プロフィール

Intraasia

主催者Intraasia
Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

月別アーカイブ

リンク

FC2カウンター

ブログ内検索

最近の記事

RSSフィード

最近のコメント

10月7日のマレーシア記事

【ビール祭がハジ巡礼の月を汚した】
いくつかの非政府組織(NGO)と政党がスランゴール州政府の方策を批判しています、それはイスラム教徒コミュニティーの感受性を推し量ることなくスランゴール州政府が9月から州内で、アルコール販売祭りであるオクトーバーフェストが行われることを許していたからです。

批判する勢力は主張する、「民聯 (Pakatan Rakyat) が支配する州政府の無礼な姿勢のおかげで ビールメーカーCarlsberg Malaysiaが提唱しているフェスティバルの販売促進を許した、それは起こってはいけない行き過ぎたあり方でした。

オクトーバーフェストはドイツで伝統的になっているビールの販売祭りです、そしてそれが有名なビール生産会社によって始められたことでこの国で展開されようとしている。

さらに悲しいことに、 シャーラムの Seksyen U2にある道路 で、そのビール祭の宣伝広告をするために、シャーラム市庁が所有する巨大な広告看板をスポンサーが借りた行為に対して、スランゴール州政府は眼の片側を見ました(このマレーシア語表現は意味はなんとなくわかるがどう訳すべきか自信がない)。ところがシャーラムの住民の多数はムスリムなのです。

(ムスリム組織である)スランゴール州福祉と説教 Ikatan ブミプトラ団体の会長は語る、「州都シャーラムの環境下でオクトーバーフェストの宣伝看板を設置することを認めることは、まるでスランゴール州におけるイスラム教徒をそのアルコール飲料の宣伝活動に参加させようと奨励するかのようだ。」

(Intraasia 注:10月5日のハリラヤハジまでが巡礼月でした。この記事タイトルと論調からマレーシア語紙の記事であることは感じられることでしょう。マレーシア語紙にビール類の広告はもちろん載らない。Carlsberg Malaysia は長くマレーシアで操業している会社です。ただ経営トップは欧州人がいつもその座に就いており、時々他国からやってきて交替することが新聞のビジネス欄でわかる。以前はどうかは別にして、現経営陣はシャーラムにオクトバーフェストの宣伝看板を建てる行為自体がどういう結果を生むかを推測できないようです。ビールの客層は100%非ムスリム層だからイスラム教界の思考と潮流を充分計算に入れてなかったのかな。
マレーシアにおけるイスラム潮流はもはや1990年代のそれではない。 別記事でイスラム政党 PASの国会議員が、オクトーバーフェストを禁止すべきと発言したニュースを他紙が載せている。そういう発言も今や珍しくない。 所詮マレーシアで行われるオクトーバーフェストは本場とは似て非なるものだろうが、それはクアラルンプールやペタリンジャヤの繁華街や高級ホテルやパブなどに限定しておくべき催しですね。)

【下水処理システムを悪化させる国民の慣行はなくならない】
マレーシア人は自らを救い難いと証明したといえる、それはマレーシア人は膨大な量のゴミをトイレに捨てる習慣を捨て去ることができないばかりではなく、その捨てる量が17%も増えたのです。

全国の家庭から出るし尿と下水処理事業を請け負う共同事業体の Indah Water Konsortium (IWK) が明らかにしている数字です。
マレーシア人は2013年7か月間で6万トンのゴミをトイレに流した。今年7か月間は(前年比で)さらに捨てる量が増えた。2014年7月時点で、下水処理システムに廃棄されたゴミの量は7万トンに及ぶ。Indah Water Konsortium (IWK)は家庭から排出される下水だけを扱うことになっている。

Indah Water Konsortium (IWK)の広報担当者は語る、「我々は処理場とポンプ場からゴミを取り除くためにRM 120万が費やされたはずです。ゴミをトイレに流す者たちはゴミが消えてしまうと思うだろうが、そのゴミは我々の処理場に流れ着いて取り除くことになるか、またはどこか途中でふさがってしまい、逆流を起こすことになる。」

「胎児をトイレに流す件がマスコミで報道されたが、我々の記録では年間10件以下です、しかしこういう行為が依然として続いています。」
「下水処理システムに捨てられる物で多いのは、建設廃棄物、家庭ごみ、プラスチック物体、おむつ、衛生製品などです。下水システムを塞いでしまう例が増えている、昨年は月間1798件だったのが、今年は月間1827件に増えました。」 

「塞ぐ理由はいろいろで、油、グリース、ゴミを流したり、下水設備に捨てたりすることです。レストランの中には、廃棄食品や食用油を下水に流す所がある、これが下水管を詰まらせます。」 「建設業者が家の改装の際に出る建設ゴミをマンホールに捨ててしまうことがある。」
「こういった民衆の精神構造が下水処理システムに悪影響を及ぼしています、長い期間でみるとメンテナンスコストの増加につながっている。」

(Intraasia 注:ごみ量が格段に少なかった1970年代頃はそれでもよかったかもしれないが、現代ではもう受け入れられないゴミ捨て慣行です。川に流れているゴミの量は半端ではない、道路の側溝に詰まったゴミが常時道路冠水の原因になっているのは全国共通ですね。住宅とショップロット街の裏通りを見れば、ゴミがいつも散乱している。レストランは店裏で調理準備し、排水を直接側溝に捨てている。 粗大ごみが空き地や裏通りに捨ててある。さらに建設資材ゴミを違法に空き地や道路端に捨てる悪行は依然として続いている。イントラアジアの地区でもこれらの風景はお馴染みです。ということで下水処理システムに影響があることは容易に想像がつく。
マレーシアはこれほど経済発展したのに、環境と公衆衛生に対する精神構造だけは置いてきぼりを食っているといつも思う。学校や宗教施設でこの種の公衆道徳・環境意識教育を気長にしていくしかないと思いますけど、なされているのであろうか?)
スポンサーサイト

テーマ : 海外ニュース - ジャンル : ニュース

<< 10月8日のマレーシア記事 | ホーム | 10月6日のマレーシア記事 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP