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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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10月27日のマレーシア記事

【KLに竜巻が起こるという警報は発していないと、気象庁が否定声明】
クアラルンプールとプトゥラジャヤで竜巻が起きるとの警報をだしたことはない、とマレーシア気象庁は否定の声明を出しました。

気象庁の副長官は述べる、「人々はこの噂にうろたえないようにしてください。」 「竜巻に関して気象庁が発したというのはうそですから、そんな情報をまき散らすのは止めなさい。」

この数日以内に竜巻がクアラルンプールとプトゥラジャヤを襲うという警報を気象庁が出した、とソーシャルメディアではこのところにぎやかでした。

(Intraasia 注:いろんな噂やデマがソーシャルメディアで次から次と湧き上がっているそうです。それにしても気象庁がこの種の警報を発した、発しないということは、天気予報なり、気象庁のサイトを見ればわかることなのになあ。 マレーシアで気象情報はテレビとラジオで頻繁に提供されないし、そもそも気象情報を重要視する社会意識は薄い。こういう背景があるから、偽の警報情報でもまことしやかに流布されるのでしょう)

【華語教育界を運営・経営する総組織で内紛の兆し】
(董總はマレーシアの華語教育を経営・運営する組織の総連合体ともいえる全国組織として、華人界の最重要組織の1つです。中華中学校はこの翼下にある。)

董總を各州で構成する董聯會は、6つの州の董聯會が董總の臨時大会開催要求を出しました。一方パハン州やトレンガヌ州の董聯會は大会開催の必要はないと表明しました。

6つの州は董總の副議長の解職を要求しており、一方それに反対する勢力もあり、董總は分裂の様相を示している。
董總の事務局長は説明する、「董總の規定では、臨時大会の開催には5つの州の董聯會からの要求が必要であると定めているので、既にこの規定を満たしている。」

臨時大会の開催要求陣営は、副議長は董總の組織原則に背いておりまた華語教育に不利益をもたらしている、従って臨時大会で副議長の不信任を決めたいと主張しています。
6つの州とは、ジョーホール州、マラッカ州、ペラ州、ペナン州、ケダー州、ペルリス州です。

(Intraasia 注:華語新聞は華語教育界のいわば上部構造ですから、関連ニュースを細かに伝える。董總は華語新聞の記事を理解する上での必須知識の1つです。董總の現議長は相当強引な運営をしているようであり、前々から内部での不協和音と外部からの批判も書いてあった。それが表面化したということでしょう。マレー人界でウルトラマレー民族主義者が一定の影響力を持っているように、華人界では華語至上主義者が大きな影響力を持っている。この現議長にはまさにウルトラ中華主義者との印象を持つ。副議長は議長と不協和音らしいので、議長派の州董聯會が大会開催を要求したというニュースです)

【国民型小学校はマレーシア語学習を向上させなさい】
”マレー世界ムスリム世界”という組織の議長(マレー人)は記者団に答えて主張する、「国民型小学校(SJK)はマレー語を教える、学ぶシステムを見直すべきです、そうすることで生徒間のマレー語取得を向上させるべきです。これは早急に行うように。」

「マレー語は大変重要です、人々をまとめていくための媒体であるし、さらに国家の欠かせないアイデンティティーなのです。」
「マレー語を軽んじることに言い訳はしない、例え国民型小学校においてもです。実際、マレー語を教えることは華語やタミール語に比肩すべきです。」

マレーシア国民大学(UKM)のマレー世界と文明研究所の教授(華人)は、報道によれば次のように語りました、「国民奉仕訓練プログラムの参加者14000人中の604人は、マレー語が話せなかった。その中にはSPM試験でのマレーシア語の科目に合格している者もいたのですが。」

教授はさらに続ける、「非マレー人の青年で国語マレー語を話せない者の数が今後増えていくのかもしれない。なぜなら華人生徒の90%ほどは国民型小学校で学ぶからです。」

上記の議長は言う、「見直さなければならないことの1つとして、もっと効果的な教える技術のことがある。一方国民型小学校におけるマレー語授業時間を増やす必要がある、そうして非マレー人生徒の間でより流暢になるようにさせるべきです。」
「国内の生徒は全てインドネシアのような国を見習うべきです。インドネシア語は華人を含んだ多民族なインドネシアにおけるコミュニケーション言語なのです。」

(Intraasia 注:Bernama通信社配信記事です。国語マレーシア語は常に両方からせめぎ合いを受ける対象となってきた、つまり英語崇拝者と華語崇拝者の双方から。”マレー世界ムスリム世界”というのがどういう組織か知りませんが、話している内容は典型的マレー民族主義者です、彼らはマレーシア語と呼ばずにマレー語と呼ぶのも特徴の1つです。上の記事で紹介した董總は華語至上主義の組織の代表であり、建前としての国語を否定するような発言は決してしないが、実質は主張と行動を見ればわかる。 英語崇拝思考はマレー人界にも華人界にもインド人界にもサラワク州にもサバ州にも極めて根強く、国民の数割を占める。
言語を巡るせめぎ合い、言語論、国民型小学校や中華中学などの教育制度の説明に関して、言語相対主義に立つイントラアジアはこの10数年間で百万字近くは書いてきたはずですので、ここでは論じません。
 国民奉仕訓練プログラムは中学5年を終えた年齢の男女国民の中から無作為に選んで、全国各地の訓練場で3か月間の共同生活と訓練を施すプログラムです。なおマレーシア語やマレーシア歴史の学者として華人名が言及されるのは珍しいことではありません。しかしマレー人、インド人で華語、中華文化の学者というのはマレーシアでは、皆無とは言わないがまず耳にしたことがない。)
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