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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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5月15日のマレーシア記事

【海上警察の船艇に似せた船を使っていたタバコと酒の密輸グループ】
輸出入禁制品を密輸する者たちが、当局から発見されないようにと海上警察が使っている船艇に似た小船を使っています。

海上警察が、同警察のパトロール船に似せた色に塗ったスピードボートを使っている密輸グループを摘発したことで、密輸グループの手口が発見されました。

第2南部管区の海上警察の長がジョーホールバルで行った記者会見の場で語りました、「我々が押収したスピードボートはサイレンと標識灯さえ装備していた。 慣れていない眼の市民はこれを警察の船だと思ってしまうことでしょう。」  「今回のことは警察にとっても初めてのこと である。警察のボートにそっくりな密輸グループのスピードボートに出会ったことはこれまでなかった。」

密輸組織が禁制品のタバコと酒を Pontian Besarを経由して密輸しようとした企てを水上警察が砕いた取締りの件を、同警察の長は話しました。
この取締りは、13人の取締り部隊が5月12日の午前1時頃密輸グループを急襲しました。「ポンティアン地方の Lorong Amanにある 民間の波止場で、彼らは密輸入品のタバコと酒を降ろしていた最中だった、地上では貨物トラックが3台待っていた。」

「密輸グループの者たち、10人位、はマングローブ林の中へ逃げうせてしまったが、品物は置き去りにした。さらにボート2艘とトラックもだ。」

取締り部隊が差し押さえた密輸品の量は、酒が 2880瓶、 タバコが 10400カートンです。これらの価値は税金と関税で合計 RM 148万にもなる。ボート2艘と3台のトラックの価値は RM 110万になるでしょう。

「その密輸組織はマレーシア人と外国人から成っており、数か月前に成立した。」 「2016年5月までに、第2南部管区海上警察が差し押さえた禁制品のタバコは 67万カートンであり、税金と関税分で計 RM 830万になる。」

同じ事件を 別の新聞(華語紙)は次のように書く:
グループが置き去りにしたタバコと酒とボート2艘と3台のトラックの総価値を RM 2600万になる (これは市場価値なんでしょう)。
今回発見した密輸グループは護衛艇の形で豪華な船を使っている、ことを警察は発見した。

取締り部隊が急襲した現場で発見した彼らのスピードボートは 300馬力のエンジンを4機取り付けていた。このエンジンだけでRM 36万になる。
「警察は逃げた奴らを追跡したが、森林地の現場は暗く見失った。」

グループが現場に残した禁制品のタバコと酒はその市場価格で計 RM 148万になる。トラックとスピードボートの価値を加えると、全部でRM 2600万になる。

(Intraasia 注:犯罪報道を比較的詳しく載せる傾向のあるこの華語紙の記事は細かに書いている。300馬力のエンジン4機とは1200馬力の超高速で走るボートになる!
 禁制品の推定市場価格を知ると、1回の密輸規模の大きさがわかる。さらにボートとトラックの価値まで含めれば、この密輸グループが扱う不法資産?の価値は相当なる額と言える。 そして密輸品を国内各地で卸す?さばけるネットワークを持っているわけだ。 地下経済で暗躍するこの種の犯罪グループは、どうしてこれほど資金力が豊かなんだろう、配下の者たちも直接の手下だけでなく、ボートを改造したりトラックで運送したりする者まで入れれば、10人をはるかに超えることがわかる。 こういう犯罪グループの裏にいるボスはきっと表向きは合法ビジネスをしているのだろう。世の中、悪賢い奴ほど捕まらないなあ・・・・ )

【トレンガヌ州におけるウミガメとその卵保護の問題は長年続いている】
トレンガヌ州では漁業庁は、禁止された漁網を使用している漁民に対する取締りを2015年1年間と今年3月まで全く行っていない。禁止とは網のサイズは25cm以上となる。

その理由は漁業庁に取締り用のお金がないからです。予算がつかないことからトレンガヌ州におけるウミガメ保護の努力は危機的でしょう。
漁業庁が行う禁止された漁網や孵化場に対する取締りといったプログラムは予算が1月以来削減されたことがわかっている。

世界自然保護基金マレーシアの幹部は語る: 漁業庁が報告したように2015年はウミガメが 59匹死んだ、それなのにどうして取締りが行われないのかとの質問に、予算がないのだという返答があった。お金がないので漁業庁の船は動かす油が買えないか船が壊れている。

漁業庁は2016年は4月に1回取締りを行った、場所は Setiu と  Kuala Terengganu 地方です。その時40個の漁網を押収した。
トレンガヌ州におけるウミガメの死は、ほとんどがこういった漁網のせいです。その魚網は本来アカエイを取るためのものですが、ウミガメも網にかかってしまう。

漁業庁の取締りに掛かる費用は、1回に最低RM 3300 掛かるとのこと。これには係官の受け取る手当ても含まれる。
消息筋によれば、ウミガメが死んでしまう問題は取締りの欠如であるという。

保護地域12カ所にあるウミガメの孵化場には 何千個もの卵がある。地域名はRedang, Perhentian Island, Rantau Abang, Kerteh, Paka, Geliga, Kemamanです。 それらを管理する漁業庁の職員数は 44人です。 こういう保護地域の海岸に上陸するウミガメは毎年100匹以上を数える。

しかし予算が割り当てられないことで、ウミガメの卵を保護し孵化していく刺激がなくなってしまうとの心配が出ている。反対に卵を市場で売ってしまうかもしれない。

費用削減のために、漁業警備員の雇用が延期されたとのこと。警備員は通常シーズン期間だけ、5か月間から10か月間、雇われる。
このため、 Geliga地方だけで 200のウミガメの巣が失われたと消息筋は言う。

漁業庁に予算が十分割りあてられていないことは、トレンガヌ州の農業・プランテーション・商業作物委員会の議長も確認している、「我々は2015年は取締り用になんら予算を割り当てなかった。。」 「州政府は2016年については1月から5月まではそのための予算を割り当てていない、6月以降に予算を割り当てます。」 「でもウミガメ卵ふ化プログラムは続行していきます。」

(Intraasia 注: トレンガヌ州におけるウミガメ保護と取締りの現状に関して、こまごまと内実が書かれた記事です。州トップ政治家の言葉とは裏腹に、州におけるウミガメ保護は退潮しているようです。 昔からウミガメの保護問題は報道されてきたが、行政による予算措置はどうしても十分につかないことが、この記事からもわかりますね)





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