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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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9月30日のマレーシア記事

【プトゥラジャヤの公務員住宅地区に住みたい申請者の多さ】
(国の行政首都として造成開発されたプトゥラジャヤは連邦直轄領です)

プトゥラジャヤ選挙区選出の国会議員でもある、連邦直轄領省大臣が述べました:プトゥラジャヤの公務員用住宅地区では、教師と看護師と警官に居住優先措置を与えることになる。

「この件を進めていくために、既に内閣府の不動産運営部門宛てに提出した。」 「プトゥラジャヤ内の公有住宅地区は限られている、それにもかかわらず住居を求める申請書は増える一方です。現時点で申請者待機リストに載っているのは1万7千人です。」

「この問題を解決するために、私は不動産部門に対して、教師と看護師と警官に申請許可の優先権を与えるようにとお願いしている。」

(Intraasia 注:1990年代、マハティール元首相の下で開発された行政首都プトゥラジャヤは、他の都市とは大きく異なる。それは計画段階から人造都市として造成され開発されたからです。他の都市にある、感じる、秩序が欠如したごみごみした雰囲気と年代が大きく異なる建物風景はない。一方その分整った街並みと計画的に敷かれた道路などが目立つ。 行政首都ということから公務員比率の多さは当然といえる、公務員の8割から9割はマレー人だからプトゥラジャヤ住民の民族比はマレー人が圧倒することにもなる。 )

【拳銃を持った強盗が貴金属店を襲いRM 60万を奪った】

ペナン州本土側 にある Prai 地方の町で貴金属店強盗が起きて、RM 60万相当の貴金属が奪われました。

事件が起きたのは日中の正午少し前です、拳銃を手にした4人組の強盗が店に押し入り、わずか数分で貴金属を奪って、警告の発射をした後で、2台のバイクに乗って逃走しました。貴金属店のオーナー夫妻は呆然と見ていたとのことです。「3人は顔全体を覆うヘルメットをかぶっていた。1人の賊は拳銃を手に店先で見張っていた。」 「ここで18年商売しているがこれは初めての経験だ」

目撃者は語る、「店先で見張っていた強盗1人が拳銃を私の方に向けて脅した。付近の店の商売人たちは誰もあえて助けようとしなかった。」

(Intraasia 注:新聞には強盗時の店前の賊の様子を誰かが撮った写真? 動画の一部?が載っている。拳銃を打つ瞬間まで写っている。貴金属店が武装強盗に襲われて多額の貴金属が奪われるニュースは珍しくない)

【イラク通貨をだしにした通貨詐欺の被害者5万人という報道】
イラクの通貨詐欺の罠に、5万人ものマレーシア人がひっかかったとのことです。
この詐欺は、たちまちのうちに百万長者になれるというものです。詐欺にかかった人たちの多くは、1人あたり RM 500から2000を失いました。

彼らはイラク通貨の価値が上がれば大きな利益が保証されるという話を信じて、イラク通貨デナールに膨張した金額を支払ったというものです。
中には儲けを手にしようと11年も待っていた人がいます。

詐欺の手口: 25000イラクディナール紙幣 1枚毎に対してRM 100を支払う、その後イラク政情が良くなって通貨の価値が見直された暁には、その紙幣の価値が何百万にも増えるというものです。

警察本庁の商業犯罪部門の幹部は説明する、「このイラク通貨詐欺は、一攫千金話しである。」 「あまりにも調子良くて信じがたい投資話には気をつけなさい。」

(Intraasia 注:この5万人という根拠はどこにあるのかはわかりません、この詐欺話はイラク通貨がだしに使われているということはマレー人が主な対象なんでしょう。いずれにしろ、一攫千金話の詐欺のニュースは時々載ります。人々は次から次と詐欺にかかるんだなあと、記事を読むたびに思う。 政情が極めて不安な国の通貨を買えば、十中八九はその貨幣価値は暴落するか屑になるだろうけど、万に一つぐらいは通貨価値が5年後ぐらいにはあがるかもしれないのかな。そう思う人は今のシリアの通貨でも買っておけばよい(笑))

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9月29日のマレーシア記事

【半島部北部での狂犬病発生はまだ続いている】
(当サイトで既報したように、半島部北部では狂犬病が発生している。ただその発生状況をどう捉えるかは、立場によってかなり違うようです)

ペナン州、ケダー州、ペルリス州における狂犬病の発生に伴って、 3州では人が犬に噛まれる件数が増え同時に犬の処分件数も増えています。3州に狂犬病発生が宣せられたのは9月17日でした。

獣医庁は最新の情報を28日に発表しました: 犬に噛まれた件数は増えてこれまでに 137件です。内訳は、ペナン州が 82件、ペルリス州が34件、ケダー州が21件です。
3州における犬の処分数は 2669匹に増えた、内訳はケダー州が 1624匹、ペナン州が748匹、ペルリス州が297匹です。
抗狂犬病ワクチンを施された犬の数は変わらず2570匹です。

獣医庁は、ペットオーナーに犬を敷地内に留めておくようにと呼びかけています。同庁はまた、野犬数を規制しており、犬に噛まれるできごとを監視しています。

(Intraasia 注: 犬に噛まれた 137件という数は決して少なくないように感じる。狂犬病発生下で噛まれるのは誰だって不安になるはずですね。 ペット愛護団体の犬の処分反対運動には賛同できませんな)

【2016年から UPSR試験での英語科目を2つの試験に分ける、読解力と口述】
(小学校6年次の終わりに受ける全国統一試験 UPSR は国家の行う試験であり、国民小学校と国民型小学校のどの6年生も受ける。数ある課目中、いつも話題になるが英語科目です)

教育省は2016年のUPSR 試験から、英語科目では2つに分けることを決めると発表しました: 読解(理解)力と 口述
よって来年から受験生は科目が増えるということにもなる。

教育省の試験委員会の理事は記者団に説明する: 1つは6年生が中学校に入るときに英語の運用能力を高めるためです。これは書く、話す、理解するの面においてです。我々は、生徒たちが書く能力と話す能力を身につけることを期待している。」

現在のUPSR試験英語科目では、国民小学校 SK の生徒が受ける試験問題と国民型小学校 SJK (つまり華語小学校とタミール語小学校)の生徒が受ける問題には違いがある。国民型小学校生徒の問題の方が多少易しくなっている。

この2つの英語試験問題を今後どうするかについての質問に対しては、この場ではとくに返答らしきことは明らかにされませんでした。

教育省のこの決定に関して、全国PTA連合会議の議長は、この決定はUPSRでの英語以外の言語科目試験の方向に沿っていると述べました、「我々は大いにこの決定に同感します。それは英語力を高めるからです。」 「マレーシア語科目、タミール語科目、華語科目の試験ではそれぞれ2つに分かれている。読解力と会話能力に重点を置くことは大いに必要です。」 「心配なのは試験の分割に備えた教師側の準備です。」

教育マレーシアのために親が行動するグループの会長は主張する、「英語教師の技術向上のためにこの数年間多くの努力がなされてきた。教師は技術を高めたのです。」
「この決定で生徒の英語能力が高まることを期待している、そして理科科目と英語科目の英語授業が選択できるようになることを願っている。」

(Intraasia 注:マレーシアでは小学校での英語科目でさえ大いに注目される話題になる。英語科目に関わる話題は、いつも各紙が目につく程度に載せます。低学年から英語科目授業があるので、英語も2種類の試験に分けようということですね。 国民型小学校、つまり華語小学校とタミール語小学校では、必須のマレーシア語を入れて3言語を教えるので、生徒は大変です。マレーシアという国情と社会を考えれば、英語の必要度と期待水準は、日本の比ではないほど高い。とはいえ、ここでも主張されているように、理数科目の英語による教育を要求する声は絶えない。 ここまで英語崇拝と依存思考が高くなると、こういう人たちは論理的に物事を考えられなくなる。
イントラアジアは20年近くもマレーシアの学制とマレーシアの言語に関する論を書いてきたので、ここでは繰り返しません。興味ある方は「今週のマレーシア」をお読みください)

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9月28日のマレーシア記事

【煙霧が悪化してまた多数の学校が学校閉鎖】
(インドネシアから海を渡って、国境を越えてやって来る煙が、マレーシア半島とボルネオ島部に煙霧(マレーシア語で jerebu) 状態を毎年引き起こしている。今年も同様です)

半島部とボルネオ島部の両方で煙霧がひどくなったことで、27日に教育省が、28日は学校閉鎖するようにとの指示をだしました。
閉鎖の対象:スランゴール州、クアラルンプール、プトゥラジャヤ、ヌグリスンビラン州、パハン州では全ての小中学校、 及びサラワク州ではクチンなど特定地方の小中学校、追加としてペラ州のTanjung Malim 地方の学校.

上記の対象となる地方では大気汚染指数が健康に害を及ぼす段階または健康に大いに害を及ぼす段階にまであがったことから、学校閉鎖が決められました。
大気汚染指数の区分レベル: 0から50 良好、 51から100 まあまあの程度、 101から200 健康に害を及ぼす、 201から300 健康に大いに害を及ぼす、 301以上 危険である。

別記事
気象庁の幹部は説明する、「大気汚染指数が300を超えることは起こらないでしょう。クアラルンプール圏での煙霧状態は27日に最も悪い状態に達した。」 「状況は徐々に良くなっている。」 「大気汚染指数はリアルタイムの状況を示すことにはならない。28日は27日より悪化はしないでしょう。」

大気汚染指数は24時間の平均値を示すということが明らかにされたため、市民からかつてはリアルタイムだったのにいつからそうなったのか、という困惑が出ています。

環境庁の長官は説明する、「大気汚染指数はある1カ所だけの測定値やリアルタイムの測定値であったことはこれまでにもありません。以前から大気汚染指数は24時間の測定値平均です。」 「大気汚染指数は5種類の汚染微粒子つまり SO2, NO2, CO, O3、 PM10、 に基づきます、そして大気汚染指数の数値は、最も高い濃度の汚染微粒子によって決まる。それがPM10 です。」 
(注:この部分の説明がよくわからない、5つの微粒子が因子となる、ただ決め手は PM10 の最高濃度であるということ? PM 10 は微粒子の大きさを示すのではないかな? 記事を書いた記者の間違い? Intrasia の理解不足?  どういう意味なんだろう)

自然資源と環境庁は声明を出しました: 環境省のホームページで載せている大気汚染指数の数値は定期的に更新しており、正確です。 視界の程度は気象庁が短時間に計測したものです。
大気汚染指数の精度を疑問視する市民の声に関しては、指数の測定値は正確であり、国際基準に準拠しています。

(Intraasia 注: 多くの市民と同様に、イントラアジアも大気汚染指数はある時刻での瞬間値だと思っていました。 大気汚染指数という言葉は毎年煙霧時期に頻繁に登場する言葉ですから、市民にもお馴染みの言葉です。しかし定義が24時間平均だとは、この分野の素人である多くの市民にとって意外なことのはずです)

【旧暦8月15日の中秋節の日、多くの華人カップルが集団結婚登録式に参加した】

(9月27日は旧暦の8月15日の中秋節の日でした)

それにあわせて、ペナン州では集団結婚登録式が行われました。
ペナン州華人大会堂 では、30組のカップルが集団婚姻登録式に参加しました。同じくペナン州の 徳教会の紫雲閣で行われた集団婚姻登録式には 36組のカップルが参加しました。
ペナン州本土側のバタワースで行われた集団婚姻登録式では32組のカップルが参加しました。

これら3か所を入れて、半島部北部つまりペナン州、ケダー州、ペルリス州では、この中秋節の日に中華堂や教会などで行われた集団婚姻登録式に参加したカップル数は、合計171 にものぼりました。

(Intraasia 注:いつも感じることだが、マレーシア人は実に集団結婚登録式が好きだということです。 今回は中秋節なのでもちろん華人カップルばかりでしょう。数字ごろ合わせの良い日、非ムスリムに限られるがバレンタインデー、などといった吉日に各地にある特定場所で集団婚姻登録式が催され、多くのカップルが参加するからです。まあ、どういう日に登録しようと好き好きですから、揶揄するつもりはありません)

【呼び出された中国大使は外務大臣代理と会った】

(いろんなニュースが流れる中)駐マレーシア中国大使は28日昼前にプトゥラジャヤを訪れて、外務大臣代理と2時間ほど会いました。
詳細はまだ発表されていません。

イントラアジアのコメント
25日にクアラルンプールのチャイナタウンを訪問した直後に、駐マレーシア中国大使が発表した声明の全文を華語紙が載せている。
中国大使の声明は中秋節の祝いに際して及び中国人旅行者の不安感を除くためにだされたものであると、中国大使館が釈明する声明を出したと、昨日の華語紙記事にあった。それを割り引いても中国の根底にある思考が表出している、と Intraasia は昨日の記事に書いた。

そこでこの声明全文を読むと、なんと極めて政治的声明となっている。中秋節祝いはほとんど枕詞に過ぎない、長々と中国の主張を述べている。その中には例えば、”中国の抗日戦争勝利70周年記念に際して、抗日を共に戦ったマレーシアの華人と華僑友人たちに深い敬意をささげます” といった文面まで含まれている。 中国と現在のマレーシアであるマレー半島との交流は2千年近いといった歴史的緊密さの強調、中国政府は極端主義やテロリズムと闘っている、などなど、 この声明文章を普通に読めば、中国の一般的政治声明・主張発表だと見なしても全くおかしくない。

Intraasia は抗日戦争勝利70周年記念 という言葉を批判しているのではない、軍国日本の中国侵略と殺りくは事実だったからです。 問題は中秋節にかこつけてチャイナタウンを訪問した際に、なぜわざそういうことまで声明に含める必要があるのかということです。 南シナ海問題を好例として、あらゆる機会を捉えて政治的立場を強調することで、現代中国の覇権思潮と志向がにじみ出ている。この中国大使は意識したかしないか知らないが、それを表明したといえる。
UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)が保有するマレーシア語紙は論調で中国大使を強く批判して、「中國大使はマレーシアに陳謝しなさい、できなければ直ちに帰国しなさい。」 との主張を日曜日に載せたそうです。 典型的マレー民族主義者の立場から、彼らは中国大使の声明に国内干渉の匂いを強く感じたからです。
片や、親中国の華人団体連合の長は、マレーシア外務省は過剰に反応している、大使の呼び出しを止めるべきだと述べている。 華語紙は大使擁護的な記事の載せ方である。いつまでもたっても中国を向いて憧憬を抱いている人たちですな。 
狭隘なウルトラマレー主義者が華人界を念頭において騒動を起こそうとする一方、中華思想から離れられない一部のしかし金と組織を有する華人層の存在。 Intraasia は 民族を至高とするこの種の人たちには辟易します。毎日こんなニュースを読みたくないし、載せたくない)

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9月27日のマレーシア記事

【マレーシア外務省は中国大使を省に呼び出して説明を求める】
(26日の当サイト記事に載せた際に予測したように、中国大使の声明はマレーシアの中に関心を引き起こした)

チャイナタウンを訪問した駐マレーシア中国大使が発表した声明に関して、マレーシア外務相はその釈明を求めるために、中国大使を呼び出します。大使と外務省との会談は28日にプトラジャヤにある外務省で行われる。

外務省の発表から: 「中國大使はチャイナタウンを訪問した際に、メディアからインタビューを受けた、それを基にして発表されたメディア声明はマレーシア人一般の興味を引き、また心配もひきおこしている。」  「(月曜日の)会談ではこの件を晴らすことに役立つことでしょう。」

外務省は内閣府にも大使の呼び出しの件を知らせました。
外務省の関係者は新聞に述べました、「マレーシアは中国大使の発言を重大に捉えている。 それはマレーシアの国内問題に干渉しているに等しい。」

中国大使は25日のチャイナタウンを訪問した際の声明で、中国とマレーシアの関係に影響を与えるような脅威に対しては中国政府は声をあげることを躊躇しないと述べていました。例えばその中には、「誰も、法の権威を損なうまたは法支配を踏みつけるような権利を持ってはいない。」 (注:外国の大使がマレーシア社会に向けてこの種の発言をした)

(Intraasia 注:大使はチャイナタウンを親善訪問した、マレーシアを訪れる多くの中国人旅行者は安全を気にしているので、そういう面から大使の訪問は意義あることでした、といった説明を中国大使館が出したとのこと。恐らくそうであろう、ただ中国人旅行者一般が、また中国政府がマレーシアとマレーシア華人に対して持っている意識の底にある一面が表出したのが今回の大使の声明に見られる、と言える。
ところで28日に外務省が中国に抗議するようなことはありえないので、中国大使を呼びだしたという事実を残して外交的表現で丸く収まるでしょうね。)

【サバ州は結核患者が最多の州】
サバ州では、州人口の高齢化と多数の移住者の存在が州保健当局を心配させています。サバ州は現在でも国内で結核患者の最も多い州です。
国内の結核患者 1万5700人の内で、約30% 4千750人がサバ州です。

サバ州医学保健サービス庁の幹部はサバ州反結核協会のセミナーで述べました、「サバ州内の結核患者の多くは外国人である。州民も高齢化しており、免疫性が弱まることから、60歳以上はリスクは高くなる。」 「糖尿病患者はさらに病気に罹るリスクが高い。サバ州は結核の発症を抑えるために、もっと人員と資源が必要です。」

(Intraasia 注:国内で結核患者が増えている要因に、外国人労働者の存在があることはずっと以前からいわれており、こういったニュースは既に何回も現れている、だからサバ州だけではない。この問題は外国人労働者への偏見ではなく、外国人労働者の出身国がマレーシアより保健医療面での整備が遅れている国が多いことから、どうしてもそういう国からの労働者に結核率が多くなる、それ以上に問題は外国人労働者に義務付けられた健康診断を受けることがそもそもない違法外国人労働者の多さですね。サバ州はフィリピン人とインドネシア人の外国人労働者の多さで際立つ、当然違法外国人労働者が何割かを占めることになる)

【チャイナタウンをめがけた集会は取り消され、リーダーは1日で釈放された】
(916集会の赤シャツグループのリーダーは、チャイナタウンをめがけた集会開催と騒乱を示唆したことから、24日夜クアラ警察に逮捕された)

彼は1日間警察署に拘留された後、25日夜釈放されました。警察は彼の拘留を求めませんでした。
釈放された赤シャツグループリーダーはメディアを批判して言う、「私の発言の一部だけを取り出して、大げさに言って広めている。」
「私にはチャイナタウンの1件はもう問題ではない、自分の義務は果たしたので後は当局次第だ。」

一方、ウルトラマレ―主義者と言われている別の人物は彼を批判して言う、「騒乱が起きるかもしれないと言った1人がその赤シャツリーダーだ。」 
「チャイナタウンをめがけた26日の集会計画は、警察の指示に従って取り消した。」

(Intraasia 注:メディアを騒がせ、世論を湧かせ、商売人たちを心配させた、再度の赤シャツ集会は行われなかった。もちろん結構なことだ。 一部のウルトラマレー主義者の跳ね上がった行動は、マレー人界の多数からも支持されないような報道調子である。
しかしことはこれほど単純ではない。この赤シャツリーダーを兼ねるUMNO地方支部長はたった1日拘置されただけで釈放された。 UMNO党は党として916赤シャツ集会を糾弾していないし、それどころかナジブ首相は916集会を褒めた。 この10数年位の間にマレー界の底流に変化が徐々に起きてきたことは確かでしょう)




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9月26日のマレーシア記事

【チャイナタウンを狙った集会と騒動を公言していた、赤シャツグループのリーダーが逮捕された】
916 赤シャツ集会の主催者リーダー、同時にUMNO の(スランゴール州内の1地方支部である) Sungai Besar支部長である、は25日に警察署に召喚されました。これは、26日にクアラルンプールのチャイナタウン対象に集会を行う、ひょっとしたら騒動になるかもしれないと公言していたことに関する、警察からの召喚です。

クアラルンプール警察の幹部は、この916 赤シャツ集会リーダーを25日夜市内の地区警察暑で逮捕したことを確認しました。「刑事訴訟法の条項を適用して逮捕し、彼をその後市内の管区警察暑に移送した。」 「これは彼が、25日にチャイナタウンを狙った集会で騒動に言及した発言に関する。」

この男は、UMNO の 1地方支部長を務め、またマレー人NGO連合の代表です。この連合は9月16日行われたいわゆる赤シャツ集会において、 Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)を担った。

(Intraasia 注:昨日の記事に載せたように、UMNO党指導部に反旗を翻すと、党からは支持は得られないだけでなく除名などになる。ところがこの1地方支部長である赤シャツ集会リーダーは党指導部や中堅層からはなんら糾弾やまして追放などは受けていない。
ところでこの赤シャツリーダーはスランゴール州の北端に位置するSungai Besar 地区のUMNO支部長です、そこでふと思い出したのが、2013年にそこの漁村を訪れて撮った写真のことです。以前ウエブアルバムに載せていたが、そのアルバムサイトは廃止されてしまった。というわけで 今日思いついて Intraasia の喫茶ツイッターに写真をアップロードしました、26日と27日の2回に分けて載せますので、どうぞご覧ください、)

【チャイナタウンを訪れて声明を出した、駐マレーシア中国大使】

駐マレーシアの中国大使は、中秋節訪問との名目で、クアラルンプールの茨廠街(通称 チャイナタウンのこと)を25日に訪れました。チャイナタウンの小販売人や商売人らと交歓した後、大使は声明を出しました、「マレーシアは法治国家である、何人もその出身民族に関わらず法治の尊厳さを守るべきである。」

「ここ(チャイナタウン)は全てが秩序通りであり、ビジネスは繁盛しているように見える。さらに ”華裔同胞”は他の民族と友好に上手くやっていることを目にした。私はたいへんうれしく思います。」
「我々はこの様な良い状況が極端な動機を持った人たちによって壊されることを見たくはありません。」 「中國はあらゆるテロリズムに反対し、また民族差別主義と極端主義に反対する。」

「中國政府は社会の公共秩序と社会の安定を破壊することに反対するものである、暴力事件を厳しく戒めます。」
「しかし、中國の国家利益に接触する、また中国国民及びビジネスの法的権利と利益を害すること、それらは中国とホストの国との友好関係を傷つけかねない、に関しては、我々は決して手をこまねいているわけではありません。」
「我々は、マレーシアがその社会的安定を守って訪れたい訪問地になることを切に願っている、その反対になって欲しくない。」

(Intraasia 注:この記事を読んでえーと思った、案の定 UMNO青年部の幹部が抗議を表明した記事が先ほど現れた。明らかに政治的に踏み込んだ内容が含まれている、この中国大使がチャイナタウンへわざわざ行って声明を出した背景を考えてみます。この一連の出来事は中国を狙って起きているわけではないのに、「我々は決して手をこまねいているわけではありません」 という部分は、中国の意思発表を誰に伝えているのだろうか? 大使の声明文はきっと問題になるであろう。 
次にマレー民族主義者は全く目に止めないだろうが、Intraasia は次の単語にも目が行った  ”華裔同胞”。 この単語を英語紙は ”the Chinese”と書いている、これではニュアンスは全く伝わらない、”華裔同胞”の 華裔 は華語紙が記事の段階でこの表現にしたのか、それとも大使の声明の段階で既にこの表現なのかはわからない。”華裔” とは中華民族の末裔ということ、それは正しいし、華語紙は書記表現としていつも使う。しかし”同胞” ? 何を持って中国大使は華人を同胞と呼ぶのか? もちろんマレーシア華人の中には中国への親近感から同胞感情を持つ人もいる、しかしマレーシア華人は中国人ではない、少なくともマレーシア華人界が中国人を同胞と呼ぶのは、個人的には別として、公的表現にはないはずだ。
 こういう場合本来なら”華人朋友”という表現がふさわしいと思われる。 中国がマレーシア華人を同胞視する背景は、世界各国に散らばる華人社会を中国の中華民族社会の周縁に位置付けていることからですね、共産中国も中華思想を隠そうとしないということです。 マレーシア華人界の親中国感情の強い人は、Intraasia のこういう観点を一蹴することは知っています)

【イスラム国 (IS) ネットワークの者たちがテロ行為を計画しているという報道と警察の警備強化】

準国営 Bernama通信社は、警察副長官の発言を引用して報道しました: イスラム国 (IS) ネットワークによるものとされる、クアラルンプール市内の複数地点で起きるかもしれないテロに関わる容疑で、3人が逮捕された。内訳はマレーシア人1人、インドネシア人1人、シリア人1人。

警察副長官の発言、「警察本庁は、テロ活動の可能性に関係している特定の地区における安全のレベルについて、米国大使館とオーストラリア大使館に連絡した。」

9月24日にマレーシアのネットニュースサイトが、警察はクアラルンプールでのテロ行為に関する信頼すべき情報を得た後で警戒している、との報道をしました。 この情報はマレーシア警察が8月に、何人かのイスラム国 (IS) ネットワークに絡む者たちを逮捕したことから得たものと思われる。

そこで警察は Jalan Alor(アロー通り)及び近辺のパトロールを強化しました。また駐マレーシアの米国大使館とオーストラリア大使館はそれぞれの国民向けに、Jalan Alor(アロー通り)及び近辺を避けるようにとのアドバイスを発しました。

別記事
警察の消息筋が明らかにするところでは、警察はこの1か月ほどの間に、イスラム国 (IS) 組織に関わる容疑で何人もを逮捕した。クアラルンプールの特定地区に潜在的脅威がある。そこで警察は既に警備を強化している。

消息筋の1人は言う:これは警察が(マレーシアの)イスラム国 (IS) ネットワークの者たちを逮捕したことへの報復を狙っている、と思う。

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 357.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 430.7を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 302.1 を入手します。

(Intraasia 注:今週リンギットは一時反発していたが、金曜日にまた下落した。シンガポールドルが対リンギットで銀行間為替相場だけでなく現金相場でも 3.00を超えてしまい、これは歴史上初めてのことだそうです。街の公認両替所にはこれよりレートの良い店も当然ある。 マレーシアで買い物・旅行するシンガポール人は言うまでもなく、かなりの人数であるシンガポールで働くマレーシア人も大いに喜んでいるところでしょう。通貨アナリスト・ディーラー筋の見方では、リンギットの下落傾向は当分は大きく反転しないような観測が多いですね。

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9月25日のマレーシア記事

【サウジアラビアで起きた群衆殺到事故にマレーシア人巡礼者は巻き込まれていないという発表】
サウジアラビアでまた起きた、ハジ巡礼者の群衆殺到事件ではこれまでに700人以上の死亡が発表されています。

マレーシアの巡礼基金公団である Tabung Haji のメッカ事務所は、マレーシア人巡礼者の集合地で人数確認した結果、Minaで起きたこの事件には巻き込まれていないと、発表しました。

マレーシアからのハジ巡礼者 2万2千人ほどは現在サウジアラビアに滞在しています。 世界各国からのハジ巡礼者の大多数は依然として Mina での行程を行っているところです。

【トップに謀反を起こしたUMNOの地方支部幹部2人が、1人は追放され1人は警察に逮捕されている】
(UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)のペナン州1地方支部の前副支部長はしばらく前から、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題に呼応して政府とUMNOの対応を批判していた。当局は、彼が1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に関して出国して外国の機関と接触しようとしていた、とみなしているようです)。

9月18日にクアラルンプールの管区警察は、2012年治安違反法を適用してこのペナン州1地方支部の前副支部長を逮捕した。その理由は、彼は代議制民主主義に反する行動をしようとしたというものです。逮捕は彼が米国に飛び立つ直前だったとのことです。 逮捕期間が19日に6日間の延長となった。

ところが、拘留期間が終了する24日より前の9月23日に、彼は釈放と同時に再逮捕された。警察は捜査の根拠として、刑法の124条を適用しました、これは国家に対する妨害と妨害の試みを規定する条項です。

逮捕された彼の弁護士は記者団に語る、「彼は国家安全違反法、特別措置 (SOAMA) の下で拘留期間最長30日に近い起訴なし28日間拘留、10月21日まで、を受けることになるでしょう。」 そしてこの再拘留が確定した。

警察副長官は先に語っていました、「彼は刑法の条項違反で逮捕したが、彼は治安違反を犯したことから、国家安全違反法、特別措置 (SOAMA) を適用される。」

野党陣営の幹部は、政府は数年前に国内治安法を廃止したが、今や国家安全違反法、特別措置(SOMMA)を適用して政府に対する批判者を逮捕拘留していると、強く批判しています。

(これとは全く別のできごとです)8月の終わりに、UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)ケダー州ランカウイ島の地方支部の女性部長が、RM 26億を個人口座で受領したナジブ首相を裁判所に訴えました。ナジブ首相の資産凍結などを求めた訴え内容です。その後彼女はUMNO から除名された。
この女性はこの訴訟とは別に、UMNO党からの除名を無効にする、訴えを裁判所に出しました。

ナジブ首相の代理としての弁護団は、資産凍結に関する訴訟を無効にする反訴を出しています。

(Intraasia 注:UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)内部からがごくごく例外的にナジブ首相批判者が出ている、その1人がこの男性です。彼は米国へ飛んでFBIに会う予定であったと当局は見なしているそうです。一方この無名女性はナジブ首相を訴えたことで一躍ニュースに載ったが、たちまち党から追放された。このように政府・UMNO指導部と警察は謀反を起こす者は誰であれ断固許さないという姿勢を取っている)

【マレーシア通貨の正しい記号と呼称及び通貨コード】
我が国の通貨を表示するために、マレーシア政府が1993年に、それまでのM$ に替えるものとして、通貨記号 RM を導入しました。
それ以前の1975年から リンギットという呼称が正式に使われるようになった、しかし依然としてマレーシア通貨を $ドルを用いる呼称でも呼んでいた。

記号 RMは1993年から公式に使われていながらも、まだ混乱が多少あります。まず各通貨には記号と 通貨コードがあることを知らなければならない。
通貨コードの例: USD (米ドル), AUD(オーストラリアドル), GBP(英国ポンド), EUR (ユーロ)、JPY(日本円)、MYR(リンギット)、
通貨記号の例: $(ドル)、£(ポンド)、 €(ユーロ)、¥(日本円)、

従って10リンギットは RM 10と書かれなければならない。 数字の後ろに付ける 10 RM という書き方は適切ではありません。
RM10 の発音で 「アールエム10リンギット」 という呼び方は正しくありません。

(Intraasia 注:当サイトでは初期から RM  で統一しています。RM はRinggit Malaysia の略ですね。通貨コード MYR は主として外為市場などの特定分野で用いられるだけで、国内の一般社会では全てRM が使われているからです。これは日本円のコード JPY は一般社会では全く用いられなく、¥ 記号がどこでも使われるのと同じようなことでしょう。)

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9月24日のマレーシア記事

【今週末チャイナタウン対象に再度赤シャツ集会を行うという、脅しを公言】
先日の916赤シャツ集会のリーダー、UMNOの1地方支部長でもある、は主張する: チャイナタウンで偽造品・偽ブランド品が販売されていることに対して当局は有効な取締りを行っていない、そこでこの9月26日に赤シャツ集団は再びチャイナタウンを目指して路上に出ざるを得ない、

治安当局は赤シャツ集団に対してチャイナタウンで抗議集会を行わないようにと警告していますが、この赤シャツ集団リーダーは記者団に向かって言いました、「(チャイナタウンで商売する業者に対して)政府が手を打たなければ、今回は5千人ほども集まって来ると聞いている。」 「当局が手を打たなければ、赤シャツグループは99%の確率でチャイナタウンに再度現れるであろう。騒動が起きるかもしれない。」

この人物は 9月16日の大集会時には、「華人はチャイナタウンを圧倒しており、マレー人に対して偏見を抱いている。」 と述べていました。
9月16日のとき、赤シャツグループがチャイナタウンで入口辺りで警察隊ともみあい、その後この赤シャツ集会のリーダーが現場にやってきました。そこで彼は国内取引と消費者省にチャイナタウンの商売人を取り締まらせるように話をつけると約束したことで、赤シャツグループはチャイナタウン前を去ったとのことです。

赤シャツ集会のリーダーは主張する、「9月26日にチャイナタウン界隈で計画している集会は民族的感情に駆られたものではない。」 しかし彼は、チャイナタウンの業者はマレー人業者に場所を譲らない民族差別者だと、華人を批判しました。 「(華人たちは)我々を民族差別主義者だと批判するが、実際は彼らが民族差別者なのだ。」
「私は既に、国内取引と消費者省のトップと会って、チャイナタウンに対するマレー人商売人の不満を訴えた。」

警察の副長官は、9月26日の集会には許可を出していない、警察は必要な対処策を取ると、語りました。

最新の記事 -24日のネットニュース
警察はこの赤シャツグループリーダーに対する調査を始めるとして、「土曜日前に彼を警察署に呼んで聞き取りを行う。」 と副長官が記者団に述べました。「彼が騒乱を作りだすと警察が判断すれば、拘留を含めて措置を取ります。」

(Intraasia 注:9月26日に実際に、赤シャツグループが抗議集会を行って騒動を起こすのかどうかは現時点ではわからないが、それよりもこの種の脅し発言が堂々と行われていることに驚く。 Petaling 通り、通称チャイナタウン、での商売が全く合法な規律ある商売ではないことは誰もが知っている、その状態はもう数十年も続いてきたであろう。人々も当局もそれを許してきたのは事実であり、マレー人業者がいないのも確かなことです。 一方マレー人業者も各地の夜市や露店街で非合法品を売っていることを一般国民は知っている。
こういう状況を下にすれば、チャイナタウンの業者らを対象にして騒動含みの抗議集会を行うという発言は、華人界にとっては脅しであると捉えられても仕方がないでしょう。こんなウルトラマレー主義的発言が、メディアにさえ堂々と載るようになっている。)

【バンコク中心部で起きた爆弾テロ事件に関連した容疑で、マレーシア警察はこれまでに8人を逮捕した】
今年8月にバンコクの中心街で起きた爆弾テロに関係しているとの容疑で、マレーシア警察はこれまでに8人を逮捕したと、警察副長官が記者会見の場で明らかにしました。

「我々はタイ当局と協力して進めている、今週逮捕した容疑者はクランタン州とクアラルンプールにおいてです。これまで逮捕した容疑者は8人であり、内訳はウイグル族である外国人4人と、マレーシア人4人。 この4人のマレーシア人は人身取引にかかわった容疑です。」  「現在未だ彼らの身元を特定しているところであり、罪を認めている者は1人もいない。」

「彼らは拘留されている。彼らに対する確固とした証拠または爆弾テロに関与したとの自白はでていない。」 「マレーシア警察は先月タイ警察に対して、テロ捜査に関して協力するとの意図を伝えました。」  「この事件は依然として捜査段階にあります。」

(Intraasia 注:治安容疑の逮捕なので、ほとんど詳細は明らかにされていない。ということはあくまでも警察発表の情報しかないということです)

【マレーシア人は3人に1人は太っている】
国民の3人に1人は重すぎる身体であることから、マレーシア国民は肥満の人が東南アジアで最も多い国であり同時にアジア太平洋地域で4番目に多い国となっている点はずっと変わっていない。

保健省が明らかにしていること: 国立病院で死亡する患者の実に73%もが 、一般に肥満に起因する、慢性疾患ではない病人である。

保健省の副大臣は言う、「マレーシアは肥満者人口が最も多い国であり、その数は1380万人にもなる。それに続く国はタイとシンガポールです。」
「東南アジアで、間違いなく最も太っている国だ、肥満度指数(BMI) で25を超える人口の比率は44.5%です。」 

「マレーシア人は日に6回物を食べる、つまり朝食から始まって、昼食、午後の飲み物、夕食、深夜の食事だ。我々はまた脂肪分を多くとり運動量が少ない。」(注:5回のはずだけど、記事の間違いか?)

肥満度指数(BMI) で25を超える人の人口比率を国別比較(東南アジア)
マレーシア:44.5%、 タイ: 32.2%、シンガポール: 30.2%、 フィリピン: 26.5%、 インドネシア:21%、
ミャンマー: 18.4%、 ラオス 13.3%、 カンボジア 12.1%、ベトナム:10.2%、

(Intraasia 注:マレーシア人の肥満者の多さを揶揄する記事は、少なくとも年1回は載りますね。肥満者の多さは全然意外ではない。街で見かける、電車内で隣に座る、そういった機会に感じることからいえば、なるほどと実感するのです。多少の太り過ぎは個人の好みでしょうが、その程度ではなくいかにも不健康な肥満者が多すぎると感じます。中年世代の女性、男性、さらに若い世代でも目につく。食と栄養バランスに対する国民性、民族的意識の違いということでしょうけど)

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9月23日のマレーシア記事

【狂犬病を発症した犬の数が 68件から82件に増えた】
狂犬病の発症件数が9月22日午後早い時間時点で、ペナン州とペルリス州とケダー州で合わせて 82件です。これは21日時点の68件から増えている。内訳: ペナン州 38件、ペルリス州 29件、ケダー州 15件、

獣医サービス庁が発表した声明: この3州が狂犬病発生州と宣言された 9月17日以来、犬 2257匹を処分した。内訳は ケダー州 1618匹、ペナン州 342匹、ペルリス州 297匹です。
また9月22日までに 合計 2433匹の犬に抗狂犬病ワクチンを摂取した。 
獣医サービス庁はまた、愛犬家は犬を住居地内に留めておくように訴えています。同庁は3州での状況を観察しながら、野犬狩りを続行します。
狂犬病を発症した犬に噛まれるまたは接触することで人が感染すると、直ちに治療をしないと死に至る場合もあります。
以上は Bernama 通信社の配信ニュース

【保健省大臣が北部3州で犬に噛まれた人数を発表】
保健省大臣が記者会見の席上で確認しています、「マレーシア国内でこれまでに狂犬病に感染したと診断された人はいません。」 これはあるメディアでで狂犬病発生のことが報道されたことからです

「現在のところ、国内で狂犬病に感染した犬に噛まれたとわかっているのは、計12人です。内訳はペルリス州 9人、ペナン州 2人、ケダー州1人です。噛まれた人は病院で手当てを受けており、状態は安定している。なんら狂犬病の感染の症状を発していない。」 

(Intraasia 注:狂犬病が人に感染してからでは遅いので、予防策として野犬狩りして処分することは止むえないはずです。ところが、国内外の動物愛護団体、というかペット愛護グループがペナン州政府に対して、犬を処分するなと訴えているニュースがいくつか載っている。 )

【野党3党が集まって、新しい野党連合 希望連合 (Pakatan Harapan) が結成された】
(国会における野党陣営である) 人民公正党PKR、民主行動党DAP、設立したばかりの Parti Amanah Negara(国家信頼党)の3党は、新しい政党連合である “Pakatan Harapan希望連合”の結成を発表しました。 そしてイスラム政党 PASには参加の道を開いています。 新連合 “Pakatan Harapan” は、瓦解したこれまでの野党連合の 民聯 (Pakatan Rakyat) に替わるものです。

野党陣営の指導者の1人である、公正党党首は記者会見で述べました、「新連合の名称は 希望連合 (Pakatan Harapan)とする、そして総選挙でBarisan Nasional (国陣) を破ったあかつきには、アンワル元副首相を首相候補として押していく。」 「会議に参加した3党は新しい連合の結成とアンワル元副首相を首相候補にすることに同意した。」

「人々は野党陣営が力を合わせていくことを大いに期待しているのです。」 「今日(9月22日)から、希望連合 (Pakatan Harapan)が野党連合として協力しあって、Barisan Nasional (国陣) 側に対峙していきます。」 「特別事務局を設置して、3党間の合意を文書化していきます。」

(Intraasia 注:イスラム政党 PASと民主行動党DAPの本質的な理念違いから民聯 (Pakatan Rakyat) は瓦解した。そこでイスラム政党 PASからいわゆる革新派が離脱して新党を結成中です、それがParti Amanah Negara(国家信頼党)です。 こうして第2の民聯 である、希望連合 (Pakatan Harapan)を結成した。 イスラム政党 PASが参加するしないは微妙な所でしょう。 Barisan Nasional (国陣) 側はUMNO が圧倒する与党連合であり、ナジブ首相を巡る問題があっても、与党陣営という権力構造に浸っているゆえに崩れそうにない。この数年サラワク州はより自立化を目指しているが、Barisan Nasional (国陣) から離れるわけではない)

【内務省の出した発刊停止措置を解除すると、高裁が判決した】
内務省は今年7月に、英語経済紙である The Edge Financial Daily と The Edge Weekly に対して、出版許可を一時的に停止する形で3か月の発刊禁止を命令しました。両紙は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の問題を積極的に報道していました。3か月の発刊禁止はこの10月27日に終わります。

これを不服として発行者 Edge Media Group は高等裁判所に内務省を相手取って訴えました。高裁は、発刊停止を解除する判決を下して、内務省には両紙が停止期間中にこうむった損害を賠償するように命じました。賠償額はこれから計算されます。

高裁裁判官の判決の一部、「内務省は発刊停止を命じることで非合理的に且つ違法に振る舞った。 内務省の禁止措置は取消され、損害評価の後で The Edge は賠償を受けることになる。」

(Intraasia 注:内務省は控訴するでしょうから、これで一件落着とはいかないでしょう。しかしかなり注目を受けた発刊停止処分が高裁とはいえ、違法だと判決されたことは注目に値する)

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9月22日のマレーシア記事

【国民は1MDB とRM 26億について知る権利があると、中央銀行Bank Negara総裁が発言】
中央銀行Bank Negara総裁がパネル討論会で述べました、「一般大衆は、国が所有する会社 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とナジブ首相の個人口座に入ったRM 26億にまつわる論議の答えを知る十分な権利があるのです、これは統治におけるより大きな透明性のためです」

「どの官庁がこの2つの問題を調査するのかをはっきりさせなければならない。とりわけ警察、反汚職委員会、中央銀行Bank Negara、この3つは既に別々に調査に入っているからです。」 「現在我々は、民衆がこの2つの問題に対する答えを求めていることを知っている、国民にはその権利がある。」

「我々が知っているのは、調査が行われているということです。しかしどこがその調査をするのかということも知る必要がある。」 「中央銀行Bank Negaraはその調査リポートを司法長官(検察長官)に提出しました。」 「中央銀行Bank Negaraは司法庁とこの件で話し合っているところです。」

(Intraasia 注:政治には関与しない中央銀行Bank Negara総裁として、珍しくはっきりした物言いです。中央銀行Bank Negaraは国の機関ですから、これまで2つの問題に関する発言は極めて慎重でした。国の官庁などの役人が国民の知る権利などという言葉を発することなどとてもできなさそうな雰囲気が、このところ漂っているかのようだ。)

【米国ではマレーシア首相に対する調査を始めた、とニューヨークタイムズ紙が報道】
多くの問題を抱えたマレーシア首相は、国内では高まる政治的混乱に面しており、国内と国外では首相自身が監督する主権国家資産ファンドに関するいくつもの調査を受けている。そのマレーシア首相は今や米国捜査官の調査も受けることになった。
この調査を知る2人の人物によれば、米国の連邦大陪審が、ナジブ首相及び彼に近しい人たちが関わる汚職の容疑を調べている、とのことです。

この調査は、司法省内の国際汚職を扱う部署が行う。その部署は米国にある不動産に焦点を当てている。その不動産とは、ナジブ首相の継息子が保有するペーパ―カンパニーが近年購入した不動産及び首相一家の親しい友人に近い人物が関わる他の不動産であると、消息筋は説明する。
米国の調査官はさらに、 ナジブ首相の個人口座に振りこまれたみられるUS$6億8千万にも目を向けている。

司法省の調査はまだ始まったばかりです、米国の連邦法に違反しているかどうかは,何年もかかることになるでしょう。

1つのマレーシア発展会社 (1MDB)は積極的な借り入れで深刻な問題に面している。1MDB の資金が不明になっているとの容疑で、数か国で調査が行われている。今月スイス当局はいくつかの個人口座を凍結したと発表した、また香港とシンガポールでは調査が進行中です。

(Intraasia 注;New York Times の該当記事をマレーシアのあるメディアが伝えている、その抜粋です。New York Times がどの程度マレーシアで進行している問題の現状をつかんでいるのか知らないが、それとは無関係に米国サイドで 1MDBに関わるナジブ首相の資金疑惑を調査するというニュースですね。 当然ながらマレーシアの国内問題とは関係ない、外国、とりわけ米国におけるナジブ首相及び彼のとりまきたちの資金操作などが調査されるということなんでしょう。
 ナジブ首相とUMNOトップ層は、スイスや香港での調査開始のニュースは一蹴した、ウオールストリートジャーナル紙の2回目3回目の報道にも深刻には対応しておらず、反対に国内の反ナジブ首相勢力が国外に問題を持ちだそうとしている、と逆襲している、中には外国の陰謀論という反論さえある。 )

【マレーシア語紙のマレーコミック】
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1コマ目
男:  Kiah さん、その娘(こ)誰なのかい? 見たことないけど・・・・

女: 兄弟姉妹の娘だよ、我が家に滞在してるんです・・・・ 仕事も探しながらね、 Samad 爺さん
(注: sedara は saudara の口語? 俗語?表現のようです、saudara とは兄弟または姉妹という意味です)

2コマ目
男:そうだったら、私の所で働けばいいんですよ、 ヒ、ヒ、ヒ

女が心の中で思う: ふーむ、日にちを騙して、 この娘は働かされそうだ。 (この爺さんは)歳がいっているように見えるけど、 女性への偏愛はまだなくなってないぞ・・・
(注:最初の2行は多分こういう意味だろうと理解した)

(Intraasia 注:こういうコミックは台詞自体は短いが、俗語あり方言あり、しかも背景から推測すべき部分もあって、よくわからない場合がある。今回の掲載分には読解に自身のない部分があります)

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9月21日のマレーシア記事

【1つのマレーシア民衆援助金の来年の給付額は増えるでしょう】
政府は今年も、1つのマレーシア民衆援助金(BR1M) を給付することができる、と第2財務大臣が記者団に述べました。
「1つのマレーシア民衆援助金(BR1M) を出す政府の能力が大きく欠けたとは思わない。つまり政府は歳入を維持しており、増えることを期待している。」 「1つのマレーシア民衆援助金(BR1M) で給付する今年の給付金額より多くなるでしょう。」

「1つのマレーシア民衆援助金(BR1M) で給付する、来年の給付金率は3つあるどの分類グループにおいても増加するでしょう。これに関するお知らせは、ナジブ首相が10月に発表する2016年予算案で行われます。」
「我々はその予算案準備の最中です。予算案の最初の原案は数週間後に内閣に上程します、そして10月にナジブ首相が発表します。」 「現在我々は、最下層の所得グループがその世帯収入を増やせることに目を向けている。」

「マレーシアの国民所得が上昇することは期待できない。しかし政府が行政と開発支出に使うには十分である、」 「国の財政状態は依然として堅固です。」

(Intraasia 注: 現金を給付する、1つのマレーシア民衆援助金(BR1M)はナジブ首相の目玉政策です。政府にとって都市部住民層よりも郡部の住民層の支持をより固めるためには、BR1M は欠かせない給付金だと思われる、従って世界的石油価格低迷で国庫歳入が減っても BR1M は減らせないというところでしょう)

【マレー人を侮辱し続けるならペナン州でも赤シャツ集会を行う、というマレーシア語紙の論調】 -複数の記事を参照
(マレーシア語紙 Utusan Malaysia はUMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)が大多数の株式を保有する新聞であり、UMNO流マレー民族主義を声高に主張し体現している)

Utusan Malaysia 紙の編集幹部陣が匿名で書いている、よく知られたコラム Awang Selamatが、「もし民主行動党DAPがマレー人に挑戦し続けるなら、ペナン州においても 916赤シャツ集会のような集会を催すことになるだろう」 と書きました。

9月20日付けのAwang Selamatコラムは主張する、「彼らが引き続きイスラム教とマレー人を侮辱するのであれば、もう一度916赤シャツ集会を催して混乱状況を作り出すことになるであろう。」 「挑発を続けるのであれば、DAPが支配するペナン州で同様な集会を行うこともできるのだというシグナルを既に送った。」 
「我々が望む政治がこれであるかどうかは、自分たち自身で問いなさい。」 「赤シャツ集会は、マレー人は忍耐強く寛大であるという心理的壁を取り払った。」

集会を主催した組織の1つといわれる、マレー人NGO連合の議長、同時にUMNO地方支部の支部長でもある、は、916赤シャツ集会にナジブ首相がRM 300万を援助したという話を否定しています。

916赤シャツ集会ではいろんな民族差別的な言葉が発せられたり、プラカードになって現れました。その内の1つとして、あるマレー人女性参加者が華人記者を”華人豚”と呼んだ光景が動画記録された。

このマレー人NGO連合の議長は記者会見の場でこのことで華人界に陳謝はしないと強調して述べる、「私がその”華人は豚”論を言うことはない、なぜ謝る必要があるのか?」
記者団からの質問に答えて言う、「豚は華人に問題ないのです。」

916赤シャツ集会について、集会終了後にナジブ首相は、当局が赤シャツ集会を許可したことを正当化して言いました、「赤シャツ集会が許可された1つの理由は、彼らは政府打倒を掲げていないからです。」

(Intraasia 注:赤シャツ集会ではかなり差別的な文句が飛び交ったことをメディアは報じている、例えば”華人は中国へ帰れ”などというひどい言葉もあったために、引退したベテランUMNO指導者が憤慨しているニュースも載っている。去年まで、UMNO幹部層も、Utusan Malaysia もここまで直接的な反発調子は、少なくとも公然とは、現していなかった。
マレーシアはこの数十年、順調には決して進んでこなかったがそれでも、民族間の融和を最大限に唱え尊重してきた。それがこの半年ほどみるみるうちに劣化している。まこと残念なことです。政争はどこの国でもあるし、それ自体は仕方のないことだが、それに民族カードを絡ませることは決して良い方向にいかない、ことは世界の多くの国で証明済ですよね)

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9月20日のマレーシア記事

【マレーシアのイスラム主義者団体が主張すること】
民主主義と経済事象に関する研究所がクアラルンプールで、リベラリズと信仰に関するムフォーラムを開催しました。

(よく知られた)イスラム主義者の団体である Ikatan Muslimin Malaysia (Isma) もそのフォーラムに参加して主張を発表しました。

Ikatan Muslimin Malaysia の主張:リベラリズムがイスラム教と共存できるのは、自ら進んでイスラム制度に服従する場合だけである。なぜなら、(リベラリズムの)イデオロギーは、神が授けた宗教に比べて、人間が作った影響を受けやすい制度だからです。

Ikatan Muslimin Malaysia (Isma)の会長は述べる、「イスラム教はどのような者によってであれ改革されえないし修正されることもない。 」 として彼は、いわゆるリベラルムスリムが (中世の)暗黒時代に生まれた西欧思想を利用することをたしなめました。

「リベラリズムは信仰と手を携えて共存していくことができる。ただしそのリベラリズムが自らすすんでイスラム制度の下に暮らす場合だけです。」
「もしリベラリズムがそのリベラル基盤の要求に続いてイスラム教を再定義または改革しようとすれば、リベラリズムは決してイスラム教が受け入れることにはならないだろう。」

Ikatan Muslimin Malaysia (Isma)の会長はさらに、リベラリズムを宗教的複数主義と同等に見なしながら言う、「そのイデオロギーは、キリスト教会が支配したことに答える形で、西欧世界の暗黒時代から出現したものである、」

一方、マレーシアキリスト教徒連合の幹部は、Ikatan Muslimin Malaysia会長をたしなめる形で主張する、「リベラリズムをキリスト教とユダヤ教と一緒にして扱って罪を負わせている。」 マレーシアキリスト教徒連合はマレーシアの教会の90%以上を代表するとのこと。

同幹部(女性)はさらに、「幾つかの州のイスラム教当局が、バレンタインデー時期にムスリムを堕落させるというリベラルキリスト教徒の意図がある」 と主張していることをあげて問題にしました。 「こういったことは我々に対する大変深刻な非難である。 我々もマレーシア国民なのです。」

昨年のこと Ikatan Muslimin Malaysia (Isma)は、いわゆるリベラリズムの脅威に取り組む多国者セミナーを非公開で開催した。その場で Isma の会長は、(市民権と自由の主唱者は)宗教的価値観に挑戦するためにだけ自分たちの理念を擁護するとして、市民権と自由の主唱者を非難した。
Ikatan Muslimin Malaysiaは昨年、いわゆるリベラリズム運動と呼ばれるものへの攻撃を増した。その主張は、「マレーシアは自由民主主義国家になることを止めなければならない」 というものであり、「それはいわゆるシオニズム(ユダヤ主義)運動の陰謀である。」

(Intraasia 注:イスラム教原理主義という表現は、多いに偏見を備えているのでイントラアジアはしばらく前から使いません。どの程度の勢力をもつのかは知らないが、Ikatan Muslimin Malaysia (Isma) という名称は時々登場する。 正統派のイスラム主義者なんでしょう、もちろん半島部のマレー人がその主体である。先日の916赤シャツ集会にIkatan Muslimin Malaysia (Isma)は参加していない、ウルトラマレー主義者たちとは一線を画しているようだ。マレー民族主義者だからイスラム主義者ということにはならない。もっとも重なる部分もあるが。
イスラム主義者は聖と俗を区別しない、つまり彼らにとってイスラム教は単なる宗教ではなく国家の仕組みであり同時に個人のあり方でもある。上記の主張でも既に明らかのように、聖と俗を分離する方向に進んでいる現代的西欧思想とは相容れない、日本的な政治宗教分離思考とも相容れない。当サイトの常連読者であればお気づきかもしれないが、 Intraasia は”容イスラム教”を標榜する(容共をもじった造語)、しかしこの場で登場しているようなイスラム主義者とは根源的に相いれない、なぜならIntraasia はイスラム主義者が最も蔑視する完全無宗教者だからです。)

【抗狂犬病ワクチンの供給がここしばらく不十分となる】
ペナン州とケダー州とぺルリス州で狂犬病が発生しているのと恐れが広まる中、愛犬家にとってはさらなる衝撃です、それは抗狂犬病ワクチンが不足していることです。
輸入する抗狂犬病ワクチンの供給は来月にしか届きません。

マレーシア国内に抗狂犬病ワクチンを供給する3つの会社中の1社によれば、現在の在庫は 犬100匹の用に足りる程度しかない。 
「狂犬病の発生は思いがけないことだ。大いに尋常ならざることです。」 とその社は説明する。 「抗狂犬病ワクチンの需要は公立獣医院からと民間の獣医院からの需要で何千匹分にも膨れている。」
「フランスから輸入する抗狂犬病ワクチンの最初の到着は10月から12月の間になる。」 「それらの供給は半島部北部の需要をまかなうに十分でしょう。」

抗狂犬病ワクチンを供給する他の2つの会社も在庫の少なさを認めている。
北部州で狂犬病の発生がニュースになって以来、抗狂犬病ワクチンの需要はクアラルンプール圏及び半島部南部でも高まっています。

スランゴール州獣医サービス庁の理事は、人々に慌てふためかないようにと呼びかける。「抗狂犬病ワクチンは動物を守るための防御的ステップに過ぎない。問題に対する解決ではない。」 「愛犬家は犬を放し飼いにしないように。」

(Intraasia 注:半島部北部で狂犬病がどの程度発生しているのか、数字をまだ目にしていない。 いろんなことが起きますなあ)

【FBI が1つのマレーシア発展会社 (1MDB)をマネーロンダリング容疑で捜査するかもしれない?】

ウオールストリートジャーナル紙が20日に新しい報道を載せました:米国のFBI は、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)のマネーロンダリング活動容疑に関して、捜査調書を開いたと、匿名情報として報じました。しかし記事は詳しいことには触れていません。




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9月19日のマレーシア記事

【電子タバコ擁護グループの主張】
(国家の)イスラム教法学者が 電子タバコをハラム (haram) と裁決したことに関して、電子タバコ擁護グループがクアラルンプールで開いた記者会見の場で主張しました: このハラムは、通常のタバコ喫煙をやめてその代替えとする者たち(ムスリム)には適用されない。

国家 Fatwa会議が先月、 電子タバコはハラムであるとのファトゥワ(裁決)したことに関して、マレーシア電子タバコとタバコの代替え品協会は主張を発表しました、「しかし我々は、このファトゥワ(裁決)が新たに電子タバコを吸うようになる非喫煙者に適用されることには同意します。」

「我々はこの件を肯定的な面からみなければならない。電子タバコに有害物質を使えば、それはハラムである。」 「電子タバコは非喫煙者にとってはハラムと見なされる、なぜならお金の浪費であり健康を害するからです。何もしていない者が害する物をあえて求めていることになる。」 「タバコを止めようとする者にとって、電子タバコは代替え品となる。ニコチンガムやニコチンの貼物に比べて、電子タバコは喫煙の害を減らすからです。」

今年8月国家ファトゥワ会議の議長が、「タバコとシーシャ(アラブ風水タバコ)を喫煙することはハラムである、そして電子タバコはこの2つと同じである、とのイスラム教裁決が既に発せられた」とメディア報道がなされました。 同議長は、「電子タバコは健康に危険で、浪費で、有害だと述べたたのことです。

マレーシア電子タバコとタバコの代替え品協会は結成して1年です、メンバーは電子タバコ喫煙者と販売業者と小売業者から成る。同協会の主張では、正会員は100ほどあり、準会員が6千ほどになるとのことです。

(Intraasia 注:非喫煙者なので、タバコであれ電子タバコであれ、個人的には全く関係ない。 そういう面からこの主張を聞くと、いかにも我田引水というしかない論調ですな。電子タバコ喫煙者と業界の立場として、ハラム (haram、ムスリムにとって許されないの意味) を否定はしないが、一律禁止には到底賛成できないということなんでしょう。)

【花形デベロッパー Eco World が主導して進めるブキットビンタンシティセンタープロジェクト】

(クアラルンプールの中心部に大きな面積を占める旧プドゥ刑務所跡地は、これまで開発されずに草地のままで残っている。しかしこの一等地ともいえる跡地の再開発は既に決まっており、Bukit Bintang City Centre プロジェクトと呼ばれる、開発費RM 87億になる計画です)

プドゥ刑務所跡地は面積 8万4千平米もあり、クアラルンプール中心部に残された数少ない大規模未開発地です。公資本の入った UDA Holiding 会社がこの刑務所跡地を再開発しようと10年程試みたが結局進められなかった。2014年に UDA Holiding 会社の前最高経営責任者時代に、民間のEco World 、被雇用者福祉金EPF とUDAが共同開発する案が進行した。 この3社がプロジェクト進行のために会社を設立した、それが Bukit Bintang City Centre Development  Sdn Bhd であり、この会社が プロジェクトを担っていく。

Eco World グループの最高経営責任者は語る、「クアラルンプール市庁から開発の承認を得てから、Eco World はプロジェクトの開始のためにプレマーケティングを準備する。Bukit Bintang City Centre プロジェトは2016年第1四半期には建設に取りかかる予定です。」 

「 Eco World グループ全体で今年中に売上目標 RM 30億を達成できると思う、我々は複数のタウン開発を進めているからです」

プドゥ刑務所跡地の再開発は、住居と商業の複合開発として承認されている。プロジェクト全体が完成するまでに8年から10年を予定している。 Eco World はBukit Bintang City Centre Development  Sdn Bhd の株式の40%を保有することになるようです。

(Intraasia 注:こういった一等地の大規模プロジェクトですから、中の中以下の層は始めからマーケティングの対象にならない。 月収RM 3千や4千程度の勤労者が買える物件はありえない。不動産開発の飽和は言われるが、高級開発はいつもながら好調ですね)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 346.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 415.6を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 296.9 を入手します。

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9月18日のマレーシア記事

【行方不明の検察官が死体で見つかった事件は凶悪事件に進展しそう】
9月4日以来行方不明になっていた副検察官、55歳、が、数日前にクアラルンプール近辺の Subang Jaya USJ1 にある沼地で死体で見つかりました。コンクリートが詰まったドラム缶から発見されたのです。

この地は多くの人が集まってくるショップハウス街から300mほど離れていることから、人々の話題になっています。
このドラム缶は沼地の底に沈められていたので、クレーンを使っって水面外に引き上げられた。遺体はクアラルンプール病院で検視を受けています。

現時点までに、5人の容疑者、22歳から52歳まで、が逮捕されました。 殺された副検察官は自宅から自家用車でプトゥラジャヤにある勤務地へ向かった後、行方不明になっていました。

警察は9月17日に路上で撮られた監視カメラの映像、1分間、を公開しました。 その動画は、クアラルンプールの Jalan Dutamas 通りで9月4日朝8時前に撮影されたものです。

副検察官が運転していた車の後尾に 4輪駆動車 Mitsubishi Triton が追突した後、数人の男が出てきて副検察官を4輪駆動車に引き込みました。現場は自宅から2㎞ほど離れていた場所です。 この時間帯は通勤時間の忙しいハイウエーで起きたにも関わらず、一般からの通報がなかったことに警察は首をかたげています。動画では反対方向から来た1台に車が、その(誘拐)現場でスピードを落とした様子が写っている、がその車は去って行った。「目撃者は警察に連絡するようにと訴えます。」

警察は既に、犯行に使ったと思われる4輪駆動車など車3台を押収しました。

(Intraasia 注:最近話題になっているニュースです。かなり凶悪な犯罪ですね。)

【ウオールストリートジャーナル紙がまた、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の巨額不明金のニュースを報道した】

ウオールストリートジャーナル紙がまた、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)が関わる不透明金問題のニュースを報道しました。
1MDBが中東の政府系ファンドである  International Petroleum Investment Co (IPIC)宛てに 2回目に転送した資金、US$10億近い額、が不明になっている件についてです。

ウオールストリートジャーナル紙はそのサイトのトップページで伝える: アブダビの官僚がUS$9億9300万について疑問を呈している。この金は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)ンによれば、International Petroleum Investment Coに支払ったということである。  ところがウオールストリートジャーナル紙の情報源ではそれは文書化されていない。

同紙は、同紙が目撃したというマレーシアの司法長官(検察長官)の報告書原案のコピーに言及しながら、指摘する: 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)は、 US$10億近い資金を 2014年11月に International Petroleum Investment Co宛てに送金した、と主張している。この金は電力資産の株を購入するためのオプション用 部分支払いとしてである。

しかしながら、ウオールストリートジャーナル紙は言う: 2014年のInternational Petroleum Investment Co の財務記録にもその100%子会社である Aabar Investments PJSCの財務記録も、その資金を受け取ったことに触れていない。
「わずかに注記としてだけ次のように書かかれている: 2014年末時点で、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)は、International Petroleum Investment Co に対して オプション用の未払い金において US$4億8100万の負債がある。」

「International Petroleum Investment Co は何ら大きな額を受け取っていない。」 とこの件を知る消息筋は言う。
不明となっているUS$9億9300万は、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)が支払ったと報告し一方 International Petroleum Investment Co が受取っていないと主張する、2番目の支払いです。 このことで、この2つの政府系ファンド(つまりマレーシアの1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とアブダビの International Petroleum Investment Co) の間で不明となっていると噂される送金額は US$24億にもなる。

ウオールストリートジャーナル紙はさらに報道する: 司法長官(検察長官)の報告書原案以外にも、同紙は、1MDBの財務報告などいくつかの書類を参照してこのニュースを載せている。
「その支払いは、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)が発行した債券に関してアブダビが提供したローン保証に対する担保であると説明されている。」

ウオールストリートジャーナル紙は今年7月に、2013年にUS$7億近い金が 1MDB と政府系企業を通してナジブ首相の個人口座に振り込まれたとの記事を発表して、世界的関心を呼び起こしました。 しかしナジブ首相はこの資金を個人的に使うようなことはしていないと強く否定しています。 その後マレーシア検察長官は、この資金は中東からの政治献金であったとだけ発表しました。

その後ウオールストリートジャーナル紙は先週も、1MDB の資金に関する不透明な問題を報道しました(当サイトでも9月9日に掲載した)。

ウオールストリートジャーナル紙によれば、 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とアブダビのlInternational Petroleum Investment Co も関係は 2012年に始まったとのこと。それはこのアブダビの政府系投資ファンドが1MDB の発行する債権に対して US$35億を保証することに合意したことです。 1MDB はこの債権発行で電力資産を購入することができることになる。

(Intraasia 注:1MDB が関わる巨額な債券発行、発電所資産購入、外国の政府ファンドによる保証などは、一般人の目に入らないところで行われ、且つ複雑な会計操作されているようで一般人にはピンとこない。このためこれまでに何回も主に外国メディアによって暴露されたり、情報漏えいが伝えられているが、どうしても多くの一般国民の関心を高めるまでには至らない。マレーシア国内で追及または解明する方策は数々の制限から止まっている状況です、例えば詳しく報道したマレーシア経済紙は発行停止処分を受けている。ウオールストリートジャーナル紙の今回の報道もまた同じようなことになりそうですね)

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9月17日のマレーシア記事

【多くのマレー人参加者が集まった赤シャツ集会は、チャイナタウン入り口付近で騒動を起こして、終わった】
916集会は 「集会地の Padang Merbok(広場)では午後6時半頃平和裏に終わった。またチャイナタウン界隈で起きた騒動は午後7時頃には終わった。」とクアラルンプール市警察の長は述べました。

(これより先昼過ぎに赤シャツグループはチャイナタウン域内への進入を拒まれて一度は引き下がっていたが、その数時間後より多人数の集団がチャイナタウン周辺に集まってきた。それが警察と衝突する引き金になったようです)

赤シャツ集会参加者の一部が、(進入を拒まれていた)チャイナタウン域内へ入ろうとしたことで、チャイナタウン界隈を警備していた警察と衝突を起こしました。市警察によれば、この衝突で参加者2人を逮捕しました。「警備していた警察官2人がけがをした。」
「その後警察は(赤シャツ集団を追い払おうとして)放水車による放水で現場の緊張状態を和らげた。」

華語新聞がサイトに掲げている動画から紹介 -クリックするとYouTube が立ち上がる
チャイナタウン入口付近での混乱状態の動画 
チャイナタウン入り口で機動隊が放水車を出動させて群衆を追い払う様子の動画 

(Intraasia 注: 茨廠街(クアラルンプール華人界ではジーチョンガイと発音する、華語ではこの表記です)はチャイナタウンという通称があるように、華人の起こした街であり、そこでの商売は華人業者が圧倒する。現在は外国人労働者が労働主体となっているほどに外見は変化しているが、 茨廠街はクアラルンプール圏の華人界にとってある種の象徴的な意味を持っていることは確かだ。だからこそ、華人界に反感を持つ赤シャツ集会の参加者がチャイナタウン域内に進入しよとしたわけです。彼らにとってチャイナタウン域内に入り込むことは象徴的な意味合いがある。警察は事前に入らないようにと警告し、警備していた。 
一度は引き下がった赤シャツ集団は2回目はかなりの数で押し寄せてきたので、動画にもあるように放水銃を交えた衝突を引き起こした。 ブキットビンタン街でも赤シャツ集団は小さなあつれきを起こしたが、チャイナタウン入口前、つまりJalan Tan Chegn Lock 通りにある Kota Raya ショッピングセンターの斜め対面あたり、での衝突が今回の最大の混乱を引き起こした。)

【マレーシア語大衆紙が伝える赤シャツ集会の写真と見出し】
第一面の大見出しと集まった参加者の写真 :赤い海がクアラルンプールに溢れた
大見出しの下の2行:
5万人を超える赤いシャツを着たマレー人が Himpunan Rakyat Bersatu (民衆団結集会)に参加して、民主的に選ばれたマレーシア政府への支持を表明した。

redshirtsrally.jpg
以下記事の一部から
全国マレー武術連合会 (Pesaka )の代表である 前マラッカ州州首相は主張する、「国の治安保障を確実にするために、内国治安法を再度導入すべきである。」 「最近行われた禁止された集会である Bersih 4 は Rukun Negara(マレーシアの国家原則)と 国家憲法を乱し、 マレー人とイスラム教を侮辱した。」

「Bersih 4 の彼らはクアラルンプールには他に勇敢な人々がいないとでも考えているから、我々はこの集会を行ったのだ。」

(Intraasia 注:916赤シャツ集会に関して、華語紙とはかなり報道調子が異なる。 ”民主的に選ばれた政府” という文句は最近政府・UMNO指導者がよく使っている。 Pesaka 代表の発言が示唆しているように、Bersih 4 は反政府・反UMNOだけでなく反国家的で反マレー人的である、だから絶対に容認できない、という思考が見て取れる)

【全国的マレーシアの日祝賀はコタキナバルで開かれた】
マレーシアの日の祝賀にあたって、サバ州コタキナバルのPadang Merdeka(独立広場)で(全国的)式典が行われ、約5万人が会場を埋めました。(注:別の大衆紙は2万人と書いている、)

多くの人が早くも午後4時ごろから Padang Merdeka にやってきました。その後サバ州元首夫妻、そして貴賓客としてナジブ首相夫妻、サバ州首相夫妻、政府閣僚などが、Padang Merdekaに到着しました。

参加者を楽しませるためにいくつかの文化的芸能と歌が演じられました。 また特別演目としてミュージカル  Sehati Sejiwa が披露されました。

(Intraasia 注:この記事だけを読めば、遠く離れたクアラルンプールで同日に起きた様子はわからない。16日クアラルンプールで起きた出来事はマレーシア全体から見れば一部であり、先鋭的なマレー民族主義者たちは数からみればもちろんマレー人界の少数だ。しかし世の常で、行動する少数派は実質の割合よりも影響度が大きい。
今回の一連の流れを分析しておきましょう。ナジブ首相らはクアラルンプールでの赤シャツ集会に対しては公式上は支援しない、しかしUMNO党員の参加は容認した。多くの人間が集まれば先鋭化した行動も出て来ることは承知の上で、あとは警察にまかせた。政府とUMNO指導者がこのところずっと展開してきた、Bersih 4のような勢力は街頭行動で政府を倒す反国家分子である、という戦略が見事に働いた。それに呼応して、マレー人界の民族主義潮流を体現する人々が機を逃さずと行動に出て反華人感情を煽った、とりわけ華人界が最も支持する民主行動党DAPに対して憎悪感をぶつけた。政府とUMNO指導者はこれを支持するものではないが、断固として取り締まるような動きは全く見せていない。)

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9月16日のマレーシア記事

Hari Malaysia マレーシアの日
【メッカのモスク事故で死亡したマレーシア人巡礼者は現地に埋葬された】
ハジ巡礼が行われている、サウジアラビアのメッカにある大モスクで9月11日、建設クレーン機が崩れ落ちた事故による死者は 100人を超えると、サウジアラビア当局が発表しました。

この事故で死亡したマレーシア人ハジ巡礼者は5人です。この5人は現地で Subuh 祈りの後、埋葬された、と内閣府のイスラム教担当大臣が記者団に述べました、「犠牲者の遺体は安置所から大モスクへ移されて、祈りがささげられた。その後遺体はSyara’ik 墓地に埋葬されました。」
マレーシア巡礼者の死亡者5人は、73歳から37歳までの男女です。

マレーシアの巡礼基金である Tabung Haji はまだ見つかっていないマレーシア人巡礼者2人を探しているところです。 
内閣府のイスラム教担当大臣とTabung Haji会長は既にメッカに到着しています。(この記事はメッカ発)

(Intraasia 注:海外でマレーシア人ムスリムが事故死などした場合、これまでのいろんな報道から言えることは、普通はマレーシアに遺体を移送するはずですが、場所がサウジアラビアということでメッカの墓地に埋葬を選んだのでしょう)

【916集会のためにマレー人が集まりつつある】
( 916集会の主催者が誰かはこれまで情報が多くはなく、メディアの報道も時に混乱していた。)
ようやく次のような内容を華語新聞が載せている。主催者は2つに分かれる、しかし最終的に同じ集会地 Padang Merbok(広場)です。

・全国マレー武術連合会 (Pesaka ): 代表 前マラッカ州州首相、 集合地Padang Merbok(広場)、集会名 Himpunan Rakyat Bersatu (民衆団結集会)
・マレー人NGO連合 (250のNGOとのこと): 代表 UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)の1地方支部長、集合地は 4か所で最終的にPadang Merbok(広場)。 集会名 Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)、特徴は赤シャツ

全国マレー武術連合会 (Pesaka )が直前に警察に通知してきたことを警察が確認しました: 916集会用に、半島部各地から2千台のバスに乗って9万人の参加者がクアラルンプールにやって来る(計画)

別記事
Petaling Street (チャイナタウン)ほとんどが店を閉めており今日は商売をしていない。警察や自衛警団がチャイナタウンの入り口付近を警備しており、赤シャツグループ数百人がチャイナタウン域内に入ろうとしたが、多少のもみあいの末、彼らに思いとどまらせた。

(Intraasia 注;今日のネットメディアのニュースによれば、警察が事前に定めた、クアラルンプール市内の複数のバス下車場所に各地から続々とバスが到着しているとのこと。このように明らかに動員が行われている。それもかなりの人数のようです。8月末の Bersih 4の場合は赤シャツ集会とは違って、バスを連ねて参加者が地方から動員されてやって来るようなことはなかった、地方からの参加者はもちろんあったが自主的にグループ参加していたと言われている。
いずれにしろ今日昼ごろのいくつかのネットニュースを見る限り、この赤シャツ集会の参加者数はかなりの規模に達することは間違いなさそうです、Bersih 4 に対抗すること自体は結構だが、あまりにも ”マレー人” という主張が前面に出過ぎている。
午後早い時点での 新聞社が赤シャツ行進の様子を撮って載せている動画です。 クリックすると YouTube が開きます。)

【路上の運転者 670万人は無免許である】

自動車運転者とバイク運転者の計670万人は有効な運転免許を所持していない。
この問題に取り組むために、道路交通庁JPJ は  myLESEN プログラムを導入しました、これによって1か月間で 30万人のバイク運転者が免許を取得するようにします。

myLESEN プログラム 開始式の場で運輸大臣は言う、「9月15日からの1か月間プログラムでは16歳以上の者を対象とする。 国内のバイク運転者の3分の1は無免許なので、彼らに対して早急に免許を取るようにと我々は訴える。」 「この状態をいつまでも続けることはできません。」 「参加者は免許証取得の機会を得るだけでなく、道路交通安全の訓練も受けます。」

「プログラムにおける奨励策として、自動車学校が定めている料金 最低RM 350に替わって 一律RM 299にする。」 このプログラム下では 250cc以下のバイク用バイク運転免許 B2 が取得できる。全国で 190の自動教習所がこのプログラムに参加しています。

「反応次第では、今後同様なプログラムを実施して、もっと多くの無免許バイク乗りに免許を取らせるようにするかもしれません。」

運輸省は、現在の無免許バイク運転者 330万人の少なくとも半分くらいが免許取得するようにと期待しています。「交通事故数を2020年までに 半減させることを目標としている。」

道路安全計画 2014年―2020年によると、非都市部における25歳以下のバイク運転手の 43%は無免許だと推定されている。
警察の統計では、 2010年か2012年までにおいて交通事故死の32% 及び 交通負傷者の27%が 無免許バイク運転手が関わっていた。

(Intraasia 注:当サイトでは昔から数多くの回数、マレーシアにおける交通事故の多さを示すニュースを載せ同時にコメントしてきた。 交通事故では国民であれ外国人であれ同様に被害にあう。強盗やひったくり以上に交通事故は身近に起こるのであるからこそ、イントラアジアは注目してきた。免許証あるなしは放棄遵守というコンプライアンスの面を強調することであり、無免許をもっと厳しい罰に処すべきです。しかしながら単に法規の強化では片付かない、学校、家庭、社会、企業が協力して安全意識の高揚に励むしかないでしょう。)

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9月15日のマレーシア記事

【煙霧 のためにクアラルンプール、スランゴール州、マラッカ州などでは学校閉鎖】
(例年この時期に恒例化している、インドネシアから渡って来る煙の影響で、半島部もボルネオ島部も多かれ少なかれ煙霧(haze) に見舞われている)

教育省大臣は昨晩(14日夜)、スランゴール州、クアラルンプール、プトウラジャヤ、ヌグリスンビラン州、マラッカ州の学校に向けて、学校閉鎖を行うようにとの指示を出しました。これは副大臣が明らかにしたものです。

大気汚染指数 (API)が 200を超えると大いに健康に悪い、となる。スランゴール州 Banting地方では23時にこの数値で 207を記録した。 また同州の Nilai では200でした。
これ以外に、健康に害である範疇の数値を記録した地方: ヌグリスンビラン州 Port Dicksonが195、 スランゴール州ポートクランが 196です。
プトゥラジャヤでは最新の数値で 186でした、これは14日夕方6時の161から増えている。

大気汚染指数が 健康に害を及ぼすという 数値を示した地方: Bukit Rambai  193, スレンバン 185、 ペタリンジャヤ 172、  シャーラム 173、マラッカ市内 175.
全体として、大気汚染指数が健康に害を及ぼすという数値を昨晩記録した地方は 33もあります。

大気汚染指数 (API)h次のように分類されている:
0から50: 良好、 51から100: 普通、 101から200:不健康、 201から300:大いに健康に悪い、 300以上:危険

(Intraasia 注:15日の休校数は 2千校を超えるとのこと。 16日は祝日マレーシアの日なので、連休になります。)

【2016年度予算案発表に先立って、様々な経済活性化対策が発表された】

世界経済の成長低下の影響下で、国の経済成長を維持していくべく短期中期のイニシアチブ、総額RM 280億、を政府が発表しました。これは2016年度予算案を発表する1か月前にあたる。

ナジブ首相は、このイニシアチブは経済を外部要因から守るための措置であり、様々な分野を対象にしている、と説明しました。「国の経済成長は2015年は4.5%から5.5%の範囲になるという計画通りにはこんでいる。」

観光産業面でのテコ入れとして、追加のRM 8千万を使って特定の国々で宣伝活動を行う。対象はアセアン(ASEAN)、中国とインドなど。 中国に関して、2015年10月から2016年5月末まで、中国人団体旅行者には入国ビザを免除する

別記事
(ナジブ政権の目玉として、1つのマレーシアという官製ブランド名翼下にいろんな店舗または公共サービス施設が作られてきた)

ナジブ首相の演説によれば、現在 1つのマレーシア店舗は計 169店舗ある:  Kedai Rakyat 1 Malaysia (KR1M 食料雑貨), Kedai Kain 1 Malaysia(繊維品), Menu 1 Malaysia(食堂)、 Kedai Buku 1 Malaysia(書店)
首相の発言: この店舗数を、今年さらに 25店舗増やし、2016年は 12店舗増やす。(医師のいないクリニックである)1 Malaysia clinicsについては、今年16か所増やし、2016年には33カ所増やす。 

(Intraasia 注:1つのマレーシア何々は大衆の目によく見える、わかりやすい形なので、政府は今回の経済テコ入れ策にも加えられていますね。 Kedai Rakyat 1 Malaysiaはいわばコンビニです、どこのコンビニもあるような品々だけでなく、KR1M ブランドの食料品も置いてある。数はごく少ないだろうけど、Kedai Buku 1 Malaysia みたいな店が本当に必要だろうかと思う。)

【民主行動党DAPの領袖2人の人形が燃やされて祭壇に祭られた、コタバルでのできごと】

クランタン州コタバルの1 UMNO支部が14日夜、916集会を応援する活動を行い、その場で民主行動党DAP領袖2人の等身大人形に火をつけました。その集会の模様を撮った動画が YouTube にアップロードされたので、メディアがこれを報道している。

コタバルまたはその近郊で行われたそうなこの集まりでは、支部長が参加者に呼びかけました、「民族と宗教と国家のために916集会には参加しなければならない。」 
そして、Bersih 4 で使われた黄色いシャツを着せた人形2体が持ち出されて、それに火をつけて焼く光景が撮られている。この2体の人形の頭部には民主行動党DAPの領袖2人、林書記長と林相談役、の顔写真が付けてある。さらにその後で、華人界の葬儀をまねて”死亡した”この2人の写真をミニ祭壇にまつった光景も撮られている。

民主行動党DAPの総裁代行は、この集会は卑劣で野蛮であり、警察は直ちに対処行動をとるようにと要求する声明を出しました。

(Intraasia 注: PRA HIMPUNAN RAKYAT BERSATU KOTA BHARU(仮称 コタバル民衆団結の事前集会)の部分をクリックすると、YouTube 動画にリンクして閲覧できます。最初の30秒は無視して、その後の様子をご覧ください。 Hidup Melayu マレー人万歳というあたりまではいいとして、その後のシーンには唖然とする。 肖像・人形を燃やして”死んだ2人”を祭壇にまつるという行為は単に敵対政党への批判ではなく、参加者たちに危ない群衆感情を呼び起こしている。世界の各地で同じような人形燃やし抗議は昔から起きているが、マレーシア国内で国内他民族の指導者を対象にするというのは稀だ。このところ民族感情を煽る動きがありすぎる。
この華人2人は親子であり、一部のマレー人やUMNO陣営から最も嫌われているのは事実でしょう。 UMNO とDAP の関係は文字通り水と油の関係だから、敵対視しあって批判しあうのは仕方がない。しかし敵対心が憎悪感に進んでこの動画のような行為に進むのは、民族的嫌悪感を煽り、増幅させてしまう。)

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9月14日のマレーシア記事

【バンコクで起きたテロ事件に関連して3人を逮捕したと、マレーシア警察】
今年8月にバンコクの中心部にある エーラワン ヒンズー教祭壇所で起きた爆弾テロ事件に関連して、マレーシア警察は3人の容疑者を逮捕したと、警察長官が記者会見で言明しました。

「逮捕した容疑者は3人で、マレーシア人が2人、パキスタン人が1人です、男女別では男2人で女が1人となる。」 「これはタイ警察の捜査をほう助することにある。」

(Intraasia 注:治安問題の常で、詳細は明らかにされないので、テロに関与した容疑者なのか、情報を知っている者にすぎないのかといったことはわからない。エーラワンあたりは、1980年代半ばイントラアジアがバンコクに浸っていた頃既に多くの人の集まるところだったので、ああいう場所を狙えば確実に死者が出ますね、無差別爆弾テロは卑劣だ)

【赤シャツ集会を批判する華語紙の論説の一部】
Low Yat Plaza には500店舗を超える店がある,  Petaling Street(チャイナタウンのこと)では700人ぐらいの小販売業者と500軒ほどの店がある、さらにブキットビンタン街には数えきれないほどの店舗と販売業者がビジネスをしている。この3か所を別にしても、マレーシアの重要な商業地区である上に、旅行業の重点地区でもある。 この大集会が与える影響は経済的損失となる。 

旅行業はマレーシアにとって3番目に大きな外貨獲得源です。観光省は重点事として 中国人旅行者と実業家を呼びこんでマレーシアで消費し、投資してもらうようにしている。 それとは反するこの種の民族的情緒に溢れた大きな集会は、中国人実業家と旅行者をおののかせるだけである。

(Intraasia 注:これは華語紙の論説の一部抜粋であり、全てではないので、この点だけを強調して全てを決めつけるつもりはない。しかしそれを前提としてもです、この一文を目にしたとき感じたのは、ここに至ってもその中国指向から離れられない論を書いてるんだな、ということです。華語新聞中枢にいる人たちの中華性(Chineseness ) は強まることはあっても弱まることはないのであり、中国人の旅行者や投資が減ることにかくも重大に捉えている。) 

【クアラルンプール市庁は916赤シャツ集会の挙行場所を許可した】

主催者 全国マレー武術連合会(Pesaka)が掲げる 9月16日 Himpunan Rakyat Bersatu (民衆団結集会)に対して、クアラルンプール市庁は Padang Merbok(広場)で挙行することを許可しました。
クアラルンプール市長は語る、「主催者は Padang Merbok(広場)の使用許可を申請してきた。そこで市庁はその広場に限って、使用の許可を認めた。」

また ”Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会) を掲げるマレー人NGO連合の議長は言う、「916集会の集合地の1つとしていた Bukit Bintang 街を Kraftanganに変更する。また Petaling Street (チャイナタウン)は集合地ではなく行進の経由地とする。」

(Intraasia 注:Padang Merbok(広場)というのは、独立広場脇の道路から、通称レイクガーデン方向につながる道路の右側に位置する広い広場です。ここをクリックすると Google マップで位置を確認できます。 昨日の記事で書いたように、クアラルンプール市庁は連邦直轄領翼下の役所です。許可するであろうことはほとんど読めていた。
赤シャツ集会の主催者は 全国マレー武術連合会(Pesaka) だと言われている、しかしマレー人NGO連合は独自に集会に関する発表をしており、よくわからない。まあ16日になればわかることであり、どちらも同じような狙いを掲げているようにみえる)

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9月13日のマレーシア記事

【UMNOの全国の支部が 916赤シャツ集会に参加者を動員するのだろうか 】
ネット上に出回っているリストによれば、916赤シャツ集会に UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)は党員と支持者合わせて18万人を動員する準備をしている。

そのリストが示していること: 9月16日の Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)に向けて、UMNOの 155ある支部中の139支部の参加が意図されており、大規模動員に責任を持つ者たちが各支部のリーダーたちに参加者を増やすように呼びかけている。

このリストは、UMNOの執行書記が9月4日に開いた会議に答えたものであるのは明らかです。
この執行書記は次のように述べたとのこと、 「その通りだ。あの会議は、主催者がUMNOに参加するように招いた場合に備えたものである。」

9月16日クアラルンプール中心部で、赤シャツを身につけたマレー人グループが Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)、つまり916赤シャツ集会、を挙行する計画です。この集会は 華人が多数派を占めた 8月末のBersih4 集会に対抗する狙いです。

このマレーシアの日に挙行される赤シャツ集会に関する正確で細かな情報は少ない。 当初のポスターには主催者の名前がなかった、そしてクアラルンプールの集合地に Low Yat Plaza, チャイナタウン(Petaling Street) 、 Bukit Bintang などをあげている。

9月11日にクアラルンプールのDang Wangi 管区警察暑は、赤シャツ集会の主催者から通知が届けられたことを確認しました。主催者はあまり知られていない全国マレー武術連合会(Pesaka) であり、そのトップは前マラッカ州首相(注:もちろんUMNO幹部党員)が務めている。
クアラルンプール市庁はこの集会に許可を出さないと表明しました。市庁の承認はこうしたことに必要であると、警察は述べていた。

この赤シャツ集会に関して少し前マレー人NGO連合の議長は、「非マレー人は近づかないように」 と述べていた、さらに赤シャツ集会がマレー人の誇りを守ろうと参加者に呼びかけているという民族的含みの強さから、憂慮感を呼び起している。

ナジブ首相は少し前、UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)は赤シャツ集会を公式には支持しないが、党員の参加を止めはしないと語っていました。UMNO青年部長も同じ趣旨の発言をしました。

警察副長官は少し前、治安に及ぼす影響から警察は赤シャツ集会を許可しないと述べていました。

(Intraasia 注: クアラルンプール市庁は連邦直轄領省の翼下にあり、独自の決定ができる範囲は限られている。連邦直轄領省大臣はUMNO事務局長です。UMNO 支部は全国に191ある。ここでなぜ155と書かれているのかはわからない。半島部だけの支部数かもしれない。
ところで赤シャツ集会主催者らが、Low Yat Plaza, Petaling Street を集合地または行進地としてわざわざあげているのは極めて示唆的です。今年7月中旬に起きたLow YatPlaza騒動は単なる盗みを多分に民族あつれきに変転させてしまった騒動だ、  Petaling Streetはいうまでもなく華人商売人が圧倒する街である、 赤シャツ集会の名称自体が Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)であるように、名前からして民族的示威行動と捉えられることを拒んでいない。仮にUMNOの多くの支部から党員らが数多く参加すれば、それは非公認下の後援になってしまう。916赤シャツ集会は、知名度の低い1マレー団体が主催する集会という範疇をとっくに超えている。)

【私はUMNOの総裁だから攻撃を受けるのだ、とナジブ首相】
ナジブ首相はUMNO の1地方支部大会に出席した折に開会演説を行いました、「 UMNO政権を倒さなければならない、そして再びこの国を導くような政党にさせてはいけないとという者たちがいる。だからUMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)総裁を攻撃するのです。」

「まさにちょうど私がUMNO総裁である。だから私は彼らの攻撃目標になる。彼らは知っているように、UMNOが政権を渡すにはまずその指導者を倒さなければならない。」

別記事
「現在はソーシャルメディアネットワークがあることで、人々の心を容易に汚染させて指導者を嫌悪させることことができるのです。」
「党員からの支持があることで、私は現在面しているあらゆる政治的挑戦と問題に打ち勝つことができます。」

(Intraasia 注:華語紙はこの発言を取り上げて記事にしている。ナジブ首相は、自身に向けられた批判のほとんどは政治的狙いからのものだという論法を展開している。)

【メッカでモスクのクレーン機が崩壊した事件でマレーシア人巡礼者にも被害が出ている】
サウジアラビアのメッカにある大モスク (Masjidilharam)の クレーン機が崩れ落ちた事件で、マレーシア人のハジ巡礼団にも犠牲者が出ました。

これまでにマレーシア人ハジ巡礼者10人がけがをしました、そして8人が行方不明です。
内閣のイスラム教担当大臣は語る、「事故に巻き込まれた巡礼者は皆、状態は安定していると伝えられている。」

Tabung Haji の医療チームがメッカにある遺体安置所へ入る許可を待っているところです。許可を得られれば、行方不明のマレーシア人が含まれているかをチェックします。
捜索救助隊が行方不明のマレーシア人巡礼者を見つける活動を倍加していると、 Tabung Haji 公団は声明を出しました。

クレーン機が崩れたこの事故は9月11日に起き、107人の(各国の)ハジ巡礼者が死亡し、200人以上のけが人が出ました。

(Intraasia 注:ハジ巡礼中の出来事です。 8名の行方不明者の氏名と年齢、写真が載っている、50代,60代、70代、最高が73歳、ところが若い 37歳女性が1人いる。 こんな若くてもハジ巡礼に参加できる人がいるとは意外です)




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9月12日のマレーシア記事

【イスラム国 (IS) がテロ攻撃対象にマレーシアの施設も含めるとのニュースに警察は対応】
イスラム国(Islamic State)がマレーシアを含めたいくつかの国でテロ攻撃するとの脅しを表明したことを受けて、国内の公共場所と外国の公館における治安警備を強化していると、マレーシア警察が明らかにしました。

警察の特別部テロリズム対策部門は、イスラム国がそのネットマガジンDabiq を通して、世界に散らばる支持者に向かって、マレーシアを含むいくつかの国を攻撃するように呼びかけたことに注目していると述べました。

ISイスラム国がより広範囲な攻撃の一環としてインドネシアとマレーシアとボスニアヘルツゴビナの大使館をあげた後で、日本は既に世界各国の大使館に対して、警備強化をするようにとの指示をしました。  シリアで8か月前に2人の日本人人質がイスラム国 (IS) に処刑されています。また、日本を海外での戦争に引き込みかねないと批判派が心配する法案に関して日本では不安のただなかにあると、AFP通信は伝える。

ムスリム国(とこの記事は書く)の1つでありながら、マレーシアも イスラム国 (IS) の細胞による攻撃の外にいるわけではない。 そういう細胞はマレーシア人かもしれません。
24歳のマレーシア人は、イスラム国 (IS) の15種の広報物を自分のスマートフォンにダウンロードしたと有罪を認めて、1年の懲役を裁判所から言い渡されました。

イスラム国 (IS) のネットマガジンはその最新版で、イスラム国 (IS) は70の十字軍国家と背教者軍隊を攻撃すると脅しています。
「なに、聖戦から守るだって? ・・・・・・例えば、ミシガン、ロサンジェルス、ニューヨークシティーのコミュニティーを狙った聖戦のこと?、例えばジャカルタ、ドーハ、ドバイにあるパナマの在外公館を狙った聖戦のことか?、またはボスニア、マレーシア、インドネシアにある日本の在外公館を狙った聖戦のことか? アルバニア、サラエボ、ボスニア、コソボにいるサウジアラビアの外交使節を狙った聖戦のことか? ・・・・・・・・」
 
(Intraasia 注:ムスリム国ではなくムスリム多数派国であるマレーシアでも、イスラム国 (IS) 批判はするが中東でのIS問題に直接関与することはしない、マレーシア国内で ISからの影響を抑える手段を講じ、リクルートされる者たちを予防拘禁するだけです。中東問題に歴史的に民族的に宗教的に何ら関係のなかった国が関与することは百害あって一利なしですね)

【Bloomberg が伝えるマレーシアの通貨と国債と株の評価】
石油価格の下落がマレーシア通貨の弱化と新興国から資本の流出をより招いていることから、通貨リンギットはこの40年間で最悪の週間下落幅を記録することになる。

(外為相場で)リンギットは第12週目の下落をしています。これは Bloomberg がデータを取り始めた1971年以来もっとも長い期間に渡る下落です。中国の成長が鈍り、米国の利上げが期待される中で、新興国の資産への需要が弱まっている。

中央銀行Bank Negaraは 基本金利を据え置くと決めました、Bloomberg の調査では、国内工場の生産データは予想を上回っていました。
リンギットは今年アジアで最も業績の悪い通貨となっている、ナジブ首相の関わる政治スキャンダルで押し下げられている。

「一般的に、新興国市場に対しての否定的な感情が走っている、なぜなら中国への憂慮感と米国の利上げ可能性によるからです」 と香港基盤のアナリストは分析する、「加えて国内の政治的不安定さ。」

Bloomberg がまとめているところでは、クアラルンプール外為市場で、リンギットは今週 1.5%下落している。 木曜日には一時 4.3798にまで落ちた(注:しかし金曜は幾分反発した)。
原油は9月4日から1.6%値下がりしたことで、国庫収入を減らしている、マレーシアはアジアの主な純石油輸出国である。

マレーシア政府債の保有を 複数の国際ファンドは減らした、8月はこれが2か月めであり、3月以来の低い水準となった。今年になって国際ファンドはマレーシアの株式を合計 RM 164億売っている。

(Intraasia 注:国内事情を気にすることなく報道できる、Bloomberg の報道調子の一部です。中央銀行Bank Negaraは以前から、リンギットは過剰に売られているつまり通貨のファンダメンタルズを無視して低評価されすぎだと主張している。政府はマレーシア経済は堅調だとことあるごとに公言している)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 349.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 422.6を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 299.0 を入手します。

(Intraasia 注:これは銀行での現金両替レートですから、市中の公認両替所の中にはこのレートを上回るところは珍しくない。だからシンガポールドル $1 を替えてRM 3を得ることは難しくない。 シンガポール$が対リンギットで 3.0を上回るなんてついこの間まではまず考えられなかった。)

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9月11日のマレーシア記事

【野生動物庁が取締りで センザンコウ(英名Pangolin) 97匹を奪った】
センザンコウ 97匹をタイへ密輸しようとした男たち3人組は目的を達せませんでした。 それはケダー州スンガイプタニの Kampung Padang Buloh にある家で仲間の1人が取締り活動によって捕まったからです。

この取締りは、ケダー州の野生動物と国立公園庁 (Perhilitan)の取締りチームが朝5時頃行ったものです。40代の容疑者は捕まえることができたが、仲間の2人は逃げることに成功した。
ケダー州の野生動物と国立公園庁のトップは語る、「我々の行った秘密偵察活動と一般人からの情報の結果、この取締りを行った。」

別記事
同じくトップの話から、「センザンコウは 1㎏あたり RM 300から500で取引されるので、今回差し押さえた 97匹はRM 10万に相当する。」 
ケダー州の野生動物と国立公園庁はまた、密輸活動に使われるであろう車2台も押収しました。

押収したセンザンコウは同庁のアロースターにある亀の保護センターに一時的に置かれました。その後山野に逃がすことになる。

(Intraasia 注: センザンコウ、マレー名tenggiling、という名称ではほとんどの人は知らないでしょうが、マレーシアの新聞にはこの動物の密輸ニュースが時たま載るので、その掲載写真を見ると、ああこの動物かとわかる。 辞書の説明を読むと、アリを食べる小動物と書かれている。男たちはケダー州やペルリス州の山野で密猟したセンザンコウをタイへ運ぶ手はずだろう、密輸先はタイが多いのでタイではセンザンコウが野生味として好まれるのかな。 小動物とはいえ97匹となれば結構な量だ、初めての素人にこんなことはできない。それを密輸する方策を彼らは知っているということですね。
野生動物保護法違反の罪は懲役も定めてあるが、これまでの報道から判断する限り、単に罰金で済ませられることがほとんどのはず。 よってこういうことをやる者たちはいつまでも止めないだろうな)

【“ 916 Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)”の概要を発表した UMNO支部長】
UMNO地方支部の1支部長が、9月16日の赤シャツ集会の概要を発表しました、「“ 916 Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)”はこれまでに、マレー人NGO の250グループからの支持を得た。 非政府連合が3万人を動員する。 91月日朝11時に ブキットビンタン街に集合を始める。そして午後3時から行進を開始する。途中チャイナタウンを経由して 独立広場で大集会を挙行する。」

この支部長はクアラルンプールにある スルタンスライマンクラブに マレー人非政府組織の 250グループ(の代表を)集めて、916赤シャツ集会の件を話し合った。その後彼は記者会見を開き、 250グループから赤シャツ集会の支持を得たことを述べました。

この会議では、「集会参加者は、マレー人の誇り文字を印刷した赤いシャツを身につけることを決めた。また EPANCOの議長に 916集会の後援会議長になってもらうことを委任した。」
「赤い色はマレー人の士気を高める。 一方(Bersih 4集会が参加者が身に着けた)黄色はマレースルタン王室の尊厳を損なうものである。」

このUMNO支部長はまた述べる、「9月16日の赤シャツ集会の主催者は全国マレー武術連合会(Pesaka) が主催者である。250のマレーNGOに対しては参加するようにと招いている」
9月16日当日、ブキットビンタン街以外の集合地としてクアラルンプール市内の5か所をあげました。

(Intraasia 注:この動きを評してウルトラマレー主義だと批判するいくつかの マレー人NGOがメディアで声明を出しています。上記の250のグループとは何を基準に250もの組織というのかわからないが、数人から成る自称グループでも1つのグループだというのでしょう)

【電子タバコ装置のオークションで人気種が RM 17000で競り落とされた】
クアラルンプールのチェラス地区にある ViVa モールで行われたVapex 2015オークションの際に、 ある若者が Stickman製の Champion V2 という名で知られている電子タバコ装置を RM 17000もの値段で購入しました。

オークションの時に撮られた長さ4分50秒の動画が素早く広がって、身元不明のその青年の行動は多くのインターネットユーザーを引き付けている。
その動画では、1人のオークション参加者が 値段RM 1800で入札を始めた。
わずか4分の間に、Stickman製の Champion V2 モードの電子タバコ装置の値段は何人かの入札者によって引きあがった。

オークションは最終的に、その若者がRM 17000で入札したことで、その電子タバコ装置は競り落とされた。その動画はソーシャルネットワーク上でいろんなコメントが書き込まれている。中にはその行動を支持するのもある。

このオークションは、Ampang地区で営業している  Unicorn Asia Vape Garageという会社が組織したものです。
Unicorn Asia 社の話では、Stickman製の Champion V2 モードの電子タバコ装置は評価額が高いとのことです、なぜなら手作りであり、ウクライナ製の木を使っているからとのこと。

(Intraasia 注:どうでもいい、平和なそしていくらか退廃的な消費文化を感じさせる記事です。こういう記事を載せるのが大衆紙らしいともいえる、世の中にはこういったことに惜しげなく金を使う人がいることがわかります。 それはとして、以前は電子タバコに気がつかなかったのでほとんど目にしないというようなことを書いたけど、もう少し注意して見るようになったら、時々電子タバコの喫煙者がいるんですね。)

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9月10日のマレーシア記事

【916赤シャツ集会に UMNO党員が参加することを止めることはしない】
(8月末に行われた Bersih 4.0 集会に反発したマレー人が行うと宣言している、916赤シャツ集会は、マレー人界にも賛否両論あることがわかる。 マレー民族主義者団体の中にも参加しないと集会を批判しているグループがあることをメディアは伝えている、さらに、新政党Parti Amanah Negara はそのマレー人支持者らに参加しないようにと表明した)

UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)の最高執行委員会が開かれた後で、ナジブ首相(UMNO総裁)は記者団に述べました、「UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)が9月16日のその集会の背後にあるわけではない。しかしUMNO としてその党員が916赤シャツ集会に参加することを、彼らが法を順守する限り、止めることはしません。」

「UMNOは赤シャツ集会を後援するわけでも支援するわけでもない。しかしUMNO指導者の中には、参加しようとしているグループの代表を務めているような者がいることを我々は認めます。」 「国の平和と安寧を妨げることは許しません、民族色に染まった土台は全く許せません。」 「マレーシアは自由の国です、法を順守する限りはです。UMNO党員を含めて誰も法を超越することはできない。」

916赤シャツ集会はUMNO指導者の中からも非公式に支持を得ている、例えばザヒッド副首相(UMNO準総裁)や国内取引・消費者省大臣など。

マレー人NGOの連合の長を務めているという UMNO地方支部の支部長の1人によれば、このマレー人NGOの連合は、916赤シャツ集会の主催者を助けているとのことです。 赤シャツ集会の主催者は、ほとんど知られていないマレー人グループ Pesaka であると、この支部長は述べました。

UMNO本部ビルが隣接している PWTC の玄関口で、マレー人グループ Pesakaは赤シャツの販売をしました。
販売グループによれば、1枚RM 10の赤シャツは既に5千枚は売れたとのことです。この週末で3万枚は売れるだろうと、上記の支部長は語る。「グループとして全国で赤シャツの注文を 60万枚受けている。」

赤シャツ集会の主催者らから全国のUMNO支部に、参加を促す書状が送られているとの報道もあります」

赤シャツ集会は 9月16日当日、午後2時に国立モスクに集まり、その後元プドゥ刑務所跡地まで行進するとの計画のようです。
9月16日はマレーシアの日であり、全国祝日です。

(Intraasia 注:一体どういう勢力がこの赤シャツ集会の真の背後にいるのか、マレーシアマスコミも確実にはつかんでいないようだ。明らかなのは、UMNO指導層、UMNO草の根層の中には支持する人たちがいることです。本来は民族的先鋭化を抑制しなければならないはずのナジブ首相は党員が参加してもそれを止めないと発言している、。 UMNO流マレー民族主義を体現しているUtusan Malaysiaが赤シャツ集会を応援しているように、マレー人優位に挑戦するBersih 4.0 集会はけしからん、というわかりやすい意識を赤シャツ集会は前面に出しているといえそうです。 Bersih 4.0 集会は主催者も参加者も民族的挑戦ではなく、ナジブ政府への不満を表明することを掲げていたのだが、これを民族的観点から捉えて、その対抗として赤シャツ集会を挙行するという狙いになっている。 
マハティール元首相時代に、追放されたアンワル元副首相を支持する勢力が政府警察と激しく衝突したが、それは決して民族観点からの争いではなく、マレー人間における主導権争いといった面が主であった。 ごく小規模な活動は珍しくないが、1990年以降これほど堂々と民族的観点からの大きな示威行動が現実になりかけているのは初めてのことです。権力闘争は結構だしどの国でも避けられないことだが、民族を前面に出して自民族の優越を誇示するあり方は、今後のマレーシア社会に負の影響を及ぼしかねない)

【KLIA2 に Malindo Air が専用ラウンジを設けた】
KLIA2(ケイエルアイエーツーと発音)にオープン以来初めて、1社専用の航空会社ラウンジが設置された、このラウンジを運営するのは(インドネシア資本の)  Malindo Airです。

このラウンジは  Malindo Air が同社専用としてメインターミナルに作った エグゼキュティブラウンジです。
9月8日にオープン式が行われ、運輸省副大臣が主席して祝辞を述べました。「Malindo Air は2014年に240万人の乗客を輸送しました、同社の利用者は今年400万人に増えるであろうと期待されているとこです。これはすごいことです。」

Malindo Air の最高経営責任者は マレーシア政府とKLIA2に感謝を表明しました。「Malindo Air のビジネスクラスとエコノミークラスの利用者は専用ラウンジが使えるようになった。フライト前に休憩できます。」
「このMalindo Air のラウンジでは WiFi サービス、セルフサービスの菓子・飲料、パソコン、シャワー設備利用が提供されます:
同最高経営責任者はまた今後の路線拡張に触れて、中国南部の都市、ジェッダ、オーストラリア、」フィリピン、日本の名前をあげました。
Malindo Air は現在 Boeing 737 を12機、 ATR72-700 ターボプロップ機を11機保有しています。

(Intraasia 注:これまで確かにある航空会社の専用ラウンジは KLIA2 になかった、少なくともKLIA2内部をくまなく歩いたイントラアジアは目にしなかった。 もっともKLIA2 は低コストターミナルとして建設されたのであるから、なくても不思議ではない。しかし現在の LCC(低コスト航空会社)は差異化に非常に熱心であり且つ乗客は 低料金を求めながらもぜいたくさに金を払うという二律背反的な方向に進んでいる。その典型は AirAsia です。 ということで  Malindo Airが専用ラウンジを作ったこと自体は意外ではない。その内 AirAsia もビジネスクラス向けに作るかもしれませんね。 もっともこういうことは全て 航空会社のコストに反映されるので、わずかとはいえ航空運賃に見込まれることになる。
 Intraasia のような少数派利用者が期待する、安ければサービス、設備などどうでもいいという 初期のLCC時代はもう二度となさそうですな。)

【密出国の小船沈没の犠牲者は64人にもなった】
(9月4日付 『違法滞在者が乗った密出国ボートが沈没して多数の犠牲者と行方不明者』 の報道は小さくなりながらも続く)

(準国営通信社の) Bernama は、この小船沈没事件でこれまでに見つかった遺体が 63人になると報じました。その翌日さらに1人の遺体が見つかった。

沿岸警備隊の地区責任者は語る、「船が沈んだ場所から9kmから16㎞ほど離れた所で、ほとんどの遺体が見つかっている。」 救助された生存者は20人です。
インドネシアのスマトラ島を目指していたこの船は、長さ12mほどで80人以上を載せていたとのことです。

(Intraasia 注:この事故は果たして日本でニュースになったのだろうか? どの世界のマスコミもそのニュース価値判断に基づいて報じる、これだけ多数の水死者を出した事件でありながら、マレーシアでさえそれほど大きく扱われていない。ましてや他国ではということでしょう。)

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9月9日のマレーシア記事

【サッカーアジア予選でファンが騒動を起こしてマレーシアチームは時間終了を待たずに敗戦となった】
サッカーのワールドカップアジア予選 グループA のマレーシア対サウジアラビアの試合が8日夜、スランゴール州にあるシャーラムスタジアムで行われました。
この試合でマレーシアチームはサウジアラビアチームに、試合時間終了を待たずに 87分の時点で敗戦を宣せられ、試合が終わりました。

マレーシア側ファンが後半戦が終わる前に、グラウンドへ複数の発煙筒と花火を投げ込みました。このため試合続行不可能となり、主催者側は試合終了を宣言して、その時点での得点 マレーシア1対サウジアラビア2 で、マレーシアは負けとなりました。

投げ込まれた花火の一部がスタンドにも落ちて、ファンの間に騒ぎがおき、またサウジアラビアファンは出口に向かって逃げ出しました。
何人かのサウジアラビア側の外国人ファンは、スタジアムの内外で攻撃を受けたと訴えている。
サウジアラビア川のファンはスタジアム内の待合ロビーに集まった後、警察の護衛下で8台のバスに乗ってスタジアムを去りました。

この試合は、マレーシアがアラブ首長国連邦に0対10で負けた後の試合でした。数千人のマレーシア人ファンが入場料 RM 30を払ってスタジアムに詰めかけました。

マレーシアスポーツ省大臣はマレーシアサッカー連盟と一部のファンを批判して言う、「サッカー連盟は自分たちのスタジアムさえ充分にコントロールできない。」

別記事
警察は、騒ぎを起こしたファンの内、11人を逮捕したと発表しました。

(Intraasia 注:あきれたファンです。マレーシアサッカーは実力はごく低いのに、騒ぐのは英国プレミアリーグ並みのようです。毎年国内サッカーリーグの試合でファンが騒いで器物を破壊したり、衝突事件を繰り返しているニュースはお馴染みです。しかし国際試合でこんなことはごく珍しいはずです)

【新しい野党連合結成に Parti Amanah Negara(国家信頼党)を歓迎すると人民公正党PKR】
(イスラム政党 PASの革新派は党を割って Parti Amanah Negara(誠信党)の結成を進めている。公式には未だ当局に登録を受理されていないが、実質的には党活動を始めている)

人民公正党PKRの総裁(アンワル元副首相の妻でもある)は、新しい野党連合のメンバーとして Parti Amanah Negara(国家信頼党)を歓迎すると発表しました。

同総裁は述べる、「Parti Amanah Negara(誠信党)の準備委員長(前PAS党副総裁)と会って、共通の方向性と原則について話し合った。」 「我々は、新しい野党連合を形成するための正しい方向に向かっている。近いうちにイスラム政党 PASと民主行動党DAPの指導部とも会って話し合います」

一方公正党の副総裁は、あるマレーシア語紙とのインタビューの際に、新しい連合の結成の際にイスラム政党 PASも入れるべきだと語っていました。
しかしParti Amanah Negara(誠信党)側はイスラム政党 PASとの協力を否定しています。

【ウオールストリートジャーナル紙がまた新たに1つのマレーシア発展会社 (1MDB)のニュースを報じた】

(先日ナジブ首相がUS$7億の政治献金を中東から受け取ったことを報じた)米国紙 Wall Street Journal がまた新たに、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に関するニュースを報道しました: 英国の海外領土であるケイマン諸島で 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)が保有していた資金 US$23億2千万(約RM 100億) に関して、中東の会社 Aabar Investments が保証をするとの助力をしたことで、ようやく会計監査企業は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の監査を締めくくりました。

Wall Street Journal 紙は、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)を調査する監査庁長官の報告書原案に言及しながら 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の現在の会計監査企業である Deloitte Touche Tohmatsu Ltd, の代表者によってこの情報開示があった、と伝えている。

国会の公共会計委員会が1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に対する調査をしている間の非公開聴聞の際に、この情報開示が行われた、とWall Street Journal 紙はその会議録を引き合いに出して記事内で書いています。

1つのマレーシア発展会社 (1MDB)は2013年終りに当時の会計監査企業 KPMG LLP との契約を打ち切った後に、Deloitte Touche Tohmatsu Ltd, を会計監査会社に指名しました。

Wall Street Journal 紙はさらに次のように報道している:
「KPMG LLP が、US$23億2千万の資金に関する更なる情報提供なしには 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の会計監査は終了できないと主張した後で、KPMG LLP は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)から会計監査契約を打ち切られた。 このUS$23億2千万の金は、ケイマン諸島にある口座に投資したと、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)は説明しました。」

「中東の会社 Aabar Investments がこのUS$23億2千万の資金を保証した件は、これまで全く公表されていない。そしてその後 監査会社Deloitte は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の諸口座を承認した。」

「なお会計監査会社の この2つの企業  KPMG と Deloitte は取材に答えていない。」 と Wall Street Journal 紙。

1つのマレーシア発展会社 (1MDB)は2009年に設立されて以来、これまで3社の会計監査会社と契約してきた; Ernst & Young, と KPMG, そして現在の Deloitte

国会の公共会計委員会は一時期1つのマレーシア発展会社 (1MDB)の調査を行っていたが、その後7月になってナジブ首相が内閣改造して与党出身の中心メンバーを内閣の閣僚に任命したことから、与党側のメンバーがいなくなり、委員会の調査は停止している。

(Intraasia 注:それにしても1つのマレーシア発展会社 (1MDB)が関与する金額はいつも極めて多額だ。 今回は実にRM 100億位にもなる。
ナジブ首相は1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に対する調査はむしろ抑えている姿勢なので、新たな報道があってもその裏付けはマレーシア国内では解明が難しい。内閣は首相を支持しているので、外国からの陰謀説だと公言していた閣僚がいるほどです。)

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9月8日のマレーシア記事

【9.16赤シャツ集会の主催者たちは、禁止されても実施すると語る】
(8月末に行われた Bersih 4.0 集会に反発している人たちの内で、UMNO支持層を核とした一部のマレー民族主義者グループが、9月16日のマレーシアの日にクアラルンプール市内で対抗集会を行うことを計画している。この集会の参加者には赤シャツを着て参加することが期待されているそうで、マスコミは 9.16赤シャツ大集会と呼んでいる)

警察副長官は語る、「公共の安全の考慮した結果、警察はこの9.16赤シャツ大集会を許可しないことに決めた。集会を決行すれば、警察は対処行動を取る。」

“Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)”とも呼ばれているとこの赤シャツ大集会は、ソーシャルメディアを媒介にした名称不詳のグループが主催すると言われている。 UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)内の一部からこの赤シャツ集会を支持する声も出ている、例えばナジブ内閣の大臣の1人など。

さらにUMNOが保有するマレーシア語紙  Utusan Malaysiaはその論調の中で、当局はこの赤シャツ集会を許可するようにと主張しました。その理由としていわば華人主体であった Bersih 4集会に対抗するために必要であるとしている。

一方こういった赤シャツ集会支持勢力を批判する声が、UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)内のごく一部から表明されました。

Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)”の主催者代表の1人は、メディアの問いに答えて言う、「警察が禁止しても我々は9月16日に集会を行います。」 

(これとは別に)Gabungan NGO-NGO Malaysia(NGOグループの連合という意味)の議長は主張する、「我々は Bersih 4 に対抗するために我々の仕事としてこの集会を主催する。 Bersih 4は当局に禁止されたにもかかわらず決行された。」
「主催者側は引き続き警察に集会の許可を求めていく。 ただそれは警察次第である。」 

別記事 (華語新聞)
クアラルンプール小販売者商業組合の会長は、チャイナタウン界隈の商売人と小販売業者たちに(9月16日は)1日の臨時休業をするようにと呼びかけました。
「赤シャツ集会の活動は比較的敏感なことなので、同組合として、Low Yat Plaza 事件が引き起こした民族的偏見をもった後遺症を憂慮している。小販売業者と観光客には不便であはあるが、我が組合としては休業1日のアドバイスをします。」

(Intraasia 注: Bersih 4は華人主体だったからと、民族観点でBersih 4を捉える見方がある、その典型がこの赤シャツ集会を行い集まる人たちのようです。ナジブ首相への批判を民族観点からの批判だと論点をすり替える人たちは、ナジブ首相が退陣したらUMNOの勢力退潮につながり、それは華人を支持母体とする民主行動党DAPの権力増大を招いてしまうという論法を持ち出している。 民族カードをちらつかせるのは良いあり方ではないですね、マレーシアに限らずどの世界でも 我々が正統なる支配民族だという論法は力の統治論である。
タイではこの10年ほど赤シャツ勢力と黄シャツ勢力の対抗が続き、ついには軍部クーデータによって黄シャツ勢力が赤シャツを圧倒した。マレーシアは別にそれをまねたわけではない、そもそもタイの権力構造とマレーシアの権力構造は異なるからです)

【馬華公会MCAの立場は明確であると、総裁は演説する】
(与党Barisan Nasional (国陣) の発足時からの構成政党である、馬華公会MCAは現内閣にも2人の大臣を送り込んでいる。しかし国家議席数面ではライバルの民主行動党DAPに比して圧倒的に少ない1桁数の弱小政党になっている。与党陣営ということから、1つのマレーシア発展会社(1MDB) の問題、ナジブ首相のRM 26億政治献金受領問題に対して、表立って批判は一切していない。先日のBersih 4集会の参加者の4分の3は華人だと言われていることからも明らかのように、華人界のナジブ首相への支持率はあまり高くはないだろうことが推測される。 )

馬華公会MCAの総裁(運輸大臣でもある)は同党の連邦直轄領支部の大会で演説しました、「多くの人が馬華公会MCAに対して誤解しており、馬華公会MCAは肝心な時に国家の重大な課題に対処する行動に出ないと言っている。」 
「国家の重大課題を決める際において、馬華公会MCAは決して欠席したことはない。馬華公会MCAは態度を明確にしています。1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とナジブ首相のRM 26億政治献金受領の問題においては、馬華公会MCAは既に明確な立場を取っています。」

「1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とナジブ首相のRM 26億政治献金受領の問題は徹底した捜査をしなければならないと、馬華公会MCAは内閣でも国会でも明確な立場を主張しています。」 「馬華公会MCAはきちんと責任を問う文化と良好な政策を求めています。」

「(前回の総選挙で)馬華公会MCAの勢力がそがれたことで、国内の政治、経済、教育における華人界の権益が著しく減少した。」 「馬華公会MCAは改革をずっと推し進めている。そうして華人界からの支持を回復できることを期待しています。」

(Intraasia 注:1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とナジブ首相のRM 26億政治献金受領の問題に対する馬華公会MCAの態度が、総裁の言葉とは裏腹に、明確であるという人はまずいないでしょう。どの新聞を読んでも、MCAの態度からはそう感じることになる。 華人基盤の野党最大政党 民主行動党DAPは政府UMNO批判の急先鋒なので、馬華公会MCAの態度は非常に不明瞭に映る。華人界の潮流が馬華公会MCA路線とは乖離しているからこそ、総裁はこういう発言をしている。 
馬華公会MCAの存在意義は、華人界の権益を守ることである、だからこそ与党であるBarisan Nasional (国陣) 内でその発言権を確保しなければならない、だから華人界は馬華公会MCAを支持すべきだ、というのが馬華公会MCAの昔からの論理です)

【インドネシアへ向けて密出国した小船の沈没事件の続報】
(9月4日付 『違法滞在者が乗った密出国ボートが沈没して多数の犠牲者と行方不明者』 の報道はかなり小さくなりながらまだ続いている)

沈没した小船の乗客とみられる19人の遺体が Kuala Sungai Bernam で収容されました。これでこれまでに収容された水死者の数は50人になる。
一方救助されたのは計20人です。 沿岸警備隊によればさらに、5,6人の遺体を目にしているが、まだ収容できていないとのことです。

(Intraasia 注: 違法密出国船の沈没事故は50人もの水死者を出している、もう少し増えそうな報道調子です。 普通の船沈没でこれほど多数の犠牲者が出たら、とてもこんな報道調子では終息しないのは間違いないだろう。違法外国人労働者の密出国者を見る社会の目はこのように異なる)

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9月7日のマレーシア記事

【今年8か月間でデング熱感染者数 8万2千人】
デング熱の感染者が全国で増えている。 今年8か月間で 82181人にも達している。これは2014年同期間の 65672人から大幅に増加した。

保健省の副長官は説明する: デング熱の感染者数だけでなく、デング熱起因の死者数も大きく増加して、225人。
「スランゴール州が断トツに多い人数です。この人数はまさに憂慮すべきです」 

「全国で最多人口州であるスランゴール州の人口の多さが急激な開発につながり、それがより多くの建設活動となっている。建設現場は デング熱媒介蚊の主たる培養地であるとわかっています」 「さらに日々のゴミの多さも蚊の培養地を増やしている。」 「家庭のゴミに対する人々の”気にしない”態度もデング熱媒介蚊の繁殖を容易にしている。」

「クアラルンプール圏には遊休地が多くあり、そこがデング蚊の培養地となっている。無責任な地主を取り締まることで我々は当局と話し合っている最中です。」

州別にデング熱感染者数と死亡者数を比較 -2015年1月から8月まで
スランゴール州: 感染者数 45362人、 死亡者数 96人、
ジョーホール州: 感染者数 9449人、 死亡者数 26人、
ペラ州: 感染者数 7144人、 死亡者数 22人、
クアラルンプールとプトゥラジャヤ: 感染者数 5318人、 死亡者数 27人、
ペナン州: 感染者数 3622人、 死亡者数 9人、
その他の州は2千人以下または二桁数の感染者数です。

(Intraasia 注:デング熱は全国一様に広がっているわけではない。首都圏つまりクアラルンプール圏が最大の発生地であることは数字を見れば明らかです、全国の6割がここで発生し、死亡者が出ている。クアラルンプール圏では毎月デング熱感染者が 6300人を超えており、毎月15人が死んでいる計算になる。恐ろしき数字だ)

【スーパーマーケットに犬を連れて入った無礼な客】
ジョーホール州のMasai にあるハイパーマーケットで、非ムスリムの女性買い物客2人が店備え付けの買い物用手押し車に犬を載せている写真がフェイスブックに掲載されました。これをみたフェイスブックユーザーからこの2人に対する大きな批判が巻き起こって、SNS界に広がっています。この行為はムスリムに対して無神経であるというものです。

この写真は店の客の1人が撮ったものとのことで、それをフェイスブックに掲載しました。(この記事はこの写真も掲載している)

あるフェイスブックユーザーは主張する、「ハイパーマーケットの入ったビルの運営者は4言語で書かれた大きな注意書きを立てるべきだ: ペット持込みは禁止」
別のユーザーは主張する、「ビルのガードマンはその女性客を拒まなかったので、彼らに対する処置も行うべきだ。」

ハイパーマーケットの運営する、Tesco Malaysiaは同社の Facebook 上に声明を出しました: この出来事に対して大変遺憾に思う。 弊社はその店舗においてペットに関する厳しい規則を有しています。

Tesco Malaysiaのスポークスマンの話: その店の備え付けの買い物用手押し車 200台を、近隣のモスクからのボランティアの協力を得て、そしてイスラム教の定めに基づいて、洗浄しました。
地元の警察暑には、この出来事に関しての警察訴え報告書は届いていないとのことです。

マレーシア語大衆紙の別記事
第1面にその写真2枚を載せ、大きな見出しで「TESCO は犬の小便で汚れた、200台の買い物用手押し車を洗浄した」 と付けている。2枚中1枚は手押し車を洗浄している写真です。
第1面ではさらに大きな活字を躍らせている、「ジョーホール州のスーパーマーケットに犬を連れてきて規則違反を犯し、皆を困難に陥れた、この問題客に対して処置を取りなさい」

以下は内部紙面での続き記事から
その写真の説明に同紙は、「昨日Tesco Extra Plentong において、2人の華人女性が無礼な行いをして1匹の犬を持ち込み、その犬が買い物用手押し車の中で小便した、」 と付けている。

Tesco Malaysia はその店の200台以上の 買い物用手押し車を洗浄するために、Masjid Jamek Kampung Plentong Baru(モスク)のメンバーを呼ばざるをえなかった。

そのモスクから3人がTesco Extra Plentong へ出かけて行って手押し車を洗浄する過程を手伝った、「我々は全ての手押し車を洗浄しなければならなかった、というのも店側はどの手押し車が汚されたかを特定できなかったからです。洗浄には2時間以上かかった」 とそのモスクの人は言いました。

2人の華人女性がペットの犬を買い物用手押し車に載せてから、Tesco Extra Plentong店舗内へ入って行った無礼な行為は、SNS界で批判を浴びている、それはイスラム教徒を思いやる気持ちがないからです。(この新聞は2人の女性は華人であると断定している)

(Intraasia 注:写真に写っている女性は横顔だが、容貌と衣服から華人のようであり、身元が特定される可能性もありそうです。誰かが警察訴え報告を出せば、警察は犯罪容疑で捜査するかもしれない。 仮にマレーシア人であれば、よっぽど愚かであり、身元が特定されて批判に晒されることになっても仕方がない、 犬をショッピングセンターなどに連れて行けばどんなことになるかは自明の理なのに、それを気にしようとしないからです。 仮にジョーホール州に住む外国人であれば、当地の慣習と常識に無知なこれまた愚かな者たちです。 現代マレーシアで犬をショッピングセンターに連れていくことが許容されることはありえない。不必要にムスリム界からの怒りを招くだけであり、同時にマレーシア語大衆紙がこのようにいささかセンセーショナルに扱うことは不思議ではないことから、不必要に非ムスリムへの批判を巻き起こすことになる。)

【マハティール元首相の息子であるケダー州首相の座を巡る憶測】
(Barisan Nasional (国陣)が多数派である州では、ナジブ首相が州首相を指名している、形式上はその州のスルタンが任命する。ケダー州の州首相はマハティール元首相の息子です。最近、このケダー州首相は解任されるであろうとの憶測が出回っているそうです)

ナジブ首相はペラ州イポーで行われた、自陣営の人たちが主催するスポーツ活動現場を訪れました。その場にはケダー州首相も出席していました。

ケダー州首相はナジブ首相に握手を差し出しました。その際飲食の同じ卓に両者は着き、2人の間にペラ州首相が座りました。しかし両者の間に交流はありませんでした。

(Intraasia 注:マハティール元首相のナジブ首相攻撃がやまない中、ケダー州首相は間接的な形でごく穏やかにナジブ首相を批判している。そこでUMNO内には以前からケダー州首相への批判があるようです。ナジブ首相がますます陣営を固めていく中、不和を醸し出す者はどんどん排除していく方向にあることが、こうした憶測に輪をかけている。そこで華語紙らしくこういう風に伝えている。なおマハティール元首相の子供中で政治家になったのは唯一この人者だけです)

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9月6日のマレーシア記事

【サバ州東海岸部の夜間海域禁止令は1年を過ぎてもまだ延長されている】
(サバ州東海岸部である、サバ州東部特別保安区(ESS zone)には夜間海域禁止令が2014年7月頃から出されている。期間が短く設定されているので、これまで数多く延長されてきた)

第26次延長夜間海域禁令は9月6日に失効するので、第27次延長として9月7日から22日まで延長すると発表されました。現在の禁止時間帯は19時から翌朝5時までです。

サバ州警察の長は発表しました:サバ州東部特別保安区(ESS zone)の6地方において、沿岸から3カイリ内における夜間海域禁止令をさらに9月22日まで延長する。

「我々の情報網では、フィリピンの 誘拐と身代金グループや 武装反抗 Abu Sayyaf グループからの脅威の可能性がある。」 「この夜間海域禁止令は当該海域の利用者と州民と旅行者のためです。」 「さらにこの地方における人的流入、麻薬や武器の密輸、国境をまたいだ犯罪を阻止するために、船の行動を監視することを目的とする。」
「リゾート運営者と漁民はこの禁止令に協力的です。」

(Intraasia 注:夜間禁止令は発令されて1年以上経つのにまだ延長されている。その間にフィリピン武装グループに2人が人質として連れ去られていまだ解放されていない。)

【新会社  Malaysia Airlines Bhd (MAB)の従業員数はMAS時代に比べて最終的には半減するであろう】

発足した新会社  Malaysia Airlines Bhd (MAB) は従業員の内で、正規雇用としたのは 9千人だけであり、4千人は短期雇用契約の下で雇用されています。

少し前までマレーシア航空(MAS)が雇用していた従業員数は2万人であり、その多くは正規雇用でした。
短期契約の期間は3か月から12か月の間です。このことから考えると、MAS からMAB に移行するに際して、解雇されたのは6千人と言われていたが、最終的にどうやら1万1千人が解雇者総数になりそうです。

航空業界のある幹部は言う、「 MAB が正規雇用として必要なのは9千人ということであろう、というのもMAB はMAS より小さな会社になったからです。」
「新会社  Malaysia Airlines Bhd (MAB)に雇用されている以外に、子会社である  Firefly, MASkargo、 MASwings が計2千人の従業員を雇用している。」

MAB の株式を支配する、国家の投資会社Khazanah Nasional Bhd は説明する、「マレーシア航空の再生にRM 60億を割り当てており、その一部ととしてまもなくRM 13億を支出する。」
マレーシア航空は、この3か月の間に不採算路線を廃止し、今後も路線の合理化を行っていく計画です。マレーシア航空は8月までに既に、提供座席能力で18%減らしたとのことです。

(Intraasia 注:以前のマレーシア航空(MAS)が人員過剰気味であったということを、今回のリストラ以前から感じた人もいるはずです。実際数値では時々指摘されていたが、リストラはついに実行されなかった)

【マレーシア映画祭で発表された受賞作と受賞者】

第27回マレーシア映画祭の授賞発表式がクアラルンプールのKLCC会議場で行われました。

最優秀映画賞にはマレー映画 Lelaki Harapan Dunia が選ばれました。同映画の監督 Liew Seng Tat は最優秀監督賞も受賞。さらに同映画は最優秀子役賞、など計 5つの賞を受賞しました。
Lelaki Harapan Dunia はこれまで世界の幾つかの映画祭に出展して、賞を得ています。Toronto国際映画祭、台北国際映画祭など。

中文映画 ”一路有Ni (英語名 The Journey)” が2番目に多い受賞映画です。75歳の華人俳優の主役が最優秀男優賞、非マレー映画最優秀賞など計4つの受賞です。

マレー映画 Manisnya Cinta Di Cappadocia で主役を務めた女優 Nur Fazura が最優秀女優賞を得ました。

(Intraasia 注:Lelaki Harapan Dunia は前評判を期待して観ました、よくあるドタバタ調子のマレー映画でないところがよかったと記憶している。これは、マレー映画でも華人が監督することがある例ですね。もっともその逆はありえない。”一路有Ni (英語名 The Journey)” はマレーシア映画史上最大の興行成績を上げた映画です。2015年2月15日の記事部分をご覧ください。 Intraasia はもちろん観て佳作と思った、ただ最大限の高評価はしなかった。 残念ながらManisnya Cinta Di Cappadocia は観ませんでした。 興行的には難しいだろうが、日本でも Lelaki Harapan Dunia が上映される機会があればと思う)




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9月5日のマレーシア記事

【サッカーのアジア予選でUAEに 10対0で負けたマレーシアチーム】
アラブ首長国連邦 (UAE) で行われている、サッカーワールドカップのアジア地区予選で、マレーシアのナショナルチーム”Harimau Malaya” はアラブ首長国連邦チームに 0対10で完敗しました。 マレーシアチームは前半で既に0対7の成績でした。これはマレーシアチームの過去最悪の負けです。

その後ナショナルチームのコーチが辞任したことを、9月4日国営通信社Bernama が報道で確認しました。
マレーシアサッカー連盟の消息筋によれば、来週早々シャーラムで行われる、サウジアラビア戦にはこのコーチは指揮を取らないとのことです。

この惨敗の後、(国内サッカー界に縁の深い)ジョーホール州スルタン継承位の皇子は自身のフェイスブック上で、ナショナルチームの惨敗に驚きと怒りを書き込みました。そして国のサッカー界の改革を求めました。

別記事
この結果に人々は怒っている、なぜなら人々は国のサッカーが好きだからです。
各種ソーシャルメディアではこの敗戦結果に怒りを現す広場になっている。

私は(この記事を書いたマレー人記者)、マレーシアサッカー協会に対して、 (ナショナルチーム名である) HARIMAU(虎)から  KELDAI MALAYA (ロバ)または SOTONG MALAYA(イカ)に変更するようにと、提案する。これはナショナルチームが示した軟弱な脚力にふさわしいのです。

失望させるのはこのシニアチームだけではない、Harimau Muda C (若い虎)と言われている若いジュニアチームも凋落に向かって進み始めている。
今週Harimau Muda C チームは、アセアン(ASEAN)サーカー連盟杯大会で後半戦に19歳以下のタイチームに 5対0で敗れた。

(Intraasia 注:ながながと ”Harimau Malaya” チームの惨敗とマレーシアサッカー界への不満を述べた記事です。 虎から,ロバかイカに改名すべきだという主張は面白い。
それはとして、Intraasia はサッカーに取り立てて興味もないし、詳しくもないけど、ナショナルチームが相手のナショナルチームに10対0で負けるというのは、技術力以前の問題であろうことぐらいはわかる。マレーシアはサッカー番付で長年世界 百何十位かの低い位置にある。でも国内ではプロサッカーリーグもあって、各州チームの熱心なマレー人主体のファン層がいます)

【インドネシアへ向けて密出国した小舟の沈没事件の続報】
9月4日付 『違法滞在者が乗った密出国ボートが沈没して多数の犠牲者と行方不明者』 の続報です。
これまでに44人が救助され、 24人が水死体となって発見されました。

(Intraasia 注:まだ見つかっていない者たちが多少いるようです)

 【マレーシア語大衆紙のコミックから】
ブログ幅の制限から画像の端が切れていますが、クリックすると画像全体が見えるようになりますよ。
malaykomik_sep01.jpg

タイトル: マレーシア人男性の問題
左のコマ
この家の夫: このように調子が悪くなってしまって、最近自分がタバコを吸うからと後悔を感じてますよ、Tok Ketua 。 わしはもうタバコを止めたんです。
注: Ketua は何々の長を意味する。 Tok はムスリム間で使われる尊称のはずです。上手い訳が考え付かないのでそのまま書いておきます

Tok Ketua: あんたがこういう決心をしたのは良いことだ。もう何か月位タバコを止めているんだい?

右のコマ
この家の妻:あらあら・・・2時間だけですよ、 Tok Ketua.
夫: ちぇっ・・・・

(Intraasia 注:マレー人の口語会話です、 kome なんていう単語はIntraasia のような外国人には使いこなせませんね。 東海岸州などのタバコ好きの人たちの中には、自分でタバコ葉を紙に巻いて吸っている人たちを見かけます。強い味で値段もぐっと安いとのことです)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】

1万円を銀行で両替すると RM 346.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 415.3 を入手します。
シンガポール$100 を同様に両替すると RM 293.0 を入手します。

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9月4日のマレーシア記事

【違法滞在者が乗った密出国ボートが沈没して多数の犠牲者と行方不明者】
マレーシアで違法滞在した後、インドネシアへ帰る者たちを載せた小船、通称  “pom-pom ボート”が、スランゴール州のSabak Bernam沖海域で沈没しました。
この事故で40人を超える者が行方不明です。またこれまでに15人の水死者の遺体が沈没海域で見つかっています。その内13人は女性です。また漁民によって19人が救助された。乗組員の情報は入っていない。

この木製船は長さ12mから15mで、70人から80人の密出国者を乗せていた模様です。

マレーシア沿岸警備隊の Klang地区トップは記者団に説明する、「インドネシア船籍の船は過剰に乗客を乗せていたことだろう。ほとんどの乗客は違法滞在者と思われる。」 「彼らは今月のハリラヤハジ祝祭のためにインドネシアへ向かうところだった。船は深夜未明にスランゴール州の Kuala Sungai Bernam を出てスマトラ島の Tanjung Balai へ向かった。」 「捜索と救助活動を行っている。」

これとはべつに沿岸警備隊の副長官によれば、マレーシア海軍の4艘の軍艦と、航空機3機も捜索活動に加わっているとのことです。
駐マレーシアのインドネシア副大使は、「大使館は犠牲者の身元確定に協力し、また助かった者たちの帰国に手を貸します。」

2014年6月に同じマラッカ海峡で同じようなインドネシアへ向かった密出国ボートが沈没して14人が水死しました。

(Intraasia 注:10人以上の水死者が出るような目を引く密出国または密入国ボード沈没ニュースは時々マスコミに載る。当然ながらごく小さなボートが沈んで数人程度行方不明になる事件だってマラッカ海峡、南シナ海のどこかで起きているはずだが、誰にも知られずに終わってしまうことだろう。 マレーシアで働く外国人労働者としてのインドネシア人の多さを考えれば、そしてマレー半島とスマトラ島の近さから、インドネシア人違法外国人労働者の存在はマレーシアにおける常態です。 もちろんその背景に、違法外国人労働者を雇うあくどい雇用者が少なくないという事実がある。 
合法外国人労働者としてマレーシアで働いて正規に入出国するという道をなぜ選ばないのかと、いつも思う。違法外国人労働者で働ければ、所詮ピンハネされイミグレセン(Imigresen)の取締りを心配し、最後はこのように密出国することになる。小さな船で深夜発つ、危険な航海だ。 違法外国人労働者であっても密入出国に金は掛る、いくらか金の節約になるだろうが危険という代償を払わなければならない。 生まれた時から違法と合法のあいまいな世界で生きてきた、繁栄するインドネシア社会の下層出身者であるこういう人たちには受け入れがたいことであろうが。 違法外国人労働者の密出国水死事件は決して耳目を引く国際ニュースにならない、だから当サイトではたまに載せます)

【不審車を停車させたら貨幣鋳造器が見つかった】
パトカーが5Km 程追跡した怪しい車から、貨幣鋳造器が見つかりました。

クアラルンプール警察の長が発表した内容です:
取締りチームが正午過ぎに、市内のチョーキット警察署裏で通例の検査をしていたところ、男たちが乗ったProton車を見つけた。警官が車に近づくと、その車は逃げ出した。そこでパトカーで追跡した、その車は停止命令を無視してパトカーに追突した後、さらに逃げた。この追突で、警官1人と女性がけがをした。

そこで警官チームは銃を2発発射して車を停止させ3人を逮捕しました。その車の運転者、33歳は手に銃弾を受けた、その男は偽札と麻薬に関して逮捕歴があった。2人目の男、25歳、も5回の逮捕歴があった。3人目は軍務を放棄した軍人であり、逮捕歴はなかった。

「その車から見つかった貨幣鋳造器は偽札作りに使われていた。警察は車の持ち主の身元を洗っているところです。」
車からは他には、偽札、手錠、メタフェタミンなどが見つかった。

(Intraasia 注:犯罪グループが銃器、凶器を持っているのは珍しくない。一方警察の発砲も珍しくない、そのこと自体が問題視されるような環境にはないし、一般世論も批判はしないのが普通だ)

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9月3日のマレーシア記事

【1つのマレーシア発展会社 (1MDB)のスイス口座が凍結されたと外電が報道】
ロイター通信社の記事
問題を抱えた1つのマレーシア発展会社(1MDB) に関係した人物を精査するさなか、スイス当局はスイスの銀行にある資金を凍結したと述べました。1つのマレーシア発展会社(1MDB) は汚職とマネーロンダリングを疑われている。

「スイスの司法長官省はスイスの銀行にある米ドルで何千万にのぼる資金を凍結しました。」 とスイス当局のスポークスマンが電子メールで質問に答えました
「手続きの初期段階であり、司法長官省は証拠を分析し集約している。 司法長官省は既にマレーシア当局に連絡しました。事実を確定していくには、外国との協力、とりわけマレーシアとの、が必要になるでしょう。」

別記事
一方、1つのマレーシア発展会社 (1MDB)側は、スイスにある口座が凍結されたとの件は全く知らない、と否定しています。

1MDB は短い声明を出しました: IMDB が知る限り、その保有する銀行口座は凍結されていない。 1MDB は、スイスにおける調査の進展をよくつかもうとしている最中です。我社は最大限に協力できます。」

(Intraasia 注:1つのマレーシア発展会社 (1MDB)が一部の人たちの間での問題化段階から社会的に大きな話題になって既に半年以上たつ。しかしなんら実質的な調査結果は発表されていない、それどころから政府が組織した特捜チームは政府自ら解散させた。翻って政府は、IMDB はいたずらに政治問題化されていると反撃する方策に転換し、今や一般人が大ぴらに1MDBを批判すれば、取締り対象になりかねない。 それ以上に1MDB の問題は複雑な金融操作なので、草の根国民層にはわからない、興味ないということになって、都市部中間層がいくら強く批判しても政府には深刻な事態にならない。ということで、スイスで口座が凍結されようと、現実の1DMB 問題が解明される可能性はあまりなさそうですな)

【シャーラムの農業公園が大改造されて植物園に生まれ変わった】
スランゴール州シャーラムの Bukit Cherakah には、昔から農業公園がある。 かつては Taman Cahaya Seri Alam 農業公園という正式名でした。

この農業公園は既に何年も前から大改良工事が進行中でしたが、実際の工事は相当遅れていました。最近主たる改良工事や新規建築がようやく完成しました。 新名称は国立植物園です。

現在も園内の施設の改良工事を行っており、全てが終わるのは2016年末になると、植物園の理事が述べました、「今年の入園者は40万人を期待している。」
2014年の入園者は 35万人弱でした。

(Intraasia 注:1990年代に数回訪れたことがある。その後園内が荒れたてしまった様子のニュースが現れ、またしばらくして大改造する計画が発表された。何年かかったのか知らないが、少なくとも6,7年はかかっていたのではないだろうか。 この記事を読むと、ようやく終わりかけているようです。今後は維持作業に費用と力を注いで欲しいものです。 植物園という名称ですけど、園内には例えば遊戯プールも作られている写真が載っている。娯楽半分というコンセプトなんでしょう。)

【警察は Bersih 2.0(淨選盟2.0組織の幹部に対する事情聴取を行った】
Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) の幹部7人は、先週末主催したBersih 4 が議会制民主主義活を壊すものであるとの嫌疑から、警察の事情聴取を受けました。
7人はそれぞれ警察本庁を訪れて口述調書を取られました。
Bersih 2.0(淨選盟2.0組織) の議長は正午過ぎ、警察本庁の建物から出てきました。

これとは別に、警察長官は記者会見で述べました: Bersih 4集会に姿を現したマハティール元首相がその場で演説した内容に関して、まもなくマハティール元首相を事情聴取に呼ビ出すことになる。その日マハティール元首相はナジブ首相はUMNOの各支部長らを買収していると述べたとのことです。

「マハティール元首相に対する事情聴取は、Bersih4集会に対する全体的な捜査の一環である。」

(Intraasia 注:警察は Bersih の主要幹部を徹底的に取り締まって今後同じようなことを起こさせない意図なのではないだろうか。マハティール元首相はBersih 2.0(淨選盟2.0組織)とは全くつながりはないが、集会に2日間とも顔を見せた、それを契機にして元首相をより抑えつけようという政府・UMNOトップ層の狙いでしょう)


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9月2日のマレーシア記事

【バイクの運転免許取得費用を下げる】
運輸大臣が記者会見で発表した内容からです:バイクの運転免許取得費用が下がります。

MyLesen (私の免許)プログラムの下で、現行の RM 350がこの9月15日からRM 299に下げられることになる。
多くの若者が無免許でバイクに乗っている。そこで MyLesen (私の免許)プログラムは、バイク免許を持たない若者に免許取得を奨励するために導入された。 
バイク運転者の10人に3人は無免許です。

無免許でのバイク運転は許容できません。そこで我々は、彼らが手早く運転免許を取得するように願っている、MyLesen (私の免許)プログラムはそのために彼らを助けることを狙いとしている。
MyLesen (私の免許)プログラムは、参加自動車学校の協力の下で道路交通庁JPJ が実施することになります。

(Intraasia 注:バイク乗りに対する社会のアパシー(無関心)が最大の根です。 交通事故死者数の半数前後をバイク関連の事故が占める。 バイク乗りの傍若無人な振る舞いは都会でも田舎でも変わらない。クアラルンプール中心部で道路をよく観察していれば、バイク乗りの半分は信号無視や一方通行逆走行や道路路肩の逆走行など規則を無視している。 さらに歩行者を危険に陥れる歩道走行は至る所でやっている。Intrasia はいろんな所へふらふらと出かけるのでいつも気がつくことです、田舎はもちろん都市部の郊外でもヘルメットなしでのバイク乗りは珍しくない、さらに10代半ばから前半の子供がバイクに乗っている。要するに親も学校も子供のバイク乗りに真剣に対応していない。 こうした社会のアパシーがバイク関連交通事故の非常なる多さを起こしている。 単にバイク免許を持っている、持っていないの問題ではない)

【新型戦闘機の購入に際してフランス製を考慮中だが決定はまだ先】
マレーシア空軍は戦闘機部隊にはこれまでロシア製  MiG-29戦闘機を使ってきた。そこで政府はこれに替わる新しい戦闘機の購入を考慮しているところです。

購入候補には フランスのRafale, ボーイング社の F/A-18, スエーデン Saab社の Gripen、ユーロ戦闘機 Typhoon があがっていると言われている。

現在マレーシアは Rafale戦闘機を購入することでフランス側からの提示を見直しているところです。しかし決定は航空機の値段によることになろうと、マレーシア防衛大臣は述べました。

フランスの製造会社 Dassault Aviationはマレーシア側と交渉中であると言われています、それは Rafale戦闘機 16機を販売することに関するものです。クアラルンプールで行われたフランスの防衛大臣との共同記者会見の場で大臣は言う、「あまりにも早期の段階なので何も発表できない。」

「国として新戦闘機の購入ができるかについて、私はマレーシア国民にはたいへんオープンにしてきた。フランス側の提示を我々は検討します。」
マレーシア政府の決定は今年中に行われると期待されている。しかし航空産業界の幹部は言う、「石油やパームオイル価格の低迷に発する国家財政の問題から、航空機発注は遅れることもあるでしょう。」

マレーシア防衛大臣は述べる、「フランス製ヘリコプター搭載艦 Mistral の購入に関してはなんら話し合っていません。」

(Intraasia 注:隣国のシンガポールとタイはかなりの軍事力を持つ国であり、戦闘機保有数も多い。そこでマレーシアとしてもとっくに旧型となったMiG-29 戦闘機を早めに新戦闘機に替えたい。 といってもマレーシアは軍事大国を目指しているわけではないので何十機もの新型戦闘機を保有するようなことはないし、財政的に不可能ですね。断定はしませんが、MiG-29 戦闘機は1990年代に購入したはずです。そのご褒美に? マレーシア人1人を宇宙飛行士にしたててロシアの宇宙ステーションに滞在させてもらった。
マレーシアはフランスから2隻の潜水艦を購入して、乗組員の長期訓練もフランスで受けた。そういう縁があるので、戦闘機購入もフランスが最右翼なのでしょう。マレーシアは昔から米国社製の高価な軍備はあまり使わない。 軍事の素人考えで言ったら、ヘリコプター搭載艦の方が現実にはよっぽど役立つのではないだろうか、というのもマラッカ海峡だけではなくマレーシア海域では海賊行為が多くはなくても起き続けているし、各種の領海侵犯もよくあるようですから)

【マレーシア航空は正式に MAS という名称を捨てて新会社に移行した】

マレーシア航空(MAS,  Malaysian Airline System Bhd) は8月31日をもって歴史となりました。MAS を引き継いだ新会社 Malaysia Airlines Bhd (MAB)が9月1日0時15分にクアラルンプール国際空港(KLIA)から一番機を飛ばしました。

マレーシア航空(MAS)は8月31日23時50分にMAS としての最後の飛行便がKLIAからオーストラリアへ向けて飛び立ちました。

しかしKLIA ではMAS のロゴが依然として掲示されており、スタッフの身に着けている制服はこれまでと同じです。
Malaysia Airlines をリストラするために 新会社 MAB は職員を6千人を解雇するという劇的な処置を取りました、加えて運行路線を合理化し、種々の購入会社との売買契約を再交渉も行っている(行いました)。 

こういった改善策は、Malaysia Airlines Bhd (MAB)の再生計画に沿ったものです。これ以前に MAS は1990年代に民営化に失敗し、その後マレーシア政府は MAS に対して2001年から2014年までに合計RM 192億をつぎ込みました。

(Intraasia 注:まだはっきわかりませんが、MAB としての新ロゴなどは2016年から使われるようです。 日本語にしてしまえば同じマレーシア航空ですが、正式名称は9月1日から Malaysia Airlines Bhd 略称 MAB に変わったわけです。会社移行に先立って中身も大きなリストラが行われた。 ナショナル航空会社 MAB の誕生です。
ところで Intraasia は長年MAS に乗ってきたなあ。ということで蛇足として昔話。 一番最初に MASに乗った由縁は、1981年冬アムステルダムの代理店で選んだのではなく単に安いから買ったのがたまたま MAS航空券でした。当時はフルネームの Malaysian Airline Systemと呼ばれていましたね。この航空券で東京まで飛行する際、数か所にストップオーバーした、それが初めての偶然ともいえるマレーシア訪問だった)

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9月1日のマレーシア記事

【ガソリン類の今月の価格】
8月に比していずれもわずかに値下がりしました。 1リットル当たりの公定価格です。
レギュラーガソリン: RM 1.95,
ハイオクガソリン : RM 2.35,
ディーゼル油:  RM 1.80,

(Intraasia 注;マレーシアは産油国であり、同時に石油輸入国です。)

【ナショナルデーの日に生まれた子供の数】
2015年8月31日という聖なる日は毎年国の独立を祝うこととなって 100組を超える夫婦にとって特別な意味をもたらします。これら夫婦はその家族に幸運にも新しい一員が生まれたことを祝っています。

昨日(8月31日)夜時点で、クアラルンプール、プトゥラジャヤ、トレンガヌ州、ヌグリスンビラン州、ペルリス州、マラッカ州、ケダー州、ペラ州で合計154人が深夜12時までに生まれました。
クアラルンプールとプトラジャヤを含めたクアラルンプール圏では31日午後3時時点で、50人の赤ん坊が生まれました、男27人、女23人です。

(Intraasia 注:ナショナルデーの出生数を伝える記事にしては、半島部全体ではなくジョーホール州、パハン州など4州も抜け落ちた数なので、いかにも不十分な人数に感じる。それはとして、毎年ナショナルデーの際にはその日に生まれた赤ん坊とか大人たちが登場する記事が載る、その際新生児を抱いた写真も掲載されているのが普通だと記憶している。
要するにナショナルデーの持つ重みからこの日生れは話題になりやすい。揶揄する意図はないが、8月31日出産を狙う夫婦がいても不思議ではないなあ)

【新しいイスラム政党を目指す”Gerakan Harapan Baru 新しい希望運動”】

(イスラム政党 PASの革新派”新しい希望運動”はこの間開催された党大会で新指導部からほとんど除外されたことから、党を割って新党結成を予定している。マレーシアでは新党結成には社会団体登録庁に申請して認可を得なければならない)

”新しい希望運動”は、 マレーシア労働者党を引き継ぐことにする、そして9月には35000人の党員を確保するように努力する、と発表しました

”Gerakan Harapan Baru 新しい希望運動” の議長(パス党の前副総裁)は記者会見の場で語る、「我々は社会団体登録庁とその党の名称を変更することを話し合っている最中だ。」 「我々は党の名前を Parti Progresif Islam(イスラム進歩党)としたい、しかし登録庁から認可を得られそうにないので、労働者党 (Parti Pekerja)の下で出現することを決めた。」

「そこで我々は その党の名称を Parti Amanah Negara(国家信頼党)に変えようとしているところです。 党員の目標は9月には35000人にすることです。社会団体登録庁の最終判断に関して、我々は9月16日に発表します。」

社会団体登録は既に、Gerakan Harapan Baru新しい希望運動は申請党名にイスラム教を使っているとの理由でその申請を却下しました。

”Gerakan Harapan Baru 新しい希望運動” の指導者たちは、マレーシア政治においてイスラム教をより普遍的で包括的な形にして提示していくことを目指すとしています。これはイスラム政党 PASの宗教に対する保守的なあり方に対比するものとなる。

(Intraasia 注:マレーシアでは、社会的に活動する団体と組織と会社は、まず社会団体登録庁に登録しなければならないと定めてある。そこで政党は当然その対象になるが、これまでにもある政党設立が首尾よく認可されないことはニュースになってきた。 今回の”新しい希望運動”の場合もその例に漏れないようです。 ということで”新しい希望運動”側は奇抜な手を使っているようです。労働者党は確か古い政党だがもう実質的な活動はしていないのではないかな、 ”新しい希望運動”はその党を譲り受ける形で党を結成して、名称を変更登録するということだと理解される。
野党陣営は、イスラム政党 PASが実質的に陣営から離れたわけであり、そこでマレー人基盤の政党がどうしても必要になている。行動党も公正党も”Gerakan Harapan Baru 新しい希望運動”の新党結成を応援している)

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