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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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2月25日のマレーシア記事

【クランタン州のクアラクライ地方は数日間寒い天気だった】
クランタン州のクアラクライ地方 では21日以来、昨年この地方を襲った異常に涼しい天候現象が起きて、この地方の住民たちに再度洪水となるのではとの思いを引き起こしました。

しかしながら、摂氏19度から22度という低い気温を感じたのは3日間だけで、その後気温は24日に平常に戻った。
21日から23日まで経験した涼しい天気は、さらに深夜過ぎから早朝まで感じただけでした。

クアラクライ地方のほとんど全ての地で気温は暑く乾いた状態に変わって、21日と22日と23日の正午前には摂氏30度に達した。
大概の住民は、涼しく、風が吹き、霧の出た天気は3日間の内に、夜の半分とその朝に起きただけと主張する、なぜなら彼らは冬服で厚い毛布で寝なければならなかったから。

住民の中には、気温の変化は自分たち、とりわけ高齢者と子供たち、の健康を害すると主張する者もいます.

(Intraasia 注:2014年12月頃から2015年初めにかけてクランタン州はこれまでにないひどさの水災に見舞われた。その中でもクアラクライ地方はしばらく水没し、鉄路が1年近くも閉鎖され、最悪の被災地となった。このニュースはそういう前提がある。 記事では寒いという単語が使われているが、19度で寒いというのはいかにも大げさであり、涼しいといった方がふさわしい。しかしながらマレー人はその程度でも sejuk(寒い)と言いますね。)

【英語媒介教育とイスラム教育の両教育を行うイスラムインターナショナルスクール】
夫が実業家で自身はマネージャー職にある、あるマレー女性は息子を英語で教育を受けさせたい、同時に息子にはイスラム教での強い基盤を持たせたい。そこで彼女は息子をスランゴール州シャーラムにあるイスラムインターナショナルスクールへ通わせています。

そのイスラムインターナショナルスクールでは(英国流の)ケンブリッジカリキュラムで教育課程が組まれており、同時にイスラム教育プログラムも組み込まれている。同校は14歳から17歳までの生徒を受け入れている。

この女性のように、、豊かで(主として)英語を話すマレー人の家庭の中には、子供たちをイスラムインターナショナルスクールへ通わせている家庭が増えています。
そういう家庭にとって、イスラム教は重要であり、同時に子供たちを世界のリンガフランカで教育を受けさせたいと思っている。

イスラムインターナショナルスクールへ通わせている、また別のマレー人親の3人は記者に言う、「教育の媒介言語は大切です、インターナショナルスクールもイスラムインターナショナルスクールも両方を好む。」

もう一つ大切なことは費用を負担できるかということです、イスラムインターナショナルスクールはインターナショナルスクールに比べてずっと費用面で通わせやすい。
女生徒が慎ましくトゥドゥンと長袖を身につけることが人気あること、さらにUMNO(マレー与党、名称は統一マレー人国民組織)が現在ではマレー民族主義以上にイスラム教に目を向けていること、こういったことからマレーシアではマレー人界の宗教的高揚の兆候が目につくようになっている。

マレーシア国際イスラム教大学の教員である、博士は記者たちに説明する: マレーシア教育省のカリキュラムに沿って且つ追加のイスラム教科目を教える、私立のイスラム学校は、1980年代にムスリムグループによって設立された。例えばマレーシアイスラム教青年同盟(Abim) は現在は Ikram と改称しているグループなどです。

私立のイスラム学校は現在、授業料として月 RM 400から500、つまり年間RM 6千位であり、中流の下クラスのムスリム家庭を対象にしている。 
一方公立学校ではイスラム教科目は1つだけであり、ムスリム親の中にはそれでは基本に過ぎないと(不十分さを)語る者もいます。

同博士はさらに説明する、「 イスラムインターナショナルスクールは英語を媒介言語にし、ケンブリッジカリキュラムで教育する、加えてイスラム教育も行う。イスラムインターナショナルスクールは1990年代後半に勃興し始めた。 授業料は年間 RM 1万4千位である。 インターナショナルスクールなら、授業料は少なくともこの5倍である、年間RM 7万5千はかかります。」

「イスラムインターナショナルスクールは、イスラム教により傾斜した高所得階層のムスリムで専門職業人の家庭を対象にしている。そういう家庭の親たちは、英国または米国で教育を受けている。」 「彼らはインターナショナルカリキュラムとイスラム教育の両面で最良を求めている。」 「ほとんどが英語話者家庭です。」

当新聞の取材に3つの イスラムインターナショナルスクールが応じました:Greenview (小学校と中等教育の2部門), Idrissi School (小学校) 、International Islamic School
これらの学校は非ムスリムにも開かれているとのことです。

International Islamic School は現在200人の生徒が在籍しており、その8割はマレーシア人ムスリムです。Greenview は400人の生徒が在籍しており、その9割はマレーシア人ムスリムです。

(Intraasia 注:興味深い記事です。クアラルンプール圏だけでも数十校はあるらしい、インターナショナルスクールに数はとても及ばないが、イスラムインターナショナルスクールというものあるんですね、初めて知りました。 今後徐々に増えていくのかもしれません。
インターナショナルスクールは実に数多くあると、感じる。それだけ豊かなマレーシア人家庭が増え、且つ英語での教育を望む私立教育を望む家庭も増えているからでしょう。 いうまでもなく、公立の小中学校は授業料は無料です、月間所得が月RM 3千に満たないような低所得階層の家庭が子供をインターナショナルスクールはもちろんイスラムインターナショナルスクールに送ることも不可能です。マレーシアは階層差が大きな国です。インターナショナルスクールは、マレーシア国民の生徒数にある一定の比率が定めてあり、制限を設けているそうです。でもインターナショナルスクールは数が多いので、裕福な家庭であれば、場所を選ばなければどこかのインターナショナルスクールに子供を通わせることができるのではないだろうか。
一部のマレーシア人家庭は英語を母語にしている、つまり家庭内での言語も英語となる。こういう英語第一家庭は、華人にもマレー人にもインド人にも、恐らくサラワク州とサバ州の先住民族の間でも、みられる現象です。家庭内言語が英語であり、経済的に裕福であれば、公立小中学校ではなく、私立小中学校かインターナショナルスクールに子供を通わせようということになるのは不思議ではない。 階層差の大きな国でよく目にする光景です。例えばタイやインドネシアでも豊かな家庭が集まる大都市では私立学校が流行る。
マレ―民族主義を基にしてマレーシア語重視教育を掲げながらも、マレーシア社会はより英語依存になりつつある。高所得な職業はほぼ全て英語必須であり、高度な英語力を持った人材が求められ且つ当然視される。 よって民族を問わず、高等教育段階では海外留学または英語圏大学のマレーシア分校で学ぶ者たちは数多い。 それならいっそ、初等教育段階から英語で教育させるべきだという、発想と実践が少しづつ強まっている。もちろん、そういう流れを好まない人たちもいる。
蛇足です:10代の終わりまで100%日本語だけの環境にいた Intraasia は英語を大人になってから約 40年使ってきた、英語の重要さを決して否定はしない。しかしホームページ開設以来20年近く反・英語崇拝、反・英語過剰重視を主張してきました。なぜなら英語依存は階層差をより固定化し、英語独占化をより進めるからです。小学校から英語を習わせるようになったという日本がマレーシアの真似をしないことを願う。)

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