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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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2月23日のマレーシア記事

【ジョーホールバルとシンガポールを直接結ぶ電車路線を建設する提案プロジェクトの実現性】
ジョーホール州政府の行政機関である公共土木と地域発展委員会の議長が語るところによると、ジョーホールバルとシンガポールを直接結ぶ、高速運輸システム Rapid Transit System (RTS)プロジェクトは実現するであろうとのことです。

「この RTSプロジェクトによってジョーホール州南部、とりわけ経済開発特区 Iskandar Malaysia は大いに益を得るでしょう。」 「ナジブ首相とシンガポール首相の両人がこの RTSプロジェクトに関して、この5月に共同声明を出すことになるでしょう。」

高速運輸システム Rapid Transit System (RTS)プロジェクトは、2013年2月に両国首脳が会談した後に出された共同発表の中で提案されました:RTSプロジェクトは2018年までに建設して運行が望まれる。

公共土木と地域発展委員会の議長は続ける、「RTSプロジェクトでは、ジョーホールバル側は Bukit Chagar が起点駅となります。」 「高速運輸システムの電車は高架で運行するまたは地下トンネルで運行することになるでしょう。このプロジェクトの主たる目的はジョーホール州とシンガポール間の交通接続性とアクセスのしやすさを向上させることです。」

ある国際不動産コンサルタント会社の取締役は指摘する、「シンガポールと Iskandar Malaysia 間にある主たる物理的障害は非効率な道路接続性です。 コーズウエイ及び第2リンク という2つの道路接続があるにも関わらずです。 渋滞は、とりわけ通勤時間帯と休日時期はひどい。」

「このことで、投資家が Iskandar Malaysia への投資を拒むことになっているため、経済損失と機会損失を起こしている。」 「RTSプロジェクトが完成すれば、Iskandar Malaysia はより興味を起こすでしょう、とりわけ不動産部門です。」

ジョーホール州とシンガポールを結ぶ陸上交通箇所は2か所: 1932年に完成した Causeway、 長さ 1km。 及び  Gelang Patah地方の Tanjung Kupang からシンガポールの Tuas を結ぶ第2リンク、長さ 1.9㎞。

(Intraasia 注:不動産や投資会社、コンサルタントなどは、ジョーホールバルとシンガポール間を電車で接続するプロジェクトを以前からしきりに後押ししている。要するに、シンガポール内を縦横に効率よく運行している地下鉄と高架電車網をジョーホールバルまで延長するということでしょう。Iskandar Malaysia への不動産投資では中国の投資がバブルを引き起こさないようにコントロールしていかなければならない。また便利な電車路線接続は Iskandar Malaysia がシンガポールの外縁となってしまうあり方を促進しかねない、こうした可能性をどのように防ぐのか、興味あるところです)

【ハラル認証を申請しなさいと言う当局に対する、サバ州海鮮レストラン側の言い分】

(2月19日掲載記事の関連ニュースが国内で起きている)

サバ州イスラム教関連庁 (JHEAINS) は、(州内の飲食業者に) halal 認証を申請するようにと呼びかけています。 しかしサバ州の海鮮レストランはこの呼びかけに答えそうにはありません。多くの海鮮レストランにとってハラル認証は実現不可能です、なぜならアルコール飲料を売らないことで商売を失うことになるからです。

新鮮な海鮮物はサバ州の売り物の1つであり、何軒かの海鮮レストランは主張する、「旅行者が使うお金を稼ぐ機会を失いたくない、また酒類とタバコン販売で得る副収入を失いたくない。」

コタキナバル市内中心部にあるシーフードレストランの幹部は言う、「halal 認証を得る必要があるとは思わない。 うちの店は豚肉を使わないレストランであり、それで客には十分だと思う。ムスリム客も気にしていない。サバ州では彼らはもう慣れているのです。ムスリム旅行者でさえもこのことを理解しているようだ。」 
「我々は様子見の状態です。でも、うちはハラル認証を得られないことはわかっている、アルコール飲料を売っているから。」

halal への一般大衆の覚醒の高まりによって、サバ州イスラム教関連庁 (JHEAINS) は最近、海鮮料理と海鮮物品を販売する店のオーナーに向けて、halal 認証を申請するようにとアドバイスを出しました。
halala 認証を得るための検査手続きと発行に要する期間は30日から45日であり、料金はRM 200です。

また別の人気ある海鮮レストランでは、ムスリム客用に専用キッチンがあることを売り物にしている。そこでは豚肉を提供せず、特定の緑色のテーブルが用意されているので、ムスリム客はより安心して食べることができるであろう。「これはhalal ではない、しかし豚肉は使っていません。100パーセントの海鮮料理です。」

コタキナバルの海岸で店を並べる多くのシーフード屋台にとって、ハラル認証の手続きは面倒くさすぎるし多くの規則がある、よってハラル認証の厳しい衛生基準と清潔水準を得られそうにない。 

中央市場近くの屋根なしマーケットは旅行者の人気地である。旅行者は焼くだけのシーフードも買えるし、その日水揚げされた魚介類を求めることもできる、さらにその場で料理してもらえる。
しかし水供給面での規則のなさ及び非認可の食品取扱いのために、業者を halal 認証を得ることから遠ざけている。業者の多くはムスリムなのですが。

(Intraasia 注:サバ州サラワク州と半島部との間にある決して小さいとは言えない違いが、この件でも見られます。 半島部の業者にとって、もちろん本音を言う人たちはいるでしょうが、なかなかこういう趣旨の発言は公言しづらい面がある。 半島部ムスリム界やイスラム教当局は halal 基準の厳格化と認証をより推進していく流れにある、それをサバ州サラワク州にも適用したいという狙いですね。
ところで少し気になっていることがあるので、書いておきます。ムスリム人口が極めて少ない国々で厳格な halal 基準を求めることは非現実的であるにも関わらず、まるでそれが当然のことかのように要求されるという奇妙な面がある。 ムスリムはどこへ行こうと全て厳格な halal の環境下だけで食事するべきであるとの要求は、閉ざされたムスリム世界を作ることになる。世界は非ムスリム世界とムスリム世界から成り立っている以上、相互に敬意を示しながら違いを受け入れ、同時に混じり合う必要がある。 Halal 認証団体の声だけがムスリム界の声ではないはずだ。)

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