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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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10月4日のマレーシア記事

【クアラルンプールマラソンが煙霧のために中止された、5日と6日は大多数の州で休校となる】
(KLマラソンは、例年何万人もの参加者がいる大きなスポーツイベントです。10月4日朝に開催が予定されていた)

主催者はKLマラソンの中止を告げるお知らせを開催日直前に出しました。

「残念なことに煙霧が健康に害を及ぼす段階にまで達しています。急激に悪化する大気の状態を考えて及び我々の医療チームとマレーシア体育連盟と国立スポーツ研究所のアドバイスに従って、我々は残念ながら次のことをお知らせいたします:2015年 Standard Chartered KLマラソンの開催を中止します。

この決定は、共催のクアラルンプール市庁、タイトルスポンサーである Standard Chartered Bank Malaysia からも支持を受けています。」

4日のラジオやネットのニュース
煙霧状態が悪化したために教育省は新しい指示を出しました: 半島部の小中学校は、クランタン州を除いて、10月5日と6日はすべて休校とする。
教育大臣は語る、「サバ州とサラワク州とクランタン州については、省は1時間毎に状況を追っていきます、状況が悪化すれば同様な措置を取ります。」

(Intraasia 注: 中止決定は開催日直前です。費用を掛けて準備したことだし、主催者は開催したかったことでしょう。この大気の状態では中止も止むを得ないと多くの人は思うはずです。クアラルンプール中心部は現実に視界がかなり落ちている、これが1日中朝から深夜まで続いている。 屋外活動は控えるようにと広報されている手前、マラソン大会を行うのは矛盾してしまう。  
1日の内にも視界の変化は起きている、目印になる有名な高層ビルを目安に考えると、恐らく数km ぐらいしかない最悪の時もあれば、5㎞は超えているだろうという時もある。)

【国際イスラム主義者の組織が、ナジブ首相のシリア難民受け入れ表明を批判した】

”強硬な” (とこの記事は枕詞をつけている)国際的イスラム主義者の組織である Hizbut Tahrir は、ヌグリスンビラン州スレンバンで Muktamar Khilafah 2015 (2015年カリフ制大会)を開きました。

同組織は主張しました:マレーシア政府は、世界中で多くのムスリムが住みかを追い出されている危機の根本原因に対して取り組もうとしていない。 その中で3千人のシリア難民を受け入れるというマレーシア政府の動機に関して、同組織は疑問を突き付けました。

Hizbut Tahrir の国際スポークスマンは記者団に語る、「ナジブ首相が国連総会で演説した際にシリア難民3千人を受け入れると表明したことは、巨額負債に陥っている1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に絡んだスキャンダルによって傷ついた彼の国際的評判を繕うために過ぎない。」

「私はナジブ首相の動機または目的を知らないが、(難民受け入れの件)それは広報活動の一つかもしれない。彼は恐らく、一般公衆の意見の中にある自分のイメージをよくしたいのでしょう。」 「そして多分、そのことが彼にとっていくつかの汚職への非難や対峙しなければならないスキャンダルを隠すことに役立つかもしれない。」

(Intraasia 注:これはまた別のイスラム主義者の組織であり、カリフ制の復活を掲げている国際組織だそうです。 強烈なナジブ首相への批判ですな)

Hizbut Tahrir の大会の際、そのマレーシア組織である Hizbut Tahrir Malaysia のスポークスマンは記者団に向かって言いました:
「多くのマレーシアムスリムは反イスラム教的思考の影響を受けている、このため彼らは、マレーシアという国がマレー人だけに属するということに固執するのです。」
「マレーシアにおけるムスリム、その大多数はマレー人である、は依然としてマレー人という民族のために戦っている。一方イスラム教においては、そういうことは haram (禁止されている)なのです。」
「マレーシアはマレー人だけが保有しているのではない。 Hizbut Tahrir として我々はどのようなムスリムであれ問題ないのです、なぜならこの地はムスリムの国だからです。」

この大会で Hizbut Tahrir Malaysia の代表は演説の中で、西欧勢力がムスリムを民族国家に分裂させていると非難しました。「このためムスリムは自分たちの信仰よりもその国籍によりアイデンティティーを持つようになっている。」

(Intraasia 注:カリフ制とはオスマントルコ時代を最後に消えた、イスラム世界の統合的象徴の座ですね、詳しくは専門書を参照してください。 こういう運動と組織方針を掲げる国際団体がマレーシアで大会を開いたんだ。 
イントラアジアは特に諸スラム運動とその理論に詳しいわけではないが長年の観察から、マレーシアのマレームスリム界には確かに、大きく分けて3つの潮流がある、1つはUMNOに代表されるマレー民族主義をより前面に出してイスラム教を掲げている人たち、 1つはHizbut Tahrir にあるような堅固なイスラム主義者として主張と運動する人たち、ただこれは大衆運動としてはなかなか広範囲な支持は難しそうですね、 1つは少数派であるいわゆるリベラルムスリムの人たち。)

【マレーシア人の外貨預金残高はこの8年間に18倍にも増えた】
マレーシアの外貨保有高と経常収支はようやく反転して向上し始めた。
しかし通貨リンギットは東南アジアで最悪の業績を示している。今年第3四半期だけでもリンギットは対米ドルで 15%下落しました。

中央銀行Bank Negaraが発表した、リンギットに関する最新のデータから
マレーシア人が個人として国内の銀行に預けている外貨預金の残高: 2015年7月時点 RM 144億3千万に相当、  2007年1月時点では残高はわずかRM 8億2千万に相当。
マレーシアの法人が国内の銀行に預けている外貨預金の残高: 2015年7月時点 RM 714億に相当、2007年1月時点では残高は RM 178億に相当。 

マレーシア人が個人として国内の銀行に預けている外貨預金の残高はこの8年間、毎月増加してきた。2010年から 2013年はリンギットが対米ドルで強含みの好調を続けて US$1= 3.0に近づいていたのだが、それでも外貨預金は増え続けた。 事実として、こういうリンギットが対米ドルで強かった時期でさえ、マレーシア人個人は外貨預金に金を預け続けていたということです。 これが意味するのは、 マレーシア人がリンギットに持つ信頼感が現在消えているのではなく、既に何年も前から始まっていたということです。

皮肉なことに外貨預金をしても大して利息は付かない、年利 0.25%-0.5%ぐらいだ。リンギットで普通に定期預金すれば年利3%の利息は付きます。それなのに、人はリンギットを外貨に替えて預金する。

(Intraasia 注:興味深いデータですね。 子供を外国に留学せているので送金目的に外貨に換える必要な人たち、海外投資する目的の人たち、だけでなく外貨預金する人も結構いるということなんでしょう。もちろんそういうことができるのは中流層以上であることは間違いない。 
中央銀行Bank Negara総裁をはじめとして、経済や市場の専門家はリンギットはそのあるべき水準以下に下落している、マレーシアの基本経済を考えれば、リンギットは明らかに弱評価され過ぎだと、度々主張しています)




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