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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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1月10日のマレーシア記事

【空港電車Express Rail Link は今年の利用者として1100万人を見込む】
KL Sentral 駅と クアラルンプール国際空港(KLIA) 及び  KLIA2 (ケイエルアイエーツーと発音)を結ぶ空港電車の運営会社 Express Rail Link Sdn Bhdは 2015年の年間利用者数の目標を 1100万人にしています。この数字は2014年比で20%増です。
 
Express Rail Link Sdn Bhd の最高経営責任者は語る、「2014年の利用者数は対前年比で 43%も増えました、これは 第2クアラルンプール国際空港(KLIA2)がオープンしたことによる面が大きい。 2013年の利用者数は640万人でした、それが2014年には900万人に増えた。今年は1100万人の目標です。」

KLIAで観光省大臣が出席して  KL Travel Pass の 発行開始式が行われました、その席でこの最高経営責任者は上記のように述べました。
KL Travel Pass は統合化したスマート切符です、このスマートキップを利用してクアラルンプールの公共交通機関の全てに乗ることができます。このカードに含まれているのは、空港電車である  KLIA Express の運賃及び モノレール/ Rapid KL 高架電車/ Rapid KLバスの運賃としてRM 10

参考:Express Rail Link Sdn Bhd のサイトには次のように書かれている
・KL Travel Pass 1: 価格 RM 50、カードに含まれているもの 空港電車の片道運賃 + Touch'n Go カードとして使える価値 RM 10
・KL Travel Pass 2: 価格 RM 85、カードに含まれているもの 空港電車の往復運賃 + Touch'n Go カードとして使える価値 RM 10

(Intraasia注: Touch'n Go カードとはプリペード式の多機能スマートカードです、これはクアラルンプール圏でRapid KL が運行している 電車、モノレール、バスにも使える。なお Rapid KL自身は myrapid カードを発行ししている。 市民の間でも混同している人が多いですが、 myrapid カード と Touch'n Go カード は発行会社が違っており且つ機能も一部異なる。詳しくはIntraasia のホームページの 『クアラルンプールの交通機関案内編』 をクリックして 「クアラルンプール圏の新公共交通網案内と路線図」項目をご覧ください。
KL Travel Pass は Express Rail Link Sdn Bhdが その空港電車用カードに Touch'n Go カード機能を多少埋め込んだものと捉えることができる。 クアラルンプール圏で電車とバスにどんどん乗りたい旅行者は、このカードよりも myrapid カードを購入した方がずっと良い。
空港電車が2014年、2015年とこれほど大幅な利用者数増加が見込めるのは、まさにKLIA2 オープンのせいですね、要するに AirAsia 利用者のおかげです)

【華語小学校の生徒数の減少を憂慮する教總】
(マレーシアにおける華語教育界で広い意味での教える人たちの組織を”教總”という、なおこれは労働組合ではありません)

教總は、その報告書 ”2000年から2014年までの全国の華語小学校における生徒数及び学校数の変遷と現況” を1月9日に発表しました。(以下はその報告書の抜粋です)

その中で教總は分析する: 各民族とも出生率が下がっている中で、マレー人、華人、インド人の3大民族の小学生数も減少傾向にある。しかしながら(ほとんどのマレー人生徒が通う)国民小学校、及び国民型タミール語小学校における生徒数の減少状況は、国民型華語小学校のそれほど深刻ではない。

華語小学校の生徒数が年々減少しているという状況は深刻である。このため憂慮感が生まれている。2000年時点で華語小学校の生徒総数は 62万3343人でした、2014年にはこの数が減って 57万1315人になった、減少率では8.35%になる。

2000年と比較すると、国民小学校とタミール小学校の生徒数はわずかに増えている、ところが華語小学校は2007年以来ずっと減少傾向にある。近年、華語小学校の生徒数は減少しているが、華人家庭の間で子供が華語小学校に通う人数がより増えている。 (Intraasia 注:華人家庭の子供だからといって100%華語小学校に通うわけではない、かつては1割弱ぐらいは国民小学校に通った、ごく少数は私立小学校に通う。)

教育省の統計を参照すると、2000年の時点で華人家庭の子供が華語小学校で教育を受ける率は 92%でしたが、2011年までの数字では、それが 96%に増えた。

国がまとめた、2010年全国人口統計調査に基ずくと、華人の出生率は2000年時点で2.6人、それが2010年には1.6%に落ちた。一方ブミプトラの出生率は2000年 3.5%から2010年 2.6%となった。インド人の場合は同様に、 2.5%から 1.7%に減少した。

教育省が作成した”2013年から2025年 マレーシア教育発展の青写真”の資料を基にすると、ブミプトラ生徒が国民小学校で教育を受ける率において、 2000年は98%、2011年は97%、と微減した。インド人家庭の子供がタミール小学校で教育を受ける率は、2000年が47%、2011年は56%に増加した。

華語小学校の生徒が途中で退学する人数が毎年何千人にも達する問題に、華人社会は関心を払い解決しなければならないと、教總は訴える。
2008年に華語小学校1学年に入学した生徒数 98171人でした、これが6年生になった時点ではその生徒数が 93020人に減ってしまった。つまり約5千人が退学した、毎年1千人が華語小学校から去っていることになる。

一方国民小学校ではこのように生徒が途中で退学するような状況は出ていない、タミール語小学校では年間110人ほどになる。
教總の分析:華語小学校から生徒が退学する原因をあげると、親が子供を私立小学校またはインターナショナルスクールへ転校させる、非華人家庭の生徒の場合、国民小学校またはタミール語小学校へ転校する、 非国民の生徒の場合、マレーシア国外へ行く、など。

掲載されているグラフから
国民小学校の生徒数:2000年 2,219,252人、 2007年 2,412,218人、 2014年 2,219,941人
華語小学校の生徒数:2000年 623,348人、 2007年 648,252人、 2014年 571,315人

(Intraasia 注:小学生の人数はその民族の近い将来の有権者人口数に直結するので、各民族とも人口増長を推し進めたい。しかしマレーシア経済が発展し、国家がもはや発展途上とは言えない段階に達した現在、1960年代、70年代のような高い出生率は望めないし、期待するべきではない。
マレー人と華人の人口比はマレーシアという国に確実に影響を及ぼす。英領マラヤが独立した1950年代後期、国民人口の3人に1人は華人であった、数年前の時点では4人に1人と人口比が減った、さらに出生率の違いから近い将来華人は国民5人に1人となることは確実。 華語教育界はこの現実を大いに憂慮しており、それがこの記事の背景です。一方華人家庭は元々子供にしっかりした華語能力を持たせるために、華語小学校へ通わせる率は極めて高い、それが9割ともなっていた。さらに近年中国の経済強大化による華語の言語経済価値の増大から、子供をより華語小学校に通わせることにつながった。
華語小学校はそれだけでなく、マレー人、インド人、サバ州サラワク州の先住民族の子供を引き付けている、既に華語小学校の生徒の1割ぐらいは非華人生徒です。
インド人は国民人口の8%弱に過ぎないので、出生率の多寡が民族比構成にあまり影響を与えない。タミール語の言語経済価値の低さ(言語そのものではなく経済的観点から捉えた意味)から、タミール人家庭でもタミール語小学校へ通わせない率は案外ある、さらにインド人界に占めるタミール人は約8割、シーク教徒などはタミール語が母語ではないのでタミール語小学校へ子供を通わせないこととなる。)

【円とリンギットとの為替レート(外為相場)】
1万円を銀行で両替すると RM 290.0 を入手します。
US$100 を同様に両替すると RM 347.8 を入手します。
シンガポール$100 を銀行で両替すると RM 260.6 を入手します。
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