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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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5月12日のマレーシア記事

【人身取り引き組織は売り物の密入国者ら1千人をランカウイ島に放棄した】
(5月8日の記事を参照してください)
タイ側のマレーシアとの国境近辺にある、秘密キャンプ地と集団埋葬が暴露されて以来、タイ当局は人身取り引き組織に関わる者たちを追跡しています。

タイ当局の取り締まりが厳しくなったことから、人身取り引きグループは国境近辺の秘密キャンプ地を取り払って、そこに(恐らく何週間も)捉われていたであろう者たち(密入国を待っていた者たち)1千人あまりをランカウイ島の海岸に置き去りにしました

ランカウイ島はタイのサトゥン県からフェリーで1時間ほどの海域にある。人身取り引きグループは、密入国者らを漁船に乗せてランカウイ島に運んだあと去ったとのことです。
この1千人余りとは別の1千人ほどが、マラッカ海峡の向こうに位置するスマトラ島のアチェ地方の海岸にこれまた置き去りにされた。

ランカウイ島の Kuala Muda 海岸で深夜見つかった約1千人はミャンマーのロヒンギャ人とバングラデシュ人から成る。話によれば、漁船は海岸に近づいただけで離れてしまうので彼らは漁船から海に飛び込まなければならなかったとのことです。密入国者らは疲労し飢えており、ほとんどが裸足です。 警察が数えた段階でロヒンギャ人が463人、内女性が103人で子供が61人、バングラデシュ人が588人、計1051人です。

ランカウイの警察トップは語る、「彼らはタイの秘密キャンプ地にしばらくいたようだ。」 見つかった密入国者は全員、ランカウイ警察に拘留されている。

タイのムスリムNGOは主張する: タイマレーシア国境付近で秘密キャンプ地に強制収容されていた密入国者らは山林地帯を歩いて国境を越えてマレーシアの(ペルリス州)パダンブサール地方へ入る。
マレーシアの治安部隊にマスコミが同行してパダンブサール地方の山林地帯を歩いて国境線まで到達してところ、確かに国境線には何のフェンスもなく、国境を示す礎石があるだけでした。

(Intraasia 注:この10日間ほど報道されているこのニュースでは、まるで現代の奴隷取引だというような評があった。まさにそれを思わせるような記事内容が連日載っている。
パダンブサールの町はマレー鉄道と道路がタイ側に続いているため国境検問所がある。しかしそれは長い国境線のほんの一部であり、アンダマン海に続く国境地帯は山岳地です。ここに1か所だけ国境検問所があり Wang Kelianワンクリアンと呼ばれる。イントラアジアは国境通過が大好き(笑)ですからもちろんタイ側とマレーシア側の両方からこの検問所を超えている。ペルリス州に接してアンダマン海に面するサトゥン県にはタイの山岳国立公園があり、イントラアジアはそこにあるロッジで昔1泊したことがある。イントラアジアのようなジャングル地帯歩きに全然慣れていない者にはお手上げの山地です。
今回の秘密キャンプ地はこういう山岳地にいくつも設けられていたようであり、そこから密入国者が徒歩でマレーシアに入るという筋書きだそうです。人身取り引き組織はミャンマー・バングラデシュ、そしてタイ、さらにマレーシアとつながっていることがわかる。
バングラデシュとミャンマーから船で密出国した彼らはタイ南部のアンダマン海側に着く。人身取り引き組織は数十人から数百人になるであろう彼らを、この山岳地の秘密キャンプ地に一時強制収容するという筋書き。こんな多人数になれば当然タイ治安当局の目に入るはずなのにです。そこで汚職にまみれた官吏の存在が十分に疑われる。地下ビジネス組織とはかくも狡猾でネットワークを持つ)

【トゥドゥン産業が好調である】
トゥドゥン産業がブームになっているのはマレーシアで益々増えているイスラム教の保守的な流れから益を得ている一つです。この保守的な潮流は頭髪を隠さないムスリム女性に難色を示しまます。なお トゥドゥンはアラビア語名のヒジャブとも呼ばれています。

トゥドゥンを頭部のスカーフをファッション品として再構築化することで、ムスリム女性の90%ぐらい、推定500万人ほど、がトゥドゥンを着用していると思われる。この女性たちがトゥドゥン産業の成長の後押しになっておりまた何百ものトゥドゥンブランドを創り出す原動力になった。

3つのトゥドゥン会社が当新聞に語ったところでは、ビジネスは伸びているとのことです。1社は設立して1年で利益を稼いでいると述べた

2006年設立のトゥドゥン縫製会社のFareeda の社長は、「2013年の売上高はRM 3千万だった、クアラルンプール圏とペナンとクランタン州に7店舗を持つに至った。」 「当時は未だトゥドゥン産業は大きくなかった、ブランド数も数えるほど。」 とインタビューに答えました。 「今では競争相手がいっぱいできた。ブランド数は数百もある。しかし我が社が依然としてこの市場で No1だと思っている。」

トゥドゥン会社のFareeda の製品は着用の簡単なトゥドゥンです、つまり1分ほどで頭部に着用できるタイプです、そして取り外しも簡単です。ピンであちこちを留める必要はないとの社長は説明する。

同社のトゥドゥンの価格帯は 大人用でRM80 から RM250、5歳から12歳までの子供用で RM60 から RM250 です。特注品はRM 200からです。
「我が社はモダンでトレンディーなトゥドゥンを販売したい。とりわけ都市部の女性はとりわけスタイリッシュなそれを好みます。」 「今人気あるのは豹柄プリント品です。」

別記事
(マレーシア語大衆紙の芸能記者が記事の最後につぶやいている): 多くのマレーシア人アーティストが最近トゥドゥン姿で現れるようになったことに注目しています。おしゃれでピチッと決めている。

(Intraasia 注:この記事に書かれているように、近年トゥドゥン着用率が上昇したように感じる。記憶をたどると1990年代前半ごろに比べて現在はトゥドゥン着用は確かに増えていると思う。1970年代の昔の写真を見れば極めて明らかなように、頭部に何も着用していないムスリム女性の方が多かったようだ。21世紀の現在、クアラルンプール圏のどこでも圧倒的にトゥドゥン姿が多い。 芸能人でもいくらか歳を重ねるとトゥドゥン姿になるムスリム女性スターが珍しくない。 Siti Nurhaliza はその代表でしょう。よく知られた Ziana Zain もこの紙の別ページでトゥドゥン姿で写っている。
なおトゥドゥンによくスカーフという訳語がついているが、これは誤解を招くのでイントラアジアは使いません。一般的なスカーフとは単に髪の毛を覆うはずですが、トゥドゥンは顔の前面以外の肩から上全てを覆うからです。
電車やモノレールに乗った時、ムスリム女性のトゥドゥンを眺めると、その色あざやかさと多種の柄に目が行く。外形のデザインそのものに数種あることは見てわかるが、基本的に異なるようなトゥドゥンはありえないような気がする。頭部及び首だけではなく胸全体までを覆うようなタイプはかなり保守的な女性が身に着けることは想像できる。 こういう保守的タイプは別にして、簡単に着用できるタイプの tudung と伝統的タイプ tudung の違いは教えてもらわない限り我々非ムスリムには見ただけではわかりませんね。 )

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