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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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3月4日のマレーシア記事

【スランゴール州ではマレーシア語版キリスト教聖書の使用を禁じる】
スランゴール州首相が発表しました: スランゴール州法規に基づいて、(半島部各州出身者と同様に)スランゴール州に住むサラワク州出身者もマレーシア語で書かれた聖書を使うことを禁ずる。

州首相はマスコミ記者団に述べました、「スランゴール州政府は、非ムスリムが Allah という単語を使うことを禁じる法規を既に定めた。」 「現在大切なことは、ムスリムと非ムスリムの間での対話と知り合うことを継続していくことです。こうすることで互いに認め合い理解することができる、そしてより調和のとれた社会となる。」

「サラワク州ではキリスト教徒が40%ほどいます。しかしながらムスリムコミュニティーと調和を保って共に暮らしている。これはスランゴール州が学ぶに値することです。」

「スランゴール州政府はこの2か月、州イスラム教局によるキリスト教会の訪問を積極的に行った。こうすることで州のイスラム教機関とキリスト教界の指導者らとの間でのコミュニケーションと対話をより多くした。この成果はたいへん人を喜ばせるものです。」

(Intraasia 注:こういうニュースは日本ではまず報道されない、ほとんどの読者には興味のわかない且つ地味なニュースでしょうが、マレーシアという国を知る上で欠かせない知識です。イスラム教の規定と施行は各州に属する、その州の宗教的最高権威はスルタンにある。
スランゴール州では既にスルタンがキリスト教聖書におけるマレーシア語版の使用を認めない旨を表明していた。そもそも聖書のマレーシア語版を使うのは、ずっと昔からサバ州とサラワク州のキリスト教徒だけであり、半島部のキリスト教徒がマレーシア語版を使うというようなことはない。サラワク州はとりわけキリスト教徒の割合の多い州です。先住民族と華人がその対象信者となる、もちろんマレー人がキリスト教徒になることはサラワク州といえども起こらない。
スランゴール州は国内でもっとも進んだ発展州で人口最大、職を求めに来た多くのサラワク州人とサバ州人が住んでいる。そのため教会はサバ州サラワク州人キリスト教徒向けに、マレーシア語版聖書を使ってきた。しかし、この数年の間にカトリック教会側とスランゴール州イスラム当局との間でこの件を巡ってもめごと及び裁判が進行した。結局裁判は結審。スルタンは聖書における Allah 単語の使用を許さないと言明した。 こうした背景から、今回のスランゴール州首相の発表になりました。
20世紀後半ごろまで、恐らく1980年代頃までは、マレーシアのイスラム教界においては、他言語による Allah の問題はほとんど提起されなかったのではなかろうか。しかし21世紀の現在、世界的イスラム潮流の高揚の中で、その種の許容はもうなくなったということですね。スランゴール州は民聯 (Pakatan Rakyat) の支配する州です、しかしこういう問題はBarisan Nasional (国陣) であろうと民聯 (Pakatan Rakyat) であろうと、マレー人ムスリム界の意見が政治勢力の違いをきれいに映し出すということにはならない)

【SPM 試験結果が発表された】
(中学校5年時の終了前にほぼ全員が受験する、全国統一試験 SPM は、その成績が多くの人にとって一生ついて回る。大多数の中学生にとって5年生が最終学年になる)
2014年 Sijil Pelajaran Malaysia (SPM) 試験の結果が発表されました。受験者総数は 42万9千人です。

この内で、受験した全科目で"A" を取った生徒は全体の 2.6%でした。前年度より多少減っていますが、これは試験問題のあり方が多少変更されたためではないかと、専門家はみています。
全国平均グレードは 5.08でした。平均グレードは低い方が優れている。 2013年における平均は 4.93でした。
SPM試験の修了証明書を得られる受験生徒数の割合は 85%です(15%はSPM試験で修了と見なされないということです)

科目別にみると、英語科目で合格した受験者の比率は77%です。なお英語科目は2016年から必須合格科目になります。またマレーシア語科目は、合格率は91%です。

(Intraasia 注:マレーシアマスコミは毎年この結果を過剰に載せる、その背景には親たちや学校及び企業の試験への過大期待と評価がある。少なくともイントラアジア はそう思う、たかが10代半ばに受ける1つの試験ではないかと。華語新聞に典型的だが、好成績者の氏名と写真をずらずらと載せてもてはやす。この試験でまるで人生の勝負がついたかのような捉え方には、非常に違和感を感じる)

【タイ深南部で起きた3連続爆弾事件】
(タイ深南部3県の1つである)パッタニー県の Khokpo 地方で3件の爆弾襲撃事件が連続して起こり、計9人がけがを負いました。

地元警察の副トップが説明する: 1件目の事件は正午ごろ1軒のバイク修理ショップで起き、2人がけがをした。 
その15分後2㎞ほど離れた地点で、道路際に停めたバイクに仕掛けた爆弾がさく裂した。2件目の事件で狙われたのは、 Khokpo 地方の行政官僚1人と自衛警団の隊員です。彼らは1件目の事件場所へ向かっている途中でした。このバイク爆弾では死傷者は出ず、乗っていた車が損傷した。

(記事には書かれていないが路上で狙われたようである)3件目の爆弾事件では、7人がけがをしました。内4人は医療関係者、2人は救急隊員であり、1人が警察官です。

(Intraasia 注:外報通信社が伝える、マレーシアの新聞が載せる、そういう報道があろうとなかろうと、タイ深南部では既に10年を超えて不穏な状態が続いている。複数に分かれた武装ムスリムグループによる仕掛け爆弾と襲撃による殺傷、警察と軍隊と自衛警団による反撃と取締りでの交戦における死傷者、が頻繁に起き続けてきた。このため双方と無関係な民間人を合わせて、6千人以上が死亡している。負傷者をいれれば万人を超えていることでしょう。
2000年代半ばの一番険悪だった時期は、例えばヤラー県県都の夜は7時過ぎれば人は通らないぐらいの緊張した状況であったが、この4,5年は夜間の人の往来と活動はかなり戻った。その分郡部でより事件が起きているようだ。といって県都などで仕掛け爆弾がまた起きないという保証はない。イントラアジアがタイ深南部に足を踏み入れ、興味を持ち始めてほぼ毎年訪れることが既に26,7年続いている。まだ依然としてタイ深南部の不穏化が終息する状況にはないようだ)

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