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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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11月9日のマレーシア記事

【外国人労働者用に発行する  i-Kad の発行遅延を今後はなくすと、イミグレセン(Imigresen)】
外国人労働者用に発行する暫定雇用のための訪問パス と身分証 i-Kad はこれまで別々に発行されていました。しかし雇用者側から、 i-Kadの発行が遅いとの苦情がたくさんあったことから、イミグレセン(Imigresen)は今後この2種を同時に発行するようにするとしています。

イミグレセン(Imigresen)の長官は、この2種の発行に関する問題の存在を認めており、「 i-Kadの発行が遅れる理由の多くは、雇用者の住所が変わることである。」 「そこでイミグレセンはこの2種を雇用者宛てに同時に発行することを決めた。」 
i-Kad は2013年に導入されました。 i-Kad は外国人労働者がパスポート替わりや、マレーシアに入国するために使うことはできません。

i-Kad の発行状況: 2015年の場合10月末時点で、116万枚です。 i-Kad は外国人労働者が従事する産業別に色分けしてある。
内訳:農業部門の労働者用に 緑色カード 123,259枚、 農園部門労働者にはオレンジ色カード 128,902 枚、建設産業労働者には 灰色カード  244,368 枚、サービス産業労働者 黄色カード 175,553枚、 製造業労働者 赤色カード 397,713、家庭住み込みメイド用には 茶色カード 91,760 枚です。

このイミグレセン(Imigresen)の決定を、マレーシア雇用者連合は歓迎すると声明を出しました。

(Intraasia 注:外国人労働者が本来従事すべき業界を勝手に変わってしまう、雇用者はそれを知りながら雇う、という以前からなくならない問題に対処するために、外国人労働者の携帯する i-Kad を色で識別するという対策が施されている。)

【サバ州東海岸の夜間禁止令はまだ続いている】

サバ州東海岸部に2014年7月から出されている、夜間海域禁止令をさらに延長すると、サバ州警察長官が発表しました。
今回の延長は通算31回目の延長であり、期間は11月25日までとなる。 これは夜7時から翌朝5時まで海域に出てはいけないという禁止令です。

(Intraasia 注:漁民を含めて誰であれ夜間に近海域へ出かけてはいけないという禁止令です。 1年半近く経ってもまだ出し続けている ! これは、フィリピン最南部からやって来る誘拐身代金要求グループ、密輸グループ、サバ州はフィリピン領だと主張しているフィリピン人らの活動を抑えて、治安向上のために敷いた措置という説明です)

【スーパーマーケットのショッピングカートを halal 用と非 halal 用に分別するという消費者省の提案】
マレーシア語紙 Utusan Malasysia が11月6日に報じた、国内取引・協同組合・消費者省大臣の発言です: 全国のスーパーマーケットにおいて買い物用ショッピングカートを分別する新しい法を立案することを考慮している。そうして halal用 と非 halal 用では別々のショッピングカートを使うようにと提案する。

同省大臣は、この立法案はまだ論議している段階であり、ショッピングカードの別々化はかなりな費用が伴うことから十分な調査が必要である、と述べたとのことです。
非ハラル品を通常のレジカウンターで支払っている買い物客に関する苦情が数多くあることを例に挙げて、大臣は述べる、「スーパーマーケット運営者はハラルと非ハラル用に分けてレジカウンターを用意する責任がある。」

この消費者省の提案に関して、あるムスリム説教師は主張する、「ハラル品と非ハラル品を分けるという問題は起きない、その理由は、アルコール飲料と豚肉を買う場合での分離は既に行われているからです。ムスリムがスーパーで豚肉を買うようなことはない。」 

「人がスーパーへ行ったとしても、豚肉がショッピングカートに置かれれることはない、包装して置かれるのです。」 「スーパーでの非ハラル品はショッピングカードに直接接触するわけではない。それらは包装されています。」 「包装された豚肉がショッピングカードに置かれた後で、ムスリムがそのショッピングカードを利用する、しかしそのショッピングカートを洗浄する必要はない、豚肉は包装されていたからです。」

たとえそれらがしっかり洗われたとしても、非ハラル食品を供するために使われたた台所用品を使った品の食事をすること、または豚肉のような非ハラル品に直接接触した食器を使って食事することをムスリムは避けるべきであるということとは、このショッピングカートを分離するということは異なる、とこの説教師は主張しています。

「マレーシアムスリム界で支配的である、イスラム教のシャッフィ学派の説くところでは、豚肉のような非 halal 品に接触した容器は水で7回洗ってから、ムスリムは用いることができる。」
「チュニジアやモロッコなどの国で支配的な マリキ学派の教えでは、そういう接触した容器を7回洗う必要はないとしている、普通に洗えばムスリムは使っても構わない。」
「こういうショッピングカートの分離の件はスーパーマーケットに任せればよい。もしスーパーがムスリム客のために自主的にやれば同意します。」 とこの説教師は言う。

(各州でその州のイスラム法に関する fatwa を宣言できる役職として1人だけ任命されているのが Mufti です) ペラ州のムフティは語る、「ショッピングカートの分別化とレジカウンターを分離すべきという、政府(消費者省)の提案には賛成する。」

(Intraasia 注:イスラム教が食を中心とした品品を ムスリムに許された halal と許されない haram に区別していることは結構知られていることでしょう。haram の典型が酒類であり豚肉ですね。マレーシアのスーパーはどこでも豚肉・ハム類の売り場は通常の肉売り場とは離れた場所にある。同じショーケースに豚肉が並ぶようなことはありえない。 そもそも豚肉類を扱っていないスーパーも多いはず。缶ビールとなると清涼飲料類と同じ棚の横に並んでいる場合が少なくないのではないだろうか。 もちろん東海岸のスーパーではビールは始めから売らない店もある。
イスラム政党 PASが長年州政権を握るクランタン州では、1990年代からレジカウンターが男性用と女性用に分かれて表示されている。ただこれは100%守られているとは言い難いようです。
今回はショッピングカートの分別化が提議されているんだ。恐らく厳格なイスラム教実践をする人たち、望む人たちの間では、ショッピングカートの分別化必要性は話題になっていたことでしょうが、Intraasia には初耳です。しかしこの話は取り立てて意外ではない。なぜならマレーシアのイスラム教潮流は、ゆっくりとしかし確実にイスラーム主義をあるべき方向にしているからです、つまりより厳格な理解と実践ですね。 別の表現を使えば、宗教はある時期にピューリタン化を目指す、という命題はかなり正しいと思う。 
halal 食品の徹底化を行えば、調理器具や台所用品の分別化は当然として、倉庫も配達車の分別化も最終的にあるべき姿になり得る。そういう時、経済効率は大いに犠牲になる。ショッピングカートを区別化すれば当然費用は増える。 こういう問題はマレーシアのムスリム界と非ムスリム界がどう話しをつけていくかにかかっていくことになるでしょう)

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