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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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5月26日のマレーシア記事

【ナジブ首相夫妻の日本公式訪問ニュース】
(マレーシア人記者による)東京発
ナジブ首相とロスマ夫人は本日(25日)、この地にある皇居を訪れて天皇 (Maharaja) と皇后 (Maharani)に謁見しました。

首相夫妻は日本時間の午前10時15分に皇居に到着して、宮内庁長官のあいさつを受けました。首相夫妻には駐日マレーシア大使がお供をしていました。
ナジブ首相は安部首相の招待によって日本を3日間の公式訪問をしています。

今日(25日)の午後は、ナジブ首相は日本の産業界の指導者34人との円卓会議に出席します。その場でナジブ首相は、マレーシアへ投資して、ビジネス展開のためにいろんなそして良い結果を生むであろう国家経済環境から機会をつかむようにと、日本企業に呼びかけることが予想されます。

そして夕方には、ナジブ首相は安部首相との会談が予定されている、その後で首相官邸における公式晩さん会に出席します。

(Intraasia 注:これは国営通信社 Bernama によるマレーシア語配信記事です。ナジブ首相が天皇に会ったことなどに興味はないが、この記事で使われている単語に興味を覚えた。どの言語であれ、外国のある単語を訳すときその国の事情を必ずしも深く考慮して訳すとは言えない。Maharajaは一般に大王などと簡訳されている、それはマレーシア語の語義に raja besar となっているからでしょう。 
そこで常用しているマレーシア出版の定評ある辞典で詳しく見てみます。この辞典は見出し語に対してマレーシア語による語義と類語及び例文、華語の訳語、英語の訳語という三言語辞典であり、1900ページほどもある大部な辞典です。Intraasia には二言語辞典より三言語辞典の方がずっと使いやすく感じる。
単語 Maharaja の華語訳語は 君主、国王、統治者、となっている、英語では sovereignであり、まさに国王、元首、君主、主権者といった意味である。日本国憲法の定義とはずれているが、当然ながら、ある国で外国語である日本語の自国語訳を創る人たちがそこまで考慮して一々単語を訳すことは期待できない。マレーシア人が捉える天皇観はこの単語からよくわかりますね。 なおマレーシアではマレーシア国王を Agong と呼びます。当サイトで時々強調しているように、マレーシアの国王と各州のスルタンは単なる象徴的国家元首または州元首以上の役割と権力を保持している。)

【ナジブ首相の提唱する第2段階のルックイースト政策】
(マレーシア人記者による)東京発
マレーシアと日本の両国は第2段階のルックイースト政策の下で、経済協力により重点的に取り組んでいくことになります。

ナジブ首相は産業界との円卓会議の場で述べました、「我々2人は第2段階のルックイースト政策に着手することに同意しました、これによってハイテクや最高級サービス産業のような戦略分野を発展させていくことに特別な重点をおきます。」
「この新しいイニシアティブがたくさんの相互に益のある機会とパートナーシップを作り出すであろうと、私は確信する。」

2013年に行われた、40周年記念のアセアン(ASEAN)-日本サミットの場で、ナジブ首相は第2段階のルックイースト政策を発表しました。
日本のビジネスと技術を見習うとの狙いでマレーシアがルックイースト政策を導入したのは1982年です。

「マレーシアは 環太平洋戦略的経済連携協定(TPPA) 及び東南アジア包括経済パートナーシップ を進めていくとの態度を引き続き保持していきます。」
「日本の投資者がイスラム金融とハラル産業に示している興味の増大から、マレーシアは益を得ることが期待されます。」 とナジブ首相。

マレーシアは現在世界で最大の(イスラム金融の)Sukuk市場を擁しており、世界初の Halal 産業に特化した Halal パークを設立しました。「2010年以来、そういうSukuk, Halal 市場に、2010年以来世界から既に US$23億の投資を引き付けている、例えば米国、イタリア、シンガポール、そして日本です。益々多くの企業がマレーシアにおける機会の増大に気がついているように思われる。」

「日本企業は、広告、エンジニアリング、金融サービス分野のプロジェクトに参加している。」 日本企業がマレーシアの多くの中小企業を供給と価値のチェーンに組み入れていることに賛意を表明しました。
「とりわけアセアン(ASEAN)経済コミュニティーが今年末までに設立されることを考えれば、日本はマレーシアとアセアン(ASEAN)とより緊密にことを進めていく時です。」

(Intraasia 注:マハティール元首相が提唱し始めたルックイースト政策は、ナジブ首相の代で明らかに変化または変節した。ナジブ首相の言う第2段階のルックイースト政策はほぼ純粋に経済投資と協力だけに焦点を絞っている。 マレーシア人学生を日本の教育機関が受けれいるというプログラムはなくなることはないが、ほとんど強調されない。 ナジブ首相の日本への捉え方がよくこれに現れている。彼はマハティール元首相と異なって日本への思い入れは全くない、要するにビジネスライクな捉え方である。一方超エリート家庭の出身者であり、英国で後期中等教育以上を受けたナジブ首相は、根っからの親中国者でも中国文化愛好者でもないが、父親のラザク第2代首相が成就させた中国との関係に思い入れが強い。そこで対日本と比べてずっと多く中国を訪れたり中国首脳と会っている。典型なのは中国の教育機関をマレーシアに招いたり逆にマレーシア人学生の中国留学を後押ししている、という教育面にみられる。もちろん中国との経済協力への肩入れはかなり強い。 これは現実であり、必要なことは現実を知るということです。)

【ナジブ首相が時速320㎞の新幹線を体験】
(マレーシア人記者による)26日東京発
ナジブ首相は今日、時速320㎞の新幹線で仙台まで乗車を体験しました。

ナジブ首相夫妻は午前10時40分に東京発の新幹線で、325㎞離れた仙台へ向かいました。所要時間は96分です。 高速道路を使えば4時間かかります。
首相には運輸大臣(馬華公会MCAの華人)、内閣府の大臣、首席秘書官,駐日マレーシア大使などが同行しました。

ナジブ首相一行は東京駅を出発する前に、JR東の社長から、新幹線と東京駅圏の発展に関するブリフィーングを受けました。

昨日行われたナジブ首相との会談で安部首相は、クアラルンプール-シンガポールの高速鉄道建設プロジェクトでは新幹線の技術が採用され、マレーシアの地を新幹線が走行することを願っていると述べました。

(Intraasia 注:日本のマスコミがどの程度ナジブ首相の訪日を報じたのかは知りません。今日の掲載は全てマレーシアの主要なマレーシア語紙、英語紙、華語紙が載せた訪日記事からそれぞれ引用しました。首相に同行したマレーシア人記者の視点による記事です。気がついた点を上げると、星洲日報の首相訪日ニュースは意外なくらいに地味に報じている。ナジブ首相の中国訪問ニュースは、訪中前から大々的に報じてきたのと比べると、まことに地味な扱いです。
それはとして、前々からの招待ではあるが、ナジブ首相を国賓として招いた最大の理由は、新幹線の売り込みだろうと推測してもおかしくないでしょう。 外電ニュースで先日知ったが、タイではチェンマイ -バンコク路線に新幹線を導入すると載っていたので、政府とJRはその売り込み成功再現を期待しているのでしょうね)

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