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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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6月5日のマレーシア記事

【イスラム政党 PASの党大会では保守派が圧勝】
(イスラム政党 PASは民聯 (Pakatan Rakyat) を構成する3党の1つです。イスラム政党 PAS党は東海岸州で伝統的に強く、長年州政権を握るクランタン州政権の中心がPASです。最近PASの推進しているクランタン州における シャリア法Hudud の是非を巡って、友党である民主行動党DAPが PAS党総裁を始めとした党中枢に強い批判を浴びせており、民聯 (Pakatan Rakyat) が瓦解するのは時間の問題だという見方もでている。ただPAS党内では民聯 (Pakatan Rakyat) に残るべきだという勢力と 民聯 (Pakatan Rakyat) から去るべきだという勢力の党内争いも進行中であるとしきりに報道されている。)

イスラム政党 PASの第61回党大会(muktamar)がスランゴール州の クアラスランゴールの町で6月3日から始まりました。

今回の党大会では党執行部の選挙があることから、新しい党執行部にどちらの勢力がつくかに注目が集まっている。またイスラム政党 PASの伝統的あり方としてイスラム教学者(Ulama)が大きな方向性を定め且つ重要事項における意思を示す権限を持つ。 そこで、 とりわけ民主行動党DAPとの協力に批判的な Ulama 会議(華語では長老会と表現する)が民聯 (Pakatan Rakyat) との関係にどういう判断を示すかも大きな注目となっている。

前哨戦である党青年部の部長と副部長は保守派の人物が現職に大差をつけて勝ちました。女性部長も同様に保守派の対抗者が現職を破りました。
党総裁は演説の中で、イスラム政党 PASは民主行動党DAPとの関係を絶つが、民聯 (Pakatan Rakyat) から脱退することはない、PAS はシャリア法Hudud を施行するとの方針を変えることはない、と述べました。

6月4日、約1200人の代議員が投票で今後2年間任期の党執行部を選びました。
その結果、現総裁のHadi Awang が圧倒的多数で挑戦者を破りました。副総裁にはイスラム教学者(Ulama)会議からの支持を受けた人物が現職を圧倒的差をつけて勝ちました。3人いる準総裁の職は、イスラム教学者(Ulama)会議からの支持を受けた3人がいずれも大差で当選しました。

こうしてPAS党の最高指導部を構成する5人は全て、イスラム教学者(Ulama)会議からの支持を受けている保守派となった。副総裁、準総裁の職では、イスラム教学者(Ulama)会議とは多少異なる政治方向を持つ、(非保守派ともいえる)現職が全て落選しました。
中央執行委員18名の全員がイスラム教学者(Ulama)会議からの支持を受けた候補者が当選しました。

(Intraasia 注:PAS党内も一枚岩ではないようなので、昔のことは知らないが、近年はイスラム教学者(Ulama)の支持を受けたいわゆる保守派と、イスラム主義傾向がそれほど強くない非保守派の勢力が争っていると分析されている。 今回の党大会では、昨年から続く民主行動党DAPとの確執が保守派に有利に味方しているとの見方もあって、青年部と女性部を含め保守派が圧倒的勝利を収めた。
政権党UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)とイスラム政党 PASは、同じマレー人基盤のムスリム政党ではあるが、性格と理念はことなる。とはいえ草の根層の間でそれぞれの核になる支持者たちは固定していても、浮動する人たちの多いことが昔から知られている。こういうマレー界の状況から、PASの主張するhudud 法に対してUMNOは態度を意図的に明確にしていない。 hudud 法は、例えば窃盗で有罪となった者の手首を切断するといった罰則があることから、現代マレーシアには不適であると強い拒否反応がある一方、熱心に実施を訴える人たちもいる。現在大きな問題となっている1つのマレーシア発展会社(1MDB) のような政治経済課題にはイスラム政党 PASはまことに取り組みが鈍い)

【タイ国境地帯で国境警備につく警察に突き付けられた汚職疑惑】
(今年5月半島部北部にあるタイとの国境を接する地帯で、人身取り引き組織による強制キャンプ地跡と集団埋葬地が複数個所発見されたことで、国境警備する警察部隊への監視力に疑問が出されている。人身取り引き組織がロヒンギャ人などを強制的に収容したキャンプ地は既に何年も存在していたことが確実視されているからです)

警察本庁に直属する(治安や公安を専門とする)特別部の内部調査報告が、国境警備についている警察部隊の80%は汚職に見舞われている、と暴露したとのことです。

内務省の副大臣はこの件を語りました、「このことが暴露された以上、警察本庁は迅速な行動をとらねばならない。」 「ペルリス州で発生したことは、国境警備に関わる公務員全てにとって警鐘と見なされる。」 「特別が集めた情報と機密は裁判に持ち出すほどの確たる証拠はない。」

「監査を行う部門の警官は、警察機構の他部門と同じ建物内にオフィスを持っているべきではない。監査部門の長は独立した立場でなければならないし、警察長官だけに報告するようにすべきである。」

(Intraasia 注:強制キャンプ地跡がいくら険しいジャングル地帯にあろうと、その存在を何年も全く知らなかったとはいささか信じがたいことです。国境警備隊はジャングル地帯も仕事範囲だからです。人身取り引き組織は豊富な金を持っていると言われている・・・・・。 タイ側では国境警備部隊や自治体の役人が汚職していたことは明らかだと報道されていた。 とにかく現実を把握することが必要でしょうね。)

【サバ州で中規模の地震が発生した】
サバ州の西部で6月5日朝地震が起きました。マグニチュードは5.9と発表されました。
気象庁の発表ではコタキナバルから60㎞ほど離れた Ranau 地方の地下が震源地とのことで、キナバル山でも揺れました。 道路が陥没するなど各地で被害が報告されている。

キナバル山に登山中地震にあって下山できない登山者が、公園管理事務所の記録では21か国 195人います。登山客に死傷者が出たという報道が出ていますが、現時点では確定したものではないようです。落石などのために登山道の安全が疑われるので、一部はヘリコプターで救助するとのこと。


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