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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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9月28日のマレーシア記事

【煙霧が悪化してまた多数の学校が学校閉鎖】
(インドネシアから海を渡って、国境を越えてやって来る煙が、マレーシア半島とボルネオ島部に煙霧(マレーシア語で jerebu) 状態を毎年引き起こしている。今年も同様です)

半島部とボルネオ島部の両方で煙霧がひどくなったことで、27日に教育省が、28日は学校閉鎖するようにとの指示をだしました。
閉鎖の対象:スランゴール州、クアラルンプール、プトゥラジャヤ、ヌグリスンビラン州、パハン州では全ての小中学校、 及びサラワク州ではクチンなど特定地方の小中学校、追加としてペラ州のTanjung Malim 地方の学校.

上記の対象となる地方では大気汚染指数が健康に害を及ぼす段階または健康に大いに害を及ぼす段階にまであがったことから、学校閉鎖が決められました。
大気汚染指数の区分レベル: 0から50 良好、 51から100 まあまあの程度、 101から200 健康に害を及ぼす、 201から300 健康に大いに害を及ぼす、 301以上 危険である。

別記事
気象庁の幹部は説明する、「大気汚染指数が300を超えることは起こらないでしょう。クアラルンプール圏での煙霧状態は27日に最も悪い状態に達した。」 「状況は徐々に良くなっている。」 「大気汚染指数はリアルタイムの状況を示すことにはならない。28日は27日より悪化はしないでしょう。」

大気汚染指数は24時間の平均値を示すということが明らかにされたため、市民からかつてはリアルタイムだったのにいつからそうなったのか、という困惑が出ています。

環境庁の長官は説明する、「大気汚染指数はある1カ所だけの測定値やリアルタイムの測定値であったことはこれまでにもありません。以前から大気汚染指数は24時間の測定値平均です。」 「大気汚染指数は5種類の汚染微粒子つまり SO2, NO2, CO, O3、 PM10、 に基づきます、そして大気汚染指数の数値は、最も高い濃度の汚染微粒子によって決まる。それがPM10 です。」 
(注:この部分の説明がよくわからない、5つの微粒子が因子となる、ただ決め手は PM10 の最高濃度であるということ? PM 10 は微粒子の大きさを示すのではないかな? 記事を書いた記者の間違い? Intrasia の理解不足?  どういう意味なんだろう)

自然資源と環境庁は声明を出しました: 環境省のホームページで載せている大気汚染指数の数値は定期的に更新しており、正確です。 視界の程度は気象庁が短時間に計測したものです。
大気汚染指数の精度を疑問視する市民の声に関しては、指数の測定値は正確であり、国際基準に準拠しています。

(Intraasia 注: 多くの市民と同様に、イントラアジアも大気汚染指数はある時刻での瞬間値だと思っていました。 大気汚染指数という言葉は毎年煙霧時期に頻繁に登場する言葉ですから、市民にもお馴染みの言葉です。しかし定義が24時間平均だとは、この分野の素人である多くの市民にとって意外なことのはずです)

【旧暦8月15日の中秋節の日、多くの華人カップルが集団結婚登録式に参加した】

(9月27日は旧暦の8月15日の中秋節の日でした)

それにあわせて、ペナン州では集団結婚登録式が行われました。
ペナン州華人大会堂 では、30組のカップルが集団婚姻登録式に参加しました。同じくペナン州の 徳教会の紫雲閣で行われた集団婚姻登録式には 36組のカップルが参加しました。
ペナン州本土側のバタワースで行われた集団婚姻登録式では32組のカップルが参加しました。

これら3か所を入れて、半島部北部つまりペナン州、ケダー州、ペルリス州では、この中秋節の日に中華堂や教会などで行われた集団婚姻登録式に参加したカップル数は、合計171 にものぼりました。

(Intraasia 注:いつも感じることだが、マレーシア人は実に集団結婚登録式が好きだということです。 今回は中秋節なのでもちろん華人カップルばかりでしょう。数字ごろ合わせの良い日、非ムスリムに限られるがバレンタインデー、などといった吉日に各地にある特定場所で集団婚姻登録式が催され、多くのカップルが参加するからです。まあ、どういう日に登録しようと好き好きですから、揶揄するつもりはありません)

【呼び出された中国大使は外務大臣代理と会った】

(いろんなニュースが流れる中)駐マレーシア中国大使は28日昼前にプトゥラジャヤを訪れて、外務大臣代理と2時間ほど会いました。
詳細はまだ発表されていません。

イントラアジアのコメント
25日にクアラルンプールのチャイナタウンを訪問した直後に、駐マレーシア中国大使が発表した声明の全文を華語紙が載せている。
中国大使の声明は中秋節の祝いに際して及び中国人旅行者の不安感を除くためにだされたものであると、中国大使館が釈明する声明を出したと、昨日の華語紙記事にあった。それを割り引いても中国の根底にある思考が表出している、と Intraasia は昨日の記事に書いた。

そこでこの声明全文を読むと、なんと極めて政治的声明となっている。中秋節祝いはほとんど枕詞に過ぎない、長々と中国の主張を述べている。その中には例えば、”中国の抗日戦争勝利70周年記念に際して、抗日を共に戦ったマレーシアの華人と華僑友人たちに深い敬意をささげます” といった文面まで含まれている。 中国と現在のマレーシアであるマレー半島との交流は2千年近いといった歴史的緊密さの強調、中国政府は極端主義やテロリズムと闘っている、などなど、 この声明文章を普通に読めば、中国の一般的政治声明・主張発表だと見なしても全くおかしくない。

Intraasia は抗日戦争勝利70周年記念 という言葉を批判しているのではない、軍国日本の中国侵略と殺りくは事実だったからです。 問題は中秋節にかこつけてチャイナタウンを訪問した際に、なぜわざそういうことまで声明に含める必要があるのかということです。 南シナ海問題を好例として、あらゆる機会を捉えて政治的立場を強調することで、現代中国の覇権思潮と志向がにじみ出ている。この中国大使は意識したかしないか知らないが、それを表明したといえる。
UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)が保有するマレーシア語紙は論調で中国大使を強く批判して、「中國大使はマレーシアに陳謝しなさい、できなければ直ちに帰国しなさい。」 との主張を日曜日に載せたそうです。 典型的マレー民族主義者の立場から、彼らは中国大使の声明に国内干渉の匂いを強く感じたからです。
片や、親中国の華人団体連合の長は、マレーシア外務省は過剰に反応している、大使の呼び出しを止めるべきだと述べている。 華語紙は大使擁護的な記事の載せ方である。いつまでもたっても中国を向いて憧憬を抱いている人たちですな。 
狭隘なウルトラマレー主義者が華人界を念頭において騒動を起こそうとする一方、中華思想から離れられない一部のしかし金と組織を有する華人層の存在。 Intraasia は 民族を至高とするこの種の人たちには辟易します。毎日こんなニュースを読みたくないし、載せたくない)

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コメント

「煙霧の悪化」の記事に関して

Intraasiaさん、いつも新聞記事のご紹介ありがとうございます。

記事では、SO2, NO2, CO, O3も微粒子と書いていますが、これはもっと小さい分子と呼ばれるものです。化学物質といったほうがわかりやすいかもしれません。

一方、PM10は微粒子の大きさを示すというのはおっしゃるとおりです。こちらは、化学的な面でなく、(物理的な)粒子の大きさに注目しています。(PM2.5のように小さいと肺まで到達して影響が大きいなど)

記事では(読者にわかりやすくするためか記者が誤解しているのか)濃度で話をしていますが、濃度ではなくて、それを(副)指数に変換します。

(濃度をそのまま使わないで(副)指数を使うのは、汚染物質によって濃度が低くても影響が出るものと高くなって影響が出るもののの影響をならすためです)

5つの汚染物質のそれぞれの濃度から計算した副指数値5つをまず計算します。そしてそのうちの最大値を(最終的な)大気汚染指数として採用します。

(5つの対象汚染物質のうち)PM10が主要な汚染物質であることが多いので、記事では、それがPM10であると述べているのだと思います。

 PM10の濃度計算をするときには24時間平均した濃度を使っているので、急激に汚染がひどくなったときには体感と指数値にはタイムラグが生じます。喉や頭の不快感はすぐきますが、ウェブページでみる指数値の値の上昇はゆるやかなものになってしまいます。それを9/26にみんなが感じたということだと思います。

上記URLにも指数の決まり方を書いておきましたので、よろしかったらお読み下さい。

それから、日本で(ちゃちですが)PM2.5の測定器を買ってきたので、9/26-27の測定結果をブログで近く報告しますので、よろしければそちらもお読み下さい。

長文すみませんでした。

(日付が間違っていたので、訂正しました)

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