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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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10月31日の記事

【ムスリムのヨガ実践に関してイスラム教としての決定が下る見込み】
国家Fatwa会議がムスリムがヨガを実践することに関して決定を行う意向であることを、イスラム教発展庁が今週明らかにしました。(賛否の起こる中)マレーシアムスリム連帯運動は、ムスリムがヨガを実践しても何ら問題はないとの見解を述べています。「ヨガは健康のための運動であり心の安寧をもたらす。イスラム教の信仰に反するものではない。」 「このFatwa決定は健全ではない、ヨガは非常に主観的なものであり論議を呼ぶことです。」

ムスリムだけでなくクリスチャンの間にも、ヨガに対して相反する捉え方があります。ヨガは他宗教のものであるのでそれを実践するのはよくないという見かたがある一方、その人が信仰から外れない限り何ら問題はないという見方もあります。マレーシア教会会議の書記局長は、「教会によってヨガに対して異なった意見があります。」

マレーシアヒンズー教サンガムの議長は語る、「ヨガは多くの国で運動の一つとして受け入れられてきました。ヨガの実践者はその宗教を離れて運動を行います。個人次第です。ヨガの実践者がヒンヅー教徒でなければならないという定めはありません。」

【スランゴール州の非イスラム教の宗教寺院の新規承認数】
スランゴール州の州議会で質疑応答の際、州の非ムスリム委員会の議長が明らかにしたところでは、イスラム教以外の宗教場所に関して今年州が許可した件数は、54件です:25箇所がヒンズー教寺院、19箇所が華人用寺院、10箇所がキリスト教教会です。現在では州理事会に出された申請書に基づいて、州の非ムスリム委員会が許可を発行します。」

与党連合の前州政府時代の2004年から2007年までに撤去されたイスラム教以外の宗教場所は、ヒンズー寺院が96、華人寺院が37でした。その中で一番多かった自治体はSubang Jaya市で、61箇所、次いでSelayang 自治体が35箇所などです。

(Intraasia注:相当なる宗教国家で且つ相当なる宗教国民のマレーシアですから、宗教施設の建設と違法建設の問題はずっと昔からの問題です。イスラム教は国教として別格の扱いです。その他宗教施設はこのように当局の許可が必要ですが、いろんな経緯でそういう許可なくして存続してきた寺院もたくさんあります、とりわけインド人口に比してヒンズー教寺院の多さがこういう数字にも現れていますね)

【今後もJalan Alor のままでいくとクアラルンプール市庁】
クアラルンプール中心街にある通りJalan Alor は食堂と屋台が集中して旅行者にもよく知られています。クアラルンプール市庁はこの通り名を最近Jalan Kejora と変えたところ、商売人らから強い反対が出ていました。そこでクアラルンプール道路名委員会が再考して元の名に戻すことに同意し、クアラルンプール市長はこれまで通りJalan Alor のままでいくと発表しました。

【有給病気休暇】
マレーシアの雇用法では、被雇用者は年間14日の有給病気休暇が与えられる、と規定しています。この日数はその被雇用者が2年以上働くとは18日間に増やされ、さらに5年間以上働くと22日間に増やされます。入院が必要となった場合は、雇用期間に関わらず、被雇用者は60日間の有給病休を与えられます。雇用法は低収入の被雇用者に適用され、つまり全員に対する最低基準の法律だと見なされています。

(Intraasia注:一般にある程度の会社は、指定医院を決めてその医院へ行って医師の疾病証明書を得れば、病休に認める方式が多いはずです。もっとも他の医院での証明書では病休に認めないという規則は法律に反するでしょう。マレーシアでは企業、工場の従業員はごく普通にこの有給病気休暇を取っていますね)

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