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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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2月24日のマレーシア記事

【1つのマレーシア発展会社に財務省が資金援助をしたという憶測と弱含みのリンギット】
(1月19日の記事を先にご覧ください)
1つのマレーシア発展会社(1 Malaysia Development Bhd) は巨額な負債に伴う返済に苦しんでおり、キャッシュフローが足らなくなっていると言われています。

少し前に、マレーシア有数の企業家が 1 Malaysia Development Bhd. に協力する名目で自己資金RM 20億を拠出したというニュースがありました。それでもキャッシュフローが不足しているとのことで、財務省がRM 30億を1 Malaysia Development Bhd.  につぎ込んだという憶測記事を、昨日マレーシアの経済紙が載せました。

国際経済ニュースの Bloomberg は、旧正月明けで為替市場が再開されたことで通貨リンギットはまた下落を始めた、と報じました。この背景には、国家の投資機関である 1 Malaysia Development Bhd. が債務の返済のために国からの資金援助が必要になるであろうという心配感がある。

海外のあるアナリストは、「1つのマレーシア発展会社 の財務状況に関して我々に明確になるまでは、リンギットに対する捉え方が変わる可能性は少ないだろう。」

(Intraasia 注:計RM 50億という金額は相当な巨額です。KLIA2(第2クアラルンプール国際空港)の建設費を多少上回る額です。財務大臣を兼務するナジブ首相は 1つのマレーシア発展会社に関して明確な声明を出しておらず、第2大臣の発言にまかせている)

【クアラルンプールで違法に営業する低予算ホテルを条件付きに暫定認可する】

どの低予算ホテルも消防を含めた各官庁による検査に合格する必要がある。 「しかし多くの低予算ホテルは消防からの認定証を得ることができない。」
統合建物条例の条項には、階段が1つしかない建物は住居またはオフィス目的に限る、ただし地上階は店舗または駐車場として利用できると定めてある。
しかし階段が1つしかないショップロット建物と戦前建築の建物が、たくさん低予算ホテルに利用されている。

マレーシア低予算ホテル協会の会長は語る、「クアラルンプールには 低予算ホテルが約1千軒があると推測され、その内で認可を受けて営業しているのは150軒に過ぎない。」 「無認可の低予算ホテルの多くのオーナーは、目立たずに営業している。なぜなら低予算ホテルが認可を得るための建物要件は非常に難しいからです。」

「しかしながら、連邦直轄領省とクアラルンプール市庁は低予算ホテルのオーナーとは事例ごとに対処している、そうすることでオーナーたちが認可を 得られるように、求められる安全指針の範囲内で営業できるようにと手助けしています。」
 「我々協会は、低予算ホテルが建物基準から例外扱いとされるようにと、この14年間努力している。」 「ホテル建物に関する条例は5星ホテルから低予算ホテルまで全てのホテルが対象となっているのです。」 「この基準を全てのホテルに適用するのは公正ではない。」

「多数の低予算ホテルは、2つ以上の階段を有することという基準、壁基準、防火システムに合致できない。」 「ほとんどの低予算ホテルは現存の建物を改造して営業している。中には小さすぎたり古すぎたりするものがある。そういうホテルは構造が弱かったり空間が限られているため、この種の設備やシステムを設置できない。」
 「ほとんどの低予算ホテルは部屋数が10から30室です。 建物内に第2の階段を作る余裕がない。しかし建物の裏側に階段を作ることもできる。しかしこれは市の土地を侵害することにもなる。」

「低予算ホテルの中にはスプリンクラーの設置が必要なところもある。そのためには大きな貯水タンクを屋上に設置することになる、これは古い建物には大きな荷重となるのです。」 「現存の建物は建築条例に合わせられない。だから多くの低予算ホテルのオーナーは目立たず営業することになる。」

少し前にクアラルンプール市長は、低予算ホテルに対して防火システムの設置するべく6か月間の猶予期間を与えると発表しました。「低予算ホテルは多くの旅行者をクアラルンプールに呼び込んでいる、クアラルンプールの旅行産業を伸ばしている。」
 「クアラルンプール市庁は消防と救助庁といっしょに、安全が第一になるようにと取り組んでいる。」 「低予算ホテルが全ての基準を満たせば、認可を与えることをクアラルンプール市庁は約束します。」 と市長は2月初めに述べました。

多くの低予算ホテルは、6か月間の暫定認可状を2月中旬に受け取ったもようです。期間中に各官庁が定める基準を満たすことが期待されている。官庁には、消防と救助庁、環境庁、都市デザインと建物庁、保健局、などです。

別記事
(クアラルンプールも所轄とする)連邦直轄領大臣の発言から: 「クアラルンプール市庁は未認可の低予算ホテルからの申請を全て受け付けることにする、ただし6か月間の条件付き認可です。ホテルオーナーは求められた条件に沿って必要な改造を行わなければならない。そうしない場合はホテルを閉めることになる。」

「クアラルンプールの低予算ホテルで認可受けた数は270軒ある。」 「クアラルンプール市庁は(認可のための)代理人を認めていない。だからオーナーは騙されないように。そういう自称代理人を通して認可を得れば、それは偽の認可となる。」

「違法に営業している低予算ホテルのオーナー全てに対して、認可の申請をしなさいと呼びかけます。」
無認可の低予算ホテルである、78軒のホテルに暫定認可証を授与する場で、大臣はこのように述べました。

(Intraasia 注: 旅行者を増やすためにという目的、及び低予算で泊まりたい旅行者の要望に応えてという現実は無視できない、ということからクアラルンプール市庁を含めて無認可低予算ホテルに対して強硬策はとれない。 無認可低予算ホテルのオーナーはビジネス第一であり、客さえ確保できれば余分な投資などしたくない、だからこそ、安全基準のために投資しても回収できないという言い訳がまかり通る。 低予算ホテルを求める泊り客は、Intraasia を含めて、低予算第一であり安全は2の次になるのが常です、だから認可であろうと無認可であろうと大してまたはそれほど気にしない。 
マレーシアだけでなく東南アジアで非常に多いのが、間口よりも奥行きの深いショップ建物です。地上階は店舗で上階が住居やオフィスにする例が多い。2階まで店舗の場合もある。建物は3階建てが多いがそれより低いまたは高い場合もある。 ショップロットをホテル用に改造する際、部屋数を増すために奥へ奥へと部屋を作っていく、窓のある部屋は道路に面した前面の部屋となる。建物の端にあるホテルの場合は壁際の部屋には窓があることになるが、それがないホテルもある。最背面の部屋も通常は窓がない方が多いでしょう。独立した建物ではないので脇に非常階段は設置できない、このためショップロットホテルの最大の欠点と危険性は、窓のない部屋がかなりあることと階段が1か所にしかないことです。常識で考えれば、火事の際に逃げ場はない、もちろんスプリンクラーなどといったものは設置されていない。
昔の旅社のような安宿は、防火観点からいえば落第だが、部屋や階段がゆったりと作られていたし天井も高い。建物中に吹き抜けがある宿もあった。さらに部屋の壁の上方と下方に隙間がこしらえてある。 部屋外の音が聞こえやすく煙は早期に感知できるはず。それに比べて現代の改造ショップロットホテルは密室性が高く狭い、階段も狭い、煙に気が付いたときはとっくに手遅れでしょう。
Intraasia は東南アジアだけに限っても、安宿、低コストホテル、低予算ホテル、呼称はいくつかあれど、米ドル換算で昔なら1泊 $15位以下、現在なら$25位以下の料金である、数百軒の宿に泊まってきた(泊数ではない)。 旅費を抑えるために安全性は犠牲にせざるを得なかった。幸いにも事故はなかったが、なんとなく不安感覚はいつもあった。こういう記事を書いている記者や、大臣やクアラルンプール市庁の官僚がどの程度、実経験をもっているのか疑わしい、なぜなら6か月間の暫定認可の間に事故は起きるかもしれないし、体験を裏付けるような具体的な発言がない。所詮ショップ建物ホテルは防火観点からは十分安全とはならない。しかし泊まりたい利用者は常時たくさんいるという現実がある。)

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