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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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11月24日のマレーシア記事

【マレー民族主義者の諸団体は、高等教育の奨学金免除をブミプトラだけに限定することを主張した】
( 国家高等教育基金(PTPTN)は高等教育を受ける国民のための奨学金です。しかし返済しない受領者が非常に多いことが長年問題になっている。10月10日の記事を先にご覧ください)

300ほどのマレー人の権利団体が11月23日にクアラルンプールで国民統一大会を開きました。

(ウルトラマレー民族主義団体として恐らく最も知られている組織である) Perkasa の長が率いる委員会が起草した覚書の中で主張する: 国家高等教育基金(PTPTN)の返済を免除されている奨学金受領者の多くが華人である、このことがブミプトラに怒りを抱かせている。

「ブミプトラ学生と比べた時、多くの非ブミプトラがPTPTN ローンの返済を免除されているという現象に対して、政府は直ちに行動を起こさなければならない。」 「同時に政府は、ブミプトラ学生が非ブミプトラ学生に比して学業が劣ている理由を調査すべきです。この背景において、PTPTN の返済免除をブミプトラだけに与えるべきかどうかを検討すべきである、これは連邦憲法の153条に沿ったものです。」

現行の国家高等教育基金(PTPTN)では、奨学金受領者の内で第1級の成績で卒業した学生には、民族に関わらず、返済を免除することになっている。

しかし覚書では、「華人学生が返済免除を多くを占めることは国民の結束を妨げる 」と警告を発している。「 2011年において PTPTNへの返済免除を得たものは、華人学生が 8818人、マレー人が2347人、インド人が456人でした。」
「この問題を賢明に対処しないと、ブミプトラ学生がPTPTN に対して怒りを抱かせることになる、さらにマレーシア政府に対しても同様です。」

この覚書は 300を数えるマレーNGO によって大会で討議され、その後承認されました。 この覚書を、政府や国王やスルタン会議に提出する意向です。

(Intraasia 注:民族比でマレー人は華人の約 2.3倍となる。それなのに上記の優良成績では 1対3.7という比率か・・・・。つまり華人学生はマレー人学生の約 8.5倍の率で免除されている。 この問題の根は深いなあ、と言うしかない。この一方的な主張に対して華人界はもちろん反発するでしょう。)

【ケダー州が改定したイスラム教に関する単語と表現の使い方禁止令】
ケダー州では非ムスリムがイスラム教の宗教単語を使っていはいけないことに関する州法が改正されました。これは州議会で改正案が通過したことによる。

イスラム教に結びつけて使う以外は使用が許されない単語が24語から40語に増えた。そういう単語の例: masjid(モスク), surau(礼拝所), zakat(喜捨), ulama(イスラム教法学者), mubaligh(伝道師), haji(メカ巡礼した男性), hajjah(メッカ巡礼した女性), mufti(各州に1人いるイスラム教法官), kadi (各郡に1人いる法官), Quran(クルアーン), など
またムスリムだけが使うことを許される表現も15が加わった。

州行政評議会のケダー州の宗教などを担当する評議員は説明する、「政治集会で非ムスリムの政治家などがあいさつ言葉でイスラム教のあいさつ表現を使うことは間違いです。」 「どこにmasjid があるのかと、非ムスリムが尋ねるような場合はもちろん使って構わない。非ムスリムが日常会話でこれらの単語を使うことは構わない。しかし例えば非イスラム教の宗教施設を masjid と呼んではいけない、つまり寺院を masjid と呼ぶのは許されない。非ムスリムが参拝や宗教公報でイスラム教の単語を使うのは許されない」

与党陣営の馬華公会MCAの評う議員(華人)は言う、「この改正で非ムスリムに影響が出るようなことはほとんどない。我々はイスラム教の単語を誤用してはいけないということです」

(Intraasia 注: 要するに、非ムスリムが仏教寺院を仏教モスクなどと呼んではいけない、しかし masjid の意味を知らない人に いわばイスラム教の寺院だと説明するのは許されるようです。禁止単語はいずれもアラビア語起源のはずです。 禁止表現では恐らくアッサラームアレイクム(神の安寧がありますように)、それにこたえるアレイクサラーム という挨拶が含まれるでしょう、政治集会のあいさつでも使われそうです。ただこの表現はアラビア語学習書にも載っている基本表現です。
Intraasia はアラビア語をしっかり習ったことは全くないが、アラビア文字を習うために日本で出版の自習書を数冊使ったことがある。いずれもこのあいさつ表現が出てくる。ムスリムとのあいさつ表現を非ムスリムが使っていいのか、使ってはいけないのかは、イスラム国によって、または世界のムスリムによってその捉え方は異なるはずです。 わかりやすく例えて言えば、非仏教徒の中に「南無阿弥陀仏」という表現を使う人もいる、非キリスト教徒が”Merry Christmas " と挨拶する、 そういうことは許されない、ということと同じような意味合いでしょう。)

【キャメロンハイランドでの取り締まりに警察と軍隊を増派することを首相が指示した】

ナジブ首相は、警察の長官と軍隊の長に対して、キャメロンハイランドへ警察官と軍人の派遣を増やすようにと指示したことを明らかにしました。
「警察と軍隊の部隊が夜間警らを行うことで、キャメロンハイランドにおける不法外国人労働者による違法開墾作業を防止します。」

「当局は、夜間に不法外国人労働者を使って開墾していることをつかんだ。パハン州スルタンと会ってキャメロンハイランドでの不法外国人労働者の問題を話し合った。スルタンの意見を取り入れて、この一斉取り締まり行動を行うことを決めた。」
キャメロンハイランドでの違法な開墾が過度に行われたことで、土砂崩れや浸水災害を起こしてきたことに関して、「政府は厳重に取り締まりを行います。」

(Intraasia 注:長年その過剰開発と不法外国人労働者への依存が言われて続けてきたことに対して、政府と州政府は一転して徹底取り締まりを宣言した。なんと軍隊まで派遣している。一番の悪はそういう不法外国人労働者を連れてきた業者、雇っている農園者のはずですけど)

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