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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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5月17日のマレーシア記事

【”持続できるパームオイルに関する円卓会議”が発行する認証】
”持続できるパームオイルに関する円卓会議”に対して、最大手のプランテーション農園業企業 (複数)から批判が浴びせられました。批判したプランテーション業企業もこの円卓会議の創立メンバーです。

スイスのチューリッヒでの”持続できるパームオイルに関する円卓会議”が 同会議の持続できる認証書 を一時発行停止すると決めたことに関して、大手プランテーション業企業である IOI Corp Bhd は異議を表明しました。

連邦土地開発公社(FELDA) とその系列企業である  Felda Global Ventures Holdings Bhd が自分たちのパームオイル圧搾工場用に発行している ”持続できるパームオイルに関する円卓会議”認証を自主的に取り下げました。 なお連邦土地開発公社(FELDA)はマレーシア証券取引所の上場企業である Felda Global Ventures Holdings Bhd の株式の33.7%を保有している。
取り下げた理由として FELDA側は、小規模プランテーション農園業者の利益のためにこの決定をした、としています。

”持続できるパームオイルに関する円卓会議” の認証が付いたパームオイルは認証の付かない他のパームオイルに比べて多少割高な価格で販売されています。

パームオイルは世界で最も利用されている植物油であり、スーパーマーケットに並ぶ製品の 推定50%ほどに含有されている。 ”持続できるパームオイルに関する円卓会議” が認証する生産者から 供給を受けている、パームオイルの大手使用である企業を上げると、Nestle, Unilever, ColgatePalmolive, Johnson & Johnson、 Kellogg などがあります。

データ
”持続できるパームオイルに関する円卓会議”が認証するパームオイル 1290万トンが世界全体のパームオイル供給量に占める割合: 21%

”持続できるパームオイルに関する円卓会議”が認証するパームオイル に占める産出国の割合:インドネシア51%、マレーシア 42%、パプアニューギニア 5%、

”持続できるパームオイルに関する円卓会議”が認証するパームオイルの主要な生産国と円卓会議のメンバー者数
インドネシア: 161万ヘクタール、メンバー数 112、 マレーシア: 134万ヘクタール、 メンバー数 126、
パプアニューギニア: 18万ヘクタール、 メンバー数 5、 ブラジル: 13万ヘクタール、メンバー数 13、 以下は5万ヘクタールにも満たない国が数か国

”持続できるパームオイルに関する円卓会議”のメンバー数 2819
内訳: 圧搾工場 333、 栽培者 67、 供給チェーンに属する会社 1929、認証を得た施設 3千以上 (Intraasia 注:合計が2819にならない理由を推測すれば、同一企業が工場を運営し、栽培者であり、供給チェーンに属するという場合が多いからなんでしょう)

(Intraasia 注: インドネシアとマレーシアがオイルパーム樹農園の面積で圧倒的な2大国であり、同時にパームオイルの2大産出国である。 世界のパームオイル供給はインドネシアとマレーシアに依存していると言える。なお Felda Global Ventures Holdings Bhd、IOI Corp Bhd などのマレーシアプランテーション大企業は、インドネシアにも直接間接にプランテーション農園を持っている。さらにマレーシアの中規模プランテーション企業の中にもインドネシアに農園を持っている会社があるそうです。
ところで Felda Global Ventures Holdings Bhd、 IOI Corp Bhd がなぜ意義を唱えたのか、取り下げたのかはこの記事だけを読んでもよくわかりませんでした。そこで別の長い記事にその経緯が書いてありましたが、この場では省略します。 )

【最大のオイルパーム農園企業 Felda が今年のパームオイル産出量は減ると発表】

世界で3番目に大きな オイルパーム樹プランテーション企業である、Felda Global Ventures Berhad が明らかにしました:2016年の パームオイルの産出量は17%ぐらい減るであろう。これはエルニーニョ現象が起こしている干ばつ気候が作物に影響を与えているからです。

パームオイルの主たる産出地である東南アジアでは広範囲に渡って収穫が減少しているために、パーム原油の価格が8月までに最高10%上がりそうです、その後は20%ほども上がっていくであろう、と Felda Global Ventures Berhad の新最高経営責任者がメディア向けの場で述べました。
「収穫が減っているのはエルニーニョのせいです。」 「パーム原油の価格は 今年8月までにトン当たりRM 2600から2800までに上昇するでしょう。」
現時点ではトン当たり RM 2566です。

環境団体はパームオイル業界を益々批判しています。つまり森林を切り開き続けている、東南アジアを覆う煙霧を起こしているという批判です。
パームオイル製品は食品から化粧品まで多くの品に使われており、マレーシア経済にとって、及びインドネシア経済にとっても極めて重要です。

(Intraasia 注:Felda Global Ventures には上記の記事のように公資本が入っています。パームオイルの生産量と価格は、重要なマレーシアにとって重要な経済指標の1つです。欧米の環境団体の批判があろうと、考えられる将来マレーシアがパーム樹農園業を大きく転換するようなことは考えられませんね。)

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