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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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8月31日のマレーシア記事

Selamat Hari Merdeka

【Bersih 4 集会を巡る様々な評価と批判】
Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)が主催した、クアラルンプールでの8月29日午後から30日深夜までの34時間に渡る Bersih 4 集会は、不足な出来事はほとんど起こらずに終了しました。 コタキナバルとクチンで行われたそれぞれのBersih 集会は予定より早く終わってしまいました。

Bersih 4 集会は依然としてつまずいた点もあるし、こうした集会はマレーシアの選挙制度と議会制度を変えるものではないという議論をこれからも盛んにさせることでしょう。

別記事: 外国報道機関による伝え方
クアラルンプールにおける Bersih 4集会は何万人もの参加者を引き付けた、そしてナジブ首相の退陣を求めた。しかし多数のマレー人を参加させることはできなかった。これは、資金スキャンダルをもってしても首相を支える草の根支持層内に異議申し立てを引き起こせないということの兆候であろう。

主催者側の発表で推定30万人、当局側の発表で5万人の参加者は黄色いTシャツを着て、クアラルンプール中心部を埋めて2日間にわたり叫び声をあげ歌いもした。当局はこの集会を違法であると声明していたが、装備に身を包んだ警察部隊は(取締り行動に出ず)集会が行われるままにした。

主催者Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)側は、参加者の圧倒的多くは華人が占める中、全体の30%位はマレー人だと言っている。 マレーシア国民人口の6割はマレー人である。

2013年の総選挙で、Barisan Nasional (国陣) 陣営は総得票数では野党陣営より少なかったが、選挙後ナジブ首相はマレー界からの支持を固める方策に着手した。とりわけ田舎部の貧しい人たちにばらまきをおこなった。ナジブ首相はまた与党UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)内から強い支持を維持し続けている。

別記事
31日のナショナルデー前夜、ナジブ首相はクアラルンプール市内の会議場で演説を行い、これはナショナルデー演説としてテレビを通して国民に向けて放送されました。その中で 首相は、Bersih 4集会参加者を批判しました。

「我々が平和にこの地に集まれるのは、疲れをいとわない警察と軍隊から成る治安部隊の努力のおかげであるということを、忘れてはいけない。」 「だからこそ、我々は公共の安寧を妨げるデモ行進を拒否しなければならない。この2日間に起きたことは思慮のないことであり、それはお粗末で浅い国民精神を示した。」

首相はまた、マレーシア経済は正しく堅実な道を歩んでいると、マレーシア経済に問題ないことを数字をいくつかあげて説明しました。

(Intraasia 注:これまでにない最大規模の市民集会になったことは確かのようです。しかし既に出ていた見方である、参加者の主力は、都市中間層であり、民族的には華人であるといのはどうやらその通りのようです。マレー人の故郷である各地方からマレー人がバスで大挙してやってこなかったのは事実です。だからこそ政府UMNO指導者層は、華人界に対する突き放した思いを新たにしたかもしれませんね。
UMNO が保有するマレーシア語紙 Utusan Malaysia紙は、Barisan Nasional (国陣) が総選挙で華人有権者の票を期待するのは意味がないと、論説で評したそうです。)

【サバ州はバングラデシュ人労働者の州への移入は依然として認めない】
6月に内務大臣が、国として 150万人のバングラデシュ人を外国人労働者として3年計画で移入する、と語りました。これはプランテーション産業、建設産業、製造業、サービス業の雇用者からの需要に合わせたものとのこと。

しかしサバ州政府は、バングラデシュ人労働者は州内のどの分野でも受け入れないという州の方針を維持するとしています。

サバ州政府指導者の1人は、本日の州政府閣僚会議でこれを決めたと明らかにしました。「サバ州内の雇用者は対象のどの分野でも、インドネシア人、フィリピン人、ミャンマー人、ネパール人などを外国人労働者として雇えます、なおサービス産業分野だけはインドネシア人とフィリピンだけの雇用に限られる。」

【マレーシアは中国の軍事パレードに軍隊部隊の派遣はしない】

中国は第2次大戦終了 70周年記念として9月3日に北京で行う、”中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年” の記念式典に、軍事パレードを披露する。

駐中国のマレーシア大使館が明らかにしました、「軍隊の部隊を派遣して軍事パレードを謁見する替わりに、マレーシア国防省は2人の国軍代表を中国に派遣します。」
これは中国の人民解放軍の幹部が記者会見で、軍事パレードの際に軍隊を派遣して来る14か国にはマレーシアも含まれる、と述べたことに関したものです。軍隊部隊を派遣する国には、イラン、フランス、ベトナム、タイ、シンガポール、、ミャンマー、韓国、ポーランドなどがある。

”中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年” の記念式典に参加する、マレーシア政府の代表団 19人の1人は、ナジブ首相の(常時)中国特使です、と中国の外務副大臣は記者会見で述べました。

(Intraasia 注:ほー、アセアン(ASEAN)から4か国も部隊を派遣するんだ。ナジブ首相の中国特使は、元馬華公会MCAの総裁であり、もう何年も中国特使を務めている人物です)

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8月30日のマレーシア記事

【主催者発表 20万人の参加者を集めた Bersih 4.0の 初日】
Bersih 4.0 に参加したBersih 2.0(淨選盟2.0組織)の前議長(女性で法律家)は、(当局が身につけることを禁止した)黄色いシャツを着た参加者はマレーシアを愛する気持ちから Bersih 4.0 集会に集まって来たのですと、演説しました。
「全国のマレーシア人と世界各地のマレーシア人は Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)に連帯して立ちあがり抗議するために参加している。 Bersih 4.0 は我々がこれまで主催した中で最大の規模となった

Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)の議長(女性)は29日深夜述べました: 29日の Bersih 4.0 集会は午後には参加者が5万人ぐらいになった、そして深夜近くには20万人を超えている。

下の写真は星洲日報から勝手に借用しました。深夜12時近くにクアラルンプール市庁側から独立広場行方向を撮影した構図ですね。上方に光っているのが独広場のナショナルデー用ステージでしょう。左右に横断するのがLRT電車の高架です。 写真一面に広がる黄色が集会参加者が着ているTシャツなので、こんな時間になってもいかに多くの集会参加者が集まったかがわかる。画面が切れて写真がよく見えない方は、写真をクリックして本来の大きさにすることができますよ。

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同議長は、Bersih 4.0 が円滑に進行できていることに関して祝意を伝え同時に各方面からの協力に感謝を表明しました、そしてこれは民衆の力であると述べました。そして宣言する、「参加した民衆は今夜(29日夜)はTun Perak 通りとTuankAbdul Rahman通りで一夜を明かします、特定の人たちの邪魔はしません。」

民主行動党DAPの林相談役は、再度集会現場に戻って来て、民衆と一緒に共に夜を過ごします( 注:多くの参加者はテントや寝袋を持参したり、路上でそのまま寝転んで夜を明かすからです)

29日深夜12時、主催者側はその日の活動終了を宣言しました、そして参加者は早めに寝て休息して30日朝6時から再開する活動に体力を温存するようにアドバイスしました。

クアラルンプール市警察の長が明らかにしたところでは、29日のクアラルンプールにおける Bersih 4.0集会では不穏な出来事は起きておらず、逮捕者も出ていません。
「治安状況はコントロール下にある。参加者たちは独立広場近辺に留まっている。」 「クアラルンプール警察は引き続き独立広場を守っている。」

一方Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)はそのサイトで、クアラルンプール以外の地方ではその地方の参加者が逮捕されていると伝えている。例えばマラカ州では黄色いTシャツを着た25人が警察に拘束されたとのこと。

マハティール元首相が妻と一緒に29日午後、Bersuh 4.0 集会の現場である独立広場近辺を訪れました。車から降りた元首相は,見に来たとメディアに述べました。 

(Intraasia 注:実に多くの参加者が集まった様子が各報道から伝わってくる。これだけ多くの参加者がいる以上、内務省が禁止した黄色いTシャツを着た人たちを根こそぎに捕まえるようなことは到底不可能でしょう。独立広場近辺に立ち入らせないと警察は宣言していたが、29日は17時まで認めたと報道された。広場周辺にいる何万人もの参加者を仮に警察が取り締まったら、それこそ流血事態になりかねない。平和裏に集まっている以上、黙認するのが賢い対処法だったことでしょう)

【Bersih 4.0 集会をマレーシア主要紙はどう伝えているか】
マレーシア語紙 Berita Harian の第一面見出し: "Bersih 4 Tak Sayang Negara (Bersih 4 は国を愛さない)" 、行進の様子を撮った写真と共に
マレーシア語紙 Sinar Harian の第一面見出し: "Elak Provokasi (挑発を避ける)"  という Bersih 2.0議長と参加者らが写った写真と共に

マレーシア語大衆紙 Hrian Metro のサイト: My Metro の主要動画ニュースは Perhimpuanan haram 'Bersih 4' (禁止された集会  'Bersih 4') という見出しを付けている。
マレーシア語大衆紙 Kosmo :意外なほどにBersih 4 の扱いが小さい。なお同紙はUMNO が保有するUtusan Malaysia 紙の姉妹紙です。

華語紙 星洲日報: 主要紙の中で最も熱心に且つ詳細に Bersih 4 のニュースを追い、記事化している。動画ニュースもある。 
英語紙 The Star :かなりこまかにBersih 4のニュースを記事化し、また動画ニュースにもしている。 Youtube に載せている動画の中で午前3時に撮ったもの https://www.youtube.com/watch?t=11&v=6G2Y0pcLxio   この時間ながらこれほど多くの参加者が路上で夜を明かしている様子がわかる。

(Intraasia 注:なぜ警察はつまり政府は強硬策にでなかったか、 参加者の大多数は華人であることが分かったので、UMNO の基盤であるマレー人界の支持層を崩される心配はないと観たからであろう、という観測もあるそうです。一方Utusan 紙は政府の対応が甘いとしてシンガポールを見習って強い対処を取るべきだと、論説したそうです。 現時点ではわかりませんね。都市部中間層のナジブ政府への不満はかなり高いだろうことは、今回のBersia 4.0 の参加者数を見ればわかるし、多くの人も同じように捉えていることでしょう。しかし各地方の郡部や小さな町ではこの状況は決して同じにはならないし,意識と状況が変わりにくいことも、マレーシア国民は知っているはずです)





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8月29日のマレーシア記事

【内務省は "Bersih 4" という単語表現及びそれを載せたあらゆる物品を禁止にした】
Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) が主催して行うこの週末の Bersih 4 集会と行進の直前である28日、内務省は Bersih 4 に関する物品を全国的に禁止すると発表しました。これには参加を呼びかける品々、"Bersi 4" というロゴの入ったTシャツなどの衣料、Bersih4のカラーである黄色が含まれる。

司法庁(検察)のサイトによれば、この禁止令は印刷報道と出版法に基づいて8月27日に通告されて29日から実施となる。禁止令は内務大臣が発令した形となっている。
禁止令の条文の中には例えば次の文がある: 集会に結びつくような、Bersih 4 の単語を含んだあらゆる黄色い衣料、あらゆる印刷物とパンフレット

この禁止令は、2011年Bersih 集会の直前に禁止通告されたものと内容的に相似している。

この週末の Bersih 4 集会は開始から解散まで34時間続けて行う計画となっている。(注:だから泊まり込みで参加する人たちもいる)。 クアラルンプール中心部以外に、コタキナバルとクチン、及び他国でも同時に行われる計画です。
警察は、Bersih 4 集会と行進は違法活動であるとして、取締り行動に出ることを発表している。

この禁止令に対して、Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)の議長は声明しました:それなら我々は 単語を “Bersih 4.0” に変更することにする。(注:内務省は"Bersih 4" を禁止するとしているから)

(Intraasia 注:こういう非政府的なネット主体のニュースメディア及び外国通信社記事だけを読んでいる限り、政府の意向を反映したであろう内務省と警察の対応はまるで中東のどこかの国かと錯覚させるような思いを抱かせることでしょう。ところが次の記事のような分析と事実にも目をむける必要があります。
今日の夕方のネットニュースの写真を見ると、黄色いシャツ姿の参加者で道路が埋まっている、すごい数の参加者であることがわかる。)

【民間調査機関が示す Bersih 4を主として支持する層の姿】

(マレーシアでは、マスメディアによる例えば内閣支持率、政党支持率のような直接的な世論調査は行われない、少なくともこの20数年間一度も目にしたことはない。主要新聞はどこも親政府路線であることから、内閣の支持率が下がったことを具体的に数字で示すような記事は全く載せない、それほど親政府路線ではない華語紙でもそういう調査は載せたことがないはず。)

(民間の独立した研究団体、調査機関といわれる) Merdeka Center は、8月15日から21日に渡って Bersih 4集会に関する市民の捉え方を調査しました。調査方法は、半島部の有権者 1010人を無作為抽出して電話による調査を行いました。被調査者の民族別比率は、マレー人が60%、華人が31%、インド人が9%です。以下の数字と内容はその発表からです:

マレーシア国民の間では、Bersih 4に関して意見が分かれている。Bersih 4を支持する多くの人たちは、都市部に住む非ブミプトラ層であり、またインターネット使用者である。
調査に答えた国民の 47%は Bersih 4を支持しなかった、一方43%がBersih 4に支持を表明した。

「調査結果からMerdeka Center は次のように捉える、半島部の有権者は民族的及び社会経済境界によって二極化している。」
「Bersih 4は参加者数からいえば多くの人数を引き付けるであろう、これは予想以上のBersih 4物品の売り上げと寄付金から示されている、一方参加者は都市部のインターネット好きな非ブミプトラ有権者が多いであろうことを調査結果が示している。」

(返答した)華人中の81%もがBersih 4を支持すると答えたのに対して、(返答した)マレー人の70%がBersih 4に反対すると答えた。
また都市部の返答者の51%が支持すると答えたのに対して、田舎部の返答者の 57%が反対すると答えた。

反対した人たちの半数以上が、Bersih 4集会での暴力と混乱を心配するとしている。また中には、ナジブ首相が辞任するようなことになれば、マレー人界がふちに追いやられてしまうと心配する人たちもいます。

Bersih 4集会の支持者があげた大きな理由としては、選挙過程と国会のような機構における向上を要求する理由が39%あった、次いで政府への不満を表明する理由が25%あった。ナジブ首相の業績に不満の理由が 13%、その他。

(Intraasia 注: Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)及びBersih 4 に対して、政府とUMNO指導者層が公言している、取っている態度は、まさにこの調査結果を裏付けるものといえる。政府とUMNO指導者の思考と態度は西欧思想からいえばほとんど受け入れられないのは明らかです。非常に権威的で表現の自由抑圧的です。しかしなぜ政府とUMNO指導者がこういう思考と態度に出られるか、それはUMNO支持層を核としたマレー界の中堅層から草の根層は都市部市民層を中心とした思考と行動を支持しないとの確信があるからです。例えPAS党支持の草の根支持者でも、マレー界の深層は都市部的思考と行動にはならない。 一方華人は都市部市民層に人口比率以上に多い。こういうことから、政府UMNO指導者たちは、ナジブ首相が退陣すればUMNOに大きな影響が起き、しいてはマレー人界の支配を危うくさせるという論点を積極的に出している。 これは民族感情に訴える戦術ともいえる。
こうして内務省と警察はこれほど強硬な態度を取るわけです。 マレー大衆紙や主要英語紙では、政府UMNO指導者の論がいつも第一に紹介され、Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)や野党陣営の主張は片隅に載る程度です。同質的な環境にある郡部の人たち、ネット世界に親しんでいない人たちに、Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)のような主張は届きにくい)

【華人団体の毎年恒例の抗日記念碑前での儀式】
(華人界の諸団体は合同で、クアラルンプールの主要華人墓地である広東義山にある、第2次大戦時の抗日記念碑前での儀式を毎年恒例として行っている)

8月26日に行われた、抗日戦士を称え追悼するこの式典で、華人団体・組織の総連合である華総の会長は演説する:日本は第2次大戦時に犯した罪悪に対する責任を示すべく、ドイツを見習って誠意をもって陳謝し、且つ行動を持って陳謝すべきである

今年の儀式には、中国の抗日戦士代表団の一行13人も参加しました。中国民政省の副大臣は述べる、以下は抜粋: 「当時、華僑の青年3千人が南洋華僑抵抗団を組織して、中国に戻り抗日戦線に加わった。」 「正義の戦争は邪悪に勝利し、英雄的な中華民族は世界の尊敬を得た。」 

今年の儀式に参加した諸団体の代表は、スランゴール州・クアラルンプール福建義山(墓地のこと)にある、中華民国男女同胞受難塚に献花しました。その後広東義山を訪れました。

主な出席者(いくつも団体名とその長の姓名が列挙してあるので抜粋すると:
中国大使館の領事官、華総の名誉会長、マレーシア中華総商会の副会長、マレーシア中国友好協会事務局長、マレーシア七大郷土出身団体協調委員会の議長、マレーシア海南連合会の会長、クアラルンプールスランゴール州中華堂会長、スランゴール州クアラルンプール茶陽会館会長など、 (掲載写真には50人ほどの参加者の記念撮影が載っている)

(Intraasia 注:これまでにも書いたように、アジア太平洋戦争中にマラヤ・シンガポールを占領した日本軍が犯した蛮行に対して、その最大の被害者である当時の華僑、現在の華人界が追悼儀式を行うことは理解できるし、戦後日本がすべきであった賠償は、国家間の無償援助という形のために直接の被害者に賠償は届かなった事実は忘れるべきではない。彼らが日本を批判する中には聞くべき点もある。 
その一方、ほとんど毎年ぐらいこの種の記事を読んでいると、近年とみに中国の姿を感じる。マレーシア華人界の独自の主張というよりも、中国的歴史観を写しだした日本批判視点です。抜粋した華総の会長の主張はもっと長く、それを読めば、一体どこが中国のそれと違うのというぐらい相似している。 こういう催しに出席する華人界の名のある人物たちは、中国性(Chineseness) が前面に出ており、中華思想の匂いを強く感じる。もちろんマレーシア華人がこういう人物たちばかりということではない、参加する団体は華人界の団体組織の一部に過ぎない。 毎年その場に集まる人たちはいつまでもこの種の中国的観点の批判を止めることはないだろう。 そして日本は1960年代中頃までの間に、やるべきことをやらず、認めるべきことを認めずに責任転嫁を行ったつけを今もひきづっている。この不毛な繰り返しは一体いつまで続くのだろうか、とこの種の記事を読むたびに思う)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 341.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 413.1を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 295.1 を入手します。

(Intraasia 注:外貨相場は外為専門家であっても近い将来を正確に予測できないことは数々の事例から明らかです。今年初めの時点で、今回のような大幅なリンギット下落を予測した専門家は1人もいないはずです。エコノミストや外為専門家の中には、現在のリンギット弱化現象は年末まで続くという見方の人が少なくないようです。世界的な米ドル上昇傾向、石油価格の低迷によて産油国マレーシアに悪影響、主要輸出品パームオイル価格の低迷、国内政局の混迷化などの要因があげられている。 とはいえ外為相場ですから、100%近い精度はありませんな)

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8月28日のマレーシア記事

【Bersih 4 集会と行進を直前に控えていろんな情報が流れている】
(非政党組織である、Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) は、8月29日30日にクアラルンプール中心部で集会と行進である Bersih 4 を計画している。さらにクチンとコタキナバルでも計画されている。野党陣営の行動党、人民公正党PKR、及びPAS党から分離独立するはずの新しい希望グループは積極的に支援している。 Bersih 4 を巡っての報道は、親政府のマスコミの記事とネットメディアの記事及び外報通信社の記事の調子はかなり異なる。 )

 Bersih 4集会では、1つのマレーシア発展会社(1MDB) 問題や巨額政治献金問題に絡むナジブ首相の辞任を要求している(とロイター外電は書く)。

マレーシア当局はBersih 2.0(淨選盟2.0組織) のホームページを閲覧できないように妨害を始めた。 www.bersih.org は28日マレーシアでアクセスできません。
その前に当局は、Bersia のサイトは情報を流し人々に  Bersih 4集会への参加を呼びかけているBersia のサイトを妨害すると明らかにしていました。

マレーシア当局は、 クアラルンプール中心部における Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) の2日間にわたる集会と行進の申請をはねつけた。これは治安部隊との衝突の可能性にむすびつく。 Bersih 側が前回2102年に行った集会では、警察は放水銃と催涙ガス弾を使った。

別記事
Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) の議長は表明する、「Bersih 4.0 で独立広場へ行進していく前に、参加者が集まるクアラルンプール中心部5か所の集合地は変更しない。 参加者は武器になるようなものは決して携帯しないように、破壊行為はしないようにと願う。また参加者は子供たちを同伴しないように願います。」

警察とクアラルンプール市当局は、(ナショナルデー準備のためとのことで) クアラルンプールの主要道路の多くを通行止めにすることを発表しています。

(Intraasia 注:かつてない規模の非政党組織による集会になるとの観測が強い。一方政府UNNO は、Bersih 4.0は国家の安寧を妨げ、非合法な手段で政府転覆を図ろうとしているという主張を親政府系マスコミを動員して流している。Bersih 4.0 の主力は華人勢力になりがちなので、 政府UMNOは 民族感情も煽っている。こういう手法は地方の草の根UMNO支持層には効果的なんでしょう。 警察は少しでも参加者が違法行為に走れば徹底して取り締まることは間違いない、よって衝突の可能性を書いている新聞もある。 さらに当日、当局は参加者たちに携帯を使えないように電波かく乱させるなどという噂もでているそうです。
これまでと同じように、東南アジアでこの種の行進や集会を最も認めない国家の1つがマレーシであると、現在もいえますね。 現実に圧倒的な警察力を持つ政府UMNOに Bersih 4のような非政府勢力が勝てるわけはない。だから集会や行進をしたぐらいで、政府が崩れることなどマレーシアでは考えられない。それなのに意義を唱える者たちにその表現の自由を認めるという思考は、マレーシア為政者の間には醸成されていない。 Bersih 4.0 の参加者にマレー人が少なからず占めるであろうが、主力にはならない、しかしUMNO支持者ではないマレー人もナジブ首相にNOを表明できるという面があることから、どの程度マレー人がBursih4に参加するかも興味持たれるところでしょう。)

【イスラム政党 PASの革新派はまもなく新党を設立する】
イスラム政党 PAS内のいわゆる革新派(Harapan Baru 新しい希望) は既に、党から離れて新しい政党を設立すること表明して、その準備を進めているそうです)

革新派(Harapan Baru 新しい希望)のクランタン州の長は述べる:我々は8月31日に新党設立を宣言する、そしてイスラム政党 PASから離党します。この長は現時点でもまだイスラム政党 PASコタバルの支部長です。

「新政党の名称は Parti Amanah Negara(国家信頼党) となる。新党の成立式典は9月16日に行う。 新党のクランタン州においては、9月11日に陣容を含めて新党成立を宣言する。」

イスラム政党 PASの現有国会議員と州議会議員の少なからずの議員が新党に参加を表明しています。新党に参加後議員を辞職することはないと、表明している。

(Intraasia 注:イスラム政党 PASの牙城はクランタン州です、そこからも少なからずの議員や幹部層が新党に参加するようです。9月16日はマレーシアの日、その日に合わせて設立式典を行うということなんでしょう)

【旧暦7月は華人界の習俗行事 ”盂蘭盆節”の季節】
(今年は8月14日から旧暦の7月になった。9月12日が旧暦7月の末日である30日にあたる。華人界にとって旧暦7月も伝統的な民族行事のある月です)

旧暦7月の華人界伝統の習俗行事を、道教では ”中元節”と呼び、仏教では”盂蘭盆節”と呼ぶ、さらに民間の通俗的呼称では”鬼節”となる。これはマレーシア華人界の最も重要な伝統行事の1つです。旧暦の7月は、地獄の鬼が1か月間に渡ってやって来ると、信じられている

この期間中は、霊ををなぐさめ平安を求めるために、個々の華人家庭に加えて、多くの華人民間組織が”中元普度”活動を行います。いろんな食品と果物及び祭品と冥紙を捧げて餓鬼を呼び込みます(注:恐らくこういう意味だろうと解した)。
”中元普度”とは、道教の”中元節”と仏教の”盂蘭盆會”が結合したものです。その由来には種々の説があります。

スランゴール州とクアラルンプールでは各地方にある華人社会団体と宗教組織は旧暦7月になると、盛大に”中元普度”または ”盂蘭勝會”を挙行します。都市部の華人街区では祭品を燃やす煙があちこちで上がる。

(Intraasia 注:各地の伝統的華人地区では、盛大にまたはこじんまりとしての違いはあれど、何らかの”盂蘭勝會”が行われるはずです。 イントラアジアがこれまでに目にしたそういう行事のお知らせや垂れ幕には ”盂蘭勝會”と書かれているのが多いと記憶している、とはいえ統計を取ったわけではないので断定はしません。華語新聞の地方版には、各地での”盂蘭勝會”の様子またはこれから行う予定のニュースが実に細かに載っている。
漢民族であるマレーシア華人の先祖は圧倒的大多数が中国大陸の南部出身です、よって中国大陸中部北部の漢民族による伝統・習俗行事の具体的現れ方と進め方にかなり異なる点があっても不思議ではない。”盂蘭盆節”の細かなことは民俗学の分野であり、イントラアジアの守備範囲ではないので、詳細は専門書をご覧ください)

おことわり
8月27日は家を留守にしましたので、記事は掲載できませんでした。

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8月26日のマレーシア記事

【警察と内務省はBersih 4集会と行進は違法だと発表、主催者側は憲法で認められた権利と反駁 】
(選挙運動が公正に公明に行われるように監視する狙いで組織された非政党組織である、Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) は、8月29日30日にクアラルンプール中心部で Bersih 4集会と行進を計画している)

クアラルンプール警察の長は記者会見で語る、「平和的集会法の条項に基づいて、主催者は集会と行進に関する詳細計画の完全な通知を事前に警察にしなければならない。それに基づいて警察は準備する。」 「よって警察は主催者に十分な期間を与えた、しかし主催者は法律が求めることを満たしていない。」

Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) 側は既に警察に通知はしました、しかしクアラルンプール市庁は、Bersih 側の独立広場と Padang  Merbok を使うとの申請を拒否しました。市庁は、「独立広場や市庁広場一帯で参加者が露営することを禁じる。」
Bersih側はその後通知を提出していないとのこと。

マレーシア弁護士協会は、Bersih 4集会と行進で逮捕者が出た場合のために、法律扶助サービスを行うためのチームを組織することを明らかにしました。 2012年のBersih 4集会と行進Bersih 3 集会と行進の際には、500人以上が警察に逮捕されました。

内務省の長官は、Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)は当局に登録した組織ではないと、声明を出しました。ところが高裁は2012年に、Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)は合法的な社会組織であると判断を下しています。 弁護士協会の人権委員会は、「マレーシアでは違法な集会というものはもはや存在しない。」 

一方Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)は8月29日と30日の2日間の行動は計画通り行うと、表明しています。
Bersih 2.0の議長は語る、「 Bersih 4集会では5大要求を掲げる:きれいな選挙、清潔な政府、 異議を唱える権利、議会制民主主義を堅持、国家経済を救済。」

弁護士協会の会長は、警察がBersih 4集会と行進を許可しないことを批判して言う、「平和に集会を持つ権利は連邦憲法の第10条に定められている。」 「警察法にかつて定めてあった、集会の事前に警察の許可を取るという条項は2012年に削除された。だから平穏理な集会は警察の許可は要らない。」

(Intraasia 注:Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)は市民からの寄付は期待以上のRM 150万も集まり、集会参加者用の黄色いTシャツは供給が追い付かないほど売れていると、述べている。)

【SPM試験の成績が悪くても、かなり良い賃金を得られることもある】

SPM試験の近年の結果
(マレーシアの生徒にとって全国統一試験の中で最も重要なのが、中学5年の終わりに受験するSPM試験です)

2014年: 受験生総数 435554、 合格者数 364724 、 不合格者数 70830,
2013年: 受験生総数 449381、 合格者数 378490 、 不合格者数 70891,
2012年: 受験生総数 447582、 合格者数 402859、 不合格者数 44723,
2011年: 受験生総数 442429、 合格者数  398385、 不合格者数 44044,
2010年: 受験生総数 441739、 合格者数  396955、 不合格者数 44784,

SPM 試験で不合格または不十分な結果を得ても、そんなに不安になったり、焦ることはありません。
運が悪かった生徒たちには、賃金がかなり良い賃金が得られる職業につける機会がまだあるのです。

そういう者たちは、技術教育機関または職業訓練機関(TEVT)へ進んで引き続き教育を受ける選択ができます。こういう機関は国家が提供するまたは民間が提供している。

良いニュースとして、コミュニティーカレッジや技術系専門学校といった技術教育機関と職業教育機関は、SPM試験で良い成績を残せなかった生徒たちにかなり良い収入を得られるようにお膳立てする力があることは既に証明済です。その収入は月額 RM 2万4千にまで達するのです。
その上、技術学校または職業学校の卒業生の賃金が大学卒者のそれを上回るというたくさんの実例もあります。

全国に、国立の技能教育の学院やカレッジが500校以上あります:技術系専門学校、コミュニティーカレッジ、Mara技能学院、 GiatMara など
民間の技能学院やセンターが全国に800校以上ある:例えば Megatech Sdn Bhd, Koleji WIT, Nobel school of Engineering, Asean Culinary Academy など
国立と私立の技能学院、技能カレッジが提供している 技能分野は30以上ある: 例えば電子と電気、包装、バイオテクノロジー、木材、石油ガスなど

(Intraasia 注:極めて当たり前のことではないでしょうか。学校のペーパー試験の結果で、その後の職業賃金の高低が全て決まってしまうなんてことはどこの国でもあり得ないはず。人生の中で収入源の変転はいつもあるし、収入額の変化も当然出てくる。 マレーシアは確かに学歴差の非常に高い国と言える、それであってもペーパー試験の結果だけでその後の人生で収入額が全て決まることはありえない。 
英語が必須能力であるとして、高学歴層や政府や教育界や英語紙はいつも声高く訴えている。しかしマレーシアと言えども現実に英語力がとりたてて必要でない分野の職業の方が多い。少数のエリート層を育てるために、”英語はマレーシア発展のカギである”論は、エリート優遇論の最たるものだと常に感じますね。誤解なきよう付言すれば、英語は必要ない、英語教育は無駄と主張しているのではありません)

【物品とサービス税(GST)の課税除外に指定されている品目  文具書籍編 -2015年7月時点】
初級者用英語本、初級者用算数本、参考書、学校の教科書、子供用色刷りとスティッカー本(色彩がスティッカーより多いこと)、 
子供用お絵かき本、 子供用絵本、子供用スティッカー本、コミック本、辞書、フィクション分野の本(小説、何々選集など)、 
地図本、音楽参考書、新聞、ノンフィクション分野の本(料理レシピ、宗教などを扱う本)、物語本、慣用表現集本、

(Intraasia 注:コミック本はGST から除外されるが、コミック雑誌は除外されない、と一時話題になりました。スティッカー本というものがあるようですが、具体的にどういう本かは知りません。一般に書籍はGST除外であり、雑誌は除外にならないようです。)

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8月25日のマレーシア記事

【マレーシアは株価も通貨も他国に比して下げ幅が大きい】
(世界の主要株式市場で株価が下落して)マレーシアでも24日の Bursa Malaysia (マレーシア証券取引所)では、株価指数である FBM KLCI が1日の下げ幅としては最大級の2.7%下落して 1532を付けました。

マレーシアの株式市場はアジア太平地域で、インドネシアに次ぐ悪い業績市場となっている。今年は年初からこれまでの下げ幅は 28%です。

Bursa Malaysia (マレーシア証券取引所)では、通貨と一次産品が下がり始めた7月15日からこれまでに、株式市場時価総額が RM 1590億減ったことになる。7月15日のFBM KLCI 指数は 1727でした。
外国人投資家がマレーシア株式の純売り手であり、今年これまでにRM 150億を売りました。

通貨リンギットでは依然として下がっており、24日は対米ドルで 4.259を付けたことで、今年年初から外為市場での対米ドルの下げ率は 18%になる。またリンギットはシンガポールドルに対して、心理的な壁である 3.0を上回りました。

(Intraasia 注:リンギットが対シンガポールドルで3.0の線を超えてしまった。これまでに記憶にないレートだ。円の現金レートをみると、3.41 ぐらい。つい3か月ほど前は 2.9ぐらいだったので、かなりの変化だ。)

【ナショナルデーのスローガンを連邦政府のものに変更したペナン州政府】

(8月31日のナショナルデーでは例年連邦政府決定のスローガンをほとんどの州でも掲げる)

今年の連邦政府の定めたスローガ: Sehati , Sejiwa ( 一つの心、一つの魂)
民主行動党DAPの支配するペナン州政府のスローガン: Bersih, Cekap, Amanah (清潔、効率的、信頼)

教育省大臣は、ペナン州政府のナショナルデーのスローガンは政治的狙いを込めたものだとして批判していました。そこでペナン州の教育長は、ペナン州内の学校は州政府のナショナルデー行事や行進に生徒を参加させてはいけないと指令を出していました。

24日に、ペナン州首相は、ナショナルデーのスローガンを連邦政府のスローガンに合わせると発表しました。「難しい決定だったが、連邦政府のスローガンにあわせることにした」 「軍の部隊も参加しないのでれば、州元首の検閲儀式が不充分になってしまう。」

教育省は、ペナン州政府がスローガンを改めたのであれば、ペナン州内の学校に州政府挙行のナショナルデー行事に参加させることを検討すると、述べました。

(Intraasia 注:野党陣営の握る州政府は3州ある、イスラム政党 PASのクランタン州では、州政府と連邦政府はそれほどあつれきはない。人民公正党PKR主体のスランゴール州と民主行動党DAP主体のペナン州では、何事につけても連邦政府と対立する、というか連邦政府はそういう対抗法しているようです。 
報道によれば、ペナン州政府の掲げた Bersih という単語はとりわけ連邦政府を刺激したようです。現在 Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) がクアラルンプールで行進と集会を計画しており、政府、UMNO、警察と対立しているからでしょう。 連邦政府は、生徒も軍隊もペナン州の儀式には参加させないという攻め方をしたわけです)

【マレーコメディー界対象の賞の授賞式】

2015年各種喜劇賞の授賞式が先週、スランゴール州Serdang の会場で開催されました。これは始まって3回目になる。
今回の授賞式では 17個の賞がそれぞれ受賞者に授与されました。

ベストコメディー映画: Gila Baby
ベスト喜劇男優: Beto Kusyairi  (映画はGila Baby)
ベスト喜劇女優: Nadiya Nisaa (映画はGila Baby)
最も人気ある女性コメディーアーチスト : Sharifah Sakinah
最も人気ある男性コメディーアーティスト: Jep Sepahtu
以下略

(Intraasia 注:まだできてかなり新しい授賞式のようです。他の言語紙では目にしたことがないので、恐らくマレーシア語新聞だけが報じていることでしょう。こういう分野はほとんどマレー人だけの観客層を相手にしているのではないだろうか。 主として映画とテレビ部門にわけて賞を設けている。作品に関する複数の賞を除いて10数人の受賞者が掲げてあるが、イントラアジアが知っている名は1人のみです)

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8月24日のマレーシア記事

【国内のマレー映画制作プロダクションはしばらく映画制作で休止をしている】
国内制作映画市場の温度(が下がったこと)から、多くの制作者に当分の間映画制作の休止をよぎなくさせている。

これは、(音楽プロダクション、映画製作プロダクションとして最大手である) KRU Studiosにおいても同様です。
KRU Studios がその制作映画を劇場で公開した最後は、今年3月の映画 Cicakman 3 です。

KRU Studios の最高経営責任者 Normanは、 赤字をなくすために映画制作を休まざるをえないと語る。しかし一方でKRU Studiosは、今後アニメ映画製作に集中していくとしています。「なぜなら、アニメ映画は世界中に売り込んでいく可能性を持っていることを実感したから。」

「市場が弱まったことから、多く映画制作者が既に映画制作を休んでいる。我々も同じです。しかしこれは、我が社が仕事をしないということではありません。KRU Studios はアニメ映画の制作に力を注ぎます。 1本のアニメ映画を多くの言語に替えることができる。市場は広く、投資収入はより大きい。」 「アニメ映画は完成させるための制作工程が最長で3年までかかる。制作期間が短い通常の映画とは異なる。」

KRU Studios が現在制作中のアニメ映画は ”KL Teksi” です。「このアニメ映画を制作するために300人もの人員を使っている。」 「KL Teksi は我々が制作している最新のアニメ映画であり、まだ作成した後行程の段階です。 KRU Studios のスタッフ及びKRU アカデミー(学院)の学生から成る多くの人員が関わっています。」
 
「国際アニメ映画の標準品質を得るために、我々は海外の専門家も雇っている。」  「 この制作が終わった後は、恐らく我々は海外の専門家の力を借りずに自分たちだけで全ての行程を行えるようになるでしょう。」

(Intraasia 注:今年中頃かな、昨年から今年初め頃に比べてマレー映画の公開が少なくなったなあ、と感じるようになった。昨年はマレー映画の公開が実に多かったとの印象がある。なるほど、制作者側で休止しているんだ。)

【内紛の続いた董總は特別大会を開いて、新しい議長を中心とする新執行部を選出】

(華語小学校、華語独中を運営する理事会の連合体である 董總は、マレーシア華語教育界運営の中枢ともいえる。董總はこの1,2年議長派と各州の理事会連合を主とする反議長派の間で内紛が続いており、かなり激化していた)

23日、カジャンにある董總の本部ビルで、董總特別大会が開催されました。議長(主席)派の幹部はこの大会開催を認めないとして、出席しませんでした。

一方反議長(主席)派である、大多数の各州運営理事会連合の幹部らが大会に出席しました。大会は円滑に進行して、その場で一致して新議長(主席)を選出し、副議長と事務局長ら指導部は全て、旧議長と敵対する人たちがその職に就きました。

この董總特別大会開催時には、本部ビル前で旧議長派と新任される議長派の両支持者たちが小競り合いを行いました。 旧議長派の支持者たちは、本部ビル内に入ろうとしましたが、門が閉ざされて入ることはできませんでした。しかしごく一部の支持者らが建物の一部を壊しました。
両派の衝突が起こらないように、警察の部隊が近くで待機していました。

(Intraasia 注:華語新聞が以前表現した、華人界もあきれる董總の内紛騒ぎはこれで終わるのだろうか? それとも旧議長派がまた新たな争点を作り出すのであろうか)

【アセアン(ASEAN)と 日中韓3か国との貿易】
今年のアセアン(ASEAN)議長国を務めるマレーシアの、通産大臣は語る、「アセアン(ASEAN)は中国、日本、韓国とそれぞれ 自由貿易協定を結んでいる。そこで貿易の伸びをさらに高めるために、この協定をそれぞれ改定したい。」

2014年の貿易額
アセアン(ASEAN)と中国間 US$3665億、   アセアン(ASEAN)と 日本間 US$2290億、 アセアン(ASEAN)と韓国間 US$ 798億、

アセアン(ASEAN)が掲げる 2020年の貿易目標額
アセアン(ASEAN)と中国間では US$1兆、 アセアン(ASEAN)と韓国間では US$2000億、 (注:日本は書いてない)

「アセアン(ASEAN)の国々が、中国との貿易で決済通貨に 元 を使うことは歓迎します。マレーシアは既に中国との貿易で元を使うことを決めている。」 と通産大臣。

(Intraasia 注:アセアン(ASEAN)にとって中国の持つ重みは、数字を見れば一目瞭然です。さらにいえば、カンボジアやミャンマーやラオスなどへの中国の援助は、貿易額には現れない)

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8月23日のマレーシア記事

【首相にRM 26億を献金した中東国の代表者に会ったと、副首相が明らかにした】
(ナジブ首相の個人口座に外国からUS$7億(RM 26億)が振り込まれたことを、ナジブ首相自ら既に認めており、政治献金であり党と民衆のために使ったというだけで、詳細は依然として公表していません)

副首相を兼務するザヒッド内務大臣は、この政治献金をしたという中東の献金者の代表に会ったことを明らかにしました。「私が彼らにマレーシアに政治献金した理由を尋ねたら、UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)だけが彼らの政治献金の相手ではないという答えだった。他にもいくつかのムスリムに親しい国が献金対象になった、という返答であった。」 「中東の献金者はUMNO と Barisan Nasional (国陣) が引き続きマレーシアを統治することを望んでいる。」

マレーシア弁護士協会の元議長であるよく知られた法曹女史は、RM 26億献金問題に絡んた事の進行に不信感を感じると発言している、「Barisan Nasional (国陣) が政権を維持するために外国から政治献金を受けたと認めることは、幾つもの法律違反をしていることだ、唖然とさせられる、我々は無法の国だ。」
「我が国の政治指導者は、他国から金を受け取ったことを大胆にも認めた、彼らは法律を知らないか、無視している。」

これとは別に、UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)のある地方支部の支部会議で、支部長を務める、ナジブ内閣の副大臣は演説しました、「中東からの政治献金は、2013年の総選挙で、ユダヤ人の支援を受けた民主行動党DAPとUMNOが戦うために受けたものです。」 「仮にUMNOが破れたら、ユダヤ人支援の行動党が政権を取ってしまう。」

(Intraasia 注:行動党の中に中華思想の潮流はあるが、ユダヤ思想など存在しえない。だからまさに強弁ですが、こうい論理で首相のRM 26億献金受領を擁護する論議が出始めたということに、興味を感じます。 RM26億を受領したことはなんらやましいことではないと反論してきた政府とUMNOは論点を変えて反撃しようとしているわけです。 UMNO内に深く流れる、華人主体政党である行動党への憎悪感をあおる戦術ですね。
民間法曹界に限らず、政府与党指導者が他国から政治献金を受けたことへの驚きと批判が出ていますが、ある国内の政治勢力に他国から金が渡されたら、多額少額に関わらず、ほとんどの国で問題視されるのではないだろうか、まして米ドルで7億です。)

【 第2四半期決算でも赤字だった AirAsia X に対する見方】

AirAsia X Bhd は6月末締めの2015年第2四半期決算で RM 1億3290万の純損失を出した。ただ航空機リース収入でRM 6500万を得ている。タイ AirAsia X とインドネシア AirAsia X からのこのリース収入がなければ、損失はもっと拡大していただろう。

問題は、有償旅客キロ数(RPK)が対前年同期比で23%落ちていることです。  営業支出は燃料費の下落で6%減りました。
燃料価格の下落は確かに貢献する、しかし弱化したリンギット及び他の通貨はそうではない。  AirAsia X のビジネスにおいては米ドルが大きな比率を占めている。営業支出の75%は米ドルで行われ、 AirAsia Xの負債の99%は米ドルで借り入れている。

売上の40%は米ドルだと言われているが、その多くは中国からのものです。中国通貨の元が切り下げられたことで、航空旅客の需要はどうなるのだろうか、という疑問が浮かぶ。
マレーシア及びインドネシアを出国する航空利用者は調子が弱まっている、両国の通貨は他の東南アジア諸国の通貨に比べて、対米ドルでより下落している。

AirAsia X Bhd 自身は、これからの企業見通しをポジティブに描いています。つまり最終的に良い方向に進むというメッセージでした。

AirAsia X に関して心配することは、損失額が大変大きいことです、業績が利益性にいつ戻るのかがはっきりみえないことです。仮に損失がこれまでの調子で続けば、 AirAsia X の株主資金への影響が損なわれてしまうかもしれません。

(Intraasia 注:企業業績に対する見方は、立場によって大いに異なる。 AirAsia 側はいうまでもなく、こういう見方をしない人たちも当然いることでしょう。 それはとして AirAsia Xが赤字を続けているのは事実です。航続距離4千㎞位をこえる路線を AirAsia は中長距離路線と分類して AirAsia X の飛行範囲にしている。短距離路線の AirAsia は好調に10数年以上事業を伸ばしてきた、しかし AirAsia X は路線数を増やしながらも、いや増やすことで採算があまり取れなくなっている、それがこの数年の赤字化の主たる理由かもしれない。)

【タイ-マレーシア国境地帯で新たに24人分の遺骨などが発掘された】

(半島部北部のタイ-マレーシア国境地帯両側で、人身取り引きの被害者であるミャンマーのロヒンギャ人とバングラデシュ人の秘密キャンプ地と埋葬地が暴露されて、国際ニュースになってから数か月経った。しかし全てが片付いたなんてことにはなっていない)

今年5月マレーシア警察が行った、国境地帯での人身取り引き摘発で28か所の放棄された秘密キャンプ地が見つかった。被害者の埋葬地を発掘して 106人分が発掘された。

ごく最近両国国境地帯のマレーシア側である、ペルリス州 Wang Kelian 地方で、新たに24人分の遺骨が発見された。虐待や栄養失調で死亡したロヒンギャ人とバングラデシュ人と推定される。
警察は未だ詳細を発表していませんが、国家安全会議の議長は遺骨発掘を確認しました。

(Intraasia 注:疎外された者たちであるロヒンギャ人とバングラデシュ人の密入国希望者が人身取り引きの被害者となり、ついには殺された出来事。恐らく永久に身元が分からない者たちも多そうです。もはやマレーシアでは小さなニュースとなってあまり注意も引かないのではないだろうか)



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8月22日のマレーシア記事

【既に寄付金がRM 100万以上集まったと Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) 】
選挙運動が公正に公明に行われるように監視する狙いで組織された非政党組織である、Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) は、8月29日30日にクアラルンプール中心部で Bersih 4集会と行進を計画しています、またサラワク州クチンでも似たような行動が計画されている。

Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) はこの活動資金として、8月10日に開始してわずか10日間で寄付とTシャツ販売からRM 120万以上を集めることができたと、明らかにしました。これは、Bersih 4 という名称で計画されている集会と行進に対する一般市民からの支持を意味する。

Bersih 2.0(淨選盟2.0組織)の議長(女性)は語る、「集まったお金は、我々が予想した以上の額になった。この集金額は2012年に行った Bersih 3.0 集会時のそれを上回ります。」 「この寄付金は市民が我々を支持していること、我々の動機を反映したものだ。 集まった額は Bersih 3.0 集会 の時に集まったお金の3倍を超えている。」

クアラルンプール警察は既にこの Bersih 4集会と行進を違法だから行ってはいけないと警告している、その前にクアラルンプール市庁が独立広場での集会は認めないと発表していました。
8月31日は独立広場でナショナルデーパレードが開催される。

(Intraasia 注: Bersih 4集会と行進はナジブ首相のRM 26億問題解明も主張に掲げていることから、その案が発表された時点から、政府、UMNO、警察から反発を受けている。 残すところ1週間ほどで今後どう展開するのかわかりませんが、体制側は行進と集会を許すとしても独立広場を使うようなことは許さない、他の空き地などでやりなさいとしている、一方主催側はマレーシア国民に大きな意味あいのある独立広場を集会地に使うことを宣言している。
当然ながら独立広場は大きなシンボルだからこそ、政府主催のナショナルデーの式典もそこで行われるわけです)

【マレーシアインド人会議党(MIC)総裁を巡る内紛は決着がつきつつあるらしい】
Barisan Nasional (国陣) の老舗政党であるマレーシアインド人会議党(MIC) は総裁職を巡って内紛が何か月間にも渡ってずっと続いている。

クアラルンプールにあるマレーシアインド人会議党(MIC) 党本部ビル前で、新総裁の座を巡ってこれまでの総裁を推すグループと新総裁を推すグループが衝突しました。
警察は機動隊を出動させ、警察が興奮した両グループの間に入って、それ以上の衝突になることを防ぎました。 それでも小競り合いによって、何人かのけが人が出ました。

その後一方のグループは党本部内に入ることに成功しました、もう一方のグループは内部に入ることができず、しばらくしてから解散しました。 新に総裁を目指す人物が、対立候補なく総裁に選ばれたとして、MIC党の新総裁に就いた旨を発表しました。

これまで総裁であった人物は、少し前に自派グループで開いた会議でMIC党総裁に選ばれたと発表していました。しかし国の機関である、社会団体登録庁は、その言い分を認めませんでした。

(Intraasia 注:マレーシアの多くの政党に共通することです、指導者個人への支持と忠誠が非常に強い。だから党指導を巡っていくつもの党で内紛が起きる場合、いつもある特定の指導者間の争いとなる。今回のMIC総裁を巡る内紛はその典型だと思われる。ほとんどの人は、この2人の指導者間にどういう政策や方針の違いがあるか知らない、わからないはずです。Intraasia にももちろんわからない。新聞もそういった違いを全く報じておらず、両指導者の個人的確執のような報道スタイルです)

【半島部養豚場の数】

民主行動党DAPのクアラルンプール選出国家議員が説明した数字と発言です。
半島部には養豚場が 540か所ある。 これによって国内豚肉需要の90%超をまかなっている。豚肉の年間消費量は 約24万トンです。
そこで豚肉の市場価格の安定が重要である。

「養豚場を多くはスランゴール州、ペラ州、パハン州、ペナン州に集まっている。政府の計画では、今後養豚場をこれらの州に集中させるとしているが、養豚業者はそれを望んでいない。」
「当局は養豚場を厳しく管理する規定を設けている: どの養豚場も獣医を1人契約して雇う必要がある。毎年各種の検査を実施する。 こういったことが養豚場のコスト増になっている。」

(Intraasia 注:ムスリムから最も忌み嫌われる豚の養豚場ですから、当然華人地区にしかない。町の中にはありえないから郡部となる。零細または小規模な養豚場がかなり多いことが、その数多さからわかる。当局はそういう養豚場をできるだけ数少ない地区に集中させてたいようですが、家族経営のような養豚場は移転が難しい、よって統合化、規模拡大はなかなか進まない、というように簡単にはいかない問題があるようです)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 328.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 405.2を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 288.5 を入手します。

(Intraasia 注:銀行での対顧客現金レートで 米ドルが 4.0を超えたのは実に久しぶり、前回は1990年代のことでしょう。円も 3.28 という最近ではかなりの好レートです。もっとも円の対リンギットレートは近年の円安が定着したからであり、円高時代に比べればかなり下がったといえる。 それはとして、リンギットの下落はいくらなんでもこれで下げ止めではないだろうか?)

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8月21日のマレーシア記事

【国立モスクが建設 50周年を迎える】
マレーシアイスラム教の偉大さを伝播するシンボル (という見出し)
青いドーム屋根で知られる、国立モスク(Majid Negara) は建設期間約4年間の後、1965年8月27日に初の アザーン(ムスリムに祈祷を知らせる呼びかけの声)が流れまし。 そこで今年の8月27日は50周年記念を祝います。

国立モスクの広さ: 172600平米、 
建設費は当初予算の2倍以上かかり RM 1千万でした (注:現在の通貨価値ではなく当時の価値から考えれば巨額だったことでしょう)、総額の内で連邦政府がRM 450万を支出、 一般国民からの寄付がRM 300万集まった。また各州政府の拠出が計RM 250万。
お祈りホールは5千人の信者を収容できる。これとは別に大ホールが 信者3千人を収容できる。(注:この違いはIntraasia にはわかりません)

(Intraasia 注: 国立モスクは(クアラルンプール市内の、マレー鉄道の従来のクアラルンプール駅及びマレー鉄道本社ビルからほど近い所に建っている。独立広場からも徒歩で10分もかからない距離です。観光省のパンフレットにも載っている国立モスクです。今でも特定時間にはモスク建物内の一部を見学できるはずです)

【Gombak 地区に地域ショッピングセンターが今年オープンする】
(クアラルンプールの周縁に位置する、スランゴール州Gombak (行政地方)はLRT 高架電車の Kelana Jaya 路線終点の Gombak駅がある。クアラルンプールに隣接した都市部とはいえ、急激な発展が未だあまり進んでいない町の趣が残るマレー人地区です。Gombak駅バスターミナルからはゲンティンハイランド行きのバスが毎日本数多く発車している。)

Gombak地区では 地域向けショッピングセンターがこの10月にオープン予定です。床面積18000平米の M3 Mall が Gombak のTaman Melati 地区にオープンするからです。
このショッピングモールは、クアラルンプール市庁と Gerbang Mekar Sdn bhd の都市部再開発共同イニシアチブの下で開発されています。

M3(Medan Mega Melati) モールは、Gombak駅から約100mほど離れている場所になる。クアラルンプール市庁によれば、このモールはWangsaMaju-Maluri ゾーンの重要な地点です。
クアラルンプール市庁の幹部はあいさつする、「このモールができれば、クアラルンプール中心部へ買い物に行く人の減少に貢献するでしょう、住民は必要品はここで買い物できます。」

M3 Mall の建設が始まったのは2012年です。6階構成の建物で、550台分の駐車枠を擁する。モールのテナント用店舗数の80%はこれまでに賃貸契約されたとのことです。
この場所ではコンドミニアム開発を含めた複合開発プロジェクトが計画されており、総開発費はRM 3億になります。 このコンドミニアムの完成は2016年の計画で、全ユニットが完売しています。

Gerbang Mekar Sdn bhd の会長はあいさつする、「この地区で商業を盛んにし、住民向けに職を創出します、さらに現在周囲にある不動産の価値を上げます。」 「この地区にある高等教育機関で学ぶ学生にも利点が多い。UTAR, TAR College,国際イスラム教大学、マレーシア芸術学院、などがある。」 「テナント店舗用の残り20%も年末までに埋まることが期待されている。」

(Intraasia 注:クアラルンプールにある程度馴染んでいる方でも、その周縁に位置する いわゆるマレー地区である Gombak地区のことは縁遠いはずです。Intraasia はこの地区に詳しくはないが、たまに目的を特に定めずに街を見に行く。LRT電車が1990年代後期に開通して駅が2つ建設された:Taman Melati 駅とその隣の Gombak 駅です。でも開発は穏やかに進んできたと思われる、 その後まもなく大学が新設され学生が増えた。 マレーシア人学生に混じって中東やアフリカ系の学生の姿を目にする。この地区の近隣には複数のショッピングセンターがあるはずですが、Gombak の中心にはなかった、そこでこの M3 Mall がクアラルンプール市庁の肝いりで計画されたのでしょう。 
クアラルンプール内外の有名地は公のイニシアチブなく民間資本で巨大なモールと複合開発を進めてきた。しかしGombak 地区のような所ではそれは期待できないということですね。 クアラルンプール圏のショッピングセンターは既に過剰にあると言われて久しい。 あちこちへバスや電車で足を運ぶと、オープンして1,2年当時は華々しかったショッピングセンターが今では閑古鳥が鳴く、テナントの入居率がわずか数割という所は珍しくない。 モールを作れば客が来る時代はとっくに終わった。果たしてGombak 地区 の新モールは成功するかですね)

【ゲンティンハイランドのホテルがギネスブックから再度世界最大ホテルの認定を得た】
ゲンティンハイランドを所有運営する Resorts World Genting が発表したものです。
ゲンティンハイランドの巨大なホテル The First World Hotel は、2006年から2013年までギネスブックから世界最大ホテルとの認定を得ていた 。その時の客室数は 6116室でした。

そのThe First World Hotel が、再びギネスブックから世界最大ホテルであるとの認定を得ました。
「今日、この3星ホテルは 7351室を有しており、Resorts World Genting にとって卓越していることのシンボルとなっている」 と同社は声明を出しました。

ギネス世界記録のロンドンにあるオフィスで、Resorts World Gentingのホテル部門責任者に、認定書が手渡されました。
(前回の世界最大ホテル認定を得て以来)同ホテルは過去9年間で 宿泊者数の累計で3550万人を記録しました。

The First World Hotel は新しい棟が完成して、部屋数が増えたことに加えて、食事と娯楽面を強化した、と声明中で書いています。

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8月20日のマレーシア記事

【ハラル産業の輸出額が今年第1四半期にRM 100億を超えた】
マレーシアのHalal産業全体での輸出額が、2015年第1四半期はRM 108億を記録しました、これは対前年同期比で 17.8%の伸びです。

この内主な輸出先国: 中国 RM 11億7千万、米国 RM 10億、 シンガポール RM 8億です
輸出額の大部分を占めるのは依然として食品と飲料製品であり、 RM 56億を占めます。

ハラル産業発展公社の最高経営責任者は語る: 2014年のハラル産業の輸出総額はRM 380億でした、2013年がRM 320億。
「マレーシアの成長の柱の1つとして、ハラル産業は、2020年には国内総生産 (GDP)の5.8%を占めることになるでしょう、現時点ではその比率は2%です。」

世界全体でのハラル産業の規模は現在、推定US$ 2兆3千億とみられる。ムスリム人口増大を考えると、2018年にはこの規模がUS$6兆を超えると期待されています。
ハラル市場は多くの方面を引付けている、トップクラスの顧客は中国、米国、シンガポール、オランダ、日本からです。

(Intraasia 注:ムスリム人口は確かに増えているようですね。ムスリムまたはムスリム多数派国の中には人口伸び率の高い国が少なからずあるそうですし、ムスリムの子供は必然的に全てムスリムである、ムスリムは棄教を許されないといった面も貢献していることでしょう。マレーシアでは特にですが、国家政策としてムスリムの Halal 意識の高揚に励んでいる)

【SPM試験の英語科目合格必須化の時期を延期するとの決定】

(中学校5年生の終わりに受ける全国統一試験SPM は生徒にとって最も重要な試験であり、とりわけ高等教育へ進学しない者にはその結果は一生ついて回る。従ってSPM試験である科目が基準点に満たなかった結果、試験全体で合格できなかったということは、生徒にかなりの影響を与えることになる)

SPM試験において、2016年から英語科目は(基準点以上取ることで)科目合格を必須にする、とこれまで決定されていたのですが、試験協議会はこの決定を保留にすると発表しました。

試験協議会は声明の中で、この決定を保留にすることで、教師と生徒は準備期間をより得られるようなる、と述べている。  SPMでの英語科目の2016年から必須合格化の決定は2年前になされました。 SPM試験の受験者数は毎年40万人を超えます。
SPM試験において、科学科目の実験試験も計画されていたのですが、これも保留になりました、影響を受ける科目は、物理、化学、生物、追加科学です。

全国教師組合はこの保留決定を支持して言う、「教育省は現状況を理解している」 「我々は繰り返し主張してきた、とりわけ郡部(田舎)の生徒は必須合格化の準備ができていないのです。」 「だから我々はこの保留を支持する。」

マレーシア英語教育協会も、合格必須化の保留を支持しています。同協会はこれ以前に、教師と生徒にもっと時間を与えるべきだと主張していました。

(Intraasia 注:イントラアジアは1990年代後半からマレーシアにおける英語の抱える優越性と問題を熱心に書いてきた。この件に関して自サイトで発表した文字総数は軽く十万字を超えるでしょう。 マレーシア社会が英語崇拝であり、少なからずの分野で英語に依存しているのは事実です、従って英語学習が不要ということにはならない。しかし生徒の全員が高等教育へ進むわけではないし、職業技術面では取り立てて十分な英語力は必要はないし、民衆もそれを期待しているわけではない。 例えば電気工事士や自動車メカニックや料理人に人は英語力を期待するのではなく、腕や技術を期待する。 基本的な英語力さえあればいいはずです。しかし高等教育を受けた英語エリートたちは声高に英語力のさらなる向上を初等と中等教育に求める、そして高学歴層と英語エリートの声は政策に反映されやすい。 この一部の英語崇拝層のために、高度な英語力を必要としない層にまで負担をかけることになる、それがSPM試験の英語科目合格必須化ですね。
 言語ナショナリズムではなく言語相対主義の立場に立つ Intraasia はいつも主張する、英語は確かに必要だ、しかしその程度は人によって大きく異なる、英語独占を助長し英語崇拝を強化するだけの英語必須化は、マレーシアであれ、日本であれ、反対です)

【物品とサービス税(GST)の課税除外に指定されている品目  野菜と果物編 -2015年7月時点】

レンコン(ハスの根)、ブドウ、アスパラガス、ヤムイモの芽、ニラネギ、ホウレンソウ、 オクラ、パパイヤ、ブロッコリ、
キーウイ、中国ナシ、カリフラワー、ジャックフルーツ、キノコ、さくらんぼ、種々のチリ、新玉ねぎ、ベイリーフ、
カリーリーフ、タデ、コリアンダー、エゾネギ(チャイブ)、ターメリックリーフ(ウコン)、ノニリーフ、チドメグサ、セロリ、

サラダ(?)、 バジル、中国コリアンダー、ドリアン、リンゴ、サヤマメ、ハニーオレンジ、スイートコーン、ガバ、
ロングビーン(長豆? ジュウロクササゲ?)、 中国ブロッコリ、コンボルブルス(セイヨウヒルガオ)、種々のキャベツ、
芳香性マンゴ、生のナツメヤシ、カボチャ、ひょうたん、唐辛子、ランザット、レモン、アイスバーグレタス、ライム、パメロ、
ニンジン、大根、みかん、マンゴ、マンゴスチーン、マタクチン(龍眼)、ジャックフルーツ、パイナップル、オレンジ、西洋ナシ、

ヘチマ、柿、バナナ、ぜんまい、赤いシダ(?)、ベイビーとうもろこし、ランブタン、カラシナ、クズイモ、シイタケ、スターフルーツ
、イチゴ、もやし、スイカ、ハニーデュー、 きゅうり、トマト、チェリートマト、タピオカ、ヤムイモ、サツマイモ、ジャガイモ、

(Intraasia 注:野菜ではかなりの品種にIntraasia は全く馴染みがないので、訳に自身のない物もあります。またよくわからない物は省略しましたが、大多数はここに網羅しました。GST課税除外の品目はまだありますので、後日掲載します)

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8月19日のマレーシア記事

【メッカへのハジ巡礼団の出国が始まった】
今年のメッカへのハジ巡礼シーズンが始まりました。
今シーズン、マレーシアがサウジアラビアへ送り出すハジ巡礼者(の割り当て数)は 22,320人です。この人たちはマレーシア航空(MAS)とサウジアラビア航空の 計64便でサウジアラビアへ旅立ちます。 第1陣の450人は既にサウジアラビアに着いている。

ナジブ首相は巡礼者を前にして語る、「Lembaga Tabung Haji (基金)を通して、巡礼団がハジ巡礼を行うことにおいて政府は運営とサービスを提供することを約束します。」 「政府は初めてハジ巡礼に出る巡礼者1人当たりに RM 7290の補助を出している。これは毎年のことで、巡礼者の負担を軽減していると思っている。」

(Intraasia 注:ムスリムは若い時からハジ巡礼用に Lembaga Tabung Haji (基金)に少しづつお金を貯めている。 それだけでは足りないので政府が補助金を出しているということですが、その補助額は結構な金額なんですね)

【 AirAsia グループは国際石油価格の低迷から、来年は大きなコスト減になる】

AirAsia グループの最高経営責任者は次のように述べました:
国際石油価格が値下がりして低迷が続いていることから、 AirAsia グループは2015年はUS$1億6千万のコスト削減になるであろう、と予測します。 AirAsia グループは今年は燃料購買価格をヘッジしているが、その期限は今年末で終わるからです。

AirAsia グループの航空機(燃料)の60%はあらかじめヘッジされている。石油は我々にとってコスト中の非常に大きな比率を占める。2016年は燃料に対してヘッジはしない。 現在 AirAsia グループがヘッジしておいた石油の価格は バーレル当たりUS$80です。このヘッジ済み価格は現在の市場価格より約50%高いことになる。

企業会計の面から言えば、通貨の外為市場での弱化は石油価格の下落に比べたら取るに足らないことです。石油価格の下落幅は我々にとってはるかに大きな影響を持つ。
通貨の弱化に関して我々はより多くの利用者を引付ける機会だと捉えている。 AirAsia グループはビジネス減速になるとは思わない。

AirAsia Xグループは、リンギットなどの通貨弱化から大いに利点を得ている。 AirAsia X の客層は外国人利用者、例えばオーストラリア人、日本人、韓国人など、が大きな売り上げを占めているから。

(Intraasia 注;という最高経営責任者の発言です。 今年はヘッジ価格以下に石油価格が下がってそれが続いている。 恐らく来年もその傾向が続きそうだから来年はヘッジしなくてもいいだろうということのようです。 AirAsia グループの基本運賃は昨年は燃費サーチャージがあったので、今年のそれよりも高いのが普通のはずです。現在は既にサーチャージは撤廃している)

【” Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) ”が計画している集会と行進を巡って】
選挙の公正と公明を求める非政党の市民組織である ” Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) ” は8月末に、クアラルンプール市内で行進と集会 ”Bersih 4" を計画しています。この集会と行進では、ナジブ首相の退陣要求を掲げると声明している。

一方警察長官は” Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) ” に対して、この集会と行進を組織するのは政府を打倒しようとすることであり、強行すれば同組織を取り締まる、と警告を既に発しています。

” Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) ”は声明を出して反論する: 「警察長官がその権力を乱用して市民が首相の交替を呼びかけることを押さえつけるのであれば、刑法の124条に違反することになり、憲法的危機を招くことになる。」

「(KLの独立広場及び他の市で)8月29日と30日に計画されている行進と集会 ”Bersih 4" を禁止することは、平和な集会を保証する憲法上の権利を奪うものである。」 
クアラルンプール市庁は既に、独立広場での行進と集会 ”Bersih 4"を禁止すると発表しています。

(Intraasia 注:首相の退陣を呼びかけるような行為は、国家の安寧を崩し、政治陰謀に加担する行為だと政府、与党UMNOはしきりにこの論理を前面に打ち出している。現に一般市民がこういうスローガンを自家用車などに掲げれば、警察の取締りにあうことになる)

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8月18日のマレーシア記事

【週明けの相場はリンギットも株式市場も引き続き下落した】
週明けの17日、マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia ) では、引き続き市場が下降傾向を示しています。 FTSE Bursa Malaysia KL 株価指数(FBM KLCI) がさらに下落して、今年年初からこれまでの下落率は10.7 %になった。 17日の市場は FBM KLCI が 1572で引けました。一方外為市場では、リンギットが対米ドルでさらに下がり、 4.099 をつけました。

UOBグループにリサーチ会社は観る: リンギットが依然として弱化していることが、マレーシアの株式市場に一層マイナスの影響を与えることになるでしょう

CIMB(銀行)は観る:現実として、マレーシアの企業は一般に、弱いリンギットから利点を得ているはずです。輸出者は競争力がまし、多くの会社は海外進出を進出して通貨の影響から得している。」

観測の中には、今後またマイナス要因のニュースが出ればリンギットがさらに下がるとの見る向きもあります。
中央銀行Bank Negara総裁は、Bank Negaraは対米ドル固定相場にはしない、資本管理も行わない、と明言しています、「リンギットは遅からず反発して上昇し、経済基盤を反映するようになると確信しています。」

(Intraasia 注:先週末からいろんな経済記事を読むと、専門家の間でも見方は分かれていることがわかる。相場は毎日変化するのである1日2日を見ただけでなんともわかりません、今後1か月くらいはどう変化してくのだろう? いずれにしろ、米国の利上げ、中国の為替切り下げ、石油安、国内の政治不安定などいろんな要素で、マレーシアはとりわけこの1か月ほど通貨安と株安傾向が続いてきました)

【新しい電車路線 MRTプロジェクトの進行状況】
クアラルンプール圏の新しい電車路線を MRT と呼ぶ。 現在建設中なのが 第1路線の Sungai Buloh -Kajang 路線です。 第2路線の Sungai Buloh - Serdang - Putrajaya 路線は路線引きがほぼ決まって市民からの意見を広聴している段階、工事開始は未だ先です))

第1路線の Sungai Buloh -Kajang 路線では 地下路線 9.5㎞ があり、この地下工事費はRM 83億になる見込みです。 総工費はRM 230億になる見込み。
第2路線の Sungai Buloh - Serdang - Putrajaya 路線では地下路線 13.5㎞があり、その工事費を RM 110億と予定している。総工費はRM 230億になる見込み。総工費はRM 280億になる計画です。

MRTプロジェクトを進める 公社 MRT Corp の最高経営責任者は語る、「第3路線は環状線であり恐らく地下路線が大部分になるが、はっきりしたことは未だわからない。我々は第2路線の起工式を2016年早期に行うことと、第1路線の竣工を計画通りに進めることに力を注いでいるからです。」

「第2路線において元請企業を決定する事前審査過程を現在進めているところです。」 「今年12月頃には元請け企業を決める作業を始めることになる。」

「第1路線の Sungai Buloh -Kajang 路線では、最初の開通区間である Sungai Buloh - Semantan で予定通り2016年12月に運行を始めたい。」 「地下路線部分の進捗率は現時点で79%です。第1路線全体の進捗率は現時点で 65%です。遅くとも 2017年7月には全線開通するとの計画を達成することはできるでしょう。」

【クアラルンプール研修に来た公務員4人がマッサージ店で風俗遊びをしていて逮捕された】

クアラルンプールのKlang Lama通りにある、複数のマッサージ店を連邦直轄領イスラム教庁(JAWI) が取り締りました。この取り締まりでは4人の公務員が逮捕されました(注:当然ムスリムとなる)。30代から40代の男たちは、3日間の研修でクアラルンプールに来ていました。

 4人は疲れたので伝統マッサージを受けていただけだと言い訳したとのことですが、連邦直轄領イスラム教庁(JAWI) の現場取締りの長はそれを一蹴したとのことです: 彼らはその店が売春店だとさえ知らなかったと言い張っているが、その言い訳は意味をなさない。踏み込んだとき、男たちは全裸で女性に対していたからです。 男たちの中には逮捕しないように懇願する者もいたが、JAWI は妥協しません。

逮捕された男たちは連邦直轄領イスラム教庁(JAWI) の事務所へ連行されて、釈放手続きをします。後で起訴されることになるでしょう。

(Intraasia 注: Klang Lama通りに限らず、マッサージ、足マッサージ、タイマッサージなどその種の看板を掲げた店はクアラルンプール内外に数えきれないほどある。 常識的に考えてマッサージ店がそんなたくさん必要とは思えないから、見せかけだけのマッサージ店が少なからずあることが推測がつく、現にこういったマッサージ店取締りのニュースは大衆紙の常連記事です。
この4人は地方からクアラルンプールに研修に来たついでに、風俗体験もしていたということのようです。くだらない言い訳などせずに、風俗遊びがしたかったと言うべきですな。
Intraasia の喫茶ツイッター 8月18日付け ”マレーシア風景その28” をご覧ください、関連写真を載せましたよ)


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8月17日のマレーシア記事

【バドミントンの李選手は今回の世界選手権でも2位だった】
ジャカルタで開催されていた世界バドミントン選手権において、男子シングル部門で、マレーシア期待の李選手は決勝で惜しくも中国人選手に敗れて準優勝に終わりました。

李選手は世界バドミントン選手権の2011年と2013年の2回とも準優勝でしたので、これで3回連続となる。相手はいずれも中国人選手でした。
「また自分の夢である世界チャンピオンになる夢がかなわなかった。」 と彼は語りました。 
2回のオリンピックでも連続銀メダルを獲得した李選手は、立ち直ることを約束しました、そして次の目標を2016年のオリンピックに定めています,「オリンピックにはより強くなって戻ります。」

林選手はドーピング疑惑で8か月間の試合参加禁止期間を終えて、今年の5月試合活動を再開しました。

(Intraasia 注:どの言語紙もそれなりに大きく載せている。 李選手はバドミントンの世界的大会では必ず上位に入り、オリンピックでも世界選手権でも連続して2位に終わっている。民族を問わず、李選手へのマレーシア国民からの期待はいつも高い。残念ながらNo2の李選手というレッテルが今回も続いたようです )

【自動車運転免許取得者に与えていた Kejara減点制度は復活するだろうか】
(運転免許取得者に点数を与えて、違反によって減点していく制度 Kejara が以前あった、しかし果たしてそれがどこまできちんと実施されていたのか、そして成功だったのか大いに疑問がるところです)

マレーシア道路安全研究所は主張する: Kejara減点制度が5年前に廃止されて以来、マレーシア人運転手の運転技術はぐっと落ちたとして、再実施を求める声を支持しています。

同研究所の所長、「Kejara減点制度の存続は道路交通庁の管轄下にある。ハリラヤ期間中の交通事故死亡者の憂慮する多さをみれば、このKejara制度の再実施に至ることを期待します。」 「この問題を無視はできない」 「交通事故死が毎日平均して20人も出ているのです。」

今年のハリラヤ期間中の交通取締り運動は7月15日から始まって15日間続きました。交通警察のトップが公表している期間中の死亡者数は330人でした。同期間中の交通事故件数は20458件です、昨年同期は18481件でした。

Kejara減点制度は通常運転免許保持者と仮免許者に適用される。 点数が減点されて一定段階に達すると、免停、または免許取り消しとなる

Top Gear Malaysiaの編集者は主張する、「 Kejara減点制度 は知らないうちに消えた、これは制度無視とお粗末な制度の施行スタイルによる。」

(Intraasia 注:いくら制度を作ってもそれを公正に公明に途絶えることなく実施していかない限り、機能しない。その典型例がこのKejara減点制度ですね。 マレーシア社会には、事故を起こした運転手の免許を停止させたり取り上げるのは、その人の生活の糧を奪うから反対という意識がある。従って単に罰金だけで済ませてしまうことになる。
人口3千万人の国で毎年交通事故死者が6千人をずっと超えているのは異常な多さです。 麻薬取引、殺人は有罪即死刑という法制度を取りながら、交通事故死させたり重体にさせた場合の法的扱いがあまりにも軽すぎるのも、交通事故が減らない一因でしょうね)

【マレーシア語大衆紙のコミック】
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1コマ目
Shasha との付き合いが終わってしまったよ。 お兄さん・・・・
あの娘は他の男と付き合ってるんだ・・・

Intraasia : ここでの bang / abang というのは自分より年上、目上の男に対する呼びかけです、また2コマ目では自称としても使われている。 ここでは兄さんと訳したが、血縁関係があるわけではない。 なお bang / abang は他にも語義があります。

2コマ目
そんなに悲しむなよ。 Shasha はもういない、 でも shisha ( アラブ風水パイプタバコ)ならあるぜ・・・・・  
俺は shisha も売っているのさ。 1セットでRM 17だよ、欲しくないかい?

Intraasia 注: 8月13日の記事に載せたように、現在 shisha が話題になっていることから、このコミックには 若い男の元彼女の名前 Shasha と shisha をかけた面白さがある。

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8月16日のマレーシア記事

【華人団体のトップらが出席して、第2次大戦人民受難記念碑の建設鍬入れ式を行った】
クアラルンプールにある(大きな華人墓地の1つである)広東義山に近接した葬儀館の土地で、マラヤ第2次大戦人民受難記念碑 の建設のための鍬入れ式が行われました。
この土地は1.5エーカーの広さがあり、和平公園とする計画です。

この鍬入れ式典に出席した1人である、(マレーシア華人団体と組織の総連合である)華総の会長は語る、「日本は第2次大戦で被害を受けた国家と人民に向けて誠意をもって正式に陳謝をすること及び賠償をすべきである。」

彼は日本首相の戦後70周年談話に関して言う、「今日は抗戦勝利70周年記念日である。第2次大戦時期に受難を受けた人たちの親族は依然として不満を持っていることから、多くの者が参加している。これほど長く経ちながらも、日本が誠意をもって陳謝することを目にしていない。」

「マラヤ第2次大戦人民受難記念碑が建立された後は、マレーシア全国の華人社会が、毎年8月15日の抗戦勝利日に合わせて、”全国公祭日” として統一行動を行う」 ことを同会長は提案しました。

このマラヤ第2次大戦人民受難記念碑建立のための鍬入れ式には、駐マレーシア中国大使館領事が貴賓として出席しました。マレーシア華人界の出席者:マレーシア愛国和平基金会会長、華総の永久名誉会長、マラヤ第2次大戦人民受難記念碑建立のための特別委員会の幹部 5,6人、 いくつかの華人出身郷土別団体の会長、民主行動党DAP国会議員(女性)らが参加しました。

(Intraasia 注: 華語紙星洲日報は毎年この時期、こうした特集を載せているので、今回も別に目新しいことではない。 日本軍のマラヤとシンガポール占領時に行った、とりわけ華人対象の虐殺及び強制献金への陳謝とその賠償を求める論調を、有力華人団体の長はいつも主張している。何人もの華人団体・組織のトップの語る言葉は、いつも同じような批判と要求であり、星洲日報は細かに記事にしている。Intraasia の華語力ではこれらを正確に、そして全部までは訳せないので省略します。 中でもあきれた要求として目立ったのは、その中の1人である戦史研究会の会長は、日本政府への批判に留まらず、日本人一般に対して、世界に向かて陳謝しなければならない、と要求している。 
ほとんどの日本人はこういうニュースを目にされたことがないでしょうから、紹介しておきます。英語紙とマレーシア語紙はこういう華人界の伝統的団体の指導者らが何を訴えているかをまず報道しないし、小さく載せても詳しい内容の記事にはならない。
Intraasia は日本の東南アジア侵略と虐殺を否定する日本の国家主義的潮流には全く組しないが、こういう伝統的華人団体組織のトップらが毎年繰り広げている、主張には大きな違和感を感じる。日本批判行動に至る動機は理解するが、具体的あり方として一体どこが中国の主張や思考とどれほど異なるかと思うからです。 ”中国性”を限りなく誇るこういったマレーシア華人の指導層のあり方にはいつも辟易する。 同時に第二次大戦後、圧制を受けた、虐殺された民衆への賠償と陳謝を行わず、国家間援助を行うことで賠償と陳謝の代替えにしてしまった戦後の日本歴代政府のあり方及びそれを支持した国民が、いつ終わるとも知らない華人団体による要求、及びマレーシア華人界の指導者層に中国連係感情を作り出したことも指摘しておく。 )

【ペナン州交通基本計画の実施の骨子が発表された】
ペナン州政府は、ペナン州交通基本計画の実施に関する発表をしました。以下はペナン州首相が発表した骨子です。

州政府はこの計画を実行していくためのプロジェクト実施パートナーとして SRS Consortium を指名した:この SRS コンソーシアムは上場企業の Ganmuda Bhd とペナン州企業2社から成る。 Gamuda が60%の株式を握る。州政府と緊密な連携を取りながら、プロジェクトを実施していく。
連邦政府官庁などの承認を含め、計画がまとまった時点で公開入札を行う。 どのプロジェクトを先に進めるかは、承認が得られた順による、とのこと。

ペナン州交通基本計画は総予算RM 270億を見込む。 実施の開始は2017年の予定、完成は 2030年の予定。
主な建設プロジェクト: 
LRT電車路線: ペナン島のジョージタウンから空港がある バヤンルパスまでの17.5㎞。 ジョージタウンの起点は Sia Boey になる予定。
路面電車路線: ジョージタウンの世界遺産地区はLRTが建設できないので、路面電車を建設
高速道路: ペナン島を縦断する、バヤンルパスからタンジュントコンまでの長さ20㎞

(Intraasia 注:ペナン州は民主行動党DAPが州政権を握っている。そこで必要な関連承認を国の省庁から得られなければ、州政府独自の資金計画でプロジェクトを実施ていくと、州首相は述べている。 今回発表されたのは骨子であり、今後詳細を詰めていくということのようです。いずれにしろペナン島にもLRT高架電車路線を建設するという計画です。
ペナン島の道路はほとんどが道路幅が狭い、公共交通はバスのみなので自家用車が圧倒的に多い。ジョージタウンの交通渋滞は慢性的となっている。島内に高速道路は実質的に、東海岸側を空港に向かって伸びている道路1本しかない。 確かに新しい高速道路やLRT の建設計画は結構なことに思われる。 10数年かかる計画とのこと、気長に待つしかなさそうです)

【董教總が発表した今年度の奨学金貸与者名】
(董教總はマレーシア華語教育界の総元締め的存在であり、全国に61校ある華語独中の運営上部組織でもある。)

董教總内の華語独中委員会の奨学金貸与小委員会が発表しました。同小委員会は 2015年度の大学奨学金貸与者 58人の細かな情報を公表しました。
奨学金基金毎によって額に多少の違いはあるが、年間貸与奨学金額はRM 5千から8千です。

奨学金を受領する学生58人の氏名、出身独中校名、 進学する海外の大学名 が掲載されている。
実に57人が、進学先として台湾の各大学と中国の各大学を選んでいる。唯一の例外として、1人が日本の青森中央学院大学を選択。

(Intraasia 注: こういう話題は華語新聞だけが載せる、他の言語紙では全く扱わない。何気なく見ていて1人だけ例外があったので意外に感じた次第です。毎年、全国の国民型華語小学校で学んだ華人生徒の約1割が 華語独中に進学する。 その独中を卒業した後の進路は英語圏の大学がかなりの割合を占めるようです、ただ中国、台湾の大学へ進学する者の総数と比べてどちらの比率が多いかは知りません。華語小学校、華語独中、台湾または中国の大学、というコースはマレーシアの多民族環境からほとんど切り離されることになる)




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8月15日のマレーシア記事

【政治資金を透明にとのナジブ首相発言に批判者から怒り】
ナジブ首相は14日、政治資金における透明性を大きく増すことを呼びかけました。これに対して批判者たちからは直ちに嘲笑が現れました、批判者たちは、ナジブ首相は自身の口座にRM 26億の政治資金が入った件で説明をしていないと非難しています。

この問題はウオールストリートジャーナル紙が7月に報道して、その中でナジブ首相の口座にUS7億(RM 26億)がどこからか振込まれたことを伝えたので、首相はこの件で圧力下にあります。ナジブ首相は当初、この内容を否定して「悪意を持ったもの」であり、政治的陰謀だと批判していました。しかしその後(態度を変えて)首相は海外から政治献金を受け取ったといういう言い方に変わりました、しかし献金者名を明らかにしていません。

そのナジブ首相は、マレーシアは政治献金と選挙費用の面で規定が不充分であると言いだしました。「従って、早急に政治資金を規制すること透明性の必要がある。」 「政府はこのために委員会を組織することになるでしょう。」 しかし首相は自身への批判については触れませんでした。

ナジブ首相を声高に批判する人たちは直ちに反駁しました。民聯 (Pakatan Rakyat) の指導者の1人である、民主行動党DAPの林相談役は言う、「首相はこのRM 26億の問題から逃げようとしている。首相はこのRM 26億の問題に答えるまで、彼にはどんな提案をする倫理的権威はない」

首相の政治資金に関する提案に対して、ナジブ首相のフェイスブックサイトには、たちまち多くの批判書き込みが現れました。ある書き込み、「どのような委員会を作ろうと、首相自身が腐敗しておれば、あなたは腐敗しているのだ。」

(Intraasia 注:これは外電記事なのでこういう調子に書いているが、親政府系の新聞はこんなことは全く書かずに、ナジブ首相が提案したことだけを書き連ねている)

【”父親1人、母親2人”プログラムはねつ造だ、と女性省】

意図的に女性と家族とコミュニティー発展省が組織するとした ”父親1人、母親2人” の概念を奨励するポスターはねつ造であると、女性と家族とコミュニティー発展省が声明しました。

同省の声明から: 「我が省はこの件でポスター制作者に対して措置を取ってくれるようにと、警察訴え報告を出しまたマレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会にも報告しました。」 「我が省は一般市民に忠告します:この偽情報を信じないように、またこの偽ポスターを他者に配布しないように。」

このポスターは意図的に、女性と家族とコミュニティー発展省と 1M4U (あなたのために1つのマレーシア)運動の共同開催として、 ”父親1人、母親2人”というテーマで2016年に調和イベントが行われる、としています。

(Intraasia 注:いろんなデマや噂がでますなあ。このポスターはいかにもそれらしく作ってあるそうで、写真も載っていた。とはいえ、女性省がこんなテーマを公的に提示するわけがない。いちいちそんなデマに反応するのは過剰反応だと思うが、政府UMNOはこういうことを防ぐためにいかに取り締まるかを真剣に考えている、これまでにもソーシャルネットワーク制限論を打ち出している。ごく最近は様々なネットニュースを国家機関の下に登録させることを提示しているぐらいだ。ソーシャルネットワークで政府を転覆させるような意図をもって政府指導者を批判する者に対しては厳しく取り締まると言いだしている。ネットニュースの中には外国の陰謀に加担するようなところがあるという、政府上層部からの主張が既に流れている)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 318.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 395.6 を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 282.8を入手します。

(Intraasia 注:リンギットが対米ドル相場で1998年以来の大幅な下落です。これは銀行レートですから、銀行間TTレートは既にUS$に対して 4.0を超えている。日本円もこの1,2年で最良のレートではないだろうか。)


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8月14日のマレーシア記事

【1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に関する、中央銀行Bank Negaraの調査は終わった、と総裁】
中央銀行Bank Negara 総裁は13日、 Bank Negara による1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に対する調査は終えたと、記者会見で発表しました。これは中央銀行Bank Negaraが調査開始して2か月かかったことになる。

中央銀行Bank Negara総裁の発言から
「Bank Negara による調査は今週終わって、調査結果報告書を検察長官に提出した。」 「この調査結果は司法長官(検察長官)に既に提出した。報告書には適切な措置を取ることに関する勧告も含まれている。」

「中央銀行Bank Negaraの2つの委員会は非常に借入金調達したその企業を見張っていた、その会社は心配に相当する。我々はまた、このことに気がつくべきであるいくつかの当局に強調したし、リポートも書いた。」 「その期間中(2年間)中央銀行Bank Negaraはその会社を監視していた。」 と総裁は会社名を上げずに、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に言及しました。

「調査は複雑な過程を経るので長くかかった。 中央銀行Bank Negaraは正式な調査を行い、関係するいろんな人たちから聴取し、何千もの書類に目を通した。」
「Bank Negara はこの調査結果報告書の内容を公開で論議することはできない。これには国内の複数の銀行及び外国の複数の中央銀行と共有している関連口座に関する情報を扱っている。」

「国会で1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の件を調査している唯一の委員会である公共会計員会の場に、Bank Nagara が呼ばれれば、それが唯一情報を語れる場です。」 「中央銀行Bank Negaraは、法律が許していない分野で措置を取るような行動はできません。」

(前検察長官の時に)司法庁、中央銀行Bank Negara、警察、マレーシア反汚職委員会の4つの組織からなら特捜チームが結成されて、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とナジブ首相の口座などに関する疑惑を捜査することになって、捜査が行われていました。
その後、検察長官が突然更迭されて、交替した新検察長官は、特捜チームはもはや必要ないと指示したとの報道がありました。

(Intraasia 注: 各紙大きく載せているニュースです。金融面での国家の管轄機関であるBank Negara が1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とその関連会社のことは問題が大きくなる前から既に目をつけていた、そのことを関係機関に伝えることもしていた。さらに特捜チームに加わってからの正式調査も結果をまとめて司法長官に報告した。 という金融面での管轄機関らしさ、専門家らしさを十分にかんじさせる記者会見内容です。
 しかし報告書は公表されない可能性は高そうに感じる人は少なくないのではないだろうか、それに対してどう措置を取るかは司法長官の手にあるから。国会の会計委員会は政府の意向で交替した後任委員長がまだ任命されておらず、機能再開は10月になると報道されている。政府権力はまこと強大ですなあ)

【税金を払いたくない未登録中小企業の多さを述べた、公社のトップ】
中小企業の中には、税金を払うことを恐れて税務庁に登録しようとしない会社があると、マレーシア中小企業公社の最高経営責任者(女性)が語りました。
「法人税を払うことへの心配と登録に伴うコスト増が、中小企業が当局に会社登録しないことの2大要因である。」

「法人税と物品とサービス税(GST)は中小企業に課されないでしょう。そういう会社はこのことをわからなければならない、さもないと負けてしまうでしょう。そういう会社は、その会社を税務庁に登録することが利点になるということに気が付くべきです。」
「ひとたび会社登録すれば、大きな会社や同業者とのつながりが容易にえられるようになる。」

「未登録会社は非正規分野として分類され、国内総生産GDPの31%を占めます。」 「しかしながら、マレーシアが2020年に先進国に仲間入りするには、非正規分野の割合は14%に下げなければならない。」
「シンガポールの国内総生産GDP では非正規分野は14%を占めるに過ぎない、米国ではたった9%です。」

同最高経営責任者は、中小企業法の原案を2016年1月に内閣に提示すると明らかにしました。「現在は法案をまとめているところであり、今後いろんな分野から意見を聞くことになる。」 「そうして法案の第3版を年末までにまとめ、さらに各業界からの意見を求めます。 この新しい法案では、半島部とサラワク州とサバ州に共通な企業規則に整理することになります。」 「しかしサバ州とサラワク州の企業は半島部の企業法とは別の法体系の下にあるので、共通な企業規則への整備には時間がかかるでしょう。」

(Intraasia 注:これは業界団体ではなく公社の最高経営責任者の発言であり、国内にいくつもある中小企業団体・同業団体の幹部はこういう発言をしない。団体トップの彼らは翼下にたくさんの未登録会社を抱えながら、業界擁護の発言ばかりに感じますね。
イントラアジアが長年常々感じてきたことに、個人の間にも会社の間にも税の捕捉率の低さがある。 経営する会社が法人税さえ払わないのに、高級車に乗り、高級な住宅をいくつも買ったり住んだりしている小企業主と零細企業主と地下企業主の多さが感じられる。マレーシアがジニ係数の乖離の大きさ、つまり所得格差の大きな国である2大理由は、所得捕捉率の不十分さと富のストックに対する課税の甘さにある、と確信する。 国内総生産GDPの実に3分の1近くもが税を払わない中小企業が占めるという数字があっても、国民の間に怒りが起きないところが不思議です。)

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8月13日のマレーシア記事

【物品とサービス税(GST)の課税除外に指定されている品目  食料品編 -2015年7月時点】
タマリンド、 生のナツメグ、コリアンダーとその粉末、生姜(ジンジャー)、乾燥チリと粉末チリ、ココナツ、
各種の米(バスマティライス、破砕米、ブラウンライス、うるち米、香料米、など)、魚醤、エビペーストとその粉末、
冷凍ミックス野菜、黄色麺とラクサ用麺とクワイティアオ麺、牛肉骨、クローブ、牛肉(生、冷蔵、冷凍)と水牛肉(生、冷蔵、冷凍)、

羊肉(生、冷蔵、冷凍)、鶏肉(生、冷蔵、冷凍)、 非味付け食パン、全粒小麦パン、非味付けの白食パン、サンドイッチ用白食パン
魚(生、冷蔵、冷凍)、酢漬け魚、干し魚、塩漬け魚、切り身魚(生、冷蔵、冷凍)、サメの切り身(生、冷蔵、冷凍)、コイ科淡水魚、
ターメリック(粉末、生)、発酵エビ、エビ(生、冷蔵、冷凍)、シュリンプ、ムラサキイガイ(生、冷蔵、冷凍)、

豚肉(生、冷蔵、冷凍)、イカ(生、冷蔵、冷凍)、鶏肉レバー、鶏肉砂肝、アヒル(生、冷蔵、冷凍)、
塩、砂糖各種、食用油(ピーナッツオイル、ココナツオイル、パームオイル) ただし20kgを超えない容器に入っていること、
シナモン、アンチョビ、黒胡椒(種、粉末)、白胡椒(種、粉末)、ガランガル、レモングラス(粉末を含む)、

オニオン・シャロット、ニンニク、ライスフラワー、小麦粉、うるち米フラワー、サゴフラワー、タピオカフラワー、
インスタントコーヒー、コーヒー(豆と粉)、生のコリアンダーピューレ、生のレモングラスピューレ、
各種のスパイス、チキンカリーを混ぜた物など各種の混合品、スパイスを混合した物、スープのスパイス、

細麺・ラクサ細麺、 米の餅、干したクラゲ、乳児用粉末ミルク(生後0か月から36か月まで用、味付けミルクを含む)
中国茶、緑茶、紅茶(味付け品を含む)、干しイカ、ウーラット豆、生の竹の子、鶏卵、アヒルの卵(塩漬けを含む)、

(Intraasia 注:GST非課税の食料品は日本人に全く馴染みないいくつかの品を除いてほぼここに網羅しました。野菜や薬など他の非課税品目は後日載せます)

【2010年から2014年までの承認された製造業投資の77%が実行された】

(マレーシアへの投資の一括窓口である)マレーシア投資発展庁MIDA の最高経営責任者が明らかにした数字です。

2010年から2014年までにMIDAが申請を受けて承認した、製造業投資のプロジェクト 4158件の内で、実行に移されたのは78%、 3206件でした。
この3206件中、2961件が製造で、245件は工場建設における機械設置でした。

これらの実行されたプロジェクトでの総資本投資額はRM 1729億にのぼる。この投資が行われた州は、スランゴール州、サラワク州、ジョーホール州、マラッカ州、ヌグリスンビラン州、ペナン州です。 

マレーシア投資発展庁MIDAの次のように説明する、「承認を得た製造プロジェクトを実行するために、その会社に認めている期間は、製造免許を取得した発効日から12カ月間です」

「2010年から2014年までに実行された製造業投資において、27%が電子電気工業分野であり、その額はRM 474億になる。 この期間に実行された投資プロジェクトの3大分野は、電子電気工業、金属製品業、運輸装置産業となる。」
「これらの実行されたプロジェクトによって、34万人分の雇用が創出された。

(Intraasia 注:以前はマレーシア工業開発庁という名称だったMIDA は日本を含めて外国の企業には最もお馴染みの官庁です。MIDA はいつも承認プロジェクト幾つ、総投資額いくらといった数字を発表してきましたが、そのうち一体どれくらいが実行に移されたのか知りたいと思っていました。 実行率はめったに発表されないからです。
 なるほど約4分3が実行にまで至るということなんだ。4分の1は実行せずに中止からかなり遅延させるわけだ。 ただこの数字でもまだ実体の一部はわからない、というのもプロジェクト申請は普通、複数年間のプロジェクトですから、例えば5年間で総投資額幾らという申請文句になる。しかしこれが3年経って計画を縮小する場合も当然出てくる。だから投資約束額に対する実効割合は、外部にはまずわからない。)

【電子タバコと水パイプタバコが健康に害を及ぼす影響を調べている】
保健省大臣は一般向けに声明しました: 電子タバコと(アラブ界からやって来た、水パイプタバコ)シーシャに関して、この2つを吸うことの健康リスクについて2か月後に発表するまで、喫煙は暫定的に止めるようにとアドバイスを伝えます。

「保健省は現在、関係省庁及び団体と電子タバコとの水パイプタバコの喫煙が健康に及ぼす影響について話し合っている。そこで、我々のアドバイスとして、我々が包括的な結果を出すまでそれらの喫煙を控えるようにというものです。」

世界保健機構が電子タバコは健康に害を及ぼすと発表したことを受けて、連邦直轄領のMufti は先に、電子タバコを haram とすると語っていました。

(Intraasia 注:シーシャ の適訳が水パイプタバコなのかどうか少し自信ありません。近年中東からの旅行者と滞在者がかなり増えたことから、シーシャを吸えるカフェや、水パイプを売っている店を時々目にする。とりわけ中東旅行者が目立つブキットビンタン街のレストランでは水パイプを並べているレストランが目に入る。またアラブ人が居住していると思われる地区のアラブ用店には水パイプセットを飾ってあった。電子タバコの喫煙者は目にするが、印象としてごく少ないように思う。どちらにしてもタバコに変わりはない。)

(Intraasia 注:こういう事柄では、旅行業にとって大事なアラブ人旅行者はシーシャを好むから禁止にすべきではないといった反対がでてくるでしょうね)

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8月12日のマレーシア記事

【リンギットを対米ドル固定相場にしないことにエコノミストは好評価】
11日の外貨市場取引において通貨リンギットが、ついに心理的な壁である対米ドル相場 4.00 を超えてしまいました。エコノミストたちは、政府がリンギットを対米ドル固定相場制に移行させないとしていることを称賛していますが、政府はもっと積極的対処策を取って、投資者の信頼を回復させなければならないと、主張しています。

アジア開発銀行のエコノミストは指摘する、「外国資本はこの何か月もの間マレーシアから出て行っている。今年は現時点までにマレーシア証券取引所から外国投資者がRM 117億を引き揚げたことからわかる。」 2014年1年間ではRM 60億でした

「短期間においては、1つのマレーシア発展会社(1MDB) 関連の不透明さと政治的混乱が解決されれば、現在の通貨下落は食い止められるでしょう。」 「長期間で観れば、通貨下落を許している内在要因をなくすことが通貨信頼を回復させるために求められる。」

リンギットの下落においては、石油価格の下落が石油輸出国マレーシアの経済基盤に影響を与えているという面が部分的にある、ただ最近の通貨下落圧力は国内の政治不安定さから発していると見られています。

先週末第2財務大臣は、リンギットを対米ドル固定為替にする必要はない、マレーシアの経済基盤は強いので通貨は安定することを政府は期待していると、述べました。

Maybank Investment Bankのエコノミストは、リンギットを再び固定させないとの決定を支持して言う、「固定制へ移行したら、マレーシアの減少している外貨準備高を守るために資本コントロールが必要になってしまうでしょう。」 「資本コントロールすると、投資者を犠牲を強いる。投資者がわざわざマレーシアに投資する理由がなくなる、他国では資本投資が自由に行えるのに。」

外貨準備高は既にUS$1000億を割っている。前回この線を割ったのは 2010年の9月でその時はUS$959億でした。
リンギットは11日の外貨市場で、一時 US$1 =RM 4.009をつけました。その後 3.997で引けました。1998年以来の最安値を更新しています。

【リンギット下落の与える影響を見る立場の違い】
民主行動党DAPの書記長でもある、ペナン州首相は述べる、「リンギットの下落が続いていることから、マレーシア国民は今年末まで物価の上昇に身構えておかねばならない。」
「マレーシアの通貨はタイの通貨やインドネシアの通貨よりも業績が落ちている。マレーシアの富が20%下がったということなのです。」

「このリンギット下落を目の当たりにして、しばらく前に中央銀行Bank Negaraとマレーシア生産性公社が発表した経済報告書は今や意味を失っている。 現在のリンギット相場を考えれば、それらの報告書はもはや信頼性を失っている。」

別記事
観光大臣は主張する、「リンギットの下落は、マレーシア観光産業の回復に貢献する、というのもマレーシア航空(MAS)の航空機事故の影響が長引いているからです。」

「マレーシア航空(MAS)のMH370 事故の影響で中国人観光客のマレーシア訪問が減った。リンギットの下落した価値によってマレーシアを魅力ある地としている。」

(Intraasia 注:生活者として、輸入インフレの影響を大いに心配する。通貨下落で当然輸入価格は上がるから、少なからずの必須消費物質の価格に影響が出ると困るなあ。ただでさえ身近な物品は徐々に徐々に値上がりしているのだ。観光客が増えて喜ぶのはその関連産業だけですから、多くの一般国民にとって過剰なリンギット下落は利点の方がはるかに少ないですね)

【日本人が監督したマレーシア映画が上映される】
日本人が監督した初のマレーシア映画 Nota が8月13日から公開されます。 監督のマレーシア人妻が製作者となっている。

主演は女優の Maya karin と 男優 Hans Isacで夫婦役を演じる、種類としては 殺人ミステリー映画です。
サラワク州の Bako 国立公園などで撮影されました。

(Intraasia 注:何語が主とした台詞かは書いてないのでわからない。人気俳優であるこの2人の男女優はいわゆる典型的マレーらしさの少ない英語話者俳優ですね。監督、製作者、俳優から推測すると、マレー映画ではなくマレーシア映画と呼んだ方が合っていそうに感じる。この記事でもマレー映画とは書いていない)

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8月11日のマレーシア記事

【ナジブ首相が受け取った巨額資金を政治献金だと説明したことに、馬鹿げているとマハティール元首相が非難】
ナジブ首相の個人口座に振込まれた US$7億(RM 26億)の金は中東からの寄付・献金だという説明は馬鹿げていると、マハティール元首相は非難しました。

マハティール元首相は自身のブログで述べました、「そんな説明には世界中が笑った。大多数のマレーシア人も信用しない。」 「アラブ人は気前が良い、しかしそこまで気前は良くない。」 「私はそんな説明は信用しないし、ソーシャルメディアの書き込みをみればマレーシア人多数も同様である。」

「ナジブ首相がその金は総選挙運動に使ったと言っているのはばかげている。」 マハティール元首相は自身の22年に及ぶ政権時代に (UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)陣営が)各総選挙に使った金はRM 1千万に満たない額だったからだとしています。

「私には、マレーシアでの総選挙用にRM 20数億という金はどんな政党であれ間違いだ、選挙運動費に制限はないとはいえだ。」

「ナジブ首相はウオールストリートジャーナル紙の報道記事を否定できないから、彼は言い訳を言っているのだ。」 ウオールストリートジャーナル紙は、ナジブ首相の口座に入った金は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の関連会社から入ったと書いた。

マハティール元首相は、一体どこの誰がそんな巨額を寄付するのだろうかと、疑う。「オバマ大統領だってその選挙運動用にそんな金を集められない。」
マハティール元首相は再度、ナジブ首相とその妻は収入以上の贅沢な暮らしをしていると批判しました。そして贅沢な買い物や最近行われた娘の結婚披露宴の例を上げました。「あの結婚披露宴は、ナジブ首相の官職としての月給であるRM 2万の範囲をはるかに超えていた。」 「そういった金はどこから得ているのだろう?」

ウオールストリートジャーナル紙の報道記事が現れてしばらくしてから、反汚職委員会は捜査の結果として、ナジブ首相の口座に入ったのは中東からの寄付金であったと、発表しました。
そこでナジブ首相はUMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)内に向かって、そのお金は党のためだけに使ったとの説明を続けています。
党内のナジブ首相支持勢力は同様に、政治献金をもらうのはなんらおかしいことではない、党の総裁としてその資金を口座に入れておくのは許されることだと、各地で訴えています。

(Intraasia 注:どういった人たちが寄付したのであれ、RM 26億、日本円に換算すれば860億円、もの金を単に出すわけがないことは誰でも感じる。その使い道の内容さえ公表されていない、単にUMNO陣営のために、民衆のために使ったという説明です。この説明を受け入れてしまう人たちも少なからずいることでしょう。マレーシア社会には上意下達の土壌があるので、上層部の説明が受け入れられやすい。 しかし時はソーシャルネットワーク時代であり、その種の政治指導者の言葉をそのまま信用しない人たちの勢力は増えている。
果たしてナジブ首相とその支持勢力の説明がどこまで国民に浸透するのであろうか?  ナジブ首相批判と追い落としに急先鋒のマハティール元首相は直接的な批判で、ナジブ首相の言い訳を突いている)

【 AirAsia グループの累計利用者数が3億人に達した】

AirAsia グループは8月10日に、利用者数が創業以来3億人に達しました。

3億人目の利用者はジャカルタ基盤の人で、クアラルンプール-ジャカルタのフライトを購入しました、そこでジャカルタのホテルで記念式が行われました。
AirAsia グループの利用者数が 1億人に達したのは2010年10月です、その後2億人目に達したのは 2013年9月でした。

AirAsia グループ最高経営責任者は述べる、「14年前に初飛行して以来長い道のりだった。今日 AirAsia グループは、計199機の航空機が22か国の計100か所以上の目的地へ飛行している。」  「国際石油価格がこのまま低価格を続ければ、5億人目の利用者がでるのはずっと早くなるであろう。 航空運賃はさらに下がるさがるかもしれない。」 

AirAsia グループのインドネシア子会社である インドネシア AirAsia は、インドネシア当局から,運行免許を継続して保持していくためには株主資本の比率を上げるようにとの条件を提示されています。最高経営責任者は、(そのことで)問題はでてこない、と述べました。

(Intraasia 注: AirAsia グループで3億人も運んんだのですね、もっとも予約購入したが乗らない場合もこの数に含まれている、なぜなら運賃の返金はしないのがAirAsia の基本方針だからです。
AirAsia グループの飛行路線数はまことに幅広く数多い。 その一方路線の新設と改廃はかなりの頻度で行われている。運賃は確かに安いが、付随サービスは徐々に値上がりしてきた。こういった情報が日本人利用者にきちんと伝わっていないことを、ブログ発信者として強く感じる。  AirAsia 利用者は 『日本人のためのよくわかる格安航空エアアジア(AirAsia)のお話』 をしっかり読みましょう)

【マレーシア経済の1998年と現在を比べる】

(リンギットの対米ドル外為相場における下落が続いており、1998年に固定相場制に移行した 3.80 を上回る事態になっている。そこで1998年のアジア金融危機当時との比較が話題になっている。)

中央銀行Bank Negaraのデータから
国内総生産 (GDP): 1998年 RM 1823億、2015年 RM 8772億、
国民一人当たりの国民所得: 1998年 RM 12314、 2015年 RM 35572、
国内総生産 (GDP)伸び率: 1998年 マイナス7.5%、2015年 4.5%から5.5%、
対GGDにおける国民総世帯の負債比率: 1998年 16%、2015年 88%、
対GDPにおける財政赤字比率: 1998年 1.9%、 2015年 3.2%、
貿易額:1998年 RM 690億、2015年 942億、

(Intraasia 注:引き続きリンギットが下落している、経済実体に比べて過剰なリンギット売りだという声も専門家にあるようです。GDP はこの17年間で4倍以上になっている、近年指摘されているのは、世帯の負債が多すぎるという点です)

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8月10日のマレーシア記事

【マラッカ海峡でまた起きた海賊によるタンカー乗っ取り事件】
マラッカ海峡のマレーシア海域で、また海賊グループにタンカーが襲われて、積み荷の3500トンの燃料油が抜き取られました。

このタンカーはシンガポール船籍の船で8月8日夜に行方不明になりました。このタンカーがポートディクソン沖を航行中に、海賊に乗っ取られました。その後9日朝インドネシア海域で見つかりました。

マレーシア海洋警備庁(いわゆる沿岸警備隊)の長は説明する、「同庁の飛行機がそのタンカーを発見した。」 「乗組員の2人が海賊に殴られたことで軽いけがをしている。その他の10人は元気である。」 「抜き取られた油の価値はRM 280万になる。」 「状況から内部の手引きがあった可能性も否定できない。

マラッカ海峡で最近起きた海賊事件は6月上旬にありました。マラッカ海峡と南シナ海におけるマレーシア海域で今年これまでに起きた海賊事件は、6,7件あり、内マラッカ海峡では3件です。

(Intraasia 注:どうやって3500トンもの油をさばくのだろう? もちろん密売ルートがあるからこそ乗っ取って抜き取る行為が意味を持ってくる。 黒幕は自ら海賊行為などしない、表向きは合法事業をしているんだろうな、多分)

【100周年を祝うスランゴール州・クアラルンプール林氏宗祠】
スランゴール州・クアラルンプール林氏宗祠はこの8月15日夜、クアラルンプールのセントゥール地区の華語小学校講堂で、成立100周年の祝賀晩さん会を行います、この晩は同時に林氏宗祠の青年団30周年、婦人部19周年を祝います。

スランゴール州・クアラルンプール林氏宗祠の会長は語る、「我が林氏宗祠は1905年に成立したという長い歴史がある。マレーシア華人界において、林という姓は最も多い姓になる、その数を推定すると80万人です。」 「スランゴール州・クアラルンプール林氏宗祠スランゴール州・クアラルンプール林氏宗祠は約2600人の会員を有する。 」 

「長年我が林氏宗祠は福利事業を行ってきた、教育基金と大学生向けの奨学貸与金活動を通して多くの子弟がこの恩恵のおかげで学業を修めることができた。」 「スランゴール州・クアラルンプール林氏宗祠100周年行事の中では、記念出版も行う。」  

100周年祝賀行事委員会は説明する、「祝賀晩さん会には海上に100卓を用意します。世界林氏宗親総会、マレーシア林氏宗親総会、海外の林氏宗親会及び69の宗親団体に参加を呼び掛けており、一堂に会して祝賀晩餐会をおこなう。」

(Intraasia 注:華語新聞特有の記事です。 華人界は、先祖の出身地毎の団体、姓別団体、業界または職能団体を幅広く組織している。その中で姓は華人がたいへんこだわりますね、その団体は宗祠、宗親会などを呼ばれる、その上部団体が宗親総会となる。恐らく各州に林氏宗祠があるはずです、その内人口面からいってスランゴール州・クアラルンプール林氏宗祠が州別では最大だろう。 林が姓の中で、最大かどうかは別として、大きな姓グループであろうことは華人界のニュースを読んでいると感じる、。 林は日本人の姓と同じである数少ない華人姓ですね。
このスランゴール州・クアラルンプール林氏宗祠の会員は2600人の会員と書いてある、この数はスランゴール州とクアラルンプールに住む林姓の華人の一部に過ぎないことは数字からわかるが、参加しない人たちより組織に参加する人たちの活動の方が盛んなことは言うまでもない。多くの宗親団体は独自の教育奨学金を設けているようで、これは華人界の特徴で長所です。
いつもながら宗親団体や出身地団体の幹部はほとんど男性ばかりで飾り程度に女性幹部が含まれている。なぜならいつも幹部連が並んだ写真も掲載されるので、それをみると男性主体の幹部構成であることが一目瞭然にわかるからです)

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8月9日のマレーシア記事

【シンガポールがマレーシアから分離独立してちょうど50周年】
(シンガポールは1963年9月にマレーシア成立に参画してマレーシアの一部となった。しかし2年後の1965年8月9日に分離独立した。)

シンガポール首相が寄稿した文章の一部: 8月9日、シンガポールはナショナルデー 50周年を祝います。今年はまた、シンガポール -マレーシアの両国関係の50周年記念でもある。これは我々の関係にとって重要な節目となります。

50年前のこの日、シンガポールとマレーシアは別々の道を進んでいくことを決めた。両国にとって困難な時期でした。
多くのシンガポール人とマレーシア人は、コーズウエイを挟んで互いの対岸に家族や友人を有している。我々の深い歴史的、社会的、文化的関係があることで我々が相互に繁栄することを助けている。

今日シンガポールとマレーシアは友好的な関係を享受しており、あらゆるレベルで良好な協力がある。
私は定期的にアブドラー前首相と、そして現ナジブ首相と会談して、両国関係を見直している、さらに協力の新しい分野を探っています。

別記事
ナジブ首相はシンガポールの独立50周年を記念するパレードを参観するために、本日(9日)シンガポールを訪問すると、マレーシア外務省が声明しました。
2014年の両国間貿易高はRM 1945億でした。アセアン(ASEAN)諸国間の中で最大の貿易パートナーです。

(Intraasia 注:マレーシアはシンガポールとの経済関係に昔から熱心である。マハティール元首相以後の2人の首相は経済関係以外の分野でも友好関係強化に励んでいる。両国関係の貿易高がこれほど多いのは、いわばシンガポールを経由としてマレーシア産品を輸出する形の貿易がかなりの割合を占めるからです。 
マレーシア人は一般に、南の隣国シンガポールとの関係に関心が高いし、とりわけ華人はシンガポール関係を重視する、まあ日本人一般もシンガポール好きですね。それに比べて北の隣国タイとの関係をみると、一部の人たちを除いて、リゾート地以外への関心はまことに薄いし、国家関係もごくありきたりの隣国関係といえる。 マレーシアにとってシンガポールはかなり特別な間柄であるのは確かです。
蛇足ながら Intraasia はシンガポールに対して、タイと違って個人的思い入れはほとんどない、アセアン(ASEAN)の1か国ですね。)

【受けたRM 26億の政治献金は党のため、民衆のためのものである、とナジブ首相】
ナジブ首相はクアラルンプールの Bandar Tun Razak UMNO党支部の支部代表会議の場で演説しました:RM 26億円の政治献金は(自身の)銀行口座に入った、しかしこれは自分のためではなくUMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)と民衆のためのものでした。 この資金は全て全国のUMNO党支部へ資金援助に使われた。

「反汚職委員会は、この資金は献金であり汚職金ではない、さらに1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の金ではない、といった内容の声明を既に出している。 私はUMNOの党総裁である。政治献金を受けたことを含めて全ての事情は、党事務局長が知るところである。 これらは党のためであり民衆のためであります。」

UMNO総裁としてナジブ首相は、野党陣営がそれぞれの党資金の内容と献金者を明らかにすれば、UMNOもそれを公表すると述べました。
「野党陣営はどこから資金を得ているのか? 国内から、それともいろんな会社社長や事業者から? マッサージ店からか? それとも国外からなのか?」

(Intraasia 注:RM 26億もの金が個人口座に振り込まれたことが、数年も経ったこの場になってようやく明らかになり、首相も認めた。ところが、それ自体は違法ではないということであり、反対に野党陣営に挑戦している論調であり、それが党のため民衆のためという論法です。 実際マレーシアで政党が政治資金の明細を公表するような仕組みはない。 RM 26万が許さるならRM 26億も許されるということなんでしょう。 多くのUMNO 党幹部や一般党員はこういう論法を受けているようです。もっとも非政党組織の市民団体や一般市民がこの論法を受け入れるかどうかはまた別ですね。親政府路線の主要英語紙はこの件をほとんど論じていない)

【今年のデング熱罹者数は対前年比で大幅増】
2015年は8月3日までの時点で、全国で約7万1千人のデング熱罹患者が報告されていると、保健省が明らかにしました。
前年同期は 5万5千人だったので、大幅な増加です。

保健省副大臣の話から:この期間中にデング熱で死亡した人は 192人です、昨年同期は104人でした。州の中でデング熱が最多発生の州は、スランゴール州で約4万人、次いでジョーホール州 7170人、ペラ州 6545人。
「ペナン州は昨年同期 1048人だったが、今年は大きく増えてこれまでに3116人もデング熱に罹患した。」

(Intraasia 注:平均して1か月に1万人のデング熱罹患者か・・・、すごい数ですなあ)




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8月8日のマレーシア記事

【人気あるマレー女性芸能人2人が巻き起こした食に関するハラルとハラム の話題】
人気あるマレー女優 Elfira Loy、21歳、 は、クアラルンプールにある彼女のカフェ Love Me Seven Days で、ブタの顔が描かれたコーヒーを飲んだとの報道を否定しました。
反対にElfira、は Instagram にカフェのある従業員によてアップロードされた画像をシェアして送っただけだと主張しています。

「私は既に何回も説明している。私がその画像をアップロードしたわけではない。シェアしただけだ。だから 私が意図的に話題を探したわけでもない、またはこの国で社会的に敏感なことを尊敬しないということでもありません。」

「この問題を大きくしたくありません。私にとって、その画像は単なるアートに過ぎない、それは論議に火をつける狙いなどなく作られたアートです。私がそのブタの絵のコーヒーをお客さんに呈しているのではありません。」 と彼女は(この記事を載せているマレー大衆紙に)語りました。

「カフェのその従業員がアップロードしたブタの絵顔のコーヒー画像はある種の個人的なものであり、多くの人がごく自然にそのことを尊重しました」 「人は興味を感じたことにシェアする権利があり、私もそうなのです。」 「確かなことは、私のカフェを訪れるお客は、そういう絵が描かれたコーヒーを提供されることはありません。」

ことの発端は次のようなことです: Elfiraが 彼女の Instagram で論議を呼ぶ1個の画像をシェアしました、それはブタによく似た 絵が描かれたコーヒーの画像です。それが一部のファンの怒りを呼びました。

別記事
人気あるマレー女性芸能人の Neelofa は最近、休日で訪れたパリで食べた料理の写真を Instagram に掲載しました。
その中で、これまでで最もおいしいエスカルゴという言葉を加えた写真が、彼女のファンの間で論議を引き起こしました。多くはエスカルゴが Halal であるか haram であるかと疑問を付けました。

Neelofa は、子供の時からエスカルゴはhalal だと聞かされてきたと主張した。Instagram でファンの間に論議を起こしたことに驚いた、と彼女は書く。「私は食べ物に関しては注意深いのです。エスカルゴが halal であることに疑いがもたれることを知っていたら、触らなかったことでしょう。」

マレーシアイスラム教発展庁(Jakim) のスポークスマンは説明する: 国家ファトワ会議の指針によって、エスカルゴは haram とみなされている。
マレーシアファトワ の公式サイトをみると、確かに エスカルゴはムスリムは食してはいけないとなっている。 (よって立つイスラム教の)学派によって、エスカルゴの属する種の小動物は食してはいけないつまり haram な生物と定められている。

(Intraasia 注: マレーシア語大衆紙のゴシップ的な三面記事です、社会的に重要ではないどうでもいい内容です。ところが実は、こういう記事は結構興味深さを含んでいることがある。マレー社会、とりわけ若いマレー男女コミュニティーにおける興味事やどういう行動が現れているかを知ることができるからです。Intraasia は買い物時や何かの窓口で若いマレー男女と話をすることはあるが、当然ながら関係事以外の会話にはならない、彼女ら彼らの姿は日常的にいつも目にしているが、どういう思考なのかはなかなかわからない。だからマレーシア語大衆紙の記事は役に立つことが少なくない。
1つ目の記事は、掲載写真を見るとよくわかる。コーヒーの上に白いホイップクリームやチョコレートを使って可愛らしいブタの顔を描いたものです。それを見たElfiraが良いなと思って画像シェアしたのでしょう。どこが問題なの?というのが非ムスリムの感想でしょうが、現代マレーシアのムスリム界にはこの種のことに非常に敏感な潮流がある。 ムスリム界には一方、ブタの忌避はもちろん尊重するが、単なるお遊び的なことにまで過剰反応するべきではないという思考を持つ人たちもいます。 価値判断は別にして、架空のブタでも飲食物に関わってはいけないという捉え方が根強いことがわかる。ところで Elfiraという女優は知らないが、この若さでカフェのオーナーとはなあ。
2つ目の記事。Neelofa という名前はよく目にする、人気女性の証拠でしょうが実物は知りません。 イスラム教では halal か haram を決めている、細かなところではマレーシアのイスラム教にはそれなりの独自性が当然出てくる。そしてエスカルゴは haram ということなんですね。マレーシアのイスラム教は halal か haram の捉え方がますます厳格になってきていることを感じる。エスカルゴって美味らしいけど、もどきは食べたことあるが本物は食べたことがないので評せませんなあ。
ところで、Instagram はマレーシアの若者の間でかなりの人気らしい。写真掲載とシェアの手軽さがその秘密なんでしょう。 Intraasia は5年以上利用しているツイッターで、最近掲載方針を変えて写真主体にしました。 ツイッターは文字数が短すぎてイントラアジアには使いにくいので、街で撮ったマレーシア写真ばかりにしましたよ。)

【深夜の長距離バスが川に転落】
クランタン州のクアラクライ地方 Batu Balai 地区で夜行長距離バスが道路から川に転落する事故が起きました。このバスクアラルンプール発でコタバル行のバスでした。

救助活動の消防隊によれば、「事故が起きたのは午前4時半ごろです。バス運転手が運転を過てスリップして橋に追突、その後川に落ちたと推測されている。」
事故のために45人の乗客がけがをしました、内 16人は外国人です。

(Intraasia 注:当サイトの常連読者なら既にご存知ですね、深夜の長距離バスの事故は全然珍しくない。 できれば昼間バスに乗ることをお勧めします)

【3年間で150万人のバングラデシュ人労働者を移入する】
今後3年間で150万人のバングラデシュ人を外国人労働者として移入すると、内務大臣が述べました。

「バングラデシュ人は3K仕事つまり危険、きつい、汚い仕事に就くことになる。 政府は彼らを移入せざるを得ない、なぜならマレーシア人はこれらの分野の仕事に就こうとしないからである。」

「バングラデシュ人労働者をマレーシアへ入れる手続きは国際基準に従って行う。これはバングラデシュ政府がその国民を中東へ送り出すのとまさに同じです。」 「これはマレーシア政府とバングラデシュ政府間の努力なのです。」

(Intraasia 注: マレーシアはとっくに外国人労働者依存の社会になっているので、国民の一部から外国人労働者制限論が出ても所詮現実とはならない。 150万人計画がこの通りに進むかどうかは別にして、この人数だけでも国民労働人口の1割にあたる)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 307.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 383.8 を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 277.3 を入手します。

(Intraasia 注:当サイトでも何回か既報しているようにリンギットは対米ドルで17年ぶりの安値を付けている。そこで以前として円安状況にありながらも円が対リンギットで少し上がっている。街の率の良い両替屋なら 3.10 は確実に得られる、つまり1万円を両替してRM 310 を入手ということです。この好レートは久しぶりです。この数週間は日本人旅行者にも両替のお得感が感じられる時期と言えるでしょう。)

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8月7日のマレーシア記事

【アセアン(ASEAN)外相会議の終わりに出された共同声明】
クアラルンプールで今週初めから開催されていた、第48回アセアン(ASEAN)外相会議及びそれに関連した会議が終わり、最後に共同声明が発表されました。
共同声明では、南シナ海の対立している海域において中国が行っている埋め立て活動は、地域の平和と安全と安定を損なうものである、としている。 

共同声明の要点
・我々は、最近の続行中である発展に関して集中的に論議し、深刻に憂慮するものである。
・南シナ海の埋め立てに関して何人かの大臣が表明した真剣な憂慮に注目するものである、これは信頼と確信を弱めるものであり、緊張を高め、そして平和と安全と安定を損ないかねない。
・南シナ海における自由な航行とその上空における自由な飛行を維持することは重要である。
・我々は、全ての関係国が行動規範の全面的で効果的な実施を確実に行うことの必要性を強調するものである。
・全ての関係国には、脅威を与えないようにまたは武力行使に至らないようにするために、対立を複雑化するまたや増幅するであろう活動において自己規制することを促すものである。

(Intraasia 注:海域を含んだ広域東南アジアの地図をご覧ください。中国の最南端である海南島から1千Km以上離れた、サバ州沖の海域に浮かぶ岩礁であるいわゆるスプラトリー諸島辺りまで、つまり南シナ海の9割が中国領海という覇権論理丸出しの主張に、マレーシアやベトナムやフィリッピンはずっと前から反対していた、しかし各国はそしてアセアン(ASEAN)はなんら実のある外交的成果を生んでこなかった。それはひとえに各国の中国経済への依存性の高さと背後にちらつく強大な軍事力のせいでしょう。アセアン(ASEAN)としてこのまま埋め立て島の建設に批判の声を上げなかったら、人工島が既定事実化する、という恐れはあってしかるべきでしょう。 ただほとんどできてしまった人工島はどうするのという点は共同声明にはないようですね。
Intraasia は南シナ海における中国の覇権的あり方を、主としてマレーシアの立場から眺めることで、1990年代末から問題視して当サイトではたまにニュースとして載せてきた。アジア太平洋戦争における日本の東南アジア侵略歴史を軽視する反中論の観点と立場に立つものでは全くありません)

【外報通信社の配信記事が伝える通貨下落の描写】
通貨リンギットは外貨市場でさらに弱化しました。17年前のアジア金融危機来の初めて、US$1 に対して 3.900 の線を超えた。これはナジブ首相を巡る汚職スキャンダルを憂慮する声の高まりと商品作物価格の下落のためです。 

US$1=RM 3.9040 を6日午前中に付けました。
この為替相場は1998年9月2日以来の低値です、その9月にマレーシア政府はリンギットを対米ドルで固定相場制にしました。その後マレーシアが固定相場制を解除したのは2005年のことです。

マレーシアの株式市場(Bursa Malaysia)では株価が1.8%下がった、これは他のアジア諸国株式市場に比べて平均を下回っている。
マレーシア政府の債券の多くは値下がりした。5年物債券の利率は 3.720%に上がった。この利率は2月以来の高さです。10年もの債券の利率は 4.113 %に上がった。

ナジブ首相の 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に関わる汚職疑惑批判への圧力が高まるにつれて、投資家はマレーシアの資産への信頼を失いつつある。

今年アジア通貨で最も業績の悪い通貨であるリンギットを防御するために、中央銀行Bank Negaraがどの程度深く介入しているのかは明らかではない、ただ国の外貨準備高は急減している。
商品作物市場と中国経済の減速がマレーシアの輸出と金融を害しているかもしれないことから、市場感情はマイナスです。マレーシアの工場活動指数は7月も下がっています。

(Intraasia 注:正鵠を射ている、射ていないではなく、国家の体面と政権維持重視などに気を使わないロイター通信社のニュース記事です。 国内の主要英語紙はこんな伝え方はまったくしない。”ナジブ首相を巡る汚職スキャンダル”などという言葉は使わない、政治的不安定さというような表現ですね。 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)を他紙に比して、積極的に伝えている主要華語紙は、第一面からMH370のニュースが続く。しかし経済ページではリンギット下落を大きく取り上げているところが、華語紙らしい。マレーシア語大衆紙はMH370 のことを大きく載せている、一方国家経済ニュースはいつも小さい、ましてナジブ首相批判につながるようなことは書かない。 同じ現象を伝える視点と態度はかくも異なる、 これはマレーシアに限らず多くの国のメディアで似たような現象でしょうが、マレーシアの場合はその経済発展度にも関わらず、内外のメディア格差が比較的大きいと感じる)

【半島部北端のブキットカユヒタムでもハイウエー料金支払いはTouch'n GO カード方式だけになる】

(タイとの国境検問地であるブキットカユヒタムには南北縦断ハイウエーの起点です。 Touch'n GO カードは既に1990年代から国内で使われている、プリペード式電子カードです))

9月9日から全国で10か所のハイウエー料金所が現金での支払いを扱わなくなり電子式料金収納システムだけになります。ブキットカユヒタム料金所はその1つです。

料金所の支払いに使えるのは、 Touch'n GO カードTouch'n GO カードと PLUSMiles カード( SmartTAG 装置)の2種類です。
ハイウエー公団のPLUS は、ブキットカユヒタムの料金所でTouch'n GO カードを販売することになります。「外国人運転手はTouch'n GO カードなどを 料金所で購入できるようになる。」 「タイ国内でも販売するつもりです。」

半島部北部で、この電子式料金システムの完全実施の影響を受けるのは、Jitra料金所、ペナン大橋料金所など。

ハイウエー公団PLUS は現在Plus通常は Touch'n GO カードの価格はRM 10であり、プリペード価値は含まれていない。 ペナン州ではたくさんの運転者がペナン大橋に設けた販売所へ詰めかけて、プロモーション価格のTouch'n GO カードを買いました。

(Intraasia 注:自家用車に乗ってハイウエー走行などすることはもはやないので、PLUSMiles カードというのがあるとは知りませんでした)

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8月6日のマレーシア記事

【インド洋のアフリカに近い島に流れ着いた残骸品はマレーシア航空(MAS)機の物だ、とナジブ首相が発表】
インド洋のアフリカ沖にうかぶフランス領リユニオン島に流れ着いた航空機の残骸品は、マレーシア航空(MAS)MH370便の物であると、ナジブ首相が声明しました。

「MH370便が行方不明になってから555日後、専門家から成る国際チームがリユニオン島で見つかった航空機の残骸部品がMH370便のものであることを確認したと、皆さんにお伝えします。」 「私が昨年、MH370便がインド洋南部で悲劇的に終わったことを宣言したように、今物質的証拠を得ました。」

 「この発見が、悲劇的な事故で消えた人たちの家族にとって収束となることを期待します。」 「マレーシアは、この悲劇に隠された真実を見つけるべく全力を尽くすことを約束します。」

マレーシア航空(MAS)は、もっと多くの残骸が見つかって ボーイング777型機のミステリーを解くことに役立つことを願っています。
MH370機は2014年3月8日にクアラルンプールを発って北京に向かっていましたが、出発後まもなくして消息を断ちました。

ナジブ首相のこの声明の後、フランス側の責任者は見つかった残骸はボーイング777型機の物であると確認しました。しかしそれがMH370機の翼の一部であるかまでは、確定した発言をしませんでした、「MH370機のものであるとの非常に強い兆候は示している。」

【ナジブ首相の個人口座に入ったRM 26億は中東からであると、反汚職委員会が発表】
反汚職委員会はナジブ首相の個人銀行口座にRM 26億が入金されたことを既に発表しています。 新に同委員会は5日に、そのRM 26億の資金寄与が中東から振込まれたものであると発表しましたが、資金寄与者の身元は明らかにできないとしています。

反汚職委員会はその声明中で、資金寄与者の身元は銀行書類から見つけたとしている: 反汚職委員会はこの資金寄与者から説明を聴いた、また彼らも資金を寄付したことを確認した。 RM 26億の資金寄付は、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)には全く関連していない。

反汚職委員会はいう、「 RM 26億がナジブ首相の口座に振り込まれた時の銀行宛の書状4通を見つけた、一方銀行の書類には”寄付”と書かれている。」 「この件について検察長官と事前に話し合った。」

反汚職委員会が3日に、ナジブ首相の口座にRM 26億が振り込まれたと明らかにしたことに対して、活動家や野党陣営から激しい反応がでました、そして反汚職委員会はその寄付が汚職とマネーロンダリング結びついていないかを反汚職委員会が調査すべきだと要求しました。
さらに、「反汚職委員会とナジブ首相の両者は、資金寄与者の身元と使い道を明らかにすべきだ」 と求めています。

少し前に、その資金は2013年の総選挙においてBarisan Nasional (国陣) 側の選挙運動に使われただろうという非難がありました。そして批判する側は、RM 26億は法的限度額を超えているので違法である、と主張しています。  マレーシアの選挙法では、国会議員選挙区での法定選挙費用はRM 20万を超えてはいけない、となっている。

これとは別に、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題を捜査するために組織された特捜チームはもはや必要ないと新任の検察長官が決めたことを、反汚職委員会が明らかにしました。

別記事
新しく入閣したコミュニケーションとマルチメディア省大臣は言う、「人は政治目的でお金を集めてはいけないという法律はない。ナジブ首相は寄付者の身元を明らかにする必要はない。」
 「もっと大切なんことは、その金は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)からのものではないということであり、反汚職委員会は汚職とは関係なく寄付と明らかにしているのです。」

(Intraasia 注: ナジブ首相への批判に対する周囲からの擁護論がいくつか出ている。その1つが政治寄付金だから明らかにする必要はないというものです。RM 26億という金が外国からであろうと、どう使われようと公表しないということのようです。ナジブ首相が新しく任命した検察長官は特捜チームまで解散させてしまったようです。)

【タイピン地方の村で行われているホタル観賞ツアー】
ペラ州タイピン地方の Kampung Dew では蛍鑑賞ツアーが行われています。

ペラ州はタイピン自治体の要求である、このKampung Dew ホタル観賞のインフラを向上させる再開発プロジェクトに基本的に同意したとのことです。承認されると、予算RM 30万をかけて、ホタル観賞地の船着き場を改良、トイレを増設、祈祷所や飲食店を設置、などの工事を行います。

タイピン自治体の長によれば、このプロジェクトは9月に開始して9か月間かかります。「もっと多くの人をホタル観賞に引き付けるには、船着き場の改良が必要である。訪問者が現在の船着き場をみてがっかりし欲しくない。」

「Kampung Dew ホタル観賞の訪問者数はマレーシア人と外国人から成り、 2012年が約8千人、2013年が約1万1千人、2014年が約1万5千人でした。外国人の多数はシンガポール人です。ジョーホールバルの旅行会社がツアーとして送り込んできます。」 
「ピークシーズンには船着き場は1日に100人以上が利用する。」 「現在の蛍鑑賞の料金は6,7人乗りのボート1艘がRM 30位です。

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8月5日のマレーシア記事

【アセアン(ASEAN)外相会議、マレーシアと中国とフィリピン外相の発言から】
クアラルンプールでの第48回アセアン(ASEAN)外相会議が始まりました。
またアセアン(ASEAN)地域フォーラム安全会議が6日からクアラルンプールで開催されます。これには米国、中国を含めて27か国が参加します。

マレーシア外相は記者団に語る、「(南シナ海での)行動規範に関してアセアン(ASEAN)と中国の間で話し合いの進展はあったが、そのペースを速めなけばならない。 行動規範ができるだけ早急に設定できるように、我々は高級外務官僚に話し合いを急いで欲しい。」

中国外相はナジブ首相との会談後記者団に述べた、「行動規範に関して、アセアン(ASEAN)外相会議で取り上げるべきではない。 我々には特別役人会議と作業部会があるのです。」

中国とアセアン(ASEAN)は2002年に、南シナ海における関係国の行動に関する宣言に合意しました。この宣言文書では関係国が国際法に遵守を再確認しています。
関係国は、より平和で安定にむけて公的で縛り力のある行動規範を起草するために作業を進めてきました。

フィリピンは領海争いで国際法廷に継続を既に申請しています、そのフィリピンの外相は外相会議の場で中国に対して強い調子の言葉を投げる、「我々は、南シナ海での(中国の)一方的で挑戦的な行動に対して寛大に扱うことはしません。」 「少なくとも800ヘクタールに及ぶ埋め立てとその地での施設建設は南シナ海での平和と安全と安定を弱体化させるものである。」

(Intraasia 注:マレーシアが領海だと主張する、サバ州沖のスプラトリー諸島付近の海で中国は既に埋め立て工事をほぼ終えたようですが、この点を見ただけでもフィリピンとマレーシアの中国への対応の間には埋めがたい隔たりがある。南シナ海の埋め立てに直接の影響を受けないカンボジアやミャンマーは、もっぱら中国からの援助や交易関係が大事でしょう。行動規範以前に、岩礁を取り巻く海を埋め立てて島を形成させてしまったことに対して、アセアン(ASEAN)はどう対応するのだろうか?)

【クアラルンプールでは販売免許を受けた店店がアルコール飲料を販売できるのは夜9時まで】
クアラルンプール市庁は、アルコール飲料の販売規定を守らない業者に強い処置で臨むと、市長が明らかにしました。「クアラルンプール市庁は税関庁と協力して活動を行っていきます。」
税関庁がアルコール飲料を販売できる免許を発行し、クアラルンプール市庁が営業許可証を発行しています。

クアラルンプールでは、コンビニ、ハイパーマーケット、スーパーマーケット、ミニマーケットがアルコール飲料を販売できるのは夜9時までです。しかし「24時間オープン店やハイパーマーケットが21時以降もアルコール飲料を売っていることを知っています。」 と市長。 「地区住民団体とりわけブリックフィールドとバンサの住民らから、公的な場所で酒を飲んで騒いでいるとの苦情がある。」  

ブリックフィールド地区を対象にすると、連邦直轄領の副大臣は語っていました。「まずブリックフィールドのリトルインディア街を最初に片付けます。」 「ブリックフィールド地区には違法な13軒の無免許酒販売店がある。」

市庁は対策部隊を編成して取り締まり活動にあたるとのことで、既に数回の取り締まりは行われました。「夜9時以降もアルコール飲料を売っている店を見つけたら、アルコール飲料を押収します、これが最初の警告です。」 「再度同じ行為を見つけたら、その店の販売許可証を取り上げる。」 と市長。

(Intraasia 注:深夜はアルコール飲料の販売禁止だということは多くの人は知っているかもしれないが、夜9時以降という時間まではあまり知られていないことは確かでしょう、スーパーやコンビニでそういうお知らせの張り紙を見た記憶がまずない。もっともこの記事でも揶揄しているように、時間が守られていない、年少者にも構わず販売する、というように規則があっても全くまもられていない現状がある。さらにある地区では無免許店が堂々と営業しているという、お馴染みのできごともある。 今後どのように取締りが継続的に行われるかにかかっている。一時的な引き締めだけでは、所詮この種の規則無視行為はなくならないことは、酒販売に限らないからです)

【最大銀行の定期預金広告から】
3 + 3 + 3 月の定期預金でより高い利率を得るためにさあ預金しましょう

1つの定期預金証書につき、個人の場合は最低預け金額RM 1万、
中小企業/ビジネス バンキングの顧客の場合は最低預け金額RM 2万5千、

預け期間 最初の3か月: プロモーション利率(年率) 3.50% 
預け期間 次の3か月: プロモーション利率(年率) 4.00% 
預け期間 その次の3か月: プロモーション利率(年率) 4.70% 

Maybank/ Maybank Islamic の顧客対象、全国の支店窓口にて、
このキャンペーンは2015年8月26日までまたは(銀行の定めた)全体の限度まで、のいずれか先に達するまで

(Intraasia 注:銀行業界は時々このように普段より高いプロモーション利率のキャンペーンを行います。今回もその1つですね)

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8月4日のマレーシア記事

【ナジブ首相の個人口座には確かにRM 26億が入金されていた】
ナジブ首相の個人口座に入金されたRM 26億は、これまで言われていた 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)からではなく、複数の資金供与者からだったと、反汚職委員会が調査結果として3日に声明を発表しました。しかし反汚職委員会は複数の資金供与者の身元と寄付目的及び入金された金がどのように使われたかを公表しませんでした。

反汚職委員会による声明の内容抜粋:
計RM 26億になる資金に関して調査してわかったことは、検察(司法)長官に回して通知した。
ナジブ首相の個人口座に入金されたと批判的に言われていたRM 26億の資金は資金供与者からの寄与金であり、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)から入ったお金ではない。

1つのマレーシア発展会社 (1MDB)を捜査する特捜チームの焦点は、1MDB の子会社 SRC International Sdn Bhd 及びRM 26億に向けている、 一方これ以外の(捜査)分野は警察と中央銀行Bank Negaraが担当するようになっている。
反汚職委員会はまた、SRC International Sdn Bhd が退職者基金公社 から借り入れた RM 40億についても捜査を続けている。

反汚職委員会は、捜査は制限を受けることなく、透明度を持って、専門的に行う。我々は、全ての関係者が忍耐を持って、反汚職委員会に捜査を完全に行える余地を与えてくれるようにと希望します。」
以上

反汚職委員会は先週、ナジブ首相に対する起訴状原案を 反汚職委員会が準備していると主張した Sarawak Report の報道を否定して、そのような原案はないと発表しました。
(マレーシアでは既にアクセスを拒否されたロンドン基盤のニュースサイト) Sarawak Report は、その原案だと主張する画像を載せました。ニュースサイト Sarawak Report はそのサイトで、ナジブ首相を起訴する原案は解任された前検察長官が起草していたものだと主張しました。

今年6月米国基盤のウオールストリートジャーナル紙が次のように報道しました: 問題を抱えた1つのマレーシア発展会社 (1MDB)を捜査しているマレーシア当局から(何らかの方法で入手した)書類だとして、金のいろんな流れを解明したところ、US$7億(RM 26億)の金がいろんなルートを経た末に最終的にナジブ首相の個人口座に入金された。

一方ナジブ首相は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)から及び公的な機関から個人益のために金を受け取ったことはないと、何回も否定してきました。ウオールストリートジャーナルの記事を強く批判しています。
特捜チームは先月、AmBankにあったナジブ首相の口座2つは、捜査が始まるずっと以前に既に閉鎖されていたと発表しました。

選挙監視団体である Bersih2.0 は、ナジブ首相は RM 26億を寄付した資金供与者の身元など寄付の内容を公的に明らかにすべきであるとの要求を出しました。

(Intraasia 注:RM 26億とは日本円に換算すれば860億円にもなる! こんな多額が首相の個人口座に入金されていたこと自体はこれまで肯定されてはいなかった、1MDBの金ではないという否定に徹していた、ところが政府UMNOはこの入金を問題にしていないかのようだ。現在はとにかく外国からの内閣転覆を計る陰謀だという主張が表に出されている。だから情報漏えいさせた者たちがいるという警察の捜査理由でしょう)

別記事
警察本庁の高級警官が反汚職委員会の本庁を訪れて、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題を捜査している特別調査部門の長から、情報漏えいの疑いに関する調書を取りました。
情報漏えいに関する捜査機関の一員に対する、警察の調書取りはこれで4人目です。

反汚職委員会は声明を出していう: 反汚職委員会は、どのような情報も、外部機関の調査結果も、漏えいさせていないことを言明したい。 我々はまた、反汚職委員会において誰も政府打倒の陰謀に関わっていないことを強調したい。」

(Intraasia 注:警察が国家の別の捜査機関を捜査する、というふつうは起こらない出来事です。聴取された反汚職委員会の最高幹部は、常軌を逸した行動だと警察を批判している)

【マレーシア初のナショナルスキーチームが結成された】

マレーシア初のナショナルスキーチームの結成が発表されました。スキーマレーシアは、7年計画で選手らが冬季オリンピックの参加資格を得られることを期待しています。

メンバーに選抜されたのは、2人男性と1人の女子の計3人の若者です。3人には今後幾つもの競技会に参加する計画が立てられている:2017年の世界選手権、次いで2019年の世界選手権、2017年の札幌でのアジア冬季大会、2018年の冬季オリンピック、そして2022年の冬季オリンピック、

3人中の1人の女性は米国のカレッジに留学中です、回転競技の選手として、国際スキー連盟のカナダ、米国での大会に参加してきました。「冬季オリンピックの参加資格を得られるように望んでいる。」
なお3人中の2人は兄妹であり、マハティール元首相の孫にあたる。

(Intraasia 注:スケート場は昔から国内に何か所かあり、スポーツとして行っているマレーシア人若者は少なからずいるはずだが、競技選手として果たして何人いるのかは知りません。
遊戯スキー場が建設されるようだが、国内に本当のスキー場はありえないので、当然海外滞在のマレーシア人に期待するしかない、となると海外留学組でスキーを熱心にやっている若者に限られる。現代スポーツで優秀な域になるには多額の金がかかる。選ばれた裕福エリート学生を強化選手にして、マレーシアとして初の冬季オリンピックスキー選手にするという計画だと理解される。
なおマハティール元首相の子供中の2人はよく知られた企業家です、記事に書かれているこの兄妹の名前からその子供だと思われる)

【KLで開催のアセアン(ASEAN)外相会議で南シナ海問題は話し合うべきではない、と中国が公言】
クアラルンプールで第48回アセアン(ASEAN)外相会議が4日から開かれます。
これには米国も中国も招待によって参加します。その他に、日本、オーストラリア、韓国、欧州連合、ロシア、インドの代表も会議に参加します。
 
中国の副外務大臣は ロイター通信社に答えて語った、「南シナ海の問題はアセアン(ASEAN)の会議の場で話し合われるべきではない。」 「この会議では敏感な問題についての議論は全て避けるべきである。アセアン(ASEAN)外部の国国はこれに干渉するべきではない。」 「アセアン(ASEAN)外相会議は協力関係を推進する場です。」 「米国が取り上げれば、我々はもちろん異議を唱える。」

南シナ海の問題は正規の議題ではないが、会議の脇で話し合われる期待が高まっています。 中国による主張の重なる海域での埋め立てによる島つくりの中止を、米国が求めることが期待されている。米国国務長官がこの会議のために5日と6日マレーシアを訪問する。

中国は南シナ海の大部分を自国領海だと主張しており、その内でマレーシア、ブルネイ、フィリピン、ベトナム、さらに台湾と主張の重なる海域があります。

(Intraasia 注:イントラアジアは既に1990年代からスプラトリー諸島問題をこのサイトで取り上げてきました、東シナ海問題とは関連付けていません。マレーシアは当時からスプラトリー諸島の領有を訴えていたが、結局のところ今年中国が埋め立てて島を作り飛行場まで建設したが、現実的にそれを抑える手はないというのが現状でしょう)

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8月3日のマレーシア記事

【アフリカ沖の島で発見された翼の一部はボーイング777機の物だと確認された】
インド洋のアフリカ大陸に近いフランス領リユニオン島で見つかった翼の一部は、フランスに送ってフランス当局などが鑑定した結果 ボーイング 777機の物と確認されました。

ボーイング 777機が初飛行した1994年以来、これまでに同機の全損失とみなされている事故は5件です。その中で南半球の大洋に落ちたと見なされている事故は1件だけです。それが2014年3月のマレーシア航空(MAS) MH370便です。

このためこのボーイング 777機の部品発見が、MH370機の行方不明事件の解決の糸口になると期待されています。
リユニオン島の海岸では、いくつもの物体・破片が見つかっており、これらはMH370機の物または乗客の物品ではないかとの推測も現れている。

【サバ州コタキナバルで、44人のフィリピン人がイミグレセン法違反で拘束された】
コタキナバル警察の長による説明内容: 1日午前1時から9時まで Kampung Lembaga Padi Inanam, Pasar Inanam, Kilang Bata Inanam, Suang Parai Sulaman, Gentisan Sepanggar の各所において、警察、国民登録庁、コタキナバル市庁、イミグレセン(Imigresen)、サバ州電力会社、補助警察などによる合同取り締まり活動を行った。

「我々は全部で113人を検査した、内訳は子供43人を含むフィリピン人104人、インドネシア人9人。 そして子供17人を含むフィリピン人44人を出入国法違反で拘束した。」
「さらに危険麻薬法違反で女性1人を含む6人を逮捕した。」

「取締りを行ったこの5か所は、不法居住地であり犯罪率が高い場所です。」 取り締まり活動中に騒動などが起こることはありませんでした。
逮捕・拘束された者は全員コタキナバル警察署へ連行されました、その後取り調べのため Kepayanにある中央拘留所へ送られれます。

(Intraasia 注:珍しくもないごく普通の不法滞在者の取り締まりニュースに見える。でも普通ではないことが一点ある、それはフィリピン人ばかりであり且つその数が44人にもなることです。それがこのニュースの発信地がコタキナバルだから、というよりサバ州だからです。半島部でイミグレセン(Imigresen)法違反で取り締まられた中にフィリピン人が含まれていることはもちろんあるが、2桁数の拘束者の全てまたはほとんどがフィリピン人なんてことはまずありえない。サバ州が南フィリピンとごく近接し、歴史的民族的に近しい関係を持つ姿を示すニュースです)

【自動車の国内販売台数の推移とメーカー別シェア】
マレーシア自動車販売商協会(MAA)が発表している統計から
年間国内自動車総販売台数
2014年:66万6千台、  2013年:65万6千台、 2012年:62万8千台、 2011年:60万台、 
2010年:60万5千台 (この年初めて60万台の線を超えた)

今年は4月に物品とサービス税(GST)が実施されたことで、月間販売台数面で4月は33%減となった、しかし5月は13.4%増加、6月は12%増加、このように徐々にGSTの影響はなくなっている。
諸般の情勢を判断して、マレーシア自動車販売商協会(MAA)は、2015年の年間販売台数を67万台ぐらいと予測している。

2015年上半期のメーカー別シェア
Perodua 33.7%, Proton 15.6% 、この国産メーカー2社で 49.3%、過半数をわずかに割っている
Honda 13.5%, Toyota 12%, Nissan 7.4%, その他の外国メーカー 17.4%,  Honda は今上半期の増加が顕著の一方、Toyota は今上半期は大きく減少した(注:通常はトヨタが外国車メーカー中でシェアは最大です)

2014年の年間シェア 
Perodua 29.9%, Proton 17.4% 、
Toyota 15.3%、Nissan 11.6%, Nissan 7%, その他 19.4%,

(Intraasia 注:国産車が50%に届くか届くかないという状況ですが、国産車が過半数を軽く超えるというような時代はもうありえないでしょう)

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8月2日のマレーシア記事

【1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題を捜査する特捜チームの一員らが警察に逮捕された】
1日に警察長官は、警察が3人の官吏を逮捕したことを確認しました:反汚職委員会の諮問委員会の元顧問1人、司法庁(検察)の特捜チームのメンバー(金融と反マネーロンダリング事務局に所属とのこと)1人、司法庁の副検事1人。

警察長官によれば、「ロンドン基盤のネット新聞 Sarawak Report を訴える(マレーシア人の誰かによる)警察訴え報告が出されたことを受けて、この3人を警察に呼んだ。Sarawak Report が(当局の主張である)ねつ造したニュースを載せた容疑を捜査するため及び公的機密情報が漏えいした件を捜査するためであり、3人から既に調書を取った、」

「これに加えて、中央銀行Bank Negaraと民間銀行の複数職員を呼びだして調査することになる。」  長官はこれ以上は明らかにしませんでした。

反汚職委員会の消息筋によれば、1日夜警察はまず副検事の自宅を捜査した後、12人ほどの警官チームが反汚職委員会を訪れてその中の特別捜査部にあるその副検事の部屋を数時間捜査したとのことです。警察は逮捕した副検事の書類とパソコンを押収しました。

この副検事は司法庁に属していますが、反汚職委員会が1つのマレーシア発展会社(1MDB) の元子会社SRC International Sdn Bhd. の捜査を行う上で法律面で協力するために、反汚職委員会に一時的に出向しています。反汚職委員会の特別捜査部はその子会社に関わる汚職を捜査中です。

(ロンドン基盤のネット新聞 Sarawak Reportの主催女性はサラワク州出身ですが英国籍を持っており、マレーシアに住んでいない。マレーシア警察、ナジブ首相とその周辺は最近声高に次のように主張している:この女性がマレーシアの官吏から得た書類をねつ造してニュース記事にした、そうして1つのマレーシア発展会社(1MDB) スキャンダルとしてナジブ政権を転覆させようとしている。そこで警察による、今回の一連の警察以外の捜査官吏を逮捕するとになった)

Sarawak Reportの主催女性はマレーシア警察とナジブ首相周辺のこの主張を全く否定しています。2週間ほど前にマレーシアコミュニケーションとマルチメディア委員会は、国内の全てのインタネットプロバイダーにロンドン基盤のネット新聞 Sarawak Reportのサイトをブロックするように命令を出しました。(だからアクセスできない)

別記事
(野党指導者の中で最も有名な長老であり且つ筋金入りの闘志として知られる)民主行動党DAPの林相談役は記者会見で述べる: 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題を捜査していた専門捜査人である彼ら自身が警察に逮捕されて尋問を受けている。このことはマレーシアの”低度さ”を示す新たな印である。

「今週はショックなニュースが続いた、任期が残り少ない検察長官を突然更迭した。その前検察長官は、ナジブ首相に対する汚職嫌疑の起訴を進めている最終段階にあったと言われる」
前検察長官はその件について未だ異議を語っていない。一方内務大臣を含め政府は、その起訴状準備自体があったことを否定している。また新任の検察長官もこの起訴状の存在を否定した。

「前検察長官を解任したこと及び、政府が起訴状準備の存在を否定してナジブ首相追い落としの陰謀だと主張していること、さらに反汚職委員会の検察官など3名の逮捕、一連のこの事実は、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題を追及していた官吏が反対に警察の捜査下にあるということを示すものである。」 と林相談役。

「今週の内閣改造は、ナジブ首相が内閣から批判者を取り除いた、これは1つのマレーシア発展会社 (1MDB)スキャンダルに対する反撃に移ったことを明確に示している。」

(Intraasia 注:1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題を捜査するために政府の肝いりで、反汚職委員会、司法省、中央銀行Bank Negara、警察から構成する特捜チームが構成されて捜査にあたっていた。そうしたら突然検察長官が更迭され、その後に上記の3名が公情報漏えいで逮捕された。さらに中央銀行Bank Negara総裁に関するうわさもある。政治面では批判的な前副首相と 大臣兼UMNO準総裁1人を取り除いて権力を削いだ。政府と警察トップの主張は、ナジブ首相追い落としを狙う外国からの陰謀があり、それにマレーシア人が協力しているというものです。そこで政府とUMNOトップと警察はこの1週間劇的な反撃の手を打っている。
これだけ次から次と捜査中枢を解任、除外、逮捕、捜査の予告、などがあれば、ナジブ首相追及勢力はもう有効な手段がなくなる、つまり証拠を示しての追及の手がなくなるのではないだろうか。野党陣営とは別に、ナジブ首相追及の市民グループなどは集会やデモをすると宣言しているが、警察は陰謀に手を貸す行動は逮捕につながると、既に警告している。)

【1つのマレーシアタクシー (TEKS1M)で使う自動車に 非Proton車も認める】

1つのマレーシアタクシープログラム (TEKS1M) で使うタクシーに Proton社以外のメーカーを使うことを認めると、先に陸上公共交通委員会 (SPAD) が決めました。

陸上公共交通委員会 (SPAD) の長は説明する、「選択の多様化に進んでいかねばなりません。しかし我々は依然として国家の利益沿った自動車を優先させることをしなければならない。」
陸上公共交通委員会 (SPAD) は、TEKS1M での2番目に認めた型である Toyota Innova を発表しました。 最初に認めた型は Proton Exora です。

「(マレーシアのトヨタ車の正規ディーラーである) UMW Toyota の親会社 UMW 持ち株会社における多数派株主は、国家企業の Permodaran Nasional です。従って国家の利益を軽視しているというような疑問は起きません。」
「Proton ExoraであれToyota Innovaであれ、我々はとしては利用者に喜んでほしい。」

1つのマレーシアタクシープログラム (TEKS1M) で使うタクシーとして、小さな型の車を使いたいとの要望が多く寄せられているとのことです、それは維持費の安さからの面です。「我々は今後、 Proron社のSaga, Wira も考慮します。」

UMW Toyota の社長は、TEKS1M用として Toyota Innova300台の注文を受けたことを明らかにしました。さらに年末までに少なくとも700台の予約があるだろうと期待しています。

(Intraasia 注:ナジブ首相の下で実にいろんな”1つの何々プログラム”が創設されている。TEKS1M もその1つですね)

【クアラルンプールで倉庫を改造したナイトクラブを取り締まってタイ女性95人を逮捕】
クアラルンプールのクチャイラマ通りにある風俗店(ナイトクラブ)を深夜12時過ぎに、警察本庁の売春・賭博・私党取締部の警官総勢30人ほどの部隊が急襲しました。一般から通報で警察は3日間の偵察をしたとのことです。

この取り締まりでは、ホステスのタイ女性 95人が拘束されました。彼女たちは年齢22歳から35歳で、大部分は観光目的入国の許可を悪用して働らいていました。ホステスのタイ人女性はいずれも新婦衣装を身に着けており、舞台上で踊っているか、舞台下で客の相手をしていました。

この店は倉庫を改造した店であり、既に2か月ほど営業していました。しかし店は娯楽営業許可証を取得しておらず、警察は業者を追跡しています。当時店内には”一夜の新郎"活動を求めて 100人ほどの客がいました。

(Intraasia 注:この通りはこういった不法娯楽・風俗活動で時々ニュースに載りますね。95人ものタイ女性を使って商売していたということは、言うまでもなく素人の経営者ではなく、資金も女性供給も確保でき風俗商売経験のある者または者たちでしょう。新婦衣装を来たホステスを客が見つくろうということなんでしょうな)



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8月1日のマレーシア記事

【タバコの最低価格が8月1日から 1箱 RM 9に引き上げられた】
(統制価格品である)タバコの小売最低価格が8月1日から、1箱 RM 9に引き上げられます。これまではRM 7でした。
さらに2016年8月初めに再度引き上げて 1箱 RM 10にする、とこのように保健省大臣が発表しました。

これはマレーシア政府は引き続き、国民の喫煙習慣を抑制する姿勢のためです。
政府は2012年9月に、1箱の最低価格をRM 7に定め、同時に1箱の本数を20本にするとしました。

タバコの最低価格引き上げに加えて、公園を禁煙ゾーンを指定することを、タバコ抑制の対策委員会が決めました。具体的には、「全ての公共公園は、屋外駐車場を除いて、禁煙区域とする。」 「国立公園に関しては、人の密度が高い場所を禁煙区域にします。具体的には、キャンプ地、カノピーウオーク、展望デッキとなる」

大臣はさらに説明する、「エアコン設備のある全ての飲食店・施設は禁煙区域に指定される。」 「現行規定では、エアコン設備のある飲食店・施設はその3分の1面積を禁煙区域に指定できる。 対策委員会は、その面積を該当する店舗すべてに適用することに同意しました。」
「このエアコン設備のある飲食店・設備における全面禁煙区域化は2016年1月から実施する。」

【クアラルンプール中心部の主要通りを路上サーキットにした自動車レース】
クアラルンプールの中心街を貫く通りである Jalan Sultan Ismail 、KLCCのすぐ脇の通り Jalan Perak, 中心部主通りのJalan Ampang を 1周3.2㎞の路上サーキットに見立てて、7月6日から9日まで KL City Grand Prix が開催されます。

そのためレース場となる道路はその3日間毎日6時から18時まで完全通行止めになる。 クアラルンプール市庁は警察と協力して、交通規制と安全確保に取り組んでいると、発表しました。 レース主催者の GT Global Race は500人を同意して安全確保に努めるとしています。

(臨時設置された)観客用スタンドの料金は RM 350から450です。
klcityrace.jpg

(Intraasia 注:このレースにはクアラルンプール市庁が協賛しているようです。レース場となる道路の一部をみてきたが、コンクリートの障害物が道路両側にずっと設置され、その上部は金網になっている、上の写真はそれを撮ったもの。 レースに興味ない一般市民には大迷惑な催しですが、ツーリズム高揚のためにという名目で決定された。どういう過程で決まったのか、公開論議はされなかったのは確かでしょう)

【タイ深南部のムスリム村の治安所が襲われて自警グループに多くの負傷者が発生】

(マレーシア国境にごく近いタイ深南部、ここではパッターニー県、ヤラー県、ナラティワット県、及びソンクラー県の一部を指す、では、2004年の不穏化状態が抗争に激化して以来、武装反抗ムスリム組織の者たちと軍隊警官の治安部隊という直接の当事者だけの犠牲者に留まっていない、加えて地域の自警団、地方自治体役人、村民、一般市民、教師と僧侶などにも多くの犠牲者が出ている。 多くの報道で目にする犠牲者総数は軽く6千人を超えている、よって負傷者を入れれば死傷者数は 1万人近くに及んでいるわけだ。)

ヤラー県のヤハー地方で、村の治安所が武装反抗派と思われる30人から40人ほどのグループに襲われ、14人がけがをし、内4人が重体です。
「襲撃は深夜1時ごろ発生し、襲撃グループは手りゅう弾を投げた後、マシンガンを撃ち放し、30分ほど襲撃を続けた。」とヤラー県警察の長が述べました。「襲われたのは自警団と村の志願治安要員たちです。志願者たちはムスリムです。」

「武装反抗ムスリム組織は、その力を再誇示しようとしている、というのも今やムスリム村人が国の治安部隊に協力しているからです。」
タイ深南部では、万を超える警察と軍隊が常駐し、そして民兵組織も加わって治安を目指してきた。国家はさらにまた、各地の村にある志願治安要員などに金をだし、武器を提供もしてきた。こういった村はムスリム住民から成る。2014年だけで2700丁の小銃を村の自衛組織に提供したとのこと。

深南部の観測者によれば、いろんな措置と治安強化のおかげであろう、今年は血なまぐさい事件の発生は減っていた、しかしこの何週間かは事件が続発している。

(Intraasia 注:イントラアジアは深南部を25年以上に渡って訪れ続けています。ヤハー地方は州都ヤラーから近い郡部であり、深南部で一般的であるムスリム村が点在する。7,8年位前まではヤラー市からおんぼろバスが運行されていたので、何回か訪れたり通り過ぎた。決して豊かとはいえないありふれた村のムスリム自衛グループを、ムスリム武装反抗派の者たちが襲う、殺す目的で襲う。タイ深南部で起きる事件の多くはこの陰惨さに付きまとわれるのでいつも暗然たる思いになる。一方都市部である州都ヤラー市ではこれまで数えきれないほどの爆弾事件が起きた。イントラアジアの馴染みの場所も数か所含まれる。これに対して、バンコクで指揮する軍部中央やトップ政治家は、決して襲われることはない。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 301.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 373.9 を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 272.4 を入手します。

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