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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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6月1日のマレーシア記事

【中国が南シナ海で軍事力を誇示した時、マレーシアは強い反応をほとんど見せない】
今年5月マレーシアの副外務大臣は国会であらためて言明しました、「マレーシアは他のアセアン(ASEAN)諸国と同じように、中国が主張する  ”Nine Dash Line” を認めていません。」  ”Nine Dash Line”とは、南シナ海の9割は中国領海であるという意味で使われています。

ある経験豊富な大臣は言う:中国が南シナ海で,領有が争点となている多くの岩礁と小島について、軍事力を誇示して領海侵犯していることに対して、マレーシアは立ち上がらなければならない。

しかし中国との特別な関係を考えれば、さらに投資と貿易面で中国に大きく依存していることから、南シナ海における中国の活動に対するマレーシアのこれまでの反応は、西側外交筋の表現では「控え目」 でした。

2013年と2014年に中国が2回行った James Shoal(砂州) での海軍演習について、マレーシア側はあまり重要視しませんでした。James Shoal(砂州)はサラワク州から50カイリも離れていない海域にある。 そして2015年にはサラワク州ミリの漁民たちから、中国沿岸警備隊の艦艇の武装乗組員から脅かされたとの訴えがでたことでの心配の声は、ほとんど無視されました。

匿名を条件に、内閣のある大臣は今年3月の同じような出来事に対する、マレーシアとインドネシアが取った対応の違いを強調しました。「中国船がインドネシア領海に侵入した時、直ちに追い払われた。一方中国船がマレーシア領海に侵入した時は、何もおこなわれなかった。」

(Intraasia 注:ロイター通信社の長い記事からの抜粋です。 マレーシアの主流新聞はとてもこういう調子では書かない。 中国の漁船や沿岸警備隊は、いわばマレーシアのサラワク州とサバ州のすぐ鼻の先あたりまでやって来ている。領有が重なるスプラトリー諸島では中国は埋め立てて工島を作ったようですが、マレーシアが対処するには既に手遅れ的なできごとと言えそうです。なぜなら、1990年代からこの領有権問題は発生していたけど、解決しようとする努力はあまりされてこなかったことは明らかだからです。
誤解なきように付け加えれば、マレーシアは軍備増強をすべきではないだろうかというような意味ではなく、アセアン(ASEAN)としての一致した態度がついにとれなかった、中国の強硬な領海手法が現れる前の早い時期にこそアセアン(ASEAN)のまとまりが必要であったのに、その時期を逸した、ということです。)

【アセアン(ASEAN)各国におけるアセアン(ASEAN)企業の姿】
その国の企業ではない他国の大企業の番付 -売上高の大きさを基準にした上位 5社
カンボジア
1. PTT (タイのエネルギー企業)、 2.PTT Exploration & Production (タイのエネルギー企業)、 3.Maybank (マレーシアの銀行)、 
4.Axiataグループ(マレーシアの通信とコミュニケーション企業)、 5.CIMB グループ(マレーシアの銀行)、

ラオス
1. PTT (タイのエネルギー企業)、 2. Charoen Pokphand Foods (タイの飲食品業)、3.Kasikorn bank (タイの銀行)、
4.Maybank (マレーシアの銀行)、 5.CIMB グループ(マレーシアの銀行)、

ミャンマー
1. PTT (タイのエネルギー企業)、2. Siam Cement (タイの建設業)、 3.PTT Exploration & Production (タイのエネルギー企業)、
4. Indorama Ventures (タイの化学プラスチック業)、 5. Kasikorn bank (タイの銀行)、

フィリピン
1. PTT (タイのエネルギー企業)、2. Siam Cement (タイの建設業)、3. Charoen Pokphand Foods (タイの飲食品業)、
4. Indorama Ventures (タイの化学プラスチック業)、5. Maybank (マレーシアの銀行)、

タイ
1. San Miguel Corp. (フィリピンの飲食品業)、 2.Sime Darby (マレーシアの複合産業)、 3. Maybank (マレーシアの銀行)、
4.Axiataグループ(マレーシアの通信とコミュニケーション企業)、 5.CIMB グループ(マレーシアの銀行)、

ベトナム
1. PTT (タイのエネルギー企業)、2. San Miguel Corp. (フィリピンの飲食品業)、 3. Siam Cement (タイの建設業)、
4. Charoen Pokphand Foods (タイの飲食品業)、 5. PTT Exploration & Production (タイのエネルギー企業)、

インドネシア
1. PTT (タイのエネルギー企業)、 2. PTT Global Chemical (タイの化学プラスチック業)、 3. San Miguel Corp. (フィリピンの飲食品業)、
4. Siam Cement (タイの建設業)、 5. PTT Exploration & Production (タイのエネルギー企業)、

(Intraasia 注:興味深い点です、ほとんど同じような企業名が並んでいる、つまり他国へ進出してトップ5に入る企業は固定されているということですね。マレーシアの場合は、2大銀行のMaybank, CIMB と Axiata だとわかる。タイの大企業の進出ぶりは目を見張る)

お知らせ
今年この場で数回”おことわり”として書きましたように持病の調子が良くないこと及び以前から続く個人的事情から、しばらく休養します。その間に家を留守にする場合もでてきます。
長年に渡って毎日の日課のごとく続けている、”新聞の記事から”を休載するのは誠に残念ですが、致し方ありません。なお Intraasia の他のブログは随時掲載という形なので、恐らく続けられそうです。
何か変化がありましたら、この場でお知らせを掲載します。

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