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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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5月25日のマレーシア記事

【単なる象徴的役割を超えたジョーホール州スルタンの地位】
ジョーホール州スルタンは、(5月14日から17日まで)州内を4日間旅行して州民と交流する ”ジョーホール州スルタン家が州民と近しくする旅” を行いました。
その後でスルタンは スルタン公式フェイスブックサイトに一文を掲載しました。 その中で州民に感謝の言葉を伝えるとともに、Raja dan Rakyat Berpisah Tiada (“王與民共存”) という文句を強調しました。

4つの言語から成る、州民への感謝のことば: “terima kasih”、 “thank you”、 “xiexie” 、  “romba nandri”
Intraasia 注: 4つは、それぞれマレーシア語、英語、華語、タミール語でありがとうという意味になる

今年の旅行も成功裏に行われたことから、スルタンは州政府、官庁、警察、軍隊、消防、民間の護衛隊などに感謝を表明しました。そして書く、「私は我がジョーホール州民に感謝し同時に称賛します。」 「天気に関わらず、彼らは我々をその地で大いに歓迎してくれた、我々はそれに感動した。」

(Intraasia 注:スルタンのフェイスブック上の文言によれば、スルタンがこのようにあらかじめ計画した日程で州内各地を訪ねるイベントは毎年行われているそうです。そういえば今回、特別に大きなトラックで各地を訪問開始するときのニュースが載っていた。 各州スルタン家の中で、ジョーホール州スルタン家はまことにパフォーマンスが派手であり且つ好きなスルタン家と言えるでしょう。 同家のことを載せるマスコミ記事の頻繁さからそう感じる。
上記のマレーシア語文句 ”Raja dan Rakyat Berpisah Tiada” は 「スルタンと市民・大衆の間は離れていない、隔たりがない」 といった意味です。華語新聞はなぜか “王與民共存” 王と民の共存といった訳語を掲げている。 
マレーシアは一般的に立憲君主制と分類されるが、西欧諸国を念頭において使われる立憲君主制とはかなり違う。マレーシアの王制とスルタン制は、絶対王政に近いくらい王の権限を高めているタイ王制ほどではないが、象徴的な地位である西欧型の君主制とは相当な距離感がある。 スルタンは実質的に州首相を選択することへの承認権を持っている、つまり単なる形式的同意の役目ではない。さらに州スルタンはイスラム教のその州における守護者でもある。州のイスラム教細則はその州権に属するという前提がある。)

【1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に関連して、シンガポールでスイスの銀行が業務停止命令を受けた】
(1つのマレーシア発展会社 (1MDB)は財務省がその株式の100%を保有する、国家が後ろ盾になっているファンド企業です)

問題を抱えた1つのマレーシア発展会社 (1MDB)に関するグローバルな調査によって、これまでに最大の犠牲者を生み出した、すなわち 143年の歴史を持つスイスの銀行 BSI です。

シンガポール当局は、BSI SA のシンガポール現地法人に対して閉鎖を命じました。これは、スイス当局が BSI 銀行に対する刑事訴訟手続きを始めたことからです。

1つのマレーシア発展会社 (1MDB)と BSI はどのように関係しているか
1つのマレーシア発展会社 (1MDB)は2012年9月に、あるベンチャー企業に持つ株式を US$23億で売却した、その見返りとして Bridge Partnersが運営するケイマン島登録のファンドのユニットを受け取った。
そのユニットは その子会社 Brazen Sky の所有下にあるとのことであり、証券保管機関としてシンガポールにある BSI を通して保持していた。

取り引きとそれらに関係した者たちは、シンガポールで行われたものを含めて、刑事訴訟の対象となります。

(Intraasia 注:長い記事をはしょったので、内容がよくわからなくなりましたが、 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題の網に絡んでスイスの銀行が関与していることが捜査されているようです。今回もニュース源と捜査主体はマレーシア国外ですから、 これによって1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題の膠着状態が解消に向かうかどうかがわかるのは、まだまだ時間が必要でしょう。
いずれにしろ、複数の国際的金融資本とそのごく少数の経営陣たちががいわばマネー遊びする中で、マネーロンダリングにも関与しているのではという疑念を、シンガポール当局に抱かせているらしい。 1つのマレーシア発展会社 (1MDB)問題は複雑である。マレーシア政府が問題解明に後ろ向きであるためなおさらだ。)

【国民の世帯負債総額】
国会の質疑応答で、財務省から示された返答の内容です:

マレーシア国民の世帯負債総額は2016年3月時点で RM 1兆400億になる。 これは国内総生産 (GDP)の 89%にあたる。
世帯負債総額の80%は 銀行からの負債です。 

世帯総負債の増加率は過去は高かった。 2010年が14%、2015年が7.3%であったが、今年3月時点では 6.5%の増加率に減った。

(Intraasia 注:マレーシア経済の問題点として常に言われる数字が、世帯総負債の GDPに対する比率の高さです。依然として世帯負債総額は増えているようです)


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