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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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4月22日のマレーシア記事

【シンガポールで盗んだ高級車をタイで売りさばく盗難車密輸活動】
(マレーシアのケダー州ブキットカユヒタムの国境検問所に隣接するタイ側では Dannok 検問所となる。なお地理的にはソーンクラー県サダオ郡なのでよくサダオ国境検問所とも呼ばれる)

サダオのタイ税関当局は、2014年に両国間の密輸活動の取締りで約10億バーツつまり約RM 1億リンギットに相当する密輸額を摘発した、これは サダオ税関当局だけの数字であり、全てのタイ-マレーシア国境密輸摘発額ではない。
密輸グループの密輸品は、麻薬、偽ブランド品、酒、たばこ、盗難車などです。

現在タイ側のDannok 検問所管内にある道路は2014年から始まった改修工事中であり、タイ当局の説明では2015年6月中旬に完成するとのことです。またDannok 国境検問所における新しい国境検問・税関検査の建物建設は既に進行しており 2018年に竣工するとのこと。税関検査面で、旅行客用部分とトラックなど荷物検査部分を別々の検査場に分けます。

シンガポールとマレーシアとタイを巻き込んだ高級車窃盗グループの活動が盛んです。自動車窃盗グループはシンガポールで盗んだ高級車を国境を通過してマレーシアに運び、さらにマレーシア国内を走行して国境を通過してタイに運ぶのです。分かっていることとして、この高級車窃盗グループの規模はかなり大きく、3国の情報・状況をよくつかんでいる。

窃盗グループは盗んだ車を次々と運転して手渡して半島部を北上してタイ国内に送る、そしてタイで売りさばく。タイ側で売りさばく値段はマレーシアでのそれよりも比較的高いとのことです。(記事によれば、多少読解に自信がないので断定はしませんが、タイでは廃車期限が比較的短いので盗難車がより高く売れると説明されている)

サダオの税関の長が記者団に語ったところによれば、同税関が近年摘発した盗難高級車において、シンガポールで盗まれた車が最も多かった。
「マレーシアとタイをまたぐ密輸活動を抑えるために、毎年両国の取締り機関が会合を持って、密輸防止について話し合っている。」

(Intraasia 注:いつも思うのは、こういう犯罪グループの悪賢さと組織力の良さに感心します。盗んだ者たちは決してそれらを自分たちで直接売らない、他国のグループに渡して彼らが売りさばく。盗む者,運ぶ者、売りさばく者たちと組織分けする、さらに恐らくマネーロンダリングも当然絡んでいるはずです。
10数年前にカンボジア内のタイに近い田舎町で、新しいベンツがナンバープレートなしでどうどうと道路を走行しているのを見かけた。すぐ頭に浮かんだのは、マレーシアかシンガポールで盗難された車がここまで運ばれてきたに違いないということです。犯罪は国境を超える・・・いわば東南アジアの常識ですな)

【複製した高級中古車を販売していたグループが摘発された】
自動車複製グループは半年ほど大もうけをしていた。しかし反汚職委員会と道路交通庁は4月だけで153台の複製された高級中古車をトレンガヌ州内で押収しました。その価値はRM 1300万になる。

複製自動車とは、シンガポールなど他国から密輸した自動車を シャーシ番号とエンジン番号を改造替えし、登録証を偽造した自動車です。

道路交通庁JPJ の長官は説明する、「シンガポールでは社歴0年を超えると自動車は登録から除かれる。不法グループはこれに乗じてそういう車をマレーシアに持ち込んだものと推定される。」

「売りさばかれる価格が市場の 4分の1以下なので買い手は大いに魅了される。その車が盗まれた国ではその車は完全に消えたと宣言される、そしてマレーシアで1台 RM 2万か5万で売りさばかれる。」 「自動車複製グループは大胆にもインターネットで広告さえしている。」 

「複製自動車を買ったものは、当局に申し出なさい。そういう車を保有しているのは違法です。保険が掛かっていないので危険でもある。」 「道路交通法に従って、そういう車を押収して所有者名を取り除きます。その後にオークションに出します。」

道路交通庁は、保険会社と協力して、複製自動車を見つけるシステムを今年6月から開始させたいとのことです。

(Intraasia 注:昔から盗難車のシャーシ番号とエンジン番号を改造替えするという手口はあります。この記事の場合は盗難車ではないようです。車はまこと金になる、だからいろいろと手口があるわけです。ずっと昔は、事故車の無傷部分や輸入した部品から1台を作ってしまうというのがあった。 当然強度はおちるが買う方は気にしない。 需要に合うように手口も生まれるということです)

【被雇用者福祉基金(KWSP)の口座残高を全額引出す年齢を巡って】

(民間での被雇用者が老後のために納付するのが、被雇用者福祉基金(KWAP)です。毎月給与額の一定割合である、被雇用者が11%、雇用者が12%または13%を天引きの形で納める)

被雇用者福祉基金(KWSP)側が最近、被雇用者である加入者が自口座から全額を引き出せる年齢を現行の55歳から60歳に変更する提案をしました。4月21日から2週間被雇用者からに意見を求めるとしています。「被雇用者側の意見を考慮に入れてから変更します。」

提案
A案: 全額引出しを55歳から60歳に引き下げる、これは2016年から2031年まで15年間かけて引き下げる
B案: 55歳で全額引き出せる、その後の納付金は60歳になって初めて引き出せる

納付金額の計算法提案
最低賃金法に合わせる。 基本給だけでなく手当ても含めた額に率を掛ける。現行の最低賃金法は、基本給と手当てを含めて半島部でRM 900、サバ州サラワク州でRM 800

配当金受領の提案
加入者がが年齢に達しても口座から全額引き出さずに残額を残しておく場合に、毎年の配当金を受領できることにする。

「長年にわたって毎月納付金を納めている加入者の内で、54歳時点での口座残高が老後資金として最低限必要な額である RM 196800に満たない人の割合は78%にも達する。」 「加入者中の実に 68%もが54歳時点で残高がRM 5万にも満たない。」 「マレーシア人の平均寿命は2015年時点で、男性73.5歳、女性 78.2歳に伸びたので、老後の資金はより必要になっている。」

別記事
被雇用者福祉基金(KWSP)に実際に納付金を納めている、現加入者数 660万人 (登録しただけで現在は納めていない加入者を含めれば1千万人を超す)
マレーシア国民で50歳から59歳までに死亡した年別数: 2010年 19000人、2011年 19600人、2012年 20100人、

(Intraasia 注:対象国民一般、労働組合、の双方が現行の55歳を圧倒的に支持しているそうです、つまり引出し年齢を引き下げることに断固反対の立場。 55歳で引き出すときの使用目的は、投資、住宅購入、子供の教育資金が3大目的です。つまり引き出したお金を使ってしまうということです。こういう世論を見ると、マレーシア人の人生観が見えてくる。 ある新聞は上記の死亡者数を掲げて、引き出す前に死亡してしまう人がこれだけいると主張しています。その数字は加入者を含めた国民全体の数字です。
被雇用者福祉基金(KWSP)に30年以上納め続けている加入者の割合は低い、数百万人程度でしょう。だからこそ、54歳で残高がRM 5万もない人が68%にもなる。RM 5万という金額ではいくら耐乏生活しても5年でなくなる。)

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