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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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7月29日のマレーシア記事

【ナジブ首相が内閣改造して前副首相を追いやり、内相に副首相を兼務させた】
ナジブ首相は28日、(衝撃的に)内閣改造を発表しました。
その改造では、ムヒディン副首相兼教育大臣を内閣から外し、さらに4人の大臣を更迭しました。新に7人が新内閣僚に加わりました、新任の副大臣は9人。

内閣改造の特徴
・ムヒディン副首相を完全に閣外へ追いやった(注:党序列では第2位である UMNO党副総裁の基盤を削ぐ狙いである)
・強い権限を持つザヒッド内務大臣が職を兼任しながら副首相職に就いた(注:UMNOの準総裁3人中の筆頭であり、実施的に党内No2の力を持つ存在になった)
・UMNO準総裁の1人で大臣であった人物を閣僚から外した(注:ナジブ首相に多少批判的とみられていたからでしょう)
・1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題を国会の枠組みで調査している会計委員会の長を務めていたUMNO議員を副大臣の登用し、さらに会計委員会の3人の委員、いずれもUMNO所属、を大臣1人と副大臣2人に登用した (注:このため会計委員はその職を辞任しなければならない規定なので、会計委員会はしばらく機能が止まることになる)

この内閣改造で(第2大臣職を含めた)大臣数が2人増えて、大臣の総勢が37人になりました。 大臣数が増えたのは、内閣府の無任所大臣と通産省の第2大臣を増やしたからです。この結果内閣府の無任所大臣数は 11人です。
また副大臣数も 27人から32人に増えました。副大臣は数名が交替し、新に9人が任命された。

(Intraasia 注:国会議員数は下院議員が確か 222人かな? その数に比していかに大臣と副大臣の数が多いかお分かりでしょう。なお下院議員ではない大臣と副大臣はごくわずかの1桁人数です。下院議員中の6割ぐらいが与党陣営とすれば、なんとその半数近くが大臣副大臣という職に就いているわけです。閣僚になれば、当然首相に従順でなければならない。
ほとんどだれも予測していなかったそうなムヒディン党副総裁を閣外に追いやったこの内閣改造劇は、かなり劇的な効果を持つことをメディアも認めている。党内基盤の強いナジブ首相が対マハティール元首相への強い反撃意思を顕示したできごとでもある。UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)党内が果たしてこれを既定事実として素直に支持していくかどうか、これからしばらくが山場となるでしょう。言うまでもなく、この改造劇に関して主要マスコミの伝える調子と、ネット界で広がるUMNO党員ではない人たちによる評価は一致しない)

【突如検察長官の辞任が発表され、裁判官を新任者に任命した】
内閣府の官房長が28日朝、アブドゥルガニl 司法長官(検察長官)が健康上の理由から辞職したと発表しました。 その発表文によれば、「前検察長官は2015年10月6日に満66歳の誕生日を迎えて退任することになっていたが、7月27日に早期退職した。しかし彼は司法委任委員会の委員としての職務は法定退職日まで続けます。」

一方、このニュースを知らされた前検察長官は、「私は(政府による)その決定を知らない。」 とメディアに答えましたが、それ以上は口をつぐみました。

政府に近い消息筋が明らかにした内容: 前警察長官は腎臓に問題があり、週3回腎臓透析に通っている。 ナジブ首相が検察長官の職の更新を打診したが、彼は受けれいなかった。彼の健康状態を考慮して、新しい検察長官を任命することに決めた。

新しい司法長官(検察長官)には、連邦裁判所裁判官、65歳、が(政府によって)任命されました。新検察長官は控訴裁判所判事の後2013年9月に連邦裁判所判事に昇任していました。

ただ現在65歳であり、来年2月に66歳の退任年齢に達するので、新検察長官にふさわしいのかの疑問の声も出ています。
ある華語紙は書く:新検察長官には、政府の御用弁護士だったという見方も漂っている、さらに司法省以外からの登用である点を指摘する向きもある。

(Intraasia 注: 1つのマレーシア発展会社(1MDB) の特捜チームとして前検察長官は、1MDB 問題に追及の姿勢で他とは多少トーンの異なる発言をしていた。こういう背景を考えれば、全く唐突な検察長官交代劇はいろんな憶測を呼ぶことでしょう。前検察長官はアンワル元副首相起訴事件を始めとして、これまで数々の案件をもっぱら政府寄りと取られるような訴訟指揮をしてきたとの印象がある。それにしてもだ、検察長官の任罷免は政府の一存でこうも簡単にできるんだと、いささか驚いた。)

【AirAsia X の日本路線に大きな変化】
AirAsia X は今年10月からクアラルンプール -札幌路線の運航を開始すると発表しました。一方現在運航中のクアラルンプール -成田路線を(8月中旬で)打ち切るとの発表も行いました。

(Intraasia 注:ほぼ同時に路線新設と路線廃止の発表です。いかにも AirAsia らしい行動です、 『日本人のためのよくわかる格安航空エアアジア(AirAsia)のお話』 ブログをご覧ください)

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