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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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1月27日のマレーシア記事

【タブンハジ基金が会員に向かって、心配しなくてよいと声明】
(ムスリムが人生の後半に行う予定のハジ巡礼に備えてお金を納付するのでそれを運用し管理すること、ムスリムのハジ巡礼を司ること、などを主たる目的とした、公的な基金・財団が  Lembaga Tabung Hajiです)

中央銀行Bank Negaraが最近、 Lembaga Tabung Haji はその負債が資産を超えていると警告する書簡を、 Lembaga Tabung Haji 宛てに送りました。 この内容がインターネット上で(誰かによって暴露する意図で)明らかにされました。

Lembaga Tabung Haji 側はそれを受け取ったことを認めながらも、880万人の納付会員に向けて心配するには及ばない旨の声明を発表しました。

Lembaga Tabung Haji の最高経営責任者は声明の中で述べる: 中央銀行Bank Negaraはその書簡中で、 Lembaga Tabung Haji の投資ポートフォリオをよく説明していない、例えば子会社、プランテーション資産、不動産。

「 Lembaga Tabung Haji は財政的には良い状態を続けてきた、例えば 2015年12月末時点での現金資産は RM 107億もあります」
「全ての投資ポートフォリオを適正に評価した上で、2014年と2015年の会計年度を通して、 Lembaga Tabung Haji の全資産価値はその負債額を上回る。」

中央銀行Bank Negaraが Lembaga Tabung Haji の総負債は総資産を上回るという指摘の書簡に関して、同最高経営責任者は否定も肯定もせずに、中央銀行Bank NegaraはLembaga Tabung Haji に対して準備金方針を見直すように示唆していると、だけ述べました。

「イスラム金融機関としての Lembaga Tabung Haji  は全ての関係機関といっしょにやっていくことを確約しています。我々は準備金方針を検討している最中です。」

「従って、Lembaga Tabung Haji 理事会は財政的に何ら困難に面していない、会員にはインターネット上で何かの記事を読む際にはもっと注意するようにとアドバイスしておきます。」 「会員に対する配当金とボーナス支払いは今年第1四半期に遅滞なく行います。」
「しかしながら、2016年の先行き不透明感から、ボーナスについては現在の経済状況、株式市場、原油価格、通貨レートなどを考慮した後で発表します。」

(Intraasia 注:800万人以上ものムスリムがお金を納付することで成り立っているタブンハジ基金ですから、その財政状況は会員はもちろん政府も関心あるところとなる)

【ナジブ首相への個人献金RM 20億はサウジアラビア王家からだった】
(1月26日記事の関連ニュースです)

司法長官(検察長官)はナジブ首相が受け取った巨額献金に関する内容の一部を記者会見で明らかにしました。
「サウジアラビアの王家一族が、ナジブ首相に個人的献金として US$6億8100万(換算してRM 20億)を提供した。」

「マレーシア反汚職委員会が行った捜査に基づくと、当初RM 26億といわれていたこの資金は 2013年3月22日から4月10日までの間に、ナジブ首相の個人口座宛てに送金された。」
「この金はサウジアラビア王家からの個人献金です、これはとりたてた考慮なく首相に提供されたものです。」
「献金が不正に提供された喜ばせるものであったことを示す証拠はありません。

司法長官はさらに続ける:「(もらった献金総額の内) US$6億2000万を、2013年8月にナジブ首相はサウジアラビア王家に返しました。その理由は全額を使ったわけではなかったからです。」
「証人による証拠や証明書類を基にして、このRM 20億献金に関してなんら違法行為が行われていないということに、私は満足した。」

(Intraasia 注:ナジブ首相が他国の誰かから巨額の献金を受けたことが、批判者によって暴露された。その後複数の政府機関が調査した。最終的には司法長官の判断に任された。そして司法長官が内容の一部を明らかにして、違法行為ではないとして終止符を発表した。 ナジブ首相自身はこの件で内容を一切語らなかった。ナジブ首相はこの終止符宣言の後、この件は一件落着したので一緒に前に進んでいこうと発言している、またUMNO幹部やBarisan Nasional (国陣) 側はそれを支持している。 
こういう極めてマレーシア的あり方を、欧米的視点または西欧文化を憧憬する視点から理解するのは、まあ無理ですね。 一国の首相が他国から献金を受けること自体が問題になるはずですし、そのことを捜査されるまで明らかにしなかったことも、当然疑惑となる。 首相への外国からの巨額献金は、マレーシアという国の政治スタイルと政治家のあり方、国民の捉え方の現状を如実に示した一件といえる。 マレーシア的あり方を、民主主義理解の欠如、民意の未成熟と批判しても始まらない、結局のところその姿を見据えて付き合っていく、評していくことになります。)

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