向へ向かったという、ヒントがさらにいくつか現れてきました。
マレーシア警察の幹部筋の話として、外報は伝える:捜査は犯罪行為の可能性も見ている、そこでは飛行機の操縦を知っている者が意図的にMH370便の方向を変えたという可能性が増していることを示す兆候がある。ハイジャックのような犯罪面も我々はみている。

CNNは伝える: ボーイング777機がアンダマンとベンガル湾にある、列島郡に属するどれか1つの離島に着陸したということはまず考えられない、そういった島の空港はほとんどが軍用の滑走路であり、誰にも知られずにということは考えられない。

ボーイング777機は8日の飛行では午前8時ごろまで飛ぶだけの燃料を積んでいた、つまり消息を絶ってから7時間は飛べるタンク燃料だった。

(米中など外国または外報メディアからもたらされるMH370便の消息に関するニュースは数多く現れている。マレーシアのメディアの中にもそういうニュースを大きく扱っている新聞もある)

クアラルンプール国際空港にあるホテルで開かれている定例?記者会見で、運輸大臣代行を務める国防大臣は語る:そういう報道とニュースには注意を払っているが、ニュースソースが匿名のものは未確認のままです。

(Intraasia 注:記者会見場はすごい数のメディア報道陣で埋まっていることが掲載の写真からわかる。国際会議ではなくマレーシア単独発のニュースがこれほど多くの国のマスコミから注目されることはまずないのではないだろうか)

【マレーシア航空機の捜索には13か国も参加している】

マレーシア航空機捜索の国に韓国が加わってこれで13か国になりました。韓国大使によれば、15日に哨戒機とその他計2機がマレーシアに到着するとのことです。

一方既に参加を始めた日本は、P-3C Orion 哨戒機が2機が15日から活動を始めます。航空自衛隊のC-130機の2機が既に捜索活動に加わっており、海上保安庁の航空機も同様に捜索しています。

一方アンダマン海側ではインドが艦艇と航空機を派遣して捜索に加わります。アンダマン諸島とニコバール諸島のある海域はインドの管轄権なのでインドの飛行機によって14日から捜索が始まりました。インド側によると、この海域にある島は 572だが、人が住んでいるのは37島に過ぎないとのこと。

捜索に参加している国
アセアン(ASEAN):マレーシア、ベトナム、フィリピン、タイ、インドネシア
北アジア:中国、日本、台湾、韓国
圏域外の国: 米国、オーストラリア、ニュージーランド、
その他:インド、
以上の国々中で軍艦を派遣している国:マレーシア、シンガポール、米国、中国、タイ、ベトナム、インド

別記事
日本は低姿勢で捜索任務を始めた
航空自衛隊のP3-C哨戒機とは違って、海上保安庁のパトロール機はクアラルンプールでのニュース扱いは目立ちません。同機はスバン空軍基地ではなく、たいへん目立たずにKL郊外のスバン空港に着陸しました。

マレーシア航空機捜索に(これほど多くの)国国が参加している背景には、人命救助などの理由の他に、各国の軍事的存在感の意図も見え隠れする。
(マレーシアのメディアが載せている)外報記事は書く: 中国はいち早く10個もの衛星を使って、捜索に協力している。その他の国々は軍隊機と艦船を繰り出している。
南シナ海はアセアン(ASEAN)と中国の領海権益が重なっている。今回は連合して捜索活動している中、各国はその軍事的存在意図が明らかでもある。

(Intraasia 注:外報は国民感情を考慮することなく報道できるので、皮肉な見方も冷厳な事実もさらに別の観点も披露できる、それが果たしてどこまで正確は別として)

【中国は南シナ海の主権を顕示しているのか】

英国のBBCは伝える、ロイター通信社の分析では、中国は10個の衛星を利用し、さらに2隻の攻撃型戦艦と2万トン級の船を率先して派遣した、これには50人の陸戦隊員も含まれる。各国は中国の行動に注意を払わざるをえない。 

ロイター社は消息筋の分析を載せる: マレーシアは中国のアセアン(ASEAN)における最も友好的な国の1つである、しかし今回中国はマレーシアの危機処理能力に不満である。そこで中国は多量の軍事兵力を捜索に派遣している。これは将来の中国のこの地域での影響力発展が可能になることでしょう。ベトナムは捜索で中国艦船が頻繁にベトナム海域に出没することで疑いを深めている

(Intraasia 注:華語紙の報道調子の中には、このような興味深い様子を少なからず混ぜている、英語紙Star はこいう記事類は載せないが。 中国人の乗客が全体の7割も占めることで、中国は当初から何隻もの船と飛行機で南シナ海の捜索に関わっている、その内戦艦は確か2隻かな。そして衛星までも動員して情報収集にあたっている。もちろん米国もだが、衛星を使っているのはこの2か国だけだ。中国はさらにマラッカ海峡とアンダマン海側の捜索にも関与する。 何ら問われることなく中国艦船と航空機がその存在を示せる機会だと捉えられてもおかしくはない。  米国は第7艦隊の戦艦と高性能な哨戒機を派遣し、またこれとは別にFBIの係官もマレーシアに来ている。
今回のマレーシア航空機失踪事件は、全くの偶発的な事件でありあらかじめ狙ったものではないが、進行中の状況をみると大国の軍事的及び戦略的構想にまで影響を与えることになりそうだと、見るべきだと思う。民間航空機の不幸な失踪事件ながら、まこと冷徹な国際軍事と政治の一面がありますね。日本のマスコミはこういう点を伝えているのかな)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 315.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 321.7 を入手します。

(Intraasia 注:たまにこの場で書いてますように、街にたくさんある公認両替屋で交換した方がわずかにレートがよくなる場合がある。ただしそれも両替屋次第であり、円をあまり扱っていないような両替屋、人気のない両替屋などは銀行レートよりも悪いこともある、といえる。 レートの良し悪るしなど気にしない方は別にして、好みの両替屋がない旅行者が少しでも良いレートを求めるのであれば、複数個所の複数両替屋で比べてみるしかないでしょう。 なお空港内にある銀行の両替所はレートがあまりよくないので、当座の必要分だけ替えた方がいいと思いますよ。)

3月14日のマレーシア記事

【クアラルンプール圏は終わりの見えない給水制限と、空は煙霧にすっぽり覆われ、二重苦に見舞われている】

クアラルンプール圏の空はすっかり煙霧(haze ヘイズ)に覆われています。
主たる原因はパハン州とジョーホール州で行われている、野焼き、森林燃やし、泥炭層の火災のようです。クアラルンプール圏はどこも大気汚染指数の数値が上昇して、不健康レベルになっている。

マレーシア気象庁の長官は説明する、「この数日間の煙霧の悪化状況は風が弱まっていることからです。そのため煙霧の粒子が適切に散っていかない。金曜日以降は風戻ってきて、煙霧は次第に減っていくでしょう。」

「気象条件以外にも、泥炭層と森林の火災及び野焼きがこの煙霧を悪化させている。」 「3月中旬にはまたは下旬になれば雨が期待できます。」

別記事
マレー半島部を襲う煙霧は、過去これまではスマトラ島の火災が主たる原因となっていると皆が認めていた。しかし今回は、マレーシア気象庁は、クアラルンプール圏で起きている煙霧はマレーシア自身が起こしていると指摘している。クアラルンプール国際空港KLIAへ向かう道すがら、Sepang地区の道路の両側に広がる泥炭層の火災に気が付くはずです。(この記事を書いている記者も)それをこの目で確かめました。

(Intraasia 注:長官の発言は13日のものです、しかし本日14日の煙霧状況は好転していないといえそうです。クアラルンプールのイントラアジアの地区でも視界は1kmもない。煙霧時に特有の現象として大気に燃える匂いが感じられる。これは野焼きや泥炭の火災から起きていることはこれまでの長年経験してきたことからわかる。給水制限プログラム適用下にある、多くの地区の住民には二重苦なのは間違いない。この時期クアラルンプール圏を訪れる旅行者には、もし予定が変えられれば、できれば延期した方がいいとアドバイスしたいぐらいです。
またKLIA 付近で起きている野焼きや泥炭火災はイントラアジアもバスの車窓から所々ですが、その様子を目にしました。藪などの地面からずっと煙が立ちあがっている、または野焼きが行われた跡に気が付いた)

【半島部で悪化する煙霧のために大気汚染指数は不健康、危険レベルまで達した】

スランゴール州のBanting地方では14日朝、大気汚染指数が危険段階である300を超えました。またポートクランでは引き続き350を超えています。
このためクアラランガット群では71校の小中学校、(行政上の)クラン郡では131校の小中学校が休校しました

半島部では他にも大気汚染指数が不健康レベルになっている地方が13あります。14日朝時点で ジョーホール州ムアール、マラッカ市、ヌグリスンビラン州のスレンバン、ポートディクソン、スランゴール州クアラスランゴール、ペタリンジャヤ、シャーラム、チェラスなどの各地方です。


【ボモ(呪術医・祈祷師)は反駁した】

(13日の記事で伝えた、ボモがクアラルンプール国際空港でMH370 便の捜索共助の目的で祈祷した件)

マレーシアイスラム教発展庁(JAKIM)から非イスラム教的だと批判されたマレー人ボモ(呪術医・祈祷師)は大いに反発してい語る、「我が作法はクルアーンを唱え、イスラム教の教義に合致している。」 彼はこの件を裁判に訴えることも辞さないとしました。

3月13日のマレーシア記事

【マレー人ボモ(呪術医・祈祷師)の儀式はイスラム教に反すると JAKIM】
(3月11日付け記事では、マレー人ボモ(呪術医・祈祷師)がクアラルンプール国際空港に現れた1件を載せました)

(それとは別に)12日クアラルンプール国際空港KLIAに、Raja Bomoh”(巫師之王)と呼ばれる有名なボモが現れ、空港内で不明機を見つけるためというボモ式祈祷を行いました。このため多くの一般人とメディアの関心を引きました。

見つからないマレーシア航空機を探すために、政府はいろんな方策を使うことにしています。イスラム教に反しない限り、誰であれ捜索活動への参加を歓迎しており、マレー人ボモもその例外ではありません。
内閣府のイスラム教担当大臣は語る、「現在各界はまことに大忙しであるい。このためボモの手助けも歓迎する。」

Youtube に新聞社が ”ボモの祈祷模様を映したごく短い動画” をアップロードしているので、紹介しておきます。クリックすると別画面で開きます。
 
一方、マレーシアイスラム教発展庁(JAKIM)は声明を出しました:「当局がマレー人ボモ(呪術医・祈祷師)を呼んで消息を絶ったマレーシア航空機を探す手助けをしてもらうというのは、イスラム教の教えに背く行為である。」

マレーシアイスラム教発展庁(JAKIM)の長官は表明する、「マレーシア国民、とりわけイスラム教徒は、ボモ(呪術医・祈祷師)の儀式に任せるようにすべきではないし、ボモの影響を受けてはいけない。」

(Intraasia 注: 唯一絶対神のAllah が全てを司る教義を持つイスラム教において、祈祷師が霊能予言や呪術的お告げすることは、非イスラム教徒の観点から捉えても矛盾することはわかる。しかしながら、100%ムスリムであるマレー人の民俗的思考と生活の中で、昔からボモが無視できない程度の存在性を持っていることは無数と言えるほど多くの例から明らかです。だから今回クアラルンプール国際空港に有名だというボモが現れたことも取り立てて不思議ではないように思える。 
国内イスラム教の指導者の中には、ボモなどの霊能力や呪術を信仰しないようにと説く人たちもいるようですが、イスラム教界が声をそろえてマレー人ボモ(呪術医・祈祷師)の追放を示した動きはなかったし、現在でもないのは確かです。なぜならマレー人一般の中にボモ信仰・超自然現象信仰は少なからず根付いているからです。 東アフリカから東南アジアにまで広範囲に且つ10億人前後の信徒を持って広がるイスラム教は教義と目指すものはもちろん1つであるが、その現れ方と民衆の意識は決して一つではない。これはまこと当然であり、各民族の持つ固有の慣習、歴史、民族観によって、イスラム教徒に現象面での違いが出てくる。アラブのムスリムとマレーシアのムスリムは同じであっても違いは少なからずあるのです。非イスラム教徒の観点からイントラアジアがサイトで長年語ってきたムスリム像とイスラム教はあくまでもマレーシアのそれです。)

【空軍レーダーが、ある飛行機がマレー半島西側を飛んでいたことを捉えていた】
乗客と乗務員239人を載せたMH370便が交信を絶ってから45分後に、マレーシア空軍のレーダーがペナンの北西200海里の地点で同機を捉えていたかもしれない、ことが明らかにされました。

空軍長官に記者団に語ったところによれば、「軍事レーダーの記録を再度みな直したところ、ある航空機が8日の02時15分に海抜29500フィート上空を飛んでいることを示している。」 「このある飛行機がMH370便だとは言わないが、専門家の協力を得てこの航空機の身元を特定しようとしています。」 「このことは、当該機が全てのレーダー網との交信を絶ってから、方向転換した可能性があることも示している。 」

ペナンの北西200海里の地点を大雑把にあげれば、タイのプーケット島沖かまたはインドネシアのスマトラ島アチェ近くになります。

マレーシア民間航空庁長官は説明する、「MH370便は 同日の01時30分にレーダーから全く消えた。交信もなかった。」 「8日未明の軍事レーダーのデータを分析した結果が、我々がマラッカ海峡での捜索を始めた理由です。」
「MH370便がレーダーの感知を避けるためにかなりの低空を飛んだ可能性はある、そして実際に燃料が尽きるまでそうしたこともあり得る。」

MH370便がレーダーから最後に追跡されていた件を、どうして5日も経ってから明らかにしたかのメディア質問に、代理運輸大臣を務めるヒシャムディン国防大臣は語る、「データを検証することが必要だからです。」

(Intraasia 注:多くの捜索関係者もマスコミもそしてニュースを追っていたIntraasia も、最初の数日はMH370便が方向転換後まさかマレー半島を横切ってマラッカ海峡側またはアンダマン海側へ飛行したとは思わなかった。しかし各国が繰り出した艦船飛行機がこれだけ探しても南シナ海では依然として見つからない、ということはまさかのマレー半島横断説が真実味を帯びてくるかのようです。 もちろんまだ推測の段階ではあるが。 いくら低空を飛ぼうと不明な大型航空機がマレー半島上空を飛行すればマレーシア軍、またはタイ上空ならタイ空軍が、発見する、追跡するであろうと思うのですが、そうではないようです。 
マレーシア側のこの事件捜索のいわばトップである国防大臣兼代行運輸大臣は、動画を見る限り彼の各国メディア対応は流暢な英語を駆使して手馴れているが、この件では歯切れば悪そうだ。)

【クアラルンプール圏のダムは依然として水位を下げている】
Syarikat Pengeluar Air Sungai Selangor Sdn Bhd (SPLASH)が発表したものです。
スランゴール州・クアラルンプールの水がめである、Sungai Selangorダムの貯水量は1週間前に 43.8%から41%に減りました。当局はこの状態に、さらに憂慮感を強めています。
他のダムの水位
Klang Gates ダム: 51.72 % (1週間前、以下同じ 52.7%),  Langatダム : 62.39 % (67.1%),  Semenyihダム: 78.15% (81.66%),  Sg Tinggi ダム:71.79% (75.17% ) 、 Tasik Subang ダム:92.10 % (95.28%).

(Intraasia 注:とにかく水源地付近で雨が降るしかこの給水制限打開の道はない)

3月12日のマレーシア記事

【スランゴール州の水資源を巡って、州政府と資源を握る私企業側のかけひき】
(クアラルンプール圏での給水制限プログラムの第3弾は既に10日から始まっており、360万人ほどの住民に影響が出ている。当サイトの3月8日付の記事をご覧ください)

スランゴール州とクアラルンプールとプトラジャヤの上水道網を一手に運営するのが、 Syarikat Bekalan Air Selangor Sdn Bhd (Syabas) です。
Puncak Niaga Holdings Bhd は、2つの営業権利保持者つまり このSyabas と 浄水場運営会社の Puncak Niaga Sdn Bhd (PNSB) を翼下に持っている。
また大手建設企業としてよく知られている Gamuda Bhd は Syarikat Pengeluar Air Sungai Selangor Sdn Bhd (Splash) の株を40%保有している。

(水資源の一本化のために) ごく最近スランゴール州政府が提案した各社からの水資源購入申し入れに対して、 Puncak Niaga Holdings Bhdと Gamuda Bhd は拒否の返答をしました。その理由は州政府からのより良い申し入れを期待するというものです。

州政府の申し入れを受け入れるとしたのは、Kumpulan Perangsang Selangor Bhd (KPS)だけでした。
これより先の2月26日に、スランゴール州政府と連邦政府の間で、覚書が調印されました。これは州政府が州の水資源を一本化する努力を助力するものであるとのことです。

スランゴール州政府は、 Splash, PNSB, Syabas と Konsortium Abass Sdn Bhd をまとめてRM 96億で買収するオファーを、Puncak Niaga, KPS 、 Gamuda Bhd に対しておこなったものです。

(Intraasia 注:スランゴール州とクアラルンプールにおける水資源の保有と運営関係はかなり混み入っている。いくつもの会社が交差する形で株式と浄水場を持っている。今更遅いけど、水という公共資源に関してなぜこんな風になってしまったのかは大きな疑問です、Barisan Nasional (国陣) がスランゴール州政権を持っていたころからの出来事のはずです。 今回のオファー条件はあまり良くないので受け入れられないというのが、どうやら主たる拒否理由のようです。水資源をもてあそんでいる、私企業と州関連企業という図式ですな)

【消えたマレーシア航空機に他人名義パスポートで搭乗した身分詐称の2人は、テログループの可能性は低い】
依然として消息がつかめないマレーシア航空MH370便に、他人名義のパスポートで搭乗した2人の偽ヨーロッパ人の身元が特定されました。年齢が19歳と29歳のイラン人男性2人です。

警察長官はこのことを記者会見で発表しました、「10代男性の母親がドイツの空港で到着を待っていたが、息子が現れないので当局に連絡したことからわかった。」 「調査した結果、この10代の若者がテログループに関与していることはないと信じる。」
この2人のイラン人が、タイで盗まれた欧州人パスポートをクアラルンプールで買ったのかどうかを警察は捜査しているところです。

フランスで、国際刑事警察機構の事務局長が、もう1人の詐称者イラン人の身元を特定したと発表しました。彼によれば、イラン人2人はドーハからイラン国パスポートを使ってクアラルンプールに入国したとのことです。「その後2人は他人名義のパスポートを使ってKLIA からこのマレーシア機に搭乗した。この2人はテロリストではない可能性が高い。」

(Intraasia 注:偽パスポートの利用はそれほど不思議に思えません。世界いろんな国で現実にこの種のことは起こっていることでしょう。
9か国から数十隻の船と数十機の飛行機を動員して、マレーシア航空機の形跡を求めて南シナ海を捜索しているそうですが、依然として痕跡さえつかめない、ミステリーとも評されている。いや、マレーシア航空機は方向転換してマレー半島を横切り、マラッカ海峡かアンダマン海の方へ密かに飛行していった可能性もありえる、だから南シナ海をいくら探しても見つからない、という推論でもでている。 12日からマラッカ海峡側も捜索範囲に含めた。 ところでテロ行為のうわさも出ているそうですが、現時点ではまだ証拠があるわけではない。 )

【森林地帯にある家で開いていたシーア派の集会が取り締りに遇った】
(ペラ州最北部にはマレーシアとタイとの国境線の一部が引かれている。 マレーシアのイスラム教はスンナ派だけを公認しているので、他の宗派及び異端派は全て禁止されている) 

ペラ州北部の 国境に沿ったGrik-Selama 道路沿いにある、森林保護地帯の中に建つ1軒の家で、シーア派の信者グループが祝祭事をしていました。そこを警察とペラ州イスラム教庁 (JAIPk) の係官が夜10時頃急襲して取締りを行い、114人を拘束しました。 

この取締りの前に、シーア派信者の1人がペラ州イスラム教庁の者に彼らの集会を邪魔しないで欲しいと語ったことから、何かおかしいとの情報を警察はつかみました。その家は Bintang Hijau森林保護地帯の中にある信者の1人の家であり、 Grik-Selama道路から500mほど入った地です。

Selama 地方警察の長は、取締り行動をする前に警察と係官らがその家を張り込んだと語る。「我々が踏み込んだとき、何の抵抗もなかった。」 「シーア派信者中の最高齢は70歳であり、最も若いのは7歳です。」 「拘束者114人の内訳は、54人が男性、28人が女性、32人が子供です。 その内で外国人が8人含まれていた、3人のタイ人と2人のパキスタン人と2人のミャンマー人、インドネシア人1人です。」

3月11日のマレーシア記事

【マレーシア航空機の行方探し、発表される情報の食い違いと捜索範囲の拡大】
マレーシア航空MH370 便の乗客として,盗難パスポートを使って名義詐称した2人の乗客に関して、マレーシア民間航空庁の長官が言明しました、「(空港の)監視カメラに映っていた映像を調べたところ、この2人の顔つきは非アジア人です。だから Imigresen イミグレセン係官は保安手順を遵守していました。」

長官は、この2人はパスポート盗みと偽造グループの一員かもしれないとの意見を述べました。
東海岸のクランタン州沖海域で海上に漂う油跡が見つかっていましたので、この件に触れた長官は、「化学検査の結果、この油は飛行機からの油ではありません。」 と述べました。
香港に近い海域とホーチミンシティーに近い海域で海に漂流していた漂流物に関しては、民間航空庁はまだ入手して検査をしていません。

民間航空庁長官はさらに、マレーシア航空機捜索活動を今後はさらに広げる、マレー半島北部、タイの海域でもある)アンダマン海、及びマラッカ海峡にまで広げることを明らかにしました。

マレーシア警察は記者会見で、MH370機にチェックインした内の5人は実際に登場しなかったと報道されたことに対して打消しの発表をしました。警察庁長官は語る、「同機に予約した乗客は全員が搭乗した。」
これは前日に民間航空庁の長官が確認したことを打ち消す形となります。

(Intraasia 注:なぜマラッカ海峡も捜索範囲になるのだろう? マレーシア航空機は方向転換した後マレー半島を横切ってマラッカ海峡まで飛んで行ったということ? 仮にそうなら、半島部を横切る間レーダーがそれを捉えるはずと思うけど・・・。事故の対応のまずさについて中国側から批判されており、マレーシア当局内部でも情報の整理が混乱している部分もあるようです)

【ボモ(呪術医・祈祷師)はイスラム教の教えに合致していなければならない】

依然として消息をつかめないマレーシア航空機MH370便に関連して、よく知られたマレー人のボモ(呪術医・祈祷師)がクアラルンプール国際空港に現れました。このボモ(マレーシア語 Bomoh)は、MH370便の消息を突き止めるために、国内指導者層の1人から招かれたと言い張りました。

内閣府のイスラム教担当大臣は語る、「我々はあらゆる手助けを歓迎します、しかしそういう神秘主義においては、使われる手法はイスラム教の教えに合致していなければなりません。」

ボモの彼は、クアラルンプール国際空港の玄関口で祈りをささげた後、飛行機はまだ空中にあるか、まtがは海に墜落した、と言いました。

(Intraasia 注:マレー人の中には、なにかにつけてボモに頼み事する人たちがいることが知られています)

【マレーシア航空機の事件を踏まえて、マレー弁護士協会がマレーシア航空に対する要求を発表】

マレーシア航空MH370 便の消息が依然としてつかめない中、マレーシアムスリム弁護士協会がマレーシア航空への要求を表明する声明を出しました。その内容:
マレーシア航空のフライトは出発前にイスラム教の祈りを行う
マレーシア航空の女性客室乗務員はイスラム教標準に従った服装を身につける
マレーシア航空のフライトでは機内飲食用にアルコールを提供しない

「地球上と空で起きる全てのことはAllah の神が決めることです。乗客が見つかるように Allahが我々に印と指針を与えてくれるようにと、我々は祈ります。」 
「イスラム教国々の多くの航空会社では、旅行(musafir)の祈りが声を出して読まれています。」 

同弁護士協会はさらに、MH370便乗客の家族らに同情も表明しています。

(Intraasia 注:マレームスリム界が全てここで表明された捉え方と要求において同意見であることにはならないでしょうが、ムスリムの抱く世界観からの捉え方の一つなんでしょう)

【直前の裁判で有罪判決を受けたアンワル元副首相は妻を身代りに立候補させた】
(選挙前から大いに注目されている)スランゴール州カジャン州議会選挙区では,人民公正党PKR選出の前議員の辞職に伴って補欠選挙が公示されました。投票は3月23日です。

立候補を予定して活動していた、人民公正党PKR相談役のアンワル元副首相(ペナン州の国会議員でもある)は、先週控訴裁判所で有罪判決を受けたことで(3月9日の記事を参照)、立候補資格がほぼなくなったので、立候補を取りやめました。
その替わりに、彼の妻で人民公正党PKR議長であるワンアジザ女史が立候補届を、選挙委員会に届けました。

Barisan Nasional (国陣) 側は、馬華公会MCAの準総裁である党幹部女性を候補者として擁立しており、補欠選挙はこの2人の間で争われることになります。

一方アンワル元副首相は控訴裁判所事務局を訪れて、保釈手続きと上訴の手続きを済ませました。

(Intraasia 注:マレーシアの選挙は、半島部ではとりわけ、第3者の勝つチャンスはまずなく、Barisan Nasional (国陣) の候補者か民聯 (Pakatan Rakyat) の候補者かの2者選択になる。民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者であるアンワル元副首相は、仕方なくそして急遽妻をいわば身代わり候補にしたといえる。 カジャンは華人有権者が比較的多く40%を占め、マレー人が48%である州選挙区です。控訴裁判所が、この州議会補欠選挙の立候補直前に判決を下したところは、マレーシアらしいともいえそうです)

3月10日のマレーシア記事

【謎が深まるマレーシア航空機 MH370便の消息不明事件】
マレーシア航空のクアラルンプール発北京行の消息不明事件は3日目に入りましたが、まだ墜落現場?航空機の残骸などを特定できません。

消息を絶ったマレーシア航空MH370便の乗客中に、以前盗難された欧州人パスポートを使った他人名義の乗客が2人いたことが、既に確認されています。そのためマレーシア Imigresenは内部調査にかかりました。
これより先に、マレーシア民間航空庁の長官は昨日の記者会見の場で、MH370便の乗客中で他人名義の乗客は2人、イタリア人とオーストリア人、だけだと発表しました。

Imigresen を翼下に持つ内務省の大臣は語る、「イミグレセンのクアラルンプール国際空港支部に特別注意を注いで詳しい調査を行う。我々は内部調査をします。とりわけ MH370便の出国手続き時に勤務していたイミグレセン係官に対してです。内部調査はImigresen イミグレセン長官をトップに特別チームが行う。」

「(盗まれた)パスポートの所持者であるイタリア人とオーストリア人がアジア的顔つきをしていることに、Imigresen イミグレセン係官がどうして気が付かなかったのか、私には不思議だ。」

「パスポートの所持者が提示する外国のパスポートの真偽を判断するのは難しいことです。なぜならマレーシアが導入しているような、生体測定とバーコードのシステムを使うパスポートを全ての国が導入しているわけではないからです。」、

(Intraasia 注:MH370便の乗客の親族らは、3日目に入っても不明なのでかなり精神的にたいへんなことでしょう。ところで内務大臣は、欧州人2人の盗難パスポートを使った詐称乗客がどうしてアジア的顔つきだと言明するのだろうか? これまでのニュースに現れた限り、どういう人物が詐称乗客なのかはまだ調査中で確定していない、または全く公表されていないからです。)

別記事
マレーシア航空MH370便はクアラルンプール -北京間が中国南方航空とコードシェアリングしています。他人名義で乗ったこの2人とも北京で、中国の航空便CZ748 アムステルダム行きに乗り継ぐ旅程になっている。 この2人が中国南方航空からタイバーツ払いで購入した航空券の番号は、偶然かそれとも2人が知り合いなのか、続き番号になっている。

MH370機のキャプテンは53歳のマレー人、飛行時間数 18600時間を誇るベテランキャプテンです。

(Intraasia 注:マレーシア空軍のトップは、MH370便は南シナ海上空で予定外の引き返すような方向展開をしたことが空軍レーダーから読み取れる、しかしパイロットはなんの緊急シグナルを発していない、と10日のニュースで語っている。ということは、操縦室のパイロットがシグナルを出せない状況にあったということだろうか?それともなんらかの事情であえて出さなかったのか? 緊急シグナルを出す前に何かが起きた? 謎が深まっています)

別記事
マレーシア民間航空庁の長官が記者団に言明したことです: MH370便にチェックインした乗客の内で5人が飛行機には搭乗しなかった。 そこでマレーシア航空は標準手順として、そのことがわかった時点で搭乗しなかった乗客の荷物を同機から取り除いた。

同長官はまた語る、「当局は、消息を絶ったMH370便を調査する中で全ての可能性を探ります、それには空中分解または空中爆発が起きた可能性も含まれる。」

(Intraasia 注:5人はどういう人間かは当局はつかんでいるでしょうが、この時点では公表されていない。詐称した乗客2人は別件犯罪者であり、偶然MH370機に乗っていただけという推論も出ている))

【国内の空港での保安手順を全て見直すことになる】
ナジブ首相は別のイベントが行われた会場で記者会見して語る、「盗難されたパスポートを使ってMH370便に2人の乗客が搭乗したことを受けて、国内の空港における全保安手順を見直すことになります。」 「その結果必要であれば、セキュリティー手順をさらに強化します。他人名義の詐称者が搭乗したことがどうして起きたかの真の原因はまだわかりません。」

これより前、内務省副大臣は、同庁翼下、とりわけ警察と イミグレセンは検査をもっと厳しく行うようにとの指示を出しています。

(Intraasia 注:上段の内務大臣の発言、首相の発言、副大臣の指示、これらから判断すれば、保安手順の見直し前に直ぐにでも且つ今後当分は、クアラルンプール国際空港などで出入国のパスポート検査に時間がよりかかるようになることが推測できそうです、つまりImigresen イミグレセンカウンターでの列が長くなることでしょう)

【お知らせ】
これまで以上に広範囲に対象を広げて非常に多くの住民が対象になっている、クアラルンプール圏給水制限プログラムの第3弾は10日から始まりました。
マレーシアマスコミはマレーシア航空機事故にかなりを割いており、他のニュースが小さくなっている。
そこで給水制限プログラムの第3弾の説明と一覧表は 3月8日付け記事をご覧ください。

3月9日のマレーシア記事

【消息を絶ったマレーシア航空機は依然として発見されていない】
8日未明南シナ海上空で突然消息を絶った北京行きマレーシア航空機 MH370便は、各国からの捜索活動にも関わらず依然として見つかっていません。同機には乗客227人と乗務員12人が乗っていました。

マレーシア航空の最高経営責任者は語る、「MH370便のパイロットが緊急シグナルを発したという兆候はありませんでした。」 このことは、同機にあっという間に何かが起こり、それは破滅的であった可能性が高いということを示唆している。
ベトナム軍の幕僚幹部の声明:「MH370便はベトナム管制空域に入る1分前に、全ての接触とレーダーシグナルを失った。」

マレーシア航空関係者によれば、MH370便のボーイング機 770-200 は10日前に整備を終えたばかりの最良状態だったとのことです。

MH370便の外国人乗客中に、2人の他人になりすました偽者が含まれていると、当該国のメディアが報じました。この2人の所持するパスポートはいずれもタイで盗難されたものです。
公表された乗客名簿の1人である、イタリア人は同機に乗っておらず、現在タイに滞在している。誰かが彼のパスポートを使ったと、イタリアのメディアは報道している。
もう一人の替え玉乗客が使ったパスポートの本来の持ち主はオーストリア人で、生存が確認されている、彼はパスポートを2年前にタイで盗まれたと、オーストリアの新聞はつたているとのことです。

中国南方航空が発表したことで、この偽者乗客2人は中国南方航空から偽パスポートを利用して航空券を買ったことがわかりました。中国南方航空はクアラルンプール路線において、マレーシア航空とコードシェアリングを結んでいます。

「消息を絶った機に数人の他人名義の乗客が含まれていたことから、マレーシア政府は幾つかの国の反テロリズム機関へその旨を伝えた」、と運輸大臣代行を兼務する国防大臣が明らかにしました。 「マレーシアはこの件に関して、各国の情報機関、米国のFBIを含めて、と協力していきます。マレーシアのImigresen 官庁だけで(調査などするのは)は不十分でしょう。」 「(テロなどに関しては)現時点では推測はしたくない。」

南シナ海での捜索活動は、既にマレーシア、ベトナム、フィリピン、そして米国がそれそれ(艦船や飛行機などを動員して)行っています。さらにシンガポールが2隻の艦船を派遣して加わるとのこと。 全部合わせて、約60機の飛行機など、40隻の船になるようです。

マレーシア空軍はその軍事レーダーの解析から、MH370便が南シナ海上で空路を引き返そうとしたかもしれない兆候を見つけたと、発表しました。しかし同機が何の緊急シグナルも発しなかったことに、軍は首をかしげているとしています。

(Intraasia注:消息を経ってから1日半ほど経った9日夕方になってもまだ墜落したであろう場所が特定できないとの最新ニュースです。身分を詐称した乗客2人の存在まで確認されて、謎が深まっているかのようです。でもマレーシア航空が狙われるような背景は全くないことは多くの人が認めるところでしょう)

【政治裁判だと反駁するアンワル元副首相に同性愛強要の有罪判決が下された】

(アンワル元副首相は2008年6月にクアラルンプール郊外にあるコンドミニアム内で、当時の個人秘書役の1人であるマレー男性23歳に同性愛行為を強要した、という罪状によって、その後裁判所に起訴され、裁判が長々と続いていました。そしてアンワル元副首相は2012年1月にクアラルンプール高等裁判所で無罪判決を受けました。高裁判決の後、案件は控訴されて控訴裁判所に舞台が移った))

今月7日に開かれたクアラルンプールの控訴裁判所で判決がありました。3人の裁判官から成る裁判で、裁判長は被告であるアンワル元副首相に有罪、懲役5年の判決を下しました。
アンワル元副首相、67歳、は上訴することで刑の施行停止を受けることが許されており、その条件は3月10日正午前までに保釈金RM 1万を支払い、且つ保証人1人が必要となる。

(スランゴール州のカジャン州選挙区で3月下旬に州議会議員補欠選挙が行われる。この補欠選挙に立候補するべく、アンワル元副首相とその母体である人民公正党PKRはしばらく前から選挙運動を進めていた。なおアンワル元副首相はペナン州選出の国会議員でもあるが、マレーシア選挙制度では2種類の議員を兼務できる)

この控訴裁判所の有罪判決によって、アンワル元副首相は州議会議員選挙に立候補できないことになります。アンワル元副首相側の弁護士も含めて、立候補はスランゴール州の州法上許されないとの理解が、法曹者の間では一般的とのことです。
アンワル元副首相自身、候補者になる可能性を否定して、民聯 (Pakatan Rakyat) 側から適した候補者を擁立すると語りました。

(Intraasia 注:ほとんど同時に起きた他の重要ニュースに多少紛れた感じですが、アンワル元副首相が有罪判決を受けたことは、スランゴール州の民聯 (Pakatan Rakyat) 陣営にもかなりの影響を与える。それはアンワル元副首相が州議会議員に当選してから州首相を務めることになる筋書きがさかんに語られていたからです。民聯 (Pakatan Rakyat) が支配するスランゴール州の人民公正党PKR内では、指導陣内で内輪もめが起きています。アンワル元副首相及び支持者側は、この同性愛強要裁判を政治裁判だと批判して無罪を訴え、且つ裁判を起こした背後の勢力を批判しています。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 309.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 319.2 を入手します。




3月8日のマレーシア記事

【ウルトラマンシリーズの1つを訳したマレーシア語版コミックが内務省に禁書指定された】
内務省は、”ウルトラマン、ジ ウルトラパワー(Ultraman the Ultra Power)” コミック本を禁書に指定しました。この本の内容に公共の秩序に害を及ぼしかねない部分があると判断したからです。 Intraasia注:ウルトラマンシリーズが禁止ということではない、あくまでもこのタイトルの翻訳版本だけを禁書ということです

マレーシア語版の”ウルトラマン、ウルトラパワー”本を出版しているのは Resign Publications で、印刷はNetwork Printers です。

このニュースを伝えるBernama 通信社は内務省による禁書の理由を(この時点では)明らかにしていませんが、ウルトラマンの特徴を描写するための一つとしてこのコミック本の中で ”Allah" という言葉を使ていることが理由と思われます。

内務省の声明: 「印刷報道と出版法1984年の 7条に基づいて2月18日にこの本を禁止書籍に指定した。禁止された書籍をどのような目的であれ、人が印刷、輸入、製作、再製作、出版、販売、配布、所持することは同法の8条の項目に違反することになる。」
「違反行使をして有罪となった者は、最長3年を超えない懲役、またはRM 2万を超えない罰金、またはその両方に処せられます。」

別記事
この本の一部内容を写真に撮ってFacebook に載せたものが閲覧されており、それには、ウルトラマンを ”アラーの神または全てのウルトラヒーローの長老”と比較する言及が見られる。
その一節はピジンマレー語で書かれており、「ウルトラマンはアラーの神または他の全てのウルトラヒーローの長老として考えられ且つ尊敬されている」 と読める。

当該ウルトラマン本の禁書指定がニュースに載ってから、ネットの世界では内務省のこの禁書指定を批判したり、皮肉る書き込みがかなりたくさん現れています。

Intraasia 注:原文は “Beliau dianggap sebagai, dan dihormati sebagai, ‘Allah’ atau Elder semua wira Ultra,” となっているとのこと。 Intraasia の目からも確固とは言えないがなんとなく不自然なマレーシア語のように思える、この記事の記者は”ピジンマレー語”と表現している。ピジンとは言語学用語です。恐らくマレー語非母語者のマレーシア人が訳したのかもしれません。 昔から日本の漫画、アニメなどはひろく華語、マレーシア語に訳されて市場に出回っているが、その翻訳精度は保証されていない。つまり絵や画像+台詞があればほとんどの読者は満足してしまうからでしょうし、出版する側自体が翻訳の制度を要求しないからでしょう。なお日本のコミックやアニメをマレーシア語版に訳す若者たちはマレー人とは全たく限りません、現在の10代20代30代はマレーシア教育制度の下で小中学校でマレーシア語をしっかりと学習するので、華人若者がこういうパート仕事をしているのは珍しくないはずです。 

内務省の担当する部門の官僚の1人によれば、この本”Ultraman the Ultra Power ”マレーシア語版を出版した者・会社と印刷した者・会社を発見できないとのことです。「印刷報道と出版法に違反した場合は、その出版者に接触するのが普通です、その後で禁止に指定するかの決定をする。 その場で出版社側は理由などを述べる機会が与えられる。」
「今回の場合は、内務省は出版者と印刷者を発見することさえできていない。」 

「内務省の係官が書店でたまたま この”Ultraman the Ultra Power ”マレーシア語版本を見つけました。」 (その後に禁書に指定された。)
「我々は全国にいる取締り係官に対して、そのコミック本が書店で販売されないようにしなさいとの指示を既に出しました。」

(内務省から入手した)出版社 Resign Publicationsの記載住所を頼りに、(この新聞の)記者がその場所を探しましたが、クアラルンプール市内のその通り Jalan Brunei Utaraには該当する道路番号自体がありませんでした。
新聞社がネットでの情報や会社登記庁などの資料を探しても、この本の出版社と印刷社の情報は全く見つかりませんでした。
内務省の幹部は、許可を得ずに出版する者たちが偽の住所を書くのはこれまでによくあったことです、と語る。「内務省は現時点で出版社と印刷社への行動を取ることができない。」

(Intraasia注: 上記の通り界隈はイントラアジアに馴染みある所でもあり、零細な印刷屋が密集している、そこで印刷屋は持ち込まれた仕事をこなしただけでしょう。一方出版する側は何かを予期して住所を架空にしたと推測できる。この種のコミック本の翻訳出版は著作権を無視する場合は、ほとんどがどこかの小さなビルの一室に居を構える零細出版社がやることだと思われる。そして翻訳は日本語のある程度わかる若者のパートでこなす、という仕組みのはずです。ずっと昔イントラアジアにも人を介して日本コミックの翻訳仕事の話しがあった。めちゃ安な報酬で割の合わない仕事なので即時に断ったことがある。コミック本の翻訳はその程度の料金で賄われているということです)

別の記事
内務省の担当部幹部は説明する、「このコミック本は、“Ultraman King”の特徴を描写するために、神の意で”Allah” というアラビア語を誤用している。“Ultraman King”が”Allah”であるとしている。 これはムスリムにとって過ちです、"Allah" はウルトラマンキングではない。」 「この部分を読む子供たちに混乱を作り出してしまうゆえに内務省は禁書にしました。」

「内務省は “Ultraman the Ultra Power”マレーシア語版の本だけを禁書に指定したのであり、他のウルトラマンシリーズの映画や本を一律に禁止したのではありません。」

(Intraasia 注:ウルトラマン本の禁書を巡っていくつもの記事に目を通しましたので、この場に載せるのが1日遅れた。どうやら事情は分かりましたので、解説しておきました。要は不注意またはお粗末な訳だったとみなせるでしょう。Allah 問題に非常に敏感な少なかららずのマレームスリム界と内務省のあり方を知れば、そういう訳し方は避けるべきです。)

【クアラルンプール圏の給水制限地区がさらに拡大されて、合計 360万人に影響がでる】

クアラルンプール圏の水がめの水位が依然として低下し続けていることから、上水道会社のSyarikat Bekalan Air Selangor Sdn Bhd (Syabas) と国家水サービス機構はクアラルンプール圏における広範囲な給水制限プログラムの第3弾を発表しました。これによって合計360万人の住民に影響が及びます。

プログラム第3弾では新たに 290,865世帯が給水制限対象に加わります。プログラムの開始は3月10日からで、31日まで続きます。

上水道当局は第3弾プログラムの実施によって、1日の給水削減量を5億リットルに増やすことになる。
3月2日から始まっている第2弾プログラムでは、対象世帯数は43万世帯です

クアラルンプール圏(スランゴール州とクアラルンプールとプトラジャヤから成る)における現在の給水制限が4月1日以降も続行されるかどうかは、 Sungai Selangor ダムと Sungai Tinggiダムの水位次第です。この2つのダムでクアラルンプール圏全体の61%の水量をまかなっている。

(Intraasia注: イントラアジアの記憶にある限り、クアラルンプール圏でこれまでに最大規模の給水制限プログラムのはずです。 極めて多くの人に影響が出るだけでなく、少なからずのマレーシア訪問者も巻き込まれそうです。
2014年3月のクアラルンプール圏給水制限プログラムにおける日程表と地域名一覧表 -第3弾 をクリックすると別ページで開きます。見やすいPDF ファイル形式ですので、ダウンロードもできるし、そのまま閲覧もできる。

・対象となる全ての6地方(Gombak, Kuala Lumpur, Petaling, KlangとShah Alam, Kuala Selangor, Hulu Selangor) を網羅して載せている。
・Syarikat Bekalan Air Selangor Sdn Bhd (Syabas)のファイルをそのまま利用しているので、イントラアジアの注記を黄色い囲みに書いてある。

・プログラム第2弾で既に対象になっていた地区も改めてこの第3弾に組み込まれているので、新たに日程を確認しましょう。
・給水時間:1日目の夕方4時から始まり、翌日は1日中給水され、3日目の朝9時に終わる、つまり 8+24+9 = 41時間連続給水。
・断水時間:1日目の朝9時から始まり、2日目は1日中断水し、3日目の夕方4時に終わって給水が始まる、つまり 15+24+16 = 55時間の連続断水。

第3弾においても給水制限対象から外されている地区 -(Syabas は政策として対象外とした地区を説明している)
・プトゥラジャヤの連邦政府官庁街が集まった地区、
・スランゴール州の行政官庁中心地区(シャーラムの一画)
・クアラルンプールの中心地区
・KLIAクアラルンプール国際空港及びスバン国際空港
・ポートクランの免税地区(PKFZ及び FTZ )
・公立病院と私立病院、 腎臓透析センター

クアラルンプールの中心地区とはブキットビンタン界隈、KLCC地域、チャイナタウン等を含むビジネスと商業の中心地帯です。多くのホテルはこの中にあるので、基本的には影響から逃れられるはず。 Intraasia の地区のように一応KL中心地範囲内にある地域も幸運にも対象外となっているが、いつまでこれが保証されるか心配です)

【マレーシア航空の北京行便が南シナ海で消息を絶った】

クアラルンプールを8日午前0時40分に離陸した北京行きマレーシア航空機 MH370便が、約2時間後に南シナ海上空で02時40分の連絡を最後に消息を絶ちました。これはコタバルから120海里離れた地点になる。マレーシア航空の最高経営責任者は記者会見で述べました、「この地点はマレーシアの管制区域とベトナムの管制空域の境目あたりになる。」

ボーイング社の777-200 機には 227人の乗客と12人の乗務員が乗っていました。同機は本来なら8日朝6時半には北京に到着の予定でした。
乗客と乗務員の国籍は13か国から成り、内 70%程度が中国人です。マレーシア人乗客数は38人です。

中国の新華社通信は、マレーシア航空機は中国の航空管制管内に入っていないとしています。またタイの当局もMH370便はタイの航空管制管内に入っていないと述べているとのことです。一方ベトナム当局はMH370便については情報を得ていないとしています。

その後8日午後の情報として、非公式報道の形で、ベトナム海軍がマレーシア航空のMH370便は南シナ海に墜落したと伝えているとのことです。
ベトナム海軍の管区司令官が、軍事レーダーで航空機の墜落を捉えたと語ったとのことです。

(Intraasia 注:1995年にマレーシア航空のFocker 50機の事故で34人の死者を出した以外、この数十年の間航空機事故らしい事故には関係していないマレーシアにとって極めてショッキングなニュースです。常識的に考えて、どこかに不時着しているようなことは考えられないですよね。ニュースは現在進行中ですので、詳細がわかるまでにもう少し時間がかかかりそうです)

3月7日のマレーシア記事

【登録不動産業者は今年5月から身分タグを携帯することになる】
不動産代理業に従事する不動産業者とその代理人は、今年5月初めから公的な身分タグを携帯しなければならないようになります。これはいかさまな代理業者と区別するためです。

この身分タグは、登録不動産業者及びその代理人だけに対して発行される、そしてそれにはQRコードが含まれています。QRコードは QRコードリーダーまたはモバイルアプリを使って照合することができます。
この新しい身分タグシステムは、業界の違法な不動産業者らを取り除くためです、と財務省の不動産鑑定とサービス部の長が説明しました。

「これは、不動産業界で不健全な行為に関わっているであろう違法な不動産業者の数を最小限に抑えることになる。これは免許を授与する活動ではなく、当局による登録活動の形です。」

鑑定者と評価者と不動産業者の委員会が行う試験を経た、資格を持った個人が不動産業者になれます。不動産業者はその業務を行うために、最高で20人までの不動産業代理人を雇うことができる許可が与えられる。
現在、鑑定者と評価者と不動産業者の委員会に登録した、不動者業者は 1,779人、その代理人は 16,243 人います。

委員会の議長でもある、財務省の不動産鑑定とサービス部の長は語る、「違法な不動産業者と代理人は業界人の半数を超えていると推測される。」 「委員会に登録した不動産業者と代理人を通してだけ不動産を購入できると規定した法律はない。だから人はその他の方法で直接不動産を買うこともできる、例えば不動産所有者から買うことができる。」 「しかし我々としては、人々が登録業者のサービスを利用することを奨励します。」 「違法な業者は委員会に登録していない、そこで委員会の条件に従う必要はない。つまり違法業者は無責任な行為を行うかもしれない。」

法律では、違反行為を行った不動産鑑定人、評価者、不動産業者は有罪となると、最高罰金RM 30万、または最高懲役3年またはその両方に処せられると定めてある。

(Intraasia 注: 不動産業者及びそこで働く代理人の半数以上が、未登録者なんだ。その比率はかなりあるとは知っていたが、これほど高いとは思いませんでした。)

【ナイトクラブの舞台に現れて客を持つ51人の外国人ホステス(GRO)】
クアラルンプールの夜の娯楽施設1軒が取り締まりにあい、外国人ホステス51人とギャンググループ”08”の組員3人が逮捕されました。

特別”削減作戦”の一環として行われたこの取締りは、警察庁本庁の秘密組織・賭博などを担当する部門の警官チームによって深夜12時前から始まった。 取り締まった所は、元バドミントンコート場を建て替えたナイトクラブです。

用意された舞台上でキャットウオーク風を披露していた数十人の女性たちを監視してから、捜査部隊が店に突入した時、ほとんどのホホステスたちは警察官に気が付かなかった。

当該部門の長官が取り締まりを説明しました、「ホステスたちは客から指名されようと舞台上で自分たちを披露していたと思われる、その際客はRM 50の花冠を買って指名した女性に与える。」 「指名されるとその女性は舞台から降りて客たちの傍らでサービスをする。その指名されたホステスはRM 50の飲み物を注文しなければならないことになっている(客が払う)。」

「51人のホステス(GRO)は全て外国人であり、年齢は20歳から30歳まで、国籍は43人がタイ、6人が中国、2人がベトナムです。」 「彼女たちは社会訪問パスを悪用していたとわかった、そして、IImigresen 法の39条B項に基づいて彼女たちを調べた後で、彼女たちを逮捕しました。」

この警察本庁の幹部によれば、逮捕したギャンググループ”08”の構成員である3人は、30代後半であり、入り口での監視役とこのナイトクラブのオーナーから金を受け取っていたと思われる。3人の身体にはギャンググルー構成員を示す刺青がある。」

「その他に同時に、警察は44歳の男を犯罪に関わっていることから容疑者として拘束した。」
「今回の取締りはこの同じナイトクラブに対する2回目です。前回の取締りは1月17日に行った。」

(Intraasia 注: 一般にマレーシアでは、ホステスを英語でもマレーシア語でも ”GRO” と呼び、人々の会話でも使います、現にこのマレーシア語記事でも GRO と呼んでいる。これは英語の表現 " Guest Relations Officer" の頭文字だけを取った、ある種の婉曲呼称と言える。 この記事はしばしば行われている娯楽施設における不法外国人取締りです、いつものことですが、こういう不法者を雇っている経営者はまず逮捕されませんね。ですから風俗産業は警察に踏み込まれても踏み込まれても永続するのです。
取締りの様子の一部を撮った短い動画を新聞社がYoutubeにアップロードしているので、興味ある方は 外国女性GROの取締り をクリックしてください、別ページで開きます。映像の後半に出てくる画面では、女性たちは背中に”PDRM"と書かれたコートを着ている。これは警察”PDRM"がこのような女性陣の取締りの際にいつも用意しており、容疑者に身につけさせます。女性陣に全然悪びれたところがない様子がわかります。恐らく客側だって警察に事情を聞かれるのが、単に不運だったと思っていることでしょう)

3月6日のマレーシア記事

【連邦裁判所は”Allah” の件では判決せずに、判断を先送りすることを決めた】
Intraasia 注: "Allah"単語を巡る、司法面でのこれまでの経過
マレーシアのカトリック教会の週報で"Allah"の単語が使われていることに対して、2009年1月に内務省がその使用を禁じた。その年2月にカトリック教会側は内務省の命令を不服とする訴えを裁判所に起こした。 2009年12月にカトリック教会週報発行者は、クアラルンプール高等裁判所で勝訴の判決を受けた。判決では、カトリック教会側は「憲法に基づいて"Allah"の単語を用いることができる」とした。

2010年1月に内務省は判決を不服として控訴裁判所に控訴した。2013年10月に控訴裁判所を高裁判決を覆して、内務省の要求する"Allah"の単語の使用禁止を認める判決を下した。 「"Allah"単語の使用はキリスト教にとって不可分のことではない、また"Allah"の単語の禁止は憲法に違反しない」
そこでカトリック教会側は2013年11月に、控訴裁判所判決を不服として連邦裁判所に上訴した。 2014年3月5日に連邦裁判所は、カトリック教会側の控訴申し立てを聞いた。内務省側は内務省とマレーシア政府です。さらに仲裁人として7つの組織が加わっている。
以上

(連邦裁判所の判断が非常に注目された中で、3月5日に法廷が開かれた)
連邦裁判所は、両者の申し立てを聞いた後、カトリック教会側の上訴を認めるかどうかの判断を無期限に先送りすることを決めました。裁判官は連邦裁判所長官をトップにした(最上級の裁判官である)7人から構成。

カトリック教会側の説明では、”Allah” はGod と訳されており、(マレーシア語の) “Tuhan” の意味は Lord(我が主)である。

(Intraasia 注:現在のマレー半島部つまりマラヤ連邦が英国植民地下にあり、及び現在のサバ州サラワク州が間接的英国植民地であった19世紀後半と20世紀前半に、キリスト教会は 神の意で”Allah” という言葉を使っていた、とりわけボルネオ島部において。 だから”Allah” ということばはずっと長い間なんら問題にされなかったという主張です。一方内務省、及びそれを応援するいくつかのマレー人組織やムスリム組織は、”Allah” ということばはイスラム教とムスリムだけが使うことを許されるゆえに、カトリック教会側に”Allah” の使用禁止を求めている、つまりキリスト教でいう God神の意味で ”Allah” を使わないようにという要求です。 簡単にまとめればこういうことでしょう。
”Allah” の件を巡って、両陣営とも背後に多くの応援と支持を受けている、さらに、とりわけ一部のムスリムグループはかなり熱気を帯びて行動に出ている。事が宗教ごとであること、及び世界のイスラム潮流の強まりと呼応してマレーシアにおいてもマレー人界主流の潮流は同様であること、から裁判でこの種のことを争うと判決の後に不穏な動きが発生しかねない、とりわけ連邦裁判所の判決の影響は甚大である。そこで連邦裁判所は最終判断を期限を設定せずに先送りしたとみなせます。この種のことを裁判で決めるのは、マレーシアという風土を考えれば、できれば避けた方がいいのではとイントラアジアは思います。)

【私立医療機関が実施した医療費値上げでは値上げ幅が大きい】
マレーシア医学協会が申請していた、私立医療分野での医療費の値上げを保健省は既に昨年12月に承認しました。
協会側が要求した率 30%をずっと下回る 14.4%の上限を設けたと保健省は説明している。しかし協会が発表した実際の医療費価格表では、項目によっては200%以上の値上げもあります。

私立医療機関における新しく実施に入った価格表 -マレーシア医学協会
診療費: RM 30から125、(RM 10から35)
専門医による診療費: RM 80から235、(RM60-180)
歯科診療費: RM 30から285、(RM25-250)
健康診断料: RM 45から230、(RM 40-200)
注:カッコ内は旧料金を示す

保健省長官は説明する、「 14%の値上げとは、手術と歯科治療用の料金の平均(値上げ)を言う。」

保健省大臣は語る、「医療市場の原理がこういった(診療費などの)料金を決定していくことが期待されます」
「私立病院が決めるその他の医療関係の項目は、保健省による上限料金が定められていません、これに含まれる料金: 入院費、臨床検査費、看護費、器機の使用料、手術室代、薬代」

(Intraasia 注:この表から言えることは病院で診療費がRM 100以下はもうなくなることでしょう。さらに町の小さな医院、歯科医院でも、果たして最低のRM 30という所があるのだろうか? 眼科や耳鼻科を含めて専門医に診てもらうのは以前から料金がより高い、それがさらに高くなった。 検査費や薬代に歯止めがないので、私立医院とりわけ病院で専門医にかかれば1回の診療で軽く数百リンギットはいきそうです。 こういう事情をみれば、低所得階層には私立医療にかかることは改めて無理だと言える。2月25日の記事で説明した、公立の Klinik Kesihatan Kerajaan ではより混雑が増しそうです。)

【3千万人を既に超えたマレーシア総人口】
マレーシアの総人口(外国人を含む)は2月末に3千万人に達して、3月2日時点で30,075,276 になりました。
今年になって1日平均で 1600人が生まれ、389人が死亡しています
1967年 1010万人、1977年 1270万人、1987年 1670万人、 1997年 2180万人と増えてきました、そして2000年代になった2007年は2680万人です。

【AirAsia Bhd の2013年度業績は売上高は増えたが収益は減った】
AirAsia Bhd は2013年会計年度(暦年と同じ)の業績を発表しました。
収益が53.9%減少してRM 3億6400万です。 2012年度のそれはRM 7億8900万でした。減少の主たる要因は金融コストの増大と借入金における外為損とのことです。

同社のの2013年売上高はRM 51億8900万です、一方2012年のそれはRM 49億4600万でしたので、4.9%の増加です。 しかし営業利益は前年とほぼ同じのRM 10億2千万です。
AirAsia Bhd による説明
2013年度は金融コストがRM 4億3200万であり前年度より増えた、借入金での外為損失がRM 3億8500万、ことが収益に影響を大きく及ぼした
なお(合弁を解消した)Japan AirAsiaを処分したことで益がRM 7800万あった。

(Intraasia 注:マレーシアを本拠にする AirAsia Bhdは AirAsia グループの中核企業です)

3月5日のマレーシア記事

【この煙霧(ヘイズ)はマレーシア国内の原因から起きている】
国家安全理事会が発表した声明からです: 現在我が国で煙霧(ヘイズ)が起きているが、その主たる原因は国内で発生している熱源地(ホットスポット)、これは戸外での燃やし行為と森林火災から成る、そして交通機関と工場からの排気ガスです、隣国から来ている原因ではない。 

環境庁は既に屋外での燃やし行為の全面的禁止を発表している、さらに発火しやすい泥炭土の焼却一般作業工程の禁止も通達している。
気候が高温で乾燥していることから、理事会と関係機関は緊密に連絡し合って状況を監視していきます。それと同時に2月に始めた対策会議を通して、対策行動を話しあっていきます。
我が安全理事会は必要なる措置を取ることによって、煙霧(ヘイズ)発生を防止しまた水事情の悪化も防ぎます。

声明の中で安全理事会はまた、一般市民に対して戸外活動を減らし、水をたくさん飲んでマスクをするように勧めています。
市民側も当局と協力し合っていくようにと促しています。「屋外で物を燃やさないようにしなさい、誰かが戸外で燃やしている行為を見かけたら、緊急電話番号の999、または1800-88-2727にすぐ連絡してください。」

(Intraasia 注:広範囲な給水制限と煙霧の発生で、クアラルンプール圏の住民はよりたいへんです)

【給水制限地区へ水タンク車を送ることはしません】
クアラルンプール圏の水道供給会社である、Syarikat Bekalan Air Selangor Sdn Bhd (Syabas)は声明を出しました:
「実施中の給水制限プログラムの下では、制限対象地区へ給水タンク車を送ることはしません。深刻な状況の時だけにタンク車を出します、例えば葬儀の際、腎臓透析センター、病院、福祉ハウスなどの施設向けです。」
「給水制限プログラム下にある住民は、水使用を節約し、真に必要なことだけに慎重に使って下さい。洗車したり、庭に水をまいたり、プールに水を溜めたりしないように。」

クアラルンプール圏における給水制限プログラムは、第1弾が2月27日から始まっています:対象は71地区の 6万世帯。
第2弾は3月2日から始まっており、対象は(第1弾とは別の)260地区の41万世帯、約200万人です。

(Intraasia 注:第2弾で対象地になった地区名と給水と断水のスケジュールは3月1日付記事をご覧ください。マレーシアではある特定地区で予期せぬ断水などが起きると、水当局はこの給水タンク車を送ることが一般的です。結構たくさんのタンク車を備えているようです。しかし今回は対象地区が数十地区程度ではないので、とても足らないし不公平になるでしょう。だからタンク車は一切送らないということでしょう。 水タンク車がある地区の中心場所へ送られると、待ち構えた住民がポリタンクやバケツや容器に水を詰めて家へ運びます。ただタンク車の停車位置から遠い人は少なくとも数百メートル以上は運ばなければいけないし、さらに大衆アパートの4階,5階建てではエレベーターがない。 マスコミに載るこの種の配水写真を見る度に、身障者や老人、身体の悪い人はどうすればいいのだろうと思わざるをえません)

【マラッカ州の複数州機関が多額の損失を出していることがわかった】
マラッカ州政府翼下にある複数の州機関・公社・基金などが合計でRM 3億6千万もの損失を出していることから、不適切な管理の疑いで調査を受けています。

これら州政府翼下の機関における財務状況のショックな内容は、1月1日に18人の高級幹部の人事を一新した後1か月ぐらいしてから発見されました。
この大きな損失の理由として、債権回収を見過ごしていた、過剰な支出、不適切な金融と購入計画、契約を発注する際に費用が超過した、といったことが挙げられています。
マラッカ州首相は、複数の州機関が財政危機に面していることを追認しました。本来は州機関は州にとって収入源であるはずです。

国民に質ある教育を提供するための基金である、Yayasan Melaka が最大の損失額RM 2億8699万を出しています。その次に大きな損失を出しているのは、マラッカ州開発公社でその額はRM 5千万になる。

(Intraasia 注:公的機関の会計管理観念の薄さは今に始まったことではないので、またかという思いを多くの人が抱くことでしょう。 こういう浪費や過剰支出をした人たちとそうれを許す内部のあり方に問題があっても、罰せられるようなことはまず起きないので、ニュースで終わってしまいますね。RM 3億6千万は相当なる額ということを知ってもらうには、3日の記事で載せた、シングルマザーへの政府支出額がRM 1億2千万、と比較してください。)

3月4日のマレーシア記事

【MARA の設立48周年を記念して】
(クアラルンプールの Jalan Tuank Abdul Rahmanに新築された、Maraの新しいビル Menara Maraは既に1年以上前にオープンして、階下にはショップやフードコートなどのテナントが入っている。Intraasia は何回も利用している。今頃になって公式オープン式を行った)

Mara 設立48周年を記念する形で、 Menara Mara (Maraビル)の公式オープン式が行われました。その場でナジブ首相は、Mara (Majlis Amanah Rakyat 民衆信託協議会の通称) は48年前に設立されて以来、400万人のブミプトラに大いに役立ってきた、と演説しました。 

「Maraの運営するいろんなプログラムを通して、ブミプトラ学生、ブミプトラ小規模起業家、ブミプトラ企業人などはMaraから援助を受けてきた。」 「Maraを設立したことは田舎に住む人々に公正さを与えた。田舎の人たちは多かれ少なかれ開発本流から取り残されたからです。」 「仮にMara や他の公的機関が設立されなかったら、僻地の子供たちはずっと取り残されたことでしょう。」

この式典にはMaraの議長、田舎と地方開発省大臣など数人の閣僚も出席しました。
ナジブ首相は演説の中でさらに述べる、「ブミプトラを発展させ、力をつけさせていくことは、しばしばある方面から疑問を突き付けられていますが、引き続き国家の課題になっていきます。」
「世界は益々競争が増しており、それゆえにMaraからの援助を受ける必要条件の中には、ブミプトラであること、援助を受けるにふさわしいことというのがあります。」
「我々は本当にやる気を約束した者、成功する気概がある者を手助けしたい。援助を受けた後ビジネスを止めてしまうような者には援助を与えたくないのです。」

(これまでのMara 本部ビルの隣に建設された)Menara Mara は30階建てで、伝統的マレー民族要素を加えた現代的な建築デザインのビルです。このビルには訓練センター、店舗とオフィスがテナント入居し、さらに4星ホテルが入居します。

田舎と地方開発省大臣は演説で述べる、「ブミプトラ起業家がビジネス界で競争していくことを手助けできるようにと、(そういう人たち向けに)Menara Maraの施設が利用できる。」 「Maraは現在 542 箇所のセンターを運営しており、その一部は国外にもある。MARA の総人員数は1万8千人を超える。」

(Intraasia注:クアラルンプール中心街の通りLaja Laut通りに建つ青いビルがMaraの本部、そのすぐ隣の敷地、かつては屋外フードコートだった、にこのMenara Mara が建てられた。Intraasia は昔Maraビルの階上にあるMara の部署を何回か訪れて、 Mara翼下のカレッジや職業訓練校などを紹介してもらったことがある。日系企業の必要とするマレー人学生を雇用するためにいろんなルートを探していた1990年91年のことです。当時はMaraとは何かがよくわからなかったが、紹介された教育施設をあちこちを訪問した。 Mara は翼下に教育機関だけでなく、バス会社などもあり、ビジネスも行っている。国内各地にはある程度以上の規模の町ならMara の建物があり、ブミプトラ、半島部ではそのほとんどはマレー人、経営のショップや飲食施設が入居している。建ったばかりであろう新ビルから木造みたいな古い建物まで種々あるが、いずれもその地のブミプトラ企業者向けです。ナジブ首相のことばにあるように、ブミプトラの発展に寄与するためであるMara の設立理念は素晴らしいし、まだまだ必要でしょう。 しかしMaraの行っている諸ビジネスはどうも効率が悪く、各地のMaraビルは手入れが悪く、また人の入りが良くないことがいつも目につく。援助は必要だけど、援助に慣れて非効率、殻の中に閉じこもった雰囲気を感じるのも確かです。現にこのMenara Maraでさえいつ行っても空いている。 そういうMara のあり方には華人界の一部からよく批判がある、それをナジブ首相の言葉でも触れている。)

【食事は無料というキャッチフレーズでギャンブル客を引き付ける】

「ギャンブルで遊んで無料で食事しよう」 これはある賭博場が客に賭博を訪れさせようとするために打ち出した最新の売出し文句です。

賭博場でギャンブルをするめにやって来る客は誰でも、消費物の料金を払うことなく好きなだけ飲み食いできます。
しかしながら、サイバーショップとレストランの背後に隠されている、禁止されたギャンブル機を置いた2つの賭博場の戦術は、取締り部隊の目から隠れることはできなかった。昨晩のこと警察は、クアラルンプールの Jalan Thambypillay で行った取締りでその賭博場の活動を突き止めたからです。

この取締り捜査はクアラルンプール市警察本部の反ギャンブル部による  'Op Dadu'作戦の下で行われ、夜11時まで2時間ほど続きました。この取締りでいろんな種類のギャンブル機を97台押収することができました。
取締り部隊の責任者によれば、一般市民からの情報に基づいて警察が偵察を続けた後で、作戦を実行したとのことです。

(Intraasia 注:Jalan ThambypillayはモノレールのKLSentral駅に近い通りです。この種の違法施設があっても不思議ではない地区です。 ゲンティンハイランドを除いて賭博場も私的賭博も一切許されない国ですからギャンブル機はもちろん違法品で輸入はできない、従って恐らくその多くが部品を組み立て仕上げた半自作機または改造機ではないかな。)

【マレーシア製作中文映画が国内製作映画界の歴史で最高の興行高を記録した】
旧正月時期に公開が始まった、マレーシア製作の中文映画 ”一路有Ni” は1か月過ぎてもたくさんの観客を引き付けており、3月2日時点での興行売上高で実にRM 1518万を達成しました。127万人が観たことになる。 

この稀な現象に、マレー主流メディアさえ「これまでに見たことのない現象だ」と評しているとのこと。
この興行高はマレーシア製作の映画界の歴史において断トツの最高成績となります。

これまでのマレーシア映画の興行高トップは、2011年に公開された、マレー映画 ”KL Gangster” のRM 1174万、次いでマレー映画の”Ombak Rindu” のRM 1090万でした。
ちなみにマレーシアで公開された中文映画の興行成績トップは、2012年公開の香港スター、ジャッキーチャン主演の”十二生肖”でした、興行高 RM2027万。


(Intraasia注:マレーシア製作中文映画がマレー映画の興行記録を抜くなんて誰も思ってみなかったことでしょう)

3月3日のマレーシア記事

【4万4千人のシングルマザーへの扶助】
女性と家族とコミュニティー発展省大臣(女性国会議員)が、サラワク州の自分の国会選挙区で行われた ”1つのマレーシア民衆補助金( (BR1M 3.0) の配布会場で、記者団に語った数字からです。

小中学校に通う子供を持つシングルマザー、全国で44027人、への扶助として、2013年に連邦政府が支出した総額はRM 1億2640万でした。前年の2012年は同じ条件のシングルマザー 41,179人を対象に総額RM 1億2120万を支出しました。
さらに片親だけの 17834の貧困家庭に対する扶助として、2013年はRM 4000万を支出しました。

この大臣の選挙区だけで5100人が ”1つのマレーシア民衆補助金( (BR1M 3.0)” プログラムに申請して(認められて)受領することになっている。

(Intraasia 注:シングルマザーへの援助金は2013年で1人当たりRM 2870になる。 どういう扶助内容かは書いてない。片親だけの貧困家庭に対する扶助とシングルマザーへの扶助の違い?関係?がよくわかりません。この記事を書いて配信しているBernama 通信社は注釈ぐらいつけるべきだと思う。 全国で小中学生の子を持つシングルマザーが少なくとも4万4千人いるわけですね。これは国民人口(外国人を含まない)約2800万人の国として、多いのか?少ないのか?他国との比較を知りたいものです。 
ところで2月の記事でも書いたように、”1つのマレーシア民衆補助金( (BR1M 3.0) ”は口座振り込み以外はこのように政治家の手から配布される、いかにもマレーシア的なポピュリスト手法です)

【クアラルンプールなどで外国人が購入できる住宅不動産の最低価格 RM 100万が実施となった】
(政府は昨年第4四半期に発表した、2014年度予算案に関連して、外国人が購入できる住宅の価格を2014年初めから 1戸RM 100万以上の物件に限る、との方針を打ち出しました。当サイトでも既報です。ただマレーシアは連邦制ですから各州によってその実施細目は異なる。例えば、最近のニュースではジョーホール州は5月から実施するようです)

内閣府直下にある経済計画部が、連邦直轄領においては外国人が購入できる住宅の価格を 1戸RM 100万以上の物件に限るとの制限を3月1日から実施すると発表したとのことです。(注:連邦直轄領とはクアラルンプール、プトゥラジャヤ、ラブアン島です)

マレーシア住宅購入者協会の幹部は、この決定を大いに歓迎すると表明しました。「この決定は我々の協会が政府に提案したことの1つでもある。」 「現在コンドミニアムの価格が1ユニット当たりRM 50万を超えているところもある。 」 「外国人購入者を狙った価格の不動産業に我々マレーシア人が追随していくならば、我々が住宅を買う時にたいへん苦しいことになる。給料の上がり方は住宅の価格上昇についていかないと誰もが語る。」

2009年6月に外国人の購入できる住宅価格が最低RM 25万と定められた。そして2010年1月からその最低価格がRM 50万に引き上げられました。

一方、マレーシア不動産デベロッパー同業者組合の会長は主張する、「(外国人が買える最低価格を1戸あたり RM 100万に設定した)この決定はクアラルンプールにような都市中心地では問題ありません。しかしこれを全国一律に適用しないように希望します。」
「住宅価格の上昇は、外国人がやって来て購入することで不動者業者やデベロッパーが大きく儲けているからではありません、物価の上昇と通貨の傍聴がその理由です。」 「実際外国人がマレーシア不動産を買うのは少ないのです。」

(Intraasia 注:政府は昨年外国人の購入者による最低制限価格 RM 100万を決めたのですが、これまでの報道から判断するとまだ全国の州ではあまり実施にいたってない、と推測できそうです。デベロッパーの団体は自己弁護の論理を展開してますな。)

参考:上記2つの記事の内容を理解するうえで参考になる情報として、少し前の記事ですが、今回載せておきます。
【マレーシア国民間にある貧富の差が拡大している】

貧富間の差を見たとき、マレーシアはアジアでその深刻度が高い国の1つです。 例えばマレーシアのジニ係数は、世界銀行の統計で2009年が 0.462です。 なおマレーシア官庁の出している数字では 0.441になる。
(Intraasia 注: ジニ係数の説明をネットで探せば、所得・資産分配の不平等度などを示す指標の一つ。係数は0と1の間の値をとり、値が0に近づくほど平等さが増し、一方値が1に近づくほど不平等度が高くなる、のような解説が見つかります)

アジア開発銀行の調査からです: マレーシアの貧困人口の比率は、1990年の10%から 5%を下回るまでになった、2004年には5.7%、2009年には3.8%。 ただし都市部と田舎部での貧困比率を比較すると悪化しており、その差は4.9倍にもなる (下記の統計を参照)

2004年から2009年までを収入階層別に比較
下位20%の世帯が全世帯収入に占める割合は 6.5%から4.5%に下がった。 中位層である60%の世帯が全世帯収入に占める割合は48.8%から44%に下がった。ところが上位20%の世帯の全世帯収入に占める割合は44.8%から51.5%に増えた。

国民の収入増加はゆっくりとしている。国民の間における貧富の差は拡大しており、全体の15%に過ぎない富裕層が社会の富の80%を所有している。85%の一般大衆の年間平均収入はUS$1623です。この2つの階層の収入を比べるとその違いは 22.7倍にもなる。

米国の中央情報報告が示しているように、マレーシアの世帯収入は分配面で非常に不平等である。 最も豊かな(全体の)10%の世帯がマレーシアの総世帯収入の 30%を占めている。その一方下位 50%の世帯が総世帯収入に占める割合は 20%に過ぎない。

さらに別の報告書は指摘する、マレーシアの貧困率は大いに減少した。しかしながら下位40%の世帯収入は依然として少ない。 とりわけ田舎部の世帯である。それと同時に上位20%の世帯の収入はその伸びが最も高くなっている。下位40%の平均世帯収入の伸びは緩慢である。 これらの傾向は1990年以降顕著になっている。

マレーシア統計庁の資料を見ると、現在総世帯中の40%が平均月間世帯収入でRM 3千に届かない。即ちそういう世帯では2012年の平均年間収入額はRM 3万となる。
こうした不平等な富の分配の下では、恐らく半数近い国民にとって生活は苦しいことでしょう。

Kelly Service の調査が示していること: マレーシアで給料は10年前から顕著な増加は起きていません。過去10年間のマレーシアの平均給料の増加率は2%から6%という小幅なものです。全就業人口の34%が、収入額の面で国家の定める貧困水準である(月)RM 720です。

注目すべきことは、マレーシアは世界的にも認める、典型的な”中間所得の落とし穴にはまった”国家の1つです。 中でも収入分配の均衡がなされていないのがその原因の1つであると見なされる。

マレーシアの貧困水準以下の人口割合 -2009年時点
全体の3.8%になる、 その内で都市部では1.7%の比率、田舎部では8.4%の比率です。
参考:2010年のタイでは、 全体の7.8%が貧困水準以下であり、都市部では3%、田舎部では10.4%の比率になる

マレーシアの平均月間世帯収入を3つの階層別に比較
1980年: 下位40%世帯 RM 377、 中位40% RM 1016、 上位20% RM 3354
2008年: 下位40%世帯 RM 1222、 中位40% RM 2957、 上位20% RM 8157

3月2日のマレーシア記事

【ペナン州の第2大橋が正式に開通した】
ペナン州の本土側のBatu Kawang とペナン島の Batu Maung を結ぶ第2大橋の開通式が1日夜行われました。

開通式典に臨んだナジブ首相は演説しました、「この橋は東南アジアで最長です。ですから単に第2大橋と呼ぶのでは十分重みを感じさせない、そこでこの橋に現国王の名前を取って ” Sultan Abdul Halim Mua'dzam Shah 橋” と名付けます。」 
これに先立つ2月24日にイスラム教NGOグループ連合はこの命名を提案していました。

ナジブ首相はまた新大橋の通行料について、開通1か月間は無料とすると発表しましたが、その後の通行料に関しては語りませんでした。
新大橋の営業権保有会社である Jambatan Kedua Sdn Bhd は既に述べていました。「通行料は連邦政府が決めることになる、なおその料金はRM 7を超えるがRM 10を上回らないでしょう。」 理由として第1大橋の全長は 13.5㎞ですが、新大橋の全長は 24kmであることをあげていました。

新大橋の建設費はRM 45億です。この開通でこれまでの大橋の交通量は25%ほど軽減されることが期待されています。日交通量として8万台から10万台の車が利用することが予想されています。

ナジブ首相は演説の中で述べる、「第2大橋を建設する構想は最初1985年に当時のマハティール首相が明らかにしました。その後後継者のアブドラー首相が、第2大橋の建設地を島の南部にすることを決めました。このプロジェクトを続けていったのはアブドラ首相の貢献が大きい。」 

 第2大橋の建設プロジェクトは、当時のアブドラー首相が2006年の第9次マレーシア計画の下で公式に発表しました。そして2008年11月に実際に建設が始まりました。

この建設を請け負ったのは、中国の China Harbour Engineering Co Ltd と マレーシア企業の UEM Builders です。当初の計画では2011年11月の竣工予定でしたが、その後数回竣工期限が延長されました。 新大橋の99%は2013年末までには既に完成しており、最後の過程が2014年2月に完成しました。

penang_2bridge.jpg

参考:ペナン島と本土側に架かる2本の大橋の位置関係と基本情報を読者の方に知ってもらうために、あるマレーシアサイトから画像を勝手に借用してここに載せておきます。なおブログページの表示スペースの関係で画像の右側がかなり削られていますが、画像だけをダウンロードすると全体像がご覧になれます

(Intraasia 注: 2年程度の竣工遅延は取り立てて深刻な問題は起こしていないし、これぐらいの遅れはまあ許容範囲でしょう。何はともあれ第2大橋が開通して結構なことです。総工費がKLIA2 のそれとほぼ同額であることが興味深い。ペナン島と本土側を結ぶ交通の流れが少し変わることで,島内での交通の流れも影響を受ける。既に数年前から島側の Batu Maung地区では開発が盛んになっていました。不動産が一躍高騰し始め、高級な住宅がどんどん建設されている。本土側のBatu Kawang地区はパームオイル農園や昔ながらの漁村だったようですが、そこも一変しつつある。
イントラアジアは両方の地区を訪れたことがある、Batu Maung地区はこれまで空港の裏手にあたり、訪れる観光客などはまずいなかったはずです。第2大橋の建設模様を見るためにBatu Maung地区をバスで訪れた時、最良の眺め場所は戦争博物館のある丘からだとわかりました。詳しくはIntraasia ホームページのペナン州ページに前から載せている。
ナジブ首相が第2大橋に正式命名しましたが、人々の会話中でこんな長い名前を使うことはまずないでしょう。 クアラルンプール郊外にある旧スバン空港には90年代から正式名称がありますが、依然として人々はスバン空港と呼びます)

【違法にビジネスを営んでいる外国人を集中して取り締まる】
(不法外国人労働者を取り締まる全国的作戦が2月初めからずっと行われている。最近内務大臣が、マレーシア人が持つ商売免許を利用して商売を営んでいるなど不法ビジネス行為を行っている外国人の取締りも集中して行うと、明らかにしていました)

その第1日目の合同取締り作戦を1日夜クアラルンプールで行い、500人ほどを調べて 190人の外国人を逮捕しました。その内17人は女性です。190人は正規の書類なしにまたはマレーシア人が所有する場所で商売を営んでいました。
逮捕者の国籍は、ミャンマー人が81人、バングラデシュ人が25人、ネパール人が28人、インドネシア人が15人、インド人が4人、パキスタン人が3人、スリランカ人が2人、などです。

取締りは 160人ほどのImigresenの係官に加えて 、国民登録庁、自衛警団Rela, 反汚職庁、クアラルンプール市庁からも係り官が参加して、クアラルンプール中心部の(外国人労働者街である) Jalan Silang 界隈で行われました。内務大臣は語る、「逮捕者の中に、国連難民認定証を持っているミャンマー人がパブを経営していた。」 「マレーシア人は自分で商売を行いなさい、その免許を外国人に貸すようなことは止めなさい。」

以前から行っている不法外国人労働者の全国取り締まり作戦では、これまでに6293人を逮捕した、さらに69人の雇用者も逮捕した、そして6116人を本国送還した、と内務大臣は明らかにしました。

(Intraasia 注: ビジネス免許の持ち主が自分で商売せずに名前だけを貸して労せず儲ける、というのがアリババ商売です。これはマレーシア人が昔からやっていることであり、その対象に近年は外国人労働者も含めているということです。 ところでJalan Silang はその規模が最大なことから有名ですが、ミャンマー人などが商売しているのはJalan Silang 界隈に限りません。Intraasia の地区でもとっくに彼らは商売を始めている、恐らく99%違法行為だと思いますけど。マレーシアの外国人労働者の世界は一つの民族だけで数十万人の規模になっているので、外国人自身が外国人労働者を相手にした様々なビジネスを展開している。商才、コネの上手い人間はどこにでもいるものだといつも感心します)



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