国営通信社 Bernama の報道するところでは、状況監視のためにマレーシア海洋取締り庁(沿岸警備隊)とマレーシア海軍が同海域へ船を出動させた、と同大臣は語った。 同大臣は中国籍船に関する詳しいことは述べませんでしたが、海洋取締り庁の役人は語る、「船は漁船であり中国の沿岸警備隊の船舶が護衛している。」
(Intraasia 注:マレーシアの複数の有力紙は与党政党が所有する新聞社または与党政党支持勢力の会社であるという背景を踏まえて、いろんなニュースは読まなければならない。英語紙The Star は華人与党馬華公会MCAの所有する新聞であり、マレーシア語紙 UtusanMalaysia はUMNOが所有する。 Berita Harian, New Straits Times などを発行するメディアグループは与党陣営系列である。 州首相の家購入価格の裏に不自然な価格削減があったのかどうかは現時点では不明だが、今回のペナン州首相の自家購入ニュースの報道ぶりには、いかにも与党系新聞らしいという感想を抱かせる面があります。)
最大タバコメーカーである British American Tobacco (M) 会社は先月声明を出して、スランゴール州にある同社工場を段階的に閉鎖すると発表しました。同社はさらに、2017年下半期までに全ての運営を停止する、予定とのことです。 同社は、リストラの一環として従業員230人を解雇することになるとの発表もしました。
【巨大プロジェクト Bandar Malaysia に中国鉄道が巨額を投資する】 中国の最大級の公資本会社である 中国鉄道会社が、クアラルンプールの Bandar Malaysia 地区に今後 US$20億を投資して、東南アジアにおける地域本部を設立することになる、と発表しました。
中国鉄道会社は3か月前に、Bandar Malaysia プロジェクトの 60%の株式をRM 74億で取得しています。このプロジェクトでは中国鉄道会社は Iskandar Waterfront持ち株会社と合弁会社を設立することになっている。 中国鉄道会社は、Bandar Malayia 地区での新本部ができ次第、東南アジア地域での全てのビジネスと運営を統合する、とのことです。
「Bandar Malaysia はまた、シンガポールとの間を結ぶ高速鉄道のマレーシア側のゲートウエーの役割も果たします。Bandar Malaysia はKLIA と鉄道で直接結ばれる。さらに提案されているアセアン(ASEAN)鉄道計画では、BandarMalaysia はバンコク及び以遠を結ぶことにもなる。」
(Intraasia 注: Bandar Malaysia とはクアラルンプールからスレンバンに向かうハイウエーの右側に位置する、旧クアラルンプール空港兼空軍の空港が広い面積を占めている地区です。広大なこの地区を再開発するという巨大プロジェクトとして、昨年発表された。高速鉄道の起点駅も建設するので、中国鉄道がプロジェクト開始時点から合弁会社としてプロジェクトを請け負う、という姿が見えてくる。 Bandar Malaysia プロジェクトは公と民間の共同開発プロジェクトであるとの歌い文句です) 【卒業間際になっても就職が決まっていない大学生は4人に1人】 高等教育省大臣が述べました、「省が調査したところによると、2015年に大学を卒業した学生は 22万9568人である。その内、24%弱に当たる 5万4867人は、卒業式典までの3か月間に仕事が見つからなかった。」
(Intraasia 注:国家債務の対GDP比率は、国際格付け会社などが大いに重視しますよね。マレーシアはこの比率が高いと以前から指摘されているので、政府は少しづつ下げていくと国際的に公言してきた) 【イスラム政党 PASが小さな新政党と連合を結成した】 イスラム政党 PASと 国民団結党 Parti Ikatan Bangsa Malaysia (Ikatan) は政党連合を結成しました。両党は16日クアラルンプールで記者会見を開いてこれを発表しました。 両党によるこの連合はいわば第3勢力を形成することになります。
【KL SENTRAL は早急に向上させなければならない】 (KL Sentral はクアラルンプール圏の初の交通総合ハブとして1990年代後期にゼロから建設が始まった、総合ターミナル駅です。 Stesen Sentral Kuala Lumpur が正式名で、マレーシア語綴りですが、 KL Sentral と呼ばれる方がずっと多い)
The Malaysian Insider の編集長はサイトに書き込みました、「 マレーシア政府が閲覧を妨害しているにも関わらず我々を読んでいる読者を含めて、内外の読者にグッドバイをお伝えします。」
「"The Edge Media Group はビジネス上の理由から The Malaysian Insiderを今晩の深夜に廃刊することを決めました。」 「2008年2月に刊行を始めて以来、皆さんに良い提供を行ってきたことだと思う。」 「これまでの支持に感謝します。」 「私は今後もペンを置かないし、カメラも休ませない。黙りませんしマレーシアと世界で起こっていることに耳をふさぐことはしません。」
(Intraasia 注:今年2月26日の記事で、The Malaysian Insiderが当局によって国内での閲覧禁止処分を受けた記事を載せました。当サイトでは他にもThe Malaysian Insider に関しては、警察などの取締りを受けた2015年3月31日の記事などいくつかニュースを載せています。親会社の The Edge Media Group自体が昨年当局から数ヶ月に渡る発禁処分を受けたように、当局からにらまれる媒体会社と言える。 マレーシア発のネットニュースポルタルの1つとして、The Malaysian Insider はよく知られていることは間違いないでしょう。 そのサイトが消えるということのようです)
MRTプロジェクトの施行会社である Mass Rapid Transit Corporation Sdn Bhd (MRT Corp) の取締役が、移転場所の件で声明を出しました、「当社がクアラルンプール独立広場の地下にある建物を現在改修しているところです。業者の方々の移転場所として、独立広場地下は非常に適していることだと確信する。クアラルンプールの観光地エリアの中心にあるからです。」 」
今週初め、娯楽ポルタルが彼女のニュースを伝えた際には、ソーシャルメディアでは多くのお祝いが現れました。しかしムスリムの中には、身体を人目にさらすようなコンテストに参加している彼女を強く批判する人たちもいました。ムスリムは参加を禁止されているはずのコンテストに、なぜ Tuti は参加を許されたのかと問う者もいます。
BBC によれば、この女性はこれまで参加したマレーシアでのモデルコンテストではなんら論議に面したことはないと述べています。彼女は 2012年X Top Model Search Malaysia で優勝しました。