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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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11月7日のマレーシア記事

【国の債務高はマレーシア経済に悪影響を及ぼさないとナジブ首相】
財務大臣を兼務するナジブ首相は国会答弁で述べました: 政府(国家の)の債務総額は国内総生産GDPの 約53%を占める。この数字は他国と比して低い方だ。このことがマレーシア経済状態に脅威になるとは思わない。
「前日マレーシア訪問したオランダ首相と会談した際、オランダ首相は我が国の経済状態はオランダのそれに比べて良い、と羨ましがっていたぐらいです。」

(Intraasia 注:UMNOのベテラン国会議員で元財務大臣が、首相の財務大臣兼務を批判して、財務大臣は専門の人材を配するべきだと語ったニュースを英字紙は載せなかったようだ。一般的な捉え方で、この2つの重職を兼務して果たして両方を十分に遂行できるのだろうかと思う、両方共に十分な時間を割けることは無理だろうから)

【1つのマレーシア発展会社 (1MDB) に対する批判】
(ナジブ首相政権下で発足して運営されている政府企業である)1つのマレーシア発展会社 (1MDB) に対して、このところ各方面から批判が出ている。

政府の投資基金である、1つのマレーシア発展会社 (1MDB) は総資産 RM 514億、総負債 RM 490億です。同社は 2014年3月末締めの年度決算でRM 6億6千万の赤字を出しました、主たる要因は巨額な負債による金融コストです。前年同期はRM 7億8千万の黒字でした。 2014年3月期は、収入自体は増えました。

1つのマレーシア発展会社 (1MDB) がその資金の一部、RM 72億、を国外の Cayman 島にポートフォリオファンドの形で投資したことに対して、多くの批判が出ています。
その資金の運営は香港に基盤を持つチームが行っている。
また同社は2013年にもUS$ 30億を国外に移しました。

1つのマレーシア発展会社 (1MDB) はCayman 島に投資した資金の一部であるRM 4億を、今年3月以降にマレーシアに戻したことを明らかにしました。財務省副大臣が国会で答弁したところでは、Cayman 島へ移した資金の40%を今度は年末までにマレーシアに戻すとのことです。

(Intraasia 注:Cayman 島ってどこの国に属するのかな? まあどこでもいいですが、その島で数十億リンギットもの資金運用をしているのは、マレーシア企業でもマレーシア人でもなく、有名国際投資企業でもない外国人集団らしい、というところが驚きです。1つのマレーシア発展会社 (1MDB)についてはこれまでも批判が出ていることは知っている。ただマレーシア主要マスコミは政府系企業、とりわけ1つの何々と名称のついたナジブ首相の肝いりで発足した機構などを批判するような記事はまず載せませんから)

【スランゴール州のイスラム教裁決に関するスルタンの演説】

スランゴール州イスラム教理事会(MAIS)は、(主張し行動する少数派)ムスリム女性の組織である Sisters in Islam に対して、イスラム教義に反する組織であるとのイスラム教裁決(Fatwa) を今年7月行いました。 その理由として、Sisters in Islamは宗教的自由主義と多元主義過ぎることから、イスラム教の教義からかい離している、としている。

このことに関して、Sisters in Islam は先週クアラルンプール高等裁判所に、イスラム教裁決(Fatwa) を見直す旨の訴えを起こしました。Sisters in Islam はこの訴訟に答える相手として、スランゴール州イスラム教裁決(Fatwa)理事会、スランゴール州イスラム教理事会(MAIS)、及びスランゴール州政府を指名しました。

スランゴール州スルタンはシャリア刑事法セミナーの貴賓として開会演説で語る:スランゴール州におけるイスラム教裁決(Fatwa) は全て、私の評価と承認を得た後で初めて有効となる。
「とりわけスランゴール州のムスリムは、イスラム教当局が発した宗教的布告を軽はずみに批判してはいけない。」

「ムスリムは団結しなければならない、同様に宗教的教えを考えなければなりません、これは政治的イデオロギーと興味の範疇外です。」 
「イスラム教の法を理解しないとこは、国の平和と安寧と安全に脅威となる。」 「それゆえにムスリムは法律とクルアーンに記されたアラーの神の法を理解しなければなりません。」

スランゴール州首相もこのセミナーの場に出席していました。彼は少し前に、Sisters in Islam とスランゴール州イスラム教理事会(MAIS)の間で話し合いを持つようにとの談話を発表していました。

(Intraasia 注:イスラム教の細部の規定や実施方法は州権に属する、つまり州スルタンが、その内容を直接決めるわけではないが、その権限を最終的に保有する。そこでスランゴール州で出されたイスラム教裁決(Fatwa) が布告されたということはスルタンの承認下である、従ってそれを軽はずみに批判してはいけないと Sisters in Islamを戒める、スルタンの口調が記事から読み取れる)
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