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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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3月29日のマレーシア記事

【中国漁船100隻がマレーシア領海に侵入したという報道を巡って】
以下は数日前ロイター外電及びマレーシアのあるメディアが伝えるの報道記事です。

3月24日に南シナ海の Luconia 礁に近いマレーシア海域に、約100隻の中国籍の漁船と小船が侵入していることが見つかった、と首相府の大臣が述べました。

国営通信社 Bernama の報道するところでは、状況監視のためにマレーシア海洋取締り庁(沿岸警備隊)とマレーシア海軍が同海域へ船を出動させた、と同大臣は語った。
同大臣は中国籍船に関する詳しいことは述べませんでしたが、海洋取締り庁の役人は語る、「船は漁船であり中国の沿岸警備隊の船舶が護衛している。」

中国は南シナ海の大部分を自国の領海と主張している。マレーシア、ブルネイ、フィリピン、ベトナム、台湾もそれぞれ南シナ海の一部分を自国領海と主張している。
「もしそれらの船がマレーシアの排他的経済水域に侵入したのであれば、マレーシアは法的対処策を取ります。」と大臣は述べました。

中国外務省のスポークスマンは、マレーシア側の報道に関して述べました、「マレーシア側の発言の詳細は知りません。現在は南シナ海での漁シーズンである。毎年中国のトロール漁船は対象海域へ漁をしに出かけている。」

その後の3月28日付け Bernama通信社配信記事です。

南シナ海の 南 Luconia 礁に近いマレーシア領海に中国籍の船が侵入したことはないと、マレーシア海軍が確認しました。

国防大臣は記者会見でこれを説明する、「このことは本日(28日)海軍の長官によって確かめられました。マレーシア海軍は状況をしっかりと監視している。私はこの問題での責任者として、海軍長官がマレーシア領海は問題ないと確証したことにほっとしました。」

(Intraasia 注:100隻もの漁船がサラワク州沖のマレーシア領海に入って来たかどうかを、沿岸警備隊である海洋取締り庁が確認できなかったということになるわけです。もちろん中国はサバ州沖のそのあたりも自国領海と主張しているので、両国の領海が重なる海域だ。防衛大臣があえてそういう声明を出したという背景にこそ、このニュースの価値があると言えます。マレーシアはフィリピンやベトナムと違ってたいへん親中国的立場を取る国ですから、大臣としてそういうことを考慮したのでしょう)

【ペナン州首相の一軒家購入を問題視する報道とそれを批判する民主行動党DAP】
(民主行動党DAPの書記長である、ペナン州州首相が2015年にペナン島ジョージタウンに購入した一軒家(注:マレーシアではバンガローと呼ばれる)について、ペナン州のUMNO議員が購入価格 RM 280万は市場価格をぐっと下回る価格である、汚職の容疑があると執拗に攻めている問題を、このところ各メディアも連日報道している。州首相はもちろん、いいがかりだと否定している。)

民主行動党DAPの国会議員らは、このニュースを大きく報道している(という)英語紙 TheStar の報道スタイルは偏向している、州首相に対する攻撃の糸口を作っている、として、同紙を批判しました。

UMNO議員が始めたペナン州州首相の自家購入問題がニュースで大きくなったことで、州首相はこの2週間ほどいささか防御的になっています。
マレーシア汚職委員会と警察は既に、この件に関する捜査の開始をすると明らかにしました。

(Intraasia 注:マレーシアの複数の有力紙は与党政党が所有する新聞社または与党政党支持勢力の会社であるという背景を踏まえて、いろんなニュースは読まなければならない。英語紙The Star は華人与党馬華公会MCAの所有する新聞であり、マレーシア語紙 UtusanMalaysia はUMNOが所有する。 Berita Harian, New Straits Times などを発行するメディアグループは与党陣営系列である。 
州首相の家購入価格の裏に不自然な価格削減があったのかどうかは現時点では不明だが、今回のペナン州首相の自家購入ニュースの報道ぶりには、いかにも与党系新聞らしいという感想を抱かせる面があります。)

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