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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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10月31日のマレーシア記事

【違法伐採者にむち打ち刑を科したい】
マレーシア反汚職委員会 (SPRM) は、国内でずっと起きている違法伐採活動を阻止するための行動として、違法伐採者に対して鞭打ち刑を適用することを提議しています。

委員会の執行部門の副局長は語る、「こういう違法伐採者らが何百万リンギットもの金を大儲けしている時に、少額な罰金とわずか1日の懲役を科すだけでは、違法伐採の活動を依然として自由に行わせることにつながる。」
「罰金は効果的ではない。懲役でさえ(違法伐採を)阻止するのに不十分であるならば、もっと重い刑罰を研究しなければならない、そして与える罰行としてふさわしいのであればむち打ち刑もこれに含めます。」

「私は既に反汚職委員会の起訴部門の長に、軽い刑罰しか受けない犯罪者には(重い刑罰を)請求するようにと、指示を出しました。」

(Intraasia 注:マレーシアには汚職を専門に扱う、執行且つ検察機関があります、それが反汚職委員会です。警察と同じく捜査権を持ちます。
マレーシア反汚職委員会 (SPRM)サイトを見ると、逮捕者の月別統計が載っている。21014年は
1月 28人、2月 50人、3月 43人、4月 43人、5月 43人、6月 20人、7月 28人、8月 22人、9月 79人、
公務員の比率が最高は9月の 66%、次いで5月の58%、 最低は4月の26%、
最近サラワク州での違法伐採のニュースが載っている、クランタン州やケダー州など半島部でももちろん昔から起きている。保護森林での伐採のようなことが、どこにも察知されないというのはいかにもおかしい。なんらかの口止め行為があってもおかしくないと思えてくる。)

【クランタン州は事業者に義務つけているイスラム教の服装規定における罰則を実施する】

クランタン州の自治体当局は、商売施設にイスラム教の服装規定を適用するという警告とともに、州内の商売施設に対する新たな論争事を始めました。

州内の自治体は(身体に関する) Operasi Gempur Aurat 取締りを開始しました。頭部にトゥドゥンを着けない、身体にぴったりした衣服を着る、そういう女性事業主や女性従業員に科す罰金額は最高でRM 500 になる。
この自治体規則が適用されるのは、自治体から営業免許を受けている市場(いちば)、スーパーマーケット、飲食店、その他全ての商業施設で働くムスリム女性です。

非ムスリムの事業主にも、ムスリム女性従業員がこの服装規定に違反した場合罰金を科される場合がある、なぜなら商業施設の中には女性従業員にぴっちりしたユニフォームや半袖を身につけさせているからです。

コタバル市の青年女性イスラム教発展委員会の議長は語る、「一般市民からの苦情にこたえて取締りを行います。服装規定は自治体当局が交付するビジネス免許の規定の一つです。」
9月に Ops Aurat Attack取締りが始まってこれまでに、34人の違反者に罰金が科されました。議長によれば、コタバルでの取締りは12月に終わるとのこと。

コタバル市イスラム教発展理事は説明する、「知らなかったという言い訳は受け入れません、服装規定はビジネス免許に明確に記されているからです。」 「コタバル市はイスラム教観点から事業主がその事業を行うに上にあたってコースに参加することを事業主に義務付けします、これは非ムスリム事業者も含まれる。」
「規定による取締りを実施する前にまず教育することを率先して行います。」 「3千人の事業者がこのコースに参加した。さらに1万人が順番待ちリストに載っています。」

2010年の(国家による)人口と住宅調査では、クランタン州の人口は140万人でした、内訳はムスリムが96.8%、仏教徒が2.5%、キリスト教徒が0.2%、ヒンズー教徒が0.2%、その他が 0.3%でした。

(Intraasia 注:コタバルだけでなくその他クランタン州自治体でも実施されるのかは言及されていない。なおこの種の違反取締りは、コタバルの事業主によれば、以前から行われているそうですが、今回は大々的にやるようです。マレー人が圧倒的多数派であるクランタン州はイスラム政党 PASの牙城であり、これまでにもその都度西海岸側の人たちから批判されながらも、いろんな規定を施行してきた。例えばスーパーでの男女別のレジカウンター、男女が隣り合って座ることからシネマが存在しないこと、など。
コタバルを訪れてよく観察すれば、トゥドゥンを身につけないムスリム女性を見かけるのはごく少ない。KL圏であれば、上は長袖だが下はぴっちりしたジーンズ姿の若いムスリム女性を目にするのは珍しくないが、コタバルではやはりずっと少ないとの印象を持つ。ただ身体にぴったりした服装基準というのは、どのように判断するのかはわかりませんので、見かけるとも見かけないともいえる。)

【アンワル元副首相の裁判は来週に続く】
アンワル元副首相の第2の男色行為裁判を審理している連邦裁判所は、審理の日程を修正して来週11月3日に継続することになりました。

検察側は検察の申し立ては4日まで続くであろうとみています。「アンワル元副首相被告は、ナジブ首相から取り調べ官まで、あらゆる人たちを批判している。」と筆頭検察官は裁判で陳述しました。

(Intraasia 注:裁判開始前には、数日で結審するかのような報道でした。1週間で終わらずに2週間目に入るということになった)
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10月30日のマレーシア記事

【ペナン第2大橋の通行料を値下げする予定はない】
(第2ペナン大橋、全長24km、は総工費RM 45億をかけて建設され、今年開通しました)

公共土木省の大臣は国会で野党議員の質問に答えました、「政府として現在、ペナン第2大橋の通行料を引き下げることは考えていない。またペナン州民が Touch‘N Goカードを使用してこの橋を通行する場合、20%割り引くという案も計画していません、それはこのことは政府の財政負担に影響を与えるからです。」

「第2大橋の建設費と運営コスト、交通量、営業権取得会社への営業許可期間とその契約などの諸点を考慮して、橋の通行料を決めたからです。」
「第2大橋はその建設費用とペナン大橋より10㎞ほど走行距離が長くなることを考慮すれば、第2大橋の通行料が高いとは思いません。」、

(Intraasia 注:イントラアジアはペナン第2大橋建設中からペナン島の Batu Maungまで 2回見に行きました、ホームページに写真を掲載。ただし島内乗合いバスしか足がないので遠方から橋を眺めるのは楽ではありません。第2大橋の自動車通行料は以前の記事ではRM 8.50となっている。期待する程通行量が増加していないということで、値下げ論が出ているのでしょう。橋の乗降口からジョージタウンまでかなりの距離があるので、ジョージタウンに用のある車は依然としてペナン大橋を使うのでしょう、しかし観光やその他目的なら第2大橋の利用が良さそうに感じる。第2大橋を渡る手段がない者として、Rapid Penang バスが島側と本土側を結ぶ、第2大橋路線を設けて欲しいなと願っています)

【全国にある違法ギャンブルセンターの取締りを徹底して行いなさい】
警察庁長官はつい最近全国の警察組織に対して、違法なギャンブルセンターを7日間で取り締まるようにと、号令しました。まもなくその期限が来ます。
警察本庁の刑事警察部門の長は語る、「全国各地方の警察組織の協力の下、警察はこの任務をやり遂げる能力があると思う。」

警察長官が、国内の全ての違法ギャンブル場・センターに対する全面宣戦をするべく各州警察のトップに対して指令を出したとの報道が最近ありました。各地区警察の責任部署の警官は、それぞれの管轄地区内にある全ての違法ギャンブル場を1週間内に閉鎖させるように、もし任務を怠れば処分を受けることになるだろうというものです。

(Intraasia 注:違法ギャンブル場・センターなど名称は多少異なれど、その施設で行われてる違法活動は同じようなものでしょう。オンラインにつながったデスクトップパソコンを客に使わせてのギャンブル行為、ゲーセンにあるような立体的な種々のギャンブル専用機、それ自体が違法、で客に金をかけさせる、さらに昔からある半分手作りのギャンブル機、恐らくこの3種が主流でしょう。1990年代の昔は、薄暗く、いかにも場末のギャンブル場という風体だったが、近年はその種の店が減って、高級感を出した違法ギャンブル場が増えているようです。地下経済で暗躍するボスたちが経営している店ばかりです。
当サイトの読者はほとんどこういう面はご存じないでしょうが、大衆社会の賭博好き人口にはかなり広がっている、だからこそ警察長官は号令を発する。取り締まられても取り締まれれてもこの種の裏ビジネスは復活する、賭博したい人たちには事欠かないし、警察の取締りは長続きしないし、ボスは捕まらないからですね。 詳しくは書きませんがイントラアジアは長年こういう分野も観察してきたので、時々記事として載せています)

【ムスリムの離婚数】
(2014年4月14日付けに 【マレーシア人の結婚数と離婚数、及びそのムスリムの組数と非ムスリムの組数】という記事を載せましたので、参照してください。なお離婚総数の数字で、以下の記事で載せたものとわずかな違いがある。理由はわかりません。)

シャリア司法制度庁がまとめた統計による、ムスリムカップルの離婚数 
全国: 2011年 43137組、 2012年 47779組、 2013年6月まで 22165組、
州別の離婚数(上記数字の内訳です、4つの州は省略しました)
ジョーホール州: 2011年 4556、 2012年  5152、 2013年6月まで 2435,
ケダー州:2011年 2113 、 2012年  3602、 2013年6月まで 1570
クランタン州:2011年 4466 、 2012年  4577、 2013年6月まで 2099
パハン州:2011年  3218、 2012年  3399、 2013年6月まで 1686
ペナン州:2011年 1995 、 2012年   2021、 2013年6月まで 933
サバ州:2011年  2607、 2012年  2898、 2013年6月まで 1361
サラワク州:2011年 2008 、 2012年  2296  、 2013年6月まで 914
スランゴール州:2011年 8138 、 2012年  9045  、 2013年6月まで 4437
トレンガヌ州:2011年  3509、 2012年  3514、 2013年6月まで 1563
クアラルンプールなど連邦直轄領:2011年 3384、 2012年 3378、 2013年6月まで 1629

シャリア司法制度庁の長官は、ムスリムが離婚する原因として7つの要因をあげます:
宗教または文化の問題、性的能力・関心、第3者が存在、夫または妻が無責任、健康の問題、社会的または道徳的または経済的問題、

(Intraasia 注:スランゴール州が最多だが、これは同州が人口最多州であることを反映している)

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10月29日のマレーシア記事

【アンワル元副首相に対する第2の男色行為裁判における審理が連邦裁判所で始まった】
最高司法機関である、連邦裁判所はこのアンワル元副首相の第2の男色行為裁判では、5人の裁判官で審理に臨みます。連邦裁判所長官と3人の連邦裁判所判事及び控訴裁判所長官の5人です。

検察側は(異例なこととして)著名な弁護士である民間弁護士を検察官として起用しています。

被告アンワル元副首相側は今回から筆頭弁護士に、2010年に退職した元連邦裁判所判事が加わりました。これはずっとアンワル元副首相の筆頭弁護士を務めていた(有名な)刑事弁護士Karpal Singh、民主行動党DAPの議長でもあった、が今年4月自動車事故死したからです。

(Intraasia 注:連邦裁判所が5人の裁判官で審理するのはめったにないことだそうです。 検察側がわざわざ民間弁護士を起用するのは稀なことに違いありません、。アンワル元副首相側はこの元連邦裁判所判事を筆頭に実に10数人の弁護士チームだそうです。 その費用だけでも相当なる額でしょう。プトゥラジャヤの 裁判所のあるPalace Of Justice の外側には連日アンワル元副首相支持者が詰めかけ、警察部隊が多人数で警備している。といったようにこの構成を見るだけで如何に両陣営が力を入れているかが感じられる。)

【高架電車LRTの Ampang 路線では2015年に新車輌の使用を始める】

(クアラルンプールの公共電車バス網 RapidKLの運営会社は、国家資本の会社である Prasarana Malaysia Bhd の翼下にある)

同社は、新車輛を中国の電車製造会社  CSR Zuzhou Electric Locomotive Co Ltdから購入すると発表しました。 まず30編成を購入します、次いで20編成を追加契約しました。これはAmpang 路線の延長プロジェクトにそったものです。
(LRTの Ampang 路線では運行開始以来同じ車輛で運行している。) Prasarana Malaysia Bhd は、この現在の車輛、6輌編成、を交替させることになります。

新車輌はまず2015年5月から30編成が徐々に引き渡されることになる。2015年7月末には(その内の一部であろう)新型編成電車が実際の路線を走る予定です。

新車輌には、監視カメラ、非常時に割れる窓ガラス、非常時の喚起、火と煙の感知システム、電車運行の自動監視システムなどの機能が備わっている。また車内にはLCDの情報画面、車いす用のゆったりしたスペースも設けられている。

RapidKL LRT Ampang路線は、1996年に Star-LRT として開通しました。その後 2002年に (国家資本の)Prasarana が全てのLRT路線の経営を引き継ぎました。
Prasarana の翼下のもう一つのLRT路線 Kelana Jayaも現在路線延長工事を進めており、新車輌も購入します。

(Intraasia 注:上記で購入する電車の編成は 6輌だと推測される。 マレーシアで初の都市内運行電車として登場したのが、現在の  RapidKL LRT Ampang路線です。経営だけでなく駅もプラットフォームもかなり変わったが車輛だけは当時から変わっていない。金属製のため滑る座席が特徴です。 Kelana Jaya 路線と違って有人運転であり且つ現行でも車輛はゆったりとしている。一番の難は車輛横に行き先が掲示されないので、Ampang行きなのかSri Petling行きなのかがすぐに判断できないことです。これは Kelana Jaya路線の車輛でも同じで先頭と後尾車輛だけに表示がある。 それにしても、また中国製の電車になるのかあ・・・・・・。マレー鉄道のKTM Komuter電車の新型車両も中国製車輛です。)
追記:なおKL -イポーの都市間電車は、読者のいちにのさんから指摘があったように、韓国製ですので、訂正しておきます。

【サラワク州 Bramダム建設阻止の現場】
サラワク州では新たなダム建設を12か所で行うプロジェクトあります。これは(州首相の座に30数年就いていた後に今年州首相を引退した)前州首相Taib 時代に決まったものです。(10月25日の記事で載せた) サラワク州北部奥地の Baram ダム開発、建設費RM 40億、はその1つです。

ダム建設を阻止するために、先住民族、Orang Ulu族、の人たちが設けた道路封鎖を突破しようという者たちが現れたことで、現地の状況は緊張していると、非政府組織 Save Sarawak River(サラワク州の川を守れ )は伝えている。「我々の道路封鎖の場所にトラクターを持ち込むことに成功した者たちがいることに気がついた。恐らく別の道路を使ったのだろう。」 「我々は道路封鎖の場所から立ち去りません。」 「警察などに逮捕された者はいません」

サラワク州首相が交替しても、ダム建設のプロジェクトは計画されたように続行するようです。
2013年10月に、 Baramダム建設で影響を受けることになる先住民族たちは共同で、(建設予定地に続く)道路に障害物を作って、 Sarawak Energy Bhdの建設労働者が到達できないようにしました。

(Intraasia 注:目立たないニュース記事です。アンワル元副首相裁判やガソリン価格などの注目を浴びるニュースに隠れて、どれくらいの国民がこういう少数民族の生存権をかけた抵抗に目を向けるだろうか)

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10月28日のマレーシア記事

【アンワル元副首相に対する第2の男色行為裁判における連邦裁判所での審判開始】
(アンワル元副首相は、2008年6月に私設秘書役の青年男性に対して男色行為を行ったとして起訴されました。裁判は一審、二審と続き、最終的に国の最高裁である、連邦裁判所での裁判が10月28日から数日間の予定で始まります、この最後に判決が予想されています。この裁判はアンワル元副首相の第二の男色行為裁判と一般に呼ばれており、最初の男色行為に関する1990年代末の裁判では、最終的にアンワル元副首相は有罪となって刑務所に収監された。 刑務所で数年間をすごした後、釈放されたアンワル元副首相は政治活動を公的に再開し、現在では国会議員です。同時に民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者として政権奪取を目指してきた。
この過程の中で、前回とは全く別の男色行為をしたという理由で、彼は起訴された。 高裁は2012年1月の判決で被告は無罪とした、しかし検察側が控訴した今年3月の控訴裁判所判決では有罪、懲役5年の判決が出た。
仮に第2の男色行為裁判で有罪になれば、彼の政治生命は絶たれると見られているようだ。アンワル元副首相が作った人民公正党PKRを中心としたアンワル元副首相支持者陣営は、この起訴は権力側の捏造だとして、裁判そのものを批判してきた。警察と検察側はもちろん事実に基づいて起訴したと説明している)

連邦裁判所での裁判と判決が始まる前夜の27日夜、アンワル元副首相はマラヤ大学構内で集会を開き、集まった2千名ほどの学生らを前に演説しました。この集会は大学当局は許可をしませんでしたが、学生らは校門の柵を押し倒して、キャンパス内に入りました。

連邦裁判所のある プトゥラジャヤのPalace of Justice の前には、28日朝からアンワル元副首相の支持者が集まりました。警察は人々が裁判所建物内に入らないように封鎖しています。

裁判開始前にアンワル元副首相は、法廷の傍聴に赴いた各国の大使館員と話しをしました。公正党は既に、オーストラリア、英国、フランス、インドネシアなどの大使館宛てにこの裁判結果を注視してくれるようにとの、書簡を送ったとのことです。

(Intraasia 注:何につけても民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者であるアンワル元副首相がこの裁判でどういう判決を受けるかで、今後の政局にも大きく影響すると言われる。政治裁判の様相があり、国内では非常に注目を浴びる裁判です。アンワル元副首相は海外にも知己が多いので、それも利用して裁判のあり方を知らしめる狙いもある)

【時期未定来年からの新しいガソリン小売価格の仕組み】
ガソリン価格の新しい国の方針を第2財務大臣が27日に発表しました。来年からは自家用車オーナーの所得によって、小売価格に差をつけることになります。

最終的な仕組みの詰めはまだなされていないが、ガソリンを給油する際の価格は次のようになるとのこと:
自家用車オーナーが月所得RM 1万を超える場合は、政府補助金が全く出ていない実勢価格でガソリン代を支払う
自家用車オーナーが月所得RM 1万からRM 5千までの場合は、政府補助金が一部出されている価格でガソリン代を支払う
自家用車オーナーが月所得RM 5千以下の場合は、政府補助金が100%出されている価格でガソリン代を支払う

給油を受ける際、身分証明書 MyKad が所得の範疇確認のために用いられるようですが、消費者から疑問の声が湧きあがっています。例えばガソリンスタンドがどのように確証を取るのか、親のまたは子供のMyKad を使ったらどうなるのか、個人の所得は秘密のはずだ、悪用して横流しが起きるなど

(Intraasia 注:こんな仕組みが公正に、効率的に、悪用なく、混乱なく、機能するとは思えませんなあ。第1に、そもそも税務署の所得把握が不十分である。第2に自分の所有でない車を他人が給油する場合をどのように識別するのか、第3に仕組みを悪用する人たちが必ずや出て来る、つまり安く買って高く転売する、第4に所得は毎年度変化する、その度に給油用データベースを更新するのだろうか)

【陸上公共交通委員会(SPAD)の取締り官も拳銃携帯するようになる】

内務省は、陸上公共交通委員会(SPAD)の取締り官が取締り任務に行う場合、取締り官に拳銃携帯することを認めることにしました。

陸上公共交通委員会(SPAD)の長は語る、「我々は昨年内務省に拳銃携帯の許可を申請した、そして今年7月に許可を得ました。」
「拳銃携帯は我々にとって最善の問題解決ではない、そこで我々は依然として警察の協力に頼ります。」 「特定の取締り官だけに拳銃を携帯させます。」

先週ランカウイ島で、SPADの取締官チームが、道路上で交通封鎖の際に違法白タクなどから暴行を受けた事件が起きました。これはランカウイ島で行われている違法なレンタカー営業と白タク運行を阻止しようとした際のことです。
この後警察は犯行容疑として11人を逮捕しました。

(Intraasia 注:昔からランカウイ島での違法なレンタカー行為は非常に盛んである。なんらビジネス免許もなく、且つ整備記録もない自家用車を安値で短期賃貸している。波止場ではこの種の男たちが客待ちしているぐらいです。さらに白タク行為もある。ランカウイはバスが1本も走っていない、タクシーはかなり割高であるという事実も少なからずこの背景にある。 
普通の交通違反に関係しない道路交通、路上の露店、河川の砂利採取、森林保護、ディーゼル油輸送、などの取り締まりは一般に警察は行わない、各担当官庁が行う。その際、取り締まられる側が攻撃的になる、用心棒を雇うという例が昔から後を絶たない。取締り官が拳銃を携帯するのは止むえないでしょう)

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10月27日のマレーシア記事

【KLに竜巻が起こるという警報は発していないと、気象庁が否定声明】
クアラルンプールとプトゥラジャヤで竜巻が起きるとの警報をだしたことはない、とマレーシア気象庁は否定の声明を出しました。

気象庁の副長官は述べる、「人々はこの噂にうろたえないようにしてください。」 「竜巻に関して気象庁が発したというのはうそですから、そんな情報をまき散らすのは止めなさい。」

この数日以内に竜巻がクアラルンプールとプトゥラジャヤを襲うという警報を気象庁が出した、とソーシャルメディアではこのところにぎやかでした。

(Intraasia 注:いろんな噂やデマがソーシャルメディアで次から次と湧き上がっているそうです。それにしても気象庁がこの種の警報を発した、発しないということは、天気予報なり、気象庁のサイトを見ればわかることなのになあ。 マレーシアで気象情報はテレビとラジオで頻繁に提供されないし、そもそも気象情報を重要視する社会意識は薄い。こういう背景があるから、偽の警報情報でもまことしやかに流布されるのでしょう)

【華語教育界を運営・経営する総組織で内紛の兆し】
(董總はマレーシアの華語教育を経営・運営する組織の総連合体ともいえる全国組織として、華人界の最重要組織の1つです。中華中学校はこの翼下にある。)

董總を各州で構成する董聯會は、6つの州の董聯會が董總の臨時大会開催要求を出しました。一方パハン州やトレンガヌ州の董聯會は大会開催の必要はないと表明しました。

6つの州は董總の副議長の解職を要求しており、一方それに反対する勢力もあり、董總は分裂の様相を示している。
董總の事務局長は説明する、「董總の規定では、臨時大会の開催には5つの州の董聯會からの要求が必要であると定めているので、既にこの規定を満たしている。」

臨時大会の開催要求陣営は、副議長は董總の組織原則に背いておりまた華語教育に不利益をもたらしている、従って臨時大会で副議長の不信任を決めたいと主張しています。
6つの州とは、ジョーホール州、マラッカ州、ペラ州、ペナン州、ケダー州、ペルリス州です。

(Intraasia 注:華語新聞は華語教育界のいわば上部構造ですから、関連ニュースを細かに伝える。董總は華語新聞の記事を理解する上での必須知識の1つです。董總の現議長は相当強引な運営をしているようであり、前々から内部での不協和音と外部からの批判も書いてあった。それが表面化したということでしょう。マレー人界でウルトラマレー民族主義者が一定の影響力を持っているように、華人界では華語至上主義者が大きな影響力を持っている。この現議長にはまさにウルトラ中華主義者との印象を持つ。副議長は議長と不協和音らしいので、議長派の州董聯會が大会開催を要求したというニュースです)

【国民型小学校はマレーシア語学習を向上させなさい】
”マレー世界ムスリム世界”という組織の議長(マレー人)は記者団に答えて主張する、「国民型小学校(SJK)はマレー語を教える、学ぶシステムを見直すべきです、そうすることで生徒間のマレー語取得を向上させるべきです。これは早急に行うように。」

「マレー語は大変重要です、人々をまとめていくための媒体であるし、さらに国家の欠かせないアイデンティティーなのです。」
「マレー語を軽んじることに言い訳はしない、例え国民型小学校においてもです。実際、マレー語を教えることは華語やタミール語に比肩すべきです。」

マレーシア国民大学(UKM)のマレー世界と文明研究所の教授(華人)は、報道によれば次のように語りました、「国民奉仕訓練プログラムの参加者14000人中の604人は、マレー語が話せなかった。その中にはSPM試験でのマレーシア語の科目に合格している者もいたのですが。」

教授はさらに続ける、「非マレー人の青年で国語マレー語を話せない者の数が今後増えていくのかもしれない。なぜなら華人生徒の90%ほどは国民型小学校で学ぶからです。」

上記の議長は言う、「見直さなければならないことの1つとして、もっと効果的な教える技術のことがある。一方国民型小学校におけるマレー語授業時間を増やす必要がある、そうして非マレー人生徒の間でより流暢になるようにさせるべきです。」
「国内の生徒は全てインドネシアのような国を見習うべきです。インドネシア語は華人を含んだ多民族なインドネシアにおけるコミュニケーション言語なのです。」

(Intraasia 注:Bernama通信社配信記事です。国語マレーシア語は常に両方からせめぎ合いを受ける対象となってきた、つまり英語崇拝者と華語崇拝者の双方から。”マレー世界ムスリム世界”というのがどういう組織か知りませんが、話している内容は典型的マレー民族主義者です、彼らはマレーシア語と呼ばずにマレー語と呼ぶのも特徴の1つです。上の記事で紹介した董總は華語至上主義の組織の代表であり、建前としての国語を否定するような発言は決してしないが、実質は主張と行動を見ればわかる。 英語崇拝思考はマレー人界にも華人界にもインド人界にもサラワク州にもサバ州にも極めて根強く、国民の数割を占める。
言語を巡るせめぎ合い、言語論、国民型小学校や中華中学などの教育制度の説明に関して、言語相対主義に立つイントラアジアはこの10数年間で百万字近くは書いてきたはずですので、ここでは論じません。
 国民奉仕訓練プログラムは中学5年を終えた年齢の男女国民の中から無作為に選んで、全国各地の訓練場で3か月間の共同生活と訓練を施すプログラムです。なおマレーシア語やマレーシア歴史の学者として華人名が言及されるのは珍しいことではありません。しかしマレー人、インド人で華語、中華文化の学者というのはマレーシアでは、皆無とは言わないがまず耳にしたことがない。)

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10月26日のマレーシア記事

【犬に触りたいイベントの主催者が記者会見を開いて釈明し陳謝した】
「犬に触りたい」イベントの主催者であるマレー人男性は、(強烈な反発と批判活動が巻き起こって以来初めて公開の場で口を開く形で)記者会見を行いました。
この場でイベントが抗議活動を引き起こしたことに関して、正式な陳謝を表明しました。

彼は、このイベントはムスリムが犬に対する恐れを克服することを助けること、一たび犬に対して困ったらイスラム教の規定に沿って手助けすること、を狙いとして行ったと説明しました。「ムスリムに犬をペットとして飼うことを奨励しているわけではありません。」 

「イベントは教育的なことを意図しており、ある方面の人たちが避難しているようなリベラリズムを奨励したものではありません。」 「一部の人たちの困惑と不満を引き起こしたことに関して、非常に申し訳なく思います。」

このイベント主催者は、記者会見が終わると直ちに会場を離れました。彼の弁護士が明らかにしたところでは、彼は多くの脅迫電話を受けた、中には殺すとの脅迫もあった、そこで身の安全を考慮して記者会見現場を直ちに去らなければならなかった。」
「主催者の彼は多くの脅迫を受け取ったことに関して、警察に訴え報告を出し同時にマレーシアマルチメディアとコミュニケーション委員会へ報告した。」

別新聞の記事
(主催者の彼が会場を離れた)その後、もう一人の主催者であるマレー女性が、メディアからの質問に答えました、「イベントへの反発は現場に居なかったメディアがひどい報道をしたことが寄与している。我々はまた、ムスリムが犬を触った後に身体を清める行為(sertu というそうです)の写真が全くメディア報道に含まれていなかったことを遺憾に思う。」

「このイベントは一つのことを達成した、それはムスリムがなぜ犬をペットとして飼えないのかを非ムスリムがよりよく知ることになったからです。」
「我々主催者は既にスランゴール州イスラム庁(Jais)とスランゴール州イスラム教理事会と面会をした。さらに近いうちにマレーシアイスラム教発展庁(Jakim) と会います。」

(Intraasia 注:当サイトでは既にいくつかの関連記事を載せました。現在のマレー人界に流れる潮流を示す、たいへん興味深い、そして非ムスリムにも比較的わかりやすい例だからです。日本人読者の方には、クアラルンプールやペナンのショッピングセンターやリゾートで目にする風景とは違う、マレー界の底流が表面化した一面を紹介するのに好例となる。
 このイベントに参加したマレー女性の少なからずの人がソーシャルネットワークのサイトに犬との写真をアップロードしたとのこと、しかし反発がみるみる大きくなったことで一斉にハラスメントを受けることになり、ほとんどの人が写真を削除したと、昨日のメディアに載っていた。日本を含め色な国で起きているソーシャルメディアによる多勢による且つヒステリックな攻撃風潮は、マレーシアでも同様に起こっている、今後も起こるということです。)

 【マレーシアの石油】
財務省副大臣が明らかにした石油に関する数字です。
マレーシアが産出する石油量は、高品質石油を 日に 700バーレル、これは輸出用である
マレーシアが輸入する石油量は 日に 600バーレル、これはレギュラーガソリンなど一般使用目的である

(Intraasia 注:2013年の国庫歳入は、石油からの収入に 約30%を依存している、さらにこれに 国策石油企業Petronas が収める法人税、配当金など間接的なものを含めれば、国庫歳入の約4割を天然ガスなどを含めた広義の石油関連から得ていることになる。 マレーシアは産油国としてはあまり知られていないながらも、石油関連収入の依存度が高い国です。 その一方石油を輸入もしているということです。天然ガスは輸出だけのはずです、その主要輸出先が日本ですね)

【マレー民俗伝承の英雄を扱った記念切手を発売】
(郵便事業を行う) Pos Malaysia はマレー民俗伝承の英雄を主題にした記念切手を10月27日発売します。

このマレー民族伝承記念切手シリーズには、6人の英雄が載ります: Hang Tuah, Mahsuri, Tun Teja, Merong Mahawangsa, Tun Kudu, Tun Fatimah

1人の英雄が印刷された60セントの切手が2種で1組になっている、それが3組発売される。 さらに 3組が1枚のシートになった、発売日シートはRM 4.10 です。

(Intraasia 注:マレー伝承の民族英雄は通りの名前に付けられたり、映画やテレビの題材にもなっています。多分 Hang Tuah通りはいろんな町にあるのではないだろうか。Mahsuri はランカウイ島で井戸名になっており、観光客の訪問地の1つとなっている。
全くの蛇足ですが、この際 Intraasia 記念切手も紹介しておきます。古くからの読者の方なら恐らくご存じかもしれませんが、この切手は2008年に POS Malaysia に発行してもらった、正真正銘の切手です。左側がマレーシアの花オーキッドの図案で右側が Intraasia の図案になった 30セント切手ですよ。極めて限定数の発行でしたから市場には出回っていません(笑))

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10月25日のマレーシア記事

イスラム歴の新年
ムスリムは今日、イスラム歴(Hijrah歴) 1436年の新年を迎えました。新年の1番目の月(Muharam) 1日 Awal Muharamは 全国祝日です。

(Intraasia 注:この日はまた Maal Hijurah の祝祭と呼ばれている。 マレー社会・マレーシア語ではヒジュラ歴を使う場合アラビア語の月名を用いる、つまり最初の月はムハラムとなる。しかし一般社会ではヒジュラ歴ではなく太陽暦を使い、その場合は英語からの借用で月名を呼ぶ、Januari 、ただし綴りは多少異なる。しかしながらマレーシア語では曜日においては太陽暦でもアラビア語の借用語を使う、例えば月曜日は hari Isnin イスニン となる。 )

【サラワク州奥地のダム開発に反対する先住民族は国連に訴えた】
サラワク州北部の奥地で計画されている Baramダムによって僻地に住む先住民族 約2万人が追い出されることになる苦境に、国連が注意を向けることになりました。
注: Baramダムの場所 をクリックすると Googleマップが開きますので、場所を確認してください。

サラワク州の人権グループと全国的人権グループは先住民族に関する国連特別報告者宛てに、23日に公式書状を送りました。これは当局が、先住民族たちが設けた道路封鎖物を取り除こうとしたからです。
奥地の森林を伐採させないようにと、先住民族は Long Kesseh と Long Naah に続く道路に道路封鎖を1年前に作りました。これらの地方はミリから200㎞ほどの距離にあります。

サラワク州の川を守れ(SUARAM) と 一つマレーシア先住民族ネットワーク(JOAS)が共同でこの書状を国連に提出しました。

一つマレーシア先住民族ネットワーク JOASの議長は述べる、「国連がマレーシア政府を説得して、サラワク州指導者らにのこのダムプロジェクトを止めるようにと早急に要請する必要がある。」
「2日前にサラワク州の幾つかの庁の取締り官からなる部隊が封鎖を取り除こうとした。 この封鎖解除の試みはプロジェクトの建設を始めるために森林を伐採開始する行動の一環です。」

「彼らは森林の伐採を開始するところであり、その後森林全てを伐採して建設用地にします。」
「このようなことが許されていいのだろうか? 環境と社会影響評価調査はまだ終わっていないというのに。」 「Baram 先住民族の権利を尊重しなければならない。」

サラワク州の川を守れSUARAMの幹部は言う、「Baram 先住民族を追い出すのは不正義です、その土地は先住民族とその先祖に属するからです。」 「彼ら村人は何世紀にも渡って住んできた土地を守ろうとしているだけです。」
「政府は元々の居住者である先住民族の利益と福利を守らなければならない、。」 「国連に持ち出すのは最後の手段です。」 

このダム建設は総額RM 40億のプロジェクトであり、その場所は Long Kesseh と Long Naah の間になる。そこで少なくとも 25箇所のロングハウスに住む約2万人の先住民族を立ち退かせることになる。

 1000メガワットの発電能力を持つこのダムは、3万ヘクタールの森林を水没させます、これはシンガポールの国土面積の半分にあたる広さです。

(Intraasia 注:サラワク州政府とそれに連なる州の大中企業、さらに半島部から進出した企業は、連邦政府の了解の下、1980年代からいくつものダム開発にまい進してきた。その度に村の水没や伐採による影響を受ける先住民族が生まれ、時には村ごと移転を強要されてきたことは、これまで数多くニュースになった、とりわけ欧州など国外において。日本でもこの出来事を伝えるマスコミ記事が現れ、本にもなっている。
しかしマレーシア国内、とりわけ半島部からの反応は鈍い。犬に触る、触らないといったことには熱心なマレー人界は、サラワク州先住民族の問題には興味を払うことが非常に少ない。 材木産業の多くは華人企業であり、サラワク州経済の最大パイを握る華人界は、ごく一部の環境団体や人たちをを除いて、華人界としては先住民族の立場に立たない。華語教育を守れ運動には異常なほど積極的な、与党華人政党も華語新聞も、先住民族の生存権には建前以上の声を上げない。サラワク州政府は先住民族出身者が州政権に就いているが、同じ先住民族でも立場は全く反対である。
ダム発電による電力を使うのは、工業分野と都市部住民であり、立ち退かされる先住民族の使用分など微々たるものだ。そもそもロングハウスの中には、配線による電気が供給されていないところが珍しくないといわれている。開発によって先祖以来住み慣れた土地から移転させられるまたは生存環境を失う少数民族、発展という名目で開発を進め、その見返りに巨利を得る一部の業界と指導層という、古くて新しい仕組みは依然として続いている)

【ペナン州政府は零細飲食業者が外国人労働者に料理させることを2016年から禁じる】

ペナン州の州行政議会は、小飲食業で働く外国人労働者が主たる料理人を務めることを禁止すると決定しました。この条例の施行は2016年1月からです。
州政府は零細飲食業者に1年間の猶予期間を与え、2016年以降この条例に違反する零細飲食業者についてはその営業免許が取り消される。

ペナン州首相はこのように記者会見で発表しました。「ペナン州政府は来年以降、零細飲食業者に与える営業免許の条件に、この外国人労働者の料理人禁止条例を加える。業者には1年間の猶予を与え、2016年1月から施行します。」

この条例の対象となる零細飲食業者とは、街頭で商売する屋台・露店、屋台センターの飲食業者、ショッピングセンタのフードコートの飲食業者、大衆食堂店(通称コーヒーショップ)、を指す。
なおレストランはこの対象外です。

州首相の説明する、「零細飲食業者は、調理の前準備、皿洗い、手伝いとして外国人労働者を雇うことは構わない。しかし調理場で料理する料理人は必ず零細飲食業者本人またはマレーシア国民を雇わなければならない。」

(Intraasia 注:ここでの零細飲食業者とは、華語で”小販”と呼ばれる人たちを指します。この”小販”だが、日本で出版されている中日辞典の語義とはずれがある。華語・中国語を専門とするわけでも高度な語力を持つわけでもないイントラアジアが以前多少調べた限り、マレーシア・シンガポールの華人界で使われる華語単語には、中国大陸の中国語(普通語)の一般的語義とずれる例は結構ある、これは生活に密接したような単語は意味が変化しているからでしょう。
さて、以前からこの案をペナン州首相は示唆していた。それを州条例化するということです。ペナン州に限らず、外国人労働者がこのような飲食店で働いているのは、ごく普通です。確かに、本来はそういう店の手伝い人として雇われていたのだが、そのうち料理も作るようになった、さらにそれが次第に増えてきた。そもそも外国人労働者を料理人として雇うことは、労働許可証が発行されないので、違法行為です。あくまでも店の手伝い、給仕などの名目での労働許可証となる。それさえ持たない完全なる違法外国人労働者も少なくない。なおレストランでの外国人コックは専門技術者としての分類ですね。 外国人労働者の料理人禁止条例が施行された時点で、どの程度取締りが実効的にできるかにかかっている。イントラアジアが長年延々と論じてきたように、マレーシアは外国人労働者による労働力依存が非常に高い。全ての分野で外国人労働者を検査する、取り締まるのは不可能です。クアラルンプール・スランゴール州ではこういう条例は実効的には機能しない)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM297.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 320.7 を入手します。

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10月24日のマレーシア記事

【ムスリムが犬に触ることに関して、国家イスラム教裁決理事会が決議】
(内閣府のイスラム教担当である)無任所大臣は発表しました、「国家イスラム教裁決理事会は今日次のように決議した:”犬に触りたい”活動に参加したムスリムたちは、既にそのことでイスラム教教義に違反している。ムスリムは犬に触ったり、抱いたりすることは許されない。この理由は(イスラム教学派の1つである) mazhab shafie学派の教義に接触するからです。」

この発表は国家イスラム教裁決理事会全国大会の閉幕後に行われ、マレーシアイスラム教発展庁(JAKIM) 長官とイスラム教裁決理事会議長が同席しました。

「イスラム教発展庁は、”犬に触りたい”イベントの主催者(ムスリム)を早急に呼んで、今後この種の問題が発生しないようにする。」と大臣は語る。
「イスラム教は犬を含めて全ての動物を愛護する、しかしながら、動物を愛護するのと同時に、ムスリムが犬に対するときは必ずイスラム教義に従わなければなりません。」 「犬は(Najis Mughallazahです。」 (注:常用しているマ英華語辞書の定義では、 najis は不浄、排泄物 そして Mughallazah は犬の糞と載っている)

理事会の大会ではまた、イスラム国 (IS) が起こしているシリア聖戦へ参加させようと国民をリクルートする者たちのこと、消費税のこと、などが討論されました。

(Intraasia 注:これは華語紙の記事を参照しました。国家イスラム教裁決理事会というのは、Majlis Fatwah Kebangsaan という名称であり、国家ファトゥワ評議会とも訳せよう。これはマレーシアのイスラム教に関する最高裁決機関であり、ここで種々の決め事を行う。もちろん中には、ある決め事に対して異議を唱えるムスリムやムスリムグループも出てくる。しかしイスラム政党 PASの ulamaや有名な ustazのようにある程度のイスラム教的権威がないと、その意義は賛同者を引き付けられないでしょう。”犬に触りたい”主催者らのムスリムグループはその種の宗教的権威を持たないのは明らかであり、リベラルな捉え方を訴えるごく一部の都市ムスリム層から賛同を得られても、圧倒的多数の一般ムスリムからの賛同は、この国家イスラム教裁決理事会の決議でもはや不可能となった。)

【有名説教師に似た男のセックス動画がウエブで広がった】

昨晩インターネット上で、有名なイスラム教説教師である Ustaz Azhar Idrus, 50才、の顔に似た1人の男性の色情動画がインターネット上で公開された。
その結果、この人物の汚名を晴らそうと、いくつかのグループが率先して警察訴え報告を出すようにと彼に提案しています。

マレーシアボランティア弁護士協会(SukaGuam)の議長は語る、「説教師自身が、コミュニケーションとマルチメディア委員会に宛ててこの件の報告をしなければならない、それはその動画を最初に広めた主導者を追及するために専有知識を持つのは彼だからです。」

「もしその動画が偽物なら、その製作をした者は法の定めるところによって起訴が可能です。」
議長はさらに続けて言う、「説教師は取締り当局宛てに報告を出すことを躊躇する必要はない、なぜなら彼は社会的人物であり且つ影響力を持った説教師なのです。その報告書を出す方策によって彼の汚名を晴らすことができます。」

説教師に似ている男が関わると指摘されるセックス動画の一部から取った複数画像は昨晩午前1時頃あるブログにアップロードされたと言われる。そのセックス行為動画はWhatsAppなどのソーシャルメディアサイトに広がっていきました。その後動画はYouTubeにもアップロードされた。

別の新聞(英語紙)
消息筋は言う、「動画に映っている若い女はその説教師の第3妻かもしれない。 しかし彼の3人の妻はいずれも顔をベールで隠しているので、その女性の身元を知るのは困難だ。」

(Intraasia 注:この大衆紙にによれば有名説教師だそうですが、イントラアジアは知りません、恐らく非ムスリムに名が売れるほどには知られていないのではないかな。ムスリム政治家と違ってイスラム教説教師、ustaz と呼ぶ、が非ムスリム相手にどこかの集会へ行って話すようなことはまずありないでしょうし、一方一般に非ムスリムが説教師が登場するテレビ番組を見るようなことは考えられない。
さてこの動画は YouTubeで見つかったが見ることはできないようになっていた。真偽はどうでもいいです、仮に偽であれば、こういう人を貶める方策はソーシャルメディア時代はムスリム界でも大流行りです。または真であれば、二重人格のあり方が興味深い。)

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10月23日のマレーシア記事

【マラッカ州政府はディーゼル車輛のバスを電気バスに置き換えていく】
マラッカ州首相は州首相公邸で、現在州機関が保有しているディーゼル車輛バスを12月までに段階的に替えていくと語りました。「我々は電気バスを運営する面でのパイオニアです。来年には40台の電気バスが州内の道路を走ります。」 「連邦政府が電気自動車バスの購入のための予算を配分してくれました。」

「(マラッカ州政府翼下の機関である)Panorama Melaka Sdn Bhd が電気バスを運営します。電気バスはまたマラッカ州のグリーン技術を各国からの旅行者の間に広報していくのに良い方法です。」 
「電気バスは1台RM 135万します、60人の乗客を乗せて充電後300㎞走行できる。」 「州政府はドイツと日本と韓国の電気バス技術を研究した後で、州内に導入することを決めました。」

「電気バスは3か月の試行運転の結果良い結果を得ました。電気バス運行にてきした路線と運賃を考慮中です。」 「最初の運行は来年1月にBandar Hilir路線で試験的に始める。この路線にはツーリスト用見どころが多い、例えばStadhuys building, Heroes Square, Bukit Senjuang, Mahkota Parade, Kota Laksamana.」

(Intraasia 注:12月までに電気バスに置き換えていくのに、最初の路線は来年1月になる、少しおかしな記述です。それはとして、日本のどの都市で電気バスが運行されているのか知りませんが、マラッカ州政府は多分それも見学したんでしょうね。マラッカのバスターミナルである Malacca Sentral へ行くと、Panorama Melaka と書かれたバスが多いことに気がつく、いわば公営バスです。一方民間バス会社も依然としてマラッカ州内を運行している。 
確かに電気バスは環境に優しく結構なことです、ただその前にバス停を向上させて欲しい。 イントラアジアは1990年代からマラッカへ行くとバスに乗ります、現在でもバス停は屋根もなく、ベンチもない所がほとんどのはずです。標識さえない所もある。 田舎の道路のバス停ではなく、マラッカ市中心部の一画で、乗降者が大変多いMahkota Parade裏のバス停は、2年前に訪れた時でも依然として何もないバス停でした。旅行者のためも結構だが、低所得層主体の足であるバスの停留所向上が先ですね)

【サラワク州政府は中華中学校に補助金を出すことにした】
サラワク州政府は、州内にある独立中華中学校14校に対して、今年から毎年補助金を提供していくと発表しました。これはこれまでに前例のないことであり、中華中学校の発展を後押しし、華人界と中華中学理事会の負担軽減を目的とするものです。 

サラワク州首相は述べる、「州政府は州内の14校の中華中学校に計RM 300の資金を供与します、例年も同様に資金を供与するが、その額が今年より増額してRM 400万か500万になる可能性もあります。」

「教育に関することは連邦政府の権限下にあるが、サラワク州政府は州内の中華中学校を補助することが求められている。」 「そこで我々は手を差し伸べます。」

州首相はクチンにある中華中学の講堂で行われた、華語教育団体の集会でこのように発言をしました。州首相はその場で、サラワク州中華中学校理事会連合会宛てにRM 300万の模擬小切手を手渡しました。

(Intraasia 注:サラワク州は華人比率が確か4分の1ぐらいを占め、華人は町部に住んでいる傾向が圧倒的に高い。半島部と同様に華人界の経済力は人口比よりずっと高い。こういう背景の基に、通称独中は華人界が独自に設立し運営している中学校であり、全国に60校ある、国の基準から言えばいわば私立中学校扱いとなっている。公的補助が出ないため、当然父兄の負担は公立中学校へ通うよりはるかに大きい。 そこで華人界はいろんな機会を捉えて募金・援助活動を行っている。 サラワク州は先住民族人口が多いためマレー人比率が低い州でもあり、半島部とは多少異なる政治風土でもある。 サラワク州政府はこうした中で独中に補助金を出すことを決めたというニュースです)

【パハン州チームのファンが観戦切符を買うために何千人と押しかけた】
パハン州クアンタンにある Darul Makmurスタジアムの前広場は今朝、Tok Gajah チームの熱心なファンで埋め尽くされました。これは今週の金曜日夜に行われる、ハン州チームとケダー州チームとの間で(マレーシアカップの)準決勝戦第2戦を観戦する種々の切符を手に入れるためです。

8つもの窓口が用意され、その内1つは女性専用です、既に朝10時にはオープンしました。
Darul Makmurスタジアムでは32500枚の切符が販売されました、加えて Temerloh 市にある市スタジアムの窓口で5000枚が販売された。

準決勝の第1戦はケダー州のアロースターで19日に行われて、パハン州は1対3でケダー州チームに負けました。

(Intraasia 注:どこの国でも熱心なサッカーファンは少なからずいるものですね。国内NO1チームを決めるマレーシアカップの試合が続いているそうですが、イントラアジア はチーム名も知らない無興味者です。Tok Gajahはパハン州チーム名だとわかりました。準決勝はノックアウト方式ではなく2戦するまたは3戦するみたいです。マレーシアカップ(Piala Malaysia)は各州チームだけで争うのか、それに加えて一部の実業クラブチームや警察チームも参加しているのかは知りません)

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10月22日のマレーシア記事

Happy Deepavali
(この日はヒンズー教の祝祭の中で、唯一全国祝日になっている。 石油会社 Petronas 製作のデーパーバリ祝祭ビデオ をクリックして You Tube でご覧ください。商業ベースに満ちた祝祭風景でない地味だけどその祝い方のよさが感じられる動画です。) 

【バドミントン試合の薬物検査に落ちたことを示唆されたマレーシアが誇るトップ選手】
(バドミントンのシングル男子で世界ランキング1位をずっと保っている李宗偉選手は、マレーシアで最も有名なスポーツ選手です。スポーツ界の常で試合以外にも各地の催しなどにも招かれ、広告にも出ている)

李選手は、32歳、は最近行われたバドミントンの国際チャンピオンシリーズ後の薬物検査に引っかかった人物であると、示唆する消息筋の話が現れました。

民放テレビ局 TV3は、楽物検査で落ちたトップ級スポーツ選手は 李選手だと推測されるとの話を報じました。
この薬物検査は試合後に無作為に選手を選んで行われています。まだBサンプル試験の結果が出ていないので、(公式には)そのスポーツ選手の名前は控えられています。

マレーシアの青年とスポーツ省大臣は21日夕声明を出しました: マレーシア人選手の1人が薬物検査で落ちた。現在は Bサンプルの検査待ちです。マレーシア反薬物組織とそのスポーツ選手には、10月1日付けで書面で通知が出された。世界薬物禁止組織の規定に従って、そのスポーツ選手には2回目の薬物検査の機会が与えられている、それがBサンプル検査です。

「国際組織はBサンプルの検査日程をマレーシア側に通知していない。」 「その選手は既に17日にBサンプルを提出したので、我々は検査結果を待っているところです。 その検査結果が公表された後、我々は声明を出して次の行動を行います。」

(Intraasia 注:別の新聞はBサンプルを提出したとははっきり書いていない。マレーシアの誇るバドミントンのトップであり且つ最も有名な選手であるだけに、検査結果によるドーピングの真偽が待たれるところでしょう。)

【サバ州東海岸の夜間海上禁止令がまたまた延長された】
サバ州東部特別保安指揮區(ESSZone)下にある、6つの地方の沿海に出された夜間海域禁止令については、7月27日付けの記事を先にご覧ください)

サバ州東海岸の6か所の地方に今年半ばから施行されている、夜間海域禁止令をさらに延長して11月6日までとする、とサバ州警察の長官が発表しました。
この海域では19時から翌5時まで海上、海中の活動を一切禁止しています。

「治安機関は、民衆と旅行者と旅行業界からの支持を得ている、そこでさらに禁止令の期間を延長しました。この禁止令は地域の住民の生活と地域経済に影響はありません。」

(Intraasia 注:これだけ何回も延長するということは、やはりそうするだけの根拠があるということなんでしょう。 つい先日もこの海域外のサバ州海域では、ベトナム漁船が何者かに、恐らくフィリピン武装グループだろうとの推測がでている、銃撃されて負傷者が出たので、サバ州の港に都に緊急寄港した事件がありました。)

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10月21日のマレーシア記事

【ナジブ首相の外交】
ジャカルタで行われた新インドネシア大統領 Joko Widodo の就任式に、ナジブ首相は出席しました。
その直後にナジブ首相は大統領を官邸に表敬訪問して言葉を交わしました。その中でナジブ首相は、Proton 社と協力する形でのアセアン(ASEAN)自動車生産の話をもちかけたとのことです。「大統領はこの考えを受け入れたが、我々はこのプロジェクトの実行可能性を探らなければなりません。」

ジャカルタではナジブ首相はまた米国の国務長官とも会いました。「米国は、イスラム国 (IS) に対するマレーシアの強い批判とそのイデオロギーに対して戦う努力を高く評価しました。」 とナジブ首相は述べました。

(Intraasia 注:マレーシア華人はシンガポールと中国ばかりに目が向きがちだが、マレーシアはインドネシアとの関係をもっと多面的に深めた方がいいのになあと思う。Proton社の会長には、ナジブ首相批判を強めるマハティール元首相が今年就任した。そういうこともナジブ首相の念頭にあることでしょう)

【イスラム当局は”犬に触りたい”イベントを調査することになる】

イスラム教発展庁(Jakim) は、ペタリンジャヤのショッピングセンター敷地内で開催された”犬に触りたい”イベントに関して十分な調査をすることになります。このイベントではクアラルンプール内外に住むムスリムから圧倒的な反応がありました。

イスラム教発展庁(Jakim) 長官は記者団に語る、「そのイベントは行われるべきではなかった。我々は主催者の無責任な態度を遺憾に思う。彼らはこの国のムスリムの持つ感受性を考慮していない。」

「このようなイベントはこれまで行われたことはなかった、ムスリムコミュニティーにとって初めての経験となる。」 「我々はムスリムであり、我らが宗教は犬に関して明確に罰を定めている。」 
「Jakim はこの件を直ちに調査にかかります、そしてどのような行動も現規定に照らし合わせることになります。」

(Intraasia 注:イスラム教発展庁(Jakim) は、独自にではないが、国内のイスラム教を規範し、ムスリムに関する思想と行動を監視し、取り締まる国家機関ですから、当然このようなイベントに反応するでしょう。)

【”犬に触りたい"活動に対するイスラム政党 PASからの批判】
イスラム政党 PASの(党内で大きな力を持つ)長老協商理事會の幹部は、当新聞(華語紙)に答える中で ”犬に触りたい”イベントを批判して語る、「イベントの主催者はイスラム教を侮辱している。彼らが反省して過ちを改め、”犬に触りたい”活動を止めることを期待する。」

「イスラム教は教義において、ムスリムは犬をペット扱いして、猫に対するのと同じように触ったり、抱いたり、キスしたりすることはできないとしている。ムスリムが犬を飼うことを許されるのは、狩猟、家の番をさせる、農作物を見張る、牧場や所有財産を見張るためにおいてです。」

「”犬に触りたい”という啓蒙活動はムスリムに犬をペットにして触ることを奨励している、これは全く許されないことです。彼らはイスラム教義に背いている。」
「ムスリムが犬に触る場合は、イスラム教の教義で定めている規定に従う必要がある。決して好き勝手に犬に触っていいのではない、制限があるのです。」

「政府とイスラム教当局は、ムスリムに犬に触るには制限があることを理解させるべきです。」

(Intraasia 注:華語新聞はよくイスラム政党 PASの見方を報じる、もちろんそれを支持するからではなく、PASの観点を華人界に知らせようという意図からですね)

【マラッカの娯楽施設で違法中国人女性28人を逮捕】
マラッカ州イミグレセン(Imigresen)は早朝マラッカ市で1軒の娯楽施設(風俗店)を取り締まり、28人の外国人を逮捕しました。

イミグレセン(Imigresen)の長官補はメディアに語りました、「我々がその店に踏み込んだ時彼女たちは客にサービスしながら騒いでいる最中であった。28人全員が中国人であり、年齢は20歳から35歳までです。」

「その内、20人はマレーシアになんら滞在許可なくまたは正規の許可なく入国した違反で取調べている。他の8人は滞在許可証の条件に違反していることから取り調べている。」 「逮捕した中の16人は専門技術滞在許可を申請中だと主張している、そこで我々はこの件を調査しているところです。」

「イミグレセン(Imigresen)はさらに30代のマレーシア人女性1人も逮捕した、この女性は違法入国者に庇護を与えた行為によるイミグレセンの法規違反となる。」

(Intraasia 注:滞在許可証違反とは要するに、社会訪問パスで入国してこういう娯楽店で働いているということです。社会訪問パスは観光と商談程度だけの目的に限られる。中国人は観光入国の場合はビザ免除が適用されるので、この種の違法活動で逮捕されるニュースに頻繁に登場する)

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10月20日のマレーシア記事

【ムスリムを誹謗するものだと、捉えられた犬に触る催し】
スランゴール州ペタリンジャヤにある One Utamaモールの Central Park で19日朝行われた ”犬に触りたい (saya hendak sentuh anjing) ”というイベントに関して、そういうことを行うのは適切ではない、なぜならイスラム教徒を困惑させ、イスラム教徒に対する誹謗をもたらしかねないからです。

マレーシアウラマ(Ulama) 協会クアラルンプール支部の議長は語る、「その主催者のやり方は、ムスリムの感受性をかき乱し、イスラム教信仰をそらしかねない。」 「我々の社会は、何世紀にも渡って(イスラム教学派である) Mazhab Syafieに沿った実践と共に固い信仰を持っているのですが、このやり方は誹謗をもたらしている。」

「禁じられたものであることは明らかであり、そして犬のよだれの宗教的不浄さゆえに犬を家から遠ざけるように、という神の使者ムハンマド( Rasullullah SAW)の言行禄でも明らかです、さらにこの不浄さが天使( Malaikat Rahmat)と天使 Gabriel (Jibril )が家に入るのを妨げた。」

「私の見方をいえば、彼ら(主催者のこと)が、犬は猫と同様にしてはいけないのにまるで犬がペットであるかのようにする狙いで行うことは、ムスリムであるマレー人にさらに怒りを抱かせるのです。なぜなら不浄な犬の唾液は排泄物であり、地下水で7回洗わなければなりません。」 

この議長は ”犬に触りたい (saya hendak sentuh anjing) ”というイベントのあり方は、犬を心配する感情から多くの人に恥辱を投げつける狙いがあると、批評しました。

(Intraasia 注:これはマレーシア語紙の記事を使いました。ムスリム女性が犬に触っている写真が添えられている記事です、人物を特定させないようにその顔にはぼかしが入っている。どのような宗教でもある特定の事象の面で非常に非合理的な面を持つ、それは良い悪い、正しい間違いではなく、その宗教はそう定めているということです。よって部外者がそれを批判することは争いの基になる。だからイスラム教が犬を不浄な動物として忌み嫌う以上そのこと自体には関与しない、つまり none of my business ということです。
この記事でUlama,イスラム法学者、が論じていることはそれはそれでいいのだが、彼は誰に対してこの批評を向けているのだろう? ムスリムだけにわかる用語がちりばめられていることもあって、理解するのに且つイントラアジアの語力不足で訳すのに難しい発言です。カッコ書きは元のマレーシア単語です、例えばMazhab Syafie、 Rasullullah SAWなんていう言葉を知る非ムスリムの一般マレーシア人がどれくらいいるかです。彼の発言は、犬に触ったムスリムに対する面ももちろんあるだろうが、むしろこの宣伝催しを行った主催者や、英語紙を読むとどうやらムスリムが中心だったようですが、 One Utamaショッピングセンター、非ムスリム界にも向けられたものでしょう。非ムスリム界を少しでも対象にするなら、もっと非ムスリムにわかるような発言をすべきですね。イスラム主義者が自分たちの間だけで通じる言葉使いをしていても、非ムスリムには届かない。一方、非ムスリム側は、ごく最近社会的話題になっていたオクトーバーフェストと、同じではないが、似たような根を持つことに気がつくべきですね。ムスリムが主催の中心であったとしても、この種の催しは両刃の剣と言えそうです。イスラム教保守主義勢力は強大であり、結局のところ保守層を基盤にしたイスラム当局の観点が勝ることになる。
英語紙もこの件に関して記事を載せているが、かなり調子が違う。参加者800人中には少なからずのムスリムが混じっていた様子が書かれており、写真もぼかしなく何枚も載っている。同じ事象を扱っているが、その扱い方と調子は相当違う。この下の記事はその一部です)

【犬に触った感動の日】
”犬に触りたい"イベントの主催者は成功だったと総括しました。このイベントは犬に対する否定的な捉え方と心配、とりわけムスリムの間に、を払いのけるためを目的として行われました。 イベントに持ってきた犬は全て主催者側が用意しました。多くは子供連れでやって来た参加者は自由に犬に触ったりしていました。

約800人ほどの参加者を集めました、その内の半数ほどがムスリムです。イベント主催者の中心であるマレー人は 「やって来たムスリムの数に驚いた。」とうれしさを語る。「これは小さな第一歩です。」

イベントで話をした、あるイスラム教教師は話す(もちろんムスリム)、「犬の唾液はムスリムにとって清潔ではないと見なされているが、ムスリムは犬を嫌悪感で見たり怖がるべきではない。」

【マレー鉄道向上プロジェクトに関して明確にされた点】
運輸省の担当部署高級官僚が次の点を明確にしました:
・2015年度予算案で示されたのは、東海岸線の Gemasグマス - Tumpat トゥンパット区間の改良工事に予算RM 1億5千万を割当てる。

ktmrosenzu.jpg

・西海岸線のイポー - グマス 区間における複線電化工事は既に終了した、運行開始できる状態である
・イポー -パダンブサール 区間の複線電化工事は今年の6月に終わった。 ブキットムルタジャム -バタワース区間での工事は2014年末までに完成する予定。
・グマス -ジョーホールバル区間の複線電化プロジェクトに関しては、2015年に建設会社に工事を委ね、完成には4年をみている。

(Intraasia 注:地図を小さくしたので、駅名が見えないかもしれません、その場合はイントラアジアのホームページをご覧ください。Gemas 駅は西海岸線と東海岸線の分岐点です。マレー鉄道の複線電化は旅行者には大いに楽しみです)

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10月19日のマレーシア記事

【タイ女性を引き付ける】
例えば結婚するための費用の低さの他に、タイ人女性の美しさ、優しさ、親密なサービスがマレーシア人男性の一部を引き付けています。 この中にはVIP(要人)らも含まれており、男性たちを生活の模範とするためです(注:最後の部分は意味がよくわからないので、おかしな訳になっています)。

我々(マレーシア語紙のこと)がタイ人女性と結婚するマレーシア人男性の人数を知った時、この特別な吸引力は証明されたのです。 今年初めから8月までの婚姻登録数を2013年の同期間のそれと比較すると、増加を示している。

(タイ南部の)ソンクラー県にあるマレーシア領事館の広報官は語る、「この8か月間で、約300人のマレーシア人男性がタイ人女性との結婚を登録しました。これはこの管轄地域で14%の増加となる。」
「この人数には、(届けのない)登録されていない婚姻は含まれていません、同時に実際の婚姻数はこの倍になるかもしれません。」

「これは、ソンクラーの領事館に登録しなかったマレーシア人男性とタイ人女性の結婚もあるからです。その理由は、充分な情報を得られないことなど、何らかの問題があるためです。」

(Intraasia 注:これはマレーシア語大衆紙の記事であり、この見出しはそのまま訳したものです。従ってここで言及されている結婚は当然ながら、全部ではないが、ムスリム同士のそれがほとんどのはずです。マレーシアと国境を接したソンクラー県は深南部3県の隣にあり、大都市ハットヤイがある。このことから1年を通してマレーシア人観光客と歓楽客が非常に多い。もともとマレーシア人ムスリム男性と女性が、国内でなくタイ南部へ行って結婚する例は昔から相当数ある、ただその正確な統計はこれまで発表されていないはず。なぜわざわざタイ南部へ行ってそうするかはここでは論じません。 それだけでなく、タイ南部、とりわけ深南部3県 + サトゥーン県 +ソンクラー県は、このようにマレーシアムスリム男性がタイムスリム女性の伴侶を探す地でもある。そうして探したタイ女性との婚姻を、南部に唯一ある、県都ソンクラーのマレーシア領事館に届けて登録することになる。中には登録しない人たちもある、しかしイスラム教上では婚姻は成立していると見なされる。マレーシア華人がタイ華人の女性と結婚する場合もあるでしょう、ただこういう非ムスリムの婚姻は領事館に届け出ない限り、婚姻は法的には全く成立しない。 マレーシアムスリム男性が見知らぬ土地でタイムスリム女性見つけて上記のように300人近くも領事館で結婚登録できるのは、 当然斡旋・紹介ネットワークがあるからでしょう。 この背景には深南部3県 + サトゥーン県 +ソンクラー県のタイムスリムは、タイ語とマレー語の二重言語生活をしている人が多いということがある。さらに深南部タイムスリムにおいては身内にマレー人の親戚や友人を持つ人は珍しくないと言われている。)

【今年デング熱に罹患して死亡した死者 150人を超す】
保健省長官が明らかにしたことです:今年10月中旬までのデング熱罹患数は 80578件です、その内死者数は 153人。 2013年同期と比較すれば 件数で25000件ほども多く、死者数は55人でしたから3倍増に近い。

保健省が調査したところ、全国でデング熱多発生地区が 113地区ある。 その内スランゴール州が65地区と圧倒的に多い。次いでクランタン州が45地区、です。
保健省が検査した全国の場所 8万3千か所中で、デング熱媒介蚊が見つかった場所数は1186か所でした。

(Intraasia 注:デング熱が全国で均一に発生しているわけではないのは当然でしょう。 それにしても8万人を超える人がデング熱に罹患したというのはすごい数であり、スランゴール州は発生地区がいかにも多すぎる。)

【 臓器提供者の数は世界でも低い方】
「マレーシアにおける臓器と生体細胞の提供数は世界でも最も低い方に入ります、この39年間で死後の移植をしたのはわずか登録済み提供者482人にすぎない。」
と、国民臓器移植の意識を高める委員会の議長は述べました、「この人数中で男性が347人で女性が124人、その他11人となります。」

「この移植提供者の内、華人が最多で284人、次いでインド人が130人、(サバ州サラワク州の民族など)その他民族が29人、マレー人が28人、そして不明が11人です。」

(Intraasia 注:その他というのは不明だからということなんでしょう。 それはとして、国民の6割近くを占めるマレー人の提供者は1年に1人にさえならないということか。臓器移植のようなことに関わる民族的慣習や人生観というか埋葬観に関して、マレーシア社会全体が、とりわけマレー社会は極めて保守的ですね、まあ今後もこの傾向に変わりなさそうです)



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10月18日のマレーシア記事

【自動車登録ナンバーの入札から当局が得る年間収入はRM 4億にもなる】
道路交通庁(JPJ)は、全国における自動車の登録ナンバーの(入札式の)販売から得る収入が、1年間でRM 3億5千万から4億にもなります。

同庁長官は語る、「 ある特定の登録ナンバーを得るために交通庁に提出した入札を通して集まったのがこの徴収額です。」
「これまでの最高入札は、登録ナンバー ”W1N” に対して記録したRM 748, 000 であり、ジョーホール州スルタンが獲得しました。」

(Intraasia 注:各地の道路交通庁の支庁へ行くと、入札で落とされた登録ナンバーと入札額が掲示されているはずです。イントラアジアはごくたまにクアラルンプールのJalan Genting Kelanにある JPJへ行くと、ついでに入札コーナーを観察してきます。W は連邦直轄領であるクアラルンプールを意味する。1ケタ番号がやはり一番高い入札額です。結局のところ、登録番号はその人の資力と自己満足度を顕示する手段です。1桁ナンバーは通常数万リンギット位する、平均的なドライバーはこんな額を入札できない)

【クアラルンプール圏の日平均水使用量】
クアラルンプール圏である、クアラルンプールとスランゴール州とプトゥラジャヤにおける水道の日平均使用量は、今年1月から9月までの数値は45億6300万リットルでした、これは2013年1年間の日平均である 46億100万より減りました。これは Syarikat Bekalan Air Selangor Sdn Bhd (Syabas)の統計に基づきます。

「消費者の水使用量のあり方が多少減ったように見える。給水制限を経験して水の重要さを認識し始めたのでしょう。」 とスランゴール州政府役人は語る。「通常これから年度末までは、人々は休暇などで家を離れることが多くなるので、水需要の増加はないでしょう。」

国家水サービス委員会のデータによる、マレーシア人1人あたりの日平均水使用量:
2009年 201リットル、2010年 209リットル、2011年 210リットル、2012年 212リットル、
この数値は東南アジアでも多い部類の国です。ちなみにシンガポールは1人あたり消費量は 151リットルです。

(Intraasia 注:クアラルンプール圏の水がめは今年ずっと水不足状態にあった。 最大の貯水ダムであるスランゴール川ダムの貯水量が10月中旬になって数か月ぶりに40%に戻った。 既に雨期に入ったので今年はもう大丈夫だろうが、クアラルンプール圏の水供給は依然として需要に満たない水準です。来年以降に向けて、節水意識の高揚が必要なことに変わりはない)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 301.0を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 321.4 を入手します。

(Intraasia 注:しばらくぶりに 円が対リンギットで 3.0 辺りに戻りましたね。行き過ぎた円安政策は日本の輸入物価の値上がりだけでなく、日本人旅行者と滞在者にも負の影響を与える)

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10月17日のマレーシア記事

【スランゴール州警察は今年9か月間で23人を懲戒免職にした】
スランゴール州警察の長官は、今年9か月間でのスランゴール州警察に属する警官に対する処分と処罰に関して語りました。
全部で566件の内部監査が行われたまたは行われており、23人が懲戒免職となりました。さらに判断待ちのため停職となったものが44人、68人が職務を解かれ処罰待ちです。

「566件の内訳は、刑事事件に関わるのが48人、汚職が15人、麻薬容疑が26人、188人が常習欠勤、289人が規律問題からの苦情です。スランゴール州警察はこれらを大変問題だと捉えています。警察組織の中にある汚職と規律問題に警察は取り組んでいくという時、我々は真剣です。」

「各地区警察の責任者と部門の責任者はこれら免職者のことを重く見なければなりません。彼らは部下が免職となった事に責任を持たなければならない。」
「警察はこうした問題に対する方針は透明に行うことです、警察の暗黒部分を隠ぺいはしません、これは何人も同じです。」

(Intraasia 注:全国ではなくスランゴール州警察だけで9か月間で23人の懲戒免職はいかにも多い。警官が強盗した、麻薬取引に関わるといった刑事事件が報道されることは別に珍しいことではない。さらに賄賂をもらったことが表ざたになるのは、一部の事例であろう。全警察勢力約12万人のわずかの数とはいえ、もう少し減って欲しいと大多数の人が思っていることでしょう。犯罪時に最後に頼るのはやはり警察しかないのです)

【空港持ち株会社はクアラルンプール国際空港の周辺を大いに開発する計画】
クアラルンプール国際空港(KLIA) の周囲に広がるオイルパーム農園の一部を転換してアトラクションの場にすることを、マレーシア空港持ち株会社が計画しています。アトラクションの場とは、テーマパーク、コンサートホール、ゴルフコースといった施設であり、旅行者とビジネス客を引き付ける狙いです。

日本の三井不動産が現在ファクトリーアウトレットを建設中であり、2015年にオープンの予定です。また空港の近くには(いわゆる)ニュータウンもできつつあります、こうしたことでKLIAエアロポリス と呼ばれる地区が発展することにつながるでしょう。このように、空港持ち株会社の最高財務責任者は新聞社とのインタビューで語る。

マレーシア空港持ち株会社は空港のある(行政自治体) Sepang に9千ヘクタールの土地を持っている。既に空港と国際サーキットが存在しています。
「世界の空港で我々ほどの土地面積を持つ空港はないと思う。」 

KLIAエアロポリス の今後の開発のために、121ヘクタールの土地を貨物と物流パーク用に、202ヘクタールの土地をテーマパーク用に、40ヘクタールの土地をビジネスオフィス用に取り置きしてある、と同社のプレゼンテーションは示していました。

「マレーシア空港持ち株会社はまた、今年半ばごろまで使われていた低コスト航空用ターミナルの地を、貨物施設用の物流ハブに転換開発することを計画しています。そこには現在まだ AirAsia が本社機能を置いているので、 それが引っ越した後にこの計画にかかる。」 と持ち株会社の最高財務責任者。

「こうした計画によって、マレーシアはシンガポールとバンコクにある貨物ハブに追いつき、航空貨物市場の大きなシェアを取るべく競争していくことを促進していくことになる。」

AirAsia は2014年11月から第2クアラルンプール国際空港 (KLIA2)の敷地 に本社ビルを建設開始して、2015年末には完成を目指している、 Bernama通信社は今年6月に AirAsia 最高経営責任者に発言を紹介しました。

持ち株会社の最高財務責任者はさらに言う、「この成長ペースが続けば、クアラルンプール国際空港は乗客扱い数面においてあと2,3年でシンガポールのチャンギ空港を追い抜くでしょう。」 「乗客数扱い人数の今年の伸びは10%が期待される。」

2013年のKLIA(含むKLIA2)の乗客扱い数は4750万人でした、一方チャンギ空港は5370万人でした。 

(Intraasia 注:クアラルンプール国際空港の周囲は依然として広大なオイルパーム農園に囲まれていることは、航空機の窓から眺めればよくわかる。つまり開発用に土地は十分ありそうです。 そのごく一部の土地にファクトリーアウトレットが建設中であることが、空港バスの車窓から見えます。空港持ち株会社は今後大いに空港周辺を開発していくと以前から明らかにしている。それがこの記事でも示されている。 クアラルンプール国際空港の乗客数の伸びに貢献しているのは、既に機能を停止したLCCターミナルであったし、今年後半からは第2クアラルンプール国際空港 (KLIA2) であることはいうまでもありません)

【自動車ウインドウの可視光線透過率の新指針の施行時期を半年遅らせる】
(9月30日の記事をまず始めにご覧ください)
道路交通庁の長官は、先に発表した自動車のウインドウの可視光透過率に関する新指針の施行時期を2015年5月1日に遅らせると、発表しました。

本来の実施時期である11月1日を6か月も遅らせる決定をした理由を、長官は述べる、「多くの人から申し立てがあった、そこで自動車オーナーが指針に合わせるために充分な時間的余裕を与えることにした。」

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10月16日のマレーシア記事

【イスラム国 (IS) 軍事組織に参加意向容疑で10数人が一挙に逮捕された】
今週警察は、イスラム国 (IS) の組織に関与している容疑者13人をスランゴール州シャーラムで逮捕しました。
これらはある1軒のレストランに集まっていたところを逮捕したものです。彼らは出国のために話し合いを行っていたものと見られる。別の新聞ではその後もう1人逮捕された。

これらの逮捕者にはイスラム国 (IS) 軍事組織参加の斡旋者と見られる3名も含まれる。斡旋者の1人はエネルギー・グリーン技術・水省の中級幹部職の男性、37歳です。
今回逮捕された中で最年少は 14歳、最年長は48歳です。 この種の容疑でこれまで警察が逮捕した容疑者は37人になるとのことです。

警察庁長官は警告する、マレーシアを出国してイスラム国IS の軍事組織に参加するように勧めている斡旋者に向けて警告する、「青年たちをイスラム国 (IS)の聖戦に参加させようとしていることを止めなさい。 警察は既にそういう者たちの身元を特定した。彼らが出国する前に逮捕行動に出ます。 既にシリアで聖戦に参加しているマレーシア人は、マレーシア帰国後に逮捕します。」

(Intraasia 注:この種のニュースはほとんどが警察情報が基になっている事だと思われる。マスコミがどれくらい独自に取材したのかわからない。ましてや容疑者らの声は直接取っていなのは確かだ。Faceboなども使ってリクルート?しているとのこと、中心メンバーの中には既にフィリピンやシリアへの渡航歴があるそうです。部外者としての感想を言えば、マレーイスラム界の中にもイスラム国 (IS) 的な極端主義にひかれる者がごく少数とはいえ現れてもそれ自体は不思議には思えないけど、治安当局もマレーシアムスリム界も深刻に対処することになる)

【マラヤ鉄道の累積赤字額はRM 25億】
「マラヤ鉄道は1992年に企業化されました。それ以来監査済みの累積収入は、2014年12月末時点でRM 74億でした。しかし同じ期間の累積赤字はRM 25億に達する。」 と財務省副大臣は国会で答弁しました。

「この赤字原因は、Komuter電車ではキロメートルあたり10.8セントという低運賃、及び燃料費の高騰とメンテナンス費用の高騰です。」
「そこで乗客用と貨物用の両面で運賃を見直すことを考慮しているが、まだ決定はしていない。」 「赤字路線を廃止するような列車運行路線の合理化も考えている。」

「マラヤ鉄道KTMB はまた広告による収入増加もしようとしています、さらにKTMBの土地を開発することも考慮している、ちょうど日本やシンガポールのようにです。」
「マラヤ鉄道の単年度赤字額は2013年は、前年の RM 1億8500万から RM 8000万に減りました。」

(Intraasia 注:企業化したといっても民間企業ではないから、依然として最大資本出資は国です。イントラアジアはホームページの初期である1990年代の頃から、マレー鉄道に関しては熱心に詳しくあれこれ伝えてきた。鉄道マニアではなく鉄道に乗っていく旅が好きだからです。マレー鉄道に対しては批判もするし応援もする。 公共の足だから多少の赤字も仕方はないと思うが、RM 25億とは巨額過ぎる、21世紀の現代だからもう少し効率的に運行して欲しいと思う。来年には西海岸線の複線電化が大体終わるはずだ、そうすれば気動車でなく電気機関車によってスピードもあげることができるだろう。東海岸線を早急になんとかしなければならない。英領マラヤ時代にゴムを積みだすことを目的に敷かれた鉄路のルートは現代社会には不適だからです。)

【Samusung の大型画面のスマートフォンが発売される】
Samsung Malaysia は多くの人が待ち焦がれていた、アドロイドスマートフォン Galaxy Note 4を10月17日からマレーシアで発売します。

このスマートフォンは 14.5インチの大きな画面で、HDの解像度です。さらに S Penと呼ばれる本当のペン並みのタッチペンも付いている。内蔵カメラは前後に備わっている。マレーシアにおける小売価格は RM2,499 です。
Samusungはまた Gear S smartwatch を来月発売します

(Intraasia 注:1980年代からのパソコン利用者なので新型ガジェットが嫌いなわけではなく欲しいのですが、スマートフォンもタブレットも持っていない。仕方なく広告などで見るだけですが、サムスン製品はマレーシアに限らず東南アジアで人気が高そうです。日本メーカーのスマートフォンやタブレットはほとんど話題にならないのは事実でしょう)

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10月15日のマレーシア記事

【来年度の学校カレンダーでの変化】
教育省は2015年度の学校カレンダーを発表しました。
来年度は土曜日の補習授業を廃止しました。ただし学年度最後の1週間を補習週間としている、2015年11月16日から20日。これはある学校が祝祭日や重要な慶賀以外に休校を申請した場合は、この補習週に(代替えの)授業を行うこととなる。

全国校長会の副議長によれば、「多くの学校が土曜日の補習には授業スケジュールを決めていない、そして課外活動で代替えしてしまうことを、教育省が発見した、そのため教育省は来年度は新しい方式を取り入れた。」 「土曜日の補習時には、生徒の欠席率はたいへん高いことを教育省はつかんでいる。」 

「そこで教育省は来年度から、土曜日の補習日方式を廃止して、1週間の補習方式を取り入れた。そうすることで学校は補習スケジュールを立てられるようになる。」
「だから学校によってこの補習週間に申請して行う補習日数は異なる。ある学校は2日であり、ある学校は4日となる。」

参考統計 -教育省ホームページを参照、 2014年8月末時点
学校総数
小学校 7,757校、 中学校 2,379校、 計 10,136校
生徒総数
小学校 2,708,211人、 中学校 2,243,692人、 就学前教育施設 196,340人
教師総数
小学校 263,337人、 中学校 182,415人、 合計 445,752人、

(Intraasia 注:学校の創立日など特別に申請した学校休日の代替えとして授業日を行わなければならない。それをこれまで土曜日にしていたが、来年度からは最後の週にまとめて代替え授業日を行うということですね。興味深い方式です。学校カレンダーはイントラアジアのホームページの 【マレーシアの祝祭日とカレンダー】ページに載せています。マレーシア旅行する人はこういう期日と祝日を知っておきましょう。
ところで上記の学校と生徒と教師数統計です。日本の数字と比べて各比率はどうなんでしょうか? なおマレーシアの中学校は5学年制です、その上に1年半の上乗せである6年次がある)

【半島部東海岸方面行きバスターミナルを来年1月には移転させる】
(クアラルンプールの3大バスターミナルは、半島部南部方面行きの TBS (Terminal Bersepadu Selatan)、半島部北部方面行きの Pudu Sentral (旧プドゥラヤ)、そして半島部東海岸方面行きの Hentian Putra (バスターミナル)です。)

クアラルンプールの東海岸州方面行きバスターミナルである Hentian Putra は遅くとも2015年1月には現在の場所での運営を停止して他の場所へ移転することになります。

連邦直轄領省の副大臣は国会の答弁で語りました、「しかしながら Hentian Putraバスターミナルが移転する先の(東海岸方面行きバスターミナル用の)場所はまだ確定していません。」 

「Hentian Putra (バスターミナル)では、水道管の構造に2回目の損傷が発生しています。このためターミナルからのバスの運行は8月8日から停止している。」 「現在Hentian Putra (バスターミナル)の運営業務はターミナルの外側で行われています、切符販売窓口だけはターミナル内で運営している。」

別記事
国会答弁で副大臣は語る、「クアラルンプール市庁と陸上公共交通委員会(SPAD)との間で行われた話し合いによって、我々はバスの運行を遅くとも来年1月までに別の場所へ移転させることを合意しました。」 「移転候補地はまだ確定していません。」

質問した議員は、Hentian Putra (バスターミナル)では修理作業が行われるのかと尋ねました。 Hentian Putra (バスターミナル)は1980年代に建設されたビルの一角を占める。
副大臣は答える、「トイレ、照明、祈祷室といった基本設備は移転まで通常通りに使えます。」

(Intraasia 注:えー、8月初旬からバスターミナル内でバスは発着していないということか。あきれた話です。バス利用者のことを第一に考えて急いで作業にかかるようなことをしませんね、いつもながらこととはいえ憤慨します。 Hentian Putra (バスターミナル)はPWTCの斜め前にある大きな駐車場ビルの一角に位置する。東海岸方面行きバスの発着数は、南部方面及び北部方面に比べてぐっと少ないので、日中は閑散としているバスターミナルです。もともとバスターミナル用に建てられたビルではないが、昔は発着数も今ほど多くはなかったので、Hentian Putra (バスターミナル)はよく機能していたし、LRT駅とココミューター駅に近いという利点がある。
移転自体はそれも結構だが、移転先も決めずに移転期日だけ発表するのは愚かです。 TBS へ移転させれば良いのです、なぜなら TBSはまだ扱い能力に余裕あるからです。恐らく当局は、Pudu Sentral の南部方面バスをTBS に移転させたいので、Hentian Putra (バスターミナル)の移転先をTBS と決めていないのでしょうが。過去にもあったように、バスに乗らない為政者や官僚は時に足の不便な場所にバスターミナルを移転させようとする、これだけは避けるべきです。
クアラルンプールのバスターミナルに関しては、Intraasia のホームページの 【クアラルンプールの交通機関案内編】にある該当項目で昔から詳細に案内し、変化に合わせてよく更新しています。そちらをご覧ください。)

【マレーシア人の苦情で阻止したネットサイトの数1400】
マレーシアのユーザーからの苦情に基づいて阻止したまたは閉鎖させたインターネットサイトの数は1400以上になると、(管轄機関である)マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会が明らかにしました。

同委員会によれば、「今年受けたソーシャルメディアサイトと持ち主への苦情数は1225件です。これはマレーシアのネットユーザーの0.06%にあたる。苦情が本当であれば、我々は措置を取ります。」 「1400のサイトを閉鎖した、我々は情報の自由を信奉するが、このことは法に違反するわけではない。」

マレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会はまた Facebook ページへの苦情を2千件受けたとのことです。

(Intraasia 注:1400のうちどれくらいがマレーシアのサイトかは書いてないし、阻止した海外発サイトの比率はわかりません。嘘やデマばかり書いて名誉棄損、人を困らせているサイト、社会的に有害または危険なサイト、など内容はいくつかにわかれるはずですが、これも詳しいことは記事には書かれていない)

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10月14日のマレーシア記事

【物品とサービス税で非課税となる品目の全リストが発表された】
物品とサービス税(いわゆる消費税)は2015年4月1日から導入されます。 そこで先週ナジブ首相が2015年度予算案で言明したように、政府は物品とサービス税の非課税品目と税率ゼロの品目を網羅した一覧表を13日に発表しました。

税率ゼロの物品とサービスは900品目を超えます。
この一覧表と定義集からなる文書は官報に掲載されましたので、次の 官報サイト で閲覧できます。(この部分をクリックすると官報ページが開きます)

(Intraasia 注:見方を説明しておきます、まず官報サイトを開き、その中から  GOODS AND SERVICES TAX (ZERO-RATED SUPPLY) ORDER 2014- Goods And Services Tax Act 2014 項目の文書をクリックすると 定義と一覧表がPDFファイルで開きます。なにせ49ページもある、マレーシア語及び英語文書且つ役所言葉なので全部を読み通す必要はないでしょう。 Intraasia もとても全部読む気にはなれませんなあ。 一覧表をざっと眺める程度で品目がそれなりにわかるでしょう。
海産物、畜産物、農産物はほとんど税率ゼロとなっていますね、だから例えば米などもこの一覧表に含まれる、さらに調味料やコーヒー、紅茶なども含まれている。日本ではスーパーに並んでいる肉や魚類、米は、買ったことは全くないが見ている限り、レジで消費税の対象になりますよね、だからマレーシアの消費税は非課税品目の数がすごく多いことになる)

【”1つのマレーシア民衆援助金 BR1M 4” は800万人を超える人が享受する】
財務省が推測するところでは、(2015年予算案で発表された)”第4次1つのマレーシア民衆援助金 BR1M 4” から益を得ることになるのは800万人を超え、その予算配分額はRM 60億を超えるでしょう。

財務省副大臣は語る、「前年と比較して受領者の増加は、この補助金を受け取る資格ある人が増加したこと、及び政府が支出した配分額が増えることによるものです。」

「2015年度予算案は民衆の苦痛を和らげるための側面を大いに強調しています、そして”第4次1つのマレーシア民衆援助金BR1M 4”は対象とした層に政府が援助を回すために最善の措置です。」

(Intraasia 注:BR1M 4 と通称されるのは、第4次の意味です。これまでこの BR1M援助金は政府発行小切手の形で配布されているはずです。要するに本人による現金化はすぐできる。もらえる金額は10月11日の記事で書きました。いうまでもなく外国人は完全に対象外です(涙)。受領資格者のリストに載っている人を、配布現場では身分証 MyKad で照合する方式のはずですから、不正は起きないでしょう。800万人という人数は大体国民の大人2人に1人という割合に近いですね)

【国際原子力機関の専門家が Lynas 工場を追跡調査する】
(パハン州クアンタン近郊の町 Gebeng に、オーストラリア企業が希少金属精製工場を建設したことに対して、建設前の段階から住民を中心として強い反対運動が起きており、現在も工場廃止を訴えて活動しています、)

この Lynas Advanced Materials 工場を、国際原子力機関の専門家8人が10月13日から17日まで訪れて調査します。これは同機関が2011年に勧告した事柄が実施されているかを監視するためです。今年8月マレーシア政府の代表が、国際原子力機関に対して、Lyans工場の追跡調査をしてくれるように要請していました。

2011年時に Lynas を訪れた国際原子力機関の専門家は Lynas側に 11項目の勧告をしましたので、今回の再訪問ではそれらが実施されているかを確認し、監視します。

マレーシアの通産省、環境省など4つの省が共同で発表した声明では、国際原子力機関は訪問監視後に独立した第三者の意見を提示することになります。「これには国際安全規格と規範に沿って放射線の安全に関すること、水と環境運営の面が含まれる。」

(Intraasia 注:ということは現在その専門家が調査中ということなんですね。国際原子力機関の専門家が調査するということは、それだけ放射能発生の可能性が高いと取るべきなのか、それとも反対運動の諸団体の主張を退ける論証を政府が期待しているということなのだろうか。 Lynas工場に反対する運動は、政治的側面はあれど、環境擁護運動としてはマレーシアでこれまで起きた中で最大の運動だといえるでしょう。数年経った現在でも規模を維持して続いているように見える。)

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10月13日のマレーシア記事

【華語小学校の存在は憲法で保障されていると、ナジブ首相が演説】
与党連合Barisan Nasional (国陣) に属する馬華公会MCAの定期党大会がクアラルンプールの党本部で開催されました。最近マレー与党UMNOの一部から華語小学校の廃止を主張する声が現れていました。(注:華語小学校とは全て国民型華語小学校のことです)

来賓として演説した,Barisan Nasional (国陣) 議長でもあるナジブ首相は、華人界に対して明確に伝えました:華人は母語を学習する権利がある、これは憲法に保障されている。 
「華語小学校の地位を心配する必要はありません。憲法と法律には各民族がその母語を学習する権利を規定しているからです。」

この発言に対して、壇上の馬華公会MCA党指導部と会場に詰めかけた大会代議員一同が立ちあがって首相に向けて拍手と歓呼を示しました。

「政府は、華語小学校の生徒たちがさらに国語(マレーシア語)を良く学習するように期待しています、できますか?」 すると会場から声を合わせて 「Boleh (できる)」と答えました。首相は続けて語る、「ちょうどこの壇上で演説した馬華公会MCA総裁のようにです。彼が開会演説としてずっと話したマレーシア語はたいへん流暢でした。」

「マレー人はまた華語も学習できます。私の息子も華語を学習している。彼は以前、どの言語を習うべきかと尋ねた、そこで私は華語であると答えた。なぜなら中国はこれから世界最大の経済国になるから。」

(Intraasia 注:ウルトラマレー民族主義者が時折この種の華語小学校廃止論を言いだす。でも現実としてそうなるようなことは将来もないでしょう。ナジブ首相の親中的姿勢は父親のラザク第2代首相の影響を強く受けており、且つマレーシア経済にとって今や中国が最重要であることを重視したものです。彼自身は英国で高等教育を受けた超エリート家庭の出身者であり、華語教育とは無縁で育ってきた。)

別記事
国内の華語教育界の一翼を担う教總の議長は、馬華公会MCA大会に(来賓として)出席した後で語る、「ナジブ首相の演説が、UMNO内の一部にある極端主義的な幹部の覚醒になることを期待している。(彼らは)華語小学校を閉鎖するべきだというような民族感情を煽る言論を再びしてはいけない。同時にそういう発言者に対処処置をと取るべきです。そうして似たような言論が現れることを防がなければならない。」

「ごく一部の者たちや政治家がいつも、華語小学校は閉鎖しなければならないという主張を利用して、民族間の情緒を煽るようなことをする。」

別記事
馬華公会MCAの総裁は党大会の演説で述べる、「華語は世界第二位の大言語である、経済と学問の領域で広範囲に使われている。」
「どのような者であれ、どのような勢力でであれ、我が国の華語教育の地位に疑問をはさむような一方的なあり方に対しては、馬華公会MCAは強く抗議します。政府は華語小学校を閉鎖すべきであるといった言論者には、Barisan Nasional (国陣) を不利にし人々の支持を得られないことを知らしめるべきである。」

(Intraasia 注:この2つはもちろん華語紙の記事です。教總とは、華語教育界の教師主体の団体です。現実として、華語小学校閉鎖を語るマレー人政治家はごく少数だと思いますが、そういう発言はセンセーショナルに伝えられる。華人政党として馬華公会MCAは華語教育を守るのを使命としているので、華語教育のことはいつも議題になる。 華人一般が華語を誇りに思うことは結構だが、大言語話者がそれを強調すると中華思想にいきつく。マレーシア華人界、華語教育界の中で中華主義者が一定の勢力を持っていることを当サイトは時々指摘してきました)

【クアラルンプールの黄金の三角地帯にある夜の風俗娯楽店を一斉に取り締まった】
クアラルンプールのブキットビンタン街にある Sun Comlexビルに入居したナイトクラブ出入り口で手榴弾が投げつけられて爆発し、13人が死傷した事件のあと、警察はブキットビンタン界隈とその周辺にある夜の風俗娯楽店(いわゆるナイトクラブなど)を一斉に捜索しました。

これらの店は一部のやくざ者たちが常時活動している店だと言われており、警察は6軒の店を捜索して、117人を逮捕しました。その大部分は不法労働の外国人女性です。中でも1軒の店では89名ものベトナム人女性を逮捕しました。

Ops Cherryと名付けたこの特別取締活動には、警察庁本庁の売春・賭博・私會黨取締り部門の捜査員、及び組織犯罪撲滅特別隊員からなる 122人の警官が参加して、深夜1時から6時まで行われました。対象となったのはブキットビンタン界隈、P.Ramlee 通り、Ampang 通りにある夜の風俗娯楽店です。

本庁の売春・賭博・私會黨取締り部門のトップは語る、「この取締り活動で、先週起きた手榴弾投げつけ事件の容疑者も割り出したい。」

(Intraasia 注:この一帯はクアラルンプールのまさに中心部であり、日中はビジネスと商業活動の中核地であり、夜は娯楽の一大中心地となる、もちろんあらゆる観光客が集まる観光客集中地区でもある。パブやディスコやカフェレストランスタイルの店が多く、一方昔からナイトクラブ形式の店も一帯のあちこちに散らばって営業しており、小型店を入れれば2桁数になる。手榴弾事件が起きたSun Comlexビルのナイトクラブは少なくとも20年以上営業している。ナイトクラブの中には 私會黨の者たちが出入りするのは世の常で珍しいことではない。
アセアン(ASEAN)諸国間における観光訪問目的の入国ビザ免除協定のため、現在ではタイやインドネシアはもちろん、ベトナムやカンボジア、ラオスなどから容易にマレーシア入国できるようになった。これが1990年代と大いに異なる点であり、それを悪用して、人身取り引き・売春組織は活発にアセアン(ASEAN)女性を運んでくる。そこで警察が大規模な取締りをすれば一晩で3桁数のベトナム人など外国人女性が逮捕されるわけです。1軒の店で79人ものベトナム女性を抱えているということは、その店の資金力と地下コネクションの良さを示すものですね。 所詮真のオーナーは捕まらない。 こういう取締りは、各地の地元警察よりも警察庁本庁の売春・賭博・私會黨取締り部門は一番頼りになる捜査部門ではないだろうか)

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10月12日のマレーシア記事

【マラッカ市内で開催予定のオクトバーフェストには州の取り締まりチームを配置する】
(スランゴール州ペタリンジャヤのBandar Utamaにある有名ショッピングセンターで、問題となっていたオクトーバーフェストは開催されたと報道されている。ただ会場を屋外広場から屋内の駐車場に移しました。一方州首相は開催の許可は出していないと語っていた)

マラッカ州政府は、10月18日にマラッカ市内の Jomker ウオークで開かれる予定のオクトーバーフェストの際に必ずやムスリムがビール活動に関わらないようにします。

マラッカ州の州首相語る、「取締り部隊がそのビール祭の現場に配置されることになる、そうしてムスリムがそこで進行するビール祭に決して参加しないようにします。」
「イスラム教徒は(アルコール飲料で)そういうふるまいをするなどと考えてはいけない、ムスリムの活動を監視するために取締り官たちがそこにいるのです。」

「我々には、アルコール飲料を飲んだムスリムを取り締るために適用できるシャリア法があります、しかしながら州政府には、非ムスリムにアルコール飲料を飲まないようにさせる条規はありません。」 とマラッカ州ホールで行われた州元首のための儀式が終わった後で、州首相はこのように(記者団に)語りました。

(Intraasia 注:そもそもマラッカ市内で歴史的にも地縁的にも縁もゆかりもないオクトーバーフェストをなぜ開くのか、不思議です。地元の商店街の一部とビール会社が企画したものなのかな? 歴史的町並みの一部である Jonker Walk にビール祭が必要とされる理由はない。イスラム主義者からのオクトーバーフェストを禁止すべきだなという極端な声を広がらせてはいけないのはいうまでもない。 ただ州機関の取締りチームを配置することまで州政府は考えているという背景を考えれば、このビール祭は単なる商業活動の一コマに過ぎない、だったらどこかの高級ホテル内かパブやレストランでやるべきでしょう。)

【新しく実施することになる青年のための住宅プログラム】
2015年度予算案で提示された、青年のための住宅プログラムには業界から好反応が出ています。
プログラムの内容
・政府と Bank Simpanan Nasional と被雇用者福祉基金と Cagamasが協力して実施する。
・住宅価格がRM 50万以下の住宅に対してローンを提供する、ローン期間は最長35年間。
・対象者は25歳から40歳までの夫婦、その世帯月収がRM 1万を超えないこと、住宅購入が初めてに限る。
・ローン開始して初めの2年間だけ政府が月RM 200を補助する、さらにローン総額の10%を国が保証することで、申請者が十分にローンを得られるようにする
・このプログラムが適用される住宅数は2万戸、 申請は早い者勝ちです。

【新たな”1つのマレーシア民衆住宅プログラムBR1MA” と PPR】
購入できる範囲の価格の住宅を所有できるようにと、2015年度予算案では(従来のプログラムを改良した)新たな”1つのマレーシア民衆住宅プログラムBR1MA”が発表されました。このプログラム下で、8万戸を建設し、予算RM 13億を割り当てます。
プログラムの内容
・申請対象者の世帯月収入の上限をRM 1万に引き上げる、従来はRM 8千。
・銀行の住宅ローンを得られない人向けに、賃貸することで住宅を所有する方式を取り入れる

国家住宅庁が低所得層向けに立てる、民衆住宅プログラム(通称PPR) にRM 6億4千万を割り当てて、2万6千戸を建築する

(Intraasia 注:他にも 公的な機関が関与する住宅建設プロジェクトが 2,3あるようです。いろいろと種類があってイントラアジアにも整理するのが容易ではない。 これらとは関係なく昔からあるのが 民衆住宅プログラム(通称PPR) です。いわゆる公共(高層)アパートです。古いものは都市部の中心部にさえありますが、そういう地での新規建設はもう無理でしょう。 )



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10月11日のマレーシア記事

【2015年度予算案を首相が国会に上程した】
ナジブ首相は10日午後国会で、2015年度予算案を発表しました。以下はその主要点です:

・2015年4月から導入する物品とサービス税(GST)、税率6%、 による国庫歳入額は推定 RM 232億、
・物品とサービス税(GST)において非課税とする品目は約2900を数える。これら非課税品目を仮に課税するとその額は推定RM 38億になる。
・非課税品目例:レギュラーガソリン(Ron 95) 、ディーゼル油、プロパンガス、輸入果物と国内産果物、粉末コーヒー、粉茶、黄色い麺、クワイティオ、ラクサ、ビーフン、食パンと全粒小麦粉パン、子供の絵本、学習書、辞書、新聞、
・約2900種の必須医薬品も非課税、これらの薬は30種類の病気治療に用いられている
・電気使用量の非課税範囲を 月300キロワット時までに引き上げる。

・所得税の税率を各段階で1%から3%引き下げる。これまで所得税を納めていた30万人ほどが今後所得税を収めなくてもよくなると見込まれる。さらに、家族のある人で月収RM 4千以下は所得税を払う必要はなくなる。
・課税所得の最高額を現行のRM 10万を超えるからRM 40万を超えるに引き上げる、 同時に課税の最高税率を 26%から 24%、24.5%、25%に引き下げる
・法人税率の面で、2015年の法人確定申告では税率を1%から2%引き下げる。2016年には法人税率を25%から24%に下げる

・物品とサービス税(GST)の導入に伴って、従来の販売とサービス税は廃止する、このことで失われる国庫歳入額はRM 138億。 
・物品とサービス税(GST)の導入による、実質的な歳入増加はRM 6億9千万になる

・”1つのマレーシア民衆援助金BR1M” の額を引き上げるなど、国民への援助プログラムを増すことに費やされる額は RM 49億、
・”1つのマレーシア民衆援助金BR1M” によって月収RM 3千以下の者には一時金RM 950を供与、RM 3000を超えRM 4000まではRM 750、これらの支給は数回に分けて行う。未婚で21歳以上、月収がRM 2000以下の者には民衆補助金額を RM 350支給する。

・国会議員への手当を増額する、上院と下院の両方が対象。
・内閣閣僚などの給与体系を見直す。

・公務員を対象に2015年1月に半月分ボーナスを支給、この場合最低支給額はRM 500とする。
・元公務員がもらっている年金受領者に対して、一時金RM 250を支給。

・実施するインフラプロジェクトの例:道路長 59km のSungai Besi-Ulu Klang Expressway (SUKE)、建設費は53億; 道路長 276km のWest Coast Expressway、 Taipingから Bantingまで これの建設費は RM50億; 道路長 47km のDamansara-Shah Alam Highway、建設費は RM42億; 第2 MRT 電車路線 56㎞、 Selayang から Putrajayaまで、建設費はRM230億;  第3LRT 高架電車プロジェクト、Bandar Utama から Shah Alam経由 Klang まで、建設費はRM 90億;東海岸のマレー鉄道路線の改良(Gemas - Mentakab, Jerantut - Sungai Yu, Gua Musang - Tumpatの各区間) RM 1億5千万、

・アニメーション、映画、デザインなどクリエイティブな産業振興のために、デジタルコンテンツ基金をコミュニケーションとマルチメディア省翼下に設立、RM 1億を割当て

・企業の株式所有割合においてブミプトラの所有比率は目標とする30%に届いていない。有効的に管理している比率は10%だと推定される。そこで民間企業と政府関連企業におけるブミプトラ所有比率上昇のために EKUINASに RM 6億を割り当てる。
・サラワク州とサバ州を貫くパンボルネオハイウエー、全長1663㎞、の建設開始を予定する、総建設費用はRM 270億。
(マレー鉄道の北部路線で複線電化工事が以前から続いている) イポーとバタワース区間での電車運行を2015年4月開始の予定とする。

・予算総額は RM 2739億、内訳は国家運営上で支出する予算額 RM 2234億、一方開発予算はRM 505億になる。
・教育、保健、住宅、福祉分野にRM 126億の予算配分、 国防面にRM 49億の配分、
・2015年の経済成長率予測は 5%から6%、国内総生産に対する財政赤字額の割合はさらに減って3%になるとの予測。

(Intraasia 注:今日のニュースはこれにつきます。例年各方面から非常に注目を浴びる、翌年度予算案です。政府与党が国会の過半数を握るので、多少の修正はあっても大体が予算案通りに可決されるようです。2015年の最大の関心は物品サービス税の導入です。そこでポピュリスト政策として現金給付を大いに盛り込んだ。マレーシアはそもそも所得税を払っている人が、これまで諸説あるがせいぜい200万人程度でしょう、3千万人の人口なのにです。それなのにまた納税者が減る。一方最高税率は26%程度と低い、しかも最高課税額が現在RM 10万と非常に低い、つまり課税額100万でも1千万でも26%なのです。これをRM 40万に上げても大してかわりませんね)

【 一晩のセックスサービス代 RM 300】
買春組織がいくつかの風俗店を外国人女性を売買するセンターにしていることが、警察の捜査で暴かれました。警察はクアラルンプールの Cheras 地区のTaman Maluri にある店を取り締まりました。

この取締りは深夜12時半頃始まり、売春をしていたと思われるベトナム人女性12人が逮捕されました、彼女たちの年齢は16歳から30歳です。さらに店の監視役であるマレーシア人男性、40歳代、も逮捕しました。

わかったところによると、これらの女性は全てこの買春組織によってマレーシアに連れて来られ、社会訪問パス(いわゆる観光パス)を使って入国しており、その後 Cheras 地区にあるいくつかのナイトクラブ店へ回された。

(Intraasia 注:見出しは大衆紙の見出しをそのまま訳したものです。ナイトクラブ、カラオケクラブなどと名称は数種あれど中身は同じです、客はそういう店へ行ってホステスとしてベトナム女性を選びついでにセックスサービス料も払うということなんでしょう。アセアン(ASEAN)の各国は互いに観光と短期商談目的などの場合は、ビザ免除で社会訪問パスで容易に入国できるようになっている。買春組織同士が手を組んで、ベトナム側から送り出してマレーシア側で受けるという仕組みでしょうね。だから女性たちは空港に着いたらそのまま各地へ、ここではCheras地区へ、”配属”された。 
Taman Maluri はLRT駅からも近く、現在 新電車網MRTの地下路線と駅が大々的に建設されている再発展の著しい準高級地でもある。クアラルンプール中心部に隣接しており、決して郊外の新興開発地区などではない。Taman とは例えて言えば、富士見ヶ丘、麻布、中町といった日本の町名にあたる。 Ceras地区警察署は Taman Maluri から数百メートルの距離です。 こういう地でも買春組織はビジネスを展開しているという例です)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 295.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 318.3 を入手します。

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10月10日のマレーシア記事

【国家高等教育基金(PTPTN)に奨学金返済をしない者たちへの対抗措置】
国家高等教育基金(PTPTN)は、奨学金の返済を拒んでいる未返済者に対する措置を強めることにしました。奨学金を受け終わった後、連続して3年間返済していない 17万人に関して、その名前を 中央信用貸し情報システム(CCRIS)のリストに加えることにします。

このシステムに一たび名前が載ってしまうと、載せられた人たちはそれ以後信用借り・ローンを得ることが困難になります、具体的には個人ローン、クレジットカード、住宅ローン、自動車ローンなどにおいてです。

第2教育大臣は語る、「教育省が主として問題とするのは、奨学金の返済を頑固に拒んでいる人たちです、つまり国家高等教育基金(PTPTN)に3年も返済していない、元奨学金受領者たちです。その数は実に17万人もいます。それらの名前を中央信用貸し情報システム(CCRIS)に加えることにします。」

(Intraasia 注:高等教育に進学するために国家高等教育基金(PTPTN)から多くの人が奨学金を得ている。卒業後には当然返済義務が生じる。それなのに返済しない者がたいへん高い比率を占めることが、昔から問題になってきました。 3年間未返済者が17万人ということは、その期間未満の返済者を含めればずっと大きな数になることがわかる。 後に続く奨学金受領者のことを考えない、自分勝手な奴らです、いわゆるブラックリストに載せるのは遅きに失したぐらいです)

【ブキットビンタン街のナイトクラブ入り口で手りゅう弾爆発事件が起きた】
クアラルンプール中心部のブキットビンタン街にある(よく知られた混合ビルの)Sun Complex ビルの地階にはナイトクラブがある。そのナイトクラブから外に出た場所で9日未明4時ごろ、爆発事件が起きました。

警察の初期捜査で分かったことは、この店を出たところの客を狙ったようであり、ビル2階の駐車場から手榴弾2個が投げられて店前に停めてあった高級車の下で爆発した模様です。この爆発で女性2人を含む14人がけがをしました。けが人はナイトクラブの客と客の車を預かるカージョッキーで、中国人4人、タイ人1人、シンガポール人1人が含まれている。また数台の自動車も壊れた。
別記事
カージョッキー職の男性がその後病院で死亡しました。

警察が捜査したところ,車の下で見つかった1個の手榴弾は爆発していませんでした。警察は、私會黨間での抗争だとみており、テログループが起こしたとの噂を否定しています。

この手榴弾は自家製でもマレーシア製でもないとのことで、製造元を調べているところです。警察の見るところ、犯人が投げつけた手榴弾はタイから暗黒ルートでマレーシアに流入した物であろうと推測しています

(Intraasia 注:このナイトクラブが入居している Sun Complex ビルのある一画はBukit Bintan通りとPudu通りが交差する近くで、高級なホテル1軒を含めて何軒もホテルがある。出入りしていたということでは全くないが、昔から Intraasia に極めて馴染みある所です。 現在この両通りが交差する一帯は新電車MRTの路線と駅工事で交通が非常に制限されてごちゃごちゃになっており且つ大きく変貌中です。そのため昔ほどの賑わいがなくなっている。90年代はポン引きが徘徊し、夜になればならず者が珍しくない一画として知られていた。もし私會黨間に絡んだ爆弾事件であれば、依然としてならず者の縄張りなんでしょう。まことに荒っぽい犯行です。皮肉なことに、この一画から直線距離で二百メートルにも満たない近距離の所に、クアラルンプール警察本部の立派なビルがそびえている。)

【ペナン州で今年殺された外国人にミャンマー人が多い理由】
ペナン州ではミャンマー人が関わる殺人事件が増えていることから、これらの背後にはミャンマーにおけるムスリムと仏教徒との衝突に関係しているのではないかとの憂慮を起こしています。

ペナン州警察の幹部は語る: 今年1月から9月末までにペナン州で起きた殺人事件で殺された外国人の70%がミャンマー国籍です。
「これらのミャンマー人が関わる殺人事件はミャンマー国内における紛争には関係していない。その多くはけんか、復讐、借金、麻薬に関係している。」

(Intraasia 注:9か月間でペナン州における外国人の殺人が35件とは、多いなあ。 ミャンマー人が関わる殺人が多いのは同国の宗教紛争が外国人労働者または難民としてマレーシアに滞在している彼らの間に飛び火しているというニュースは別のニュース源で当サイトで以前載せましたね。殺された者の民族名と宗教を列記して説明しない限り、どちらの論も決定打を欠きますね)

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10月9日のマレーシア記事

【密入国で捕まったウイグル人155人を中国へ送還しないようにと人権団体が訴える】
(10月4日の記事で、中国の新疆ウイグル自治区出身のウイグル人155人がクアラルンプールのアパートに隠れていたところを、イミグレセン(Imigresen)によって密入国の容疑で逮捕された記事を載せました。ウイグル人はテュルク系民族でムスリムです)

マレーシアの人権団体が、このウイグル人155人、内76人は子供、を中国に送還しないようにと訴えています。それは、彼らが中国で迫害を受けるかもしれないからです。

’自由のための弁護士’団体の理事は主張する、「そもそもウイグル人たちはなぜ中国を離れたのか、そして彼らが国際的な保護を受けられるのか、ということを確定できる更なる情報を得るまでは、彼らを強制送還すべきではない。」

「マレーシアは難民の地位に関する条約の署名国ではないが、それでも国際法によってウイグル人を中国に強制送還しないようにと縛られている、とりわけ送還されることで、例えば逮捕される、行方不明になる、拷問を受ける、といった迫害に面するひとたちに関してです。」

逮捕されたウイグル人は全員、クアラルンプールのイミグレセン(Imigresen)拘留所に拘留中です。
「彼らウイグル人が迫害を逃れてきた難民かを判断するために、イミグレセン(Imigresen)は、彼らが直ちに国連難民高等弁務官事務所と連絡できるようにしなければならない。」

別の人権団体である Suaranの理事は、「政府は国連難民高等弁務官UNHCR と協力するように、UNHCRが直ちにウイグル人たちと連絡できることを認めるように」 と訴えました。そうして 「UNHCRがウイグル人が逃げ出してきた理由と、彼らが難民の地位にあたるかを確定することができるようにすべきです。」
「2012年12月、UNHCRが処理している最中に、マレーシア政府はウイグル人6人を中国へ送還したことがあった。」 「そういうことは二度と起きてはいけない。」

国連難民高等弁務官UNHCR の報道官は言う、「UNHCR はそのウイグル人たちの情報を全く得ていない、我々は当局と接触します。」

(Intraasia 注:マレーシアは難民条約を批准していない、一方日本は難民条約を批准した加盟国です。しかしながら、マレーシアは現時点でミャンマー少数民族の約9万人もの国連難民が一時滞在している国であり、これまでにもインドネシアのアチェ人を難民として受け入れ、カンボジアのチャム人、ボスニアヘルツゴビナのムスリムなどを数千人から数百人単位で受け入れてきた。ミャンマー少数民族難民はこの10数年来マレーシアを経由して第3国へ移住していく者が多いので、これまでにマレーシアが受け入れた数は軽く10数万人を超すはず。 マレーシアは難民としては正式に受け入れないが、一時滞在は認める、または居住さえ認める、さらに労働しても目をつぶる、というあり方をずっと続けてきた。日本よりはるかに柔軟に、時には厳しいこともあるが、対応をしている。審査が厳しすぎる日本へ行きたいミャンマー難民はごく少ないと言われることがこれを如実に示している。 もちろんマレーシア滞在の難民が起こす問題もあるし、マレーシア当局と国民の対応はそれほど好意的とはいえないが、しかし現実に受け入れるという入り口を閉じない開かれた対応がマレーシアの良さです。国民も結局のところこんなに多数の難民を受け入れているのです。日本はこの”開かれた対応の仕方”に欠ける。
さてこのウイグル人155人の問題はいささか様相が違う。10月7日の記事に載せたように、中国の國務委員高官がなぜこの時期マレーシアを訪れたのか知らないが、マレーシア政府当局とウイグル人のことを話し合ったのかどうかをマスコミは伝えていない。中国が国内のチベット族やウイグル族からの批判を強く封じているのは国際的に知られたこと、もちろん彼らの難民出国も認めていない。 中国の意向は当然知っているであろうマレーシア政府当局はこのウイグル人155人をどう扱うのだろうか?)

【華人新村の住民福利のために予算割り当て】
内閣府の無任所大臣、馬華公会MCA出身の華人、は国内の華人新村の住民福利について国会で述べました、「華人新村に対して計RM 5400万を予算割当てした、その内これまでにRM 5000万が使われて、684のプロジェクトが進んだ、例えば道路の再舗装、排水設備の改良、コミュニティーホールの建築などです。」

「この予算割り当ては第10次マレーシア計画に基づいている、これは2015年度に終わる。次の国家発展計画ではより多くの予算を割り当てることになる。」 

「コミュニティー基盤のプログラムはコミュニティが現在の問題に関して説明を受けるのに良い土台となります。来年導入する物品とサービス税に関して、新村の住民は野党勢力に間違った情報を吹き込まれている、これが良い例です。」

質問した民主行動党DAP議員が、コミュニティー基盤のプログラムは政府による一方通行のプログラムであるとの主張を、この大臣は退けました。この大臣は華人新村のことが担当分野の1つです。

華人新村は国内に607村あります。州で多いのがペラ州の162村、ジョーホール州が120村、スランゴール州が 79村、パハン州が63村、ヌグリスンビラン州が57村、クランタン州が 48村、ケダー州が 35村、マラッカ州が22村、ペナン州が14村、クアラルンプールには3村ある。

(Intraasia 注:華人新村は、1950年代から60年代にかけて、大体マラヤ連邦時代に重なるが、マラヤ共産党対策として華人をある一か所にまとめて住まわせるために囲い込んだ国策に由来する。だから半島部各地にすごい数の華人新村が人工的に作られた。その後1970年頃以後囲い込み政策は終わっても、新村に残った華人は多く、それが現在にも続く何々新村という名称です。 その名の通り、ほとんどの住民は華人である。開発が進んでもはや新村といえなくなった新村もあれば、開発から取り残された新村もある。そういう取り残された新村はインフラが依然として良くない。
イントラアジアは1990年代中期に個人ビジネスをやっていたので、その頃毎日スランゴール州を含めたクアラルンプール圏を文字通りくまなく回っていた。その時新村に入ると道路が未舗装であったり、曲がりくねって狭かったりと、その違いを身を持って体験した。当時は新村のことをよく知らなかったので、なぜこうもインフラが異なるのだろうと思っていたものです。 現在はずっと向上したでしょうが、それでも近隣の町などと比べてインフラが劣る新村がある、そこで住民福利のために開発予算を割り当てているというのがこの記事の主題です)

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10月8日のマレーシア記事

【国内の世帯200万戸は世帯月収 RM 3千以下である】
(世帯月収に関してはまず9月13日の記事をご覧ください)

内閣府の大臣は語る、「(国家機関である)統計庁が今年実施した世帯所得調査の中間結果段階であるが、国内にはまだ世帯月収RM 3千以下の世帯が約200万世帯ある。」 「この世帯数は全国総世帯数700万戸の 28.7%にあたる。」

「生活負担の増加に日々面している民衆の援助を力を注ぎます、政府は”1つのマレーシア民衆援助金BR1M”を本当に必要な人たちに引き続き供与していきます。」
「政府はまた(国が費用の)多くを負担した家屋、”1つのマレーシア民衆コンビニ”、”1つのマレーシア診療所”を提供しています。」

(Intraasia 注:世帯月収RM 3千以下の割合うんぬんの記事は国の現実的な姿を示しているでしょう。クアラルンプールやペタリンジャヤやペナンの中流階層の生活スタイルだけを眺めていると、こういう姿が見えてこない。 世帯平均人員数が4.2人、マレーシアは低所得層だからといって子供の数が少なくなるわけではなく、むしろ平均数より多いのではと思える。仮に夫婦と子供5人の家族を考えれば、都市部で月RM 3千で暮らしていくのは楽ではないのは間違いない。田舎に住む自家保有者は別として、なぜなら将来の蓄えも必要だろうし住居賃借料か住宅ローンの支払いがあるからであり、都会は全てにお金がかかる生活ですからね。 この階層は所得税は全く払う必要はない。従って、”1つのマレーシア民衆援助金”が一時的に供与されるのはこのクラスの人たちです。 
ところで、”1つのマレーシア診療所” は確かにほとんど費用の要らない診療所です、しかし医師のいない、医療補助官が勤務するだけです。こういう発言をしている大臣は自分や家族が”1つのマレーシア診療所”にかかるのであろうか? I don't think so です。 Intraasia ももちろんかかる気にはなれない)

【マレーシアと中国は反テロ活動で協力しあう】
中国の國務委員高官がクアラルンプールに国防大臣を表敬訪問しました。

「マレーシアと中国はあらゆる形態の暴力闘争と闘う」 とマレーシア国防大臣は記者団に語りました。「両国は、テロ活動の基地として使われていると思われる地域を特定しているところです。そのホットな地点を特定している最中です。」 
「両国は軍事協力と防衛産業を強化する必要がある、これは国交開始40周年記念の祝賀の際に北京で合意したことです。」

中国のウイグル族戦闘主義者の4人がマレーシアを経由してインドネシアに入り、そこで逮捕されたというニュースがありました。その後マレーシアの出入国検査所での検査を強化したとの報道がありました。マレーシア国防大臣はこれについて上記のように語りました。

別新聞の記事
「テロ活動対策の中で、マレーシアと中国の両国は常に協力し合います、我々は共同で両国のテロ活動領域を調査して特定し、両国における全ての軍事活動を確認します。」

(Intraasia 注:新疆ウイグル自治区で現在時どき起きていると報道される不安事象は全てテロ活動であると中国は主張する、そういうことをマレーシアは黙認する、これは他国の内政には一切干渉しないという、アセアン(ASEAN)流外交の典型といえます。中国が新疆ウイグル自治区にどんどん漢民族を入植させる方向で進めてきた事実を、マレーシアは観点に入れることはないことがわかります。 マレーシアにとって中国関係は経済最優先と重視の姿勢ですから、このように中国高官が訪れた時も両国友好関係の証としてテロ活動取締りは両国共通の課題であると述べている。
何をもってテロ活動と捉えるかの定義も内容も当然ながら同じではない。例えばトルコにとってクルド族はテロを起こす民族だが、欧米諸国には国を持たないクルド族への同情がある、このようにテロ対策とはまことに都合の良い言葉ですね。
ところで両国が軍事産業を強化と言っても、中国と比べたらマレーシアに軍事産業らしい軍事産業はない、 外交言葉はいつもながら体面を飾ることばを羅列しますね)

【シャーラムに立てられたビール祭の広告宣伝板問題は州首相の判断を待つ】
論議を呼んでいる、オクトーバーフェストの大型広告宣伝板は違法であると、シャーラム市長が語りました。「今週末にショッピングモールで行われる予定の、オクトーバーフェストのための販促活動はシャーラム市庁から許可を得ていません。」 「当局が既に広告看板を撤去しました。」

「スランゴール州首相にはこの件で報告したので、州首相がもうすぐ発表をすることになるでしょう。」 「誰もがもっと注意深くなるべきだとアドバイスします、我々は多文化と多民族社会に暮らしているのです。」

【大衆紙の求人広告から】
書店員求む、勤務地はクアラルンプール圏、
給与:RM 1100からRM 1400
対象:女性、 17歳から45歳まで、 学歴:PMRまたはSPM

急募、 男性技術的操作員 
勤務地: ポートクランのPlau Indah
学歴:最低 SPM, 
給与:本給 +手当 +残業 でRM 1500以上

(Intraasia 注:マレーシアは書店の数が多くない。 勤務地が漠然としているが、記載されている電話番号にすればある程度はわかることでしょう。 PMRとは要するに中学校3年時の統一試験終了ということ、SPM は5年時の統一試験です。2つ目の広告は恐らく工場勤務でしょう。いずれも三行広告ではないが、小さなスペースのありふれた求人広告です。上記の世帯所得の参考にしてください)

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10月7日のマレーシア記事

【ビール祭がハジ巡礼の月を汚した】
いくつかの非政府組織(NGO)と政党がスランゴール州政府の方策を批判しています、それはイスラム教徒コミュニティーの感受性を推し量ることなくスランゴール州政府が9月から州内で、アルコール販売祭りであるオクトーバーフェストが行われることを許していたからです。

批判する勢力は主張する、「民聯 (Pakatan Rakyat) が支配する州政府の無礼な姿勢のおかげで ビールメーカーCarlsberg Malaysiaが提唱しているフェスティバルの販売促進を許した、それは起こってはいけない行き過ぎたあり方でした。

オクトーバーフェストはドイツで伝統的になっているビールの販売祭りです、そしてそれが有名なビール生産会社によって始められたことでこの国で展開されようとしている。

さらに悲しいことに、 シャーラムの Seksyen U2にある道路 で、そのビール祭の宣伝広告をするために、シャーラム市庁が所有する巨大な広告看板をスポンサーが借りた行為に対して、スランゴール州政府は眼の片側を見ました(このマレーシア語表現は意味はなんとなくわかるがどう訳すべきか自信がない)。ところがシャーラムの住民の多数はムスリムなのです。

(ムスリム組織である)スランゴール州福祉と説教 Ikatan ブミプトラ団体の会長は語る、「州都シャーラムの環境下でオクトーバーフェストの宣伝看板を設置することを認めることは、まるでスランゴール州におけるイスラム教徒をそのアルコール飲料の宣伝活動に参加させようと奨励するかのようだ。」

(Intraasia 注:10月5日のハリラヤハジまでが巡礼月でした。この記事タイトルと論調からマレーシア語紙の記事であることは感じられることでしょう。マレーシア語紙にビール類の広告はもちろん載らない。Carlsberg Malaysia は長くマレーシアで操業している会社です。ただ経営トップは欧州人がいつもその座に就いており、時々他国からやってきて交替することが新聞のビジネス欄でわかる。以前はどうかは別にして、現経営陣はシャーラムにオクトバーフェストの宣伝看板を建てる行為自体がどういう結果を生むかを推測できないようです。ビールの客層は100%非ムスリム層だからイスラム教界の思考と潮流を充分計算に入れてなかったのかな。
マレーシアにおけるイスラム潮流はもはや1990年代のそれではない。 別記事でイスラム政党 PASの国会議員が、オクトーバーフェストを禁止すべきと発言したニュースを他紙が載せている。そういう発言も今や珍しくない。 所詮マレーシアで行われるオクトーバーフェストは本場とは似て非なるものだろうが、それはクアラルンプールやペタリンジャヤの繁華街や高級ホテルやパブなどに限定しておくべき催しですね。)

【下水処理システムを悪化させる国民の慣行はなくならない】
マレーシア人は自らを救い難いと証明したといえる、それはマレーシア人は膨大な量のゴミをトイレに捨てる習慣を捨て去ることができないばかりではなく、その捨てる量が17%も増えたのです。

全国の家庭から出るし尿と下水処理事業を請け負う共同事業体の Indah Water Konsortium (IWK) が明らかにしている数字です。
マレーシア人は2013年7か月間で6万トンのゴミをトイレに流した。今年7か月間は(前年比で)さらに捨てる量が増えた。2014年7月時点で、下水処理システムに廃棄されたゴミの量は7万トンに及ぶ。Indah Water Konsortium (IWK)は家庭から排出される下水だけを扱うことになっている。

Indah Water Konsortium (IWK)の広報担当者は語る、「我々は処理場とポンプ場からゴミを取り除くためにRM 120万が費やされたはずです。ゴミをトイレに流す者たちはゴミが消えてしまうと思うだろうが、そのゴミは我々の処理場に流れ着いて取り除くことになるか、またはどこか途中でふさがってしまい、逆流を起こすことになる。」

「胎児をトイレに流す件がマスコミで報道されたが、我々の記録では年間10件以下です、しかしこういう行為が依然として続いています。」
「下水処理システムに捨てられる物で多いのは、建設廃棄物、家庭ごみ、プラスチック物体、おむつ、衛生製品などです。下水システムを塞いでしまう例が増えている、昨年は月間1798件だったのが、今年は月間1827件に増えました。」 

「塞ぐ理由はいろいろで、油、グリース、ゴミを流したり、下水設備に捨てたりすることです。レストランの中には、廃棄食品や食用油を下水に流す所がある、これが下水管を詰まらせます。」 「建設業者が家の改装の際に出る建設ゴミをマンホールに捨ててしまうことがある。」
「こういった民衆の精神構造が下水処理システムに悪影響を及ぼしています、長い期間でみるとメンテナンスコストの増加につながっている。」

(Intraasia 注:ごみ量が格段に少なかった1970年代頃はそれでもよかったかもしれないが、現代ではもう受け入れられないゴミ捨て慣行です。川に流れているゴミの量は半端ではない、道路の側溝に詰まったゴミが常時道路冠水の原因になっているのは全国共通ですね。住宅とショップロット街の裏通りを見れば、ゴミがいつも散乱している。レストランは店裏で調理準備し、排水を直接側溝に捨てている。 粗大ごみが空き地や裏通りに捨ててある。さらに建設資材ゴミを違法に空き地や道路端に捨てる悪行は依然として続いている。イントラアジアの地区でもこれらの風景はお馴染みです。ということで下水処理システムに影響があることは容易に想像がつく。
マレーシアはこれほど経済発展したのに、環境と公衆衛生に対する精神構造だけは置いてきぼりを食っているといつも思う。学校や宗教施設でこの種の公衆道徳・環境意識教育を気長にしていくしかないと思いますけど、なされているのであろうか?)

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10月6日のマレーシア記事

【サバ州東海岸の沿海での夜間海域禁止令をまたまた延長した】
(サバ州東部特別保安指揮區下にある 6地区沿海に出された夜間海域禁止令については、7月27日付けの記事を先にご覧ください)

サバ州警察の長官は、この対象沿海における19時から翌5時までの夜間海域禁止令の有効期限を さらに半月延長して10月21日までとする、と発表しました。
これは7月19日に始まって以来6回目の延長となる。対象となる海域では、この時間の間は全ての漁業活動やダイビングなどが禁止されている。

別の記事
7月12日に(その後この禁止海域となった)マブール島の水上リゾートから誘拐され身代金を要求されている、サバ州水上警察官、26歳、の身の安全と解放に関して、フィリピンの誘拐犯グループとの交渉は最終段階にあると、サバ州警察長官は述べました。

これとは別に6月16日にKunak 地方の養魚場で起きた誘拐事件では、養魚場マネージャーの華人が誘拐されて、フィリピン南部の島に捕らわれている。 サバ州警察長官によれば、フィリピン人誘拐グループはこの男性にはRM 300万の身代金を要求しているとのことです。
「別々の場所に捕らわれている2人を安全に解放すべく、マレーシア当局は努力している」 と長官は語りました。

(Intraasia 注:禁止期間を短く設定し、それを何回も延長するというあり方です。とにかく夜間海域禁止令が出て以来、誘拐身代金要求事件は起きていないので、その意味では有効に機能しているということでしょう。 なお海上禁止令という訳語を海域禁止令に替えました。こちらの方がふさわしいと思うからです。 この2件の誘拐身代金要求事件は片付いていません。これまでも数々の悪行を働いている悪党たちであるフィリピン人グループは相当なる高額を要求しているようです)

【裸のニンジャ (Ninja bogel) が マラ工科大学の女学生たちを困らせている】
スランゴール州クアラスランゴール地方の Mara工科大学 (UiTM) Puncak Alam キャンパスに近いアパートに賃借りしている数十人の女学生は、その宿舎の地が”裸のニンジャ”によって乱されると、恐怖にさいなまれて住んでいるだけでなく多くのミステリーに囲まれている。

学生の間に恐怖を起こしている”裸のニンジャ”は、夜遅くアパートに帰ってくる女学生の前に突然のように現れると言われています。
これまでの幾つかの事件では、”裸のニンジャ”は女学生たちが借りている部屋のドアを夜遅くノックしました。 ”裸のニンジャ”は、居住者がドアを開けるまでドアのノックを止めないと言われている。

”裸のニンジャ”には何々がなく(この何々の部分のマレーシア語がわからない)顔と頭の所は黒いTシャツで覆われていると描写され、その姿を現すと、 ”裸のニンジャ”は硬直して立って、怖さから叫び声をあげて夢中で走り出す被害者らの行動を見ているだけです。
”裸のニンジャ”は犠牲者が恐怖から走って行った後でその場を立ち去ります。

この事は既に2012年から既に起き続けていると言われている、その後、この2週間は ”裸のニンジャ”はMara大学女学生たちの前にますます頻繁に現れました。

Mara大学の女学生らは、この騒ぎはその地に住む1人の男が起こしていることが疑われると認めています。なぜなら、”裸のニンジャ”はまるで警備員または住民組織の人たちが見回りをする時間を知っているかのように、出現するからです。

(Intraasia 注:他愛もない記事です、いかにも大衆紙らしい。 Mara工科大学 (UiTM) はブミプトラ専用の大学です、ですから女学生たちは、多少はサバ州サラワク州出身者がいてもほとんどはマレー人でしょう。
それはとして、Ninja bogel 、裸のニンジャ、という単語がそのまま使われていることからお分かりのように、いつからなのか知りませんがマレーシア語の中に "ninja" が借用語化したようです。 日本語からの借用語は、例えば”tsunami" は2004年のアチェ大地震頃からそのままの形でよく使われるようになった。マレー映画ではホラー物がかなりの割合を占めているように、マレー人はホラー話を好むとは言い過ぎかもしれないが、決して嫌いではない。こういう面がこの大衆紙の記事の背景にありますね)

【インド洋に墜落したと推定されるマレーシア航空(MAS)機の捜索を再開した】
今年3月、239人を乗せて南インド洋に消えたと推定されるマレーシア航空(MAS)機MH370便の捜索が再開されました。

これまで行われた捜索活動では、専門家らは南インド洋の対象海域の海底を捜索しましたが、航空機の痕跡を見つけることはできませんでした。

マレーシアが契約した捜索船がインド洋の対象海域に到達して、深海底での捜索を始めたと、オーストラリア当局が発表しました。この船にはPhoenix International からの専門装置と専門家が乗り組んでいます。

(今回は)オーストラリアとマレーシアが共同でこの捜索費を負担します、これには10月後半に参加する2隻の船も含まれる。

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10月5日のマレーシア記事

【小学生以下の子供で視力に問題ある率は30%】
12歳未満の子供たちの中で、視力に問題があるため眼鏡をかけている割合は30%近くに達すると推定される、数にすれば300万人にもなる。この中には、 電子機器(ガジェット)にあまりにも身近に触れているためこの問題に陥っている約100万人の子供が含まれている。それ以外の問題源は、遺伝のため、環境のためです。

マレーシア国民大学(UKM)の保健科学部コンタクトレンズ専門家である、準教授のHaliza博士によると: 「幼いわずか3歳の患者を診たことがあります。その理由は、携帯電話、タブレット、といった電子機器(ガジェット)に過剰に触れている、、ビデオゲームで遊び過ぎる、テレビを見過ぎることからです。」

「そのうえ、今日では子供たちが使用している、眼鏡レンズの強度も心配される、つまり  -8.00 ジオプター(レンズ強度の単位)にもなるからです、 このレンズ強度は弱視段階の範疇になる。」

「この件に関して父母からの訴えを益々頻繁に受けるようになった。平均して患者10人中の3人は電子機器(ガジェット)を長い時間使用したことによる視力問題に面している。」

「以前はこんな問題はほとんどなかった。技術発展によって子供たちが電子機器をどこへでも持っていけるようになった、そのことで子供たちは健康問題の危険性にずっとさらされる、とりわけ大人と同じように眼の筋肉のこわばり(この部分のマレーシア単語は医学専門語なのではっきりとわからない)です。」

(Intraasia 注:12歳未満ということは小学生以下ということです、小学生以下の子供の30%もが眼鏡をかけている、という意味ではなく近視などに罹っているということでしょう。子供たちを眺めてもそんなにたくさんの子供が眼鏡をかけていないのは確かです。皆が皆眼鏡をかけることはないから。それにこの数字は正確な統計ではありませんからね。
この率がすごく高いのか、これぐらいは多くの国でも発生しているのかは知りません。ところで単に眼鏡をかけているかどうかでは判断できない。例えばカンボジア全土やインドネシアの地方で眼鏡人口は非常に低い、その主たる理由は眼科医や眼鏡店が郡部にはまずほとんどないことです。マレーシアでは小さな町にも眼鏡屋は見かける、もっとも眼科を掲げる個人医院はまずない、眼科にかかる場合はその地方の公立病院へいくしかない)

 【私會黨(悪党・ギャンググループ)の最大勢力は 36党 である】
全国の私會黨(悪党・ギャンググループ)の内で、最も力を持っているのは 36党 です。これは近年複数の民族から成る多くの者をこの36党が引き付けているからです。

警察本部が昨年まとめた 全国の49の私會黨中で 36党が最大の勢力を持ち、構成員数も最多の 8500人を擁する。構成員はインド人が約半数、マレー人が約3割、華人が約2割の比率という、 いわばRojak黨”です。(注:rojak はここではごちゃまぜという意味)
この比率ながら、華人の構成員が全般的な指導権を握っています。

警察本部の買春・ギャンブル・私會黨を専門に取り締まる部門の長は説明する、「36党は2009年から運営方針を大きく変えた、そのことで多民族の者が加入するようになった。華人のボスらは背後に回っている。」 
華人のボス陣は地下での不法事業に関わっており、そうして不法に稼いだ金を合法な正業ビジネスで浄化している(マネーロンダリング)とのことです。

(Intraasia 注:8千人も構成員がいる、って正確な数字なの? とまず思った。もちろん正確さを確かめる術はないが、それほどの数の構成員がいたらすごい勢力になるように感じます)

【最大バス会社 Transnasional は1200台のバス車輛を持つ】
(マレーシア最大のバス会社 Transnasional バスを所有し運営するのが Konsortium Transnasional Bhd です。)

Konsortium Transnasional Bhd の会長兼最高経営責任者は語る、「バス産業は公機関によって非常に規制されている、そして国内には実に多くのバス会社がある。」 「バス会社の数は260社を超える。」

Transnasional バスは現在1200台のバスを保有しており、定期的に古くなった車輛を新車輌に交換している。我々は年間300台ほどを交替させる。新車輌にすれば運営コストは下がるし、顧客は良い状態である新車輛を好む。」 「大きなバス会社だけが生き残っていけると、思っています。」 「我社は路線を縮小する計画はない。」
「我々はリアルタイムで販売やいろんな購入などを監視できるシステムに移管中です。6か月以内に完了することを期待している。」

Konsortium Transnasional Bhd社の2014年第2四半期の純利益は前期より減ってRM 271万でした。同社最高経営責任者は述べる、「政府はバス運賃を値上げしようとしない。なぜならバスは貧しい者の交通機関だと思っているからです。でも私は市場の流れに任せるべきだともう。」 「バス産業は不景気に強い産業です」
Konsortium Transnasional Bhd は2003年半ば以来の上場企業です。

(Intraasia 注:まさにマレーシアには小さなバス会社が多すぎる、単路線または数路線程度しか運行していない、車輛も数台、だから故障などすると代替えもない,さらに悪いのはそういう小規模バス会社は運転手を請け負い的雇用にしていることです。だからダフ屋に切符を売らせたり、運転手間で客をやりとりしたり、スケジュールを無視したりする。そういう心配がないのは Transnasional バスです。半島部で数十の路線を運行しており、運転手にもよるが大体時刻表に沿って運行されているといえる。直営切符販売店も各地にある、なお代理店も使っているのでその場合は多少切符が高くなることがある。
どのバス会社にしようかと迷ったとき Transnasional バスにすれば、まあ無難でしょう。 Konsortium Transnasional Bhdのこの会長はよく知られた人物であり、間接的と直接に多数の株を保有していることから実質的に同社を支配しているようです)



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10月4日のマレーシア記事

【スクールバス運賃の設定を柔軟にできるようにする】
陸上交通委員会 (SPAD) は、スクールバスの運賃を2015年1月からもっと柔軟に対応できるようにすると発表しました。

「スクールバス運賃はバス運営者と生徒の親の間での交渉に基づいて、もっと柔軟に決められるようになります。関係者からの反応と運営コスト増を判断して、この扱い方になります。」 と委員会の議長は述べました。

「スクールバス運賃は商業車輛免許機構が設定しているが、これは来年からは有効ではなくなる、そして全国で1万5千を超えるスクールバス運営者はこのシステムの下に入ることになる。」 「商業車輛免許機構が2009年に設定した運賃は運営者にとってもはや適用できない。そこで親と運営者間での運賃を交渉する自由を与えます。」

「国内にはまだ当局に登録されていないスクールバスが少なくとも3万台ある。我々はそういうバス運営者が進んで登録するようになることを期待している。」

(Intraasia 注:スクールバス運賃はかなり低額に抑えられているので、運営者がしばしば値上げ認可を国に要求してきました。しかしこのように何年も変更されていない。スクールバス業者が、生徒の輸送以外にいろんな団体の旅行や人員輸送にその車輛をよく使っているのを目にします。
都市部に住む者なら誰でも知っているように、小中学校の門前に早朝と午後の登下校時に自家用車が殺到し近辺の道路は大混雑する、その数が数百台にもなるところもある。子供の送迎に自家用車を用いる思考を当然視するマレーシア人が多いので、この渋滞は都会の風物詩となている。その一方スクールバスを使う生徒もいる。本来はスクールバスを使えばいいのに、一々子供の通学に自動車送迎などするなよと思う。親は言う、子供の安全のため、これは嘘です、子供が遊びに行くとき毎回親が送迎などはしない。 子供はLRTや乗合いバス、スクールバスを利用し、その停留所や駅まで親が子供を送れば済むことです。
スクールバスをもっと充実させて親の送迎をなくすような方向になればという期待は、間違いなく実現しません。タイでもインドネシアでも同様な、東南アジア的な思考である、持てる者は子供を車で送迎させる慣行はなくなりませんね。)

【KL郊外のコンドミニアムに密入国の 新疆ウイグル族155人が隠れていた】
イミグレセン(Imigresen)は情報収集活動の後、クアラルンプールのBukit Jalil 地区にあるアパート/コンドミニアムの2つのユニットを急襲して、部屋内に居た不法入国した中国ウイグル族155人を逮捕しました。これはウイグル族の人身売買に関する活動を暴いたものと見られます。

彼らは中国新疆ウイグル自治州からやって来た老若男女の密入国者たちで、大人79人(男42人、女37人)、子供76人(男児43人、女児33人)から成る。

クアラルンプールのイミグレセン(Imigresen)当局は情報を掴んだ後、今週水曜日の正午前に37人の取締官を動員して、アパート/コンドミニアムの2つのユニットを捜査しました。各ユニット(戸)は3部屋から成る。 捜査時多くの者は寝ていたとのことです。全員がイミグレセン(Imigresen)の留置所に連れていかれました。

取締り部隊は、1棟目のユニットでは65人を発見した、2棟目ではそのユニットが90人もの人間であふれていました。
取締り部隊の長の話によると、初期取調べの段階ではこれらウイグル族は政治的保護を求めているとのことです。

(Intraasia 注:マレーシアの地で不法滞在ウイグル族がこれほど多数発見されたのは初めてのことのはず。 中国当局が圧制していることで知られる新疆ウイグル自治州です。ある新聞はこのニュースを、4人のウイグル族過激者がマレーシアを経由してインドネシアへ入ったニュースと絡めて載せている。しかしながらこの155人は、真偽はわからないが、子供と女性の多さから見て密出国した密入国の難民希望者かもしれない。アパートの3室に90人も居たとは信じられない数だ。掲載の写真を見ると、女性は身体全てを覆うヒジャブ姿で写っている。この人数と服装からどんなにこっそり行動しても目立つはず、どうやってこんな多人数の集団がクアラルンプールの周辺まで運ばれて来たのか、不思議です。LRTの駅もあるブキットジャリルにはたくさんのコンドミニアムとアパートが建っています。
マレーシアには、東南アジアからだけでなくアフガニスタン、イラク、イラン、シリア、アフリカなどから一時滞在または単なる経由目的で難民希望者がたくさんやって来る。その多くは不法入国のようだが。難民希望者、人身売買される者、犯罪組織の構成員、麻薬運び人など、どうしてこれほど多くの者たちがマレーシアを通ろうとするのか、興味ある問題です)

【マハティール元首相はツイッターをしていない、唯一ブログのみ自身で開設し運営】
マハティール元首相は、ツイッターなどソーシャルメディアでは個人ページを開設していないと否定しました。自身で開設し且つ管理しているのは唯一 /chedet.cc// ブログだけである。

マハティール元首相の名前または写真を使ったいくつものツイッターアカウントが開設されている、例えば Mahathir Mohamad@Suara_generasi、Dr Mahathir Mohamed@therealDrM しかしこれらはマハティール元首相本人のものではない。中にはマハティール元首相のファンが開設して、フォロワーが16万人もいるのもある。

今週ツイッターに現れた、「政府は国家財政の健全化を進めるのであれば、ガソリンとディーゼル油の補助金を減らしてを突然値上げするのではなく、一つのマレーシア民衆援助金(BR1M) を速やかに停止すべきである」 (当ブログの10月3日の記事に載せたもの) といった言論は、作者がマハティール元首相の言論を参照したものです。

マハティール元首相の私設秘書はこの件を華語紙の星洲日報にはっきりと説明しました。「マハティール元首相はツイッターを開設していないし、その書き込み内容に何ら関わっていない。」

(Intraasia 注:10月3日付の 「ナジブ首相批判」 記事は星洲日報の記事を参照しました。ということで、その記事自体がニュース源をよく調べていないため不正確だったということです。従ってIntraasia の昨日の記事も不正確だったということになる。 ここで訂正しておきます。なおマハティール元首相のナジブ首相批判自体は誰もが知る事実です。
それにしても、マレーシアの地元マスコミも騙される、紛らわしいツイッターやブログがいくつもあるようです。これまでにも有名人や政治家などを偽ったツイッターやブログの書き込みが問題を起こしたことがあるように、ネット世界の人々は気が付かずに騙されてしまうことが起こるのですね) 

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 293.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 318.6 を入手します。
1 EURO を同様に両替すると RM 4.015 を入手します。

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10月3日のマレーシア記事

【マレーシアの悪党らがタイのパブを占める】
国内の悪党組織・ギャンググループを撲滅しようと、警察が2013年8月以来全国的に行ってきた特別取締り作戦のために、これら悪党たちの行動に新しい現象を起こしています。

取締り当局による取締りの脅威にさらされているギャング団の構成員らはマレーシアから競って逃げ出して隣国のタイやインドネシアやシンガポールへ向かいました。そこが彼らの隠れ場所となっている。

しかしながら、この隣国3国から伝わって来るところでは、マレーシアのギャンググループの構成員らが隠れさらに活動を継続するための一番の選択は、タイでとなる。

そういう進出はケダー州の Bukit kayu Hitamに隣接する (タイの)Danok地方での状況に直接影響を与えないようである、さらにクランタン州Rantau Panjangに隣接するタイの Sungai Golok町でも、 ケダー州のBaling に隣接する(タイの)Betong 町でも同じようである。このタイの地方のいくつかの場所はマレーシアの悪党が溢れていると最近言われている。

わかっていることとして、警察の特別取締りで逮捕されることを免れて逃げてきたギャンググループ構成員らの中には、マレーシアに隣接するタイ側の地に娯楽場を建てたりまたは娯楽場を買ったりできる者がいます。

(Intraasia 注:かなり誇張された表現の見出しは新聞掲載のものをそのまま使いました。 マレーシアの悪党グループであるギャング団がタイを一番好むことはよくわかる、インドネシアだといくら近くてもボートで数時間は海を渡らなければならないし、酒と賭け事と女はタイの方がずっと寛容であるしやり易い。シンガポールは国境検査が厳しく且つ狭い国なので隠れるのには向いていない。必然的にタイということになるでしょう。マレーシアとタイの陸上国境線は何百キロも続き、車で、徒歩で行き来できる。ここで言及されている両国の国境町とその地帯をイントラアジアはこれまで30年近くに渡って実に数多くの回数渡ってきた、その都度つぶさに観察してきたので、状況はよく知っています。
ところで国境のすぐ内側に娯楽場即ち賭博行為ができるような施設や酒と女を提供できる風俗店を作るのは、カンボジアがずっと以前からやっている。カンボジアは政府公認でカジノをタイとの国境すぐ内側に何か所も建設した。カジノホテルが建てばその周りにはクラブやパブも遅かれ早かれ出現する。 この記事での娯楽場はもちろん政府非公認だが、その意図は同じようなものです、賭博や遊び好きなマレーシア人とタイ人を引き付けるためですね。悪党グループはこの種のビジネスに長けているなあ、といつも感心します。
いささか蛇足ですが、カンボジアのカジノホテルに関しては昔、今週のマレーシアのコラムで触れました。せっかくですから、それをPDF化してこの場に掲載しておきますので、『カンボジアに見つけたマレーシアの姿とそれなのに存在感のないマレーシア』 をクリックしてお読みください。文の後半にカジノホテルのことが出てきますよ)

【マハティール元首相はナジブ首相批判を続行中】 この記事の訂正は10月4日をご覧ください
マハティール元首相は自身のツイッターでマレーシア政府を批判しました: 政府は国家財政の健全化を進めるのであれば、ガソリンとディーゼル油の補助金を減らしてを突然値上げするのではなく、一つのマレーシア民衆援助金(BR1M) を速やかに停止すべきである

(Intraasia 注:マハティール元首相の政権批判は続いているので、ナジブ首相以下閣僚や与党幹部は、うるさい小言でありいい加減にして欲しいと思っていることでしょう。実際マスコミの批評記事からもこうした思いがわかる。正面切ってマハティール元首相を反批判しているのはごく少数の閣僚だけです。ナジブ首相が推進している一つである”マレーシア民衆援助金(BR1M) ”では中流層以下を対象に現金給付をしている、これが巨額になっていることからマハティール元首相は以前から批判しています。)

【社会福祉施設案内から】
障害者施設
・スランゴール州バンティン障害児童協会:03-3180****
・スランゴール州クアラルンプール重度知的障害者協会、ペタリンジャヤ支部: 03-7874****
・愛・思いやりの家: 03-7873****
・美門障害ケアー基金:03-7873****
・キワニス学習障害センター:03-7955***
・クラン障害児童センター: 03-3165****

老人施設
・青年と老人を援助する家:03-8075***
・クアラルンプール恩恵の家老人ホーム:03-7781***
・Stell Maris 老人ホーム:03-7782****
・カジャン 愛心の家:03-8733****
・チェラス安らぎの老人ホーム:03-9080***
・セタパック甘露亭大きな願望の家: 03-4023****
・スランゴール州クラン天縁道堂老人ホーム:03-3341****

(Intraasia 注:華語紙の社会活動案内ページには、この2種類の民間施設名と電話番号のリストがいつも載っている、広告ではなく紹介としてです。その中から華語地名または華語名称がよく判別できない施設を除いてここに載せました。なかなかピッタリした訳が浮かびません。例えば華語では老人院と表記されている場合、この日本語訳では”老人ホーム”が適切のようですね、ちょっと自信ありませんが使っておきます。なおこれらの施設は、専用ではないが主として非ムスリムを対象としていると推測される)

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10月2日のマレーシア記事

【レギュラーガソリンとディーゼル油の価格を即値上げする】
国内取引・共同組合・消費者省は10月1日夕ガソリンとディーゼル油の値上げを 10月2日0時から実施すると発表しました。
これはガソリンとディーゼル油に国が出している補助金を 1リットルあたり 20セント削減する措置のためです。

改定後の小売価格
ガソリン RON95 (レギュラー) RM 2.30/ リットル、 ディーゼル油 RM 2.20/ リットル

同省は声明で述べる: 「燃料類への国家補助金は2014年で年間総額 RM 210億に達すると予測されている。」 「これは政府が進めている補助金の合理化政策に沿ったものであり、国家財政状況を改善するための一環です。さらに燃料の密輸出活動を行っている違法グループを抑え込む一歩になることでしょう。」

「政府はこの合理化措置で節約した補助金のお金を、教育と訓練発展、保健、国家安全、公共交通システム面での効率化と拡大などより良い方面に支出することができます。」

(Intraasia 注:マレーシアもインドネシアもタイもガソリン類に多額の国家補助金を投入することで、国際価格に比してずっと安価に抑えている。しかしそれが国家財政の非健全化の一要因となっている。マレーシアはこの数年徐々に少しづつ燃料類への補助金を減らしている、それでもまだまだかなり安いことはお分かりですね。だから、とりわけディーゼル油の横流しと密輸出が横行する。 通常は、値上げのお知らせとほぼ同時に実施しています)

【ハリラヤハジ用に輸入する家畜は安全だと、担当省】

(10月5日はイスラム教のハリラヤハジ祝日です。ムスリム界ではこのハリラヤハジを祝う際の慣例として、牛などを食肉用に解体処理して、その肉を信者に分配することが行われている。)

農業・農業基盤省大臣は、ハリラヤハジ用として輸入された家畜は病気に感染していない、安全であることを保障する、と述べました。
「輸入する家畜はマレーシアに運ばれる前に保健検査を行う、そして10日間の検疫を受けます。」 「農業省は、輸入家畜の食肉解体の際に監視するために、省の係官361人を動員します。」

(Intraasia 注:この日、各地のモスクでは牛など大きな家畜が解体処理され、その肉が人々に分け与えられる様子の記事がマレーシア語紙にはよく載る、との印象がある。肉を分配されるのは貧者とは限らないが、ムスリム間での分け合いの精神が込められているようです。家畜を犠牲 (korban) にすることから、Hari Raya Qurbanとも呼ばれる)

【マレーシア国民の内で、半島部における非ムスリムに関する、遺産相続に関する規定】
(遺産の)分配法1997年改定に基づく規定

無遺言死亡者の生存親族: 受け取る権利とその割合
・配偶者のみ生存で父母も子供もいない: 配偶者に全部
・配偶者と父母が生存、子供はいない: 配偶者が2分の1、父母が2分の1
・子供のみ生存、配偶者と父母はいない: 子供に全部
・父母のみ生存、配偶者と子供はいない:父母に全部
・配偶者と子供が生存、父母はいない:配偶者が3分の1、子供が3分の2
・子供と父母が生存: 子供が3分の2、 父母が3分の1
・配偶者と子供と父母が生存: 配偶者が4分の1、子供が2分の1、父母が4分の1

・特異な場合として、無遺言死亡者に子供も親も配偶者もいない場合
相続の優先順位:1.兄弟姉妹、2.祖父母、3.叔父、叔母、4.以下略

(Intraasia 注:興味ある記事です。マレーシアは民族と宗教と文化が多様な国です、従って相続のような場合は1つの法律では規定はできない。 ムスリムと非ムスリムでは全く別々の法体系です。さらに非ムスリムの間でも、半島部のサラワク州・サバ州の間で慣習法が違うので、一律にはならない。ムスリムと非ムスリムの婚姻は100%許されないし、ムスリムの子は100%ムスリムなので、2つの法体系が混じることは起きない。非ムスリム夫婦の片方が結婚後イスラム教に入信した場合、これが社会世論と裁判の両方で問題になっている、子への親権と相続に問題を起こします。
ここで紹介した規定を見ると、まず感じるのは配偶者の取り分が決して大きくないことですね、子供より取り分が少ない! その反面父母の取分が結構大きい。)

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