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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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9月8日のマレーシア記事

【9.16赤シャツ集会の主催者たちは、禁止されても実施すると語る】
(8月末に行われた Bersih 4.0 集会に反発している人たちの内で、UMNO支持層を核とした一部のマレー民族主義者グループが、9月16日のマレーシアの日にクアラルンプール市内で対抗集会を行うことを計画している。この集会の参加者には赤シャツを着て参加することが期待されているそうで、マスコミは 9.16赤シャツ大集会と呼んでいる)

警察副長官は語る、「公共の安全の考慮した結果、警察はこの9.16赤シャツ大集会を許可しないことに決めた。集会を決行すれば、警察は対処行動を取る。」

“Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)”とも呼ばれているとこの赤シャツ大集会は、ソーシャルメディアを媒介にした名称不詳のグループが主催すると言われている。 UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)内の一部からこの赤シャツ集会を支持する声も出ている、例えばナジブ内閣の大臣の1人など。

さらにUMNOが保有するマレーシア語紙  Utusan Malaysiaはその論調の中で、当局はこの赤シャツ集会を許可するようにと主張しました。その理由としていわば華人主体であった Bersih 4集会に対抗するために必要であるとしている。

一方こういった赤シャツ集会支持勢力を批判する声が、UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)内のごく一部から表明されました。

Himpunan Maruah Melayu(マレー人の誇り集会)”の主催者代表の1人は、メディアの問いに答えて言う、「警察が禁止しても我々は9月16日に集会を行います。」 

(これとは別に)Gabungan NGO-NGO Malaysia(NGOグループの連合という意味)の議長は主張する、「我々は Bersih 4 に対抗するために我々の仕事としてこの集会を主催する。 Bersih 4は当局に禁止されたにもかかわらず決行された。」
「主催者側は引き続き警察に集会の許可を求めていく。 ただそれは警察次第である。」 

別記事 (華語新聞)
クアラルンプール小販売者商業組合の会長は、チャイナタウン界隈の商売人と小販売業者たちに(9月16日は)1日の臨時休業をするようにと呼びかけました。
「赤シャツ集会の活動は比較的敏感なことなので、同組合として、Low Yat Plaza 事件が引き起こした民族的偏見をもった後遺症を憂慮している。小販売業者と観光客には不便であはあるが、我が組合としては休業1日のアドバイスをします。」

(Intraasia 注: Bersih 4は華人主体だったからと、民族観点でBersih 4を捉える見方がある、その典型がこの赤シャツ集会を行い集まる人たちのようです。ナジブ首相への批判を民族観点からの批判だと論点をすり替える人たちは、ナジブ首相が退陣したらUMNOの勢力退潮につながり、それは華人を支持母体とする民主行動党DAPの権力増大を招いてしまうという論法を持ち出している。 民族カードをちらつかせるのは良いあり方ではないですね、マレーシアに限らずどの世界でも 我々が正統なる支配民族だという論法は力の統治論である。
タイではこの10年ほど赤シャツ勢力と黄シャツ勢力の対抗が続き、ついには軍部クーデータによって黄シャツ勢力が赤シャツを圧倒した。マレーシアは別にそれをまねたわけではない、そもそもタイの権力構造とマレーシアの権力構造は異なるからです)

【馬華公会MCAの立場は明確であると、総裁は演説する】
(与党Barisan Nasional (国陣) の発足時からの構成政党である、馬華公会MCAは現内閣にも2人の大臣を送り込んでいる。しかし国家議席数面ではライバルの民主行動党DAPに比して圧倒的に少ない1桁数の弱小政党になっている。与党陣営ということから、1つのマレーシア発展会社(1MDB) の問題、ナジブ首相のRM 26億政治献金受領問題に対して、表立って批判は一切していない。先日のBersih 4集会の参加者の4分の3は華人だと言われていることからも明らかのように、華人界のナジブ首相への支持率はあまり高くはないだろうことが推測される。 )

馬華公会MCAの総裁(運輸大臣でもある)は同党の連邦直轄領支部の大会で演説しました、「多くの人が馬華公会MCAに対して誤解しており、馬華公会MCAは肝心な時に国家の重大な課題に対処する行動に出ないと言っている。」 
「国家の重大課題を決める際において、馬華公会MCAは決して欠席したことはない。馬華公会MCAは態度を明確にしています。1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とナジブ首相のRM 26億政治献金受領の問題においては、馬華公会MCAは既に明確な立場を取っています。」

「1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とナジブ首相のRM 26億政治献金受領の問題は徹底した捜査をしなければならないと、馬華公会MCAは内閣でも国会でも明確な立場を主張しています。」 「馬華公会MCAはきちんと責任を問う文化と良好な政策を求めています。」

「(前回の総選挙で)馬華公会MCAの勢力がそがれたことで、国内の政治、経済、教育における華人界の権益が著しく減少した。」 「馬華公会MCAは改革をずっと推し進めている。そうして華人界からの支持を回復できることを期待しています。」

(Intraasia 注:1つのマレーシア発展会社 (1MDB)とナジブ首相のRM 26億政治献金受領の問題に対する馬華公会MCAの態度が、総裁の言葉とは裏腹に、明確であるという人はまずいないでしょう。どの新聞を読んでも、MCAの態度からはそう感じることになる。 華人基盤の野党最大政党 民主行動党DAPは政府UMNO批判の急先鋒なので、馬華公会MCAの態度は非常に不明瞭に映る。華人界の潮流が馬華公会MCA路線とは乖離しているからこそ、総裁はこういう発言をしている。 
馬華公会MCAの存在意義は、華人界の権益を守ることである、だからこそ与党であるBarisan Nasional (国陣) 内でその発言権を確保しなければならない、だから華人界は馬華公会MCAを支持すべきだ、というのが馬華公会MCAの昔からの論理です)

【インドネシアへ向けて密出国した小船の沈没事件の続報】
(9月4日付 『違法滞在者が乗った密出国ボートが沈没して多数の犠牲者と行方不明者』 の報道はかなり小さくなりながらまだ続いている)

沈没した小船の乗客とみられる19人の遺体が Kuala Sungai Bernam で収容されました。これでこれまでに収容された水死者の数は50人になる。
一方救助されたのは計20人です。 沿岸警備隊によればさらに、5,6人の遺体を目にしているが、まだ収容できていないとのことです。

(Intraasia 注: 違法密出国船の沈没事故は50人もの水死者を出している、もう少し増えそうな報道調子です。 普通の船沈没でこれほど多数の犠牲者が出たら、とてもこんな報道調子では終息しないのは間違いないだろう。違法外国人労働者の密出国者を見る社会の目はこのように異なる)

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