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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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1月18日のマレーシア記事

【テロ攻撃の可能性を示唆した政府高官発言を強く否定する警察】
警察は、差し迫ったテロ攻撃の脅威に面しているような特定場所をあげることはないと、否定の声明を出しました、そして裏付けのない情報を広めないようにと市民に呼びかけました。

マレーシア警察庁の情報部門の長は述べる、「治安対策を強化した旨を既に発表したことは、インドネシアで起きたテロの後での自然なことである。」 「マレーシア警察は、特定の場所がテロリストの脅威にさらされているというような声明は全く出していません。」 「警察長官が言及したのは、全ての公共場所において監視と治安対策を強化するということです。」
「市民は、正式な当局が発表する情報に基づかないニュースを信じ込まないようにしてください。」

17日朝、内閣の一員である連邦直轄領大臣が、戦士グループが KLCC、ブキットビンタン街、 Publika, Solaris, Hartamas, Bangsar、 The Curve などの場所を狙っていると述べました。 同大臣は、政権与党UMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)の幹事長も務めている。
「テロリストたちの動機は、国を不安定化することである。これはジャカルタで来たテロ攻撃に似ています。」

これに対して、クアラルンプール警察の長は、クアラルンプール市内の治安は強化しているので、国民も外国人旅行者もそれぞれの活動をするのに安全である、と保障する発言をしました。「同大臣がどこからこの情報を得たのか、我々は知りませんが、我々は公共場所の治安は強化しています。」

警察は16日に、イスラム国 (IS) の容疑者4人を逮捕したことを明らかにしました、逮捕者の中には自爆テロを狙っていた1人も含まれるとのこと。

(Intraasia 注:政府内の誰かが、テロ攻撃の可能性を示唆する発言をする、警察はそういった見方を否定して、治安強化は怠りないと強調する。これはこれまでにもありました。もっとも警察自体これまで何回も、テロ攻撃者の存在を示唆し且つ容疑者を何十人も逮捕または予防拘禁してきた。
世界のイスラム教界で起きている現状を考えれば、2千万人のムスリム人口があるマレーシアですから、ごくごく少数の過激分子が生まれてもおかしくないし、現にイラク、シリアに渡ったマレーシア人ムスリムは3桁数に近いようだ。またムスリム社会の大海を利用して外国からイスラム国 (IS) シンパが紛れ込む可能性があっても不思議ではない。 
イスラム国 (IS) の勃興が起きるはるか前から、マレーシアのムスリム社会でも、大多数のムスリムが信奉する教義・方向性とは異なるあり方を実践する小さなグループは絶えず生まれ、存在してきた。だからこそ警察の特別部や、イスラム教発展庁(Jakim)などが中心となって異端者たちを取り締まり続けてきた。だから現在のマレーシアムスリム界で生まれている、ごくごく少数の戦闘的グループの存在は不思議ではない。そういうことが他国の市民の注意を引き付けるか引き付けないかの違いなのです。
テロ問題専門家でなくても、ある者が自爆テロ目的で行動すればそれを防ぐことの難しさは容易に推測が付く。 Intraasia は数十回のタイ深南部訪問をしてきた、だからタイ深南部のような断続型テロはマレーシアでは起きないと断言できる。 ただあるかもしれないと仮定すれば、偶発的な狙った自爆または憤死覚悟のテロは、警察でもなかなか防げないと思いますけどね)

ショップロット建物で営業している多くの格安ホテルの問題点
ペナン州の消防と救助庁の言によれば、州内の格安ホテルの大多数は安全基準を満たしていない、そのため泊り客と市民を危険性にさらしています。
ペナン州の自治体の記録が示していること: 州内に 301軒の格安ホテルがある。 その内安全基準を充分に満たして営業免許を得ているのは、わずか27%に過ぎない。

ペナン州消防と救助庁の長は、先週 Lorong Bagan Luar 路地で起きた格安ホテル火事現場を訪れた後、この恐ろしい事実を明らかにしました。 このホテルは築30年の3階建てビルに作られており、火事発生より前に同庁から安全ではないと指摘されていました。 

「多くの格安ホテルは本来はホテル用に設計されていないショップハウスを改造したり、改築して造っている。 」 「多くの格安ホテルは営業するために必要とされる安全基準を満たしていない。」 とペナン州消防と救助庁の長。 「ホテルは、非常時の脱出のために火災報知器を設置し、非常出口を設けなければならない。」
「また人口密集地の狭い路地にあるホテルもある。そこで泊り客の車がたくさん駐車することでその地に交通混雑を起こしている。」

ペナン島市庁の管轄下には 278軒の格安ホテルがあり、その内営業免許を得ているのは 79軒だけです。163軒は暫定営業免許だけを得ており、この暫定免許は全ての規定を満たすことで、通常の営業免許に変更できます。さらに無免許の36軒には、2016年10月31日までに暫定営業免許または通常営業免許を申請しなければならないと、猶予期間が与えられています。

「消防と救助庁の検査と承認は必要条件となっている。ホテルは毎年検査を受けることが義務付けられている。 営業免許は毎年の更新です。」
同長はしかし、格安ホテルで消防庁の基準を満たしていない正確な軒数を明らかにしようとしませんでした。

ペナン島市庁の事務長によれば、「無免許ホテルには当初2015年12月31日までの猶予期間が与えられた。しかしその後安全基準を満たすために期間が上記のように延長された。」

ペナン州本土側である Seberang Perai 自治体では、格安ホテルの 4軒に営業免許を発行し、19軒に暫定営業免許を出しています。
自治体の事務長によれば、「暫定営業免許は、ホテル側に安全基準などを満たすべく十分な期間を与えている。」 「我々は後日検査してから、通常免許を与えるかどうかを決めます。」

ペナン州は2015年11月に、格安ホテルの営業免許申請に関して、料金を改めました: 11月以前に申請すれば RM 2400、しかしそれ以後の場合は料金は4倍となる、つまり無免許ホテルは RM 9600の申請料となる。「新たに30軒の格安ホテルが無免許で営業していることがわかった。」
暫定営業免許の料金は11月前に申請すれば RM 4800です。11月以降の場合は RM 7200となる。

(Intraasia 注: この危険な格安ホテルが雨後の竹の子のように増えている現象は、別にペナン州に限りません。クアラルンプール圏では90年代終り頃から徐々に増えてきた、ケダー州、ヌグリスンビラン州、マラッカ州という他州でも起きている一般的な現象です。イントラアジアはずっと前からこの点を指摘しており、例えば危ない格安ホテルの写真は Intraasia が毎日つぶやく喫茶ツイッター でも載せています。 
なぜ危ないか、ショップハウスは間口が狭く奥が深い、当然そのホテルの両横隣は他のテナント店でふさがっており、非常階段は極めて不十分なものであるか、またはそれがない。ショップハウスビルの角で営業する格安ホテルでも非常階段を持たないのは珍しくない。 当然窓のある部屋はごく一部となり、内部の通路と階段はかなり狭い。 火事になったら逃げ場はまずない。 
こういう現状の下で、ほとんどの格安ホテルは営業している。 安全基準を満たしていないのに暫定営業免許を出す、無免許ホテルでも堂々と営業している、というのはマレーシアの常です。 消防や自治体に閉鎖命令を出せる権限はあっても現実には施行されない。なぜ?それはマレーシアという国の国民性に基づく面があって単に当局だけを責められない。安全が二次的な捉え方をされているのはこの例に限らないことは、多くの事例とニュースから明らかです。
Intraasia はかれこれ30年ほど東南アジア各国の安ホテル、バジットホテル、エコノミーホテルを何百軒も泊まってきた(泊数にすれば更に多い)。80年代、90年代に一般的であった、安ホテルは古く汚く、温水もないのが普通だったが、ゆったりとした作りであり天井が高く隙間が多い、そして通路も階段も割と広い。逃げ道はそれなりにあった。しかし現在のショップロット格安ホテルは部屋数を多く設けるため、内部が狭く、且つ部屋は密閉状態であり、煙などに気がつくのは間違いなく遅れる。火災報知器があっても果たして機能しているかの保証はない。 要するに泊まる方がこういう事実をわきまえて泊まりなさいということです。) 




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